道院長の書きたい放題

2013年09月17日(火) 2013年三支部合同臨海合宿感想文・3

本年行われた三支部合同臨海合宿の感想文を載せます。全員ではありません。期限内に届いたものを載せています。最後は根岸道院です。


■横浜根岸道院

副道院長 大拳士五段 ○見○輔

合掌 今回の三支部合同臨海合宿では,渥美先生におかれましては多方面におきましてご指導いただき,誠にありがとうございました。また,実行委員の一人と致しまして皆様のご協力を得て合宿が無事終了いたしましたことに感謝申し上げます。合宿の回を重ねるごとに感じますことは,渥美先生が合宿のスローガンとされました,「楽しく安全に一生懸命!(訂正:安全で楽しく一生懸命)」をそれぞれの拳士が念頭におき参加していることです。

合宿の意義は所属(高校・大学)等によって変わると思いますが,三支部の合宿では楽しい中にも節度があり,それぞれの体調や体力に合わせて行い,できる力は最大限に発揮して研鑽に励んでいました 。職業柄合宿の経験は多くありマネージメントが多いなか,本合宿では小学生から60代までの方が一堂に会し,技術はもちろんのこと,寝食を共にすることで,協調する心,譲り合う心,励まし合う心など,多くのことを学ばせていただきました。また小学生女子からは元気なダンスの発表もあり,微笑ましい場面もありました。

大学OB,OGは社会人として時間の確保が難しい中,参加してくれて嬉しく思います。毎年この合宿を楽しみにする人輪が広がり,来年はもっと多くの拳士が参加できることを祈念しております。ありがとうございました。 結手



副道院長 大拳士五段 ○尾○由

今回の合宿では、過去の合宿と比べ3支部の結束力をすごく感じた合宿となりました。今回の合宿は、渥美先生の体調が悪く、二日目の午後〜夜まで先生不在で練習を行いましたが、その時、○澤先生や○見さんを中心とした根岸道院の幹部が全体をまとめ、怪我なく安全に楽しく一生懸命に取り組み拳士全員の協力があったことにより今までにない結束力を感じた合宿になりました。そんな中、若干の課題も今回の合宿で見えたと思います。私個人の意見ですが、箇条書きにて記載させて頂きます。

*事前準備、買出し、運搬業務が○見さんに集中してしまった事

*懇親会のあり方

*宿泊先の部屋割り

*熱中症対策として、帰りを電車・徒歩からバスへの変更を検討

最後に、渥美先生、今回の合宿におきましては、体調の優れない中ご指導ありがとう御座いました。来年は仙台の転勤がほぼ確定しており、来年以降どうなっているかわかりませんが、可能な限り参加させて頂きたいと思います。これからもご指導、よろしくお願い申し上げます。


大拳士五段 ○藤○毅

今回の合宿は、昼間は会社が通常勤務だったので初日の夜からの参加で、稽古の方は2日目からの参加となりました。子供から学生、社会人まで大勢の熱気の中での練習は普段の道院の中とはまた違った雰囲気で、学生かちの発する若いエネルギーを交えながらの稽古はこちらもまた刺激になります。今年も3日間があっという間に過ぎて行きました。しかし、ここ数年の異常気象でしょうか?合宿中に多少の疲れを感じるようになってきました。年々本当に暑くなって来たなというのが今回の合宿の印象です。何年か前まではA棟一階のソファーの所で涼んでいた覚えがありますが、今はいつも蒸し暑い状態で、とても長くは居られません。毎年同じ時期に同じ場所に来ているだけにここ数年の気温の上昇がよくよく感じ取れます。宿舎の冷房設備により練習中の熱中症は解消されましたが、道場から外に出た時の温度差で気分が悪くなる人がこれから出てくるのではないかと少し心配になります。特に普段から冷房慣れをしている人にはこれからが大変だと思います。

一日の練習が終わって、毎年恒例のコンパは毎回の楽しみの一つです。運動や仕事の後の酒はおいしいものです。ただ飲みすぎて翌日まで気分が悪くなる人も毎年一人二人出ています。二日酔いで辛い思いをするのも苦い経験として積み重ねて、酒の飲み方を若い人たちは覚えていくのでしょうが、飲む方だけではなく、飲ませる側の多少の気配りも大切だと思いました。

最後に、少子化の影響でしょうか、ここ最近少年部の参加が少なくなってきました。以前はもっと賑やかだったのを覚えています。久里浜からの帰りの電車の中で「このままずっと乗っているのは退屈!」と言う子供の声を今回初めて聞きました。以前は「静かに!」と大人に注意されながらも賑やかにやっていました。多ければ多いで引率する側にとっては大変ですし、また普段は少年部とはあまり顔を合わすことがないだけに、人数が多いとみんなの顔を覚えきれず、合宿の移動中や海で他の子供と区別がつかなくなるという苦労もありましたが、子供が大分少なくなっているのは少し寂しく感じます。特に参加する子供たちにとっては尚更のことだと思いました。


