ATFの戦争映画観戦記



【File014】そして戦車は行く・・・

2001年11月24日(土)

「俺はセ・ン・シャが、好きだぁ〜ッ」ってミリタリーマニアの中でも「戦車ファン」を自称される方々も多いと思われます。かく言う私ATFもその一人。とにかく戦車さえ登場すれば、戦争映画でなくても良いんです。陸戦の王者、鋼鉄の怪物、鋼の騎士・・・まあ表現は色々ありますが、とにかく戦車が好きなんです。という訳で引き続き「二次戦を舞台にした戦争映画以外に登場するディープなこだわり満載の戦車たち・・・第二幕」をお楽しみ下さい・・・。

【さらばキューバ】
大抵の映画評論やレンタルビデオ店での分類では、戦争映画の分類に入れられてはいませんネ。Mr.007ショーン・コネリー主演のラブ・サスペンス?です。舞台は革命真っ只中のキューバ。やる気満々だが武器・弾薬不足のカストロ率いる革命軍と、金にモノを言わせ武器・弾薬は豊富だが兵士たちにやる気がないバチスタ将軍の政府軍。その政府軍の近接戦闘教官としてキューバにやって来るのが元英軍少佐のショーン・コネリーです。そこで元恋人と出会い・・・革命に翻弄され・・・ってお話ですが、何が凄くて最初に書き込んだかと言うと・・・そう、並み居る戦争映画でも滅多にお目にかかれない�狎鐚崟鎰瓮掘璽鵑�あるんですよ。それはラストシーン。革命軍が占領した燃料基地を攻撃しにやって来る政府軍。なんと�狒�甲列車�瓩眦仂譴垢詁鹽挌�味しいシーン(でも革命軍に前後のレール外されて立ち往生して、呆気なく降参)もあるんですが・・・それは置いといて、政府軍側車両としてM10駆逐戦車が登場(コレだけでも珍しい)。背丈以上もあるサトウキビ?畑のぬかるんだ道を勇ましく進撃してきます。それをショーン・コネリーともう一人のおっさんの二人で乗っ取り、革命軍の応援に駆けつける(ショーン・コネリーは何時の間にか革命軍側です)んですが、ココで政府軍側のM4戦車が2両登場。驚くなかれ「遠すぎた橋」「橋」も真っ青のハリボテ戦車(正面からのシーンで、中身のジープ?の車輪がハッキリ見えますし、主砲の中には発火用の小口径砲がバッチリ映ってます)です。操縦担当のおっさんが鈍くて、中々うまくM10は動かずピ〜ンチ。そこへM4からの至近弾がドッカ〜ン。75mm砲弾抱えて装填するコネリー。そして発射・・・見事命中です。残った一両のM4は慌てて後退。この時も足回りのタイヤがバッチリ見えます。この間約10分弱ですが「第27囚人戦車隊」も驚く�狎鐚崟鎰瓮掘璽鵑覆里任靴拭�

【アンザックス】
第一次大戦に英連邦軍として参戦したオーストラリア&ニュージランド欧州派遣部隊を略して�爛▲鵐競奪�ス�瓩噺世Δ里世修Δ任后�あのミスタークロコダイル・ダンディー�爛檗璽襦Ε曄璽�ン�瓠丙膿刑遒犬禳个箸辰燭福舛辰憧兇検�)主演のテレビ映画です。この映画の戦車は、なんと元祖戦車マーク�厳拭瞥此砲任后�まったく遮蔽物のない平原の戦場。独軍の機関銃座に苦戦するアンザックス部隊。そこに救援に現れるのが1台の戦車・・・いきなり地平線に登場・・・ゴトゴトと独軍陣地に迫ります。パニックに陥る独兵たち。やがて機関銃座を蹂躙しお役目ご苦労様な訳ですが、この戦車も見事ハリボテ。前進スピードに比べキャタピラ(登録商標?)の回るスピードがなんか遅いのはご愛嬌。なによりも戦車の後部ハッチを開けると、前方の操縦席のハッチまでブチ抜き丸見えなんですわ(爆)でもマーク�厳燭�登場するだけでもメッケもんて事でっしょうか・・・ネッ。

【タイムコマンド】
戦争映画ではありません。たぶんSF映画です、しかもメチャクチャB級・・・いやC級です。舞台は未来。犯罪者を処罰する手段として、タイムマシンで過去の戦闘場面に送り込んで戦わせます。中世は騎士の時代、第一次・第二次大戦、西部劇、ギャングの銃撃戦・・・と、まあ設定は面白いんですがねぇ。お金をかけてないせいか、舞台設定がチャチ〜んですわ。でも驚くなかれ、ここにも珍しい戦車が登場します。舞台は第一次世界大戦。主人公と追っ手が二手に分かれて戦うシーン。主人公は複葉戦闘機で登場。で追っ手はというと、なんとルノーFT軽戦車で登場です。しかも、あの37mm主砲?で対空戦闘です。しっかり動いてます。どっかの博物館から持ってきたんでしょうか。それともコレクターから借りたのか・・・。ルノーFTなんて骨董品「誰が為に鐘は鳴る」で登場する位ですか・・・でも、こっちは腐ってもカラーです。最後は戦闘機から投下された爆弾(手榴弾?)であっけなく大破炎上するのでした・・・お終い。

【ゴールデンアイ】
英国映画界が誇る外貨獲得映画の雄007シリーズ作品です。主演のジェームズ・ボンド役は5代目ピアーズ・ブロスナン。�爛粥璽襯妊鵐▲き瓩噺討个譴訶甜�波攻撃衛星システムを巡る一大アクション・スペクタクルです。で、問題の場面はゴッドフリート・ジョン演じるロシア軍将官に拉致されたヒロインを追って、ペテルスブルクの街中で派手に展開されるT55?戦車による大カーチェイス・シーン。いやロシアの戦車が高速なのは、クリスティ懸架装置を採用したBT戦車〜T34から受け継がれた伝統ですが、あんなに街中を高速でぶっ飛ばせるとは思いませんでした。中でも戦車のドリフト・ターン?は必見!(でも先日アフガン戦のニュース中継で北部同盟軍の戦車が兵士を満載した状態で急ターンしてたなぁ)乗用車、建物をぶち壊しながらの大追跡。驚くより、なんか気持ち良いですな(不謹慎ですか?)最後には悪の一味(って表現好きです)が乗った列車を正面砲撃で爆破。いや〜何も考えんで良い映画です。
【追記】あのサンクト・ペテルブルグのシーンはセットだそうです。街中で戦車を走らせる、という当局の許可が下りず、スタッフが現地を綿密に調査して再現したそうです。

【GIブルース】
キング・オブ・ロック�爛┘襯咼后Ε廛譽好蝓辞畆膠蕕離潺紂璽献�ル?映画。エルビスは実際に米第3機甲師団に所属して旧西ドイツに駐留してたそうですが、その時の経験を生かした映画だそうです。で、いきなりオープニングから戦車部隊の大演習。これがまた、いや凄いって言えるくらいのM48戦車部隊の大登場。砲塔上の戦車長が振り落とされそうなくらいのスピードで走り回る戦車たち。でプレスリーの乗る戦車ですが、いきなり切り株にぶつかってキャタピラが切れてしまいます。そしてブー垂れながら修理する戦車兵たち。たった4名くらいで、あのぶっ太いキャタピタ修理してしまうのも、何か凄いな〜って感心してしまう映画ではあります。後半はラブロマンス中心。

【戦争ゲーム】
一瞬タイトルに期待させられる作品ですが、その実態は・・・(爆)です。アメリカ映画でよくあるパターン�狎亀舛亮膺邑�が、地方の町を牛耳る悪徳権力者(金持ちの地主と保安官のコンビが多い)に戦いを挑む�瓩辰童世Δ�話のパターン通りのお話です。ただ、その正義の主人公?が町外れにある陸軍駐屯地の兵隊って事で、ひと暴れするアイテムが、主人公の友人がコツコツ再生したM7プリュースト自走砲なんです。主演はトニー・カーティス、ブライアン・キース。そうそうアーネスト・ボーグナイン御大もご主演。なんか「ミスタータンク」と似たようなお話なんですが、ラストシーンで悪玉私設軍隊相手にごっつう派手に暴れてくれます。でも主砲の発砲はありません。か弱いヤラレ役たちを追い掛け回すだけです・・・。

【おかしな関係】
ダドリー・ムーア&エディ・マーフィー主演のコメディ作品。エディ・マーフィーが「ビバリー・・・」で一躍トップスターになる前の作品です。物語は新型戦車の射撃安定ジャイロを開発する技術者と、新型戦車の試験走行をやらされる米軍戦車兵のお話。主演の二人は「戦火の勇気」のD・ワシントンとM・ライアンと同じく共に主役なのに共演するシーンはありません。技術者のお話(KGBが絡んだスパイ映画もどき)と戦車兵のお話(トラブル満載の戦車メインのドタバタコメディ)のお話が並行して進行(実は時差があるらしいが)し、最後のワンシーンで二つの話が交差(最後に搭載ミサイル誘導用の射撃安定ジャイロが作動する場面)します。実は、この映画1985年公開の映画なのですが、物語(エディ・マーフィー部分)中でイラク軍がクウェートに侵攻して来ます(確か湾岸戦争って90年代じゃなかったっけ?)おっと、登場する戦車は現代のM1エイブラムスっぽく砲塔に鉄板を張り改造を施したM48(?)戦車(新型戦車役)と無改造のM48(M60か)が登場。新型戦車の内部は、かの迷作「戦車バタリオン」のM41並みに広々してます(笑)

