地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
パソ不調の原因はやはりプリンターとリモートアクセスの衝突らしく。以前はプリンター電源落として一回再起動してやれば良かったのですが(この時点で対策すべき)今度はケーブルつないでいるだけで最悪プリンター使った後はケーブル抜いてパソ立ち上げなおしてもリモートアクセスが不調になるようで……ふぅ。ウィルスチェック入れるまでは仲良く出来ていたのに!お母さん泣きそうよ!!
さ、そんなことは一時忘れて!明日からお出かけです。オンリーです。幸せになるのです!!オンリーのくせに新刊二冊とも微妙ですけど(一冊は確実にカカナル本じゃないし・笑)丸くて眼鏡かけてるのが小此木なので声書けてくださるとうれしいですvvかけられたら興奮して訳解らないこといいますけど噛みついたりはしませんから!(駄目じゃん)
ではでは、行ってきます。
日本語入力出来るようになりました。んが、IEを開いた後の画面が紫です。そして反応が凍ったかと思うほど遅いです。 ……今まで騙し騙し使ってきたつけがここに!!って感じです。それとも原稿終了間際三鷹さんもパソの調子おかしくなっていたので、これは新刊の呪いでしょうか。どっちだろう。そいや前兄書いたときもこんな風になった記憶が………兄の呪い!?ありそうでいやだ…………(涙)でも今回いい目(多分)見せてるのに!!
部門全員定時で帰れという無謀なお達しにこの寒空の下自転車で帰宅してみました。耳の中まで痛くなって予定していたこと何もせずに直帰してみました。冬の北国でチャリに乗る人はすごいと思いました。まる。
今更ながら↓
*** もらい泣き ***
墓を作った。生まれた里には帰れぬ二人のために。田舎の漁村、その裏手の山の中に小さく盛り土を二つ。 「せんせー」 カカシの背中にナルトは顔を押しつけた。中忍以上に支給される里のベストがごわごわして痛い。 「泣かないの?」 「オレってばうれしい時にしか泣かないの」 「ふーん、じゃあん時はうれしくて泣いてるんだ」 カカシのからかいにナルトは絶句した。真っ赤になってカカシの膝裏にケリを入れるがカカシは楽しそうに笑うだけである。 「泣きたいと思ったときには無理にでも泣いて置いた方がいい」 カカシの言葉にナルトは頭を押しつけることで答えた。腕を伸ばすが両腕を使ってもカカシを抱きしめることは敵わない。 「せんせーやさしすぎだってば」 ナルトの呟きにカカシは少し動きを止めた。振り向いても見えるのはナルトのつむじばかりだ。 「どこが?」 「ん〜全部」 力一杯ナルトはカカシのベストを握りしめた。その手にカカシの手がかかる。 「泣く?」 その手の温度を合図にナルトは喉を震わせた。大きく肩を揺らし声の限りに泣く。 「う、うわぁぁぁぁぁ」 どれほど腕を伸ばしてもカカシの体をすっぽりと抱きしめることは敵わない。カカシの手がナルトの手を上から包み込む。 「お前は泣くことを覚えていなさい」 わずかにカカシの手に力がこもった。それに応えるようにナルトの声が大きくなる。
ーーー泣いているのはオレじゃない。 二人の死に泣いているのはナルトではない、カカシだ。ナルトはそれにつられたにすぎない。 ーーーだってオレってば安心してる 再不斬が死んで、悔しくて悲しくて……そして何よりも安堵した。これでこれ以上カカシが傷つくことはなくなったと。 ーーーうれしかったってば 最後に立っていたのがカカシであったことが、世界中に感謝したいくらいうれしかった。だからあの時あれはーーーうれしくて泣いたのだ。 幾人もの人が死んだというのに。 「ごめ……なさ…………」 謝罪は誰に向けられたものなのか、誰も知らない。 「そうやってね、謝れるうちは泣いていいんだよ」 回された腕の熱を感じながら、カカシはそっと微笑んだ。
例え誰が犠牲になっていたってそれでも貴方が生き残ってくれたことが何よりもうれしい。
*****
最近こういうナルトばかり書いてる気がしますよ、ちょいと奥様。初期はもっと世間知らずでお馬鹿な少年だった気がってあんまり変わらないのかな?カカシ視点が多かったからそう思うのでしょうか。まぁいいや(笑)
あ〜明日も寒いのれすね……………風邪にはお気を付け下さい。
飴煮落ちました……あうあう(涙)ここまでしたなら出せよと言いたい所までやって力つきました。残りは前後記書いて張るだけなので(苦笑)二月中にひっそりと出します。まぁ時間出来たので多少の手直しはしますが。書き下ろしもなければ見直しもほとんどできてないので、つっても今回はほぼ書き下ろしなしですが。
そしてパソコンの日本語入力が出来なくなってみました(汗)不安定だなぁと思いつつ強行していたのが悪かったのかそれとも昨日風邪薬飲んだのにそんなこと忘れて栄養ドリンク飲んだのが悪かったのか。腹が痛いのは確実に後者ですね☆悪いこといっぱいやっているのでその報いが…!!
