地徊営業日誌
目次書きすてたもの未定なもの


2004年04月30日(金) うみゃ!

なぜこんな日に…!!(震)あわわ、いろんなことがやばいです。新刊もやばいですが部屋もやばいです。なんなんでしょうこの汚さは…(汗)これじゃホームエステどころではない…

明日はラーメン博物館です。なのに今夜ご飯作るの面倒でラーメン食べちゃった人がここに。馬鹿です。昨夜はすごい豪勢だったので今日は質素にと…。昨夜のお店はおいしかったです。幸せ♪

イベントが終わるまでゼノフリークス封印。あうあう(涙)

明後日のイベント用に風乃が狐なる描いてくれましたvvありがとう、風乃〜っっ。かわいいのですよ。女の子ずもあるですよ。えへへ、うれしいです♪後は小此木が原稿あげるだけ☆…うわーい…(遠い目)


2004年04月25日(日) 捜し物はなんですか

本日スパコミ用の荷物を作っていたらひょっこり「戦う!」が…!なんでこんなに少ないんだろうと思っていたら…。ということでサークル情報改正しました。わざわざメール下さった方、申し訳ありません!!(滝汗)

昨日から謝ってばかりの小此木さん、昨日は待ち合わせに30分も遅刻するというとんでもないことをやらかしました。右目にコンタクトを入れるのに何分かかっているのだか(涙)ごめんよ、ハニー!でも無能はもうちょい待ってください。やはし難しいですよ、あの二人。

殴り書きは後で〜。やること先にやってきます。その中に原稿が含まれていないというのはどういうことですか、小此木さん。

そして戻ってきてみましたよ原稿は無論終わっていません(きっぱり)……いや、まずいのはわかっているのですよ、わかってはいるのですが……逃げちゃ駄目ですか?(駄目です)

全くネタを思いついていない状況で書いてみる↓


***  魔法の種 ***

「あ」
突然のカカシの呟きに、ナルトは顔をあげた。
「どうしたってば?」
不思議そうに首を傾げ、ナルトがカカシに問う。カカシはソファに、ナルトは床に座っているので、自然それは見上げる形になった。うーんとカカシが考え込む。
「いや、やっぱりいいよ。うん」
なんでもない、とカカシが首を振った。ナルトが訝しげに眉を顰める。カカシの膝の上に顔をのせて睨み付ければ、苦笑が返ってきた。
「なーんでもないよ」
「なんでもないなら言えってば」
「言ったらナルト困るよ?」
「そんなん聞いてから決めるってば!」
言いにくそうなカカシにナルトが怒鳴る。しばしの逡巡の後、カカシはため息をついた。カカシが腰を折るのに併せてナルトも腰を上げる。
「……………」
カカシがナルトの耳元で小さく囁いた。一瞬目を丸くした後、ナルトの頭から蒸気が噴き出す。真っ赤になった顔をカカシから逸らし、ナルトは思いっきり眉根を寄せた。
「…は、はずかしー…」
「でしょ。さすがにオレも恥ずかしかった」
カカシもばつが悪そうに天を仰ぐ。珍しく照れているカカシの顔をナルトは盗み見た。もの言いたげなナルトの視線に、カカシの表情が常のそれに戻る。
「どうした?」
問いかけられ、ナルトはばつが悪そうに笑った。カカシの膝に手をつくと顔を近づける。
「…あのさ、も一回言ってってば」
カカシの耳元に口を寄せ、ナルトはこっそり囁いた。カカシが片眉を顰める。
「言うの、結構恥ずかしいんですけど」
「オレも恥ずかしかったってば」
ちょっとだけ赤くなったカカシの頬に、負けじと真っ赤になってナルトが言い返す。照れ臭そうなカカシに、ナルトはこれ以上無理というくらい真っ赤になって呟いた。
「…でもなんか気持ちよかったってば」
そう言うと顔を見られないようにカカシの首にしがみつく。カカシの頬の赤みが少し増えた。
「…はずかしーやつ…」
「う、うるさいってば!」
照れ隠しにナルトが怒鳴る。カカシは小さく咳払いするとナルトを抱きしめた。
「……誰にも言うなよ」
言うわけないじゃん、とナルトが心の中で反論する。
(そんなもったいないこと)
これは自分だけの宝物にするのだ。
ナルトのそんな決意は知らず、ちょっと照れくさそうにカカシが言を紡いだ。
「オレはね、ナルトのこと…」

