2002年10月31日(木)→→→ギャップ

うーん最短で決まってしまうと、うれしいんだけど何だか夢を見ていたような感じ。ちょっとさびしい。
あ、でもあした19時から日テレで特番があるそうなので、金曜日だけどさっさと帰ろうっと。
きのうきょうと、仕事場で食い入るように報知読んで、泣きそうになったりして、ものすごく変な人だったと思う…ま、いっか。

ここ数日、サンプルの溶媒抽出をしているため、有機溶媒に触れまくり。
ジクロロメタンにn-ヘキサンにアセトニトリルに酢酸エチル。
そんなものに触れるのは学部の時の学生実験以来。
分液ろうと振るのも。
これっていかにも「化学」っぽい泥臭さがあるなあと妙に思ってみたり。
今までずっと「光化学」をやってきたのでそういう有機物にはほとんど触れないというか、試験管とかフラスコとかビーカーとか、そういう世界から離れていたので(みんなにはそういう世界に浸かってると思われてるんだろうけど)。
光って言っても電気信号に置き換えて検出するわけで、「電気」なんだもん(しかもずっと気相が対象だったから液体にほっとんど触れてない)。
電気回路図書いたり、測定プログラム組んだりしてる先輩を見て、最初はこれのどこが化学なんだ?と思ったけど、今じゃ有機溶媒に触るの躊躇してるし。
分液ろうととかピペットとか洗うの新鮮〜とか思ってるし。
化学もそれぞれです。

でもあんなに有機溶媒吸ってたら相当体に悪いだろうなあ。
固相抽出勉強して勝手にやればいいんだろうけど…そこまでするべき仕事でもないし…不妊症になるよりはいいのかなあ。

それにしてもきのうの二岡ほんとかわいかったな〜(まだ言うか)
あのめったに笑わない二岡がたまに見せる笑顔の衝撃的で魅力的なこと!
そこが好きなんだけど。
そこがたまらないんだけど(笑)。

何に関しても、やっぱり「ギャップ」ってすごい衝撃的。そして魅力的。



2002年10月30日(水)→→→日本一!!!

やったー!やったよ原さん!

いやーまさか4タテするとは思わなかった。
エバンスに同点ホームラン打たれた時、きょうの西武は違うかな?と思ったけれど、きょうもジャイアンツが違わなかった。
高橋尚成、いいピッチングだった!
振り返れば、ジャイアンツの先発陣はみーんなすごいピッチングだった!
両ストッパーがまったく出てこないシリーズなんてね。
きょうは豊田も河原も出たけど、別に出る必要もなかったし。
西武は和田をはじめとして、打線も投手陣もまったく壊れてしまって機能してなかったみたいだけれど(除カブレラ…)、そうさせたのはジャイアンツ。
西武が不甲斐ないみたいなことを言われるけれど、あそこまで甘い球を絶対見逃さず打ち損じず打ってくる打線と、バッターの打ち気をさらりとかわしたり絶妙のコースで決めてくるバッテリー。
特にバッターではここで!という絶妙なところで打つ、清原。
あの第1戦のHRはシリーズの行方を象徴していた。
それから、バッターをよく見て完璧なリードを見せた、阿部慎之助。
初めてのシリーズなのにきっちりがんばって責任果たして落ち着いてるなあと思ったけれど、きょうは最後まで我慢できなくて泣いちゃってて、人間ぽくてキュートだった。
それ以外も、全員の守備と攻撃ととにかくみんながかかみ合っていて、「チームワーク」という言葉を体現していたというか。

と、まじめに書いてみたけど、やっぱり二岡ー!!!MVP!!!
西武は二岡を甘く見すぎたとかぬかしてるらしいけど、何言ってるの?!
みんな二岡のすごさをわかってなさすぎだから、伏兵とか言って驚くんだよー。
ケガして休んだりしてるのに24本もホームラン打ってるバッターよ。
それにしてもビールかけの二岡!!!
おでこにMVPなんて書いてピースまでして!
ホモ疑惑?の由伸と抱擁までして!
おかあさんやったよなんて言って!
もうほんっとかわいすぎる!結婚して下さい!(笑

それにしてもみなさん、ビールかけ寒そうだったけど風邪ひかないでね♪
はふー。余韻に浸りながら、よく眠れそう…



2002年10月29日(火)→→→日本選手権シリーズ−3

みっつめみっつめみっつめ!

二岡の満塁HRには目を見張りました。
しかも3戦連続の猛打賞!
きょうこそ文句無しのお立ち台!最高です!
めずらしくガッツポーズなんてしてたしねー。
あー西武ドーム行きたいよー。帰れなくなってもいいから行きたいよー。
翌日の仕事なんて休むから行きたい。社会人じゃありません。

それにしてもきょうは工藤と、西武に先制された直後に同点にした清原のHRでしたね。
清原ってばなんでこんなに「番長」なんでしょう。
ジャイアンツの「チームワーク」の要になってる。
ベンチではどうか知らないけど(たぶんベンチではかなり要だろうが)、プレーでは確実に。
この日本シリーズ、いちばん注目されてるんじゃないかしら。
だって二岡が満塁弾打ったあとも、二岡より、「喜ぶ清原」の方がTVにたくさん映ってるんだもんね。
その横で一緒にジャンプして喜ぶ黒いニット帽?のひとがやたら目についたけど…

それにしても、きっとお友達のみなさんはジャイアンツを見る度に、私がばかみたいに喜んでるんだろうなって思うんだろうなあ。
ジャイアンツで思い出してもらえるなんて光栄だわ。
ばかだけど。ばかでいいの。楽しいから。

きょうの解説、東野さんの二岡&仁志の守備のコンビネーションが、双方ともスピードがあるし絶妙、っていうのがいちばんうれしかった。
打つ方は「当たってる」っていう表現されるからちょっと心外。
でもね、今シーズンの24本塁打って、ジャイアンツでは松井の次なんだから。
ショートで、足が速くて、2番バッターで、そこそこ打って、っていうプレイヤーにはまとまりたくはない、って言ってたけど、まとまってない!