ここしばらくの廃れ具合にも関わらずカウンターが!!うはぁ、皆様ありがとうございます。すみません、当人本気へたれていて(汗)
オンリー用原稿、合同誌分は何とか終了(一部製本残ってますが)すごい修羅場でしたが二人だったので楽しかったです♪ 後一つ、どうしても出したくて最後のあがき中です。そのがんばりが報われるように一日でも良いから早く取りかかろうね、と自分ツッコミが入ってみたり(苦笑)あいた〜☆
人間駄目になってゆくのね、と思った睡魔に負けた今日の午後。今は寝てても全て機械様がやってくれるので人間は待つだけと大変便利です。本当に待つだけなら楽なんですけどねー…彼が自動で動いてくれるのは三分間です。
冬に携帯から載せようとして忘れていた爺婆↓
*** 鳥 ***
---------眷属にならぬか
大空を舞う鷹を見つめ筧は目を細めた。 (見張りか) 飼い慣らされた鳥は野生のそれとは飛び方を異にする。それは隠せるものではない。
---------眷属に
繰り返される問。だが筧の愛する女はその問を口にしなかった。 人であること、は筧を作る要素の一つだ。それが変われば変わらぬはずがない。
(面倒だな)
筧は口に指を当てるとわずかに音を出した。人には聞こえずとも鷹には聞こえる。呼び掛けに応え鷹が旋回した。 別に変わった所でこの想いが変わるとも思えないが、今の己を否定するようで少しおもしろくない。
甲高い鳴き声をあげて鷹が降りてくる。飼い慣らしかたが甘いな、と内心呟きが漏れた。複数の人間に馴らされた獣を操るのは容易い。
(お主はどちらを恐れている?)
筧が変わってしまうことか、それとも馴らされてしまうことか。 だが、と筧は笑んだ。
あの膝の上で眠る瞬間、彼女が望めば己は容易く頷くだろう。変わることもなく馴らされることもなく。 腕に鷹が舞い降りる。
すでにこの魂は彼女のものなのだから。
*****
爺婆出来上がってる夫婦。どーしても500字に収まらなかったので。 さー、原稿しまする。
| 2003年01月21日(火) |
パトラッシュも困ろう |
もう駄目です……あきません………何か人として誤っている気がします。 全てが停滞で当然ペーパーの発送も遅れてます………本当にすみません……………(涙) かくなる上は腹かっさばいて詫びを入れねばならぬのかでもそんなことしたら後始末大変出しナァと思ってみたり。当人は死んじゃうんでそれで良いでしょうけどね、回りはたまったもんじゃないですよ。 ということでせいぜい足掻いてもがいてみっともなくてもすがってみようと思います。生き恥曝して後ろ指差されて耐えてなんぼのもんでしょう。
そんなに後悔してるなら「夢の後」書かなきゃいいじゃん、自分とここ2日分の日記を見て思う今日この頃。でもうらやましいと思ってしまったナルトを描きたかったのです。くえすとのナルトはカカシと死ぬことを選べたけどあのナルトはカカシと死ぬことを選べないので。「いきていく」の「いく」の漢字は皆様何を思われたのでしょうか。人それぞれだと良いなぁと思います。 そいや描くと書くって違いますよね(話が飛ぶ飛ぶ)実は小此木は「書く」のではなく「描く」ことをしたいのです。基本的に頭は全部絵で考えてますし。ただ自分には文の方があっているので文章なだけで。つーか絵が下手くそなだけなんですけどね………。かといって文章ちゃんと書けてるわけでもないんですけどね………。
なんか荒れている文章ですな(苦笑)いや、実際心身共に荒れているのですが。駄目だなぁ。 すみません、掲示板のレスは明日行います。今日はまともにレス返せそうにないので(汗)喜びを噛みしめてゆっくりレスしますね〜。しばしお待ちをば! ちなみに帯ぐるぐるも良いですがおいらは裾を割るのも好きです(何の話だ)時になぜ常に越後屋なのでしょう。
自分が思っていた以上にカカシが好きであったという事実をひしひしと感じつつ眠りにつきます。今週号まだ読んでないのですよ。三忍が出たらしいのにーーーーーーっっ(三忍好き)