そうして心に花一つ


********


………て!ある意味非常に痛いバカップルをお届けしました…………。あははははは(落ち付け自分)カカシはなにを言ったんでしょうね。きっと炎の誰かさんのようなことを言ったのですよ。聞いた瞬間どうしたら良いかわからないようなことを。書いてる方も恥ずかしかったです……。

では明日に備えます。おやすみなさいませ〜。
……なにか忘れていませんか?小此木さん(脳内突っ込み)


2004年04月23日(金) 予定は未定

なんですよわかってはいるけど一週間もずれられるとこっちが困るんですってばお客様!いえ、仕事のことではなく己の体内状況のことです。今日も元気に予定崩れまくりの小此木でございました。

まずは原稿しませんか小此木さん↓

*** 空気 ***

それは緩い覚醒だった。まぶたも開けられず、それでも浮上してしまった意識の底でナルトは己の失態を悔いた。
(におい、しない)
ぎゅう、と手の中の人形を抱きしめる。パジャマの襟に顔を埋めるが、すでに主が着なくなって数日たつ布ではその匂いも薄れていた。
夜の闇がひどく重く感じられる。息苦しいほどに。
(寝なきゃ)
明日も任務だ。寝なくてはならない。ふう、とナルトは息を吐いた。すぐに眠れるはずだ、と思うのに睡魔は襲ってこない。なのに、体は重くて言うことを聞かない。
夜に目を覚ますと眠れなくなる。そういうことがなくなってどれほど立つだろう。もう、あの感覚も忘れたと思っていたのに。
(…薬、まだあったっけ)
火影からもらった睡眠薬があれば、さすがのナルトも夢も見ずに眠れる。あれはどこに置いただろう。まだ使えるだろうか。
時を刻む音だけが部屋に響く。何百回目の回転が始まり、ふとナルトは体から力が抜けるのを感じた。
(あ…)
沈むように、意識が眠りへと向かっていく。濃くなったにおいに、鼻の奥がつんとなった。
(帰ってきたってば)
体を押しつぶそうとしていた空気が軽くなる。ふわりと抱き込まれるような感覚に知らずナルトの口元が緩んだ。
(おかえりなさい、ってば…)
言葉は音にはならなかった。かわりに安らかな寝息が小さな口から漏れる。
ただいま、という声をナルトは夢の中で聞いた。


音も立てず、カカシは寝室に入った。シャワーを浴びて濡れた髪をタオルで乱暴に拭く。
「…あーあ、気持ちよさそうに寝ちゃって」
ほっぺたをつつけば、柔らかな感触が返ってきた。鼻先を金の髪に埋めればお日様の匂いがする。
笑みがこぼれた。息を吸いこめば胸の中にナルトの匂いが広がる。
「ただーいま、ナルト」
起こさないようにそっと布団の上から抱きしめて、カカシは囁いた。

帰ってきたね

******


眠いですv(落ち着け私)最近とみに犬化しているうちのバカップルですが、お互いの存在を匂いで確認している模様。忍びだし鼻はきくかなーと思うのですが。ちなみに今日の小此木の手は臭かったです。何故だ(どうでもよいですよ小此木さん)


うーではおやすみなさいませ。わんわん(寝ろ)


2004年04月20日(火) 今日の合い言葉:定時上がり

でした。私一人じゃないですよ?ただいま後継者問題(ばーい信さんの野望)に揺れる同僚も一緒です。どなたか私にゲームをする時間を下さい。ちなみに彼はハガレンよりもてるてるが好みであった模様。早くカインの最終巻買ってください。

どうにも熱はストレス性の物だったらしく、原因に片つけたらすっかり下がりました。毎度毎度くだらないことで騒ぎ立てて申しわけありません(汗)後はこの肌荒れだけなんですが…(涙)一個一個はたいしたことないのですが次から次に起こってちょっとため息です。

ギャグを書くには気力がいるのだと身にたたき込まれた今日この頃おやすみなさいませ。
私にぴんはは無理です。目の毒です。歩く有害物質になってしまします。うあああああああああああ(想像して苦悩)<私信。いえ、お約束どおり二人の選択に大人しく従います。従います、が……っっ!!<私信2



5月新刊コピ本になりました…(涙)


2004年04月18日(日) やっとで

熱が下がりました。ふー。
ちょっとまじめに突発本すらやばげです。が、頑張ります。
場合によってはまたサイト放置状態に陥ってしまうかもですが、お許し下さい(汗)


2004年04月14日(水) つっこみ

本日の同僚(目的語を抜かして話す)から小此木(述語しか話さない)への突っ込み
「現実逃避している暇ないよ」
………はい、その通りにございます。シムどものためにかわいいラブベッド(エッチできるベッド)探している場合じゃないです。ええ、わかっております。このままじゃ突発だってやばくなるくらい…!


