地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
買いました、ゼノサーガvv 戦闘システム等はゼノギアスやってたのでそれほど難しくはありませんでした。まだ序盤もいいところなのですが、やはりおもしろいですvvああ、もう設定が良い!!イベントが長いので少しずつしか進めませんが(泣)土曜にはいっぱいできるので今から待ち遠しいですv コスモスの戦闘終了後のセリフには笑いましたが。あれ誰がプログラムしたんでしょう。やっぱりシオン?? 本当は「ゼノサーガ発売おめでとう記念」と称して過去に書いたゼノギアス(めくってもめくってもシタフェイ)を上げようと計画していたのに何処ふく風でゲームしてました・・・。
でも今狐お化けも書きたいのですよ。昨日上げた話が複線やら裏設定やら張りすぎて訳解らなくなっているので。あれはいつ終わるのやら(遠い目)
なんかうまくまとまらないので今日は寝ます。 おやすみなさい。
狐お化けです。たまにはこんなのも↓
***覆水盆に返らず***
「だってばよ!」 今日も元気にナルトがしゃべる。目尻を下げつつそれを聞いていたカカシは一つ気になったことがあった。 「あのさ、ナルト。それ誰が使ってたの?」 「それ?」 「その「だってば」ってやつ」 女の子として厳しく(?)育てられている以上、ナルトの会話の基本は女言葉である。カカシと付き合うようになって男らしい(と言うより柄の悪い)言葉もだいぶ覚えたが、カカシはそんな言葉を使った記憶はなかった。 何だ、と言うようにナルトが十手持ちのポーズを決める。 「にーちゃってば知らないの?諭吉さんだってばよ!!」 「・・・・・そっか」 『諭吉さん』は大人気の『てやもんだ捕物帖』の主人公だ。言われてみれば彼は「だってば」を使う。五十すぎの渋み走った主人公は五十代六十代のご婦人方を魅了して止まない。年輩の方々に圧倒的指示を誇るご長寿番組を思い出し、カカシは遠くを見つめた。 「・・・しぶいね、ナルト・・・」 「?」 カカシの言葉にナルトは首を傾げた。
ナルトの乳母である菊はその昔主人公役の白鳥健次郎のおっかけをしていたという過去を持つ女性である。
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ええと、狐お化けにおけるナルトの言葉が統一されてないので何でかなあ、と考えたらこんなん出ました。菊バーさん実はミーハー。でも忍者のおっかけってやですね・・・。
昨日日記で「特に企画はやりません」とか言いつつ今日こっそり感謝企画作ったのは私です。もう他のものがあまりに上がらないのでせめてもと・・・すみません・・・一つ一つが短いので気を紛らわせるのにでもお使いいただければ(汗)甘甘ばかりですし。
今日はさすがにもうこちらまでは手が回らないので寝ます。昨日の日記の越前は間違っていて大笑いでした。越前ファンの方、申し訳ありません(汗)やはり私は素直に虐められる桃城を書いておくべきなのかもしれません。
明日はゼノサーガが出ます。やっほう!
一万打ありがとうございました!!まさか当人五桁にいくとは思ってなかったので非常にうれしいですvv7610打記念すらまだなので(汗)特に企画は考えておりませんが、本当にありがとうございますvv
なのに当人ダウン中です(泣) やられました。花粉です。とうとう病院行く羽目に。本人あまり気付いてなかったのですが体の方は限界だったらしく、正直に花粉に反応してくれました。咳止まらなくって泣きそうでした。ひとまず寝れば大抵のことから回復できるので本日は一日眠ることに。そして会社に届け出を出す際間違って小此木の名前で出してしまい大慌て(泣)よかった、署名はちゃんと会社用のつけてて。
本日は二本立て。書かずにはいられない現在の状況。はい、例のものは思いっきりつまっております(泣)
たまには桃城のこと好きなかわいらしい越前。んが、かわいらしい越前って越前なのでしょうか(汗)一応この前の続きです↓
***バレンタインデー***
「え〜っ。やっぱり私は桃城先輩かな」 不意に聞こえた名前に越前は足を止めた。見れば女の子が三人固まって雑誌を覗き込んでいる。 「だってすごい大事にしてもらえそうじゃない?大石先輩もいいけど、いい人すぎるし」 「それなら手塚先輩だって大事にしてくれるわよ!!絶対!!手塚先輩!!」 見ている雑誌はやたらと派手な少女向け雑誌。そういえばもうじきバレンタインだ。青学テニス部はこの日チョコレートの匂いで満たされるのだと言う。 「決めた!やっぱり私桃城先輩にチョコあげる!!」 三人の中の一番かわいい子がガッツポーズで宣言する。思わず越前はムッとした。 (別にいいけど) 桃城と自分が付き合っているのは別に公言していることではないし、わざわざ言いふらす事でもない。だが、だが。 「・・・・むかつく」 恋人のいる男に告白しようと言うのか。何やら非常にむかついてきた越前は、きびすを返してその場を返した。 部室に入るとすでに桃城他数人が来ていた。 「よ、どうした。ふくれっ面して」 越前に気付き、桃城が顔を上げる。ぺしぺし、と自分の頭を叩く桃城を、じっと越前は見上げた。 「・・・どうした?」 見つめられて桃城が思わず頬を赤らめる。 (別に顔は悪くない、とは思うけど・・・・) それでも手塚や不二に比べればどうしたって劣るし、性格だってがさつだ。何がそんなに良いのかわからない。 「先輩」 「な、なんだ?」 「チョコ、貰うんです?」 何やら機嫌の悪い越前に桃城が目を瞬く。チョコ、と言われ首を傾げる桃城に越前はイライラと言葉を繋げた。 「チョコ。バレンタインの」 「あ、ああ」 桃城は合点が言ったのか、笑顔になった。そして照れくさそうに頭を掻く。 「そりゃ、貰えるもんなら喜んでもらうさ」 うれしそうに言われ、越前の何かが切れた。 「・・・・・ばーか」 ひゅおおおおおおおおおお。 ブリザードが部室に引き荒れた。 そしてこの日から桃城の苦悩の日々が始まったのである。
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・・・・・かわいい越前???
