嗚呼!米国駐在員。
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2004年08月29日(日) 中国での失敗

徹夜と足裏マッサージのおかげで昨日は熟睡。
朝5時半に目がさめたのだが、こんなことは人生初めてかもしれない。2度寝も出来なくなって朝からホテルで仕事をしたりテレビを見たりなんかする。

オリンピック中継が、やっぱり中国選手や中国チーム中心の放送でおもしろい。
昨日は女子バレーが接戦の末に金メダルを取ったようで、各社そのニュースで持ちきりであった。中国女子バレーチームの鬼のような集中力と気力、画面から伝わってきた。日本チームは見たことがないけども、果たしてここまでの気迫があったのだろうか。

メダル数も、中国2位、と放送。
中国だけでなく、台湾と香港も中国チームとしてくくられていたのが、興味深い。

ホテルで朝食中、隣のテーブルのオヤジがタバコを吸い始めた。おいおい、と思ったが自分のテーブルにも灰皿がある。そもそも禁煙と喫煙なんてないんだ。アメリカにいてそれが当然と考えてしまっていた自分がいた。2008年の北京五輪までには、こういった対応も変わってくるのだろうか。

10時にチェックアウト。空港までホテルからメーター付の正規タクシーに乗った。運転手のおばさんが片言の英語を話す。国際都市北京、という事で、各タクシー会社はドライバーの英語教育に力を入れているという。会社によっては英語の試験をパスしないと運転できないというから、のんびりともしていられないだろう。
ちなみに料金は150元だった。昨日の80元はかなり得だったな。はは。

北京空港では人がごったがえしているが、オヘアも似たようなもの。チェックインカウンターで並ぶが、とにかく中国人って考えられないほど荷物を持っているので、各カウンターから収集される荷物のコンベアが、荷物が集中しすぎて止まったりする。コンベアが止まっている間、カウンターでは荷物を預けない人のチェックインを優先して進めるのだが、最初は意味がわからずに後ろの人たちに順番を飛ばされたと思って腹が立った。

大連到着後、ぶらぶらと2時間くらい歩き回る。
疲れて入ったマッサージ屋が大失敗。下手くそで、まともに教育されていない子であった。おまけに、どうやら財布の中の米ドルを抜かれてしまった。店を出るときに気がついたが、後の祭り。もう間違いなく背中をマッサージされているときだ。財布を放っておいてが視界から外したのはこちらの大チョンボ。疑いたくはないけども、他になくなりようがない。ああ、情けない。

ラーメン屋で餃子とラーメンと、懐かしの一番絞り大瓶を。それでも全部で30元(420円)。こちらが抜かれたのは40ドルほど(まだ思い出す)。確かに50ドルしかいれていなくて10ドルしかなかったからなあ。ああ、つくずく情けない。

旅は自分がさらけでるから、けっこう抜かりが多いという自分の性格を再認識した。
ちょっと気を引き締めねば。


2004年08月28日(土) 米国から中国へ

昼 12時発のUAで北京へ。中国9日間の出張。
5月の中国出張の際はチケットが2500ドルくらいだったのだが、今回はわずか1000ドル。アメリカからだと約14時間のフライトだけど、わずか数時間の日本から中国までの航空チケットよりも安いようだ。座席は満席で実に息苦しい。隣が小柄な中国人の中年男性で助かった。

離陸直後に1時間ばかり眠ったけどもそれ以降は一切眠れず。これは辛かった。ラッキーなことに、機内に持参した「黄金の島」(真保裕一著)が読み応えたっぷりの内容で、かなり助かった。

北京には午後2時半着。
あらかじめ空港からホテルまではタクシーで90元程度と聞いていたので、押し寄せるタクシーのポン引きの提示価格をせせら笑って相手にしない。
奴ら、最初に400元と吹っかけくる。無視すると一気に200元。まだ相手にしないと、周りのオヤジの数がぐっと減る。でも、こちらだってアメリカ時間で真夜中というのに荷物抱えてのんびり価格交渉する気もない。100元をいち早く提示したオヤジに決めて車に向かう。

荷物をトランクに突っ込まれて車に乗り込むと、上品な老婦人が既に社内に座っている。
なんだか分からぬままに車は発車。老婦人に英語で話すと、彼女もどこかのホテルまで100元で乗せてもらう話になったようだ。老婦人はパキスタンからの出張者。身なりも会話も非常に品がある。モンゴルで一仕事した後に北京入りしたと言う。色々話すうちに、客は2人なんだから50元ずつでいいよね、という話になって、運転手の若者に持ちかける。こういうときは、一切の笑顔を捨てて高慢に言わねばならない。英語がよく分からないのか、途中で止まってポン引きのオヤジと直接話せ、と携帯をよこす。

オヤジは、絶対に100元だ、1人100元だ、と繰り返す。こちらは50元だ、と譲らない。老婦人が小声で、「70元で手を打ちましょう」とささやく。それでもこちらは50元、50元、とわめく。最後にはオヤジが80元でどうだ、と言ってきたので飛びついて交渉終了。久しぶりのやりとりに、ついいきいきしてしまった。

ホテルにチェックインしてすぐに足裏マッサージ。90分で140元。最高。今回の中国出張では毎日足裏マッサージを堪能することが目標だが、果たして実行できるだろうか。

日本食レストランで、元気のない味噌ラーメンをすすって部屋に戻る。ただいまアメリカ時間で朝の9時。ほぼ徹夜なのに眠くならない。

アジアの活気に触れて身体が元気が出てきたのが実感できる。


2004年08月27日(金) 銅メダルで胸は張れないと思うのだが。

プロで固めた5輪代表野球チームが3位に終わったものの「胸を張って帰る」とコメントしていることを知った。

銅メダルで胸張られてもなあ。下手に全員プロで固めただけに、そして期待があまりにも大きかっただけに、尚更今回の結果に対してがっかりの度は増してくる。昨今レベルの高くなったアマの選手でも十分同じ結果が得られた気がするのだが違うだろうか。これだったら、最初からアマを出すべきで、いまから思えばだけどもうプロは五輪に要らないような気がする。

振り返るとチームはキューバ、キューバで頭が一杯じゃなかったのか。負けたオーストラリアなんて何もマークしてなかったんだろう。
対してオーストラリアは、打倒日本でがむしゃら。最初から2位狙いで調整してきたようだけど、そんなチームと対戦するにしては、日本の油断というかスキが心のどこかにあったのは間違いないだろう。

最近はメジャーで活躍する選手が増えてきたからか、選手も日本プロ野球の実力そのものに驕るところがあったのかもしれない。結果が伴わなければ、そんなことを言われてもしょうがないよ。所詮、アメリカ無しでも世界で3位。年俸何億ももらっている選手だけで固めても、世界で3位。

逆に言えば、期待された通りにメダルを獲得した、他種目の日本人選手が如何に偉大かが分かるというものか。

プロは結果だけ。金を逃した彼らに対して「よく頑張った」は失礼だ。
だからそもそも最初から出ない方が良かったのかもしれない。結果論だけど。

プロも公言していた金メダルを逃したんだから「俺達はよくやった」とか「胸を張って日本に帰る」なんて口にするべきではない。あれこれ言わずに、黙って日本に帰るべきかな。

プロ野球ファンだからこその一言。以上。


2004年08月26日(木) 怒!

