金色の夢を、ずっと見てる

2010年10月17日(日) 久々に親子で行楽。

今日はユウと妹と3人でお出かけしてきました。ちなみに次郎君は日曜だけど仕事です。


まずは、ホームセンターや家具屋さんをちょっとまわる。先日の日記にも書きましたが、プラスチックごみの分別収集が始まったら燃えるゴミの量が半減したんですね。で、今まで使ってたゴミ箱じゃ大きいので、1つ1つは今までより小さめで分別できるゴミ箱が欲しいな〜と思いまして。理想としては『ペダルで蓋を開けられる左右に並んでるタイプのゴミ箱』なんですが、サイズがちょうどよければ独立したゴミ箱を2つ並べて置くのもアリ。置く場所の都合上、縦に積むんじゃなくて横に並んでるタイプがいいんです。


3軒ほど見た中で、ちょうどいい感じのを発見。全体の大きさは今までのゴミ箱とほぼ同じで、中が2つに分かれてる。蓋もそれぞれ独立しててペダルで開く。これなら燃えるごみとプラスチックごみで使えるな。ただ、それぞれの容量が20Lなんだよね。今までは45Lのゴミ箱で週に1回のゴミ出しだったんだけど、いくら半減したとはいえ20Lで足りるかな?という気もちょっとする。結局、とりあえずちょうどいいのがあるという事だけ確認して、次のゴミ出し日まで様子見て20Lで足りそうなら買おう、という事にしました。



それから、ユウの帽子を買いにショッピングモールへ。冬用のニット帽はあるんだけど、今ぐらいの季節にちょうどいいのがないんだよね。子供服の店を何軒か見てたら、かわいいピンクのテンガロンハットがありました。ショップのキッズコーナー(何かアニメのビデオが流れてる)にいるユウを横目で確認しつつ
「やっぱこれが一番かわいいよね」
「とりあえずもう1回本人にかぶらせてみて、気に入ったようだったら決めようか」
と妹と相談して
「ユウー、これかぶってみてー」
…と呼ぼうと振り向いたら。









……あれ?いない。









目を離したのは10秒ぐらいだったのに、その10秒で迷子になられました(苦笑)


ウソでしょ!?とそのあたりを探しまわったら、すぐに妹に手をひかれて泣きながら戻ってきました。妹いわく
「向こうで知らないおばさんにつかまえてもらってた」
どうやら、半泣きで歩いてる所を『どうしたの?』と声をかけてもらってたようです。どこのどなたか判りませんが、お世話になりましたm(_ _)m


離れてたのはものの数分だったと思うのですが、ユウは大泣き。しかし自分が移動したからはぐれたんだという事はなんとなく理解してるようで
「1人で行っちゃダメだよ?」
と言うと泣きながらもうんうんと頷いてました。大きなショッピングモールの中だから『1人で外に出ちゃって危険』って可能性は低かったと思うけど、でも大事に至らなくて良かった。やっぱりちょっとでも目を離したらダメだね。



その後無事に帽子を買って、モール内の和食屋さんでお昼ご飯。ユウがうどん食べたいって言うからその店にしたのに、待ってる間に店頭のサンプル見てたらお子様ランチ選ぶし(笑)キティちゃんのランチプレートがものすごく魅力的だったらしい(苦笑)




お昼を食べたら、動物園。ユウ的にはここが今日のメインだったので、移動の間ずっと
「ユウはね〜かばさん見るの」
だの
「マンドリルは怖いの…」
だの話してました。前に義両親に連れて来てもらった時に、薄暗い屋内で見たカラフルなマンドリルに衝撃を受けたらしく、動物園の話になると必ずそれを言うのです。もはやトラウマかも(^^;


動物園に着いたら、先ほどの教訓を踏まえてまず確認。
「迷子になるから、お母さんかエミちゃん(妹)と必ず一緒に歩くんだよ」
「うん」
「もし迷子になったら、自分の名前を言うんだよ。言える?」
「○○○ユウです!」
「よし、じゃぁお母さんの名前言える?」
「お母さんは○○○サクラです!」
……まぁそうは言っても、実際に迷子になったらパニックでちゃんと言えるとは思えないので(苦笑)しっかり手をつないでおくしかないな。

妹が
「『よつばと!』でもそういう場面あったよね。よつばが『小岩井よつばです!小岩井よつばです!』って連呼するの」
と言ったので笑ってしまいました。漫画の話なんですけどね。6歳(ぐらい?)の女の子が迷子になった場面があったんですよ。あれぐらい大声で言えてくれたら、多分大丈夫なんだけど(笑)



ぐる〜っと見て周ったんですが、どうやらユウは肉食動物が怖いらしい。ライオンとかトラとかの檻には近寄らないの。カバとかサイ、シマウマ、キリンには喜ぶ。あと鳥。大型のインコとかオウムとかフラミンゴに食い付いてました。なぜかタンチョウヅルが特にお気に入りで、妹に
「エミちゃん、これがタンチョウヅルだよ」
と教えてました。名前の響きがおもしろいらしいです。


ちょっとした遊園地も兼ねてるような動物園なんですが、まぁなんせ古いので遊具も子供向け。だからこそユウぐらいの年齢にはちょうどいいんだろうな。観覧車とメリーゴーランドに乗ってご機嫌でした。園内上空を一周するモノレールにも乗りたがったんだけど、長蛇の列だったので
「すっごく待たなきゃ乗れないよ。おうちに帰るのが遅くなっちゃうよ」
とごまかしてスルー(笑)



しかしまぁ天気のいい日曜日だったせいもあるんだろうけど、ものすごく人が多い。そして迷子のアナウンスも多かった(苦笑)途中、どんなに耳を澄ませても
『〜〜〜の服装の、しょーん君と言う5歳の男のお子様を…』
と聞こえるアナウンスがあって、首をかしげてしまいました。しょーん君?日本人じゃないのか?いやしかし最近はどこから思いついたのか不思議になるような名前も多いからな。もしかしたら、子供の発音だから迷子センターの人が正しく聞き取れてないのかもしれないし。(だとしても、聞き間違えてしょーん君になる名前はちょっと思いつかないんだけど。翔君とかなら間違えないよね)


