地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
まぁ私が心配することではないし後は頑張ってどうにかまとめてもらいましょう。 ツナデさんが楽しみです。うちのは全部お亡くなりになっているので正直複雑ですが(苦笑)まぁ、今更なので今まで通り好きなようにやります。
ふう。 すみません、こんな日記で(汗)
アニメ名場面集を見ています。昔のアニメは良いですね〜。何げに最後主人公死んで終わりが多くてびっくり☆ 今日のサイボグ、ラスト原作は知ってましたけど…いや、いいんですよ、うん。ただね、うん。そこで終わるかーーーっっみたいな。フランソワーズの立場はいったい…私は女の子(という年でもないですが)は幸せにしたい人間なのでちょっと悲しかったです。
原稿……(遠い眼) 昨日一日寝ていたので土日の予定が何も終わってないですvあまりにやらなきゃならないことがつまっているのでプリンを作ってみました(意味なし)適当に混ぜたら分量間違いました。固まりません(馬鹿)さぁ、どうしようかな。 寝過ぎて脳味噌腐敗した模様です。
今日は昼まで寝てました。起きてケンタ食ってまた寝ました。起きたら夜でした。一日が異様に短いです(当たり前) 更新が素敵なことになってます。メールの返事も滞っております。ペーパーにいたってはもう平謝りするしかありません。すみません(汗)
なんでエロが書けないのでしょう。うう。
久方ぶりに婆様。筧さんちご家族です(爺様・婆様・大・ツナデ)↓
*** 夢占 ***
むっくり、と九娘は体を起こした。さわやかな目覚めとは到底いかない。何とも不機嫌な表情であった。 「………」 むっつりと黙り込んだまま九娘は立ち上がった。いつも目覚める時間よりは大分早いが、それでも朝の早い筧と大蛇丸は起きて食事を始めている。 「どうした?」 「どうなさったのです?」 いつになく早く起きてきた九娘に筧と大蛇丸は驚いた。むすっとした顔で九娘はそんな二人を見つめる。 「夢見が悪かった」 「それはそれは。今朝は母上の好きなものをお作りしましょう。少し待っててくださいね」 すっかり主婦が板についている大蛇丸(13歳)がにっこり微笑んで言う。甲斐甲斐しく筧の世話を焼く姿はまさしく幼妻であった。 「……」 その姿に先ほどの夢が重なって、九娘は腹が立ってきた。 「ぬおっ!?」 いきなり手刀をくらい、慌てて筧が身を屈める。大蛇丸も眼を丸くした。 「は、ははうえっ?」 いったい何事であろうか。何分九娘の考えは唐突で読めない。 「ええい、この浮気者どもがっっ」 だから、九娘が力任せに叫んだ言葉に二人は眼を点にした。
「……つまりこういうことですか」 はぁ、と大蛇丸が溜息をつく。その前では九娘がべったりと筧にひっついていた。 「母上は私と父上がそういう仲になっている夢をご覧になって、それで腹をたてておられると」 「しかも眼をさませばお主ら二人、夫婦の様に仲睦まじいではないか!」 「……作用で……」 はは、と力無く大蛇丸が笑う。朝も早くから夢ために何でこんな面倒に巻き込まれなくてはならないのだろう。間違いなく、今日は遅刻である。 う〜んと筧が唸った。 「いったい何故そんな夢を見たりしたんだ」 「知らぬ。先占ではないと思うが」 「先占だったら嫌です……」 朝から大蛇丸は泣きたくなった。この夫婦が仲睦まじいのは十分すぎるほど知っているのだから、何もそんな夢を見ずとも良いだろうにと思う。 なおもぶーたれる九娘の頭を筧がなだめるように撫でてやった。 「そんな心配はいらん。ワシが愛しておるのは生涯お主だけだ」 「ん」 筧の言葉に、途端に九娘が微笑む。いつもの如く始まる光景に、大蛇丸は溜息をついた。 その時、騒ぎを聞きつけたのかツナデが起きてきた。 「おはよ〜。あれ、母様起きてる」 いつもまだ寝ているはずの九娘が起きていることにツナデが首を傾げる。 「おはよう。よく眠れたかえ?」 「おはよう」 「おはようございます、父様母様。で、何があったの?」 興味津々、と眼を輝かせるツナデに、大蛇丸は何度目かわからぬ溜息をついた。事情を話せば案の定ツナデが大笑いする。 「あははは、母様それ最高!疑いたくなるのもわかるけどさ。確かに父様と大ってばラブラブだもん」 「ツナデ…」 「アンタって人は…」 筧と大蛇丸が頭を抱えるがツナデも九娘も一向に意にかえさない。二人楽しく男二人のラブラブ度合いについて語り合う。 「でも大って良いお嫁さんになるよね〜。家事完璧だし!私が男でも欲しいっ」 ぐっと握り拳で力説するツナデに、大蛇丸はもはや言い返す気力もなかった。別に自分とて好きでこうなったわけではなく、この家の女連中が何一つ家事をやらないので必然的にこうなっただけである。 ふと、思い出したように九娘が付け加えた。 「嫁だったのは筧のほうぞ?」 あっさりと言われた一言に、時が止まった。
筧さんちは今日も平和である。
*****
最近大三ばっかり書いてたので婆様がそれを夢に見たらどうなるかなーと。最近婆様書いてないしツナデ書けないでいたのでついつい…狐の大さんは割合まとも。というか女性陣が暴走魔王揃いなので致し方なし。私が書くと男性陣が苦労しますね。