正拳士四段 ○澤○宏

夏季合宿については子供の頃から何回も参加させていただきましたが、今回の合宿については、私の他、長女○都、次女○子が一緒に参加することとなり、家族参加型の合宿となりました。一昨年は長女の○都のみが参加し、○子については、まだ小さかったこともあって、親元を離れて練習を行うことに抵抗があって参加せず、今回は親子三人が参加することができ、皆様には少しご迷惑をかけたと思いましたが、まさか自分の子供と一緒に合宿に参加することができたことに、とても有意義な合宿ができたと感じました。

岩井での合宿は、例年行っている恒例の行事ですが、昔と比べるとここ数年の猛暑で、都会を離れた千葉の田舎でも容赦ない暑さが感じられ、体にも応えました。まあ、自分の歳も40代半ばにかかり体力も昔のようにないので仕方はありませんが、幸いにも、合宿先の練習場には、業務用のクーラーがあって、大変助かりました。合宿は、練習はもとより、みんなとの共同生活及び団体行動と行い、組織として強調しあいながら行ったことで、全体的に良い合宿ができたと思います。今回私は、自分の子供が参加していることから、子供の面倒を見ながらの練習となりましたが、市大やフェリスの方、そしてOBの方の協力により、事故もなく無事に終了することができました。

今回の合宿で、子供について私の感じたことは、男の子より、女の子の方がはっきり物事を主張し、行動を起こしていると言う感じがしました。それは練習の時に、女の子がダンスをしてその場の雰囲気を和ましてくれた時も、その場に雰囲気に動じず、ダンスを踊り、質問に対してもはっきりと主張していたことです。その点男の子は、おとなしく、はっきり主張しない感じでした。練習にせよ、その他の事にせよ、男の子は女の子より、はっきりと主張や行動を起こさないので、自分の時はどうだったのかと思いながらも、今の男の子達がもう少し頑張ってもらいたいと思いました。

合宿は、根岸道院だけではなく、市大やフェリスの方と一緒に行うことができ、子供達からしてもお兄さん、お姉さんと一緒に練習や行動が出来、海水浴やスイカ割、怖い話や花火など、良い経験になったと思います。来年は、行けるかどうか分かりませんが、三女の○織が少林寺拳法に入るかもしれませんので、親子4人で参加出来たら、良い思い出になると思います。今回の合宿について、渥美先生をはじめ、池澤先生、鶴見、笹尾両副道院長、市大、フェリス、両大学のOBの皆様のご尽力により、怪我や事故もなく無事合宿が終了することが出来ました。本当にありがとうございました。


少拳士二段 ○磯○

「瞑目、合掌、感謝、いただきます。」元気な声が、合宿を思い出すたびに聞こえてくる気がする。日常の生活から離れ、一泊二日の参加ではあったが、今年も楽しく無事に夏合宿を終えることができた。今年の合宿は特に短く感じた。それは、練習に余暇に充実した時間を過ごせたからに違いないと思う。

小学生から学生、社会人まで全員で練習し、海で遊び、食事し後片付けをする。根岸道院の合宿では当たり前のことではあるが社会人の自分にとっては特殊ともいえる時間の過ごし方とではないだろうか。少林寺拳法を始めて、その考え方、技術、人としてのあり方を学ぶことはできるが、合宿は別な意味で学べることが多いと思う。

健康で、このような濃密な時間を過ごせ、快く合宿に送り出してくれる家族を持つ、自分をしみじみと”幸せ”であると思う。最後に、渥美先生をはじめ合宿を支えていただいた幹事、幹部の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。


少拳士二段 ○口○弘

私が合宿に参加するのは今年で5回目でした。今年の合宿は、「合宿は皆で作っている」ということを実感した合宿でした。一昨年から合宿の運営に関わらせていただいています。主に懇親会の準備や運営を担当していますが、今年もその仕事がスムーズに行えたのは、根岸道院や市大・フェリスの皆さんと、お互いに信頼し合って、協力をお願いできたからだと思います。しかし、まだまだ、実行委員の先輩方に頼りすぎてしまっている部分が強いという反省点も今回感じました。先輩方の負担をより軽くするために、もっと積極的にサポートを行っていくことが今後の課題です。

