V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2016年09月30日(金) 長野中央タクシー見学の衝撃⇒念浸透の条件

「経営理念を浸透させるには、良い社風でないといけない。良い社風は良い人間関係から生まれる。人間関係を良くすれば、理念は自ずと浸透する」。優れたホスピタリティで有名な中央タクシーの宇都宮会長の講演を聞いた。そこで頭を割られたような思いになった。客先の理念をいかに末端まで浸透させるかに悩んでいたが、まさにここにヒントがあった。私は、方程式のように答えが割り切れない人間関係という言葉が嫌いだったが、重大な経営要素であることにようやく気が付いた。


2016年09月29日(木) 長野中央タクシー見学の衝撃〕ダ莉膂

「安全が先、営業は後」。長野県の中央タクシーを見学した。そこで宇都宮会長の講演を聴いたが、何が先で何が後かを明確にすることの大切さを感じた。ここを明確にしないと現場は迷い、いちいち支持しないと動かない人になってしまう。この順序づけは当たり前のようでいながら、実に苦しい決断でもある。「数字を追えば心が乱れる」は近江商人の教えだが、社員の意思決定力を高めるには、何が先なのかをハッキリ、明確にしないといけない。


2016年09月28日(水) 「仕事+理念=志事」。この言葉は実によく伝わる

「仕事+理念=志事」。当て字だが、理念の意味を伝えるには大変にわかりやすい式のため、最近はクレドの効用を伝えるために多用している。社員ひとり一人の行動力が際立ってる(株)トコロさんが社内用に作成したDVDの中に、これが出て来る。一人の物流担当者が、お客様が困っている様子を見て、自分で考えて付加サービスをして喜ばれる、という話。そんなプワスワンがあると、仕事を格段に、楽しく面白くなる。クレドは「こういうことを意識してみよう、そしたらあなたの仕事は誰かを喜ばすのだから」という手段なのだ。


2016年09月27日(火) 私が貴方の会社を継ぐわけにはいかないのだ!

「私が貴方の代わりに会社を継ぐわけにはいかないのだ!だからしっかりやれ!」新商品開発指導をしていた時、私がつい口を注いで出てしまった言葉。開発メンバーにアイデアを5つ出せ!と言ったのに、2つしか考えて来ない人がいた。3つしか考えて来ない人もいた。ところが、その少なさを誰も問題にしない。それが残念なサラリーマン根性である。「自分がしなくても、問題ない。大丈夫」と、誰かを当てにしているのだ。ところが社長は自分がサボったら終わりだから、絶対に手を抜かない。サラリーマンに社長と同じ危機意識を持たせるのは大変だが、持てないことはないと信じて期待するしかない。


2016年09月26日(月) 新商品開発=イノベーションは社長の仕事

「経営者でない限り、新商品開発はできない」。これはクライアントの社長の言葉。その真意は経営者は自らの将来を創造するために、泥臭く、地べたを這いまわって、諦めずに何度でもトライする。「言われたからやる」「仕方なくやる」という宮仕え的なサラリーマン根性からは新商品開発なんてできない、という意味。ゆえに新商品開発は社長の仕事なのだ。


2016年09月25日(日) 自分は1でしかない。だから残り99を育てる

「入社早々1でしかない自分がどれだけ頑張っても100になることはできないと気が付いた。ならば、残り99を担う仲間を育てるしかない」。これは、ある二世経営者が会社に入ってすぐに感じたこと。私は、30代の頃にそんな二世経営者たちと、経営計画をつくる仕事をした。その仕事は、二世一人を育てるのではなく、二世とその仲間たち4〜10人を育てる仕事だった。彼らは実に成長し、今ではそれぞれの会社を支える大幹部になっている。そうした経営チームを育てることが私の原点であり、やりがいである。