本日は宰輔とオンリー用の表紙を買いに行っておりました。昨日「頑張ってねv」と応援の意味を込めて貸した俺屍(げえむ)はしてくれなかったようでちと寂しく思いつつも打ち合わせ。己があまりに進んでないので足止めかけてみようかと思ったのに……ちっ。ウソです、会う前に思い出したから持っていっただけですよ? そしてカカナルは書くより読みたい小此木が一生懸命日記再録作って、とお願いしたのにつれない某嬢(ばればれ)。おいしいコーヒー屋に連れてってくれたのはうれしいけど再録本作ってくれたらもっともっとうれしいのですが。うれしいんですが。今日一緒に紙買いにいったオジサマ好きの人っっ(一応名は伏せてみましたv)
しかし今日は眠いです…洒落になりませぬ。八時からの美容院の予約は案の定寝坊してみました。でも髪切ってすっきりvv
ちょーーーと3月までは仕事頑張らないといけないのでサイトはおざなりにされると思います。日記も今までより回数減ります。オンリー終わるまでは仕事以外の力はオフの方に向いちゃいますし。サイトに来てくださる方々には本当に申し訳ありません(汗)でもさすがにもう無理がきそうなので勘弁してやって下さい。つーかすでに止まってるし(汗)
温泉行きたひ…息抜き爺婆。婆様ったら幼児化してる……?↓
*** 雪の宿 ***
「かにを食いに行くぞ」 突如なされた宣言に、筧は餅を銜えたまま固まった。
「どうしたんだ、急に」 ひとまず餅を咀嚼し、筧は仁王立ちしている九娘に問う。腰に手を当て胸を張って九娘は答えた。 「食べたくなった」 「はいはい」 溜息をつきつつ筧は雑煮のお椀をこたつの上に置いた。こうなっては九娘は引かないとわかっている。ただでさえ少ない時間を言い争いに使うのは無益だ。 「で、どこに行くんだ?」 呆れたような筧の問いに、九娘は一瞬宙を睨んだ。それから握り拳で叫ぶ。 「温泉!」 「………わかった」 カニが食べられて温泉のある場所。瞬時に浮かんだ場所はどこも予約客で一杯だろう。飛び込みで泊まれそうな所は思いつかない。そもそも九娘が納得しそうな旅館はどこも飛び込みでは泊まれなさそうな所ばかりである。満足させようと思ったら更に大変であった。 「ん〜」 それでも天上を睨んで筧は頭の中のリストを上から下まで検索する。背後からその首に抱きついて、じっと九娘は筧が答えを出すのを待った。 「あっ」 やっとで筧の検索に一カ所引っかかった。ここなら九娘も満足するだろうし、泊まる手だてもある。何よりそこに泊まることができれば、筧も休みを取ることができた。 「見つかったのかえ?」 子供のように期待に瞳を輝かせて九娘が問う。筧は微笑むと九娘の髪を撫でた。 「ただお主の協力が必要なのだが、やってくれるか?」 仕事を急に休むわけにはいかないが、代理人が見つかれば話は別である。ここしばらくあまりに立て込んだ仕事に少々筧も疲れていた。筧の言葉にコクコクと九娘が頷く。 「それでは交渉に行くとするか」 九娘を背中に張り付けたまま筧は立ち上がった。人外の者である九娘は驚くほど軽い。筧の首に回された腕に力がこもった。 「今日はこのまま行く」 「わかった」 軽々と九娘をおんぶすると、筧は外に飛び出した。目指す先は火影邸である。 その時の己の行動を思い出すたびに、筧は若かったなぁと思うのだ。
「あれ、二代目今日からご旅行だったのでは?」 「……………サルが代わりに行った」 いかに火影といえ杜の主の願いを断われるはずもなく、二代目は正月休みを筧に譲り渡すこととなった。
後に九娘がこの「休暇入れ替え作戦」に味を占めて二代目を脅し筧に怒られるのだが、それは別の話。 「かに、かに〜〜っっ」 「今ほぐしているから待て」 今は幸せ一杯の夫婦であった。