ちなみに小此木さん今週号まだ読んでません。何だか手に取ることさえできずにいますが内容話に聞いてまあそれもありかな、と。でもブリーチとアンナちゃん読みたい・・・。 カカシファンは読んじゃダメです第二弾。ダメダメカカシ老夫婦を敵に回す↓
***お年寄りは大切に****
「ナルトが口聞いてくれなくった・・・・・・・」 見るも無惨なカカシの有様に、金髪美少女(若作り)は絶句した。 「・・・・・・・で?」 やっとで九娘はそう先をうながした。カカシは今にも死にそうな風情でぼそぼそと答える。 「・・・・や、何かもう・・・・そばにもよらせて貰えないし近づいても完璧無視だし唯一の会話はサスケに関することだけだし何かもうどうしたらいいか」 「嫌われたんじゃろう」 すばり、と隣にいた火影が突っ込む。カカシの魂が彼岸へと旅立ちかけた。 「ええいしっかりせんか!!そんなことでは益々嫌われるぞ!!」 あまりの情けなさに九娘が怒鳴りつける。頭を抱える九娘にカカシは泣きついた。 「もうイヤだ。こんな里抜けてやる。ナルトを連れてどこか遠くへ行くんだ」 「・・・・あのな・・・・・・・お主ほんっとうに情けないの・・・・・」 「情緒不安定か。いい精神科医を紹介してやろう」 ふむ、と火影が呟く。九娘が火影を睨みつけた。 「これ以上追いつめるでない!ただでさえうっとおしいのだぞ。一応こんなのでもナルトの元恋人、殺すのはまずかろう」 「安心せい、これ以上うっとおしくなりようがないわ。どうでも良いが抜けるのなら一人で抜けよ。ああ、なんならサスケも連れて行ってよいぞ」 好き放題言う老夫婦にカカシのわずかに残った精神が粉砕される。再び彼岸に旅だったカカシの魂を九娘と火影は呑気に見送った。 「さすがのナルトも今回は我慢ならなんだか」 「内におるとナルトの心の内がようわかってのう。あれはもう怒っているとかそういう段階ではなく完全に見切りを付けたな」 「三行半か」 「三行半じゃろう」 老夫婦の声援を受けてカカシは素晴らしい速度で彼岸へと渡りきった。にっこり、と微笑んで九娘がとどめを刺す。ナルトの声で。 「ばいばい、だってばよ先生」 カカシは完全にあちらの住人となった。 老夫婦を敵に回すと痛い目を見るという話。
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あいたたた。ナルトを泣かせると老夫婦の怒りを買います。要注意。さすがにカカシファンに殺されるかもしれないと思う今日この頃。 言っておきますが小此木はカカシ好きですよ。そうじゃなきゃ誰がナルトを渡すものですか!!
あああああああ、週明けに「狐お化け更新します」とか言っておきながら更新できませんでした!!すみません!!話が書き終わらなかった以上どう考えても更新できるはずもないのです(泣) 何とか明後日までには上げたいと思います。予告して出来なかった以上、上げるまではゼノサーガ禁止で頑張ります。どこまでも〆切がないと動かないダメ人間小此木・・・誰かケツに火を付けてやって下さい(泣) そして〆切守ることも大事だけどただでさえ低いクオリティを何とか上昇させないと。千里の道も一歩からと申します。例えミクロンオーダーでもそれがダメならオングストロングオーダーでも良いので頑張って書きます。
それにしてもやっとで怒濤の一月二月が終わりそうです。なのに次の〆切がすぐそこに。その他に四月に出そうとしてういる本の予定を立ててちゃぶ台ひっくり返しそうになりました。無謀すぎます、小此木さん。何で無理とわかって三冊も新刊予定立てるのでしょう。 そしてそれだけ無謀な計画立てておいて肝心のイベント申し込みしてないとは・・(汗)〆切はちゃんと確認しましょう、私!!五月はもう無理ですが何とか四月には潜り込めますように!!祈りつつ明日急いで出しに行きます。
ちょっと明日は早出なので今日はこれにて。 こんな所のへちょい一発書きでも読んで下さっている方々が居てくださるので、本館が更新止まってる分なるべく日記のSSは書くようにしたいと思っています。読んで下さる方々、本当にありがとうございます。おかげさまで何とか続けております。これからもよろしくお願いいたします。
ただいま楽しげに眠いです(笑)非常にテンション上がってます。だって寝不足なんてなんのその、この2日間すこぶる楽しかったんですもの!!ありがとう、ひよさん!!愛してるわ!!(こんな所で告白)最後にカカナル対談をしたためテンションはピークに。小此木さんテンションあがりすぎてやばい人になってました(汗)興奮しすぎですよ、おじさん!!と自分突っ込み。
