地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
先週末に引き続き今週末も良い物食べてきました。えへへ、ごちでした!>私信 どうしたってくえすとの神様話が書けずぐるぐるしておりましたが、心気一転いきます!!……まず3月には出せませんけど……きっとそこまでして神様の自己中な語りを望まれているわけではないと思っていますけど…でも書きたいので許して下さい(土下座)
あ、蜜月は無事入稿してきました。3月の新刊は後出来たらコピー本を作ろうと思います。十中八九カカナルコでサスサクですが(笑)カカナルコと言えばきっともう皆様お忘れのバレンタイン…私も忘れておりました…ははは…は…
申し訳ありませんが、小此木がチャージ終了するまで今しばしお待ち下さい。ただいま本を読み漁り中〜。
タイムリミットが近いという事実に愕然としてみました。
今描いているくえすと小咄用お間抜け魔王。 あくまでカカナルですが、カカシとサクラが仲良しというのが嫌な方はスルーして下さい↓
*** 王様の秘密 四 ***
不機嫌な賢者が言うには
「ちょっと。今夜そのぼんくら借りるわよ」 問答無用に言い放たれた台詞に、『ぼんくら』こと元魔王(狼体型)は欠伸をし、その毛並みをウキウキとブラッシングしていた元勇者は動きを止め、まったりと時を過ごしていた現役剣士は茶を吹いた。
「だめーーーっっ」 宿屋の部屋に元勇者+現役剣士の叫びが響く。叫ばれた当人はと言えば、明後日の方向を向いて溜息をつくばかりだ。 「だめだってば!いくらサクラちゃんでもカカシはだめーーーっっ!」 「気でも狂ったのかサクラ!こんな奴何の役にも立たん!せめてパックンにしろ!!」 カカシにしがみついてナルトが叫ぶ。拳を握りしめサスケが絶叫する。サクラは鼻で笑っている。 「………」 カカシは眠そうな顔で三人の騒動を見ていたが、ふいと尻尾を揺らし立ち上がった。ナルトの腕をすり抜け、サクラの腹にぐいっと頭を押しつける。色違いの瞳が窺うようにサクラを見上げた。 「…そーいうのは黙っておくものよ」 サクラが憮然としてカカシの頭を撫でる。クウンとカカシが鼻を鳴らした。 カカシの態度に、ナルトが不安そうに首を傾げる。 「サクラちゃん具合悪いってば?」 「んー病気じゃないから気にしないで」 ふぅ、とサクラが深い溜息をつく。その言葉にナルトはサクラの体調に気付き、顔を赤くした。 「?なんだ、どうした」 一人わけがわからず、サスケが顔を顰める。 「気にしないで。明日には治っていると思うし」 けだるげにサクラが髪を掻き上げた。素っ気ない態度を取るサクラに、サスケが目を丸くする。サクラはカカシの頭を撫でると扉を開けた。 「おやすみ。また明日」 「おやすみってば」 ナルトが手を振る。静かに閉まった扉を、寂しそうにナルトは見つめた。 「う〜〜〜」 仕方ないと頭で理解しても感情がついて行かない。孤児院のお姉さん達もお腹を温めると楽だとは言っていたけれど。たった一晩だけのことだけど。 「寂しいってばよ……」 一緒に居るのが当たり前になってしまった今では、これだけの距離でもひどく辛かった。 すん、と鼻をすすったナルトは、一人暗い所に行っているサスケに気付き思わず後ずさった。 「さ、さすけ…?」 「…オレは何かしたのか…?」 柱の影からサスケが問う。何を聞かれたかわからず、ナルトは目を白黒させた。 「サクラを怒らせるようなことをしたのか…?」 サクラはサスケに愛想が良い。時たま手ひどく怒られる時もあるが、あんな風に素っ気なくされたことはない。 「えと」 ナルトは頭をフル回転させた。考えて考えて、サスケが何をそんなに落ち込んでいるか考える。が、よくわからない。 「サクラちゃんのあれは、サスケに対して怒ってるんじゃないと思う」 ので、ひとまず質問に答えてみる。ギンとサスケの写輪眼が光った。 「じゃあ、なんであんなに素っ気ないんだ」 「え、だってそれは…」 言いかけてナルトは口を噤んだ。孤児院で育ったナルトは、実際毎月苦しんでいる女子を見ている。見ているから、この時特に理由がなくても不機嫌になることがあると知っている。 「サスケは気付かなかったのかよ」 「何に?」 涙目になりながらサスケが問い返した。ナルトが言い淀む。 言うのは簡単だが、下手に言ってサクラに怒られたらどうしよう。柱の影で落ち込むサスケは嫌だが、それ以上にサクラの怒りは恐ろしい。 ナルトはちょっぴりサクラを恨んだ。