*****
ラブラブ爺婆。何があったんですか、二人とも!!私の脳味噌が湧いているのですね……カニは我慢するけど(正月たらふく食ったし)温泉が我慢できません。あー…でも寒ブリ食べたい……えんがわとか……… 飴煮の書き下ろしネタがうまく書けずちとブル〜(涙)そして一昨日の殴り書きを書き直し。ラスト無理矢理ハッピーエンド持っていったら納得行かなかったので。そして何やら小此木混乱していますが「夢の後」でナルトが見た夢はあくまでナルトのしてたゲームのエンディングに添っての夢であって「くえすと」でのエンディングとはちと異なります。分かり難くてごめんなさい(汗) ひどい終わりといえばサガフロのブルーエンディングはすごいものがあると思います。機会があれば見てみてください。
最大の懸念事項であった某所の水つまり(笑)がなおりました!!は〜、良かった良かった。これで安心して暮らせます。すごいや、かぽん!!仕事帰りにジャ○コから抱えて帰った甲斐がありましたvv
何か笑えるネタがあったのですが忘れました……はふん。
くえすともーど飴煮に(略すな)本体(パラレル部)のラストまで載せようと思ったら書いてない設定書かなきゃならなくてそれを書くとなると到底間に合わないという事実に気付いてみました。馬鹿です、私。
実は夢落ちだったくえすともーど。反則ワザいきなり最終回だけですみません(汗) そして密かに書きかえですみません(涙)最後無理矢理ハッピーエンドに持って行きましたがやはり納得がいきませんでした(汗)↓
*** 夢の後 ***
夢を見た。 きれいで優しくて悲しく幸せな夢。
覚醒は緩やかだった。 ぼんやりとした頭でナルトは天上を見上げる。視界の隅で銀色が翻った。 「起きたのか?」 ナルトの目覚めに気付きカカシが手にしていたコントローラーから手を放す。頭を撫でられ、ナルトはカカシを見上げた。テレビから聞こえるゲーム独特の戦闘音にナルトは少し驚く。 「……めずらしー…せんせーがげーむしてるってば」 「ん〜ちょっとね。お前があんまり納得いかないって騒ぐからさぁ」 見れば場面はすでにラスボスとの戦闘シーンで、ナルトはこみ上げる怒りに眉をひそめた。 そう言えばこのゲームのエンディングが納得いかず、散々騒いだ末カカシの膝で眠ってしまったのだ。かけられた毛布をどかし、カカシの膝の上に乗る。視界を塞がれカカシが苦笑した。 「こらこら、もーちょい待ちなさいって」 ナルトはそれどころではなく、カカシの首に腕を回すと強くしがみついた。 「せんせー」 その存在を確かめるように強く強く抱きしめる。カカシの手がナルトの頭を撫でた。 「どうした?怖い夢でも見たか?」 「センセーはオレをおいていったりしないよね」 ナルトの問いに一瞬沈黙が落ちる。回された腕に力がこもり、カカシは苦笑した。 「何を今更。当たり前でしょ」 「オレ、絶対に許さない」 力を込めてナルトが呟く。その声の強さに、カカシは眉をひそめた。 「センセーのいない世界なんて許さない」 力の限りカカシを抱きしめ、ナルトは呟いた。
魔王を倒した勇者は魔王と共に崩れ落ちる瓦礫の下。 その功績は讃えられたものの彼は二度と帰りませんでした、なんて。 そんなエンディング嫌だ。
「ナルト?」 理由を問うカカシの声から逃げるようにその肩に強く額を押しつける。 よほど腹が立っているのか夢の中でまで見たゲームのエンディング。 夢の中、勇者は自分。 魔王は------カカシだった。 「許さないってば」 「うん」 「絶対に許さない」 崩れ落ちる瓦礫。重なったままその下に消えてゆく二人。 そんな結末を見て。 -----------うらやましい、と思うなど。
「ナルト?」 嗚咽がこぼれそうになってナルトは強く唇を噛んだ。あんな夢をうらやましいと思うなどあってはならないことだ。最期までカカシと一緒に居た夢の中の自分。それを見て感じたのは羨望だった。 死ぬのならあんな風に。二人一緒に死にたいなどと。 そんなこと、決して望んだりしない。 してはならない。
「オレはセンセーと一緒にいきていくんだ」 「ああ」
-------------どこまで?
