V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2017年12月31日(日) 時代は再び「個性を信じろ」に流れ出した

紅白歌合戦で、今年流行った歌を聴きながら、「失敗しても立ち上がろう」「自分の個性を信じよう」のメッセージが多くあったように感じた。日経の『私の履歴書』に江夏豊が、「今は野球の世界では個性がいらない時代になった。が、いつかまた個性派が必要な時代が来る」と書いて締めくくっていた。大谷投手は個性派の典型だ。ビジネス界では、AmazonやGoogleやFacebook、Appleのような若き個性派が時代をリードする時代である。日経新聞にも「2017年に新興市場に上場した企業の新社長のうち20〜30代の占める比率は19%で、12年の13%より6ポイント増えた」とあった。時代は確実に「個性を信じよう」に流れているように思った。


2017年12月30日(土) ファミリービジネスのコミュニケーション△修譴召譴量魍

昨日の続き。さらに長谷川教授はスイスのビジネススクールIMDの研修プログラムを紹介していた。後継者には^貘屋奮阿侶亳海鮴僂爿一族の事業では下積みから始める0貘音業の詳細を学ぶぜ分より強要のある最高の人財を雇うグ退する世代に決断を求めない。一方先代には‖綢悗錣蠅侶弉茲鯀瓩立てる¬げ魴茲量簑蠅魏魴茲垢覘ガバナンス構造を整備するぐ貘欧鳩弍弔紡个垢覺望を明確にするナ儔修求められていると認識するΤ杏瑤僚言者の意見を広く求める。必要なことが網羅されていて素晴らしいと思った。


2017年12月29日(金) ファミリービジネスのコミュニケーションヾ愀犬諒兌

私の来年のテーマのひとつがFBコンサル力の高度化である。そう思っていたら日経の『やさしい経済学』の中で早大の長谷川博和教授がファミリービジネス(FB)にとってコミュニケーションは最も大切な要素だと述べていた。曰く「先代と後継者の関係は伝統的、支配的な「家族の問題」から成人対成人の対等な「事業の所有・経営の問題」へとシフトする→感情ではなく、ビジネスと合理性のニーズに基づいたコミュニケーションスタイルに変えていく→後継者の意識が経営者に進化し、親も引退に向けて心の準備が整っていく」。


2017年12月28日(木) ドメインの端っこの仕事が超ファインプレイを生む

26日に、魔法の床材フィルムメーカーと出会った。また27日には、岐阜の山奥の人と奇跡のマッチングができた。このご縁の源は…名古屋のベンチャーの集まりN-1グランプリである。私にはベンチャーの客はいない。が、友人が運営していて時折依頼されてセミナー講師やら審査員としてお手伝をしている。そこで出会った人がその後Facebookで友達となり、クライアントの課題解決を考えているうちに、ふと「あの商材がいいんじゃないか?」と気づいて繋がるのだ。ベンチャー支援は私のドメインの端っこも端っこなのだが、ファインプレーは守備範囲の端で起きるもの。やはり、「声がかかる」のには意味がある。今後も端っこの仕事でも全力で取り組んでいきたい。


2017年12月27日(水) 「会社はここから変わり始めた」と言える奇跡の出会い

「会社はここから変わり始めた」と言えるような伝説が、今日生まれた。クライアントの社員4人と岐阜の山奥へ。よりによって今年最初の大雪の日にぶつかったが、そこにしかない『原材料』があるのだから、行くしかない。新事業開発はいつでも動いた者勝ちだ。ここまでの道は長かった。あれこれ議論すること半年。仮説を立てて検証し、出直しを繰り返す日々だった。しかし、ついにここにたどり着いた。考え方も共有でき、求める者同士のWinWinマッチングに大成功!来年は凄いことがはじまる!岐阜の田舎まで一緒に行った皆でそう感じた雪中行軍だった。