宿屋の壁は薄い。 「ばらしたら殺す…!」 ベッドに蹲り、鬼気と化したサクラはうめいた。隣の部屋ではナルトがサスケに問いつめられている最中である。 「こらこら、そんなこと言わないの」 ぼす、とサクラの顔の上に尻尾が落ちた。うーとサクラが眉を顰める。 「お腹痛い腰痛い体だるい」 「はいはい、お疲れ様」 ベッドの上に横たわり、カカシが呟く。カカシの腹の上に頭を乗せると、サクラは溜息をついた。 「こういう時女って不利だなぁって思うの」 大きなカカシの体に抱きつき、顔を顰める。その背中をカカシの鼻面が撫でた。 「ひどいなら痛み取ろうか?」 「んー…いいや。明日になっても治らなかったらお願い」 「大変だねぇ」 ぽふぽふ、と尻尾で腰を叩かれ、サクラが苦笑する。 「ナルトに悪いことしちゃったわ。でもここ寒いんだもの」 北国特有の突き刺すような冷気に、溜息が出た。そんな中、狼型のカカシは非常に温かい。ナルトが言うには人型の時は体温が低いらしいが、サクラは人型カカシに興味はないのでどうでも良かった。むしろ人型ならサスケにお願いしたい。そうしたら、こんなのではなく、もっとロマンチックに暖めてもらえると言うのに。 「うー早くサスケ君の彼女になりたい」 唸りながらも呟くサクラに、カカシは小さく吹き出した。 「頑張れ」 「感情がこもってないのよあんたの応援は」 くそう、とサクラが顔を顰める。失礼な、と言いつつもカカシの体は小刻みに震えていた。 ふう、とサクラが嘆息した。 「早く良くなって、あんたを返さないとね」 カカシはナルトのものなのだ。カカシも否定しない。 ぽふんと尻尾が揺れた。 「寝る。おやすみ」 毛布を引き上げると、サクラはすぐに寝息を立て始めた。カカシの目が細くなる。 「おやすみ」 天井では月が夜を見守っていた。
「なんでわからないんだってばよーー!!」 「わかるか!」 その頃隣室ではまだ攻防が続いていた。
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くえすとのぼっちゃまは兄出奔以降修行一筋の人だったので、変な所で世情に疎いです。 この後がカカナルなのですが本日はここまで。王様の秘密は日記にもあげていこうと思っています。小咄集は日記からの再録(王様の秘密含む)と初エッチもの(笑)と神様話の三点がメインです。ぼんやりしていたものがやっとで固まりました(遅) しかし見直しくらいしましょうよ、小此木さん…。なんかもう申し訳ありません…。
左折って何ですか過去の私………
| 2005年02月20日(日) |
自分の発言には責任を持ちましょう |
ここで今週にはバレンタインデー話をあげたいと言った人、手を挙げて下さい。はい、私です。 のっけから一人反省会小此木です。だって、だって☆の人たちが…!!(黙りなさい) 今日はお見送りの後ブックオフにて文庫版購入。沙織おぜうの強さにびっくりしつつも双子に心奪われておりました。ああああ大好きだ、双子! 私信・N様>二日間たのしゅうございました。またぜひ☆話を!つか日記!!ありがとう、大好きです!!お礼は紫の竜と碧い魔獣とどっちが良いでしょうか?(笑)
書いている途中で間違ってあげてしまって一瞬で書くことを忘れてしまいました…鳥だってもうちょっと記憶力ありますよ小此木さん…
1月からカカナルコ本を作るべく表紙用意して左折しているので、せめてサイトにはあげたいです。そんな小此木は相変わらず後先考えずスケジュールつめて遠い目してます…好きでやってることなんで頑張ります。
では次回はバレンタインをあげれると良いなと思いつつ。
☆の人たちに呼ばれまくっている小此木です。全盛期にはそんなにはまっていなかったのに…く!双子兄が滝涙流したりするから!どこまでも弟馬鹿な兄が好きな小此木さん…そして自分の中で兄受けはないのかしらん?と考えて、真っ先に出てきた兄で受けなのがラオウ様だった小此木さん…日々楽しく人生生きています。