【パワープレイ】
もうクーデターものの傑作といえば、この作品。ヨーロッパの架空の小国で舞台に、腐敗した政府に嫌気が差したディビッド・ヘミングス演じる参謀大佐ら陸軍将校一派がクーデターを計画。ドナルド・プレゼンス演じる秘密警察長官の目を掻い潜り、序々に同志を集めていくプロットは秀逸です。ロケはカナダを中心に行われたらしいので、センチュリオンMk5戦車及びM113兵員輸送車などカナダ軍の車両が大挙登場。クーデターにおける戦車の役割の重要性を説くピーター・オトゥール演じる戦車旅団長が渋いですな。クーデターへの参加を誘われながら、断り、さらに秘密警察に通報しようとする同期の戦車旅団長を通信テントごと踏み潰すシーンは圧巻。センチュリオン戦車の重量感がズンズン画面から伝わってきます。最後はあっと驚くドンデン返しもありますが・・・。M113兵員輸送車にドーザープレートを付けたタイプがいきなり登場するシーンが珍しくて印象に残っています。政府側の虎の子「空挺部隊」のC130輸送機が首都の空港を封鎖され、着陸できずに帰っていくのに唖然。空挺部隊ならパラシュート降下しろよ〜なんて思ってしまいました。�爐燭世い淦箙イ離灰鵐妊�ション�瓮�ーデター開始の暗号無線シーンがカッコイイですな。

また徒然なるままにくだらぬことを書いてしまいました。本当はもっといろいろ書きたい珍しい戦車が登場する映画がいっぱいあるんですが、今回はこの辺で・・・次回は、また別のテーマで書き込んでみたいと思っちょります。乞う期待・・・【続く】

【一部追記】20011202「ゴールデンアイ」の記事に一部追記


【File013】A TANK NAMED LULUBELLE�爛襯襯戰覘瓩箸いμ召寮鐚�

2001年11月20日(火)

さて、戦争映画についてアレコレ御託を並べておりますが、戦争映画ファン諸氏から�狎鐚屬鮟个気鵑�い・・・�瓩辰討�叱りを受けそうなので(爆)取り敢えず第一弾と言うことでカキコんでみたいと思います。
賢明なる�狎鐐莟撚茱侫.鶚畚�氏なら�狎鐚岫瓩療仂譴垢覬撚茲�・・・って聞かれたら「バルジ大作戦」「パットン大戦車軍団」「ヨーロッパの解放」「遠すぎた橋」・・・などと次々にタイトルを挙げる事が出来るでしょう。かのNo.1戦争映画サイト「CROSS OF IRON」にて立てられてる「戦車の登場する映画会議室」には、現在約250タイトルもの作品のトピックがカキコまれてます。って事は、日本未公開の作品など考えると�狎鐚岫瓩�登場する作品はそれ以上あるって事でしょう。まあウジャウジャ戦車が登場してドンパチ繰り広げるだけなら色々作品名をあげる事が出来るんですが、ここはひとつ、たった一両もしくは数両の戦車が印象深く登場する作品について考えてみましょう。ちょっとディープな�爐△覆燭涼里蕕覆ぁ�戦車の世界 ANOTHER TANK WORLD�瓩悄△気△い蕕辰靴磴ぁ�

【サハラ戦車隊】
ハンフリー・ボガード主演作品ですが、これほど登場する戦車�爍唯灰蝓疾鐚岫瓩�印象強い作品もないでしょうな。M3戦車なんてアフリカ戦線でチョッチ活躍(あと英軍仕様グラントタイプとか)したか、レンドリースでソ連に送られたとか・・・でも、この映画のお陰でタミヤからプラモが出たのではってくらい印象深い作品ですよ。もはや俳優のひとり(いや一両か)っても過言ではない。戦線の混乱で砂漠の中で立ち往生する米軍ガン軍曹指揮のM3戦車�爛襯襯戰觜罅淵圈璽拭璽僖鵑謀仂譴垢詬点困辰董△△譴魯謄�ンカーベルか)�瓩肇魯螢妊7外綮愆�の英軍野戦病院の生き残り一行(およびスーダン歩兵大隊のタンブル准尉とその捕虜のイタリア兵と撃墜される独パイロット・・・名前忘失)が砂漠のド真中の井戸(この井戸が曲者)で独歩兵一個大隊と激戦を展開・・・まあストーリーはみなさんご存知でしょうからこの辺にしときますが、とにかく�狎鐚屮侫.麌�見�瓩虜酩覆任后�そうそう「デザート・ストーム」って、何だか湾岸戦争モノみたいなタイトルのリメイク版(1995:ジェームズ・ベルーシ主演)が出てますが、ストーリーは忠実にリメイクされてて人物描写は旧作より良いかもしれません。見比べてみては・・・オススメ作品です。

【鬼戦車T34】
ロシア軍ファン、特に戦車ファン涙モノの作品ですな。こんなにジックリT34戦車が見れるって幸せを感じさせてくれる作品です。独軍の捕虜になったロシア戦車兵が、対戦車砲の標的戦車を乗っ取って脱走するお話。ラストシーンが中々重い作品です。まあ一種のロードムービーって言えなくもないですな。でもなんでT34/76(いろいろな型式が混じって登場してるそうですが)なんでしょうか・・・/85のほうが砲塔もでかく、砲身も長くて強そうに見えちゃうからでしょうか。ドイツ週間ニュースでT34/85の残骸を標的にして対戦車砲の試験射撃をしているシーンをみたことありますが、サスのヘタッタいかにも大破した戦車を使用してましたが・・・。原題は�牘誠��瓩任后�どっから�犁汗鐚岫瓩覆鵑独�想が・・・。すんなり脱走成功させてくれないところが、ハリウッド映画と違うとこですか。でも邦題タイトルもピッタリって思えてくる作品です。

【第27囚人戦車隊】
�犲�人戦車隊��=�狡�罰戦車隊�瓩辰徳杼�に違わず、マイナー作品ながらこれほど興奮させてくれた作品はなかったですよ。オープニングで登場するソノモノT55戦車はともかく、中盤の独軍役SU100対ロシア軍T34/85の戦車戦シーンは数ある戦争映画の中でも屈指の出来だと思うのでありますが、戦争映画ファン諸氏のご感想はいかがなモンでしょうか。かのSU100自走砲は四号駆逐戦車ってとこでしょうか。100mm砲が重そうでSU85の方が良いのでは・・・どうせなら車体後部エンジン部分まで鉄板で覆ってソレらしく改造してくれてたら、もっと良かったんですがね。政治犯、窃盗常習親爺、情緒不安定暴力大男、近親相姦小僧、外人部隊出身&イスラム教徒の重婚兄ちゃんなど一癖どころか三癖も五癖もある連中の集まり。その上の上官がデイビィッド・キャラダインとオリバー・リードってとこが凄い。戦車戦以外の見所は夜間立哨中に上官とすれ違うとこでタバコ飲み込むシーン。それといかにもその辺の野良犬って雰囲気のロシア軍の地雷犬�爛好拭璽螢鵐好�ヤ�畄�にいかにも不味そうな豆の緑色スープ?胡散臭いロシア軍のプロパガンダ映画ってとこですか。後半部はロシア軍の燃料輸送列車爆破の話は今ひとつですが・・・。そうそう自走砲2号車の照準手のスヴェンって�狠α�常習犯�瓩里�兄ちゃん、かの「戦争のはらわた」に登場するロシアの少年兵君だそうです。

【レッドアフガン】
将に時事ピッタリ(不謹慎でスンマセン)の作品・・・って訳じゃなく、舞台は同じくアフガニスタンですが、ソ連侵攻時が舞台です。村を焼き、族長を轢き殺して暴れまくるソ連軍のT62(もどき/中東でイスラエル軍が捕獲したT55戦車の改装タイプTi67だそうです)が主人公。戦車小僧・・・○チガイの戦車長とインテリの操縦手、通訳のアフガン人兵士。道に迷った戦車を復讐のため執拗に追いかけるアフガンゲリラ達(実はその後を女たちも追ってる)多彩な登場人物の描写が錯綜し、アフガンの大地、壮絶な自然、風土、宗教、文化が物語を彩ります。ゲリラの象徴RPG-7対戦車ロケットが重要アイテムとして登場。戦車長に置き去りにされたインテリ操縦手がゲリラの捕虜になった時、ボロイ英国製エンフィールドライフルの部品を使って故障した引き鉄部分を修理してゲリラの信用を得ます。でもなんと言っても全てを許すイスラム教の言葉�爛淵淵錺騰瓩任垢�。戦車の内部の描写が凄く、不発弾処理のシーンなんて凝ってます(軍事アドバイザーは、あのデイル・ダイ元大尉)原題は「THE BEAST」怪物ってピッタリですな・・・。

【戦闘機対戦車】
将にカルトの極みって言ったら製作者には失礼ですが・・・。普通空飛ぶ戦闘機と地上を走る戦車が戦ったらどっちが有利か?そんな事ミリタリーマニアを自称する方々なら考えるまでもなく�狎鐺�機�瓩辰禿�えるのはあたりまえ。戦車の上部装甲って薄いんですよね。そこを戦闘機に機銃掃射喰らったら一発であの世逝き・・・。それでは余りに物語が面白くない。そこで思いついたのが、それなら戦闘機を飛べなくしてしまおう・・・って発想から生まれたのが、この映画じゃないんでしょうか。砲撃を受け主翼を破損し離陸不能となったカーチスP40戦闘機と独アフリカ軍団の生き残りの戦車(M4E3A8戦車/戦車長は、かの�爛薀奪肇僖肇蹇璽覘瓩僚錨┃爛妊�ートリッヒ大尉�瓩如�部下の戦車兵の一人は�狷湛競�ャリソンゴリラ�瓩劉狄邑討鵑妊�ールな殺し屋ナイフ投げのアパッチ�畭召鳳儼劃命�兵役で�爐い燭銑瓩眦仂譟�)と部下を全滅させられて一人生き残った独軍将官(ロイド・ブリッジス)。このメンバーで壮絶なチェイスが展開される訳ですが、まあこれほど独軍戦車に見えないM4もちょっと悲しいです。妙なラッパ型銃口のキャリバー50もね。執拗に戦闘機を追いかける戦車って、ある意味前述の�爛譽奪疋▲侫�ン�瓩筏媽瀋蠅婆滅鬚い任垢諭�でもどの作品でもそうですが、砂塵巻き上げ突っ走る戦車ってカッコイイですな〜ッ!

