TOHGA嬢の生活



話すことは何も無い

2004年02月03日(火)

 とあるCDを借りる為に、後輩の家へ遊びに行った。

 この後輩は面白くて好きなのだが、どうも長く話していると疲れを感じる。

 お喋りなのだが、喋りに違和感がある。

 なんとなく一方通行で、会話のキャッチボールと言うよりは、バッティング練習?千本ノック?

 とりあえず彼女はバットで球を打ち、それは大体ホームランで、私はただ外野で柵越えを見てるだけ。そんな感じ。



 彼女の話を聞くと、子供の頃は部屋の隅でずっと本ばかり読んでいたのだとか。

 本人いわく、小学生か中学生かまでは、無口で根暗な性格だったらしい。

 なんとなく納得。



 後輩は、家族の話をよくしてくる。

「先輩の家族って、どんななんですか?」

 ある拍子にそう問われて。

 何を話せば良いのか分からなくなった。

 私の家族は、話すネタには事欠か無いハズなのだが。

 彼女の様な、正月に徹夜でマージャンしたとか、家族にしか分からない特別な挨拶とか、最近父親のした珍行動とか、

 その手の話題が一切思い当たらない事に気がついた。

 いくつか無理やり引き出したが、話したいと思うほど面白い内容ではなかったので、その時は適当に誤魔化して、お茶を濁した。


哀愁

2004年02月02日(月)

 ども研(子ども文学研究会略称)の後輩たちと、ジブリ美術館に行ってきた。

 現在のども研の傾向は、

 私達4年は「○○に行ってみたいねー」と提案はしても腰が重く

 3年は全員バイトに明け暮れていて足並みが揃わず

 2年はそんな上級生のやる気のなさを補って余りあるほどの行動力に溢れている。

 1年は1人異様に元気なのがいるが、他は大人しい性格でyesもnoもハッキリしない、私にはよくわからない学年だ。

 今回のジブリツアーも2年生がお膳立てをしてくれた。


 ジブリ美術館は、ジブリ美術館だった。

 ディズニーランドのような行楽地ではなく、かといって上野にあるような美術館ほど堅苦しくない。

 なんだか存在が中途半端なのだが、不安定ではない。そんな感じ。


 写真撮影の御断り文が、私には気に入らなかった。

 私は、見に来たのだ。

 ジブリの世界に入り込むのには抵抗しないが、ジブリの用意したフレームの中に納まるつもりは毛頭ない。

 天邪鬼な私は、堂々とこっそり写真を撮った。

 私のデジカメはフラッシュ無しでも綺麗に写る。

 スタッフは勿論、他の来館者が全く傍にいない時を見計らって数箇所で撮影した。

 被写体は全て、私好みのアンティーク家具や照明、そして壁に飾られていた植物。

 多分、スタッフが写真をこの見ても、館内を撮影したものだと気づかないんじゃないだろうか。

 っていうか今冷静に考えれば、わざわざジブリで撮る必要の無いものばかり撮ってないか?

 つまりは当て擦りの行動。我ながら厭な性格をしている。

 館内では唯一撮影が黙認されているらしい屋上のロボット兵の写真も、2枚ほど撮ってみた。

 この日は天気が悪く、空はどんよりとした灰色をして、ロボット兵の背中には男の哀愁を感じた。


ウィン・ガー・ディアム レヴィ・オー・サ!

2004年02月01日(日)

 TOHGAは杖を手に入れた。

 ゴム製、芯にはTOHGAの吐息、45センチ 軽くてよくしなる。

 オリバンダー店製のモノではないけれど、

 絹のハンカチで軽く擦れば、あら不思議

 シャボン玉が右へ、左へ

 本当は杖無しでやりたいんだけど、うまくいったのは2回のみ

 果たして3月6日までに、間に合うんだろうか?


 話は変わるが今日はフレッシュネスバーガーの1号店と、変な道路標識を見つけた。

 まさかあんな分かりにくい場所にあるとは・・・

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!