暁降
あかときくだち:
夜が更けいって、明け方近くになること。

2002年12月14日(土) 実は恋愛映画?


 まだ大地と空が不確定の時代
 交わされた盟約
 母は娘を差し出し
 父は息子を与えた


 それは薄曇りの空の下
 張りつめる空気の中で終わりを迎えた

 一条の光の下何も知らず
 踊る少女は花弁を纏う
 降ろされた梯子
 空の子供たちは祝福を奏で
 花嫁を迎える
 真白き衣を纏いし少女
 微笑みのまま
 空への階(きざはし)
 大地の娘は空へと旅立ち
 結ばれた盟約により
 地上は安寧を手にする
 遙か古(いにしえ)昔語り


 それは闇夜を知らない地上のもと
 灼熱ともいえる空気の中で始まりを迎えた

 西の彼方より訪れるのは
 天の音色の美しき少年
 涼やかに歩み寄り
 天羽のように抱きしめる
 大地の乙女は恥じらいを知り
 深い夢へと誘われる
 透明な瞳のまま
 向ける眼差し皓となり
 空の息子は大地を守る
 結ばれた盟約により
 空は新たな時代を迎える
 遙か古(いにしえ)昔語り




●『リング〜バースデイ0』
観ました。たった今(笑)えぇ、テレビ放映のものを。
今までリング系列は全然観てなかったのですが(ドラマも映画もね)なかなかハマるかもしれない。
スプラッタホラーでなければ割合と大丈夫なんで。

●『リング』
事態は元々小説では読んでたんですよ。『らせん』も。
ただ、「らせん」はそれほど怖くもないし、面白いとも思えなかったんで、それから読むの止めちゃってた(笑)
これを機会に『リング』は映画レンタルして観ようかなぁ。ハリウッド版も挑戦しようかな。

●ところで。
この、『リング〜バースデイ0』は、貞子ちゃんよりも、人間の集団心理の方がよっぽど恐ろしいと、云うことが克明に描かれてて怖かった。
“やられる前にやる”的要素ですよね。
まぁあとは“疑心暗鬼”であったり。
映画の中での貞子ちゃんは、確かに妖しい雰囲気醸し出してるけれど、実際やったか、と云えば遠山さんがやってたりとか色々ね。
でも、そんなこと言い出せない雰囲気にしてしまう‘その場’の空気感が怖いわ。
それに小さい子どもに対して、大の大人が複数に責め立てればそりゃパニック起こすだろう、とも思うのよ。
しかもある程度超能力的素養を持ってる子供なら尚更ね。

●…これは小説での話しだけれど、人間って云うのは、多かれ少なかれ‘超能力と云われるモノ’を持っているらしいし。
所謂、第六感とか、虫の知らせ、とかもその部類に入るみたいだしね。
まぁ何はともあれ、私はこの『リング〜バースデイ0』は好みの部類でした(笑)
恋愛要素がもう少し多ければ尚良し!(オイオイ/笑)
遠山さんと貞子ちゃんがもうちょい、ラブラブハッピー(どういう表現だ)だったらよかったのになぁ。


●実は。
観ながら、京極夏彦氏の『嗤う伊右衛門』を思い出してました。
これは、京極氏による『四谷怪談』なんですけれど。
とっても大好きな小説です。完璧、恋愛小説なんですよ!
お岩ちゃんが意地っ張りで、とっても可愛いの。
視点を変えると見えてくる部分も違ってとっても面白いです。
もちろん、本家『四谷怪談』も良いですがね。
あ、これは歌舞伎で観るのもお勧め。とてもエンターテイメントで面白いです!
長丁場なんだけれど工夫もしてあるし。

って、話しズレてます。あれ?


●最近。
お菓子よく食べててヤバイです〜(-_-;)
頑張れ私!目指せ5kg減!……うん、ちょっと有言実行で行こうかと。
恋してる間は痩せてるんだから、やっぱり恋愛しないとね!(そゆ問題?)