2016年09月24日(土) 歴史分析をして気が付く自分のビジョン

「わが社は何がしたくてここまできたのか」。新しいことを考える時には、まず自分の足元を固めておきたい。「そもそも何が切っ掛けで始まったのか」「いったい何がしたくてここまできたのか」ここにベースを置けば、この先何がしたいのか、は自ずと考えることができる。自動車メーカーはどう考えても空気を汚し、事故死者を出す。それを限りなく小さくするために、今日も商品開発をしている。その原点思考を大切にしたい。


2016年09月23日(金) 自分の問題意識を高めれば出会う人の質が変わる

「自分の中の価値観が向上すると、出会うお客様の質が上がる」。人は、自分と同じ程度の価値観の人と会うようにできている。自分の中で強い問題意識を持ち、それに関する情報を発信すると、同じ問題に関心がある人が多く集まってくる。私が今一番関心のある問題は、カリスマの後をいかにうまく後継者に継いでいくか、である。そして、その支援の中に「ダイバーシティ=働き方改革=生産性向上=イノベーション」が入ってくる。次の日本を良くする担い手企業を育てるために、今後も情報を発信していきたい


2016年09月22日(木) 理念さえあれば戦略は生まれる

「理念さえあれば戦略は生まれる」。最近出会う会社はそのような会社ばかりだ。例えば某社のミッションは「情報やサービスの提供による地域の皆様とネットワークの創造を目指します」であった。が、実際にネットワークがどの程度築かれているかというと、そこには足りないものが多く見えた。特に、企業対顧客のネットワークはあるものの、顧客同士のネットワークが不十分であると気が付いた。次の戦略は顧客同士のネットワークをいかにつくるかだ…ということに今さらながらに気が付いた。やはり理念に照らしてわが身を振り返ることは重要なのだ。


2016年09月21日(水) 意外に役立った超ネガティブな経営者の講演

豊洲の盛り土問題で移転が延期になっている。この決定で喜んでいる人、悲しんでいる人が大勢いると想像できる。というのも、この4月に私が所属している研究会で、現築地市場で仲卸をやっている人の講演を聞いたからだ。この方は移転に大変否定的で、約1時間の講演は殆どが愚痴であり、聴いていて大変ネガティブな気持ちになった。講演と言うのは何を話すかより、とにかく聴く人を元気にさせないといけない、と教えられてきた私にとって、非常に苦痛な時間だった。が、そんな苦痛な体験も、このような事態になると、逆に「あの話を聴いておいて良かった」と思う。そして「ああ、世の中には無駄なことなんて一つもないんだな」と改めて感じる。移転問題がどうなるかわからないが、ネガティブだった彼にはこの延期をチャンスに代えて欲しいと願うばかりである。


2016年09月20日(火) ミッションに忠実に。疲れている場合ではない

大阪で4日連続研修講師。さすがに後半2日はダレ気味だったけど、最後は使命感で乗り切った。私の使命は、チームで目標を達成できる経営幹部を1000人育成すること。そのために、組織が潜在的に持っている醜いチカラを美しい価値に変える方法を伝えたい。組織の醜いチカラとは…,笋蕕気豐供´⊆利優先 C惨的利益のみの追求 じ⇔呂膿佑魘爾后´ゲ甬遒寮功体験に依存すること。これを美しい価値=,呂笋蠅燭い法↓△詫他優先に、は長期的利益の追求、い鰐榲への共感で人が動く、イ脇々挑戦 に変えて行く。その変換のガイドをするのが私のミッション。簡単ではないからこそやりがいもある。掲げただけにならないよう、毎日反復して伝えていきたい。


2016年09月19日(月) 美しい花の周りには蝶や蜂が来る。蠅は来ない。

昨日のパーティで、私が最も受けた刺激は、その生き様の力強さだ。顧問先の青年部の皆さんからは「天下布誠」の旗が記念品として贈られた。皆、先生の「誠実」な姿勢に、援けられ支えられ、多くを気づかされたという意味だ。「美しい花の周りには蝶や蜂が集まるが、醜いモノに蠅しか来ない」と言う。500人もの顧問先や取引先が集まるのは、先生の70年が「美しい花」だった証。その場に参加させていただいて光栄だった。


