Mon journal
最近はあまり頻繁に書き込みできていませんが、思ったことや日々の出来事を少しずつ書きとめています。

2005年03月31日(木) イベントふたつ。

実は、今日免許の学科試験を受けたんです。

朝起きて、父に車で駅まで送ってもらい、免許センターに着いて、
受付をし、受けました。

でも、落ちちゃいました…。ほとんどの人が受かってたのになぁ。
勉強しないのにもほどがあったのでしょう。
実家ではおもいっきりダラダラすごしてしまったし。
本当に私、実家に住まなくて正解です。

あ、やっぱり都道府県によって出題傾向も違いますね。
今度はちゃんと問題集で勉強しようっと。
気分を切り替えよう。今度なかなか行けくなるだろうけど。

そのあと、寮に向かってお片づけ。
そしてお隣さんと遭遇。すぐに仲良くなれました。よかった。

会いたかったなぁ、Mどりさん。

お部屋も片付いてキレイに。あ、やっぱりキレイなお部屋は気持ちいい。

お隣さんが同期の女の子で、ご挨拶のあとお話。
すぐ仲良くなれました。よかった。明日も一緒に行くことになるし。

あーそれにしても宿題、やらなきゃ…。



2005年03月28日(月) お豆腐ホットケーキ&めんたま

目が覚めたら、さこすけがバイトから帰ってきたところでした。
ものすごくぐっすりと眠っていました。

さこすけはまたすばらしい手際でお豆腐ホットケーキを作ってくれました。
美味…!美味です。

さこすけの気配りと手際のよさ。最高。

お願いですから嫁に来て下さい。
今はお金がないけど、
いつかお金をためて寮を出て、自分の家建てるから。

さくさくと身支度をして、あいにくの小雨の中新宿へ。

昨日ガイドブックを見て盛り上がった、
まどぅお勧めの「東京麺通団」へ。

迷うことなく到着。
頼んだのは、これまたまどぅが食べておいしかったという「めんたま」。
明太子とタマゴと、バターというおもしろい組み合わせの釜揚げ讃岐うどん。
それにレンコンのてんぷらをつけて490円なり。安い。

お味は本当においしい!
あまってしまった明太子ソースをすべて飲んでしまいたいくらいおいしかった。
今度上京するときは絶対またここに来て食べたいな。

しばらくゆっくりしたものの、新幹線などを調べてみると
もう行かないといけない時間に。

さこすけは新宿駅まで見送りに一緒に来てくれました。
私の重いスーツケースを持つのを手伝ってくれてありがとう。

ほんとうにお世話になりました。
ほんとうにありがとう。

一人で電車に乗った後、ずっとりんじゃーにメールを打っていました。
なんというか、しばらく会えないからこそ言えそうなことを言ってみました。

ただ、こうしているとふつうにお返事が返ってきたりして、
私もただちょっとの間だけ帰省するような感覚におそわれて、
本当にまたすぐに会えそうな気持ちになっていました。

でも、同時にこうも考えていました。
卒業式で言われた、
「体は離れていても、心はそばにある」という言葉。
確かにそうだと思う。

でも、
心をそばに寄せていたい人に対しては、
もちろん体も近づけたいと思うのが当然なのに、
そんな大好きな人に対して近づくことができないって、
やっぱりつらいことに変わりはないなぁ、と。

好きな人ほど、たくさん顔を見たいし声が聞きたいし、
触れていたいと思うのに。
一緒に何かをして、同じ出来事を分かち合って、
たくさん思い出を共有したいと思うのに。 

そういえば、
それが近いうちに出来なくなるということに、
私は耐えられないような気がしていつも不安になっていたんじゃないの?

…これも恋愛対象の人だけだったらいいんだけど。

そうだといいな。
もっと強くなりたい。特に恋愛面。


そういえば。
何人かには言ったかもしれないけれど、
K絵さんに言われた言葉なんです。

一緒に女を磨きましょう。きゅっきゅっ。

今度みんなに会えるときは、もっともっと成長した自分を見せられるように。
磨きます。ぴかぴかを目指して。

やまとなでしこめざして。
もう22だし、もう少し大人になりたいものです。
顔立ちも身なりも立ち居振る舞いも。
気配りができて、寛容で、努力を怠らず、優しく清潔でキレイ好きで、
柔軟なんだけど芯が強い、勤勉な女性。

人それぞれにとっての「やまとなでしこ」像ってあると思うけど、
私の中ではこんな感じかな?

ここへ到達するには
ヤスリがついには炎上しちゃうくらい磨かないとなぁ。



2005年03月27日(日) さこす家&広島風&マツケン

結局朝4時くらいまで起きていたため、起きたのは13:00すぎ。
実は今日までのミュシャ展に行けたらと思っていたのですが、
結局いけずじまい。うーん、そんなこともあるさ。

身支度をして、まっちゃも一緒に白糸台駅へ。
16:00を10分ほど過ぎたころ到着、さこすけが待ってくれていました。
わーい久しぶりさこすけ。二日ぶりかぁ。

導かれるまま、まっちゃも一緒にお宅へおじゃま。
途中でまどぅと合流。
音楽を聴きながら、皆でゆかり(えびせんべい)をつまみつつおしゃべり。

まっちゃは夜から別のお約束があるそうで、途中までお見送り。
ほんとにありがとね。お世話になりました。

そのあとさこす家(笑)へ戻り、
トルコの茶器に注がれたおしゃれなお茶を頂きながら、
いろんなお話。

途中でニセさんが誕生日ということを知り、おめでとうメールを送る。

まどぅがおもむろにノートを取り出し、そこに去年一年の幹部の動向を
記そう!ということに。

私は去年は半分就活をしていて、19代の幹部の皆の働きぶりを
あまり見ることが出来なかったので、
結構そのときに初めて知ったことも多かったです。
大変だったよなぁ…。新しいことをたくさんやった代だもの。
その分、私たちの代とは大変さもかなり違ったことと思います。

あたりまえなんだけど、そこでやっぱり
同じ代の同期と、一代違う立場であることとの隔たりを感じました。

私はなんでそういうことにもっと早く気づけなかったのかなぁ。
私もすでに経験していたことのはずなのに。

なんでそういうことをもっと察してあげられなかったんだろう。
察することができなかったんだろう。
あるいは、わかっていたつもりだっただけで、
本当のところは全然わかっていなかったんだな。

なんて私は一人よがりでわがままなんだろうなぁ。
と、一人反省。

もう面と向かっては言えないけれど、やっぱり、

本当にごめんなさい。

これしか言える言葉がない。見つからないなぁ。
あーあ。


そのノートが埋まったころ、
まどぅが私の元気のなさを指摘。
自分ではそんなに自覚なかったんだけどな。


でもまあ、
ぼんやりと上記のようなことを考えていたりしていたので、
私に影があるように見えたのかもよ、まどぅ。(笑)
見抜かれていたかしら。

あとは「次ここ行こうよ!」「あれ食べようよ!」が
うらやましかったかな。
あー私にはもう次ってないんだな…と思ってちょっとしんみりしていたかも。


時間差だから書けるお話でした。まる。


そのあと、ついにさこすけが腕を振るって広島風お好み焼きを作ってくれました!!!!
うわー楽しみ!!

さこすけ、ものすごく手際よかったです。すばらしいお手前でした。

もーほんとうにおいしそうでおいしそうで!

お好み焼きが出来る間に、何だっけなぁ、そうそう。
「過大評価」についての話になったような。

私は本当に誤解されてます。本当に。みんな買いかぶりすぎです。
こうやっていうとまたそれが謙遜か何かにとられてしまって
デフレスパイラルのごとく抜け出せなくなっちゃうんだけど。

自分が思っている「私」と、周りが思ってくれる「私」のイメージが
けっこうずれていると思います。

特に、私はよく「大胆」だと言われるのですが…
これこそ一番私が「え?」と思うところで。
私は大胆には程遠い小心者だと思っているのに。

あー、でも誕生日にTDL、というのは確かに私が提案したことでした。
だって最初で最後だろうな、と思ったんです。
誕生日にTDLに行ける身分なんて、学生の今しかない、と。

あと、hidhさんや9:00さんが誕生日をTDLでお祝いしてもらっていて、
いいなーうらやましいなーと思っていたのもあったし、

私の誕生日の時期って春休みだったり卒業シーズンで、
友達に会を開いてお祝いしてもらった記憶がほとんどないんです。

だからちょっとあつかましいかなぁと当然思いつつも、
でもTDLなら誰でも楽しめるしキャンパスパスポートでお得だし、
という理由をむりやりつけて、誰か一緒に行ってくれる人いないかなあと
探してはいました。

これを世間一般では大胆、というのかしら。
うーん、ゆkさんいわく本人にはわからないものらしいのですが、
知らず知らず大胆、って嫌だなぁ。怖い。

んー、でもなんていうか、言ってみるだけ言ってみた、という感じです。
ダメならダメでかまわなくて、誰も集まらなくてもTDLは卒業前に
絶対行っておきたかったので、一人でも行っていたかもしれません。
ただ、お話した相手(まどぅ)がすばらしくて、
いろいろ察してくれてお手配してくれて根回ししてくれて(笑)。
そのおかげで本当に一生忘れられないお誕生日になったのですが。

うまく表現できそうにないのですが、
思い切って言ってしまえば、私は、自分が「大胆」になれる相手を
無意識的に選んでいると思います。
例えば…
この人ならこんなこと言っちゃっても受け止めてくれそう(な気がする)

とか、

この人ならこんなことしちゃっても大丈夫そう(なんとなくだけど)

とか。

つまりは甘えています。
そして一歩間違えたらとんでもない事態に陥りそうなことをしているわけです。
おそろしやおそろしや。

これが全くできないのが恋愛対象として好きな相手。
もうこれでもかというくらい裏目。
相手の顔色をうかがいすぎて何にもできなかったり言えなかったり、

言っちゃいかんだろとかしちゃいかんだろってことを
言っちゃったりしちゃったり。

今となってはおもしろいくらいです。不思議。
友達相手ならほとんどそんなことないのになぁ。
恋愛って難しいな。本当。



話を戻して。
広島風お好み焼き、おいしかったです!!
ただなぜか揚げ玉が苦いということが判明。なんでだろう〜?

でもみごとな腕前。
私は大阪風の方が好きだと思っていたけれど、
これを食べて広島風もおいしいんだー!と気づかされました。
いつか広島行って本場のを食べてみたいな。
さこすけ、案内よろしく(笑)。

そのあとのデザート。
まどぅが学校の近くに出来たというブーランジュリー(パンやさん)
で買って来てくれた、カスタードクリームがた〜っぷり入ったデニッシュ
を頂きました。
お〜いしい!なんかもうおいしいもの食べすぎで困るくらい。

23:00を過ぎた頃。
くろすけさんとSらわさんが続々とやってきてくれる。
くろすけさんに会えるとは思っていなかったのでとっても嬉しい!!

就活、大変そうだねぇ。といっても、
苦労、というよりは忙しさで。
くろすけさんはきっと自分で思っているよりもずっと、
初対面の人ともとってもうまく接することができる人なので心配無用です。

Sらわもリラックスルックで。
今のところ5人中4人(私含む)が部パーカー着用中。
すばらしきかな。

真夜中を過ぎ、
なんとゆkさんとNモ、9:00さん、Mこ、Jr.、Bっさんがいらっしゃる!
すごい!
聞くところによると15さん送別会&ニセさんお誕生日会だったそうで、
その流れでこちらにもいらしてくださったとのこと。
…あー、今気づいてしまった。
さこすけもまどぅもそちらがあったのにごめんね(涙)申し訳ないです。

見せてもらったプリクラは傑作ぞろいでした。
15とKまけんのさわやか○ャニーズ系のショットが気に入りました。
Kまけ〜ん、こんなにさわやかな笑顔、もっと振りまけばいいのに。
あ、でもあんまり見られないからいいのかしら。こういうのは。

くろすけさんは明日の面談のため早めにお帰りに。
そんな中でしたがお会いできて本当によかった。
愛知ですからね。ぜひぜひお会いしましょうね。
むしろ案内してください。全然わかりません愛知。


そうそう、なんと15さんとお電話がつながりました。あらあら。

「もうこれで最後だろう」と思いながら電車で別れて、
でもまた会って、をJr.同様数回繰り返しているので
これまたなんだかしまりのないものになってしまったのですが、

こちらこそ頑張れと言わなくちゃいけないのに
先に頑張ってくださいと言われてしまいました。
あらら。ありがとうございます。

頑張ってきてください、15さん。
5ヶ月は絶対あっという間です。
夏なんてすぐやってきちゃいます。
ぜひ有意義な留学生活を。どうかうっかりすごしてしまわないように。
また一回り大きくなって帰って来てくださいね。楽しみです。

私も頑張ろう。


そしてSらわが追いコンの時に当てたDVD「マツケンサンバ2」を
持って来てくれました!
私もクリスマス会の時にKげぱんから頂いたのですが、
実はまだ見ていなかったのです(Sらわから激しくしかられました)。
だって卒論とかあったし途中でTんてん&E藤さんにお貸ししてしまったんですもの。

見てみてびっくりびっくり。
真島先生、サイコーすぎる。すべてが。

キックトントンとかスパ二ッシュ!とかが重要単語。
まずは基本のサンバステップがキモらしい。練習しよう。

2:30くらいに、Sらわを除く皆が帰宅。
みんな本当にありがとう&ありがとうございます。
会えてよかったです。

皆に抱きつきたいくらいでしたが、さすがに女性限定ということで(笑)。

あ、でもNモは私と同じ匂いがするらしいから、
匂いついでに抱きしめてみればよかったかなぁ?後ろから。(笑)

そう、Nモフレーバー。named by ゆkさん。
フレーバー!大爆笑ですよこの名詞!
私の匂いが先のはずなのに。
でもこっちのほうが圧倒的におもしろいから良しです。

…それにしても自分の匂いって分からないものだなぁ…
そんなに特徴的なのかなぁ。怖いよう。

Sらわは後姿でわからなくても匂いで私だとわかったらしいしな…。
すごすぎる。

Nモは結局まったくつかめない人でした。
これからもぜひお付き合いを継続させて、
少しずつでも開拓していきたいものです。

hidhさんを以前するめに例えましたが、
Nモを例えるなら、
はたして食べ物なのか何なのかすらもちょっと不明な感じの物体です。
これからもチャレンジしてみなくては。