あやや、頭動きませぬ。今にも寝そうです。あ、PS2買いました!ゼノサーガのためなのですが天誅忍凱旋に激しく引かれてます。アクション出来ないくせに・・・。そしてCoccoのDVD見てうっとりと。彼女の歌は大好きです。そしてその大好きな歌を使って素敵企画本を・・・ふふ。忙しいから無理かなあ、と思ってたんですが言ってみる物ですvvああ、忘れずに四月のインテ申し込まなくてはなりません。楽しみ〜〜vv
おとといの続きはどうしたと言われそうですが、ただいま頭がカカナルモードなので(笑)ナルトにメロってるカカシ↓
***甘えん坊***
任務が終わり太陽が落ちて空気の匂いが変わると、カカシはいつでもナルトに「お願い」をする。 「ね〜ナルト。今日は抱っこさせて」 ナルトは抱っこされるのが好きだ。もちろん当人は隠そうとしているが、その表情や体の力の入る方で喜んでいることくらいすぐにわかる。 「せんせーって子供みたいだってば」 カカシの胸に背中を預けナルトが言う。耳がほんのりと赤くなっていることや、声がうれしそうに上づっている事など本人は気付いていないのだろう。 「いいでしょ、別に。オレはお前と違ってちっちゃい頃から大人だったから、今子供を満喫してるの」 「オレだって大人だってば!!」 カカシの言葉にナルトが怒って怒鳴る。それでも振り向かないのはナルト自身自分の頬が熱いことに気付いているからだろうか。 カカシは小さく笑うとナルトを抱きしめる腕に力を込めた。 「だからいっぱい甘えさせてよ、ナルト」 いっぱい甘えてよ、ナルト。 言葉の裏に本当の言葉を隠し、カカシは囁く。この不器用な子供は甘えると言うことは許されないのだと思いこんでいる。カカシにはそれがとても残念で、とても愛おしくもあった。 「しょーがないってば。オレってば大人だから、先生の我が儘くらいいくらでもきいてやるってば」 わずかに吐息をもらし、ナルトがうれしそうに答える。吹き出しそうになるのを喉で押し殺して、カカシはナルトの頭を撫でた。 「ありがと」 別にナルトに感謝して欲しいとは思わない。ただ、カカシがナルトに甘えて欲しいと思うだけだ。それでナルトが喜んでくれればうれしいのだから、またずいぶんと惚れ込んだものだとカカシ自身苦笑してしまう。 「好きだよ、ナルト」 小さな体を抱きしめ何度も囁く。ナルトが理解してくれるまで、ずっとこうやって囁き続けるのだろう。 「好きだよ」 唐突にナルトが振り向いた。今までにない展開にカカシが少し驚く。 「・・・・オレの方がもっといっぱい先生の事好きだってば!」 真っ赤になってナルトが怒鳴った。目を見開くカカシをナルトが睨みつける。 「だから!先生はもっとオレに甘えていいの!!」 それだけ叫ぶとナルトは有無を言わせずカカシの胸に顔を埋めた。うなじまで真っ赤に染めて何やらブツブツ呟く。カカシが破顔した。 「ね、ナルト。キスしてい〜い?」 「勝手にしろってば!!」 カカシの問いにナルトが怒鳴りつける。カカシは笑うと、お言葉に甘えるべくナルトの顔を上げさせた。
*****
あはははは、何故に私の書くカカシはこうなのか。本当にナルトにメロメロですね!ナルトもカカシにメロメロですね!バカップルめv(泣笑)
| 2002年02月22日(金) |
終わってはみたけれど |
バレンタインデーキッス一応終わりました。まだ直しとか編集とか色々ありますが。んが、これ世に出していいんでしょうか・・・あまりの出来映えに遠い目をしてしまいましたv 蜜月の時もどうしようか思いましたが・・・これはひどい・・・ひとまず当初の目的「甘!!(怒)」は何とか守れたようです(苦笑) 小此木はナルトの幸せを追求しているはずなのに何故こうもカカシさんが幸せな目にあっているのか。いまいち解せませぬ。はい、今回もカカシさんが非常に楽しそうです。いい目にあってます。ジェラシ〜(本気ですよ、この人)ひとまず相方の描いてくれたクリームナルナル(頭から生クリーム被ったナルト)が非常にうまそうなので恥を忍んで刷ってみますが。
まあたまには別のモノを。テニプリで桃リョもどき↓
***バレンタインデーキッス***
桃城は憂鬱だった。悩んでいた。原因は当然年下のかわいくって仕方ない(と桃城が一人で思っている)越前である。 「・・・なんか・・・機嫌悪いんっすよね・・・」 深々と桃城がため息をついた。だがそれに同情する者はここには居ない。青学テニス部の数少ない良心、部長・副部長はただいま会議でお出かけ中であった。 不二が興味津々、といった風に桃城に問う。 「身に覚えはないわけ?」 「いや、本当に何にも。何か昨日から急に機嫌悪くなっちまって」 「何かあるはずだよ。思いだしなよ。僕、君らが一年続く方に賭けてるんだからね。負けたら掛け金全額返して貰うよ?」 「・・・・・・・頑張ります」 不二は本気だ。桃城は更に落ち込んだ。恐怖の乾メモをめくっていた乾がパタン、とノートを閉じた。納得、と言わんばかりに大きく頷く。 「気にするな、桃城。あの日だ」 瞬間、沈黙が場を支配した。 「ダメだよ、乾。洒落になってないじゃないか」 「いくらおチビとは言え、それはないだろ」 「ふむ、冗談としてはおもしろいと思ったのだが」 (冗談だったのか!?) 楽しそうに乾に突っ込む三年生とは対照的に、桃城と海棠が心の中で叫ぶ。 結局、この日桃城の悩みが解決されることはなかった。