2016年09月18日(日) 高井法博会計事務所の40週年記念式典に参加

研修講師として大変お世話になってる高井法博会計事務所の40週年記念式典&高井所長の会長就任&70歳の誕生パーティに参加。式典の前半で何度も高井所長の半生が語られた。先生の家は貧しく、高校進学も諦めねばならないような境遇だった。が、岐阜市で有名な企業経営者の支援を受けて県立岐阜商業高校を卒業。卒業後はその経営者の会社で経理担当として遮二無二働いて税理士の資格を取り、中小企業経営者を支えるべく31歳で独立。その時立てた志が、「経営サポート業」「情報発信基地」「お客様の社外重役」となることだった。以後、「人の倍やれば勝てる」をモットーに、この志を貫いたサービス力で多くのファンを集め、現在は岐阜県下一の会計事務所となっている。同所の顧問先の多くは、先生からの経営アドバイスの他に、「人に恩を返し続ける生き方」「志を立てて貫く生き方」「人の倍やる真摯な姿勢」など、先生の生き様に経営者としての姿勢を学んでいる。


2016年09月17日(土) 人を遺すのが一流の経営者Χ般海寮依整頓

5Sに優れるT社の掲示板を見て驚いた。経理部門の掲示板では、20日の欄に『25日〆切のお知らせ』『預り一覧表の作成』などの記載がある。これは当然の記載だが、それ以外にも27日「プリンター・消耗品の確認」「〇〇さん有給」などの記載もあったからだ。こうした細かいことまでタスクリスト化されていると、漏れがなくなり残業削減にも繋がる。業務の整理整頓は残業時間の削減のためにとても有効そうだと感じた。


2016年09月16日(金) 人を遺すのが一流の経営者ゾさなことを大切に

5Sに優れるT社の見学会後には、昨日のW氏だけでなく、Sさんからも以下のはがきが届いた。「先日はお越し頂きありがとうございました。ホワイトボードの字がキレイとお褒めの言葉をいただき、大変嬉しく思います。良い点、改善すべき点を見直し、お客様がさらに気持ちよくなるおもてなしを目指していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします」。この一文は、私は見学後の感想文の中に「ホワイトボードの字がキレイです」と書いたからだろうが、そうした一行に即時反応してはがきをくれる細やかさ。私と相対した個別のことが記されているため、小さなことを大事にしてくれていることが伝わって本当に素晴らしい!Sさんと接するお客様も、こうした小さなコミュニケーションを重ねるうちに、私以上に同社のファンになっているであろう。ブランドを創るのはトップではなく、現場の社員たちだと改めて気が付いた。


2016年09月15日(木) 人を遺すのが一流の経営者ぢ攻のお礼状

5Sに優れるT社の見学会を開催した。すると、その翌日にご案内いただいたW氏から以下の手紙が届いた。「先日は弊社ベンチマークに多数お客様を紹介頂きまして有難うございます。また、皆様からのお褒めの言葉とアドバイスを頂き、今後も言葉を励みに顔晴っていきたいと思います。今後はおもてなしを仕組み化というより、自然にできる様に人財力のUPを目指し、「今日だけ、今だけ、あなただけ」の目配り・心配りの行き届いたおもてなしが出来るようになる事が目標です。今後ともご指導の程。よろしくお願いします」。全部手書き。このスピードには感動した。見学のメンバーの誰かが厳しいことを書いたのかもしれないが、それを血肉にし、さらに上を目指す決意。本当に素晴らしいと思う。