そして。Mこ様の告白にはドキドキしました。
そんな風に思ってくれていたなんてもったいないくらい嬉しいです。
幸せ者がここに一人。

女の子の涙には本当に弱いのですが、
まどぅが別れを惜しんでくれて、またまた幸せ者でした。

私は果たしてそこまでしてもらえるのに値するような人間なのかどうか
疑問ではあるのですが、
そこまでしてくれる人に恵まれたという点では、ものすごく幸せ者で、
自分の出会い力に感謝したいと思います。

大好きな大好きな皆さんに、また会いに行けるようにお仕事を頑張ります。

SらわとDVDコンプリートをして、Sらわは隣のご自宅へ。
私も寝る用意をして、さこす家のすばらしい布団で夢の中へ。
極楽です。



2005年03月26日(土) お引越し当日

朝5時過ぎ、家族3人起床。

いよいよ今日は引越しの日。

運送屋さんが6時ごろ来る
(万博などの影響で、それくらい早くないと
希望の時間に名古屋に着けそうにないとのこと。)
ということで、眠い目をこすりつつ運び出しの準備。

A型のお父様のおかげで、すこぶる段取りよく運び出し完了。
…私には人生の伴侶としてもこういう、
私にはないものをもった人が必要だとつくづく思う。

部屋の最後の仕上げお掃除をしてから、ガストに行って朝定食を食べる。
できるだけ早く部屋を引き払って名古屋に向かいたいので、
9:30に不動産屋さんに来てもらって部屋を引き払う手続きをする。

そのあと駅へ。

まっちゃが見送りに来てくれました。本当にありがとう。

まっちゃとは1年の体育(柔道・護身術)の時間がきっかけで
お友達になった、長いお付き合いの方です。
よく一緒に勉強したり茶しばいたりしてました。

はじめて手書きのお手紙を頂きました。
手書き、ってやっぱりいいものですね。嬉しいです。
前も書いたかもしれないけど、
これを書くために時間と労力を費やして一字一字綴ってくれたのかと思うと
じんとしてしまいます。

多磨霊園駅を発ち、東京を経て名古屋へ。
寮は名古屋駅から近鉄線に乗り換えて数駅のところ。
所要時間は名古屋駅から10分ほど。
でもそれだけでひどくローカルになる。

寮は駅からさらに徒歩10分くらい。
多磨霊園駅からダッシュで3分未満の立地の部屋に住んでいた私にとっては
ちょっとつらい…。

迷いながらも寮に付き、荷物を運び込んでもらっている間に、
寮の施設の説明を受ける。
キッチンは小さいのが寮に一つ。自炊は難しそう。
でも一年寮暮らしをしていたので、あれを思い出せば早めに慣れるかなぁ。
でも門限がさらに早い。22:00。うわぁ。痩せそう。
近くにコンビニもなさそうだし。

お部屋は思っていたよりも広かった。
でもやっぱりユニットバスだった。あー湯船に浸かりたい…。
頑張って浸かろう。

荷物を運び終わったけれど、
なんと入寮できるのが31日からと判明。
実は明日から東京に行ってさこすけのお家で
お世話になろうと思っていたのですが、
お金もかかるし実家には帰らず寮から、とたくらんでいたので
困った。

仕方ないのでぱぱっとスーツケースに荷物を詰め、寮をあとに。

名古屋で両親と別れ、ひとり東京へとんぼ返り。

どうしようとは思ったけれど、
今朝お別れしたまっちゃのお家にお世話になることに。
急にごめんね。ありがとうまっちゃ…!
でも卒業式とかのあたり、バタバタしていて全然会えなかったから
あらためて会えて嬉しかったです。

そうそう、名古屋駅でくろすけ推奨のさくさくあんぱんなどを購入。
車中で食べました。おいしかったー!!




2005年03月25日(金) 引越しおかたづけ&道院ご挨拶&監督と会食&お好み焼き

起きたらお昼過ぎていました。あらー…。
父上と母上は当然ご立腹です。
せっせせっせと引越しの準備を進めてくれていました。

あれ?はとバスは?と思ったあなた。よく読みこんでくれていますね。
ん?書いたかなぁ私。
23日が雨だったので、25日にはとバスツアーを予約したんです。

でも、実は昨日のうちにキャンセルしてしまったんです。
卒業式のあと、二人ともぐったりしてしまって。移動がこたえたかなぁ。

…あと、私がいろいろ遊びまわっている間に、
お母様は本当によく働いてくださいました。

お父様は部パーカーを着てくつろいでいました。すっかりお気に入りです。
もう一着ほしいくらいです。
お父様は何もしないわけではなく、ゴミ捨て職人です。

府中市に住んでいなければ、私の引越しは無理だっただろうなぁ…。
恐ろしい。

今日は監督との会食ということでしたが、
引越しの進み具合で決めます、という保留状態にしてありました。
でも本心としてはやっぱり行きたくて、会食参加を目標に頑張りました。

でも70%くらいお母様が助けてくださいました。
私は甘えん坊です…。
両親がこうして健康で動き回れるからこそできる引越しです。
早く一人前になって自立して、仕送りできるように頑張るしかない。

で、夕方になりかけたころ。
ガスも水道も電気もNHKも手続き完了。郵便局も終わり。
どうやら会食には行けそうだということで、
U作さんにご連絡。

…保留ってしてたんだけど、まだ大丈夫?

と。

そしたらいつのまにか幹事はMやこになっていた。
あれあれあれ。
どうやら、この時期で新宿で金曜というのは
なかなか見つからなかったらしく、Mやこが引き受けることになったらしい。

Mやこ、お疲れ様です…本当にごめん。

会食までの時間、行けるかどうか分からなかった道院にも
お菓子を持ってご挨拶に行くことに。
本当に短い間で申し訳ないけれど、本当にお世話になりました。

私がお邪魔していたこともご存じない先生方も多くいらっしゃいましたが、
それでも私にとってはご挨拶ができた、というだけで
かなり気分が楽になりました。

会食に参加するTんてんと15もいたので、
3人で会食に合流しようと見学させていただいていたのですが、
見ているだけでも勉強になります。しばらくやっていないのでとても
体がうずうずしました。

NモとJr.もいました。Jr.頑張るなぁ。
本当に彼女には刺激を受けっぱなしです。

あとで聞いたら、
Nモと15は見学している人が私だとは分からなかったらしいです
(近眼のためか)。こらー。わかってくださいよー。

中学生のSとちゃんたちにも会えてよかった。
もう明日引越しなんだよー、と言うんだけど、
自分で言っててなんか切なかったです。

15さんも、練習後の連絡のときに皆さんに留学の旨を伝えていました。
そうか、28日だっけ。いよいよだなぁ。

K保先生が握手してくださいました。ありがとうございます。

そのあと、皆で写真も撮って解散。
そして新宿の会食会場へ。
途中からの合流で一時間もいられなかったけれど、
お料理もおいしかったし、監督のお仕事のお話も聞けました。
有意義でした。
MやこにIくよからのカードも渡せました。

監督が、「少林寺拳法をやっていてよかった、と思うことは何?」
という質問を皆に向けて出されました。


…本当にいろんなことがありすぎて、
一言では言えないので、その場で言ったことも言わなかったことも含めて
ここに書いておこうかな。

まずは、それまでの自分とくらべて。

人に慣れました。

私、ものすごく人見知りするんです。
それは今もあまり変わりませんが、以前はもっとひどかったです。
最初は先輩とか同期とか全然知らない人と向かい合って練習するだけでも
ものすごく緊張していました。

目とか見れなかったし、手を握ることにも戸惑ったし、
人の顔に向かって突いたり、胴めがけて蹴ったりなんて!と
思っていました。

あと、自分で相手の「もっとこうしたほうがいい点」を指摘して直したり、
直されたり、ということにも戸惑っていたかな。

そんな私だったけど、さすがに4年もやるとマシになりました。
わりと人並みに知らない人と話したり、目上の方とお話することが
あまり苦にならなくなりました。
少しずつではあるけれど、度胸がついてきたかもしれません。
いまだにちょっと本番には弱いのですが。

次に、体力がつきました。さすがに。
あと、自信がちょっとつきました。
私、それまで運動部に入ったことがなかったんです。
というより、体育は2とか3を行ったり来たりするようなレベルで、
この世から体育がなくなってくれればいいのにと思うくらい苦手でした。

でした、ではなく、それは今も変わりません。
体を動かすことが比較的好きになりましたが、
競技などをうまくやる、ということについては今も不得手です。
走るの遅いし泳げないし、球技なんか苦手のきわみ。

そんな私がよく少林寺拳法部に入部したなぁと
自分でもものすごく思います。
実際、最初はつらかったなぁ。
痛いし、筋肉痛はひどいし。なかなか技も覚えられないし。
ちょっと部活行くの嫌だなぁと思ったこともあったな。

でも、なんとかしがみついて続けたら、だんだん楽しくなってきて、
コツをつかめるようになってきて、
私でもできるんだ!って思えてちょっと自信がつきました。

その次は、やっぱり人。大好きな人たちに出会えたこと。
本当にすべては人の質なんだと就活中なんか何度も思いました(笑)

少林寺拳法自体がちょっと続けるのつらいかも、と思っていたときも、
それでも部活に行こうと思えたのは、
自分に対する意地っていうのもあるけど、
部活に来るみんなに会いたいから、
というのはとても大きかった気がします。

この部に入ろうと思ったのも、「人」がよかったから。
この一言に尽きます。

逆に、「人」に惹かれなければ、私はきっと入っていなかっただろうな。
ここだから入ったんだな、始められたんだな、続けられたんだなと思います。
そして不思議なことに、そういう魅力的な「人」に惹かれてか、
また魅力的な「人」が寄ってくるのがこの部のおもしろいところ。
先輩ができたし、同期もできたし、後輩もできたし。
そしてみんなとても魅力的で。
みんな大好きです。

あと、部活の運営に携われたこと。
組織ってどんなものかを少し学べたこと。
今までこれだけの人数の組織に入って
運営に関わったことがなかったから、
私にとって大きなチャンスでした。

そういう経験がない人に比べたら、絶対社会に出て生きてくる経験。

最後に言いたいのは、自分が変われた、ということ。
絶対に変わった。確実に自分の中で。実感があります。
今も自分の良くないと思う部分や、いやだなと思うところはあるけれど、
以前からすれば少なくなったと思います。
以前に比べ、人に慣れたというのが大きいかなぁ。

大げさだけど、人生変わっちゃったくらい。
でも、あながちはずれでもない。きっと。

本当によかったなぁ。

お店を出て、監督も「やっていて良かったこと」おっしゃってくださいました。
なんだか心があったかくなりました。

皆で駅へ。
途中でMっつぁんからメールが。
…Mっつぁんもお子さんを私みたいな子どもに育てちゃだめよ。
買いかぶりすぎよ。
もったいないお言葉です。
でもMっつぁんの子ども、早く見たいな。
だんな様とともに。

NモとJr.が別のお店で待機していたので、
監督と駅でお別れしてからまたみんなで引き返して、
お好み焼きやさんへ。

Jr.とNモは昨日「もうこれで会うの最後だねぇ」とお別れしたのに
なんだかずるずると会ってしまっています。なんだかしまりがない…。
でも嬉しい。

お好み焼きを皆で楽しく食べて、
両親もいることだし終電よりも早く帰ろうと、
MやことSらわと一足先に駅へ。
三人で写真をとりました。

Mやことはこれでお別れ。Sらわはまた会えるのですが。
Mやこは本当に完璧な人でした。お手本、という感じの女性。
これまた見習わなくてはと思うことがたくさんありました。

私が人生で生まれて始めて出会った、記念すべき帰国子女です(笑)。
ものすごく勤勉な彼女にたくさん刺激を受けました。
私勉強苦手なので。頑張らなきゃと。いい意味でプレッシャー。

あと、関西弁で話せる数少ない人。話のテンポが違います。
Mやことは、1年の時近所だったこともあって、家にお邪魔したり
手作りのお弁当をもらったり(ボート大会)と、
いろんな思い出があります。

Mやことは大阪で落ち合うこともできそうなので、
今から楽しみにしています。


一人京王線のホームに向かいましたが、すでに乗客でぎゅうぎゅう。
とてもじゃないけど乗れそうにないので、
結局終電の急行で帰ろうと思っていたら、
Tんてんたちは各停で帰ると知り、そちらのホームへ。
あ、また会ったね。NモとJr.。と15とTんてん。

調布の駅で急行組(Nモ&15&Tんてん)とお別れ。
Tんてんとはこれが最後。

Tんてんとはねぇ…もう濃い思い出をいろいろ共有してきました。
いろんなこと相談しあったし、
一緒にたくさん練習したし。
勉強でも刺激受けたし。たくさん助けてもらったし。

いっぱいありすぎてここでは書けないわ。
なんか私の中では結構「戦友」って感じに近いです。

でももうしばらく会えないなんて、全然実感わきません。

急行組が電車に乗り込み去ったあと、
残されたのは各停組の私とJr.。
遅れて来た電車に乗る。

彼女の方が先に降りてしまうのですが、
今度こそこれでお別れ。

ドアが閉まるまでホームで動かない彼女に、
早く行きなさい、っていうジェスチャーをするんだけど、
それでもずっとそこで立っていてくれて、
なんだかとってもどうしようもなく切なくなりました。

ドアが閉まって、ずっとお互い見えなくなるまで手を振っていました。
嬉しいのに悲しくて、一体私はどんな顔をしていたのやら。





2005年03月24日(木) 卒業式&謝恩会&部活集まり(編集済)

朝起きて身支度、ばたばたしつつ着付け会場へ。
会場は式場近くのホテル。

7:40に入ったら8:00すぎに完成。早い。

でも髪型が気に入らない!!たまたま男の人に当たって、
結構勝手気ままにやられました。

前髪、途中で諦められました。絶対そうだー!分かったもん!
何事もなかったように次に移行した男性美容師。女心が分かってない…!