最近昔の漫画がおもしろくって読みふけっております。
助けてパーヤン…
眠いので寝ます。あきませんわ、もう。
定時で帰れるはずもなく今日も泣きながらお仕事してました。もっとも残業自体は大した時間ではないのですよ。ただね、装置が壊れたのがね(涙)昨日の帰りまではご機嫌で動いていたくせに電源からして入らないってなんだよ……
泣きながら帰りの電車の中で不意に栗ご飯が食べたくなり今晩は栗ご飯。おばちゃんが送ってくれた新米に中山栗で栗ご飯。幸せvvおかげで時間的に食べるの遅くなったけど満足です。
父と弟と私のよくやる会話
*** じゃんけん ***
「センセーお風呂洗って」 「ナルトやってよ」 「やーだってば。今日先生の当番じゃん」 「でも今いいところなんだよ」 「やーだ」
床に寝っ転がって本を読みふけるカカシの言葉に、ナルトは素っ気なく言い返す。食事が終わってすぐに本の虫になってしまったカカシに、少なからず腹を立てていたりした。 (いちゃぱらなんか嫌いだってば!) 確かに本を読んでいるカカシは好きだが、それがずっと続くとなるとさすがにふててしまう。よりにもよって上中下同時発行、しかもどうやったのかカカシは発売日前にそれを手に入れて来たためナルトの予定は大幅に狂っていた。ちゃんと事前に発売日をチェックして、その日はカカシに構って貰えなくても良いように他の予定を入れていたというのに! (なんでオレがセンセーの予定に振り回されなきゃいけないんだってば!!) ぐ、っと握り拳で叫ぶが惚れた弱みである。帰ってきてからこの方、おかえりなさいのチューもなしにカカシは本に夢中である。 (むかつくってばむかつくってば〜〜!!!) カカシに構ってもらえなくて寂しいなどと思う己に腹が立った。だから、ついついナルトの口調もきつくなる。 「センセーちゃんとお手伝いできないならイチャパラ禁止だってば!」 腰に手をあてて怒鳴れば、やっとでカカシは顔を上げた、面倒くさそうに顔を顰め本を降ろす。 「ん〜じゃぁじゃんけんで決めよう」 「はぁ?」 「じゃんけん。じゃんけんで負けた方がお風呂洗うってことで」 「なんで!?今日はセンセーの当番なの!オレ損じゃん!」 「まぁまぁ、お前が勝ったら言うこと聞くから」 カカシの言葉にナルトが眼を丸くする。だがすぐに勝ち誇ったような笑みを浮かべた。 「なんでも?」 「なんでも」 対するカカシも自信満々である。ただいまの勝敗、28勝20敗。どっこいどっこいに見えるが、実質カカシの読みがはずれたことはない。ナルトのご機嫌を損ねないようにうまく負けているだけである。 「よ〜し、じゃんけんっ」 ほい!と言うかけ声と共に互いの手が出る。 グーと、チョキ。 「オレのかっち〜」 ナルトがしてやったり、と笑う。カカシは呆然と己の手を見た。 「センセー、風呂洗ってきて」 にしし、とカカシの顔を覗き込んでナルトが笑う。まだ呆然としているカカシに、ナルトはどうだとばかりに胸を張った。 「サクラちゃんが教えてくれたんだってば!センセーに勝つ方法!」 さすがだってば!とナルトがサクラを褒め称える。 (サクラいつの間に!) 里きっての切れ者は伊達ではなかったらしい。己の生徒の才能がうれしくもあり府に落ちないでもあるカカシであった。 「……しょうがない、洗いますよ」 はぁ、と肩を落としてカカシが体を起こす。負けた以上大人しく風呂洗いをしてこなくてはだろう。 本を床に置き頭を掻くカカシを、ナルトは横目で盗み見た。 「ナル……」 カカシの呼びかけが終わる前に、何かが唇を塞いだ。カカシの視界が金の光でいっぱいになる。唇を塞いだものが何か、なんてことは考えるまでもなかった。 「へへ」 にぃ、とナルトが笑う。カカシがその笑顔に手を伸ばすより先に、ナルトは身を翻した。その手の中には『新版・イチャパラ上巻』 「今日はもう読むの禁止!」 いー、と舌を出すとナルトは台所にかけていってしまった。台所はナルトの城なので、カカシといえども手出しはできない。 「ん〜」 困ったようにカカシが頭を掻く。ふ、とその顔に笑みが浮かんだ。 「じゃぁ、読むのは止めて実践するとしよう」 まずはお風呂、と。 鼻歌など歌いながら、ご機嫌でカカシは風呂を洗いにいった。
一方台所でナルトもご機嫌であった。 (やったってばよ〜) イチャパラを戸棚にしまいながら鼻歌など歌ってしまう。これで今日の残りはカカシと遊べる。 (何しようかなぁ〜) お風呂入って、その後はごろごろして。 (でもまずはお茶だってば) 風呂を洗うカカシの企みなど知らず、ナルトはちゃんとお手伝いをした大人のためにおいしいお茶を入れるのであった。
******
そしてその後正規の発売日にはナルトに構って貰えなくてカカシがふてくされるのでした(馬鹿だ)。眠いです…あかんです。限界です。
以前にカカスの誕生日と勘違いしていた9/27、友人の誕生日でしたvすまぬ、忘れていたわけではないのだ…ごめんよぅ……(こんな所で謝っても)
電車の中で思いました。明日は定時で帰ると…!!
