地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
朝帰りの不良娘、小此木です。朝帰りと言っても帰ってきたの十時だったので、無断外泊(笑)というのが正しいのかも知れません。 昨夜は同僚の家にいい酒が入ったというので飲み会だったのですが、お邪魔したら八海山、腰の寒梅、新政といったおいらの好きな類のお酒が並んでおりました。好きなのは知ってましたがそこまでそろえてるとは思いませんでしたよ。久保田の紅寿は飲み逃して残念。その前に限界きてしまったので(涙)しかし良く呑みました。おいしかったです。
そして帰ってきてひたすらガンパレやってて今の時間になってみました。目が疲れました。←当たり前
ということでちょっくらおやすみなさいませ。
ここしばらく異様に眠かった理由がどうも風邪っぴきだったからということが判明しました。いや〜、火曜日雨に濡れてからどうも寒気がするとは思っていたのですが(笑) そして久々にガンパレ封印解いたらあっという間に撤退になってしまって愕然。一号機に後ろから蹴りを入れて連れ戻したい気分でした。壬生屋よ…(涙)
電車の中で思いついたネタ。珍しく四とかか親子ネタ。↓
*** その小さな両の手を ***
「カカシ、僕が今から教えるのは人を殺すためのワザだよ」 君の願い通りに、ね。 苦笑する師に、特に何か思うわけでもなくカカシは頷いた。ゆらりと揺れた髪の向こうに、小さな肩が見える。本当に、まだこの子は小さいのだ。 「どうして君はそう急ぐのかな」 溜息混じりに呟いて、師は座り込んだ。そうしてやっとで同じ高さになった視線に、困ったように微笑む。 「ねぇ、正直に言おうか?僕はまだ君にこの術を教えるのは早いと思っている」 「でも、オレがやる」 幼い声が迷いもなく告げる。誰かがやらなければならないことだ。誰かがやらなければならないなら、同じコトだ。 「ーーーーーー君を導く先が、遊園地なら良かったのに」 カカシの両手を取り、師は呟いた。華奢な容貌に関わらず師の手は大きく、カカシの手などすっぽりと隠れてしまう。 「僕は君を立派な殺人者に仕立てるだろう。世界に名高る殺人者に」 カカシは師を見つめた。師の視線はカカシの手に注がれている。 「だけど、この手は大切な誰かを守るためにあるんだ。奪うのではなく守るためにーーーそれを忘れてはいけないよ」 師は静かに微笑んでいた。何をそんなに悲しんでいるのか、カカシにはわからなかった。 「君の、この小さな手が」 カカシの手を握る力だが強くなる。師が苦しそうに眉をひそめた。 「今この時でさえ、確かに僕を守っているのだということを、絶対に忘れないでくれ」 例え、その手がいつの日か腐血にまみれ、無様に爛れ落ちたとしても。 「その手を、大切な誰かに差し伸べることを恐れないでくれ」 例え、それが相手を汚すことになったとしても。 「君の大切な人が、早く見つかるといいのにね」 奪うのではなく、守るために。この手を。 師の言葉にカカシには頷くことしか出来なかったのだけど。 師は、微笑んだ。
今思い返してもあの師の言葉は難解なことが多い、とカカシは思う。額面通りの意味でないことが多い上に、唐突に言葉を飛ばすのだ、あの人は。 「センセー、どうしたってば?」 急激に視界が明るくなる。我に返れば目の前にナルトの顔があった。久しぶりにあの人の夢を見たりしたから、呆けていたらしい。 「ちょっとウトウトしてた」 「え、へーき!?」 心配そうにナルトがカカシの額に手を置く。柔らかな熱が額に移った。 ーーーああ、そうか。 ナルトの手が労るようにカカシの頬を撫でる。 守る、ということ。 それは決して額面通りの意味だけではなくて。 「ねーナルト」 カカシの問いにナルトが首を傾げる。 「オレの手は、ちゃんとお前のことを守れてるかな」 幼い日の言いつけ通りに。 ナルトは一瞬呆け、それから赤くなって頬を膨らませた。 「なんでそんな当たり前のこと聞くってばよ」 ナルトの答えに、カカシは心から微笑んだ。
この手は君を守るために使うのです
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カカシは四の養子、という設定を捨てられない小此木さん。阿呆です。裏設定としてカカシが人殺しの任務を受けなければ、ママが受けることになるというのがあったのですがうまく入れられず没。言いたいことがどこまで伝わるかは不安ですが、言い訳始めたらあまりにきりがなくて切なくなってきたのでこれにてどろん。
おやすみなさい。明日も飲み会です(アホ)