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すみません、青学レギュラーの名前が全部わからず途中で諦めました・・。そもそもあのメンバーに相談する時点で終わりなので桃城が馬鹿なのです。馬鹿な攻は好きですよ。そんで嫁にメロメロなやつが。かっこよい攻も大好きなんですが未だに自分では書けません(汗) つーかリョーマはどこに・・・。
| 2002年02月21日(木) |
オレの屍を越えて行け |
たった今打った物全て消しました・・・何度同じミスを繰り返せば私は飽きるのでしょうか・・・
ゲームをしたいです。最近やってないので。四川省とマインスイーパーは馬鹿みたいにしてるのですが。
そして塩こしょうをどこにしまったのかわからず味のうすいチャーハンを作りました。料理をするときは道具をそろえてからするべきだと思いました。
己の愚かさに久々に色々と自己嫌悪。いや、原稿じゃなく。何故こうも容易く人を傷つける発言をしてしまうのか。色々と。ネットやってる上で出来ていないことが多すぎますね。反省。そしてこればかりは学習しないと。
原稿は・・・どうなんでしょう。諦めるのはいやなのでHPの更新はしばらく置いて置いて原稿します。すみません。なるべく日誌で短いの書き散らかしては行きますが。週明けには「狐お化け」更新予定です。もう宣言しないとやらないので宣言します。
****寒い夜だから****
「うおおおおお!!」 盛大な叫び声を上げてナルトが家の中に飛び込む。その後ろでドアを閉めながらカカシがため息をついた。 「お前ね〜、大げさなんだよ」 「だってさ、寒いんだってば!」 ブルブル震えながらナルトがストーブの前にしゃがみ込む。 「う〜、こんなに寒いんじゃさ体なんてうごかないっツーの」 震える手でナルトがマッチをするが、なかなかうまくいかない。カカシは苦笑するとストーブに指を近づけた。 「はい」 そう言うと指先から小さな炎が出て火がつく。むっとしてナルトがカカシを睨めば、カカシはニヤリと笑った。 「これくらい出来るようになりなさいね」 そう言ってポンポンとナルトの頭をたたく。ナルトは頬を膨らませた。 「むやみに術を使っちゃだめなんだってば」 「そうだね〜。お前みたいに術の制御できないやつはそうだな」 カカシは飄々と笑うとナルトの後ろに座り込んだ。ナルトが思わず身を引く。 「せ、せんせー?」 引きつった笑いを浮かべるナルトにカカシはニヤリと笑った。そして当然の如く後ろからナルトを膝の上に抱き上げる。 「はい、ナルトはここね」 「う、うわぁぁぁぁ!!」 「こらこら、ストーブの前で暴れないの」 真っ赤になって暴れるナルトにカカシが眉をひそめた。だって、とナルトが口ごもる。 「こうしたらお前も暖かいし、オレだって暖かいでしょ?ストーブの前陣取ってるんだからこれくらいしてよ」 ね、とカカシがナルトの耳元で囁く。一瞬ナルトは頬を緩め、それから慌てて頬を膨らませた。 「・・・・仕方ないってば」 そう言ってカカシから視線を反らす。反射的にむけられたうなじも耳も真っ赤で、そっとカカシは微笑んだ。 「寒いから我慢してよ」 「しょうがないってば!オレってば優しいからさ」 わざと不機嫌そうな声を出すナルトに、カカシがクスクスと笑う。前に回されたカカシの腕は放さないと言うようにしっかりとナルトに捕まえられていた。
寒い夜は二人で一緒にいましょう?
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吐血!!うわ〜、まじでだめだめですね!ただでさえダメダメな文が!!
引っ越し終わりました〜。といっても新居の方はまだちらかっているのですが(汗)幸い今日は一日お休みを頂けたので手続きに追われていたのですが、外は寒かったです。結局午後はず〜と外を走り回ってました。風邪をひきかけなので気をつけねばなりません。というか寒気がして鼻が出ていると言うことはすでに引いているのでせうか??
すみません、更新は明日です。明日には何か・・・できるのかな(汗)ひとまず今週末のイベントに向けてバレンタインデーキッスも書かねばなりません。いつもいつもぎりぎりの己の人生が愉快です。前回の反省は何処へ。おそらく宇宙の塵と化したのでしょう(開き直り)
あ〜、もうすっかりブリーチとマンキン(というかアンナちゃん)に心奪われておりますよ。一護父かっこいい!!(オヤジか!!)
