空虚。
しずく。



 吐露。

何かを吐き出す、と言う時点で、
結論など既に出ているも同じだ。
ただ、一抹の不安を拭い去ろうとする為だけに、
纏められもしない己の心情を、断片的に吐き出しているだけに過ぎない。

思考は、思考と言う枠組みを越えた時点で、
すでに主張に変わっているのだと、私は思う。

己の中にだけ閉じ込めておけばいい事柄を、
振りかざすように吐き出すのは、みっともない、ことだと、
…何故、思い始めてしまったのだろうか。

言いたい事は、もっとたくさん、あったはずだ。
いまだって、たくさん、あるはずなのだと。
わかっている、のに。

何も、出てこない。

私の中には断片的な言葉しか残らず、
思考し、確かに浮かんだはずの答えを、
何一つ、「上手く」伝えられずにいる。

ただ、ぼんやりと、肉を求めて、
けれど、それはおぞましいのだと、も思う。
結局は自己満足なのかもしれない。

近しい人間を死体にすることに、
どうしようもない高揚感を感じながらも、
嫌悪するほどの気持ち悪さも感じる。

なのに、自分が病んでいるとはこれっぽっちも思っていない。

私はあくまでも空想の中でだけしか人を殺さず、
現実的にそれが出来る、などとは露も思わない。

そこまで昂ぶれるだけの、感情はもはや自分の中にない。

枯れ果ててしまった、とは思わないけれど、
度重なった出来事も、もう過去にしかないのだから。
思う事にも、疲れてきた。

ただ目の前に提示された日常だけを消費して、
明確に見えている将来のヴィジョンだけを追い続ける。
日常は楽しく、時に苦しく、それでも私に「生」を認識させてくれる。

ただ、たまに起こる名もわからぬこの感情を吐き出す場所が欲しい。

多分、今望んでいるのはそれなのだろうと思った。

かなうはずも、ないけれど。

2006年04月22日(土)



 何が悪い。

今更、自分の中の価値観が覆されるとは思っていない。
考え方が違うのは当たり前で、そんなのは笑って受け流せば良いだけの話だ。

それでも、思ってしまうのは私がまだ子供であることの証か。

知らせる必要もなければ、知られたくもない。
すべては、「今更」だと私の中で答えは出ている。

偽証がどうしても必要なら、それは最小限にとどめたい。

何が悪い。「私」が悩み抜いて苦しんで、そして出来た『私』で何が悪い。

たかが大多数であるだけの、「一般人」という枠の中だけで機能する言葉に、
傷を抉られたり、痛みを覚える人間もいる。そんな当たり前のことに。

わかってもらえない、と悲観ぶるつもりはない。
それが「世の中」だ、と自暴自棄になるわけじゃない。

ただ、私の心が苦しいだけだ。

それぐらい、吐き出したっていいでしょう?


何が悪いんだ。私はこれでいいのに。これしかないのに。
こうやって生きていくのに。こうやってしか生きられないのに。

何も知らないくせに。何もわからないくせに。
私がどんな思いで生きようと決意したと思ってるんだ。
何度死にたいと思ったかも知らないくせに。

慰めも同情も要らない。鬱陶しいと思われても仕方ない。
でも傷は傷。痛いのは痛い。苦しい事は苦しいって言いたい。
吐き出させてよ。苦しいよ。笑ってたいんだよ。
せめて、それだけは。

許して。

何も言わないから。
明日になれば大丈夫だから。
たまにはでいいから。
少しでいいから。

せめて、ここにだけ。

痛い事も、苦しい事も、見苦しい事も。

書かせてください。

2006年04月13日(木)



 何故だろう。

吐き出したい事はたくさんあるのに、どうしても言葉に出来ない。

…自分でも「綺麗」を気取ってる、と思うのに。

このままじゃ、やばいことだけがわかってる。
逃避手段にすら、手を出す気になれない。出せない。

激昂したいのだろうか。
とりあえず、疲れてきた。


2006年04月10日(月)
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