| 2006年05月21日(日) |
よみうり子育て応援団開催 |
午後1時から、ママカリフォーラム3階ホールにて「よみうり子育て応援団@岡山」が開催されました。今回で28回目になり、岡山では初めてだそうです。
子育てに関する相談トークということで、参加申し込みは定員300人のところ400人を超える申し込みで、一部抽選になったようです。主催者側にとって、嬉しい誤算だったことでしょう。
コーディネーターの頼近美津子さんはさすが元アナウンサーです。時間管理が実にしっかりしていました。そしてなによりとてもチャーミングな聡明さを備え、出演者をリードしてくれました。
子安増生京大教授は児童発達心理学が専門で、豊富な情報をもとに、人間味あふれる話しぶりで、参加者に感動の波を送っていました。
ベネッセコーポレーションの岡田晴奈さんは、ご自分の子育て体験と教育的お仕事をしている立場から、現実に即したお話をしてくれました。
とても印象的だったのはセイン・カミュさんでした。 5歳と3歳の女のお子さんたちがいるそうで、余計な手をかけない自然派子育てをしています。セイン流子育てを楽しく披露してくれました。
何よりも嬉しかったのは、サン・クリニックファミリーの方々がたくさん参加してくれたことです。ほとんどがこども連れだったので、こども達やお父さんの楽しそうな笑顔に会えてとっても嬉しかった。
メル友のようによくお便りをくれるお母さんからも、楽しい感想が寄せられ、この企画に参画して幸いだった気分になりました。
今日午後、「すこやか人生講座」が開かれ、神渡良平先生が講演されました。 演題は「主題ある人生」です。
まず両足義足のマラソンランナー、島袋さんのお話から入りました。 彼は沖縄の方で、建築関係の経営者でした。
東京出張で疲れきっていたその日、京浜電車の踏み切りでつまづき、頭を打って意識を失ってしまいました。そこへ電車がやってきて、両足と記憶する機能を失ったのです。
絶望のふちで生死をさまよう入院生活を送っていたとき、沖縄のお母さんから電話がありました。 「つとむ、痛いか!そうかそんなに痛いのに、そこから学ばなかったら、ただの馬鹿だよな」と言われたそうです。すごいお母さんですね。
沖縄に帰り、仕事に復帰しながら、気がつきました。 「今まで自分はやりたいことを先延ばしにしてきた。これから、その時にやりたいことをまずしよう」
ハーフマラソンを皮切りに、世界各地で行われるフルマラソンに両足義足のランナーとして完走し、多くの人たちに感動を与え続けています。
希望こそ人生の牽引車だと神渡先生はイントロダクションを結ばれました。
見かけだおし?
数年来更年期障害で通院しておられる方が、しばらくぶりで来院されました。
身体のあちこちに不調を訴えられ、「この痛みから早く解放されたい!」と叫ぶように言われるので、「そのうち必ず開放されますよ!」とにこやかに返しました。
一瞬の間をおいて、「とても待てそうもない!」というので、「とてもお元気そうなので、みんな頼りにしているでしょう。その役割があるうちは開放されませんよ」と私。
「中身はぼろぼろなのに、何でみんな頼ってくるかしら?」 「お役目、お役目、見かけだおしの人には誰も来ないですよ」 「そうかな〜。かなわんな〜」と帰っていきました。
| 2006年05月08日(月) |
よみうり子育て応援団 |
5月20日午後1時から、岡山駅西口にある岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム)で「よみうり子育て応援団@岡山」相談トークという催しがあります。
講師は岡田春奈さん、子安増生京大教授、セイン・カミュさん、私、そしてコーディネーターは頼近美奈子さんです。
夜、その打ち合わせに、読売新聞の岩井孝夫さんが来院されました。 定員を超える申し込みがあったということです。
どんな会になるのか、楽しみです。
今日午後からは父親学級4コースの1回目でした。 1回目受講が同伴分娩の必須条件になっていますので、150人を超えるカップルが集まりました。
同伴される時大事なのは、見るとか、体験ではなく、一緒に産むという気持ちです。 気持ちが乗らないと、深い感動がおこらないまま、不満足な形で終わってしまうこともあります。
その感動を味わうためのこころの下地を作るのが、今日の目的です。 皆さんの表情は真剣です。 その熱意に応えるため、いのちの営みの感動を心から伝えました。
午後、私の憩いの時間、ガラス吹きに行ってきました。 “忙中閑あり”といいますが、仕事以外ほとんど趣味を持たない私にとって、このわずかな時間はとても貴重です。
飽きもせず挑戦し続けるのは、ワイングラスです。 コップの部分を作り、脚をつけ伸ばし、台を作る。 ここまではある程度慣れると、比較的むずかしくはありません。 そこでポンテをとります。 “ポンテをとる”とは底まで形を整えていたさおを切り離し、最後の仕上げをするために、細い鉄棒にガラスを巻き、器を移す作業をいいます。
かなり慣れたつもりでも、このポンテ取りはスリルに満ちています。 器とポンテの温度が合わないと、切り離した瞬間作品が落ちてしまい、それまでの作業が一瞬にして泡と消えてしまいます。
ワイングラスはご存知のように脚が細く、工程もやや複雑なため冷えやすく、特にスリル満点です。それだけに達成感を味わうことが出来ます。
