地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
久々に走りました。チャリで。パソコン見に行こうと思って。チャリの方が小回りきくので色々回ろうと思うと楽なのです。でもそうしたらまぁ、雨が。慌てました。走りました、頑張って。おかげで足が痛いです。 でもいいんです。通販申し込み頂いた分も無事全部送れたし。自分的には有意義な一日でした。
ネタが頭の中をぐるぐる回ってます。もっと早くちゃんとかけるようにならないとパンクしそうです。 昨日書いた話(「毒」)、いつもなら何でだろう、と考えてるとその前後が見えてくるのですが、これに関しては未だに見えません。何か悔しいです。
ギャグ。7班結成初期。まだナルトとカカシはつきあってません。一応下敷きに赤丸ジャンプネタです↓
*** 素顔 ***
「見たい見たい見たい見たいーーーーーーーーー!!」 ナルトの叫びが良く晴れた空に響き渡った。
「あのねー、そこまで言うほどのもんじゃないよ?」 はぁ、とカカシがため息をつく。ナルトが頬を膨らませた。 「だってさ、見たいんだもん」 見ればナルトだけでなく他の二人も同じ思いらしい。一向に引きそうにない生徒達に、カカシは深々とため息をついた。 「どーりで最近お前らがよく奢ってくれると思ったんだが、そういうことか」 「だって一応自分たちの担任なのよ?気になるじゃない」 「変な顔だったら困るしな」 一応だの、変な顔だの、好きな言われようである。ナルトがカカシのベストを引っ張った。 「ねー、センセー見せてってば!」 瞳を輝かせてお強請りされ、カカシがため息をつく。カカシはしゃがみ込むとナルトと視線を会わせた。 「あのねー、本当に大したことないの。これはもう癖。オレ昔っから顔隠してたから、こうしないと落ち着かないだけで」 「じゃあいいじゃん!ちょろっとでいいからとってよ!」 がぁ、とナルトが吠える。カカシが肩を落とした。 「や、もう本当に。何でそんなに見たいわけ?」 「だって絶対カカシ先生かっこいいってば!」 「何で?サスケが言うみたいに変な顔だから隠してるだけかも知れないよ?」 「変じゃないってば!絶対に格好良いってば!」 「たらこ唇で出っ歯のすっごい顔だったらどうするわけ?オレ、お前らの夢壊したくないんだけど」 「そんでも先生は格好良いってば!」 頑固にナルトが言い切る。カカシは呆気にとられた。ナルトの顔が悲しそうに歪む。 「・・・そんなにオレに顔見せるのいや?」 唇を噛みしめるとナルトは俯いた。二対の非難の眼差しに曝されカカシが言葉を失う。 (オレが悪いのか!?) だがカカシにも事情というものがある。 はぁぁぁぁぁ、とカカシはため息をついた。 「とにかく、ダメ」 カカシの一言に子供達のブーイングが上がった。
「ナルト。ナールト。機嫌直して、ね」 ナルトの後ろについて歩きながらカカシが呼びかける。ナルトは振り向きもせず、出来る限り早く歩いた。 「べっつに。オレ機嫌悪くなんかないもん」 「じゃ、何でこっち見ないの?」 「オレってば急いでるの。先生なんかに構ってられないってば」 急いでる、と良いながらもナルトは走らない。走り出したら負けだとでも思っているのだろうか。 (本当に負けず嫌いだね〜) カカシは苦笑するとナルトとの距離を縮めた。それに気付かずに歩くナルトの背中に向かって笑いかける。 (------オレには都合がいいけど) そんなに見たいなら、見せてあげようか。 「どわ!?」 急に地面から足が離れナルトが悲鳴を上げる。ナルトが暴れるより先にカカシはその体を腕の中に閉じこめた。 「捕獲完了〜」 「なななななんだってばよ!?」 「いっぱい奢ってもらったお返しに今日はオレが奢ってやるよ。うちにご飯食べにおいで」 「ほんと!?」 ナルトの顔が喜びに輝いた。カカシがにっこりと笑う。 「ほんとほんと」 「やりぃ!」 カカシに抱っこされてナルトがはしゃぐ。さっきまでとは大違いだ。 日の沈む中、二人は仲良く家路についた。
次の日、ナルトは元気がなかった。 「どうしたの、ナルト。何があったの?」 心配してサクラが問う。ナルトの両目からぼろぼろと涙が零れた。 「サクラちゃん、どうしよう!オレ、オレ、」 何事かとサスケも心配になって二人でナルトを取り囲む。 「カカシ先生が人間じゃないなんて思わなかったんだってばよーーーーーーー!!」 「は?」 ナルトの叫びに二人の声が重なる。呆れる二人を余所においおいとナルトは大声で泣く。 「カカシ先生・・・ナルトに何を見せたんです?」 「ん〜?ナルト、幻術鍛えないとまずいよね〜」 サクラの問いに飄々とカカシは答えた。
*****
私の中で赤丸は二人がつきあい始める前かつきあい始めてすぐの話と位置づけられてます。これでもそのうちカカナルですよ。本当に。 しかしえらく取り留めない日記ですな・・・・・
某会社のCMを見る度にそういう問題ではなかろうとツッコミを入れてしまいますv
トルコ戦見逃ました・・・あうあう(泣)
え〜と、ちょっくら暗いかな、と思いつつもやはりいちゃついてるだけのような・・・↓