【戦車バタリオン】
カルトな作品をもう一本(爆)これほど内容の薄く、しかも話題の豊富な作品も無いですな。TV東京系の深夜映画劇場で度々(最近は無いな〜ッ)放送され、戦争映画ファンの脳髄にサブリミナル効果の如く叩き込まれた作品です。解っていても観てしまう脅威の作品・・・。ほぼ全編スタジオ撮影。M41戦車使った朝鮮戦争を舞台とした、どう見ても連続ドラマのデモ版って感じの作品ですが。中でも戦車内の演出は秀逸?一種の密室劇もしくはシュチュエーションドラマなんでしょうか?あんな広々とした戦車の車内は「第27囚人戦車隊」に登場するSU100の車内に匹敵、いやソレ以上です・・・。でもM41って前方機銃あったけ。しかもドライポッド付きだぜ・・・。エンドロールの登場人物の紹介が泣かせます・・・。

【馬鹿が戦車でやって来る】
戦争映画ではないですが、こちらもカルトな邦画作品を一本。出演者に�狎鐚孱牽傾罩瓩辰謄�レジットが出てるとこが、ちょっと通ですな。かのクレージーキャッツのハナ肇氏主演の風刺劇。戦後の地方の寒村を舞台に古い風習や人間関係をぶち壊すハナ氏演じる元少年戦車兵。どうやって戦車を隠匿したかはご愛嬌。しかしこの戦車?よく走ります。まさに豆タンクって表現ピッタリ。なんでも雪上車をベースに改造された車両だそうですが、村中をパニックに落とし入れます。一家に一台ってとこですか・・・。最後は戦車ごと海の中へ。砂浜を海の中に続くキャタピラの後が印象的でした。そこの海を�爛織鵐�淵�瓩辰童世Δ鵑�・・・とは黄門様こと東野英治郎氏の弁。でもハナ氏演じる主人公って死んではないそうです。

【戦国自衛隊】
最後にご紹介するのは、日本映画界が世界に誇る撮影用レプリカ�爍僑閏粟鐚岫瓩療仂譴垢觝酩覆任后0膨躬旭嗄┐い詈箋詆�隊が天変地異によって戦国時代にタイムスリップ。上杉謙信とともに天下取りの戦いを繰り広げるってお話。原作よりは舞台設定のスケールは小さくなってますが、反面、登場する61式戦車(撮影用にタミヤ模型を参考にフルスクラッチ。制作費数千万円?)は撮影用に製作された戦車としては屈指の出来だと思います。なんてったって自走します(爆)そこがジープの上にグラスファイバーの車体乗っけたどっかの戦車と大違いってとこ。反面、日本映画のスペシャル・エフェクトの限界、主砲発砲と機銃発射はショボイですけどね・・・。関ヶ原の合戦後、弾尽き燃料涸れた鉄牛は乗員の手により湖底へと沈められ・・・その後引き上げられ、子供たちの守護神として復活、七日間戦争を戦うのは、皆さんご承知の通りですネッ。(なんでも神奈川県の映画大道具機材専門のレストア業者の方のところに現存してるらしいです・・・是非復活希望)

一台の戦車が物語を彩る作品についてカキコして見ました。でも殆んど戦争映画ファンや戦車マニアの方々ご存知過ぎる作品ばっかになってしまいましたけど。まあ余り突っ込まないで下さいネッ・・・【続く】

【一部修正】20011122【サハラ戦車隊】の内容につきUnteroffizier氏よりのご指摘により一部修正
      20011214【サハラ戦車隊】の内容につき一部修正
      20020902【戦闘機対戦車】の内容につき一部加筆


【File012】��The Nazi Has Landed�瓮淵舛鷲颪す澆蠅�・・・。

2001年11月18日(日)

独軍ファンの方には�爛淵銑瓩辰特姥譴録咾正い剖瑤錣覆い箸六廚い泙垢��爍裡咤庁腺个噺討�・・・�瓩辰禿椶蕕覆い撚爾気ぅ優叩�
と、いう訳で一部で人気の「鷲は舞い降りた」に因んだ独軍エリート歩兵部隊「降下猟兵」特集であります。まあ連合国側から言えば「空挺部隊」「パラシュート部隊」日本的に言えば「落下傘部隊」「空の神兵」ってとこです。因みに「空挺部隊」っていうのは「空輸挺身部隊」っていう日本軍用語だったと思いますが・・・。
歩兵部隊って言ってもゲーリング指揮下の空軍所属なんだよな・・・(SS所属も一部あり)二次戦前半位(オランダ侵攻・ノルウェー侵攻・アフリカ戦)までは結構空挺作戦で活躍しますが「降下猟兵の墓場」と言われた�爛�レタ戦�甍聞澆蓮△曚箸鵑秒肋綫鐫羶粥�イタリア戦線の「モンテカシノ修道院」の攻防なんか連合軍の大攻勢の中、大健闘してます。
敵地奥深く輸送機やグライダーで運ばれ、一斉奇襲降下、地上部隊が進出するまで制圧確保する精鋭部隊。「史上最大の作戦」「遠すぎた橋」「赤いベレー」「第一空挺兵団」など連合国側の大空挺作戦を描いた作品は多数ありますが、降下猟兵を描いた作品となると・・・。てな訳で少ない作品の中から選りすぐった「独軍降下猟兵」の登場する映画特集です。

【鷲は舞いおりた】
言わずと知れたジャック・ヒギンズ原作の特殊作戦モノの名作。原作邦題は「鷲は舞い降りた」って�犢澆蠅伸瓩�漢字なんですが、映画は�爐�りた�瓩辰栃寝礁召砲覆辰討襪鵑任垢諭1儿颪隆�村で静養中のチャーチル首相を誘拐・・・もしくは暗殺せよ、って作戦を遂行するシュタイナー大佐指揮下の独降下猟兵達のお話ですが、あの降下猟兵独特?のスモックは登場しません。オープニングの有名な三号突撃砲(ユダヤ人少女)の登場する駅のシーンではリバーシブルの迷彩スモックは登場しますが・・・。後半ポーランド空挺部隊員?に変装して侵入するシーンでは、独空軍の作業軍装の上に英国空挺軍装を着てますな。マイケル・ケイン演じるシュタイナー大佐は独空軍パイロット御用達の皮ジャン・・・カッコイイなぁ〜。深くは論じません。当時のヨーロッパの軍装・兵器収集家の方々がいっぱい協力しておるそうです。独軍装マニアの方、ど〜か突っ込まないで下さいね。

【潜水艦X-1号】
テレビ放映時は�狷湛鏡�水艦X-1号�瓩辰謄織ぅ肇襪任靴拭F叛鏨魯螢鵐妊鵐疋襯婢罎魴眥世垢覦戮吠埓�された特殊潜航艇部隊のお話ですが、これって�爛謄襯團奪長罩畊況發鮃圓辰殖悒�ラフト部隊がモデルですな。特殊部隊の訓練が行われていたのは、あの�爛優奪掘辞瓩罵�名(最近は聞かんな〜ッ)な�爛優晃亅甓晋里�独軍に感ずかれ、BF110偵察機型(実写)が飛んできた後、Ju52M3�爛織鵐騰瓩忘椶辰篤鳩街濂捨鎚爾旅況眤發�やってきます。兵力は20名前後でしょうか・・・。訓練基地守備隊との壮絶な銃撃戦後殲滅されてしまいます。軍装は結構しっかりしてる様ですが、如何せん夜間戦闘なのが残念。でも夜間に目印も無い目標に降下出来るって、相当な�爛廛蹲瓩覆鵑任靴腓Α�

【ムッソリーニと私】
イタリア・ファシスト党統領(ドーチェ?)ムッソリーニの末期を、娘婿チアノ伯の目を通じて描かれたTV映画作品。ムッソリーニ役はボブ・ホプキンス(スターリングラード2001のフルシチョフ)チアノ伯はあのMr.レクター博士サー・アンソニー・ホプキンス、ムッソリーニの娘役でスーザン・サランドンが出演。で、ムッソリーニと降下猟兵といえば切り離せないのが�爛哀薀鵝Ε汽奪週濬从鄒鎰畴埒�濃くなった1943年9月、国王により解任・幽閉されたムッソリーニをヒットラーの命を受けたスコルツェニー(ソレッぽい俳優)指揮下のSS・空軍混成の降下猟兵部隊がDFS230グライダーに搭乗し奇襲降下します。降下シーンは特撮ですが。降下猟兵の軍装はソレっぽいですね。嬉しいのは本物のFi156シュトルヒ連絡機が登場。もちろんJu52M3�爛織鵐騰疝∩�機もネッ!

【ムッソリーニ�ご扱詈圈�
同じくムッソリーニの半生を描いた4編からなる長編ドラマ映画。その第4巻に�爛哀薀鵝Ε汽奪臭瓩離掘璽鵑�あります。で、こちらでは1シーンですが、実際は使用されていないはずのGo244グライダー(双胴タイプのヤツね)が登場。山荘の上空を旋回してます?「ムッソリーニと私」では、独軍奇襲直前に伊守備隊に対し司令部より�狡餽海垢襪吻瓩辰凸祇�連絡が入るのですが、こちらでは独軍に同行してる伊軍上級士官がメガホンで降伏を説得します。事実はどうだったんでしょうか?装備・軍装はジックリ映ったシーンが少ないのでハッキリしませんが、素人目にもチャチ〜ッです。シュトルヒは登場せず、代わりにセスナっぽい軽飛行機が登場。スコルツェニーには�猖磨哭瓩呂△蠅泙擦鵝�Ju52M3�爛織鵐騰疝∩�機は一応登場してます!