今日は久方ぶりにアニメ見て泣きそうになりました。あの演出は反則です。今の本誌の進行を思うと悔しさえ覚えます。

ちょっくら風邪を引いたようで喉が痛いです。ううー。


何故かブリーチ偽物剣八とやちる。二人とも口調がわかりません(涙)↓


*** 心の在処 ***


空を見上げ、やちるは大きく背伸びをした。お空は雲一つない快晴で、自然と笑みが浮かぶ。
じーーと見上げていたら青い空に黒い影が落ちた。やちるの笑みがさらに大きくなる。
「おっはー!」
朝とは思えない大音量で叫び、やちるは小さな両手を広げた。些か眉をひそめて剣八がこめかみを押さえる。
「なんだ、そりゃ」
「知らない?朝の挨拶だよーほら剣ちゃんも!」
「…あーそうかい」
だらり、と結っていない黒髪が落ちて空を覆う影が大きくなった。それを確認するようにやちるの瞳がゆっくりと瞬く。
「剣ちゃん空みえないよー」
小さなやちるの上に覆い被さるように剣八が立っているから、もう空は見えない。やちるの抗議に剣八の眉間に皺が寄った。
「ああ?」
「せっかく雲数えてたのに」
ぷく、とやちるの頬が膨らむ。
「雲、たって…」
困ったように剣八は空を見上げた。やちるの上に再び青空が広がる。
「雲なんかないぞ」
きれいに晴れ上がった空に剣八が目をこらした。やちるがうれしそうに笑う。
「あるよ、ちゃんと」
そう言うと、やちるは剣八の肩に飛び乗った。それでも剣八の体はびくともしない。
「剣ちゃん髪の毛しないと遅刻しちゃうよ」
「知るか。待たせとけ」
やちるが剣八の髪先を左右に引っ張るが、剣八は動こうとしない。
「どこに雲がある」
まだ雲を探していたらしい。やちるが吹き出した。
「剣ちゃんのいけず〜」
「はぁ!?」
青空にやちるの笑い声が響く。

空に雲いくつ

******


むず、むずかしい…!!(がく)なんだか皆様にごめんなさいって感じです。剣やちが小此木のつぼをついてきてくれるのですがいったいどうしたら…!やちるかわいいです。好きだブリーチ!!


ではおやすみなさいませ〜。


2004年04月13日(火) うるふぃ

土曜来た友人が土産に持ってきてくれたうるふぃ人形に癒されていたころ、やっとで実験成功しましたーー!! といっても完璧にはほど遠く、今からやっとで始動、ってとこなのですが。ふっふっふ、やっとで分析も始まったのでがんばるですよーvはふー二ヶ月たってやっとでスタート地点です!

うるふぃ人形、以前「背中のチャックにはお菓子が入っているんだよ」と騙されたのですがやっぱり入ってませんでした。でも袋になっていたし自力でお菓子いれるから良いのです。ああうるふぃかわいいよぅvvただいまうちの主(アライグマのぬいぐるみ)の頭上に陣取っています。そしてカーテンの影からそっと覗いています。ちょっぴり怖いのでカーテンをどけてきます。くそう、かわいい奴め(馬鹿め)

土曜のこと、大変だったことしか書いてなかったですねー(汗)色々楽しかったのですよ。中華街行きました。んでチャイナ着て写真取りました!小此木、横に育った口なのでサイズでかいの着たのですが、いかんせん裾も長い。仕方なくヒール高い靴はいたらうまく立てない(笑)ということで写真は剣を杖代わりにしておりました。後とんぼ玉作ったり。それが完成するの待っていたら友人から連絡来たり(苦笑)にしてもマッサージ行きたいです。またマインスイーパーするようになったら肩こっちゃって…(学習しなさい小此木さん)


ではおやすみなさいませー(早っ)
明日は早く帰れると良いな。5月突発はいちゃエロの方向に向かってます。なにがありました小此木さん!最近そればっかじゃないですか!欲求不満ですか?(もしもし?)まぁエロっても小此木の書くレベルなんですけどね…。しかもすでにどなたか書いちゃってるんだろうなーってネタなんですけどね…。でもやりたいからやるのです!頑張るですよ。ただ普通にいちゃいちゃしてるだけの本もやりたいのでどうなることやら。やりたいことは多いけれど時間と気力と愛(おい)が足りないです(涙)