*******
…ごめんなさい…… くえすともーど(日記)は最初からこう(夢落ちで)終わるつもりでした。 くえすと本体(パラレル部)の内容とこの話でナルトが見ていた夢の内容はちと違います。ナルトは断片的にくえすとの夢を見てるだけなので。しかし本編…どうしましょうね。書くとしたら完全パラレルなのですが。ただ長編書くときの私の悪い癖で設定が混みすぎているのですよね〜。しかもこれでエンディングばらしちゃってるし(笑)自分的には本体の方も気に入っているので後は時間とやる気ですね… あーもう、くえすともーどの方は微妙な終わりで!!(開き直り)真エンディングはくえすと本体でのラストってことで(やつは犬にはなりませぬが)
今週はトラブル続きで何をどこからどうすれば良いのか(涙) そんな中飴煮の表紙(今回もゲスト様vv)だけが心の支えです。ありがとう!!←私信
今日は色々あって疲れました……銀行はもうちょい利用者に優しくなって下さい……そりゃ説明ちゃんと読んでなかった私が悪かったんですけど!! 誕生日本に使っていた紙はなくなってるし。ふう。新居近くで早く画材屋を見つけてねば。 所で「どろんぱ。」壱と弐再版して欲しいって方いらっしゃいます??(こんな所で聞くな)するとしたら合同で書き下ろし一切なしでしようと思っているのですが。むぅ。
おやすみなさい〜明日は仕事なんで寝ます。 一応飴2作る気で原稿用紙買ってみました。まだ量すら確かめてませんが(苦笑)さ〜頑張りますか。
本日上司と恩師からの年賀状が転送されてきました。後せめて一週間早く…(涙)ってもう一月中旬ですね。うっわぁ、原稿真っ白ですv
今日は九時に目を覚ましたくせに起き出したのは昼過ぎでした。やっとで大阪での戦利品を読破(遅)今回はラブがいっぱいでほくほくでしたvそしてやはりシャンルが好きらしいです。何で今更…… でも私は年の差カップルが好きなわけであってショタではないのですよ?ロリではあるけど(それもどうよ)
明日頂き物を更新する予定。ふふふ。
ヤキモチ妬きナルト↓
*** お月様 ***
冬の空では星が良く映える。新月の夜であればなおのこと。 「目が痛いね」 ぼんやりとそれを見上げてカカシが呟いた。眩しそうに左目が細められる。チャクラを映すその瞳に星の命はあまりにも重い。 「……センセー何見てんの?」 眠いのか目をこすりつつナルトが問うた。カカシはにっこり微笑むと毛布毎ナルトを膝の上に抱き上げる。 「あれ」 指差された先には一際輝く星があった。宙にあってその位置を変えない唯一のもの----北星。 眩しいと言うほどでもないその輝きに、ナルトが首を傾げる。 「眩しくないってば」 「普通はね。でもこの目は特別だから」 あれは、この星のどれよりも強大な力を持っているんだよ、と。どこかうっとりとカカシは呟いた。 左目が細められ視線が遠くなる。瞳には何も映っていなかった。 ナルトは唇を噛んだ。 「?」 不意に左目を塞がれ、カカシは目を丸くした。柔らかくて暖かな感触は考えるまでもない。 「ナルト?」 カカシの呼びかけにナルトは俯いた。 「ナルト、どうした?」 咎めるでもなく、優しくカカシが問う。
(--------で) 己の思考に混乱しながらもナルトは必死で願った。 (センセーを--------で) 掌が震える。何故そんなことを思ったのかなどわからない。 カカシの左目。深紅の写輪眼。かって他の誰かのものであったもの。 「……………っ」 怖くて手が震える。悔しくて涙が出てくる。どうして、こんなにも。 「ナルト…!」 ナルトの異変にカカシが慌ててナルトを抱きしめた。背中を撫で、なだめるように髪を梳く。 「どうした?オレならここに居るよ」 「……で」 ようよう、ナルトは言葉を紡いだ。喉の奥がこびりついてうまく話せない。止めろ、と理性が叫ぶが止められなかった。 「オレ以外見ないで……っ」 そんな風に。 自分には決して見ることのできない世界を、自分ではない『誰か』のことを。 今そばに居るのは自分なのに。 叫ばれた言葉にカカシが瞠目する。左目を押さえる手はそのままに、ナルトはカカシを睨みつけた。涙で濡れた瞳が痛々しい。 「………そっか」 呆れたようにカカシが嘆息する。びくり、とナルトが肩を震わせた。 馬鹿なことを言ってしまったと思うが一度口から飛び出た言葉は取り消せない。思わず後ずさったナルトは、次の瞬間痛いほど抱きしめられた。 「ごめんね」 心からの謝罪にナルトが目を見開く。ナルトの肩に額を預け、カカシは大きく溜息をついた。 「……側に居るのが当たり前の人だったから」 「……うん」 わかっている、過去は覆せない。わかっていても、ナルトはカカシの左目が何故己のものでないのかと悔やまれてならない。 