A Thousand Blessings
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2004年10月31日(日) 見殺し国家

テロ組織は香田さんを自衛隊の隊員だと思っていた。
ならば、何故、日本政府は積極的にメディアを使い、
彼は自衛隊とは無関係の単なる旅行者であることを訴えなかったのか?
小泉首相は今回の事件が起きた時
開口一番「テロには屈しない」と発言した。
それは「人質が殺されるのは仕方がない」という意味であると僕は捉えた。
つまり、自国民を切り捨てた瞬間なのだ。
小泉首相の発言がテロ組織に届いていたかどうかは分からないが、
少なくとも我々日本人の耳には届いている。

ある中東問題の専門家がテレビで語っていた。
「自国民ですら救おうとしない日本政府に
我々イラク人を救う意思があるとはとても思えない、と
イラク人は考え始めている」。

アメリカの攻撃によるイラクの民間人の死者は10万人を超えた。
ブッシュらによって始められたこの恐るべき大量殺人行為
に加担してしまった日本政府は、今回の「テロには屈しない」という
姿勢に対しブッシュからお褒めの言葉をもらったと聞く。
小泉首相もやることはやったと思っているかもしれない。
しかし、よっぽどの節穴でなければ、やることはひとつも
やらなかった、とこれほどはっきり見えている事件も珍しいだろう。

世間は愚かな若者をクールに批判する事で
現実から無意識に目を背けようとしている。
この事件はスタート時点から、そのような不幸な孤立無援の
状態に置かれていたのだろう。
見殺しにされた若者は、それほど世間から鞭打たれる罪を犯したのか?

もしも、国内でバスジャックが起きた時、
「我々はバスジャックのような卑劣な犯罪には屈しない」と
犯人に向かって言うバカはいない。
乗客の命を救うために、犯人と交渉をする。
それと今回の事件はどこが違うのか?

ブッシュの目が気になってそれが出来なかったと
堂々と言ってしまえよ。
自衛隊派遣を今でも正しかったと信じこもうとしている共犯者、小泉さんよ。

まとまらない日記で申し訳ない。


2004年10月28日(木) イラクで拘束された青年を救うためにしなければならないこと

今朝のテレビ朝日「スーパーモーニング」でイラクの人質事件に触れたのは
最後のわずか数分間。
2時間の番組のほとんどを新潟地震で被害にあった母子の話題に
費やしていた。
確かに子供の奇跡の救出劇は感動的だし、
今だ救出されない子供(夕方死亡確認)を思う気持ちもわかる。
しかし、すでに生体反応がないことは昨日に確認されていたわけで、
たとえ土砂のなかから救出されたとしても命はないことは
残念だが分かっていたはずだ。
メディア(特にテレビ)が
あたかも「まだ助かる可能性があるように見せかける」報道を
これでもかと流しつづける意味はどこにあるのか?と考えると
おそらくイラクで拘束された若者の運命を意識的に無視する
必要が裏事情のどこかにあるような気がしてならない。
僕は苛立つのだ。
たとえば、テレビで過剰なほどこの問題を取り上げ(ひんしゅくを買うほど)
多くの発言力のある人間から、「それでも助けなければならない」という
意見が出て、さらには日本がアメリカの言いなりにやってきたことへの
批判をメディアがいっせいに取り上げれば(もちろん言いなりの問題と
馬鹿な若者の行動とは関係ないが、事は急を要するのだから
そういう方向への批判にもっていくのは緊急避難のようなものだ)
テロ組織の感情に何らかの変化をもたらす可能性はあるのではないか?
それがたった1%の可能性だとしても
それを試みないのはメディアが全部グルになった見殺しと
言われても仕方がないように思う。
僕らには彼を助ける方法はないが、
メディアにはあるのだ。それをやらないのは、殺人行為に等しいと考える。
若者を救うということは、
かれの両親や兄弟を救う事でもあるのだ。

僕は、甘いか?


2004年10月27日(水) それでも救う。

坂本龍一のような「頭の良いアーチスト」は
逃げ道を巧みに用意した反戦運動をする、という見方はどうだろうか?
先日の『NEWS 23』で披露された“戦争と平和”を聴いて、そんなことを
考えた僕。


ソウル・フラワー・ユニオンの新曲“極東戦線異状なし!?” 

『この戦争をやめさせろ この戦争を
 あのブッシュ・シャロンみたいな類いのゴロツキは
 世界のあまたの唄が 首根っこを押さえるぜ』

こんな風に歌っている。
坂本龍一とソウル・フラワー・ユニオンの違い。それは。
誰に対して「具体的に」怒りをぶつけているかの違いだろう。
テレビ画面のなかで冷静に分析している場合ではないのだ。



イラクで日本人が拉致された。
というより、進んで拉致されに行った、という方が正確かもしれない。
無謀で幼稚で、ある意味純粋で(知らないが、たぶん)困った若者だが
それでもやはり日本政府は彼の命を無視してはいけない。
前回の拉致事件とは明らかに深刻度が違う事件だ。
確実に彼は首をはねられるだろう。
極悪人ではない若者が死んでいくのを、ただ単に迷惑をかけた
常識のない奴だから自業自得だ、という考え方で
納得してしまう日本人の心の歪みは、この国の未来が
真っ暗な闇でしかないことを僕に教えてくれる。
国民の不幸の上に立つ国家の体面など糞くらえだ。
何もかもむかつく事件だ。


2004年10月26日(火) 愛する落合ドラゴンズが・・・・・。











・・・・・・・・・・。


2004年10月25日(月) 日本シリーズ第7戦開始1時間30分前!緊張!