*** 毒 ***
弱くなった、と思う。 ぺろり、とナルトの唇を舐めれば、途端に小さな体が跳ね上がった。 「ん……っ」 切なそうに眉をひそめてナルトが唸る。きつく閉じられた目尻が赤く染まっていた。 「声、聞かせてよ」 形を確かめるようにナルトの唇に舌を這わせながら、カカシが囁く。ナルトは震えながらもわずかに首を振った。歯を食いしばり拒否の意を伝える。 「ナルト」 再度の呼びかけに、今度もナルトは弱々しく首を振った。カカシはのどの奥で笑うと、ナルトの耳元に唇を寄せた。 「どうしたの?今日はえらく頑固だね〜」 びくん、と大きくナルトの肩が跳ねる。カカシは朱に染まった首筋を撫で上げた。手の平に感じる小刻みな震えが気持ちよい。脈が速まってゆく様を感じながら、細い首をゆっくりと余すことなく撫で回す。 「………!」 緩やかな刺激にナルトが息を呑む。カカシはクスクスと笑いながらそんなナルトの様子を楽しんだ。 「じゃあさ、せめて目を開けない?」 息がかかるほど顔を近づけて問う。ナルトが体を強ばらせた。 「それが嫌ならキスしてよ」 どちらでもカカシは構わない。ナルトがより一層唇を噛みしめた。 金の睫が震えながら開く。 「ナルト」 「………っ!」 カカシを視界に治めた途端、ナルトは今にも泣きそうに顔を歪めた。体の震えが大きくなる。 「オレから逃げられると思った?」 楽しそうに笑いながらカカシが囁く。ナルトは嫌だと言うように首を振った。 「いいよ、別に。いくらでも逃げなよ。オレはお前を鎖につなぐつもりはないしね-------それに、ね?」 クク、とカカシが笑う。カカシの指が頬をすべり、ナルトの唇に辿り着いた。唇を押しのけカカシの指がナルトの歯にあたる。そのまま無理矢理カカシは歯列を割り指を押しこんだ。 「捕まえる、っていうのも楽しそうだ」 ナルトの目尻から耐えきれずに涙がこぼれ落ちる。ポロポロと零れるそれを見てカカシは心からきれいだと思った。 「せん、せ……」 「だから本当に逃げたかったらオレのこと、殺していきなよ。簡単だからさ、こうやって」 そう言ってカカシは指を突っ込んだままのナルトの唇に顔を寄せた。 「キスしてる間にオレの舌を噛みきればいい」 「好き、センセー、好き」 「それともオレの銜えて、そのままかみ切ってみる?それでもいいよ」 「………好き、大好き」 「お前の唇感じながら死ぬなら、それも良いね」 「一番好き……だからっ」 「------ダメだよ、ナルト」 カカシは指をはずすとナルトの唇を貪った。力の限り小さな体を抱きしめ深く深く口付ける。 「そんなかわいい事言っても、一人でなんて絶対にいかせない」 どこまでも追いかけて。必ず捕まえてみせる。 何を犠牲にしても引きずり戻してみせる。 「だからね。お前がオレにねだるなら、殺して、じゃなくて、一緒にいって、って言えばいいんだよ」 そうすればいくらでも一緒にいってあげるから。 カカシにしがみついてナルトは号泣した。その体を抱きしめてカカシはやはり自分は弱くなった、と思う。 「せんせー、カカシセンセー!」 カカシに縋ってナルトは泣いた。泣きわめくその姿すらカカシは愛おしく思う。 「オレ、いつかセンセーのこと………!」 「大丈夫、怖いことなんか何もないよ。オレがお前のこと好きで、お前がオレのこと好きで、なのに幸せになれないはずないでしょ」 「オレ…センセーのこと好きなのに。こんなに好きなのに。せんせーのこと殺したくないのに………!」 「大丈夫だよ、ナルト」 愛おしい、と心から思う。このいとけない化け物の器を。 「大丈夫」 例えこれが狐の罠でも構わない。ナルトを全てのモノから守り通す。 「何があっても側にいるよ」 慰めるように、幼い唇に口付けた。がむしゃらにナルトもカカシを求める。 「おね、がい……いっしょに、いて………っ」 「何があったって、お前を一人になんかしないよ」 無駄だと知りながらもあがいてあがいて。肉も心もすり切れていつの日か塵にかえるだろう。 「ずっと一緒だよ」 だから、それまでは。
「愛してる」 何度でもこの言葉を聞かせて
*****
・・・・・?姫の歌をエンドレスで聞いていたのが悪かったのでしょうか。 色々と抱えているモノが大きい人たちなので書く方は想像もできずいつも振り回されます。
今いきなりサポートセンターを開いてしまいびっくりしました・・・。
日記のカウンターが5000越えてます!ありがとうございます〜〜vv
なのに今日はもう寝ます。最近ネットばかりしてちゃんと寝てないので禁止令出さないと(汗)
通販は今週末全部処理します。申し訳ありません!!
短縮キー間違って打ってた物全部消しました・・・
風乃さんが花火したいと叫んでいたので↓
*** 花火 ***
「ナルト、花火しようか」 カカシの言葉にナルトは目を丸くした。
霧雨のような雨が降り注ぐ。どうみても雨天でしかなく、ナルトはカカシの正気を疑った。 「何だってこんな日に花火するってば」 家中の電気を消して庭に出る。二人とも雨に濡れるのは嫌いでないので雨合羽は着なかった。 カチッ、と小さな音を立てカカシの手の中で火が灯る。貝の形をした火器に宿るのは蛍の光のような柔らかい光だ。ナルトが感嘆する。 「きれいだってば」 「それはどうも」 細かい雨の粒子が灯りに照らし出され白い軌跡を描く。カカシは花火を取り出すとナルトに差し出した。ぶら下げられた火器に先端を突っ込めば、派手な火花が散り出す。 「わぁ」 火花が雨を照らし出してそこだけ白い軌跡を描く。花火の明かりの所為で周囲は闇に沈んで見えた。 あるのは一瞬の閃光と糸のような雨。 始めてみる光景にナルトは目を瞠った。 「すごいってば!」 「お気に召しましたか?」 子犬のように走り回るナルトにカカシが微笑む。ナルトは大きく頷いた。 「うんっ!」 そりゃよかった、とカカシも目を細める。 雨の中、二人は炎と水の競演を楽しんだ。
*****
一度打っていた物を手違いで全て消して書いたら半分くらいの長さに‥‥あわあわ。 当然次の日はナルトが風邪を引いてサクラちゃんにお怒りを受けるのです。馬鹿です、このカップル。ナルトが喜ぶ姿が見れればよいうちのカカシ。なおかつ看病という名目で一日ナルトの側に入れれば一石二鳥と言った所でしょう。あー、そういうことちゃんと書ければ。
イタチ兄さん両目写輪眼でしたね。困りました。片目だと踏んでいたのに(勝手に決めるな)
七夕企画に向けて書き溜めせねば!ふっふっふ。罰ゲームはいやなので気合い入れてゆきます(やなオーラ)
ので練習がてら。ほのぼの自来也×少年イビキ。間違いじゃありません。姫です↓