来週末にはゼノサーガが出ます。ああ、楽しみ〜〜vv
私信:母に捧げるカカしはあえなく挫折・・・・ふがいない父を許せ。
明日にはさすがに小僧もなおさないといけません。のでしばらくネット落ちです。電話回線火曜にならないとつながらないし(泣)いっそADSLつけようかなあと考えています。問題は小僧がそれに耐えきるかです・・・。 ところで「なおす」って片づける、って意味なんですが方言なんですよね??大学時代バイト先で後輩に「これなおしといて」って言って困らせた経験があります。
ただいま現実逃避中ですv間に合うのか、私!! 7610記念もまだなのですよ。あう〜(泣)
ほのぼの↓
***お引っ越し***
「ナルト、荷物これで全部?」 段ボールを抱え上げサクラが問う。うん、とナルトが頷いた。 「ありがとうってば、サクラちゃん」 「どーいたしまして。それにしても」 くるり、とサクラは台車に積まれた荷物を見た。 「・・・あんた、荷物少ないわよね・・・」 台車の上には段ボールが五個のみ。いくらなんでも引っ越しの荷物にしては少なすぎやしないだろうか。 「先生んちに家具全部あるし、細かい物はもう運んでるから」 「そりゃそうだけど」 う〜んとサクラが唸る。ナルトの引っ越し先はカカシの家。すでに半同棲生活が長いため、ナルトが普段必要とするものは全てあちらにある。ナルト用の家財道具もすでにそろっているから驚きだ。 「あんたホントに愛されてるわね〜」 呆れたようなサクラの声にナルトが真っ赤になる。カカシがナルトに合う物をどんどん買ってくるため、ナルトが持っていかなければならないものはないと言っても過言ではない。 「おい、家の中のものは置いていて良いのか?」 家の中からサスケが顔を出す。ナルトは大きく頷いた。 「この家壊すときに一緒に壊してくれるってば。大丈夫」 ナルトが暮らしたアパートはすでに取り壊されることが決まっている。元々ナルトしか住んでいなかった上、老朽化が目立っていたので思い切って新地にすると言うことだ。そう、火影が教えてくれた。 「じゃ、行きますか」 はりきってサクラが声をかける。本日のカカシ第7班の任務はナルトのお引っ越し。急な任務で手伝いができなくなったカカシが依頼者だ。 去り際ナルトは家を見上げた。色々な感情がこみ上げてくる。 「・・・・・」 狭い薄汚いアパート。長い間、ここで一人暮らしてきた。 「ナルト、行くわよ」 サクラが呼ぶ。ナルトは慌てて二人の後を追った。 「わかったってば!」 元気良く答えてアパートに背を向ける。 もう、ここには戻らない。一人暗い中泣いていた場所には帰らない。 「しゅっぱーつ!!」 ばいばい、と心の中で小さくナルトは呟いた。 今まで守ってくれてありがとう、と。 二度とは帰らない場所に向かって。
*********
ナルト遂にカカシ宅に嫁入り。違う、お引っ越しです。ナルトって必要な荷物は少なそうだなと。捨てていくような物はいっぱい持ってそうだけど。 でも小此木の所の二人はすでに同棲生活長いので作中にあるように今更なんですが。 何にせよナルトが幸せなら良いのですよ、私は。
空気の見えるような話を書きたいのです。光とか熱とか。憧れであり目標ですね。
9000hit行きました!!ありがとうございますvv これからもよろしくお願いします。
職場の面々にチョコを買ったところ結構な額に。やはり自分が食べたいと思う物を選んでいったのがまずいのでしょうか。どうせ横から取るからおいしいものをと思ってしまって・・・。
こう、楽しげ〜に頭が爛れているのですが気が付くと人に言えないことになってます。どろんぱの続きもどうにかしたいし(ええ、あれはまだ続くんですよ・・・サスケに頑張って貰わないと!)狐お化けも書きたいしエロも書きたいです。書きたい物だらけ。早く引っ越し終わってくれ!!(逆切れ)
あまりにもオリジナル設定の親世代が書きたくなって嘘予告を書き始めたのですが到底終わりそうもありませんでした(死)思いっきり大蛇丸さん物語に。好きなのか、私!?好きなのか、あのオカマさんが!! でも親世代はみんな個性強いので大蛇丸さん以外とまともな人に。あやあや。そらカカシの性格も歪みます。
筧っていうのは爺様です↓
**卯月の頃**
ひらひらと薄紅色の花びらが舞う。その下に金色の生き物が横たわっていた。 「昼寝か?」 声をかければ相手は不愉快な顔をするでもなく、目を閉じたまま応えた。 「歌を聴いておる。お主も聞くか?」 そう言って招き寄せられる。相手は妖、それもかなり力が強いと簡単にしれたが、だがその誘惑には逆らいきれず筧は妖の隣に寝ころんだ。 頭の上にサクラの花びらがひらひらと散ってくる。 「美しいな」 思わず呟き、筧は目を閉じた。衣擦れにも似た花ビラの散る音がする。 (・・・・・ああ) 瞼の裏にうっすらとチャクラが写る。散り行く花の、最期の命。 (なんて美しい・・・) 耳をすませば花が散る音の他にも別の音がする。遠くで鳴る風の音。樹の中を巡る水の音。大地を走る亀裂。息をひそめる動物たちのささやき。 そして心の音。 筧は目を開くと隣を見た。妖は目を瞑り、かすかな歌声に耳を傾けている。 白い面に薄紅色の花びらが舞い落ちては滑り落ちた。伏せられた睫は金、地に広がる長い髪も金。 「・・・・・・・」 妖は、美しかった。そう造作よりも何よりもその身に纏う空気が。
ひらひらと花びらが舞う。その下で眠るのは金色の魔物。美しい魔物。 誘惑にのってはならなかったのだ。
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爺様一目惚れ編。かーなーりー短縮。本当はもっと長いです。ひとまず嘘予告まで。