●年齢差って。
どこら辺まで良いんだろう。
私、実のところ本気で年上ダメなんで(これは最早トラウマでしかない)年下のみで年齢差気にしちゃうんですが。
結婚とかはどうでも良いの。
なんで男性の年齢が高くても割合世間的にはオーケーで、女性が年上だと気にしちゃうんだろ。ってか、するのは本人たちか?

……いや、その前に一般的男嫌いを直せ自分っ!(マジ)



2002年12月12日(木) フリーズの嵐


 空に星が降る。
 一面に雪が降る。
 白い息。
 あなたと二人。
 たわいない話。
 踏み込めない一歩。
 離れられない一歩。




●就活、難しいです。
今現在、アルバイトなのでやっぱり正社員として働きたいのですよ〜。
なにぶんにもお給料がね。
ホールスタッフの仕事は嫌いじゃないです。ですが、この仕事を正社員として働くのはとてもイヤかも。
時間があまりにも不定期すぎるんだもん。
お客様とのコミュニケートとかは、とっても楽しいけれど。
…大変でも、あるけれどね。


●雪が降って、冬が来た。
いやさぁ、とっくに来てた感もあるけれど!
でも、大雪は過ぎて雪、降ったなぁ、と。二十四節気の大雪は12月7日でした。
通年よりも早いって言ってたけれど、あたしが小学生の頃は、12月初旬頃に降ってた記憶あるよ。…アレも早かったのかなぁ?

●闇夜の雪
外で突っ立ってるのが好きでした。チビの頃ね(笑)
今じゃ決してしないけれど。
闇夜っても、街灯の真下とか。街灯に照らされて浮かび上がった雪が、踊り散りながら舞い降りていく様を、ずぅーと上向いて、眺めてるのが好きでした。
よく親には怒られたけれど(当たり前だって)


●毒カレー事件
私は、林被告の心情はちっとも解らない。一言も語らない心情なんて。
でも、午前と午後の審議の合間に衣装替えする心は解りたくない。
何の意味があるの?
何の意味もないの?
そして、上告。
語らない心情で上告なんてしないで、肉声を語って。
だって。
それじゃぁ、あの事件は何なの?
死んでしまった人たちは意味なんて、本当は要らないはずなのに、それすらも解らない事実って寂しいよ。
あたしは本当に第三者で関係ないけれど。
それでも。
あの4年前の衝撃は忘れられない。
それは事実。



●踊る大捜査線2
来年7月に『踊る大捜査線2』映画公開するらしいですよ!
フジテレビのHP内に情報あります〜ッ。
『踊る〜』は全然リアルタイムじゃ観てなくて、後からレンタルがんがん借りて観てたんですが、今回はリアルタイムでいけそうなんでちょっと(実はかなり)楽しみなんですvv(嬉)
またレンタルしよっと♪

●織田裕二さんなど
他の役者さんたちが今では本当に主役張る人たちになってしまって!
考えてみれば凄い豪華な映画になるのよねぇ。
深津さんと水野さんがとっても楽しみだわ!いや、織田さんも柳葉さんもユースケも!ね。今回のゲスト(犯人役?)って誰なんだろ〜vv
兎も角も期待しちゃうわ。


●PC。
むかつくことに、ほんっとーに、フリーズしまくる。
フリーズ回数が増えるにつれ、扱いも非道くなる。
PCに名前なんて付けてないけれど、人格(?)なんてのも考えてもないけれど!
一言。
「扱いを治してほしけりゃフリーズすんなッ」
以上。



2002年12月05日(木) ハリー・ポッターと秘密の部屋。


 ひとつひとつ。
 積み重ね。
 ひとつひとつ。
 想いが募る。
 ひとつひとつ。
 記憶として。
 ひとつひとつ。
 思い出となり。
 ひとつひとつ。
 忘れてく。




●『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
目出度く?水曜日に行ってきました。
今回、感想と云えばすでに原作を読んでいたことで感じたこと。
一年分をたったの170分に凝縮してしまうから端折っても仕方がないのだけれど、やっぱり物足りない。前回も小説を読んでから観た後はもの凄く感じたけれどね。