2004年04月11日(日) 波瀾万丈

昨日今日は楽しかったんだけど本当に疲れました(苦笑)
赤レンガ倉庫で遊んでいたら残る一人から「C駅ついたけどどうすれば良い?」という電話が来たのにもまいりましたが(この時点で一時間待たせること確定)電車が事故で止まり足止め食らったのはもっと参りました。結局停車した駅からタクシー飛ばし二時間待たせて合流。あああああ本当にごめんよw氏!!しかも酒持ってこさせていたのに!だし巻き作ってもらい損ねてちとしょぼんです。料理の上手な人なのですよ。

ということで今宵はダウン。ご飯食べてすぐマッサージしてもらったらどうにもこうにも(苦笑)カレーミュージアムにも行ったのに仕掛けで遊ぶだけ遊んでなにも食べずに帰ったですよ…


ではおやすみなさいませ。へなちょこですみません(汗)


2004年04月09日(金) お片づけ

実験に行き詰まってコーチと生徒口調で検討している連中(同じ会社から行っている)を隣の実験室(ドア開けきり)の社員さん達がどう思っているのか気になるところです。でも内容は真面目なのですよ?それくらいの息抜き許してください。
お偉い方々の連続来襲がやっとで終了〜。もう勘弁してください…(泣)

明日は同僚が来ます。片づけが終わりません。やる気にもなっていません。明日は午前中お仕事です。マリみて読んでる場合じゃないですよ、小此木さん。

だから片づけなさいって↓


*** 今日も明日も ***

ナルトの朝は早い。
「お・き・ろーーーーーーーっっ」
そして体力がいる。気力もいる。ぴくりともしない相手に、ナルトは毎朝多大な努力をしていた。
毎朝元気なことだ、とカカシは思う。
「どうした?」
だからカカシは一声目で目を開けた。ナルトが目をまん丸にして飛び退く。
「センセーが起きてる!!」
「失礼なヤツだね…ほら、こっちおいで」
カカシの手招きに応じて、恐る恐るナルトが近寄る。不安そうに見上げられ、カカシはため息をついた。こつん、と額がぶつかる。
「熱はないな」
突然のカカシの行為にナルトが真っ赤になって固まった。カカシの指がナルトの唇にかかる。
「ほら、あーんして」
混乱したナルトは条件反射的に口をあけた。その中をカカシがのぞき込む。そしてため息をついた。
「あー…喉ちょっと赤い、ね」
長い指がナルトの喉を撫でる。その感触にナルトは体を強ばらせた。
ひょい、とナルトの体が宙に浮く。その事実に気付いた時にはナルトはベッドの上にいた。見上げれば自分を持ち上げた張本人はベッドから降りている。
「もうちょっと寝てなさい」
くしゃり、と髪をかき乱され思わずナルトは目をつぶった。ナルトに背を向けたカカシの服を、慌ててナルトが掴む。
「ちょ、センセー!」
「ん?今日はオレがご飯用意するから寝てなさい」
「ち、ちが…っ」
それだけではない。今日は良いお天気だからナルトは洗濯もするつもりだった。
(ああ、そうじゃなくて…)
自分の考えがまとまらず、ナルトの頭の中は飽和状態に陥った。カカシが苦笑する。
「洗濯もご飯の用意も掃除も、ナルトほどじゃないけどオレも出来るよ?」
ナルトの耳元に唇をよせ、カカシは囁いた。ぴたり、とナルトの思考が止まる。
「…オレ、元気だってば」
「そうだね、まだ元気だね。でもオレとしては今日はもうちょっと寝ていて欲しいなぁ」
風邪は引き初めが肝心だし、と言われナルトは頬を膨らませた。確かに少し喉がいがいがする感じはあるが、だるいなんて思わない。むしろこれくらいで寝ていられるかと思う。
ナルトの考えを読みとったのか、少し不機嫌そうにカカシは眉を顰めた。
「今は一人じゃないんだから、ちょっとくらい休んでも平気でしょ」
拗ねた物言いに、ナルトが目を丸くする。ややあって、ナルトは吹き出した。
「しゃーねーの」
喜べば良いのか怒ればよいのか、おまけに照れくさくてナルトの顔はくしゃくしゃだった。カカシが微笑む。
「それくらいの内に治しちゃおうね」
顔がくしゃくしゃになったのにカカシの手が髪の毛までくしゃくしゃにするものだから、ナルトは泣きたくなった。