2017年12月26日(火) 看板屋が起ち上げた新規事業の衝撃

「酒井さんに是非会わせたい人がいる」と言ってくれる友人がいて、超ピカピカの床材メーカーを見学させて頂いた。同社の売り物はフォークリフトが通っても全然汚れない。感動する美しさ。床の拭き掃除が楽になり、企業社員の残業の削減に貢献への効果は大きい。さらに、床がきれいだと本当に工場中がきれいに見えるから、工場のショウルーム化にも貢献する。シールも視認性バッチリで既に、トヨタ系列や名鉄コンコースで使用されている。私も自分のクライアント何社かを紹介したくなった。同社の本業は看板屋。商品も素晴らしいが、それ以上に新事業に挑戦する姿も素晴らしい。こんな会社が増えればいいな、と思う。


2017年12月25日(月) 池井戸作品を貫く一貫した『独立自尊』の精神

TBSの『陸王』が終了した。来年に向けて元気の出る、良いドラマだった。直木賞作家である池井戸潤氏の作品は『半沢直樹』『下町ロケット』の時もそうだが、一貫した主張があるように感じる。それは「独立自尊」の精神。辞書には「独立自尊=人に頼らずに自分の力だけで事を行い、自己の人格・尊厳 を保つこと」とある。これを強く主張していたのは福澤諭吉。日本を支配しようとしていた列強に対し、彼は「隷属するな、日本は自分で未来を選択し、自分の力で生きよ」と国民に訴えた。池井戸氏の母校慶應義塾に今も受け継がれる理念だ。私もその塾員の一人。独立自尊は強く意識してきた生き方のひとつ。来年は脱下請けをテーマに独立自尊を支援したい。


2017年12月24日(日) 開き直りが生んだ最高のクリスマス

クライアントが経営する小売店の業績が、11月・12月と好調だ。思うような成果が上がらない状態が続いた9月と10月。この小売り部門は、社内会議で他部署から散々バッシングされた。確かに、他部署が必死の思いで生み出した利益を、この部署が食いつぶしていた。このとき、小売部門の責任者は11月初旬に周年祭で日商30万円越えの成果を出すとコミットメントした。そしたら、2日間で100万近い成果を出した。30万のコミットメントを50万と勘違いして担当社員が開き直ったからだ。こうして一度壁を破り、自信を得ると人間の勢いはすさまじい。12月初旬に急きょ行ったイベントでも完売の成果を出し、そのままの勢いを山場であるクリスマスまで持続した。必死に働く彼らを見ながら、ストレッチゴールを課すことと社内圧力の重要性を学んだ。


2017年12月23日(土) 一隅を照らす人を輝かせる男の出番

年末になって、またしても一流のビジネス書出版社から出版オファーを頂いた。自分を「過去の人」だと思っていた矢先だから、「こんな自分にもまだ期待してくれている編集者がいる」こと自体が驚きだ。「なぜ私に?」を尋ねたところ、「この人なら、想定読者である社長に本当に実のあるアドバイスをしてくれそうだから」だという。彼もまたこの世の一隅を照らしている一人なのだ。その人を輝かせるのは私のミッション。だから頑張ろうと思う。


2017年12月22日(金) できることは素直に「できる」と伝えよう

今まで日本は「謙遜=美徳」だったが、国際色が豊かになる中で、「私はあなたのために何ができる」を正しく伝える言葉と表現力が必要になってきている。そこで、そのことの大切さを説いた『こうすれば人は必ず動く』の中の言葉をここに記す。
「自分に与えられている仕事を遂行するあなたの脳力を決して疑われないこと。実際にトライしてみれば自分が思っている以上のことができる(P72)」
「取引しようと思うなら、相手の問題が何であるかを発見し、相手がそれを解決できるよう、援助を提供すること(P101)」
「世の中に何かを与えよう、そのためにはどうしたらいいのかを見つけ出そうと試みてください。自分の中になにか他の人が求めるものはないか、それを発見してその他の人の求めるものに誰よりもよくこたえていこうとして見てください。それこそがビジネスに成功する秘訣、そのすべてなのです(P174)」
つまり、自分にできることをちゃんと伝えることが大切。できることをできない、と言ったり、自分のことを過小評価して表現することマイナスにしかならない。自分を卑下して受けを狙う姿勢は百害あって一利なしだ。