2016年09月14日(水) 人を遺すのが一流の経営者8朕佑HEROにする仕組み

クライアント4社30人で、5Sが卓越したT社の見学会をさせていただいた。今回目を見張ったのは、いわゆる「改善提案シート」が、「三定改善シート」となっていたことだ。改善テーマを三定に絞ることで、アイデアが出やすくなるのではないかと思う。また5点満点で点数化されていて、定位置/定品/定量/使いやすさ・効率性/創意工夫・新規性/美しくできているか/感動レベルかの合計5点で評価することになっていた。これにより、5Sに参加する誰もがHEROになれるチャンスがあると感じた。5Sは個人の気づきをカタチにし、仲間皆で幸せになろうとする行為である。この評価の仕組みに感動した。


2016年09月13日(火) 人を遺すのが一流の経営者∋屬侶兢擬圓育つ

8月の暮れ、私が心から尊敬していた経営者が亡くなられた。その方は、とても素敵な社風を築かれてていて、私がクライアントをお連れしたい、一度貴社の挨拶の気持ち良さ、5Sの徹底度合などを見せて欲しい、とお願いすると、いつも快く受け入れてくれた。実は9月中にも、同様の見学をお願いしていた。しかし、上記のような不幸があったため、開催は無理かな…?と思い、彼の部下だった常務に確認してみた。すると見学会は実行する予定だと言う。「不幸を理由に見学会を中止するのは、彼の本意でありませんから」、という理由だった。それを聞いて、私は大変に感動した。どのような状況でも、決定者の意思を汲み取り、それに応えようとして動く自燃人集団…常務以下部下の皆さんの判断力と行動力の何と素晴らしいことだろう。「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上」は後藤新平の名言だが、彼はまさに「上」の人だった。


2016年09月12日(月) 人を遺すのが一流の経営者,おらかな受容力

とても素晴らしい経営者の葬儀に参列した。彼は某社の後継者として修業を積み、もう間もなく社長に就任するところだった。その謙虚で誠実な人柄は誰からも愛されていて、多くの人から強く必要とされていた。私は、彼と彼の叔父にあたる現社長の経営スタイルが好きで、いつもその礼儀正しさや顧客支援スタイル、社員との関係構築、取り組みの素直さなどに学ばせていただいた。そして、彼が築いたような社風の会社に憧れる多くのクライアントを、彼の会社見学に連れて行った。そのたびに、彼は嫌な顔をするところか笑顔で迎えてくれた。そのおおらかな受容力を心から尊敬していた。ニッチトップ企業を率いる経営者としてもっともっと多くの人を笑顔に、幸せにする力が彼にはあった。とてもとても残念でならない。心からご冥福をお祈りします。


2016年09月11日(日) アンパンマンミュージアムで感動したハグ

先日、娘と行ったアンパンマンミュージアムで、アンパンマンの握手会が開催されていた。来ていた子供たちは3歳児以下くらい。その子たちのために、アンパンマンは膝をついた。そして握手ではなく、ひとり一人をハグした。これには親も子も大喜び!ミッキーマウスはファンがもう少し年長であることから、立ったまま握手したり一緒に写真に納まることが多いが、まさか「膝つきハグ」とは…。ユーザー第一に考えた、素晴らしい優しさだと思う。


2016年09月10日(土) アンパンマンミュージアムでわかった専門店の価値

娘とアンパンマンミュージアムに行く。ここでアンパンマングッズを買うこと。するとそこに、ジャムおじさんのパン屋さんがあり、そこではアンパンマンを象ったアンパンや、カレーパンマンを象ったカレーパンが売っていた。1個320円と高めだが、どれも愛らしく、美味しそうに見えたので、娘とひとつづ買ってみた。気になるそのお味はというと…申し訳ないがコンビニ以下だった。子供だましレベル…だと感じた。パン工房が見えて、作業員が一生懸命パンにキャラクタたちの顔を描いているから、期待値が大きすぎたかもしれないが…。コンビニのレベルに慣れた消費者を満足させるには、専門店のレベルはもっと上をいかないといけない…改めてキャラだけで勝負することの限界と、品質競争の厳しさを知った。