【ヨーロッパの解放第一部】
ムッソリーニ繋がりでもうひとつ。第一部後半でムッソリーニ救出作戦が再現されてます。ムッソリーニ拉致に救急車が使われていたとか、ヒットラーがスコルツェニーを選ぶくだりはしっかりと再現されており、結構好感が持てる描き方されてます。スコルツェニーもけっこう似ており(スコルツェニーはスラブ系オーストリア人らしいそうです・・・サンケイの赤本より)左頬の傷も再現されておりました。肝心の降下猟兵ですが、グライダー内部のシーンは、前述の2作品にはないですな。あと降下ヘルメット、降下スモックなどしっかり再現されてます(フィルムの色落ちが激しいので細部はよく分かりませんが)ただ山荘突入シーンで降下猟兵たちが背嚢、しかも歩兵用のヤツを背負ってて不恰好なのはちょっと笑えます。またスコルツェニーが着てないはずの降下スモックを着ています。実際は降下スモックを着ているのが降下猟兵で、着ていない兵士がスコルツェニーの部下ということらしいですが、登場するのが全部で20名位ですから「超国策映画」としては、ちょっと物足りないかも。映画では全員MP40を持っていますが、実際はFG42を持っている兵士もいたようで、これが実戦初参加という説もあるらしいです。あとスコルツェニーがムッソリーニに敬礼するとき陸軍式の敬礼をするのが、ちょっと変ですが・・・。ファシストの御大に彼も気が引けたのでしょうかね。

【カサブランカ・エクスプレス】
�狎錣ξ鷦岫瓩旅爐任眦仂譴靴拭嶇匹蓮繊廚汎韻犬��爛船磧璽船詬恐��瓩鬟董璽泙砲靴榛酩覆任后幣楮抻仮伐爾気ぁ暴鰻睇�隊として独降下猟兵50名位が登場。列車護衛の米軍1個小隊と激戦を展開、殲滅します。でも主人公?(ショーン・コネリーの息子とアンソニー・クインの息子)によって壊滅させられてしまうのは、所詮ヤラレ役の悲しさでしょうか・・・。装備は降下スモックもどきに降下用ヘルメットもどき。シュマイザーとMG34。何故かFG42用空挺弾帯もどきを装備してます。登場しないのに・・・。この作品でも夜間降下してます。

【戦火の祈り】
米国製のTV映画です。イタリア戦末期、対独レジスタンスに協力するイタリア北部の小さな町の教会の神父のお話です。変な話ですが親衛隊士官に指揮された降下猟兵が登場しレジスタンス狩りしてます。って事はSS降下猟兵だったんでしょうか・・・?でも空軍の階級章だったよな〜ッ。降下シーンはありませんが、降下猟兵御愛用のツェンダップ?のサイドカーが登場。結構重い内容の作品ですが、面白い作品です。

【女王陛下の戦士】
原題は『Soldiers of Orange』あの「スターシップ・トルーパー」のポール・バーホーベン監督、ルトガー・ハウアー主演による、オランダ解放秘話の映画化作品です。登場する場面は独軍のオランダ侵攻時、パーティーから朝帰りする主人公が通りかかる街角で牛乳売りの馬車を止めてミルクを飲んでいる降下猟兵の一団(5名)が登場。「朝帰りかい」などど声をかけて余裕たっぷり。鉄帽にはちゃんと三色のワッペンがついており、腰のベルトにはポテトマッシャー手榴弾が・・・不敵な面構えで、いかにも精鋭って感じだそうですが・・・実はどうも国内版ビデオテープにはこのシーンがカットされているらしく観る事が出来ません。北米版DVDには23分30秒頃に登場だそうです。うう観てみたい・・・。

【荒鷲の要塞】
言わずと知れた特殊作戦モノの傑作なので深くは書きません。で、どこが降下猟兵かって・・・。リチャード・バートン演じるスミス少佐やクリント・イーストウッド演じるシェーファー中尉って�爛─璽妊襯錺ぅ広瓩梁犠呂�付いた山岳猟兵だろーって。そうそう仰る通りです。�犢濂捨鎚辞瓩任呂覆��犹崖拯鎚辞瓩覆鵑任垢�、オープニングの降下シーンで、みなさん降下兵用のヘルメット被ってます。それだけが言いたかったんです・・・。そうそう迷彩リバーシブルもね。

【砂漠の戦場エル・アラメン】
�爛泪�ロニ�瓮皀里侶羣遏�あの連戦連敗のイタリア軍の中で数少ない精鋭部隊である�爛侫.襯粥璽豢�挺師団�瓩�登場して英軍と激戦を展開。まあ降下猟兵ではありませんが枢軸つながりって事で・・・。こちらも降下シーンはありませんが装備は結構良さげです。イタリア軍の�爛▲螢┘得鐚峪嫦牒疚鬚裡唯横汗鐚屬忘�じってM13/40戦車やセベモンテ自走砲が走ってるのがご愛嬌。空挺部隊が使用する得体の知れない対戦車砲(どう見ても口径は37mm砲だよな。ユーゴ作品�猊�雪の太陽�瓩謀仂譴垢訛仞鐚嵋ぁ�に似てる様な・・・)が大活躍。吸着地雷・ダイナマイト・火炎瓶を使用しての肉薄対戦車戦は必見(爆)�爛侫.襯粥璽讚瓩辰騰猴訥鮫瓩辰動嫐�でしたっけ。そうそう名前だけですが�爛薀爛盈甲牒瓩�登場?してます。

【ああ軍艦旗フランキーとブーチャンの殴り込み落下傘部隊】
こちらも枢軸つながりって事で登場。日活の人気喜劇コンビ、フランキー堺と�爛屐璽船礇鶚瓩海隼埖悉唸�主演の人気シリーズ「ああ軍艦旗」の三作目。まあ海軍版「二等兵物語」ってとこですか。落ちこぼれ水兵の主人公二人が何の因果か配属されるのが海軍特別陸戦隊=落下傘部隊であります。モデルは海軍のメナド降下作戦だと思いますが、ラストシーンの石油精油所襲撃シーンは喜劇とは思えない迫力です。珍しい落下傘部隊の降下訓練シーンや降下シーン(多分自衛隊のモノ)落下傘部隊の装備が登場します。1958年製作の作品なので、スタッフの中には軍隊経験者も多く考証は正確そうです。一見の価値あり・・・。

後、降下猟兵が登場する作品としては「空挺部隊(1956伊ファルゴーレ空挺部隊)」「激戦モンテカシノ(1958独第1降下猟兵師団)」「ドルバー大攻略戦(1968独親衛隊第500降下連隊)」ってのがありますが、どれも残念ながら未見です。そうそう私もお世話になってる戦争映画No.1サイト「CROSS OF IRON」の25万ヒット記念イベントで「ドルバー大攻略戦」が上映されるそうです(楽しみ)
詳細はこちら→ http://www.warmovie.com/event/event2.html

【一部修正】20011120
�´爛茵璽蹈奪僂硫鯤�第一部��Unteroffizier氏情報を基に加筆・修正
�↓狃�王陛下の戦士��08/15先輩・兆治氏情報を基に加筆・修正


【File011】あゝ戦う列車は美しい・・・続�狒�甲列車で行こう・・・��

2001年11月13日(火)

さて�狒�甲列車で行こう�瓩梁格圓廊猊霑�列車&列車をめぐる戦闘�疂圓任后�ここにも戦う列車の雄姿を観ることができます。「あゝ戦う列車は美しい・・・」

【戦争プロフェッショナル】
�猴段辞瓮皀里量昇遽撚茵�60年代ベルギー領コンゴを舞台に、叛乱軍(スゴ〜く残酷な人たち)と傭兵+政府軍兵士部隊の戦うお話。反乱軍が迫る奥地の町まで、ダイヤの原石と鉱山技師たちを救助に行くんですが、せっかく早く到着しても、ダイヤを入れた大金庫の時限鍵が開かなかったり、ひじょ〜に難産なお産のシーンがあったりして、全編ハラハラドキドキさせてくれます。さて前半に登場する救出列車ですが、前後に連結した無蓋貨車や客車の屋根の上に50口径機銃を一杯搭載してます。装甲代わりにレールを搭載してるのもご愛嬌。途中、国連軍機に機銃掃射を受けるシーンでは、この搭載機銃、一斉に火を噴くんですが、給弾ベルトが全然動かないですよ・・・ちょっと興冷めですが。脱出シーンで、砲撃により連結部をやられた客車が、反乱軍の方にバックしていくところは、なんど観ても�珈記瓩淵掘璽鵑任垢�・・・。

【脱走特急】
イタリアからドイツ本国へ移送される連合軍捕虜御一行様が、輸送列車を乗っ取ってスイスに逃げるお話です。鉄道網が発達しているヨーロッパならではのお話ですね。武装列車と言っても、武装兵士が各貨車の屋根の上に乗ってるだけですが・・・。追跡する独軍列車の独兵士たちが、ヤケにしゃっちょこばって?兵員輸送貨車?に乗ってるのが、なんか�猜儉畛慨嵒瑤任瞭鳩概,�らの攻撃に対し、みんなのシュマイザーの一斉射撃で応戦するシーンは見応えありますが�爛�イオイ、サブマシンガンで飛行機落とせるのかよ〜�瓩覆鵑道廚辰燭蠅�・・・。破壊されたレールを取り替える為、列車の後部から外して持ってくるシーンは�爐覆襪曚畢瓮皀里任后�フランク・シナトラ演じるライアン大佐?が、最後撃たれるシーンは「ワイルド・ギース」のラスト近くでリチャード・ハリスが撃たれるシーンに似てなくもないか・・・。

【カサブランカ・エクスプレス】
連合国首脳のおじさんたちが集まって会議するのを嗅ぎ付けたナチ情報部。現地に向かうチャーチルおじさんを生け捕りにしてベルリンで見世物?にしてやろう、と画策、特殊工作員と降下猟兵部隊(軍装は怪しい)と合同で、列車(一般列車にお忍びで乗車中。巻き添え喰う一般乗客が哀れ)を襲撃し・・・ってお話ですが、出演者は豪華(グレン・フォード、ドナルド・プレザンス、そしてショーン・コネリーの息子とアンソニー・クインの息子の二世共演)でもアメリカ映画のくせに制作スタッフがほとんどイタリア系ってのが、ど〜もマカロニっぽい・・・てな映画です。護衛の米兵(チャーチルの護衛なのに米兵?なんか�猩鰭餃瓩澆燭い世福繊砲汎塙濂捨鎚蕊�隊との戦闘はアッと言う間にケリがつきます。最後、応援に駆けつける米軍の列車。どう観てもディーゼル機関車だな〜ッ。バズーカ砲一発で蒸気機関車が止められるのか?