そしていつもより長く寝たナルトは、掃除をする忍犬達を見て健康管理を心に誓った。

*****

旦那役に立ってないです。おかしい……。いやいや、忍犬に芸(違う)仕込んだのはカカシだからそういう意味では役に立っているのでしょうか。ぬくくなっているのに(意味不明)くしゃみが止まらないですよ。あーそれにしても文章へなちょこすぎですね、すみません(涙)

時間的にやばいので寝ます。片づけは明日の朝です。もうそれでよいです(良くない)
ではおやすみなさいませ。


2004年04月05日(月) 本日の(略)桃色片思い(さびのみ)スーパーマリオの一面

何故兵兵ではなく懐かし歌謡曲見ているのでしょうね小此木さん。本気でいくつだ私。
ひとまず風呂入ってきたら殴り書きするです。いちゃいちゃです。いちゃこらです。くえすとにかかりっきりで何かが溜まっていた模様です(笑)そんでホットミルクと紅茶のパウンドケーキ(自作なので味はいまいち)でお茶するです。だから太るんですよ、小此木さん!!と小此木理性が叫んでおりますが知ったことではないのです(おい)

ちなみに桃色片思いがさびのみなのはさびしか知らないからです。

風呂上がり豪快に化粧水をこぼしてみました。そしてパウンドケーキもこぼしてみました。何やってるんですか、私。でも牛乳はこぼせない…!!(震)

あんまりにも魔王カカシが眠り姫化してやがるのでいっそ本当に眠り姫になってもらおうか話↓

*** 眠りの森の ***

「ここが…」
大きな城門を見上げ、ナルトは唾を飲み込んだ。積み重なった茨の向こうに尖塔が見える。
あそこに、悪い魔女に眠りの魔法をかけられた姫君がいるのだ。宿屋の人がそう言っていた。
「こんなところにひとりぼっちじゃかわいそうだってば!」
ぐ、と拳を握りしめナルトは決意を決めた。ひとりぼっちは辛い物だ。ナルトは生まれた時からそのことを体験している。
「すぐに助ける!」
剣を握りしめ、ナルトは門を開いた。


「なんなんだってばよ〜〜っっ」
城中にナルトの声が響き渡る。それをかき消す轟音を立てながら、大きな石球がナルトを追いかけ回していた。
「じょ、う、だ、ん、じゃ、ない!」
息が上がる中、それでもナルトは叫んだ。道をそれようと、階段を上ろうと、玉はナルトの後を追ってくる。明らかに魔法の仕業だ。
「ふぎゃ!」
床を這っていた根に気付かず、ナルトがこける。
(つぶされるっ)
咄嗟にナルトは頭を庇った。がり、と背後で床をこする音がする。
「………」
来るべき衝撃にナルトは体中に力を入れた。だが、待てども体の上を何かが通る気配はない。
「………」
恐る恐る顔を上げ振り返ってみる。ぐらり、と先ほどまでと同じ距離を保って石球が揺れていた。
ぐらり
ぐらり
首を振るかのように球が揺れる。そのままナルトが床に寝そべっていると、やがて球はため息をつくかのように大きく後ろに揺れた。
ごろごろごろごろ………
球が去っていく音が遠くなっていく。ナルトは呆気にとられてその姿を見送った。
「なんだったんだってば…」
がくり、と肩の力を抜いてナルトはつっぷした。