眠気も取れたので(の割には風呂で寝て大ピンチになったりしつつ)土日の日記を読み返してみました。自分でも何を書いているのかわかりませんでした…申し訳ありません…… 戦うお試し版はネットで見るとやはり長いですね。急いであげたのですがせめて前中後にわけるべきだったかもしれません。お読みのさいはいっぺんダウンロード頂いて暇で暇でどーーーしようもないときに読んでいただけるとよろしいかと(汗)
戦うお試し版に入れられなかったネタ〜夏祭りです↓
*** たこ焼き ***
ほかほかのたこ焼きを手にナルトはご機嫌だった。 「うまいってばよ!」 はぐ、と一個口の中に放り込む。その隣でカカシは楽しそうにその様子を見つめた。 「おいしい?ナルト」 「うん!」 カカシの問いに、大きくナルトが頷く。満足そうなナルトにカカシは頬を緩めた。ふと、ナルトの口の端にソースがついていることに気付く。 「ナルト、ソース」 「ふえ?」 ナルトが口を拭うよりも早く、カカシの舌がナルトの唇の端についたソースを舐め取った。ナルトが固まる。 「ん、おいし」 引っ込む間際、カカシの舌が自らの唇を舐めた。無意識であろうカカシの行動に、ナルトの頬に朱がのぼる。 「……せんせー!!」 「な、なに?」 突然のナルトの叫びにカカシが驚く。ナルトはしばし真っ赤になってカカシを睨みつけていたが、やがて諦めたように肩を落とした。 「……もういいってば」 大きな溜息をつくナルトに戸惑いながらも、カカシはそれ以上問わないことにした。ナルトが新しいたこ焼きを突き刺す。 その動きが一瞬止まり、カカシは軽く眉をひそめた。 「ナルト?」 もしかして先ほどの行動は思っている以上にナルトの怒りを買ったのかも知れない。恐る恐るカカシがナルトの顔を覗き込めば、目の前にたこ焼きが突き出された。 「はい、せんせー。あーん」 まっすぐにカカシを見つめてナルトが言う。耳まで仄かに染まっていて、カカシはうれしそうに微笑んだ。 「あーん」 子供のように返事をして大きく口を開ける。差し出されたたこ焼きを口に入れようとした瞬間、ついついナルトの手が動いた。カカシの歯にたこ焼きが衝突する。 「!!」 「せ、せんせー!?」 何とか口には入れた物の、今度はその熱さにカカシは叫びそうになった。口を押さえて何とかそれを堪える。 「せんせー!死んじゃやだーーーーっ」 「や…大丈夫だから……」 ガクガクと肩を揺さぶられながらも、何とかカカシは口の中のたこ焼きを嚥下した。 「ごめんなさいってばよ……」 しゅん、とナルトが肩を落とす。苦笑してカカシはナルトの頭を撫でた。 「おいしかったよ。ごちそうさま」 カカシの笑顔にナルトが拳を握りしめる。カカシはその手を取ると指を開かせた。 「ほら、そんな顔しないの。たこ焼き食べちゃいな」 いつの間やら片手で持っていたたこ焼きを、カカシはナルトに差し出した。ナルトの手が伸ばされる。 ペロリ 己の頬に添えられた手と、唇に走った暖かな感触と、目の前に広がった金にカカシは目を丸くした。 「……ソース、ついてたってば……」 消え入りそうな声でナルトが呟く。唖然とするカカシの手からナルトはたこ焼きを奪い取ると、すごい勢いで残りを平らげた。 「もう行くってばよ!!」 そのままの勢いで立ち上がる。小さな手が差し出され、カカシは破顔した。顔を顰めたナルトの頬は真っ赤だ。 「祭りもいいもんだねぇ」 「せんせーにやけすぎだってば!」 手をつないで次の場所へと歩き出す。 周囲の皆様が二人の関係に目を反らすべきか考えている中、恋人達は楽しい祭りを堪能した。
*****
バカップル衆人の中だろうとどこまでもバカップルで。 小此木の「あーん」攻撃をくらったお嬢様二名に捧ぐ「あーんv」話。……はい、二人のお嬢様に対して小此木は失敗しました…もはやネタと実体験とどちらが先だったかわかりませぬ(笑) でもよく考えなくてもこんな間抜けなカカシもらったってうれしくないような気が(汗)あわわ、でもカカシと四代目の話を書く時間は今日はもうないです…
ではおやすみなさいませ。
さーて土曜は散々な醜態を曝した小此木ですが(毎回毎回いい加減にしなさい)、この週末2日間はまこと楽しかったですvv遊んでくれたお二人には大感謝と好きの大洪水を!我が家の台所では昨夜の名残の一升瓶が燦然と輝いております。おいしいお酒とおいしいつまみと大好きな方々に囲まれて小此木は幸せを満喫しておりました。ありがとうです、ありがとうです!某ゲームのカカシvsイルカを見たことですし(何度見ても笑えます)、次はいりなかにある山にもぜひ!!
