地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
生理痛と戦いつつゼノサーガやったり色々考えたり。
昨日の日記の壊れ具合に我ながら唖然。見られた方はさらに唖然となされたでしょう、申し訳ありませんでした(汗) 昨日原稿(無理矢理)終わらせてふらふらで仕事行って帰ってきて書いたんですがそれくらいなら寝ろよ、て感じですね!何で殴り書きしてるんでしょう・・・。書きたくてたまらなかったんですよね、それでも。何でこうも書くのが好きなのか自分でもわかりませんが下手の横好きでも話書くの好きなんです。 ひとまず次は狐の続き(またかい)とキリリクを書きたいなと思いつつ今日は寝ます。 おやすみなさい。皆様良い夢を。
さて夜です。果てなく眠いです。あっはっは(壊れ気味)
***子供の事情大人の事情***
時計の針が夜の十時を指す。ここからが勝負である。 「先生寝ようってば」 カカシの膝にもたれ掛かってナルトが言う。カカシは本から視線を反らさずに答えた。 「ん〜。先に寝てていいよ」 素っ気ない返事にナルトがムッとする。だがそれでもめげずにナルトはカカシの膝の上に乗るとカカシの肩を揺さぶった。 「昨日もそう言って寝てくれなかったってば!先生遅刻するんだから早く寝るってばよ!」 「でも眠くないんだよ」 ナルトの攻勢に負けてカカシが本を降ろす。まだ夜の十時、カカシが寝るには早い時間だ。 「ねるんだってば」 カカシを睨みつけナルトが高らかに宣言する。それはもう選手宣誓のごとく迷いもなくはっきりと。カカシがため息をついた。 ナルトを膝の上に座り直させ、カカシが指を立てる。 「寝てもいいけど条件がある」 条件、と言われナルトが背筋を正す。 「一つ。布団の中でプロレスごっこをしないこと」 「うっ」 「一つ。オレが居る時にカカシ人形と一緒に寝ないこと」 「ううっ」 「一つ。やるよ?」 「うう、うっ!?」 ナルトが反論するより先にカカシの唇がナルトの口を塞いだ。口内に入り込んできた舌を追い返そうとナルトがもがくが、逆に自分の舌を絡め取られるはめになる。 「ふ・・・・・」 抗いきれなくなりナルトの体から力が抜ける。解放された後もナルトは動けずにカカシの肩にもたれ掛かった。 「で、どうするの?」 ナルトの髪の感触を楽しみながらカカシが問う。ナルトが是と言えば楽しみが増えるし、否と答えれば平和な夜の時間が手に入る。 「う〜〜」 カカシの胸元でナルトが唸った。何を考えているのか赤くなったり青くなったり忙しい。 「ナルト?」 耳元でカカシが名前を呼べば、ぴくんとナルトの体が跳ね上がった。 「・・・・毎日じゃなくてもいいってば?」 恥ずかしそうに俯いてナルトが答える。良くできましたとばかりにカカシはニッコリと笑った。 「ま、妥協しましょう」 何やらうまい具合にはめられたような気がして、ナルトは釈然としない。不審の眼差しを向けてくるナルトに、カカシはさらりと答えた。 「愛だよ、愛」 「・・・ウソ臭いってば」 カカシの言葉に思いっきり顔を顰めながらも、ナルトは素直に口付けを受けた。
「ってこれじゃ早く寝たことにならないじゃん!!」 次の日の朝ナルトはその事実に気付いたが、時すでに遅しであった。
ちゃんちゃん♪
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私の書くこの人らは基本的におそらく一生こんな感じなのでしょう。幸せって良いですね! では私もおやすみなさいです。
日記をサボっておりました。ここしかちゃんと更新していないと言うのに・・・(汗)もう原稿が終わった後小僧を立ち上げなおす気力がありませんでした。プリンターを使った場合、ケーブル抜いて1回電源落とさないとまともにつながらないのです(逆もまた)なんでそんなに仲が悪いんだーーーーーっっ。私の教育が悪いからです、はい。
右目がぴくぴくしてます。すばらしい痙攣具合です。 昼休み終わったので(汗)書きなぐりは夜に!ちなみにこれ書いてるのは次の日です(笑) 書き殴りはちゃんと今日の日付に書きますv
こっからは私の勝手な意見ですのでそういうのが嫌な人はなかったことにしましょう。
某青少年環境のための法案読みました。何かわかってもいないのに熱くなってるので感想はあらかた消してみました(笑)ただ私の勝手な第一印象としては「それは本当に子供のためになるの・・・?」というのが正直な所です。まずそれが。しかも何読んで思ったかって自由な民達のHPにのっていた提案理由見てです。ダメじゃん!(笑)
さてさてハイテンションです。理由は当然今週のジャンプでござりまする♪
ああああ、久々に!!本当に久々に心の底からカカシを格好良いと思いました!!ときめきました。それはもうものすごく!!よかった、私まだこの人の事好きでいていいんだ・・・とホッとしましたv(え?)でも何が一番うれしかったってナルトの事ちゃんと覚えていてくれた事が!!よかった、よかった、忘れられてなくってv(わたしゃカカシを何だと・・・) それにしても爺様対大蛇丸!!萌えてます。それはもうメラメラと。いや、カップリングじゃないですよ?私の脳内は妄想家族に示している通りですので。爺様のかっこよさに腰が砕けそうでしたvv御年ン十歳の爺様にここまでときめく日が来るとは思いませんでしたが・・・。いや、でもマジで格好良いですよ、爺様!!ジジィだろうとなんだろうと!! そして大蛇丸が益々好きになりそうでやばいです。元々好きではあるのですが。何か師弟対決見てると涎出そうです。やばいです。 しかもあまりの悶えっぷりに不安になり「よもやこれは夢!?」と慌てて友人に確認を取った馬鹿は私ですvすみません、娘よ・・・。
は〜、大満足ですvv妄想家族の設定をいじる気はもうないので、もう少し大蛇丸と爺様の関係がはっきりしたらちゃんと原作設定でも書いてみたいですね♪ まあ、突っ込みどころは相も変わらずあったのですが人様の事言えた義理ではないのでいいです。格好良いカカシ見れたし!(爺様は常に格好良いので言うに及ばず)来週は遂にナルトが大活躍(たぶん)ですよ!!
想いが滾りすぎて何だか暴走してますな(苦笑) それにしてもよかった・・・本当に良かった・・・カカシ呆けたんじゃなくって(涙)
もうこんな時間です。月日がたつのは早いものですね(違う)
昨日グラタン作ったので昨日今日とグラタンだったのですが食べ過ぎました。残すほどないや〜と思ってつい・・・いやまぁどうでも良いことなんですが。
ので本日は食べ過ぎ話↓
***食べ過ぎにご用心***
「食ったてばよ〜〜っっ」 豪快に叫んでナルトが床に転がる。食後の親父のようなその仕草に、カカシは苦笑した。 「腹八分目って言葉知らないわけ?」 「いいの!オレは食べれるときに食べとく主義なの!」 つん、とそっぽを向いてナルトが偉ぶって言う。その様子に肩を震わせてカカシが笑った。 食べ過ぎで動けないくせに言うことだけは一人前である。 「何がおかしいんだってばよ」 「いーえ。何にも」 睨みつけてくるナルトを流してカカシはナルトの隣に座り込むと本を開いた。裏表紙に書かれた丸禁マークにナルトが興味深そうに瞳を輝かせる。 「その本ってさ、どんなこと書いてあるの?」 ワクワク、とカカシの瞳を見上げるナルトに、カカシはほんのちょっと笑った。よほどすごいことが書いてあると想像しているらしい。まぁ、この年頃の男の子としては当然のことだろう。 にっこりと笑って逆に問いかける。 「知りたい?」 「知りたい!」 「あのね、ナルトがオレとやってることよりかはすごくないよ」 「!!!!!!!」 カカシの言葉にナルトが一気に茹で蛸になった。カカシが声を殺して笑う。 「せんせーーー!!」 「だって本当の事だし」 ナルトがカカシを殴るが全く持って効果がない。ナルトの両腕が上がった隙にカカシはとがった唇にチュッと口付けた。 「胃が落ち着いたら実際に比べて見る?」 カカシの言葉にナルトが絶句する。
そしてひとまず休憩をしてから考えることにした。
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最近本当にアホな話ばかり書いてますね・・・。
合同誌の原稿をやっているのですが何だかサスケの方がカカシよりいい男チックになってしまって書いてる当人凹んでます。爺様といいサスケと言い周りのナルト親衛隊においしいところ持って行かれるのはいい加減にして下さい、小此木さん!!