そして予想通り、帰りの車でユウは寝落ち。午前中からいっぱい歩き回ったからね。

夜は、お風呂で次郎君に
「観覧車乗ったのー」
「白クマさんが泳いでたー」
と楽しそうに話してました。義両親には何度か連れてってもらってるんだけど、実は私が一緒に行ったのはユウが1歳半の時に初めて動物園に連れて行った時以来。休みの日に出かけるっつーとどっちかの実家か公園ぐらいだもんな〜。じゃなきゃ買い物とか。もっと子供が喜ぶ所にあちこち連れてってあげないとね。



2010年10月14日(木) 何を今さら、と言われるかもしれませんが。

遅ればせながら、私の住む市でもプラスチックごみの分別収集が始まりました。今までは燃えるごみに一まとめだったんです。

まぁお肉やお魚を買った時のトレイなんかは、前からちゃんと分別してスーパーとかの回収ボックスに出してたんですが、買い物に行く時に持って行くのを忘れたりして結構面倒だったんだよね。というか仕事帰りに買い物する事が多いんで、朝から車に乗せなきゃいけないんだもん。


で、実際に分別収集が始まってみて……予想以上のプラスチックごみの多さに驚いてます(苦笑)

今まで我が家は45Lのゴミ袋で週に1回燃えるごみを出せば良かったんです。ところが、プラの分別が始まったら、そのゴミの量が半分あるかないかぐらいに激減。これ、ゴミ袋を1サイズ小さいのにしても充分いけるわ。紙を分別するようになった時も
「紙ゴミってこんなにあったのか…」
と思いましたが、プラはそれ以上の衝撃。



そうなると、ゴミ箱周辺をちょっと整理しないと使いにくいな。今すでにゴミ箱(45L)・紙ゴミをまとめておくための紙袋(収集日に袋ごと出すのだ)・ペットボトルを貯めておくビニール袋・缶ビンを貯めておくビニール袋、が並んでるわけです。ここにプラ用のゴミ袋まで並んだら、炊飯器と電子レンジが使いにくくて仕方ない。←炊飯器とレンジがある棚の前にゴミ袋が並んでる状態なのです。もうちょっと配置を考えて使いやすいようにしないとな〜。

あれ欲しいな、分別用の2つとか3つくっついたゴミ箱。あのゴミ箱っていつも
「便利そうだけど、1つ1つが小さくない?」
と思ってたんですが、そうか、分別すると各種類が少なくなるからそれで充分なんだな。



こないだ、旦那が夜ちょっと出ないといけなくて、夕飯ができるのを待てそうにないからとカップ麺を食べたのですが、外装のビニールをぽいっとゴミ箱に入れたのを見て
「あ、それプラ!」
と言うと
「え?これも?」
と驚いてました。食べ終わった後を見たら、ちゃんとカップをすすいでプラの方に捨ててあったのでちょっと感心しましたよ(笑)




今度の週末はゴミ箱周りの改善だな。



2010年10月13日(水) 7〜9月期ドラマ感想。

夏のドラマの感想など。


『夏の恋は虹色に輝く』
おもしろかったですよ、うん。松潤がいかにもお坊ちゃんって感じで、かわいかったです。

詩織さん(竹内結子さん)と気持ちが通じ合ってお終い、じゃなかったのが良かったですね。子供がいる人と付き合う(事と次第によっては人生を共にする)に当たって避けては通れない、『子供がその事実をどう受け止めるか、どう乗り越えるか』までちゃんと描いてあったのが良かったな〜と思います。

あと、最後に舞台に出られる事になった大雅(松潤)が、不自然に大抜擢されていい役で!とかじゃなくて思いっきり端役だったのも、現実的で良かったな。出番のほとんどは群衆の1人で、ほんのちょっとだけセリフをもらえたシーンがあって、そのワンシーンに身内や友人や事務所の人が大喜びする。そういうのがリアルで良かった。

視聴率的にはちょっと微妙だったらしいけど、夏らしく爽やかで後味のいいドラマだったと思いますよ。



『ジョーカー 許されざる捜査官』
これもおもしろかったんだけど……最後で影の悪役(っていうとちょっと違うか?)が大杉漣さんだったのはショックでした…(泣)まさか冴子さん(りょうさん)まで殺すとは思わないじゃん。

拉致された『法で裁けない犯罪者達』が結局どんな目に遭ってるのか、いまいち具体的に判らなかったのがちょい不満。あすかちゃん(杏ちゃん)は最後に久遠君(錦戸君)にチューしてあげてもよかったと思う(笑)



『逃亡弁護士』
話が進めば進むほどややこしくなってきて、最後はもう真船検事(北村一輝さん)がいい人なのか悪い人なのかもよく判らなくなりました(苦笑)結果的にはいい人だったんだけど、逆にずっと成田(上地くん)を支援してくれて(るように見えて)た連光寺先生(豊原功輔さん)が黒幕だったのにはビックリしたな〜。

他にこまごまといろんな事件が絡み過ぎてちょっと全体的に複雑だったのが、見てて少々疲れました(苦笑)



『GOLD』
すみません、挫折しました……。

悠里(天海祐希さん)とリカちゃん(長澤まさみさん)とのコメディっぽいかけ合いとかは楽しかったんだけど、全体的にエピソードの1つ1つが重い!さすが野島伸司って感じでしたよ。

無口な運転手さんが実は強盗に妻を殺された過去があったとか、死んだ兄に隠し子がいてしかもその青年と娘がいとこ同士と知らずに恋に落ちたとか、従業員に子供を車内に放置して熱中症で死なせた過去があったとか、次男は実は心臓に病気があったとか、末っ子は実は悠里の妄想で実在してなかったとか、なんかもう出来事の1つ1つが重いんですよ。1つの家庭にそんな怒涛のようにトラブル起こらないだろう?と。まぁそこつっこんじゃいけないんだろうけど(苦笑)