では申し訳ありませんが本日はこれにておやすみさせて頂きます。眠すぎて呂律が回りませぬ。10枚(20P分なので)30部刷るのに必要な金額を300円だと思っていた己にかなりのショックを受けております。 ではおやすみなさい〜。なるべく早くお試し版は上げます。お礼もなるべく早く(汗)
| 2003年08月23日(土) |
ありがとうございます |
大阪インテ、わざわざ当サークルに足を運んでくださった方々全てにお礼申し上げます。なのに結局無料配布本で申し訳ありませんでした(汗)お試し版にも書いたとおり、お試し版(無論改訂はします。あのままでは…ちょっと…)+同シリーズ話で本版は出ます。小此木のヘタレな作品では無理かもしれませんが、ちょこっとでもあのバカップル×2に興味を持っていただけたなら幸いですv そして朝から製本手伝ってくれた宰輔に大感謝を。常日頃の感謝もこめて鮫ちゃんは気合い入れさせていただきます!(そっちかい)本当にいつもいつもすみませぬ(泣)ありがとうございます、大好きです。娘様方もありがとうです。二人ともまたもや大人っぽくなっていて父は大興奮でございました(笑) そうやって周囲に散々迷惑をかけたダメ人間小此木さんにはそれ相応の結果が待ってました。製本やってて出遅れた所為で欲しかった本が何冊か買えず仕舞に………うええええん!!(号泣)しかし眠かったです……
お試し版は杏庭から読めるようにします。が、しばしお待ち下さい。本日はあまりにも眠うございます……(書いてるのは日曜だし)
懺悔: 「あーんv」に失敗した原因は己への戒めとして深く心に刻んでおこうと思います。被害に遭われたお嬢様には謹んでお詫び申しあげます。悪気はなかったのですよ。「あーーんvv」ってしたかったんです!!
今朝は実験の都合上早く出社しなくてはと頑張って老体にむち打っていつもよく早く家を出たところ、途中で自転車のチェーンがはずれました。お、おのれーーーっ(岩田っち調で) 明日も早めに出社です。明日こそ出来るか、七時半出社!?
インテ予定の新刊、文章書けないわ終わらないわそのくせ書きたいネタぼろぼろだわで大変なことになっております…土曜日なんですよね…はは… 全部終わらなかったらお試し版としてダブルデート夏編を無料配布しようかと考えてます。無料配布本があったら「ああ間に合わなかったんだね」と思ってあげてください(泣)お怒りは謹んでお受けします…。 どうにもこれでも頑張ったんだいと自分に言い訳をしたい模様
小此木さんったら昨日は本当に眠かったのですね。今日も眠いです。
誰も望んでいないだろうエセ魔女っこもの兄弟愛(入り婿)↓
*** 魔法の杖 ***
曜日、というものは忍びにはあまり関係ない。だから、日曜の朝はお子様向け番組が盛んだということも、特撮と呼ばれるものも彼には関係なかった。 朝、珍しく家に居たイタチは、テレビの画面に映し出される賑やかな光景に驚いた。 「…なんと…このような忍具があるとは…」 やはり、世の中は広い。滅多にテレビを見ないうちは家の長男(17歳)は己の狭量を恥じた。テレビはくだらない物だと決めつけていたが、このような便利な道具を実演販売していたとは。 「攻撃力防御力ともに大幅に上昇している。衣装が派手なのは敵の注意を引きつけるためか」 リボンやら星やら、全てにおいて派手すぎて己では使えないが(暗部の任務中にあれほど目立ったのでは仕事にならない)、まだ幼い弟には有効だろう。なにしろうちはの直系、いつ狼藉者に狙われるとも限らない。手数は多い方がよい。 「さっそく買ってやらねばなるまい」 きっとかわいい弟は喜んでくれるだろう。朝から真剣にお子様番組を見つめる長男の隣で、父は静かに涙を流した。