いつものごとく原稿がやばいです。泣きそうです。つーか泣いてます。ペーパーは結局十月発行になりそうです。す、すみません!!(土下座)ちょっと風乃共々二人して大変なことになっているので…あうあう(涙)おしかりは謹んでお受けいたします(土下座)自分が出します!って言って出さないのってすごく気がかりなのですよ…される分には全然気にならないのですがする方になると(汗)の割には最近〆切よく破りますけどね☆
ギャグな大三というか猿飛先生班(アスマ班にあらず)ネタがぐるぐるしているのですが漫画じゃないといまいち面白みが。どなたか描いて下さい(爆)私あの班がほんっとうに好きらしいです。
しかし盂蘭盆企画ですがあれ、よく考えなくても盆にやったんだから盆企画ですよね…裏盆企画ならともかく。……ごめんなさい、宰輔
だーかーら寝ないとまずいんですってば!!自分!!↓ 一時間ほど格闘してどうにも終わりそうにないので止めました。ちなみに大三+ツナデ。大三の時は人間関係複雑すぎですどうにも。
深い意味はないようなあるような↓
*** 風送り ***
ただ、ひたすらに走った。 森をぬけ、岩場を飛び越え、辿り着いた先は一面の草海原。 蒼天に大きな月が一つ、輝いていた。 「ナルトや」 しわがれた声に呼ばれ、ナルトは振り返った。火影の白い着物が月の光を反射する。 「夕飯の時刻じゃ。帰ろう」 「ん」 火影が何もなかったように笑うので、ナルトも何事もなかったように笑う。しわくちゃの手は骨ばかりで冷たかった。 「じいちゃ」 「ん?」 「ご飯、なぁに?」 「さぁ、なにかのぅ」 風が頬をすり抜けてゆく。呼ばれたような気がしてナルトは振り返った。 「じいちゃ」 「ん?」 「なぁ、いないいないしちゃだめ?」 草が風に揺れる。 火影の手に力が少しこもった。 「それはじいが泣くからやめてくれ」 月が、呼んでいる。ナルトは繋いだ手に力を込めた。 「じゃ、しない」 そして空いている方の手を月に向かってふる。応えるように草原が揺れた。 ナルトはもう振り返らなかった。
昔から何かあるとただ走った。 そしてひたすらに走れば常に辿り着くのはこの場所だった。 一面の草海原と頬を撫でる風。 そして天上に輝く大きな月。 「…もうこんな時間だってば」 すでに日は落ち風が冷たい。隣に座っていたカカシが本を閉じた。 「帰る?」 「ん」 何事もなかったようにカカシが手を差し出す。何事もなかったかのようにナルトがその手を取る。何故、ここにカカシが居るのかなど聞いても無駄なのだ。 「センセーってば変態くせぇ」 「愛の力と言いなさい、愛の力と」 益々胡散くせぇ、とナルトが笑った。ロマンのわからんやつだ、とカカシが肩をすくめる。 風が頬を撫でてゆき、ナルトは振り返った。 「センセー」 「ん〜?」 「オレ、居なくなっても良い?」 月が、呼んでいた。カカシの手に力がこもる。 「だーめ」 いつも通りふざけた口調で言うと、カカシはナルトを抱き上げた。はぁ、とナルトが溜息をつく。 「やっぱダメかぁ」 「当たり前でしょ。お前居なくなったら、寂しくってオレ泣いちゃうよ」 うそばっかり、とナルトは肩をすくめた。 (センセー泣いたりしないじゃん) ただ、この人はそれを許さないだけだ。決して許さずに、追ってくるだろう。 「センセー、オレ居なくなったら暴れそう」 「なんだ、わかってるじゃないか」 ははは、とカカシが笑う。カカシの首に回されたナルトの手に力がこった。 「許したりしないよ」 カカシの呟きにナルトは微笑んだ。月に向かい大きく手を振る。 「じゃあ、ちゃんと見張っていて」 蒼天で輝く月は大きく美しく、眩しくて涙が出た。
「センセー、オレ、晩飯一楽がいい!」 「またぁ?お前少しは栄養ってもんを考えなさいよ」 「いいじゃん!うまいんだし」 はぁ、とカカシが溜息をついた。 「しょーがない。オレのこと選んでくれたお礼だ」 キシシ、とナルトが笑う。 「わかってるじゃん!」 えらそうに言うナルトにカカシも微笑んだ。
風に草は揺れる。 蒼天で月は輝く。 そうして二度と振りかえりはしなかった。
****
イメージが伝わると良いなぁ、と思います。私の中のカカナルイメージの一つに羽衣伝説があります。ただし男を選んだ天女の恋。羽衣をとっとと燃やしてしまった男の恋。何かって所詮ラブラブってことです(説明になっていない) ではおやすみなさい。
二回も三回もフリーズするのは止めて下さい、小僧(まっく)……
意味不明大三↓
*** 願い事一つ ***
そこに行けたらいいのにと思う。 そこに戻れたらいいのにと思う。 だけどこの世のどこを探しても「そこ」などありはしないのだ。 「何がおかしい!?」 優しい瞳。優しい笑み。 だけど、ねぇ、私が欲しい物はそんなものではなかった。 そんなものではなかったのですよ。 最後まで笑ってなどいないで。 最後まで優しい目で見ないで。 ……待ってるなどと言わないで。 「大蛇丸」 止めてください。 そんな目で私を見ないでください。 そんな声で呼ばないで下さい。 私が欲しいのはそんなものではない。 欲しいのは憎しみに染まった瞳。 欲しいのは罵りわめく声。 そうすれば解放されるような気がするのです。 それは貴方が一度とて見せたことのない姿だから。 誰にも見せたことのない闇の部分だから。 貴方がきれいに隠してしまっている汚い所を見せてください。 私にだけ見せてください。 それすらも愛してみせるから。
涙も出ない。 悲しくもない。 最後まであなたはきれいなまま。 私は結局貴方の心の中には入れず。
「せんせぇ……」
ほら、貴方は私に何一つくれはしなかったでしょう?