あー二岡かわいい…(ほんっとうにばかかも…)



2002年10月27日(日)→→→日本選手権シリーズ−2

ふたつ、勝ちました。

きょうは先発桑田。
まさに「今シーズンを象徴するような」ピッチング。
そして二岡またもや猛打賞!3安打!素敵!
3回の攻撃は桑田→清水→二岡→由伸→松井と、5連打だったし。
ジャイアンツはHRだけじゃない!っていうのも見せつけたし。
超中継ぎ・森慎二からも点取ったし。
G中継ぎ陣と由伸がちょっと心配だけど…
それにしてもライオンズは不気味。カブレラはやっぱりすごいし。
松井稼頭央が打てないのが敗因なのかしらね。

きのうは二岡、盗塁も決めて、実況の船越アナが今シーズン3盗塁しかしていない二岡に盗塁されました!とかぬかしていたが、膝裏ケガしてたんだから仕方ないでしょ!
きょうは解説も掛布さん水野さん谷繁で実況も村山さんだっけ?で、落ち着いて観られました(船越アナは、どうみてもフライなのに大きい!大きい!伸びる!とか言うし、いちいち叫ぶのが嫌)。
やっぱり解説者も大事ね。
谷繁の解説はなかなか、キャッチャーという視点から鋭く斬り込みつつ、現役選手だから慎之助との会話とか再現してくれたりして、おもしろかった。
ただね、村山さん&掛布さん、二岡は「ラッキーボーイ」とか「当たってる」とかじゃないですよう。
だってきょうの打席に入る前の表情、すごかったもの。
気合いと集中力が。
ああきょうの二岡も打つなあって思ったもの。
お立ち台にはのぼらないけど、ここまでのわたし的シリーズMVPはどう考えても二岡です。
ひいき目じゃないよー。

そういえばきょう新聞やさんが、優勝記念GIANTSキャップをくれました。
黒地にオレンジで「GIANTS」って書いてあるやつ(うしろに2002Championsとか書いてあったかな)。
しかも二つも…
欲しいという方がいらしたらプレゼントしますんでメールでも下さい(笑)。

あと、ふたつ!



2002年10月26日(土)→→→日本選手権シリーズ−1

イエーイ!
ひとつ、勝ちました。

きょうはまあ序盤からハラハラしました。
上原ったら緊張しまくってるんだもの。
慎之助もさぞかしハラハラしただろうねえ。
その反面、松坂くんはすごかった。落ち着いていた。
3回で降板しちゃったけど、ピッチング自体はすばらしかったと思います。
ぞくぞくしました。あの、甲子園でのピッチングを思い出しました。
やっぱり松坂くんはすごいなあ。
やっぱりあのピッチングフォームは素敵だなあ。
ジャイアンツを応援してるくせに、松坂くんが三振とるとよっしゃ!とか思ってしまう、横浜高校時代からのファン心理なのです。
ジャイアンツといえば…二岡3安打!!!
でもどうして地味なところでしか打たないのかしら。
清水が先制HR打ったあと、絶対ここで地味に打つだろうなと思ったらやっぱり打つし。
ふう。でも全体にはおもしろかった(長嶋さんの解説はやっぱり支離滅だったけど)。
番長の2ランは完璧だったし。
あしたからはきょう抑えられた由伸松井慎之助の3人が、ライオンズの思惑通りに抑えられないようにがんばってほしいものです。
松坂くんも出てこない(たぶん第5戦までは)から、しっかりジャイアンツ応援しなくては。

とにかく、あと、みっつ。



2002年10月24日(木)→→→TWO LAPS

川島誠「800」(角川文庫)。
決してモンパチではないのでお間違えなく(どうでもいいけどなんで「モンゴル800」なんだろう?)。
これは、800mランナー(TWO LAP RANNER)の高校一年生二人の青春小説。
と書くともういかにも青春!って感じの青臭いやつでしょって思うだろうけれど、そういうんじゃない。
庄司薫のような力の抜けた感じと、Amyのようなちょっとビートな感じと、江國香織のようなひょうひょうとした感じ、をミックスしたというか。
まあ例えればそうなんだけど、やっぱりきちんと独立した「川島誠」の世界が広がっていて、するするっと引き込まれて、一緒に走ったり恋したりして、最後は自分も800mのレースを終えたみたいな気持ちになる。
主人公二人はがむしゃらに突っ走る「中沢龍二」と、理論的にレースを組み立て自らを機械と称する「広瀬」の対照的な二人。
私生活も性格もすべて対照的。
その二人が交互に語るという形式なのだが、それがテンポがよくてどんどん引き込まれてしまう。
中沢の語りは本当におもしろい。
全然優等生でも硬派でもなくて世の中なめてるんだけど実は世の中よくわかってて締めるところは締めててでもちょっと口調がおばちゃんぽくて(実は口調が川島くんに似てるなあと思った。でも性格は全然違う。)。
あーうまく言えないっ。
800mに対して二人ともすごく熱くて真剣なんだけど、それが嫌みなく、さらっと描かれていて、現実的で現代的。
例えるなら「タッチ」より「H2」?
それでいて青春小説にありがちなディティール、もやもやした気持ちとか死とかセックスとか、そういうのもさらっと、描かれている。
江國香織の解説文「はじめて『800』を読んだときのことは忘れられない。ほんとうに興奮し、熱が出たみたいな気持ちになった。」とか「それにしても、運動なんかしたこともないくせに、こうまで、『感じる』なんて、『神経の興奮の伝導』がよすぎる。」とかそれだけ「感じる」小説だ。
考えるより感じる。
江國香織に逃げちゃった。鑑賞文は難しい。

全然違う本で、きょう20年前の「分析化学」を仕事場で暇つぶしに読んでいたら、ガスクロでの定量分析、のところでびっくりした。
ガスクロでの定量分析はピークの面積(ピーク高さ×ピーク半値幅)を測って定量するのが一般的だが、なんとその「ピークの形を紙に写し取って切り抜いて、それを天秤で量ってもよい」だって。
20年前はみんなピークを写して切り抜いてたんだろうか…謎。

さらに「本つながり」で、きょう有隣堂ルミネ店で国大の米○先生の「物質科学入門」が平積みになっててびっくりしてたら、その横に師匠O先生の(東○大のS先生と共著)「基礎量子化学」が平積みになっててびっくり二乗。両方とも平積みする程売れる、あるいは売るべきものなんだろうか…。
ぱらぱら読んでみたら、O先生が授業で配ってる「物理化学」の冊子と内容ほとんど一緒な気がしたけど…あれは買わなくてもいいよねえ。
それより数学の本買わなくちゃー。
数学、高校で止まってるから勉強しておかないとやばい気がするので。
(高校以上の数学を含む(重積分とか載ってるやつね)基礎から懇切丁寧に解説してくれる数学参考書を探しています。どなたかおすすめあったら教えて下さい。ちなみに私、数学、全くできません。。。)

「中川家」のお兄ちゃんって、あの痛々しさが魅力なのかなあ?



