地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
今週号。何か満足しました。何で窓なんですか。野菜、自分で買ってきたんですか。ナルチョはそんなにおしるこが好きですか。そうですか。そうですか。満足!・・・した自分がちょっぴり悲しかった夏の夕暮れ。 でもナルトがナルトでうれしいです!!
昨日一時間しか歌えなかった不満をはらすかの如く宰輔をつかまえて昼からカラオケいってましたvすっきり♪ さ〜、後二週間頑張ったら夏休みだ〜お〜ファイト〜(テンション上げ中)
明日か明後日辺りに更新できそうです♪ほっ。日記で書いてた「lesson」を上げる予定〜4がやっとで終わりそうなのです。
目の前に浮かんだのです↓
*** キッチン行進曲 ***
大きな鍋いっぱいに湧いたお湯の中に皮毎ジャガイモを入れる その間に他の材料を刻んで準備 「センセー、ジャガイモゆがけたら皮むいてつぶしてってば〜」 「おー」 今日も今日とて本から視線を反らそうとしない人は放って置いて、タマネギを刻む 涙が浮かんできたがぐっと我慢 男の子は泣かないのだ その他細かく野菜を刻んで次はフライパンの出番 暖めたら油を薄く引いて タマネギ、ミンチと残りの刻んだ野菜をいためる もちろんタマネギはじっくりゆっくりと飴色になるまで炒めてね その間にジャガイモの準備も終了 「こっちはいいよ」 「じゃ、持ってくってば」 大きなボールにつぶれたジャガイモ そこに炒めた具を加える 後は熱いの我慢してこねこね でもこれは手の皮の厚い大人の仕事 子供はその間に使った道具を片づける 「ええと、後は」 再び鍋にお湯をわかせてスパゲッティをゆがく やたら変なところにこだわる大人のために湯で加減は慎重に 茹で上がったらざるにあげてオリーブオイルを少々 コロッケを揚げる大人の横でフライパンにスパゲッティを入れる そこにさっきの野菜の残りとハムを足してケチャップで味付け もう一品できあがり 「ナルト、キャベツは?」 「いっけね!忘れてたってば」 慌てて冷蔵庫からキャベツを取り出し刻んで氷水に浸す 十分に水を切る時間がないのが悔やまれるが仕方ない 揚げたてコロッケ極上ナポリタンそしてキャベツ やはりこだわりがあるらしい大人が盛りつけている間に子供はお片づけ 使ったらすぐ片づける これ、基本 ・・・一人ならちょっとさぼるけど、二人だし、ね ほかほかのご飯を盛りつけたら準備は終了 後は二人座って
「いただきます」
*******
カカシが役に立っている!!(失礼)なんかね、歌ってるの聞きながらほわわん、と。かわいいのです、まじで!!おのれ、キテレツ!!初代白黒怪物君を見れたりと大興奮。ええ、アニメも漫画も大好きなお子様でした。
ではおやすみなさい。
友人と飲みつつ愚痴ってました。社会人として先輩な彼女に「そんなものさ」と言われつつ。まぁ、交通に時間かかるのも東京近郊じゃ当たり前だし仕事厳しいのも当たり前なので愚痴っても仕方ないんですが。今度の所も仕事は厳しいですけどいい人ばっかなので。しみじみ己は運の良い人生送ってるなと。うんうん。でもやっぱり愚痴が口を出る今日この頃。ダメダメ。
彼女が「聖母達のララバイ」歌ってたので。でもカラオケは昼のが安くてゆっくりできて良いですね〜。夜は待たされるし高いし終電気になるしで一時間しか歌えませんでした。所で私、四年前までカラオケ大ッ嫌いでした。それが今や・・・(笑)↓
*** 子守歌 ***
カカシが帰ってきたのは明け方。異臭に目を覚ました。 「・・・おかえりなさい」 眠い目で必死に笑って両腕を伸ばす。ぽとん、と体の上に何かが降ってきた。月明かりに輝く銀糸にそっと指を絡ませる。胸の上に感じるカカシの体重に、ナルトは深く安堵した。 「ナルトはさぁ、生まれ変わるとしたら何になりたい?」 未だ漂う血の匂いを隠そうともせずカカシが問う。その髪を何度も撫でながら、ナルトはわずかに首を傾げた。 「生まれ変わったら?」 「そう。何でもよいよ」 もう一度逆にナルトが首を傾げる。銀色の髪の中に黒い額宛が埋まっていた。 「・・・・・オレねぇ、センセーのお母さんになりたい」 頭を抱く手に少し力を込めてナルトが答える。カカシが身じろいだ。額宛のすれる感触が悲しくて、ナルトは手を伸ばしてその結び目をほどいた。 「うん。そうしたらセンセーが生まれる前から守れるでしょ?」 くい、と額宛をひっぱればカカシがそれにあわせて頭を動かす。額宛を脇において再びナルトはカカシの頭を抱きかかえた。至宝を抱くように、大事に。 「全部、抱きしめてあげられるってば」 カカシはナルトよりずっと大きいから、どんなに頑張ってもカカシを全部抱きしめてあげることなんてできない。だけど、もっと小さい頃のカカシならちゃんと抱きしめてあげれる。 ナルトの答えにカカシが笑った。 「でもそれだったらナルトとイチャイチャできないなぁ」 笑い声が直接胸に響いてくずぐったい。ナルトは頬を膨らませるとカカシの髪を引っ張った。 「センセーそればっか!」 「ん〜、だってナルトのこと好きなんだもん」 だもん、にナルトがため息をつく。呆れるナルトにカカシは益々笑った。 「好きだよ、ナルト」 「オレの方がぜってぇいっぱい好きだってば」 「そんなことないよ。オレの方が好きだね」 「オレだってば!」 そんなやりとりを繰り返しながら徐々にカカシが顔を上げる。視線が会うとどちらかと言うこともなく唇が重なった。 「好き」 呪文のようにその言葉を繰り返す。首に腕を回し何度も口付けを繰り返しながら、ナルトはもっと大きくなりたいと願う。 (好き) もっと大きくなって。もっと強くなって。この人の苦しみも悲しみも全部抱きしめてあげたい。 (ずっと好き) なりたいものは『この人を守れる人』。母親でも父親でも何でも良い。この人を抱きしめて守ってあげられる人。 だから-------自分はそうなって見せる。 「大好き」 今はまだ小さな己の手。だけど、必ず。 決意を込めてカカシを見れば安心したような双眸があった。 「うん」 小さな子供のようにカカシが笑う。ナルトも微笑んだ。
大丈夫、きっと願いは叶えるから。
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あの歌は女の子の歌だな〜、とは思うのですが書き手が私なので(爆)第一印象は当然の如くカカナル。でもちゃんと聞くとナルヒナかナルサク。 ちなみにこの後私が歌ったのは「悲しみジョニー」でした☆
サイト放りっぱなしですみません(土下座)キリリクも原稿もサイト用の話も書いてません。あうあう(涙)忘れてるわけじゃないんですよ!!でも体がついてこないんです。 は〜、でも体壊すまではしたくないのです。お仕事はお金貰ってる以上できるだけやりたいですし。小説書くのは本能ですし。あれもこれもって欲張り過ぎなんですよね。その結果全部中途半端になってる気が・・・ううむ。
今日は六時間ほど水滴とにらめっこをしてました。疲れたのでもう寝ます。ああ、言ってるそばから!!(地団駄)
話に聞いていたとおりナルトが後ろに下がっていてびっくり☆まぁ仕方ないさね(ええ!?)