とりあえずそのまま写真を撮り(あー仕上がりは期待できない)、
式までまだいっぱい時間があるので、一旦隣駅にある自宅へ。
しょうがないので自分でちょっと直しました。

諦められた前髪を何とかまだ自分が許せる範囲に戻して、
ほったらかしにされた後ろ髪をアイロンでカールカールしました。

…まぁまだこれならば。と、しばし時間をつぶして両親と一緒に出発(徒歩)。

私はなぜか(絶対気まぐれで)
卒業証書および学位授与式の語科代表になってしまったので、
早めに行かなくてはならず。
でも着付けの関係で、結構袴姿のお嬢さんはたくさんいました。

代表者は語科の人とは違う、一番前の席で見ることに。
緊張するし着物は息苦しいし、大変〜…。

初めてこんなアップで学長見ました。さすがに壇上に上がるのは緊張しました。

袴の裾でも踏んで派手に転んだりはしないかとひやひやしましたが、
なんとか役目は果たしました。

語科ごとに教授が祝辞を述べるのですが、
中国語と英語、日本語以外はあまりわかりませんでした。
フランス語とドイツ語に少し分かる単語があったな、くらい。
あとはちんぷんかんぷん。日本語訳を言ってくださった先生もいましたが、
学生たちはなんで笑ってるの?とか、ひんぱんにありました。

失礼ながらもおもしろかったのは、今年は数十人のポラ科の卒業生、
去年はなんと2人だったとのこと。
教授が「今年は豊作の年で…」というのには笑ってしまいました。

あと、修士も博士ももちろん卒業生がいるのですが、
博士に子連れの男性がいました。男の子、かわいかった〜。
一緒に壇上に上がってて、なごやかムードになりました。

印象に残ったのは、ジャパ科の「初心忘れるべからず」by世阿弥
と、「離れていても心はいつもそばにある」
fromマハーバーラタ(違うかも…別の語科だったかも)
でした。

ただ、一番前だとあまり姿勢を崩せないので、
苦しい体勢のまま、二時間ほどを過ごしました。
息苦しく暑かった…。
オケ部の演奏も少しそれどころではない感じで聴いていました。

式が終わり、証明書などを受け取る列に並んでいると、
とってもとっても待たせていた後輩のみなさまが見えました。
ガラス窓に張り付いて送られる視線はあまりにも熱いもので、
とっても恥ずかしかったです…。

ロビーでチャイ科の友達と写真をとったりしたあと、
出て行くとりんじゃーの皆さんが出迎えてくれました。
そしてたくさん写真を撮ってくれました。
私もデジカメでたくさん取りまくりました。
あーあ、それにしても旅行で太ってしまったのは本当にイタイです。
これが残るのかと思うとちょっと悲しい。でもしょうがない。

そしてまどぅと○るこが写真&手紙をくれました。
本当に感動しました。ありがとう。

とくに一年生のま○子からお手紙を頂くなんてはじめてで、
とても嬉しかったです。
Tみーからは、誕生日のTDLでもらったカードに
メッセージを書いてもらったけれど。
四年生の私が一年生にこうして慕っていただける(と思い込みます、この際)
というのは、本当に本当に嬉しいことです。
一年間しか一緒に時間を過ごせなかった私なのに。
本当に優しい子やなぁ、まる○。
本当に宝物です。

そして。
大胆な修道女と言われたのは初めてですよ、まどぅ。
大胆大胆とは前から言われてきましたが、修道女ってあなた。
恐れ多いことでございます。

なんだか私のことを誤解しているというか過大評価している。
みんななんか変ダヨ!!と
と思うことがよくあります。が、このことについては
また後々書く機会があるでしょう。

そのあと、皆は学校に向かうというので、
私とMっつぁんは近くの着付け会場で名残り惜しみつつも
袴を脱ぎ、家に帰って18:30からのチャイ科謝恩会のためにスーツを着、
自転車に乗って学校へ。

ここでふと郵便ポストを見たら、届いていました。
Iくよさんからの、卒業する18代へのおめでとうカード。

うわー間に合った!ぎりぎりですがでかしたIくよさん!
そしてでかした私!よくぞ気づいた!

これももちろん持って学校へ。
出資金の返還を終え、
円形通路?のところでお菓子やらパンやらを広げている
後輩たち&先輩たちと合流。

やってきたKゆきに自転車のカギを渡す。
MっつぁんとSらわ、Tんてんにカードを渡すことに成功。

そのあと、皆と別れMっつぁんと一緒に途中まで新宿方面へ。
今日は思いのほか忙しい日。

私は新宿の野村ビル48Fへ。
途中でちょっと迷ったけど何とか到着。
久しぶりに会う人や、おそらく初めてくらいの勢いの人も。
何せ留学組が多いから、ストレートで卒業する人の方が少ない。

あ、Mやこはすばらしいプロポーションでチャイドレでした。

久しぶりにM宅先生とお話。
卒論のこととか聞かれて冷や汗モノでした。

でも私が以前先生の授業で書いた「在」と「着」についてのレポートに
ヒントを得て、先生が何本か論文を書かれたと聞いて、なんだか嬉しかった。

うーん、M宅先生にも(ゼミ生でなくても)質問しに行くくらいの
やる気と探究心があれば、もっとあの卒論はいいものになったかもしれないなぁ。

あとこれまた初めてくらいの勢いでS古さん(一個上)とお話する。
そうか…私ってそう見られていたのか…。と思うことがたくさん。
語劇を見てくださっていたらしく。ありがとうございます。

「でもあれはO前君がメインですから。」と強調しておきました。
見てますか、O前さん。強調しておきましたよ。

祝辞を述べてくださったK島先生はなぜかいらっしゃらず、
代わりに?なぜか?あのH井先生がいらっしゃいました。
相変わらず強烈なキャラです。
一度習ってみたかったなぁ。

Y藤先生にはゼミ生たちで買ったかめ入りの焼酎を無事プレゼントし、
無事会は終了。

Tンテンとその足で新宿へ。
21:30頃到着、Aきつと再開。カードを渡す。
ふ〜。よかった。
そしてカラオケ付きのお食事処へ。
Aきつとは卒業式のとき一緒に写真を取れなかったから、ここでパシャリ。

みんなと食べてしゃべって、2時間はあっという間に過ぎました。

ここぞとばかりに写真を取りまくっていたのですが、
ものすごいヒットな写真が一枚取れてしまいました。
手前にBしさん、奥にhidhさんと15。
言葉では表せないくらい、この部の魅力をすべて凝縮したような、
いい写真でした。

自分でもうぬぼれていいくらい、いい瞬間を切り取りました。
最初は笑っていましたが、
眺めているうちにいろんなことが思い出されて、
涙が出てきました。いかんいかんとこらえました。

大学に入って、本当に幸せなところに私は流れ着きました。
ラッキーです。
いろんなものをもらいました。
もらってばっかりで、そのまま卒業しちゃうのが申し訳ないです。

Mっつぁんが帰り際にちょっと見せた涙が忘れられません。
女の子の涙はホントにあわてます。どうしようってなります。
でも、彼女にとってもここがそういう場所だったんだという証だと思います。

Mっつぁんに実際に会えたのはこれで最後になっちゃいました。
(しばらくはね!絶対また会えると思ってますから!)

本当に気配りの人で、ふんわり笑った顔が素敵で、
顔も声もなにもかもがすごくかわいらしい印象なのに、
実は強くってしっかりしてて、的確な言葉を発して、
いつも脱帽!って感じでした。
見習わなくちゃと思うことがたくさんたくさんありました。

そんな彼女と同期でいられて、これまた私ばかりですが
いろんなことを学ばせてもらいました。
これが私の表面にも現れればいいのですが、それは当分なさそうだなぁ…。
でも、Mっつぁんに出会えたことは私にとってとても大きなプラスです。
今後も絶対連絡を取り合っていたい人の一人です。

そのあと、ぎゅうぎゅうの終電で帰りました。
TんてんとAきつは一足お先に帰ってしまったので、一緒に帰れず、
Aきつはこれで最後に。

Aきつは男前だったなー。
すごくきっちりはっきりしてる人で、
何事にも流されない強さを持っていたな。
そして自分の意見をしっかり言える人だった。
私は逆に流されやすくて、
自分の意見がなかなかもてず苦しむほうなので、
うらやましく思っていました。

また絶対集まりたいな。

M香もカナダから、皆でどこか旅行に行けないかな〜?
って言ってるんだよー!いつか実現させたい夢の一つです。











2005年03月23日(水) ハジメテノトクショク

今日は11:30に学校へ。
目指すは学生会館2F、今まで踏み入れたことのないサンクチュアリへ。
そう、今日は最初で最後の体験。
特別食堂へ!!

これは特食に行ったことがない私に、
まどぅがお誘いをかけてくれたのです。
就活で忙しいのに時間をくれてありがとう!

まどぅも面接があるし、午後から両親が来るので
待ちかねていたように入店しましょう!と言っていたくせに
ちょっと遅れてしまったのですが、
まどぅは優しくビシッとスーツ姿で出迎えてくれました。
素敵。

特食の中は思っていたよりも広くて、
大きなガラス窓の外からは鯉の泳ぐ池が見下ろせる、なかなかの良い眺め。
食堂というよりも喫茶店。素敵〜!!

11:45までに注文するとドリンクが一杯サービスということで、
メニューをさっと決める。宮崎鶏のカツレツ。
まどぅはカツ丼。

ここ、値段が確かにお高いですが、それに勝るボリュームです。
他のお客さんが注文した鉄板焼きを見たら、これがまたすごい。
鉄板に山盛りの野菜と肉がじゅーじゅーいってました。

おまちかねの宮崎鶏のカツレツは、こんがりと揚がっていて、
箸で切れるやわらかさです。おいしいっ!!

そしてすごいボリューム!まどぅは面接があったので先に帰り、
私はゆるゆると残りを食べました。

本当にまどぅ、ありがとうね。忙しい中一緒にご飯を食べてくれてありがとう。

こういう時間って、ものすごい貴重だよなぁ。
って思いながら、
生協で広東語の文法書と中国語の辞書を最後の生協割引で買って
小雨のなか学校を去りました。

親がうちに来る前に、飛び込みで美容院に入って、
少し髪を切ってもらいました。
いよいよ明日は卒業式だし、髪を整えてもらおうと思って。
毛先を整えてもらうと気持ちいい。

親が到着。ダンボールやら書籍まみれの部屋に招き入れ、
早速引越しを手伝ってもらいました。

本当は今日浅草を案内するはずだったんだけど、
あいにくのお天気ということもあって、
前倒しで引越しの準備を3人でやることに。
「もっとやっとけよー!(怒)」と怒られました…ごめんなさい(汗)

途中で切り上げてなごみ亭に行ってお食事。イチゴのパフェおいしい!!!

あー、あした卒業式なのかぁ…いよいよだなぁ。



2005年03月22日(火) 久々の再会。

結局だらだらと朝までやって、眠る。
目覚めたのは13:00。いけないいけない、パターンが狂ってきたぞ。

そのあと寮に電話をかける。管理人の方がなかなか出てくれず、やきもき。
何回もかけたらつながり、引越しの日をお知らせする。

キッチンは共用だし(平日は食事が出るので)、
机やクローゼットは備え付け。
だから持ち込むべきはテレビとふとんくらいらしい。
あと、男子寮と女子寮とあるらしく、でも入り口は同じらしいことを知る。
いったいどんなつくりになっているんだろう。

引越しの日に初めて見ることになるから、どきどきだなぁ。

昨日もらってきたダンボールはあまりにも大きすぎて、
重い書籍をつめるにはふさわしくないので、それは衣類用にあとまわし。

そこで近所のスーパーへ出向き、小さめの段ボール箱を譲っていただく。

実家まで持っていく書籍類と、
寮にも置きたい書籍類とを分けながら箱詰め。辞書とか。

時折手を止めていろいろ見てしまうのが難点。
いかんいかん!

などとやっているうちに、出かける時間に。
今日は東京に住む、高校時代の友人と会うことになっていました。

彼女はもう東京で働いているので、私が引っ越すと
もうなかなか会えなくなるのです。寂しいなぁ。

池袋の東急ハンズ前で18:30に待ち合わせ。
卒業・就職・誕生日祝いとして、とプレゼントをくれました。

そして彼女が予約してくれたお店に。
おいしいと評判のお店で、予約制らしく、
日時を決めたらすぐ予約してくれたのです。ありがとね。

予約、と聞いて
私は勝手にイタリアンのリストランテかなぁと思い込んでいたのですが、
行ってみると、創作和食のお店でした。
「かまくら」というお店で、とてもよい雰囲気です。
お値段は多少高めかな。

でもお食事はとてもおいしい!

頼んだもの:
かまくらサラダ
だし巻き玉子
焼きサバのきのこあんかけ
里芋のあげおろし
お茶漬け(うめ)
プラス飲み物(モスコミュール)
これにお通しが付いて、一人あたり3000円ちょっと、というところです。

かまくらをイメージした、白い漆喰の壁でできたブースに、
頭をかがめて入る、という感じ。中は暖かい色の照明。

もっと大人数だとお座敷のようになるのかもしれませんが、
今回は二人だったのでせまーいところに入りました。
その狭さが逆に良いのです。

彼女に会うのはどうやら8月以来らしく、
いろんなことがあったよねーとか言いながらとめどなく話しました。

私たち、多分性格は全く違うんですが、
結構考えることや思いつくことが結構似ているというか、
そのタイミングが同じになることが多いんです。

例えば、
二人で会うときに、
以前一緒に買い物に行って買ったおそろいのカットソーを
相手は着てないだろう、と思って二人とも着てきちゃったりとか。

これ、一度ではなくて、
靴下は二回くらいやっちゃいました。

このごろは会う回数も減り、お互いに警戒したこともあって(笑)
さすがになかったのですが、

今日彼女が着ていたものは、
私も持っているタートルネックT(同色)。
黒とかグレーという、無難な?色ではない、グリーンのもの。

これは一緒に買ったものではないんですよ!びっくり。
それを彼女に言うと「あぶねー!」と言っていました。
本当に。こういうことがしばしばあるのです。

しかし彼女いわく、私と彼女の相性占いをすると
必ず「最悪」という結果になるらしい。

うーん、確かに似てはいないし、性格も逆かも。
でも、なぜか考えることが同じだったりするんだよなぁ。
おもしろい関係。

途中でもらったプレゼントを開けてみました。
中身は、MKのお化粧ポーチとハンドタオルのセット!
ピンク色でモノグラム入りでとてもかわいい!ありがとう!
これを使いつつ社会の荒波にもまれるわ(笑)!