2002年10月23日(水)→→→make me sure

水曜日なのに合コンというか飲み会でした。
前の仕事場のお友達、Mさん主催。
いやあ私ほんっとうにああいうのって苦手みたいです。
あのくらいの年代以上(30前半かな?)の人々も苦手みたい。
自分と同じくらいかそれよりちょっと上くらいまでしか無理みたい。
それとやっぱり下ネタ、無理みたい。
なんて反応していいのかさっぱりわからなかったので、ひたすら笑ってごまかそうと思ったんだけど…ねえ。
最近うまく笑えないし…ねえ。
こんなんで生きていけるのかー?
歳を聞かれて、答えて、見えないねと必ず言われるのには訳がある。
中身が子供だから。

それにしてもきょうはつらかった。
飲んだら無性に泣きたくなっちゃってそれを抑えるので精一杯だった。
参加者のみなさん、ほんっとごめんなさい。
何度もだいじょうぶ?とか聞いてもらってさらに自己嫌悪。
いくらなんでもいつもはもうちょっとしゃべったり笑ったりします。
きょうはほんっとうに無理だった。
誰かに抱きついてわんわん泣けたらいいのにって帰り駅で思った。
まったく、これじゃ鬱病だって。
人見知り加速してるし。
しばらくは親しい人たちとしか関わりを持たないようにして、リハビリでもしないと。
うまく他人とコミュニケーションが取れないよ。
今までどうして来たのかさっぱり思い出せない。

ふう。
人生はトラブルとそれを乗り越えるための努力、この2つで構成されているとドラマで誰かが言っていたけど、まったくそうかも。
乗り越えないとー。
戦わないとー。
やり過ごすだけじゃ、きっとこれから先もまたくり返す気がするもの。



2002年10月22日(火)→→→キトキトの日常

ようやくジャケット買えた。
うれしいな♪
そんなんで、現金にも浮かれてる。
これって躁鬱ってやつじゃないのかしら。
ニュートラルな状態が最近めっきりない気がする。
ま、いっか。

そういえばきょう室井滋の「キトキトの魚(文春文庫)」を読んだのだが、なんかこう、最後のところでえーここで終わり?!っていう消化不良な感じ。
結末まで書いてくれよー!って感じ。
おもしろいんだけど。
もうちょっと詰めがね。
あと、もうひといき内容が濃ければいいのになというか。薄味というか。
そこんところ、玖保キリコはきっちり、ツボをしっかり突いて濃いめに笑いを取ってくれると言うか。
おもしろエッセイの道も難しいのね。
さくらももこってやっぱりすごいのね。
そんな感じ。

aikoが手放せません。
毎日聴きまくってる。
スピッツ聴きたいのに、桑田佳祐も聴きたいのに、Tahiti80も流したいのに(これは流しで)、aikoで足止めくらったまんま。
せつなくてうれしくてかなしくてたのしい。
aikoすごい。
やっぱりこう、同年代の同性の才能ある人のことばとかメロディってのは響き方がダイレクトというか。リアリティが半端じゃないのね。

あしたは飲み会でHさんとかMさんとかに会えるのでうれしい。
友達とあまり遊ばないようにしようとか書いておいてね(赤い方ね)。
でもやっぱり友達と遊ぶことでも目標にしないとこんな仕事できないや。
週末のために生きる、っていう人の気持ちが初めてわかった気がする。
今まで、私は「日常」が楽しくて恵まれた人生を送ってたんだなあ。
だって私今まで旅行願望ってあんまりなかったんだもの。
それって「日常からの脱出」願望がなかったってことでしょう。
だから、逃げ出したくなるような「日常」なんてくそ食らえだ。
楽しい「日常」を手に入れること。
それがいちばんのテーマであり、譲れない部分です。

あら気付いたら6000hit超えてるわ。
本当に、こんなただの日記、読んで下さってる方ありがとうございます。。。
なんだか心が痛いなあ。。。こんな適当な日記で。。。


鳩になりたい aiko

誰にも怒られなくて 眠りたい時に時間を忘れて
周りに気を使う事なく 大空を羽ばたく
あたしはそんな鳩になりたい

明日の服 明日の靴 明日の鞄 明日の髪型
何も考えなくていくなる様な
あたしはそんな虎になりたい

愛する人は今日も元気でやってるかな?
くすんだ空 輝いた空
同じ空気を 吸ってるかな?
そんな事考えなくてよくなる様に

「この子は我が儘なんだから甘やかしちゃだめよ」
分かり合う前に 決めつけられるなんて
だったら僕は今すぐにでもなまずになりたい

愛する人は今日も元気でやってるかな?
くすんだ空 輝いた空
同じ空気を 吸ってるかな?
そんな事考えなくてよくなる様に

あたしだけ遅いのかな 歩くペースは
一緒じゃおかしいよ

愛する人は今日も元気でやってるかな?
くすんだ空 輝いた空
同じ空気を 吸ってるかな?
そんなこと考えなくてよくなる様に



2002年10月20日(日)→→→毛利さんは

何か、土曜日が終わった時点ですでにあと週末は一日とか思ってブルーになるというばかばかしい事態。
というわけできょうはとてもブルー。
そんな中、科学未来館ボランティアの研修。
「生」毛利館長(宇宙飛行士の毛利衛さんね。)の説明から始まる。
…毛利さんは説明がへたくそだった…。
なんだか何が言いたいのかよくわからなかった…。
とりあえず、研修はひととおり終わって、来週からは現場に出られるらしい。
とにかく頭が痛くてあんまり周りの人としゃべらなかったけど、まあ、これからさきがんばろう。
博物館概要等の説明は全然おもしろくなかったけれど、展示の説明を聞くのはおもしろかった。
インタープリター(展示解説員)の学生さんがダウンタウンの浜ちゃんに似てた。
それでちょっとだけきょうは癒された(笑)。
いやべつに浜ちゃんが好きってわけじゃないんだけど。

頭が本気で痛いので、寝ようっと。
あーあしたが来なければいいのにー。



2002年10月19日(土)→→→a day of rest

昨日Franc franc BAZARで前から欲しかった、テレタビーズの頭のようなカエルの卵の原腸胚中期のような灰皿を買った(たばこ吸わないのに)。
もうFranc francでは扱っていないようで残念がっていたのだが、そういえば!と思いアウトレットへ行ったらまだあった。
ついでに前々から欲しかったが同様に取り扱われなくなった、ビカルディマリーン4コセットも買う。
きょうは久々にどこにも行く予定がなかったので、それらを携えて部屋の整理。
私の部屋はそういったおもちゃで溢れているので、とても統一感に欠けるうえにごちゃごちゃしている。
カラフルなものが好きなのでさらに。
ジャイアンツ応援グッズなんかもあるのでさらに(笑)。
Tahiti80をかけながら、ORIGINSのSnoozy Sealというポプリの入ったぬいぐるみを抱きながら、ぼーっと雑誌をめくり普段めったにしないパックなんかしてみる。
癒されてふにゃーっとなるが、一方で、もっと走らなくてはいけないという声を感じる。
アントラーズ×Fマリノスの試合を観る。
中田浩二はあいかわらず素敵だ。
柳沢は相変わらずいまひとつ調子が悪いらしい(素人観察なのでわからないけれど)。
松田は外見からすごく嫌いだったが、GINZAの野口強対談を読んでからイメージが変わった。

