地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
今回の新刊、とある野望を果たしたのですがその代価が今日判明致しました。……………。いいんです、好きでやったことですから。後悔なんてしません、うん。誰か一人にでもうければそれで満足です。その前にやることやって早く本文に入らないと!(汗) ちなみにすごい馬鹿なことです。見かけたらそっと目を反らしてあげて下さい。
そんなわけで野望を後押ししてくれた方に私信。結局自分でばらしてるじゃないですか(笑)豚肉うまかったです。ごちになりました!例の物、全面見積もりより押し代高かったですよー。びっくり。形状がいけなかったらしいです。奴は高くつくらしいですよ!(笑)
こんばんは、小此木です。予算のめどもついて表紙もいれてちょっぴり回復。したと信じたい今日この頃です。 オンリー用新刊の表紙入れてきましたーっっ。前々からの野望を一つ実現。ふふ。問題は優待イベントあわせじゃないと洒落にならないことになるので、何が何でも来週本文を入れねばならないということです。おおう、頑張ります(汗)。しかしこの予定でいくと、当面新刊エロばっかですよ(笑)5月ははっちゃけていきましょうね〜vv>私信
昨日の殴り書きが怖くて読み返せません…文章が確実にレベルダウンしています…駄目駄目人間で申し訳ありません!! メールの返事も滞っております。申し訳ありません(滝汗)というか年賀状のお返しもまだです、小此木さん。何だか字書きとしてだけでなく人としてもどんどん駄目になっている気がします…。
いやいや、凹んでも始まらないので動きます。動かないと終わらないし! ということで原稿に戻ります〜。サイトを忘れているわけではないのですが、どうしたってオフの方を優先してしまう小此木を許して下さい(土下座) サイトも野望だけはあるのですがね…執事とか…等価交換とか…どこまでも〆切がないと動かない人間ですみません(汗)
いつものごとく馬鹿二人です↓
*** 君に会いたいと思う ***
繰り返されるその光景を見つめていた。
雪は静かに、静かに降る。月明かりに照らされ、雪の結晶が地面に落ちていく光景をナルトはじっと眺めた。 「風邪を引くよ」 風呂上がり、パジャマ一つで雪を眺めるナルトに、カカシが苦笑する。窓ガラスがナルトの吐息に当てられて、そこだけ曇っていた。窓に押し当たられた掌は、すっかり冷え切っているに違いない。 「風邪を引く」 「うん」 「こっちにおいで」 「後ちょっとだけ」 繰り返される会話。繰り返し降る雪。わずかな既視感。 「なぁると」 結局、カカシは最後の手段に出た。猫なで声で呼ばれ、ナルトが渋々と言った風にふり返る。いつだって、ナルトはカカシに名前を呼ばれればふり返らずにはいられない。だから、カカシはナルトの名を呼ぶことをためらう。 立ち止まらせたいわけではないのだ。 「雪はきれいだけどね」 「うん」 「それはお前の望む者ではないよ」 困った、というようにカカシが首を傾げる。わかってるってば、とナルトが頬を膨らませた。窓から手を離し、カカシの側に移動する。揺れ動いた指先から雫がこぼれ落ちた。そのまま、小さな掌がカカシの頬を包み込んだ。冷え切った指先にカカシの体温が移る。にま、とナルトが笑った。 「つめてーーーっ」 ぎゃはは、と笑いながらナルトはカカシの顔を触りまくった。何すんの、とカカシが顔を顰める。だが、振り払おうとはしない。ふーと大きなため息をつき、カカシはナルトの頬に指を這わせた。