TOHGA嬢の生活



ヘブンアーティスト制度

2002年07月30日(火)

 ヘブンアーティスト制度とは、大道芸人達にライセンスを設けると云うもの。

 これさえ持っていれば、東京都内の指定された区域で警察などの手続き無しで、堂々と大道芸を披露する事が出来るそうだ。(ただし投げ銭をねだるのはご法度らしい)

 アタシ自身は人様に見せるような芸など持っていないので、関係無いと云えば関係無いのだが、知り合いにそういう活動をしている人がいるので、なんとなく小耳に挟んでみた。

 どうやら今日からそのオーディションが開催されていたらしく、それを報じるニュース画面に、某コメストで見た事のある二人組みが映っているのを見つけてビックリしてみたり。



 実は最近、ども研(子ども文学研究会と云う大学サークルの略称)関係で読み聞かせの活動にハマッている所為か、昔ながらの移動紙芝居屋に憧れを抱いている。
 移動紙芝居をやっている団体も、先日ひょんな事から見つけてしまった。
 もし、もう少し時間を作れるようになって移動紙芝居を出来る様になったら、この制度に挑戦してみるのも楽しそうだな………なんて、ね。

 捕らぬ狸の皮算用をして遊ぶ、浅はかなアタシの日常。。。



↓興味のある人はこのURLに行くべし↓
http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/heavenartist/index.html


手品deカフェリーナ!

2002年07月27日(土)

編集中。。。


汚い大人

2002年07月26日(金)

 なんの断りもなく、いきなり値段が半分になってるのはどういう訳ですか?

 契約違反して、恥ずかしいとは思わないのでしょうか?

 信頼していただけにこの仕打ちには唖然としましたね。

 けれど、なにより恥ずかしいのは、うまい反論も言えずに、丸めこまれてしまった自分自身です。

 悔しくて涙が出てきます。



 もう二度とあんな人達の言う事に、耳など貸すものか。


ゲゲゲの鬼太郎と京極夏彦

2002年07月23日(火)

 今日は集中講義の日で、「子ども論」と云う授業を受けてきた。

 授業中、教材のひとつとして、「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメを一本見せてもらった。

 タイトルは確か『言霊(ことだま)使いの罠』

 アタシが小学時代に見ていたシリーズより、古いモノの様だった。

 <一刻堂>という憑き物祓いの男が出てくる話で、なんだか作家の京極夏彦を思い起こさせた。

 そしてそれを見終わった後に、教授が一言。


「これはねぇ、作家の京極夏彦が脚本を書いたんだよ」


 ………まんまじゃん。


しかし、流石 京極プロデュースというかなんというか。

 30分弱のストーリーにしては、なかなかどうして、質が良い。

 以下、軽くこの話の粗筋を書いてみよう。


<起> 一刻堂を訪ねる、ぬらりひょんとその手下
    一刻堂は、妖怪と見るなり、一瞬にして手下の正体(真の姿?)を暴き、ただのおぼんに変えてしまう
    ぬらりひょんもお祓いされてしまいそうになるが、500年前の先祖との契約を一刻堂に持ちかける
    契約ならば仕方ないと、案外あっさりぬらりひょんの依頼を受ける一刻堂


<承> 一刻堂が式神を使って騒ぎを起こし、鬼太郎をおびき寄せる
    仲間も一網打尽にする為、ねずみ男を使う(このねずみ男の台詞が上手い)
    全員、一刻堂の魔方陣につかまる
    「言霊」の力で仲間が次々とカボチャや布、朽ちた壁に変えられていってしまう
    鬼太郎も自分の名前が思い出せず、一刻堂に正体を暴かれそうになる

<転> 物陰で見ていたぬらりひょんが、うっかり鬼太郎の名前を言ってしまう
    自分の名前を思い出した鬼太郎は仲間の名前を呼んで一刻堂の術を破る
    元の姿に戻る仲間達