「サスケ」 不意に背後からふってきた声に、サスケは猛ダッシュで走り去ろうとした。素晴らしい反射神経でスタートを切った足が二秒きっちりでトラップへと引っかかる。 「いつまでたっても恥ずかしがり屋さんだな」 ふ、とイタチが微笑んだ。くのいち達が見たら悲鳴を上げそうなほど美しい笑みだが、逆さ宙釣り状態のサスケは見る気にもなれなかった。 「………」 「何の用だと聞きたいのだな。いい心がけだ。おや、サクラさんこんにちは。今日ものっぺん汁のようにお美しい」 「こんにちは、イタチさん。任務ですか?」 さらりと聞きたくない部分は流して、サクラは微笑んだ。イタチの瞳が和らぐ。担任はともかくとして七班メンバーはイタチのお気に入りである。 「ああ、もう行かなくてはならないのだが、至急サスケに渡したいものができてな。任務中に申し訳ない」 イタチが懐から包みを取り出す。30cmほどの大きさの箱にはかわいらしい包装紙が巻かれていた。 「……なんだそれは……」 包装紙に書かれたおもちゃ屋の名前に、サスケの眉間のしわが5mm程深くなる。得意げにイタチは包装紙を解いた。 「変身ステッキだ」 ばばん!という擬音がどこからともなく鳴り響く。木の陰にてでんでん太鼓を抱えていた鬼鮫に、サクラが頭を下げた。 「これを使えば一発でお前も魔女っこに変身だ。変身できる時間は5分、決して長いとは言えないがその間の能力値の上昇を考えればお前に倒せぬ敵はそう多くない」 「………待て」 「問題はそれで倒せない敵だが、その時にはこのボタンが役に立つ。これを押すと口寄せが出来るそうだ」 「………………頼むから待て」 「残念ながら今日の使用方法ではそこまで説明がなかったが…。何、すぐに使いこなせるようになるだろう」 兄弟の会話が弾む中(とイタチは思っている)サクラと鬼鮫は和やかに季節の挨拶を交わしていた。 平和とは素晴らしい。 イタチは心からそう思った。 「出来るならばオレも使い方を学びたいが、あいにく今日は時間がない。後日、お前に教えて貰うとしよう」 「…………………」 「ではさらばだ」 サスケの腹にステッキを突き刺してイタチの姿が消える。サクラに頭を下げて鬼鮫もその後を追った。ぶらーんと宙につられたままサスケの腹から襟にかけて突き刺さったステッキにを、サクラが興味深げに見つめる。 「『魔女っこキャロルの大冒険』のビデオ、借りてこようか?」 「……いらん……」 ひとまず、今日も木の葉の里は平和である。
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馬鹿な兄〜お馬鹿な兄〜兄こんな人じゃないよと突っ込みつつも馬鹿な兄〜馬鹿な兄が好きなのですよ……。
現実に戻るとしますか…
| 2003年08月17日(日) |
センチメンタルジャーニー |
鮫ちゃんに似合いそうだなと。なんにしろ幸不幸なんて当人の心の持ちようでしかないのだから己に余裕がないとダメだと自分に言い聞かせ。最近の己の言動にかなり反省。ダメです、ダメダメ。
眠くて泣きそうなだけなので先に行っていてください。
無事戻ってきました〜。実家のモデムはやはり故障していたらしく、本日N○○に連れていかれました。私の時間を返してーーー!! 原稿とか原稿とかやる気とかは無事と言い難い状況だったりしますが(笑って下さい)カカナル子でサスサクな本、ちょっとコピーでやりたい装丁が出来たのでそれでいこうかと。す、すみません(汗)でも装丁よりも中身に力入れましょう、小此木さん(自分裏手突っ込み)それよりも間に合うのですか、小此木さん(痛)
このネタを書きたくて実家のパソコンいじっていた割りにはいまいちなもの↓
*** 内緒話 ***
実は聞かれて困るというわけではないのだけど
