TOHGA嬢の生活



昨日殺した一万匹のライオン

2003年09月30日(火)

 児童館での「おはなし会」第2回目

 児童館との約束では9月、10月2回ずつで、4回おはなし会をやらせて貰う事になっています。

 前回は失敗気味だったので、気合いを入れて館内に入ります。


 今日のメニューは

 ☆ヤギとライオン  (ストーリーテリング)
 ☆まっくろネリノ  (絵本)
 ☆Papa―!パパ―! (絵本)
 ☆一匹の野ネズミが (手遊び)
 ☆ぼくのトラおじさん(絵本)
 ☆三匹のこぶた   (大型絵本)


 こう書くと、30分のメニューとしては具沢山な感じですね。。。

 前回も来てくれた子は、5人?

 観客は、15人強?

 前回よりちょっと少なめですね。

 でも、場所の条件は良かったです。

 図書室をし切りで半分に区切ってスペースを確保、プラス御座を敷いてもらいました。

 うん、前よりおはなし会っぽい雰囲気の場所になったと思います。


 おはなし会中は、ちょっと人の出入りが激しかったのが気になるけれど、無事に最後まで時間通りに進行出来ました。

 児童館の子は元気で口が達者です。

 口喧嘩じゃ絶対勝てないですね。

 おはなし会中の私語もお話の内容と全然関係無い事ばかりだし。

 出来ればおはなし会の感想とか聞かせてくれると卒論のネタになるので、かなり有り難いんですけどね!


 さて、おはなし会終了後。

 児童館の館長さんに手招きされました。

 なんだろな。

 館長さんの話を簡単箇条書きしてみるとこんな感じでした。

 曰く、

・10月19日の児童館祭にも、おはなし会をして欲しい。
・10月までと言わず、三月まで(つまり卒業まで)やって欲しい
・出来れば来年度の後継者を紹介して欲しい
次回から謝礼金を払いたい

 いやぁ、最初の児童館祭の件は当初からやるだのやらだないだのと聞いてはいましたけれども。

 それ以降は全て初耳だったのでビックリしました。

 どうやら学童さんはともかく、職員さんには受けが良かったようですね。

 後継者にはまったく心当たりが無いので困り者ですが。

 謝礼金・・・良い響きです♪

 おはなし会でお金貰えるなんて、初めてですよ。

 こりゃあ、脱見習いも遠い夢ではなさそうです♪

 別に免許皆伝なんてモノはストーリーテラーにはありませんが、こうやって人に認められている実感が持てると、仲々に嬉しいです。

 よしゃ、取り敢えず次回も頑張るゾ!


タイカレーに別れを告げて

2003年09月26日(金)

 本当は、今日はども研の後輩とタイカレーパーティーのハズだったのですが、就活二次試験にあっさりと予定を奪われました。

 この恨み、払さでおくべきか・・・!!

 とか言いつつ何にも出来ませんが。

 試験の筆記は有り難い事に数学ばかりでした。

 なんか、右脳検査みたいな図形問題や、あの小憎たらしいクレンペリン検査が大部分を占めていましたが。

 クレンペリン検査、疲れました。

 もうやだ、あんな面倒っちぃの! 

 絶対、もう二度とやるもんかーーー!

 取り敢えず、手応えはあったので次に進める・・・と、思いたい。


 楽しみにしてたパーティー我慢したんだもん! 

 なんとかなれ!!


家庭教師よりは多人数型の塾派だった私

2003年09月25日(木)

 知らない人・心を許していない人と、例えそれがビジネスライクなモノだったとしても、長時間仲良くお勉強なんてしていられなかった、繊細な思春期のあの日。

 今は昔の物語。

 家庭教師は苦手です。

 それは多分今も同じなのですが、今回の先生役にはそれ程心を許していない訳でもないので、俄か家庭教師を買って出てもらいました。

 一時間何千円もする現役家庭教師さんに、無料で「SPIの数学・必勝法(と云うよりブランクの取り戻し)」を伝授してもらったのです。イエイ☆

 持つべきはLOVE&PEACEですね!(←違う)

 数時間の授業で、かなり取り戻せた気分です。

 教え方、上手かったわ。流石プロ!!(←違うから)

 これでテストがSPIじゃなかったり、時事問題だったらどうしましょ。

 まぁ、なんとかなるでしょう。


前へ前へとバックした

2003年09月19日(金)