給料日。
CDを買う。体調は・・・良くない。


「トム・ウェイツ/リアル・ゴーン」新譜
※マーク・リボーを聴くため。噂ではすごいことになっているらしい。楽しみ。

「サントラ/ダーティー・ハリー(完全版)」
※ついにCD化!待ち続けたよー!ラロ・シフリンの最高傑作スコアーが
 やっと聴けるのだ!それも完全版として。映画は好きではないが、
 音楽は素晴らしい。

「ジョン・レノン/マインド・ゲームス(LP邦題はヌートピア宣言)」
※早速聴く。腰のある音に感激!曲もこんなに良かったとは!
  オノ・ヨーコも言ってるが、本当にジョンは歌が上手い。

「ジョン・レノン/ロックン・ロール」
※続けて聴く。萩原健太が何と言おうと、今回のリマスターは素晴らしい。
 ベースが全編に渡って活躍。誰なのかな?LPと同じで今回も
 クレジットは無し。“スタンド・バイ・ミー”のオブリガード・ギターが
 カッコよすぎ!生き返っているぞ!

「ひょっこりひょうたん島オリジナルソングコレクション」
※天才作曲家・宇野誠一郎が残した遺産。
 ドン・ガバチョとトラヒゲが歌う“人はピョコンと生まれるものではない”
と博士が歌う“もしも僕に翼があったらなぁ”が聴ける幸せ〜

「インバル指揮フランス国立/ラヴェル管弦楽曲全集」
※超廉価盤で有名なシリーズ。4枚組で1980円。
 



ビートルズを聴き返している。何を今さらってか?
再発見は無いが、改めて彼らがやっていたことの多種多様さに
驚かされる。
ただし5人目のメンバーであるジョージ・マーチンがいなかったら
どうなっていただろう?
中期から後期にかけてのポールの特殊なベース・ラインに
明らかにブライアン・ウィルソンからの影響が伺えて
面白かった。「ペットサウンズ」をポールが聴きこんでいたことが
非常によくわかる。
共に健在である事が嬉しいね。




今、中日−西武の第7戦の試合開始1時間半前。
緊張している、僕。
もしも落合監督を胴上げできなかったら・・・どうしよう・・・。
敵のピッチャー石井は決して打ち崩しにくいタイプではないが
気持ちで投げてくるので、それに負けない強い気持ちを持てば
大丈夫。
とにかく敵の3人、佐藤・カブレラ・和田を抑え込めれば。
ドミンゴの出来はどうなのか?不調という噂もきく。
中日のキーマンは昨日いいところがなかった井端と
ラッキーボーイの井上、そして立浪。
中日は大きいのを狙わずに少しづつ塁を埋めていく野球を
すれば勝てる。
落合の涙を僕は見たいのだ!!!!
頑張れ!!!ドラゴンズ〜〜〜!!!(マジで必死)


2004年10月24日(日) ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード

のちに“クラウズ・アクロス・ザ・ムーン”をヒットさせたRAH BANDの
リチャード・アンソニー・ヒューソン(つまり頭文字をとってRAH。
RAH BANDとはリチャードのソロプロジェクトなのだった。)が
確かビートルズの“ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード”の
ストリングス他のアレンジをしたんじゃなかったけ?
勘違いかも知れないが。いや、たぶん、勘違いしてないと思うけど・・。

で、要するに言いたいのは、僕はやっぱあのくどい(と言われているが、
僕はそうは思わない)アレンジが好きだということ、ね。
アルバム「NAKED」での裸の“ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード”も
悪くないと思うが、何となく手癖で演奏しているような感覚が
ジャムセッションっぽくていまいち感動を呼び起こさないというか、
つまり胸を締め付けるような感覚が乏しい気がするのだな。
そのことがずっと気になっていて、「NAKED」を手放しで褒めちぎる事が
出来ない。
スペクター色を払拭するポールの気持ちは分かるけど、
そのことで何となくビートルズらしさが消えてしまうのは、
やはり残念というか。
何十年も聴き親しんできたヴァージョンを簡単に否定してしまう
ことは出来ない。
だって、誰だってあのストリングスが上昇していく間奏の部分でワクワク
したはずでしょ?僕は今でもあの部分を待ちつづけて聴くなー。


。.:*・゚☆.。♪£££ゞ.♪゚☆.。.:*・゚


松浦あやの新曲“渡良瀬橋”はオリジナルの森高千里の足元にも
及ばない駄演・駄唱でやんした。
安易なカヴァーの典型。松浦は確実に退化している。
歌も下手になっているし、そもそも松浦を生かす曲を歌わせてもらっていないではないか。
2曲目のつんく♂のナンバーなんて、もう、モー娘。の焼き直しで
つんく♂商店閉店とみた。長い間のご愛顧ありがとうございました。だ。
以上報告まで。