ナルトがカカシの左側に立つのは、特に意識したことではない。ただ、カカシから差し出される手が左手であったのと、左側からでは額宛の所為でカカシの顔が見えないので、自然カカシの左側がナルトの定位置になった。 (センセーの顔見てたら任務にならないってば) 何しろ、カカシの顔はナルトにとって凶器に等しいのだ。 なのにその凶器を確認したくなるなんて、やはり自分はサクラの言うようにちょっとおかしいのかもしれない。 「センセー、センセー、あのさ」 ナルトがカカシの右袖を引っ張る。本から顔をあげ、カカシがナルトに視線を向けた。 「どうした?」 「んとさ」 口ごもり、ナルトがチラリと脇に視線を向ける。サスケとサクラはまだ任務の草刈りを続けていた。 「ああ」 ナルトの意図を察してカカシが少し肩を落とす。己の顔と同じ高さになった耳に、ナルトはそっと唇を寄せた。 (……やっぱりオレってばマゾかも) 心臓がドキドキする。バクバクして、破裂しそうで、ダメとわかっていても今すぐカカシに抱きつきたい。 でも今は任務中でセンセーは「先生」だから、その衝動を一生懸命押さえつけた。 「………」 ほんの一言。鉄壁の「先生」がナルトの「センセー」に戻る。照れ隠しにカカシが苦笑した。今度はナルトの耳にカカシが唇を寄せる。 「…………」 顔を真っ赤にしてナルトが満面の笑みを浮かべた。ちらりとカカシがサスケ達に視線を向ける。 一瞬だけ任務を放棄して、二人は口付けを交わした。
本当は二人だけで話したかったって言ったら怒られるかな。
*****
いや、見つかったら困ると思います。サクラちゃんにボコにされます。ちゃんと真面目に働きましょう。頭の中ではかわいい話だと思ったのに単に任務をさぼっている人たちの話になってしまいましたですよ……(涙)
さーやる気を絞り器にかけるとします。
実家のパソ、モデムの調子が悪いらしくネットに繋がりません…アラームつきっぱなしで持ち主(弟)に解消方法聞いたら「繰り返しチャレンジ」との答えが帰ってきました。 ……頑張った時間を別のことに使えば良かったと思う今日この頃……繋がらないやん……でも内緒話する二人を書きたかったんです(泣) ひとまず長崎に墓参り親戚に太ったねと突っ込まれつつ角煮と皿うどんを食してみました。今日はお魚です。確実に肥えてますね(微笑)
バス待ち中です(爆)今日も暑いですね〜
四百文字劇場↓
***ひとこま
「暑いってばよ…」 木陰に座り込んでナルトが呟く。額に浮かんだ汗をぬぐってサクラが息をついた。 「ほんとにねーどうにかならないのかしら」 サスケは無言で地面にしがみついている。カカシが大きな溜め息をついた。 「そう思うならもうちょっと離れない?」 「イヤ」 はたけカカシ、ただいま涼風センサーとして稼働中。
***
いまだに携帯でスペースキーがどれなのか知りません(取説読みましょう) ではいってきます。
一週間ほど帰省します。パソコンと原稿用紙もって…… 日記とBBSはちょこちょこ覗きに来ますが、メールのチェックはできませんのでお許し下さい。 せめて↑ってことをHPの冒頭に書いてからいかねば(汗)
逃避していてついつい遊んでしまったもの。おそらく皆様ご存じであろう「いきなり次回予告」様より転載させていただきましたvここにお邪魔するとついつい熱中してしまうのですよね。 何故かうちは兄弟+鮫ちゃん(笑)珍しく鮫ちゃんが鬼鮫で呼ばれてますよ!↓
***
鬼鮫は本葉が2,3枚出始めた頃が最も病虫害に注意が必要です。 イタチが発生した場合は、割り箸で一匹一匹丁寧に取り除きましょう。 また、葉の色が悪くなるサスケ病の予防には木酢液の散布が有効です。
(予告作成者:パゴパゴメガパ様)
***
イタチは、カッコイイと有名な怪盗『イタチ』! 鬼鮫は、カワイイと有名な解答『鬼鮫』! サスケは、実はハゲがあると有名な回答『サスケ』! この三人が集結した今、地球と宇宙と豚と牛とテロと夢と破滅をかけた 大バトルが始まろうとしていた!!!!