*******
乙女モード大さん。50のオカマさんに乙女夢見てどうするよという感ですが。とあるところで素敵大蛇丸企画を発見!!萌え萌なのですvv しかし本気意味不明ですね……。
そして同時に(笑)↓
*** 意地悪 ***
トコトコと、およそ忍者らしからぬ足音がする。足音はドアの外をさっきから何度も行き来していた。 (そろそろ起きてやるかな) 足音は近づいてきてはしばらく考えこみ、去ってゆく。そして五分もたたないうちにまたドアの前まで来るのだ。さっきからその繰り返し。 (拗ねちゃうかなぁ〜それとも泣いちゃうかな〜) 布団の中でカカシは頬が緩むのを止まられないで居た。ここしばらく任務に忙殺されてしまい、さすがのカカシも疲労が濃い。回復するためにも今日一日くらいはゆっくりと休んでいた方が良いのだが。 次にきた足音は少し違っていた。意を決したように力強く歩いてくる。 「………」 だが、やはり。ドアが開くことはない。 (ど〜しよっかな) 自分を起こそうかまだ寝かせてやろうか、真剣に迷っている子供がかわいくて仕方なかった。このごろ全く休みのなかったカカシの久々の休み、ナルトもカカシが疲れていることはよく知っている。 (どうしたい?ナルト) 一声かけてやればよいのだ。ナルトとて、こうやっている内にカカシが起きることを期待しているのだから。だけど、自分のために真剣に悩んでいる姿がうれしくてたまらない腐った大人がここに一人。
「……せんせぇ……?」 散々迷ったあげくナルトはドアを開けた。それでもカカシは眠っている。 これで目を覚まさないのだから、カカシはよほど疲れているのだろう。現に布団の上には幾分色を失ったカカシの顔がある。はたから見てわかる程の疲労に、できるならこのままゆっくり休ませてやりたいと思う。 だが相手をしてもらえないことが寂しくて、ナルトは思わず泣きそうになった。 別に、約束があるわけではないのだけど。久々のカカシの休み、ということは久々に二人でゆっくり出来るということなのに。 「………」 いっぱい話をしたい。そしていっぱい触れあいたい。ここしばらくキスさえご無沙汰という事態に、ナルトは本気で火影を呪いそうになった。 「〜〜」 だけど疲労の色の濃いカカシを目の当たりにしては我が儘も言えない。どうしたら良いかわからず、ナルトはその場に立ちつくした。
(あ〜あ、泣きそう) チラリと薄目をあけてカカシはそんなナルトの様子を見ていた。きつく唇をかみしめナルトは懸命に考えている。 (ナルトの泣きそうな顔ってかわいいよな〜でも本当に泣かせるのはねぇ) どうせなら鳴かせたいし、などと不届きなことを考える。今すぐ抱きしめてその熱を堪能したが、さすがに体が無理だと言っている。本気で倒れる寸前までこき使ってくれた火影に恨み言の一つや二つ、呪詛の三つや四つ送りつけてやりたくなった。 (ど〜しようかなぁ) 体は休息を欲している。心はナルトを求めている。 大きな瞳にたまった涙が溢れてしまえば均衡は容易くくずれてしまうだろう。 何しろ泣く直前のナルトの顔はカカシの大のお気に入りなわけで。 (も〜ちょい) その顔を堪能させて。オレが居なくてお前が寂しかったって実感させて。 趣味が悪いと言われようがかまいはしない。 もう少し、オレのことだけ考えてて。
「なーると」 お前が泣くその前に。いっぱい抱きしめてキスするから。
*****
眠すぎてわけわからなくなってきました……おやすみなさい。
日記再録甘い物バージョンは出してしまっているので苦い物+親世代ばーじょんを作ろうかと思ったら全然少なくて大笑いでした。載せられそうなもので十話くらい?テキストファイル一つに収まってしまうとは……でも傾向がわかりました。甘本作った直後と本誌でカカシが私の怒りを買ったときが危険です。ネタバレが多くて使えませんでした(涙)
縄跳び本番結局私は飛ばなくてすみましたvの割にはちゃっかり参加賞のジュースもらったり(笑)
一人称は苦手でござる↓
*** マシュマロ ***
ついつい見つけてしまった。
真夜中に家に帰り着く。当然寝ているだろうと思った小さな恋人は、居間のソファで毛布にくるまって船をこいでいた。 苦笑しベッドに連れて行くべく荷物を置いて抱き上げる。抱き上げた途端金色の睫がピクリと震えた。 「……ん」 しまった、と思ったがもう遅い。空が現れたと思ったら、顎に軽い衝撃が来た。 「おかえりっっ」 顎に頭突きを食らわせてナルトが首にしがみつく。少々手荒なお出迎えも自分の肩で喉を鳴らされては許すしかなく。 「ただーいま」 答えた声は自分でもおかしいほど上機嫌だった。ナルトをかかえ直しその背中を軽く叩く。 「どうした?遅くなるから先に寝てろって言っただろ?」 わざと教師らしく言えば、首にしがみつく力が強くなった。むう、と不機嫌なうなり声がする。 「オレってば子供じゃないから起きてても平気!」 意地になる姿がかわいくてそっと笑う。本当はうれしくてしょうがないけれど、子供であろうと大人であろうと眠ることも忍びとして大事なことだと教えなくてはならない。 まぁ、普段夜更かしさせている人間の言うことではないが。 「じゃあさ、ちょっと付き合わない?」 軽く体を揺すって顔を上げさせる。そうすればテーブルの上においた袋に気付いたらしく、ナルトが小首を傾げた。 「なんだってばよ?」 「ん〜?お菓子でも作ろうかと思って」 ナルトを抱き上げたままテーブルに近寄る。袋の中には紅からせしめたお菓子の材料と、レシピ。ナルトが益々首を傾げた。 「こんだけ?何作るってば?」 「マシュマロ。レシピ聞いたら簡単そうだったし」 イスを引き出しナルトを座らせる。袋からごそごそとレシピを取り出してナルトは眉をひそめた。 「でもなんで?」 レシピとにらめっこしながらナルトが呟く。確かにすでに日付は変わり、とてもお菓子を作ろうという時間ではない。 「だって見つけたから」 台所で道具を探しながら答える。ナルトが思いっきり顔を顰めた。 「はぁ?」 「おいしそうだったんだよ。すごく」 ちょうど良い大きさのボールを探し出してテーブルに戻る。首をひねるナルトの頬は白くて柔らかそうで、何ともおいしそうだった。 「これに似ててさ」 ね、と笑い軽く噛みつく。ナルトが真っ赤になって怒ったのはいうまでもない。