<結> 鬼太郎達は反撃しようとしたが、急に一刻堂が、やる気を無くす
    一刻堂には始めから鬼太郎を祓う気は無く、「ぬらりひょんがお祓いの邪魔をした時点で契約は無効だ」と、決め付ける一刻堂
    ぬらりひょんは文句を言うが、一刻堂に正体を暴かれそうになったので慌てて退散する


 と、云う内容。

 言霊だとか、話中で語られている妖怪論だとかが、いかにも京極らしい。

 また、なんとなくアイデンティティを問う内容だったので、そういう題材が好きなアタシにとってはかなり楽しめる作品だった。

 ちなみに一刻堂の声は、京極夏彦があてているらしい。
 アタシは「名探偵コナン」の白鳥警部と同じ声の人だと思ったのが…。

 実は京極の作品は「ウブメの夏」(漢字覚えてない)しか読んでいなかったのだが、これを機に、他の話も読んでみようと思うに至った。


そんなモノまで弱酸性?

2002年07月22日(月)

 バイト先で掃除用具を片付ける為に倉庫に入った時の事である。

 ふと、とある棚に置かれた箱に、眼が止まった。

 一瞬の視覚で「An An」と云う某女性雑誌とよく似たロゴと「弱酸性」と云う文字を認識。

 新しい化粧品かしらと手に取って見てしまうのが女心というモノ。


 しかし次の瞬間、アタシは箱を持ったまま凍りついてしまった。

 何故ならそれは、化粧品では無かったのだ。



 アタシが手にしたそれは、なんと、


「避妊具」 だった。


 もう、なんと謂うか、

 そんなモノまで「弱酸性ブーム」の波に乗せなくっても良いんじゃないの?

 と、思う今日この頃。 


噂って恐いねぇ…

2002年07月20日(土)

 突然ですが、夏休み中の、アタシのパーセンテージを公表。

バイト60%
ども研の活動10%
友人・恋人との付き合い10%
自分だけの時間10%
食欲と睡眠欲9%
手品のサークル1%

 つまり、アタシが「やる気だ」って話はデマなんです。
 アタシとしては、むしろまったく「やる気が無い」って事に、危機感をもって欲しいのです。

 本当はも〜、ふらわーの先生も誰かに代わって欲しいんです。

 まぁ、摩擦を起こすのは本意ではないので、こういう意見は日記の中だけに留めておきましょう……。


柔らかい床

2002年07月15日(月)

 玄関を上がって二歩と半分進んだ処。

 何故か妙に床が柔らかい。

 足で踏むと、くにゃっと凹む。




(コレってまさか、ブービートラップ?)

 油断してると、ある日ズボッと底が抜けたりするのか!?


(それとも、この床の下には前のアパートの借り主が密かに隠した埋蔵金、もしくは死体が隠されてあるんじゃないだろうか?)


 

 どうでも良いような自分の空想にドキドキしながら、アタシは欠陥工事の床の上を、日々行き来している。


我が家の家電製品事情

2002年07月14日(日)

 一人暮らしを始めて、早や二年と半年。

 アタシは引越しの際、家財道具一式は実家にあった、いわゆる「お古」をかき集めてやって来た。

 ビデオデッキとオーブンレンジは、幼稚園の時から使っていたモノ。
 テレビも中学校時代には存在していたし、冷蔵庫は母の知り合いの人から使わなくなったのを貰ったモノである。
 スチール製の本棚は父の衝動買いの品の一つだったし、今使っている布団一式も、親戚のお婆ちゃんが、もう使わないからと謂ってくれたものだ。
 洗濯機はリサイクルショップで手に入れた。


 そんな感じなので、我が家で新しいモノと言えば、ガスレンジ(使用するガスの種類が合わなかった為、自前のモノが使えなかったから)とテーブルと、PS2くらいだ。


 で、当然の事ながら。

 最近、電化製品達の調子が悪い。

 まずビデオデッキは、必ず誤動作する。再生ボタン以外、何にも押してないのにいきなりテープが巻き戻り始めてブツッと電源が落ちてしまうなんて日常茶飯事。

 テレビは頻繁にノイズが走る。(テレビの側面を数回叩くと直る)