さて今週はずっと眠いです。おとといはそれでも何かあったのかというように殴り書きしてましたが、昨日はさすがにばてました。明日は飲み会です。それはいいんだけど帰りが遅くなるのが痛いんですよね・・・
カカナルでサスサク。臨の書ネタ↓
*** ごちそうさま ***
色々あった中忍試験も終わり久々の夜。約一ヶ月ぶりにカカシ宅には七班の面々が顔をそろえていた。 「ご飯できたってばよ〜」 台所からナルトが顔を出す。居間で険悪な雰囲気のまま耐えていた男二人はその言葉にほっと胸をなで下ろした。 台所から聞こえてくる楽しげなナルトとサクラの声にどれほど胸かき乱されたことか。 (くそ、後少しの我慢だ!食事さえ終わればナルトと二人ッきり!!) (ちっ!後少し、食事の間だけでも我慢すればオレは自由だ!待ってろ、サクラ!) 再会してこの方、二人して恋人に相手にされずカカシとサスケはかなりへたれていた。その苦行も今日で終わりである。 「さ、召し上がれ」 にこやかに笑ってサクラがテーブルの上で手を広げてみせる。テーブルの上には所狭しと金色の衣が並んでいた。 きれいにさっくりと上がっている、それは見事な天ぷらだ。 カカシの顔色が変わる。 「!!」 「へ〜」 「ど?ナルトったら本当に料理上手よね〜見て、このエビ天の上がり具合!」 「サクラちゃんの天つゆだっておいしいってばよ〜。初めてとは思えないってば」 楽しそうに話す子供達を余所にカカシは顔面蒼白だ。力無くなんとか笑う。 「・・・あの、さ。これしかないわけ?」 心なしか声が震えている。ナルトはサクラと顔を合わせると、ぽん、と手を打った。 「そっか。センセー天ぷら嫌いだったてばよ。あんまり長いことご飯作ってなかったから忘れてたってば〜」 「!!」 ぐらり、とカカシが蹌踉めく。何とかイスの背にもたれ掛かってやり過ごしたカカシの目の前にお茶碗が差し出された。にこぉ、とナルトが天使の笑みを浮かべる。 「はい、センセーの分」 ご飯の上にかつおぶし。以上。 しくしくと涙をのみながら部屋の隅でカカシがご飯をつつく。優越感に浸ったままサスケが天ぷらを口に運ぶ。 「本当にきれいにあがっているな・・・ぐ!?」 天ぷらを一口食べた途端サスケが喉を詰まらせた。口から滑り落ちた天ぷらの衣の端から糸が垂れる。 本日のスペシャルメニュー。納豆の天ぷら。 「あ、ごめん。サスケ君納豆嫌いだったのよね。すっかり忘れてたわ」 嫌い、などと言うものではない。血の気を失ってサスケはイスの上で屍と成り果てた。そのままずるりとイスから落ちるが誰も気にしない。 「やぱりエビおいしい〜」 「白身魚もうまいってばよ!」 ヘタレ切った恋人達を捨てて、ナルトとサクラはおいしく食事を続けた。
*****
というわけでサスケお誕生日おめでとう!(ええ!?) 手抜きも良いところvカカスの誕生日が楽しみですv
読み損ねました・・・
ぎゃふんと。またもやちまいの↓
*** 墨 ***
「あーあ、何してんの」 呆れ果ててカカシはため息をついた。床に這い蹲ってナルトがカカシを見上げる。 「う〜」 「う〜じゃないでしょ。ほら、どいてごらん」 涙目のお子様を抱き上げればその下からは真っ黒に染まった床が現れた。その上に寝ころんでいたお子様のお腹も当然真っ黒。白い浴衣どころか白い肌まで汚している。 部屋中に墨汁の香りが漂っていた。 「あーあ」 再びため息が漏れた。ナルトが慌ててカカシの頬にキスをする。 「そんなことしてもダーメ。どうしていけないことするの」 「う〜」 さらりと言われナルトが悲しそうに眦を下げた。言葉知らずなお子様を連れたままカカシは風呂場に向かった。 「床は後で掃除するとして〜。まずはナルトをきれいにしないとね」 やれやれ、とため息をついてぐずる子供を湯船につける。濡れた着物が気持ち悪いのかナルトが暴れた。 「こら!あんまりわるい子にしてるとお仕置きするよ!?」 カカシの叫びにナルトが動きを止める。視線で必死に赦しを請うナルトにカカシは肩を落とした。 「う〜う〜」 「まぁ目に入らなくてよかったけどね。また何だって墨なんかで遊んだんだ」 はぁ〜とカカシが天を仰ぐ。しゅん、とナルトが肩を落とした。目尻に涙が浮かんでいる。 それだけで許してしまいそうになる己に、カカシは苦笑した。 「理由は後で聞いてあげるからまずはきれいになろうね」 こつん、と額を併せて告げる。そうすれば肯定の意を込めてナルトが何度も頷いた。
お風呂に入っている間に床の掃除は忍犬が済ませていた。こういうとき忍犬はありがたい。ナルトがカカシの袖を引いた。小さな指が先ほどまで汚れていた床を指差す。 「わん?」 「そ。あとでみんなにお礼言おうな」 こくん、とナルトが頷く。良くできました、と頭を撫でようとしたカカシの手からするりとナルトが逃げ出した。一直線に寝室へと駆けてゆく。 「なんなんだ・・・」 不思議に思いながらも飲み物を入れるべくカカシも台所に向かった。やかんを火にかけナルト用にカルピスを作る。 くいくい、とズボンの裾が引かれた。 「ん〜?どうした」 促されるままに足下を見る。ナルトが懸命にカカシに一枚の紙を差し出した。白い紙いっぱいにぐちゃぐちゃと墨で線が引いてある。 「ん・・・?」 よくよくみればそれはただの線ではなく何かの絵らしい。少し腰を屈めて『絵』を見つめたカカシは、そこに書かれているのが人物だということに気が付いた。しかもどこかしら身に覚えがある。 カカシが自分を指差すと、ナルトが満面の笑みを浮かべた。 「にぃ!」 頬を紅潮させてナルトが叫ぶ。カカシは目を丸くした。そういえば、この家にお子様用のクレヨンなんて上等な代物はない。 「は、はは」 墨を持ち出してこれをナルトは描いていたのだ。ひどくうれしくなって、カカシは思わず微笑んだ、 「うん、上手」 「にぃ、にぃ!」 「ありがとね、ナルト」 絵を潰さないように抱き寄せて何度もその額に口付けを落とす。きゅう、と目を細めてナルトが笑った。 「しゅき」 カカシが教えた言葉をカカシのために使う。そのことがカカシを喜ばせた。 「ナルト、明日クレヨンと画用紙買ってくるからさ」 小さな体を抱き上げ笑いかける。カカシがうれしそうなせいかナルトもひどくご機嫌だ。 「もっといっぱいオレのこと描いてくれる?」 「ん!」 大きくナルトが頷く。カカシは微笑むと小さな唇にそっと触れた。