気が付いたらこんな時間です!!妄想家族部屋に思った以上に時間取られました(泣)しかもまだ更新終わってないのに!!
というわけで本日はこれにて失礼!!(焦) 休みだったはずなのに何も終わってないですよ(馬鹿)
せめてこれだけは!!爺様大好きです!!(アホか)あう〜、素敵な頂き物があったので爺と九娘書こうと思っていたのにもう時間がないです(汗)
「反省だけなら猿でもできる」という某CMはやはり秀逸だったなぁ、と反省すらまともにできない小此木は思うわけですよ。 はい、今日も眠いです(馬鹿)昨夜はさぁ、寝よう!!と言うところで昨日買ったFF9本を読んでました・・・、カカナル本が雀の涙しか手に入らなかったので(その節はありがとう、ひよさん!!)悔し紛れに買ったものですがおもしろかったです(笑)は〜、やっぱりビビかわいいですね!!
明日こそ更新を!!素敵な物を頂いたので絶対に!! 何分明日は不意に休みになったのでいつもより時間があるのです。がんばろっと。
こっそりかわいそうなサスケさん削除しましたv どこまでもかわいそうなサスケさん。あまりにレベル低い文だったので・・・(泣) そもそも一時ナルトを読むのを止めていた私が再読を決意したのは死の森の暴走王子とそれを止める姫のせいなので、サスサクにはかなり思い入れがあります。まぁ、まんまりというか全然書いてはないのですが(死)なのにサスケこの扱い。サスケは不幸が似合うと思うので苦労してもらいたいものです(爆)
すみません、あまりにもの眠さにもうダメです。降参です。 修羅場と歓送会でろくに寝ていないのに誘惑に負けて大阪まで行ったのは私です(苦笑)でも楽しかったのでよいのですよ!!(ガッツポーズで)
それでは楽しい記憶とカカナルネタと共に眠りにつきます。おやすみなさいませv
日記の内容が昨日と同じですな(苦笑)
本日は非常にお世話になった方の歓送会でした。別にそれほど飲んでないのですがその後花粉症の薬を飲んだ所為で眠気が来てます(汗)明日目が覚めたら博多とかだったらやだなぁ・・・。
今週号読みました。爺様素敵!かっこいい!!ただ、ま○しはアスマの名字を忘れているのかちゃんとした伏線なのかそこが気になります。忘れている方にカカナル一本(はい?)・・・それ以外については何も言いたくないのです・・・
キスシーンを書くのがものごっつい好きなんですが、今やってる原稿にはキスシーンがなくって辛いです。半分終わったところでキスシーンがないって・・・その分後半はキスしまくり〜のラブラブしまくり〜の、にするつもりなんですが。そして反動が来てふぬけたものを書くのですが。
すみません、まじで瞼が下がってきてるので寝ます。おやすみなさ〜い。
この凹み週間を抜けれそうです。 後ちょい、がんばります。
次の日ですが付けたしで(今がいつだなんて考えちゃダメですv) ぽえまーかかし。なのでひっそりとこっそりと。 あーたそんなにナルトが好きかい・・・と呟きたくなる話↓
***好きなもの***
うっとりと細まる瞳とか、服を掴む手とか。 全身で好き、と言われ思わず微笑んでしまう。 「ナルト、気持ち良い?」 ほんの少し唇を放して問えば、こくん、とうなづく。 「もっとして?」 小首を傾げてのおねだりは犯罪的なかわいさ。 いやと言うはずも無く少し突き出された唇についばむようなキス。 本当にキスに対してだけは素直でかわいらしい。 それもディープキスはダメ。こうやって触れるだけのお子様向けのキスに対してだけ。まあ、これはこれですこぶるかわいいから良いのだけど。 どうせならもうちょっと大人向けのものに対してもこうだと良いのになぁ、と思ってしまう。 (ま、実際お子様だしね〜) ちゅ、ちゅ、と軽く音を立てて啄ばめば、それだけでほんのりと頬が紅く染まる。 袖を掴んでいる手にきゅうと力がこもった。 ちらりと時計を見ればもうすぐ夜の10時。そろそろお子様は寝る時間。 「なーると」 ちゅ、と頬に口付けを落として名を呼ぶ。きょとんとしてナルトが首を傾げた。 にっこり、と微笑んでキスを中断すれば、ナルトからちゅ、とキスが来る。 「もう終わり?」 まだ欲しい、と眉をひそめる。ちょっと潤んだ目でそんなこと言われてこのまま終わったら男がすたるというもの。 「ん〜、だってお子様はもう寝る時間でしょ?」 「オレ、子供じゃないってば!」 からかうように言えば、案の定頬を膨らませてナルトが抗議する。じゃあさ、と抱きしめる腕に力を込めた。 「これからは大人の時間ってことで」 「ほえ?」 くるり、と青い目が丸くなる。もう一度唇を塞いで今度は大人のキスを一つ。狭い口内をからかうように舌でくすぐってやれば、徐々に腕の中から抵抗が薄れてゆく。ほどほどの所でやめてやれば、真っ赤になってナルトが怒鳴った。 「・・・・せんせーのすけべ!!」 「でもナルトはそのすけべなオレが好きなんでしょう?」 そう問えば途端にナルトが言葉につまる。 ほんと、かわいいよねぇ。 「違うの?ナルト」 俯いてしまった耳元で囁けば、首まで赤くなる。やがて蚊の鳴くようで声でぽそりと返事が帰って来た。 「・・・・・・ちがう」 「違うの?」 「・・・・・・・・好き、じゃなくって大好きだってば」 潤んだ瞳とか縋るような小さな手とか。 全身が好きと言ってくれている。 「オレもね、大好きだよ」 唇にもう一度軽くキスを落とせば、ふにゃんと笑顔が溶けた。
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あほですね、小此木・・・。最近うちのこの二人キスばっかりしてる気がします。いや、もちろんそれ以上のこともしてるんですが(は?) うちのナルトは本当にキスが好きですね〜。カカシはそれ以上のことも大好きです(笑)
リハビリ中↓
***お昼寝***
雨がしとしと降ってナルトはお昼寝。 とん、と雨どいが鳴ったので起きあがり、くん、と鼻をならす。望む匂いは少し離れた場所に在った。 毛布を引きずったまま立ちあがるとそのままカカシの書斎に向かう。 「起きたのか?」 ナルトに気付きカカシが本から顔を上げた。本好きのカカシの書斎は本で埋まっていて、紙とインクの匂いがする。 再びナルトが鼻を鳴らす。よく見ればその目は閉じたままだ。 「こらこら」 鼻を鳴らしながらナルトがカカシの腕の下にもぐりこもうとする。仕方無しにカカシが膝の上を空けてやれば、ナルトは満足そうににっこりと微笑んだ。 「・・・・・」 カカシが苦笑してナルトを膝の上に抱き上げる。横抱きにしてぽんぽん、と背中をたたいてやればすぐさま安らかな寝息が聞こえてきた。 「しょーがない子だね」 その額に口付け一つ落としてカカシは溜息をつく。雨が振っている所為でひんやりしていた空気も、天然カイロの前ではその効果を失ってしまった。眠るには心地よい暖かさである。 ナルトを起こさないように横になるとカカシは毛布を引き上げた。そのまま二人毛布に包まり床に寝転がる。 「お付き合いしましょう」 そう言ってカカシはもう一度溜息をついた。 苦笑交じりに、うれしそうに。
しとしと雨が降って今日は修行もおやすみ。 ちょっと肌寒いけれどこうやって二人一緒に居れば寒くはないでしょう。 「おやすみ」 良い夢を。
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甘いです・・・・・・・
星空デート終わりませんでした・・・ 現状考えるとちょっくら先に延びてしまうかもしれません。 本当に申し訳ありません(汗)
明日はジャンプ発売日です・・・なんでこんな怯えてないといけないのでしょう・・・
ここのパスワードを忘れて閉め出されるところでした(汗) ただいまカカナルが書けなくなってしまって苦戦中です。星空デートも止まり原稿も止まってます。あううううう。星空デート何とか明日には更新したいのですがどうなることか・・・うう・・・
ここに書こうとした話がやってることはやってる話になってしまったのでうず亭の方にアップ。と言っても更新日記にも出してませんが(苦笑)またもや筧×九娘でエロくはないですがやってます。おめでとう、爺様(拍手)的話で「睦言」短いです。ひっそりとどこかにあります。難しくはないですよ。半端にイヤな隠し方ですが。
原稿がやばいです・・・やばやばです・・・モモなる(ゼノサーガのモモという登場人物設定のナルト。むろんあの格好で)とか言ってる場合じゃないです。 すみません、またしばらく更新が止まるかも知れません(泣)