今日は朝から直行で商談。ボスと待ち合わせて取引先に向かう予定だったが、何とボスは先に訪問先に入って応接間で話を進めていた。

何気ない事かもしれないけど、部下からみれば大失格の上司である。まるで下っ端のこちらが遅れてきたような印象を相手に与えるし、途中から会話に参加してもしっくり来ない。

こちらは時間に遅れたわけでもないのに、何で勝手に先に入ってしまったのか。だんだん腹が立ってきて我慢できずに問いただしたら、予定よりかなり待ち合わせ場所に早く着いたから、だそうだ。
ほんまにふざけやがって。

こんな小さな出来事でもそれが積み重なればストレスが大きくなる。
特に駐在員なんて狭い社会。嫌でも日本人同士は、同じメンバーで毎日顔をつき合わさなければならないからなおさらだ。
気が合う上司と部下ならば最高なのだけど、気が合わなければそれこそ駐在員生活は地獄。特に今日のような事例は、お互い信頼しきった仲であればたいした問題ではないかもしれないけど、合わないタイプの人間にやられると、話がこじれる。

まあ、こちとらそんなことに神経をすり減らすのはまるで勘弁なので、何とか耐えているようなものか。

上司は選べないから、早く転勤してどっかに島流しされて欲しいと祈るばかりである。


2004年08月25日(水) 浜口親子、米国紙に。

昨日にも書いた浜口選手のオヤジの記事。
今朝のUSA TODAY紙に掲載されていた。

After the match, Hamaguchi's father, former Japanese pro wretler Heigo "The Animal" Hamaguchi,screamed loudly in the stands and tried to jump oer the railing onto the mat area. He was restrained by security guards.
浜口選手が負けた瞬間、大声で叫んでマットに向かい係員に制止されたようである。

これに対して浜口選手はオヤジの行為や得点表示でもめた事など意に介さなかった、とある。
After she won her bronze medal match,Hamaguchi downplayed the scoring controversy and her farther's behavior.

立派なのは、浜口選手が「お父さんも私もがっかりしたけど、そこから立ち直ったら一緒に喜べる」と前向きな発言をしていることだ。
She said of her father: "Both of us had a feeling of despair and when we recovered and we won, we shared the joy together."

オリンピックが始まって、毎朝スポーツ欄を目を皿のようにして日本の記事を探しているのだが、いくら日本人選手が活躍しても金を取っても、ほとんど取り上げられることはない。
新聞にもよるんだろうけど、マラソン金メダルの野口選手など名前とタイムが出ていただけだった。

そんな中で、銅メダルに終わった浜口選手親子がここまで記事にされたこと。アメリカの中でもやはり注目を引いた親子だったのだろうか。彼らの映像が見たいところだけど、そこまで望むのは難しい。

数ヵ月後にレンタルビデオで出るだろうから、その時借りるかな。もっとも、今だからオリンピックにも熱くなるんであって、そんな後に見ても興味もなくなっているだろう。


2004年08月24日(火) 浜口のオヤジ / 友人の電話

朝方、熟睡中に携帯電話が鳴る。
誰や、と思って寝ぼけて取ると、昔の友人。「久しぶり、そっちは何時だよ?こっちは夜9時だけど。」

いや〜、うれしい電話。

こうして海外駐在をして1年以上たつと、いくら仲の良い友人でも、メールでのやり取りこそたまにはあれども、他愛もない話を電話でするような事はほとんどなくなる。お互い30越えた野郎同士が、用もないのにわざわざ国際電話で近況報告というのも柄ではないし。

同世代は、誰もが忙しい(ように見える)サラリーマン。連絡ががないのは、うまくやっている証拠だと考えるしかない。

そんな中でほぼ1年ぶりの電話。
他愛もない話をしてお互い元気で変わりない事を、直接話さずともなんとなく声で判断して電話を切る。
わずか5分だったが、互いによく知った男同士の会話はそれで十分である。



浜口、金メダルならずか。一発勝負の怖さ。
10回やれば8回は勝てたのに、そんな事を言ってもしょうがないか。個人的には、浜口に金メダルを取ってもらって、半狂乱になって大喜びする熱血オヤジ、アニマル浜口が見たかった。

このオヤジ、娘の事ででしゃばり過ぎだ何だの色んな声があるようだけど、最高のオヤジじゃないか。こんな日本のオヤジの、周りを気にせず大喜びする姿が全世界に放映されることが楽しみだったのだが、結果は銅メダル。 

残念だけど、おめでとう。この親子、本当に幸せだと思う。


2004年08月23日(月) マラソン金メダル

久しぶりに何も予定のない日曜日。

朝は10時まで熟睡。その後ヨガでもやろうかとジムに向かう。最近はオリンピック観戦で賑わう男子ロッカールームの中の応接コーナーなんだけど、今日は誰もいない。あれ?と思い中継されているテレビを見ると、日本対オーストラリアのソフトボール。やった!
ソファで1人ふんぞり返って必死に応援するも、残念ながら負けちゃったな。後でネットで見ると、それでも銅メダルだったようだ。負けて銅メダルというシステムがよく分からないけど、とにかくよかった。

ヨガを受けてからマシンで筋トレしていると、ジムの中の大型スクリーンには女子マラソン中継が!
画面では既に野口選手が1位で快走。もう、筋トレなんてそっちのけで約1時間はスクリーンにくぎずけ。2位の黒い選手が不気味にひたひたと近づくたびにひやひやしたけど、スタジアムに入ってガッツポーズの野口選手をみてひと安心。テレビ中継は、3位まで順位を上げてきたアメリカ人選手を頻繁に写すのだが、「そんなのどうでもええ!野口を写さんかい!」とイライラしっぱなし。距離もマイル表示なので、後どのくらい残っているのかさっぱり分からず、しかもやたらとCMは多いしいらいらしたなあ。

でも、よかった。金メダル。野口の走りは美しかった。おめでとう。
アメリカからも応援する事ができてよかった。


2004年08月22日(日) 世間はオリンピックのようで。

今日の朝刊で日本がメダルを19個も取ったことを知った。

えっ!?いつの間に?