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さて良くわからぬままに終わります。何故ちまくなったのか自分でもよくわかりませんが(汗)いつも口の達者なお子様ばかりかいてるのでしゃべらないのは新鮮でした(笑)
今日のミルクティーはTOKIO。色々混ざってるお茶なんですが、なんというか茶こしくらいは使うべきかと口の中に入り込む花びらを見つめつつ考えたり。しょっちゅうお茶飲んでるしお茶好きなんですが泣けるくらい適当な入れ方をします。カカナルいっぱい書くぞーーー!!と思いつつ気がつけば休日2日間は遠い過去となりつつあります。半分は寝て過ごしてました。馬鹿です・・・ネタはたんまりあるので誰か描いて下さい(涙)
なんとなーく。今更ながらうちのなるちょは乙女もいいところですな・・・↓
*** お花 ***
「うわっ!」 叫び声と共に差し出された舌の上には黄色い花びら。薄いそれを舌の上に載せナルトが眉を顰める。 「口の中に入ったってばーーー!」 「・・・食べられる花だよ。気にせず飲み込んじゃえば?」 赤い舌と黄色い花びらの対比に、カカシは思わず見惚れた。むぅ、とナルトが頬を膨らませる。 「じゃぁ先生飲んでみろってば!」 腹立たしそうに言ってナルトはカカシにマグカップを手渡した。大きなマグカップいっぱいに次がれたミルクティーにカカシがひるむ。マグカップの中からは甘い匂いがしていた。 「ほら早く!」 ナルトがせかす。カカシは覚悟を決めるとマグカップに口を付けた。 「・・・・・・・・」 カカシ、撃沈。ペロリ、と出された舌にはナルトの時と同様黄色い花びらが一つ乗っていた。 「確かにこれはきついな」 口の中いっぱいに広がる花の香りにカカシが眉を顰める。しかもナルト仕様で甘い。口を閉じるのも嫌で、カカシは舌を出したままその味が薄れるのを待った。 「?何、ナルト」 口を開けたまま器用にカカシが話す。ナルトは惚けたようにカカシを見つめていたが、いきなりテーブルの上に身を乗り出した。 「?」 不思議に思うカカシの顔にナルトの影が落ちる。 チュッ 小さな音を立ててナルトの唇がカカシの舌を啄んだ。舌の上から花びらの感触が消える。 カカシが目を丸くした。 「・・・せんせー、あまいの嫌いだから、さ」 視線を反らしてナルトが呟く。小さくなった体が瞬く間に赤く染まった。 カカシが破顔した。 「わっ!」 急な浮遊感に襲われナルトが目を見開く。目の前にうれしそうなカカシの顔があった。ナルトを腕に抱いてカカシが心底楽しそうに囁く。 「じゃお礼にがんばっちゃおう」 「わーーー!!がんばなくていいってば!」 ナルトが慌てて言うが時すでに遅し。 口付けは花の香りがした。
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舌を出して花びらを口から出したのは私。ふとネタにしてしまえと思ったのも私。なのに仄かに腹がたつのは何故なのでしょう・・・。ナルトが飲んでくれるなら私だってちゃんと時間測って茶葉こしておいしいお茶を入れます(いかに普段適当かがわかるセリフ) でもカカシもナルトも鼻が利くと思うので匂いのきついお茶は飲まないんじゃないかなぁ、と。といいつつうちのカカシたま〜にタバコ吸いますが(汗)希望としては暗部辞めて吸い出した、ってことで。まぁそれ言ったらアスマなんかどうするよ、って感じですが・・・。カカシ犬飼ってるしな〜。
気付くと二週間更新してなかったり。あいたたたた(汗)明日は何か上げれるとよいのですが(もっと気合い入れろよ)
今日は「花火があるよv」と言うお誘いにひょこひょこついて行ってましたvv楽しかったのですvv宰輔と二人してちまいのに萌えてました。だって浴衣とかじんべえとか着たちんまいのがいっぱい!!かわいかった〜vvって花火を見に行ったのです。とってもきれいでしたv隣にいた親子がまたよくって・・・いえいえ、花火を見にいったのですよ?柳が大好きなのです。見れて満足♪
元ネタ提供・花火を見ていた母子様(こら〜)ちんまい子です↓
*** 花火 ***
花火大会当日。会場は人でごった返していた。 「はやくはやく!」 『立入禁止』の柵を揺らしながらナルトが叫ぶ。小さな体を抱き寄せてカカシは苦笑した。 「こらこら、大人しくしてなさい」 「だって〜」 カカシの腕の中に掴まり、ナルトが頬を膨らませる。柔らかいほっぺたをカカシがつついた。 「静かにしてないとダメだよ?」 う〜、とナルトが眉をひそめる。カカシは声を上げて笑うとナルトの手に犬の形をした風船を握らせた。 「逃げちゃうからしっかり握ってるんだよ」 小さな手を上から押さえてやる。しばらく何やら考え込んでから、ナルトは背後のカカシを覗き込んだ。 「・・・静かにしないと花火さん逃げちゃう?」 こくん、と小首を傾げて問う。カカシは一瞬目を丸くし、それから微笑んだ。 「そ。花火さんびっくりして逃げちゃうからね。静かにしてよーね」 「ん!じゃ静かにする!」 ぎゅ、と口元を引き締めてナルトが宣言する。漏れそうになる笑いをカカシは必死で堪えた。 (かっわいいなぁ) 膝の上にのせると窮屈そうなサンダルを脱がせてやる。自由になった足が振り回されたせいでじんべえの裾からかわいい太股が覗いた。慌ててカカシが裾を直してやる。 「こらこら」 カカシがなだめるとナルトはニィ、と笑った。