【北西戦線】
サブタイトルが「爆走機関車」って勇ましいですが・・・「北西戦線」って言っても欧州ではなくて19世紀初頭のインドが舞台。反英勢力によって殺された親英派の藩王(俗に言う�爛泪魯薀献祗瓩辰特亙�の王様)の後継ぎの王子と、その美人の家庭教師、その他の人々を乗せて、英国勢力圏まで列車で脱出を図るお話です。主演はケネス・モア。蒸気機関車と客車を簡単な装甲で覆って包囲された中を突破するシーンは見応えあり。追いすがる追跡の騎馬隊に向け、客車の最後尾に設置されたマキシム・・・いやヴィッカース水冷機関銃が火を噴きます。住民が虐殺された駅を通過するシーンで、線路上の遺体を退かしながらゆっくり前進するシーンは、ちょっと目が痛いです。

【逃亡列車】
やっと邦画が登場。主演は石原裕次郎。終戦間近の朝鮮満州国境近くの小さな駅。恋人を追って脱走した兵士を追って独立鉄道第30大隊、有坂大作少尉率いる一個分隊がやって来るところからお話が始まります。この分隊員がまた曲者の集まりで、元機関士の工藤軍曹始め鋳物師、時計職人、下町の鉄工所の社長、太鼓持ち・・・と、さすがは社会の縮図�犒蛎皚瓩鬚茲�現してます。ラストシーンは抗日ゲリラ・・・というよりも馬賊との蒸気機関車をめぐっての大銃撃戦(最後の最後で見つかる盗難兵器が、物語の鍵)ですが、このお話は、そこに行くまでにぶっ壊れた蒸気機関車をいろいろ工夫した部品で修理して脱出しようとするとこがミソ。十朱幸代とのラブロマンス、謎の大陸浪人(伊藤雄之助)との友情等いろいろ見せ場もあります。やっぱ裕ちゃんの歌う「逃亡列車のテーマ」は最高「また会おうぜ・・・」

【大列車強盗】
ハリウッド・サイレント映画時代の三大喜劇スターのひとり「笑わない喜劇役者」バスター・キートンの鉄道大スペクタクル活劇。時は南北戦争時代。南部の鉄道の機関士キートンが北軍ゲリラ部隊に誘拐された恋人を追って、蒸気機関車を使った大チェイスを展開します。まさに芸術とも言える、その計算され尽くしたギャグの数々には脱帽です。途中、列車臼砲(貨車に短砲身の臼砲を載っけたヤツ)が登場してキートン目掛けて発砲しますが・・・派手なギャグをかましてくれます。全編106分の超〜見応えある作品で、ラストシーンのコレってホントに喜劇・・・って思わせるくらい大規模な南軍と北軍の激突シーンが凄いです。短縮版で60分(列車チェイスシーン中心)の「キートンの将軍(キートンの乗る蒸気機関車の名が「将軍号」)」って作品もあります。

【殺人軍団フェイタル・ミッション】
なんじゃコレ・・・てな作品ですが、驚くなかれ副題は「特攻大作戦4」そうあのならず者部隊モノの傑作「The Dirty Dozen」の4作目です。「え〜ッ、4作目ってあったの・・・それ以前に3作目って・・・?」と言われそうですが、その辺については、別に特集?を組んでみようと思ってますので、お楽しみに・・・(宣伝かよ・・・)4作目は2代目指揮官ライト少佐(テリー・サバラス)指揮の下、敗戦間近のナチの恐ろしき陰謀を挫くため、四たびならず者部隊が編成され、ナチの極秘任務を帯びた武装SS部隊の護る特別列車を襲撃、激しい戦闘を繰り広げるのでありました・・・。

【青島要塞爆撃命令】
�狎津膈瓩辰討皚爐△�しまだぁ〜�瓩任呂△蠅泙擦鵝��爛船鵐織��瓩辰篤匹澆泙后�時に第一次世界大戦の真っ最中、中国は遼東半島に租借地を持ち要塞を築いている独帝国軍に対し、連合国側として参戦した日本の連合艦隊が攻撃をかけるのですが、要塞守備隊の持つ巨砲の砲撃に阻まれ・・・そこで登場する創世期の海軍航空隊。モーリス・フェルマン水上機を駆って巨砲破壊の命を受け颯爽と出撃します。そして独軍側のルンプター・タウベ機?との壮絶なる空中戦が展開されるのですが、肝心の列車は・・・と言うと、砲台へ弾薬を輸送する軽便鉄道(ミニチュアだけど結構猛スピード、これも早回しか・・・?)と、ソレを狙う日本軍フェルマン機。おいおい出刃包丁での紐切り落下式の爆弾が命中するのかよ〜ッ。でも目出度し目出度しなので◎。

そろそろネタ切れかって・・・その通〜り、じゃありませんよ〜だ。まだまだ書けるネタはありますが、他の機会用にネタは取っとくモンだ。と言うことで、本日はコレまで。一同礼、解散〜ッ【続く】


【File010】装甲列車で行こう・・・

2001年11月11日(日)

戦争映画での主要なアイテムのもうひとつは、言わずと知れた�狹監鮫瓩任后E監嗣屬糧�達したヨーロッパの戦いでは、特に�狹監鮫瓩了�つ重要性は高いですね。
さて「戦争映画に登場する�狹監鮫瓠廚覆鵑道�でカキコミを始めたら、それこそソレだけでHPが出来てしまうのではないでしょうか。とくに世の�狹監札侫.鶚瓩噺討个譴詈�々には、その方面(ヨーロッパの鉄道)の�狎賁膕鉢瓩諒�もいらっしゃる事でしょうし。最初この【File010】のタイトルは�狎�路は続くよ、戦場までも�瓩隼廚辰討い燭里任垢�、断念。そこで、主人公たちが乗る旅客列車や貨物列車については、この際省略(ホッ)させていただき、戦う列車=装甲列車=Armored Train=A列車(爆)が絡む映画についてカキコんでみようと思います。

【鉄路の闘い】
言わずと知れた、この分野?の最高峰映画と言える作品です。何故って?そう本物の独軍�狒�甲列車�瓩�登場します。巨匠ルネ・クレマン監督により終戦後間もない1945年に制作されたため、戦時中に仏国内で使用されていた独軍装甲列車BP42型32号列車ご本人様が登場してるのです。時はノルマンディ上陸作戦時。独軍部隊の増援を妨害するため仏国営鉄道のレジスタンスメンバーたちが共同して運行をサボタージュする話ですが、度重なる妨害の業を煮やした独軍は、輸送列車の前路警戒の為に装甲列車を走らせます。そしてレジスタンスの待ち伏せ攻撃。レジスタンス側の秘密兵器は�爛丱此璽�砲�畫�甲列車側は��37mm対空砲�瓩涼曳�射撃と搭載機銃で対抗。最後の仕上げは搭載�爛襯痢治劭械記畄收鐚屐3擇靴い�らいに森の中を軽快に走り回ってレジスタンスを蹴散らします。�牋豌箸飽貘罩疝澆靴い箸海蹐任垢福8朕妖�には、破壊活動によって脱線させられた貨車を撤去する為に派遣された起重機車が、また脱線し・・・だんだん起重機車が大型になっていくのが�狆个┃瓩泙后兵採蕁砲△函�何と言っても、谷底に落っこちていく�猖槓��瓩瞭鳩垣鐺�車両&兵器群ですか(もったいね〜)

【大列車作戦】
こちらも、仏国営鉄道のレジスタンス映画。パリ解放間近、仏国内からベルリンへ運び出されそうになる絵画・美術品を妨害・奪回しようとするお話です。�狹艦�の闘い�瓩�、ほとんど無名の出演者ばかりだったのに対し、こちらの主演はバート・ランカスター。オープニング近くの操車場シーン。兵器満載の輸送列車(この列車に詰まれている戦車、ど〜もM24改造のパンター戦車もどきですが・・・この作品は確か「パリは燃えているか」よりも先に作られたので、この戦車が「パリは〜」に登場してるのかも知れません。そうそう「将軍たちの夜」にもね)の先頭に装甲された蒸気機関車を連結するシーンです。そして、その前車には装甲火砲車(10.5cm榴弾砲塔&20mm対空機関砲搭載車?)が連結されています。良く出来てはいますが・・・。やっぱ鉄板を貼っただけって言えなくもないなぁ〜。直後、連合軍の爆撃で木っ端微塵(将に表現通り)になってしまいますが・・・。同じシーンで猛爆撃の中を爆走する輸送列車がカッコ良いな〜。

【炎のロシア戦線】
独ソ戦初期、戦うロシア・パルチザン部隊を描いた作品で、主演は若きグレゴリー・ペッグ。この作品には、パルチザンによる輸送列車妨害に対抗して、輸送列車の前路警戒のため、独軍装甲軌道車が登場します。シーンが夜間な為、画面が暗く、ハッキリとした型式は解りませんが、傾斜装甲の車体にルノー軽戦車型の砲塔がチョコンと乗っかってます。勇ましく登場するのですが、後方の輸送列車(なんと弾薬満載)の爆破の誘爆(スゲーェ大爆発)に巻き込まれ一巻の終わり、です。

【軍用列車大爆破】
連合軍による爆撃作戦の陽動作戦のため、蜂起するユーゴ・パルチザン部隊の鎮圧の為登場するのが、特別仕様の武装列車。正確には装甲列車ではありませんが、蒸気機関車及び客車・貨車には防御の鉄板が貼られ、先頭の無蓋貨車にはヤケにスマートな加濃砲(10cmくらいか?)が搭載されていて、睨みを利かせています。この列車もパルチザンの攻撃で一巻の終わり・・・。

【続ヨーロッパの解放】
�爛茵璽蹈奪僂硫鯤��瓩�ソ連中心の戦いのお話であったのに対し、この�狢格圻瓩賄豌そ�国の戦いがメインのお話です。その第三部、いよいよソ連軍の援護による東欧諸国の対独戦が始まる中、チェコスロヴァキア方面フロン河沿の戦いのシーンで移動するパルチザン部隊の側面を援護する為に�狒�甲列車�瓩�登場。機関銃を猛射しながら走っています。このシーンで線路沿いを進撃する独軍部隊って「レマゲン鉄橋」のオープニング米軍爆走シーンに似てるなぁ〜。

