本日は雨。 それも傘が音をたて、地面が沸き立つ程の土砂降りである。 良いね!雨だというのなら、いっそこれくらいは降ってくれないと。 何とも心浮き立つ天気である。 という事で、バスを途中下車。ぶらぶらと歩いて帰る。 風が強くないので傘が煽られる心配もなく、何とも気持ちの良い帰り道であった。
今年も盆の時期が近付いてきた。 お付き合いのある他社の方々にも、そろそろ長期休暇に突入している人がいるそうな。 成程。道理で朝の地下鉄に余裕があると思った。 さて当社だが。 基本的に暦通りである。 つまり土日がお盆な今年は、ひたすらに通常通りの業務である。 馬鹿な…週刊誌ですら合併号を出す程の国民的休日が、平常運転だというのかっ!? …とはいえ、会社もそこまで無情では無いらしく、 交代で休暇を取る事になった。 上司などは「今の状況で、どこで休めというのか…」と嘆いていたが、 休暇獲得に情けは禁物。しっかり極爆も休みをゲットした。 さて、この貴重な休日。何に使おうか。 家でダラダラしようか、ゲームしようか、本を読もうか… せっかくの休日。何か有意義に使いたいものである。 え?墓参り?…あ、確か、そういうイベントだったっけ。 何で休日なのか、の意味を考えぬままに、じっくりと身体を休める予定の極爆。 そろそろ先祖に祟られそうな程の、刹那な生活である。
暑かった。 慣れただなんだと適当に言ってみたが、 やはり暑い日は暑いのだ。 とはいえ、基本的にエアコン室内な極爆。どれほど外が地獄であろうと、日中は快適に過ごしている。 それでも、帰宅時のあの暑さを考えると、日中どれほどだったのか、と思わず戦慄してしまった。 夏は過ごしやすい北国ではなかったのかぁっ! 今年何度目かの叫びである。
本日、昼ご飯はコンビニで適当に済ませるつもりであった。 漫画も読めるし、なにより食堂よりも安い。 昼休みのチャイムと共に、他の方々がぞろぞろと動き始める中、 さてパンは何を買おうか、などと思案していた極爆の耳が、 とある上司の会話を拾った。 「今日?今日はカレーだろ!」 …カレー!! 何と言う心地良い響き。 そうか、極爆の身体は、カレーを求めていたのだ。 という訳で、先程の計画はどこへやら。極爆はカツカレーを求め、食堂へと足を運んだ。 カレーカレー、と何気なく本日の献立を眺める極爆。 さて、カレーを食べる事は決まっているが、日替り定食は何だったかな? 「豚の角煮」 ぶ、豚の角煮だとう!? 目前で燦然と光り輝く豚の角煮。何と言う甘美な響き…。 はっ!待て待て、極爆はカレーの為にここまで来たのだ。ここで日替り定食に変更とは、あまりに節操が…いや、しかし… 食券販売器の前で苦悩する極爆。カレー…ぶた…。 いい加減、購入を待つ後ろの方々の目線も厳しくなった頃、断腸の思いで決断。 カツカレー。 初心、いや、もともとコンビニが初心なのだからアレだが、やはり食堂に来た動機を第一に、と考えた結果である。 しかし、そんな思いで選んだ為、目の前に置かれたカレーには、先程の心躍る感動は無く。 隣の席の他人の豚が気になって仕方が無かった。 ああ、豚が良かったのかなあ… いまいち納得出来ずに食事を済ませた極爆。 せっかくの豪華な昼食が、無惨な末路に終わったのだ。 コンビニ…行けば良かったかな?
暑さのピークが過ぎたのか、 暑さに慣れたのか。 いまいち解らないが、何となく、夜が暑くないのは嬉しい事である。 無論、扇風機は欠かせない状況ではあるが、 扇風機があれば何となく涼しくなるという時点で、 環境は随分と改善された気がする。 とはいえ、しばらく経てばあっという間に寒くなるのだろうなあ… 短い夏の終わりを前に、少々暑さを惜しむ極爆である。
朝、大通公園で太極拳を楽しむ老人が数名。 大陸の方だろうか。しかし、それにしては動きに精彩が無い気がするのだが… 勿論、太極拳自体、スピードとは無縁の演舞ではあるが、 テレビなどで、広場に集い踊る大陸の方々の映像を観るに、もう少し格好がついていた様な… それとも、上手い人だけが映されて、下手な人はその他大勢に隠れて見えなくなっているのだろうか… 緩やかな動きの中にも美しさがあり、心洗われるあの演舞は、 他国への宣伝用に、ある程度脚色されているという事なのだろうか。 真実も、そもそも踊っている老人の国籍さえ不明のまま、 朝の忙しい出勤を続けている極爆。 見学すらせず、せかせかと歩く中でちらりと横目で見るだけの極爆に、文句をつける資格があるとは思えないが、 何となく気になったので、書いてみた次第である。 しかし…大陸の観光客が増えたと思っていたら、公園で太極拳とは… そういえば、看板にも多様な言語が増えた気がするな。 文化の混在に、やや不思議な感覚をおぼえる、極爆である。
休み、書き、休み… と、最近「休み」のコマに留まる事が多い気がする極爆日記。 かつての目標である「毎日更新」は、遥か彼方へとぶっ飛んでしまった訳だが、 まあ、それでもぼちぼちと更新していこうと思う。
八月に突入。 本州の人にとってはどうだか知らないが、 道民にとっては夏ももう終わり。 あと二週間もすれば、秋の香が漂い始める頃である。 おや? ふと思い返してみると、この夏… 極爆は何か夏らしい事をしたのだったか。 日中は仕事で常に社内。休日も屋内で日焼けもせず、 海も行かず、ビアガーデンにも行かず、 あ、花火も見ていない。 日本は四季のある国である。 その季節毎に決まった風情があり、それを楽しむ者こそが「粋」なのだ。 つまり浴衣も着ず、肌着にパンツ一丁でビールを呑んでいる極爆などは、「無粋なやつ」と後ろ指をさされても仕方が無いという事になる。 ああ、何と言う事だ…花火の一つも楽しまなかったばっかりに、極爆はダメ人間のレッテルを貼られてしまったらしい。 しかし…そもそも、ここ最近、何かしら季節イベントに参加した記憶があったのか? …と考えた結果。元々、年中無粋であった事が判明。 ああ、まあ何だ、いつも通りなだけだったのか。 日々、無粋な毎日を過ごす極爆。 まあ、そもそも江戸っ子でもないしね。という話である。
|