世にもいい加減なネバーエンディング海外ドラマ
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2001年12月12日(水) チャーム度フェア1 善良な魂14の3日目

チャームドイラスト@ぷんぷんや


          事件の説明をしていたアンディが、フィービーの急変(?)に気を遣って

アンディ   「気持ち悪がらせたかい?すまない。」
フィービー  「いえ、(魔物が飛ぶのを思い出しただけ、と言いかけ)いや、あの、そう、
        ちょっと気分がすぐれないみたい。(ちらっと、パイパーに目配せ)」
パイパー   「あぁ、そうね、遺体まで発見するし、散々な日だったから、
        早く家に帰ったほうがいいみたい。」
プルー    「そうね。」

アンディ   「悪かった。でも、考えてみてくれるかい?」
プルー    「わかったわ。できる限り。古文書をひもといてもね。(と、ジョークでかわし)
        そのかわり、お願い、通院履歴がわかったら、知らせて欲しいの。
        もしマクダウェル家に関係があるなら、彼らに知らせる前に教えて。
        そして、これは、多分だけど、関係があるとしたら、全て、
        ヘンリーやアルバートからじゃない、古い患者だと思うわ。」

アンディ   「どうしてそう思う?」
プルー    「・・・(一瞬言い訳に困る)」
パイパー   「(即座にフォロー)年齢よね。年から見て、そんな感じ、でしょ、プルー。」
プルー    「そう、そうなの。」

フィービー  「(青くなりながら)それから、私からもお願い。」
モリス    「君もかい?警察は探偵じゃないんだけどなぁ。」
フィービー  「でも、被害者になるかもしれないって人を、知ってるって言ったら?」
モリス    「それは、衝撃的だね。」
フィービー  「そういう言い方をしてみた方が調べてくれるかと思って。」
モリス    「からかうのはなしだよ。」

フィービー  「からかってない。マジだよ!トム・オコーナー。年恰好は、今日、
        亡くなった人に似てる。そして、その人とクエイクでここ3日、
        一緒に飲んでた人なんだ。なんか、胸騒ぎがするの。」
アンディ   「一緒に飲んでただけで?」
フィービー  「その人も・・・アルの歯科にかかってる。今日、クリニックで見たの。
        もちろん、お父さんの内科時代もかかってたみたい、だから、心配で。」
パイパー   「それに、その人は何もなくても、今日の亡くなった人について、
        3日も一緒に飲んでたんなら、悩みとか聞いてるかもしれないわよ。(プルーを見る)」
プルー    「その可能性はあると思うわ。深刻そうだったもの。お願い、探して。
        できれば暫らく警護して。」

アンディ   「・・・(目を閉じて、考えているが)わかったよ。」
モリス    「いいのか。」
アンディ   「貴重な意見をありがとう。遅くまで呼び止めてすまなかった。帰りは大丈夫?」
プルー    「3人揃ってるから、大丈夫。」

          車に乗り込むのを見届けて、真顔に戻るアンディとモリス

モリス    「おい、相棒。勝算は?あるのか?」
アンディ   「フィービーのあの顔色見たかい?約束しなきゃ悪いだろう。」
モリス    「まさか?」
アンディ   「いや、ちゃんと調べる。勝算も・・・感じてる。」

    3姉妹。車の中。運転はパイパー。後部座席でまだ下を向いてるフィービー

プルー    「ちょっと、大丈夫?」
フィービー  「(笑って起き上がる)私の演技力もまんざらじゃぁないでしょう?
        NYでは、演劇学校の子とフラットを・・・・」
プルー    「(無視して)一瞬、真剣に心配して損しちゃった。」
パイパー   「さすがお姉さま。優しいとこあるじゃない。」
プルー    「今ひとつ、事情が飲み込めてないからよ。途切れ途切れの情報で。」
フィービー  「ありがたく、心配されておきま〜す。」
プルー    「もう2度とないかもしれないからね。」
フィービー  「これだもん。(と、少し笑顔を見せた後)でも、アンディの説明聞いた時は
        マジ恐かったよ。今度の魔物は浮遊できるみたいだし。
        でも、あんなんで、びびってちゃ魔物と戦えないもの。
        さーぁ、早く、家帰って、影の経典調べなくっちゃ。」
プルー    「そうね、それが先決ね!」         




3日間のフェア(?)無事終了いたしました。ご来場のみなさまありがとうございました。しかしながら、世にもいい加減ななんちゃってチャーム度はまだまだこれからが佳境(マジ?ちゃんと盛り上がる?)ですので、今後ともこぞって通ってくださる事を切に願うのでありました。

ということで、つづく・・・


2001年12月11日(火) チャーム度フェア1 善良な魂14の2日目

チャームドイラスト@ぷんぷんや

       いっせいに聞かれて、煮詰まってる事もあり、勢いで答えてしまう

アンディ  「そうだ。自殺に間違いない。他の不審人物も目撃されていない状況での
       飛び降り自殺だ。でも、遺書はない。自殺するべき理由が今のところ、
       全ての人物の身辺から浮かび上がらない。」

モリス   「病気を苦にして、借金で困って、誰かに脅されていた、誰かに裏切られた
       ・・・色々あるが、何もない。それどころか、逆に『あった理由』が        
       その日までに解決している。どういうことだ?」

プルー   「でも、今日の告別式の人は、奥様の後追いだって・・・。」
モリス   「噂だろ?今日、告別式なら、きっと、おとといの事件だ。彼は、息子達との
       同居が決まったばかりで、喜んでいたそうだよ。」
パイパー  「それが、嫌だったとか。」
モリス   「人の気持ちはそれぞれだが、そんなの、死なずに断れる立場だったようだよ。」
プルー   「そして、もしかして、誰もが激突前に心臓が止まっている?」
モリス   「当たり。理由は本当のところ解剖してもわからない。」