。.:*・゚☆.。♪£££ゞ.♪゚☆.。.:*・゚



「MUSIC MAGAZINE 11月号」の特集をまねて、
『私のジョン、この5曲』解説なし

1 ヘルプ
2 カム・トゥギャザー
3 アイ・ウォント・ユー
4 ストロベリー・フィールズ・フォエヴァー
5 ガール


。.:*・゚☆.。♪£££ゞ.♪゚☆.。.:*・゚



さらに『私のポール、この5曲』解説なし

1 アナザー・デイ
2 ゴールデン・スランバー
3 ゲッティング・ベター
4 ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
5 ヘイ・ジュード

もう一曲だけ追加させちくれ。

6 ハロー・グッバイ


。.:*・゚☆.。♪£££ゞ.♪゚☆.。.:*・゚




BANK BANDの「沿志奏逢」とBRIAN WILSONの「SMILE」
があれば当分生きていける。
2004年はこの2作品が発表された年として記憶に残るだろう。
現時点での最大の愛聴曲はBANK BANDヴァージョンの“HERO”。

では、明日、ドラゴンズの優勝後にお会いしましょう!


2004年10月23日(土) 中日ドラゴンズ優勝前夜!

中日ドラゴンズが日本一に王手をかけた。
それにしても落合監督。人身掌握術はファンに対しても同じだ。
「この(素晴らしい)ファンの人たちを見てくださいよ!」とお立ち台の上で。
わざわざ名古屋からやってきて、監督にここまで持ち上げられたら
もう今度は監督をかつぐしかないでしょ?
結局、オレ流とか言われてるけど、苦労人の落合は
心根のやさしい人間なんだと思う。
ファンも選手もコーチも落合信子も落合福嗣も、
そしてプロ選手としてのキャリアの最初期から落合を応援してきた僕も、
みんなが松坂を打ち崩しての日本一を望んでいる。
おそらく松坂はとてつもないピッチングをするはず。
中日は山本昌だろうから、100%投手戦になる。
9回の表までは1対1の同点。
その裏、ゲームは2対1で決着がつく。
さよならヒットを打つのは、、、、ずばり、井端。間違いない。

「SMILE」を聴きながら、僕はその瞬間を夢想する。


2004年10月22日(金) 前言撤回、BANK BAND。ユーミン“NIGHT WALKER”。

20日の日記に書いたBANK BANDの件。
突然、見えてきました。何がって?
いやいや、アルバムの良さがさ。
笑ってください。こういうことは良くあるんです。
だからアルバムは何度も聞き込まなければ駄目なんです。
いや、本当に。
ということで、前言撤回。はやッ!
“HERO”と“優しい歌”の言葉へのこだわり。
“イメージの詩”の優れたバック演奏に負けない桜井の声。
急速に心に入り込んできましたぜい!
最初から気に入っていた“僕たちの将来”はまるで桜井の新曲の
ように聴こえるのです。
実は、泣きそうになってしまった僕でした。
でもでも、“糸”はやっぱりみゆきを、ね。

BANK BAND、愛聴盤の予感。というか、すでに愛聴。






・’゜☆。.:*:・’゜★゜






ヤンキースは大嫌いなチームなので、
リーグ優勝を逃した事は嬉しい。
ただ、ワールドシリーズでの松井は見たかったけどね。
それにしても、A・ロッドの歴史に残る恥ずべき行為を
ニューヨークのファンはどう思うのかな?
ま、ヤンキースのファンは大物好きだから、
簡単に許すかも。
そういえば、ヤンキー・スタジアムのライトフェンスに
大きな文字で「読売新聞」という広告が。
何だか、これも恥かしいことすね。
おめでとう!ボストン!

21日はドラゴンズも快勝!
22日も勝って、名古屋に戻った第6戦で優勝でしょ。
いよいよ50年ぶりの日本一が目の前に!おお!ドキドキだーい!

でもでも、、、熱が37度7分。
咳もまたひどくなりはじめた。
週末に嫌な感じ。



((≡゜♀゜≡))


5年程会っていない古い友人からメールが届く。
20数年前の彼との出会いから回想していく。
切ないなー。
僕のことを、忘れられない友達だと書いてあった。
僕ももちろん忘れられないよ。




2004年10月21日(木) オムニバス・アルバム『東京シティ・ポップ70’s』(2枚組)の選曲の妙!

「BRIAN WILSON PRESENTS SMILE」
と共に生きている感じだ。
聴きこめば聴きこむほど、計り知れない音楽の深さにはまっていく。


・'゜☆。.:*:・'゜★゜


「東京シティ・ポップ70’s」 2枚組オムニバス

選曲と曲順の妙が味わえる完璧見事なオムニバス。
聴いていてこんなにウキウキするのも久しぶり。
決して有名な曲ばかりのありがちなものではなく、
あくまでも「あの時代」の匂いを伝えるために選ばれた30数曲。
いきなり冒頭からはっぴいえんどの“空色のくれよん”だもんね。
普通、“風をあつめて”か“夏なんです”でしょ?
以下、素晴らしい曲の連続攻撃。
どれも演奏がとにかく最高だ。日本のリズムセクションの実力を
見せつけられた。
聴きどころ、あまりにも多し!絶対に買って損なし!