また、今年は弐段となってからはじめての合宿ということもあり、級拳士の指導を行う機会をいただきました。まとまった人数を指導することは初めてだったので、まだまだ、十分な指導が行えたかどうかは疑問です。しかし、後輩を教えることで、自分の足りない部分など新しい気付きがあり、後輩から教わることも多くありました。このように、皆で協力し合い、切磋琢磨していく環境は、私にとって非常に貴重であり、根岸道院をおいて他にありません。残念ながら、私は海外ボランティアに行く為、これから2年間合宿に参加することはできませんが、参加ができなくても、今まで得た皆さんとの縁を大切にし、日々の練習や行事などを通じてより良くしていきたいと思います。

最後に、例年にも増して暑さが厳しい中、大きな怪我や病気も無く、合宿が無事に終了できたことを、ご指導していただいた渥美先生をはじめ、実行委員の先輩方、根岸道院の皆様、横浜市大医学部、フェリス女学院大学の皆様に感謝いたします。


初段准拳士 ○木○

合掌 まず初めに、今回も酷暑の中ご指導を頂きました渥美先生に心から感謝申し上げます。そして、諸先輩、拳友、市大医学部、フェリスの皆様にお礼を致します。“安全に楽しく一生懸命に”と言うキーワードでここ数年合宿を行っていますが、このキーワードは十分に満足できる内容だったと私自身思っております。

今年は、毎年と違い初段になって初めての合宿でしたが、(自分の気のせいかも知れませんが)今までより、広い視野で合宿に参加できたような感が有ります。いつもは、自分の身の回りのことや、技の向上等に視点が行ってしまっておりましたが、少年部の皆さんとも会話や稽古をする時間を設けたり、他支部の方々とも交流する時間が出来たりと皆さんについていく事で一杯だったものが、少し楽しむと言う要素も味わえるようになった感じもします。と、同時に主催する側の細かい配慮、調整の積み重ねがこのような長年に渡る合宿成功の秘訣であり、少しでも今後も末永く合宿が開催できるようお手伝いができればと感じました。

社会人になる前は働くことでお金も入り、行動範囲も広くなり色々な事が可能になり夢が広がるのではと思っていましたが、仕事に対し責任が生まれ拘束時間が多くなりなかなか理想と現実は違うということに気付かされます。そのような中で、これだけバラエティーに飛んだ方々と寝食を共にし、同じ志をもって楽しい時間を過ごせるということはなかなか無いのではとふと思ってしまいます。これが活人拳の効能であり、又、精神修養、健康増進、護身練胆の三徳(どころではなく十徳も二十徳もありそうな)を兼ね備えた少林寺拳法の醍醐味ではと感じております。又、来年も今回のメンバーそしてそれを核に更に広がったメンバーで再び合宿が出来る事を希望しております。 結手


初段准拳士 ○場○男

合掌 入門以来、毎回参加させて頂いており、今回で9回です。この合宿は、社会人の私にとって、多忙な日常生活から離れ、まるで学生に戻ったような感覚を与え、身心を解放してくれるひとときですので、毎回、小学生が修学旅行を楽しみにしているかのように、合宿を楽しみにしています。

合宿には、下は七、八歳から、上は六十過ぎまで老若男女職業もばらばらで、少林寺拳法の行がなければ、決して、知り合うこともない人たちと、合宿で寝食を共にし、稽古、懇親会ができることは、とても素晴らしいことだと思います。今回の合宿では、自分が入門したてで娘(中学生)と一緒に合宿に参加したときの当時のフェリス女学院大学主将のSさん、そして、自分が三級の昇級試験を受ける際、指導してくださったKさんが参加されました。

通常の組織では、卒業、離籍、退会した人が、その組織の行事に参加することはまず、無いと思いますが、根岸道院は、去った人が、いつでも戻れる、優しく受け入れてくれる、まるで家(家族)のような雰囲気をもったところであると改めて感じました。そして、その場所にいる自分は本当に幸せで、こうした場所、機会を与えてくださる道院長をはじめ、実行委員の方々に感謝しております。ありがとうございました。私も黒帯になりましたので、来年の合宿では、少しでも実行委員の負荷が軽減できるようにお手伝いをさせて頂きたいと思います。また、来年の合宿を楽しみに稽古に励みたいと思います。ありがとうございました。


4年生 ○澤○都

わたしは、がっしゅくで一番たのしかったのは、海水浴です。海水浴では、海の中に、もぐって貝をとったりしました。ほかにも、クロールを練習したりしました。

二つ目に、楽しかったのは食事です。食事はいろいろありました。その中で一番おいしかったのは、最終の食事のスパゲッティです。何がおいしかったかと、いうと、パスタのやわらかさです。

