自作自受
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誰に聞いても同じ答え ほら そろそろ 時間切れだよ
期待なんかしちゃいないよ どうせスズメのナミダだろ 見渡せば 晴れやかな空でも きっと雨が降ってるんだろ
ただここまで届かないだけ そら
ぎゅんとしたこの世の終わりが 斜めに崩れてく この手でしか掴めないもの いつか青色に変わるもの 届かないキーワード まるで魔法みたいだ 針金で作った飴みたいな憂鬱 きっと誰の手も届かない所で一人泣いてるんだろうな
可笑しいだろ?
カレはもう死んでしまったのかもしれない でも唄うんだ
次の駅で僕は降りなきゃいけないし 30分泣かなきゃいけない
僕らは歌わなきゃいけない 君に聴こえるように 声を張り上げて
ああ、そんなことの繰り返しだよ 可笑しいだろ?
素直じゃなくてごめんなさい。
ごめんなさい。
あ、素直に言えた。
真っ黒な塊が 胃の中にあって それがどんどん 大きくなって
もう嫌だよ 早く逃げ出したいよ
助けて 助けてよ って
口に出して言えないのは 幸せですか?
繰り返すことに意味はあるのか?
繰り返すことに意味があるのだ
繰り返さなきゃいけないんだ
分かるまで何度も何度でも
何を期待してるの? どうせただのストレートだろ? お前はただ其処で黙って見ていることしか出来ないのさ。
そうそれが いつものお前だ お前らしいよ 実にお前っぽいよ
ほらほら少しずつ歪んでいくよ
喉から手が出る 本物の手 その苦しみは 胃カメラの比ではなく 胃を脱出し 食道を通り 喉を乗り越えて のどちんこを鷲掴みにする 溢れてくるのは血液ばかりで 耳のすぐ後ろで顎の外れる音がした 指が前歯を撫でた 下唇を撫でた 顎を捉えた 手首はまだ俺の舌の上 手の平を返すと 鼻の穴に指を突っ込んだ 手は俺の鼻の穴に指を突っ込んだまま全身を俺の口から脱出させた 落ちた 紛れもなく 僕の右手
そもそも いつから始まったのかなんて覚えてるやついるのか? デタラメばっかりで そんなの誰が信じるんだよ!って。 呆れ返って 反対もしないで。 終わりだね。 クソだね。 座ったまんまで遠く眺めてる...
つまらないマスターベーションはもう終り。
空は晴れ
そうか行かなきゃならないんだ
悔いのない答えはいらない
終わりのない旅 終わりのない旅 終わらすために始める旅 終わりに向かう旅
駆け足で
引きずり続けて
太陽の昇る丘へ
両手広げて
何処までも繋がっていく
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