オムニバス・フェチとしてはもう99点をつけてしまおう。
マイナス1点は、森進一の“冬のリビエラ”(松本隆作詞・大瀧詠一作曲)。
特別収録された82年の作品だが、やっぱり個人的には
“紺育物語”(松本隆作詞・細野晴臣作曲)で行ってほしかった。

同じく特別収録された82年のフランク・永井の話題にもならなかった
大名曲“WOMAN”(山下達郎作詞・作曲!)が収録されたのは快挙!
かつて、この名曲が山下達郎の音楽番組でオンエアーされた時は、
すごい反響があった。しかし、何と言っても物件はフランク永井。
歌謡曲側のファンからは無視された。
当時の山下達郎は冒険していた(しようとしていた)のだ。
マッチの諸ヒットもそう。
でもこの“WOMAN”の深さは特別。才能でしょ。



【DISC1.】
1. 空いろのくれよん / はっぴいえんど
2. それはぼくぢゃないよ / 大瀧 詠一
3. さよならアメリカ さよならニッポン / はっぴいえんど
4. 扉の冬 / 吉田 美奈子
5. 眠れぬ夜の小夜曲 / 南 佳孝
6. ぼくの倖せ / はちみつぱい
7. 愛は幻 / 大貫 妙子
8. しらけちまうぜ / 小坂 忠
9. ソバカスのある少女 / ティン・パン・アレイ
10. 卒業写真 / ハイ・ファイ・セット
11. スカイレストラン / ハイ・ファイ・セット
12. ハリケーン・ドロシー / 細野 晴臣
13. 100ワットの恋人 / 鈴木 茂 
14. 冷たい雨 / ハイ・ファイ・セット
15. ひとり芝居 / 石川 セリ
16 .火の玉ボーイ / 鈴木 慶一とムーンライダース

【DISC.2】
1. 蝶々-San / 細野 晴臣
2. ハイサイおじさん / 久保田 麻琴と夕焼け楽団
3. つめたく冷やして / あがた 森魚
4. 気球にのって / 矢野 顕子
5. 8分音符の詩 / 鈴木 茂
6. READY TO FLY / 高中 正義
7. 恋のブギ・ウギ・トレイン / アン・ルイス
8. 恋は流星〜Shooting Star Of Love / 吉田 美奈子
9. 時よ / 吉田 美奈子
10. Midnight Love Call / 石川 セリ
11. 日付変更線 / 南 佳孝
12. もう二度と / 松任谷 正隆
13. あの頃のまま / ブレッド&バター
14. はらいそ / 細野 晴臣(Harry Hosono &The Yellow Magic Band)
15. テクノポリス / イエロー・マジック・オーケストラ
(特別収録)
16. WOMAN / フランク永井
17. 冬のリヴィエラ / 森 進一


2004年10月20日(水) BANK BANDのアルバム「沿志奏逢」

実際に今の僕はアポーの状態だ。

でもって、BANK BANDのアルバム「沿志奏逢」。

桜井和寿がその歌を歌うことにではなく、
桜井に歌われるその歌自身に興味があるのだよ。僕は。
要するにオリジナルで聴きたいと。そういう訳。

桜井和寿は自分が歌うべき歌を書いてるのだから、
それで完結しているのだと僕は考える。

たとえば、アルバム最後の隠しトラックに収められている
吉田拓郎の「あの」“イメージの詩”のカヴァー・ヴァージョンは
あまりにも洗練されたバック演奏とフェイクをかましながら歌う
桜井のボーカルで跡形も無く意味を失ってしまっていること。
それをどう思う?
拓郎があの曲で言おうとした事は、
オリジナル・ヴァージョンで全て語り尽くされているわけなのだから。
大嫌いなアンプラグドと同じ発想。
当然、衝撃度は落ちている。

オリジナル・ヴァージョンを良く知る者にとって、
カヴァー・ヴァージョンとはどのように捉えるべきものなのか。

“HERO”は、あのイントロがあっての“HERO”なのである。
“優しい歌”は、あのコーラスがあっての“優しい歌”なのである。
“糸”は世間で騒ぐほど優れたカヴァーだとは思わない。
中島みゆきを聴きたまえ。
『どこにいたの 生きていたの』
この一節を聴くだけでその違いに気付くはず。
残念ながら、桜井は歌いこんでいない。
いや、あえてそう聴こえるようにしているのかもしれないが、
やはりみゆきとの差は歴然だ。
“カルアミルク”の不健全性を桜井は表現しきれない。

僕が気に入っているのは、3曲。

 “僕たちの将来”
 “トーキョー・シティー・ヒエラルキー”
 “限りない欲望”

特に“限りない欲望”に圧倒された。とてつもない名唱。
演奏も凄いぞ。
このギターは桜井だよね?思わず、唸ってしまった。


「桜井和寿が選んだ20曲」をオリジナル・ヴァージョンで収録した
CDを聴きたい。すっごく聴きたい。絶対に聴きたい。
僕はもう、そういうモードなのね。

もちろん、ap bankの存在意義を十分に理解した上での
単なるアルバム感想文である。

追記

12曲目の隠しトラックは拓郎の“イメージの詩”と
浜田省吾の“僕と彼女と週末に”の2パターンがあるそう。
それっていけないんじゃない?
2枚買わせるつもり?
まあ、友だち同士でコピーしあってくれ、という意味なのかも
しれないが、友だちがいない奴は2枚買うと思うよ。
たぶん。


2004年10月19日(火) 題名浮かばず・・・。

気管支炎になって数日。つまり、喘息の発作。
もう日々何が何だかわからんぞい。
人と話ができない。すぐに咳が出て、発作が始まる。
台風が近いのも原因だろう。気圧が下がると発作は起こりやすい。
仕事中も、カウンターの陰に座り込んで、喘息薬の吸入スプレーを
やっている。あの薬は使ってる人なら分かるけど、
ものすごく鼓動が速くなって、指先が震えてくるんだよね。
ちょっとした死の予感が漂う感じ。心臓麻痺ってあんな風になるのかな?

