今週に入ってからずいぶん温かくなりました。
今日は特に温かく、快晴の日差しが目に心地よく感じます。
なんと、ついに駐車場公園のコブシの花が咲き始めました。
外側に赤い筋の入ったとてもきれいな白い花が空を彩っています。
いよいよ春の始まりです。
梅はもう随分前から咲いていますが、寒梅というぐらい、寒いイメージがあります。
コブシは演歌「北国の春」にも歌われているように、早春のイメージが強いように思います。
私は北海道、それもよくしばれる岩内町の出身なのですが、子どもの頃その地方は半年くらい雪に閉ざされます。
漁師街だったので、大人は仕事ができなくて大変だったのですが、子どもは全然平気で雪の中をかけずり回っていました。
そんな子ども心にも春は待ち遠しかったのです。
雪柳が芽吹き、白い綿帽子をいっぱいつける頃、雪解けがやってきます。
遊び疲れて山の斜面に寝ころんで休んでいると、氷の下にかすかな水の流れる音が聞こえてきます。
“春が来た!”と体中から嬉しさがこみ上げてきます。
雪の下の白い花、ふきのとうの黄色い花がだんだん姿を見せ始め、土が顔を出すともうたんぽぽが咲き始めます。
子ども時代の春は、氷の融ける水音から始まりました。
朝の連ドラ「ウエルかめ」を観ていると、徳島のすだち農家で、夫が亡くなった後1人で農作業を続けている老婦人が、自分たちの夫婦仲のよかったことをじいちゃんの言葉として「連理の枝」と表現しました。
「連理の枝という言葉を知っているかね。寄り添うように別々に立っている2本の木が、お互いの枝を伸ばして、いつの間にか一つの木になっているということや。夫婦が長年連れ添って仲良うしているとそうなる。じいちゃんがいつも言っとったで。わたしゃね、会社でも何でも、長年一つところで仲良う仕事してる仲間もきっとそうなると思うとる。」
いい言葉だと感得したのですが、不覚にも「連理の枝」という言葉を知りませんでした。
早速調べてみますと、なんと、かの玄宗皇帝と楊貴妃の末路を詠った、白楽天の「長恨歌」の一節、「天にあらば比翼の鳥、地にあらば連理の枝とならん」からきているのですね。
50を過ぎて楊貴妃と巡り会い、それまで名君の誉れ高かった玄宗が楊貴妃との愛におぼれ、政治を行わず、国が傾いてしまいました。
側近たちの懇願で、やむなく楊貴妃の命を絶った玄宗の悲しみを詠ったのが「長恨歌」です。
その中で玄宗皇帝の胸の内として詠まれたのが「(もし生まれ変わることがあれば)天にあらば比翼の鳥、地にあらば連理の枝とならん」というわけです。
ちなみに比翼の鳥とは、一つの目と一翼しかない鳥がいて、夫婦一つになって飛ぶという伝説の鳥です。
なかなか奥が深いと感じ入っていますと、ネット検索で「連理の枝」を見ると、もっともヒットするのが同名の韓国映画でした。
知らなかった自分にガックリ!