そんなとりとめのない一日。
これからどうしたらいいのかともやもやする感じ。走れ走れ走れという声。
とりあえずきょうはすべてを放棄。
洗濯して掃除して本棚の整理してテレビ観て本読んで。ふう。
洗濯は楽しい。すべてを干し終わったときの爽快感は。

そういえばハリウッド版「リング」の主演はナオミ・ワッツなんだそうで。
マルホランド・ドライブのDVD欲しいな。



2002年10月18日(金)→→→MPEG3から

iPodがWindows対応!
というニュースにびっくり、欲しい〜!!!
というわけで調べてみたところ、どうやらIEEE1394に対応とのこと。
私のパソコンにはそんなインターフェイスないよ…USB対応してくれー。
ってUSBじゃ遅くてだめなんだろうけど。
Mac、デザインだけはものすっごくかわいくっていつもハートを鷲掴み!されるんだけれど、いかんせん「Mac」だからなー(あたりまえだけど)。
MacがMicrosoft系ソフトとあれほどまでに相性が悪くなく、Windowsマシーンとの互換性があり、フリーズしなければ(これが一番つらい…)買うんだけどねえ。
あ、あと右クリックとかあったらいいな。
MacOSについては3年くらい前からMacに触ってないので何とも言えないが、ちょーっと使いづらいかな。
でもシステムはWindowsより単純でわかりやすいかな。
まあDOS/Vでもデザインがよいパソコンがあればいいわけなんだけど。
デザインが人気のVAIOも「爆弾」とか言われているしなあ。
技術は相当進歩しているはずなのに、どうしてデザインと性能の両立したものが出ないのか、ととても不思議。さらに価格も。
G4キューブの外観のDOS/Vが出たら絶対買うのにー。
でもパクリはだめー。
(そういやーG4キューブって不具合出て生産中止になったんだよね…)
パソコンデザインコンテストとかやればいいのにい。

ともかく、MP3プレイヤーが欲しいですが、最近ではMP3への変換が出来ないCDもあるそうで、ここはおとなしくMDにすべきなのか、悩むところ。
わたしMDプレイヤーもコンポとかも持ってないし…

あーなんか面倒くさ。
外で音楽なんて聴かなきゃいいわけなんだけどっ。
って家で聴くときもパソコンでMP3再生の私…CD買ってる意味はあるのだろうか…



2002年10月17日(木)→→→I love you baby, baby, baby.

まあ優勝記念というか気分転換というか…
HPにある今シーズンの成績を更新し、日記目次ページのデザインを変えました。
(↑このページにはパスワードで入れるようにしてみました。パスワードは…背番号…です。ま、そのまま入れてもだめですけどね。)
HTMLもちょびっと奥が深いことを知りました。
やっぱりちゃんと一から勉強しないとな。
ってWebデザイナーでも目指す気?
ってわけでもないけど、やっぱりわけもわからずタグいじっているよりは、どうしてそうなるのかを知っておきたいと。
とりあえず、目次ページの画像がうまく表とフィットしません。どうしてなんでしょう。

そういえば最近よしもとばなな(ひらがなになったのね)「王国」と、山田詠美「姫君」を読みました。
両方とも、とても感動しました。おすすめ。

熱出ちゃった。知恵熱?



2002年10月15日(火)→→→tiny tiny tiny

やっちゃいました。
今週いっぱい、今の仕事をクールに色々な角度から眺めてみて今後どうするか決めようと思っていました。
が、どうにも耐えられなくなって帰りに派遣会社に直行しちゃいました。
これといって明確な理由はありません。
おじいちゃんに検量線の精度が悪いとぐちぐち言われたのとか、動きが遅いと言われるのとか、電源の確認とか一度ミスしたところを毎日念おされるのとか、シリンジやピペットの使い方から洗い方まで細かく言われるのとか、そんなことはどうでもいいんです。
はいはいって言って聞いてりゃいい。
それでおじいちゃんが帰ったら好きにすればいい。
と、頭ではわかっている。
がんばって土壌の固相抽出を自力で習得するのだって、やろうと思えば出来る。
毎日のルーチンワークは退屈だけれど、頭と手先の回路を切って考え事に没頭することが出来る。
汚泥や煤塵の臭いなんて息とめてりゃーだいじょうぶだ。
半年なんてあっというまだ。耐えられる。
なのに、どうしてもどうしても涙が出てきて、だめだーと思って派遣会社に電話してしまった。
行って、辞めたいですと言って、でも理由があまりにも曖昧で、コーディネータの人も困っていた。
とりあえずがんばってとしか言いようがありません。だって。
そりゃそうだ。
だから私のわがままです、と言ったんだけど、そんなんじゃ派遣会社も信用なくしちゃうよね。
うそでもまた引っ越しするんでとか言えばよかったかな。
仕方なく、個人的な感覚的な問題なんですとか言ってみた。
辞められないかもしれないなあ。
たぶん前の会社が良すぎたんだ。気づいてなかったけど。
一度都会に出ると、田舎に戻れなくなるっていうああいう感じかも。
辞めなければよかった。でも仕事はいやだった。
やっぱり社会人として生きていくのは無理なのかな。
どうしようもないなあ。ダメ人間だなあ。
いわゆる仕事の続かないわがまま「現代っ子」だなあ。

昨晩、どうにも朝が来て仕事に行くのがいやで夜更かししていて、
キャラミル研究所にトライしてみた。
結果→タイプ8
ココロの開き方→CLOSE
社交性→COOL
他者への関心→LOW
私は私、ヒトはヒト。自分だけの世界観を持つ人です。だって…。
自己実現への欲求が人一倍強いらしい。
そりゃま。
そうじゃなきゃ生きてる意味ないもん。
でもそれで周りに迷惑かけまくっているかもしれないしなあ。

…とりあえず、あまり気にしないことにしよう。
そんなことより拉致被害者一時帰国とか、もっともっと考えなくちゃいけないことは山ほどあるし。
私は本当にちっぽけだ。
海とか山に行ってちっぽけさをもっと感じて自然の大きさに驚愕してちっぽけさを笑い飛ばしてやりたい。