【スターリングラード】
2001年版です。オープニングシーンで、主人公が乗せられた輸送列車に連結される、やけに車高の高いT34/85砲塔搭載装甲貨車。T34/76砲塔搭載の装甲軌道車は見たことありますが、85mm砲塔ってのは初めてです。普通の貨車に装甲貼って、その上に85mm砲塔(ダミー?)乗っけたってパターンでしょうか?ヤケに車高が高いのですが、この車両は蒸気機関車と主人公たちの乗った(積み込まれた)貨車との間に連結されてますので、蒸気機関車や貨車より車高を高くして、前方や後方を射撃できる様にしてるんでしょうか・・・。アニメ「銀河鉄道999」に登場した�狒�甲列車?�瓩鮖廚錣坐杼�してしまいました。

【さらばキューバ】
�爛潺好拭治娃娃鍬瓮轡隋璽鵝Ε灰優蝓室膠蕕砲茲覘牾很伸疔�期のキューバを舞台にしたラブ・サスペンスです。ショーン・コネリーはバチスタ政権軍側に近接戦闘の教官として雇われる英軍退役将校役で登場します。で、問題の装甲列車ですが、ラストシーン近くで、カストロ率いるゲリラ部隊が占拠した燃料基地奪回のため、サトウキビ畑の中の軌道を機関銃をバリバリぶっ放しながらノッソリ走ってくる装甲列車(機関車と貨車に装甲を貼ってる)が登場します。その列車の指揮は政府軍の参謀総長が自ら執っているのが驚き!でもゲリラとの銃撃戦で停車してる間に前後のレールを外され(マヌケ)立ち往生して、あっさり降伏・・・参謀総長は何時の間にかトンズラです。その後、映画史上有数の戦車戦シーンに続きます(爆)

【将軍アイク】
連合軍欧州派遣軍最高司令官ドワイト・D・アイゼンハワー元帥を描いたTV映画ですが、その第三巻目に挿入された実写シーンで、砲撃するロシア軍装甲列車が登場します。それだけ。

さて�狎鐐莟撚茲魯灰海魎僂蹇∩�甲列車編part1�瓩呂海諒佞如�
戦争映画では、その他にも�狒�甲列車�甍奮阿良霑�列車が登場する映画が結構あります。次回はその辺についてカキコんで見ましょう。では【続く】

【一部修正】20011221【さらばキューバ】の記事を追加


【File009】この�犇境疆呂襪戮�らず、再び・・・

2001年11月08日(木)

さて前回の書き込みでは、メジャー作品に登場する�犇境瓩砲弔い峠劼戮討澆泙靴拭�おいおい「パンツァー鋼鉄師団」もメジャー作品か?って。でも戦争映画ファンなら、みんな知ってるでしょ、タイトルくらいは・・・。いわゆる�爛螢肇襯瓮献磧辞甅爛咼奪哀泪ぅ福辞瓩辰謄筌弔諭�と言う訳で、今回もみんなが知ってる?戦争映画に登場する�犇境瓩里�話です。

【壮烈ブランデンブルグ】
独軍の特殊部隊として独ソ戦初期に活躍するブランデンブルグ師団のお話ですが、物語の終盤に、独軍部隊の進撃路を確保する為、ロシア兵に変装して敵地奥深く潜入、目標の橋を無事占拠、作戦は成功したかに見えますが・・・哀れ、味方の攻撃によって部隊は全滅・・・本物のSdkfz.232八輪重装甲車が1シーンだけ登場。これだけでも観る価値あり。

【戦争のはらわた】
ストランスキー大尉の策略により、戦線に取り残されたシュタイナー小隊が脱出する際に渡る�犇境疚收修劉犇境瓩任垢�結構大きい。正確には、シュタイナーたちは河の中を渡るのですが。でもって、戦争映画のお決まりの如く、警備兵はあっけなくやられちゃいます。そして対岸には、あのロシアのお姐さん部隊が・・・。

【ネレトバの戦い】
独軍に圧され気味のユーゴ・パルチザン最後の撤退路にあるのが�爛優譽肇于廊瓩鵬佑�る鉄橋。結局、パルチザン側によって爆破され、独軍の重火器渡河を防ぐのですが、おかげでパルチザン側のなけなしの火砲や装甲トラクター?なども�牴呂料�屑�瓩箸覆襪里任靴拭�にしてもユーゴの方々がいつもながらにMG42を軽々と担いで撃ちまくるのには感動・・・。

【ナバロンの嵐】
こちらも�爛優譽肇于廊瓩鵬佑�る鉄橋?「強固な岩盤の上の橋郭の為、爆破は困難」とは爆破の名人ミラーの弁。行き着くところが、上流の巨大ダムを爆破して水流の力で、一挙に�犇境瓩鯆戮靴舛泙�う・・・という結論。いよいよ独軍の進撃が開始され・・・その後はご存知の通り。「下流に住む人々はどうなったんだろう」という疑問はさて置き、ロック・ハドソン主演の「要塞」じゃ、子供たちでもダムが爆破できちゃうんだけど・・・。

【風雪の太陽】
同じくユーゴ・パルチザンを描いた作品。チトー大元帥役はリチャード・バートン。こちらは、渓谷の激流に架かる一本の木橋が舞台。人一人やっと渡れるくらいの橋です。独軍機の爆撃により、人やら馬やらが河に流されるシーンはハラハラ物です。

【フロント・ライン戦略特殊部隊】
フィンランドの対ソ連戦を描いた佳作。フィンランド版銀輪部隊のお話です。戦線背後を偵察中、破壊された�犇境瓩貌Г瀏弔鯏呂垢燭瓠∧嫉里琉貎佑�真ッ裸になって対岸まで泳ぐところが凄い。せめて下着くらい付けたら・・・と心配してしまう観客なのでした。

【クロス・マイ・ハート】
独占領下のフランスの片田舎の町で、学校のマドンナの気を引くため、地雷(不発弾?)を使って独軍の守る�犇境瓩鯒�破してしまう逞しき�牋�ガキ�瓩燭舛里�話。う〜む、何て言っていいものやら〜。

【ザ・パッセージ死の脱走山脈】
有名な科学者をピレネー山脈を越えてスペイン側に脱出させるバスク人老ガイド(アンソニー・クイン)のお話。フランス・スペインの国境に流れる渓谷に架かる鉄橋越えが、物語中盤の見せ場。でも何と言っても、この作品一番のインパクトは追跡する独親衛隊将校(マルコム・マクダニエル)の�瑟貊住�刺繍入りパンツ�瓩妨造襪鵑犬磴覆い任靴腓Δ�・・・。でもこの人、雪崩に巻き込まれても死ななかったのに、老ガイドの暗示に罹って、呆気なく死んじゃうんだもんな〜。

【ブリッジ・トゥ・ヘル】
これも凄い「ビッグ・マイナー」な作品。都合2ツの�犇境瓩�お話のメインとなります。前半の�犇境瓩魯罅璽粥Ε僖襯船競麋�行隊の猛攻に遭い、最後は特攻攻撃によって破壊される、と言う将に「二次戦版トコリの橋」でも悲しいかなこのシーンは「荒鷲の砦・パルチザンスコードロン」のフィルムの使い回し。登場する独軍20mm四連装&単装機関砲が良く出来てました。
後半に登場する�犇境瓩蓮屮淵丱蹈鵑陵髻廚砲修辰�りな�犇境瓩任蘯膺邑�達が仕掛けた一箱の爆薬で、爆破されてしまいます。独軍守備隊は少なくとも一個大隊はいるのに。因みに主人公御一行は四名(内戦死一名)そんでもって�犇境瓩稜�破は作戦とか命令ではなく、あくまでも事の成り行きからです・・・。

【戦争と平和】
言わずと知れた文豪トルストイの名作の映画化作品です。ナポレオンのロシア遠征を舞台にした大歴史ドラマの終盤を彩るシーンは�爛戰譽献焚廊疆浪魯掘璽鵑任△蠅泙后�四十万(一説には六十万とも)の軍勢でロシアへと攻め込んだナポレオン麾下のフランス大陸軍(グラン・ダルメ)は、数度に渡るロシア軍との戦闘、及び補給不足、ロシア軍の焦土作戦による消耗で、なんとモスクワ撤退時には兵力十万に激減しています。その敗残軍(途中ロシア軍コサックや冬将軍の寒気の為、さらに兵力減)の前に立ちはだかる�爛戰譽献焚廊畤畧磴砲茲詆垢猟イ辰寝呂涼罎如▲侫薀鵐昂街�兵隊の決死の働きにより二本の架設橋が完成(映画では一本)し、ロシア軍に追われた兵士や馬・馬車・大砲が一斉に二本の橋に殺到。結果、橋の倒壊や砲撃により幾多の被害がでますが、ナポレオン他数万の兵力?が渡河に成功します。渡河直前、ナポレオンが栄光に満ちた各連隊の�猩匹侶慨��瓩涼ゼ茲鯔匹旭戞⊂撞僂鯡燭犬襯掘璽鵑藁�・・・。

【ウォー★ジャック】
イタリアが誇る戦争モノと言えば�爛泪�ロニコンバット�瓩任垢�、それと並ぶ外貨獲得(爆)シリーズとして�爛泪奪轡絅ぅ織螢◆璽劉瓮轡蝓璽此�があります。いわゆる「M★A★S★H」のヒットに便乗した軍隊風刺・コメディモノですね。そのひとつがこの作品。主演は往年?のマカロニウェスタンスター�爛献絅螢◆璽痢Ε献Д鵐洵瓮ぅ織螢∋慨嵒瑤鵬佑�るローマ帝国時代に作られた石橋�爛掘璽供爾龍境瓩鬚瓩阿蝓∧瞳各端譟淵�トボケ)部隊とイタリア軍(軍楽隊)のドタバタを描いてます。ただのコメディかと思ったら結構ハートフルなストーリーだったりして。イタリア軍全面協力?なのでM47戦車がガンガン登場してます。