暖房のせいか、いつもよりかさついた肌がナルトの皮膚をこする。 「やっぱり冷え切ってる」 「雪、きれーだってば。センセーも一緒に見よ?」 「オレ、雪は嫌いなの。ついでに寒いのも嫌い」 「オレは好きなの」 「それで風邪引いたら放り出すよ」 「はい、うそぉ」 ニシシ、とナルトが笑う。カカシがおや、と片眉をあげた。 「またえらい自信だね」 どうしたの、とカカシが問う。ナルトの笑みはくずれない。 「オレさ、譲らないことにしたの」 ナルトの答えにカカシが首を傾げる。ざまーみろ、とナルトは内心舌を出した。 「せんせーの教育の成果だってば」 諦めるな、と。 己を諦めてくれるな、と何度もナルトに訴えたのはカカシだ。言葉で行動でその全てで持って。 逢いたい、と思ったら逢いに来れば良いのだと。 欲しがる事を教えた以上、責任は取ってもらう。ことカカシに関しては、わがままを言うべきだとナルトは悟った。こっちが心配しなくても、本当に駄目なことは、カカシは頑として譲らないのだから心配するだけ損だ。 「覚悟しろってば」 「なんか怖いねぇ」 くわばらくわばら。そう言いながらもカカシは楽しそうだ。カカシの手がナルトの指を捕らえる。 「お風呂、入ろうか」 「一人はやだってば」 「じゃ一緒に」 くく、とカカシが笑う。しょーがないね、と。うれしそうに笑われ、ナルトがため息をついた。 「センセー黙ってれば美人さんなのに」 口を開くと途端に怪しい人になってしまうのは何故だろう。声は良いのに、ともう一度ため息が漏れる。 カカシが意地の悪い笑みを浮かべた。 「失礼な。しゃべってもいい男でしょ」 この声、嫌い? 耳元で囁かれ、ナルトの背がぞわりと震える。それを隠すように、ぷーと丸い頬が膨らんだ。 「好き、だけどさ」 でもちょっとくらいいい男じゃなくて良いの! これ以上余計なライバルを増やしたくないナルトとしては、「口を開けば変な人」くらいで良いのだ。カカシの「いい男」な部分はナルトがいっぱい知っているのだから、他の人は知らなくても良いのだ。 ナルトの示すかわいらしい独占欲に、カカシが吹き出した。 「わがままだね〜」 「誰の所為だってば!」 「オレの所為です。あーなんかうれしい」 ぎゅ、とカカシがナルトを抱きしめる。ナルトの目の前に銀色の光景がふわりと広がった。 「オレはお前のものだからね」 一面の銀世界。繰り返し降る白。繰り返される優しい言葉。心の奥に染みこむ既視感。 心の中に降り積もる銀の。 それは優しくて美しくてだけど暖かい場所。 「すごいお買い得物件だってばよ」 ずっと、この場所が欲しかったのだ。
会いたい、と思ったので会いに来てみました。
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途中で中断したら何を書くつもりだったのか分からなくなった良い見本。
ふぎゃあああああもうこんな時間!!(滝汗)すみませんすみません見直しもせずにさる私を許して下さい!!
踊ってみます。
こんばんは、眠くて愚図り中の小此木です。おおおう眠いです。先週はきっかり七日間動きっぱなしでした。そうなった原因の半分は己で決めた事なので良いのですが。残り半分が。いえ、いえ、仕事ですからね。お仕事。しかし体力ないのでさすがにもう持ちません…。よりによって何故土曜日仕事だったのか…。 そんなこんなで3月まで仕事と〆切の嵐です。おおう、自分で自分を追いつめてみてますよこの人。でもオンリーでスペース頂けたしせっかくのことですしふんばらないと。 つかふと思ったんですが、〆切ラッシュってスパコミまで続くのですかね私…?