****
完敗v(すがすがしく) 馬鹿です、この上忍。つーか私。まぁおめでとう月間だし…いいか…… っていうかこれちゃんと一人称になっているのかどうかさえ己で判断つかない辺りどうかと思われます、小此木さん。
今現在己に言い聞かせている言葉。がんばれ。
オンリーまで後一ヶ月ですね〜もう楽しみで楽しみでしょうがないのですvv両手いっぱいに本買うのですvv
WJ ルキア兄が見たかったんです……
カカスお誕生日おめでとう。幸せになりやがれこの野郎(小此木さんはカカシさんのこともちゃんと愛しています)。あれを書くのにいったいどれほど時間をくったことか……もう寝ないと明日もお仕事です。微妙に電車の時間違うんですよね、確か。まぁいいや。 しかし入り口カカシおめでとう話、何がいけなかったのでしょう。微妙にごちゃごちゃしてます。仕方ないので宇宙人に出会ったと思ってひとつ広い心で!(ええ!?) すみません、小此木錯乱中です……すみません………そっとしておいて上げてください……………大丈夫、噛みつきませんから。
爺様の分までナルト達を幸せにしてあげようと思った日。
本日は明日の前祝いということで宰輔とお祝い。何だか素直に祝ってなかった気もしますがお祝い(笑)近所のケーキ屋でくつろいできましたv そこで夜の水族館でデートvって話になって、そこまではよかったのですが何故かパパが金の鯱号に乗ってお迎えにきてしまったのでそれからが大変でしたvそこから先はカカシファンに怒られそうなのでここでは書けませんvただ最終形態が神田川であったことは確かです(爆)でも歌と違ってめちゃくちゃ幸せなのですよvv貧しいながらも幸せな我が家v 大さんも木の葉で働いていたので(この辺何にも疑問に思いませんでした・笑)小此木の方はママも御在命に☆まるで朝の連ドラのような風景が展開されていました(爆笑)
カカシお誕生日祝い品を書いてたのですが気がつくと呆然と画面眺めてたりするのですよ……明日にはアップできるといいなぁ、と思っております(ペコリ)
朝から家で豪快にこけ昼縄跳びで一度も飛べず挫折し夕方自転車で自転車と対面衝突をしてみました。へこんだので帰りにご飯を食べて元気に。己のこーいう安上がりな所は好きです(笑)ただパソコン打とうとしたら小指を曲げると痛いことに気付きました。あいた〜☆
つーか旦那の誕生日あさってですね!あははははは(乾いた笑い)……しまったな……
頑張りますか。↓
*** 記憶 ***
覚えているのはその手の冷たさ
「よく頑張ったね」 大きな手が髪の毛をかき回す。何度やられても慣れないその仕草に、ナルトは今日も目を閉じてしまった。 「じゃ、解散」 気がつけば手は離れ、カカシが任務終了を告げていた。ぐしゃぐしゃになった己の頭に手をやり、ナルトが溜息をつく。 (あ〜あ) 今日も見れなかった。どんな目をしてカカシが己に触れるのかナルトは知らない。知りたいと思うがいつも目を閉じてしまう。 己に触れる『大人』はどんな目をして己を見ているのか。 (わかんないってば) 嫌な感じはしない。だが、だからといって安心するのは早いような気がする。 考え込んでいたら頬に痛みが走った。 「なーにかんがえてんだか、このお馬鹿は」 ぐに、とほっぺたが引っ張られる。容赦ない痛みに涙がにじんできて、ナルトは歯を食いしばった。 「痛いなら痛いって言いなさい」 呆れたようにカカシが溜息をつく。それでもナルトが黙っているとカカシはしゃがみこんで視線をあわせた。 「大丈夫だから」 何が大丈夫なのかわからず、ナルトが眉をひそめる。カカシはもう一度溜息をつくと、頬をつねっていた手を離しナルトの頭に置いた。 「オレにこうされるの嫌い?」 ぐしゃ、とカカシの手がナルトの髪をかき回す。やはり今度もナルトは体をすくめ目を閉じてしまった。 「ん?」 ナルトの頭からは手を離さずカカシが答えを促す。その瞳が少し悲しそうな気がして、ナルトは視線を反らした。 「だって…」 「だって?」 「先生の手、冷たい」 ナルトの答えにカカシが目を丸くするが、ナルトはそれ以上説明する気にはなれなかった。 冷たいものは嫌いだ。 里人の己に向ける視線。 一人で眠る布団。 そして暖かい所から己を引きずり出したあの手。 ひどく優しかったくせに、己を置き去りにしたあの手。 だから、冷たいものは嫌いだ。 「う〜ん」 天を仰ぎカカシが唸る。そして困った、とばかりに大きく肩を落とした。 「これは職業病みたいなものなんだけど。お前もそのうち任務中は体温下がるようになるよ。っていうかそれくらいなってもらわないと」 「でもやなんだってば」 思い出すから。 断固として言い放つナルトに、カカシは思案するように頭を掻いた。 (べつにそれくらいわかってるってば) 『生』の痕跡を消すために体の新陳代謝を遅くする。だから体温が低くなるのだと、そう言っていたのは火影だ。ずっとそうしすぎて意識しなくてもそうなってしまうのだと。 (だから心配しなくても良いよ) そう言ったのは誰だったか。顔も覚えていないのにその手の冷たさだけ鮮明で、ナルトは唇を噛む。あの記憶は泣きたくなるから嫌いだ。 沈黙が気まずくて、ぼんやりとナルトはカカシの足先を見た。そこにカカシの着ていたベストが落ちる。 「ん〜、じゃこうするか!」 いきなりカカシが明るい声をあげ、ナルトは思わず顔を上げた。そして固まる。 「ん?」 口布を指で引き下ろしながらカカシが微笑んだ。目を丸くしたままナルトが凍り付く。 「なに?あんまりかっこよいから見惚れた?」 冗談めかしてカカシが問う。素直にナルトは大きく首を縦に振った。カカシが小さく吹き出す。 「……困ったね」 「?」 苦笑混じりに呟かれ、ナルトは小首を傾げた。カカシがニッコリと笑う。 「!!」 いきなり体を引かれた。抵抗する間もないまま唇を塞がれる。口の中に何かが入ってきて息が出来なくなった。 「………っ!!」 息苦しさにきつく眉根をひそめる。何が起こっているのかわからず、ナルトは怯えた。ぞくり、と背中に悪寒が走る。逃げようにも後頭部を固定されていて叶わない。 「……暖かいね」 ナルトの体から力が抜けてしまってからやっとでカカシは唇を放した。肩で息をつきながらナルトが力無くカカシにもたれ掛かる。 とくん、と何か音がした。 「聞こえる?」 ナルトを優しく抱きしめたままカカシが囁く。ナルトはカカシから聞こえる音に耳を奪われた。 「……なぁに?」 「心音だよ。生きてます、って意味だね」 「生きて……?」 「そ。ここに居るって証拠みたいなものかな」 とくん、とナルトの耳に心音が伝わる。その音を聞いていると高ぶっていた気持ちが徐々に落ち着いてきた。 「………せんせー」 「ん?」 「この音……好き」 カカシに抱きしめられたままナルトが小さく呟く。カカシがそっと微笑んだ。 「もっと聞く?」
