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2006年10月31日(火) 素敵なサムシング


いやね、最近ね、桐野さんは疲れているんじゃないのかな、とね。
毎年、夏の終わりから秋にかけて何らかのブームが訪れるので、いつも秋は何かしら妄想に片足つっこんだまま生活しているようなかんじなんですけど、どういうわけか今年は買いあさるべきものにまだ何も出会えてないですよ…(ちなみにここ数年のブームは夏目漱石、高村薫、ドストエフスキー、ジョジョ、エロイカというよくわからない流れできております)…もうすぐ秋も終わってしまうではないか、どういうことだ……
何かないでしょうかねぇ、こう、一日中妄想に浸ってられるよーなやつ。散財したい…!!

仕事でいろいろ板挟みになり疲れたせいか、頭の前と後ろがずっしり重い。なんでもいいから脳を軟化させるような漫画が読みたいよ!と思い、本屋で目についたよ し な が ふ み の春本(…)を買ってみたはいいものの、なんだかピンと来ず。話はともかく絵が白いんだよなぁぁ。もっとごちゃごちゃ書き込んであるやつが好きよ。しかし読みながらストーンズとか聞いてたらなんだか脳がポワーンとしてきた。これだよこれ。この感覚。もっとポワーンとしたい。

今日昼休みに先輩(女性ふたり)とごはんたべてたらどーいうわけか「ツンデレって知ってる!?」とかいう話からオタク批判になり居心地がちょっとばかし悪かった。しかも最近まで同じチームにいた女の先輩(28歳キレイ系)について「ゲームの絵を描いたホームページを持ってるらしい」だの「すごくうまくて似てるけどキャラが上半身裸だったりするらしい」だの「自費出版(…)をしているらしい」だのいっていて、「えぇ〜すごいですね見てみたかったです」などと私は間の抜けた意見をしながらも内心、え、それって、まさか、ええええ早く教えてくれればちょっと見方変わったのに!と思った。しかし怖いですね、隠れていろいろやってるのがどこからともなく会社の人にバレてるわけですからね、他人事ではないですよね、ガタガタブルブル。

iTune歴かなり長いのに昨日はじめてポッドキャスト使いました。
なにこれ。たのしいな。


2006年10月29日(日) 伴天連ワンダーランド


あー…にゃんまげをチヤホヤしたい…
にゃんまげを撫でまわしたり餌をあげたり執拗に撫でまわしたりしてどうにかこうにかしたい…アイツうちにこないかな…

社員旅行に行きました。某江戸村です。
今までにゃんまげってキャラ本気かよププッとか思ってたんですが実物見たら一気にフォーリンラブでした。かわいいというかなんというか、「どうにかこうにかしてやりたい…いっそのこと押し倒したい…」という欲求がムラムラわき上がってくる破壊力抜群なキャラクターだと思います。

もともと江戸時代は大好きなので、江戸村すごくたのしかったです。街並ももちろんですが、粋な町人がぶらぶらしていて、挨拶したりお得情報を教えたりしてくれるのが雰囲気満点。
村のメインらしい忍者劇場は忍たまみたいなノリかなーと想像していたら、島原の乱を舞台とした兵糧攻めだの生首だの幻術だのがばんばんでてくる、かなーり暗くて真剣なお芝居でした。切支丹ネタって宗教も絡んでるしけっこう危険だよなー。(卒論で切支丹研究やろうとしたら「歴史があまりに暗すぎて精神を病むからやめたほうがいい」と先生にいわれたことがありますよ…)
でも忍者かっこよかった!ストイックエロス。ついうっかりいろいろといけない妄想をしてしまった…


あーあとさっき解析見たらキ ー ス × ミ ッ ク(←ぎょわー!)で辿り着いた方が…!!!そ、それって!!!えー、えっと、大好物です…



2006年10月26日(木) ユーチューブ・ロマンス


前に調べたときは全然見つからなかったのに、今探したらお宝がいろいろ…
はいみなさん、正座の時間ですよ!