大阪で差し入れ下さった方々、本当にありがとうございました。ちゃんとお礼をと思いつつこんなに日がたってしまい、あまつさえこんな場所で、という事態に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、本当に感謝しております。これ以上は伸ばせないと思ったため、せめてもここで一度お礼を述べさせて頂きます。ありがとうございました。
なんというかこう…今エロネタしか出ないのですが。その思考回路は四月まで取っておきたいのですが私。 そんなこんなで天津甘栗に癒しを求め中。
女の子ナルトネタです。乙女度210%(当社比)
*** 戦う乙女 ***
「うう…」 それ、を前にしてナルトは唸った。多分、これでいいのだと思う。こういうもののはずだ、これは。 「うー………」 サクラが貸してくれた本。一生懸命読んで勉強したのだ。救いを求めるように部屋を見渡せば、床一面に散らばった色とりどりの布が余計に気分を重くさせた。 「うぅーーーー」 寄せた眉が八の字に歪む。今にも泣き出しそうな顔でナルトは手にした布を掴んだ。一足早く春色に染め抜かれたそれは、珍しくナルトが気に入って自分で買った物だった。 「うーーーーーっっ」 それなのに、外では雪まで降り始めている。暦の上ではもう春なんだよ、と教えてくれた人が出て行ったのは昨日の朝。帰ってきたら花見に行こう、と。 「きっときれいだよ」 淡い色の五枚の花びら。春の先駆けの花。優しい桃色の柄を見て、そう言った。 だから、これを着て、あの人におかえりなさいを言って、そして何よりも先に春を見せるのだ。 たくさんの布。たくさんの色。それらを組み合わせるにはこつがあって、それらを着るにはそれ相応の準備が必要で。着て見せて、と言われたわけではないけど。 時計を見れば、帰宅時間まで後一時間だった。ナルトが声にならない悲鳴をあげる。 「さ、」 別に着なくてはならないということはない。でも、ナルトはこれを着ておかえりなさいをしたいのだ。 「さくらちゃーーーんっっ」 困った時のサクラだのみ。神様仏様サクラ様。 ナルトの悲鳴が家中に響いた。
ぎゅ、と帯が絞められる。腹を押され、ぐえ、とナルトがえづいた。 「サクラちゃんきついってば」 「うるさいっ!」 ナルトが泣き言をもらすが、サクラは取り合ってくれない。眉間に皺を寄せたまま、てきぱきとサクラの手が動く。 「まったく、呼び出すなら呼び出すでもうちょっと余裕見てちょうだい!」 手早く帯の形を整えながら、ぶつぶつとサクラは呟いた。時間はすでに二時半、あの変態上忍が帰ってくるまで二十分しかない。 「だいたい…!なんでこんな日にこんなもの着るのよ!」 雪の日に着物、というのは風情があるが、正月でもないのに慣れない人間がわざわざ着る必要性がわからない。おまけに泣きながらナルトが電話をしてきたものだから、サクラは取るもの取らず全速力で家から走ってきたのだ。 「だってセンセーに見せたかったんだってば」 サクラの剣幕に、しゅんと肩を落としてナルトが答える。まだ化粧も何もしていない。 まぁいいか、とサクラは思った。時間がないし、何より道具を持ってきていない。第一腹立たしいことに、あの男のことを考えているナルトは、化粧をしていなくても十分かわいかった。 (いや、でも口紅くらいは…) おそらくこの家の中を探せば、ナルト用に化粧道具一式くらい隠してあるはずだ。サクラは頭の中で隠し場所を考え始めた。カカシの思考、ナルトの思考をシュミレートし、ナルトには見つかり憎そうな所を探す。 黙り込んでしまったサクラを不機嫌ととったのか、ナルトが泣きそうな顔でふり返る。 「あのさ、あのさ、センセーが着て、って言ったわけじゃないってばよ」 カカシまで怒られると思ったらしい。サクラはちらりと視線をあげると、大きなため息をついた。 「別に怒りはしないわよ。これ、街に行った時に見てたやつでしょ。買ってもらったの?」 生地も仕立ても良い品だ。下忍の給料で買える代物ではない。サクラの言葉に安心したのか、安堵した顔でナルトは首を振った。 「ううん、自分で買ったんだってば。これ、ここほつれてるの」 でも貯金なくなっちゃったってば、と袖の端辺りを見せてナルトが笑う。確かにそこにはほつれをなおしたような跡がある。ふーん、とサクラは呟いた。 