 マギー☆のども研合宿、最終日です。

 十時にログハウスをチェックアウト。

 バスに乗って最寄駅。

 更に夕方まで観光をするども研部員を尻目に、マギー☆は岐路に着きました。

 終わり。




















「ちょっと、短くない?」

 だって本当にそれだけじゃん。

「その短い間にも色々とドラマがあったのよ! ドラマが!」

 関係無いね。しかもこの日は三時からTOHGAに、とっても大事な用があったんだから。

「ああ、そうかい」



















 三時、TOHGAは地元の児童館の前にいた。

 卒論のレポート作成のため、自らの趣味のため、小学校1〜3年生対象の「おはなし会」を開く事になっていたのだ。

 なんやかんやで参加児童は20人弱。その他に懇意にしてもらっている児童館の職員さんと児童館の館長さん。何故か4才くらいの男の子を連れたおばさん。

 そんな人達の前で、「おはなし会」の始まり、始まり〜♪

 イマイチでした。

 準備を怠ったのが祟って、予想外の時間オーバー。

 泣く泣く本を一冊諦めて。

 長過ぎた話に飽きてしまった児童の集中を何とか引き戻そうと頑張っては見たものの。

 うーん、無念。実はかなり悔しい。

 次回にリベンジを誓いつつも、職員さんに「やっぱり、次回は無しって方向で・・・」っとか言われたらどうしよ―!!

 などと、完全にネガティブ志向の凹みモードでした。

 幸い、職員さんには「これからもよろしく」とは言われたけれど。

 次回はもう少し事前に考えてから「おはなし会」に向かいたいと思いました。。。


曲がった道を真っ直ぐと

2003年09月18日(木)

 マギー☆のども研合宿、二日目です。

 本当は面倒なのですがマギー☆が五月蝿いので、渋々日記を書くTOHGAです。

 実は同一人物です。


 この日は朝から、那須ハイランドパークへ遊びに行ったようです。

 このテーマパークは絶叫系の乗り物が天こ盛りの、まさにマギー☆にお誂え向きな処だったそうです。

 しかし、月経でも無いのにバイオリズム下向きのマギー☆。絶叫系は5つ乗るのがやっとだったそうです。

 5つも乗れば充分なんじゃないかとTOHGAは思いますが、マギー☆は完全制覇を目論んでいたそうです。

 つくづく、無謀ですね。


「その代わりと言っちゃあなんだけど、虹鱒を二匹ほど掻っ攫ってきたよ♪

 一体、何をやらかしてきたんですか!?

「パーク内に渓流があってね、虹鱒のつかみ取りコーナーがあったの。で、二十分くらいかけてやっと二匹だけ捕まえてね」

 それで?

「塩焼きにして欲しかったんだけど、店員さんが何処にも見当たらなかったから、ビニールに入れて持って帰っちゃった☆」

 それって合法ですか? 違うよね! そうじゃないよね!?

「だっていくら待っても店員来ないし、帰りのバスの時間も近かったし、虹鱒食べたかったし

 ・・・・・・。

「大丈夫! 目撃者はいなかったから!」

 そういう問題か? 良心の呵責とかないのか?

「ないね!!」


 見事、虹鱒を密猟したマギー☆は、宿泊先でバーベギューをした際に、美味しく虹鱒をいただいたらしい。

「キビ(昨日の野良猫に名を付けたらしい)にもお裾分けしといたよ。ぱっと見喜んでた。」

 どうでも良いが、夏のバーベキューはお薦めしない。虫害が酷いからだ。

 蚊には食われるは、皿に蛾が飛びこんでくるは、カメムシが首筋に止まって恐怖の香水を振り掛けるわ・・・。

 とにかく良い事は無い。かと言って、冬のバーベキューでは興冷めか?


 それではマギー☆、今日の最後の一言は?

「バーベキューの後に花火をしたら、煙で一遍に虫が退散しました。皆さん、バーベキューの前に、是非花火を!!」

 ・・・・・・蚊取り線香で良いじゃん。


黒い白馬に跨って

2003年09月17日(水)

 マギー☆はども研(子ども文学研究会略称)の合宿で那須に行って来たそうです。

 色々話を聞いたのですが、生憎TOHGAは忙しいので、適当に記しておこうと思います。

 この日、マギー☆が一番ショックだったのは「那須・牛乳事件」だそうです。

 どうやら牧場天国らしい那須の千本松とかいう場所のお店で、牛乳がカップ一杯百円で販売されていて、マギー☆はウキウキ気分でそれを注文したそうです。

 ところが、店員のねーちゃんはそんなマギー☆の目の前で、カップに普通の牛乳パックに入った牛乳を注いで差し出したそうです。

 絞りたての、アルミのボトルに入っているとばかり思っていたマギー☆にはとてもショッキングな事態だったようです。馬鹿ですね、マギー☆。

 一応、牛乳パックは千本松の牛から採った、いわゆるご当地ものだった事と、味は美味しかった事もあって、泣きはしなかったと言っていましたが、その程度で泣くのもどうかと、TOHGAは思います。