(おそらく)日本では日本人選手が出場する試合を中心にテレビ中継をしているように、アメリカでは当然アメリカ選手またはチームが活躍する試合しか放映しない。しかも何だかよく分からないけど録画である。
これが、うーん、やっぱりつまらない。アメリカが金を取ったときの表彰式のアメリカ国家演奏、何回耳にすりゃあいいんだろうか。選手もまるで知らん。

アメリカで生活している以上、こればかりはしょうがない。

でもやっぱり見たい日本の活躍。
特に気になるのはプロで固めた野球チーム。
金が当然の中の当然の中で、プロ選手が必死に勝利をもぎ取っている姿がネットの記事でもよく分かる。中村がバント、良伸がヘッドスライディングだって。こんながむしゃらな野球なら大歓迎。日本のプロ野球はごたごたもめているけども、野球はビジネスの対象である前にこんなに熱いスポーツなんだ、と再認識するきっかけとなればいいと思う。

レスリングも金が当然と言われているけど、その過酷なプレッシャーをどうはねのけて普段どおりの力を出すのか。浜口京子もオヤジ、アニマルは、娘が金を取ったときには喜びのあまりどうにかなってしまうんじゃないだろうか。

こんな試合が再放送でさえも見られないのは、なんとも残念である。


アメリカ選手の活躍だって面白いとは思うのだけど、結局‘その裏’に潜んだ人間ドラマがこちとらさっぱり分からないという事が、見ている側からすればドラマのない単なる競技になってしまっている。

この違いは大きいのである。


2004年08月21日(土) マクドナルドのカード決済

小生も必ず週に1度はお世話になっているマクドナルドなんだけど、新聞記事によれば年内に国内店舗の半数(8000店)でカードによる代金支払いの受付を開始するという。

同じファーストフードを見ると、ウェンディーズは国内店舗の90%、バーガーキングは直営600店すべてでカードを受け付けている。
マクドナルドがまだ半分もカード決済を受け付けていないというのは、少々意外な気もするのだけど、何か理由があったのだろうか。どこも署名を必要としない決済をしているので、カードによって回転率が落ちるなんてこともないのだろうけど。

店から見た場合のクレジットカード最大の利点は、何と言っても売り上げ増。客の約8%がカード決済をしているウェンディーズでは。1人あたりの購入額が現金の場合は5ドルだがカードだと7ドルと約35%伸びるようだ。手持ちの現金は最小限のカード社会のアメリカ。

こんなデータを見ると、カードだと財布の紐(というんだろうか?)が緩むというのは、なるほど、実はこうした小額の買い物ほど顕著になるのかもしれない。

ちなみにアメリカのマクドナルド、客は平気で待たせるし、値段だって日本よりも高い。それにポテトもハンバーガーも作り置きが長くて冷え切っている場合がある。
それでも、店を見つけると何となく行ってしまうのは何でだろう? 


2004年08月20日(金) 仕事がデキる奴は息抜きもうまい

かなり疲れとストレスが蓄積しているようである。

ボスに呼ばれて「ちょっと休暇をまとめて取るように」という指示が出た。
実はちょっと前に、思ったことをどんどん腹にためずにぶつけよう、と決めた。当然ボスにもあれこれと言いたい事を言ったのだが、ちょっと度が過ぎたようである。まるで小姑のように愚痴ばかりだな、と言われた。

いやあ、でも言われた事は確かにそうかもしれないな。あれこれ言った内容というのも、自分に余裕がある時は何でもないことだったかもしれない。それにしても、人から指摘されるほど自分が疲れを表に出していたとは気がつかなかった。

ボス曰くは、精神的なストレスが少しずつたまると知らないうちに肉体に影響してくる、気がつくと疲れが取れなくなったり身体に変調をきたすようになるが、肉体に出てきた段階ではかなり手遅れ、だそうだ。う〜ん、言えてるかもしれない。

赴任して1年数ヶ月。
アメリカでも通用することを早く証明したくて、自分なりに頑張ってきた。ただ、やみくもに頑張るだけではいけないようだ。


優れた指導者というのは息抜きもうまいという。
小泉首相も13日間の休みの最中。 “手遅れ”になる前に全てを忘れて息抜きするかな。

日本にいる時には意地でも長期休暇を毎年取ってたのだけど、アメリカにきて休暇をいつでも取れるような環境にきたら、逆にタイミングを計ってしまったのかもしれないな。何やってるんだか。はは。


2004年08月19日(木) 8月18日(水) 今日の愚痴

隣に座っている米人スタッフには、よく奥さんから電話がかかってくる。仕事中に。それも数時間おきに。

聞きたくなくても聞こえてくるその会話の内容は、こういっては何だけど、実にくだらない。週末の遊びの計画だったり、両親の事だったり、世間話が多い。

自分はあまり口うるさくないタイプだと思うけど、ついつい、
「仕事中にわざわざそんな電話する必要はないだろう。後にしろ、後に。」と言いたくなるけど、言えるわけもない。

たまにかかってくるくらいならいいのだけど、こう頻繁だと、かけてくる奥さんの神経までも疑ってしまう。旦那が一生懸命頑張っているときに、何考えてるんやって。どうせ毎日午後5時30分には家に戻るんだから、もう数時間我慢せえっての。

この奥さんは、旦那の声を常に聞かねば息が出来ないとしか思えない。

旦那は旦那で、最後に必ず「 I LOVE YOU, ハニー」と猫なで声でささやくのも、何とかしてほしいものだ。



あーあ。それにしても、愚痴ばかり。
疲れが蓄積してるのかなあ。そういえば全く会社を休んでいない。たまには休みでもとってリフレッシュしないとやってられんなあ。


2004年08月18日(水) 会社に突然届いた贈り物は…

先週、会社の自分あてにメジャーリーグ(ソックス対タイガース)のチケット2枚が送られてきた。差出の会社名は全く心当たりがない。

そういえば、1ヶ月ほど前にある会社から突然電話が入って、メジャーリーグのチケットを送りたいが何枚必要か?と聞かれたんだった。この電話を受けたときは、相手先の会社名が全く心当たりがなくて、確認してから折り返す、という生返事をしたのだけど、周りに聞いたら昔に付き合いがあった取引先との事だった。商売が途切れて4,5年経つらしい。

