TOHGA嬢の生活



終わりの繰り返し

2002年12月31日(火)

 一年を区切る日。

 出来れば静かに、まるでいつもと何ら変わりなく迎え、送るのが私好みの年末。

 残念ながら、昨日から実家に遊びに来ている妹(次女)の彼氏と皆で食事をしたり、カフェリーナでお世話になっている蕎麦屋へ挨拶がてら家族全員で年越し蕎麦を食べに行ったり、その帰りに母の友人の処へご歓談しに行ったりとで、今日は全然居心地の悪い日だった。

 自分の人嫌いには厭気がさす。

 しかしそれを直す気などは更々無くて、今はただ「厭な奴」しかいない世間に文句を言いたい気分。

 しかし、年の終わりだって謂うのに、この日記の内容はいかがなものだろう? と、三秒思案して、気にしない事にする。

 人を嫌っている時ほど、孤独を感じる今日この頃。

 誰か、気心の知れた奴とコミュニケーションでもとって見ようかと携帯を手に取ってはみるが、こういう時は何だかすべてが億劫に、色褪せて感じてしまう。

 と、いう訳で。

 根暗にウジウジとした文章をパソコンにカチカチと打ち込んでみる、ちょっぴり後ろ向きなTOHGA嬢の年越しでした♪

 ★この文章を読んでるみなさま、どうぞ良い御年を★


臭いモノには蓋を、醜いモノには衝立を

2002年12月30日(月)

 私はエゴイスト

 だから私の流す涙はとても醜い


頭から離れない歌

2002年12月28日(土)

 以前から人の噂などでは聞いていたのだが、とうとう見てしまいました。

 サウスパーク(R-15指定)

 いや、衝撃的。

 特にケニーの手術シーンは、ちょっと笑えない。(「君はあと三秒で死ぬ」って台詞は結構好きだけど)

 妹(次女)がDVDを持ってきたのだが、彼女はコレが本当に気に入っているようで、T&Pの歌を大声で歌っている。

 若い娘がそんなんで良いのか?

 私はブラックユーモアとかダークジョークは平気(ていうか好き)なのだが、スプラッタと下ネタは苦手だ。

 だからこのDVDのリアクションは、笑い半分、苦笑半分って感じ。

 ただT&Pの歌が底抜けに明るいのでだんだん慣れてきてしまうのか、自分でも妹と一緒に口ずさんだり、頭の中でグルグルと歌詞とメロディが回ってくるようになってしまった。

 因みに、T&Pの歌=放送禁止用語てんこもり。

 こういうのを「堕ちる」って謂うんだろうなぁ。。。


私の望むモノ

2002年12月27日(金)

 欲張れば、キリがないけれど。

 妹の弾くピアノの音と、膝の上で喉を鳴らす愛猫。

 それさえ在れば、私は幸せ。


メタルブルーの冒涜の空

2002年12月26日(木)

 ただ今、帰省中。

 昔は、「自由」と言う言葉に何かしらの憧がれのような想いを抱いていた気がする。

 高校時代の日記やらノートの端などには、空への憧景を唄う短い言葉がいくつか、綴られている事も少なく無かった。

 しかし、その時からはや三年以上もの月日が経ち、今の私に、「自由」への関心は小さくなっている。

 もしかしたら私は、「自由」を手に入れたのかも知れない。

 私がそうと気がつかない内に。

 もしかしたら私は、「今」を愛せる様になったのかもしれない。

 私がそうと、気がつかない内に。


空色、白鳥、薄紅

2002年12月10日(火)

 私は何に対しても偏見というか、食わず嫌いをするきらいがある。

 例えば、児童文学で云えば荻原規子の『勾玉三部作』とル=グインの『ゲド戦記』がこれに値する。

 前者は「折原○との様な三文少女小説」と勝手に同一視して馬鹿にしていたし、後者は「水野○の『ロー○ス島戦記』の様な少年向け小説」だと勝手に思い込み、女の私が読むようなもんじゃないと勝手に決め付けていた。

 ちなみに折原作品は2,3冊、水野作品に至っては一冊も読書経験は無い。

 此処からして既に偏見である。


 さて、私は一応児童文学を学ぶ学科に属していたりするので、「児童文学史」なる授業で上記の2作品が黒板に表記されたりした事があった。

 教授の説明を聞くうちに、どうやら、自分の2作品に対するイメージが全くの偏見らしい事に気が付き(←遅い)、この前、ユリカ嬢と「ハリーポッターシリーズは児童文学の見解としてはどーなのか?」と云う話をしていた時に、「ゲド戦記」が話題に上ってきたのをきっかけに、いつか「ゲド戦記」を読んでみようと考えるまでに至ったのである。