         この会話中、じっとプルーを見ていたアンディが、意を決したように

アンディ  「プルー、これは、新聞にも他にも出してない情報だ。」
モリス   「トゥルード!!」
アンディ  「(手で制して)君の意見を聞かせてくれないか?」
プルー   「私の?何?私の知識が役立ちそうなこと?」
アンディ  「んー、知識と言えるのかどうかはわからないが・・・。」
プルー   「?」
     
         まさか魔法の事では、と、相手には気づかれないくらいだが
         一瞬警戒する3姉妹
         おいおい、いいのかよ、と言う風で見守るモリスの横、アンディは話し始める。


アンディ  「実は、俺達が絶対おかしいと思い始めたのは、3人目の時からだ。
       飛び降りしたって言うのに、飛び降りる寸前までの足跡が見つからないんだ。」
プルー   「どういうこと?」
アンディ  「つまり、1人で飛び降りようとしたとき、まぁ、飛び降りなくてもいいんだが、
       壁の方まで歩かないと、建物のすぐ下を見ることはできないだろう?」
プルー   「・・・そうね。」

アンディ  「ところが、それがないんだ。偶然にも几帳面な人物揃いで、
       途中から消していったという状況も残されてはいない。」
プルー   「・・・?」
アンディ  「(一呼吸おいて)例えば、トランポリンのようなものがあって、
       それでも飛べるかどうか、そんな距離までしか、足跡はないんだ。もちろん、
       トランポリンなんてなかったし、そこまでの足跡も彼のものだけ。」

プルー   「・・・よくわからないわ。」
アンディ  「言ってる俺達もよくわかってないんだからな。(微笑して、しかし続ける)
       ただ、足跡が途切れた地点で、全員が同様に、壁側を背にして、
       手をついて転んでいる。まるで、誰かにこれから自分が飛び降りさせられるのを
       理解して、恐怖のあまり、もしくは、何とかその場にとどまりたくて、
       座り込んだように。」
プルー   「でも、そこまで、その人の足跡しかないんでしょう?」
アンディ  「そこなんだ、何かトリックを使ったか・・・そこまでやるに価する何かあるのか?・・・。」

フィービー  「うっ!(突然口を押さえ下を向く)」
全員     (口々に)「フィービー!」「どうした?」 

こんなところで、またつづく
See you tomorrow !


2001年12月10日(月) チャーム度フェア1 善良な魂14の1日目

クリスマス商戦ににぎわう街角。ということで、気分に乗じて、motoも世にもいい加減なクリスマスにおけるチャーム度フェア開催!!本日より、3日連続アップを目指します!!
フェアでもなんでもなくて、単なる目標な気がするけど、更新が遅れがちな昨今、motoもクリスマス気分で浮かれてみたいので、フェア開催です!!お楽しみに。(1回でアップするにはいつもより量が多いかな?っていうんで3回にわけただけ、なんていうことは、絶対にありません。もう、明日が待ち遠しいのなんのって、請け合い!と、世にもいい加減な担当が言ってるんで間違いないでしょう…?)
では、続きをお読みください。(突然低姿勢)

HPさろんど・それいゆにハリウェル家3姉妹のイラストがあります。
愛が一杯、だから、辛口☆ チャームドイラスト@ぷんぷんや






         プルーとパイパーは、刑事2人に詰め寄る。
         フィービーは、何か思い出せないかと考えている。


モリス   「しまったな。業務上の秘密・・・と言いたいところだが、お嬢さんたち、
       新聞に載ってる範囲なら質問を受けるよ。」
パイパー  「報道されてるの・・・(プルーをぢっとみる)」
プルー   「あんただって、読んでるって言ってたじゃない。
       私は、仕事に関係する記事で手一杯なの。」
パイパー  「はい、はい。」
プルー   「本当よ。本当。それに、死亡記事はオオモノでもない限り、事件じゃないと
       大きくは取り上げられないわ。」
アンディ  「ゴシップ誌は別だ。このところ、普通紙もとやかく言うようになって来たよ。」
プルー   「だから、さっきから『被害者』と言ってるのね。」
パイパー  「それで、この半年で何人の人が?」
アンディ  「(モリスを見ながら)同じ状況で、自殺と思われる自殺は、
        ・・・まわりくどいな。半年で12件。今日が13件目だ。」

フィービー 「(急に割り込んできて)月2のペースね。」
プルー   「何、それ?月2のペースって。なんか、あんたが言うと、軽く聞こえるわ。
       デートかスポーツか、おけいこごとみたい。」
パイパー  「デートじゃ少ないでしょ。」
フィービー 「(2人をきっ、と見て)それてるよ。真面目に、統計的に言ってるのよ、私は!」
パイパー  「小学生でもできる計算だけど。」
フィービー 「(ぎろっとパイパーを見る)」

プルー   「(2人は置いておいて)ま、いいわ。ね、アンディ。どうしてその人たち、
       つまり、被害者リストの通院履歴を調べさせたの?」
アンディ  「それは・・・まだこれから、新聞に載るかもしれない事だ。」
プルー   「茶化さないで。もしかして、今日のことと、あの告別式の人のことで、
       マクダウェル診療所を疑っているの?」
アンディ  「疑うっていうより、直感かな。つまり、彼らに直接疑いを持つには至らないが、
       何かそこから関連性が浮かばないかと言うことだよ。
       この事件は本当にナゾだらけなんだ。」
3姉妹   「ナゾ?」 

こんなところで、つづくのだ
Hasta la vista!


moto |M@IL日常こんな劇場(^▽^)ノネェネェd(@^∇゚)/前向きに

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