「でもね! せめて隠れて注いで欲しかったわ! どうせ私は味に精通している訳じゃないし。黙っていれば、普通に絞りたての牛乳だと思って楽しく飲めたのにー」

 そんな事言ってると、いつか詐欺にあって高いもの買わされたりしますよ?


 その他には、ふれあい系の動物園に行って、蜻蛉を指先に止めたり、ヤギに服をかまれたり、エミューと記念撮影をして楽しんだそうです。

「子ヤギがね―、ちっちゃくて、軽くって、すっごくやーらかかったの! 抱き上げても嫌がんなかったし。可愛かったわー♪」

 そうですか、よかったですね。

 夜は、部員全員で絵本の読み聞かせやストーリーテリングの練習をしたそうです。

 合宿先ではひたすら遊び通すのが常のども研にしては珍しい事です。

「本当は次の夜も練習する予定だったんだけどねー」

 明日の事は、今言わないで下さい。


「どーでも良いけど、宿泊先から一番近いスーパーが車で五分くらい走らないと無くってさー、しかも水曜日だったから定休日でお店閉ってんのよ! 本当は夕食は皆でハヤシライスの予定だったのにー。仕方が無いからコンビニでパスタの材料買ったさ」

 夕食、自炊ですか?

「うん、てかログハウスみたいなの借りたんだ。ガスコンロが無くて電気プレートしかなかったから作るの大変だったよ」

 じゃ、今日の最後に一言。

「近所の野良猫が御飯もらいにログハウスに来ました。餌目的だとしても、彼らのお愛想は大好きです♪」

 そうですね。まったくその通りです。


彼らはいったい何処にいた?

2003年09月16日(火)

 池袋に行った。

 当初は映画を見る予定だったのだが、とても映画を鑑賞出来るようなテンションになれなかったので、夢遊病者の如く、東急ハンズをウロウロ、フラフラと歩き回った。

 一階から巡りに巡り、辿りついたが最上階。

 そこには、ねこぶくろと云う、猫が沢山いる空間があった。

 入場料は1人600円。

 何となく人恋しい、もとい猫恋しい私は入場料を払ってそこへ入った。


 猫は、いた。

 沢山、いた。

 でも、いないのと一緒。


 彼らはまるで隠れる様に、逃れるように、隅っこで眠っていた。

 暗い物陰に隠れて眠っていた。


 拒絶された。

 なんて切ない。

 彼らの心は、遥かヒュプノスの膝の上。


 私以外にも客がいて、眠っている猫をそっと撫でて行く。

 いや、撫でると云うのはあくまで私達の視点。

 彼らには、ベタベタと体を触られている、不快感しかないのではないだろうか?


 そう思ってしまうと、もう手も出せない。


 眠っている彼らの気をなんとか自分に引かせようと、客は皆、その手にネコジャラシを携えている。

 その姿は、酷く滑稽で哀れだ。


 私は、館内の内装をぐるりと見まわした。

 猫ちぐらが沢山あって、ジャングルジムもあって、狭い通り穴や、猫用の細い階段、細い梁。

 人間が好みそうな壁の模様、オブジェ、ポスター、家具。


 此処は、何処だ?

 猫しかいない、動物園?

 雨風凌げて、食べ物に困らない、温かい住処?

 ネコジャラシを持ったピエロばかりのサーカス?

 天国?

 牢獄?



 多分彼らは、此処しか知らない。

 彼らは此処を、どう思ってる?



 そんなつもりで来たんじゃない。

 私はただ彼らの喉歌を聞きたかっただけ。

 でも・・・。

 やり切れなくなって、私は早々に、そこから逃げ出した。


胸の煙

2003年09月14日(日)