日々日記が長くなっている気がします。しかもオリジナル物で。 思うにここに書いてることをちゃんとサイトの方にアップできるようなものにすれば更新滞って泣くこともないのにと思ってみたり。
昨日は食事をした後倒れるように寝てました・・・おかしいです、どう考えてもそれどころじゃないのに。
隙を見て星空デートのナルト編を書いているのですが爺様編臭くなってます。ああ、もう本気爺様らぶ!!だめです、戻れません。
父さんその愛情表現ちょっといやです。以前書いた「お父さんと一緒」の続き。婆様が引っ込んでしまわれたので止めてくれる人が居ませんでしたv↓
***お父さんと一緒〜正しい子供との接し方〜***
最近不意に記憶が途切れる時がある。大抵そう言う時にはそばに火影なりカカシなりがいて事無きを得ているのだが、本当にそうであろうか。自分でも気づかぬうちに腹の中のものが出てきているのではないだろうか。 「・・・・・」 無言でナルトは服の上から腹をなでた。そこには禁呪がある。強大なあやかしを宿した封印が。 「・・・あんたなのかってば」 中忍試験に向けての修行中、一度だけ九尾と対面した。禍禍しい強大なチャクラ。爪を伸ばしナルトを殺そうとした異形の獣。だが、ナルトは未だにこれをおそろしい生き物とは思えずにいた。 「くれてやる」 豪快に笑ってこれはすんなりとナルトに力を貸してくれた。先ほどの第一試合とて、これの手助けがなければ勝てなかっただろう。 だけど、里の者にとってこれは敵だ。そして、たぶんこれにとって里の者は敵なのだろと思う。そうでなければ里を滅ぼそうとした理由がわからない。それならば、これが出てきては里がまた戦火にまみれると言うことだ。 「・・・・・っ」 どうして良いかわからずにナルトは小さく名を呼んだ。呼んでからその人が現れないことに痛みを覚える。いつの間にかそばにいてくれることが当たり前になってしまって、今そばに居てくれないことがひどく辛い。前は一人でも平気だったのに、今は耐えられなくて涙が出てくる。 弱くなってしまったのだ、自分は。 「ふぇ・・・・っ」 もう泣かない、と決めたのに、涙が後から後から出てくる。いったい何がこんなに怖くて泣いているのかもわからない。腹に中に抱える化け物か、それともあの人の心変わりか。いったいどちらが怖くて自分は泣いているのだろう。 「・・・・・っっ」 湧き上がる声を殺そうと唇をきつくかみ締める。唇が切れて血の味がした。 「あっれ〜?どうしたのかな、僕」 不意に聞こえた呑気な声にナルトが顔を上げれば、至近距離に謎のお面男がいた。白塗りの面に首から注連縄というかなり怪しげな風貌にナルトが凍りつく。 「んっん〜。泣く子にはしょうがないからこれあげよう」 どこか楽しげに言い、男はナルトの前で手を開いて見せた。ぼん!という派手な音と煙と共に男の手のひらの上にたくさんのお菓子が姿を見せた。 「はい。どうぞ」 色取り取りのお菓子の山にナルトが目を丸くする。きょとんとするナルトの頭を男の手が撫でた。 「元気が出るよ」 男の手はひどく優しく、ナルトは少しうれしくなる。あまりにも男が変なので、ナルトは笑ってしまった。 「・・・・変なの」 笑った拍子に涙が零れ落ちた。それを手のひらで受け止め、男はナルトを抱きしめた。
「本当に変なおっさん!なんで注連縄なんかぶらさげてるんだってばよ!」 男からもらったお菓子を手にナルトが男に詰め寄る。仲良く並んで座って二人は呑気におやつの時間を満喫していた。 「え〜かっこよくない?」 「ない!全然ない!変だってばよ!!」 そう言いながら、楽しそうにナルトが笑う。男もうれしそうに笑った。 (笑っていてよ) せっかくがんばって戻ってきたのだから。初めてあった人間に悩みを打ち明けてくれるとは思わなかったから、せめて一時凌ぎでもいい、笑ってくれればと思う。 ナルトの笑顔に男は仮面の下で目を細めた。 「変なおっさん!」 男に飛びつき、ナルトが無邪気に笑う。あまりにかわいらしいその態度に男は苦笑した。 これではあながち母の危惧を笑えない。 「・・・・・ね、どっか連れてったげようか」 思わず呟いた言葉に男は苦笑した。どうやら自分は思ったよりも里のもののこの子への仕打ちに腹を立てているらしい。男の言葉に一瞬ナルトは目を丸くし、それから困った様に笑った。 「オレってば火影になる男だからここにいるの!・・・それに、センセーが心配するからダメ」 ほんの少しうれしそうに、ちょっぴり悲しそうにナルトは微笑んだ。カカシのことを思い出してしまったのだろう。男はそっとため息をもらした。 (好きな子を守れないのは男として最低だよ、カカシ) もっとも妻子すら守れなかった自分に言えたことではないが、と男は自嘲した。 「じゃあ、かわりに変なおじさんがいいことを教えてあげよう」 男の言葉にナルトが期待に瞳輝かせる。ナルトの目の前で男は指を横に引いた。 ーーーーーーこの子の痛みも少しは思い知りなさい。 そう、心の中でもう一人の愛し子に囁きながら。
誰かが耳元で叫んでいる。 (・・・・うるさいってば) 朦朧とする意識の中、ナルトはその声から耳を塞ごうとした。何だろう、ひどく眠い。 そうしたら、今度は頬に痛みを感じた。 (・・・・う〜なんだってばよ) 自分は今眠いのだ。疲れているのだ。それに、今ここは気持ち良い。 (せんせーのうでのなかみたい) そうだ、そんな感じだ。あったかくてふわふわしていてすごく安心できる。だが、先ほどから叫んでいる誰かはそんなことを許してくれる気はないらしい。 ・・・・・っっ!! 声はますます大きく、うるさくなってゆく。頬をたたく力も強くなる。安眠妨害も良いところのその行動にナルトは顔をひそめた。 ・・・・・ルトっっ!! 悲痛ささえ帯びてきた声に、ナルトは腹が立ってきた。いったいなんだと言うのか。 「うるさいってばぁ!!」 思わず叫んで目を開ければ、太陽を背後に従えたカカシの顔があった。 「・・・・はれ?せんせー?」 何でここにいるの? キョトンとして問えば、カカシは大きく目を見開いたままびくともしない。 「せんせー?」 カカシが動こうとしないので、仕方無しにナルトは手を伸ばした。ぺたぺたとその頬を軽くはじけば、そこは汗でびっしょりと濡れていた。 「うわ!!どうしたってばよ!?」 慌ててナルトが飛び起きる。何かよほど怖いことでもあったのかカカシは恐怖で顔を引きつらせていた。 「・・・ナルト?」 恐る恐るカカシが呼びかける。その声もわずかに震えていて、ナルトは何事かと目を見張った。 「どうしたんだってば、先生」 よく見ればカカシの素顔は顕わになっており、写輪眼が動いている。よほどのことがあったのだろうかとナルトは考え、思わず自分の腹を押さえた。 (まさか・・・) 見知らぬ男にあって、色々お菓子をもらって・・・それからどうしたのだったろう。カカシは痛いほどまっすぐにナルトを見つめている。 不意に怖くなって、思わずナルトは後ずさった。その動きにカカシが意識を取り戻す。 「・・・・・!!」 次の瞬間、懇親の力で腕を掴まれ、ナルトは息を呑んだ。 「や・・・っっ」 あまりの力に身をよじって逃げようとするが、カカシは狂ったようにナルトを引き寄せて抱きしめた。背骨が曲がり、肺が悲鳴を上げる。 痛い、と言おうにも苦しくて声が出ない。必死でカカシの胸をたたく。カカシはナルトの肩に顔を埋めたまま動こうとしなかった。 「せん・・せ・・!!」 何とか言葉を紡げば、ほんの少しナルトを抱きしめる腕から力が抜けた。何とか肺に空気を取り込みナルトがむせこむ。 「・・・う」 苦しくて目から涙が出るが、カカシに抱きしめられている所為でぬぐうことも出来ない。文句を言おうとしてナルトはカカシが震えていることに気が付いた。涙で霞む視界の中、カカシの銀色の髪が揺れている。 「・・・・・なんで泣いてるの?」 ナルトの問いかけにもカカシは答えない。再びナルトを抱きしめる腕に力がこもった。 「せんせー?」 肩に暖かな水が触れた。まさか泣いているのだろうか。でも何故?何があったというのだろうか。 「カカシセンセー?」 「・・・かと、思った」 ナルトの肩に顔を埋めたままカカシが呟く。その声も震えていて、ナルトは驚いた。 「ナルトが・・・目を覚まさないから・・・死んでしまうかと・・・」 そう言ってカカシは大きく身を震わせた。ナルトが目を丸くする。 「何で?オレってば元気だってばよ?」 「・・・・・・・・」 無言でカカシは顔をあげた。その頬も瞳も濡れてはいなかったけど、ナルトには泣いているように見えた。 「どこにも行かせない」 ナルトを見つめてきっぱりとカカシが言いきる。ナルトの腕にカカシの指が食い込んだ。 「絶対に、誰にも渡したりなんかしない。絶対に、だ」 いつになく強固に言い切るカカシは狂気じみていて、ナルトは唖然とした。いったい何があったと言うのだろうか。これほど取り乱したカカシをナルトは初めて見た。 だがそうやって傲慢に言い切るカカシが泣いている子供のようで、わからぬままにナルトは心から答える。 「オレはどこにも行かないってばよ?ここにいるってば」 そう言えば、カカシの手から力が抜けた。呆然としてカカシがナルトを見る。あまりに強く握られていたため離された腕はしびれていたが、何とかそれを動かしてナルトはカカシを抱きしめた。 「約束したってば。先生の側にいるって」 ね、とカカシに笑いかける。もういらない、と言われるかもしれないと一瞬ナルトは身を強ばらせたが、カカシは体の力を抜くと安心したようにナルトに身を預けた。 「うん・・・ごめんね・・・」 「・・・しょーがないってば」 それが何に対する謝罪なのかはわからなかったが、ナルトはため息と共にそれを受け入れた。