2回に渡って�犇境瓩�登場する戦争映画について述べてみました。
まだまだ他にも�犇境瓩�重要な設定な作品は多々あることでしょうが、それは置いといて・・・お話を先に進めましょう【続く】

【一部修正】20011118�爛Ε�ー★ジャック�瓩竜�事を追加しました。


【File008】この�犇境疆呂襪戮�らず・・・

2001年11月05日(月)

いじわるな桔梗屋さんの家を訪ねた一休さん。その目前の木橋の袂の立て札に書かれた文句は「この�爐呂鍬瓩錣燭襪戮�らず」さて一休さんは、無事�犇境瓩鯏呂觧�が出来るのでしょうか・・・。とは、みんなが知ってる一休さんとんち話ですが、�犇境瓩噺世┐亳斗茲茲蟒斗廚弊鑪�目標であります。軍隊の進撃の前に立ち塞がる天然の要害�牴廊疂式�、兵器、物資を無事安全に渡河させる為には是非とも必要なのが�犇境瓩修海韮腺圍討痢崟鐐莟撚茲離灰海魎僂蹇�」第1回目を飾るのは、戦争映画の定番アイテムのひとつ�犇境瓩任△蠅泙后�
まあ�犇境瓩�メインの戦争映画と言えば「レマゲン鉄橋」「遠すぎた橋」「戦場にかける橋」「トコリの橋」「最後の橋」「橋」・・・e.t.c.これらの作品は物語自体が�犇境瓩鮟笋觜極匹�メインなので、戦争映画ファンの皆さんもよくご存知なはず。しかし、これらの作品の他に�犇境瓩�物語の中のエピソードのひとつとしてストーリーを盛り上げている戦争映画が沢山あるんですよ・・・

【プライベート・ライアン】
物語の終盤を飾るラ・メールの戦闘は、言い換えれば米空挺部隊とSS装甲部隊との�犇境瓩鮟笋觜極廟錣任后��爛▲薀發世辞疂瞳涯�挺部隊の面々にとっては、まさに背水の陣。あの戦域では、ティーガー�欺点鐚屬�渡河できる強度を持った橋は、あの村?に架かる石橋だけだったんでしたっけ・・・?

【バルジ大作戦】
独軍特殊部隊が変装した米軍MPが爆破しようとしている石橋に辿り着く殿のM24戦車。戦車長「おい、どうしたんだ」偽MP「敵のパトロールと撃ち合ったんだ」MPの様子がおかしい。その時届く緊急連絡「おい、本当か。気をつけろ!そいつらドイツ兵だ」忽ちM24の車載機銃が火を噴き、偽MPは蹴散らされる・・・が、その直後、独戦車隊先遣部隊が背後に現れ・・・独戦車砲の直撃を喰らいながらも、橋の上に居座った哀れなM24戦車も、独戦車の体当たりで河の中へと突き落とされ・・・無念

【史上最大の作戦】
夜間のグライダーによる強行着陸で降下した英空挺部隊は、上陸部隊の進撃路確保のため、乏しい兵員・武器・弾薬で�犇境瓩鮗蕕衄瓦�ます。そして疲れ果てた彼らの耳に聞こえてきたのは、英軍と言えば、これ「バグパイプ」の音色でした。でも、それより私は仏コマンド部隊によるカジノを巡る攻防で、運河の上にかかった一本の歩道橋を巡るエピソードの方が好きですな。

【戦略大作戦】
M4戦車の砲塔の上でオッドボールが言う「橋はまだあるッ」その途端に現れる一機の連合軍ヤーボ。次の瞬間舞い上がる水飛沫が収まると、そこには・・・「今はもうないッ」吉本新喜劇ばりのギャグをかましてくれる一同。この後、オッドボール戦車隊(あっけなく2両大破)ケリー一行、ベラミーの墓堀り工兵隊、コルト少将御一行が入り乱れて、ストーリーは大いに盛り上がるのでありました・・・。

【荒鷲の要塞】
スミス少佐の一行が、要塞を脱出、あの除雪ドーザー付きバスを操って飛行場へ向かう途中、独軍の追跡隊キューベルワーゲンとサイドカーを振り切るため、渓谷に架かる小さな橋の手前で待ち伏せます。

【誰が為に鐘は鳴る】
物語はいよいよ終盤、山間部の一本道をゴトゴト走るルノーFTやM1A1、M2戦車を先頭に迫り来るファシスト軍。渓谷に架かる一本の鉄橋で食い止めようとダイナマイトを仕掛けるゲリラ部隊。手に汗にぎる瞬間。果たして爆破は間に合うのか・・・遂に先頭の戦車が橋に到達・・・。橋が落ちる瞬間、橋上の戦車が一瞬バックするのはご愛嬌。

【プライベート・ソルジャー】
どこに�犇境瓩�出てるかって。そう記憶にないくらいの存在ですが、例の改造四号戦車が登場する戦闘シーン。小隊長が先頭神経症でいかれちまうシーンですよ。あの�犇境瓩亙瞳海凌�攻ルートにある結構重要な�犇境瓩覆鵑世修Δ任垢�、なんかあのシーン、88mmに撃たれまくるわ、四号戦車に撃たれまくるわ、で、もうワヤですワ。しかし、あの四号戦車、なんどスローで見直しても正体が分からんですなぁ。なんでもSO-122mm自走砲ってのを改造したモノらしいんですが?

【パンツァー鋼鉄師団】
ヨーロッパの某ヒストリカルゲーマーのコンペで、集まった軍装マニア・兵器マニアをエキストラに使って撮影されたらしい「カルト戦争映画」の極み的作品で、主人公?騎士十字章拝受者ブラウ少佐の率いる部隊は「アルデンヌに架かる�犇境爐鮴�圧、連合軍補給基地を奪取せよ」との命令を受け、攻勢が開始される・・・。登場する�犇境瓩蓮△匹Ω�ても工事現場用の架設橋なんだけどな〜ッ。

【地獄の黙示録】
メコン河を遡ってカーツ大佐が支配する王国へ向かうウィラード大尉一行が、命令受領のため立ち寄ったのは、ラオスとの国境近くの米軍拠点の�犇境瓮ぅ襯潺諭璽轡腑鵑�輝き、異様なほど暗闇の中に浮かび上がる�犇境瓠孱韮疋丱�ヤロー」ベトコンの声に向け発砲されるグレネードランチャー。そして、静寂・・・。

まだまだ�犇境瓩鮟笋訃賁未療仂譴垢觝酩覆和真瑤△蠅泙垢�、今回はこのへんで・・・【続く】

【一部修正】20011108「バルジ大作戦」のカキコミについて、ご指摘をうけましたので、謹んで修正させていただきました。


【File007】�狎鐐莟撚茲離灰海魎僂蹲�

2001年11月03日(土)

さて戦争映画の分類について、いろいろと好き勝手に述べて見ました。「何を妙な御託を並べやがって・・・」などとお怒りの諸兄も多いことと思いますが。それはそれ。ひとまず剣を収めて(何のこっちゃ)もう暫くお付き合い下さい。

「今日も戦争映画が観れるのは、制作スタッフのお陰です〜♪♪」

前に述べた通り、私の信念は「戦争映画にB級・C級はあっても駄作はない」というモノです。どんな作品でも、何処か一ヶ所くらいは観るべきところはある。いや見つけるてあげるのが�狄燭寮鐐莟撚茱侫.鶚瓩世隼廚辰討い泙后�戦争映画道の先輩のお一人が「戦争映画は作って貰えるだけでも感謝しなければ・・・」と仰っています。そう大道具や小道具(兵器・軍服・軍装品等)揃えるだけでも大変な分野の映画なんですから、制作スタッフの苦労を鑑みて「両手の皺と皺を合わせて・・・拝んで」観にゃ罰が当たる・・・てなもんです。彼らの苦労、拘り、お遊びを観てあげなきゃ、なんの為の「自称戦争映画ファン」たるぞ!ってね。

そういう訳で、これからは私ATFのちょっと偏屈に拘った「戦争映画のココを観ろ」シリーズを始めて行きたいと思います。
大作、名作のちょっと違う視点からの鑑賞法。さらにレンタルビデオ店の棚の片隅にホコリを被った「拘りの一品たち」中古ビデオ店の店頭ワゴンで二束三文で売られている「隠れた名作たち」多くの戦争映画ファンを自称する方々にも省みられることのない「埋もれた佳作たち」の世界へ皆さんを引き摺り・・・込み・・・いや、ご招待しましょう。

さあ�爐△覆燭涼里蕕覆の■禅蕁△修靴藤袖蕁Γ探蘋鐐莟撚茲寮こΝ瓩了呂泙蠅任后�【続く】


【File006】最終章「お金をかければ良いってもんじゃない・・・」

2001年11月01日(木)

さて、いよいよ�狎鐐莟撚茲諒�類�畉能�章です。
�犧酩覆良床銑瓩辰討壁集修鬚靴討�りますが、まあ早い話が、どんな作品が面白いかって事ですかねぇ。でも私の如く「B級C級作品が好きだ」なんていうのも有れば「マカロニは良い・・・」「ドイツ軍最高〜ッ」「戦車が観れればOK」なんて仰る方もいます。てな訳で結論から言うと表題の如く「お金をかけた映画が良いってもんじゃありませんよ、お客さん。かけ所が重要なんですぜ」て事です。

【超大作の全てが名作ではない!】
「超大作」って、言われてもな〜。やっぱ国家の威信をかけて制作された「国策映画」とハリウッドの威信を賭けた「ど〜だ世界一だぞ映画」に尽きます。