いや、題に深い意味はないですが日記を書く毎、掲示板にカキコする毎に落ちるというのはどういうことなのでしょうか、小僧さん(微笑) ・・・勘弁したって下さい・・・・・どこがイヤなんですか・・・・・私が新型iMacにうつつを抜かしていたせいですか。 あんなのいや〜とかいいつつまんまと策略にはまりそうで怖いです。感想は『ぼて』もしくは『頭に花の咲いたハンプティダンプティ(頭のみ)』なんですが。決してかわいいとも格好良いとも思わないのですが(iMacの時は「転がしてぇ」でした)なにげに気になります。うう。
昨日のオンリー、本を買うことと読むことに夢中で挨拶回りに行ってませんでしたvアホだ、私・・・。あれほど今日こそ皆様とお近づきになるのだ!!とか思ってくせに・・・アホです(後悔)
そして引っ越しがあるというのにしつこく2/24にバレンタイン本を出そうとしている小此木は正真正銘の馬鹿です。
書いてる最中にIEが落ちて全部消えました・・・頼みますよ、小僧さん!!真面目にあなた最近変ですよ!! リベンジ。バレンタインデーキッスの前振り↓
***悩み相談室***
ナルトは悩んでいた。とにもかくにも悩んでいた。 「・・・どうしたのよ、ナルト」 あまりにため息をつくナルトにサクラが心配そうに声をかける。優しいサクラの声に、ナルトの目に涙が浮かんだ。 「サクラちゃん・・・・」 (う、やばい!!) 慌ててサクラは周囲を見渡した。そこに担当教官ともう一人の仲間の姿はない。 「サクラちゃん〜〜!!」 ぎゅう、と力一杯ナルトに抱きつかれてサクラは遠い目をした。 (よかった・・・あの二人居なくって) 居たら今頃面倒な事になっていただろう。泣くナルトの肩を掴んで引き離し、サクラが問う。 「で、なに?」 「あの、さ・・・」 「ん?」 「・・・・・大人の人を気持ちよくさせるにはどうしたらいいってばよ・・・・・・」 「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 潤んだ大きな青い瞳、震える肩、か細い声。サクラでさえ蹌踉めくほど、その姿はかわいらしく色っぽかった。 (ほんっっとに今ここにあの二人が居なくてよかったわ・・・・・・いや、というよりも!) 「何?カカシ先生たたないの?」 「!!」 さらりと言われた言葉にナルトが凍り付く。そんなわけないわよね〜、とサクラは一人呟いた。 「あの変態精力魔人のことだもの。逆でしょ?何回やっても満足してくれなくって一晩中寝させてもらえない!」 「違う!先生はちゃんとオレのこと気遣ってくれるってば!!・・・・ってサクラちゃんカカシ先生のこと嫌いだってばよ・・・・?」 「いや、まぁそれはおいといて。じゃなんなのよ?」 サクラの詰問にナルトは口ごもった。真っ赤になって小さな声で呟く。 「・・・・なんかさ、オレってばいっつもしてもらってばっかりなんだってば」 「ふ〜ん、それで?」 「で、でさ、オレもたまにはちゃんと先生のこと気持ちよくしてあげたいんだってば」 オレってばさ、いっつも自分の事で手一杯だから。 そう言って恥ずかしそうに俯くナルトに、サクラはため息をつく気力すらなかった。 「あほくさ」 「さ、さくらちゃん!!」 きびすを返してさっさと帰ろうとしたサクラにナルトが縋る。サクラの拳骨がナルトの頭に落ちた。 「そんくらい自分で考えなさいよ!何が悲しくってこの年で夜の相談受けなきゃいけないわけ!?」 「だ、だってサクラちゃん一番頭いいってば!!それにくの一クラスじゃそういうことも教えるって聞いた!!」 ナルトの言葉にサクラが返事に詰まる。確かにくの一クラスでは男の喜ばせ方も教わる。教わるが。 ナルトの縋るような眼差しにサクラはため息をついた。結局の所サクラもナルトには甘いのだ。 「・・・あのね、ナルト。カカシ先生にこう言って聞きなさい」 たぶん、カカシはこちらの方が喜ぶだろう。下手に知識を付けて疑われても面倒だ。 「あのね・・・」 サクラの言葉に、真剣にナルトは聞き入った。
そしてその日の夜 「カカシ先生、先生のして欲しいことを教えて欲しいってば!」 ナルトのかわいらしいお願いに、意気揚々と指導するカカシが居た。
******
・・・・・・というような話を書きます。ええ、エロです。しかも甘甘。がふっっ!!馬鹿だよ、私・・・(ふるふる)でもまだ冒頭しか書いてないの変更になる可能性も有りですが。今鬼畜エロを書きたい気分なですし。 予定ではカカシさん大満足本になります。何故に・・・でもバレンタインだしやはりここは甘く!
行ってきました、カカナル・イルナルオンリー!!楽しかったですvv 本を買ってくださった方々、小此木と遊んでくださった方々ありがとうございましたvv マイハニー・さやかに売り子をおしつけ開始早々買いに走っていたのは私です。ちったあ働けと怒られました。全く何の役にも立ってませんでした(本当に)。最後何故か桃リョ打ってるし(苦笑)そして終了後は早々に帰宅。もっと遊びたかったけどさすがにそれは無理でした。ああ、もっとカカナルトークしたかったようっ(泣) 結構な量の本も買ってウハウハだったはずなのに贅沢な小此木は「足りない!!」とほざいて相方に呆れられました。が、どうもそれは空腹が原因だったらしく腹が満たされたら満足して悦にひたっとりました。小此木さん、食欲と本読みたい欲が同じ所にあるようです・・・。
そして今現在眠くて仕方ないので寝ます。最近こればっかりじゃないか、自分!!しっかりしろ!!明日は、明日こそは新居の掃除に!!