 オーブンレンジは、設定した温度よりマイナス20度低い所までしか温度が上がらなくなっていた事に先日ようやく気が付いた。

 お陰でシフォンケーキが上手く作れなかった理由がやっと分かった。(本の通りに作っているのに、いっつも生焼けだったから変だとは思ってたのだ…)

 そして、一昨日。

 いつも通りに冷蔵庫から牛乳を取り出し、飲み、残りをまた冷蔵庫にしまおうとした時の事である。

“ぺしゃん”、と聞き慣れない音を冷蔵庫が立てた。

 不思議に思ってもう一度、冷蔵庫の扉を開ける。

“ふにゃ”(軽い感触)

 扉を閉める。

“ぺしゃん”(明らかにやる気のない音)

 もう一度、扉を開ける。

“ふにゃ”

 扉を調べる。

“………”

 扉のゴムパッキンが、外れてしまっているのを見つけた。

 慌てて付け直してみるが、ゴムが伸びてしまったのか、上手く収まらない。

 取り敢えず、現在は冷蔵庫の扉を開く度に、ゴムパッキンと中の温度を確かめてる日々を過ごしている。。。 


素晴らしいけれど、協調性を感じられない音楽

2002年07月12日(金)

 70チャンと一緒に、NEC主催の音楽会に行ってきた。

 場所は錦糸町のトリニティ・ホール。

 トリニティ=三位一体
 ………きっと、何か自慢出来るモノがみっつあるのでしょう。

 取り敢えず、ロビーのオブジェが、珍しく好印象だった。

 会場内の建物の造りも面白かったし。
 きっと此処が、その自慢出来るモノのひとつなのでしょう。


 さて、アタシは70チャンから「ジャズピアノを聴きに行かないか」としか聞いていなかったので、オーケストラが勢揃いしていた事に内心驚いておりました。

 二部構成で、前半の一部にはピアノの出番はまったく無し。。。


 実は、アタクシ。

 オーケストラの良さがいまいち分かっていなかったりします。

 アタシの低能なお耳では、オーケストラの様々な楽器の音が聞き取れないんです。

 聞き取れないと云うには御幣があるかな。

 つまり、バイオリンはバイオリン、クラリネットはクラリネットの音、と単体でしか聞こえないの。

 だから、それぞれが好き勝手に別のメロディを奏でてる、協調性の無い音楽に聞こえてしまう。

 これが、コーラスとか、同系列の楽器のみだったら普通に調和を感じられるのだけれどね。

 オーケストラだとその音楽の流れが上手くつかめない。


 まぁ、それはアタシの聞き方が悪いってだけの話。


 一応、音楽(合唱と声楽とピアノ)を習う環境に十年近くいたので、ある程度の演奏の良し悪しは理解出来るつもりでいる。

 だから、今回の演奏が素晴らしかった事だけは自信をもって云える。

 でもちょっとだけ欲を云えるなら、もう少し前の席に座れれば良かったな。
 そうすれば音の振動が肌にあたってビリビリ震えるのが分かるから。

 けれども席は指定制だったし、そもそも70チャンに券をタダで戴いた身分のアタシには、そんな贅沢な事、口が裂けても謂えません(笑)

 二十分の休憩の後、お待ちかねの第二部の始まり。

 最初に、ピアノソロが二曲。

 ピアノ演奏って、指使いの難易度が高くなればなるほど、曲自体の情調を表すのは難しい(様に思う)

 聴き手に、「弾くの難しそうだね、よく弾けるね」って感想を抱かせたら、その演奏はアタシにとっては失敗だ。

 そんなお節介な感想を与える暇も与えず、その曲の素晴らしさ・美しさのみが印象に残ってこその「音楽」である。(と、私的意見を述べてみる)