いくらなんでも、そんな取引先にチケットくれ、なんて言えないなあ、なんて思いながら、日々の忙しさに流されてそのままになっていたのだが、チケットは突然郵送されてきたのだった。

この1件は、日本のお歳暮お中元を思い出させた。
どこの会社でもやっていると思うのだけど、取引先リストに基づいてこうした贈り物が送付される。毎年見直しがされる。この人はもう要らんやろ、とかこの人はもうちょっとランク上げた方がええんちゃうか、とか考える。でも、細かに見直しなどやってられなくてリストはそのまま、送る必要もない相手に送ってしまうケースだってある。

6、7年ほど前、自分のような入社数年の若造にまで、ある取引先から缶ビールの詰めあわせが独身寮に届いた。その後、たいした取引、というよりつながりさえもなくなったのだが、その詰め合わせは毎年きっちりと贈られてきた。もちろん、何も考えずに寮の仲間とビールは飲み干すのだが、これなんか一旦登録した顧客リストが見直しされずにそのまま残っていたか、それとも、続けてきた贈り物を途中でやめるのもどうか、という判断があったかのどちらかだろう。

まあ一ついえることは、自分の場合はこんなものもらってももらわなくても、仕事をやる上でほとんど影響もないだろう、ということか。
もっとも、高級時計や車なんてもらえたならば付き合い方も変わるかもしれないけど、残念ながらそんな恩恵に預かったことはないしなあ。

アメリカに来て、さすがにこんな風習はないと思っていたけど、クリスマスの時にプレゼントを贈るんだなあ、これが。日本のお歳暮お中元のように専門誌があって、どこの誰にはこれを、なんてやるのである。結構意外だったのは、アメリカ人スタッフなんてこんなの関心ないと思っていたのだが、みんなかなり見栄を張ろうとしたこと。

もうええやん、と思うような相手でも、100ドル近い食事券とか平気で送ろうとする。担当のおばちゃんに、送るとしても30ドルのチョコセットで十分じゃないか、と言ったところ、「あなた達は出張してお客さんと食事したりするけど、私はそんなことしないから」って言われた。そんな問題じゃないと思ったんだけど、その時はうまく伝えられなくて結局そのままになったなあ。

今回届いたチケットだって、おそらく過去の登録がそのままになっていただけのことなんだろう。それにしてもなんで去年赴任してきたばかりの自分の名前を知っているのだろうか。

まあいいや、先週届いたチケットは遠慮なく有効利用させてもらうつもり。しかもシートは非売品のDIAMOND SUITEシート。想像もつかない席だけど楽しみだ。

こんな間違い(?)ならいつでも歓迎だな。ラッキー。


2004年08月17日(火) 筋肉痛 / 常識知らず

朝から腕が猛烈な筋肉痛。

2日前にジムに行って筋トレしてたら、「あなたは日本人か?」と話しかけられたんだった。「私は韓国人だけど」とそのムキムキのオヤジは言う。
「よく分かったね。自分の顔は韓国人と間違える人が多いのだけど」
「日系の会社で9年働いているから、君の事はすぐ日本人って分かったよ」と言う。

少しばかり世間話をした後にダンベルで上腕筋を鍛えていたら、この韓国人のオジサンが来て、親切にやり方をレクチャーしてくれた。こっちは、その時点で筋肉がパンパンだったのだけど、親切心を無下に却下する訳にもいかないので、彼の前で言われるままにダンベルを何度も上げ下げしてしたんだった。筋肉はもう悲鳴を上げていたけど、日韓関係を崩すものか(!?)と必死になったんだったな。


今日、マクドナルドで1人ランチをしていたら、車を降りて店内に入るオバサンがいた。手にはマックのドリンクカップを持って。
彼女は店内に入って、迷うことなくドリンクコーナーへ行き、そのままドリンクを入れてしまった。
こちらのファーストフードはほとんどがドリンクフリーなんだけど、やっぱり中にはこんなに信じられない奴もいるんだなあ。

そうそう、飲み放題なんだから、カップの大きさはいつもM(M、L、LLの3種類がある)でいいんじゃないか、と、いつもLLを頼む米人に聞いたことがある。かえってきた答え。

「だってまたREFILL(継ぎ足し)に行くのが面倒だろ。」


2004年08月16日(月) 日系人の方々

天気は最高!の日曜日。
まさに秋晴れ(?)といったところか。今日も懲りずに地元のゴルフトーナメントにゲスト参加。こうして1日中外に出れるのも後1ヶ月くらいか、もうあせったようにゴルフを繰り返している。1年前では全く考えられなかったのだが、人間変わるものだな。7番アイアンがどこかに消えたままで気持ち悪いままだが、アウトは42。調子いいな、と思いきや結局インで53たたいて終わってみれば95。さすがに金土日の3日連続ゴルフを2週続けたからか、最後はヘロヘロ。

このコンペ、日系人の方も多く参加しているのだけど、みなさん完全にアメリカで生まれて育っている。だから顔も名前も日本人なんだけど、日本語がさっぱり分からない。まあ、これは分かる。彼らは生まれてから日本語を話す必要も全く無かっただろうから。

ちょっと不思議だと思ったのは、それでも日本食がみんな好きで、ゴルフにはよく日本の和菓子やおにぎりをもってきたりしていること。やっぱり体格は日本人だから、食生活も日本食が合うんだろうか。こうした食生活は親の影響もあると思うんだけど、生まれてこの方アメリカで育ってきて、それでも昼飯がホットドッグやハンバーガーじゃなくてオニギリっていうのがなんともいい。

こうした日系人の方は1人1人がその生い立ちが異なっており、話を聞く度に、その人生と生き様というものに惹きつけられる。自分のように日本で生まれ育ってきた人間には考えられないような生い立ちをされている場合が多いのだけど、こんな話を聞いていると、アメリカという国の大きなところを感じるときでもある。

そういえば、彼らはオリンピックでやっぱり日本を応援するんだろうか。


2004年08月15日(日) レイアウト変更 / 消えた7番アイアン

土曜日。8時半に目が覚めて、早速オリンピックの中継を探したがどこも何もやっていなかった。パソコンでチェックしてバレーもソフトも負けたことを知った。ついでに何となく日記のレイアウトも変えてみた。この手のホームページ作成にはあまり凝る方ではないのだが、ちょっとした気分転換。