あと、もう一つ楽しかったは、朝昼晩夜やった練習です。いろいろな、わざを覚えるのが、たいへんでした。それに、大人との練習もきんちょうしましたけど、楽しかったです。

3年生 ○木○く○

わたしは、今回で合宿に行くのは二回目で、さいしょはふあんでいっぱいだったけど、一回目に行ったとき、いろんなひとたちがやさしくしてくれて、ふあんだったことが、だんだんふあんでなくなって楽しくなってきて、また行きたいと思いました。

そして二回目、行ってきたら、練習のときは、すごくいろんなことがわかったし、海では○子ちゃんがうきわをかしてくれて、いっしょにきてくれた人たちはあそんでくれて、本当に楽しかったです。さらにはスイカわりをして、スイカにあたってひびがはいったときは、すごくうれしくて、一番の思い出になりました。その夜はみんなでバーベキューをしたときに、おいしい食べ物をいっぱいたべて、本当に楽しかった二はく三日の合宿でした。


2年生 ○澤○子

わたしは、がっしゅくのときは花火と海水よくが楽しみでした。海でおよぐことが大すきだったからです。花火は、とて、もたのしかったです。


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以上です。尚、遅れて提出してくれる人が若干おり、それぞれの支部のところに追加します。



一級拳士 ○見○里

今年の夏合宿は、二年ぶり・三回目の参加になりました。

しばらくお休みしていたので、みなさんについていけるかドキドキしていました。以前と違い他支部の方々が同世代になっていますので、今までとは違った楽しみがあることにもワクワクしていましたし、卒業してしまったOB・OGの方々にもお会いできるのも楽しみでした。

夏合宿が始まると、フェリーからワイワイとたくさんの方とお話ができ、また練習が始まるときりりとした表情で練習をし、ごはんやバーベキュー、海や懇親会の場ではみなさん和やかにお話をします。その切り替えが本当にこの合宿の醍醐味だと感じます。小学生から還暦を迎えた先生方の世代までが同じごはんを食べ、同じ練習をし、同じ屋根の下で眠るのは、なかなかあることではありません。とくに、学生にとってこのような経験はなかなかないのではないでしょうか。私たちはとても素敵な体験をしているように思えます。

参加した合宿の中で毎回募ってくるのは、帰りたくない!毎年必ず参加したい!という気持ちです。これから就活や、環境が変わることがたくさんあります。道場に来れなくなることも多々あると思います。しかし、先生やみなさんが暖かく迎えてくれるからこそ、辞めずに、いつでも戻ってきたいと思うことができるんだなぁと感じます。この合宿は、そんな気持ちを強くしてくれたと思います。そして、ただ純粋に、とっても楽しかったです(笑)










2013年09月13日(金) 2013年三支部合同臨海合宿感想文・2

本年行われた三支部合同臨海合宿の感想文を載せます。全員ではありません。期限内に届いたものを載せています。二回目はフェリス女学院支部です。

■フェリス女学院少林寺拳法拳法部

4年 初段 ○本○奈

今年は現役生として最後の参加なので、とてもしみじみとした気持ちで合宿に臨みました。期待と緊張が混じった一年生の頃を思うと、とても懐かしいです。合宿の始まる直前に田村裕さんの『ホームレス中学生』や、山折哲雄さんの『わたしが死について語るなら』という本を読んだり、祖母が緊急入院したりが重なりました。そのせいか若いくせに、と思われるかもしれませんが、合宿を終えて思い返すと「無常観」というものを強く感じます。

今年は七年越しのOGの先輩も来てくださったり、逆に同級生は中々来られなかったり。在学中は毎週決まった日に部活があって、当たり前のように合宿にも参加する。けれど卒業後はこういった恒例行事がきっと、もっとありがたいものになるんだろうと漠然と思いました。これから先もずっと変わらないなんていうのはとても野暮なことですが、少林寺拳法を通して身に付いたこと、入れる輪があることは変わらないと信じています。それは人としてとても幸せなことなんだと思います。つまり、終わる終わらぬも自分の手の内にあるうちは、これからも細々とでも少林寺拳法を続けていけたらいいなと思いました。今年も楽しい合宿、本当にありがとうございました。


4年 初段 ○谷○桜里
 
一年振りに参加した千葉合宿は、一年生二年生の時に参加したときよりさらに充実していたと思う。四年生全員が揃って参加することが出来なかったのは残念だが、その分他学年や他支部との交流を濃くする事ができたと感じている。わたしは毎年千葉合宿が少林寺拳法部に所属していて1番楽しみにしている行事と言っても過言ではない。普段の練習も楽しいが、合宿という非日常的な状況でしか得られない経験は少なくないだろう。

三日間様々な年代、職業、考え方を持った人達と同じご飯を食べて練習をし、さらに懇親会を通して交流を深めるというのはなかなかできない経験だと思っている。わたしにとって千葉合宿はまさに活人拳、人を活かしまた他人も活かす少林寺拳法の根底とも言える行事だ。この先どんな進路に進むにしても、活人拳という概念を毎年アップデートする為にも千葉合宿に参加し続けたいと思う。