春コミ、受かっても受からなくても「蜜月」を再版しようと思います。未だに新婚さんシリーズが好きvって言って下さる方が多いのと、あれだけ何故か手元に一冊も残っていないと言うのが理由です。実は結構お気に入りの一冊だったりします(照)。HPに乗せてる「はっぴぃさまーうぇでぃんぐ」と「雨の日」二編の他に、結婚式編と新婚旅行編が入ってます。なお、奥付以外は弄りません。表紙紙覚えてないのでちょこっと変わっちゃうかもですけど…(汗)
ええと、後何か書くべきことが合った気がしのですが、また思い出しましたら(汗)
私信その一>てなことでまた☆矢DVD見せて下さいvまんまと罠にかかった気分です(笑) 私信その弐>ので私は買いませんvこっち来て!←両方から怒られそうだ(笑) 私信その三>新生物は捲るたびに私を切ない気分にさせます(笑)モモカン見つからないですよー(涙)
東京メトロのCMで女の子と男の子のがあるのですが、それがえらくかわいくてドキドキしました。なんか、良いですよねああいうのv頑張れ、男の子!
明日もお仕事なのでぼちぼち寝ます〜。おやすみなさいませ。
明日蜜月の入稿行こうとか思ってたらインク切れてて印刷できないんでした…しょぼん…
連休を過ごしました♪ オンリーにて当サークルに足を運んで下さった皆様、構って下さった皆様、本当にありがとうございました!!楽しかったですvvへのへのは笑って頂けたでしょうか?「ゲームネタわからないよ!」と言う方は返品受け付けますので遠慮なくおっしゃって下さい(汗)
二部が始まって以来カカシとサクラちゃんが愛おしくてたまりません。
今回落としたサスサク+カカナル子話(一週間前まで出す気でした…)はばれんたいんでーネタなのでせめて今週にはあげたい所存。所存…うん…
では皆様おやすみなさいませ。まずは体を治したいと思います。
こんばんは小此木です。何とか熱も下がり入稿もしました。日曜へのへの出ます!!熱に浮かされた小此木脊髄が勢いで書いてみた所、何だか激しく阿呆な本に仕上がりました。色々後悔することは目に見えているので、当日まで忘れていようと思います。 でも暗部カカシネタを入れられなかったのは残念です。エロがへなちょろいのは小此木の力不足です。せっかくの着衣だったのにあんまり生かしきれませんでした…。
昨夜は久々に話した友がすっかりこちら側に戻ってきており大笑い。そして私を同じジャンルにはめようと画策中でした。こっちの性格を知っているだけに手段が巧妙です。くそぅ(笑)
ひとまず今日は寝ます。おやすみなさいませ。
| 2005年02月04日(金) |
たいしたことじゃない |
こんなことたいしたことじゃないと己に言い聞かせております。この程度のこと我慢できなくてこの先どうするんだと己を問いつめています。 ………でもどれだけ問いつめても腕も腰も足も痛いんです………!!(涙)
明日はきっと動けないでしょう。とほほ(涙)そんなこんなで準備運動で力尽きた小此木でした。つか花粉なのか風邪なのかいまいちはっきりしない己の体調が一番問題です…。
こんばんは、筋肉痛小此木です。職場で「みんなで運動をしよう!大会」つーのがあるんで、その練習をかる〜く火曜にしたのですよ。明日は本番なのですが。練習の何倍もの量やるんですが。土曜が楽しみです。
そんなこんなで書くのが遅れましたが、絶対読めないだろうと思っていた二部を見ました。よもやあんな展開が待っているとは夢にも思いませんでした。本当にこれっぽっちも想像しませんでした(苦笑)あーでもNARUTO読んでてつらくならなかったのって何年ぶりでしょう。かわいいバカップルと格好良いサクラちゃん見れたので他はもうどうでも良いです。なんかもう三人が仲良しなら文句は言いませんからって気持ちになりました。まる。カカシ出てきてくれて本当に良かった…!
なんか咳が出始めました。春が近い模様です。富士山は今日もきれいでした。
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