2017年12月21日(木) ロジカルシンキングを学んだ社員からの質問

若手社員にロジカルシンキングを教えるセミナーを開催。その中で「ロジックチャートって完璧だと思うのですが、限界があるとしたらどんな問題でしょうか?」という質問をいただいた。面白い質問だが、回答して2種類あると思った。第1は、問題の前提を捉え違いしていて、分析した問題が本当の問題ではないとわかったとき。第2は、ロジックツリーは正しくてもそこで得た解を実行するのは難しい、というとき。おそらく後者のケースはとても多いがそれが人間という生き物だ。それにしても良い質問する若者だ。


2017年12月20日(水) 今年3度目の訪問「たこまん」での学びニュースの中身

「たこまん」のデイリーニュースを拝見した。こんなことが書かれていた。現場「お孫様のために『背負い袋』を頼みにご来店されたご夫婦が、ケーキは別のお店で頼んであるから背負い袋は単品で…」とおっしゃられました。私は少し悔しかったです。なぜたこまんのケーキが選ばれなかったのかを考えると、お声がけ不足やたこまんならではの特徴をお伝えしきれていなかった…など考えてしまいましたが選ぶ権利はお客様にありますので選んでいただけるようにする工夫は自分たちでできるので皆で工夫し伸ばしていきたいです」。これに対し本社の幹部は次のように回答していた。「『〇〇ならココ』と私たちもそうしているようにお客様は目的や用途によって店を使い分けています。『お客様にとって良いこと、美味しいこと、便利なこと』をもっと追求して選ばれる店・商品づくりにもっと努力が必要ですね」。こういう気付きの交換が、たこまんの品質を高めていると思う。やっている会社とそうでない会社は長い年月を重ねるうちに圧倒的な差ができるだろう。


2017年12月19日(火) 今年3度目の訪問「たこまん」での学び▲妊ぅ蝓璽縫紂璽

今回気が付いた「たこまん」の魅力の第二は、毎日のデイリーニュースだ。デイリーニュースは同社の幹部社員が各出先、部門から送られてきた日報にコメントを付けてそれを一覧にしてフィードバックするもの。このやり方は私がUFJ〜MURC時代にマネジメントしていた時と同じやり方で、サトーHDの三行提報にも酷似した、「毎日の気づき(改善提案)の送付→トップのFB」の仕組み。これにより、トップは現場のことを感覚で感じることができるし、適切なタイミングでジャッジメントができる。現場はFBを貰うことによって成長できる。やはりこのやり方が一番なんだ…たこまんの仕組みを聴いて改めて確信した。


2017年12月18日(月) 今年3度目の訪問「たこまん」での学び〜篭箸寮鎖

中部マーケティング協会の商品研究部会で「たこまん」を訪ねた。同社にお伺いするのは今年3度目だが、またしても多くを学ぶ機会を得た。その第一は、創業の精神をストーリーで語ることのインパクトだ。同社の「たこまん」の名前の由来は、創業者が修業時代に食べた蛸酢が途方もなく美味しくて、「同じ作るならこんな美味しい菓子を創りたい」と思ったことに由来する。理念を作るなら、そうした切っ掛けになった瞬間を忘れないような理念にしたいものだ。


2017年12月17日(日) 「ショコりゃあて」を使った親子クリスマスケーキ作り体験

クライアントが開発した名古屋の新たなガトーショコラのお土産「ショコりゃあて」。17日は名古屋の「千種グリル」に20人の子供と親御さんに参加していただいて、ショコりゃあてをクリスマスケーキにするイベントを開催した。どんなケーキになるかワクワクでしたが、仕上がりの高度さにビックリ‼️「モノを売る前に体験を売れ」と言うが、子どもたちと親御さんの表情を見ながら売るよりも「お客様と一緒に楽しんじゃう」。それがとっても大切なことなんだ、と学ばせていただいた。