*** 蛍 ***
「何かありましたか?自来也様」 お茶の乗ったお盆を片手にイビキが顔を出す。縁側で庭を眺めていた自来也は微笑むと無言で手招いた。 「?」 首を傾げイビキが自来也の隣に座る。お盆を縁側に置き自来也を見上げる。 「何かありましたか?」 拍子に絹糸の様な黒髪が白磁の肌を滑った。月のない闇夜の中、行灯の明かりがその表情を照らす。ほんの少し目尻が上がって時折きつい印象を与えるが、イビキは非常に整った造作の子供だった。これが女なら、と自来也は思わず嘆息する。 「お主、性転換せぬか?」 「は?」 突然の申し出にイビキが素っ頓狂な声を上げる。自来也はイビキを膝に抱え上げると深々とため息をついた。 「どーにもこーにも、男相手ではどうにもならんのぅ」 「????」 何を言われているのかわからずイビキが首をひねる。まだ十を少し回ったばかりの子供に言いたいことだけ言うと、自来也はすっと手を動かした。静かに音もなく行灯の明かりが消える。いきなり迫ってきた闇にイビキが体を強ばらせる。 「!?自来也様?」 「しっ。大人しくしておれ」 イビキの口に指を当てて黙らせると、自来也は懐から何か取り出してお盆の上に置いた。わずかな香りにイビキが自来也の耳元に唇を寄せる。 「良い香りがします」 ぼそぼそと小さな声で囁く。まさかイビキがその香りに気付くとは思って居らず、自来也は破顔した。 「お主は良い鼻をしておる・・・・そら、寄ってきたぞ」 自来也の言葉にイビキは庭の方に顔を向けた。二、三度瞬きをすると、草むらから光が舞い上がった。 「わぁ・・・・」 思わず歓声が漏れる。いったいどこに居たのかと思うほど大量の蛍が舞い上がり、イビキの下に寄ってきた。正確にはお盆の上におかれたものへ、だ。 「見たいといっとったじゃろう」 自慢げに自来也が言う。イビキは自来也を見上げると心の底から微笑んだ。 「うれしいです、ありがとうございます自来也様」 輝くような笑顔に照れて自来也は視線を反らした。逸らした先で蛍が揺れている。
だがどれほどかわいくても愛しくてもイビキが男であることは動かしようがなくーーーーー 「やっぱりお主性転換せぬか?」 「・・・次にそれ言ったらご飯抜きです」 思わず自来也が呟いた一言は、己の顔にコンプレックスを持つイビキの怒りを買った。
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無理矢理終了!何故これだけ書くのにこんなに時間がかかっているのでしょう・・・・(涙) まぁ、ギャグって事で!(逃走)
怖くて今週号はまだ手をつけていません。SASUKEには興味がないのでそれならそれで無視するまでなのですが(おい)
さて、最近この時間になると眠くなります。まぁそんなことはさておき、昨日書いてた妄想家族はちょっくら延期に。や、よくよく考えたらまんま本編書いてだけなんですが(汗)秋の企画やったら番外編(妄想家族オールスター編)は終わりになりそうな感じです。つーかそこまで続いたらすごいな、と。
実家に温泉土産の金魚の置物(何故)を送ったのですが、母がカエルだと言っておしりむけて飾るそうです。家族会議により魚類3、カエル1で魚類に決定。しかしあれはカエルには見えませぬ、母・・・・そして送ったいちじくを独り占めにしている模様。母よ・・・・・・
さやかにジャンプ内容聞きました。大笑いした後もうどうでもいいや、と本気で思った私を許してください。
そろそろ閉じこもってるのもまずいと思いまして今週末は色々とするつもりでした。何一つできませんでした。 正確にはできなかったんじゃなくてしなかったんですが。何があったよと言わんばかりに今日はカカナルサイト回ってました。昨日は十二国記の浩陽探して彷徨ってました。そーいや月末ですなぁ(遠い目)
や、でも真面目に原稿してたんですよ。ジロヒサの。
お父さんと一緒、パパが結婚を認めるくだりを書いていたのですが終わらないのでまた次回!おやすみなさい〜
トルコのキーパーが気になります。セネガルの大統領も気になりますが。 未だにオフサイドがわからない小此木ですが、なかなか楽しいです。
今日は母に送るいちじく探して彷徨いました。マングローブ見に行きたいです。それ以上に眠いです。すみません、昨日は某ひげ上忍受けサイトをめぐってました・・・
妄想家族。親世代が濃すぎてダメダメです・・・。ええと、詳しいことは妄想家族設定を見ていただければ・・・(汗)四代目=あゆ、四代目奥さん=紗那=大蛇丸の娘、となっております。深くは突っ込まないでください↓
*** お父さんと一緒〜父爺爺娘孫〜 ***
「まぁ、何事かと思いましたら」 のんびりと女が首を傾げる。その後ろから部屋の様子を覗いたナルトは驚きに目を瞠った。 「じいちゃん!!どうしたんだってば!?」 「おお、ナルト。お主まで来たのか」 慌てるナルトとは対照的にのんびりと火影が煙を吐き出す。 火影の私室は今や焦土と化していた。畳は全てどこかに消え、壁は黒く変色し屋根があった場所からは空がよく見えた。 コクン、と女は先ほどまでと逆に首を傾げた。 「困りましたわね〜」 「紗那・・・!?」 大蛇丸が驚愕に我を忘れる。女はにっこりと微笑むと軽く膝を折った。 「お久しぶりですわ、お父様。お元気そうで何より」 「お元気そうでって・・・何であんたまでここにいるの!?」 「まぁ、居てはいけませんの?」 にっこり、と女が更に微笑む。大蛇丸は言葉を失った。 彼の記憶が正しければこの娘は確かに死んだはずである。居るはずがないのだ。だが娘から死臭はしない。 大蛇丸の困惑を余所に、女は腰に手を当てて嘆息した。 「それよりも何事ですの、これは。また加減を忘れてじゃれ合われたんです?」 「え?いや、じゃれてはいないけど」 「いったい幾つにおなりですの、お父様。