静かにしてるでしょ、とその笑顔が語っていて、カカシは苦笑した。 (・・・あんまりかわいくしてると持って帰っちゃうよ?) 心の中でだけ呟いてカカシはナルトの腰に回した手に力を込めた。 「いい子にしてないと帰るよ?」 「え〜、やだぁ」 カカシの言葉にナルトが泣きそうな顔をする。片手で捕まえたまま、カカシはその頬を撫でた。 「だったらいい子にしてな。きれいなもの見せてやるから」 ね、とカカシが言えばコクンとナルトが頷く。ナルトにとっては初めての花火。「怖い音がする」と言って部屋で怯えていた子供を連れ出したのはカカシだから、約束通りきれいな花火を見せてあげなければ。 「そうしたらね、きっと夏も好きになれるよ」 花火とか、蛍とか。夏の夜は光に満ちているからいっぱい見せてあげよう。 「うん!」 きゅう、と目を細めてナルトがうれしそうに笑う。その時大きな音を立てて川の縁を光が走った。 「ほら、始まった」 「わっ」 耳を塞ぎたくなるような大きな音を立てて花火が上がる。ぽかんと口を開けてナルトが光を見つめた。 「きれー・・・」 ポツリと呟きが漏れる。頬が紅潮し、青い瞳に鮮やかな光が映った。カカシはそっと微笑むと、同じ風景を共有すべく視線を空に移した。
「ね、きれいでしょ」 大好きな、きれいなきれいな金色の光。
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忍びの里で花火は無理だろう、というつっこみは自分でもわかってるので勘弁してくださいvでもあの世界の忍びの里なら有りかも。木の葉だったら観光名所と化してそうだし・・・。 しかしここ二、三日ちんまいのばかり書いてます。どーした、私(笑)この話はお誘い下さった宰輔に捧げますvちんまい方々を見つめるあなたの瞳はとても真剣でした(笑)
待ちに待った週末です!にやり。 そもそも勤務先の全行程のほとんどを一時間で行くのに残りわずかの距離を行くのに何故同じ時間かかるのでしょう・・・おのれ、○環!!でも一週間で通勤時間が五分縮まりました。歩くのが速くなっているのです。
学校は夏休みなのか・・・いいなぁ・・・・・
ちょっくら眠いけど今日こそ!! の割には狐風呂場編。カカシが馬鹿なのでカカシファンは見ちゃいやですv(本気)↓
*** ばすたいむ ***
カカシが任務から帰ってくると、ナルトは縁側でぼんやりと座っていた。 「ただいま、ナルト。どうしたんだ?」 「あ、にーちゃ。おかえりなさぁい」 答える声にも覇気がない。浴衣の襟元がぐっしょりと濡れていた。 「にーちゃぁ、あついのぉ」 ふう、とナルトがため息を漏らす。カカシはしばし考え込んだ。 空ではお日様がかんかんに照っている。気温は三十度を優に越えていた。盆地になるこの里は意外と夏は暑くなるのだ。 当然の如く暑さに対する訓練も受けているカカシ達にしてみればまだどうってことのない暑さではあるが。 (ナルト、ただでさえ体温高いしな〜) いつものように抱きつてきてもくれないナルトに、カカシは思案した。 「ナルト、お風呂はいろっか」 まずは汗を流そう。 カカシの提案にナルトが首を傾げた。
「気持ちいいってば〜」 ゆるめのお湯に被ってナルトが歓声を上げる。体にまとわりついていた嫌な汗がどこかに飛んで気持ちよかった。 「ほら、じっとする」 ナルトの頭からお湯をかけながらカカシが苦笑する。 「う〜〜」 「頭洗うよ。目瞑ってな」 「うう〜〜」 カカシはシャンプーを手に取ると軽く泡立ててから金糸に載せた。指を絡ませこすらないように洗っていく。熱くなっている皮膚の部分は指の腹で特に丁寧に洗った。 「う〜〜」 気持ちいいのか嫌なのか、良くわからない声でナルトが唸る。子犬を洗っている気分だな、とカカシは密かに微笑んだ。 「はい、流すよ〜」 お湯をかぶせて泡を洗い落とす。全部洗い流すと、途端にナルトが激しく首を振った。髪から飛んだ水しぶきがかかってカカシが顔を顰める。 「こら!」 「う〜〜、すっきりしたってば!」 カカシの怒りもどこへやら、満足そうにナルトが胸を張る。にこぉ、とうれしそうに笑うナルトに、カカシはため息をつくしかない。 「あ〜、じゃあ背中洗うよ」 「はーい」 頭にタオルを巻いて洗った髪が再び濡れないようにすると、カカシは体を洗うためのスポンジを手に取った。 (傷がつきそうだな・・・) ナルトの磁気のような滑らかな肌と鮮やかな黄色いアヒルの形をしたそれを見比べる。見比べて、結論。 「ナルト、今日は特別な方法で洗ってあげるよ」 「とくべつ?」 「そ。ぴっかぴかになるぞ〜」 ニッコリと笑うと、カカシは掌で石鹸を泡立てた。
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して以前の爺風呂につながるわけです。 ほーら、何もやましいこと考えてないですよ。息子さんも暴走してませんv(当たり前)ナルトの肌は気持ちいいだろうな〜と思いつつおやすみなさい(笑)
カヌレという紅茶を買ったのですよ。まんまカヌレ。甘い香りに誘われて。それでミルクティーを作ってがばがば飲んでます。 やはりちょっと週末まで更新というかざった書きすらできそうにないです。ごめんなさい(涙)
今日は傘を使うことすらありませんでした。一時間二本という電車のおかげで朝会社に行く時間も変える時間も制限されつつあるのですが、おかげで雨風がひどくなった一瞬よりも早く会社につきました。
しかし眠いですね。仕事に慣れるまでちょっとサイトの更新止まりそうです。すみません(汗)でめて日記、日記くらいは!!しかし真面目に原稿しないとやばいです・・・。
狐風呂場ネタ十行書いたところで気力がつきました。またまとめて書きます。たぶん、ぶん・・・我ながらカカシの馬鹿さ加減に生ぬるく微笑みました。
旧七夕も祝うそうです。互いに首締めあって決定v思い起こしても本当に首を絞めあったなぁ、と感慨深く。でも大三が見れるのですよ、大三!!くっくっく。