なんせ重くて、見るのに気合いがいるんですよね。どうにも気が重くなるのでついつい後回しにして他のドラマを先に見て『GOLD』は溜まっちゃって、でも見始めたら気になるから2〜3話まとめて見る、みたいな感じで見てました。

でも挫折したとはいっても、実はラスト3回はまだ見てないままHDDに残してるんですよ。だからひょっとしたら見るかもしれない。



『日本人の知らない日本語』
すみません、これも挫折しました。

原作のエピソードが充分おもしろいのに、ドラマとしてコメディタッチにしようとし過ぎてわざとらしくなっちゃったのかなぁ。あと肝心の主人公のキャラが、見ててちょっと暑苦しかった(苦笑)



『ハンマーセッション!』
本当にすみません、これも挫折しました…(苦笑)他のドラマで手一杯になっちゃって、というか『GOLD』を見るのに相当気力を奪われて、もういいや〜って感じになっちゃった。一応ヒロイン(だよね?)の志田未来ちゃんの江戸っ子キャラも、ちょっと無理があったかな〜とね。




まぁそんな感じで、結局終わってみたらちゃんと見たのは3つだけでした。正直、今回は前クールの『Mother』とか『新参者』みたいに“めちゃめちゃハマったー!”ってのはなかったな。10月からのドラマもぼちぼち始まりだしてるので、そちらも近いうちに。



2010年10月11日(月) 全員子持ちだと日程合わせるのも大変だ。

昨日(日曜)は、電話当番で出勤でした。


朝からまだ寝ぼけてるユウを実家で預かってもらうべく連れて行ったのですが、実家について玄関で抱っこから下ろすなり、一目散に和室に敷きっぱなしになってた母の布団に向かって走って行ったのには笑いました。そんなに眠かったか。

母も、普段は起きたらすぐ布団をたたむ人なのに、今日に限ってまだ敷きっぱなしだったんだよなぁ。


天気が良かったせいかお客様からの電話もほとんどなく(仕事柄、雨の日とかにトラブルが多い業種なのです)、じつにのんびりした1日でした。



仕事が終わったらちょっと食料品の買い出しをして帰宅。ユウはそのまま実家にお泊りなので、珍しく次郎君と2人の夕食となりました。

今日は実家の近くの某所で『ディズニー・オン・アイス』があって、ユウは私の妹と一緒にそれに行ったのです。元々は母が連れて行こうとチケットを取ってくれたのですが、
「上演中は暗くなるし知らない人も周囲に大勢いるしで、ユウが人見知りして嫌がるかもしれないから、ここはやっぱりママが一緒の方がいいでしょう」
と言いだしまして。じゃぁ遠慮なく、と私が行く予定だったのですが、数日前になって妹が
「姉ちゃんそこまで『行きたい!』ってわけじゃないんなら、あたしが行きたい。ダメ?」
と名乗りを上げました。


まぁそもそもチケット代出してるのは母だし、私も多少は楽しみにしてたけど
「え〜やだやだ!私が行く!」
というほどどうしても行きたいってわけでもない(笑)じゃぁここは行きたい人が行くのが一番良かろう。……というわけで、妹がユウを連れてってくれる事になったんです。

でも10時からの公演で9時半過ぎには会場に行きたい。となると9時過ぎには実家にユウを連れて行かなきゃいけない……じゃぁもう前日から泊ってた方が確実じゃない?という事でお泊り決定。






そして今日は、祝日だけど次郎君は仕事でいつも通り出勤。私は起きてからちょっと掃除して洗濯物たたんで、10時ぐらいには私も家を出ました。今日は友達のかおるんと買い物です。


以前同じ職場で仲良くなったけみちゃんが、2月に出産したんですよ。当然、すぐお祝いを用意するつもりだったんだけど、赤ちゃんがちょっと小柄でけみちゃんだけ先に退院するという連絡があり、すぐにお祝い持って会いに行こう♪って感じではなくて。じゃぁ、お宮参りとかも済んでちょっと落ち着いた頃にでも行こうか…とかおるんと話してたんですが、けみちゃん初めての育児でいっぱいいっぱいだったのかそれからぷっつりと連絡が途切れ(苦笑)、そうなると、最初に『赤ちゃんがちょっと小さくて…』なんて聞いてた手前、こっちから『元気?』と聞くのはちょっと不安じゃない?聞いて心配になるような返事が来ちゃってもなんだし。そんなこんなで
「しばらく様子見よう」
とかおるんと話し合って決めたんですね。


そのまま2ヶ月ぐらい経過し、5月にはけみちゃんの誕生日があったので
「さすがにもう落ち着いたんじゃないか?出産祝いと一緒にけみちゃんの誕生日プレゼントも買って、連絡してみよう」
とかおるんと連絡を取り合った直後に、私がまさかのぎっくり腰で動けなくなり(笑)治ってからもなんやかんやとかおるんと都合がつかず、気付けば夏。
『遅くなったけど、そろそろけみちゃんのプレゼント買い出しに行かない?』
とかおるんにメールしたら、なんと今度はかおるんが体調を崩してて。


実はこの時かおるんは第3子の妊娠が判り、それと同時に不正出血で切迫早産の恐れとの診断で自宅で絶対安静の状態だったんです。そりゃいかん!けみちゃんには悪いが無理はいかん!という事でまた延期になり、事情が事情なだけにかおるんに『元気になった?行ける?』と催促するのもためらわれ、どうしよっかな〜と思ってる間にあっという間に10月になってしまい。


さすがに出産祝いもこれ以上遅れるのはあんまりだし、5月のけみちゃんの誕生日もスルーしてるし、このままだとそうこうしてる間に10月のかおるんの誕生日も終わってしまう!と気になりだしたので、思い切って『体調はどう?そろそろけみちゃんのプレゼント買いに行けたらな〜と思うんだけど』とかおるんにメールしてみたところ『もう出かけられる程度には落ち着いたよ〜。私も気になってたので、近いうちに買いに行こう!』と返事が来て、ようやく実行できました。