作品は、私の場合、どういうわけかみんな首を傾けています。 見てるだけで酔いそうです。 今のところ、作品の出来は話題に乗せないようにしています。
さわやかな奈良の朝。
好物の茶粥をいただき、朝のなら公園を散策し、春日大社門前まで行きました。 昨日シカトしていた鹿たちは、うってかわって競うように鹿せんべいを食べていました。
春日大社神苑の藤を見物しました。 今年は開花が遅れ、今が見ごろを迎えていました。
満開の花が白と紫のあでやかな姿に甘い香りを漂わせていました。
続いて宝物殿に入りました。 さまざまな資料の中にふた抱えもある杉から切り出した丸板に「神」という1字が見事な筆使いで書かれていました。 以下はその説明文です。 「昔の高僧には仏が存在する木を見通す力があり、木の中にある仏を掘り出すことで仏像が出来たのだと私は思います。今の人は目に見えないものを信じませんが、物の奥に目に見えない神仏を見通すことが、本来の日本人の人生観だと思います。 春日大社宮司 葉室頼昭」
夕方岡山に帰ってきました。 メモリアルな時を送りました。
朝9時、今度は家族で新幹線に乗っていました。 楽しみにしていた新緑の奈良へ1泊の家族旅行です。
11時過ぎにはもう近鉄奈良駅についていました。 昨年末に訪れた際、タッチの差で食べれなかったお蕎麦屋さんへ早速出かけました。 開店を前に待たせてもらったので、リベンジを果たしました。 期待に反しない美味しいおそばでした。
ゆっくり食事をしたあと、古い町屋が続く奈良町を通って10分あまりでホテルに着きました。荷物を預け新緑の奈良公園に出ました。 色とりどりの花もきれいでしたが、鮮やかな緑のもみじは紅葉のときとはまた違った美しさでした。 しかし、ゴールデンウイークということで、公園は人でうずまっていました。 いつもは観光客に群がっている鹿達が、観光客を避けるように木の根元にたむろしています。その周りをこどもたちを中心に、鹿せんべいを持った客たちがうろうろし、鹿にせんべいを食べさせようと口元に差し出します。 いつもは我先にと口を出す鹿たちが見向きもせず、まるでシカトしているようです。 あまりしつこくすると、逃げ出したり、逆に起こって威嚇したりと、いつもの様子とは随分違います。 せんべいのあまりの多さに午前中でおなかがいっぱいになったのでしょうね。 それにしてもたくさんいる鹿たちが満腹するほどの鹿せんべいの量は大変なものですね。
快晴の中歩き続けたことと、人の波に疲れ街角に出ると人力車が営業していました。 係りの人の話を聞いているうちに俄然興味がわいてきました。 少し費用はかかるのですが、初体験をすることにしました。 これがなかなかいいものでした。いつもとおくまで足を伸ばしたことがなかったのですが、三笠山のふもと、志賀直哉邸、新薬師寺を回って浮き御堂のコースを1時間ほどかけて、車とは違う、風情のある観光をしました。
奈良はなかなか捨てがたしです。
朝8時の新幹線に乗り、横浜へ出かけました。
兄弟のように親しくしている方のご子息の結婚式がありました。 ミナトミライを目の前にしたハイセンスなチャペルで、スクリーンから抜け出したような素敵なカップルがウエディングベルを奏でました。
花を添えたのはサッカー少年団でした。花婿は少年サッカーに情熱を燃やし、専門的知識を身につけ、長年その普及に力を注いできました。現在少年サッカー連盟の理事をされていて、その教え子たちがイベント隊として披露宴を盛り上げてくれました。
披露宴は懐かしい人たちと旧交を深めました。「友あり遠方より来る。また楽しからずや」と論語にうたわれているそのままの気分でした。
快晴の横浜に似つかわしい結婚のお祝い風景でした。
| 2006年05月01日(月) |
メモリアルバースディ |
今日は私の63回目の誕生日。 この世界に存在する意義を考えさせられます。
当院にはサプライズ委員会があります。 院内のメモリアルイベントなどで感動創造を活動目的にしています。
1年ほど前からスタッフ全員のバースディサプライズを提供して、費用をかけず、心を込めるスタッフごとのオリジナルイベントに、“そこまでやるか”と感動を呼んでいます。
今日もまさにそうでした。 最も感動したのがDVDとアルバムに収められたスタッフ全員のお祝いメッセージでした。 心友とも思っている院外講師の方々と、開院以来サン・クリニックの理念を自分のものとして、一隅を照らし続けているスタッフ一人ひとりの貴重な言霊が、そのアルバムには詰まっていました。 スタッフか見守る中、開いた瞬間涙がこみ上げてきて、あわてて閉じました。 後から一人になって、こころゆくまで味わいながら読ませてもらいました。
わずかな休憩時間を利用してDVDが映し出されました。 私の人生の成果ともいえる心友の方々の顔写真と共に、メッセージが流れました。 いつの間にか重ねてきたこれまでの出会いの数々が、走馬灯のように脳裏に浮かんできました。幸いな人生をいただいたことに、ありがたい、ありがたい気持ちでした。
スタッフの気持ちがこもったバースディケーキ、そして中山先生お手製のアップルパイにも感動しました。芸術と表現できる、私の尊敬するパテシエの手によるケーキと、パテシエ中山と呼びたくなるような美味しいパイをスタッフ全員でいただきました。
|