 アタシには、人様に聴かせる程のピアノの技術はないけれど、何故か拘ってしまうお年頃。。。


 ソロの後は、コンツェルト。

「ジャズとクラッシックのコラボレーション」 と、云うのが今回の宣伝文句らしいので、ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」を選曲したセンスには好感を持った。

 現代の、とか 新進気鋭、などと称されるモノを聞くよりは、古典を聴くほうがアタシは好きなのだ。


 アンコールでは、アタシの良く知っている曲が演奏された。

 でも、タイトルを知らない。

 この曲がコンツェルトの形式だったことも初めて知ったくらいだ。

 アンコールの曲が最初からパンフレットに書かれているのは好きじゃないけれど、やっぱり無いと、それはそれで不便だ。

 時間差で字が浮かび上がるインクとかで記されてあれば素敵なのに………。


 演奏会終了後は、70チャンとコーヒー専門のチェーン店に入り、マンゴー味のフローズン系の飲み物を味わいながら、世間話に興じた。

 外は暗かったけど、初めてのオープンカフェスペースでのひと時は、なかなか楽しかった。


地元にしか無い? 黒いハンペン

2002年07月11日(木)

 静岡の名産品と云えば、山葵とか蜜柑とかお茶とか桜海老とかが一般的。

 しかし、マイナー路線でもう一つ、名産品が存在する。

 それこそ、今日の主役「黒いハンペン」である。

 黒いと云ってもイカ墨みたいに真っ黒な訳ではない。せいぜい灰色といった処。

 何でそんな色をしているのかと云うと、鰯が入っているから。

 そう、鰯つみれのハンペンバージョンである。

 どのくらい地元ではポピュラーかというと、小学校の給食に出てくるくらいだ。しかも、何故かハンペンフライになって出てくる事が多い。

 とんかつソースをかけて、衣をパリパリさせながら食べるのが美味。

 黒ハンペンは、普通のハンペンに比べて歯触りが硬く、ちょっと舌にザラっとした感じがある。

 鰯つみれ同様、鰯を丸ごと入れている所為だろう。

 こう表現すると、いかにも美味しく無さそうだが、それ程でもない。


 とにかく、東京に引っ越してから同郷人以外にこのハンペンの存在を知っている人がいないようなので、何となく書いてみた。

 本当に静岡だけのハンペンなの?

 ちなみに、先日デートをした友人27ちゃんは、東京の友達に黒ハンペンをお土産に持って来ようと、本気で考えてたらしい。


?ホットケーキ≒ベビーカステラ?

2002年07月09日(火)

 以前おいしいホットケーキの作り方を編み出した、と云う内容の日記を書いた。

 後日、友人の某氏がウチに遊びに来たので振る舞ってみたのだが……

アタシ 「お味はどうよ?」
某氏  「ん〜、あんまりホットケーキっぽくないね」
アタシ 「えぇ、そう? 正真正銘、ホットケーキ用の材料しか使ってないよ」
某氏  「なんかさ〜、ホットケーキって云うより…」
アタシ 「云うより?」
某氏  「何だっけ、何かに似てるとは思うんだけどね」
アタシ 「だから、それは何なのさ!」


 ………そして、五分後


某氏  「そうだ! ベビーカステラに似てるんだ!」
アタシ 「へ? 何が?(既に五分前の話題を忘れている)」
某氏  「だから、君のホットケーキがだよ」
アタシ 「ベビーカステラに似てるって? そ〜かな〜??」


 ベビーカステラとは、屋台でよく見かける、繭そっくりの形をした人形焼きみたいなお菓子である。

 作り手によって、堅かったり、香ばしかったり、パリパリした物が周りについている事もあるが、概ねおいしい。

 ちなみに、アタシの好物のひとつ。


 でもそれって、ホットケーキを称するには適しているのか、いないのか?