ベビーザらすで待ち合わせして、まずは出産祝い選び。ぐるぐる歩き回った結果、ピンクでもこもこのフード付きロンパース(ウサギの耳付き)・『いないいないばぁ』の絵本・マザーズバッグ、の3つに決定。絵本は2人とも
「これは子供がかなり喜んで、しかも長く遊べる」
と意見が一致した物。うちにもあるしかおるんのうちにもあるらしいんだけど、もう4歳のユウもいまだに好きだもん。ボタンを押すと童謡が流れる絵本と迷ったんだけど、定番のこっちで。

ママバッグは、もう8ヶ月になってるから1つぐらいは持ってるだろうけど、出産前に会った時に『旦那さんの出張が多くて実家に泊ってる事が多い』と言ってたので、軽くて折りたたみできるシンプルなバッグなら使い勝手も良かろうという事で。


そしてママバッグが黒無地のすごくシンプルな物なので、誕生日プレゼントとしてファーのポンポンがついたビーズ製テディベアのバッグチャームを選びました。途中でランチもしたけど、11時に待ち合わせして買い物が終わったのは16時過ぎでした…私はともかく、妊娠5ヶ月のかおるんにはちょっとしんどかったかな。




かおるんは切迫早産で自宅療養になってからはずっと旦那さんの実家に居候してるんだって。上の子2人いるから、自宅じゃ療養にならん!っつー事で。お義母さんとはとてもいい関係で
「却って実家より快適なぐらい」
とかおるんは言ってるけど、やっぱり多少の気疲れはあるようで、日曜とかに旦那さんと子供と家族だけで出かけるとホッとする、って(笑)

今日も、上の子は実家で義両親が見てくれてて、下の子はかおるんを送るついでに旦那さんが連れて来て同じショッピングモールの中で別行動。旦那さんと娘ちゃんとで適当にお昼も食べて遊んで帰るから、かおるんはゆっくり買い物しておいで〜と旦那さんが言ってくれたらしい。



かおるんを旦那さんの実家まで送って、私も実家に着いたのは17時半頃でした。ユウはディズニーが終わって昼過ぎに帰ってきて、お昼ご飯を食べて妹に遊んでもらって15時半頃寝たそうで、私が帰った時にはまだ寝てました。妹にお土産とお礼を兼ねてミスドを買って帰ったんだけど、ユウが寝た後に妹も帰っちゃったそうで実家には父だけでした。父には昨日も預かってもらってたので、お礼に刺身の盛り合わせ(笑)妹に
「実家の冷蔵庫にミスド置いて行くから明日にでも取りにおいで」
と連絡して、ユウを起こして帰宅しました。ディズニー・オン・アイスがかなり楽しかったようで
「ライオンキングもいたよー」
だの
「ティンカーベルが妖精の粉を持ってたー」
だの、あれこれ話してくれました。ちゃっかり妹に何やらミッキーのおもちゃまで買ってもらってるし。



さて、後はけみちゃんにメールでもして、会う段取りを付けないとね。でもタイミング的に、今月か来月ぐらいに会うならかおるんの誕生日祝いも兼ねるよなぁ。できればその時にちょっと早めにけみちゃんと待ち合わせて、かおるんの誕生日プレゼントを用意できるといいんだけど。



2010年10月09日(土) よその運動会でもそれなりに楽しい。

今日は、母とユウと3人で、妹の勤め先(保育園)の運動会を見に行ってきました。

職員の家族が見に来るってアリなのか?という気も若干するんですが(苦笑)その保育園の運動会はなかなか大掛かりで見応えあるんですよ。他にも、もう定年でヒマしてるご家族が見に来るという保育士さんもいるらしい(^^;


朝から実家に母を迎えに行って、市の中心部にある駐車場に車を置いて、そこからは市電で移動。雨が降ってもいいように公立の体育館を借りて運動会なんですが、駐車場があまりないらしく、保護者の割り当てでギリギリだから車で来ない方がいいと妹に言われてて。ユウもたまには公共の交通機関に乗せておかないとね。



ちょっとのんびり行ったので会場に着いた時にはもう始まってたんですが、いや〜かわいい。3歳か4歳のクラスが、全員おそろいの衣装でAKB48の『♪会いたかった〜会いたかった〜会いたかった〜YES!』を踊るんですよ(笑)かわいいったらありゃしない。母と2人で大ウケです。

ユウは割とすぐ退屈したようで、母に
「おやつ食べる」
と言いだしました。いや、おやつなんて持って来てないし。結局、館内の売店でポテチを買ってもらって戻ってきました。久しぶりに食べたな、九州しょうゆ味。


途中で、大学時代の友人に偶然会って驚きました。妹のクラスではないけど、この園にお子さんが通ってるんだそうです。結婚して子供も出来たのは知ってたけど、双子だとは知らなかった。会うのも何年振りか判らないぐらい久々でしたが、全然変わってなくて元気そうでした。



お昼ご飯は、近くのイタリアンなファミレスで。ポテチを食べた後も
「お腹空いた。早くお昼ご飯に行こうよ」
なんて言ってたユウですが、この頃になってやっと満腹中枢が働き出したようで、せっかく注文したお子様スパゲティを8割残しました(苦笑)そして私が注文した『たっぷりビーフとモツァレラチーズのミートクリームスパゲティ』が予想以上のボリュームで……ファミレスって
「メニューの写真の方がなんか豪華じゃない?」
って事はよくあると思うんだけど、むしろこれはメニューの写真以上にビーフがたっぷりで、正直最後の方はちょっと無理しました。これなら私が注文したのをユウと分け合って食べても充分だったわ。



ん〜でも正直、トマトクリームソースはおいしいけど、ミートクリームソースってのはちょっと微妙かな(笑)次の機会があったら違う物を注文したいです(こら)




