TOHGA嬢の生活



我が侭の代名詞

2005年05月30日(月)

 ある日、ある時、TOHGAとある人物との会話



 でね、ウチの妹がね……

「え、TOHGAさん、妹いるんですか?」

 うん、いるよ。下にニ人。三人姉妹なの。

「意外ー。私TOHGAさんて一人っ子のお嬢様だと思ってました」

 ……。それ、褒めてないよね?

「で、妹がどうしたんですか?」

 そうそう、妹ね。今一番下の子がウチに居候してるんだけどー……


 にこにこしながら、私達はその後も暫らく会話を愉しんだ。


体臭としての煙草の匂いは悪臭の部類に入るという持論のもとで

2005年05月28日(土)

 学園祭に手品を見に行く。

 仕事疲れで、演技中不覚にも眠ってしまった。

 オーソドックスな演技って、どうも淡々としていて駄目だ。

 スライ系、正直よくわかんないし。

 と、言う事で。四つ玉とかカードとかシンブルとかコイン(一日目)の演者さん、ごめんなさい。

 一応前日リハも見たけど、殆ど意識がなかった。

 自業自得だが何となく充実感に欠けたので、飲みに参加する。

 居酒屋へ移動中

「蹴り殺したい」

 とか言う殺伐とした声が背後で聞こえて、ビビる。

 どういう経路でその単語が出たのか分からない上に、その声の主が前に付き合っていた男性のモノだったので、余計に怖い。

 殺る気か? 返り討ちにしてくれる……!

 とかバカな事を考えつつフラフラ歩く。まだ眠い。

 飲み会では初っ端から日本酒で。

 ビール嫌いだし、カクテルとかサワーとか色々飲んだら悪酔いしそうだったので、ちびちびとマイペースに日本酒を嘗めた。

 多分、量としては1合と半分くらい。

 どうでも良いけど、例の男性が煙草を吸っている姿を見て驚いた。

 あまりの似合わなさに。

 煙草が似合うのは、指が綺麗な人間だ。

 細くて長い指先に、煙草は似合う。

 奴の指は、プクプクしていて、赤ちゃんみたいだ。

 赤ちゃんほど奴の手は可愛くないけど。

 そう言えば、アメリカのカートゥーンで、葉巻を吸ってる赤ちゃんのキャラクターがいたなあ。

 あれはロジャーラビットだったかしら、バックスバニーだったかしら?

 そんな事を考えて、自分が酔っている事を自覚する。

 あと、かなりの量を吸っているその男性を見て

「あれだけ吸ってたら、ヤニ臭そうだなー。ただでさえ魅力無いのに、自分から欠点作って馬鹿みたいだなー」

 とか考える。

 酔ってる。

 あと、目の前に座ってる女の子の指があまりにガリガリだったので、職業病的に摂食障害の心配をしてしまう。

 まあ、痩せ過ぎ以外に摂食障害の兆候は見受けられなかったので多分私の気のせいだろう。

 そんな感じで飲み会は終了。

 翌日、初めて二日酔いらしき症状に陥る。

 風邪もひいたくさい。月末は仕事が忙しいので、ちょっと最悪だった。


よく考えたら

2005年05月25日(水)

 18,19の日記、1週間ずれている。

 書き溜めするとこういうミスをするから、本当はこまめに書かなきゃいけないんだけど。

 なかなか日記に書けるほど自分の中で整理ついてなかったのでしょうがないかな。

 って言うか書き直せば良いんだけど。

 億劫なのでそのままにしてみる。


OKですか?

2005年05月19日(木)

 退社したい旨を、店長に報告。

「それで良いの?」

 はい

「ま、それがTOHGAちんの幸せに繋がるなら、しょうがないね」

 すいません。時間かけて色々教えて下さったのに。こんな形になってしまって……

「残念だわー」

 ……。

「TOHGAちん?」

 はい?