もしそうだったなら、カカシの体の一部を一生占めることができたのに。 「決めた!オレ、次は絶対カカシセンセーより早く生まれる!そんでセンセーのこと守ってやるってば!!」 固い決意の元ナルトがカカシを睨みつける。カカシは一瞬呆気にとられ、それから苦笑した。 「今でも十分守って貰ってるけど」 「えー!?」 「本当だよ。今日みたいに星のきれいな日は特に、ね」 北星。常に天にあり北を示す星。その先に何があるかなど----忘れた。 「お前がいるから『オレ』のままいられる」 そっと微笑み、カカシはナルトの手を左目に押し当てた。ナルトが頬を染める。 「……どーしよ。オレってばせんせーのやきもちくせがうつっちゃった……」 心底途方にくれているらしいナルトに、カカシが笑みを深くした。 「お互い様、ってことでいいんじゃない?」 もっとオレのこと欲しがってよ。 低い呟きに、ナルトは強くカカシに抱きついた。
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題と内容に何の関係が…いや、そんなことはいつものことです。気にしない気にしない(気にしろ)。 何げに独占欲強いうちのナルト。でもカカシはそれがうれしいので良いのです。円満夫婦(違う)ちなみに左目の主はゴーグルさんではありませぬよ?北星についてはフィクションです。何かあった気もするけど忘れてしまったので(爆)
本日実験室のホワイトボードにどら○えもん絵描き歌を描いていたのは私です。眠かったのですよ。決して三桁のサンプルの山に逃避していたわけではなく。
そろそろサクラちゃんにお会いしたいです↓
*** くえすともーど 旅立ちの章〜サクラ〜 ***
ゆるゆると世界は破滅に向かっていた。月が、落ちてくるのだ。 空に浮かぶ月を見上げ、サクラはきつく唇を噛んだ。 もう、何百年になるだろうか。 サクラが今所属する天文台は月の位置を測定し、その距離を計算し、いつ世界が滅びるのかということばかりを教えてきた。 それは微々たる修正を加えながらも、確実に歩みを進めている。 「絶対に、間違ってなんかいない」 きり、と爪を噛みサクラは呟いた。腕の中には破り捨てられた論文がある。ここ数年の観測結果をまとめあげ、サクラが築き上げた論文は天文台の長老達によって破り捨てられた。 きり、と爪に食い込む力が強くなる。 「絶対に、あるんだから」 ここ数年、確かに月の落ちる速度が変化している。目に見えぬ変化は、しかし数式の上でははっきりと現れていた。 遠からず、月は止まる。 元の動きに戻らぬ限りは。 指先に痛みが走った。皮膚が切れるがそんなものに構う余地はない。 子供に何がわかると言われた。 人よりわずかに頭の回転の速かったサクラは、幼い頃より天文台に入門していた。生きてきた年数が少ないというだけで、大人達はサクラの考えを間違えだと決めつけて検証もしない。 大きな月がゆっくりと地上めがけて落ちている。 「原因が、それさえわかれば」 物事には全て要因がある。月が止まるのであればその要因がどこかにあるはずだ。 -----月を止めるほどの何かが それさえわかれば。 今年に入ってから月は再び元の動きに戻ろうとしていた。 「見つけてみせる」 世界は足掻くことに疲れているようだった。緩慢に続く滅びに疲れ果て、全ての予兆から目を反らそうとしている。 「……ぜーーーったいいい男見つけて幸せになってやるんだから!だからあんたが落ちてきたら困るのよ」 『ぜーーーーったい幸せにするんだってば!』 それは城のはずれで会った少年の言葉だった。世界を滅ぼさせたりしないと息巻き、それをしてみせると大人達にくってかかった。 サクラは窓から両手を広げると論文を投げ捨てた。風に煽られそれらはどこかへ消えてゆく。 サクラは天を睨んだ。 「幸せになりたいの」 だから、止めてみせる。
その日、魔法使いが勇者の仲間になった。
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肝心要のサクラちゃんとナルトの出会いがないと言うのはどういうことよと思われそうですが(本当にな)サクラちゃんの旅立ちはこんな感じ。もうこれ以上は脳が回りません。くえすともーど、飴2に全部乗っけたいのですがどうなることやら。サスケが仲間になるのはこの後です。結構せっぱ詰まっているこの世界。くえすとですからねぇ(何じゃそりゃ) 戦う乙女は好きです。生半可じゃない決意をもっていればなおさら。ので髪切った時のサクラは特に好きです。あんな風に強く前を向いて生きるサクラを書きたいです。
戦利品に酔いしれてる場合ではないです、自分!!