震える指でキーボードだけは叩けるようになった。
画面は少々霞む。

仕事のモチベーションも落ちてるし、そもそも人生のモチベーションも
急落状態だ。
思い出すのは懐かしき70年代ばかり。
誰かが言ってたけど、20歳の頃はこれからの人生で聴ける音楽の
量が無限にあるみたいで思わず嬉しくてクラクラしたと。
そうなんだよねー、そういう頃があったのよ。
今、僕は49歳。来年は50歳。
多分生きてもあと20年。それもきっと健康じゃないだろうから
楽しく音楽をいただけるのはそのうちの数年かもしれない。


そうだ、思い出した。初めてのデート。
アルバイト先の女の子だった。僕が20歳で彼女が18歳。
後楽園球場に野球を観にいった。
巨人vs・・・??なんだったか思い出せないが、昔の後楽園だ。
水道橋の駅で待ち合わせした。
彼女はほんの少し遅れてきた。
僕は待ち合わせ時刻を過ぎてからの数分間を心臓バクバクの
興奮状態で過ごした気がする。たぶん。
そのとき、彼女が言ったひとことは鮮明に記憶している。
僕の青春時代で最も瑞々しい言葉、そして今も全く色褪せずにいる言葉。

「毎日会社で会っているのに、こんな風に外で待ち合わせすると、、、
ドキドキしちゃうね・・・。」

こんな子、今、いるか?いねーよ。かわいいだろ?かわいいよ。何ともたまらないほどかわいい。
でも、結局その子とは友人関係だけで終わっちゃったけどね。
幸せにしてるかなー。M子ちゃん。
ああ・・・あのころに戻りたいよ〜〜!池袋の西口公園。音楽の話ばかり
していたように思う。
「ようじ君は音楽の話をするとき、すっごく目が輝くよね。」って、
君の目の輝きにはかなわないよ〜。なんて、いえなかったけどね。
きっと僕の目は本当に輝いていたんだろうな。
ユーミンじゃないが、未来はまだ霧のなか、だったわけだ。

ポール・マッカートニーの“アナザー・デイ”。
思い出の曲。

泣きたい気分。



・’゜☆。.:*:・’゜★゜



体調を崩し、精神的に不安定になっても
ブライアン・ウィルソンの「SMILE」は僕のなかで凄い事になっている。
一日数回聴く事もある。
ほとんど言葉では説明できない音楽だと思う。
あのメロディー、あのハーモニー、あのリズムが聴こえてくる瞬間を
ただ待ちつづけるのだ。
あまりにも好きになりすぎて、嫌いな部分をあえて探す時がある。
でも見つからない。最初の頃気になった曲の並びも今では
全く気にならない。これがベストだと思えるようになった。
結局、ブライアンは全て正しかったのだ。
僕らは、ブライアンに平伏すしかない。
そのことが、嬉しくてたまらない。



『BRIAN WILSON PRESENTS SMILE』

1.Our Prayer / Gee
2.Heroes and Villains
3.Roll Plymouth Rock
4.Barnyard
5.Old Master Painter / You Are My Sunshine
6.Cabin Essence  ★2分19秒後から曲の最後まで!
7.Wonderful
8.Song For Children
9.Child Is Father of the Man  ★1分41秒後から曲の最後まで!
10.Surf's Up  ★全曲通して!
11.I'm In Great Shape / I Wanna Be Around / Workshop
12.Vega-Tables
13.On a Holiday
14.Wind Chimes  ★1分19秒後から曲の最後まで!
15.Mrs. O'Leary's Cow
16.In Blue Hawaii  ★2分23秒後からの25秒間!
17.Good Vibrations

★印は、極めつけの魔法の瞬間が体験できる箇所


※ ヘッドホーンで聴くことをお薦めします。もちろん大音量でね。


2004年10月11日(月) 墨田選曲・オリジナルCD-R【メロディーの魔法】〜おセンチ編〜2004年10月

実は20数年前くらいから、ジョン・レノンの代表曲
“IMAGINE”の駄目さ加減がずーっと気になっていたんですよ。
何が駄目かって言うと、結局ジョン・レノンは楽な方向に逃げちゃっているわけね。誰からもクレームのつかない表現にね。
戦争の親玉を「あえて」追求しない(?)表現に。
甘いんだな。でもジョン自身もそのことに気付いていたと思う。
オノ・ヨーコはどうか分からないけど。多分、気付いてないかな。
ちなみにこの作品は、実際にはジョンとヨーコの共作である。
僕はヨーコのアーチストにありがちな脳天気な平和志向が
ジョンに影響を及ぼしてしまったと結果だと考えている。考えすぎ?
で、まあ、親しい不良中年の友人に「俺、イマジン、全然駄目なんすよ」と
打ち明けたところ、「イマジンなんか全然駄目ですよ」という喜ぶべき返事。
ジョン・レノンを好きな100人中99人がおそらく好きだと答えるであろう
“IMAGINE”を僕と親友が嫌っているという事実。
一気に怒涛のような共感がやってきて勇気づけられてしまったという、
お話から始まりました。(さて、僕の何が勇気づけられたのでしょうか?
教えない。)