(予告作成者:煤子様)
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鮫ちゃんはかわいいのです(視力0.1以下)原稿はお察しの通りつまっています。にっちもさっちもいかなくなりました…。
も、もうちょっとだけ…(汗)またもや甘やかし↓
*** 奇蹟の落とし物 ***
好き、っていうとね、体中の力抜いてふにーってするんだってば。 ちょっとどころかかなり情けない態度なんだけどなんでかこっちもふにーてなってそんでもってすっごくうれしいものだから甘やかしちゃダメ!ってサクラちゃんに怒られてもついつい言っちゃうんだってば。
ナルトはカカシが好きだ。何故、と問われても、何処が、と問われてもすぐには応えられないくらい大好きだったりする。 細い銀糸に指を粗めながらナルトは溜息をついた。 「オレってば不良品なんだって」 「は?」 唐突なナルトの言葉にカカシが目を丸くする。カカシの髪を丁寧に梳きながらナルトは訥々と話した。 「ん…でも、さ。ダメ、ってわかってるのにやっちゃうんだもん」 さらさらと自分の手の中で音を立てそうな髪に、ナルトが満足げに頷く。 「きれーに出来たってばよ」 「ありがと。ところで、なんで不良品なのかもうちょっとわかりやすく説明してくれる?」 体の向きを変えてカカシはナルトと向かい合った。ナルトから櫛を受け取り今度はカカシが金糸を梳く。ナルトが頬を膨らませた。 「センセー理解力なさすぎ!」 カカシが沈黙する。あれで何をどう納得しろというのだろうか。 「もう!またサクラちゃんに怒られるってばよ」 何やら怒り出したナルトにカカシは困惑した。しょーがないなぁ、と言うようにナルトは指を立てた。 「甘やかしすぎはよくないのにオレってばセンセーのことしょっちゅう甘やかしちゃうんだってば」 「ああ、それは確かに」 かなり甘やかされてるという自覚はカカシにもある。いい大人が、と思うけれど。 「うれしくってね」 あんまりにも気持ちよくて、ついつい甘えてしまうのだ。カカシの言葉にナルトが真っ赤になった。 「………もう」 何やら機嫌を損ねてしまったらしい。眉間を刻まれた皺にカカシが対応を測りかねる。 「センセーのせいでオレってば不良品になったんだからな」 ナルトの言葉の意味が分からず、カカシは脳味噌をフル回転させた。答えを絞り出す前に頬を摘まれる。 「大好き、だってば」 腹立たしそうに言われた台詞にカカシが微笑んだ。さっきまでの疑問もどこかに飛んでしまう。 「なんか本当に甘やかされてるな」 「そう思うんならもうちょっとしっかりしろってば!」 真っ赤になって怒るナルトを、カカシは抱きしめた。膝の上に抱きかかえて膨らんだ頬に口付ける。 「オレも大好きだよ、ナルト」 続いて唇に落とされた口付けに、ナルトはとろけそうな笑顔を浮かべた。
ほんとーはオレのが甘やかされてる、って知ってるんだけど もうちょっとだけ背伸びさせて?
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勝手にふにーでもうにーでもなってください。ということで脳味噌とろけてる第三弾でした。………そっとしておいてあげてください……眠いです……
さーて帰省の準備をしなくては(爆)
昨日の殴り書きをひっそりと修正。書いたとき何故だか無性に恥ずかしくなって消した場所を復活させました(笑)それにしても脳味噌溶けてます。
逃避。原稿はどうしたのですか、小此木さん↓
*** 恋のフーガ ***
我が儘を言っても欲しい物など手に入らない。 だから望むだけ無駄なのだ。 そう思っていた昔の自分から見れば、今の自分は随分情けないだろうなぁ、と思う。 「はい、解散」 だるそうなカカシの声に、元気良くナルトとサクラの声がはもる。今にも眠ってしまいそうなカカシに、サクラが目くじらを立てた。 「もう、みっともない!もっとしゃきっとして下さい、しゃきっと!!」 「そんなこと言っても眠いんだよ」 情けないカカシから報告書をひったくり、サクラが記入を始める。手持ちぶさたになったカカシは代わりにナルトを抱きしめた。ナルトが叫び声をあげた。 「センセー!ほんとーにみっともないってば!」 