2017年12月16日(土) 名古屋大学経済学部社会人大学院(MBA)で講義

名古屋大学社会人大学院(MBA)で今年も講義全部で15コマ4日間。今日のテーマは、「いかに理念を現場に浸透させるか」。1030〜1800まで。驚いたのはその出席率と、出足の速さ。歳末の土曜日だというのに、80パーセント以上。さらに開講の20分前には約半数が来て解錠を待っていた。このモチベーションの高さはどこから来るのかな?穏やかで向学心が強く、表面的な解で満足しない皆さんとのディスカッションは刺激的。居残って質問してくれる人もいて、感謝感謝です。


2017年12月14日(木) 全ての価値はアイデアではなく実行にある

「やめられない、止まらないかっぱえびせん」というCMのコピーを書いたという人が、カルビーを訴えたという。訴状によると、自分が書いたことが認められず社員が作ったことになっているらしい。しかし、その記事を読みながらつくづく腹が立った。コピーライターは黒子。コンサルタントも黒子。自分がやった、と言っちゃいけない。実際にコンサルタントなんて何もしていないのだから。コピーライターだって、書いただけでは何もならない。案を選んで「やる」と決めたクライアントのトップ、やるしかないと覚悟を決めてやり切ったクライアント様の従業員ひとり一人が何より凄い、素晴らしい。「すべての価値はアイデアではなく、実行にある」と私は思う。


2017年12月13日(水) 「あなたは成績だけの人」と突き放す上司

個人技に優れている社員。彼女には「結果は出しているから文句あるの?」と周囲を見下すようなところがあった。ところがある時体調不良で3週間ほど休み、その後復帰した。すると手元には仕掛在庫が何もなく、その後成績が奮わなくなった。そして焦って苛立つようになり、愚痴ばかりが増えた。そしてある日、上司に「辞めてやる」と申し出た。すると上司は「あなたは成績だけの人。この仕事がチームワークだとわかっていない人。周囲の支えが見えていない人」と彼女を突き放し、「これは良い機会。今から変わりましょう」と説得した。この言葉に彼女は大泣きし、以来周囲を見ながら仕事をすることができるようになった。


2017年12月12日(火) 「わが社は出る杭は絶対に打たない」という確信

ある会社の上司が、社内組織再編で落ち込む部下を励ました。この部下は個人的にすごく高いスキルを持っていたが、上司から「あなたのような人を大勢育てて全体を底上げしたが、どうしたらよいか?」と聞かれた。そこで彼女は、そのためにはDBを創る必要があると上申し、異動。DBを創り上げて期待通り全体の生産性を上げた。が、その後組織再編で、その仕事が本社に移管されてしまい、全く別の部署に異動することになった。ガッカリする彼女に、上司は次のように言ったという。「この会社は、出る杭は絶対に打たない。会社は当てになる人を重視する。あなたたちは私達の誇りです」。この「わが社は出る杭は絶対に打たない」という確信は、挑戦心を持った社員を勇気づけるだろう。


2017年12月11日(月) サトーHD見学記╂鑪は行動に従う

サトーHD内の言葉で私がその通り!と深く頷くのが「戦略は行動に従う」という言葉だ。同社は今やバーコードプリンタメーカーの域を超えIOTで躍進しているが、最初からそのような戦略意図があったわけではないという。日々、理念に従って行動し、顧客の声・お困りごとに向き合っているうちに、そのような方向に進んでいることがわかったのだという。世の中には最初から大きな絵を描く人がいる一方で、高村幸太郎の道程のように「僕の後に道ができる」人が殆どではないだろうか。その日々の気づきをシェアする三行提報は、究極の現場主義を持続する素晴らしい仕組みだと思う。