今少し、落ち着きをお持ち下さいませ」 「・・・って私が悪いの?」 理不尽なものを感じ大蛇丸が脱力する。女は深々とため息をついた。 「その人に言ったところで埒があきませんもの」 「・・・・・・」 その人、を振り返り大蛇丸は納得した。その人、はナルトを無理矢理抱きしめてご満悦だ。 「助けっててば〜」 「見て見て、大。かわいいでしょ?」 誉めて誉めて、と男が瞳を輝かせる。大蛇丸は頭を抱えた。 「・・・ひとまず現状を説明してちょうだい」 「はい」 大蛇丸の言葉に女が微笑むんで頷く。でもその前に、と女はナルトを放そうとしない男に向かって微笑んだ。 「いい加減になさらないと嫌いになりましてよ?あなた」 「・・・・・・・・・」 力の抜けた男の腕からナルトが抜け出す。ナルトが火影の後ろに隠れたのを確認すると、女は満足そうに頷いた。 「今度カカシとナルトが結婚することになりましたの。それで今日は結婚式の段取りを確認しに来たのですわ」 幸せそうに、心から幸せそうに女が告げる。ピシリ、と大蛇丸の中で何かが壊れた。
「あら、珍しい」 凍り付いた大蛇丸に女は首を傾げた。
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ママが書けて幸せでした(爆)でも孫婿が出てこなかったんです〜(泣)次回こそは出てきます!誰も読みたいくないよ、という突っ込みは身に染みてわかっているので不可ですv 実はこれ、秋に向けた企画の試しだったりします。やっぱり妄想だと親世代がかなり食っちゃうんですね〜。これにばあちゃんが加わったらどうなるのやら・・・どーしよう・・・もう一個の方(お色気企画)は問題ないのですが。
向けてもアホ企画を計画中。本当にお金かかるばかりのアホ企画なのですが、考えるのがすごい楽しいです(笑)そして某お姉さまの日記にて逃げられないよう先手を打たれました☆さすがです、三鷹さん(ばらしてる)
さて、今月残りでまたせにまたせているキリリクをどうにかしようかと。少なくとも一つはあげたいです。お待たせしている方々、もう少々お待ち下さいませ(汗)
許可頂いたので。甘かです。キスの練習セカンドステージ。↓
*** Lessen3 Cehrry ***
どん、と目の前に置かれたそれに、カカシは瞬間呆気にとられた。ナルトは敵陣に打ち込もうかという気合いの入りようである。 カカシの目の前に置かれたモノ。きれいに盛りつけられたサクランボ。 「・・・・・何?」 「カカシ先生」 キッとナルトがカカシを睨みつける。何かやっただろうか、とカカシは身構えた。 「サクランボの茎、舌で結んで」 宣戦布告、とばかりに言われた言葉に、今度こそカカシは言葉を失った。
「できないってばよーーーー!!」 サクランボを放り出しナルトが叫ぶ。サクランボを茎毎口に入れながらも、カカシは事の成り行きについてゆけなかった。 「で、何そんなに夢中になってこんなことしてるわけ?」 そう言いつつ、べろん、と見事に結ばれた茎を舌に載せて差し出す。ナルトが悔しそうにカカシを睨みつけた。 「・・・・・センセーのすけべ」 「・・・・・は?」 「へんたい」 「もしもし」 「エロオヤジ」 「ナールト?」 ジト目で投げつけられる言葉の数々に、カカシが途方にくれる。ナルトはぷい、とそっぽを向くと拗ねてしまった。 「おいおい、何なんだ」 怒ろうにも目にじんわり涙をためられていては強く責めることもできない。困りつつもサクランボを食べていると、ナルトがちろりとカカシに視線を向けた。機嫌が悪い。 「うわきもの」 「・・・・・・・」 これはカカシも聞き捨てならなかった。瞬間的にナルトの前に移動するとその体を抱き上げる。ナルトが慌ててばたつくがカカシの相手ではない。 「うわ!?」 「誰かな?そんな事言う悪い子は」 柔らかいほっぺたをつまんで問えば、ナルトが肩を落とした。 「だってセンセー茎結べるじゃん」 話が見えない。言葉を失うカカシになるとが懸命に説明をした。 「だってさ、だってさ、サクランボの茎舌で結べる人はキス上手なんだってば!センセー、オレのことキス上手になった、って言ったのにオレ結べないじゃん!」 「別にそれとこれとは関係ないと思うんだけど」 「でもセンセーは結べるってば!!」 力一杯叫んでナルトはカカシを睨みつけた。カカシが目を丸くする。 「う〜」 泣くのを堪えようとナルトが顔を顰めた。だが堪えきれず目尻から涙がこぼれ落ちる。カカシはナルトの頭を自分の肩に押しつけるとその頭を軽く叩いた。 「何も泣くことないでしょ」 「だって・・・」 ひくり、とナルトがしゃくり上げる。カカシは苦笑するとナルトをイスの上に降ろした。片膝をつきナルトと視線を会わせる。 「ナルトは茎結べるようになりたいんだよね」 カカシの問いにコクンとナルトが頷く。カカシはにっこり笑うとナルトの顎を持ち上げた。 「じゃあどうしたいいか教えてあげる」 ゆっくりとカカシの顔がナルトに近づく。ナルトは素直に目を閉じた。
*****
!?しまった、せっかく許可取ったのに・・・。三鷹さんとこのTop絵のカカシ見て思いついた良くある話。よくありすぎて涙が出そうですな!当初書いてたサスケヤキモチ妬かれて不幸話があまりに長くなったので普通にしたらほんとによくある話に(汗)ああ、でもケーキを嬉々として食べる姫に驚くカカスとか良いですね(何故そっち)
三鷹さんとご飯食べにいってうはうはでしたvおいしかったですvv焼きたてハニーパイがうまかったのです!!
どうでもいいけど弟の送ってくれたオルゴールが時間差でなります。夜中にいきなり鳴り出すと怖いです。 というわけで(何が)おやすみなさい〜
今週号のWJ読みました。織姫とたつきがよいです。ヒカゴは相も変わらずラブってますし。うん、良い良い。 ・・・・・・・生きていてくださるだけで良いのです。頼みます、爺様!