今日はちょっとショックな出来事があった。
昨日は会社が終わって、ゴルフ場に直行してハーフだけ回ったのだけど、今日も午後からゴルフに行くと、7番アイアンがないのだ。
どこをどう思い出しても置き忘れる理由が無い。しかも昨日は、手引きカートを引いて歩いたから、‘バッグから1本抜いて打ち終わったら戻す’の繰り返しで、忘れようが無いはずだ。すがるようにゴルフ場に聞いたのだが、届いていない、と冷たい一言。

よりによって、微妙なクラブがなくなったものだ。
6番じゃ大きいし8番じゃ短い時は、どうすりゃいいんだ。1年前にタイトリストに発注したアイアンで、頼んで作ってもらった0.5インチ長いシャフト。また別注するったって、うまく合うのが手に入るんだろうか。参ったなあ。かといってフルセット買うわけには行かないしなあ。

というなんともやり切れぬ思いでスタートしたホールだったが、出だし4連続パーでまとめハーフ43というスコアであった。
結局、クラブの一本くらいなくても、素人のゴルフには何の影響もないという事がよく分かったな。はは。

オリンピックで日本人選手、応援したいなあ。


2004年08月14日(土) ナベツネ辞任

スカウト活動問題でナベツネが辞任。
まあ、どこの球団でも選手に接触するにあたってこれぐらいの事はやっているのだろうし、スポーツメーカーが将来の有望選手に道具の無償提供をしているも同じ範疇、それが営業活動であるならば、ある意味では容認の範囲と思う。
いってみれば氷山の一角であることには間違いないだろう。

それがここまで事が大きくなったのは、結局ナベツネのわがままがもう世間で通らない、表舞台から姿を消すほうが得策、と判断した球団幹部及びナベツネ本人そのものの結論だったような気もする。


なんだか日本のプロ野球ってのも、1リーグだとか2リーグだとかもめているようだけど、この騒動にもすっかり興味がなくなったな。というより、こうして海外からネットだけ見てると、もうどうでもいい話に思えてくるのが正直なところ。
選手がスト権確立したってのも、今朝のこちらの新聞に小さく出ていたけど、これを聞いたオーナーが「やるならやれ。日割り計算で給料が減るだけだ。」って言ってるのが、あまりにも情けない。

いっそのこと、入団する選手側に複数年雇用を前提とした契約金を取るか、それとも移籍の自由がある代わりに契約金を受け取らないかの選択権を与えればいいんじゃないか。そうすれば希望する選手は、みんな自由にメジャーリーグへ移籍できる。これまでのように選手を縛り付けることも出来ずに、日本のプロ野球も抜け殻になるかもしれない。

そうなったら困るのは、球団経営者、あんた達ではないのかね。
球団運営だって確かに会社経営の1つではあるのだけど、夢もビジョンもないエンターテイメント業に、喜んでカネを払う人はそんなに多いとは思わない。

いっその事、コミッショナーもどっかのお古ばかりじゃなくて、外部のエンターテイメント業界から招聘するべきじゃないのか。例えばディズニーとかから。プロなんだから、選手任せだけじゃなくてそれぐらいやって努力しないと。


2004年08月13日(金) 営業力の差

今日は朝から寒い。
長袖のシャツを着て車に乗り込んだが、それでも寒くてフリースを来て出てきた。一体どうなっているんだろう。もう夏が終わりなのか。

珍しく今日はセールスの電話を受けた。
ビジネス書のベストセラーを朗読されたCDを販売する会社から。もちろん日本語である。
過去に電話かかってきた時に、サンプルを送ると言われ、こちらも忙しく「じゃあ送っておいて下さい」と生返事したんだった。

その後何回か電話がかかってきたが、まだ聞いていない、と言って全くとりつがなかったが、今日は昼食後で一休みしていた時にかかってきたので、なんとなく話を聞いてしまった。こちらも営業マン、相手の気持ちもよく分かってしまうからである。

アメリカは通勤が車だから、こうした需要はそこそこあるという説明を受ける。
しかし、この相手の営業マン。一生懸命は分かるのだけど、決めの一言がない。相手に気を使いすぎていて、遠まわしにあれこれと言うので、なかなか会話が終わらない。しかもこちらの話に耳を傾ける余裕がない。

こういったアイテムの飛び込み営業ってどうやって電話で相手を口説き落とすんだろう、とこちらも意地悪ではあるけども、関心があったのだが、時間ばかり立つので、最後は適当に断って電話を切った。

価格をどう考えるかにもよるが、モノ自体は悪くはないと思う。
ただ、自分の場合だけど、通勤くらいは好きな音楽を聴いて1人の空間をリラックスしたいので、こんなお堅い話を聞きたくはないのだけど。

黙っていても売れるものに営業力というのがどこまで必要か分からないけど、黙っていては売れないものについては、てきめんに営業マンによって差が出るのではないかと感じた。どこの世界でも、お金を稼ぐっていうのは楽ではないよなあ。


2004年08月12日(木) お疲れの出張2日目

デトロイト出張2日目。
朝一で米系の加工業者を訪問。購買のしゃれたおばちゃんとも大分仲良くなった。9月に彼女の旦那も交えて一緒にゴルフすることを約束する。

午後からもう一軒寄るつもりだったが、担当のマネジャーに電話をかけてもボイスメッセージだけで、何度メッセージを入れてもcall backがない。こんなケースは、強引に訪問しても受付でもはねられるだけなので、あきらめて帰ることにする。営業だから、日米問わずこんな事はよくある。

帰りの飛行機は爆睡。離陸も着陸も記憶が無い。飲み物サービスがいつ来たのかも全く分からなかった。かなり疲れていたのだろう。
出張して取引先を訪問すれば、やっぱりそれはそれで得るものがある。いくらメールの世の中とはいっても、やはりface to faceの話し合いに勝るものはない。こちとら語学が未熟な外国人なんだから、尚更顔をあわせねばやっていけない。営業たるもの、ガンガン外に出て直接肌で色々感じないといけないな、という感を一層強くした。

夕方に事務所に戻って夜は大阪支社に電話で打ち合わせ。
どうも日本はオリンピックで盛り上がっているようで、夏日も続いて暑くてたまらないらしい。今週はお盆休みでのんびりしているとも聞いた。こちらはといえば、オリンピックは盛り上がっているというほどでもないし、夏の盛りは過ぎて外はだんだん冷えてきた。ナイターなんてみんな長袖のトレーナー着て上着着て観戦だもんな。お盆なんてすっかり忘れてたよ。