冷たい手は嫌いだ。 それは優しいくせにいつも己をおいてゆく。 そして、やはりカカシの手は冷たくてナルトは少し逃げたくなるのだけど。
「うん………」 それでもここに居てくれると言ってくれるのなら。
******
当初予定していたエピソードまでいけず!!一応昨日の話の前にあたるんですが。つーか「旦那お誕生日おめでとうキャンペーン」はどこへ!?まぁなんか不埒なことしてるしいいか(いいのか!?)後はこれのカカシsideとこの後とチビ編?……何故シリーズ化してるのでせう……?
婆様が爺様助けにこないかなぁ、とか思ってる辺り悪あがきがすぎますか?
私は明日大縄とびに参加するらしいです…もう十年以上飛んでませんが……職場で人数足りないからって駆り出されました。
まだ少しほうけてる模様です。仕方ないのだけど。だけど。はぁ。爺様の件は納得したし(多分)。ただ13年前、イルカ先生の過去からいって木の葉の里はかなりの死者が出たと思っていたのですが違ったのかなぁ、と。う〜む。
もう寝る時間だし明日まで我慢しようかとも思ったのですが(苦笑)波の国編、タヅナさんちついた夜(今更)↓
*** 鼓動 ***
すでにその家の者は全員寝静まっていた。思った以上の働きを見せたカカシの生徒達も当然眠りについている。忍びにとって眠ることも仕事の一環なのだ。疲れがたまればそれだけで死に近くなる。 だが、まぁ。今日の所は己に責任があるのだから、許さなくてはならないだろう。カカシはそっと微笑んだ。 「おいで、ナルト」 襖の向こうに向かって呼びかける。ビクン、と気配が動揺したのがわかった。 「怒らないからおいで」 もう一度カカシが言う。しばらく沈黙が続いた後、遠慮がちに襖が開いた。 「………」 恐る恐るナルトがカカシを見つめる。カカシは優しく微笑んで見せた。 「どうした。眠れないのか?」 少し布団をめくり手招きをする。はじかれたようにナルトがカカシに駆け寄った。カカシの招きに従い脇に入り込む。だがナルトは横に入り込んだけでカカシにしがみつこうとはしなかった。 「……」 ぎゅ、と目をきつく閉じてナルトが体を縮める。カカシは苦笑するとナルトの額に唇を寄せた。 「ナルト、ベスト脱ぐから手伝ってよ」 「でも……」 カカシの言葉にナルトが戸惑う。カカシのベストには巻物から忍具まで戦いに必要な様々な物が収納されている。いつ戦いになるかわからい状況下において、それを手放すわけにはいかないだろう。だからこそカカシは口布もはずさぬまま忍び装束で寝ているのだ。 だがナルトの心配を余所にカカシは平然とうそぶいた。 「ん〜?このままだと欲求不満で支障が出そうだし」 「ばっ……!」 叫びそうになって慌ててナルトは口を押さえた。しー、とカカシが唇に指を当てる。悪戯が成功した子供の様な顔に、ナルトは赤くなって唸った。 「まだ体うまく動かないんだ。ね?」 にっこり、とカカシが笑えばナルトが指先まで真っ赤になった。そうなってしまえば後はカカシの思うつぼだ。 「信じられないってば」 ぶつぶつ言いつつナルトがカカシのベストのチャックを降ろす。カカシはご機嫌だ。 「何かや〜らしいよね」 「っ!!」 ナルトがカカシを睨みつけるが何処吹く風だ。結局ベストを脱がし終える頃にはナルトはすっかり疲れていた。 「センセー、少しは動けってば」 ベストをきちんとたたんで枕元に置き、ナルトが溜息をつく。カカシはニコニコ笑うと自分の口布を示した。 「これも」 「……………」 ナルトがぽかんと口を開ける。そして無視したまま布団に潜り込んだ。あらら、とカカシが嘆息する。 「つめた〜い」 「うるさい!心配して損したってば」 頬を膨らませてナルトがカカシにしがみつく。その後頭部をカカシの手が捕らえた。己の胸に押しつけるようにしてナルトを抱き寄せる。指の間を金糸が流れ、カカシは安堵を覚える己に苦笑した。 「ごめんね」 思わず漏れた溜息と共に呟く。カカシにしがみつくナルトの力が強くなった。 「でもオレは死なないから」 心音を聞かせるように強く胸に抱きしめる。少し高めの体温に溜息が漏れた。 「お前をおいてもうどこかへ行ったりしないから」 ね、と囁く。ナルトが肩を震わせるとカカシの胸元に水滴が落ちた。 「何にも心配なんかいらないよ?」 大丈夫だから、と。泣く子供の髪を何度も梳いてやる。カカシの心臓の真上に耳を押しつけてナルトは声を殺して泣いた。トクトクと規則正しい音を刻むそれは生きている証だ。カカシの体温は低くて、ナルトはいつでも不安になってしまう。 だから、その鼓動を。 「ナルト」 はっきりとしたカカシの声にナルトは顔を上げた。口布をはずされたその声が何を意味するかはわかっている。 顔を上げれば優しく微笑むカカシが居た。 「そんなに心配なら見張ってる?」 「んっ!」 まだ涙の浮かぶ瞳でナルトが頷く。挑むようなその視線にカカシは笑うしかなかった。 「じゃあ、ちゃんと見てなきゃダメだぞ」 カカシの言葉にもう一度ナルトが頷く。二人の唇が重なった。軽く唇をあわせ、それから改めて抱き合う。 「おやすみなさい」
眠っている間に聞いていた音はひどく優しかった。
*****
うう〜、訂正は明日〜うう〜あしたの縄跳びは大丈夫なのでしょうか… 仕事の前くらい書くの我慢しろと自分ツッコミ。眠いわ焦るわで文も本人もへろへろになるのに…でも衝動は大事かと(どっちやねん)
一人漫才してる間に寝ます。 おやすみなさい。良い夢を。
眠いです。 爺様、お慕い申し上げております。 以上!!