それはカカシも喜んだことだろう。 「いいんじゃない?そういう贅沢もたまには必要でしょ」 無理してまで何かを欲しがるということが、ナルトは極端に少ない。サクラが知る限り、それは強さとカカシに関することだけだった。 むん、とナルトが握り拳で宙を睨んだ。 「また頑張ってためなきゃ。このまんまじゃセンセーに何にも買ってあげれないってばよ」 あーいらないいらない、とサクラが笑う。カカシにしてみれば、こうして自分のためにナルトが着飾ってくれたというだけで感無量だろう。 「さ、出来た。片づけはしたげるから、いってらっしゃい」 ぽん、と帯をたたいてサクラが告げる。うん、と頷いたもののナルトは進もうとしない。 「あん、さ、サクラちゃん」 おずおずとナルトがふり返る。きゅ、と唇を噛みしめてナルトは俯いた。不安そうに視線が床を彷徨う。サクラが無言で先を促した。 「…オレ、変じゃない?」 泣きそうな顔でナルトがサクラを見上げる。サクラが呆れたように片眉をあげた。 「こら、胸張りなさい!」 ばん、とサクラがナルトの背中を叩いた。ナルトが目を白黒させる。 「カカシ先生に見せたくて着たんでしょ?」 似合うわよ、とサクラが笑った。ナルトの顔が真っ赤になる。 「うん!」 ひどくうれしそうに笑って、ナルトは大きく頷いた。
降る雪は冷たく、慣れない着物は動きにくい。きれいな着物は着るのも大変で、サクラにまでいっぱいいっぱい迷惑をかけてしまったけど。 雪降る道の向こう、雪と同じ色を揺らして影が降り立つ。 「おかえりなさいってば!」 ふり返ったその人が笑ってくれたのなら、それでどうしようもないくらいうれしいのです。
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乙女だ…!!どうしましょうね、この子。まるでナルトじゃな(自主規制) すみません許してやってください女の子大好きですサクラとナルト大好きです。しかしよくあるネタで(自分突っ込み)
ではおやすみなさいませ〜。
こんばんは。鼻歌はカカシの挑発だということが判明したものの何故に蒼い魔獣戦の時ばかりやるのかこの野郎実はプレイヤーの心境を読んでいるのではないかと日々COMカカシを疑いつつ木登りのうまくなった小此木です。ザブザさん子供からいくら巻き上げる気なの…!!(涙)そんなこんなで土日は久々にナルティ三昧。その前段階でくえすとが厳しいこと判明していたので心おきなく新たな萌を求めて戦っておりました。はい、くえすと小咄集は二月出ません。代わりに出ないと言い張っていた春に万が一受かればリベンジします…嘘つき野郎で本当に申し訳ありません(汗)
しかし萌え萌えな週末でした。遊びまくったので今日からまた頑張ります。
鼻歌歌いましたよ、あの男…!!うれしそうに鼻歌…!!激しく動揺中小此木です。やはりあのゲームはカカナルでした(つかナルトもてもて)。ナルトに修行をつけることがうれしくてたまらないといったカカシに愛。
…えー…えー………眠かった模様です、昨日の小此木。すみません、本気眠いとあんなものなんです。本気うっとおしいぐだぐだ野郎なんです。異様にハイになったり意味不明なこと口走ったりしつつ時折遠い目をしている小此木がいたら「眠いんだね」と思ってやってください。放っておけばそのうち力尽きて動かなくなりますので(それはそれで迷惑)
なんでしょう、小此木さんはうる好きなんですかね?(聞くな)今のはまりそうで怖いものナンバーワンであることは間違いないです…(ピンキーはすでにはまっているので対象外)でもはうるは見た後必ずと言っていいほど酒をあおるのでできれば避けたいところです。
ああしかし眠いですなぁ。