だし。ダメダメ上忍Sと最強奥さん(何だそれは)↓
*** Lesson2 light housekeeping ***
「・・・信じられないってばよ」 その場の惨状にナルトは愕然と荷物を取り落とした。確かに自分は今朝掃除をしていったはずである。なのに、これは何事か。 朝、アスマとガイがカカシを訪ねてきた。手にある酒瓶を見れば目的は一目瞭然で、昼間から騒ぎ出した大人達のためにつまみを買いにいったのはついさっきのことであった。その時までは部屋は確かにきれいだったのだ。 今や床は泥だらけ、植木鉢は全部倒れ、至る所に酒瓶が転がっている。 わふ、とカカシの忍犬が申し訳なさそうにナルトにすり寄ってきた。 ふ、と遠い目でナルトが微笑んだ。 「先生達はどこだってばよ・・・?」 修羅が居た。
おそらく里でもかなり上位に入るだろう不良上忍集は大きな体を小さく丸めて部屋の掃除にいそしんでいた。 「ほら、そこまだほこりが残ってるってば!」 びしばしと姑よろしくナルトが指示を飛ばす。指摘を受けたガイが泣きながら雑巾をかけ直した。 「・・・・その、なんだ。なんでオレ達は掃除なのにそいつは違うんだよ」 アスマが不満たらたらで問う。酔って部屋をぐしゃぐしゃにしたのは確かに自分たち三人だ。なのにこの待遇の差はどうだろうか、と思う。 「カカシセンセーはオレの機嫌を取ってるんだってば」 「・・・・・・」 平然と答えられ、アスマとガイが唖然とする。ナルトを膝の上に抱きしめたまま、カカシはごまかすように笑った。それに、とナルトが指折り数える。 「カカシセンセーにはご飯作るのと、お風呂洗のと、お弁当作るのと、後一週間は色々と働いてもらうってばよ!」 「いや、もういいわ・・・」 そんな目に遭うくらいなら今ここで掃除をして解放された方が楽である。しぶしぶ掃除を再開したアスマ達に満足げにナルトが笑う。 「終わったらご飯にするってばよ〜」 大人達の憂鬱を余所に、ナルトの明るい声が部屋に響き渡った。
「ナルト、昼間はごめーんね」 いつもの通り大人しく腕の中に収まるナルトに、カカシが優しく囁く。ナルトがため息をついた。 「説得力がないってばよ」 「ん〜?ちょっぴりうれしくってさ」 カカシの言葉にナルトが眉をひそめる。カカシはニッコリと笑うとナルトの額に口付けた。 「昼間。オレから離れなかったのアスマ達にヤキモチ焼いてたせいでしょ?」 「!!」 図星を言い当てられ、ナルトが真っ赤になる。カカシはニヤリと笑った。 「ナルト、ヤキモチ妬くとベタベタしてくるし」 「う・・・!」 「オレはお前のモノだって、言いたかったの?」 「・・・・・!!」 きゅう、と赤くなってナルトが小さくなる。カカシは破顔するとナルトを抱き寄せる腕に力を込めた。 「せっかくの一緒の休みだったのに、台無しにしてごめんね。お詫びに何でも言うこと聞いたげる」 だから、機嫌直して? 幸せそうにカカシに言われ、ナルトはわざと難しい顔をすると頷いた。 「もう、オレが居るときにアスマ先生達とお酒飲んじゃダメだってばよ?」 オレってばまだ酒飲めねーんだもん。 ぷう、と頬を膨らませるナルトにカカシが微笑む。額を付き合わせるとどちらもなく唇を寄せた。 「りょーかい」 休みの日は一緒に居ましょう。
「・・・なぁ、オレらは結局なんだったんだ?」 「さぁな、ダシじゃねぇの」 その頃いいようにこき使われた上忍二人は、屋台で不満をこぼしていた。何だかんだと言いつつ幸せそうな二人を思い出し笑みが漏れる。 「・・・・嫁さんが欲しい・・・・・・」 く、っと二人揃って肩を震わせた。良い年の独り身に新婚家庭は少々こたえたようである。
*****
はて、その辺が家事なのでしょう。おかしい、カカシがこき使われる話のはずだったのに結局いつもと変わらずカカシが良い目を・・・。おかしいです。
本日は屍でした。すみません、上司・・・・・ そして父の日のプレゼントを贈り損ねてて弟に叱られました・・・ そして日記本に勇気を出して自分所にも目を通した所死亡。アホです、私・・・・
あーもー何だか↓
*** 宵闇 ***
夕闇の中、ひらりと光が揺れる。 「そっち行っちゃダメだよ」 大人の声に光が動きを止める。振り返った子供はほんの少し、困ったように首を傾げた。 「でも、オレの家こっち」 「ダーメ。お前は今日からうちの子になるんだよ」 大人の言葉に子供は益々首を傾げた。肩につくくらい首を傾げ眉をしかめてうなる。 「おいしいものもあるよ。暖かい布団もあるよ。それにオレも居るしね」 「・・・・・・」 何か怪しいモノでも見るような子供の目つきに大人が笑う。ひょい、と小さな子供の体を抱き上げ、額をくっつける。 「怖い?」 小さな頬に唇を寄せる。瞬間体を強ばらせた子供を片腕で抱きかかえ、残る片手でその頭を優しく梳いてやる。 「お前がね、欲しいんだよ」
闇の中、光が消えた。
*****
人さらい。本人ちんまいののつもりでした。何か間違いました。どうみても人さらい。
ちょっとダメダメ度アップにつき撤退。
大阪行って参りました!昨夜は一睡もしてしなかったので二人して電車の中で爆睡してましたv それで日記再録本、できてました。机の下にいた大きな箱に逃げそうになる小此木をよそに相方はきびきびと箱を開けていきました。 表紙。ひよさんにお願いしたかいあってかわいいナルトv後ろの方。うれしうれしゲスト様vが、残り大多数の頁をどうしてよいか本気途方にくれてみたり。全部送ってしまったので詳細は明日か明後日にあげます。素敵な誕生日プレゼントも頂いているのでそれもアップするのですvv
でも今日はもう終わった後遊ぶ気力もなくヘタレましたっ。あう〜〜。前回それで失敗したのに何故同じ過ちをくり消すかなぁ(泣)というか悪化してますね・・・。
おとついの続き(というかシリーズなのです、あれ)書こうと思っていたのですが限界です。 寝ます。おやすみなさい〜。
相方到着につきお迎えです。 なのにこんな所で呑気に日記を書いているのは私〜♪
甘↓