思ったより大丈夫だったのは他に私の気に障る所が多かったからでしょうか。それとも実感していないのでしょうか。 爺様、かっこいいですよね!ナルト愛されてますよね!(え?)
明日は親睦会です。明後日は六時から打ち合わせです。がんばろー…
カカスの誕生日がもうすぐですね〜。私、ずっと彼のお誕生日は27日だと思ってましたv27日って誰の誕生日だったかなぁ……
なのでまぁいいかな、と↓
*** 悪いこと ***
いけない遊びを覚えさせてしまったなぁ、と思いつつ、カカシはそれを止めようとは思わなかった。いかんせん、カカシにとってもその『遊び』はとても楽しい物だったので。 「よしっ」 気合い十分、満足げにナルトが胸を張る。小さな手が掴んだ腕には赤い花が一つ。 「きれいにできたってば」 キシシ、と目を細めてナルトが笑う。きつく吸い上げられ、赤く染まった己の皮膚にカカシはそっと笑った。 「ごーかく、だってば?」 「ん、ごーかく」 カカシが頷けばナルトの笑みが益々深くなる。赤く染まった頬をカカシは撫でた。 「上手になったね、ナルト」 頬を撫でる手をそのまま滑らせ、まだ丸い顎を捕らえる。ナルトがごく自然に瞳を閉じた。 (あーあ、本当にわるい子になっちゃって) 思わずカカシが笑みをこぼす。腕につけられたキスマークがちくりと痛んで体を刺激した。ナルトの白い肌にはその何倍もの赤い花が咲いている。 「子供のくせに……」 「ふえ?」 ナルトが疑問を発するより先に、カカシはその唇を塞いだ。怯える様子もなく小さな舌が絡んでくる。 すっかり慣れっこだ。 (誰が悪いってオレが悪いんだけどね) 内心舌を出しながら、カカシは小さな体を押し倒した。何も知らなかった子供に『遊び』を教えたのはいけない大人。いけない大人に『恋』を教えたのは何も知らなかった子供。 どっちがより悪いかと言われれば『大人』ということでやはりカカシだろう。何よりカカシが教えてのは世間一般で言うところの『いけないこと』なわけで。 「ナルトがさ、あんまりかわいいからいけないんだよね〜」 「かわいい言うな!!」 溜息混じりに責任転換を図る大人を子供が怒鳴りつける。 「んじゃ責任は取らせていただきます」 ちゅ、と軽く鼻先に口付ければ子供はあっけなく陥落された。
『いけないこと』だけど『本気』だから許してね?
***
ん〜?ん〜??んんん〜!? 何か誤解されそうな……まぁその時は私の力不足ってことですな。すごい今現在頭の中をカカナルエロが回ってまして………むむ。
相方が携帯サイト開いたので楽しみですvJHサイトですが。
久々にまったりとしていたら一日がそれで終わりました。 でも幸せだったので良いのです!栄養補給もしましたしvv
今日は職場のボーリング大会でした。えらく盛り上がり楽しかったのですが右腕がぎしぎしに痛いです(涙)にも関わらず帰りに某同人情報誌で爺様の姿を探していた私はダメですか?でも見つからないです。どなたか情報ご存じなら教えて下さい(涙)
申し訳ありません、ペーパーは今少しお待ち下さい(汗)あうあう。
気がついたら25000overですよ!! 皆様、ありがとうございますvv 何もできませんがせめて感謝の言葉だけでも。 本当にありがとうございます。負けないよう頑張りますので(や、それはもう色々と)これからもよろしくお願いします。
せめてもの↓
*** 多謝 ***
今日も良い天気だとか あいも変わらずこの人は遅刻してくるとか しょーもない任務ばっかだけどわいわい言いながらやるのは楽しいとか 全部ちゃんと終わらせたら頭なでてもらえたとか 御夕飯何にしようかなぁとか そういうこと全部
「なに?ご機嫌だねぇ」 繋いだ手を少し引っ張ってカカシが問う。ナルトはカカシを見上げると、にぃ、と笑った。 「だってオレってば絶好調!」 「はいはい」 ナルトの答えをカカシがあしらう。いつもなら真っ赤に鳴って怒り出す対応に、ナルトは頬を膨らませるわけでもなく上機嫌でカカシを見上げている。 「なに?本当にご機嫌だね。何かいいことあった?」 不思議そうに問うカカシにナルトは笑うだけだ。ニコニコと笑うナルトに、カカシは首を傾げた。 さて、ナルトがこうもご機嫌な理由が見あたらない。 (目を離したつもりはないんだけどなぁ) 朝起きてから、任務中だろうが例え夢の中だろうが、カカシがナルトから目を離すことはない。これほどの上機嫌の理由、気が付かないはずがないのだが。 「?????」 カカシが頭を悩ませてるとナルトが軽く手を引いた。カカシが見下ろせば悪戯小僧が見上げている。 「センセー、理由知りたい?」 得意満面で問われ、カカシは降参した。つながって居ない方の手をあげ降参のポーズを取る。 「教えてください」 「あのねー、先生がいるからだってば」 キシシ、と笑って言われカカシが目を丸くした。ナルトは本当にうれしそうに笑ってカカシを見上げている。 