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2001年11月24日(土)
「俺はセ・ン・シャが、好きだぁ〜ッ」ってミリタリーマニアの中でも「戦車ファン」を自称される方々も多いと思われます。かく言う私ATFもその一人。とにかく戦車さえ登場すれば、戦争映画でなくても良いんです。陸戦の王者、鋼鉄の怪物、鋼の騎士・・・まあ表現は色々ありますが、とにかく戦車が好きなんです。という訳で引き続き「二次戦を舞台にした戦争映画以外に登場するディープなこだわり満載の戦車たち・・・第二幕」をお楽しみ下さい・・・。
【さらばキューバ】 大抵の映画評論やレンタルビデオ店での分類では、戦争映画の分類に入れられてはいませんネ。Mr.007ショーン・コネリー主演のラブ・サスペンス?です。舞台は革命真っ只中のキューバ。やる気満々だが武器・弾薬不足のカストロ率いる革命軍と、金にモノを言わせ武器・弾薬は豊富だが兵士たちにやる気がないバチスタ将軍の政府軍。その政府軍の近接戦闘教官としてキューバにやって来るのが元英軍少佐のショーン・コネリーです。そこで元恋人と出会い・・・革命に翻弄され・・・ってお話ですが、何が凄くて最初に書き込んだかと言うと・・・そう、並み居る戦争映画でも滅多にお目にかかれない�狎鐚崟鎰瓮掘璽鵑�あるんですよ。それはラストシーン。革命軍が占領した燃料基地を攻撃しにやって来る政府軍。なんと�狒�甲列車�瓩眦仂譴垢詁鹽挌�味しいシーン(でも革命軍に前後のレール外されて立ち往生して、呆気なく降参)もあるんですが・・・それは置いといて、政府軍側車両としてM10駆逐戦車が登場(コレだけでも珍しい)。背丈以上もあるサトウキビ?畑のぬかるんだ道を勇ましく進撃してきます。それをショーン・コネリーともう一人のおっさんの二人で乗っ取り、革命軍の応援に駆けつける(ショーン・コネリーは何時の間にか革命軍側です)んですが、ココで政府軍側のM4戦車が2両登場。驚くなかれ「遠すぎた橋」「橋」も真っ青のハリボテ戦車(正面からのシーンで、中身のジープ?の車輪がハッキリ見えますし、主砲の中には発火用の小口径砲がバッチリ映ってます)です。操縦担当のおっさんが鈍くて、中々うまくM10は動かずピ〜ンチ。そこへM4からの至近弾がドッカ〜ン。75mm砲弾抱えて装填するコネリー。そして発射・・・見事命中です。残った一両のM4は慌てて後退。この時も足回りのタイヤがバッチリ見えます。この間約10分弱ですが「第27囚人戦車隊」も驚く�狎鐚崟鎰瓮掘璽鵑覆里任靴拭�
【アンザックス】 第一次大戦に英連邦軍として参戦したオーストラリア&ニュージランド欧州派遣部隊を略して�爛▲鵐競奪�ス�瓩噺世Δ里世修Δ任后�あのミスタークロコダイル・ダンディー�爛檗璽襦Ε曄璽�ン�瓠丙膿刑遒犬禳个箸辰燭福舛辰憧兇検�)主演のテレビ映画です。この映画の戦車は、なんと元祖戦車マーク�厳拭瞥此砲任后�まったく遮蔽物のない平原の戦場。独軍の機関銃座に苦戦するアンザックス部隊。そこに救援に現れるのが1台の戦車・・・いきなり地平線に登場・・・ゴトゴトと独軍陣地に迫ります。パニックに陥る独兵たち。やがて機関銃座を蹂躙しお役目ご苦労様な訳ですが、この戦車も見事ハリボテ。前進スピードに比べキャタピラ(登録商標?)の回るスピードがなんか遅いのはご愛嬌。なによりも戦車の後部ハッチを開けると、前方の操縦席のハッチまでブチ抜き丸見えなんですわ(爆)でもマーク�厳燭�登場するだけでもメッケもんて事でっしょうか・・・ネッ。
【タイムコマンド】 戦争映画ではありません。たぶんSF映画です、しかもメチャクチャB級・・・いやC級です。舞台は未来。犯罪者を処罰する手段として、タイムマシンで過去の戦闘場面に送り込んで戦わせます。中世は騎士の時代、第一次・第二次大戦、西部劇、ギャングの銃撃戦・・・と、まあ設定は面白いんですがねぇ。お金をかけてないせいか、舞台設定がチャチ〜んですわ。でも驚くなかれ、ここにも珍しい戦車が登場します。舞台は第一次世界大戦。主人公と追っ手が二手に分かれて戦うシーン。主人公は複葉戦闘機で登場。で追っ手はというと、なんとルノーFT軽戦車で登場です。しかも、あの37mm主砲?で対空戦闘です。しっかり動いてます。どっかの博物館から持ってきたんでしょうか。それともコレクターから借りたのか・・・。ルノーFTなんて骨董品「誰が為に鐘は鳴る」で登場する位ですか・・・でも、こっちは腐ってもカラーです。最後は戦闘機から投下された爆弾(手榴弾?)であっけなく大破炎上するのでした・・・お終い。