2017年12月10日(日) サトーHD見学記歴史から学んだ創造的破壊の実践

松山社長はサトーの歴史を振り返りながら、凄いことを2つおっしゃった。第一は「20年置きにイノベーションが起きている」ということ。第二は、歴史から学びえた「上手く行っているモノを、なくすものを作る」という法則だ。同社はハンドラベラーのトップメーカーだった。これが当時の上手く行っているモノだ。が、ハンドラベラーは、バーコードの登場で下火になった。そのバーコードプリンタを創ったのはサトー自身だ。ハンドラベラーを市場から消したのはサトー自身だ。ゆえに次に、バーコードプリンタを無くすのがサトーの仕事だという。実際にプリンターを用いずにバーコードをプリントする実験機を拝見させていただいたが、自らの主力商品を創造的破壊する歴史の教訓に忠実に従う姿に圧倒された。


2017年12月09日(土) サトーHD見学記少し変わったサトーの習慣

松山社長の講演は、「少し変わったサトーの習慣をお伝えします」という大変ユニークなイントロから始まった。「お疲れ様です」「××させていただきます、という謙譲語の社内使用」「〜の方から」はすべて禁句だという。さらに「非禁煙手当(健康推進手当)の支給」「海外旅行出張一人の原則」「給料日は英語で挨拶」「パワーポイントはすべて5P以内」などのルールを紹介。このことは『たった3行で会社を掌握する仕掛け』(日本経営合理化協会刊のCD)に出ていた話なので知ってはいたが、まさか冒頭に「変な習慣」として登場するとは思わなかった。同社は「三行提報」という独特の習慣によって成長を続けている会社だが、それゆえに、それ以外の独自習慣から切り込んできたのは新鮮だった。


2017年12月08日(金) サトーHD見学記ネ念推進リーダーの役割

サトーHDは、理念とクレドもとても大事する会社だった。社内は理念推進室があり、各職場には理念推進リーダーがいて浸透活動をしている。推進リーダーは「理念通りに出来ていますか?」「現状をありのままに見ていますか?」など現場でディスカッションする。つまり、理念とクレドを自分たちの日常活動を顧みる反省の道具に使う。そして、全リーダーが集まっては現場での悩みや成功したことを意見交換するワークショップを開催し、そこで得た気づきをまた現場に持ち帰って浸透させるのである。こうした活動ができている会社は、一体感を一層強くする。私のクライアントにも導入したい仕組みだ。


2017年12月07日(木) サトーHD見学記せ姐堋麒鵑魯┘鵐押璽献瓮鵐

サトーホールディングス各社にも日報はある。社員は日報以外に三行提報を書いていることになる。もし三行提報を日報等のマネジメントツールに使うと失敗すると松山社長は言う。三行提報を書くのは社員の義務でなく、自分の意見を社長ダイレクトに伝える権利の行使。そして、「ここから会社をじわじわと良くしていこうとする会社と社員のエンゲージメント」だという。このエンゲージメント、という言葉に三行提報の価値が表現されている。エンゲージメントとは一般に「ブランドに消費者が積極的に関与することで構築される、ブランドと消費者との間の絆のこと」をいう。サトーに置き換えると「経営に積極的に関与することで生まれる社員間の絆」だろう。これをマネジメントツールにしては、上手く行かないのは道理だ。


2017年12月06日(水) サトーHD見学記衆知を瞬時に集める「テーマ提報」

三行提報には、日々提出するものの他に、不定期に社員から意見を募る「テーマ提報」という仕組みもある。これは社長からお題を社員に投げ、社員がその答えを返す、というもの。テーマは「世界で戦える企業になるにはどうしたらよいか?」「大企業病を早期に発見するにはどうしたらよいか?」など。社長曰く、社員は「考えるネタに飢えている」という。そのため短期間で何百もの意見が集まる、という。この機動力は他社にはない大きな武器。仕組みを持つ会社と持たない会社の差がどれほど大きいかと思った。