▼キリさんPKゴール



▼2006/09/24 Rosario Central vs Gimnasia


2:04 揉めてからハグ。相変わらずの武闘派。
2:45 ゴールシーン。キリさんのゴールじゃないけど飛び上がって大喜び。
3:07 ユニ脱いで(残念!下にも着てました)看板越え。
4:08 インタビューとか……うぉおおおおおおおおおおひさしぶりのどアップ!なにこれ前髪ちろちろ触ってるのたまらん、なんだそれ、触らせろ、お願いだからちょっとでいいから触らせてください触ったら私の病気がいろいろと治るような気がするんです(土下座)。
ていうかひさびさにキリさんが生きて動いているのを見たんですけど、キリさんって本当に生きる人間讃歌ですね、何から何まで活き活きしてます。眉毛がきゅっと上がるのとかそーいうちょっとしたことがほんとに神レベルだと思うの神レヴェルのかわいさだと思うの。あー人生って素晴らしいなあ神様ありがとう…。
発言内容はあんまり聞き取れませんけど最後の「si-si-si」は今後真似したいと思います。(いつ使おう!)


▼Vamos Vamos ARGENTINA

キリとソリンとサネッティとアルメイダとオルテガとサムエルが出てくる映像ですよ!ということを知ってから見ると、最初の前置きの映像でもう焦らされて焦らされて失神しそうです。アルゼンチンの人びとの穏やかな暮らしの紹介はもういいよ、キリさんいつでてくるの?キリさんどこに隠れているの?あれ、どいつもこいつも心の目で見ればひょっとしてキリさんなんじゃねーの?とだんだん精神を病んでくるような鬼畜な焦らされかたをしますので要注意!
このステキ映像は私がグダグダ言うよりもぜひご自分の目で見て昇天していただきたいのですが、ああ、もう、私の本当に大好きな年代の選手が一列になってバモバモ歌ってるんですよ!そんなお前らこそがバモだよ!ああこんなきれいに一列に並んじゃって、もう、端から順に食ってやる!
(ひさしぶりによいものをみてこうふんしています)


>はくしゅ(反転)
(26日)わぁぁ愛丸さん経由ですか それはひょっとして…けっこう長いおつきあいではないですか??(笑)いろいろ趣向や姿勢が変移してしまってはいますが、そういっていただけるとたいへんありがたいです(>_<) 山あり谷ありですが、ほそぼそやっていきます…メッセージありがとうございます!


2006年10月25日(水) トゥナイトイズザカインドオブナイト


今日、帰りの電車が一両すべてナビスコカップ決勝の広告でびっくりしました。ジェフ版と鹿版があり、それぞれ背番号といろいろなキャッチコピー(?)だけが書いてある低予算系広告でしたが、一両すべてともなるとなかなか圧巻。JR東日本もたまには粋なことしますね。(私は寝坊してチケット買いそびれたことを思い出して苦々しく思いましたけどね…!)
何枚か鹿島のが持ち去られていたけど、選手の写真が載っているわけでもないので、不思議です。家に貼ってテンションあげるのかな。そもそも今の鹿島に広告持ち去られるような選手っていたっけか?アレックスミネイロ?


サマソニで大フィーバーだった(このへんの日記参照)トゥーギャランツさんの新ビデオ。
http://www.twogallants.com/theprodigalson.html
まさかの警官コスプレです。お姉さんそういうの大好物だけどね、まさかこの人たちがやるとはね、ちょっとビックリしちゃったよ、うん。本人達の出演が極端に少ないビデオですけど、アダム(gt)がタイソン(dr)に帽子をかぶせてやっているとこは萌えポイントだ。タイソン相変わらず無抵抗。

警官コスプレまでやっておきながら皮肉なことですが、トゥーギャランツさんは最近、テキサスの店の中でライブをやってただけで何故かイカれたポリスに暴行&逮捕されたそうで。イカれたポリスとのひと悶着はyoutubeなどにも映像がそのままあがっていましたけど、ポリスが見るからにヤバく、見るに見かねるもの。
アメリカの警官のヤバさについてはあまり言うべき言葉も見当たらないのですが、いろいろ調べていたら、「散々ポリスと揉めたあとにアダムがひとりで店から出て走って逃げてしまったせいでヘリコプター出動&追跡、ひとり残されたタイソンはパトカー内に無理矢理押し込められ、アダムが捕まるまで一時間半監禁」だったそうで………アダム、お、おまえらふたりっきりのバンドなんだから、ひとりで逃げたりすんなよ!ここは、なんていうか、ヘリコプターのサーチライトが追う夜の街をふたりで息をきらせながら手に手を取って逃げたりするんじゃないの!?体力なくてへばるタイソンを励ましながら「もう駄目だ」って瞬間までふたりでいるべきではないの!?そしてそのままベイビーオレたちは走るために生まれてきたんだぜとか何とか、スプリングスティーン並の勢いで愛の逃避行に流れ込んだりするんでないの!?
あーそんなベタな映画とか見たい…