その様子を屋上から見ていた男は、楽しそうに微笑んだ。 「結局うちの連中は奥さんに頼りっぱなしなんですよね。ナルトも甘いなぁ」 あはははは、と朗らかに笑う男に火影がため息をつく。 「やりすぎではないか?」 「そうですか?これでもまだ手ぬるいと思っていたんですが」 呑気に言う男に、もう一度火影はため息をついた。 「一刻だけ時間をあげよう。あの間にナルトを見つけられなかったら、あの子は連れてゆくよ?」 その瞬間のカカシの取り乱し様は笑えるようなものではなかった。 「だってナルトだけカカシのこと心配して、悩んで、それじゃ不公平でしょう?カカシにも少しくらい心配して貰わないと」 あれを少しとは言わないだろう。男の張った結界に阻まれナルトのチャクラが見失っている間中、カカシは今にも死んでしまうかと思うほど怯えていたというのに。 「して、見つけきらなんだらどうするつもりだったのか?」 火影の問いに男はにっこりと無邪気に笑う。 「やだな、私は言ったことは実行しますよ。知ってるでしょう、父さん」 やはり、と火影は絶句した。下で抱きしめ会う子供達を見つめ、男は微笑む。 「これくらいの結界で見失うようならこの先あの子を守り通す事なんてできやしない。それくらいなら私の二の舞になる前に、手を打っておいたほうが良いと思いませんか?」 そう言う男の瞳は慈愛に満ちているのに、言っている内容は薄ら寒い物であった。カカシが無事ナルトを見つけられなければ、ナルトを連れてゆくだけではなくカカシを殺すつもりだったと言うのだから。 「まあ、大丈夫だとは知っていたんですよ。あの子らは私の自慢の子供達なんですから」 苦笑して男は立ち上がった。火影が何度目かわからないため息を漏らす。 「二度と舞い戻ってくるでないわ」 「うわ、ひどいですよ。夫婦して息子を邪険にしなくたっていいでしょう」 おどけたように笑って男は宙に舞った。うっすらと空にその姿が溶けかける。 「それではすみませんが後お願いします。さすがにこれ以上は彼女に怒られそうなので」 ペコリ、と頭を下げて男はそのまま空にとけ込んだ。はあ、と盛大に火影がため息をつく。 「・・・もう少し普通の愛情表現をしてやれ」 男は人をくった笑みで最期に子供らを見た。愛おしそうに、慈しむように。心から大切そうに。
本当は。君たちが幸せかどうか確かめたかっただけなんだよ。 私が君たちに押しつけた荷物はあまりにも重すぎて冷たすぎて、君たちを苦しめているだろう?あんまりにも申し訳なくって幸せですかなんてとても聞けないけれど。許してくれとは言わないから少しでも幸せでいて欲しいいんだ。
(でもまた来ようっと。やっぱり直接見るとかわいさ倍増だよね〜) 男が内心そう考えていることを誰もまだ知らない。
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長・・!!これ、絶対ちょちょいと落書きにする長さじゃないような・・・いや、実際鬼のように時間かかってるんですけど(だからそれどころではないと言うのに・汗)気がついたらこんなことに!!もう読み返す気力すらないので変な所あったらこっそり教えてください・・・(泣) しかしうちのカカシ弱いですね。ナルトいないともうダメダメ。ナルトいると強いのに。でも強さは誰かのためにあって(対象が自分でも)初めて成り立つものだと思うのですが、どうでしょう。
更新は今週末に。リンクその他と星空デートナルト編をアップ。今週末こそします、ええ(決意)
押し出しの飲みだったのですが、いかんせん食べ過ぎて苦しいです。飲むより食べる、といったところで。でもやはり酔っぱらい。ちゃんぽんはいかんですよちゃんぽんは。
最近オリジナル設定物ばかり書いていることに気付きそろそろ軌道修正を計るべきかもと思ってみたり。普通にカカナルを。最強九尾婆さんとか最強爺とかではなく。でも楽しいのです。非常に。 ただいま原作に希望していること。せめて四月新刊の〆切までは健在でいらしてください、爺様。
四月にどろんぱの続きはどうあがいても無理なので六月に。せめて六月には!
アンドリューの死に様見ました。何と言って良いやら。一つわかったことはオヤジーズの関係は周囲の人間にはもろばれであったということだけです。
オヤジーズ劇場、今度は風乃がチビモモ劇場言い出しました。オコサマーズでジロヒサ・カカナル。オヤジーズと対極に甘甘で。私はまだそこまで進んでいないのですがかなり萌え設定らしいです。両方やるとか言ってます。自分らの原稿の遅さを考えて言いましょう、風乃さんv
一旦こちらに上げます。若かりし頃の爺様(筧)と九尾(九娘)。嵐の予感。何げに筧ちゃっかりもの↓
***予兆***
「ただいまー」 元気良く響いた声に、九娘は顔をひそめた。急いで玄関に向かえば、忍服もそのままの後ろ姿があった。 「何がただいまじゃ!!ここはお主の家ではないわ!!」 玄関で靴を脱いでいる筧に向かい九娘が怒鳴りつける。だがそれもいつもの事なので、筧も筧を出迎えた年寄りの雪科も気にしない。 「はい、みやげ」 「これはこれは婿殿。いつもすみませぬ」 「雪科!!」 筧から土産入りの袋を受け取る部下の雪科に九娘が怒鳴りつけるが、相手は平然としたものである。 「さ、お疲れでしょう。まずは湯殿へどうぞ」 「すまない」 「聞け!!二人とも!!この家の主はワシじゃ!!」 だが九娘の叫び虚しく、筧は当然のように屋敷へと上がった。うう、と唸る九娘に雪科が振り返って告げる。 「お館様もお食べになられますか?」 その手には『風の国名物すなせんべえ』なる文字の色も鮮やかな菓子折があった。 「いらぬ!!」 「ではこれは私どもで頂きましょう」 すたすたと、主を残して雪科も奥へと戻る。一人残され、九娘は思わず呟いた。 「・・・ワシはセンベエ以下なのか?」 世界最強と歌われ恐れられる伝説の大妖の発言は、せんべえに負けた。
よく日のあたる縁側でちょこんと九娘は座っていた。隣には二人分の湯飲みがある。 「遅くなった」 「遅いわ!!」 風呂上がりでさっぱりしてきた筧に九娘が怒鳴りつける。筧が苦笑した。 「機嫌が悪いな。何かあったのか?」 よいしょ、とかけ声と共に筧が九娘の右側に座り込む。九娘が頬を膨らませた。 「何もなかった」 明らかに機嫌が悪い。筧は少し考え、それから苦笑した。軽く九娘の頬に口付ける。 「ただいま、九娘」 「うむ」 当然、と言わんばかりにふんぞり返って九娘が頷く。小さな子供のようなその態度に筧は微笑んだ。 「ワシもまだまだ若かったということか」 齢15になったばかりの少年はそう一人納得した。出会った頃は九娘の事を何ときれいな生き物だろうとばかり思っていたが、実際はとてもきれいでかわいい生き物であった。 「何の話ぞ?」 お主はまだ十分若かろう、と九娘が首を傾げる。筧はにっこり笑うと、手を差し出した。怪訝そうに九娘も手を出す。 「はい、みやげ」 筧の声と共に九娘の手の上に貝殻が現れる。別段珍しくも何ともない子供だましのような忍術だが、九娘がこの手の仕掛けを好きなのを筧は知っていた。案の定、九娘が瞳を輝かせる。 「巻き貝か」 「今回の仕事は霧の国でだったからな」 霧の国、と聞いて九娘が眉をひそめる。 「九娘?」 九娘の手が巻き貝を握りしめた。そしてそっと手の中の貝殻に口付ける。 「・・・戦になるのだな」 悲しげなその声に筧は一瞬言葉を失った。知りたくないことまでこの妖は感じ取ってしまう。筧は九娘の手に自分の手を重ねると、あやすように名を呼んだ。 「九娘」 「また死ぬぞ?何故人は争いを止めぬ。失えば悲しいのは誰もかれも同じであろうに」 「・・・そうだな」 「ワシはいやじゃ。