航宙日誌
『革命戦記』と輝&Ark☆の珍道中?

2008年01月31日(木) 完結☆六周年記念作

 大団円☆ と当人は思っていたりする記念作『星の影から』──総文字数約8万字。400字詰め原稿用紙200枚に換算。現在、サイト内では最長編物語。うぅむ、我ながら、頑張ったなーと。コンスタンスに十日に一章更新で、丁度、四ヶ月、一気に駆け抜けた。
 主役はオリ・キャラの獅子座の黄金聖闘士。当然、元祖のアイオリアはいない──どころか、甦りさえしていないというのに、続きを楽しみに応援して下さる読者様には感謝の言葉もないっス♪
 冒頭がアテナ沙織の夢、ラストがアイオリアの夢──その夢を見ていたオリ・キャラ君、リアステッド・ローが獅子座の黄金聖闘士たる自身の『運命』を受け容れたことで、新たなスタートを切ったものとして、ひとまず物語は終わる。

 『星の影から』というタイトルの意味も実は幾つか含ませてあった。一つは『獅子座の宿星』が星蝕のように一度は隠され(アイオリアの死)たが、再び現れた(次なる星の目覚め)こと。
 一つは聖闘士全ての『星の運命』──宿星の影にある聖闘士達の運命を、いつかアテナが解放を願っているということ。
 他にも小さい意味はあるが、その辺はクドクド説明しない方が良いだろう、と。(魔星もある意味、星の運命なのか?とか)

 ローや聖域のその後を、グランド・フィナーレに持ってこようかとも考えたが、簡単に書ききれるものでもないので、止めた。沙織、アイオロスや星矢、アテナの願いなど、それなりに展望もあるにはあるが、まだ固まってもいないので、今後次第……書ければ、いいなぁとは思っているが^^ 後は需要があるかどうか……かな☆

 とにもかくにも、ちゃんと完結させられて、ホッと一息。……終わってない連載物がドッサリあるだろう、という声も聞こえてきそーだけど^^;;;



2008年01月18日(金) 絆というもの

 オリジナルで二部突入の『デルトラクエスト』
 とある父娘関係も、どうやらオリジナル突入の模様。いや、いいけど。原作の緊張感溢れる!?父娘仲も好きだけど^^;(児童書だとゆーに、どんな父娘だよ!)
 とにかく、父娘共々、波瀾の人生を歩んでいる。生き別れの挙句、それでも、一人で危険な森ででも、動物たちを友に、逞しくも可憐に成長した娘は国の運命を左右する宝石探しの旅に加わり、その仲間二人は何時しか、家族同様の大事な存在になっていく。
 そして、また運命の導きか──旅の間に会った一人の男。冷淡冷酷で、侵略者から国を解放する目的のためには、手段を選ばないレジスタンスのリーダー。
 どうしようもないほどに、険悪にしかならない相手で、後にレジスタンスと協力するようになってさえも、彼女はその男だけとは、どうにも上手くいかない。つーか、上手くいかせる気にならない。
 ……それは或いは、どうあっても『無視のできない相手だった』ということだったのかもしれない。まさか、ある過去以前を持たない、その気に喰わない男が記憶を失った父だったなどとは想像できるはずもなかった、と。

 中々、ドラマティックな物語☆ 脇を固めるキャラに、そういう過去があることに。これは主人公君にも余程の裏設定(オイ)がないと、喰われちまうぞー。とか思っていたら、まぁ、あったよ。……結構、解りやすい、想像しやすい裏設定ではあったが^^;

 それよりも、親世代の裏設定の方が驚きだった。元が小説だからこそのトリックなのだが、アニメでも上手いこと騙されてしまった。原作では冒頭にあった親世代の少年時代が、アニメでは途中、その息子によって語られた、というところがミソ☆(本当に上手いトリックなので、ここでは明かさないことにしよーっと--)

 ともかく、第一部クライマックスに至る途で、父の記憶はめでたくも戻り、ある意味での再会を果たすこととなった。
 ただ、娘の方には別れた頃の両親の記憶が殆ど朧気で、顔すらも覚えていないことには変わりはなく、死んだものと覚悟していた父が生きていてくれたことは無論、嬉しいとしても、険悪だった相手でもあり、まだまだ複雑そうだ。
 未だ「お父さん」とは呼ばないままなのも、その心理の一端を示す。父の側も、娘の困惑を理解しているようだし、記憶喪失時代の記憶も残っているようなので、距離を置いているようにも見える。
 ところが、平和が戻ったかに見えたデルトラ王国には、まだ危険が潜んでいることが明らかになり、新王共々、娘はまた旅立ってしまう。とりあえず、追いかける父(乗馬姿披露☆ レジスタンス時代は歩きばっかだったのに;;;)だが、本気で止めるつもりがあったとも思えない……。