まあ置き去りにはしたみたいですけどだからといって仲悪くなったりはしてないようなのでよかったです… あとタイソンが警官にねじ伏せられている画像はかわいそうだけどそれはそれでちょっといいような気がした…(←それは危険思想です)


>はくしゅ
(23日)ひゃはーありがとうございます!コメント嬉しいです
グダグダですがこれからもよろしくおねがいしまっす


2006年10月21日(土) 血の中に嵐を巻き起こすんだよ


テスト開始時に「先生、我那覇くんがまだ名前書き終わってません!」みたいなことはなかったんだろーか…小学校とかで…

■浦和vs川崎
さすが上位争い、緊張感があって本当に見ていて楽しいですね…!いや、楽しいというか、ヒヤヒヤというか…とにかく高確率でロスタイムに寝る私が寝なかった。(それもどうか)
まー勝てはしなかったけど結果的には点差も縮まらず、でよかったと思う…。ひとりしか選手変えてない川崎が最後あんなに元気に攻めてるとなると(最初から走りまくってた闘莉王はさすがに力尽き気味でしたね)、もうすこし試合が長かったら点とられてたかもですよ。恐怖。
あー、鈴木啓太の後ろ髪を見るたびにあの髪をリボンで結んでペテルブルグの森に馬車で決闘しに行けばいいとムラムラ思うのですが、川崎の森とかいう人も一緒に決闘したらいいと思った……ていうかもうみんな決闘すればいいんだよなぁ−……(病気


BSでやってる「わんだふる紀行」とかいう、ゴールデンレトリバーと毎回違う芸能人がカヌーでのんびり各地の清流下りをする癒し系番組を見ていたら、元ベガルタの岩本が出てました。
この番組、犬がカヌーが嫌いでいつも必死に舟から降りたがってる時点でもう企画倒れだと思っていたのですが、なんだか続いてますね。最後の夕暮れのしんみりするシーンで、犬がカヌーから必死に降りたがってるのに「コタロー、また来ような」とか話しかけたりしてるのを見ると、別の意味でしんみりします。
でも今日の岩本はけっこう犬とうまくやってました。犬もカヌーに慣れてきたのかな。特にカヌーが浸水して沈みそうになって犬が岩本に必死にしがみついてるとことかマジで萌えました、アドレナリンってこういうふうに出るんですね!っていうのがリアルにわかるレベルで興奮しました。なんていうか…ゴールデンレトリバーが愛くるしいのは当然なのですが、色男+大型犬って最高にうっとりする組合せですよね…(ポイント:犬は大型じゃないと駄目です)。岩本にもうっかりときめいてしまいました。

岩本が出るのなら今度は鈴木啓太とか永井とかタナタツとか長谷部くんとか出ればいいのにと思います。そして犬をよしよししたり犬に翻弄されたり犬に甘えられたりボートから落ちてぐしょ濡れになったり水もしたたるなんとやらっぷりを存分に発揮したりすればいいよ…!この複雑な気持ちを15文字でまとめると「永井のセクシーシーンが見たい」…(病気


今日は9月に収穫したひまわりの種をひたすら選別したりしてました。ちばぎんカップで配られてた種の二代目です。1本の花から1000粒ぐらい取れた。すげーなひまわり。
春に植えたひまわり達は、芽のうちに父に踏まれたり、虫に食われたり、病気にかかったり、虫に食われながら病気にかかったり健気っぷりをこれでもかと見せつけてましたが、夏には立派に咲きましたよ!10個の種のうち、おおきくりっぱに育ったのは1本でしたけどね!(あとは小さめのが3本、残りは自然淘汰…世話してこの確率だよ、自然って厳しい…)
それからひまわり跡地にチューリップかポピーを植えようと思って土を耕していたところ、地中からいきなり蜂がとび出て来てすごい驚きました…。調べたらジガバチとかいって地中にすむ蜂らしい。そんなのいるんだなぁ。はじめて知った。ファーブル昆虫記すげぇ。ひとつ賢くなった。

まーそんなかんじでダウナーな日々ですが土いじりに癒されたりしてます。胃とか痛くなってきたのでギリシャ人の誘いは病気だから無理とか言って断りましたよ、病気ってのはある意味真実ですけど、ものすごいひどい断りかたをしてしまいましたよ、もー電話が怖いから携帯電源きりっぱなしですよあっはっは桐野さん悪人だなぁ慣れないことはするもんじゃないわ消えたいわー………あーもう胃が痛い……
それで友人ブリさん(今や立派なイングリッシュティーチャー)に電話で告解。告解というか生徒指導というか…ブリさん最高だー><


>はくしゅ
メッセージありがとうございます!文芸坐デビューしたかったのですが結局いかずじまい(TT)そしてギド遭遇うらやましいです!遭遇率はツチノコみたいなものかしらと思っていたのですが本当に現れるのですね…。
わぁぁゴハン賛成です☆日記は暗くともロシアに関してはかなりバーニングですよ!