*** ばんびぼん☆ ***
丸っこい指先を握ってカカシはご機嫌だった。 「…せんせー…」 対してナルトは不機嫌だった。指先をカカシに握られたまま居心地悪そうに身じろぐ。だがカカシは意に介してくれなどしない。鼻歌でも歌いそうなほど上機嫌なカカシから、ナルトは嫌そうに顔を背けた。 「んー、いい出来」 ナルトの指先をなぞり、満足げにカカシが笑う。爪先をなぞられるこそばゆい感触に、ナルトの背筋がぞわぞわと波打った。 「も、いいだろ!?」 一刻も早くこの状態から抜け出したくてナルトが身を引くが、カカシの手から指先を取り戻すことは出来なかった。それどころか益々深く握り混まれる。 「だーめ。ナルトがしていい、って言ったんだよ」 一向に衰えぬ上機嫌のまま、カカシは握りこんだナルトの手を引き寄せた。指先に軽く唇を落とし、そのまま小さな掌に唇を埋めてしまう。ふう、と掌に吐息を吹きかけられナルトの背筋が一気に泡だった。 「うっぎゃぁ!!」 「こらこら、逃げないの。まだ終わってないでしょ」 「おわ、おわった!!つか終わらせろ!て…っっだから舐めるなぁ!!」 「やーです」 派手な悲鳴をあげて全身で逃げようとするナルトを、これまた全身でカカシが抱き込む。いーやーとナルトが悲鳴を上げるがカカシは楽しそうだ。逃げようと背を向けたナルトを背後から抱きかかえると、そのまま己の膝の上に乗せてしまう。 「ふふふ、いらっしゃーい」 「やだってば!はなせーーーっっ」 「ナルトが逃げようとするからでしょ。だからナルトが悪いの」 「オレってば悪くない!!」 じたばたとナルトが暴れるがカカシにかなうはずもない。カカシの指がナルトの指先を摘んだ。そのまま形を確かめるように指先を何度も撫でる。そこには小さな爪がちょこんと鎮座していた。 「食べたいなぁ」 「………」 カカシの呟きに本気を感じ取り、ぴたり、とナルトの抵抗が止む。あれ、とカカシがつまらなそうに瞬きをした。 「もう抵抗しないの?」 「…さっさと終わらせろってば」 「つまんないよ」 「つまんなくていいの!!」 ぶーと二人そろって不満そうに唇を尖らせる。はぁ、とカカシがため息をついた。 「しょーがないなぁ」 ナルトの手を握り治すと、やすりを手に取る。ナルトもカカシの上に座り直した。 「たまにはこういうのもいいでしょ」 「…うー…」 ご機嫌なカカシと、不機嫌なくせにどこかうれしそうなナルト。爪切りには今少しかかりそうである。
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なんと言い訳したら良いのやら(遠い目)きっとまた明日後悔するんですよ。
でーはでは。
| 2005年01月10日(月) |
全てはいつものごとく |
大阪インテックスで当スペースにお越し下さった皆様、構ってくださった皆様、ありがとうございましたvvうれしいこといっぱい楽しいこといっぱいで幸せでした。 なのにまたもや体調不良(というより激しく眠かったんですが)でいっていて申し訳ありませんでした(汗)あれでも月よりの使者様は遠慮していたらしく、終わった途端本性をむき出しにされました…。まぁ、あれですよ。全てははうるのせいですよ。その後の松林サッカーがまたはうるといい感じにだぶるので酒も進んだですよ。はい、全部自分のせいです。体調良くない時に飲むなってね!(本当だ)いい加減猿だって学習する頃ですよ。でも風邪がぶり返しかけているのは実験室の所為です。せっかく冬休みで治したのに(涙)ちなみに帰ってきて、寝不足で気持ち悪くなるまで戦利品漁った馬鹿は私です。でも言うほど寝不足じゃなかったはずなのに何故昨日は一日あんなに眠かったのでしょう…。 しかし楽しい日々でありましたよ。楽しかったので良いですよ。でもいい加減体調管理能力を身につけようよとも思いました。いつもの通りに…(遠い目)
成人の皆様おめでとうございますカカナルコ何故かサスケさんが木の葉にいます話↓
*** 変わり目 ***
『成人式』と大きく書かれた紙が風に揺れる。 「んーーーー!」 退屈な式典が終わり、ナルトは大きく背伸びをした。着物の袖から白い腕が寒風に晒されようとおかまいなしだ。成人したことへの祝辞をもらうのはいいが、何故来賓というものはああも退屈な話をするのだろうか。慣れない着物で胸は締め付けられるし、頭は重いわで体がカチカチである。 「ナルト、あんたね…」 放っておけばそのままストレッチでも始めてしまいそうなナルトを、サクラが呆れたように睨んだ。せっかくきれいに着飾っているのに、ナルトの行動はいつもと何ら変わらなないらしい。 「あんたはじっとしてれば美人なのよ!?夢を壊さないでちょうだい!」 「夢って誰のだってばよ…」 何か不条理なものを感じながらも、ナルトは伸ばしていた手を下ろした。騒ぐ女性陣からサスケは少し距離を取った。同じ事がサクラにも言えるんじゃないかとサスケは思うが、口にはしない。