 誉め言葉として受け取るにはあまりに微妙な感想である。


なんにも書かない

2002年07月07日(日)

 ぐずぐずと眼を覚まして、ぐずぐずと布団でぐてぐて。

 取り敢えず一時にはまともな格好に着替えて、カスタードクリーム色のハガキを片手に、近所の中学校へと赴く。

 あ、プールだ。

 うちの中学校、女子校だったからなかったんだよね〜(かなりの確立で見学者が出るから)

 などとどうでも良い事に羨望を感じつつ、校内へ。

 靴は、脱がなくて良いのかな? ビニールシート敷いてあるもんね。

 矢印にしたがって進み、美術室改め、投票会場へ。

 うわぁ、投票者より係員の方が多いよ。(投票者2人、受け付け3人、投票立会人4人)

 お昼時だからかしら?

 で、書く気は無いけど取り敢えず、筆記スペースへ。

 絶対他人に見られないように、左右と前にベニヤ製の仕切りが小さな机の周りに張り巡らされていて、ちょっと圧迫感を感じてみたり。

 目の前の仕切りには候補者の氏名が記された紙が張りつけてあった。

 鉛筆を持ち、一番右にある名前を投票紙の1cm上で空書きして、投票箱に滑り込ませる。

 ここでもまた、立会人に不要なプレッシャーを感じつつ(なんか蛇に睨まれてる気分。アタシはカエルか?)そそくさと退室。

 外に出て、ちょっとグラウンドの方も見てみようかと思ってみたけれど、警備員の人とかに注意されたら厭なので諦めた。

 プール独特の青色に名残惜しさをを感じながら、学校を離れた。


 白紙が良い事だとは思わないけれど、よく分からないまま適当に書くよりはましだと思うの。

 その後は七夕の事なんてすっかり忘れて過ごした。

 日付の変わる15分前に少し思い出す場面に遭遇したが、短冊に何か書こうと云う気にはなれなかった。(そもそも思いつかなかったし)


願いは叶う?

2002年07月06日(土)

 中学時代からの友人の27ちゃんとデートをした。

 彼女は東京に来るのは初めての筈なのに、何故か代々木公園でフリーマーケットがある事を知っていて、そこへ行ってみる事になった。

 代々木公園と云うのだから、代々木駅の近くだろう

 短絡的な思考で代々木駅に降りてみたら、なんと其処に代々木公園はなかった。

 地図を見ると、「此処から徒歩30分、原宿より徒歩5分」と云う事が記されてある。
 当然、コレには二人してブーイング。(なんだよ〜。何で代々木駅に無い訳〜?)

 仕方が無いので電車に……乗る事はせず歩く事にする。
 徒歩30分など、静岡っ子には恐るるに足りぬのである。

 さて、地図を頼り道を進んで行くと、地図には記されていない明治神宮に突き当たった。

 一瞬道を間違えたのかと思ったが、よくよく見ると明治神宮と代々木公園は同じ敷地内にあるらしく、此処を突っ切れば代々木公園に辿り着く様だ。

 さっきの地図にまたまた文句を謂いつつ、明治神宮への道を進む。

 其処には、幅20mの砂利道が寂かに続いていた。

 久しぶり自分が日本にいる事を強く感じる、その純和風の景色に興奮するアタシ。

「あぁ、此処に観光客の団体がいなくて本当に良かった!」

 と、謂うか謂わないかの内に道の向こうから団体さんがやって来た。

 その数は、400人はいるんじゃないかと云う大人数。バスガイドさんが持っているのぼりを盗み見ると、

「明治神宮宗教会」(名前うろ覚え)

 ……まぁ、仕様がないか。


 神社に入らなくとも公園に辿り着けるのだけれど、「せっかくだから」と云う理由でちょっとお参りしてみる事にした。

 境内に入ってみると、神前結婚式を行っているカップルが三組もいた。

 結婚式を生で見るのは初めてなので、良い機会だったと思うけど、テンションが限りなく海外からの観光客と変わらないってのはどうなんだろう?