9時まで働いてくたくたになって帰宅。
もう真っ暗。2ヶ月前まで9時近くまでゴルフしていたのになあ。

注文していた布袋のライブDVDが日本から届いていた。さっそくセットするが、リージョンが違って再生出来ず。ダビング禁止だとかでパソコンでも見れない。ショック大である。このリージョンって奴は本当に何の意味があるんだろうか。ベータとDVDみたいなもんやろか。何でこう、消費者に不利益なものがこんなに世の中に存在するんやろか。いい迷惑だ。
最近、疲れが重なってかヤケになる事が多い。このDVDを見るためだけに、リージョンフリーの再生機を買うことに決めた。はぁ〜。


2004年08月11日(水) デトロイト出張 / アイスコーヒー

昨日はデトロイト出張。
最初ホテルで何故かPCがダイヤルアップ接続できず、部屋を変えてもらおうかとも思ったけど、面倒くさいのでやめた。たまにはメールもインターネットもない日があってもいいか、と思ったのだ。
でも、よせばいいのにもうひとつの電話で試したらあっさりつながってしまった。なんともいえない気持ちだ。


行きの飛行機で、後ろに日本人ビジネスマンらしき数人が座った。どうやら駐在員と日本からの出張者のようだ。
「アメリカは新婚旅行以来ですよ。」なんて声が聞こえてきた。また、しきりと暑いだのなんだの文句を言うのが、何故か同じ日本人として恥ずかしい。

スチュワーデスが飲み物のオーダーを取りに回ってきた。
この出張者、何を注文するかと思って何気なく聞いていると、「アイスコーヒー」(日本語そのまま)。スチュワーデスが聞きなおす。「アイス・カーヒー」(ちょっと発音を変えた)。それでも分からない。そりゃそうだ。そんなもん、あるわけない。日本の喫茶店じゃないんだから。その出張者氏、日本でしょっちゅうアイスコーヒー飲んでるんだろうな。結局スチュワーデス(もちろんかなりのオバサンである)は、「ジュースでいいでしょ。」と言って、種類も聞かずにぶっきらぼうにアップルジュースを置いていった。

そういえば、日本にいるときはよくアイスコーヒー飲んだなあ。取引先の人が、「夏には毎日喫茶店で1杯500円のアイスコーヒーを3杯も4杯も飲むからやってられないよ」と言ってたなあ。何だかよくわからないけど、当時会社に入って間もなかったので、ああ、サラリーマンってこうなんだ、と何となく思った気がする。若いときは、コーヒーを飲むのが営業マンと思って、たまに飲みたくもないアイスコーヒーを営業の合間に飲んだっけ。いつもドトールだったけど。
おかげで久しぶりに懐かしいものを思い出したな。それにしても、「アイスコーヒー」って最初に言ったときには思わず噴出したな。日本の航空会社には、アイスコーヒーのサービスなんてるんやろか。


今回の出張先は全て米系企業なので、カジュアルの服装にした。やはりいい。夏にネクタイにスーツなんて日本と韓国くらいじゃないか。
空港に着いて、ファーストフードで昼食を取りながら、訪問先で説明予定の資料をじっくり読む。今更ながらだが。十分時間があるなあと思っていたのだけど、ふっと気がついたらアポの時間が近づいていた。そういえば、時差が1時間あるのを忘れていた。慌てて車を走らせ訪問先へ行く。

面談は2時間。初対面の相手2人だったが、何とか終了。途中、相手の英語が分からずに会話が全くかみ合わないのがわかったけど、一切気にしない。

ホテルにチェックインして晩飯に出る。
これが問題。最初に入った韓国料理は高級すぎてとても1人でのこのこ入るようなレストランではない。いや、店には入ったのだが、誰かと待ち合わせか、と言われて、違う、といって退散。次に入ったのはタイ料理。ここなら安心と思いきや、いつまでたっても店員が出てこない。あきれて店を出る。そして、結局は何の変哲も無いステーキハウスに入る。注文したオニオングラタンスープが塩辛くてとてもマズイ。メインのアンガス牛ステーキもとてもレアとは思えぬ焼き具合。マズイ。店員の女の子が、「Everything is Good?」なんて聞いてきて、「Good」なんていつものように笑顔で答えるのだけど、今ひとつの夕食であった。しょうがないな。何故かスープの料金が請求書に入っていなかったけど、当然何も言わずにチップを5ドルおいて店を出る。

でも腹が一杯。これで明日の朝は抜いても大丈夫だな。ああ、不健康。


2004年08月10日(火) 掃除機

掃除機の音が大嫌いである。

特にアメリカの掃除機は、図体も音もバカでかい割には全然ゴミを吸い取らない役立たずである。我々駐在員は、自分の家もそうなのだが、掃除機だけは日本から持ってきている人が多い。日本製の方がよっぽど小回りも聞いて音も静か、ゴミもよく吸い取るからだ。

この音が何故嫌いか。
小さい時、寝坊して遅くまで布団でぐずぐずしていると、母親が早く起きなさい、邪魔だ邪魔だ、と掃除機をかけはじめた。その音に対する嫌な印象が残っているのかもしれない。

こうして仕事を終えて残業していると、メキシコ系のおばちゃんがずけずけと事務所に入ってきて、それこそバカでかい音を立ててデスクの周りに掃除機をかける。おばちゃんは与えられた仕事を淡々とこなしているだけなのだが、これが非常にうっとおしい。
大人げないとは思いながらも、この爆音だけは耐えられないので、こちらも露骨に嫌な顔をするのだが、そんな事にはお構い無しに、せっせせっせと掃除機をかけるおばちゃん。
心なしか、うるさいなあ、という表情をこちらが出すときに限って、時間をかけて念入りに掃除しているような気もする。

この音、自分で掃除機をかけているときは気にならないのに、不思議なものである。


2004年08月09日(月) 中国の反日

今日のシカゴトリビューン紙に、アジアカップの日本チームに対する中国の観客の記事が大々的に取り上げられていた。
これはショックだった。

ほとんど日本や中国の記事なんて出ないこちらの地元紙に、こんなに大きく取り上げられるとただ事ではないな、と思い知った。インターネットで日本のニュースをちょっと見た程度では、日本チームに対するブーイングが度が過ぎているのかなあ、くらいの感じで、ここまで事が深刻だとは分からなかった。 2日前にはこの件についてアッサリとした文章を書いてしまったのを恥じる次第。