「センセーがこうやって、一緒にいてくれるからオレってば絶好調」 自慢げにナルトはカカシに言った。感謝のこもった眼差しでまっすぐに見つめられ、カカシがわずかに視線を反らす。覆面をしておいてよかった、と思った。 「あ〜、それはどうも」 「あ、センセー照れてる!かーいい、ってば!!」 いつもからかわれているお返しとばかりにナルトが突っ込む。カカシはポリポリと頬をかくと明後日を向いた。 「どうせオレはメロメロですよ」 「キシシ、センセーってば真っ赤!」 「あ〜、もう」 ここぞとばかりにからかうナルトをカカシが睨みつける。幸いにして顔の大部分は隠れているから火照った顔を見られることはないが、ナルトにそんなものが通じるはずもない。上忍の努力を持ってしてもこの子供はカカシの感情を読みとってしまうのだ。 不意にナルトがカカシの腕を強く引いた。バランスを崩してカカシの体が傾く。 「お礼」 チュッ。 わずかにずり上げた額宛の下にナルトが口付ける。カカシの目が再び大きくなった。 「へへ」 満足げにナルトが笑う。その顔は本当にうれしそうで。カカシも微笑んでしまう。 うれしすぎて困ったように。 カカシは口布を下げると軽く唇をつきだした。 「ん」 「!」 カカシの言わんとしていることを悟り、ナルトが真っ赤になる。しばらく迷った後、ナルトは大きく深呼吸をした。キョロキョロと周囲に人が居ないことを確かめる。 「んっ!」 夕焼けの中、二つの影が重なった。
*****
ここまで読んで下さった方に多謝vv さて、頑張るですよ〜。十月は新刊2冊予定なのです!ラブラブ本とエロ本(笑)その前にあれです、あれ(笑)・・・・・・書類書きに苦しんでる場合じゃないですな・・・・・・
眠いです。どうして私は眠いと打とうとするとむねいと打つのか(むねはねむとうつ)。謎でござる。だから私に書類書きをやらせるなよぅ。
今週号。兄。何はともあれ兄。ぜひシスコンで。たのみます。しかしあのセリフがよく通ったなぁ(感動) 紅先生を見つけ真剣にヒナタちゃんの行方を気にした後、爺様を発見!ずーと見つめ合ってたんですか、あなた方は………
やっとで。ちまいの↓
*** 正義の味方 ***
夏も終わりの良いお天気の日、ナルトはカカシと動物園に来ていた。 「こあらさんかーいかったの!」 「そうだねぇ」 ニコニコとご機嫌なナルトの手を引いてカカシもご機嫌だ。互いに顔を見合わせてにこにこにこぉと笑い会う。 「あー、にーちゃあれ!」 不意にナルトが前方を指差した。その先にあるものに気付き、カカシが目を細める。 「あー、あれね」 「あーんぱーんまん!!」 「乗ってみる?ナルト」 カカシの問いに勢いよくナルトが頷く。カカシはナルトを抱き上げると苦笑した。 (大人げないね、オレも) すっかりナルトの心を奪ったボートにやきもちをやいてしまった。アンパンマンボートに嫉妬したなど笑いぐさである。 「じゃ良い子にしてるんだよ」 なにはともあれ水上デートであった。
どーぶつえんにいった いっぱいどーぶつをみた そしたらいーたがあんぱんまんだった
「ナルト、なーると?」 返事がないのを訝しがり、カカシはリビングを覗いた。テーブルの上に突っ伏してナルトは眠ってしまている。カカシは苦笑するとナルトを抱き上げた。 「ベッドで寝ようね」 抱き上げた体の下から画用紙がはがれ落ちる。そこに描かれた絵に、カカシは思わず吹き出してしまった。 白い画用紙いっぱいに描かれたアンパンマンとおぼしき人物の顔は少し変。 「これってやっぱりオレなわけ?」 眠ってしまった子供の頬に口付ければ、ふにゃりと微笑む。 茶色いはずのアンパンマンの頭は何故か銀色。その背中に金色の子供が一人。 「よく描けました」
大好きな人は正義の味方なのです。
****
パパが出てきたら長くなりそうだったので削除。嫉妬に狂ったパパ御乱入、そこからナルトを救い出したのでカカシが正義の味方なのです。ってここで言うこと違うし(爆)いつかちゃんと書き直したいです(涙)
さて!行って参りましたリトルワールド!!楽しかったです〜vvもうね、予想以上に萌えました。両手に花でございましたv 東○動物園のあ○パンマンボートにも萌えましたが。ケツから風に流されるあんパ○マン。正義の味方のくせに風に負けるな!
サイト弄ってたらこんな時間に……く!おやすみなさい〜。
そうそう、なんかサイト一周年過ぎてました。そのことよりも一年も改装なしできた己に完敗。しかも開設がいつかはっきり覚えてない辺り管理人としてどうかと。たぶん8/30だったと思うのですが(その日にひよさんにメールで開設した言っていた)
こんなへっぽこサイトに来てくださる皆様に感謝v本当にありがとうございます。読んで下さる皆様がおられるのでここまで続けて来れたのです。これからも頑張りますのでよろしくお願いいたします。
|