引っ越し時の己の整理整頓の出来て無さ具合にないております……
本日は大阪冬の陣でした。うちまでわざわざ足を運んでくださった方々、構ってくださった方々、本当にありがとうございますvvにもかかわらず本落としてすみません(汗)日記に書いていたミニ本は編集が間に合いませんでした……A6サイズの本ってサイズ合わせが難しいですね……もっともほぼ対談と爺(+カカナル、三忍)に占められていたのでちゃんとしたカカナル本になおして出します〜はふ〜
本日の教訓。どこでも出来ると思うな、はがきへのカラーコピー これのために私は昨日から今朝までほとんどの時間を費やしました……でもお年賀はがきはかわいいと言ってもらえたので満足ですvv
今日はもう寝ます。昨夜あまり寝てないので眠いです…いい加減五体満足でイベントに向かいたい小此木でした。
明けましておめでとうございます。今年一年が皆様に良い年になるよう願っています。
*** 来た年 ***
朝目を覚まして、隣にいる人がこの人であることをうれしく思う 「あけましておめでとう、だってば」 さらさらの銀髪をかき上げて、ちゅ、とその額に口付ける そうすれば予想通り大きな腕が伸びてきて捕まえられた 「おめでとう、ナルト」 ちゅ、とお返しは唇に 恥ずかしいけどうれしくて顔がにやけてしまう 「へへへ」 「どうした?ご機嫌だな」 まだ眠いのかぼーとした顔でカカシが問う カカシの腕に身をゆだねうれしそうにナルトが笑う 「ひみつー」 だって朝起きて、この人がそばにいるだけでうれしいのに それが新しい年を迎えたこの日まで一緒だなんてなんて幸せ 「いいけどね」 小さく溜め息とともにもう一度キス 「今日は一年の総まとめなんだから、ずーと一日一緒にいような」 一年の計は元旦にあり 始まった時にすべての合計があるなんて変な話だと思うけど 「いーってばよ!」 うれしいので良しとする ナルトだって始めからそのつもりだし 今年の目標 大人になること! ちょっとでもいいから大好きなこの人に釣り合うようになる 最初そう言ったらじいちゃんに泣いて目標を変えてくれとせがまれたので目標は『大人になること』 去年いっぱいいっぱいもらった『嬉しいこと』を今度は自分があげるのだ そのためにはまず『大人』にならなくては! 「今年もよろしくおねがいします」 体を伸ばしてキス まずは身近なところから キスはまず自分から 恥ずかしくってあんまりしないけど、実はカカシにキスをするのは好き、だったりする からこれは一石二鳥 ずいぶん甘えん坊になったなぁ、と自分でも思うけど甘やかすカカシが悪いのだ とは全会一致の見解 「こちらこそよろしくお願いします」 照れくさそうに笑いながらカカシからもキス 一緒にいることがうれしくて顔がにやけてしまう
今年はオレが振り回してやるから覚悟してってば!
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ナルトの決意その一。これ以上振り回されるのですか、旦那……そのうち小遣い月三万とかになったらどうしよう(笑)最近のナルトの成長に合わせて積極的なナルトを目指してみました。一年かけて甘えることを覚えたナルト。甘やかすことを覚えたカカシ。幼妻の最強っぷりがあがってきて危険です(笑)あ、本編とずれてるという突っ込みはなしで頼みます(苦笑) 今年こそカカナラーに優しい年になりますように!!
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