記事には、中国人の日本に対する不満のオンパレード。なかでも、「We hate the Japanese.」の文章はキツイ。これがサッカーの試合か。これじゃ反日集会だろが。

この記事を読んだアメリカ人はどう思うのだろうか。
アメリカ人の大半がアジアの出来事なんて無関心というのが大方当たっていると思うのだが、少なくとも日本と中国は犬猿の仲だとは思うだろう。

中国人ってみんなこんなに日本の事が嫌いなのか。
自分の知っている中国人は、決してそんな事はないと思うのだが、自分とは仕事上の付き合いと割り切った彼らの態度なのか。「過去は過去」ときっぱりと言い切った中国の友人達が、嘘をついているなんて考えられない。でも、反日教育ってのが、若い世代に徹底的に詰め込まれているというのは事実だろう。この事実に目をそむけては、今後の日中関係は考えられない。

今回はスポーツという場を通じてこんな反日感情が露呈したのだが、スポーツの応援であるだけに尚更中国人の本音が現れた気がする。

日本を侮辱して大騒ぎした中国人は言語道断であるとして、日本の為にもそれから中国の為にも、今回の件に関しては日本として何か一石を投じなくてはならないと思う。

これじゃ、過去を誤れ、責任取れって言われても、こんな露骨なやり方をしてくる相手には何もしたくないよ。


2004年08月08日(日) 女子バレー

朝から今日もゴルフ。
かなり練習も積んで気合十分だったのに、なんとなく不完全燃焼で疲れた。結果はちょうど三桁をたたいてしまった。いきなり練習の成果が出るほどあまくはないなあ。

夜はレンタルビデオ「ZONE」。
女子バレーの特集がよかった。オリンピックに向けた柳本監督の周到なシナリオが素晴らしい。当然、厳しい監督に見えるのだけど、そのシナリオを分かっている選手と分からない若い選手とでは、受け止め方が全然違うだろうな。

実績もあるこんな指導者(上司)の元で働きたいな、というのは、やっぱり他人の芝生であって、やっぱりその渦中にいると、このクソオヤジ!と腹も立ってしょうがないと思う。

自分がバレーをやっていた中学時代を思い出した。厳しかったコーチに毒でも盛ってやろうか、と本気で思ったからなあ。

放送では、大山って選手がぼろカスにやられていたけど、彼女に対する監督の期待度がよく分かった。

オリンピック、見たいなあ。
アメリカじゃ、日本の試合なんて放送するかなあ。


2004年08月07日(土) 挑発に乗るな、ジーコジャパン

最近インターネットでよく目にするこの事件について。中国で開催されているサッカー・アジア杯で中国人の観客らが日本代表やサポーターに反日感情をあらわにしている問題である。

中国人観客の大ブーイングに遺憾の意を表すのはいいんだけど、日本政府があれこれ言うと、中国みたいにスポーツに政治がどんどん介入する事に繋がるような気もするけど。
2008年北京五輪のボイコットっていう案も、確かにインパクトはあるのだろうけど、冷静に考えればますます混乱を招くだけじゃないのかね。だいたい、モスクワオリンピックじゃないんだから、政治的軋轢によってボイコットすれば、それを目指して頑張ってきた選手達が可哀相だ。

反日に対して反中でやり返すのも、建設的な行為とはならない訳だし、中国と同じ土俵であれこれ文句言ったって、何の解決策にもならん気がするけど。ここはいっその事、日本人サポーターが大挙して中国のスタジアムを埋め尽くして、中国人サポーターと同じように日本チームの活躍に対してブーイングするとかやってみる。日本人が「靖国神社参拝反対」という垂れ幕をもって。
中国人サポーターは、もうアホくさくなってしまって、これ以上続けられないって。

でも中国ってのは難しい。4千年の歴史があって、プライドも高いし思いっきり見栄もはる国民性。
一緒に仕事してたって、本当に彼らの取り扱いには注意しないと、思わぬ事で大怪我する。でも、はっきりしていて分かりやすいから、好きなんだけどなあ。まあ、それがこうして国際社会にさらされた時にはどうかっていう問題があるんだけど。

それにしても日本のある政治家は、「今回の件は相互理解が必要」って相変わらずノー天気なコメントしているようだけど、こういうそういうその場しのぎの不用意な発言が、後で大きく問題になるんだって。人種も民族も歴史も考え方も全く異なる2つの国が、簡単に相互理解なんて出来るかっての。何も考えていないなら、何も喋るなっての。

まあ、これはスポーツの世界。
日本チームが全てを終わらせるから、心配してません。


2004年08月06日(金) アメリカのVACATION

VACATION - 噂には聞いていたが、アメリカでこの言葉がこんなに市民権を得ているとは思わなかった。

アメリカのこの時期。どこもかしこもVACATION、誰も彼もがVACATION。 取引先の担当に電話すればボイスメッセージで「VACATIONで今週はいません」と応答。メールを送れば自動メッセージが戻ってきて、来週半ばまでVACATIONで不在です、って。中には御丁寧に、旅行先まで書いてある場合もある。「8月4日からハワイに10日間行ってきます、ALOHA!!!!」

といっても、みんながみんなバラバラに取るから、仕事の方は進まない。
営業に電話すると、技術がVACATIONでいないから分からない、と言われ、翌週に電話してみると、その営業がVACATION。

社会全体に、VACATIONじゃあしょうがないなあ〜、っていう雰囲気が完全に定着化しているのが、スゴイ。
我々の感覚だと、担当がいないならじゃあ変わりに誰がfollowするんや、って言う話になるのだけど、どんなにこちらが急いでも、担当はVACATIONでいないから待ってくれ、って言われる。そう言う輩にしたって、VACATIONでいないんだからしょうがないでしょ、何言ってるの、っていう態度をありありと出すのである。

日本じゃあ、夏期休暇だって会社で共通の休みがない限りはお互いに調整して重ならないようにするわけだし、大事な案件があれば休暇前の申し送りはしっかりする。休暇で不在中も、仕事が滞らぬよう、誰かがフォローする。分からなくてもフォローしている振りはする。

でも、アメリカも日本も同じように社会も仕事も回っていくんだなあ。
日本の、周りに気を使いながら取るみみっちい夏期休暇ってのも、こうして考えると儚いよなあ。

そうそう、うちの会社の秘書は、3週間のVACATIONをたくらんでいた。
仕事は契約、分業制が確立している米人スタッフは、他人の仕事なんて手伝うつもりはさっぱりないから、この秘書の業務は完全に滞る。
「3週間もあなたの仕事が完全にとまってしまうけど」と言ってみると、それに対して大真面目な顔で帰ってきた言葉は予想外であった。

「私がいない3週間は派遣社員を雇えばいいのよ。」   まいった!