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


さて、【メロディーの魔法】です。【魔法のメロディー】ではありません。
メロディー(旋律)ほどネタが尽きている音楽的要素はないでしょう。
すべて出尽くしているのは間違いないです。
知識さえあれば驚くほど簡単に日々量産される楽曲のメロディーの
元ネタを見つけることができます。
要するに、、、
メロディーにはオリジナリティも音楽の未来を豊かにする可能性も
全くないということなんですねー。
つまり、ビートルズが解散した時点ですでに終わってるということです。
THE END....

と、こういう風にしか考えられない連中も結構いるわけで、
そういう人たちは小難しい音楽でも有り難がって聴いてればいいんです。
オリジナリティとか可能性などという言葉を後生大事にしている限り、
あの心を揺さぶる(脳みそをではない)、胸が締めつけられそうになる、
涙がジワーっとチョチョぎれる、何だか分からず沈む夕陽に向かって叫びたくなる、昔の彼女にお詫びの電話をしたくなる、現実からちょっとだけ
(時にはかなり)逃避したくなる、そして、、、部屋の明かりをそっと消してしまうあの感じには出会えないと思います。別に出会ってもらわなくてもいいけど。

メロディーの魔法を数学的に分析しても意味がありません。
脳みそで分析するよりも速く心が反応してしまうところに
メロディーの魔法が解けない理由があるのでしょうね。




オリジナルCD-R
sumita’s selection 【メロディーの魔法】〜おセンチ編〜 2004年10月


1 松任谷由実 / ハルジョオン・ヒメジョオン (1978年)
2 バート・バカラック/サン・ホセへの道(1969年)
3 GARO/美しすぎて(1972年)
4 プロコル・ハルム/ソルティ・ドッグ(1969年)   
5 エリック・クラプトン/レット・イット・グロウ(1974年)
6 カーペンターズ/遠い初恋(1982年)
7 キャロル・キング/君のともだち (1971年)
8 赤い鳥/窓に明かりがともる時(1973年)
9 荒井由実/ひこうき雲(1973年)
10 ヘンリー・マンシーニ/刑事コロンボのテーマ(1971年)
11 ヘンリー・マンシーニ/ナタリーの朝(1969年)
12 小沢健二/夜と日時計(1993年)
13 ミスター・チルドレン/ファスナー(2002年)
14 ミレニウム/語りつくして(1968年)
15 スーパー・トランプ/グッバイ・ストレンジャー(1979年)
16 フィフス・ディメンション/アップ・アップ・アンド・アウェイ(1968年)
17 原田郁子/トゥインクル(2004年)


2004年10月09日(土) メロディーの魔法、COMING SOON!

新CD−R【メロディーの魔法】の選曲中。実は終わっているのだが、
曲順が決定しない。
曲順はすっごく大切だ。いつも曲順が決まったらMDにまず全部録音して
通して聴いてみる。でもって、手直しする。
まるでプロっぽいでしょ(笑)
そういう作業の過程が楽しいのね。
ずーーっと昔、学生だった頃、友人とそんな編集テープを交換してた。
特にこだわったのが、A面1曲目と最後、B面の1曲目と最後。
つまりLPレコードの聴きどころと同じ感覚で編集するわけ。
CD−RになるとそういうLP感覚の面白さは無くなる。
だから、曲の流れにひとつの波を作る。
来た〜!来た〜!来たぁ〜〜!うひょほ〜〜!ってやつね。

今回の【メロディーの魔法】は、そのタイトルが示すように
魔法にかかってしまおう!という企画。
ありとあらゆる音楽が好きで、音楽を構成する全ての要素を愛しているが、
やはり音楽に無防備に「泣ける」瞬間はメロディーのちょっとした部分にしか存在しないように思う。49年目の発見。遅すぎか?
僕はただただ泣きたいのだよ。秋は泣きたい。
思いっきり過去に固執したい。初めて寝た女性を思い出しながら
音楽に浸って夜を過ごしたい。

センチメンタルは素敵だと思えるここ3〜4日。

1曲目は若き日のユーミンで行こう。
最後の曲は、クラムボンの原田郁子のソロアルバムから。


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2004年10月08日(金) 萩原健太には、がっかりだ

評論家活動の初期から鋭い耳と豊富な知識を誇っていた萩原健太。
僕が日本で最も信頼する音楽評論家であるが、
萩原のホームページに掲載された「ブライアン・ウィルソン/スマイル」評を
読んで「え?何?」と考え込んでしまった。

文章の中で、彼はほとんど感情ぶちまけといった感じの
イチロー批判を展開しているのだ。
何故あえてあのような形でイチローを批判せねばならないのか、
イチローを批判する事で巨人ファンである萩原の心の中の何かが
解消されるのか分からないが、ともかく彼にしては珍しく悪意を感じさせる
嫌ぁ〜な感じの語り口に軽いショックを覚えた。