ああ、もう寝なくては・・・うう・・・おやすみなさい〜(涙)
麒麟さん宅にございます☆そしてなぜかカカナルを書いていた私。おっかしいなぁ。
元ねたは宿主と王子(笑)↓
*** 猫 ***
困った。それがナルトの正直な感想である。 目の前の床には転がった大人が一匹。 「・・・センセー、何だってばよ」 思わず溜息がもれる。ナルトの手がギリギリ届かないところでカカシは転がっていた。にぃ、とカカシが笑う。 「どーもしないよ。あっち向いてなさい」 ヒラヒラと手を振られ、ナルトは仕方なしに視線をテレビに戻した。それでも横顔に向けられる視線はそのままである。再びナルトの口から溜息が漏れた。 「ほんとーになんだってばよ」 心底呆れた様なナルトの言葉に、カカシはほんの少し眉をひそめてみせた。 「んー?」 気の無いカカシの返事にナルトが頬を膨らませる。 「何だってばよ」 「なんでもないって」 「何でもないってなんだってばよ!」 「だーかーらなんでもないって。ナルトがかわいいから見てただけ」 「!!」 何気なく言われた一言にナルトが言葉を失う。頭から湯気を噴出さんばかりに赤くなってナルトが叫んだ。 「かわいいってなんだってばよ!!」 「えー、だって一番かわいいし。やー、もう本当にオレ、お前にメロメロ」 ニコニコ、と笑うカカシに、今度こそナルトは言葉を失った。真っ赤になって口をパクパクさせる。 やがて諦めたのかナルトはがっくりと肩を落とした。反射的にカカシにしがみつこうと伸ばされた手が宙を切る。 「!」 驚いて顔をあげればカカシは楽しそうに笑っている。ナルトの指が届かないギリギリの位置でカカシの髪が揺れていた。 「んー、なに?」 動こうとはせずに問い掛けてくるカカシにナルトは眉をひそめた。これはどういうことだろう。 カカシがナルトの手の届かないところに居たことなど今まで一度としてなかったのに。 しばし考え、ナルトは三度目の溜息をついた。カカシはニヤニヤ笑っている。 ナルトは膝たちになると一歩、カカシに近づいた。そうすれば伸ばされた小さな手がカカシの髪に触れる。柔らかいそれをナルトはわしゃわしゃとかき乱した。 「さいってー!」 頬を膨らませて告げるナルトに、カカシが幸せそうに笑う。カカシの手がナルトの腕を掴んだ。 「たまにはお前から来てくれたっていいでしょ?」 そのまま引き寄せられ、素直にナルトはカカシの上に倒れこんだ。胸の上に感じるぬくもりに、カカシが安堵の溜息を漏らす。 「求めるばっかりも結構辛いんだよ?」 冗談めかして言われたセリフにナルトはますます頬を膨らませた。 「なんだよ!いっつもおればっかり欲しがってるじゃん!」 「そりゃこちとら大人ですから。余裕を見せたいんです」 「はぁ?なんだってばよ!!」 意味がわからずナルトが怒鳴る。カカシはナルトの体を引きずり上げると視線を合わせ微笑んだ。 「うん、ただの我侭だから気にしなくていーよ」 そうやってにっこりと微笑まれるとナルトは何もいえなくなってしまう。ナルトはしばらくうなていたが、やがて決意したようにカカシをにらみつけた。 「じゃ、オレも我侭いってやるってば!!」 「ん?なに・・・」 カカシの質問が終わる前に、その唇をナルトが塞いだ。己の唇に触れる柔らかいものにカカシが呆気に取られる。 「どーせオレはセンセーが好きだよ!」 やけになってナルトが叫んだ。思わずカカシが噴出す。 「か、かわいい・・・」 「かわいいって言うなーーー!!」 真っ赤になって暴れるナルトをカカシは腕の中に閉じ込めた。心底うれしそうい笑って力一杯ナルトを抱きしめる。 「ほんっとーにメロメロ」 ねー、と呟くと、カカシはナルトに口付けた。
*****
ということでネタ提供の三鷹様に捧げますv・・・人様のお家にまで来てなにをしているのでしょう・・・
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ってことを私は間違って日曜の日記に登録してしまった模様です(馬鹿) はは〜ん、本日は麒麟様宅(ばればれ・笑)にてそれは素晴らしい夏の休日を過ごしましたvv幸せ〜〜vvさ、明日からまた頑張るぞーーー!! ではおやすみなさいv
お泊まりです。七夕企画の反省会という名目なのです。ふふふ、日本酒!!奥さんに羨ましがられながら行ってきますvv
ネタはあるのに手が動かないって辛いです。うぬー。
今日から唐突に勤務地が片道二時間地域に移って大わらわでした☆いきなり二時間の早起きはつらいです。つーか片道で交通費千円超すのがかなり痛いです。早く定期を買おう・・・。
最近の話書いてないな(遠い目)↓
*** 嘘 ***
暇があればこの人は本を読んでいる。その横顔を見つめながらナルトはそっとため息をついた。 いつの間にやら帰る家はここになっていた。その間ナルトがカカシについて知ったことと言えば本当に本が好きなのだと言うこと、そして本を読んでいるときにはほとんど周りが見えなくなっているということだった。 (ん〜、でも別にいやじゃないってば) ころん、と床に転がり今度は視界を逆にしてカカシを観察する。最近のナルトのお気に入りは『カカシ観察』である。いっそ『カカシの観察絵日記』でもつけててやろうか、と思うほどだ。 一向に会話のない部屋の中でカカシがページをめくる音が響く。部屋に響くこの乾いた音が好きだ。 ついつい視線がページをめくるカカシの手にゆく。骨張った大きな手が丁寧にページをめくる様を見るのが好きだ。 わずかにカカシの顔がほころぶ。本を読んでいるときにだけ見せるこの微笑が好きだ。 (……困ったってば) かまってもらえなくて寂しくないわけではないが----ナルトは本を読むカカシがかなり好き、らしい。 これは困った。 (う〜〜) ころころと床の上を左右に転がる。