子とは慈しまれるために生まれてくるはずじゃ」 苦しそうに九娘が顔を顰める。そうだな、ともう一度筧は頷いた。長引く戦に里では幼い子供までもが当然のように戦いに駆り出されている。そしてその穴を埋めるように里では人工的に子を産みだしていた。まるで、物のように。そしてあっさりと使い捨てるのだ。 「九娘の方がよほど人間らしいな」 苦笑し、筧は九娘を抱き寄せた。むっとして九娘が頬を膨らませる。 「どういう意味じゃ」 「ふむ、そうだな・・・すぐに、というわけにはいかぬが、子供らを戦場に送るのを止めることはできるかもしれん」 思案顔で筧は頷いた。九娘が筧の胸ぐらを掴んで引き寄せた。 「本当か!?」 信じられないと全身で語る九娘に、筧が苦笑する。 「戦で無駄に命が失われるのはどこの国でも同じだからな。戦に変わる力のぶつけ方を示せばのってくるだろう。そうすれば、少なくとも無益な死は免れる。・・・もっとも、何年かかるかわからぬがな」 その困難さを思い筧がため息をつく。九娘が呆然と呟いた。 「・・・できるのか?そんなことが・・・」 戦が無くなる。そのことを切望はしていたが、到底九娘には信じられなかった。そもそも、ここに里が出来たのでさえ戦に終われた人々が逃げこんで来たのが始まりだ。 「だが九娘は戦がいやなのだろう?」 仕方ない、と言うように苦笑して筧がため息をつく。 「ワシの言葉も少しは信じてはくれぬか?ワシは、そなたには嘘をつかぬ」 珍しい物を見るように見つめてくる九娘に、筧はそっと口付けた。九娘は身動き一つせずそれを受けた。 「・・・お主、大きくなったのだな」 出会ったときはほんの子供だった。だが今では筧の方が九娘よりも大きい。 そのことに九娘は気が付いた。人はいつまでも同じではいないのだ。 「そなたより強くなろうと言うのだからな。まだ大きくなるぞ」 うれしそうに筧が笑う。そればかりは年相応に子供らしい。 手の中の貝殻を握りしめれば、掌に棘が刺さった。
嵐が来る。
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がんばれ、爺様!もう一押しです!!うまく入らなくて書きたかったエピソード一つ削りました。く、くやしい。また今度〜。
明日は飲み会です。追い出しです。でも私もその席の主役になるのかどうか未だに解ってませんvたは〜。
ゼノサーガでボスが倒せず(というかず〜と戦ってて途中でイヤになってやめたのですが)こうなったらレベル上げまくってぼこにしようと決めました。相手は先日から騒いでいるオヤジーズ片割れのアンドリュー中佐変身後ですvひとまず適当に戦った私が悪いんですけどね。 「オヤジーズ劇場vv」とか言って萌えてる割には当人らには冷たい小此木。どうでも良いですが早くクリアしないと四月に間に合わないんですよね・・・本気で出すらしいです、私たち。四月準備号とか言ってます。珍しく道具いっぱいになる予定。書けるのでしょうか・・・謎です・・・そして表紙ワインレッドの特殊紙に金色で「オヤジーズ劇場」と入れる!と相方に提案したところ一蹴されましたv しかし萌え方が間違ってるような気がしないでもありません。ゼノで萌えてるんじゃなくってカカナルで萌えてる・・・あ、他は普通にジギモモ萌えですよ?隠れ本命コスモスシオンですが(!?)
携帯版のサイト(サークル情報メイン・管理人風乃になる予定)がつまってて進みません・・・最初も最初の段階で詰まってます。そもそも作ってる私が携帯でほとんどサイト巡りしないので見方からしてわからないという(苦笑)できたらここのサークル情報と繋げようと思ってるのですが道は遠いです。 そして詰まってると言えば私自分とこの連絡口にはじかれて入れませんvエラー出て強制終了になります。職場からは普通に見れるのですが。他にもエラーが出るという方がおられたらご一報下さい。
最近更新していないからここばかりだらだらと・・・。
ええと、九娘の息子が四代目(注連縄)で四代目の養子がカカシで四代目の実子がナルト、という設定でお送りします。ちなみに四代目非常に変な人なので、四代目は格好良いと思われている方は見ないことをお勧めします。 しかし本当に変な人になってる・・・なんで・・・?(涙)↓
***お父さんと一緒〜華麗なる戦いその後〜***
「出かけるぞ」 唐突に現れた金髪美少女に、カカシは目を丸くした。よほど急いでいるのか服装はナルトのまま、九娘はイライラと爪を噛んだ。 「ええい!腹だたしや。何故今更現れおる!!」 「どうしたんです?って言うか何であんたが出てるんです」 何やら至極機嫌の悪い九娘に、カカシも腹を立てた。今日は待ちに待ったナルトとの再開の日。さ、今からイチャパラしようと胸膨らませて居たと言うのに。 九娘はそんなカカシを睨みつけた。 「ぐだぐだ言っておる暇はない。来るのか来ないのか」 下手に逆らうと電撃の一つや二つ食らいそうである。いつもより性急なその態度にカカシは首を傾げた。確かに九娘はすこぶる自己中心的な人ではあるが、説明すべき所はしてくれる人である。 「だから何が・・・」 「やだな。どこに行くんですか、母さん」 壁から降って湧いた声に、カカシは一瞬逃げ出しそうになった。恐る恐る振り向けば壁から体半分出して見知った顔が笑っていた。 「やほ、カカシ。久しぶり〜」 ニコニコと、さわやかに微笑んで金髪注連縄男が手を振る。美しい造りは変わっていないが、それが壁から生えているとなると話は別である。しかもそれが13年前死んだ相手となればなおさらである。 カカシの顔が引きつった。九娘が忌々しげに舌打ちする。 「とっとと黄泉へ戻れ!!うっとおしい!!」 「やだな、久しぶりに会ったんだからもっと優しくしてくれてもいいじゃないですか。ね、カカシ」 カカシは男から目を反らした。見てはならないものを見てしまった。 「婆さん、とりあえず茶でも飲もう」 のでひとまず何も見なかった事にした。そのまま連れだって去ろうとした二人に男が苦笑する。 「やだな〜、無視しないでよ。感動の親子の再開とかないの?」 はあ、と男がため息をつく。九娘が眉をひそめた。 「まずは壁からぬけい!気色悪いわ!」 薄暗い壁から男の半身がにょきっと突き出ている様は確かに気色悪い。 「あれ、ダメですか?おもしろいと思ったんだけど」 いやはや奥が深い、等と言いつつ男がよっこらせと壁から抜ける。ちゃんと足もあった。背景も透けていない。 どこからどう見ても生きているようにしか見えなかった。 「うまく化けたでしょ?結構肉体保つのって力がいるんだね」 地面に両足で立って男が満足そうに笑う。 カカシは無言で男を見つめた。生前から変わった人ではあったが、ここまで来ると反応のしようがない。 「だってさ〜、ただでさえ苦労をかけまくってる我が子が泣いてたら親としては心配で心配でたまらないよ。もう本当にさ」 その言葉にカカシが気付いたときにはすでに遅かった。逃げる間もなく男の腕が首に入る。 「本当に本当に君はな〜んでこーも大切な私の子を泣かしてくれるんだろうねぇ。父さん思わず黄泉から帰って来ちゃったよ」 ぐりぐりぐり。男の拳骨がカカシのこめかみを押す。九娘がため息をついた。 「そなたにそれを言う権利はあるまい」 「やだな、それくらいはちゃんとわかってますよ。だからこれはただの嫉妬です」 はっはっはと朗らかに笑ってなおも男はカカシの首を締め付けた。カカシも逃げようとするがこの男にはまだ敵わない。 「・・・・・・・だから、ワシが出てきたのじゃ」 申し訳なさそうに九娘が言う。この時ばかりはカカシも九娘に感謝した。火影に強い憧れを抱くあの子にこの男は見せられない。 憧れはきれいなままの方が良い。 「ひどいなぁ、別に連れて行ったりはしませんよ。ただちょっと親子のスキンシップを図ろうかな、と思っただけで」 「・・・そうか、では存分にはかるが良い」 「ちょ・・・!婆さん!?」 九娘の意図に気付きカカシが慌てる。 「ナルトのためじゃ。我慢おし」 さらりと九娘が言い放った。その事を言われるとカカシとて下手に逆らえない。男がため息をついた。 「仕方ない、今回は諦めます」 「永久に諦めい」 「ちょちょちょちょちょ!!」 「さ、カカシはお父さんとちょっと話をしようか。今後の生き方について、とかね」 「待て、婆さん!!」 「ちょうど良い機会じゃ。父とように話し合っておき。最近のそなたの行動は目に余る」 「文句なら爺さんに言え!!こっちは任務だ!!」 「はっはっは、自分の甲斐性の無さを棚にあげちゃダメだぞ、カカシ。それくらいうまく立ち回らないと」 「婆さん!!」 カカシの悲鳴に九娘は優しく微笑んだ。 「安心良し、後のことは心配要らぬよ。必ずやワシと筧でこの子は幸せにする故」 天がカカシを見放した瞬間であった。