2002年10月14日(月)→→→Life with Beauty

きょうはHさんと新宿リビングデザインセンターOZONEで開催されている、武蔵野美術大学近代椅子コレクション「名作椅子130脚に座る−椅子デザインの系譜と座り心地−」(10/27まで開催中。)に行きました。
有名な椅子がずらーっと並び、それらに実際に座ってみることができるという魅力的な企画です。
もちろん、座りまくってきました。
早稲田大学人間科学部野呂研究室の人々による、その椅子に座った時の体圧分布図なるものが添えられており、科学的にも座り心地を検証。
確かに、体圧分布が広く分散された椅子というものは座り心地がよかったです。
そして、いかにデザインがよかったりそのデザイン性が有名な椅子でも、座り心地はいまいち?というものも結構ありました。もちろんその逆も。
座ってみなくちゃわからない!
イームズやヤコブセンやパントンやアアルトやジョージ・ネルソンやそういった超有名デザイナーズ椅子も、名前と姿形だけで選んじゃいけないなあと思いました。
ま、全体的な傾向としては、有名な椅子はそれなりに座り心地もよかったです。
展示は椅子の発達?経緯やタイプ別でしたが、そこいらへんはあまり注視していなかったというか…いわゆる“企画展を観る”という姿勢と視点で観に行っていなかったので、よく覚えていません(笑)。
うわーあの椅子だー!あ、あれもあるー!こんなのまでー!座ってみたい!というテンションだったもので…。
驚いたのがデ・ステイルで有名なリートフェルトのレッド・アンド・ブルーがあったことです(ちなみにHさんはこの椅子が大嫌いらしい)。
デ・ステイル展ではデ・ステイルの代表作という感じでなーんだかよそよそしく丁重に展示してあり、もちろん触っちゃだめ!という扱いでしたが、きょうは座れてしかも座った人みんなに?という顔をされていたのがなんとも可笑しかったです。
あとやはりコルビジェはさすがでした。
何気なくこの椅子いいねえってHさんと言っていたらコルビジェ。
こんな素人にもその良さがわかるというのは、なかなかすごいことです。
もちろん、イームズやヤコブセンやそういった人たちの椅子もさすがだなあという感じでした。

それから、日本のコンランショップに初めて行きました。
PARISのコンランショップより高級感がありました。
私は、PARIS店のもうちょっと気楽な雰囲気の方が好きです。
ちょっと貧乏人にはおよびじゃない感が…ま、地球ビーチボール買っちゃいましたけど。

そんな感じでこの連休、一昨日は美容院でダイアモンドチェアやイームズに座りオーガニックカフェでチャッピーと対面、昨日は青山の東京デザイナーズブロックに行き、きょうは名作椅子とコンランショップ、とまあ自分的デザイン週間でした。
自分自身はぜーんぜんかけ離れているのにね。
デザインってなんでこう、素人までもをわくわくさせるんでしょう。
Life without beauty is not worth being called human.と、ルイス・バラガンは言っていましたが、最近そういう生活をしている(Life without beauty)とほんっとうに心から、そう思います。
ScienceにだってBeautyは存在するはずです。
でもScienceがお金と直結してしまったとき、単なるお金のためのJobになってしまったとき、そこにBeautyは存在しないのかもしれません。
野依さんのように、Scienceに魅せられる仕事がしたいです。

あー今の仕事本当にどうしよう。
半年と割り切って「社会人」を演じきるか、半年でも自分の心地よさや精神衛生を優先するべきか、悩むところ。



2002年10月13日(日)→→→Not Found

本当に、
「流れる雲が突然形を変えてしまうように
見つけたはずのこたえもすぐに見失うから」。

なんか詩とは呼べない散文を日記に書き散らす人々を嫌悪してたけど、
書きたくなるわ。
わかるよ、その書きたくなる気持ち。
混沌からナイロン66を引っぱり出してガラス棒に秩序だてて巻き付けたくなる。

今の私の頭の中のエントロピー、低すぎ。
ええと普通の言葉に翻訳すると、頭の中がぐちゃぐちゃってことです。
ぐちゃぐちゃすぎて、自分が何を欲しているのか全然わからない。
どうしたらいいのかも、全然わからない。
とにかく、わかるところからガラス棒に少しずつ巻き取っていくことしか出来ないのかなあ。

高分子化学は私にはわからん。



2002年10月12日(土)→→→美容師技術測定士?

美容院に。
学部の頃から通いつめている中目黒のeight & half。
ここは昔からイームズとかダイヤモンドチェアとか置いてあってとても好き。
インテリアで選んだと言っても過言ではない。
最近青山や代官山にもお店が出来てそっちはとてもモダンらしい。
雑誌に載るのは大抵青山だから、最近は以前ほど混まなくなった。
前の担当の人が辞めちゃった(長期休暇)のが悲しいんだけれど…

私は子供の頃から美容院がとても苦手だ。
なぜか、自分の頭の右側の髪に触られると右側の脇腹から背中にかけてのあたりが、むずがゆくてたまらなくなるのだ。
特にドライヤーをかけてもらうと、抱腹絶倒をこらえているようなつらーいむずむず感。
しかし、大学に入って初めて雑誌に載っているような美容院に行った時、それがまったくなかったのに驚いた。
自分が変わったのか?と思ったけれど、そうではないらしい。
やっぱり上手なんだということらしい。
その証拠に、アシスタントのちょっとへたくそな人に髪を触られるとまたそのむず痒さが露呈してくるのだ。
ということは、このむず痒さ、美容師さんの技術をはかるバロメータ?
ちなみに今日も、シャンプーしてくれたお兄さんはちょっとむず痒かった。
ブローしてくれたお兄さんは平気だった。
担当の美容師さんもまったく平気。
不思議。。。
私、人間センサーとして美容院で働けるかも?!
むず痒さがなくなったらとりあえずお客さんの髪に触ってもOK!とか。

帰りに渋谷のnational standardで鳩のすごーくかわいいシャツを買った。
最近何を見ても欲しいと思えなくて、服が買えなくて困っていたのだけれどやっぱりnational standardはかわいい。ビバ若林ケイジ!
でもシャツだからねえ。冬服買わないと…。
でもこの間買った定期が3ヶ月で45490円だったからねえ。お金も飛ぶっちゅうの。



2002年10月11日(金)→→→愛について本気出して考えてみた

きょうは前の仕事場の送別会っぽい催しがあった(おじさん抜き。Hさんの仲良い人たちのみという非公式?)。
きょうも退屈な一日、あと○時間でみんなに会えるーとか思わず数えて一日を過ごす。
送別会に行く前はけっこうドキドキしたけど、行ったら全然違和感なくてもっと駅とかで懐かしい〜と思うのかなあと思ったけれど、実に「いつも」感を感じてちょっとうれしかった。このまま、今の仕事場でもそういう風になるのかなあ。
いろんな人に、会社にいたときより元気そうだとか生き生きしてるだとかうれしそうだとか言われた。
違いますー。
みんなに会えてすごーくうれしかったんですー。
何だか、自分で思っていたよりすごーくうれしかった。
実はけっこうHさんが随所で泣きそうになってるのに気付いていたけど、見たら自分も泣くかも!と思ってHさんを茶化してみたり。
だって「人前では泣かない」宣言とかしてるし(自意識過剰だから「泣けない」のだけれど)。
最近歳のせいか、その宣言も危うくなってきているし。
とりあえず一人の時は野球でも泣きまくってるし。
まあそれはいいとして。
歳を追うごとに、人間関係の貴重さが身にしみるわけだ。
そしてしょせん人間はひとりなんだっていう大原則もしみてるから、ひとりじゃなくてみんなといられる時間、っていうのが本当に素敵だなあと思う。
そういう瞬間を、日々大切にしなきゃいけないのに、別れたり別れを目前にしてみて初めてはっとするという情けなさ。
でも日常の空気のような当たり前に存在する人間関係に対する認識ってのも、それはそれでいいものなのだけれど。
失って初めてその贅に気付くというのも、人間らしくていいかなあと思ってみたりもする。
結婚生活ってこういうのかなあと思ってみたりもする(笑)。