午後からも楽しく観戦し、全部終わったのは2時半ぐらいだったかな。ユウもそれなりに楽しんだようで良かったです。

帰りの市電で、おばあちゃんが乗ってきたんです。あ、席を譲った方がいいかな、でもそうなるとユウの隣に知らない人が座る事になるから、ユウが嫌がるかな?ユウも立つとか言いだしたらおばあちゃん気にするよね…とちょっと躊躇っていたら、近くに座ってた中年男性がスッと立ちあがってそのおばあちゃんに席を譲りました。あぁ良かった、おじさんいい人だな〜…と思っていたら、次の電停では4〜5歳ぐらいの男の子を連れたお母さんが乗ってきました。

……子供には立ってるのはきついよね。でもここで席を譲ったらユウの隣に知らない男の子が座る事になるから、そうなるとユウが(以下略)とまた一瞬躊躇っていたら、今度は向かいに座ってたメイクも服装もいかにも『ギャル』な感じのかわいい女の子がサッと立ちあがって
「お子さん、どうぞ」
とそのお母さんに声をかけてました。


なんか2つ続けていい光景見ちゃったな、とちょっと気持ちがほんわかしました。本当は私が席を譲ってその姿をユウに見せるのが一番いいんだろうけど…滅多にない機会なのに、余計な事考えちゃってさっと動けませんでした。ちょっと反省。



母の用事にちょっと付き合って、今日が期限のDVD返却のためにTSUTAYAに行ったら、行く途中でユウが寝落ち。ちょうどそのぐらいの時間だから、寝るんじゃないかなとは思ってたんだよね〜。また違うのを借りる〜と言ってたんですが、せっかく寝たのを起こしてまで借りなくていいだろうと、私が車で待ってる間に母に返却して来てもらってすぐ撤収。お昼寝から起きてごねたら、また今度借りに来てあげればいいや。



次郎君が先週に続いて飲み会だったので、夕飯も実家で。昼間、親戚の法事で父が近くのお寿司屋さんに行ってたのですが、そこでお土産にもらってきた松前寿司がおいしかったです。しめサバとかは苦手なんだけど、ここの松前寿司だけはおいしいと思うんだよな〜。



2010年10月08日(金) 『大奥』見てきました。

今日は有給を取りました。


私は今年度末で契約期間満了で退職の予定なんですが、現時点でまだ有給が30日以上残ってるんだよね。このままだと、年度末にどかんと1ヶ月近く休むか、じゃなかったら消化しきれないまま休暇を無駄にする事になりそうなので、今から少しずつ使っていこうかと。もちろん有給を全部使い切れなくてもいいんだけど
「あぁ、まだ有給が20日以上あったのに…」
と思いながら退職するよりは、仕事に支障がない範囲でちょっとずつ消化して遊ばせてもらおうかと(^^;



というわけで、今月から公開されてる映画『大奥』を見てきました。以下、ネタばれしつつ感想なので、見に行く予定の方はここでお引き返しくださいな。

























正直、キャスティングが発表された時には
「ニノが水野か〜……ちょっと違くない?吉宗も、『器量はイマイチだが政治能力は優れた切れ者』って設定だと思うんだけど、柴咲コウちゃんだとちょっと美人過ぎるような気が……そもそも、水野と吉宗の話は全体から見たら序章というか、そこから始まる長い物語の導入部に過ぎないんだけど、そこだけ映画化ってのもどうなんだろう」
と思ったんですよ。




でも、まぁニノは正直言って
「水野としてはもうちょっと身長が…!」
とは思いましたが(笑)映画そのものは予想以上の完成度だったと思います。


水野が大奥に入る事を決めて、幼馴染のお信(堀北真希ちゃん)に別れを告げるシーン。原作ではお信に覆いかぶさるようにして別れのキスをするんですが、ニノと堀北さんだと身長があまり変わらなくて、そこだけは惜しかったかな(笑)でも最初の、貧乏で器量もよくない女でも子種のために望まれればタダで寝てやる…ってシーンのニノは、正直かなりドキッとしました。初めて二宮和也という人を色っぽいと思いました……そういうシーンだからってだけじゃなくて、映画全体を通して、不思議な色気と魅力を感じたんだよね。



原作では描かれてなかった鶴岡(関ジャニの大倉くん)のその後が切なかったなぁ。立ち合いで新入り水野に負けて
「この大奥で必要なのは剣術じゃない。美しい顔と処世術よ!お主よりわしの方がずっと美しい!」
と吐き捨てた彼は、原作ではその後出て来なかったんだよね。



自分を寵愛してくれていた松島(玉木宏)に見捨てられ絶望し、水野にもう1度勝負を挑んで、負けて、自ら腹を切った……最後は、大奥でのし上がる事よりも武士としての誇りを選んだのかな、と。それを止めたり助けようと騒ぎ立てたりせずに、切腹の介錯を務める(=首を落として、長く苦しまずにあの世へ行かせてやる)事で鶴岡の意地を守った水野の気持ちを思うと、泣けてしまいました。



個人的には、格上げされた水野がお針子達の心をつかんだ『針探し』のエピソードが丸ごと削られてたのが残念だったかな〜。あの話、好きだったのに。あと、水野に焦がれて
「衣裳のお礼に菓子でも…」
という水野に
「何もいりません。ただ、思い出を…」
と顔を真っ赤にして告った垣添(中村蒼くん)。とってもかわいくて微笑ましかったんだけど、実は水野より背が高いんだよね。こんなとこでもニノの小柄さが惜しい事に!(苦笑)

でも垣添の恋心に
「ま、いっか。減るもんじゃなし」
とチューしてあげた水野にこらえきれずに大笑いする杉下(阿部サダヲさん)がナイスでした。あのシーン笑ったわ〜。




そう!阿部サダヲさん!杉下が阿部さんってのも、最初は
「え〜?なんか違う〜」
と思ってたんですが、これがまたすっごい良かった!最初の方で淡々と
「ここ(大奥)でしか生きていけぬ者もおるのだ」
と水野に語ったシーンとか、水野が『ご内証の方』に選ばれてしまったのを
「あまりに理不尽!」
と憤るシーンとか、阿部さんの演技そのものもすごく良くて、かつ、その演技があるからこそその後のニノの演技がより引き立つ…という場面が多くて。