 ごく偶に、煙草を吸いたくなる。

 と言っても、私は喫煙者ではない。
 生まれてこの方、吸った煙草は片手でも余る程の本数だ。

 煙草を吸っている人を、カッコイイとも思えない。
 寧ろ、邪魔に思う事が多い。

 二十歳も過ぎて、煙草に対する好奇心も何もないだろう。

 では何故、煙草を吸いたいと思うのか。

 煙に惹かれているからだ。


   煙草の煙は、外界と自分を隔てる、薄いシールド。

   なんびとも、その煙を越えて私に近づく事は許さない。


 どうやら私は、煙草の煙を万能蚊取り線香か何かと、取り違えているのかも知れない。

 また、煙が出ればなんでも良いのか。という疑問も、当然出てくる。

 煙があるだけで良いのなら、別に煙草ではなく、私のお気に入りのセージのお香でも良いではないか。

 しかし、お香では物足りない。

 お香の煙では私との関係性が薄いから。

 イカやタコの墨の様に、自分から吐き出すモノのほうが、意味合いが明確で、効果もある気がするのだろう。


   煙に私の息が交じり、息には私の意思が交じっている。


 別に、口から視覚的な気体が出れば、私の目的は遂げられる。

 ただ今は、煙草しか思い当たらないだけ。


 ある日、私は煙草をひと箱買った。

 煙草の匂いがあんまり好きじゃないから、「フルーティ・メンソール」なんて書いてあるヤツ。

 封を切って、フタを開ける。

「フルーティ・メンソール」とやらの良い香りと、やっぱり嫌いな煙草の苦い匂い。
 両者は仲が悪いらしく、手も繋がず、どちらも独立したまま私の鼻腔を撫でていった。

 火のつけ方が下手なのか、そもそも煙が少ないタイプのモノを買ってしまったのか。

 想像以上に煙が出ない。

 喉がピリリとするだけで、匂いも味も、はっきりしない。

 ただひとつ。

 一番最初に吸い込んだ時の、僅かな眩暈だけが素敵だった。

 でも、それだけ。

 半分も吸わず、勝手に煙草が灰になって行く様をただ眺めた。

 たった一本で、部屋が臭くなった。

 勿論、フルーティ・メントールの香りは何処にも残っていない。



 今後暫くは、煙草を吸おうとはしないだろう。

 ケースの残り19本は、友人にあげる事にした。


さすがいうか、なんというか?

2003年09月13日(土)

 本人はカフェリーナに就職する気満々なのだが、某氏が煩いので、嫌々・渋々・仕方なく、秋採用を募集している会社の説明会に行ってきた。

 建ったばかりなのか、殆どテナントの入っていないビルの三階。

 20畳くらいの貸し会議室で説明を受ける。

 室内の人口は、5人。

 こんなものなのか?

 会社的には好感の持てるトコロだったのがせめてもの救いなのかも知れない。


みあーんとマギー☆の、八王子ぶらり旅

2003年09月02日(火)

 きっかけは、花火だった。

 去年のども研(子ども文学研究会の略称)合宿で、場所が確保出来なかった為にお蔵入りとなってしまった花火。

 それを今年の合宿で消費してしまおう、という事になった。

 しかし、花火の保管者であるみあーんは合宿不参加の為、誰か合宿参加者に受け渡さねばならない。

 最初はマナマナが受取人だったのだが、二人の予定のすれ違いっぷりに業を煮やしたマギー☆こと私が、受取人を買って出たのである。

 ちなみに、マギー☆は私のども研内での愛称である。
 「この愛称の由来はマギー司郎から来ている」と、一部では噂されているが。
 「magic」のCを☆で隠した「Magi☆」が本来の由来である。

 まあ、そんなTOHGAの名前のこだわりは一時置いておいて、花火の話。


 そんなこんなで、みあーんとリブリーを介して会話をし、本日八王子でブツ(といっても花火なんだけど)の受け渡しの約束を果たす事になった。

 十一時に駅前で待ち合わせ。

 遅刻魔のTOHGAにしては珍しく、五分前到着。

 みあーんもすぐにやって来た。

 取り敢えず、そこらをブラブラする事にした。

 ちょっと小洒落た感じの建物に入り、一階から舐めるようにして店舗を見て周る。

 小腹が空いたので、建物を出て近辺のマックへ。
 二人共、金欠君なのだ。

 食後は、ダイソーに入ってまたもぶらぶら。

 とてもナイスな商品を見つけた。

 思わず大量購入して、友人達にプレゼントしようかと思ったのだけれど。

 僅かに残っていた私の理性が、それを阻止した。

 でも、やっぱりみっつくらいは購入しても良かったかも知れないと、今になって後悔する今日この頃。

 ちなみにその商品の実用性はというと、「味の素」程度の存在価値といえば何となく理解して貰えるのではないだろうか。

 そうこうしている内にバイトの時間が近づいてきたので、花火を受け取ってみあーんに別れを告げた。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!