2006年10月20日(金) 愛およびその他の亡霊について


▼マイケミ新作。
http://www.theblackparade.com/
えええ〜ひょっとして全曲フル試聴可能なんじゃないの…!
もったいないからあんまり聞いてないけど全体的にベタベタした感じですなぁ。音質のせいかもしれないけど。うぇるかむとぅーThe Black Paradeと DEAD! がすきですよ!


仕事でいろいろとお世話になり、先日チームを離れた人と送別会で再会したとき、なぜか覚えのない封筒を預かる。「けっして家に着くまで開けては駄目ですよ」との言いつけを守り、さっき見たんですが、中身は
自作の4コマ漫画の小冊子が5冊。

ど、どーなってんだ。一冊30ページくらいはあるし(コピー綴じ)、何気にNo.10とかNo.15とか描いてあるからすくなくともあと10冊あるのかよ!詳細はまったく知らされずに渡されたのでよく事情はわからないのですが、日付を見るとどうやら10年以上前から描き溜めている様子。たしかに卓越しておもしろいひとではあるんだけど、人の趣味って言うのは本当にわからないものだ…
画風は和田ラ○オ系で(トーンとかちゃんと貼ってある)、総じてシュール。二次創作の類ではなく、登場人物は古今東西老若男女。血はダラダラ出るし、世間に顔向けできないような下ネタも多し。きれいな嫁さんもいて仕事もできる33歳がこんなものを公開していいのか?
ちなみに私が一番気に入ったのは、池田屋に押し入った新選組が池田屋にいた毛深く無害そうなモンスターが急に何か吐きだしたのを見て「消しゴム食べてたのかよ…」と気遣うところだ。最高だ。最高すぎてもうどうしたらいいのかよくわからないくらいだ。


2006年10月19日(木) けっして、誰とも、今後一生をかけてでも


絶不調です。
いっそのことマドンナの養子になりたい。

仕事は全然問題ないというかむしろ仕事中こそ非常に安泰なのだけれど、それ以外がてんで駄目だよ……なんというか、あらゆることにおいて自滅だ……ほぞきかずこがそのうち水星の人は大殺界がくるとかゆってたけどこれではないのかな……

(とゆーわけで暗いです)

今日ウルジャンと一緒に血迷ってこんな本を買ったのだけど、うっかり気を抜くと挿絵の顔が全部平山相太に見えてくるんだよね… いや、いい絵だと思うんだけどさ…なんかこう…平山の影がよぎるんだよな…話し方のマナーについて平山と学ぶっていうのもなんだかいまいち気乗りがしないのだよなぁ…これも大殺界か?大殺界なのか??