3年 初段 ○塚○紘

この合宿は、私にとって楽しいことしかない、と言っても過言ではありません。いくら少林寺拳法が年齢性別問わずできるとはいっても、すべての人が一様に楽しめる合宿というものは、中々つくることが難しいものだと思います。よく遊び、よく練習する。指導してくださる方がたくさんいらっしゃり、冷房もある、たっぷり練習できるというこの環境は本当に贅沢なので、来年度以降も手放したくないものです。 

今年度は主将として参加させて頂いた合宿だったので、楽しいと思うと同時に、とても緊張しました。しかし渥美先生、池澤先生、根岸道院のみなさま、市大医学部のみなさま、フェリス支部のみなさまに支えられて、何とか合宿を無事乗り切ることができました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。


2年 2級 ○木○香

少林寺拳法を始めてから2年目での参加となった今回の合宿は、私自身の成長と課題を見つける良いものとなりました。昨年は少林寺拳法においても生活面においても、分からないことばかりで周りの方々にお世話になることばかりでした。しかし、今年は後輩に伝えていく立場になったり、自分自身でも技の効き方や意味を考えるようになったりと、昨年と比べたさいに成長を感じられる自分がいます。とても嬉しいことです。三支部の方の前で初めて演武を発表したことは、合宿中一番緊張したことでしたが、今までで一番の気合が出て、いい経験となったものでした。

今年も昨年と変わらず、非常に過酷な暑さの中での移動となりました。宿舎到着前は、「これからが楽しいから頑張ろう」とお互いに励ましあい、帰りは「フェリーの中でアイスが食べられるから頑張ろう」と言って暑さを乗り越えました。練習以外でも、海やバーベキューなどのイベントも本当に楽しみにしていましたし、実際に楽しむことができました。多くの方とお話しすることができ、また少林寺拳法をより知ることのできた、素晴らしい合宿となり、夏休みの思い出の一つとなりました。来年も参加します。


2年 3級 ○田○沙

二年生になり、他の部活動などでなかなか少林寺拳法をやることができていなかったので、正直合宿がとても不安でした。周りの方についていけるかという気持ちでいっぱいでした。しかし、久々にやってみると不安という気持ちはどこかへ消え、ただただ本当に楽しく思えました。一年ぶりに会った市大の方は去年よりもずっと上手くなっていてとても感動しました。また、新入生も動きがよく、私は焦る気持ちとともに負けてられないと強く思うようになりました。

そして、最終日の演武発表ではあがってしまい、思うようにできないところがあり、とても悔しい思いをしましたが、とても良い経験になりました。いつ、どんな場面であってもきちんとできてこそ、本当に技を習得したことになると思います。なので、日々の練習で細かいことにも注意しながら何度もくり返しやり、どんなに緊張していても正確にできるようにしたいです。また、他の方の演武を見てとても刺激されました。技の難易度、動きの正確さ、速さなどどれもとても素晴らしいもので、いつか私もあんな風になりたいと強く思いました。この合宿を通し私は改めて少林寺拳法をやっていて良かったと思いました。本当に楽しい3日間でした。


2年 2級 ○田萌

期末テスト地獄を乗り越えての夏休み初日、「北海道楽しー!」「マレーシア行ってきまーす!」といったつぶやきをTwitterで見ながら、私は風邪をひいていた。大好きな夏休みの幸先は最悪だったが、千葉合宿にだけは参加したいと丸2日おとなしくベッドで休んでいた。そのおかげか多少の咳が残ったものの元気な状態で千葉合宿をむかえることができた。今回で2回目の合宿は立場も異なり、昨年とは全く違ったものになった。移動中の酷暑を除けばすべてが楽しく充実していた。フェリーでカモメと戯れ、海で泳ぎ、バーベキューで肉を喰らい、懇親会で語り、部屋で遊び、階段でゴキブリと対峙した。そんな中でも1番楽しかったのは練習の時間であった。去年は緑帯がフェリス支部のみだったため、練習する相手がいつものメンバーであることが多かった。それはそれで楽しかったが、今年は根岸同院に同じ級の方がいたため、さらに楽しく学ぶことができた。