*** Lesson1 kiss ***
糸をひいて二人の唇が離れる。はふ、と吐息を漏らしてナルトはカカシの肩にもたれかかった。 「ナルト、キス上手になったよね」 金の髪に口付けを落としながらカカシが何気なく呟く。途端に勢いよくナルトが顔を上げた。 「ほんと!?」 「ほんと。ウソ言ってどうするの」 カカシがクスクス笑いながら答えれば、ナルトが満面の笑みを浮かべる。花が咲くようなその笑みに、カカシも知らず微笑んだ。 「へへ」 照れくさそうに鼻をこすり、ナルトはカカシに抱きついた。その体を抱きしめながらカカシが笑う。 「うれしそうだね」 「うん、だってさ」 すり、と猫の様にナルトが頭をすりつける。 「オレがうまくなったら、せんせーも気持ちいい、って思ってくれるでしょ?」 ナルトの答えにカカシが一瞬目を丸くする。だがすぐにそれは穏やかな笑みに変わった。 「どうかな。確かにうまくなったけど、合格にはまだまだだし」 本当は技術など関係なしにナルトとのキスは気持ちよいのだけど、わざとそう言ってやる。そうすれば予想通りナルトが頬を膨らませた。 「いいんだってば!一杯練習してうんとうまくなっていつかせんせーなんかメロメロにしてやるからな!」 「それはどうかな」 クク、とカカシが笑う。ナルトの膨らんだ頬が怒りで真っ赤になった。カカシの指がナルトの顎にかかる。 「そうだね。じゃ、キスの修行したげよっか?」 楽しそうに笑ってカカシが告げる。カカシの意図に気付き、ナルトがカカシを睨みつけた。 「・・・・・・せんせー本当はキスしたいだけだろ!?」 「そ。賢くなったね、ナルト」 クスリと笑ってカカシは顔を近づけた。むぅ、とナルトが唸る。 「何か騙されてる気がするってば」 「素直に騙されてろよ。お前とのキスは好きなんだ」 やはり楽しそうに笑うカカシにナルトは肩をすくめた。ちぇ、と呟きカカシの首に腕を回す。 「・・・修行だからじゃなくてせんせーが好きだからチューするんだってばよ」 悔し紛れに呟き、ナルトは素直に瞳を閉じた。
******
なんなんだか。
| 2002年06月12日(水) |
ある日パパと二人で〜♪ |
え〜と自分の個人誌は終わったのですが今は相方の個人誌へのゲスト原稿やってます。JH。土曜に彼女来たら編集して製本です!ところでJH本持ってこないとか抜かしてるので欲しい!と言う方はご一報を。持ってこさせます。
ちょっくらじっくり寝たいです。え〜と妄想家族ついに家族集合(婆ちゃん二人除く)ちと四大風味です。いいんです、私は楽しいんです!↓
*** お父さんと一緒 〜父爺爺〜 ***
「やっほー」 さわやかに微笑んだ男は壁から突き出ていた。大蛇丸は無言だった。
「ね〜、久しぶりに合ったんだからもうちょっと構ってよ」 背後から憑いてくる(間違いなく”憑いて”くる)男を余所に、だっかだっかと大蛇丸は歩を進めた。目指すは木の葉の里最重要ポイント、火影の私室である。 「なんっで大はそうつれないかなぁ。そういうところもいいんだけどさ」 ぶつぶつと宙をぷかぷか漂いつつ男は肩をすくめる。途中すれ違った数人がギョッとして逃げ出したが、そんなことを気にする質ではない。 堂々と、あまりに堂々と歩を進める手配書レベルS超危険人物に何人かの暗部が勇敢にも顔を出したが、その背後の男を見つけるとやはり慌てて逃げだした。背後の男を知らぬ者もまた居なかったのである。 ばん!と大きな音を立てて襖が開く。そこでのんびりくつろいでいた三代目火影は、少々わずらわしそうに片眉をひそめた。 「もう少し大人しくこんか」 だが大蛇丸は深々とため息をつくと火影の隣に座り込んだ。そのまま無言で火影の茶を奪い取って飲み干す。火影がため息をもらした。 「なんじゃ、騒々しい」 「音からここまで休み無しにきましたので」 「なるほど、居ないと思ったらそんな所に行っておったのか」 ほがらかに手を振る空中散歩男を見つめ、平然と火影が呟いた。男が拗ねたように唇を尖らせる。 「ひどいんですよ。わざわざ会いにいったのに完全!無視で。結局ここまで来ちゃうし」 「あの子の様子はどうです?」 「なに。相も変わらず元気なわい。心配することはない」 「あ、ひどい」 二人に無視された形になって、形ばかり男が肩を落とす。はぁぁぁ、とわざとらしくため息をつき、男は天を仰いだ。 「いいんだ、あくまで無視する気なら。えいっ」 えいっ、と言うかけ声と共に大蛇丸の顔面に何かが触れた。正確には唇に。 「あ、驚いてる〜」 凍りついた大蛇丸を見て、心底楽しそうに男が笑う。ぴしり、と空気が割れた。 雷が走った。
その日火影邸で起こった争いを語るものはいない。
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ギブアップ!娘さんと孫と孫婿は次回! おやすみなさい〜
日記再録本入稿しました!後はできあがりを待つばかりです!!しかし108P・・・アホです・・・。あまりの事に三鷹さんを遠いところから呼びつけて手伝って貰いました(汗)でもおかげで何とか間に合いました〜。ありがとうございます、三鷹さん!この恩はいつか必ず!!なので本出してくださいv(返してない・・)七夕裏取引もよろしくですvv
旅行は楽しかったのですよ。まじで!旅館の卓球台の不気味さに本気で怯え某博物館の説明に突っ込みを入れるのを我慢しつつも幸せでしたvv夜はずーとサッカー見てましたが(笑)
日記本に書けなかった温泉です↓
*** のどか ***
「ナルト、それダメ」 突然のカカシのダメ出しにナルトは目を丸くした。浴衣を着る手を止めカカシを見つめる。 「それじゃ左前でしょ?左前は縁起が悪いからしちゃダメなんだよ」 ナルトの手から浴衣の裾を取り上げ、カカシはきれいに前を会わせてやった。ナルトが頬を膨らませた。 「そんなの知ってるってば!ちょっと間違っただけじゃん!」 「はいはい」 ナルトの言葉には取り合わず、カカシはそのまま帯まで結んでしまう。ナルトがつまらなそうに唇を尖らせた。 「自分で着るのに・・・」 その言葉にカカシクスリと笑う。ナルトが益々唇を尖らせた。 「なんだってばよーーー!!」 「あー、じゃぁ一回脱いで自分で着ればいいでしょ」 癇癪を起こすナルトにカカシがため息をつく。ナルトがなるほど、と手を打った。 「そだってば」 呟いて帯をはずそうと手を伸ばす。その手をカカシが掴んだ。 「何?せんせー」 不思議そうにナルトが首を傾げる。カカシはにっこりと微笑むとナルトの手首に口付けた。 「ん〜?ついでだから脱がしてあげるよ」 その笑みにナルトが青ざめた。
結局疲れ果てたナルトが自分で浴衣を着ることはなかった。
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バカップル〜。やはりこういうのが性にあってます。 まぁ七夕企画はデンジャーですが。何がデンジャーって罰が・・・(汗)