げにおそろしきは娘(?)婿に対する父の怒りである。
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うちの四代目は奥さんにメロメロで子供らに骨抜きです。普段はもうちょっとまともな人なのにギャグだともうどうしようもなく変な人になってます。
恐れていたとおりすっかりゼノにうつつをぬかしております。はううう、来てくださってる皆様申し訳ありません!!更新してません!!今週は仕事が忙しくてまだ郵便局にも行けてないし。日曜には必ず!! 今月で仕事が締めなので仕方ないのですが、ともかく時間が欲しいです。
すっかり風乃と「オヤジーズをカカナル・ジロヒサでやったら」という話題で盛り上がってます(主に私が)ひっそりこっそりインテで本出すか、とか言っているのですが少なくとも知り合いには見られたくない本に仕上がりそうです・・・。は〜、カカナルエロ見たいです。
「トシノサナンテ」ウェブリングが閉鎖されるとのことでリンクはずさないといけないのですが未練たらしく置いてあります。はずさなきゃいけないのはわかっているのですが、やはり寂しくって。すごいお世話になったので感謝の気持ちいっぱいです。
すごい支離滅裂な今日の日記(いつもですが)アンドリュ〜に全滅させられたのがよっぽどショックだったのでしょうか。また初めからやり直し・・・セーブに戻ればよかった・・・
へこみ具合を反映↓死にネタです。
****君と見た海****
二度とは戻らない過去の夢を見た。
波は穏やかで風は静かに凪いで空には雲一つなかった。太陽が世界を照らしていた。 「センセーってば早く!!」 ナルトがカカシに向かって大きく手を振る。のんびりと歩きながら、カカシはその後を追った。 「別に急ぐ必要はないでしょ。何処に行く気なわけ?」 「だってさ、海ってばこんなにおっきんだぜ?はしんなきゃ全部見て終われないってば」 面倒くさそうなカカシにナルトが頬を膨らませる。カカシは苦笑した。 「一生かけたって海は全部見れないぞ」 海は広い。その半分以上は未だ人の預かり知らぬ領域だ。 「え、うそ!?なんで!?」 ナルトが目を丸くして問う。カカシはナルトの頭を拳骨でこづいた。 「海はね、ものすごく広いの。それこそお前の足なんかじゃ人生の何倍もかけなきゃ見て回れないほどにね。うぬぼれんじゃないの」 え〜、とナルトが不満そうに声を上げる。拳骨を作った手を開き、カカシはナルトの頭を撫でた。 「だからおもしろいんでしょ?」 そう言ってやれば、ナルトの顔に笑みが広がる。 「だってばよ!」 楽しそうに笑うナルトが眩しくて、カカシは目を細めた。海面に陽光が反射して輝く。 世界は美しかった。
「・・・・お目覚めですか?五代目」 女中の声でカカシは目を覚ました。 「ご準備を。すでに長老様方全員お集まりです」 「あ、そ」 短く答えてカカシは体を起こした。瞬間左目に激痛が走り顔を顰める。 「・・・こいつも限界かねぇ」 本来の持ち主よりも長くカカシと共にあった写輪眼は、もはや使い物になりそうもなかった。最近では暴走するばかりでどうしようもない。 「やだやだ、めんどくさい」 ぼやきながらもカカシは服を着替え始めた。そして今ではすっかりなじんでしまった『影』の名を関する傘をかぶる。 「本当、めんどくさい」 左目が痛む。理由はわかっている。無意識の内にあの子のチャクラを捜しているからだ。それが見つからないからだ。 あの日、もう一人のあの子をこの目を使って殺した。そしてまだ諦めきれずあの子を捜している。 「・・・・・もしかして海に居るのか」 だからあんな夢を見たのだろうか。世界中の海を見て回るのだとあの子は言った。もしかして、今頃あの足で走り回っているのだろうか。 傘を投げ捨てる。そのまま意識を集中し跳躍した。 空には重苦しい雲。あの日以来この世界が晴れた日などない。当然だ、神様は死んでしまったのだから。 「 」 その名は祈り、その名は救い。赦しはあの子が与えてくれる物。それ以外の赦しが何だと言うのだろう。仕方がなかったのだと己を慰める人々の声が何だと言うのだろう。 あの日、あの子はカカシを置いてどこかへ行ってしまった。だけど本当は逆で、あの海にカカシはあの子を置いてきてしまったのかも知れない。 「せんせー」 耳に響くのはあの子の声。直にあの海に着く。そうすれば、あの子に会える。 眼前が開けた。真っ青な世界が目の前に広がる。 「カカシセンセー」 あの子の呼ぶ声がした。
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あ、れれれれれれ???どうしてこんな話に・・・(汗)壊れカカシで五代目カカシ。解りづらいですが。というか解りませんが。いつもラブラブなのでたまにはと。でもたまにやるなら鬼畜ものを・・・人として最低なカカシとか。死にネタ書いてて楽しくないれす・・・
ゼノサーガにてやっとオヤジーズを見ました。話には聞いていたけれどあれはある種のサービスなのか真剣のか・・・対応に困りました。設定とかは結構萌え設定なのですがいかんせんオヤジーズ・・・どうにもこうにも・・・
もったいないのでカカナルでやるとこんな感じ。セリフ、細かいところは忘れましたが カカシ→まーぐりす司令(テロ組織?の司令官。股ぐら剣オヤジ) ナルト→アンドリュー中佐(股ぐら剣オヤジの部下) ゼノサーガ、やってる最中の方は見ない方がいいかと思います。巨大グノーシス内の話です↓
***オヤジーズ劇場(当人らは至って真面目)***
『被告を第八種人格矯正に処す』 暗い扉が開かれたのをナルトは感じた。たくさんの人を殺した。死んだ後も生き返らされて再び人を殺すことを強要された。一度目の人格矯正は失敗に終わり、再び元の人格が戻って人を殺した。ーーーーー愛していた人は自分を物としてしか見ていなかったから。 「しかしあれほど強固なネットワークは始めて見た。第九種の実験に使えるぞ」 科学者達の笑い声と共に重い扉が開く。それをナルトは見ていた。
空母を降りるとそこは一面死体の山だった。その中央で所在なげに座り込む人影を見つけ、カカシは嘲笑した。 「この施設の人間を全員殺したと言うからどんなヤツかと思えば・・・捨てられた子犬のような目をしているな」 カカシの言葉にのろのろとナルトが顔を上げる。青い瞳がカカシを捕らえ、おもむろに敵意をむき出した。 「があ!!」 ナルトがカカシに飛びかかる。だがカカシはそれを難なくはじき返した。 「ふ〜ん、ライフリサイクル法の変異体か。それなら納得がいく」 地面に打ち付けられ、ナルトが唸る。だがすぐに起きあがると、再びナルトはカカシに向かっていった。す、とカカシが動く。 避けざまカカシの手がナルトの後頭部に振り下ろされる。あまりの衝撃にナルトは地面に倒れ込んだ。 「う・・・あ・・・!」 「だけど現実ってこういうものだからさ」 地面でのたうつナルトを見てカカシが冷笑する。 「軍が動きました」 「ああ、わかってる」 部下の言葉にカカシは頷くと、ナルトを見た。 「こいつも連れてゆく」 「は、しかし・・・!」 慌てる部下を余所にカカシはナルトの顔を覗き込んだ。朦朧とする意識の中ナルトはカカシを見る。カカシの背後に光が見えた。 「お前は自分の存在を認めて欲しかっただけだろう?だったら証明して見せろよ。お前がいたってことを」 揺るぎない眼差し。力強い声。その時からカカシはナルトの絶対者になった。
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セリフとか言い回しは当然違うのですがだいたいこんな感じで。30男に向かって「捨てられた子犬のような目」とのたまわった指令はどーみても40回ってる凶悪面のおっさんですv最後股オヤジ(嫌いなのか、私よ・・・)の背の後光が見えたときは本気どうしようと思いました。まだやってる最中なのでこの後彼らがどうなるかはわかりませんが中佐やばそうです。おもしろそうだったらまた劇場やります(笑) しかしこの設定でカカナルやるとナルトの身が本気で心配です。めちゃくちゃいかがわしいことされてそうです。設定がゼノなので拘束薬は当たり前のように使われそうですし(偏見)
ゼノサーガをやるのですvv 何だか最近本当にカカナルサイト巡りしてなくってそろそろ禁断症状出そうなのですがそれでもゼノを!!今日こそおちび様を見るのです!!
