2003年07月31日(木)
今日は東京に帰る日です。
その割りには妹(三女)とケ−キを焼いたりしました。
身内ながら、妹(三女)はどうしょーもない奴です。
学校・部活はサボる、バイトは嘘ついてバックれる、英語教室に入会しておきながら一度も行かない、家の仕事は全く手伝わない、男の家に無断で外泊する、エトセトラ、エトセトラ。
なんでしょう、ついて行けません。
学校なんて、つまんなくても行けば良いのに。授業なんて興味がないなら、漫画や小説でも読んでりゃいいじゃない、不登校よりはマシだよ。
バイトは真面目に行こうよ。金、貰うんだから。人間的に最低だよ。
なんて、そんなキツイ事は言えず。
てか母が結構言ってるので、私まで加わったらキツイかな、と。
次女だったら三女の味方につけるんだけどね。
私には、無理。
思ってもいない慰めやヨイショを言うのは苦手なの。
だからせめて、三女のケーキ作りだけは手伝ってやる。
中高時代、私は自分だけで精一杯で。あんまり目をかけてやった記憶が無いから。
三女に近づく事から始めるの。
今日帰るけどね。
結局、家を出たのは夕方。
新幹線には乗らず、東海道線に乗って、富士川駅で降りる。
仕事中の友達に会いに行った。
予告はしたが、本当に来るとは思っていなかったらしく、彼女は呆れたり困ったりした時にするいつものポーズを私に見せた。
本当は30分くらいでお暇する算段だったのだが、何故か仕事を手伝い、夕食をご馳走になり、宿を借りる事になってしまった。
彼女の部屋でゲームをしたり、漫画を読んだり、カツラをかぶったり、彼女のアルバムを見たり、ネットをしたり。
結局眠りに就いたのは、三時を既に過ぎた頃だった。
ゆるり、ゆるりと過ぎる時。
懐かしいようで、少し遠い。
細い、細い、蜘蛛の糸。
それが私には安楽だったのだけれど。
時々、その脆さ儚さに怯えていた。
強くなろう、鈍感で良いから。 歩まない彼女と、ふらふらと漂う私。 飄々と見えてさえいれば良い。 もう同じ処で寄り添えない。相容れずに僅かばかりにすれ違う。
さあ、過去に別れを告げよう。
そう言い聞かせながら、私は後ろを振り返る。
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