最近のあまりの絶不調ぶりとロシアで英語が衰退しているのに気づいたショックから、新しい世界でも開こうかと思い立ちまして、このあいだ社会人向け英会話サークル的なものに参加してみたわけですよ。「ロシア人がいたらいいな〜」とか特に何も考えず学生のノリで行ったのですが、行ってびっくり、トンネルをくぐるとそこは出会い系だったよ。まーみんな社会人だし一応まともそうな人が来てるんだけどさーそれでもやはり雰囲気が期待したほどアカデミックでもカルチュアルでもなかった…
そんでぼーっとしながらポップコーンを毎秒1個の速さで食べてたら、その場にいたギリシャ人に熱心に話しかけられて、非常に熱心に話しかけられて、私は前日にネットで外人に騙されて金巻き上げられた話とかを散々読みまくってたせいで「わーまじこえええ」と思い人を見たら泥棒と思うことにしていたのですが、非常に熱心に誘われたので何となく今度映画なんぞを見に行く約束をしてしまい、なんだか今もう地上から消え去りたい気分ですよ。そもそもギリシャ/トルコ/ブルガリアその周辺はヨーグルトが食べられない私には鬼門ゾーンじゃないのか。どうなんだ。あいつらごはんにヨーグルトかけて食べたりするんだぜ。エイリアンの手先だよもうその時点で。そして私も私、特に気乗りもしてなかったくせに「あーギリシャ人とかが登場したら私の最近下りっぱなしの人生もちょっと方向が変わるかもしれんな」とかそれくらいの理由で適当に、しかし非常に高慢に承諾してしまったわけですよ。いやまぁちょっと一緒に出掛けるだけだからそんなに深く重く捉えることでもないんだろうけど私はもともとあまり軽やかな行動ができないタイプですし、現在非常に沈み込んでいるために「恥知らず恥知らず恥知らず!」「死んでしまいたいわ、だって何もかも汚らわしいんですもの!」などとカラマーゾフ調に自分を責めたりして何時間か遊んでしまうわけです。救いようがない!
それで今度日曜一緒にごく健全な映画なんぞを見てきます。映画ってなんだよ、みんな映画がそんな好きなんだろうか、全世界であらゆる口実に使われる映画、映画って何のためにあるんだろうか、よくわからない。私は本当は池袋でロシアの監督ソクーロフのオールナイトで父と息子のインセストという相当な禁忌で暗い暗い映画をすっごく見たかったわけなのだけど、代わりにごく健全な映画なんぞを見てきますよ。あああそのへんもなんだか納得がいかない。だって父と息子のインセストってすごくないですか、人類がいけるとこまでいってしまう感じがしませんか、絶対そっちのほうがおもしろいとおもうんですけど!


海外組系報道。「チームは負けたけどフル出場」ではなく「フル出場したのにチームが負けた」っていう感じになりはしないものか。


2006年10月15日(日) レット・ミー・ダウン・スロウ


播戸の背中の「BANDO」を「BAND」にしたいんだけどさ……(独言

おおっと、なんだかひさしぶりになってしまった(ので、数日分まばらに書いといたのを埋めました…。)
核実験で落ち込んだり、ナビスコ決勝チケット買い忘れで落ち込んだり、暗い映画の見すぎで落ち込んだり、それに加えて暗い本も読んで更に落ち込んだり、会社が忙しかったり、その反動で癒しを求めてうっかり某サイト巡りに再度はまってしまったり(危険だよ…本当に危険だよネットサーフィンは…睡眠時間も削られるし日中もぼーっとするし妄想癖ばかり強化されるし急にニヤニヤして「大丈夫桐野さん?」みたいな…うわー…本当に危険だ)、なんかいろいろと落ち込んだりしてたら日々が過ぎていましたよ……浮上!浮上!



2006年10月14日(土) 国際交流にいそしんでいる場合ではない


携帯の待ち受けが自家製ルーファスウェインライトなんですけど、今日それをちらっと見た人に「誰それ?彼氏?」って聞かれた。
ルーファス彼氏!
ルーファス彼氏!
ルーファス彼氏!
ルーファス彼氏!

(脳内スタンディングオベーション)
うぅぅ…萌えすぎて気持ちが悪いぜ…ふふ……
なんだこの嬉しさはどこからくるんだ……あまりに嬉しい自分にむしろ自分でちょっと引いたというか……ああでもちくしょう、肯定して捏造エピソードのふたつやみっつしとけばよかった……


2006年10月13日(金) 荻窪巡礼譚


近頃、週2、3回、会社の昼休みに古本屋に行きます。
やはり社会人になっても、古本の匂いや「馬娘婚姻譚」とか「江戸時代の呪詛」とかそーいうタイトルにドキドキする自分を否定できないわけです。ワオ!悪趣味!

そして今日はアンドリュー・ワイエスの図録を発見。1995年に日本でやった企画展の図録なのに、150点近い名作ぞろいの充実ぶりで、全ページカラーで全作品に作者自身の解説付き。かなりゴージャス。
値段がついてなかったのでおばちゃんに聞いたら「入ってきたばかりだからねー、1000円でいいや」とのこと。古本でも2000円はするんじゃないかなーと思っていたのでお買い得でした。

アンドリュー・ワイエス、このひとの描く、丘、木々、塗装の剥げた壁、枯れ草、雪の吹きだまりなんかをぼんやり眺めていると、興奮するのか落ち着くのか、よくわからないけど心が乱されます。ペンシルバニアにもメイン州にも行ったことないけど(モノポリーで土地買った程度だぜ)、懐かしい気すらしてくる。一度にあまりたくさん見ると感傷に浸りすぎて涙腺が緩んでしまうようだ。恐るべしロマン。
自分が一番好きなのは、「春」という題の、寒々とした丘の雪の吹きだまりに全裸の爺さんが埋まってる絵です。リアリズムが売りな画家にしてはめずらしくシュールな作品。青白い爺さんの痩せた脛なんかがむき出しでどちらかというと気持ち悪い絵なんですけど、全体の空気が透き通ってて、孤高の美しさがたまらない…!今日買った図録にも載ってて嬉しかった!