2016年09月09日(金) 契約社員のやる気MAXを引き出した上司の言葉

ある契約社員が、正社員となって契約社員の束ね役となって欲しいと上司から懇願された。しかし、リーダー的な立場になることを望まない彼女は「会社には迷惑をかけないから、ほっといてください」と、頑なに拒んだ。するとその上司は、「仕事の話をしているのにその態度はなんや」といい、次のように説いた。「お前は皆にいろいろ教えるのが上手い。そしてよく落ちているゴミを拾う。が、残念なことにお前みたいな人がおらんのや。俺はそのような人財を多く育てたい。それにはお前のような人間がリーダーなって、お前が作らないかんのや」。この説得に彼女は納得した。彼女自身が気づいていなかった彼女の魅力とその影響力を伝えられて、彼女は自分の中に新しい可能性と責任感を持ったのである。この話を聞いて、上司ならではの「見るチカラ」と説得力に感心した。


2016年09月08日(木) 「自分の影響力」に気付かせる上司の言葉

某社の新任課長が、係長だった頃の叱られた体験を教えてくれた。彼女は本社からの通達文を要約し、自分が管轄している全マネージャで伝える連絡の中継係を務めていた。あるとき、この要約を怠り、本社通達の原文に近い状態で全マネージャに配信した。そうしたところ上司から次のように言われた。「そのままでなく、伝わりやすいように工夫して伝えるように。あなたが1時間工夫すれば、全マネージャがそれを読む時間が短くなる。それにより合計で何時間も助かるのだから」。これを聴きながら、この叱り方は、彼女の影響力に気付かせる点で素晴らしいと思った。人を育てる名人のようなリーダーは、実に多い。皆、中島みゆきのいう地上の星たち。育てられた者にとって輝かしい存在なのだ。


2016年09月07日(水) 「任せる仕組み」を教える私の原体験

昨日書いたように、私が「任せる仕組み作り」を経営者に提供できるとしたら、それは自分の社会人のスタートが、社内のだれもノウハウを持たない中で「任される」経験をしたからだろう。このときは完全手探りだったが、何とか仕事は合格点をいただいた。その次は新規事業の立ち上げに携わり、実際に立ち上げたのだが、このときはまさに時間をかけて仕組みをつくったのだった。ビジネスとは、そうした原体験が生きるものなのだろう。そのことに気づき、僅か4.5年しか在籍しなかったブラザー工業に改めてお礼を言いたくなった。


2016年09月06日(火) 後継者を育てたいと願う経営者の悩み2

昨日のKさんのアドバイスの続き。「任せ方がわからない」社長は、任せると称して放任する。この間、アドバイスしたいのを必死でこらえる。後継者は任された以上頑張るが、「仕事のススメ方」がわからないから、結果を残せない。そんな息子を見て「なんだ、こんなこともできないのか!」と社長は言う。そして「もう任せられない、俺がやる!」としゃしゃり出てしまう。柳井正さんも孫正義さんもこれをやった。それをされた後継者に残るのは屈辱だけだ。分岐点は、任せた時点で「こうやればいい」というスキルが後継者になかったこと。コンサルタントになって25年、私が負っていたのは、いきなり任されて悩む後継者へのスキルの伝授である。私が救うべき「可哀想な存在は、いきなり任されて、やりかたがわからず戸惑う後継者たち」であった。


2016年09月05日(月) 後継者を育てたいと願う経営者の悩み1

セミナー企画会社のKさんを訪ねる。彼が仕掛けた後継者セミナーのプランニングで行き詰ってしまったのだ。彼は丁寧に教えてくれた。「経営者は後継者を頼りなく思っています。自分が乗り越えてきた多くの試練を、後継者が同じように乗り越えて行けるだろうか…」と。そこで私が「後継者の決断力を磨くしかないですね。人財は意思決定の数で育ちます。後継者を育てるには小さな決断をいくつもさせればいい」と伝えると、「しかし、その小さな決断を任せる方法がわからないのです。それをセミナーの場で酒井先生に教えていただきたいのです」。こんな会話の中から、「ああ、そうか。『任せる仕組み』のつくり方を伝えればいいのか」と私は気が付いた。私に求められていた価値は、まさに【任せる仕組みのつくり方】にあったのだ。長年見出せずにいたミッションに、ようやく気付くことができた。詰まっていたものがスコンと抜けた開放感!Kさん、ありがとうございます!