右に転がって元の位置に戻ってはカカシを見、左に転がって元の位置に戻ってはまたカカシを見る。その度に頬が熱くなるのがわかった。このままではきっと自分は茹で上がってしまうに違いない。 仕方無しにナルトはカカシに話しかけた。 「……あのさ、センセー」 「ん?」 「オレ、先生なんか大ッ嫌い」 「!?」 ポトリ、とカカシの手から本が落ちる。大きく見開かれた瞳は蒼と朱だ。 (あ……きれー…) いつもは半分隠されている瞳が両方見れて、思わずナルトは見惚れた。カカシは息を止めてナルトを見つめていたが、やがて肩を落とすと大きく溜め気をついた。 「……お前、なんてこと言うわけ?今心臓止まるかと思ったよ」 「だって本当のことじゃん」 「あのねー、そういうときは『教師』が嫌いだって言いなさい」 カカシはナルトを持ち上げると己の膝の上に載せた。コツンと額を併せて苦笑する。 「ナルトに嫌い、って言われたらオレ泣いちゃうよー」 カカシの言葉に今度はナルトが苦笑した。 「えー、じゃぁカカシ先生なんかきらーい」 「こらこら、本当に泣くぞ〜」 「きらーい」 きゃっきゃとはしゃぎながら二人で禅問答を繰り返す。いつまにか床の上に金の髪が広がった。 「でもオレは好きだよ、ナルト」 ナルトの指先に口付けてカカシ囁く。とくん、とナルトの心臓がなった。 「……センセー、好き」 震えるように漏らされた囁きにカカシは笑んだ。 「じゃ、嘘つきな口には罰をあげよう」 二つの影が重なった。
*****
幸せなんですよ、この人達……本当に……あー、でも本気でナルトに「嫌い」って言われたらうちのカカシどうするんでしょう。とんでもないことになりそうです。
私の住んでる地域は何やらほとんどそれらしいこともなく(苦笑)
会社帰りに読もうと買った本をその日のうちに読み切るのはどうかと思われます、私。2日に一冊ずつ本が増えてゆくので本棚がすごいことになってます。初めてまともに江戸川乱歩を読みました。後は宮部みゆきさんの本を徐々に。模倣犯、早く文庫にならないですかねぇ。本屋の店員さんに「あれだけは予定ないんですよね〜」って言われましたが・・。
狐ほのぼの爺孫↓
*** お風呂 ***
大きな檜造りの風呂にのんびりと浸かり、火影は久々にゆったりとした時を過ごしていた。 「じいちゃ、背中流してあげるってば」 にっこりと微笑んでナルトが言う。火影は下がりっぱなしの目尻をさらに下げた。おそらく目に入れたところで痛くはあるまい。 「うむ、では頼むとするかのぉ」 本日はカカシがいないため、いつものように邪魔をされる心配はない。素顔を見られて以来開き直ったのか、カカシは堂々とナルトと風呂に入るまでになっていた。というよりも自分が居る間はナルトを側から放さなくなったのである。 (ええい、忌々しい。長期任務に出してやろうか) そう思いつつもナルトが悲しむのが嫌で出来ない火影であった。 そんな火影の内心の葛藤もしらず、ナルトはナルトはナルトではしゃいでいた。久々に大好きな祖父とのお風呂である。 (がんばってじいちゃをぴかぴかにするってば!) ぎゅ、と泡だらけになった両手を握りしめて決心する。ここは一つ、「にーちゃ」に教えてもらったあのワザを使うしかない。 「じゃー洗うってば!」 「おー、たのむぞ」 元気のよいナルトのかけ声に火影も笑って答える。だが、ナルトが背中をこするたびにその眉がひそめられていった。 (ん……?) 何かおかしい。背中にあたっているのはタオルではない。無様なことに一瞬火影はそれが何であるかわからなかった。 「ナルトや……」 「んー?」 「何でワシのことを洗ってくれているのじゃ?」 間違いであって欲しい、と火影は柄にもなく祈った。胸を張ってナルトが答える。 「てぇー」 自信満々に答えるナルトの泡だらけの手に、火影はかくんと顎を落とした。
その後カカシがナルトとお風呂禁止になったのは言うまでもない。
*****
狐カカシ馬鹿大爆発。別に変なことは教えてないですよ、まだ。何もしてません、大丈夫大丈夫v いかんせんただいま手の動きが悪いです。
台風台風。密かにわくわくして大好きです。皆が困るのはわかりきってるのに。台風が過ぎた後の空気が好きなのです。
うーんうーん
*** 休日 ***
朝、カカシが目を覚ますと隣に人はいなかった。 「………」 無言で頭を掻く。昨日からナルト一人が任務でカカシは休みだ。中忍になったナルトはそれなりに忙しく働いていた。 長身を引きずって台所に向かう。冷蔵庫の中にはカカシ用の朝食が用意してあった。 新聞を読みながらそれを食べると食器をきちんと洗って食器棚に伏せる。食事と後かたづけ、これをさぼるとナルトが怒るのだ。 それがすんだら読みかけの本を片手にソファにもたれかかる。後はひたすら読書だ。こうなったら食事も何もあったものではない。 しん、と静かな部屋の中ページをめくる音だけが響く。時計の針が時を刻んだ。いつのまにかページをめくる音も止まっている。 どれくらいたったろうか、日が沈みかけた頃、ふとカカシの表情が和らいだ。再びページがめくられる。 空気の中にナルトの気配を感じる。里に戻ってきたのだろう。 ページをめくるに連れカカシの瞳が穏やかに微笑む。同時になじみのある気配が家に近づいて来た。 後、少し。 カカシは立ち上がった。 「たっだいまー!」 元気のよい叫び声と同時に玄関が開く。飛び込んできた金色の光にカカシは微笑んだ。 「おかえり」 カカシを認めてナルトが満面の笑みを返す。そのまぶしさにカカシはそっと目を伏せた。 「ただいまってばよ!」 飛びついてくる体を抱きしめたら一人の休日はお終い。
さぁ、二人で何をしようか。
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ナルトがいない時のカカシ。この人放っておくと食べるのさぼりそうで怖いです。がんばれ、ナルト!