作品解説、画家自身の言葉ははじめて読みましたけど予想以上におもしろかったです。自分の作品の相当の愛情と自信を持っているのがにじみ出ていて、文体がかなり詩的。派手なベッドカバーに寝てる長身の黒人の爺さんを、幼いときにもらったクリスマスプレゼントに例えるなんてのは常人にできる技じゃあないよ…。やはり感性の成せる技か?

しかし、いくら多作な画家とはいえ、日本人の個人蔵多すぎる。。。
バブルか?これがバブルなのか…?


2006年10月08日(日) 女と女とフルーツ缶詰


昼間。私がネットでルーファスの画像を見ながらニヤニヤしていたところ、台所から母親の悲鳴が。虫でも登場したかと思って見に行くと、そこにいたのは膨張してふくれあがったフルーツ缶詰。いつのだかわからないほど古くラベルが黒ずんで、もはや缶詰というより樽みたいな形になっている。しかも缶詰そのものが無駄にでかい。母親曰く、「ちょっとさわったらプシューって何かが漏れる音がした!」とのこと。しかもよくみたら、あれ、なんか黒い液が染みでてきてる…?みたいな。恐怖に包まれる桐野家。

それから、これひょっとして爆発すんじゃねえの!触ったらドカンだよ!という妄念にとらわれた親子はネットで「缶詰 爆発」を検索。調べていくうちに「爆発はしないけどすごい勢いで噴出はする」らしいということを知り、安心していいんだか安心できないんだか。
ひとまず母が「お父さんにバレたらイヤだ」というので、父が帰る前にどうにか処分することに。処分といっても、ふたを開けることなど到底無理なので(異臭騒ぎは確実)、ネットにのっていた処分方法、「庭がある人なら、土に埋めて5年かけて土に帰す」。。。。

というわけで、「なかなか掘れないよ」「もっと深くしないと」などと庭の木の影の暗いところで一心不乱に深い穴を掘る母娘。自分たちが必死に何をやってるのかわからなくなってきてだんだん笑えてくる。やべーよこれちょっとホラー映画にありそうだ。庭に死体を始末する狂った母娘みたいだ。隣の奥さんに見られたら言い訳できん。掘ってて「シャロウ・グレイブ」とか「女と女と井戸の中」思い出した。
それからビニール袋に包んで移動させた缶詰を穴にどすんと落とし、大急ぎで土をかけ(これも怖かった)、枯れ葉で軽くカモフラージュして、無事処分終了。噴出しないでよかったです。
穴のすぐ横にあるクスノキがそのうち枯れたりしたら怖いな…。

ちなみに、結局、そのあと父親の前で笑いがこらえきれなくて白状しました。


あとさっき母親がニュースでごく普通の女性キャスター見て
「あははーこのひと小野妹子みたーい」
って言ってた。遣隋使…?どこが…?何が…?
あえてツッこまずにおきました。(長年の慣れ


2006年10月07日(土) 僕の脳、僕の哀れな脳


なんというか私もタナタツのソックスとジャージの間に不可侵領域にドキドキしたりしたいんですよ!(なんだいきなり)


▼さっきこのCMはじめて見ました。桑田の歌声がエロス。
めいじちょこれーとらいふ
なんかさーこれってさールーファス・ウェインライトが骨董屋のおじさんに色目を使うCMとかでもいいんじゃないかと思うんですけどー。チョコくわえてウインクしたりすればいいと思うんですKEDOー。


