自作自受
DiaryINDEX|<古|新>
強さとは 独りよがりのものではない 強さとは 一人で得られるものではない
笑って許してやることが 精一杯の強がり
こめかみに銃口 突きつけられても まだ私を愛していると言い切れますか? あなたの命より私は大切ですか? 誰かの命より 大切なものがあると思いますか? あなたが死んで私が喜ぶと思いますか? それでも あなたは 私を愛していると言い張るのですか?
まだあなたに踏まれた右足が痛むの
欲しいものはいつだって どうしても手に入らないもの
そこに繋がりなどありはしないのに
何処まで行っても答えなんかないよ 答えは自分で決めるもの 正解なんて存在しない 不正解もありゃしない 答えはいつも見つからないもの だから不正解も見つけられない 誤りに気付いたなら その反対が正しい答え? ありえない ありえない 自分で決めた答えが正解 それでいいじゃん 誤りだって自分で気付くし
その声は遠すぎて聴こえてこない
通り過ぎてしまえば 坂を上りきる瞬間の 上りきった瞬間の それが全てで それで正しい
難しく考えないでよ
嘘ばっか 解放されない自由 建前 満足してないの 目先 将来 そう思った時が終点 孤独 誕生 自負 責任 傷付けたくはないの 失いたくはないの 我侭 後悔 殺菌 死別 死んで きっとそれが一番美しい別れ 自由 拘束 行脚 流浪 未来 暗黒 不安 光明 自決 自分で決めるの
魂の抜け殻 身体 肢体 魂の入れ物
気持ちいい音は 耳じゃなくて 身体で聴く
気持ちいい音は 頭じゃなくて 心に届く
気持ちいい音は 鼓膜じゃなくて 魂に響く
裸でいこう 黒い衣を脱ぎ捨てて ライブに生きよう
震える 瞼の 裏に 歪に 彫られた 愛と いう 文字
明日咲く花 今日まだ蕾
意味のない言葉の羅列 魂が焦げ付くまで燃やす 一直線 振り返るな! 激しくてもいいじゃないか
憧れはいつも非現実的で 回転ドアの向こうには退屈な大人の世界が広がっていた 白く大きな建物はただ大きいだけだった 感動する瞬間はいつも何気ない一コマで ドラマや映画じゃあるまいし エンディングロールはいつまで経っても始まらない その瞬間はもう何度も僕の前を通り過ぎたのに 気付くのはそれが通り過ぎたずっと後で ドラマチックだよ 敗北者みたいにスター気取りで
ママに隠れて食べたハンバーガーの味が忘れられない はちみつみたいにおいしいの とても非現実的
緞帳はいつの間にか上がってて それに気付かない僕は ずっとスポットライトに照らされたまま 観客にお尻を向けたまま挨拶の練習を繰り返すの 表情とか お辞儀の角度とか 声の大きさだとか 立ち位置のチェックだとか
憧れはいつも非現実的で それが事実だと誰も教えてはくれない 憧れはいつも非現実
ツライヨ ナキタイヨ ニゲダシタイヨ タマニハヨワネモハキタイヨ
簡単だよ。 出てきたものを繋ぎ合わせていくだけだから。 どんなヒドイカタチでも。 俺が完成って言ったら完成だし。 完璧って言ったら完璧。 ボロイ商売だよ。 ゴミ拾ってきて並べるだけ。
俺が悪いんじゃないんだぜ。 お前等の眼が節穴なのさ。
窓の向こう
窓を開けると冷たい風が入ってくるから窓はずっと閉めたまま
雪が降るのを眺めていよう
いつか願いが叶ったら 自分で自分を誉めてやるんだ
どうしてまた同じ過ちを繰り返すの? 思い知っただろう? 今だけ。 今日だけのことじゃないか? ほんの少しの努力でいいんだ。 がんばれなんて応援するのもアホらしい。 当たり前のことじゃないか。 逃げ道なんか何処にもないよ。 理由なんて何でもいいじゃないか。 がんばれ。 いまがその時だ。
きゅるきゅる 蟲が身体の中を 螺旋状に駆け巡る きゅるきゅる
傍目にはそれと分からない 恐ろしいほど周到な姑息な罠 気付いた時にはもう手遅れ 誰も傷付けずにそこから逃れることは不可能だ
柔らかくて温かくて心地よくて まるでそこを離れるのは誤りみたいで 先のことを考えるととても不安で だけど今はとても楽しくて だけどだけど何か足りなくて だけどだけどだけどみんな笑ってて ここにいるのが当然みたいで なのに外の世界は光って見えて ここを最適だと思えば思うほど 外の世界は輝いて
過ちは繰り返される
責められるのは自分だけで 心も身体も汚れる覚悟で あなたが傷つくことも承知で 自分が嫌になるのも当然で それでもこの場所から離れたい
ごめんなさい
聴こえたよ
ごめんなさい
届いたよ ありがとう
変わったかって? そりゃ人間丸くもなれば四角くもなりますよ。 ただただ指折り日々を数えて 明日の天気の話でもしようかね。 ほら、それじゃ不満だろう? だから君の期待に応えられる様に。 ほら、それじゃ不満だろう? だからただある道を選んで 変わり映えのしない服を着て 履き古したスニーカーを履いて お前のドアをノックする。
空はいつでも青色だった。 青色。 少し水色を足してやろう。 白も入れてやろう。 薄く延ばして重ねて塗って 青くなるまで繰り返す。
切り取った背中に 一本の草植えて 雨降りかける やがて芽が出る気もするが とりあえずここで摘んでやれ 晴れたら背中 ベランダに干して 日の光を吸わせてやらう
考えないで生きる なんてアホらしい 笑わないで むしろ泣いてた方がいい 昇る太陽に手を合わせ 哂う 考えてしまえば それだけのこと 誰か背中叩いてくれ
手に入れられないもの欲しいんだ。 手に入れられないから欲しいんだ。 手に入れたら ガラクタ。 ガラクタ。
DiaryINDEX|<古|新>
|