空虚。
しずく。



 理由なき…

私が何をしたって言うんだろう。

ただ、死に触れたかっただけなのに。


どんなに笑顔でいても、

瞳だけはイラついたままだった。

昔なら、きっと、すべて隠せたはずなのに。


設定間違いの単純ミスをして、

苦笑いをしながら仕事をしていた。

ぼそぼそと、「いつもの言葉」を呟きながら。


見たいものがない。

解消する手立てが無い。

モニターの中で起こる、

現実感のない、

殺人、と、死体と、血液。

には、もう飽きてきた。


この手に触れたい。

感覚を味わいたい。

スキップをしながら壁を殴った。

トイレの壁も、何度も殴った。

赤く腫れた手の甲に歯をたて、跡を残した。

噛み千切ってみたかったのかもしれない。

でも、出来なかった。


何なら、解消できるのだろう。

写真を見る?映像を見る?

壁を殴る?首を絞める?自分を切る?

誰かを傷つける?…殺す?


善悪の観念が薄れていく。

これは、選民意識なのだろうか。

「これだけヒトがいるなら、
 
 一人ぐらい殺しても何の影響もない。」

そう、虫を殺すのと同じで。

ただ少し、思考をして綺麗事を吐くだけの生き物じゃないか。


「わかっている」はずなのに、

どうしてこれほどまで、「誰か」を殺したいんだろう?…

2003年06月15日(日)



 死ね♪

性格が、きつくなったなぁ。と、改めて実感する。

バイトを始めて、作り笑いが多くなったからだろうか。

いつもきつい瞳をして、くだらない会話に相槌を打って。

いつメッキがはがれるのか、冷や冷やものだけれど。

こんな演技をよく、何年も続けてられたものだ。と、

かつての自分に、感心する。


協調性がなく、自己中心的。そして破壊衝動。

あの人がいれば、こんな自分も少しは抑えられるのに。


…動物でも、殺してしまいそうだ。

あの瞳、むかつくんだよ。いつだって、まっすぐで。

死ねよ。生の実感は嫌でもしてるんだ。

クソくだらねぇ毎日を繰り返してな。

久しぶりに死の感覚味わいてぇんだよ。


血も見てない。肉も切ってない。首も絞めてない。

まぁ、なんて健全な生活★よく耐えられたものだ。

でも、それもそろそろ限界…。


この際虫でもかまわない。

飛び込んできてくれよ。この部屋に。

きたねぇ体液ブチまけて死にやがれ。


あの人以外は別にいなくてもかまわねぇんだよ。

屑同然だ。私もな。

2003年06月14日(土)



 キレイゴト。

とても綺麗に、別れようと思った。

職場で、あなたの顔を見るのも辛かった。

今、やっと落ち着けてきたから…

あのときの気持ちを、全部話して。


あなたを、少し、軽蔑した。


自分を見せびらかすつもりなどないけれど。


私も、あの人に恋をしました。

あの人は、「多重人格」でした。

私よりも、遥かに重い。

だけど、それがなんだって言うんですか?

その程度で、「愛」は冷めると言うんですか?

私はそのとき15でした。

確かに子供でした。

側に居ること。

それがどれだけ苦しいか、

わかっていなかったのもあるけれど。

それでも、側にいたいと願ったから…



何度泣いたでしょうか。

何度泣かされたでしょうか。

傷付けられもしました。

否定もされました。

自傷もしました。


それでも、愛しました。

子供は子供なりに、精一杯。


あなたも、私と同じだ、と思い込んでいたのでしょうね。

きっと、側に居てくれると。


私の、見込み違いでした。

いえ、信じた私が愚かだったんでしょう。


あなたは逃げましたね。

自分を守りたいから。傷付くのが怖いから。

「自信をなくした」といって逃げたのしょう?


『幸せになって欲しい、って願ってるよ』

…なんですか、それ?

自分で幸せにしよう、って思わないんですか?


私が、あなたが「逃げた」と思うのは、そこです。

例えどんなに言葉で着飾っても、

あなたがしたことは自己保身でしかありません。


でも、もういいんです。

私の中のあなたの位置づけは、

思うのもバカらしいほどに落ちました。


「好き」と「愛」の違いをもう一度考えた方が良いですよ。

「愛してる」という言葉の、意味と、覚悟を。

2003年06月03日(火)
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