桜色の振り袖に包まれたサクラは黙っていれば清楚な美人であるが、口を開くと小姑のようである。それでも熱い視線を送っている男性陣にサスケが視線を向ければ、何人かが慌てて目を反らした。ナルトとサクラはそんなことには全く気付いていない。 (全く。二人とも自覚がなさすぎだ) 思わずため息をついたサスケは、自分が女性陣の視線を集めていることには気付いていない。よく似たもの同士なのである。 気が済んだのか、サクラが説教していた口を止め、ため息をついた。 「でも、なんであんた振り袖じゃないのよ」 ナルトは振り袖ではなく、訪問着を着ていた。淡い緑色に小花を散らしたそれは品もありナルトによく似合っていたが、今日はせっかくの成人式なのである。サクラの問いによくぞ聞いてくれました、とばかりにナルトが胸を張った。 「だってオレってば人妻!」 「あーそうだったわね…」 無駄に気合いの入った答えに、サクラは己が自爆したことを認めた。付き合いだして八年、結婚して四年の万年新婚夫婦片割れからあからさまに目を反らす。 「カカシはどうした?」 「終わる頃に迎えきてくれるって言ってたから、もう来るってばよ」 残る片割れも来るのか、とサクラは暗い気分になった。どちらも大切な仲間だが、私生活で二人揃っているところにあまり構いたくない。噂をすれば影、とばかりに後方でどよめきが起きた。 「来たか変態…」 「サクラ…」 「サクラちゃん…」 呪詛のような呟きに、サスケとナルトが言葉を失う。影が三人の足下に落ちた。 「自分たちが迎えに来いっていったんでしょ」 サクラの呟きにカカシが深いため息をつく。羽織の上に蒔いたマフラーの隙間から、白い息が漏れた。あくまで顔全てを晒す気はないらしい。左目は上手い具合に前髪で隠している。 眼帯をしていなくてよかった、とサスケとサクラは思った。確実に警察に呼び止められる。 きっちり着物を着こなしたカカシの姿に、キラキラとナルトが目を輝かせた。 「センセー!かっこいいってばよ」 「ナルトも美人だぞ〜」 飛びついてきたナルトを受け止め、カカシがうれしそうに笑う。所構わぬバカップルにサクラが頭を抱えた。ふーとサスケがため息をつく。 「じじくさい色だな」 「サスケだって変わらないでしょうが」 カカシは灰色一色の紬だが、サスケは黒の羽織袴である。色彩で言えばどっちもどっちだ。カカシの言葉に、勝った、とばかりにサスケが口端を持ち上げた。 「オレにはこれがある」 くるりと振り向いた背中には、くっきりと染め上げられた赤と白の団扇模様。うちは家の家紋を三人は見なかったことにした。 「でもなんでカカシ先生まで正装してるのよ」 「ナルトにあわせてね」 「こんなかでセンセーが一番かっこいいってば」 完全にスルーされたサスケの髪を北風が揺らす。サクラお前までと内心泣きつつ、サスケは何とか気を取り直した。 「まぁ式も済んだしな」 ふふ、とサクラが微笑む。 「後は騒ぐだけ」 にしし、とナルトが握り拳を作った。 「せっかく大人になったんだし」 これで晴れて堂々と。新成人三人の心は一つだった。 「カカシ先生の奢りで呑み!!」 「…いいけどね…」 嬉々として声をあげる三人に、カカシが少し遠い目をする。家にあった酒を三人に根こそぎ飲み干されたのはつい先日のことであった。飲酒は大人になってから、という標語を覚えていたとは驚きだ。 (誰に似たんだか) 答えは明白なのでカカシはその問いを心の中でだけ発した。 「祝い酒だしね。好きなだけ奢りましょう」 苦笑しながらも、カカシが了承する。満足そうに三人が笑った。
「なぁ、あの四人目立つよな」 「し!目合わせるな」 そしてやはり目立っていることに気付かない辺り、似たもの同士なのである。
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不意に思いついた馬鹿話〜。祝いには全く持って遠いですが、祝い代わりに。 なんかいつの間にかシリーズ化しているすりーぴんぐしーぷですが(そう言う名なんです。ドリーマー…)書いていて非常に楽しいです。正月ネタを密かに発行し損ねたのでここにて。
では寝ます。おやすみなさいませ。今日も眠いですよ何時間寝れば気が済むんですか私の体…。
てかすごいお腹空いてきてるんですけどなんで!?