『ご内証の方』は死なねばならぬ…と知らされた後の、憤る杉下に水野が言った
「それ以上言わねぇでくれ。心が曇る」
というセリフ。

原作では、水野は気持ちを抑えきれない感じで大声で杉下を遮って言うんだけど、映画ではニノはとても静かな表情と口調で言ったんです。原作のそのシーンもすごく良かったんだけど、そうかー二宮和也という俳優はあのセリフをこう解釈するのかー…と。そしてそれはすごくいい演技でした。静かな表情と声だったからこそ、より胸に響いた気がしたんです。




柴咲コウちゃんが演じた将軍・吉宗の男前っぷりも素晴らしかったですよ。ていうか、時代が時代だからか、主だった女優さんのほとんどがすっぴんに近いぐらいのナチュラルメイクだったんですよね。唯一の例外が、吉宗が就任早々にクビにした間部詮房(菊川怜さん)で、この人だけは白粉も紅もバッチリで。でもこの人はその贅沢さを理由にクビにされる役なので、それで正解(笑)

そして、ほぼベースメイクだけでほとんど色味を使ってない顔立ちの柴咲コウちゃんは、不思議な事に『整ってはいるが美人とはちょっと違う、意志の強く頭の切れる女将軍』に見えるんです…。お信を演じた堀北真希ちゃんも、裕福な薬種問屋の娘という設定なので多少はかわいらしいメイクではありましたが、柴咲さん同様におそらくすっぴんに近いであろうナチュラルメイクなのに、育ちのいい一途なお嬢さんって雰囲気がよく出ててすごくかわいかった。


あと特に印象深かったのは、吉宗の側近・加納久通を演じた和久井映見さんがまた良かったの。こちらも本気ですっぴんかと思うほどのナチュラルメイクだったんですが、大奥総取締役・藤波様(佐々木蔵之介さん)と渡り合った時の食えない感じが
「だてに年くってませんぜ〜」
って感じで、頼りになる側近としてすごく安定した存在感でしたね。





吉宗と水野の閨でのシーンは、とにかく切なかったです。吉宗の女としての名前が『のぶ』だと知った水野が
「今宵一晩だけ、おのぶと呼ばせてください…!」
と願い出たシーンでは、うるうるしながら吉宗を見つめる水野に思わず胸キュンしちゃいましたよ。何よもう、子犬のような目ってこういうの!?って感じで(笑)

それを受けた吉宗を
「おのぶ!」
と呼びながら抱きしめた水野がどんな気持ちだったのかと。その前に、庭で1人
「こんな事になるなら、お信、お前と寝ちまえば良かった。好きだ、惚れてるって何度でも言っちまえば良かった…」
と後悔するシーンがあったから余計に、閨でのやり取りが切なくて。



ラストも、吉宗の計らいで水野は命を救われて町へ帰れるんだけど、その結末を知ってても、水野とお信の再会のシーンでは泣いてしまいました。水野に抱きついてなくお信の背中を、なだめるようにとんとんと叩く水野の手が優しくて。その後に吉宗が
「さて、この国をどうしてくれようか」
と踏み出すシーンが、もしかして続編でもあるか?とちょっと期待を抱かせてくれましたが…どうなんだろうなぁ。




エンディングが嵐の歌だったのは……う〜ん、正直ちょっと微妙だったかな。曲としてはすごくいい曲だし、歌詞が微妙に物語とリンクしてる気がしてそれはいいんだけど、なんか
「あ〜、嵐ってメンバーが出てるドラマとか必ず主題歌取るよな〜…」
とちょっと1歩引いてしまった所もあって。まぁいわゆる『大人の事情』という奴かな…とね。それぐらいなら柴咲コウちゃんの曲でもよかったかな、なんて。

えぇ、ファンの人には怒られるかもしれない事を承知で言えば、あの予想外に完成度が高かった映画の主題歌としては、アイドルの歌はちょっと相応しくなかった気がするんですよ。もうちょっと重厚さとか、作品の世界観に沿うこだわりが欲しかった。


……と言いつつ、帰ってから着うたダウンロードしましたけどね(苦笑)




トータルとしては、役者・二宮和也の力に脱帽でした。ドラマとかでも度々そう思ったんだけど、すごいね、ニノは。微妙なセリフ回しや表情で、すごくいろんな事を表現できる人だな。上手に表現するだけじゃなくて、見てる人に
「今、こんな気持ちなんだろうな」
と想像させて引き込む、不思議なパワーと魅力の持ち主だと思いました。だって今、実はもう1回見に行きたくてちょっと悩んでるもん(笑)帰ってすぐ原作を読み返して、読んだらもう1度映画も見たくなっちゃって困ってます(苦笑)








そして、今日は実は次郎君の誕生日です。映画を見てからそこのショッピングモールでプレゼント選び。うちは結婚してからは誕生日とかクリスマスとかのプレゼントは原則廃止で、欲しいものがある時はリクエストするって事にしてるんだよね。聞いてみたけど今年は特に欲しいものはないとの事だったので
「じゃぁ次郎君が食べたい物を食べに行くぐらいでいいか?」
と思ってたのですが、でもプレゼントがまったくないってのも寂しいかな…というわけで。

紳士服売り場をぐるぐる周った挙句、茶色の綿生地が裏地としてついてて1枚で着れるモスグリーンのニットを購入。襟もとがジップアップになってて、そこだけ内側の生地が見えるので重ね着風に見えるのです。冬場はどうしても茶色とか黒とかグレーとかベージュが多くなるので、こういう色の服が1枚ぐらいあってもいだろう。


帰宅してユウに仕込んで、帰ってきた次郎君に
「パパ、お誕生日おめでとう!」
と渡させる事に成功し(笑)夕食は次郎君のリクエストで回転寿司。でもネタによっては525円の皿とかもあって、回転寿司の割にはおいしいお店なんですよー。普通のお寿司屋さんに比べたら安上がりなんだろうけど、でも3人で1万円近くかかっちゃった。プチ贅沢(^^; 