眠いです。温泉は非常に楽しかったです!!本日は奥さんの他にもう一人ゲットして満足でですvが、ロッカーに預けていた荷物を取りに行ったところシャッターがしまりかえて大慌てでした☆
すみません、眠いので寝ます。詳細はまた後日〜。
今日から三日間留守にします。トップに修羅場中とありますがウソではありません。けど行ってきます、温泉vゆっくり体を休めてきます。 それではそれでは〜。
再録本、さすがにネタが被り始めました(泣) が、がんばります〜。
って昨日書いたときすでに今日だった模様です。 眠いです。寝て良いですか?(泣)冗談です、すみません。泣いても笑っても後少し。
原稿の反動です。ナルト死にネタかつカカシ対サクラ。↓
*** 一輪の花 ***
きれいなきれいな花、咲き誇る前に手折った。 きっとそれはこの世の何よりも美しく咲き誇ったと思う。 世界中全てのものを魅了したと思う。 だが、それはすでに憶測でしかない。 「触らないで・・・!!」 花の残骸を抱きしめてサクラが叫ぶ。ずいぶんな物言いに腹が立った。 「それ、返しなさい、サクラ」 「触らないで!この子に触らないで!!」 憎しみを込めて睨みつけてくるその目には見覚えがあった。ーーーああ、そうだ。馬鹿な里人がナルトを見るときの目。 「・・・・・裏切り者!!」 憎しみを込めて吐き捨てられた言葉に笑ってしまう。裏切り者、だなんて。最初からずっとこうするつもりだったのに。 こうするしかなかったというのに。 だが、この子を手折るところをサクラに見られたのは失敗だった。サクラがどれほどこの子を慈しんでいたか、この子がどれほどサクラになついていたか、それはもう本当に仲の良い姉弟のようで。見ていて嫉妬を覚えるほどだったのに。 先に、この子の前でサクラを殺すべきだったのだ。そうすれば、この子にあんな顔をさせることもなかった。 「・・・あなただけはこの子に触らないで!!」 こんな風に。全てを憎んで逝けたら。もしかしてこの子は最後まで生きることを諦めずに、抗ってくれたかもしれないのに。そうしたら、自分を殺してでも生き延びたかも知れないのに。 生きていて、くれたかもしれないのに。 「・・・・ナルトがアカデミーに入って忍者になったのは、最後のワガママだったんだ」 何も知らずに憎しみをぶつけてくるサクラが哀れだった。同時に自分だけがナルトの仲間だと言うような態度に腹が立った。 「13の年に、その命を絶つ。その条件と引き替えに、ナルトは自由を許されたのだから」 最初から一年だけの任務だった。それがここしばらくのごたごたで伸びていただけで。任務はこれで完了、多少の遅れはあったものの全て予定通り。 「だから、これは最初から決まっていたことなんだよ」 サクラが目を見開く。 知らなかったろう?知らずに居たら幸せだったろう。だけど、この子は知っていた。知っていたんだ。 「危険な任務だったんだ。何しろナルトには九尾が憑いてるからね。でも報酬が良かったから受けたんだよ」 にっこり、と笑ってやる。サクラが怯えたように後ずさった。 「ナルトの体。殺したらオレの好きにしていいって条件なの」 だから、返して? 残骸を抱きしめるサクラの手に力がこもった。
「最後に会えたのが先生で良かった」 この子の最後の顔。あんな、全てを諦めきった笑顔。あんなもの見たかったわけではない。見たかったのは太陽の下うれしそうに笑う顔。月明かりの下はにかんで笑うあの顔。 「それでも私はあなたを許さない」 最後に自分を見たサクラの瞳。あんな風に、何者にも負けまいとこの子はいつも前を見て胸を張っていた。 何事にも揺るぎない意志。 いつかあの娘は強くなって自分を殺すだろう。それでいい。 そっと腕の中の体を抱きしめる。 「・・・・どこへ行きたい?ナルト」 応えはない。冷たくなった体を温めようと抱きしめる腕に力を込める。 「どこへだって連れて行ってあげる。・・・ねぇ、もうお前は自由なんだよ」 泣き方を忘れてしまったことを少し残念に思う。そうすればナルトも少しは慰められたかも知れない。 「自由、なんだよ、ナルト」 この声が好きだと言った。呼べばいつでもうれしそうに振り返って返事をした。なのに今日は返事がない。そして、永遠に返事はないのだろう。 サクラが早く強くなれば良いと思う。早くその日が来れば良いと思う。 「オレのこと、呼んで?ナルト」 怨嗟の声でいい。この手を振り払ってくれたので良い。だから。 「声を聞かせてよ」
お前を幸せにしたかった。
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・・・・・・さて!さてさてさて。カカシに感情移入しすぎてうまくいかず。反省です。書き手がのめり込みすぎてはいきませぬ。むむ。 カカシ対サクラ。私がナルト死にネタを書くと常にサクラちゃんが後始末をするはめになっています。大変だ、サクラちゃん! しかし何故こんな己が膨大なダメージ食らうものを書くのか・・マゾなのか、私・・・・
再録本はチュー本かい!!ってくらいチューしていちゃついてますvさ、続きやろうっと。
に感動してました。とりあえず私の中で現在のカカシはパックンであること決定。そうしないとやりきれません・・・。
毎日暑いですね〜狐馬鹿カカシポエム。最近こんなんばっかでちゃんとSS書いてないような気がしますが(汗)↓
*** シロップ ***
シャリシャリシャリと涼しい音。 それと一緒に器の上に削られた氷がたまる。 幼いお子様は目をキラキラさせてそれを眺めてる。 「もうちょっと待ってね」 今にも飛びかからんばかりにうずうずしている子供に釘をさす。 コクコク肯きながらも子供の目は氷に釘つけ。 (う〜ん、かわいいんだけどちょっとおもしろくないかも) ペンギンの形をしたかき氷機。 子供が喜ぶだろうと思って買ってきて、確かに喜んではくれているのだが。 「にーちゃ、まだ?」 じれったさそうに子供が問う。 ちょこんと傾げられた襟元から鎖骨が見えてちょっと満足。 して我ながら変態臭いと少し落ち込んでみる。 「にーちゃ?」 暑いので頭の上二つに括られた金の髪、それが揺れて目の端がチカチカする。 「なーんでもないよ。はい」 削り上がった氷の上、赤いシロップをかけて差し出す。 ほわぁと子供の顔がほころんだ。 「いただきます」 ちゃんと両手をあわせてご挨拶。 スプーンを差し込めばシャクリと音がして子供が益々顔をほころばせた。 「にーちゃ」 「ん?」 「はい、あーん」 スプーンで掬った氷が目の前に差し出されちょっと驚く。 子供はにっこり微笑むとはい、とスプーンを差し出した。 「これね、おいしーの。だからにーちゃが食べるんだってば」 ね、と小首を傾げられて何故逆らえようか。 実はこのイチゴ味のシロップというもの、なかなか苦手だったりもするのだが。 「うん、あーん」 「あーん」 口を開ければうれしそうに子供がスプーンを差し込む。 口の中に広がる人工甘味料はいつもと違い何故だかおいしく感じられた。 「おいしい」 「よかったてばよ〜」 にっこり笑って言えば、氷を上げたときよりも何よりも一番うれしそうに子供が笑う。 それから再び氷を掬うと今度は自分の口の中に入れた。 「ん、おいし」 幸せそうに笑う子供。 おいしそうだからチュッとキスをした。 「?なーに?」 「ん〜?おいしいなって思って」