 そんなこんなで、とある日の学内図書館。

 『ゲド戦記-影との戦い』『ゲド戦記-壊れた腕輪』(3巻以降は貸し出し中だった)を手にする。

 受付に向かおうと思って歩き出したとき、『空色勾玉』と『白鳥異伝』『薄紅天女』の「勾玉三部作」を発見。

 貸し出し限度冊数は5冊。

 この際偏見は全て改めておこうと云う事で五冊まとめて借りる事にした。


 で、上記の五冊を読み終えたので、簡単に。

 いや、偏見でした。

 特にゲド戦記。

 今度ちゃんと、続巻も読破します。

 勾玉三部作は、やっぱり少女小説の匂いが抜けなかったけど、私の読んだ折原作品に比べれば、月とスッポン。

 うん、確かに勾玉(どんどん省略)は、児童「文学」です。

 いやでもやっぱり「少女小説」??

 とりあえず、完読した勾玉の私的ランキング

 1白鳥異伝
 2空色勾玉
 3薄紅天女

 こんな感じ。


学生食堂のスノーマン

2002年12月09日(月)

 やけに冷えると思ったら、雪が降っていた。

 寒いのは嫌いだが、雪は結構好きだ。

 第二学生食堂、と云うよりは喫茶のイメージに近い「f.v」でパスタを頼んだ。

 レジの隅に、コーヒーカップ用のソーサーに乗せられた小さなスノーマンを発見。

 目の前にいるのは、いつもの、無愛想なオバちゃん。

 そのオバちゃんの隣りに控えるスノーマンは、つぶらな瞳でバンザイをしていた。


Rain Day Only

2002年12月07日(土)

 ども研(子ども文学研究会の略称)の有志メンバー五人(マナマナ、みあ〜ん まりまり、らっしー、そして私)で、東京ディズニーランドへ行って来ました。

 生憎の雨で寒いわ、混んでるわ、傘が邪魔だわで結構大変だったのですが、やっぱりあそこは楽しいです。

 待ち時間も、女が五人も集まりゃ早々話が尽きる事も無し。。。

 全員、授業で「わらべ歌研究」なんてものを取っているので、列に並びながら『先週のおさらい』を始めたら同じく列に並んでいる小学生くらいの男の子にジーッと観察されてしまったのがある意味印象的。(ってゆーか、おまえらTDLに来てまで何やってるんだよ。という突っ込みは受け付けません)

 夜のエレクトリカルパレードは雨の所為で中止。

 やはり、雨だと感電の危険性とかあるんでしょうか?

 その代わり、『Rain Day Only』って書いてあるバスっぽい乗り物に、ミッキ−やらドナやらチップ&デール等の主要メンバーがレインコートを来てパレードらしきものをしているのを初めて見ました。

 可愛い。

 でも、なんでチップ&デールのレインコートは紫なんだ?

 趣味悪いだろ。

 今年のクリスマスパレード用のキャラクター達のセーターもイマイチでした。

 ショーベースで見たミニーの頭には茶パツのカツラが付いてたし。

 似合わね〜。。。


 そんなこんなで、楽しい一日でした☆(無理やり終わらせる。何故ならもうすぐバイトの時間だから)


3と1、2

2002年12月01日(日)

 最近、学生有志のグループに参加している。

 今日はその関係で、学校付近にある福祉会館で行われたお祭りの、出し物に参加してきた。

 分かり易く謂えば、ボランティア。

 けれど、私がこの言葉に対して抱くイメージは、嫌悪するべきもの以外の何物でもない。

 同じような意味合いで、何か違う言い方を探しているのだが、上手い言葉が浮かばない。

 まぁ、その話は今は置いておこう。

 私は元来、町内会やらなんやらの地域親交型の集まりが大嫌いだ。

 何故、近所だからという理由だけでお付き合いをしなければならないのか?

 私の人嫌いの激しさも、こういう集まりを嫌う理由のひとつになっている。

 例えば今日の集まりで、私が「口も聞きたくない。この人の傍にいるだけでイライラしてくる」と感じた人物は五人以上。

 自分勝手な人、片付けない人、でしゃばり、威張り屋、狭量。

 実は全部自分の欠点でもあったりするのだが(それがまた鬱なんだけど)こういう人達を見ると、本当に嫌になる。

 地域の集まりって、こういう嫌な人間が腐るほど集まっている、私にとっては3ヶ月前に仕掛けたゴキブリホイホイのような存在なのだ。


 でも、それには目を瞑ろう(謂うだけ謂って、気が晴れたし)

 お昼ご飯に配られた、普段は学校で給食を作っているというオバサン達が作ってくれた豚汁はおいしかったし、お婆さんから新しい折り紙のレパートーリーも教えてもらった。

 それに、私らの出し物が一番皆に受けてたんだもんね。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!