ヨーロッパ旅行の写真を見せたりしながら、
二時間ほどお料理とおしゃべりを堪能してお店を出て、
ドトールでコーヒーを飲んでお別れ。

もう当分会えそうにないんだけど、彼女とは同郷ということもあってか、
あまり今生の別れという感じはしませんでした。

でもこうしてゆっくり会えるのは今くらいなんだろうな、と思うと
やっぱりよかった。

これからもよろしくね。

白糸台に停めっぱだった自転車を拾いつつ家に帰り、
本腰入れてモノを捨てる。今日は雑誌・本類と紙類中心に。
明日は両親が来ちゃうんだけど、
このままだったら二人が寝るスペースがないなぁ…。どうしましょう。



2005年03月21日(月) 今日のだらだらぶり。(編集済み)

朝。結局八人でカラオケボックスを出たあと松屋へ。
松屋に行くのは久しぶり。豚丼を食す。

そのあと帰宅。寝る用意をして、二時間ほど睡眠。
そしてまた起きてまた吉祥寺へ。
どうしてこんなとんぼ返りをすることになったかというと、
卒業式後の謝恩会でY藤先生に差し上げるプレゼントをゼミ生で買うため。

ちょっとハードです…。
本当なら参加しないほうが自分のためでもあったのだけど、
これでオールも最後かなぁとか考えるとね…。
流されやすい私。

話を戻して。
迷ったあげく、焼酎に決めました。
先生、喜んでくださるかしら。

そのあと帰宅。
途中で学校に寄り、卒業式のスケジュールをメモメモ。
教務課からメールを頂いていましたが、やっぱり私は語科代表者でした。

まだ詳しいことはわかりませんが、
おそらく卒業証書を代表で受け取るのだと思います。
どういう基準で私になったのかは不明ですが。

学校から歩いて帰宅。
お昼ごはん(パスタ)を食べ、
こたつでぐっすりと寝てしまう。
起きたらなんと21:00。びっくり。
まぁ無理もないです。

起きてから久しぶりにスマスマやあいのりをじっくりと観て、
そのあといよいよ引越しの準備。
Sミットにゴミ袋を買いに行きつつ、段ボール箱をもらってくる。
そしてとにかくゴミ袋につめる。つめる。つめる。

特に衣類。

きっと社会人になったら着る物がガラリと変わると思う(推測)。
さすがに高校から持っているコートなどは着られないと思う。
ということで本当に思い切って捨てることにした。
迷っても捨てる。

ゴミ袋5〜6個分は捨てることになった。うわぁ。

いよいよ高校ジャージともお別れなのか…(笑)。

しかし22歳になったことだし?
気持ちと身なりをリニューアルするためにも、
そして引越しを楽にするためにも、どんどん捨ててしまおう。

今まで捨てていなかった分、
まず捨てることから始めなくてはいけません…。



2005年03月20日(日) 追いコン

今日は追いコン。
いよいよ自分が追い出される番になってしまいました。
場所は吉祥寺のいつものあの場所です。


18:30に集合。
ちょっと早めに来てうろいろしていたら、Kげぱんと遭遇。
そしてふと横のファーストフード店を見たら
Mっつぁんが優雅にコーヒーを飲んでいた。

久しぶり〜!

広島にいたとは聞いていたけれど、
なんと今日帰ってきたのだそう。

立ち話をしているとMやこが合流。しだいにメンバーが増えてくる。
Sらわや久しぶりのYっこさん、Sやかさんも。
そしてある意味久しぶりの9:00さんも。よかったよかった。

そしてまさに遠足に行かんばかりの人数で会場に向かう。
ぞろぞろ。

会場に着くと、
先に来ていた人たちが会場のセッティングをしてくれていた。

毎年恒例?の横断幕とか。
テーブルには卒業生が座る目印として、折り紙の鳥と
お祝い紙リング(会にはつきもののアレです)が。
私は小さい丸テーブルの所に着席。
久しぶりに会ったGんごんとTみー、Wかさまと、
「今日はMゆきさんのホステスになります」と
くろすけさんがお隣に座ってくれました(笑)。

ここのお料理はイタリアンなのかな、とてもおいしいです。
サラダやパスタ、デザートまで。

とにかくいろんなお話をしましたが、
やはり3年生が2人座っていたこともあり、
(後ろのテーブルにもいたし)
就活のお話に花が咲きました。

どうやって活動したんですか?と聞かれるのですが、
そして私もたくさんの先輩に同じ質問をしてきたので
すごく気持ちもわかるのですが、

答えとしてはいつも「うーん…」という、
就活生にしたら「なによその答え!!(怒)」という感じの、
曖昧でお茶を濁したような答えになってしまうんです。

就職活動をしていて私も思ったのですが、
やっぱり活動はその人それぞれでものすごく違ってくるものみたいです。

行動の仕方もそうだし、性格も適性も運も(結構ありそうです)、
出会う人によっても変わってくるし。

同じ言葉でも、
その人の経験に根ざしたものであるかどうかでも
相手にとっての聞こえ方が変わってくるし。

だから、
去年私が先輩にしてもらったように、
不安な様子の後輩たち(Gんごん除く)に対して
「大丈夫だよ」とか「すぐ決まるよ」と言うことくらいしか
出来ませんでした。

今になってなるほど、だからかぁと
先輩たちの心の中がちょっと分かったような気がしました。

だってみんなを見ていれば絶対大丈夫な気がするんだよなぁ。
というか、例えばある企業から残念な結果になりました、と
言われたとしても、それは企業に合わないだけで、
みんなに何かの問題があるってわけじゃないんだよね。

私だったら採用するのになーとか、この子だったら絶対いい働きするのに!
と人事の人に言ってやりたいんだけど。
でもきっと、それはその企業の方針とか体制には合わない、っていう
そういうシンプルな理由であって。

いわゆる恋愛でも言うけれど
「好きだけじゃどうしようもない」
こともあるんだと思う。

それはけしてネガティブな意味ではなく。

相性、っていう問題。お互いがうまくやっていくために、とか
お互いが幸せに生きられるために出た結論、というだけのような気がします。

うん。

こう書いたらSこすけにいたく共感されました(今お隣に。)

そういうことなので、たとえ自分の望む結果が得られなかったとしても、
それですべてが終わったー!!(泣叫)ってことではないんだよ、
と言いたいです。

むしろ、そこがだめだったとしても、そのあとにもっともっと自分に合う
会社にめぐり合えるんじゃないかなと。

そして、いつかそういう会社にめぐり合えたときに、
「ここに来るために今までいろんな失敗してきたんだなぁ」とか
「決まらない〜!って苦しんできたんだなぁ」とか、
そういうことを思うのではないでしょうか。
と同時に「よかったなぁ」と心から思うのではないでしょうか。

もしそうだとしたら、今の悲しい気持ちも、残念な結果も
全く無駄にはならないし、
むしろそこに到達するためのプロセスの一部になるということです。

そのプロセスを経たからこそ、その後の自分があるし、
そのおかげで今の結果があるんだ!と思うのでは。
実際私はそう思ったかも。あまり覚えてないんだけど
(だから聞かれて返答に困るというのも実はありますが←ちゃんと記録しなさい)。

というわけで、一連の就職活動というものを終えた者としては、
必ず自分に合うところが見つかるのであまり不安がらないで、
ありのままの自分を認めてくれるところをひたすら探してっ!と
いうことしか言えません。
そこにある程度自分のこだわりを入れることも忘れずに。

みんな、というのを私がずっと見てきた3年生たちに限定すれば、
それくらいの心構えで十分だと思います。

今は頑張れ!という言葉はプレッシャーになるかもしれないので
言いたくないのですが、
今やるべきことを自分で考えて、自分と向き合って、
考えて考えてってしていけば、おのずと道は開けてくると思います。
人って強いものです。少しずつでも必ず成長しています。
就職したい!と思って行動すれば必ず結果は出ると思います。

自分が良いか悪いかを見られていると思わずに、
合うかどうかと見てもらっているんだ、と思って楽にしてください。

…あまり偉そうなことは言えませんが。
私も自分がそこに合うのかどうか分からないまま採用されたりしてるんで…。

お料理を堪能したあと、ダーツゲームをやりました。
東京フレンド○ークのように、ダーツが刺さったところで
該当商品がいただける!というものでした。すごい企画だ。
商品ラインナップは
食パンマン、豆、DVD、ロイホ商品券、たわし、味の素など。
真ん中はパジェロか〜、誰か当たるかな。と思っていましたが残念。

結局私はたわしをいただきました。ロイホのお食事券、欲しかった〜〜!!
でも初めてああいう本格的なダーツをしたのは初めて。
初めてにしては当たっただけよかった、かな。

そしてDVDの正体はあの!「マツケンサンバ2」でした。
…当たらなくてよかった…!!!!
もうもらってるからなぁ。クリスマス会にKげぱんから。
Kげぱんめー!ちょっと狙ってないか?(深読み?)

監督が武専の後でお疲れだというのに来てくださいました。
よかった〜。
引越しの関係でもう監督にはお会いできないかなと思っていたのですが、
監督がいらっしゃるということで、
イギリスのお土産(小さいジャムのセット)も持参。

そして残りの時間は再び学年入り混じって飲んでいたのですが、
監督がおもむろにこちらに来てくださり、
メッセージカードをくださいました。

あんなに忙しいというのに。
つくづく監督の偉大さには頭が下がります。
監督の偉大さに気づき始めたのはつい最近かもしれません。
今までもすごい方だと思っていたし尊敬していましたが、
三段の受験を機に監督と結構メールのやり取りを再びするようになって
(前は20周年のときでした)
更に監督の偉大さに気づかされたわけです。
みなさんももっと監督に近づいてみてください。
せっかく近づきかけたのにもう離れなくていかなくてはいけないのは
寂しいです。

感無量のまま会は終了、監督を交え卒業生で写真をとり、
また全員でぎゅうぎゅうの状態で写真をとり、
そして後輩の皆さんにはかなりの負担をかけ、
(4000円ってイタイよね…本当にごめんなさい)
追いコンは終了しました。

そのあと二次会のお誘いがあったのですが、
次の日10:30からまた吉祥寺で待ち合わせて
Y藤先生に贈るプレゼントを買いに行かなくてはいけないので
どうしよう〜…
(ここで参加したらオールになってしまう予感がひしひしとする…!!)
と思ったけど、追い出されるのは最初で最後だし、と思って参加しました。
二次会に卒業生が行かないのもなんだか申し訳ないし。
意外なことにMやこも参加。18代は私たち二人のみ。

カラオケが上の階にあるゲームセンターへ。

カラオケが23:00からということで、それまでゲームをして過ごす。
Mやことレーシングゲームをする。
私はものすごく安全運転だった。つまり遅かった。
でも教習に通ったおかげか、暴走しなくなったのはすばらしいことである。

そのあと、うわさの(?)太鼓ゲームをした。
リズムに合わせて太鼓を叩くというゲーム。
これは楽しい!!
ばちでへりを叩いたり、強く叩いたりと、叩き方のバリエーションがいい。

23:00。
カラオケボックスを二つ借りて、一つは歌唱用。もう一つは雑談用。

私は雑談用に。こっそり監督から頂いたカードを読んでみる。
監督、本当にもったいないお言葉、ありがとうございました。
ああ、ほんとに。

雑談用には卒業生が集中。
やっぱり就職先のこととか、仕事のこととか、そういう内容に。どうしても。
そこで印象に残ったのは、
職場で友人を作ることの難しさについて。
友人、というのは「本当の」という意味での友人。

やっぱり職場だとお金(お給料)とか立場(地位)が
お互いの間で絡み合ってくるので、そういう環境の中では
駆け引きなんかも存在して、
今のような、悩んでいることや楽しかったことや嬉しかったことを
本当に素直に打ち明け合える仲の友人を得ることは難しいんじゃないかなぁ、
という話になりました。
うーん、確かに。

今まで一緒に過ごした仲の友達って、
利害関係なんて全くない中で出来た友達だけど、
職場になるとどうしてもそれはついてまわってしまうのかな。
それって寂しいなぁ…。

それはまだ先のことだから分からないし、今からうんうん悩むことではないけれど、
今はっきりと言えることは、
今までこの大学で過ごして出会ってきた人たちは
文句なしにすばらしかったなぁということでしょう。

人事の人にも言ったことがありますが、
あまりにも人に恵まれすぎて、東京を去るのが本当につらいです。
とっても居心地がよすぎて。

前も書いたかもしれませんが、そうやって思えること自体が幸せなのだけど、
やっぱりこうして終わり
(と書きたくはないけど、ピリオドというか節目というか、
環境の変化によるお別れ、という意味で)
が来るのは寂しいものです…。

参加者:
Bしさん、Yっこさん、Sやかさん(以上、途中で退場)
Mやこ、Yっきーさん、hidhさん、ニセさん、15、wash10さん
(日記ひそかに見てますと告白したら「私も時々見てます」といわれました)
そして私。

歌うのは久しぶりです。
旅行中ものすごく歌いたくて道端で歌いだしてました。

今回のカラオケはテーマを決めて、
一人が発表したテーマに合うような歌をセレクトして歌い、
テーマ発表者がそれが○か×かを判定する、というものです。
おもしろかったぁ。
そんなこんなを繰り返しながら明日に続く。
眠くなりつつも明日に続く。



2005年03月18日(金) 目が覚めたら。

3時でした。びっくりしました。
午後でした。

一日の半分以上眠りました。こんなの久しぶりです。
よっぽど寝てなかったのがきつかったんだろうなぁ…。
昨日もよく歩いたし。

とにかく身支度して、携帯を持ってドコモショップへ行きました。
しばらく待ちましたが、受付にいって症状を話すと、
強い電圧がかかって回路がショートしたかもしれません、と
言われました。
電源が入らないと、機種変更をしても電話帳などのデータが移せないので
とにかく電源だけは入ってくれー!と願っていましたが、
携帯には保護回路というのがあり、
それが機能していれば電源が入るようにできる、ということでした。

どうか機能していてくださいと願いながら5分ほど。

幸いなことに保護回路が働いていたらしく、電源が入りました。
あー本当によかった。今までと同じように使えるようです。
ただ、電池がない状態になってしまうとまたスリープしてしまうらしく、
私は30分ほど充電をお願いして、
その間今日府中にオープンした「くるる」を見に行くことにしました。

それにしても携帯がなくなったり壊れたときの絶望にも近い気持ち、
ひしひしと感じました。
データのバックアップとか、保証書ちゃんととっておこうとか、
いろいろ反省しました。
あと運がよくてよかったー、とも。

くるるは大盛況でした。
金曜にもかかわらずたくさんのお客さんが入っていました。
それに対抗するようにフォーリスも改装が終了していました。なるほど。

しかしゆっくりもできないのでそこそこにしてお店に戻り、
携帯電話を受け取って帰りました。
メールがたっくさん来ていました。
昨日誕生日だったので、おめでとうメールを結構いただいていました。
ありがとうございました!
もし壊れたままだったら、このお返事もできないままだったかもと思うと
怖いです。あーこわこわ。

しかし家に帰ってACアダプタをつないでみたら、充電できませんでした。
おととい買った簡易充電器をつけたら充電できたので、
ACアダプタも壊れたんだな、という結論に達しました。
それはまた明日にでも買いに行こう。
とりあえず携帯が直ってよかった。