イチローそのものが嫌いなのは全然OK。
松井の方を高く評価したい気持ちも分かる(実際に僕も松井の活躍には驚いている)
世間がみな主体性無くマスコミに煽られるように
イチローフィーヴァーに沸いている事を苦々しく思う気持ちも理解できる。
萩原健太がイチローをどんなに低く評価しても実は全然かまわないのだが、
問題はイチローをけなす材料の選び方にあると思うのだ。

例えば、『イチローが所属するチームが弱くなるのは、
そういう風にしちゃう負のパワーみたいなものが彼にあるのかな?
わからないけど。』だとか、
『日本のプレスを相手にしたときの、まるで中途半端な天狗になっている
頭の弱い若手ロックミュージシャンみたいな受け答えが好きになれない』
のような表現。

前者は「わからないけど」で逃げているけど(苦笑)
後者の「頭の悪いロックミュージシャンみたいな」という部分は
明らかに萩原健太自身の単なる印象にしか過ぎないのに、
読み手には、イチロー=頭が弱い、イチロー=天狗になっている、
という事実とは違うイメージを植え付けてしまっているように思う。

最後に結論として『日本中が一丸となって応援しているかのように見える
イチローに対してでさえ、こんなふうに何とも思わない人間がいるわけで。
人の感じ方というのは様々。誰もが同じように同じものを
賞賛するなんてことはない。』とおっしゃっていますが、
そんなこと言われなくたって分かってますよ。

そのことを言いたいが為に、
あえてイチローを槍玉にあげた事の子供っぽさにガッカリしたというか。
CCCD問題であれだけ熱っぽく語ってた人が、
急に小さく思えてきたというか。

ほとんど、ただのオヤジじゃん。普通の会社員の俺と変わらないじゃん。
駄目だね。全然、駄目。


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と、かなり最初の文章を書き直してみたが(9日深夜に加筆)
何だかだんだんつまらなくなってきた。
イチローをけなされて腹を立てているだけじゃないのか?俺は?とか
思わないわけでもなく。
でも、やっぱり、音楽の師匠としてお勉強させてもらってきた
僕としては、何だかなぁ・・・という思いが残るんだよね。
一度も話したこともないのにねー・・・。


2004年10月04日(月) 落合監督〜イチロー〜ブライアン・ウィルソン

日本球界で今後誰も達成できないであろう3回もの三冠王に
輝いた落合博満のキャリアのほとんど初期からのファンで、
後楽園のロッテー日ハム戦に通ったものだ。
選手時代の落合の口癖は「練習なんかしないよ」だった。
その言葉を信じていたファンも多かったと思うが、
実際には自宅の地下に立派な練習室があり、毎日信じがたい回数の
素振りを行なっていたと落合を良く知る選手が語っていた。
監督になった落合は、暴力による選手への制裁を絶対するな、と
コーチ陣に指示した。
自身が大学時代に経験した制裁の不条理さに嫌気がさしているのだという。
無理に叩いて動かすのではなく、
役割を与えて選手自らが動こう(動かねば)という気にさせることが
一番重要である事に気付いたのだ。
打ち込まれたピッチャーを交替させるとき、
ピッチングコーチではなく監督自身がマウンドへ向かう。
それも笑顔で。
落合はこう語っていた。
「しっかりしろ投げろ!とか頑張れ!と言う必要はないんですよ。
だって、選手は頑張ってしっかり投げて打たれたのですから。
それは仕方がないことなんです。」
こういう発想を持てる指揮官は、野球界に限らず、ほとんど存在しないのではないだろうか?
今季、圧倒的な練習量を誇ったドラゴンズだが、
落合はそれでもまだまだ練習が少ないと断言する。
ずっと思っていたことなのだが、落合に一番似ているのが
メジャーリーグで活躍するイチローなのではないか。
唯一無二のバッティングスタイル、野球の熟知、冷静に自己分析できる能力、野球用具を大切にする(落合も有名だった)、不断の努力、
そして、、、天才。


イチローの今シーズンが終了した。
最終安打数は、262本。(僕の予想は265本だった。9月22日の日記参照)
目が眩むような記録だ。
野球ファンならその数字の物凄さにたじろぐはず。
大味になっていたメジャーベースボールに
イチローは「技術」というものの可能性・奥深さを見せつけた
「技術」が「パワー」を制するのは実に気持ちがいい。
余談だが、イチローの視力が両眼で0・9に満たないことを
ご存知だろうか?僕は知らなかった。
てっきり1・5は見えると思っていたので、かなり驚いた。
イチローが新記録を達成してから楽しみがひとつなくなり、
夏も完全に終わり、寂しい秋に入った実感がひしひし。
おっと、まだドラゴンズの日本一が残ってるぜ!