甘い甘いシロップ それよりも甘いのは君
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だから原稿せいよ、自分・・!!と突っ込んでみたり(汗)しかしなかなかに恥ずかしいですね・・・こういうのは・・・(遠い目) これ、現代版でやったら絶対ナルトそのまま食われてますな・・・・。
部屋の中が素敵に暑いです・・う・・・・・・・っ!! さーて頑張りますか。
親子丼の具でカレーを作りました。やはり親子丼で食べた方がおいしかったようです。シメジがいけなかったのでしょうか・・・それともルーが足りなかったのか・・・。
明日は月曜ですねぇ・・・・・・
見つけてしまいました、大三。全然平気でした。自分に驚きました。そしてそれ以外のもので激しく瀕死の重傷を負ったところ奥さんに高笑いされました。もう彼女の本命は書きませんv(笑)
さてさて、真面目に原稿しないとですね!あはは(乾いた笑い)
*** ハニードロップス ***
視線を感じる。
「何?ナルト」 読んでいた本を降ろし、カカシが問う。視線は熱っぽい物ではなく、怒っている類のものだったから、余計に気になってしまう。 「センセー、本読んでてってば!!」 き、と目尻をつり上げナルトが命じる。懇親の力で睨みつけてくるナルトに、しぶしぶカカシは本に視線を戻した。 (・・・・何かしたかな) 視線は字を追いながらも意識は完全にナルトのほうにある。今日一日のことを思い出すが、特に変わったことはない。 (さっきまでは元気だったぞ?何があったんだ) 少なくとも、一時間前食事をした時は元気だった。それから片づけをして、それぞれくつろいでいて。それで、その間どうしたのだ? (特に何もしていないぞ。オレが本読んでるのだっていつものことだし・・・何をナルトは怒っているんだ?) 気付かれないよう視線を送れば、やはりナルトはカカシを睨みつけている。カカシが本を読んでいるとよくナルトは見惚れているが、今日はそうではないらしい。 結局五分もしないうちにカカシは降参した。 「ナルト、ちょっとこっちおいで」 ため息をつき本を脇にどける。怒っていたにも関わらずナルトは素直にカカシのもとに来た。カカシの示した膝の上にちょこんと座る。 「何を怒ってるんだ?オレが悪ければ謝るから、教えてくれ」 うっとりと眺められるのは非常に気分の良いものだが、睨まれるとなれば話は違う。カカシの問いに、ナルトは頬を膨らませた。 「せんせーには怒ってないってば」 だがそう言いつつもカカシを睨んでいることには変わりない。カカシは深々とため息をついた。 「なーると」 これは本気で怒っている。膨らんだ頬をなだめるようにカカシは撫でた。 「じゃなんで睨むわけ?」 「せんせーが悪いからだってば」 さも当然、とばかりに返ってきた答えに、カカシが肩を落とす。ナルトはカカシの首に腕を回すと小首を傾げた。 「ちゅーしていい?」 「・・・・・・」 話の流れが読めない。カカシの無言を了承と取ったのか、ナルトは首を傾げたまま唇を重ねた。 (なんなんだ) そう思いつつ、カカシもきちんと応対する。啄むようなキスを繰り返してそれから互いの吐息を感じあう。はふ、と息を吐いてナルトの体から力が抜けていった。 「・・・満足?」 仕上げとばかりにカカシはナルトの額に口付けた。うっとりと瞳を潤ませてナルトが頷く。 「・・やっぱ、腹たつ・・・」 紅くなった唇を尖らせて言われ、カカシは目を丸くした。ナルトがカカシの膝の上をずり上がる。 「せんせー喧嘩したらいっつもオレにチューするじゃん?」 する、がそれがどうしたというのだろう。 首を傾げるカカシにナルトは再び頬を膨らませた。 「それでオレってばすぐに許しちゃうんだってば。そういうのって悔しい」 本気で悔しそうにナルトが頬を膨らませる。カカシは呆れた。 「それで怒ってたわけ?」 「うん」 力強くナルトが頷く。カカシは思わず吹き出してしまった。 「センセ!!」 「わ、わるい・・・いや、そうかそうか。うん、それはわるかった」 ひときしり笑うとカカシはナルトの瞳を正面から覗き込んだ。 「じゃ、さ。今度ナルトがオレを怒らせたとき同じことやってみな」 「同じこと?」 「そ、キスしてぎゅーってするの。一発で機嫌なおるから」 ナルトを抱き替え直し、カカシは金色の頭を撫でた。不思議そうにナルトが首を傾げる。 「ほんとうになおんの?先生」 「まず百発百中だな。お前の的当てより確かだよ」 ふうん、とナルトが考え込む。的当て云々は頭に入らなかったらしい。これで怒ったらまたキスをしてやろうと思っていたカカシは、少し残念、と内心舌を出した。 「わかった!やってみるってば!!」 納得したのかナルトが満足そうに頷く。良くできました、とカカシはご褒美のキスを一つ、ナルトに落とした。ナルトがうれしそうに笑う。 「ね、センセー怒ってってば!」 「なんで?」 「本当に先生の機嫌がなおるのか、試すんだってば!」 ニィ、とナルトが笑った。無邪気なその笑顔にカカシが微笑む。 「そういうことなら遠慮なく」 そう言うと、カカシは怒るべくナルトを床に横たえた。
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なぜ床に横たえる・・・(愚問)でも別にキスしてぎゅーってしなくてもカカシがにっこり笑っただけで許してしまううちのナルト。甘やかしすぎです。
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