身長の低い私は、ほとんどの場合相手の方が身長が高い。しかし自分より36センチ高い相手と練習するのは初めてで、技を掛けにくいのはもちろんのこと、剛法の守者では上受けしかしていないような気がする。また自分より36センチ小さい相手に対する優しさ溢れる蹴りを受けながら、身長が高いのも色々大変なのだと感じた。そして今年の合宿で初めて会った相手との演武は、出来不出来はともかくとしてとても楽しくできた。作ってもらったものではなく自分たちで演武の構成を考えたのは初めてだったのもその理由の1つである。相談しつつ合宿で初めて習った技をいれ、迫力ある技を盛り込み、「どの順番でやればテンポよくできるか。」「技のひとつひとつがきれいに出来ているか。」などに注意しながら何度も練習をする。分からないことがあれば先輩や先生方に聞きに行き助言を得る。短い時間ながら少しづつ演舞を仕上げていき、最後には無事に発表することが出来た。改善点をあげれば限りないが、一つの演舞をやりきったことが嬉しく楽しく、さらに強い拳士になりたいと思うきっかけにもなった。

来年はさらに後輩も増えまた今年とは異なった苦労や楽しさがあると思う。その時は今年の反省点から学び全力で臨みたい。最後にこのような合宿を計画実行して下さった根岸同院の方、少年部や横浜市大支部、フェリスの仲間とOG、OBの方々、先生方に感謝いたします。またこれからもよろしくお願いします。


2年 2級 ○上○緒

今回、千葉合宿に参加するのは二回目となりました。今回の合宿は二回目ということもあり、多少の不安はありましたが、前回よりもより一層多くのことを学ぶことができた、充実した合宿になったと思います。またこのように三支部での合同合宿というのは、とても貴重な機会です。普段はほぼ女性としか練習を組まないため、合同練習はいつもとは違う相手と組める唯一の機会なので、とても身になります。

今回の合宿で特に心に残ったのが、最終日に行った演武です。きちんとした演武を全部自分たちで考えるのは今回が始めてでしたが、先輩の力も借り、満足できるものとなりました。また他の人の演武もとても勉強になりました。声の出し方から技の細部まで、学ぶことが多かったです。とても充実した合宿となり、とてもよかったです。来年も機会があれば、ぜひ参加させていただきたいです。


2年 3級 ○宅○衣

千葉合宿は二回目の参加だったのですが一回目はなかなか集団生活になれずに疲れてしまい、帰りに体調を崩してしまいました。なのでたくさんの人に迷惑をかけ、申し訳なかったです。ですが今年は、最後まで元気なまま過ごすことができてとても嬉しかったです。わずか三日の中で練習はもちろんBBQをしたり、海に行ったり、夜は友達と話したりなかなかタイトなスケジュールではあったのですが、夏を満喫することができました。

練習では、道場の方々、市大の方々、OGの方々など普段とは違う人達と練習することができてとても刺激になりました。アドバイスなどもとても分かりやすくしてもらい、とても参考になりました。今後の部活で生かしていこうと思います。至らない事や反省点も多々ありましたが、私にとってとっても思い出深い合宿になりました。来年も参加したいと思っているので、来年もよろしくお願いします。

1年 6級 ○華奈

合宿が近づくに連れて、私の中の不安は日に日に増していっていました。三支部合同ということもあり、普段とは異なる中での練習がどのようなものなのか、皆目見当もつかないほどでした。この合宿で私は大事なことを学びました。それは、たとえ知り合いであろうと初対面であろうと、年上であろうと年下であろうと、私たちは同じ拳士であり、同じ仲間であるということです。

練習を通して、沢山の方々と組む機会がありました。その度に、私は技のコツや新しい発見など今まで気がつかなかったことに多く触れることができました。そして、皆で練習することでより頑張ろうと燃えることができたのです。年齢や級を問わず、一緒に練習に取り組んだからこその結果だと思います。この合宿のおかげで、以前の自分よりも精神ともに鍛えられたと思います。合宿を通じて学んだ様々な事を、今後に生かしていこうと思います。本当にありがとうございました。


1年 見習い ○山○子

私は7月に少林寺拳法部に入部し、二度ほどの練習で合宿に参加しました。また、最終日に演武発表を全員で行うということだったので、私はきちんと技を覚え、みんなの前で発表できるのか、不安でもあり、楽しみでもありました。

合宿初日から、周りの雰囲気に圧倒されてしまいました。しかし、先生方や、先輩方に丁寧に教えてくださったので、私は3日間の練習で基本的な技をしっかり覚えることができました。自分の演武発表もしっかり行うことができてよかったです。ほかの人の演武発表を見て、自分も同じようにうまくなりたいと感じました。次回の3支部合同練習や合宿へ向けて、技を習得させるだけでなく、精神も成長させていきたいと感じた、今回の合宿でした。少年部の方々の演武発表も励みになりました。



2013年09月12日(木) 2013年三支部合同臨海合宿感想文・1

本年行われた三支部合同臨海合宿の感想文を載せます。全員ではありません。期限内に届いたものを載せています。尚、本日一回ではなく、三回に分けて載せます。最初は横浜市医学部支部からです。