「なんなんだってばよ…」
肩で荒く息をしながら、ナルトは恨みをこめて呟いた。その後もやる気があるのかどうか疑うようなトラップは続いている。
(くそぅ、こんなことで負けてたまるかっての!)
半ば意地になって城の中を突き進む。こうなっては責任者を捕まえて怒鳴らないことには気が済まない。
「これで最後だってば…」
にやり、と笑ってナルトは最後の扉に手をかけた。この向こうにお姫様が眠っているのだ。
扉の向こうには大きな天蓋付きのベッドが横たわっていた。
「これが…」
暖かな光に満ちた部屋にナルトは目を見張る。ベッドの脇にいた犬が一瞬顔をあげたが、ナルトを見てなにも言わず再び眠りについた。
ナルトはベッドに近づくとそっとその中を覗いた。白い布地の中に銀糸がきらきらと光っている。怪我をしているのか、顔の半分を覆う包帯が痛々しかった。
「この人が…」
それでも、美しいとみなが言っていた通り、ナルトも美しいと思った。白い肌は日にあたったことがないのではないかというくらい透き通っており、整った頬の上に長いまつげが影を落としている。
「姫…?」
黒衣に包まれた体はしなやかで、たくましい筋肉を感じさせていた。静かな寝息を立てる喉では大きなのど仏が上下している。ナルトは混乱した。
(え、ええ!?どう見たって男の人だってば!男のお姫様!?)
てっきりお姫様がいるものだと思っていたら、ベッドに寝ているのはきれいはきれいでも男の人である。よもや塔を間違ったのだろうか。
慌てるナルトの視界の隅で、男の手がぴくりと動いた。ナルトが固まる。
「…う」
男がわずかにうめき声をあげた。銀色のまつげが震えて持ち上がるのを、ナルトは瞬きもできずに見つめていた。
やがて、白い瞼の下から蒼灰色の瞳が現れた。その深さにナルトの心臓が大きく脈打つ。
心臓をわしづかみにされた気分だった。
「…ねむい…」
耳に心地よい声が響く。ナルトを魅了した蒼灰が再び瞼の下に消えていき、寝息が部屋に広がった。
「!?」
しばしその寝顔に見とれていたナルトが我にかえる。
「…お、」
男は再びすやすやと眠っている。ナルトのことなど見向きもしない。
「おきろってばーーーー!!」
怒声が城に響いた。


男はカカシと名乗った。
「姫ならとうの昔に駆け落ちしたよ」
大あくびをしながらナルトの質問に答える。その態度にナルトはむっとした。
「じゃぁあんたはここでなにしてたんだってば」
「寝てた」
いかにもめんどうくさい、とばかりにカカシが頭をかく。ふくれたナルトのほっぺたを長い指がつねった。
「姫の駆け落ちの手伝いするかわりに、この城もらったんだよ。わかった?」
「いひゃい!」
じたばたとナルトが暴れるがカカシは気にしない。むしろその反応が楽しかったのか、残る頬もつねりあげてしまった。
「なのになに勘違いして人の安眠妨げてくれたのかな?ん?」
意地悪く笑われ、ナルトは力の限りカカシを睨み付けた。
「罰としてお前しばらくここにいなさい」
意地悪く笑うくせにその瞳がひどく優しくて、ナルトは息を呑んだ。また心臓をわしづかみにされた気がして胸を押さえる。
ちらりとカカシを見上げれば、やはり意地の悪い顔で笑っていた。
「…いいの?」
小さな問いかけにカカシの口元が和らぐ。こつん、と大きな手がナルトの額をこづいた。
「罰だって言ってるでしょ。魔法使いを馬鹿にするんじゃないよ」
目を丸くするナルトの視界にカカシの背中が映る。呆然とするナルトをカカシが振り返った。
「ご飯食べるでしょ」
今度の笑顔は優しい物だった。その言葉の意味を理解し、ナルトの顔が輝く。
「うん!」
駆け寄ったナルトの手をカカシが掴んだ。
「迷うといけないから手つないでなさい」
「あのトラップ、カカシがしかけたんだろ。やる気ねーっつーの!」
「お、急に生意気になっちゃって。これだからお子様は」
久々に楽しそうな声が城に響く。わふ、とベッドの傍らで犬がため息をついた。


*******

いちゃついてないし…!!(がっくり)というかそれ以前に出来上がっていないですよ、小此木さん。はしょりすぎですって。一目惚れですかいお二人さん、それは良かったですね(自暴自棄)これに一時間もかけたのかと思うと涙が出ます。これも裏設定は色々あるらしいのですがまぁそれはおいておいて(おくな)せめて見直しくらいしましょうよ、小此木さん。マジ姫カカシは自分に優しくなかったらしく気がついたら魔法使いに転職してました。不思議〜(おい)

すみません、眠らせてください。ね、ねむ…。


2004年04月04日(日) 力尽き

すみません、5月くえすとは無理です…(涙)が、何かは出します。ぺらいやつになりそうですが…いちゃいちゃさせるですよ!!

今日はもう寝ます。おやすみなさいませ〜。

なんか最近日記が泣き言しか書いてないですね…(汗)来週はもちっと殴り書きできること希望。そろそろ復調したいです。


2004年04月01日(木) 本日の脳内BGMは良い日旅立ち

郵便屋さんは偉大でした。大感謝です。


小此木 蘇芳 |HomePage