そういや蜜月の出来上がりを見たのですが何だかあまりの馬鹿ッぷりに涙が出そうでした・・・あの裏表紙は・・・あの中表紙は・・・馬鹿だ・・・
やっとで夏カカシの製本終わりました!!今から準備して名古屋駅行って新幹線のります!!明日はオンリーです!いっぱいカカナル本買えるといいな♪ 風乃がトークするだけで済むようにペーパー作ってくれたのですが終わってまっせんvたかだか500字程度のトークに何を手間取っているのか・・・。ごめん、風乃・・・。
嘘予告〜。書くとしたら頑張ってシリーズですが何が悲しくってカカシの八つ当たりにナルトを会わせねばいかんのかいまいち解せないので(おい)書くかは微妙ですv自己満足と対極ですな・・・↓
****身勝手な恋***
苛々する。 アスマの生徒と楽しげに会話を交わすナルトを見ながらカカシはわずかに眉をひそめた。 苛々する。 そりゃナルトの頼みを最初に断ったのは自分だし、その時言った言葉にナルトが傷ついたのも知っている。1ヶ月もの間姿をくらませていたのも自分だ。だが、だからと言ってここまできれいに無視しなくて良いではないか。 「オレもお前と戦いたいってば」 挑戦的な瞳でサスケに笑いかける。ゾクゾクするほど色っぽいその表情。お前今サスケが何思ったかわかってるわけ?お前は知らないだろうけどそいつはお前のこと好きなんだよ? 「カカシ先生」 いつもみたいにさ、オレの名前呼んで駆け寄ってきてよ。まっすぐにオレの所に来てよ。 競技場を出るためにナルトが出口へと向かう。くるりと向けられた背はあからさまにカカシを拒絶していた。シカマルが気まずそうに軽く頭を下げその後についていく。 「・・・・・あ〜あ」 思わず溜息が漏れた。胸には大きな喪失感と、それをうめるだけの苛立ち。 「振られましたね」 くく、と小さく顔見知りの中忍が笑う。それに剣呑な視線を向けて黙らせると、カカシはもう一度呟いた。 「あ〜あ」 ナルトが自分を見ない。それどころか他の奴と仲良さそうにしている。 胸を焦がすのは苛立ち。 「馬鹿だね、お前」 オレを無視するってことがどういうことだかわかってんの?
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鬼畜カカシ〜。この後は当然あれです(死)最近カカシさんをひどい目にしか遭わせてないので久々に。でも書いていて非常に腹立ちましたv本気身勝手ですよ、このカカシさん・・・。つーか小此木さん、風影と大蛇丸の陰謀とか考えてないですね(笑)
今週号読みました。 ナルトがカカシを全く見ていないことに恐怖を覚えました。中忍試験の時でさえうれしそうに名前呼んでたのに・・・。やばいよ、カカシ!!早く謝れ!!(ブルブル) サスケの髪伸びてましたね。切れ。彼に関してはそれしか。 しかしナルトかわいいなぁvvでもあれサスケ一人色々考えてナルトは本気で勝負のことだけ言ってそう(笑)いや、ほら、所詮小此木カカナラーですし。 でもシカナル良いですね〜。シカマルの忍ぶ恋!!・・・って結局カカナルベースですかい・・・ダメなのですか、小此木さん・・・これだけされてもまだダメですか・・・はは・・・(泣笑) 来週号は洒落にならないことが起こると困るのでまた他人の反応見てから読みます。まじでカカナル書けなくなる・・・爺様・・・
眠いですv(寝ろ)
イルカとカカシの対話書いてたんですが真面目にうちの二人互いが嫌いな模様です。
ふと↓
***君の手***
たぶん、それはそんなに小難しい理由ではなくて。 味方はかなり増えたけど、ナルトに対する里人の迫害がまだ続いているとか。 上層部の中に自分とナルトを引き離そうとする声があるとか。 さらに強くなりすぎたカカシ自身に対する危惧の声とか。 そういった未来に対する怒りや不安などではなくて。 ただ、小さな手が自分の手をしっかりと握っていてくれて。 そうやって二人並んで見た夕日がひどくきれいだったという、ただそれだけのこと。 「あのさ、ナルト」 手に力を入れて呼びかければ、何?と言うようにナルトが顔を上げる。 「夕日はきれいなものなんだね。すごい赤」 そう思ったので素直に言ったら、ナルトは小さく噴出した。 「当たり前だってばよ。センセーってば知らなかったの?」 からかわれたと思ったのか、おかしそうに言われたその言葉に、カカシはただ黙って微笑む。 だって本当にきれいだと思った。 今まで何度見てきたかわからない景色。初めてきれいだと思った。 ・・・ああ、夕日とはこんなにも紅いものなのだ。 「もっと色んな物見たいな・・・」 きっと自分はこうやって色んな物を見逃してきたのだろう。世界は広いから他にも美しいものはあったろうに、それに気付かずにただ過ぎ去ってきたのだろうか。 そう考えるとひどくもったいないような気がしてきた。 「ナルト、世界を見に行かない?」 いつのまにか自分の胸の辺りまで成長した頭を見下ろして問う。ナルトは目を丸くした。 「はあ?なに言ってんだってばよ。世界ってどこ行くんだってば」 呆れた様に言うナルトに、カカシはにっこりと微笑んだ。 「世界は世界だよ。世界中、どこにでも。きっと楽しいよ」 何か言おうとして、ナルトは泣きそうな顔をした。泣きそうなのに無理に笑おうとするから変な顔になる。潤んだ瞳が夕日を反射して光った。 「夕日、きれいだってば・・・」 カカシは微笑んで繋いだ手に力を込めた。痛いほど強く握られたが、ナルトは何も言わなかった。変わりに精一杯の力を込めて握り返す。 「・・・・・オレは重いってばよ」 「うん、知ってる」 「途中でイヤになって離すって言っても許さないってば。それでもいい?」 「お、生意気。それはこっちの科白」 ひとしきりどつきあって、やがて二人は顔を見合わせ微笑んだ。 「それじゃ行きますか」 手をつないで二人何処までも。
小難しい理由などいくらでもあった。 捨てたくない物もたくさんあった。 それでも、ただ。 繋いだ手は温かく触れる鼓動は優しく。 そうやって二人一緒に見た世界は泣きたいほどに美しかったのだ。