 嘗て、父娘が隠れ住んでいた『沈黙の森』──三人組パーティが誕生した地でもある森に立ち寄る三人。一人、一寸した里帰りをする娘は真直ぐ追ってきた父と二人きりに、という状況に。更に困惑を極める。また父も多少は余裕があっても、上手く歩み寄れない……。
 それでも、レジスタンス時代の冷たいだけの男とは明らかに違う表情や視線、声に、記憶を取り戻した父の中に、幼い頃の自分がいることを感じるようにはなっている。
 そして、娘も夢という光景で、少しずつ、幼い頃の幸せの記憶を取り戻していく。それは優しい森たちが見届けてきた父娘の姿でもあったのだろう。

 夢は辛い思い出も齎したが、その全てが彼女のものであるはずだった。色々な思い出を取り戻し、両親の思いをも胸に、彼女は歩き続けるのだ。本当の意味で、帰る場所をも得たから……。

 何となく、名前を書かずにきてしまった。書くとネタバレ、でも、書かないと訳解らんよなぁ^^;;; 尤も、一寸ググれば、直ぐ解っちゃうか。父ジョーカーに娘ジャスミン、なんだが。
 親子兄弟──肉親間のドラマティック展開も好きなんだよねぇ。記憶喪失の謎な男以外にも、こんな設定持ってるなんて、ホントに美味しすぎる♪ 色々とネタが浮かんで困る。

 それはともかくのアイ・キャッチに使われているカード・イラストのジョーカーには笑える。「何処の王様だよ、あんた」と、突っ込みたくなる★ 本当に、自分が王になる気だったんじゃないかと疑いたくもなる^^;
 しかし、第二部に入ったら、キャラ変わってるから、もう使われないだろうなぁ。新カードは……多分、無理だろうし。



2008年01月08日(火)

 気がついたら、新年もあっちゅー間に1W★ 松の内も過ぎてるじゃね。やばし、二年連続で、まだ初詣行ってね。(去年なんて、初詣いつだったっけ? まさか、十日町じゃ^^;;;←師走だぞ) 直ぐ近くに、全国ベスト10に入るような大きな社があると、つい何時でも行ける、とか思っちゃうんだよなぁ。で、季節外れの初詣に、と。

 去年はとにかく『星矢』三昧だった。まぁ、今年も十分に引きずっているが。一発目更新の拍手への思わぬ反響も☆ レオ聖衣が可愛い^^ と。また、そっちでネタが湧いたらいいなぁ。六周年記念作もそろそろ大詰だし、お題も再開しないとね。後、キリリクも。

 他にもチラチラと目がいく作品はあったりする。現時点では『リフトウォー・サーガ』と『デルトラ・クエスト』と──両作とも海外ファンタジー物。
 『リフトウォー・サーガ』の原書を読んでみよっかなぁ、とか思っていたはずが、この度、『デルトラ・クエスト』の方をアマゾンで購入してしまった☆
 ハハ、何でかというと、『DELTORA QUEST』が児童向けファンタジーだから^^ 児童書=英語が易しい☆ 輝程度の英語力でも何とか読み進められる。翻訳版も一応は読んでいるから……ちょい反則? とりあえず、1、2巻飛んで7巻が手元にある。
 しかし、凄いね。洋書を扱う書店は少ない。扱っていても目当ての本があるとは限らない。それが数日で届くんだから──っても、ペーパーバックとマスマーケットの違いが全く判らん。説明では普通ペーパーバックと思われているペラい紙のが実はマスマーケットで、ペーパーバックはもう少し良い紙だというが……。今回、その両方があるが、区別がつかん。
 それはともかく、ゆっくり読み進めて、残りのシリーズも買い揃えよう。第二部、三部と続くから、道は遠いけど^^

 そんなこんなでの新年の抱負? マイ・ペースでも、それなり更新と『DELTORA QUEST』読破を☆


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