七夕企画無事終了致しましたv思ったより多くの方が来てくださってうれしい限りですvありがとうございました!! それにしても楽しかったです。やっぱり四大三とジライビは良いですvv
さて明日は仕事なのでもう寝ます。気合いを入れてゆかねば! それではおやすみなさい。
七夕企画開催中でございますvv 小此木のぼけは詳細頁に己のものに関してのみの説明をしてしまいさっきまで慌てて直してました(汗)奥さんのカキコ見てその事実に気付き「これじゃいかん!!」と直すまで小此木にしては素早かったです。 うん、でも小此木の四はいまいちかっこよくないのです。なんというかちゃんと昼メロ△になれたかな、と(爆)本当はもっとどろどろしてるはずだったのですがちとぬるいです。 何にせよ少しでも四大三とジライビに興味持っていただければ感無量です。せめてジライビ!
だから本命はこっち(笑)↓
*** 良い子の算数 ***
「わかんないってばよ!!」 教科書を放り投げてナルトが叫ぶ。その頭をカカシが丸めたノートで叩いた。 「こら。ちゃんとやれ」 ナルトがぶーと頬を膨らませる。カカシは大きなため息をついた。カカシが手にしているのは『良い子の算数』。 「お前ね、簡単な計算も出来ないようじゃ困るでしょ?せめて九九くらい言えるようになりなさい」 「別にそんなの言えなくても困らないってば!」 うが、とナルトが叫ぶ。ではナルトが今までどうやって計算をしていたのかといえば、それは足し算わり算。この二点に関してのナルトの計算速度はサクラを上回るのだから驚きだ。 「変なの。なんでこんなのおぼえなきゃいけないんだってば」 テーブルにつっぷしてナルトがごねる。カカシは頭を抱えた。 「なんで積分計算が出来るのに九九が言えないんだ……」 「だってさ、だってさ、公式とか覚えたっておもしろくないってば。それよかしゅぎょー!!」 とうとうナルトが暴れ出す。カカシは大きくためいきをついた。ナルトは頭が悪くない。当人に学ぶ気がないというだけで。 (それが問題なんだけどね) 何度目かわからないため息が漏れる。ふとカカシは良いことを思いついた。 「ナルト、一問正解することに一楽のラーメンを奢ってやるぞ」 にっこり笑っていえば案の定ナルトが瞳を輝かせる。 「ほんと!?」 「ほんとほんと。言えた分全部奢ってやる」 「やり!!」 ナルトは起きあがると自分が放り投げた本を取りに行った。本を手にし、うれしそうにカカシの前に座る。 「さ、先生問題出してってば」 「うん、たださ、ナルト」 「何だってばよ?」 「間違ったらお仕置きな」 「!!」 ナルトが一気に青ざめた。楽しそうにカカシが笑う。 「オレにだって楽しみがないとな〜」 鼻歌まで歌い出すカカシにナルトは怯えた。絶対にこれは何かとんでもないことを企んでいる。 一回、でなくお仕置き、というところが怖い。 「やっぱ止めとく?」 ん?とカカシが笑う。反射的にナルトは言い返した。 「やる!!」 叫んですぐ我に返るが時すでに遅し。ニコニコとカカシが笑う。 「じゃぁ、がんばろっか」 ナルトの背を嫌な汗が伝った。教科書を握る手に自然に力がこもる。 要は間違えなければ良いのだ。要は。 (勝負!!) 決死の覚悟でナルトはカカシに挑んだ。
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馬鹿なカップルが書きたかっただけです。間違うたびに一回ネタは以前書いたので今回はお仕置きで。カカシが楽しそうですね。 学生の時は定期試験の成績で親と賭をしてました。平均何点以上であれ買って、という。正しいかどうかはともかくやる気にはなります。
そしてただいま夜の二時半。どうにもお祭りの四大三がしっくりこなくてその原因が判明したので大急ぎで訂正しました。だからどうした、って程度ですが。眠いです。寝ます!(何故寝ようとして気付くのか) おやすみなさい〜。
遠路はるばる豊田まで飲みいってました。もう二度とあんなところまで飲みに行きませんv帰りの時間記にしなくちゃいけないから面倒です。
TOPに七夕企画出しましたvうふふ、楽しみ〜。その前にまだアップするという作業が残っておりますが(早くしろ)誰か来てくれるとうれしいなぁ、と思いつつ長年の連れ合いには見せられませんvまじで四大なので(笑)大は大蛇丸の大ですよ、みなさん!! ジライビは二人ともほのぼの〜してるのですが。いかんせん四大三は…。
さてさて、七夕企画です。素敵サイト様との合同企画なのです。食事をしつつ頑張って口説いたかいがありましたvもうウハウハなのですよ! 一夜限りの企画です。危険な蜜をなめてみようかな、と。てへv 何が危険って出来なかったときの罰ゲームが・・・うう・・・想像するだに恐ろしい・・・ 親世代で三角とおじさま×姫です。後者はともかく前者が昼メロと化してます(笑)小此木が普段叫んでいることを思い起こして頂ければだいたい予想はつくかと思われます。くく、私が楽しい企画です。
データブック、一番気になったことはあえて伏せておきます。でもそっか・・優秀なんだ・・・・ふぅん。そこまで無理矢理作らなくてもと思われるデータがちらほら。いや、別にいいですけど。それなりにおもしろかったですし♪ そしてナルトと爺様のこまさ具合に悦ってましたvナルト本当に一番ちっちゃい・・・萌える・・・爺様犬だったら泣きます。