留守番電話を聞いてみたら、案の定内定先からお電話をいただいていました。
親からも電話がありました。
直ったよの報告も兼ねて電話し、引越しの打ち合わせ。
と言ってもまだどこに引っ越すかも分からない状態だったので
内定先に電話し、担当の方に連絡をつけてもらってお電話をいただきました。
多分そうかなと思っていたのですが、名古屋の寮に入ることが決定しました。
ちょっと…というかかなり…やったー!って感じです。
これならみんなも比較的寄りやすい。
東京にも行きやすい。一石二鳥?かもしれません。
といっても名古屋は広いでしょうから、めちゃくちゃ便利!なところとは
限らないと思うんですが。

親に再び電話し、
あとは管理人さんにお電話しなくてはいけないのですが、
時間がもう遅めだったので繋がりませんでした。これはまた明日。

引越しは26日で、寮に入るために
その足で名古屋までは行かなくてはならないのですが、
でも道院のみなさんにご挨拶もしたいし、監督にもお会いしたいので、
できれば27に東京に戻って来たいと思ってます。
それに東京、離れがたいです。

誰か27日28日あたり、お部屋に置いてくれませんか。
おうちに他人がいてもあまりストレスにならない方。お願いします…。

そのあと急いで境へ。今日はチャイ科7人でお食事。
久しぶりに会えたPんしゃんやMぶっちもいて嬉しかった〜。
それにしても昨日たまたま電車で千に会えてラッキーでした。

私とKすげっち以外は皆就活生。話題も自然と就活関係に。
みんな頑張っているなぁ。
去年、私もこんなだったのかなぁ。もうかなり昔のような気がする。
変なの。

久しぶりにおしゃべりして、時間はあっという間に過ぎ。
22:30くらいに帰りました。

たくさんメールをいただいていたので、お返事をしたあと、
日記を書いていたら途中で眠ってしまいました。



2005年03月17日(木) 境界線なき今日(やっと編集終了)

今日は私の誕生日でした。確か深夜の3時台に生まれたのです。
だから結構3という数字は好きです。

さて、今日の3時台、私が何をしていたか、というと…

お風呂に入っていました。

というのも、昨日と今日の深夜はとにかく携帯問題でパニックでした。
いろいろ走り回ったり調べたり、しばし呆然としたりしていたら
時間があっという間にたってしまいました。あらら。

そして
そういえば(すっかり忘れてましたが)帰国したばかりなのだから、
せめてお風呂ぐらいはゆっくりつかりたいと思い、
2時間ほど浸ってしまいました。やっぱりお風呂ですね。
皮膚がふやけるほど浸かりました。あーお風呂は必要だ。私にとって。

ということで眠ってません…。全く。
それに寝てしまったらどうなることやら。
今日は記念すべきTDLツアーの日なのに遅れられません。
まして携帯が使えない今、遅れたらもうどうしようもありません。

そしてやらなくてはいけないことが一つあったのです。
それは舞浜駅に来てくれた人に渡す、
「Thank youカード」&Birthdayカードを書くこと。
簡単なカードですが、
前者は私のお誕生日を一緒に祝ってくれることに感謝の気持ちを表したくて。
後者は21日に誕生日を迎えるTミッキーにおめでとう&ありがとうを兼ねて。
とにかく時間とお金を一緒に使ってくれた皆に何か贈らずにはいられませんでした。

また、イギリスではたくさんカード屋さんがありました。
イギリスにかぎらず、ヨーロッパは結構どこでもカード屋さんがあります。
そういう風習が定着しているんでしょうね。退職やらお見舞いやら、結婚に誕生日、パーティーのinvitation cardなどなど…とても抱負。
そのなかにthank youカードもあるんですよー。

筆不精な私のこと、
こういうときくらいでないと贈らないかもしれませんが、
こういうときだからこそ、こういうときしか、ってことで、
イギリスにて購入しておいたのです。
そして海を渡ったカードにメッセージを書いてみました。

しかし携帯が使えないとなると本当に不安です。
はらはらしながら舞浜に。

そしたら会えました。さことてんてん、Tミッキーとまどぅ。
そして一番連絡がとれなくて心配していた抹茶。あーよかった。
そしてKゆき。Mっつぁんが来るかも!?と色めきたったのですが
残念、来られないそうです。

とにかく早速カード…と思っていたら
思いがけずお誕生日プレゼントをいただきました。
Tミッキーからは手作りのチョコレートケーキを。
さこからは社会人になっても役立つかわいーいものを。
ありがとう!おいしくいただきました&楽しく使わせていただきます!
あとの方々は追いコンで、ということで…楽しみにしてますよ(笑)フフフ。

さっそく昨日混乱しながらもしっかり購入したキャンパスデーパスポートで
入園。ゲートをくぐるとなぜかミッキーの手がコインを持っている形の
マスコット?をもらいました。春休みキャンペーンらしい。
コインがミッキーでなかったのがちょっと残念。

また、今日はあいにくのお天気模様。
小雨が時折降る、曇り空。

それでもお客さんは多いです。
アーケードのあたりで道行くお客さんに声をかけられ、写真を撮っていたら
半分のグループとはぐれ、ひやりとしました。が、
こちらにてんてんがいたので大丈夫でしたー。ふぅ。
よかったー、と思っていたら、さこすけがステッカーを一枚くれました。
見てみると、「Happy Birthday」の文字とスマイル顔のミッキー。
そして、手書きで「みゆきちゃん」の文字。
みゆきちゃんって。
恥ずかしい…!!!
それを見えるところに貼っていると、何か楽しいことがあるのだそうで。
みゆきちゃんは恥ずかしいけど、その何か、気になる。

ということで、控えめにマフラーに貼ってみました。

ところがどっこい。

このステッカー、効果てきめんでした。
キャストの方がこれを見つけるや否や。
すすっと近づいてきて「おめでとうございます」って言ってもらったり、
アトラクションに乗れば、お姉さんがマイクで説明した後に
「それではいってらっしゃいませ。本日はお誕生日おめでとうございます」
とさらっと言ってくれたり。
極めつけはカヌー。
一緒に乗ったお客さんも巻き込んで、「happy birthday♪」を歌ってくれました。
感激です!!!

寝不足なこともありとってもとっても眠いときがありましたが、
それを上回る楽しさ幸せさでした。

今は頭につけたりかぶったりする耳グッズがとても充実しています。
私はバンビ耳を買いました。
髪どめのように「ぱっちん」型になっていて、
髪の毛でうまく隠すと頭からにょきっと耳が生えてるみたいになるのです。


ビッグサンダーマウンテン初めて乗りました。(ジェットコースター苦手)
隣に乗ったまどが面白がっていました。
私の反応がすこぶる楽しかったらしい。
ビッグサンダーマウンテン冥利に尽きる反応みたいですよ。
あますところなく絶叫しました。

確かに最後のほうはもう怖くて笑っちゃったもん。

ほんと、学生時代くらいだよなぁ、誕生日にディズニーランド来られるって。
しかも、同じ時間を共有してくれる人々が集まってくれるって。

皆が学生じゃないとできないことだよなぁ。
よかった、本当に。
一生の思い出です。

夜入ったレストランで、皆がサプライズを用意してくれていました。

お手洗いに行こうと席をはずした隙に、
あらかじめ用意してくれていたのです。ケーキを!ケーキを!!!

「あ〜ただいま〜(着席)…ってエーーーー!!!??」

と、キレーなノリつっこみをしてしまうくらい気づいてませんでした。
みなさんのサプライズに。
いつのまにかお手紙まで書いてくださっていて…もう本当に感激しきり。
まど、お写真たくさんありがとうね(涙)
とっても嬉しい。

写真っていいなぁ。
もう離れたくないよほんとみんなから!やだっ!ダダこねたい!

本当にもったいないほどの幸せを今日はみなさんからいただいて、
私は果報者です。

本当に本当に、みんなありがとう!!!!



2005年03月16日(水) 帰国。そして最後の?ハプニング。

飛行機に揺られること(揺られたら怖いですが)11時間。
結構あっという間に成田に着きました。
成田には15:40着でした。

今回はラーメンとかパンとかのおやつは出ませんでした。残念。
なんだろうこの差は。同じ航空会社なのに。
日本からイギリスと、イギリスから日本って何かやはり差があるのでしょうか。

でも確かにこころもち早かったような気がします。

荷物を受け取り、携帯を返却し、両替し、リムジンバスのチケットを買って
17:15に空港を去りました。

バスに揺られながら、この旅のことをまた考えてました。
すごく楽しかったし何より濃い旅でした。

Iくよさんにはお世話になりっぱなしでした。
いっぱいわがままして甘えてごめんなさい。
時差ボケとはいい眠りすぎでごめんなさい。
そしてお風呂は?コンタクトは?と起こしてくれてるのに
起きなくてごめんなさい。

でも朝は起きられましたよね。

これでわがままし納めました。
こんなにIくよさんに密着していたのは初めてです。きっと。
そして他人でこんなに毎日毎日一緒にいたのは2人目、長さは二位です。
一位はカナダに3週間行ったときに毎日ベッドをともにした友達(笑)。

でも一緒にこんなに長く異国を旅したのは初めてです。
そして喧嘩にもならなかったのも初めてです。
迷惑はかけどおしでしたが。

私はかなりワガママだったけど、
Iくよさんの懐が広くてなんとかなりました。
海のようでした。どうしてそんなに広いんですか。
男前でした。

そして今まで以上にいろんなことを話しました。
フランクフルトの空港でとか。
そういえば話題に尽きることもないし、
黙っていても別に話題を探さなくてもいいなんて、
(あー探したりもしたか。英語で話そう!ルールのとき)
よく考えてみたらすごいことです。

あー、もうしばらく会えないのか。寂しい。
なんだか変な感じ。昨日まで会っていたのにな。
でもお互いダイエットしなくちゃね…。

いろいろ考えながら、19:30くらいに調布に到着。
バスはらくちんです。
そのあとは電車に乗って帰りました。

うちに帰っていそいそと携帯電話を充電。
旅行中に電池が切れてしまったので。
でも…あれ??充電できない。
もう一度やってもダメ。あれー???

でも一つ心当たりが。

イギリスでIくよさんの寮にお世話になっていたとき、
海外レンタル携帯用の変圧器を使って充電を試みたことが。
そしたらなぜか充電できず、ACアダプタが変に熱く。
やばそうだなーと思ってやめたのですが、
あれが原因としか思えません。

とにかくドコモショップへ!と自転車をこぎこぎ府中へ。
しかしもう8時を回っていたので(夜7時まででした)、
そして水曜は定休日だったので結局無理でした。
うあー。
とりあえず両親には帰国を知らせないと、と公衆電話から電話。

そして一旦帰ったのですが、
ポストに郵便局の不在者届けが二通も届いており、
一通はすでに預かり期限をすぎ、
もう一通は明日が期限。
仕方なくもう一度府中へ。
ダメモトで聞いてみたら、両方とも受け取ることができました。
よかったー。

中身はクレジットカードでした。
お知らせを放っておいたら来ちゃった、という感じですが
あって困るものではないのでまあいいや。

というよりも今はそれどころではないんです。今は。
あぁどうしようどうしよう。
明日はTDLなのにー。
でも帰国前にまどぅに連絡を頼んでおいたのと、
HPの掲示板がかなり役に立ちました。
よかったぁ作っておいて。
よかったぁ見に来てくれる人がいて。

ちなみに連絡手段がないという不安な気分を紛らわせようと
体重計に乗ってみたら、3キロ増えていました。
危機を感じました。
あーこのままだと今までのなかでマックスくらいの勢いで
卒業式に臨むのか…と思うと悲しくなりました。
23、24日くらいだけでも3キロ分、どこかに預けられないかしら。



2005年03月06日(日) いざベルギーへ。(編集済み)

朝5時6時くらいに起床。
もちろんまだ寝ていらっしゃる見知らぬ男性二人を起こさぬよう
こそりこそりと身支度。
そしておそらくレセプションの人にも気づかれないまま、
夜逃げ同然のチェックアウト。
いや、でもお金はちゃんと払ってありますからおそらく問題ありません。

メトロでパリ北駅へ。
ベルギー行きの高速列車「タリス」に乗ってブリュッセルまで。
発車時刻まで駅の喫茶店で朝ごはんを食べ(クロワッサンとコーヒー)、
7:50くらいに出発。
タリスは赤い車体が特徴。TGVと同じような感じですが、
国際列車だからか予約料が10€かかりました。

ブリュッセルには10:00前には到着。早いものです。
パスポートチェックもありません。

駅は喫茶店やらパン屋やらたくさんお店がありました。
そして見つけてしまいました。
ハーゲンダッツ・アイスクリームやコーヒーと一緒にワッフルを売っているお店を!!!
そして購入してしまいました。1.5€。
おおおおおおおいしい!!!!
外はかりっとしてて中はふんわりしてて、
それでもってあったかい!
本当においしいです!!

そのあとすぐさま宿探し。
当初はこの日のうちにベルギーを離れて
ドイツ・ケルンに行こうとしていましたがそれはやめました。
だってこのワッフルのおいしさ。かりふわあったか。
今日中に去るのはもったいない。

電話で宿が取れたので、そちらに向かうためメトロへ。
カウンターで一日券を購入。3.8くらいかな?
今日は日曜なので、なんと2人で一枚でいいらしい。どういうことでしょう。

で、ホームへ。
驚いたのは、改札がものすごく簡素。
フランスで見たような、コンポステのための箱みたいな
オレンジ色のやつが改札のところにあるだけで、
別に切符を通さなければホームに行けないわけじゃないんです。
素通りできちゃうんです。どういうことだ。

みんなちゃんと切符を買っているのだろうか…。
ただ、どうやら乗るときはここに切符を
入れなくてはいけないらしいんですが…。
どうやってカウントしているんだろう。みんなきちんと守っているのかしら。

ホームに下りていくと、フランス語表記とフラマン語?表記両方の駅名が
表示されていました。おもしろい。
ドイツ語とフランス語が混じったような言語みたいに見えます。

なんだか意外だったのですが、ベルギーは黒人の人が多かったです。
あとメトロに広告がほとんどありません。
どうやって運営されているんだろう。あんな改札システムだし。
そんなことばかり考えていました。
そしてなぜか有線みたいな音楽が流れている駅が多かったです。

面白かったというか、ひとつの発見がありました。

私達が泊まるユースの最寄駅の一駅前は「MADOU」マドゥ駅でした。
地図によるとマドゥ広場もあるそうですが、
残念ながら立ち寄ることができませんでした。
ごめんまどぅ。

ユースを探してさまよっていたら、
それらしき看板を見つけたのでその建物に入ってみました。
すると奥からおばちゃんが出てきて、
私達の格好を見てか「ここは違うわよ」とフランス語で教えてくれました。
で、正しい場所を教えてくれました。
はす向かいが正しい場所でした。
なんでこの看板がそこにもあったのか良くわかりませんが、
フランス語がちょっとわかって助かりました。
そのあと英語に変えてくれたけど。

ユースはまだチェックインは出来ませんが荷物を置いて身軽になれました。

そして再び中心街へ。
まずはグラン・プラスという広場へ。
ここには「王の家」「市庁舎」といった建物が広場を取り囲んでいました。
そしてお店もずらり。

ここにベルギー発のショコラティエ、
「ゴディバ」と「ノイハウス」がお店を構えていました。

中でもゴディバはやっぱり敷居が高いです。入りづらい雰囲気があります。

そのあと、ブリュッセルといえばの「小便小僧」を見に行きました。
愛称はジュリアン君。

思っていたより小さかったし、結構ひっそりとした場所にありました。
そして裸ではなくて服を着ていました。帽子もかぶっていました。
もうすぐイースターだからか、St.Patrick's dayだからだと思われます。

クリスマスにはサンタの格好をしているらしいです。へええ!

