空虚。
しずく。



 酔い。

酔っている時は、楽でいい。
こんな私だけれど、何かを感じていられる、
と、認識できるから。

…笑われる、だろうか。
そう、明日は、病院へ行く日なんだ。
先週は、いけなかったから、今週は、行かないと。
それすら無意味な事になるかもしれないけれど、
薬を飲む、という行為は、私を落ち着かせてくれるから。
…意味、なくなるかも、しれないけれど。

どこか、飛んでいるのかもしれない。
眠れないから、現実感が全くなくて、
私は生きているのだろうか?そんな問いが、頭を駆け巡る。
だから、死にたくなる。「私」の証明が欲しくなる。
今は、腕も、足も、切れない。だから、証明が欲しい。
私が私であった、と、生きていた、と証明して欲しい。
それが、最期に残すものでも、構わない。

死にたいのだろうか?
いや、ただ、死ねてしまう、だけなのだろう。
そして、それでいい、と諦めてしまっている事も。

それでも、残された僅かな希望にすがってしまう。
裏を返せば、それすらなくなってしまえば、私は死ねるのだ。

ああ、きっと…どちらに転んでも、私は幸せ、になれる、のだ。

そう信じて。生きるしか、ないのだ。
痛みすらない、ただ過ごすだけの、日々を。

2005年03月31日(木)



 守れなかった。

身体が、痙攣を起こしている。
…睡眠が、とりたい。
まどろんだ意識で、つ、と思う。
「休む」事は出来る。でも「眠れない」
睡眠欲がないのは、これほど身体に負担が掛かるのか。
漠然と思うけれど、眠る、ことが出来ないのだから、仕方ない。
無理矢理テープを引きちぎったように意識を飛ばして、
何度も覚醒と浅い眠りを繰り返して、
意識が戻る、のが朝、で。もう、休めなくなる。
体も、心も、泣きたいのだけれど、それが、わからない。
こんな状態にはなった事がないから、対処がわからない。

いつまで、上辺だけを取り繕えばいいのだろうか。
そろそろ、いいか、と思っているのに。
それでも、少しの希望を捨てられずに、いて。
ああ、みっともない。
この手はとうに離れているのに。
離さずにいるのは、私だけなのに。

もう…

もう、なんなのだろう…

2005年03月30日(水)



 そして、何もなくなった。

これが、望んでいたものなのだろうか。
今の私には、何も、残ってなど、いない。

睡眠欲も、食欲も、性欲も。
痛みは、感じていられるけれど。
…何も、感じて、いない。

一番大切な人を。
一番大事な人を。
なくしかけているというのに。
私の心には、何も、灯っていない。

もし、期日を過ぎてもこのままなら。

終わらせよう。

きっと、今の私ならそれが出来るから。



2005年03月27日(日)



 深みにはまる。

酒など、もう、飲みたくない。
だけど、心がそれを、許してくれない。
眠れない夜。眠らせない心。震える体。
気持ち悪い。
強めの焼酎を少しずつ、あおる。
美味さなど、感じない。
飲まなければ、眠れない。
それはある意味、強迫観念だけれど。
こんな量じゃ、酩酊するには程遠い。

ああ、吐き気が、する…

また、ひとつタブーを破ってしまう。
これを飲み終わったら、吐いてこよう。
私の汚れた部分も、一緒に。
すべて、汚物として流れ出せばいいのに。

ひどく気持ち悪いはずなのに。
胃壁がせりあがって、自然に声が漏れて。
でも、…もう、それでも、いい…

何が苦しいのか、解らない。でも、苦しい。

2005年03月24日(木)



 この世で一番無意味なもの。

助けを呼ぶ、声など、届かない。
助けを呼ぶ、ことすら、叶わない。

初めて、は、にせんねん?
静岡の、ラブホテル。痛い。入らない。
だから、顔射?せいえき、が気持ち悪い。

次は、春。私は、白いシャツ、にロングスカート。
しかも、生理中なのにいきなりの、ディープキス。
好きだ、って?痛い、よ…濡れて、ない。のに、指入れ、るな…

次、は、12月、の、真冬。
寒い、日。だった…おずおずをと、胸、揉んで…
いきなり、の挿入?無理だ、っつーの…
母親の声、に取り繕う弟…はは、ばっかじゃ、ねーの?

それから、一月、一日の変質者。
くわえ、させるならチンコぐらい、洗ってこい、よ。
濡れて、ないのにつっこま、れてやたら「気持ちいい?」とか、
連呼、して。感じてねーの、みりゃ、わかる、だろ?
挙句、バックで挿入、かよ。はいら、ねーよ。

ヤニくせー口で、舌、からませんじゃ、ねーよ。


それから、去年の、二月。
あの、クソ野郎。チンコ切りとって、犬に食わせてやる。
殺しても、殺したりねえ、のに、あいつは、まだ生きて、る。

で、も私は、今、誰、を愛して、るん、だ?