2016年09月04日(日) 永野豪先生に見える化してもらった私の生き方

TV番組を多く手掛けた元ディレクターで、今は映像コンサルタントの永野豪先生を訪問。彼は職業柄、人の生き様をコンパクトにまとめて表現してくれるのが上手い。私は混乱すると彼を尋ね、カウンセリングを受けながら、自分の混乱を集約してもらっている。彼によれば私は常に「_聴チ曚隼廚┐詬遒舛海椶譴判于颪Β△修陵遒舛海椶譴瞭団Г鰺很鵑垢襦蔑匹づ世魄き出す)→その特徴を生かすお手伝いをして、その対象が良い方向に変わる→な僂錣辰人遒舛海椶譴竜鐓貊蠅鯀呂襤イ修陵遒舛海椶譴板垢ど佞合いとなる」の流れで生きてきたという。それを聴きながら、この中での一番の特徴はい世隼廚辰拭の状態が長く続くために、『これを繰り返せばいい』という仕組みの提供。それこそが私の真骨頂であるように思えた。先生、素晴らしい気づきをありがとうございます。


2016年09月03日(土) 若い専門家から多くを学ぶ親父は成長が速い

私は悩んだら、アドバイスをくれそうな先生に会いに行く。先生は、年上とは限らない。最近は年下も多い。が、それぞれの道の専門家であり、実績豊富であれば皆、師匠である。年下に習うことに抵抗を示す人が今でも少なからずいる。そういう人に出会うと、なんて勿体ないのかと思う。私は30代の頃、多くの年上の経営者の求めに応じ、いろいろと教えた。ありがたいことに彼らはそれを素直に聴き、素直に実行し、良い結果を出し、私の株を上げてくれた。私を育ててくれたのは年下かどうかなんて関係なく素直に忠告を受け容れてくれた先輩たち。今、その恩送りをしないといけないと思っている。


2016年09月02日(金) ワンピは単なるチャンバラ劇でないはなのに…

『シン・ゴジラ』を観た後で『ワンピース』も観た。こちらは前回作と異なり、大いにがっかりした。作品のほとんどが戦闘シーンであり、戦闘シーンを見せるために作られた娯楽映画だった。「社会を変えたい」「社会問題に一石を投じる」といったコンセプト(思想的な背景)がまるで感じられなかった。『ワンピース』はそのような要素の強いアニメであり、ゆえに世界中から愛されていると思うのだが、今回の作者たちは、3作目以降のゴジラだそうであるように、あるいは3作目以降のウルトラマンがそうであるように単なるチャンバラ劇にしてしまった。「チャンバラが面白ければ売れる」と安易に考えた企画担当者たちが透けて見える。残念でならない。


2016年09月01日(木) 映画『シン・ゴジラ』を魅力的にしているもの

噂の映画『シン・ゴジラ』を観た。噂に違わず素晴らしい映画だった。この映画にはこれでもか、というくらいに風刺が盛り込まれていた。また、ゴジラの倒し方がいかにも今風であった。その構想力、構成力に脱帽だ。その原動力になったのは初代ゴジラが誕生した思想的な背景(唯一の被爆国として看過できない社会問題への警鐘を鳴らすための映画)とその実行力に対する、庵野監督をはじめとする製作スタッフのリスペクトを強く感じた。ゴジラを生んだのは我々である。我々は、ゴジラの発生原因からなくさないといけないのだ。


酒井英之 |MAILHomePage

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