2010年10月03日(日) 舞妓さんも来てました。

妹と、市内のデパートで開催されてる京都展に行ってきました。


今回はスイーツではあまり気になるものがなかったので、お気に入りの『鴨うどんすきセット』のみ購入。鴨なんば(うどんもそばもある)も好きなんだけど、昨夜の飲み会の余波でぐったりしてる次郎君が出がけに
「今夜は鍋がいい」
と訴えてきたので(笑)出汁スープと、鴨肉(スライスと肉団子)と湯葉とうどんとお餅と野菜、全部セットになって2人前で2,100円。ユウと3人だから、野菜と肉をちょっと足した方がいいな。


しばらく別行動して、和小物をいろいろ見てみました。お裁縫箱が欲しいんだよね〜。今は適当な巾着にハサミ(裁ちバサミと糸きりバサミ)・糸数種類・針山2個(マチ針用と縫い針用)・メジャーを全部ぽいっと放り込んでる状態なんです。でも最近は着物を着るから半襟つけたりなんだりで結構針を持つ機会が増えたし、普通の布の袋にハサミとか入れてるのでなんかちょっと不用心な気もするし。

キレイな縮緬生地を貼った裁縫箱のセットがあったんですよ。2段になってて、裁ちバサミ・老舗の縫い針セット・物差しなどあれこれセットになっててちょっと心惹かれたんですが……さすがに裁縫セットに10,000円は出せないな(苦笑)待て自分!トーカイ(近くにある手芸用品のチェーン店)に行けばもっと手頃な値段で必要な物だけ揃えられるはずだ!と自分を説得してやめました(笑)箱だけってのもあったけど、それでも6,000円ぐらいしたんだもん。


……でもこれが『京都展』だったから我に返ったけど、実際に京都に旅行してて見つけた物だったら、自分へのお土産と称して買っちゃってたかもしれないな(苦笑)



リサイクル着物屋さんと和装小物屋さんも出店してました。リサイクルショップの方の女将さんは、まだ10月も初旬でしかも混雑する物産展なのに、きちんと袷の着物を着ておられました。暑くなかったのかなぁ。

一時期、盛り上がって普段着用の着物をドカスカ買ってタンスに入りきれなくなっちゃって(苦笑)しばらくは買うまい…と思ってるので、その店は素通り。隣の和装小物の店にきれいな帯揚げや帯締めが並んでたので、そっちを見ていたら、ベテランっぽい初老の男性に
「どんな物をお探しですか?」
と声をかけられてしまいました。

あ、いや、本気で買おうと思ってたわけではなくて、ただ単に『わ〜キレイだな〜』と思って見てただけなんだけど…と思いつつも、まぁこの辺りの小物はいくらあっても困るもんじゃないし、せっかくはるばる京都から来てくれてるんだし、1枚ぐらい買っちゃってもいいかな?というわけで
「何色っていうよりは、正装じゃなくて普段着の時に使いまわせるようなのが欲しいな〜と思ってるんですが」
と話してみました。すると
「値段の幅がかなりありますからねぇ。ご予算はどのぐらいで?」

………先に聞いてくれるのね。それはありがたいわ。

「普段着用なので、1万円以下ぐらいであったらいいなと思ってます」
と正直に伝えると、たくさん積んである中から何枚か選び出してくれました。


何枚か見せてもらって、決めたのは、淡い水色に白で波のようなラインが織り込まれてて、その波の隙間に緑やピンク、黄色、オレンジなどいろんな色が淡いトーンで織り込まれた帯揚げ。いろんな色が入ってるから、帯や着物に合わせやすそうです。地色が淡い緑と水色とクリーム色と3種類あったんですが、ここは一番好みだった水色地のやつで。


ちなみにお値段は8,000円ちょっと。正装用とかの上品な感じのは20,000円を超える値札が付いた物もあったので、そこにあった商品の中ではお手頃な物だったかなと。


呉服屋さんの店先に1,050円の帯揚げと帯締めがワゴンで売ってあったりもして、そういうのも何枚か持ってるんですが、実際に時々着物を着るようになって気付いたんです。そういうのって、いざ結んでみるとやっぱり生地がどこかかさかさした感じで張りがなくて、キレイに決まらない。うまいこと『帯の上に上品にちょっとだけ帯揚げが見える』って状態に収まるまでに、何度かやり直さなきゃいけない事が多い気がするの。

それに対して、ちゃんと訪問着とか誂えた時に一緒に選んでもらった15,000円とかする帯揚げだと、生地がしなやかでしっかりしてて結びやすいんですよ、やっぱり。

もちろん1,050円でもちゃんと正絹で、安いのは人件費が安い海外で生産された物だから、という事なんですが、それ以外にも何か違う気がするなぁ…と、たま〜にとはいえ普段着として楽しむようになってから思うようになりました。

同じ帯と着物でも帯揚げと帯締めの色を変えるだけで季節感が変わったりするので、気軽に楽しむためにそういう安いので色柄をたくさん揃えておくのももちろん楽しいんですよ。でも例えばアクセサリーでも、普段使うような気軽なシルバーの物もいいけど、改まった席でつけるきちんとしたプラチナやジュエリーも少しは持っておかなきゃ…みたいな感じで、用途に応じて質も量も満たしておけるならそれに越した事はないよなぁ。



その後妹と合流して、妹が基礎化粧品を買うのでコスメカウンターに行ったら
「よかったらお姉さまもどうぞ」
と高い美容液のサンプルをもらえたりして(笑)昼過ぎに実家に戻りました。