「私、TOHGAちんの事、好きだったよ?」

 はい、私も店長の事、尊敬してます。

「退社日は部長と相談する事になると思うけど。それまでは、一緒に頑張ってこうね?」

 はい、よろしくお願いします。


岐路と帰路

2005年05月18日(水)

 人生相談しに実家へ。

 母親に会う

私 「仕事、辞めようかと思って」

母 「いつ?」

私 「あら、止めないの?」

母 「止めて欲しいの?」

私 「うんにゃ」


 そう、結論は誰がなんと言おうと、もうかなり前から決まっていたのだ。

 ただ、タイミングが見つけられなかっただけ。

 「今」で良いのか、ちょっとだけ不安だった。

 それが吹っ切れただけ、来た甲斐があったかな?


シモタカとシモキタでキキ違いスレ違い

2005年05月16日(月)

 70ちゃんとカラオケに行く。

 出会う前にひと騒動があった。

 70ちゃんはドラマみたいだと評したが、

 私はこの手の不手際に物凄く苛立ちを感じてしまう。

 やり場の無い癇癪を壁に一発蹴りを入れる事で解消したかったが、公衆の面前だったので我慢した。

 カラオケが楽しかったので途中から機嫌を直す。

 マカディアというお酒をはじめて飲んだ。

 この手のお酒は第一印象ばかりが良くて味は不味いのが常だが、珍しく口に合ったので嬉しくなる。

 どうでも良いけど、五月のクセに寒すぎる。

 今は初夏じゃないのか?


女医さんがいい・・・

2005年05月14日(土)

 怪我をしてから週2くらいのペースで病院通い。

 担当医はいないので、その時その時で診てくれるお医者さんが違う。

 今日は初めて女医さんが診てくれた。

 ガーゼの剥がし方とか、消毒の仕方とか、丁寧で痛くなかった。

 感動した。

 今までの先生たちは傷口をガーゼでごしごし擦って消毒してくれたので、

 もっのすごく痛かったのだ!!!

 消毒で沁みるんじゃなく、傷口刺激されて痛いのだ。

 有り得ないとは思いつつ、怪我したのは自分の責任だし、ググッと我慢してたのだが、痛くないならそれに越したことはない。


 病院を出て、

「女医さんサイコー」

 そう呟いた後、何故か自分が何処かの変態みたいだと連想したのは、

 きっと、多分、気のせいだ。


乙女の指先

2005年05月05日(木)

 連休中なので病院が外来を受け付けてくれない。

 数日巻きっぱなしの包帯が気持ち悪かったので、巻き直すことにする。

 包帯を解き、ガーゼを外す。

 赤黒く変色した自分の指先を見て眩暈を起こす。

 スプラッターは苦手なのだ。

 ガーゼを取り替えて、包帯を巻き直す。

 思ったよりうまく出来て満足したのも束の間。

 今まで着けていたガーゼから異臭がする事に気が付く。

 足の臭いと同じだった。

 傷口見た時よりも凹んだ。


気の迷い

2005年05月03日(火)

 指を切って、強制的に休暇をもらう。

 眠ってばかりいた。

 何かしなきゃと思いつつ、何もする気になれない。

 寝ながら携帯のメールを読み返す。

 保存されている受信メール200件分、全部読んだ。

 200件の最後のほうには、保護されたメールが化石みたいに積もっていた。

 たまたま、去年の同じ月日のメールが保護されている。

 去年って何してたっけ?

 開けば、私が書いた「さよならメール」の返信だった。

 ああ、そうか。

 別れて一年経ったのか。

 なんとなく、久しぶりにメールしてみようと思う。

 何を書こう?

 プラスでもマイナスでもない言葉が良かった。

タイトル そういえば

本文   別れてからちょうど一年経ったね〜。


 うん、限りなくゼロに近い。

 満足して私は送信する。

 しばらくして帰ってきた返信文は、まるでエコーのような内容だった。

 なんか、空しい。

「つまんねー奴」

 声に出して言ってみる。

 あいつがつまんねー奴なのなら、私はただの天邪鬼だ。

 馬鹿馬鹿しくなってまた寝た。

 次の日、つまんねー奴からつまんない近況報告が届いた。

 天邪鬼は無視した。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!