ちょっくらただいま沈んでて申し訳ありません(汗)まぁ原因は仕事なんですが。これに関してはグダグダ言っても仕方ないので頑張ります。
二万打ありがとうございます!!信じられないってのが正直な所でして(苦笑)どうにもまだ妄想を止められそうにないのでこれからもよろしくお願いいたしますv
自分とこのPRを考えてます。検索エンジンに登録させていただこうかと思ってはみたものの、いいもの浮かばずぐるぐると。うちのサイトにダークは含まれるのかなぁ、とか。げてもの、あれダークなんでしょうか。う〜む。
いや、ぐだことはよくって。PCの前でうたた寝はするくせに布団に入ると途端に目がぱっちりさえて眠れない今日この頃です。はぅ(涙) はい、要は眠いのです。ただでさえダメダメなのに更にダメダメな今日この頃。
ん〜?死にネタ書いてたのですがあまりにもHP削られるので断念しました・・・。あそこまで書いといて・・・。 でもこれもどうなのかと・・・↓
*** 天の楔 ***
自分が死んだ後のことを考える。 前は別にそんなことどうでも良かった。そんなこと考えてもどうしようもなかったし、考える必要もなかった。だけど、今は。 「どーした、ナルト」 ナルトの視線に気付きカカシが顔を上げた。ナルトが笑う。 「ん〜?どうもしないってばよ」 きしし、と笑いカカシにしがみつく。そうすればカカシも笑ってナルトを抱きしめた。 「どうせしょうもないこと考えてたんだろ。お前、変な所で頭つかわなくて良いの」 「変なことじゃないってば!」 腕の下に抱え込まれてナルトが暴れる。もちろん本気などではない。子犬のように二人してじゃれ合う。 もつれあうように床の上に倒れ込んで、正面から瞳を会わせた。いつになく真剣な瞳でカカシが告げる。 「大丈夫だよ」 何が大丈夫なのかカカシは告げなかった。ナルトも何がとは問わなかった。 「うん」 そっと肯き瞼を伏せる。腕を伸ばしカカシの首にしがみつけば、大きな腕が背中を支えてくれた。 そのまま唇を合わせる。 別に、死んだ後なんてどうでもよかった。そんなこと考えてもみなかった。後に残すものなど何一つなかったから、それで良かったのだ。 「せんせー、オレが死んだら泣く?」 「ん〜?たぶん泣かない」 胸元にある銀の髪を梳けば、いつのも飄々とした口調で返される。 「そんな暇あったらお前んとこ行くよ」 きつく心臓の上を吸い上げられ、ピクンと体が跳ねた。そっか、とナルトが呟く。 「じゃ、オレってば死ねないじゃん」 「そういうこと。諦めて生き延びな」 はふ、とナルトは息をついた。カカシが触れる所から熱が生まれてゆく。左手の小指に口付けられ、ナルトは大きく体を震わせた。 「お前は?」 楽しそうにカカシが問う。何を、と言うようにナルトはカカシを見上げた。 「お前はオレが死んだらどうする?」 カカシの問いにナルトは呆れたように嘆息した。 「せんせーオレのことおいてく気ないくせに」 やだやだ、と肩をすくめればカカシが笑った。 「良くできました」 唇が重なる。色違いの瞳が楽しそうにナルトを見ていた。 ---------自分が死んだ後のことを考えるのだ。 それはそのままその後この人がどうするだろうか、ということになる。この人が先に死ぬ場合は良いのだ。たぶん自分を連れてゆくだけのことで。だけど、自分が先に死んだ場合は?正直、あまり考えたくない。 「んん、やぁ・・・・っ!」 「・・・・っ!」 容易く死ねないように天はこの出会いを仕組んだのかもしれない。運命など信じたくないが、カカシとのことに関してだけはそう思ってしまう。 「せん、せ・・・・」 体中が溶けてしまうかのような熱を感じながらナルトは手を伸ばした。カカシの額に触れればそこにはびっしりと汗を掻いている。 「オレのこと、放しちゃだめだってばよ?」 ナルトの言葉にカカシは微笑んだ。 「当たり前でしょう?」 当然のように返される言葉に、ナルトが安堵のため息を漏らす。カカシの唇が孤を描いた。
全ては手の中。
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私の中ではダークカカシなのですが、どうにもうまくいきません。やはりシタン先生貼りは無理ですか・・・。まぁ格が違うので。人として正しい分仕方ないです。
気が付いたらPCの前でうたた寝してました(汗)
もうすぐ二万打です。かなりびっくりしてます。ありがとうございますvv なのに七千打リクを今頃やっとで書き上げたのは私。そしてまたもやメールが返ってきました・・・どうも不具合が出ていると書かれていたのでもう少し待ってダメなようでしたらまたうちに直接上げさせていただこうかと。さや様、申し訳ありません!(土下座)あううう〜時間かかりすぎですね(涙)
七月です。あわわ、頑張って四大三書かないと!!七夕です、一年に一回の逢瀬です!!気合いを入れておめかしです!!(謎) なのにダメです、もう寝ます・・・。 根性無しだ〜〜(涙)
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