昨日の日記、カカシが馬鹿だとさやかが嘆くので読み返したら本当に馬鹿でしたvでも私ナルト馬鹿なカカシ好きなので(笑)
自分の体調はその時何を口走っていたかを見ればよくわかりますが昨日はそうとうしんどかったようです(苦笑)誰に対して言い訳しているのでしょう。どう見ても自分に対して言い訳しているのですが。こんなものを読むはめになった皆様すみません(汗) 今回月のものが重くないのでラッキーvとか思ってたのですが、よくよく考えたら代わりに花粉症がひどくなっていたのですよ。大笑い。
久々にバカップルカカナル。一応前に書いた『風邪ひき』の続きです↓
***風邪ひき〜薬〜***
ナルトの熱が下がらない。 さすがに40度近い熱が一日続くと、カカシも呑気にしていられなくなる。 (やっぱり注射するか) 当人が目を覚ませば嫌がって暴れるのは目に見えているので、寝ているうちにすませることにする。カカシは忍具を置いている部屋に行くと、医療キッドを取り出した。中から新品の注射器と解熱薬を取り出す。 (起きるなよ〜) カカシはナルトの袖をめくると血管を探り当てた。脱脂綿にアルコールを染みこませてそこを消毒する。熱を奪われる感覚にぴくんとナルトが動いた。 「ん・・・!」 あ、やばい。カカシがそう思ったときにはナルトは目を覚ましていた。うっすらと開かれた目がカカシの手の中の物を見つけ一気に見開かれる。 「何してるんだってばよ!!」 まるで殺されかけていたかの如き勢いでナルトが起きあがる。何処にそんな元気があったのかとカカシは感心してしまった。 「何って・・・熱下がらないから注射しようとしただけだけど」 「いらない!寝てればそのうち治るってば!!」 カカシの答えにナルトが怒鳴る。ぜぇぜぇと荒い息をつくナルトにカカシはため息をついた。 「・・・・・下がらないから注射するんでしょうが」 「い・やーーーーーー!!」 力の限り叫んだナルトは、次の瞬間目眩を覚えて倒れ込んだ。それを受け止めカカシがため息をつく。 「仕方ないな。じゃあナルトおしり出して」 「・・・・・・・へ?」 「おしり、出して」 カカシの言葉にナルトが凍り付いた。真っ青になるナルトにカカシが大きめの薬を差し出す。 「熱冷まし用の座薬。よく効くんだぞ?」 ピィと音を立ててカカシが薬の袋を破った。ナルトが弱々しく首を振る。 「・・・い、いらない・・・」 「は?熱が下がらないんだぞ、ナルト。注射はいやなんだろう?」 「で、でもやだ・・・!」 じりじりとナルトが後ずさる。カカシは深々とため息をつくと、一気にナルトを抱き寄せた。 「なーに今更恥ずかしがってるんだか」 「ぎゃああああ!!」 「暴れない!ただでさえフラフラなんだからじっとしてなさい」 片手でナルトを抱きかかえ、カカシは半ば強引にナルトのパジャマを降ろした。臀部が外気に曝されナルトが悲鳴を上げる。 「やーーーー!!」 「はいはい、文句は治ってから聞いてやるから」 「ひっ!」 入り込んできた薬の感触に、ナルトが息を呑んだ。反射的にナルトの手がカカシの胸に縋りつく。 (・・・・・ん?) 胸元に感じた熱い吐息に、カカシはナルトの顔を見た。そして目を見開く。 今にも泣きそうな顔で、目を潤ませてナルトはカカシにしがみついていた。 「ま、まだぁ?」 そう言うナルトの吐息は熱の所為でかなり熱く、それが服の上からカカシをくすぐる。ぞくり、とカカシの背にしびれが走った。 (や、やばい・・・!!) 今まで気づかなかったが、これはかなりおいしい状況ではないだろうか。心臓が高鳴る。薬を押し込んでいた指をそのままナルトの中に進めれば、中は当然いつもより熱かった。 「うあ・・せんせぇっ」 ナルトがビクンと体を強ばらせる。その声にカカシの心拍が大きく乱れた。 (どうする!?このままやるか!?いや、でもナルトは今それどころじゃないし) 己の理性と戦ってるカカシの服を、ナルトが引っ張る。反射的にナルトを見れば、ナルトはすでに息も絶え絶えだった。 それはあくまで熱の所為であった。あったが。震える声でナルトが懇願する。 「・・・おね、がい・・・指ぬいて・・・・・」 下半身直撃のナルトの表情に、カカシの理性が吹き飛んだ。
ナルトの熱が下がらなかったのは言うまでもない。
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ダメダメカカシ。うちのカカシはエロの最中の方が余裕ありげです。 は〜、でもやっぱりバカップルは書いてて楽しいです。時々腹立ちますけどね(笑)
昨夜はちょこっと書くつもりだった「狐お化け」のが止まらず気が付けば就寝時間を過ぎてました。慌てて日記も書かずに寝たのですが、案の定今日は薬も効かず花粉にがんがんやられ職場で死んでました。今も死にかけです。せっかくなので昨日買いたものはちゃんと上げましたが。
↓は今日上げた「夜に想う」の最後のパートなのですが、肝心の「狐お化け」本編に九娘を全く出していないことに気付き一旦本編からはこの部分は省きました。日記読んでない方にはわかりにくいかなぁと思いまして(今更ですが) いや、何か自分で続けて読んでいまいちしっくり来なかっただけだったりもしますが(苦笑)ので「夜に想う」を読んでから読んでいただけるとうれしいです。
***夜に想うー花影ー***
窓から満月の光が煌々と射し込んでくる。夜、いつのもように火影が自室にて書類に目を通していると、覚えのある気配がした。 花に似た香が優しく漂う。肉体を失いながらもなお、彼女は香るのだ。火影は苦笑した。 「すまぬ、カカシまでナルトに押しつけてしまった」 そちらを振り向くこともなく火影が告げる。空気が揺れた。笑ったのだ。 (あの子自身が選んだこと。お主が気に病む必要がどこにあろう) 「だが他にやりようがあったかもしれん」 (そうか?心配すべきは別のことだと思うが。一年も先には別の意味でお主は頭を抱えることになろうよ) くく、とおかしそうに彼女が笑う。火影は嘆息した。 「ならば良いがな」 こんな、考えても詮無きことで頭を悩ますよりもずっと良い。半透明の手が背後から火影を抱きしめた。 (大丈夫) その手に触れることは敵わなかったが、それでも優しく火影を包み込む。 (大丈夫だよ) 優しく声が告げる。 (あの子は主が思うよりずっとたくましい。このワシが言うのだから間違いはないよ) ゆっくりと火影が息をついた。部屋には花にも似た彼女の香り。優しい声。もう、二度と触れることは敵わないけれど。 「そうだな」 それでも彼女という存在は確かにここに居て、ナルトと一緒になって自分を人に繋ぎ止めている。 「・・・・あの子はワシのことも守ってくれるらしい。仕方がない、それまで頑張るとしよう」 そう呟き、火影はゆっくりと目を閉じた。体中の全てで彼女を感じるために。
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う〜ん、やはり無くても本編には何の問題もないような(汗) 爺様が一人背負い込んでる部分があって、もちろんそれを抱えることが出来るから火影なんかやってられるんだろうけど、それでも辛そうだなあと思ったら自然に九娘婆様が出てこられました。本来この方の本編への出番は一片たりとてないはずでした。ええ! 「天遠」の方がストーリー上九娘が出てくることはないので爺様頑張って全部一人で処理なさいましたが(まあ影では出てこられましたが)、とうとう九娘が我慢できなかったようです(苦笑)勝手に出てきて爺様抱っこしてます。ラブってます。そんなに爺様が好きですか、九娘!! そのうち爺様と婆様編立ち上げます。そうしたら爺様の心情とかもう少しちゃんと書きたいです(書けるかどうかは別として)本編はカカシとナルトで手一杯でとても爺様の方まで回らないのです。うう、情けない・・・(泣)すみません、ややこしくって・・・。
すみません、限界です。寝ます。おやすみなさい。
仕事終わってからず〜とゼノサーガしてました。モモ救出作戦のボス戦はしんどかったです。股ぐら剣おやじめ!!