「国策映画」と言えば旧ソ連などの共産主義国家の「我が国は、いかにして侵略者(ファシスト)を打ち負かしたか!」って作品が多いですな。しかも上映時間が半端じゃない。近年、映画館も整備されて、ゆったりとしたリクライニング・シートなどで映画を観れるようになりましたが、昔なんか只でさえ狭苦しい小さな場末の映画館で、こんな長時間の作品を観せられたら溜まったモンじゃなかったでしょう。幸いなことに私はそのような経験はありません。せいぜい長くても3時間って言ったところでしょうか。それでも「ケツが痛て〜ッ」だの「腰が痛て〜ッ」だの文句を言って出てくるのが落ちですが(東京ドームで某超大作?のプレミア上映を観た時は、あの野球観戦用の椅子で、しかもスクリーンの右斜め45度方向という悲惨な条件下で鑑賞しましたが・・・)まあでも、戦車や兵器はワンサカ出てくるし、殆んど全編に渡ってドンパチシーンの連続だし、みんな英雄で勲章いっぱい持ってるし、ヒットラーやスターリンのソックリさんはいっぱい出てくるしで、結構観ようによっては美味しい映画ではあります。ただ私は旧ソ連系よりも旧ユーゴ系の作品が好きですね。でも「国策映画ファン(いるよね?)」には気の毒ですが戦争映画ファンが選ぶベスト作品の上位に登場するのは難しいでんな・・・。

ハリウッド系「ど〜だ世界一だぞ映画」では�\�作費用�∪�作時間の二大要因に尽きると言えるでしょう。
�\�作費がとにかく莫大。登場するスターやスタッフのギャラ、大道具・小道具の制作費用、撮影場所のレンタル料、宣伝費等々・・・、近年ではCG経費ですか。一昔前の超大作と言えば、各国映画界を代表するスターが登場、例え出番は少なくともギャラはゴッソリ持って行くってのが定番でした。しかしながら昔はスターの名の話題性や宣伝効果は、高いギャラでも充分見合うという公式が成り立っていたので、高いギャラは宣伝費でもあった訳です。またエキストラや大道具・小道具の経費もバカになりません。戦争映画では兵器と兵士の激突がハイライトなので、エキストラの数が多いほど超大作と言われた訳です。この点「国策映画」は国家のバックアップで制作されるので政府や国軍の協力が得られ、エキストラの動員は楽そうです。まあ弁当代くらい(これもバカにはなりませんが・・・)で良い訳ですから。他はやっぱ登場する兵器・軍装品ですか・・・。第二次大戦も終わってから50年近く経つと、当然の如く当時の兵器や軍装品で現存しているものは減少します。特に敗戦国側の兵器は難しいですね。博物館などで展示されているだけならまだしも、稼動可能状態を維持している兵器などは、その維持費だけでも大変です。軍艦なんて以ての外。更に数を揃えるのが大変。戦車1台、戦闘機1機の登場だけでは話になりません。現在のようにCGで大戦車隊や大編隊が創作できなかった頃は、お金にモノを言わせて世界中のコレクターから掻き集めるか、レプリカを造るか、軍隊から借りるか、って方法しかありませんでした。でもコレクターから集めるには限界がありますし、幾ら軍隊から借りるとしても、スペイン空軍のイスパノ・メッサーだとか、英国空軍のバトルオブブリテン飛行中隊だとか、アメリカ南部連邦空軍?だとかならOKですが、二次戦映画に最新ジェット戦闘機を登場させる訳にはいきません(原子力空母は登場してるなぁ)百歩譲って�爛僖鵐謄詭鬚離譽�パルド�瓩撚翹�してやるかってくらい。で、しょうがないから造る。軍装品は比較的レプリカが制作し易い(でも軍装品マニアの目は怖いぞ)ですが、戦車や戦闘機となると・・・M4やT34や名もわからんレシプロ機に独軍のマーキングや塗装を施しただけからT34やT44、T55に鉄板を貼って加工したり、A6テキサン繋ぎ合わせてそれらしく改造する。グラスファイバーや強化樹脂でソックリに作る(でもマーキングだけでは興ざめ(最前線物語のアイシャーマン位、元がめずらしけりゃ良い)改造も上手けりゃいいけど(戦略大作戦の改造ティーガーは◎)酷いのはねぇ〜。グラスファイバーで造ると見栄えはいいけど動きが(1941のM3は良く動いてた、ありゃ車体は本物か)鈍いし・・・)まあ、とにかくお金がかかる訳です。
いろんなエピソードや大掛かりな見せ場シーンのある超大作は�∪�作時間も凄い。普通映画なんてものは上映時間の数倍・数十・百倍の撮影時間が費やされ、企画・原案・脚本・調達・編集等に割かれる時間やキャスト調整の時間も膨大。特にスターが沢山出演している場合、それぞれのスターの見せ場も必要です。スターも忙しいですから、撮影スケジュールの調整も大変。その為、撮影も分担されて敵味方それぞれの国担当の監督や制作スタッフがいたりします。撮影に適した場所を探すのも大変だし、前述の大道具や小道具の数を揃えるにも時間がかかる訳です。
これだけ手間暇・お金をかけて作った作品ですが、戦争映画のベスト作品の上位を独占って訳にはいきません。国策映画の方は「まあ一度くらいは観ても良いか」的価値はありますが、二度と観なくても良い、って作品も多いのも事実。映画の出来云々てよりも、長くて観るのがしんどい、って言うのが本音かもね。ハリウッド作品の方にも早や送り(今やDVDではチャプター選択?)で、見せ場だけ観れれば良いって作品も多い訳です。

【大作=名作が多いって言えるかも・・・】
超大作に比べて、映画としての規模自体は小さくなっていると言えると思います。明確ではありませんが「超大作」が戦争全般や戦史に残る大きな戦いをモチーフにして、多くのエピソードを繋ぎ合わせて制作されているモノが多いのに対し「大作」と言われる作品には、大きな戦いの中での個人・小部隊のエピソードを中心に掘り下げて描いているモノが多いのではないでしょうか。ひとつのエピソードに経費やスタッフを投入する訳ですから、その分、良い条件での制作・撮影による内容の濃い作品、丁寧に作られた作品が多くなる訳です。戦車一両でも戦闘機一機でも潜水艦一隻でもよい訳ですな。実際に戦争映画ファンの選んだベスト作品の上位を多く占めています。ただお金をばら撒くのではなく、肝心なところで使えば良い作品が出来上がる、と言うのを証明したような作品が多いじゃないですか・・・。「SPR」なんか、そういう風に考えれば「超大作」っていうよりは「大作」なんですよ。名作に多くを語る必要なし・・・。

【名作の定義は何】
戦争映画の名作ってのはなんでしょう。一般的に言えば「鉄と血のぶつかりあう戦闘・作戦が良く描かれている」「登場する人物(軍人)社会(軍隊)時代背景や兵器の考証が正確である」「戦争によって左右される人生、苦悩する人間像が良く描かれている」「戦争の不合理性、非条理性、非道徳性が良く描かれている」「映画としてのエンターテインメント性に優れている」というような点が上げられると思いますが、全てを兼ね備えた作品ってのは観たことがありません。いやあるんでしょうが、まだ悟れてない私ATFには「これ」ってのがわかりません。アカデミー賞など世界の冠たる映画賞を受賞した作品でしょうか。多くの観客がラストシーンで思わず涙した作品でしょうか。観終わった後の興奮冷め遣らぬ作品でしょうか。たぶん名作といわれる作品は「戦争映画」としてだけでなく「映画」としても名作であろう、と思われます。でもやはり戦争映画ファンの皆さんには、どうしても譲れない「私にとっての名作」ってのがあるんじゃないでしょうか。と言う訳で答えは「戦争映画の名作と言うことができる作品は、戦争映画ファンそれぞれの胸の内にある」としておきましょう。

【戦争映画にB級C級はあっても駄作なし】
ごく普通の感性を持って観た場合に、どうしても観るに耐えない作品があったとしたら、それを「駄作」と言えるでしょうか。戦争映画は「人殺しを描いた映画」ですから、中には観るに耐えないシーンがある作品もあります。思わず目を背けてしまうようなシーン。でもそれは本当の戦争・戦場においては日常茶飯事なシーンなのです。私ATFは表題の如く「戦争映画には駄作はない」と思っております(AVにはある(爆)レンタルの金返せと思った作品が多々あるから)どんな作品であろうと、どこか見所がある・・・登場する俳優・兵器・軍服・軍装品・舞台となる戦場・・・確かに設定のおかしな作品はありますが、娯楽作品として観れば良い訳で、そう言う観点からすると、逆に見所が豊富にある訳です。「戦車バタリオン」や「シベリア超特急」など殆んど全編「スタジオ撮り」の作品もあれば「ゲシュタポ女囚収容所」なんてエログロの極みみたいな作品もある。「君を忘れない」のように「キムタクみたいなポニーテールの搭乗員がいるわきゃね〜だろ〜ッ」ってな作品もある。イタリア製低予算戦争映画、俗に言う「マカロニ・コンバット」の中にも、結構手の混んだ作品もありますし、戦車がワンサカ出てくる「おお〜ッ」と叫びたくなるような作品もあります。それらの作品の個々の場面の中に戦争映画の醍醐味が溢れているのです。低予算で制作された作品に「なんでこんな戦車が登場してるの?」とか「すげ〜軍服着てるな〜ッ!」とか「おお、こんな作品にでてるのか、この俳優は」なんて楽しみが一杯な訳です。映画が誕生して100年ちょっとですが、その中で制作された「戦争映画」に分類される作品の殆んど大部分が、俗にB級C級(中にはD級ってのも)の作品です。殆んどの作品が日本の戦争映画ファンの目に触れた事もないような作品ばかりですが「極めれば、そこに道が開ける」そこには意外なアッと驚く「B級C級戦争映画ワールド」があるんですよ、お客さん。

ある時「どうして戦争映画が好きなんですか」と聞かれて「そこに戦争映画があるからだ」と答えた救い様のないヤツですが、戦争映画を観た数は誰にも負けないつもりです(でも上には上があるんだよな〜)。しかしまだ悟っていません(爆)まだまだ戦争映画を極めれない、でいる私ATFの「戦争映画ファンのための分類講座」をこれで終了いたします。ご静聴(誰も聴いてないって・・・)ありがとうございました。
以降は、今まで説明してきた観点を基準に、おすすめの作品を紹介していきたいと思いますので、引き続き(懲りずに)ご来訪下さい【続く】

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