「ええ〜。ちょっとは労ってよ〜」 「労るのと甘やかすのは違うだろ」 「もうこれ以上はないってくらい甘やかしていると思うんですけど」 カカシの相手をナルトに任せておいて、サクラとサスケはとっとと報告書を仕上げてしまった。手慣れた物である。 「はい、出来ました。ナルト、カカシ先生をちゃんと家まで連れて帰るのよ?」 手渡された書類は字が少々幼いことを覗けば立派な出来で、ナルトへの指令とあいまってカカシは苦笑した。これでは本当にどっちが生徒かわからない。 「生徒に教わる、かぁ」 かって師に言われた言葉を思い出し、カカシは空を仰いだ。今の自分よりも遥かに忙しかった師に、何故そこまでして生徒を持つのか問うたらそう応えられた。 「自分で学ぶよりもずっとずっと得られる物が大きいんだよ」 だから、カカシも大きくなったら生徒を持ちなさいね。そう言って師は笑った。大きくなって、大切なもの見つけて、そうして誰かを愛することを覚えなさい、と。 (……なんだかあの人の思惑通り生きている気がするぞ、オレ) 一瞬不愉快な思考に陥りかえたカカシの袖をナルトが引っ張った。 「センセー何考えてるんだってば」 ぷう、と小さな頬を膨らませてナルトが問う。小さなヤキモチにカカシは笑みを返した。 「ナルトのこと愛しちゃってどうしようっかなぁ、って思って」 「な、なに言ってるんだってば!!」 「あーはいはい。あたし達先帰るから」 「ふん」 いちゃつき始めたバカップルを放って置いて、サクラとサスケは背を向けた。ナルトとサクラが大きく手を振って明日の約束をする。 二人ッきりになるとナルトは体をよじってカカシのほうをむき直した。 「もう、センセー恥ずかしいってばよ」 「だって本当のことだもーん」 「もん、て……またサクラちゃんに怒られるってばよ?」 溜息をついてナルトが脱力する。ナルトを抱きあげてカカシが微笑んだ。 「うれしいね」 カカシの言葉にナルトが首を傾げる。 「聞いてよ、ナルト。オレが欲しかった物全部、ここにあったんだ」 昔に無くしてしまったもの。 欲しくて欲しくてたまらなかったもの。 全部丸ごと。 最初はナルトの側に居たかっただけだけど、生徒をもってみてよかったと心から思う。 「性格は悪かったけど先生は先生で偉大だったってことか」 「……わけわかんねーってば」 ナルトが眉をひそめた。熱でもあるのかと額当てをずらして押しつけられた手に、カカシが微笑む。 「ナルトのこと好きになれて良かった」 うれしそうなカカシの笑顔にナルトは大きく脈拍を乱した。 いったい何がどうなってこの状態になったのかはわからないが。 (……さっさと連れ帰ってベッドにいれるってば) こっちの心臓に悪いくらいご機嫌な恋人の頭に手を回して、ナルトは堅く決意した。
*****
どこがフーガなのでしょう…いやいつものことですが。ああああまた溶けてます!!差筋が寒いのはパパの所為!?それともクーラーが利きすぎている所為!?(スイッチ切れ) ……………さーて原稿やります……………うさぎとかめの一番の教訓はどれだけ速くても開始時期が遅すぎると取り返しがつかない、ってことにあると思うのですがカメよりもとろいのにうさぎよりも取りかかりの遅い小此木さんは確実にお馬鹿さんですね。浴衣デートを我慢してバカップル×2の浴衣デート書いている己に乾杯(涙)
月のものがきたり懇親会でたらふく呑んだりなんだか色々な週です。
息抜き〜甘えん坊二人組↓
*** 猫ごっこ ***
床の上でごろごろとじゃれ合う。何もせずに二人して時間に流された。 「センセー猫みたいだってば」 「じゃぁナルトは子猫だね」 ひんやりとした床が気持ちよい。身を包む互いの気配が毛布のようだった。 「好き」 ナルトが声をひそめて囁けば、カカシが小さく吹き出した。ナルトは笑いながら、カカシの頭を抱き込むように体を丸める。 「人が真剣に告白したのに失礼だってばよ」 銀色の髪に指をからめれば、カカシは喉を鳴らして頭を擦り寄せてきた。本物そっくりの猫の鳴きマネにナルトがくすぐったさそうに体をすくめる。 「だめー。オレってば怒っちゃったもんね」 「えーそれは困るなぁ」 そう言いながらカカシも笑っていた。ちゅ、と細い首筋に口付ければナルトが肩を震わせる。 