そしてまたワッフルを購入。歩きながら食べる。おいしい(^-^)vv
そして街をうろうろ。
パリに比べて、町並みは素朴でかわいらしい印象。そして石畳。

そして観光客向けのお店が多い。そしてレストランが並ぶ横丁は
客引きがものすごかったです。

ベルギーではムール貝とかエスカルゴなどが有名らしいのですが、
客引きがちょっとしつこいのでその辺は敬遠。
そっとしてもらうのが好きなんです。

で、レストランを探して動いていたのですが…
また見つけてしまいました。中華の香り。
でも中華料理というよりはchinoiseという感じ。なんかおしゃれというか
中華料理屋さんらしくない感じのお店でしたが、
ここでランチを食べる事にしちゃいました。ベルギー料理そっちのけ。

ランチは中華風チキンカレーライスと春巻き。
ものすごいボリュームでお腹いっぱいになりました。
おいしかった!

ここでも中国人の方々は流暢なフランス語で接客していました。すごいなぁ。
でも中国語ももちろん通じました。

そのあと教会などを見つつ、マンガ博物館へ行きました。
ここはベルギーのマンガが展示されていて、
私の好きな、ベルギー発の「TINTIN」もたくさん展示されていました。
満足満足。ポストカードと小さな本を買っちゃいました。

そして王宮や教会を見たりしながらぐるぐると市内を回りました。
メトロを利用しなくても歩きで十分回れます!

変わりやすいヨーロッパのお天気。
曇ったり晴れたり、夕方には雪も降ってきました。
でもブリュッセルは歩くのとても楽しい町でした。
町並みがかわいらしいのです。

夜にはまたグラン・プラスのあたりに戻ってきました。
市庁舎もライトアップされ、周りのレストランにも灯りがともってとてもいい感じ。

せっかく戻ってきたので、
思い切ってノイハウスとゴディバに入ることにしました。

イギリスでも食べましたが、別の場所にはこれまたベルギー発のショコラティエ、
「レオニダス」がありました。食べましたよー。こちらはかなり庶民的な感じ。
キオスクみたいにドアがない店構えのところが多いみたいです。

まずは比較的入りやすい雰囲気のノイハウス。
あー、いいなぁ。チョコレートがずらりと並ぶ光景は幸せそのもの。
すべて食べてみたくなる。これは近くにあったら通ってしまう。危険だわ。
このお店は凝った造りになっていて、一部床がガラス張りになっていて、
下にチョコレートを作る厨房が再現されていて、それを見ることができました。

スタッフのお姉さんも、GAPで売っているような
カラフルボーダーマフラーにニット、というような装いの親しみやすい感じ。
でもチョコレートを購入するのにカードが使える、というのは
なんだかやっぱり不思議な感じです。
ものすごく悩みつつも4つ購入。グラムで計算してくれます。

そしてはしごショコラ。ゴディバへ恐る恐る向かいます。
こちらはもっと大人っぽくて入りづらい感じ。
先客がいたので思い切って入りました。
店員のお姉さんはスーツ姿。そしてチョコレートもこころもち高めです。

チョコレートを大人買いしているおじ様がいらっしゃいました。
うらやましー。
悩みつつ3つ購入。これが限界です。
でも幸せ〜!!

そのチョコレートを抱えたまま、レストラン探し。
グラン・プラスの近くの通りの角にあるお店に。
plat du jour(本日のお料理)が10ユーロくらいの、
比較的安いところに入りました。

近くの席では誕生日か何かのパーティが、
家族というよりは一族といったほうがふさわしい規模で行われていました。
12〜4人くらいでしょうか。

こういう料理が決まっているものは、
だいたい2種類のメインから選ぶ形(au choix)になっているのですが、
ここではplat du jour二つくださいと言ったら
poissonかaubergineうんたらかんたらとフランス語で言われました。
前者は魚だと分かったのですが、後者はよくわからず怪訝な顔をしていると、
Iくよさんが英語で聞いてくれました。
ぺらぺら〜と話している二人を見ていると、
突然Iくよさんがあからさまに「うげっ」という感じの顔になりました。
「?」と思っていると、
「じゃあ多分…魚のを二つで」とIくよさんが言ってくれました。
あとで聞いたら、
後者は「ナスとベーコンの重ね焼き(グラタン風)」だったらしいのです。
納得。
ちなみにIくよさんはナスが大ッ嫌いです。

ナス、私は結構好きです。高校までは嫌いだったんですが、
お弁当に入れられて空腹には勝てずに食べたらおいしかった、
という感じで好きになりました。

Iくよさんは多分ナスを見るだけでも「うわぁ…」という顔になるので
そんな顔を目の前にしつつお食事するよりは魚で全く異論なしです。
たまに目の前で食べたりもしましたが。

まず出てきたのはバゲット、そしてオリーブと青とうがらしのオイル漬け。
お食事までつまんでください、という感じでした。
まるごと一本の唐辛子は案の定辛すぎて飲み込めませんでした。

そしてサラダ付きの魚のから揚げが出てきました。
ものすごいボリュームでしたが完食。着実に胃は大きくなっています。
それにしてもこれで10ユーロとは驚きです。
よく考えたら1400円くらいか。うーむ。

食後にコーヒーを頼み、お会計。少しチップも入れました。

店を出て、ユースに向かう前に本日三度目のワッフル。
最後は奮発してチョコレートをかけてイチゴを乗せたものを買いました。
あー、全部おいしい。
全部違う店で買っているのに全部おいしい。
ワッフルのお店、やっぱり多いです。そしておいしいです。

ユースへはメトロを使って帰るのですが、
ホームで仕事帰りのお父さんが
ショコラティエ(ゴディバだったかな?)の袋を持って
電車を待っていました。おうちにおみやげかなぁ。

Iくよさんとふたりで「なんかいいねぇ」としみじみしました。

ショコラってところが素敵ですよね。
なにか想像をかきたてますよね。

こういうのを見ると、私の知らないところ、文化も言葉も違う海外でも
そういう気持ちってどこも変わらないんだなぁと
ほっとしたりするのです。

ユース着。
昨日はあまりにもストレスフルだったので
(別になにかされたわけではないのですがやはり気分がやすまらず)
さすがに今日はダブルのお部屋にしました。
あーリラックス。
ゆっくりゴディバとノイハウスのチョコレートを並べて写真撮ったりしました。
が、またまた私は電池が切れたように眠ってしまいました。

いつも私のことを思って起こしてくれるIくよさん、ありがとう。
数時間眠ったあとに目が覚め、シャワーを浴びて身支度し、また眠りました。
ここのシャワーはボタンを押して一定時間の間だけお湯が出る、
というタイプで面倒くさいうえに、あまりお湯が熱くなく寒い。
そしてシャワー室と洗面所との間にカーテンもドアもないので、
どうしても水が洗面所に飛んでしまい、水浸しに。
後で拭くのが大変でした。

明日はいよいよドイツ、ケルンへ!どきどき。
それにしてもユーレイルパス買ってよかった。
それにプレゼントとして付いてきたクック時刻表だけど、
持って来てよかったなぁ。お役立ちアイテムです。



2005年03月05日(土) パリを観光観光!

深夜、黒人の女の子から毛布を一枚剥ぎ取られました。

というと聞こえが悪いですね。

4人部屋に2人で泊まっていたら、実はもう1人同じ部屋になったらしく、
深夜だとは思うのですがその女の子が部屋に帰ってきたんです。

で、もう2人しかいないと思っていたので、
空いているベッドの毛布を重ねて寒さ対策をしていたのですが…

彼女が帰ってきて、暗い中ではありましたが、私が二枚重ねで寝ているのを
見て私を起こし、私は一枚毛布を明け渡したわけです。
いきなりだったのでびっくりました。怖いとすら思いました。
暗闇だったし、他に誰も入ってこないと思い込んでいたので。

あと、クローゼットにまだ毛布があったのに寝起きでそれを説明もできず、
また二段ベッド二階からおりてクローゼットまで行き、あらたに毛布を
取ってくるだけの気力がありませんでした。

でもIくよが毛布をとってきてくれ、
幸運にも再び二枚重ねでぬくぬくと眠る、

という夢を見ながら
寒いなぁ…と朝は目が覚めました。なんてことだ。

ただその黒人の女の子はギャルのような格好で、
ピンク色の服装にブーツ、みたいな感じだったのですが、
枕の下にウイッグを入れて眠っていたのを見てなんだか微笑ましかったです。

起きて身支度。そして朝ごはんを食べに。
コーヒー、オレンジジュースにバゲット、ジャム、コーンフレークにミルク、
といったものがブッフェ形式。結構しっかり食べました。おいしかったー。

今日は長距離移動はなし。一日パリを観光します。
薄暗いうちにチェックアウトし、メトロで移動。
今日はメトロを駆使するので、駅で「パリ・ヴィジット」という
一日乗り放題券を購入。3.8€くらいだったかなぁ。
キラキラホログラムつき。とっておこう。

パリの地下鉄はゾーン制で、パリの中心からゾーン1、2…と遠くなるに
したがって数字が増えていきます。
そのゾーンにしたがって、この一日券の値段も変わりますが、
今回は一番安いものに。パリの中心地観光という範囲の狭いものなので。

地下鉄を使うととても便利です!網目のように張り巡らされてます。
まず最初に言ったのが、シャンゼリゼ通り。
凱旋門、シャンゼリゼ通りを初めて生でみました。
ルイ・ヴィトン本店も見ました。
まだ朝早くてほとんどのお店が開いてなかったけど。

マックに入って早速今日の宿探し。
重いリュックを置かせてもらうために。
明日はベルギーに行くので、列車が出るパリ北駅の近くを意識。
宿が取れ、荷物を置きにいざ出発。
ムフタール通りにある小さなユース。
明日は朝が早いので朝ごはん付きですがあきらめなくてはいけないかも。
まぁとにかく荷物を置いて再びパリ観光に出発!!

見たところ:
ノートルダム大聖堂
…ちょっと工事してました。ステンドグラスが綺麗!

パリ市庁舎
…ロンドンもなのですが、2012年のオリンピック開催候補地に
名乗りをあげているらしく、「PARIS2012」のカラフルな文字が飾ってありました。

昼ごはん:ファストフード店でバゲットサンドイッチ。

再び見たところ:
ルーブル美術館
…見所満載すぎて全ては見きれませんでした。
あと、残念ながら「ナポレオンの戴冠式」(だっけ?)などの
フランス絵画のフロアが閉まっていて残念。
フェルメールもドイツに出張中で見られませんでした…。
でもサモトラケのニケやミロのビーナス(後ろから横から見られて感激)、
ボッティチェリやミケランジェロの絵画、
そしてモナリザなどを見ました。写真撮りましたー!

それにしてもIくよさんの方向感覚のよさには脱帽。多分私だけだったら
同じところをずーっと回っていたんだろうな…。街を歩いていても
任せきり頼りきり。むしろ私が地図を持つと二度手間になるんです。

モンマルトルの丘
…映画「アメリ」に出てくる場所。
作中に出てきたメリーゴーランドもしっかり回っていました。
240段くらいの階段を上ったところにあります。
ただ小さなロープウェイのような乗り物を利用することができます
(有料。パリ・ヴィジット有効)。
丘には教会があります。
丘のふもとにはお店がたくさんありますが、
なぜか布のお店が多かったです。

エッフェル塔
…寒くて雪が降ってきたので上りはしませんでした。でも下をくぐりました。

以上!

今日もこれまたかなり満喫したのでそろそろユースに帰る事に。
でも雨宿りを兼ねてサロン・ド・テ(喫茶店)に入りました。
優しそうなおばちゃんが出迎えてくれました。
パンもケーキもサンドイッチも置いてあって迷いましたが、
私はタルト・タタンとエスプレッソを注文。
りんごが甘酸っぱくてすごくおいしかった〜〜。

ここ、エッフェル塔の結構近くにあるお店なのですが、
近所の人らしきおじさんや女の子がやってきては
バゲットを一本買って行くんです。
お店の人はこれを簡単に紙で包んで渡すのみ。
お客さんはそれを持って店を出て、颯爽と歩いていく。
かっこいい!

そこでまったりしたあと、気合を入れて再び歩き出し、
メトロの駅を見つけてユースへ。
それでやっと自分達が泊まる部屋を見たのですが…。

ドミトリーの部屋はトイレと洗面所があるんだけど、
シャワーは共同。
でも、トイレがものすごく狭くて、なんとドアが閉まらない!!!
どういうことか…。
部屋の外にある共用トイレを使うしかない。
というのも、後でわかった事ですが、
なんと男性と相部屋だったんです。げー。(っていうと失礼ですけど)
さすがに男性と同じ部屋だといろいろ面倒です。
着替えとか。

うーん…。と思いつつ、レセプションの人に聞いてみましたが、
部屋の変更は出来ないらしく。しかたない。
明日は早いし、夕飯食べてさっさと寝てしまおう!