 本格的で高価そうなビデオカメラを抱えた人物を何人も見かけながら、五十円玉を賽銭箱に投げ入れた。

 ニ拝ニ拍手をして手を合わせる。

  さて、何を御願いしよう?

 以前、ユリカちゃんとデートした時に訪れた神社ではこう願った。

「誰かアタシを愛してくれる人が現れますように。それに気付く事が出来ますように」

 この願いは、半年以内に実現した、と思う。

 一瞬思案した後、今回はこう願う事にした。

「人を愛する事が出来ますように」

 まぁ、「宝くじでも当たりますように」よりは罰当たりな願いではないだろう。


 その後、無事にフリーマーケットに辿り着き、アタシはスニーカーとサンダルを購入。

 スニーカーは半額に値切る事に成功。
 結構良い品で、ちょっと満足。

 でもサンダルは定価(初値?)購入の後でちょっとした問題点も見つかってしまった。
 やはり、自分の衝動買成功率は低めなのだと実感。。。


 27ちゃんは、目当てのモノが見つからなかったので、此処での買い物は控えてお店でお買い物。

 色々なお店を渡り歩いている内に、地域は原宿から表参道へ、表参道から渋谷へと移って行った。

 結局、代々木から渋谷まで。遠回りしながら歩いた事になる。

 通りで足が痛む訳だ。

 けれども足が痛むまで歩き通したのは久しぶりなので、この疲労は奇妙な満足感を与えてくれた。

 ……でも少し、明日の筋肉痛が恐かったりもする。


おいしいホットケーキが食べたい!

2002年07月05日(金)

 一番おいしいと感じるホットケーキは、冷凍食品のホットケーキである。

 あの、ふあっとしてるのが良いの。

 自分や家族の手作りは上手く出来ない。

 ケーキ専門店でホットケーキを食べた事はない。(メニューに載ってるのを見た覚えもないし、例え在っても、絶対他のクレームブリュレなんかを注文してしまいそうだ)

 かくして、アタシが今まで食べた「一番おいしいホットケーキ」は冷凍食品のホットケーキということになっている。

 さて、それに気がついたアタシは、なんだか無性に悔しさを覚えてしまったのだ。

『冷凍食品如きに甘んじてしまって良いのか?』

 なんて、無意味に熱くなってしまったりして。


 で、取りあえず。

「お家で作れるおいしいホットケーキ」の作り方について、一瞬、考察してみた。

 とどのつまり、ふあっとすれば良いのである。

 じゃあ、シフォンケーキを作る時みたいに、メレンゲを入れれば良いんじゃないかしら?

 さっそく、実験。

 卵二個を卵白と卵黄に分け、卵黄と牛乳150ccプラスホットケーキ用の粉一袋(ここら辺は、今日はちょっと手抜き)を入れて混ぜる。

 卵白をかき混ぜてメレンゲを作り、それがつぶれないように気を付けながら、卵黄のと軽く混ぜ合わせる。

 一度熱した後のフライパンに油をひき、弱火で焼く。


 結果、驚くほどふあっとしたホットケーキが完成したのである!

 まぁ、それでも冷凍のふあふあ感には少し劣るけど、自分の中で革命が起こるのを感じたのである(んな大袈裟な…)





偏識家

2002年07月04日(木)

 一応、児童文学専攻の学生なので、最近は「古典的な児童文学」を取り敢えず読破しようと云う野望に燃えている。

 古典、と云っても児童文学って分野自体がそれほど古いモノではない。

 遡っても、十七世紀くらいがせいぜいだろう。(まぁイソップ物語なんかを入れてしまうと紀元前とかになってしまうので、かなりいい加減で独断的な見積もりであると云う事だけは明記しておこう)

 大学一年生の時に半分寝ながら聞いた「児童文学入門」の授業で習った覚えのあるタイトルを、図書館で探して読んでいる。

 「ピーター・パン」「ナルニア国物語」「エーミールと探偵達」「不思議の国のアリス」「メアリーポピンズ」「小川未明童話集」「銀河鉄道の夜」「人形の家」 エトセトラ、エトセトラ。