■横浜市大医学部少林寺拳法部

合宿に参加して 5年 二段 ○砂○正

おかげさまで、今年で、千葉夏合宿に5回目の参加となりました。年々合宿に参加するにつれて、頭と体に合宿の全体の流れや動きが、馴染んできたように感じます。練習に関して、市大やフェリスの後輩達を見ていると、私もこのようにいろいろなことを教えていただいたなとしみじみ感じ、今では私も教える機会があり、その中で後輩から学ぶことも数多くあり、もっとこのようにすればわかりやすかったかなと反省することもありました。

最近では気温が暑くなっており、皆が無事に合宿を行うことは非常に大変なことで、毎年、渥美先生をはじめ、ご指導してくださる方々が気を払っていただいているおかげで、合宿を無事に行っていることができると思います。毎年楽しい合宿に参加でき、非常に感謝しております。来年で、学生としては、最後の合宿となると思いますので、ぜひ参加して、学生時代の総まとめとしてふさわしい合宿にしたいと思います。


夏合宿2013! 4年 二段 ○林○毅

今回は主将として初参加の合宿でした。やはり幹部として参加した合宿は緊張感・責任感もいつもより強かったのか、去年よりやや疲れたような気がします。しかし同じ釜の飯を食べて、同じ宿舎に寝泊まりをして、皆で渥美先生の元練習をする三支部合同合宿は例年通り、本当に楽しかったです。今回の僕の特別な点といえば一年生の演武を作らせて頂いたということでしょうか。練習を重ね、徐々に演武を自分達のものにしてゆく姿には胸が熱くなりました。今年入部してくれた一年生は皆素晴らしい演武を披露していて先輩として誇らしかったです。かくいう僕は偉大なOGの先輩と演武をさせて頂き、多くのこと学べました。演武も良い出来だったかなと思いました。反省点も多々あったのですが、来年度以降に繋げていけたらと思います。

暖かくご指導下さった渥美先生、根岸道院の方々、フェリス支部の方々、お忙しい中参加して下さったOGの方々、市大の皆さん本当にありがとうございました。来年の合宿も今からとても楽しみです。


夏合宿感想 4年 二段 ○砂○理恵

私は、この夏合宿に参加するのが今回で4回目でした。今回は市大の幹部学年ということ、そして一年生が四名もいたということもあり、後輩に合宿中の過ごし方を伝えることを目標にしていました。一方で、前期の間は中々部活の方に参加できませんでしたので、感覚を戻しつつ、別の支部の方と組んで最後の日の演武発表を満足のいくものにしたいと思っていました。

合宿期間は練習に、レクリエーション、懇親会と充実しており、とても楽しく過ごすことができました。4回目ということもあり、準備の手伝いなどは昔に比べて遥かに手際よく動けるようになったと思います。ただ、合宿が終わり振り返ると、まだまだ足りないと思うところが多かったと感じています。また、最後に毎年反省会をしているものの、その前年度の反省を合宿前に皆で共有する機会がないので同じような反省になってしまうことがあり、少し残念に感じました。合宿前に部活などでそういう点を共有する時間があればさらに良いのかもしれないと思います。


合宿感想文 4年 初段 ○屋毅

私は今回の合宿で四年連続四回目の参加となりました。何回参加しても合宿はいいものだな、と今振り返ってしみじみ思います。海で子どもたちがスイカを割り、みんなでバーベキューをして、最後は気迫のこもった演武で締める。まさに夏の王道を行くような合宿です。今回は一年生と過ごす時間も多く、まだ見ぬ一面を発見できたというのも私にとっては大きな収穫です。やはり同じ屋根の下ですごし、同じ飯を食らい、練習をするのは、人と人との距離を縮めるのに大いに役立つ、ということを再認識した次第であります。

根岸の方とフェリス支部の方との交流を深める貴重な機会でもありますので、いける限りずっと参加したいと思っています。また自分の個人的な事情ですが、合宿と自分の誕生日が毎回重なっているため、自分の中では合宿=誕生日の図式が完成しています。合宿とともに年齢を重ねるのも乙だな、と思いながら来年の合宿を今から楽しみにしています。

合宿感想文 1年 六級 ○藤○彦

今回初の夏合宿で、とても楽しみにしていたのですが、学校の実習と日程がかぶってしまい初日だけ参加することができず残念でした。しかしとても楽しく練習の時間を過ごすことができました。組演武は、今までやってきた型の集大成のようなものを主将に考えていただき、それを最終日に行いました。ことあるごとに先輩方や、他の支部の方々にアドバイスをいただき、普段の練習ではできないようなことも多々あり、とても実のある練習だったように思います。

