空虚。
しずく。



 回帰。

おまえが私を奪ったように、
私もお前を奪ってやる。
おまえが私を殺したように、
私もお前を殺してやる。

それが、子供の解決方法でも。


一瞬だけ、視線を変えて、
自分の中の思いを片付けていた。
意図的に昔の笑みも浮かべてみた。
傷つけたくて、仕方なかった。

自分の体を傷つけることに、ためらいはなかった。
刃物が滑る感触は心地良くて、どこか気持ちよかった。

それはまだ、この手に残る。

以前ほど渇望してはいないけれど、
欲望が消えたわけじゃない。本質は今も、変わらない。

好きだよ。
自分を傷つける事も。
他人を傷つけたい事も。

今は、飲み込まれることはないけど。

「ゲスが。」
笑って、言って見る。
そんな言葉、吐いてやりたいな…奴に。

2003年08月30日(土)



 Fare Well。

"うまく言えなかったけど"
"いつも想っていたよ"

"あぁ・・・"

"今吹き抜ける"
"この風のように"
"優しかったなら"
"果てない切なさに"
"こごえた貴方を"
"守ってあげられたのに"

(Fare Well/L'Arc〜en〜Ciel)


今、すごく寂しい。
逢える距離にいないあなたを、想ってる。
具合が悪い、っていっていたから、今日はもう寝てるよね。
四日も一緒にいたからなのかな、こんなに、寂しいのは。

私が蒔いた種は、どこまで刈り取れたのかな…
それとも、そこまで成長して、ないかな…

あなたのような大人な恋愛は、
きっと私にはまだまだ出来ない。

それでも、子供なりに真剣に。
あなたのことを、愛しているよ。

もっともっと、しっかりしなきゃね。

『成長してるよ』ってまた言ってもらえるように。

私は変わったよ。
もう、自分の思い通りに事が進まないから、って
八つ当たって座り込む、「子供」じゃない。

腕を切って、自分に陶酔することもしない。

内面をつらつらとつづって、不幸自慢する、つもりもない。

少しだけ、自信を持つよ。


座り込むだけじゃ、何も変わらない。
動くのはとても怖かったけど、歩かなきゃ何も変わらない。


あの頃の自分には、もう、戻らない。戻れない。

どんなに苦しくたって、生き抜ける。


「変われた」って胸を張るよ。
それが、次の成長に繋がるから。


私は、『まだまだ』

人間に完成なんて、ないんだよね。

2003年08月22日(金)



 Kiss/Sex。

今、とてもしたい。
あの人の唇を、感じたい。
あのぬくもりが、とても欲しい。

腕を背中に回すのが、好きだ。
互いの存在を、感じあえるから。

そのままあの人を押し倒して、
服を脱がせていくのも、好きだ。

すごく、きれいで。

上に乗せたあの人の、顔を見るのが好きだ。
私で、感じてくれているのがわかるから。
その、切ない吐息も大好きだ。


だけど、私はサディストだから。
わざと、意地悪を言ってみたりして。
そんな時の、恥ずかしそうな顔も、また、好きだ。

私で、達してくれた時も。
私の名を呼びながら、果てた時も。

ぜんぶ、好きだ。

2003年08月16日(土)



 Calling。

こんなにあなたを、呼んでいるのに―――


何もかもが、遠くなった気分だ。
いつものように吐き捨てればいいだけなのに。
そんな言葉が、出て来ない。

…こんな気分は、久しぶり。
本来は、こうだったはずなのにね。

時折ね、やっぱりよぎるの。
その度、殺したくなるの。
どうして、傷つけられなきゃいけないんだ。って。
あそこで私があいつを殺したって、
誰にも責められるはずがないでしょう?

昔の、夢を見たからかな。
こんな気分に、なってるの。
嫌いなはずなのにね、あれ。
私には、もう、関係無いのに。
忘れてた、はずなのに…

不安なんだよ、すごく。
ずっと、感じてるんだよ。

…側にいて。離れないで…
じゃないとまた、戻っちゃう。
もうわかれるのは嫌なの、
あんな感覚は二度と味わいたくないの。
やっと、声、も消えてきたのに。

どこにいるのさ…はやく、帰ってきてよ…

ねぇ、…こんなに、呼んでるのに…


"どれだけ離れ 顔が見えなくても 互いに忘れないのは"

"必要とし 必要とされていること それがすべて 他には何もない"

(Calling/B'z)

2003年08月11日(月)



 どいつもこいつも。

エゴにまみれたこの感情を認識するたび、
自分の中に増大していくとてつもない怒りを感じる。

「どいつもこいつも、糞ばっかりだ。」

吐き捨てるたびに、苛立ちがつのる。
まだ、独りで悩んでた頃の方がマシだよ。
ネットで死体写真見て妄想しながら自慰でもしてりゃあいい。
誰にも迷惑かけやしない。
そんな生き方だってありだろう。
気持ちわりぃけどな。

血が見たくて仕方ない。
また昔の夢も見始めた事だ。
久しぶりに、してみるのも悪くない。
なんで悩まされなきゃいけないんだ。
私の眠りをどうして邪魔するんだ。
あぁ、うぜぇ。どいつもこいつも。




2003年08月10日(日)
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