ということで気分を切り替えて、小雨降る中レストランを探しに出かけました。

「地球の歩き方」に載っていた、おいしいレストランを探してさまよったのですが、
全然見つからなくて、しかも雨は降っているし寒いしで、
結局あきらめて違うレストランに入りました。

頼んだのはチキンのローストとバゲット、デザートのセット12€。
お店は繁盛していて、でもウェイターは2人で回している感じ。

そしてここで濃いウェイターに遭遇したのです。
彼の名はニコラ。私達を見て日本語で挨拶するような、
陽気で軽〜い感じの男性。
私達の近くを通りついでに時折かまいに、というか
ふざけてからかいに来るんです。
馴れ馴れしい感じなのです。ものすごいハイテンション。
行きたかったお店が見つからなくてテンションの沈んでいた私にとっては
かなり対応が億劫な相手でした…。ちょっと引いてしまってました。

一番困ったのは、後ろからいきなり驚かされたこと。
本人は楽しませるためにやってるんだと思うのですが、
びくっとしてしまって、その様子を面白がっているように見えてちょっと
むかーっときました。
(Iくよさんにも「そういう反応を楽しんでるんだよ」とか言われましたが)

肩に手を置かれるし。初対面なのに。
また驚いてびくっとしてしまった自分が恥ずかしかったー(>_<)もー。
不可抗力だけどさっ。

でもごはんはおいしかったです。
デザートのチョコレートムースがものすごい甘くてこってりしてましたが。
甘すぎて途中Iくよさんに献上しましたが。

この調子だと、イギリスで誘ってもらったのに行けなかったクラブにも
行かなくてよかったかもね、とIくよさんに言われました。
…確かに。

私、結構身持ちが堅いので(笑)。

そういうの苦手なんです。馴れ馴れしいのとか。
もっと平気になれたらいいのになと思うんだけど。
なんか顔に出てしまうんだよなー。もっと大人にならなくては。

お会計お願いします、とかフランス語で言って、
「おいしかった?」というニコラのフランス語に
「おいしかったですありがとう」とフランス語で答えたら
いたく感激されました。
そしてニコラのマシンガントーク(私にとっては)が始まりました。
ほとんど聞き取れませんでしたが
ニコラは日本が大好きで、
江ノ島とか行ったりしたことがあったみたいでした。
そんでもって
英語は話さないのでフランス語がわかる
(といっても実際は本当にわずかです)私に会えて本当に嬉しいとかなんとか
行ってました。そんなようなことを。
そしてまた会えることを願ってるとか何とか言い、
お店の絵と連絡先が描かれたカードを私達に渡してくれました。
そしてラングドシャを丸めたようなお菓子をサービスしてくれました。

ありがとうニコラ。
そしてごめんねニコラ。テンション低くて。引いちゃって。
ただ虫の居所が悪かっただけなの。
もっと違う時ならまた違った対応ができたかもしれないのですが。

あなたにはきっともう二度と会うことはないだろうけど。
でもあなたのその強烈な印象は
この旅の中でかなりなスパイス的存在であり、賞賛に値します。
このカードも思い出としてとっておこう。
これを見るたびあなたの事を思い出すわ。
というか忘れられないだろうなぁ。

フランス語を聞けてちょっと話せたなんて、
また良い出会いをしたのでしょう。
旅がまた一段と濃くなりました。間違いなく。


お腹いっぱいになってまたメトロに乗ってムフタール通りのユースへ。
まだ男性陣が帰ってきていなかったので、すぐ身支度をして寝ました。
明日はベルギー!!早いぞー朝。



2005年03月04日(金) Rennes〜Mt. St. Michel、そしてParisへ

よく眠り起床。しかし今日はいよいよあの場所に行く日。
お宿のお姉さんにモン・サン・ミッシェル行きのバスターミナルの場所を
大体聞き、いざ出発。
途中でふらりとブーランジェリー(パン屋)に立ち寄る。
チョコレートパイとアップルパイを購入。

バスターミナルへ行って聞くと、チケットはバスの中で購入するのだそう。
出発時間まで待合所のイスに座り、パイを食べる。
お〜いしい!!昨日の夕ご飯がりんごだけだっただけにおいしい〜〜!!

バスは9:30分くらい発でした。バス代は7.9€くらい。

乗ってみてびっくり、とんでもなく日本人ばかりのバスツアーになりました。
全然団体ツアーでもないのに。
日本人90%以上だったと思います。やっぱり日本人に人気があるところなのかしら。

バスに揺られてお昼前くらいに到着。
モン・サン・ミッシェルは海というか干潟?に立つ要塞のような修道院。

見た目はまさに「山」。
バスから見ていると、しばらくのどかな町並みや牧草地なんかがひろがっていたのに、
いきなり遠くに尖塔のシルエットが浮かび上がった時には興奮しました。
やがて周りになんにもなくなって、ひとつそれが立っている風景は
とても神秘的でした。

バス到着。お天気は変わりやすくて、曇ったり晴れ間が見えたり、
たまに小雨が降ったりな感じでした。
晴れている時間に密集している可愛いお店の通りとか、
てっぺんに建っている修道院とか、
見晴らしのいい水辺とか遠くの地平線を撮りまくりました。

ちなみに修道院は25歳以下だと証明できれば見学料が安くなります。
暖炉で薪を燃やしたあとらしき煤が残っていたりして、
昔ここにはどんな人たちがいたのかなぁと不思議な気持ちになりました。

ガイドブックによると、
モン・サン・ミッシェルではオムレツがちょっとした名物らしく、
いろんなレストランで「omlette」の字が見られます。

物色した後、とあるレストランに入店。
お客は少なくて、なんだか頑固そうなコックのおじさんが腕組みをして
カウンターのそばに立っていて、
接客をする上品そうなおばちゃんが席に案内してくれました。

頼んだのはもちろんオムレット。
フリット(フライドポテト)つきの。あと、
caramel au creme。計12€くらい。
頼んだらすぐにフリット&オムレットが出てきました。びっくり。
そしてバゲットつき。
驚いたのは、オムレットの生っぷり。
生、というか、
卵液を泡だて器でふわっふわに泡立てたものを表面だけさらっと焼いて
半分に折りたたんだような感じで。
そのそばにフリットがどばりと。

確かにオムレットだけ食べるというよりは、
フリットと一緒に卵液もソース的にからめて食べたほうがおいしいかな、
という印象でした。
もっと焼いたほうが私は好きかなぁ。

ふわっと泡立てて膨らんでいるだけなんだろうけど、
なぜかとってもお腹がいっぱいになりました。

そして食べ終わった頃にデザートのcaramel au cremeが。
いわゆるプリンです。
フランス語にするとなんだかお上品になってしまうのはどうしてでしょう。

よく冷えていておいしかったのですが、ちょっと甘すぎるかなぁ。
こちらのお菓子は甘さが尋常でないと聞いていましたが…のどが渇く感じです。

でもおいしくいただきました。ごちそうさま!

フランスに来て一日経ちましたが、
こちらでは挨拶をみなさんちゃんとするなぁという印象です。

店に入ったらBon jour(soir)(こんにちは(こんばんは))
出る時はAu revoir(さようなら)。
にこやかに言ってくれて良い気持ちになります。
こちらも拙いながら返します。

あとMerci(ありがとう)、Perdon(すみません)とか
L'addition, s'il vous plait(お会計お願いします)が言えれば
なんとかなるような気がしました。

二年前にやったフランス語ですが、まだやっていてよかったなぁと
思います。もっとやっておけばー!!とも思いましたが。


話はもどりますが、再びモン・サン・ミッシェルを探索。
まるでゲームの中に入ってしまったみたいに、または
おとぎ話のなかに出てくる不思議な町を歩いているみたいです。
探検しているみたい。

石段や路地などがあって、
石段の坂道をうんしょうんしょと上ったりそろそろと下ったり、
石の壁に開けられた窓から外をのぞいたり、水辺の近くに下りてみたり、
潮が引いている砂浜(というか粘土質の土でした)の周りを歩いてみたり、

まさに一日満喫しました。
ここは若いうちに行っておいたほうが堪能できると思います。
坂や階段をたくさん上ったりするし。体力があるうちにぜひ訪れてください。

私達は旅行の全ての荷物(リュック)を背負ってあちこち歩いていたので
かなり疲れました。まるで修行僧のようでした。

もちろんおじいさんおばあさんの観光客の方々も多かったのですが、
一番の見所修道院がてっぺんにあるので。
足腰痛めていると厳しいのでは…。うん。

ひととおり満喫して、15:15くらいの帰りのバスを待つ事に。
とあるカフェに入ってケーキを食べました。
外は小雨模様。
本当はブルターニュ名物のクレープを食べようかなと思っていたのですが
(レンヌにもたくさん「creperie」クレープリーがありました)
見た目のインパクトに負けて
Flanという卵ベースのあまーいケーキ
(こちらではどこのお菓子屋さんでもみかける、ポピュラーなケーキのようです)
と、ブラウニーを半分こしました。

甘い。あまーい。あますぎる。
私とあろうものが(笑)一度に食べきれませんでした。
これはまた後で。と自主的にTake away。

時間が迫ってきたので、
モン・サン・ミッシェル前にちょこーんと立っているバス停に行ってみると、

ものすごい人の列!!!!
そしてほとんど日本人!!
まさかこれ、みんなバス待ちの人なの!?
これじゃあ一台で帰れないよ〜〜!

ゆうに40人以上は前に並んでいて、
このあとパリまで行かなくてはいけないのに
どうしよう!!と不安になりました。
しかも雨が降るし寒いし。
もう一時間待つなんてできない〜!と思っていたら
バスが2台来てくれました。ふー。
でも、結局は1台に収まりました。びっくり。とにかくよかったー。

そしてレンヌに戻り、再びTGVでモンパルナスへ。
今度はストなどはないみたい。よかったぁ。

でも、同じバスに乗っていた日本人学生の男の人は
私達より先にカウンターに行っていたし行き先も同じパリなのに、
何故か「チケットは21:00くらいまでない」と
言われたらしく、首を傾げていました。本当どうして??

彼は私達に遠慮して先に行ってくださいと言ってくれ、
また私達も取れたチケットの出発時間が迫っていたので、
その人に付き添ってカウンタにまで行けなかったのですが、
あれからあの人はどうなったのかなぁ。心配。

フランスでは黄色い箱にチケットを通して有効にする
(「コンポステ」する、というらしい)ことが必要なのだそう。
なんでなんだろう。

ともかくコンポステも終えて無事乗車。
TGVはとっても速〜い☆

パリには19:30くらいに着いたかなぁ。
そのあとお宿をモンパルナス駅から電話で予約。

メトロを使ってユースホステルまで移動しました。
これはユーレイルパスがつかえませんでした。
RERB3線は使えるらしいのですが。

パリの中心からはかなり離れていますが、
24時間オープンで朝ごはんつき。
ただトイレとシャワーは共同で、そして相部屋。
ユースホステル会員証が役に立ちました。

やっと重い荷物を降ろして、夕食を求めて夜の街を散策。
もう夜10時を回り、スーパーは閉まっていたのでレストランか
テイクアウトにすることに。
雪が降って残っているので寒いし、うっかりしていると
水溜りを踏んで濡れそうになります。
さーて何を食べようか…とうろうろしていると、

発見。

漢字のお店。その名も「国民」。

すでに懐かしい味に飢えてきた私達。
ごま油の香り。米。チャーハン。あぁ。
ふらふらと誘われるように中華料理屋さんに入ってしまいました。

もちろんご主人は中国人の方。でも「Bon soir.」とご挨拶。
おそらく息子さんであろう、小学校高学年くらいの男の子が
出迎えてくれました。閉店間近だったからか、食事をしているお客さんは
いませんでした。

私達の顔を見て「中国語しゃべれる?」と中国語で聞かれたので
「ちょっと…」と自信なさげに答え、
でもこの際なので中国語で注文。フランス語よりは楽です。はるかに。

テイクアウトもできましたが、「ここで食べられる?」と聞いたら
OKだったので、そのままこちらで食べさせてもらう事に。
おそらくご主人は不思議に思ったのでしょう、「何処の人?」と
聞いてきました。
「日本人です」と答えると、中国語すごいねーとかなんとかな感じの
お褒めのお言葉。
これまた片言ではありましたが、
中国語でお話したことで興味を持ってもらえたようです。

そのあと、飲み物を頼んでなかったのですが水を出してくれたり、
空いたテーブルでカード遊びをしながら
「こっちの学生?」とか聞かれたりしました。
それには旅行で、と答え、
「中国には行ったことあるの?」という質問には
「台湾にはあるけど中国はないです」と答えたら
またお褒めのお言葉。いえ。全然「好」ではないです。
4年生にしては。まったく。
でもこうやってパリで思いがけなく中国語を話す事になるとは。
なんだか面白い。

そして中国人のたくましさ。
フランスにまで進出して立派に生計を立てているんだからなぁ。

そして息子さんはご主人と同じテーブルで宿題らしきものを
やっていたのですが、ご主人と息子さんの会話はすべてフランス語。
なんだかとても不思議。
うらやましい!!そんなに流暢にフランス語も中国語も!
すごいなぁ〜。本当にたくましいと思いました。

書くのが遅くなりましたが、お料理はとってもおいしかった☆
カレー味のチャーハンと、肉団子と、魚の甘酢あんかけみたいなの。

お米。そして中華の味。
パンとバター味の生活だった私達にとってはとてもありがたかったです。
安いし。
私達が食べている間2人ほど、フランス人のお客が来てテイクアウトで
買っていきました。

お腹を満たし、「謝謝」とお店を出ました。
こころなしかフレンドリーに接してくれたご主人。
ちょっと中国語が功を奏したかな??

いい出会いをしたような気がします。






2005年03月03日(木) HeathrowからCharles de Gaulle〜Renneへ

夜中の3時くらいにやっと目が覚めました。
Iくよさんと入れ違いのような感じで、今日の旅程のリサーチを。
せめてもの償い。ごめんなさいいろいろ任せて頼ってばかりでした。

全ての荷物をリュックに詰めて、完全防備(寒さ対策)で
朝7時くらいのロンドン行きバスに乗り込みました。
ロンドンまでおよそ3時間。バスに揺られつつ寝ます。

ロンドン・ヴィクトリア駅着。そこからundergroundに乗り換えて、
いざヒースロー空港へ。
何回か乗り換えた時にリュックがドアに挟まって動けなくなり、
冷や汗をかきました。
ドアの近くにいた男性が助けてくれました。ありがとうございます。本当に。

着いてからフライト前の昼食。
メキシカンビーンズのラップと水とレアチーズケーキ。
三点セットで割引になるはずだったのに、
レジのおばちゃんがそれに気づかなかったらしく、ちょっと損しました。あー悔しい。

荷物検査ではたまたまうっかり持ってきてしまっていた小さなはさみが
X線で見つけられ、没収に。流石。今まで引っかかった事がなかったので
わからなかったのですが、なかなかすごいんですね(のんきすぎ)。

13:55くらいの飛行機でフランスのシャルル・ド・ゴール空港へ飛びます。
約二時間くらい?かなぁ。
途中でイギリス名物ショートブレッドが出ました。
飲み物はちょっとハマってしまった感のあるトマトジュースをセレクト。
よく冷えていておいしい。

そしてCDG空港に16:00くらいに到着。そこから一気にポントルソンを目指します。
この町まで行くことが今日の目標。
そして明日は世界遺産に指定されているモン・サン・ミッシェル(Mont St-Michel)を
見るのが目的。その近くにある町がポントルソン。安いユースホステルも
あるらしいので。

モン・サン・ミッシェル、昔テレビ番組「世界遺産」でここを見てから
ずーっと二人で行きたいね〜って言っていたところなのです。
これが実現したらすごいなぁ。2、3年越しの夢。

今回は鉄道での移動がメインの旅。
ヨーロッパを鉄道で回るならとってもお得な「ユーレイルパス」なるものを
購入しておいた私達。
それを携え、CDG空港から無料バスでSNCF(フランス国鉄)のTGV乗り場まで行く。

しかし。

よくわからないまま切符購入の列に並んでいた私達なのですが、
たまたま出会った日本人の女性から、

今日はストが起こっていることを聞いたのです。

スト!?