【ゴールデンアイ】 英国映画界が誇る外貨獲得映画の雄007シリーズ作品です。主演のジェームズ・ボンド役は5代目ピアーズ・ブロスナン。�爛粥璽襯妊鵐▲き瓩噺討个譴訶甜�波攻撃衛星システムを巡る一大アクション・スペクタクルです。で、問題の場面はゴッドフリート・ジョン演じるロシア軍将官に拉致されたヒロインを追って、ペテルスブルクの街中で派手に展開されるT55?戦車による大カーチェイス・シーン。いやロシアの戦車が高速なのは、クリスティ懸架装置を採用したBT戦車〜T34から受け継がれた伝統ですが、あんなに街中を高速でぶっ飛ばせるとは思いませんでした。中でも戦車のドリフト・ターン?は必見!(でも先日アフガン戦のニュース中継で北部同盟軍の戦車が兵士を満載した状態で急ターンしてたなぁ)乗用車、建物をぶち壊しながらの大追跡。驚くより、なんか気持ち良いですな(不謹慎ですか?)最後には悪の一味(って表現好きです)が乗った列車を正面砲撃で爆破。いや〜何も考えんで良い映画です。 【追記】あのサンクト・ペテルブルグのシーンはセットだそうです。街中で戦車を走らせる、という当局の許可が下りず、スタッフが現地を綿密に調査して再現したそうです。
【GIブルース】 キング・オブ・ロック�爛┘襯咼后Ε廛譽好蝓辞畆膠蕕離潺紂璽献�ル?映画。エルビスは実際に米第3機甲師団に所属して旧西ドイツに駐留してたそうですが、その時の経験を生かした映画だそうです。で、いきなりオープニングから戦車部隊の大演習。これがまた、いや凄いって言えるくらいのM48戦車部隊の大登場。砲塔上の戦車長が振り落とされそうなくらいのスピードで走り回る戦車たち。でプレスリーの乗る戦車ですが、いきなり切り株にぶつかってキャタピラが切れてしまいます。そしてブー垂れながら修理する戦車兵たち。たった4名くらいで、あのぶっ太いキャタピタ修理してしまうのも、何か凄いな〜って感心してしまう映画ではあります。後半はラブロマンス中心。
【戦争ゲーム】 一瞬タイトルに期待させられる作品ですが、その実態は・・・(爆)です。アメリカ映画でよくあるパターン�狎亀舛亮膺邑�が、地方の町を牛耳る悪徳権力者(金持ちの地主と保安官のコンビが多い)に戦いを挑む�瓩辰童世Δ�話のパターン通りのお話です。ただ、その正義の主人公?が町外れにある陸軍駐屯地の兵隊って事で、ひと暴れするアイテムが、主人公の友人がコツコツ再生したM7プリュースト自走砲なんです。主演はトニー・カーティス、ブライアン・キース。そうそうアーネスト・ボーグナイン御大もご主演。なんか「ミスタータンク」と似たようなお話なんですが、ラストシーンで悪玉私設軍隊相手にごっつう派手に暴れてくれます。でも主砲の発砲はありません。か弱いヤラレ役たちを追い掛け回すだけです・・・。
【おかしな関係】 ダドリー・ムーア&エディ・マーフィー主演のコメディ作品。エディ・マーフィーが「ビバリー・・・」で一躍トップスターになる前の作品です。物語は新型戦車の射撃安定ジャイロを開発する技術者と、新型戦車の試験走行をやらされる米軍戦車兵のお話。主演の二人は「戦火の勇気」のD・ワシントンとM・ライアンと同じく共に主役なのに共演するシーンはありません。技術者のお話(KGBが絡んだスパイ映画もどき)と戦車兵のお話(トラブル満載の戦車メインのドタバタコメディ)のお話が並行して進行(実は時差があるらしいが)し、最後のワンシーンで二つの話が交差(最後に搭載ミサイル誘導用の射撃安定ジャイロが作動する場面)します。実は、この映画1985年公開の映画なのですが、物語(エディ・マーフィー部分)中でイラク軍がクウェートに侵攻して来ます(確か湾岸戦争って90年代じゃなかったっけ?)おっと、登場する戦車は現代のM1エイブラムスっぽく砲塔に鉄板を張り改造を施したM48(?)戦車(新型戦車役)と無改造のM48(M60か)が登場。新型戦車の内部は、かの迷作「戦車バタリオン」のM41並みに広々してます(笑)
【パワープレイ】 もうクーデターものの傑作といえば、この作品。ヨーロッパの架空の小国で舞台に、腐敗した政府に嫌気が差したディビッド・ヘミングス演じる参謀大佐ら陸軍将校一派がクーデターを計画。ドナルド・プレゼンス演じる秘密警察長官の目を掻い潜り、序々に同志を集めていくプロットは秀逸です。ロケはカナダを中心に行われたらしいので、センチュリオンMk5戦車及びM113兵員輸送車などカナダ軍の車両が大挙登場。クーデターにおける戦車の役割の重要性を説くピーター・オトゥール演じる戦車旅団長が渋いですな。クーデターへの参加を誘われながら、断り、さらに秘密警察に通報しようとする同期の戦車旅団長を通信テントごと踏み潰すシーンは圧巻。センチュリオン戦車の重量感がズンズン画面から伝わってきます。最後はあっと驚くドンデン返しもありますが・・・。M113兵員輸送車にドーザープレートを付けたタイプがいきなり登場するシーンが珍しくて印象に残っています。政府側の虎の子「空挺部隊」のC130輸送機が首都の空港を封鎖され、着陸できずに帰っていくのに唖然。空挺部隊ならパラシュート降下しろよ〜なんて思ってしまいました。�爐燭世い淦箙イ離灰鵐妊�ション�瓮�ーデター開始の暗号無線シーンがカッコイイですな。
また徒然なるままにくだらぬことを書いてしまいました。本当はもっといろいろ書きたい珍しい戦車が登場する映画がいっぱいあるんですが、今回はこの辺で・・・次回は、また別のテーマで書き込んでみたいと思っちょります。乞う期待・・・【続く】
【一部追記】20011202「ゴールデンアイ」の記事に一部追記
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