二人、生きていた。
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文章になってない気が・・・(汗)いや、いつものことですが・・・。 生きているのは幸せになるためだと私は思うのです。そのための努力は必要だと。
家に帰ってきたら目の前の道路を車が塞いでました。また豪快に倒れた物です。
なんか出るらしいですよ、新婚さん本・・・へなちょこな中身で・・・ 定時に上がって印刷会社に走りましたよ。そうまでして出したかったか、自分!! ・・・でも内容覚えてないんですが・・・本気どうしようもなかったらこっそり隠すことにします・・・・・ 合い言葉は「カカシの嫁は三国一v」で。
・・・・・・素直に寝ることにします。
気分転換かねてワクワクして新居を見に行きました。 周りが他のマンションで囲まれてるのはまだとして間取りが図面と違いました。不動産屋よ・・・(怒) その後会社側と連絡取ったり何やらで気が付けば今ですv ・・・・・・・・・そっとして置いてやって下さい・・・・・・・(涙)
***華麗なる戦い・再発***
「ナルトに会わせて下さい」 「イヤじゃ」 にっこり。 にっこり。 見目麗しい男女が晴れやかに微笑み合っている姿は心引かれる物である。その背後に音を立てて燃えさかる凶悪なチャクラさえ見えなければ。 「・・・・・何でワシは忍びになんぞなったのかのう」 泣きながら自来也は二人の間に挟まれていた。
「なーると」 気持ち悪いくらいご機嫌な声でカカシがナルトの修行場に現れたのは昼時のことであった。 「どうしたってばよ、先生」 驚くナルトにカカシは手にした袋を掲げて見せる。半透明の袋の中には淡い紅色をした桃があった。 「桃買ってきた。ナルト、食べたがってただろ。一緒に食べよう」 「やった!ありがとうってば、先生」 修行の手を止め、ナルトが全身で喜ぶ。カカシの頬は緩みっぱなしだ。 無視された格好の自来也は、わざと咳払いをした。 「ワシの分もあるんじゃろうな」 本から視線を上げ自来也が問う。袋の中の桃は二つ。一つ足りない。 「は?何で」 氷点下の声で問い返され、自来也は明後日へ視線を馳せた。かって三忍が一人と讃えられ、敬われた伝説の忍びもカカシにとってはぺんぺん草以下の存在なのだろう。いや、ぺんぺん草はまだしゃべらない分ましだと言うかもしれない。 「じゃあオレが剥いてあげるっば」 「ありがと」 そんな自来也の涙を余所に、バカップルは楽しそうに桃を食べ始めた。ナルトの腕を桃の汁が伝っていく。 「ナルト、汚れるぞ」 そう言うとカカシは口布を降ろし、汁を舐め取った。途端にナルトが指の先まで真っ赤になる。 「せ、せんせ」 「ん〜、どうかしたか?」 クスクス笑ってカカシはナルトの腕に舌を這わせた。自来也が一人寂しく弁当を取り出す。 「だめだってばぁ」 「いいでしょ、別に。誰もいないんだしさ」 いや、居る。確実に一人は。突っ込む気力すら亡くし、自来也は空を見上げた。陽光が眩しかった。 「やだ・・・」 そう言うナルトの声はすでに甘く掠れていて、カカシは息を呑んだ。ただでさえ溜まりまくりの今日この頃、我慢しようとも思わない。 「ナルト・・・」 そっと名前を呼んでカカシがナルトの顔に唇を寄せる。自来也は見えないチョウチョと戯れて気を紛らわせた。 「・・・・・・ダメだと言っておろう」 鋭い殺気がその場に満ちたのはその時だった。一瞬で身構えた自来也の上に降ってきたのは巨大招き猫『みっちゃん』。 「こ〜の〜、色呆けがぁ」 その上で仁王立ちになり、金髪美少女はカカシを見下ろした。
そして今に至る。 「ナルトは修行の身!そなた相手に裂いてやるような時間などないわ!」 「それはあんたの意見でしょうが。ナルトはオレに会いたがってますよ。現にさっきもあんなに喜んでくれて」 「はっ!お主にではなく桃に、であろう。うぬぼれるなヒヨッコが」 「年寄りはひがみっぽくてやだね」 「ふん、そう言うことは一度でもワシに勝ってからお言い」 カカシも九娘もナルトの修行の邪魔をしている事に代わりはない。こういうのをドングリの背比べと言うのあろうか。いや、目くそ鼻くそと言った方が正しいのかもしれない。 そんな事をぼんやりと考えていた自来也は、次の瞬間脳天に踵落としを食らった。 「誰が目くそじゃ」 「・・・人の思考を覗くのは止めてくだされ」 「さっきから一人でブツブツ言ってたぞ。ぼけたか、おっさん」 好き放題罵られ、自来也は笑うしかなかった。何故自分が今この場にいるのか、それすらも不思議になってくる。 「とにかく、二人とも帰るがいい。ナルトは修行が有ります故」 深いため息をついて自来也が仲裁に入る。瞬間、二人の殺気が自来也に向いた。 「・・・そういえばおっさんナルトを独り占めにしているんだよな・・・」 「・・・おまけにいつぞやはナルトを川に落としてくれたのぅ・・・」 「え?」 自来也の顔に張り付けたような笑みがへばりつく。笑うしかなかった。
その日、結局ナルトの修行が進展することはなかった。
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自来也さん災難の巻。まあいつもいつもサスケではサスケがかわいそうなので。しかしあのオッサンのしゃべり方わかりません。私もナルトのほっぺぎゅうってしたいです。したいったらしたい。
現実逃避にドリーム。
引っ越し先を見に行きます。今のところより広くなるのですよvv何より風呂トイレ別!!うれしい〜〜vv
そしてただいま崖からまさに落ちようとしているところでございます。何トチ狂ってこの期に及んでページ数を増やしてしまったのか・・・アホだ、私・・・
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