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


電車の中で真面目そうな若い女性ふたりが話す。
「なんか、わたし、自信ないよ」
「だめだめ、正しいと信じた道はとことん突き進まなきゃ」
「そっかぁ・・・」
「そうだよ、まっすぐに前を見つめて進むのって、カッコイイよ!」

横で寝たふりの僕は心の中で突っ込みを入れる。
往々にして、正しいと信じた事が全然間違っていたなんてこと、
あるんだよなー・・。
むしろ、正しいと信じないで常に自分のやっていることを疑いながら
たどたどしく進む方が賢いし人間的だと思うな。

アメリカ大統領選の公開討論会でバカ丸出しを全米中に
さらしちゃったお間抜けブッシュを見ればわかるよね?
ブッシュはまったく政治的理念を持ち合わせないただの親の七光り野郎
だが、問題なのはそんなバカの言う事を盲信して正しいと思ってとことん
突き進んだ多くのアメリカ人なのだが、でも、悲しいよね、討論会の
あんなぶざまな姿を見せられたら。
なんだったんだろう?って思うんじゃない?。
バカに殺された多くのイラク人のことを考えると、
これはもうブッシュ死刑以外の道はないのではないか。
あのとき、何でブッシュが大統領になってしまったんだろう。
取り返しのつかないことをしてしまったもんだ。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


新しいCD-Rを作らなきゃ。
ただいま選曲中。タイトルは決定した。「メロディーの魔法」。

さて、本日、中古屋で処分した金でCDを購入。
ほとんどが以前所有していたもの。

「デイブ・メイスン/アローン・トゥゲザー」※ジム・ゴードンがらみ
「レオン・ラッセル/レオン・ラッセル」※ジム・ゴードンがらみ
「レオン・ラッセル/レオン・ライブ」※カール・レイドルがらみ
「ジョー・コッカー/マッド・ドッグス&イングリッシュメン」※ジム・ゴードンがらみ
「エリック・クラプトン/エリック・クラプトン」※ジム・ゴードンがらみ
「エリック・アンダースン/ブルー・リヴァー」※秋だから・・・。
「トラフィック/ウェルカム・トゥ・ザ・キャンティーン」※ジム・ゴードンがらみ
「カーリー・サイモン/ノー・シークレッツ」※ジム・ゴードンがらみ


「ブライアン・ウィルソン/スマイル」※義務だから


って、さらりとブライアンが出てきたぞ!

聴いたぞ!すごいぞ!ブライアン、バリバリ現役サウンドだぞ!
恐るべき情報量を誇るこの作品が書かれたあの時代。
発売されていたとしても、理解はされなかったかもしれないなー。
ブライアンの脳みその中を覗いているようだ。
ヘッドホーンで聴くべし。



2004年10月03日(日) イチロー新記録達成!

韓国の映画は大好きだが、テレビドラマは大嫌い。
今日から始まった韓国の新ドラマ「美しき日々」を5分間だけ観る。
完璧ズレまくりのひどい吹き替えに大笑い。(笑)
チェ・ジウって、自分のことすごい美人だと思っているんだろうなー。
演技も下手だし、たいして美人でもない。
こんなドラマを観てると、免疫力が低下するぞ。風邪ひくぞ。


・'゜☆。.:*:・'゜★゜


昨日の日記の続き。
天才ドラマーのジム・ゴードンだが、
“LAYLA”の後半、あの感動的なピアノを弾いているのが
ジムだっていうこと、どれくらいの人が知っているんだろう?


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


この日記の続きは明日書くつもり。
読んでね。


2004年10月02日(土) ジム・ゴードン

ブッシュの対立候補としてケリーみたいなのしか出せない
アメリカってほとんど重症患者だなー。
大悪と小悪の差こそあれ、どっちも似たようなもんだし。
ベトナム戦争を反省しない両候補によって導かれる国家の
行き先はやはり、侵略でしょ。殺人国家アメリカの息の根を
止めるのは誰か。

・’゜☆。.:*:・’゜★゜(星ってイメージでもないな・・・)


デレク・アンド・ザ・ドミノスの代表作は言うまでもなくアルバム「LAYLA」
だが、とんでもなくグルーヴするドラムス(ジム・ゴードン)と
ベース(カール・レイドル)を体験したければ、ライブ盤(「IN CONCET」
と「LIVE AT THE FILMORE」)を聴くべし。
“LET IT RAIN”、奇跡の10数分間。
ジム・ゴードンは天才であった。
輝かしいキャリアに彩られた演奏家人生を、
実の母親を殺すというショッキングな事件で棒に振ってしまった。
ひどい分裂症に冒されていたという話だ。
ジム・ゴードン以降、あのように自由自在にドラムスを操るドラマーは
出現していない。

参加アルバムが多すぎて書ききれないが、代表作をいくつか挙げておく。

「デレク・アンド・ザ・ドミノス/レイラ」
「デラニー&ボニー&フレンズ/オン・ツアー」
「ジョー・コッカー/マッド・ドッグ&イングリッシュメン」
「ジョージ・ハリスン/オール・シングス・マスト・パス」
「デイブ・メイスン/アローン・トゥギャザー」
「トラフィック/ウエルカム・トゥ・ザ・キャンティーン」
「ジョン・レノン/イマジン」

ほんとに一部の一部だなぁ・・。
もう、、、いっぱいあってほんと凄いんだから!


・'゜☆。.:*:・'゜★゜

イチロー新記録まであと2安打!
明日から、というか今日から始まる地元シアトルでの三連戦の
一日目で決まるでしょう。
しかし、地元に戻っての記録達成は、理想的だと思うな。
ファンも嬉しいでしょー。


響 一朗

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