2017年12月05日(火) サトーHD見学記∋姐堋麒鵑任任る社柄とは

三行提報を書いた社員間には、「同じ釜の飯を食った仲間」と同じロイヤルティが芽生えるという。そしてそれが人柄ならぬ社柄として現れる。例えば、同社の社員は「私は**と思います」とちゃんと自己主張できる。「常に考える」「物事をありのままに見て(事実を正しく認識し)、成すべきことを成す(問題を正面から捉える)」「小さな変化に敏感になり、小さな変化・成長を喜び合う組織になる(お互いを承認する)」「上手く行くことしかやらない会社は潰れる。トライ&エラーの中に成長のヒントがある(挑戦する体質になる)」など、前向きな社員が育つという。日々の主体的な思考訓練がもたらす人財育成上の効果はすさまじいものがあると感じた。


2017年12月04日(月) サトーHD見学記ー勸は現場を進化させる経営のパートナー

無敵経営研究会でサトーホールディングス(株)様を訪問した。サトーHD様は、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞を受賞した企業だ。その理由の第一は、「三行提報」という、その名の通り毎日、社長宛てに3行書いて提出するもので、内容は単なる日記と違い、「能動的で主体性あるコメントを入れる」もの。会社が向上するためのアイデアを社員ひとり一人がひねり出して、それを直接経営者に提言することによって全社経営を全員で補佐するツールである。これを提出することで、社員は「現場を進化させる経営のパートナーとなる」という。別の表現をすれば「改善提案毎日一件」の提出を求めているようなもの。その効果はいかばかりか、松山社長と4人の管理者の方にご講演いただいた。


2017年12月03日(日) 業績が良い支店と望ましくない支店、何が明暗を分けたのか

目標達成を支援しているクライアント進捗報告会。14支店が参加しているが、うち3つの支店が目標に届かず苦しんでいる。会議に参加したのは支店長と営業担当の責任者。救いは出された資料に誤魔化しがなかったこと。そのため、3支店に共通している未達原因がよくわかった。それは「進捗会議ミーティングが全然できていない」こと。PDCAのC不足。とにかくこれに尽きる。逆に毎日丁寧にやっている支店は、徐々にだが結果が付いて来ていた。進捗管理でこれほどまで明暗が分かれるとは…未達成の支店ほど、PDCAを信じてやって欲しい。


2017年12月02日(土) なぜ今の時代は「いいね!」が求められるのか

ある本の書評。今の時代に共感が求められる理由がさりげなく書かれていたので、ここに記します。「いま、この御時世でウケるのは、きっと“共感”なんだと思うんだ。フェイスブックのイイねにしても、Twitterのファボにしても。なぜそこまで共感がモテ囃されるかって個々で生きることばかりが先行して繋がりが希薄になってきててときどき、情報に忙殺されてわからなくなるときがあるんだと思うんだよ、“私は必要とされている人間なのか?”と。そこで共感、共鳴は微かな手綱、に私は思える。私は本に、そういうのを欲しちゃう側の人間なので」。書籍もそのような深みがあるものが求められている。確かに、軽いものであれば、ネットに溢れているものね。


2017年12月01日(金) タニサケ塾の学び社員の存在価値を高め続けている会社

タニサケというわずか35人程度の小体ながら、経常利益率25%以上の超筋肉体質の会社の特徴を一言でいうと、従業員一人ひとりの存在価値を創り、高め続けている会社だと思う。社内でいくつも改善事例を見学したが、それらの改善は確実に尊敬と感謝を集める。また、それらを見える化した「ありがとうカード」「バースデーカード」「いいね!カード」「営業マンはがき3枚」などの仕組みがある。会長が「うちの社員はこういうカードを書いていますから文章はうまい」と表現したのには驚いた。そんな経営者に出会ったのは生まれて初めてだった。


酒井英之 |MAILHomePage

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