2005年03月23日(水)



 助けて。

僕は、生きているのでしょうか?
僕は、生きていて許されるのでしょうか?

こんなにも、痛みを享受しているのに。
こんなにも、痛みを抱えているのに。

誰も、助けてくれない。
僕にも、救えないのに。
僕は、誰を、呼べば、いいの?

誰か、
誰か、
助けて…


2005年03月20日(日)



 また、始まった。

何かを搾り出していなければ、
終わってしまいそうで、怖い。
ここに「私」を綴る事で、少しでも癒されるのなら。
ボロボロに壊れていく身体で、また、笑ってやる。

気持ち悪い。吐きたい。
食物が、受け付けられない。
動く事が億劫で、何も、出来ない。

何も、思えない。思いたくない。

逃げられない。また、作らなければ…笑え。

2005年03月16日(水)



 久しぶりだね。

胃が、食べ物を受け付けない。
吐き気が、すぐに襲ってくる。
身体中が、重い。
声が、出せない。声が、出ない。
どこにいても、落ち着かない。
だけど、腕を切れない私の逃避場所は、お酒だった。
耳が痛くなるほどの音量で音楽をかけて、
それすら、耳障りだと感じながら、それでも。
美味くも感じられない酒をただ、あおった。
酔えれば、少しは癒されるのだろうか。
酔えれば、少しは救われるのだろうか。
…血が、見たい。

瞳を開けていることすら億劫で。
このまま「私」が終わってしまえばいいのに。
と、願った。

…何も、感じない。

2005年03月15日(火)



 3番目の i wish/3rd。

互いに、不安定になっているだけだと信じたい。
今までも、これからも、全てなくなってしまうと言うのなら。
…死ねて、しまう。
薬は、効いているのだろうか。
私は、冷静になれているのだろうか。
ぽっかりとあいた穴からなんだかシクシクと、
痛みが漏れ出しているような気がするけれど。

横たわり、目を見開く。
「生きている」「生きていた」
久しぶりに認識する、生の絶望。
偽善でしか流せなくなってしまった涙が、痛い。

出かけなければ。
…この結末が、どうなろうと。
私の終わりは、きっと近いのだと。
そう思って。笑って、やる。


2005年03月10日(木)



 3番目の i wish/2nd。

どうしてこうなったのか、わからない。
いつもの事だ、と納得させてみても、心が、落ち着かない。
どうしてこうも重なるのだろう。
…私はあなたに逢いたくなかった。
こんな私を、見せたくなかった。
ああ、綺麗事しか出てこない。
本当はもっと汚いことを考えているのに。
壊れたい。壊れられない。

せめて、腕を切らせてくれよ…


2005年03月09日(水)



 鬱。

ああ、深みにはまる。依存していく。
仄かに眠気がしている。でも、眠りたくない。
かといって、起きていたくない。
何も、出来ない。したいことがない。
「…」
黙って、キーを打つ。
何か、が浮かんでこない事なら、何だって良かった。
不意に、誰かを殺したくなる。「誰」を?
…やめよう、無駄だ。殺せなど、しない。
破綻していく。壊れている?壊れていく?
壊れている。ずっと、前から。今更、気付いたのか?

なんだか、とても眠い。
でも、眠るのがとても怖い。
ああ、今日はまだ薬を飲んでいない。
少しだけ苦い薬を、分量を守らずに飲む。
ODしたい。腕が切れないから、つらい。
自分を傷つけられるなら、何だっていい。
愚かな考えすら、浮かんでこない。
理由を求める事も、もうない。

即物的に生きる。日々を消化する。
ただ、それだけの『生』

満足はしない。でも悪くない。
そうとしか思わない。思えない。
そう、納得させているのだろうか。
「くだらない…」
何がだ?
呟いた声に重なる、否定。

眠ってしまおう。夢を見るのに?
でも、それ以外に手段がない。

2005年03月08日(火)



 裸体。

ああ…吐き気がする。
おぞけが、やまない。
身体が、憶えている。
クソッタレ。
どこまで、囚われる?
一生。
はは、まじかよ。
浮かんでは消える、自嘲。
この後は、オン・ザ・ロックのウイスキー。
『…僕だって、壊していいじゃないか』
ぽつり、と呟いたそれが、スイッチ。
壊れろ、壊れろ、壊れろ、壊れろ。
壊れろ、壊れろ、壊れろ…壊れろ!

でも、狂えない。

自意識過剰な帰り道。
背後を過ぎる影に、振り返る。
…怯えて、いる?
ああ、認めたくない。私は、弱くない。
気付けば、駆け出していた。

きっかけは、朝出遭った痴漢。ただそれだけ。

…吐き気が、する。

2005年03月02日(水)
初日 最新 INDEX MAIL HOME


My追加