ひとまずゼノサーガは一旦始めると終われないのでただいま封印中。明日の夜は心おきなくやります!明日仕事じゃなければ猿のようにやるんですが。 ゼノギアスのイメージが強かったので画面回らないのが辛かったりします。というかあのゲームやって以降、どのゲームやっても自然と手が画面回そうとLR押しているのですが(苦笑)人の頭の上にのって回れないのは残念。でもU.M.Nシステムがおもしろいですvvあのウサギの凶悪なかわいさは何なのでしょう。ルキアが見たらさぞかし喜んでくれることでしょうに。ああ、それにしても早くモモを見たいです・・・。
我慢できずに書いてしまいました。前書いた「卯月の頃」の続きです。爺様と九娘。爺様に夢見すぎ。やりすぎました、はい。題は仮題です↓
***妻問い***
「桜が好きなのか?」 手を伸ばした先にあったのは金色の髪。その上に薄紅色の花びらが散る。 「美しいものは好きじゃ」 「散るものが好きなのか?」 命の最後のきらめき。長い年月を生きる妖は、それ故に散り行くものを愛おしむのだろうか。 「さて。ワシの同胞らには散らぬほうが良いと言う者もおるがな。散りゆくものを見るのはつらい。だが、散らぬ桜などつまらぬよ」 妖の答えに筧は妙に納得した。散らぬ桜を筧は見たことがなかったが、想像すると確かに今ひとつおもしろみがない。 指先に触れた妖の髪は冷たくすべらかで、髪と言うよりは絹糸を思い出させた。 「何じゃ?」 目を開けることなく妖が問う。筧は指先に捕らえた髪を玩びながら呆然と呟いた。 「わからない」 「わからない、とな。おかしな事を言う」 言って妖は起きあがった。笑った、様な気がした。長い髪はそれでも筧の中に収まって逃げようとはしなかった。 長いまつげを震わせ妖の目が開いた。朱金の瞳が現れ、筧を見つめる。瞳孔は獣のそれだ。数度ゆっくりと瞬きを繰り返した後、妖は軽くため息を漏らした。 「・・・やれやれ、まだ子供ではないか」 筧は確かにまだ子供だ。事実である以上怒ることもなく、筧は頷く。 「我が名は筧。失礼でなければ貴殿の名を問いたい」 筧の問いに驚いたように妖は目を丸くした。大妖であろうとも驚いたら目を丸くするのだと、いささか筧は感動した。 筧の問いかけに妖の周囲を取り囲む空気が変わった。 「何故我が名を問う?幼き者よ」 ゆらり、と妖の周囲で空気が渦を巻いた。朱金の瞳が血の色を増す。妖の名は力そのもの、おいそれと訪ねて良いものではない。 だが妖の発する気に押されることなく筧はそれに答えた。 「ワシはそなたを娶りたいと思った。それ故名を問うた。名を知らねば妻問いすらできぬ」 答えながら、やはりこの妖は美しいと筧は思った。先ほどまでの穏やかな時分も、今の本性の片鱗を表した姿も。なるほど、人を惑わすとは良くも言った物だ。 次の瞬間、妖の周囲の気が霧散した。 「・・・・・・・・は?」 しばらくして帰ってきた答えは非常に間抜けであった。筧は力強く頷いた。 「だから、そなたに惚れたと言っている」 「・・・・・・・・・・・」 妖が絶句した。指一つで町一つ消し去れるだろう大妖の、そのひどく人間くさい表情に (かわいい) と呑気に思える人間はそうは多くはなかろう。だが筧はその決して多くはない人間のうちの一人だった。 く、と妖が口元を歪めた。続いて爆笑する。 「はっはっは!!お主がワシに妻問いとな!これは然り、確かに名を知らねばできぬよ」 「・・・・・そんなに笑わずともよかろう。子供であろうとも恋ができぬワケではない」 「ははははは。確かにそうだな。いやいや、すまん。久々に愉快であった」 目に涙を浮かべて妖は爆笑した。むっとする筧に向かって妖が微笑む。 「我が名は九娘」 笑うと花が咲いたようだった。筧の心臓が音を立てて縮こまる。 「ワシを娶りたいと言ったな、小僧。ワシは己より弱い男になど興味はない。これが答えじゃ」 去ね、と言外に妖が告げた。だがその程度で筧は引こうとは思わなかった。 「ならばそなたよりも強くなれば考えてくれるのだな?」 筧の言葉にもう一度妖、九娘が目を見開く。呆れたように九娘はため息を漏らした。 「そなた・・・」 「どれほど長く生きようとも人の生は百年。だがそなたの生から言えばたかだか百年であろう。機会をくれないだろうか?」 筧の問いに九娘は筧を見た。逸らすことなく筧の視線が九娘を射抜く。そこに偽りも迷いもなかった。 「・・・・よかろう」 苦笑し、九娘は頷いた。最初に手招いたのは自分だ。ならば、最後まで引き受けるのが筋というものかも知れない。どちらにしても退屈は紛らわせそうだ。 「そうか」 安心したように筧が笑った。そうするとひどく子供っぽく見える。 (なんだ、年相応の顔もできるではないか) ずいぶん生意気な子供だとばかり思っていたが、案外根は素直なのかも知れない。内心勝手に納得する九娘の唇に何かが触れた。 「手つき金代わりだ」 呆然とする九娘を余所に、筧はニッと笑うと勢いよく起きあがった。 「他の者が騒ぎ出した。今日はこれにて失礼する」 いったい何が自分の唇に触れたのだろうと、答えの解りきっていることを九娘は何度も自問した。間違えるはずがない、ないのだが。 「・・・・・・待て、お主年はいくつだ?」 「この前十二になった。それがどうかしたか?」 十、二。すでに数えることなど無くなってしまったが、いったい今年で自分はいくつになっただろうか、と九娘は柄にもなく考えた。 「じゃあまたな」 呆然とする九娘を残して筧は走っていってしまった。 十二、と九娘が呟く。確かに子供だとは思ったが、それでも態度から少なくとも十代後半だと思っていたのだが。 「・・・・・・・はやまったか?」 何やら妙な予感がして九娘は己の唇を押さえた。そう言えば唇を奪われたなど初めての経験かも知れない。 「油断したわ」 わずかに頬を赤らめて九娘は唸った。 最近の子供は侮れぬ、と思いながら。
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こんな子供やですよ私!!本当は九つくらいにしたかったんですがさすがにそれはなかろうと思って十二歳。ナルトと同い年。手早いですね〜、爺様。
九娘(四桁)とカカシ(十二歳)のある日の会話。 「なぁ婆さん。爺さんの子供の頃ってどんなんだったんだ?」 「ん?そうじゃな。そなたが一番あの頃の筧に似ておるかな」 「・・・・・・!?」 「何故に驚く」 「今すぐオレの教育方針の転換を求める!!」 「・・・ワシが選んだ夫に何ぞ不満でもあるのか」
ってな親子(じゃないけど)漫才を早く書きたいです。この後頑張って爺様には婆様を落としていただかないといけませんね。 ・・・・・調子に乗りすぎました・・・・・すみません・・・・忘れたってください(でも頑張ったので消さない)
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