昨夜から泊ってたユウは、どうやら寝る時まで
「ママはお仕事で遅くなるから、先に寝てようね」
とばぁちゃんにだまされてたようで(笑)朝起きてもまだ私がいなかったのでちょっと怒ってました(苦笑)まぁそれでも実家に帰った時にはご機嫌で遊んでたので、おみやげのエビ焼き(タコの代わりにエビが入ったタコ焼きみたいなもの)とケーキであっさり懐柔。ケーキは物産展ではなく普通にデパ地下で買った物。季節のせいかこれでもかとモンブランやかぼちゃスイーツが並んでて、妹と2人して素通りできなかったんだもん。でもユウが選んだのは、予想通りイチゴショートでしたけどね(笑)



夜は自宅で予定通り鴨うどんすき。と言っても、店のおばちゃんが
「締めにうどんを食べて、そのまま出汁を取っておいて翌日に雑炊にすると2回楽しめるのよ♪」
と教えてくれたんですが、次郎君の希望でいきなり雑炊になったので『うどんすき』じゃないよな…ただの鴨鍋?というメニューになりました。確かにおいしかったんだけど、このうどん、冷凍じゃないから早くつかわなきゃ。明日の夕飯はうどんだな。



2010年10月02日(土) まだ単でちょうどいい気温でした。

今日は、すっごく久々の友達と会ってきました。


といっても、実は会うのはまだ3回目。この日の日記に登場してる、ずっと日記を読んでくださってるYさんです。


今年初めに初対面を果たしたんですが、その後Yさんが北海道に旅行した際にお土産を買って来てもらった時に会って(ちなみにロイズのチョコポテチ。めっちゃおいしかった…)、それ以来ですね。またご飯でも行きましょう!とずっと言い続けていて、ようやく実現できました。


せっかくなので着物で行こう♪と支度開始。10月なので本来ならもう袷の時期なんだけど、まだ結構暑いしな〜。今年は結局単を着る機会がなかったし、10月と言ってもまだ2日だし、目上の人と会うような改まった席ならともかく『友達とご飯』だし……とぐだぐだ考えた挙句、単で行く事にしました。さらに私はどちらかというと暑がりなので、襦袢は夏物で。襟だけはちゃんと季節に沿ったものを縫い付けてごまかしました。



今日着たのは、黒地に臙脂やベージュでランダムな縦縞が入っていて、その縞の間を見え隠れするように猫が歩き回ってる柄の物。8月に会社の人と食事に行った時に着た物とちょっと似てるんですが、なんせ猫好きなもんで、猫柄の着物を見つけるたびに買っていたら袷・単・夏物とそれぞれに揃っちゃったんだよね(苦笑)


しかも、袷の着物は割と何枚もあるんだけど、夏物と単はそうそう着る機会も多くないだろうと2〜3枚ずつぐらいしか持ってないの。んでそのうち1枚が猫柄。そりゃ出番も増えるわ(^^;


帯は新婚旅行で行った沖縄で買ってきた紫のみんさー織り。張りがあるのに柔らかくて、使いやすい1本です。当時は浴衣熱が盛り上がってたので買ったんだけど、普段着の着物にも使いやすい帯なのでつくづく買っておいて正解だったな。帯揚げはグレーとちょっとくすんだ青の市松模様で、帯締めは白地に茶系で模様が織り込まれたこちらもみんさー織りの3分紐。秋らしく、お月見してるうさぎさんの帯留めをしてみました。



しかし着てみたらちょっと問題発生。

襦袢はちゃんと仕立ててもらった夏物なんだけど、着物は既製のMサイズ。裄丈(洋服で言うなら袖の長さ)が合わず、着物の袖口から襦袢がちょっとだけはみだしちゃうの(笑)慌てて襦袢の袖をちょっと折って安全ピンでとめてごまかしました(笑)今後はポリの既製品を買う時はLサイズの方が無難だな。




待ち合わせ場所で合流したら、日記で私の『普段着着物ブーム』を知ってくれてるYさんは
「やっぱり着物だ〜!」
とウケてくれました(^^; それからあーだこーだと相談の結果、車で20分ぐらいの居酒屋に決定。ウーロン茶の飲み放題付きのオーダーバイキングで2,500円の店なんですよ。

ちょっとメニューが替わってて、前にお気に入りだった料理がなくなっちゃってて残念だったりもしましたが、どれもおいしかったです。エビチリコロッケが特に当たりだったな。エビチリと言っても辛くはなくて、ちょっとクリームコロッケっぽかったの。でもエビはごろごろ入っててプリプリで。

あと、Yさんはナマものが苦手なんだけど『本日のカルパッチョ』を注文したんですね。それなら多分大丈夫、と言ってくれたので。他にサラダっぽいメニューがなかったんですよ。一応最初に確認したら、今日の魚は確かサーモンです…との話だったんですが、出て来てみたらなぜかサーモンではなくローストビーフが。あれ?


「ちょうどサーモンが切れてしまったそうで、代わりにローストビーフなんですけど…」
とちょっと申し訳なさそうに店員さんは言ってくれたんですが、いやむしろラッキー(笑)カルパッチョという商品名にしては野菜がたっぷりで、一緒に注文してたタン塩との相性がバッチリ。しかも、飲み放題のウーロン茶は最初からピッチャーで運ばれてきました。

まずビールで、その次はこのカクテルで…みたいに楽しめる人だったらいいんだろうけど、飲めないのでず〜っとウーロン茶を頼む人間からしたら、毎回毎回同じ物のために呼びつけるのってちょっと申し訳ないんだよね(苦笑)これだと自分達のペースで注ぎ足せるからすごくいいわ。



なんやかんやと盛り上がり、お互いにまだ時間も大丈夫だったので、さらに移動してデザートを食べる事に。深夜まで開いてるカフェに行って、ケーキセットを頼みました。結局そこを出たのは日付が変わった頃だったかな?それからYさんを送って帰宅。ユウは実家に泊めてもらってるし、次郎君も飲み会でいないので気楽なものです。いや〜楽しかった。



来月彼と四国に旅行するというYさん。私の偏った知識の中からお薦めスポットもいくつか案内したので(笑)次回はぜひその旅行の話を聞かせてくださいね〜とお別れしてきました。忘年会か新年会みたいな感じででも会えたらいいな♪


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咲良 [MAIL]

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