きょうはみんなを見てるだけで楽しかった。
まあTさんとはよくしゃべったかもしれないけど。
酔ってると思われたかもしれないけど、人見知りが解けたあとの私はおしゃべりだから、そこんとこきっとギャップあるんだろうな。
ま、Tさんもそこらへんは同じだろうからわかってるかな。
私は構えずしゃべれるようになるまでにとても時間がかかる。
バリアがとてもたくさんある。
でもだからこそ、しゃべれるようになった人たちとの関係はとても大切になる。
大切でそして愛しいものになる。
最近思うのはそういう愛しさってのはいわゆる「恋愛」とは違うんだけれど、やはり私の生きるエネルギーだなあということ。
そして実は恋愛よりそういう愛の方が大事なのかもしれないということ。
もしかしたら、いわゆる恋をした相手にそういう愛しさを感じるようになったら、それが結婚とかにつながるのかなあと思ったりもする(まあ結局恋愛も発展すればそういう愛しさに変化して結晶化するのだろう)。
そういういわゆる「愛」ってものは人間の生きる原動力だったり、人間としての存在価値だったりして、それを得るために恋をしたり友達をつくったりするのかもしれないと思った。
そうか、愛が歴史を地球に刻むのか。

よしもとばななが言っていたけれど、そこにどんなに黒い感情や思惑があっても、相手を好きだと思うことの美しさは変わらない。
好きな人たちがたくさんいる私は、そんな美しさに酔っている。
そしてとてもしあわせで、とても楽しくて、とても悲しい。
やっぱり愛は美しすぎて悲しいなあ。そしてその根っこが知りたい。
いつもたどりつくのは、吉本ばなな「SLY」の日出雄くんのセリフだ。

「…人生は誰か特定の個人への愛だけじゃ足りないの。友達や、仕事や、親兄弟や、生きている人ももう死んじゃった人も、植物とか動物とか、自分に関係あるいろんな要素のどれかひとつ欠けても、やっぱりそれはその人が成立しなくなるということには違いないのよ。…中略…そして、ある程度以上のいろいろなことを経験すると、ある程度以上の愛を知ることができるようになる気がする。」

「ある程度以上の愛?」

「何でも好きになってしまう。ストレスがたまらない。僕みたいに、家族がなくなってそれに気づく人もいると思うけど、たいていの人はやっぱり恋愛でぼろぼろになったりして知るのかな。わかんないけど。でもね、それとは別に僕は思うの。何かを本当に知りつくすためには、自分の潜在能力を知るためには、多分人は人々に出会わなくっちゃいけないのよ。多分ね。自分が愛するものすべてに抱く感情の、根っこにあたる何かを知るために。すべてはそこからはじまり、そんなことはおかまいなく時間は流れ、人はそれぞれの人生を全うする…」


何だか恥ずかしいことをたくさん書いて、最後はよしもとばななに逃げた感もあるが、結局愛について考えるといつもここに来る。
すべての根っこ、収束なんだなあ愛は。
愛とは…198%すべて!と言った村上隆に激しく賛同。
そして今日の日記は竜頭蛇尾に収束してここらで終了…意味なく長っ。



2002年10月10日(木)→→→24 < 50 < 三冠王

またまたノーベル賞、田中耕一さん!(面倒なのでリンク無し…ごめんなさい)
またまたノーベル化学賞の受賞だそうで、3年連続ですねー日本人。
田中さんは島津製作所のライフサイエンス研究所に勤めてる43歳サラリーマン(学部卒)だそうで、それが話題になっています。
島津かあ…分光光度計とか蛍光光度計とかGCとか、色々お世話になってる会社だなあ…ってそれはよいとして。
田中さんの研究はタンパク質の分析方法の開発らしいです。
どうやら質量分析だそうで、タンパク質の解析=電気泳動しか頭になかったので、ちょっとおどろきましたが、まあ分子なんだからそりゃ質量分析できるわけですね。フラグメント多くて難しそうだけど…
(質量分析っていうのは、分子にビームとかを当てて適当にばらばらにして(そのばらばらはフラグメントと呼ばれる)、そのフラグメントの質量から分子を特定するというか…何とも文章では説明し難い方法です。)
ええとこの方法だと簡単にタンパク質を解析できるらしいです。
そうなると、医療の現場とかでも使えたりして、色々役に立つんだそうです。
って、最近の「ノーベル化学賞」はやっぱりどうしても「実用」だなあと思います。
白川さんの導電性ポリマーとか。
野依さんは…なんだっけ?(不斉合成だった気がする…BINAPだっけ?)
「化学」の中に「化学工学」が含まれるからなんでしょうけれど、そりゃ理学じゃないじゃん、工学じゃん、と思うわけです。
やっぱり真理を追究する学問のための「ノーベル賞」でしょ。
そう考えると、小柴さんの物理学賞はいかにも「ノーベル賞」です。
キュリー夫人のラジウム発見から繋がってる感じ。
もちろん、「実用」が未来にはあるわけなんですが、あまりにもそれが前面にあると目的が何か違うなあって気がしてしまう。
野依さんはこの分子(BINAP)の美しさに魅せられた、と言ってらしたそうですが、そうそう、そういうところを忘れちゃいけないな、と思います。
科学技術はそりゃ技術だから実用化しなきゃ意味はありません。
でも、真理(科学の)に対する純粋な好奇心とか興味?そういうものを忘れたくないなあと思います。忘れちゃいけないなあと。
そのあとに技術がついてくるんじゃないかなあと。
それが、本来の学問の在り方ではないのかなあと。
だから、ノーベル賞はやっぱり「真理の追究」に対して贈られてほしい。
それがあって、技術がある。
その方式を飛び越えて技術があっても、その発展には限界があると思うし。
ってなんかA川先生になっちゃった。

二岡、勝ち越しの24号!
でも直後の松井50号に霞みまくり(三冠王難色〜残念!!!)。
ヒーローもなぜか松井。勝ち越したのは二岡なのに。
二岡はもっと目立つところで打たないと!慎之助見習ってね。
でも解説者の2番バッターの打球じゃないですね、には思わずにんまり。
そのかわり、2番なのにバントへたくそだけどね…かわいいからよし!(え?)