以下、フィーダー日本公演感想。予想以上によかったです!
■とりあえず渋谷AXまでの道を間違えた…。「おかしい…どうしてこんなにダフ屋でてんだ?こんな人たちがみんなFeederファンなのか?」と思いながらも人の流れについて行ったら代々木体育館に来てしまった。ここではアムロ○ミエのライブをやってたらしい。道理で…。
■会場が予想以上に暑かったのでバンドTシャツを購入。こんなことならルーファスウェインライトのTシャツを着て行けばよかった。よし、次回はどんなバンドだろーと絶対ルーファスでいくぞ…(宣誓)。
■前座もなくフィーダー登場。グラント氏はこんな格好で、雰囲気は違えどちょっと服もギターもカートコバーンのコスプレみたいだ…。
■サポートギターが左利きのJaguar使いだった。1バンドにJaguar2本か…すげぇ〜。(わたくしもJaguar愛好者です)
■グラント氏は特に今まで萌えはしなかったんですけど、真摯に歌う姿はなかなかときめくし、恥じらいながら「コニチワ!」とか「ドモ!」とか言う姿は超キュート。日本だからtaka氏がMCやんのかなーと思ってたけどそんなことはなく、ふつうにグラントが英語で曲紹介とかしてました。
■「Insomnia」やらないかなーと期待してたらいきなり2曲目でやってびっくり。でも客があんまり「my brain...my poor brain..」のとこを合唱してなかったからあの時代のファンはわりと少ないのかもしれん…あそこは合唱部分だろ〜。(でも「High」やらなかったな…いちばん好きなのですが!)
■「やっべ、このあと他に知ってる曲なかったらどうしよ…」と思ったけど、もともとベストアルバムの記念ツアーだというのもあって、ほとんど聞いたことある曲でした…。
■4曲目、いきなりはじまった「Feeling A Moment」に、一瞬にして鳥肌が。「ウゥゥ〜♪」ていう高音のコーラスが何度も出てくるのですが(文字にするとマヌケだな!)、そこがあまりに美しすぎて、プレハブ小屋みたいなライブハウスは一瞬にして溶け落ちてしまうんじゃないかと…!!目の奥が熱くなりました。この曲だけでも観に来た価値あった…!あとは「Just the way I'm feeling」、アンコールの「Yesterday went too soon」あたりが感動。ノリのいいのもよかったけど彼らはクリアでせつない曲の迫力がすごい。
>>"Feeling A Moment" PV(←ビデオも美しいです)
■アンコール時にグラントが「かーらぁす……なぜなくのぉー…」って歌いはじめて爆笑。takaに教わったのか…。「It's nice song」らしい。
■去年のときもやったらしいんですが、アンコールの最後の曲で客を何十人もステージにあげて大暴れ。それ自体はすごく感動的なことだったけど客が興奮しすぎたせいで2回途中で中断したのはいかんなー。自分もグラントにセクハラしに上がろうかと思ったんですけどミニスカートに自信がなかったので遠慮致しました…げへへ…。しかし2、3人ならまだしも、上がりたいだけ上がっていいだなんてずいぶん大盤振る舞い。ファンを信頼してるんだなぁ…。


2006年10月06日(金) 昨日はあまりに早く過ぎ去る


会社と家の往復だけというのも味気ないので、仕事終わったあとに荻窪おしゃれ系飯屋めぐりをしています。荻窪でおしゃれ系って大爆笑だぜ。
今日はわりと話題の、いわゆる"オーガニック"な定食屋に行ってみたのですが、五穀米とか無農薬の葉っぱとかやたらと食べさせられる高価な粗食でした。も、もっと肉をがっつりくわせろ! 食べ終わってから私はあんまりオーガニックだとかそーいうのは求めてないんだなと実感。ひとまず私に必要なのはそれよりパワーとエネルギーだよ。
それからその店で、カウンターの客のおじさんが店員に向かって「いがらしさん」とかいう人についての話を延々としてた。誰だよいがらしさん。昼の開店前からこの店来てるって、いがらしさん仕事何してんだよ。いがらしさんがCD出したって、ますますいがらしさん何者だよ。非常に気になりました。荻窪はどこかアットホームな店が多いんだけど、そういうなじみの客が占領してるとこって外食というより他人の家でごはん食べさせてもらってるみたいでどうも気まずい。


唐突に明日フィーダーさんのライブにいくことにしました。
主に以下の理由です。

・最近全然運動してないからちょっくら暴れたい
・某フィーダーファンサイト様でベーシストTakaからのメッセージを読んだらあまりにいいひとすぎて感動した

えと、知ってる方には今さらすみませんが、フィーダーというイギリスのバンドのベーシストは日本人です。それもリンキンのマイクシノダとかそういう類ではなく生粋の日本育ちの日本人、詳しくいうと岐阜県人。なのでもちろん本人からのメッセージも日本語。普通洋楽ロックバンドのメンバーからのメッセージってのは「ハイ!日本のファンのみんな、オレたちはまた日本に行けることをすごく楽しみにしている」とかそーいうものですが、Taka氏のメッセージはさすがに違った。地方公演に客が入るかどうかをのんびり心配しつつ、地元の友達の話とかしてた。なんだこれ、超なごむ。というわけでじわじわライブ熱が上がってしまった次第であります。
なんというかそもそもフィーダー自体、善人オーラ丸出しバンドだと思うんだよね…。ギターのグラントも顔はなかなかいいのだからもうちょっと危険な香りを漂わせればフロントマンの魅力だけで人気の立つバンドにもなりそうな気もするのですが(余計なお世話)…いや、そこがまたいいのだろうけど…