面白いことがあるものです。
雨がしとしと降っています。
昨日旭川の桜並木の土手を通ると、桜全体がピンク色に染まり、咲き始めと見まごうばかりの風情でした。
TOHOシネマで話題の3D映画、ジェームス・キャメロン監督「アバター(AVATAR)」を観てきました。
想像以上に3D効果を楽しめました。
あたかも映像の中に自分もいるようなリアルな感覚で、CGグラフィックも現実味を帯びて、虚像である違和感がほとんど気にならないくらいでした。
ストーリーは滅亡寸前の地球から、豊富な鉱物資源を求めて基地を作った地球の原始時代を彷彿とさせる星、衛星パンドラが舞台。
空気の組成が二酸化酸素が多く、人間は住めない。
地球に良く似た動植物たちが密集していて、ナヴィと呼ばれる原住民が住んでいる。
ナヴィは身長3mあまりで、地球人(スカイピープルと呼ばれる)より大きく、身体能力もはるかに優れている。自然を愛し、敬い、共生している。
鉱物資源を手に入れるために、ナヴィとの接触を図る目的で人間とナヴィとのDNA結合体を作ることに成功し、アバター(AVATAR)と名づけた。
これが映画のバックグランドになる。
3D画像はとても丁寧に作られ、じつに美しい。ストーリーは勧善懲悪ハリウッド映画で、最後の終わり方が納得のいくものだった。
2時間40分という長時間、全く飽きることなく、もっと見ていてもいいくらいの気持ちにさせられました。
洗練された3D映画という新たなるジャンルを予感させられました。
今にも降り出しそうな曇り空です。
冷え込みもまた強くなりました。
3歳の千尋ちゃんがお母さんの妊婦検診についてやってきました。
私に見せようと、アンパンマンとその仲間たちをプリントした素敵なトレーナーを着ていました。
かわいいと声をかけるととっても嬉しそうです。
超音波画像を見ながら検診を進めていますと、童謡を次々に歌ってくれました。それが上手なのです。
お母さんが「先生に聞かせると言って、はりきってきたんです。」と教えてくれました。
赤ちゃんの性別を尋ねられました。希望されないと性別は見ないことにしているのです。
男の子のようでした。「千尋、当たったね!」と声をかけました。
「実は妊娠初期のころ、この子にどっちだと思う?と聞くと男の子と言うんです。如何して?と尋ねると、角がはえてると言うので、どこに?と聞くと、おまたを指すのです。どうかな?と思っていたんですけど、見えるんですね!!」と感動されました。
なかなかリアルなお話でした。
今日は朝から雨が降り続いています。
予定のない休日です。のんびり朝寝を楽しみました。
思い立って、散歩に出かけました。年一回あるか無いかの散歩です。
ウオーキングシューズを履き、携帯をポケットに入れ、傘を差して出かけました。
1キロあまりの所にグリーシャワー公園があります。竜口山全体が県立公園になっています。
季節柄、しかも雨降りなのでしょうか、人影は見えません。
静寂の中、いろんな種類の鳥たちがすぐ近くで姿を見せ、鳴き声を響かせます。
沢山の椿の群生が見事な花を咲かせていました。
その近くに古墳がありました。
ユーカリや杉の巨木が林立する中を2時間ほど歩き回り、心身ともに洗われる気分になりました。
お昼は久しぶりに家族とラーメンを食べに行き、美味しさを楽しみました。
夕方には盲目のピアニスト、辻井伸行さんが24才でヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールに優勝するまでの軌跡を2時間番組であった、最後の方をみることが出来ました。
感動そのものですが、審査委員長が彼の才能そのものが奇跡だと話していたのが印象的だった。
こんな休日は嬉しいですね。
ふと気がつけば、空に浮かんでいます。
一緒にいる数人の人たちが笑顔で私に語りかけています。
眼下には遠くに海岸が見えます。見事に整備された町並みが見えます。白い壁、明るく光るだいだい色の屋根の家々、ところどころに巨大の塔のような建造物、心なごむ風景でした。
一人の女性が心地よい声で私に告げました。「さあ、今日からここはあなたの世界です。自由に過ごしてください。」
私は嬉しくなって大空を滑降して、街へと飛んで行きました。
街には人影がありません。
海へと翼を広げ、大きな建造物へ近寄りました。横穴とモニュメントの集合のように見えるのですが、今まで見たこともない不思議なものです。
たくさんある建造物の一つに降り立ってみると、いつの間にか仲間のような人がそばにいます。狭い入り口を一緒に入っていくと、迷路のように別れた通路があり、いく人もの人たちが往来していました。
いくつもの広場や部屋があり、なかなか賑わっています。何人かがそばに寄ってきて、移動に不自由な私の大きな翼を脱ぐようにと手伝い始めました。
やっとの思いで翼を脱ぎ棄てると、それまで気がつかなかった身体の軽さを感じました。
朝のほんの一瞬のまどろみに見た夢でした。
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