あー日本シリーズ行きたい〜(e+のプレオーダーは結局つながらず。電話がかろうじて繋がったけど見事にはずれました…涙)



2002年10月09日(水)→→→ニュートリノ

小柴さんノーベル物理学賞
最近日本の理学界は立て続けですごいですね。
やっぱり工学より理学だな!とA川先生の廊下での1時間にわたる熱い立ち話を思い出しながら思ったりしました。

ところでこの小柴さんの業績であるカミオカンデ。
これはニュートリノを観測する装置です。
現在は2代目のスーパーカミオカンデもつくられて、活躍してます(いまは活動休止中かも)。
それにしても2代目“スーパー”つけただけって…
ってことは次の機種は…エクストラカミオカンデとか?
いやいや、もっとセンスのない(エクストラも相当ないけどさ)名前だろうから、ウルトラカミオカンデとかハイパーカミオカンデとか?
ま、どうでもいいです。
スーパーカミオカンデは、巨大な水槽の中に光電子増倍管の巨大なのをたっくさんとりつけたものらしいです(ニュートリノが水分子とぶつかって出すチェレンコフ光を観測する)。
科学未来館の5階に模型があって、先日そこにいたボランティアの人からすごーく長い説明を受けました。
ほんとーうに大きい装置で、フォトマルも一つの直径が50cmくらいあった気がします。浜松ホトニクス、大儲け?
いえいえ、研究ですからね。税金ですしね。
さてニュートリノってほんっとよくわからないです。
レプトンとかクオークの仲間?とか思っていたら、科学未来館の展示によるとレプトンとクオークもニュートリノなんだそうです。
でもカミオカンデHP(東大宇宙線研究所)によると、
「レプトンのうち、電気を持たない粒子をニュートリノと呼び、電子ニュートリノ、ミューニュートリノ、タウニュートリノの3種類があります」
だそうです。
じゃあクオークはニュートリノじゃないの???
(いちおう補足すると…物質を構成している最小の粒子を素粒子と言います。現在では、原子核の陽子や中性子を構成する粒子の仲間(クオーク)と電子の仲間(レプトン)が素粒子と考えられています。)
物理苦手だからわかんないよー。
でもおもしろいです。わくわくします。
Pauliは1930年代にその存在を提唱してたらしいですしねー。さすがだー。ロマンだー。
白川さんや野依さんの研究より興味津々かも。
化学やってるのにね、私…ま、物理化学だし?Pauliの排他原理だし?(え?)
そういえばうちの先生(O先生)は大学で白川さんと同期らしいのですが、
「言われるまであんなやついたって思い出せなかったんだよ。あの時代にドクター行くやつなんて少ないのにあんまり記憶にないから、相当影が薄くて目立たないやつだったんだろうね。」
なーんてしっつれいなこと言ってました…いいのか?!



2002年10月07日(月)→→→この道はいつか来た道じゃない

…新仕事4日目。
6ヶ月続けて、1ヶ月20日出勤として、120日。
1/30が終了。
あと116日。29/30。
…長いなあ。

器具の取り扱い方や試薬の調製の仕方が「正しい」といって、仕事を教わっているこうるさいおじいちゃんにいちいち笑われた。
臨機応変にやれ、と言われた。
「正しい」方法をしようとしているわけではなく、それが身についてしまっているというか、それがクセになってしまっててそれが一番やりやすいんだからいいじゃない。
おじいちゃんのやり方、を逐一マネしなくてはいけないらしい。
それが分析40年のプライドというか。現場で培った技術っていうやつ?
研究者ではなく、技術者だから。
そういう「現場仕事」ができない無駄に頭でっかちの「修士卒」なんて、おじいちゃんにとっては役に立たない若造でしかないのだろう。
ま、経験値低いのは仕方ないじゃないですか。
それでも採用したあなたの上司が悪いのよ?恨むなら上司を恨んでね?
なーんて態度大きそうに見えるんだろうなあ。
いちいちなんでも素直に頷いて逆らわないようにしてるんだけど、それもバカにされてるようにでも思ってるのかしら。あー面倒くさい。

たぶん、おじいちゃんから独り立ちするまでの辛抱辛抱辛抱。
おじいちゃんはこの道40年なんだから、なんだってさくさく出来るのは当たり前であって、「この道」は私の道じゃない。
気にしないぞ。割り切れ割り切れ割り切れ。

e+つながらないよー!!!

(昨日の脈絡のない英語は、私信です。dearまこす。)



2002年10月06日(日)→→→changes for better ?

HPのURLが変わりました。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/chocoholic

です。
その移行のおかげで、ファイル名にスペースがあるとアップできなくなってたりして、非常に疲れました。
とりあえず、長くて不評だったURLが多少短くなり、chocoholicがURLに入り、まあなんとか、って感じです。
あ、でも一部画像とかページが表示されないところもあるかも。
全部くまなーくチェックとかしていないので…
とりあえず、●が表示されてないかもしれないので、そこを直さなくては…
日記文中リンクはもう面倒だからそのままでいいや…

科学未来館はいつも通り楽しかったです。
でもK先生の言うとおり、あそこは大人が楽しむところかも。
子供向けの展示ももっと増やしてほしいところです。

そうそう、日本シリーズのチケット、無理だと思うけどいちおうチャレンジ。
でもe+、きょうからプレオーダー開始なんだけどぜんっぜんつながらない!
どなたかe+会員のお友達がいたら、プレオーダー申し込みさせて下さい〜名前貸して下さい〜

Love that's waiting for you !
There will be love there . . .



2002年10月05日(土)→→→代官山で

久しぶりに代官山に行きました。withテチャ。
うーんちょっと行かない間にお店はころころ変わります。
でもA.P.C.みたいにずっとあるもうなんかカリスマ的なお店もあります。
あ、代官山の老舗?といえばハリウッドランチマーケットか。
でも私はあそこは高校生以来行ってない…や。
それにしても私たちが高校生の時はもうなんていうか代官山はおしゃれすぎて近寄り難かったけど、いろんな意味で普及したというか。
ま、代官山行くのに服装に気を遣ってた時代が懐かしいというか。

それにしてもやっぱりお買い物は楽しいです。
服はなにひとつ買ってないけど(どうするんだ冬)、D-FORMEでまたフリスビー買っちゃったし♪
LANCOMEのL.C.M.って化粧水が欲しいんですけど、これは「LANCOME」の省略なんでしょうか。
最小公倍数…じゃないよねえ。
あ、でもでもこれってこれ一本でスキンケア終了!ってやつだから、やっぱり最小公倍数とかけてるのかも!