 読んだ記憶のある作品でも、粗筋が思い出せないモノは読み直す事にしている。


 アタシは図書館が好きだ。

 図書館にいると、自分に与えられた時間の有限性について、ふと考えてしまう。

 自分には此処にある書物をすべて読み終える事が出来ないと云う事実が、酷く胸に詰まる。

 まぁ、はなから全部読もうなんて、本気で考えてる訳じゃないけどね。

 天井までびっしりと、棚に並んでいる姿が好き。

 その中から自分の興味を惹く書物を探し出すのが、大好き。

 まるで、宝探しをしているような気分になる。


 話がずれたので元に戻そう。

 そんなこんなで、児童文学を読み漁っているアタシだが、少し不安に感じている事がある。


「児童文学も良いけど、もう少し政治・経済系の知識を深めた方が良いのではないか?」


 国民年金のシステムすら、よく解っているとは言い難い自分。

 有事法制が話題になっている世間から、あまりに遠い自分。

 こんな事で良いのかしら?

 取り敢えず、明後日の市長選挙には行くつもりです。

 なんてったって、アタシが二十歳になって始めての選挙ですからね。

 もちろん、白紙投票。


 まぁそれは少しおいといて。

 そろそろレポートの為に「アール・ヌーボーの美術書」と「古事記」を読まなければいけないんじゃないかしら?

 でも取り敢えず、今図書館から借りている児童書を三冊読見終えてから、本題に入ろうと思っていたりする今日この頃。

 締め切り間際にパニくっている自分の姿が、目に浮かびます。。。


やっぱりお前か!

2002年07月03日(水)

 近々、東京ディズニーランドが水浸しになるらしい。

 CMを見る限り、ドナルドダックが主役のイベントがある様だ。

 ディズニーキャラの中で、ドナルドとチップ&デールが何より好きなアタシとしては、ちょっと気になる今日この頃。

 期末テストが終わったら、遊びに行こうかな?


今はもういない

2002年07月01日(月)

 気がつけば七月。

 しかしそんな事とは関係もなく、今回も前回に続いてノルスタジック系の話題。


 ちびの時から蘊蓄を聞くのが何より好きだったアタシ。

 『土曜洋画劇場』の「さよなら三回おじさん」が大好きだった。

 正式な彼の名前は、淀川長治さん。

 彼は番組の最後に映画について一言二言語り、必ず

「さよなら、さよなら。さよなら!」

 と謂って挨拶をするので、アタシの中では「さよなら三回おじさん」なのである。

 柔らかそうな白髪の、優しそうなおじいちゃんだった。

 類似人物として、

「いやぁ、ホンッと映画って面白い(素晴らしいだったかも?)ですね!」

 と謂うのが決めゼリフの、「金曜ロードショーのおじさん」もいたが、「さよなら三回おじさん」にはかなわなかった(しかし、金曜ロードショーの方がアニメなどの子供向けの映画を放映する確率が高かったので、実際よく見ていたのはこちらの方だった)。


 他にも、『題名のない音楽会』の「黛(マユズミ)さん」も凄く好きだった。(けれどもやはり、当時は裏番の子ども向けアニメを見てしまう確率の方が高かった)


 そして現在。

 愛すべきおじさん達は、三人ともいなくなってしまった。


 武田鉄也の司会する『新・題名のない音楽会』の体たらくを初めて目の当たりにした時、アタシは心の底から後悔した。

 もっとみておけば良かった。

「いつまでも、在ると思うな、親と金」

 そんな言葉が身に染みて解った瞬間でもある

 取り敢えず、『新・題名のない音楽会』については武田鉄矢が司会を降りた様なのでひとまず安堵してみる。(以前よりつまんない内容が多い気がするけど、気にしない、武田鉄矢の時よりは遙かにマシだから)


 今はもういない、おじさん達

 ちょっとだけ、寂しさを感じてみる今日この頃なのである。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!