今日に限って!?

ということで、なんだかよくわからないのですが
案の定窓口で聞いたら、ストのため空港駅からTGVが出ておらず、
モンパルナスまで行かなくてはTGVに乗れない、とのこと。
なんですかそれは!
いきなり計画がピンチです。

とりあえずモンパルナスまで行くにはどうしたらいいのかをお姉さんに聞きつつ、
ユーレイルパスを有効にしてもらう手続きをすませ、
モンパルナスからTGVが通っているレンヌまで行く事にしました。
カウンターで予約してもらったチケットは夕方18:35モンパルナス発。
ユーレイルパスを持っているとチケット代はかかりません。
予約手数料は3€。1€=137円前後。

うーーん、しかし果たして間に合うのでしょうか????

重いリュックを背負いつつダッシュ。とにかくダッシュ。
そして今度はRER(高速郊外鉄道)B3線の駅へ。
ストのため時刻表もなんだかよくわからず、改札もきちんと機能しない中、
優しい駅員のおじさんが私達が乗るべき列車の中まで
連れて行ってくれました。ありがとうおじさん。

しかし。これまたストのせいなのか、雨雪混じりの天気のせいなのか、
モンパルナスまでの道のりが遠い遠い。
まずものすごく沢山の人が乗ってくる。ぎゅうぎゅう。息をするのも苦しくて、
ついには乗客の中で貧血を起こしておじいさんが倒れる始末。
「大丈夫?大丈夫?」と連れの女性がおじいさんのほほをぺちぺちと叩いている音が聞こえて
(私からは実際の様子は見えませんでした)、
周りの人は手でおじいさんのあたりを扇いだり、窓を開けたりして、
立っていたおじいさんに席をゆずったりなどのハプニングがありました。

今日はハプニング続き。ほんとに。

やっとモンパルナスに到着。時間はギリギリ間に合った!
とにかくTGVに駆け込み、何とか座席を見つけて着席。

そしていざレンヌへ。検札でパスとチケットを見せる。

夜20:49着。
レンヌ駅は大きかったけど、時間が時間なので売店も閉まりかけ、
ツーリストインフォメーションはもちろん閉まっていました。
ぐったりと不安と寒さでちょっと怖くなりました。
というのもハプニング続きの行き当たりばったりの旅。
今夜の宿はまだ決まっていません。

とにかく気持ちを落ち着かせるためにキットカットを購入して食べました。
甘いものは大切。
ついでに売店のお姉さんに安いホテルはないか?と
Iくよさんに聞いてもらったけれど
どうやら無さそう、知らなさそうでした。
それにしてもやはりフランスは英語がたまに通じないみたいです。
おばちゃんに聞いたら「?」と渋めの顔をされました。
それで若いお姉さんにバトンタッチ、とのはこびとなったわけです。

そんなこんなで言葉面ではいまいち不安が残る中、
宿は自分達で探すしかないということに。
幸い?駅の周りにはホテルがずらり。
ただお値段が多少張るところが多い。

とにかく片っ端からチェック。
宿の前には値段表が置いてあるので、それを見て決める。
そして決めたら入ってみて、部屋が空いているかどうか尋ねました。

なぜか値段表より少し高くなることが多かった(税金かシーツ代か何か?)。
「二人用のお部屋空いてますか?」と「いくらですか?」
くらいではありますが、
初めてフランス人にフランスを話しました。そしてなんとか通じました。
うわぁうわぁ!!なんだか不思議。嬉しいなぁ。

結局いろいろ見てまわった結果、「VICTORIA」という二つ星ホテルに決定。
節約のため朝ごはんはなし。二人で61€。
部屋はとってもロマンチックな感じでテレビもついていて、
バスルームも結構広くてタオルも歯磨き粉もついているというかなり豪華な
ものでした。
高いは高いけれど、今日のあわただしいスケジュールで疲れた体には
ありがたいお部屋でした。

フランス語版の映画「スピード」を見ました。
サンドラ・ブロックとキアヌ・リーブスが出てました。

節約のため、持ってきていたりんごを食べて寝ました。
なんだかんだ言って明日はもうモン・サン・ミッシェルです。
ここレンヌからもバスが出ているので、きっとなんとかなります。

と、願ってます。




2005年03月02日(水) 今日もお天気は。(追加、編集済み)

やや下り坂。曇りのち雪です。あー晴れてくださいよぅ。
いよいよ明日からパリに発ちます。どきどき。
今日はその準備日になりそうです。

ベルギー・ドイツとまわってイギリスに帰ってくるのは3/10です。
それまでは携帯電話から書き込めれば書き込むという感じになりますが、
果たしてどんなものでしょうね??

憧れのモン・サン・ミッシェルとケルン大聖堂、見られるのかなぁホントに。
なんせ行き当たりばったりの旅なので。大丈夫かなー(やや心配)
自分達で旅行、となると、
どうしても宿泊先とかを確定させておいて回るというのはなかなか難しいです。

とにかく明日の宿だけは確定させておきたいところです。

Iくよさんが講義から戻ってきて、
雪も止んだので今のうち、と
昨日はいけなかったTown Centreに行くことに。
昨日と同じ道を途中まで通り、さらにさらに歩きました。
それにしてもBournemouthはとてものどかなところ。
町並みもとても素敵。
犬を散歩させてるおじいさんや、ランニングしている若い女性などがたまに
通るくらい。
人通りはあまり多くないのですが、車は結構走っているかなぁ。
Iくよさんによると、このあたりは保養地として有名らしく、
地価も一、二を争う高さだそう。
確かに建っているお家も庭がついている一戸建てばかり。

フラットもありますが、外観が本当に素敵なんです。
本当にここに人が住んでるの?って感じのお家が多いです。

てくてくてくと歩いて、着きましたTown Centre。
どんなところかと思っていたら、いろんなお店がずらりと並ぶ市街地、と
いった感じの場所でした。
カフェやら本屋やらお洋服のお店やらレストランやら。
昨日行ったところよりも規模はかなり大きいです。

案内してもらいながらお店をのぞきつつ、
海に連れて行ってもらいました。
そう、保養地なBournemouthは海が近いんです。
ただ冬なので海にいる人はまばらでしたが、
すぐ波が押し寄せていて、綺麗なところでした。

とにかく、町並みが可愛い!ちょっと坂が多くて、二階建てバスが走っていて、
お店を眺めるだけでも十分楽しめます。
あとは道行く人々の観察。
スタイルが良くて颯爽としていて、
普通に歩いているだけでもかっこいい人が多いような気がしました。

いろいろ歩き回って、お昼を食べる事に。
安くておいしいというパイ屋さんで、チキンクリームのパイを購入。
こっちではpastyというみたいです。
86Pくらいだったかな。
近くのベンチに座って食べました。温かくておいしい。
ここは中心地だからか鳩が多くて、こぼしたパイくずに
自然と2,3羽寄ってくるんです。
パイくずをめぐって争っていたりしてなんだかおかしかったです。

その後、またお天気が怪しくなってきました。
小雨が降り出してきたので、アーケードみたいな建物に入ってしばし雨宿り。
そこにある小さな売店でチョコレートを買いました。
売店、といってもベルギーチョコレートで有名なレオニダス。
そこはおばあちゃんが一人で切り盛りしているらしく、
一口大のいろいろな種類のチョコレートを量り売りしてくれるのです。

買ったチョコレート:
cointreau truffle
nut truffle
chocolate cream vanilla
chocolate cream mousse
以上4つ。2£ちょっと。つまり400円くらいかな。
チョコレートもおいしかったけど、
優しそうなおばあちゃんの笑顔が印象的なお店でした。


少し雨脚が弱まったので、また移動してお店めぐり。
ただ外を歩いているにはつらい感じの雨だったので、
本屋さんに入りました。Bordersとかいうお店。

日本のツ○ヤみたいな大型チェーン店の本屋だそうで、
中にはスタバも入っていました。

ここでは本をイスに座って読む事ができるんです。
図書館みたい。

日本のマンガも少しあってびっくり。

雨宿りもかねていたので、中二階のスタバに上がってお茶しました。
・カフェラテ(トール)にシナモンパウダーなどをかけて。
一番小さいサイズ、トールなんですよ。
みなさんショートじゃ物足りないのかも。

それと一緒に、さっき買ったチョコレートの残りをかじりながら
まったりゆったりお話していました。

足も休まったところで外に出てみると、晴れ!
よかった〜。
四時くらいになっていたので、そろそろ帰ることに。
晴れていればこっちのもの。歩いてて気分も良いです。

帰りはデパートメントストアに寄りました。
こっちの充実しすぎな冷凍食品を味わってみようと、
パスタとチキンカレーっぽい料理の冷凍食品を購入してみました。
二つで1.86£。結構安く感じます。

帰ってきて明日のための荷造り。
あーどんな旅になるんだろう。
そしてちょっと暇になったのでお札数えの練習。
これまたこういうときにこそやらなくてはと持ってきてみたものです。
前よりはちょっとうまくなったかなぁ。
めざせ30秒。

そして冷凍食品を味わってみましたが、まぁまぁな感じでした。
そのあとなんだか物足りなくて寮の仲良しさんのYいさんと三人で
ホットケーキを作って食べました。おいしかった〜。
それにしてもよく食べた日だなぁ。今日も。

まだ時差ボケが治らず、寝てばかりでIくよさんに迷惑ばかりかけています。
ごめんなさい行き当たりばったりすぎて。



2005年03月01日(火) in Bournemouth(編集済み)

Iくよさんのパソコンをお借りして更新させていただいております大臣です。
日本とはおよそ9時間の時差があります。
こっちが遅いので9時間得しているわけですが、
そのぶん時差ボケがね。はやく治るといいなぁ。
ただカナダのトロントに行ったときはおよそ13時間の時差でかなりきつかったのですが、
今回はそれほどでもないと思われます。そうであることを願ってます。

こっちは曇り。乾燥してます。もともと綺麗な肌でもありませんが
さらに荒れそうです…。
寒いですが、今のところ東京にいた頃と同じ装いで平気です。

Iくよさんは今講義中です。その前に少し学校を案内してもらいました。
とっても建物が可愛いです。さすがArt Instituteですね。
もう英語が出来なさ過ぎて頼りまくってしまっています。

「フランスとドイツは頼むよ」(一応授業を受けたので…)
と言われていますが、
どうかお願いですから期待しないでくださいごめんなさい。


Iくよさんが講義から帰ってきて、学校の売店でお昼ご飯を買って食べた後、
二人で町へお買い物に行きました。
町並みはとってものどかで、学校の近くには牛とかがいて(あれ牛だよね??)、
車道をサンドイッチしている、緑がしっとりとした並木歩道の両側には
かわいいおうちばかりが並んでいます。
思わず写真を撮りたくなりましたが、ちょっとあやしいのでやめました。

車は日本と同じ右ハンドルです。
でもまるい交差点がこわい!!!
道が十字架のようにクロスしているのではなくて、
(もちろんそういうところもありますが)
まるいロータリーのようなところに車が吸い込まれていき、
しばらくまるい道なりに走ったあと、
出たいところで出て行く、といったような感じ。

方向指示器が役に立ちません。こわー。

それ以外はとても穏やかで素敵なところです。
途中で雨が降り出してしまい、Iくよさんの傘にいれてもらいながら
町を目指しました。
かわいいパンやさんや銀行やスーパー、美容院などがずらりと立ち並ぶ
商店街のようなところに出ました。

これでお天気が良かったらなあ…。

とにかくスーパーマーケットに入ってお買い物。
こちらはやはり品物の種類がすごい。
シリアルの種類もとっても充実しています。
日本でもこれくらいあったら楽しいだろうになぁ。

他にもホームセンターのようなところや、
雨宿りがてらいわゆる「ドンキ」のような安売りのお店などに入りつつ、
寮に戻ってきました。

結局まだ時差ボケが治らなくて、
本当は寮のお友達の方々とクラブに連れてってもらえる予定だったのに
体がついていかずお部屋で眠っていました。Iくよさんが帰ってくるまで。
私自身もですが、かなりびっくりされました。一度も目を覚まさず寝てました。

そのあと、クラブに行ってきたIくよさんとお友達(みんな日本人)と一緒に、
寮のキッチンでパスタを作っていただいてごちそうになりました。
おいしかったです。
こっちはソースの種類も豊富のようです。いいなぁ。
ベーコンもおいしい。

いろんな話が聞けてとてもおもしろかったのですが、
この中に一人でも外国人が混ざっていたら(当然ではありますが)英語に
変わるのだそう。はー。すごい。そういうことが自然に出来るようになるまで
私は一体どれくらいかかるのかしら。
とにかくもっと英語に触れなくちゃなぁ。

そのあとお部屋で8分くらいのショートアニメ(DVD)を見ました。
最後ちょっとうるっとくる、「Father and Daughter」というお話。
音楽と色調がとても綺麗でした。

そのあと、やはりアートな人々の集まりなだけに、見る側だけでなくて
作る側からの視点からの話も聞いて、とても刺激的でした。
自分で何かを作り出せる、表現できる能力があるっていうのは
とてもうらやましいし、すばらしいことだなと思いました。

年齢も境遇も違う人たちがひとつの環境の中に集まって、
お互いに刺激を与え合っている、といった印象を受けました。

私よりも年下の人もいるし、上の人もいるし。
でもみんな平等な感じで。
私はまだ戸惑うこともあるけれど、
みなさん、余所者でこことはまったく関係のない私を
すごく優しく迎えてくれて感謝感激です。


 < PAST  INDEX  FUTURE>


うしゃぎ大臣 [MAIL]

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