あしたはゆっちゃん達と科学未来館です。
あしたは日本シリーズのチケットのe+プレオーダー期間初日です。

today's chocolate:
TWIX TRIPLE CHOC。ふつうのTWIXのクッキー部分も、チョコクッキー!キャラメルも、チョコキャラメル!でも不思議とくどくなくておいしい!



2002年10月04日(金)→→→over heat

きょうは一日が長かった。
長くて長くてつまらない想像を(妄想とも言う)たっくさんして時間を潰した。
きょうは測定室で一人っきりだったから、もうそれこそ眠気との戦いだった。
っていうか戦わなくて寝たけど。
うーんなんか分析やさんってやっぱり向いてないみたい。
実験って何が楽しいって、仮定して実験して結果が自分の考え通りに出たり、出なくてもっと考えてなぜなのかを確かめたり、そういうのが楽しいわけだから。
データ出すだけのルーチンワークなんて結局は誰にだって出来る仕事だ。

って愚痴だな。子供だな。
なんか最近ぐちゃぐちゃだ。
言葉が整理出来ない感じ。
自分の頭のなかみとか心臓のいたみとかそういうものが、ぐるぐるまざって絡まって一本の糸になればいいんだけど猫のまとわりつく毛糸玉のようにただただぐちゃぐちゃに絡まってる感じ。

たぶん子供だから「別れ」にいつまでたっても納得出来ないのだと思う。
割り切れないのだと思う。
こういう出会いと別れのサイクルってやつには、いつまで経っても慣れないなあ。
もっとクールに向かっていたいんだけど、だからといってそれが大人ってわけでもない気がするし。
そういうことを、感じる心を忘れないって、人間的にはよいことだと思うことにしよう。
そうそう、見上げた空を黄色く塗ってあるはずないものを創り出せばいい。
ってaikoも歌っているじゃない。
あるはずないもの、って何だろう。
あるはずないもの、なんてあるのかしら。
求めよさらば与えられん、って私は本気で信じてるからなんでもアリかなって思ってみたり。
与えられるというか掴み取るのかもしれないけど。
まあとにかく欲しいものには全力で手を伸ばして、それがなけりゃ創ればいいんだって、と思うことにしよう。

なーんか好きな人とかものとかこととかそういうのがどんどん増えていって、そういうのを失うとか離れるときにいちいち心臓が痛くなって、心臓がオーヴァーヒートしてるのかも。
冷却水が必要。

(また精神論日記になってますが、この「別れ」とか「好きな人」ってのは恋愛じゃないですよー。)

松井2HRすごいっ!福留に負けるな!がんばれ!三冠王!野球の神様お願い!



2002年10月03日(木)→→→適応力

前の仕事場を辞めてから3日。
新しい仕事場に入ってから2日。
仕事ははっきりいって、もう慣れた。
2日目にして分析も測定結果のデータ解析もちょこっと練習したらできるようになった。
そりゃそうだ、わたしの専門だ。
実務を教えてくれるおじいちゃんには適当に放っておかれてて気楽だし、女性はけっこう多いけどみんな休み時間は自分の時間、とばかりに机で寝たり本読んだりしてて無理して会話とかしなくていいのも気楽だ。
でもものすごーくHさんとかMさんとかとTさんとかとのくだらないおしゃべりが恋しくなったりする。
ホームシックみたい。
辞めなきゃよかったかなあと一日に何度も思っては、いやいやHさんはどっちみち辞めるんだったし、時給も安いし、おじさんはどうしようもないし、仕事は細かいうえに多いし、今の仕事の方が化学だし、学費も貯めないとだし…と色々考えては自分に言い聞かせる。

…たぶん慣れればどうってことないのはわかってるんだけど。
何だか、修士に入ったばっかりの頃みたい。
あの頃は研究室になんとなくいづらくて、息詰まって、しょっちゅうふらふらと野音なんかに散歩に行っていた。
そうそう、それで4年生の時の研究室に戻りたいよーみんなに会いたいよーっていつも思っていた。

いい加減、環境の変化にさっさか適応しようよ…
変化を嫌う牡牛座ってやつなのかね…社会人になれない私の子供部分を象徴しているようだわ…

ま、週末は友達に会う予定がびっしりだからがんばろう。
そのうち慣れてそんなこと(ホームシック的感情)すぐ忘れちゃうだろうし。
それにしてもあの会社、前の会社と比べて小さくて汚くて町工場のようだ…ま、汚いのには慣れてるけど。



2002年10月01日(火)→→→first impression

きょうは新しい仕事初日。
いつも始業時間ぎりぎり出勤の私だが、初日だけあって20分前に到着。
でも、なぜか入り口のドアに新聞が挟まっているのが見えるし、電気も点いてないし、とにかく人気が無い。
案の定、ドアのカギは閉まっている。
ま、まだ早いし待つか、研究関係のひとって朝遅いしな、と思い待つことに。
…待つこと35分。気付けば9:15。
さすがにおかしい!と思い派遣会社に電話。
すると、担当の人がいないから携帯にかけてみます〜とのこと。
直後に慌てた担当者から電話が入る。

「すっすみませんっ。実はきょう創業記念日らしくて…休むかもしれないって言ってたんですけど…確認して下さいって何度も言ったんですけど…完全にこちらのミスです…ごっごめんなさい!」

ってことでお休み。休みなら早く言ってよーう。
昨日内輪でプチ送別会開いてもらって、明日から新しい仕事だから、って早く帰ったのに…
こんなことなら早く帰らなければよかったよ…
わざわざ2次会から来てくれた人もいたのに…
帰り際ばたばたしてみんなにきちんとお礼も言えてなくて、帰ってからメール打ったりしてたのに…

っていうかTさんからのメールの返事で、社会人に向いてない、と思いっきり書かれていたが、君もだ!
ま、私の方がひどいけど。
でもTさんの場合は社会人4年目だからその「慣れ」があるわけで、その分を差し引いたら私の方がまだ向いてるかもよ?
なーんておそろしくって言えないんだけど。
しかし、Tさんの言う通り、確かにあのチーム4人構成は絶妙だったと思う。
みんなで野球まで観に行ったしね(笑)。
まあ私が辞めるのはさておき、番長Hさんが辞めるとなるとチームも不安だろうなあ。
ま、Tさんも年末で辞めるって言っていたけれど。
あの会社、チームの人間関係(除:チームリーダーのおじさん)と設備のキレイさはかなりよかっただけに、私も惜しいなあとは思う。
ま、あの短期間なのに仕事上だけの付き合いで終わりそうにない関係が築けたというだけで、私のようなバリアだらけな人間には御の字だ。

それにしても、明日からの仕事、本当に先行き不安だわ…


     
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