●主役三人がとっても成長したなぁと、もちろん他の子役たちも思ったけれど。
ハーマイオニー役のエマちゃんはとってもキュートに成長しているし。ハリー役のダニエル君も格好良く。ロン役のルパート君はチャーミングだし(笑)
声変わりは仕方ないけれど、ちょっとは違和感。
今パンフ見比べたんだけれど。ホント、一年で凄い成長してるわ。ってか、子供の成長って早いんだぁ。子供子どもしていた顔つきが、きちんと大人の顔つきに変わってるんだもん(当たり前)

●内容はどうだろう。
どうしたって小説と比べてしまうから、物足りない。
でも!ドビーはもの凄く良い!いやとっても好きですよ、彼はっ。彼って言うのか?屋敷しもべ妖精は。しもべでなくて良いから、ドビー居てくれないかなぁ、家に。融通あんまりきかなそうだけれど(笑)
双子はやっぱりちょっとだけだし、パーシーの彼女のクリアウォーターは後ろ姿だけだし。ウィーズリー家の隠れ家はほんのちょっとだし。
闇夜の横町ではドラコ親子と遭遇しないし。
ダイアゴンではアーサーとルシウスは取っ組み合いの喧嘩はしないし(笑)
あ、でも嘆きのマートルは可愛かったな(笑)

●映像は。
とっても不満です。
顔のアップがイヤに多くないか、今回?そんなにアップは必要ないっての。
アングルとかも、普通すぎてつまんなかったです。
せっかく話題でせっかくお金を多く使ってるんだから、それなりのアングルやそれなりの技術を駆使して撮ってもらいたい。
CGを多用しなければならないのは解るけれど(クィディッチの他に今回は空飛ぶ車やドビーとか色々有るけれど!)それでも普通ではなく、奇をてらう必要もないけれど、何かとってもつまらなく物足りなかったです。
見せ場ではなく、普通な場面でのアングルとかもうちょい、工夫のしがいがあるだろう!と思うのですよ。
あとは、これは個人的美意識でしかないんだけれど。
ライト(照明)。
もうちょい、炎の揺らめきやら陰影を作ってもらいたかった。

●パンフ。
これは日本版だと思うのですけれど。それとも各国共通にしたの?
いきなり、A3変形にしないでよ!前回のパンフからそうならそれで良いけれど、今回いきなり変わってるのはどうかと。
内容もありゃしねぇ。そりゃあね、主役三人にドラコなどのページを割いてくれてるのはとっても喜ばしいけれど、でもねもっと深く掘り下げてくれてもいいわけよ。ロックハートのみでなく、ルシウス・マルフォイとかね。
だって今後とっても重要でしょ?マルフォイ家は。

●家の母。
小説を読んでいたので、いろんな場面を観ながら、もうこれ以前(前回に)やってたじゃないのよ。と、ずっと思いながら観てたそうです。映像に換算して小説読んでたのね。

●感動したと云うことはないけれど。
まぁね、どうしてもね。
でも、次回もやっぱり観に行く気です。
だって!次はアズカバンだものっ(笑)好きなのよねぇ、この話。


●一年ぶり。
本当に一年ぶりでした。日記見たら、12月4日に観に行ってるの、去年は。多分バイトの都合上で火曜になったんだと記憶してるんだけれど。今年は水曜が4日だったんでホント丸一年ぶりでした。うーん(笑)水曜でも満席ってわけじゃなかったけれど、場内の半分(後部方向)は満席となってましたね。流石!
そうそう。私は必ず全て観るんですけれど(テロップ?って云うの?キャストやら監督とか音響とかいろんな最後流れるヤツ)アレの最後におまけ?があって。洋画ではとっても珍しいんですけれど(邦画・アニメじゃ良くある)、ロックハートのその後(?)がチョロッと流れてました。一応、最後まで観てるのもまた一興かと。


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