あとフーファイターズさんも12月に単独公演するとかって…!単独公演をずっとずっと待っておりました!身震い!しかし会場が武道館、f**k…。
フーの金髪女装担当ドラマーがとても好きなのですが、彼の放出するエロスについては語らせるとまたくどくて長いのでこのへんで寝ます。


2006年10月04日(水) めくるめく悪夢の赤い小麦畑


ふふふ…仕事が何故か忙しいですよ…というか私が無能なために私だけ特に忙しいですよ…。そんなときにこないだはいってきた新人が資料作りでいろいろ褒められていて「すぐ追い抜かれんじゃねぇのかな…」とズキズキしたりして、またそんなことでズキズキしたりする自分にズキズキします。が、がんばりたい。

vsガーナ。
最近のオシムは異様に顔色がよい気がします。
あと妙にフレンドリーな気もします。本物?
>闘莉王ディナー招集
「ファミリーなんだし飯でも食っていけよ」ってなんだそれ!私も言われたい!!画像も超なごむ。オシムは闘莉王好きなのかなぁラブなのかなぁ。

えー。オシムジャパン。新しい選手への興味と、若い選手が頑張って走っているというだけでちょっと好感がわいたりもしつつ、しかしながらとどのつまりはやはり決定力(以下略。
でもこないだのナンバーのインタビューで、けっきょく日本に攻撃サッカーは無理なんじゃねーのとかいわれたオシムが「彼らを信じるのです!信じなくてどうするんです!」みたいに熱く反論してて感動しましたよ!諦めたらそこで試合終了ってやつだもんな!信じます!だから頑張れ選手!

やふーにゅーすなんか見てるとやっぱ海外組が必要だNEとか騒いでるとこもあるようですが。松井が加わったとこは見てみたいけど、それ以外は特に…。爺子時代だって海の向こうの人たちが加わったからといって強くなったわけでもなかった気がするし、むしろ調整不足でうまく動けなくて余計にがっかりしたりしてたと思う。。。そもそももう海外組って今それほど高いステータスでもないだろうにな〜。もごもご。


今週末にFeederさんが来日するのでなんとなくビデオ探していたら、「Just The Way I'm Feeling」のPVが予想以上にツボでした。

■Feeder - Just The Way I'm Feeling
めくるめく悪夢!この古めかしさとエグい色彩にうっとりします。。
でも曲より映像の印象が強すぎるような気もする。

調べたところ監督はJulian Gibbs氏とゆーひとらしいので、探してみたらこんなのも彼の作品。どれも慣れれば一目で分かる個性だな…
■Suede - Positivity(うつくしい!!)
■Doves - There Goes The Fear(シュールな小話。オチが不明)


>はくしゅ
■おおそれは奇遇です〜!6月っていったら白夜ですね。やっぱり白夜の時期は格別だと聞いたので私も白夜の赤の広場を見てみたかったです…!
あと、ロシア人けっこうにらみますよね……
■わざわざコメントありがとうございます!全裸の件(こう書くとあれですね)、いつでもおヒマなときでだいじょうぶです!


2006年10月01日(日) ヤー・ニェ・パニマーユ


ロシア日記をはじめてみました。



>>Day1.テイクオフ

とりあえず1日。長いです。最初の日は移動しかしてないくせにどうしてこんな長いんだ…。しかも爆笑ロシア珍道中とかそういうのではなく、どちらかというと暗く悶々としてると思います。最近気づいたんですけど私ロシア文学萌えでうはうは楽しんできたので、人からロシアについて聞かれたときにその部分を割愛して話すとどうも中身が薄い。イタリアにいった先輩が「シチリアで船乗って…」とか言ってるのにくらべると、人からうらやましがられる率も低いわけでして…
まーそんな感じになると思います。

あとほんとうはHTMLでちゃんとしたページ作ろうかとも思ったんですが結局ここと変わらんです。今後画像が増えまくったらどうするんだろ、自分…。げへ。


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