つかお腹空きましたよ。でも眠いですよ。風呂にも入らなきゃですよ。なのに旦那を落とす気配がないですよ。逃避中ですよ。アホな逃避してますよ。まずは風呂入って、堪えきれなかったら何か食べて、そんで寝ましょうよ自分…。何から逃げてんだか…。アホですよこの人…。はうると違って守る者を見つけてないからかしら(そういう問題ではない)
以上五分おき日記ですが(馬鹿)今度こそ寝ます。きっと明日これを見て後悔すると思います。後に悔いると書いてこそ後悔…!!(意味不明) ひとまず己が本気眠いことだけはわかる日記ですな…。
ひとまずただいま部屋が素敵にアセトン臭いです。むしろアセトンが欲しいです。そしたらきっと一発で落ちる…下手すれば素材がとけるけど…アセトン使いすぎてラリったのは遠い昔のことです。 すみません、新年早々あの子に夢中です。青い髪の剣精(多分私の他は一人しか知らない・笑)はちょっくら難しそうなので後回しで桜色のお嬢さんに挑戦。かわいくなーれと念じつつ今日も磨いています。何ってピンキーの話です。よもやこれに手を出すことになろうとは思いませんでしたよ。ぶきっちょなのにどうするの…!!
なんのかんの言いつつ七班に振り回されている己があわれ臭いです(苦笑)
あけましておめでとうございます。皆様のおかげでなんとかこのサイトも年を越せました。ほとんど休業状態に陥ってますが(汗)、今年もよろしくお願い致します。
年末から年始にかけて呪われているのか運が良いのかよくわからない状態のまま実家で過ごしました。冬の祭典日にはひとまず飛行機は無事飛んだものの、雪で本が濡れてえらく凹んでみたり(涙・その節は失礼致しました>私信)空港が全然混んでなくってもっと会場にいれば良かったとがっくりしましたが(昼前には会場脱出)、きっと会場で遊んでいたら混んでいたのだろうと思います(笑)冬話してくださった皆様ありがとうございましたvどたばたしてて本当にすみませんでした(汗) 年末は風乃とDSで盛り上がりつつ、カラオケに。うふふ、楽しかったです。そして内心一人幽白祭り。風乃がエンディング曲歌ってくれたんですけど、幻海ばあちゃんと戸愚呂弟が!!はい、小此木は戸幻ですよ。爺ちゃん婆ちゃん好きだね言われましたよその通りですよ。見事相方にピンキーにも手を出させることに成功したので、どうなるか楽しみです(フィギア屋万歳・笑) そして大晦日には飯屋にことごとく振られマックで家族ご飯となった後エヴァに大量に貢ぐはめになりました…元旦ははくしょん大魔王に貢ぎました…今年は負け年の模様です…次の挑戦は来年です…でもやはり実家は良いですね。行き帰り疲れるけど。
ただいまDSピクチャットにて遊んでくれる方大募集中(笑)あれ、おもしろいですね。DSは誰かと遊ぶのが楽しいですよ!!
それでは皆様にとって今年が良い年になりますように!
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