練習以外のことについては、先輩や他の支部の方と今までより交流を深められたことです。同級生以外での少林寺拳法関係の方とは練習のとき以外の交流はあまり無かったのでとてもよい機会でした。本合宿で至らぬところがあったことは、これから生かせるよう精進していきたいと思います。先生方、先輩方、お疲れ様でした。


合宿感想 1年六級 ○川○一郎

一年生として今回初めて合宿に参加させていただきました。実習の関係で二日目からの参加でしたが、少林寺拳法を満喫できました。鎮魂行や50人近くでの歩調も印象的でしたが、特に初めて挑戦した組演舞には熱中しました。どんなリズムでやればきれいに見えるか、始まりと終わりの間合いや開き下がるときの方向など、短い演舞のなかでいろいろのことを考え、パートナーと相談して取り組みました。楽しくて何度も何度も繰り返して練習し、あっという間に時間が経ちました。今後も市大のみならず他支部の先輩方、同輩、あるいはまだ見ぬ後輩たちとの演舞を通して成長できることが楽しみです。少林寺拳法をもっと好きになれました。

少林寺のみならず(もっとも、これも少林寺拳法の行の一部なのかもしれません)、共同生活のなかでは集合時間や諸々の準備など気を使うべきところも多くとても勉強になりました。特に自分は年齢の割に縦社会での経験が少なく、先輩方に十分な配慮ができていないなと改めて認識できました。今後の部活動において自分の課題の一つにしたいと思います。最後になりましたが、渥美先生、根岸道院のみなさま、フェリス支部のみなさま、お忙しい中参加してくださったOGの先輩方、市大の先輩方、ありがとうございました。これからも楽しく、一生懸命少林寺を学んでいきたいです。ご指導のほど、よろしくお願いいたします。


合宿を終えて 1年 三段 ○島○祐

1年生として、今回初めて合宿に参加させていただきました。猛暑の中、三日間の練習に耐えきれるか不安な面もありましたが、熱中症やその他諸々のトラブルも起きずに合宿を終えることができてホッとしております。合宿で一番大事なことは集団行動です。普段の大学での練習も集団行動は大事なことですが、合宿では人数も増え、子供から大人まで様々な年齢層の方々が参加します。このような集団の中で行動するうえで、先輩や目上の方々に対する態度や接し方を学ぶことができました。1年生として、来年以降の合宿や今後の学校生活の中で役立てていこうと思います。

練習では級拳士の人たちに教え、高段者の方々に教わるという二つの立場で参加しました。技を教える難しさや、技を教わる楽しさを実感できました。また、普段は組むことのない方々と組んで練習できたことも大きな収穫でした。根岸道院のみなさま、フェリス支部のみなさま、そしてお忙しい中参加してくださった先輩方、本当にありがとうございました。今回の合宿で学んだことを活かしていき、精進していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。


初の合宿 1年 六級 ○中○奈

私にとって、今回は少林寺拳法部に入部して初めての合宿でした。普段の大学での練習とは違い、合宿は三支部合同という大人数であり、また、有段者が半分以上を占めていたために始めは緊張の連続でした。練習を重ねる毎に徐々に慣れましたが、それでも最終日まで迫力に圧倒され、程よい緊張感を持って練習に臨むことができました。

一番印象に残っているのは、やはり最終日の演武の披露会です。大先輩方の演武を間近で見ることができ、本当に刺激的でした。今は私は基礎の基礎を練習していますが、練習の積み重ねであのようになれる日が来るのかと想像するとぞくぞくしました。今回の合宿では、白帯として少林寺拳法の基礎を叩きこむことができました。また、他の支部の方との距離も縮めることができて嬉しかったです。2日目の海辺でのすいか割りやバーベキューも楽しい思い出です。合宿に参加できてよかったです。


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追加

6年 二段 ○ ○子

遅くなりましたが、私も夏合宿に参加しました。参加するたびに新たな発見や経験が待っている夏合宿も、今年で6回目。久しぶりの少林寺拳法で体もすっかり固くなってしまっていましたが、大勢で身体を動かす内に気が付けば気持ちのいい汗を流しながら楽しんでいました。少林寺拳法のもとに集まった方々とちょっと日常を離れ、寝食を共にしながら練習に励む、普段の部活動とも合同練習会ともまた違う合宿ならではの経験です。

諸事情につき1泊2日という短い期間ではありましたが、学生最後の年の大切な思い出となりました。心残りはスイカとバーベキューと懇親会その2と演武発表に参加できなかったこと…是非また参加したいです。その際はどうぞよろしくお願いします。渥美先生、根岸道院の方々、フェリス女学院大学支部方々、そして部員の皆さん、今回も本当にお世話になりました。ありがとうございました。


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あつみ [MAIL]