「もーダメっていってるのに」 唇を尖らせながらもその瞳は笑っていた。ナルトの胸元にしがみついてカカシがクスクス笑う。 「だってナルトがうれしいこと言うんだもん」 「もん、ってせんせーが言うとヘーン」 「あーひどい。拗ねちゃおっかなぁ」 ぎゅう、と胸元に回された腕に力がこもってナルトは破顔した。 「えーそれは困るってばぁ」 クスクス笑いながらナルトもカカシを抱きしめる腕に力をこめる。伝わる体温で心臓がほこほこと動き出した。 「せんせーがどーしても、っていうんならちょっとだけ許したげるってば」 「どーしても、この通り」 間髪入れず返された返事に、二人同時に吹き出す。向き合った瞳に己の穏やかな笑顔が映っている。
何もない午後何もしないで床でごろごろ お互いの温もりが気持ちよくて幸せで
「いっぱいキスしようか」 「ならおまけしたげるってば」 その幸せを逃さないようぎゅうと抱きしめた。
*****
オチも何もあったものじゃありませんね。幸せ幸せというお話。戦うカカシも書いてみたいのですが気合いが足りませぬ…。
ちょっとまだしばらくの間サイトの本更新は休止状態が続くかと思います。申し訳ありません(滝汗)
今日はなかなかに良き日でした。朝から健康診断に出かける際にウルフィ車両にあたるしv桃買ったらくじで桃ゼリー当たるしv宰輔とお食事したしv 自分のサイトの更新は明日…明日に……(震) さすがにそろそろ殴り書きしたいよう病が出ているので後で来ます。ってもうそろそろ日が変わりそうですが。
馬鹿親日誌。パパファンは見ないでください。当社比1.03倍くらい馬鹿です↓
*** おもひで ***
大量に床に広げられたアルバムを見つめて、四代目火影は感嘆のためいきを漏らした。 「……かわいいねぇ……」 うっとり、と多少下がり過ぎた笑みを浮かべる。トットットと言う足音を立てて、小柄な人影が障子の向こうから飛び出してきた。 「何してるってば?」 ぴょーんと勢いよく飛びついてきたのは四代目の愛息子である。柔らかな髪に指を絡ませながら、四代目の目尻が更に下がった。 「昔のアルバム見てたんだよ〜」 「アルバム?オレの?」 父の言葉に嬉々としてナルトがその手元を覗き込む。そして凍り付いた。 「これはナルくんが初めておむつ取れたときの写真だよ〜かわいく撮れてるでしょう」 自信満々に四代目が写真を指差す。ナルトは言葉を失った。 まるでコマ送りではないかとツッコミを入れたくなるほどの連写はまだいい。まだ呆れるだけで済む。 問題は写真の中の己の格好だ。 「この時の服まだ取ってあるよ。見る?かっわいいんだ、これが!よくできてるしさー」 写真の中、幼い己が着ているものは兎耳と兎尻尾付きセーラー服。耳や尻尾が写真ごとに形を変えているところを見ると、可動式らしい。 その他のアルバムに視線を移せば、やはりそこには種種の怪しげな衣装をつけた幼い己の写真。中にはフリルいっぱいのスカートをはいているものまである。 「ナルトならまだ似合うよ。あ、せっかくだからサイズあわせて作り直させよう!それがいい!!」 ほくほくの笑顔で四代目が楽しそうに告げるが、その声はナルトの耳には届かなかった。 「撮影班は最高のスタッフを集めてみせるよ。楽しみだなぁ」 ほわわん、と四代目が夢の世界に旅立つ。ナルトが左手に力を込めた。 「らせんがん!!!」 ーーーーーーー火影邸、今月三回目の大破。
『絶縁状』 その後役場に提出された息子の書類に、四代目火影が半狂乱になったことは里中の人間が知っている事実である。
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馬鹿親のおもひで、きっと嫁さんの目を盗んでちょこっとずつため込んだのでしょうに。そんなことばっかりやってるからナルトに反抗されてしまうのでしょうか。ナルトだって素直に「パパv」って言いたいかもしれないのに…1%くらいは(笑)ちなみにセーラー服はズボンのですよ?ちなみに元ネタありです。元ネタがわからないよう努力した跡が我ながら笑えます。
某げーむ欲しいれす……でも我慢です……
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