しました。当選を祈るのみ。今回のサークルカットは西です。
スーパーボウルXXXVIII、1,3Qのジリジリのディフェンスゲームと、2,4Qのパッシングオフェンス、数少ないチャンスをきっちり点に結び付けたCARをみてこれが今年の勝負強さかと。その上をいくNEの完成度の高さには畏れ入る。世の中の話題はさておき、私がゲーム外で気になったのは国歌斉唱の時のエアフォースチーム。「the land of the free 〜」の所でゴーーーっとやってくる編隊、あれ通常は戦闘機なのですが、今回アパッチヘリでしたね。その前のNASAのセレモニーといい、アメリカの姿勢・存在を世界にアッピールする場としてスーパーはいいように活用されておりますね。意図はさておき、どちらも今年の歌唱は大変良かったと思います。
私の好きな同人作家さんのHPで、世界名作劇場を扱っているサイトさんがあるんですが、そこから繋がってつい名作サイト巡りなど。主題歌の歌詞を見つけてしまったのが運の尽き、どうでも良い問題を抱え込んでしまいました。ラスカルの主題歌の冒頭歌えますでしょうか?「Hidy Hidy litle Rascal〜」、これ私は「Hurry,hurry」だと思ってたんですよね(子供の耳だし)。で、Hidyってどういう意味だろうとweb辞書を調べたら全然出て来ない。hideの変化形かとも思ったんですが、ピンと来るものがない。仕様がないので英英で探して、それでもケンブリッジもオクスフォードもウェブスターでも掛からない。口語だろうという予測はあったものの、ここまで掛からないと意地になり、ついに複数辞書をいっぺんに掛ける英英サイトを発見してやっと語義を見る。「―interj. South Midland U.S. howdy1 (used as a greeting).」だそうです。howdyは「How do you do?」の略、ようするに挨拶語。ここまでは分かった。しかしまた余計な記述が入っていて「South Midland U.S.」、これはUS南央部で使用されるものだという。困った事にラスカルの舞台はアメリカ北央部(Wisconsin州)なのですね。これでは合わない。 ちょっと考え込んだところで、元々「歌詞」を調べていたことを思い出して、つまりこれは日本人が書いたものな訳です。ということは、何かを参照して歌詞にこの「Hidy」という語を入れた可能性が高いのではないのか、この場合の「何か」とはもちろんスターリング・ノース著の原作『RASCAL』。文中にスターリング少年がラスカルに「Hidy」と呼びかける記述があるのではないだろうか。となればあとはコレを調べるのみ。なんですが、さすがに原書の内容までは机に座ったままでは見られないのですよね、素人調査はここまで。ただ都合良く手元に小学館の訳本『はるかなるわがラスカル』があるので、時間みて読み返そうかと思ってます。しかしまぁ、アメリカ人や英米語に詳しい人ならフツーに知っているはずの事を、夜半二時間以上掛けて調べてしまった。 ※これ書いたの実は昨日で、今日またチクチク調べていて「ロックリバーへ」の作詞が、音楽よりの作詞家の方ではなくて、翻訳著書もある童話作家の岸田衿子(岸田今日子の姉)だということに行き着く。ますますHidyの使用が気になってしまう。そして夜明け。
西UKO 08:30
|
 |