かくいう私は、人のVACATION分析ばかりで、この夏は自分のVACATIONの予定がない。
まだアメリカに来て1年ちょっと。 こちらは気候もいいし、まだまだ毎日がVACATIONのようなものだからである。


2004年08月05日(木) 米人スタッフのたくらみは・・・

朝8時過ぎに事務所の机に座るとすぐに自分の直通電話がなった。
電話の相手は米人スタッフのR。奴は今日から3日間、出張のはずだ。

「頼みがある。今すぐに空港に来てくれ。大至急だ!」

何だか訳が分からないが、言われるままに会社を飛び出して空港に向かった。何でも自分でキッチリやるタイプのRから、こんな連絡が入るとはなんだろうか?色々と思いをめぐらすが、わざわざ呼びつけるという意味が全く分からないまま空港に着く。
大きく手を振るRの横に車をつけると、奴は突然助手席を空けて荷物を放り込んだ。

「とりあえずこれを事務所に置いおいてくれ。飛行機がもう出てしまう。俺はもう時間がないから。」と叫んでドアをしめ、大急ぎで走り去ってしまった。

奴が放り込んだ荷物はゴルフバッグであった。

ははあ、コイツめ、出張と言いながらゴルフしようと思ってたな!1日あれば済むような用事に3日もかけて出張に行くと言うから、おかしいなと思ったんだよな。
案の定、無事にチェックインを済ませた奴から後ほど電話がかかってきた。

「今日は空港に着いたのが遅れてしまった。荷物は飛行機出発予定時間の45分前を切ったら受け付けてもらえないって言うから・・・」

あえてゴルフの事は何も聞かなかったし、向こうも何も話さなかった。
ゴルフバッグは目立たないように会社の物置にぶちこんでいたのだが、よりによってボスが見つけてしまった。Rが戻り次第事情を問いただすって。あ〜あ。

Rよ。こっそり事を進めるなら、もっと用意周到にやらなくっちゃ。


2004年08月04日(水) 練習は自己満足? / コミュニケーション

8月に入りだんだんと日が短くなってきた。
つい先日まで午後8時半までゴルフをやっていたのは嘘のようだ。もう8時を回ると薄暗い。あの、暗黒の厳しい長〜い冬が一歩一歩近づいてくると思うと、実に心寂しい気分になる。それにしても、米国中西部の夏は最高だ。気温が30度になったとしても、本当にカラっとしている。車に乗っても家の中でも、今年は一度もエアコンをつけていない。たまに日本に電話すると、みんながみんな暑くてたまらんって言うのだが、その暑くてたまらんっていう感覚がどんなものか、思い出せなくなってきた。不思議なものだ。

今日はとっとと仕事を終わらせて、ゴルフの練習に行った。
先週末にあまりにもゴルフが辛かったので、せめて辛くないようにしなければならない。思い切って自分なりにグリップからスイングから色々変えてみたのだけど、これもそんなにうまくいかない。そのうちに、元々どんな風に打っていたのか思い出せなくなってしまった。やれやれ、である。

思うんだけど、月に数回しかしないゴルフの練習なんて、単なる気休めではないだろうか。
同じポジションから続けてぽんぽん打つ、そのうち身体で色々修正しながらうまくいくようになるのは当たり前。でも最後はそれなりに自己満足。そして時間をおいたらまた元通りに戻っている。

でも、こんな繰り返しをしなければ、なかなか自分で修正なんて出来ないから、やっぱりこの繰り返ししかないんだろうか。
指導方法だって、教える人によって全然言っていることが違うしなあ。結論としては、自分はゴルフの腕を磨くことにそれほど熱心ではないという事かもしれない。うまい人ってのは、あれこれ考えずにひたすらボール打ってるからなあ。

家に戻ると、朝を迎えた中国の取引先から2件、電話が入る。
こちらのつたない英語でも、「もっとゆっくり喋ってくれ」と言われて、こちらも気分をよくする。
中国との商売は色々とトラブルは多いけども、一生懸命さが伝わるからこちらも何とかせねば、という思いになる。ビジネスには、交渉テクニックだとか業界経験っていうのも必要だけども、熱意、一生懸命さっていうのも相手を動かすには大事な要素だと実感するのである。

と、書いているうちにまた1件中国から電話が入った。
昔はインド人と中国人はうるさいなあ、なんて思っていた事もあったが、国際ビジネスはコミュニケーションが命。
日本人(うちの本社)なんかの以心伝心というか、分かるだろ、みたいなメールがポロリとくるより、こうして電話で細かく突っついてくれたほうがはるかに意思疎通が図れると思うのである。


2004年08月03日(火) 職場内での“人種差別”

先週の金曜日の事。
夜8時半ごろに帰ろうとしたら、経理の女性がまだ残っていた。

「Hey, It is time to GO HOME!!」と言うと、「ちょっと帰る状況にない。週末も出社しなくてはならないかも」(面倒なのでやっぱり日本語で書きます)と言う。
確かに月末は忙しいのだろうけど、どうも彼女の様子がおかしい。
色々聞くと、他のスタッフから仕事をあれこれと押し付けられており、時間がありそうなスタッフに対して簡単な用事を頼んでも「これは私の仕事じゃない」と全部断られるという。

そして、「私は人種が違うから差別を受けている。」と言う。

この経理の女性はフィリピン系。
仕事の正確度、熱心度、対応能力は、現地採用社員の中では文句なくピカイチである。
そして、能力があるがゆえに、ぺちゃくちゃとお喋りが大好きで仕事の手がとまってしまう周りのアメリカ人に対しては、あまりおもしろくない感情を抱くのは事実のようだ。過去にも何度か言い争いをしていた。彼女は責任感も強いため、仕事が中途半端でも毎日定時ぴったりに帰ってしまうスタッフのフォローなんかもやってしまう。これがいいのか悪いのか。結局は、アメリカ人スタッフもこれ幸い、とばかりに彼女に用事を頼んでしまっているようだ。

それにしても、これを「人種差別」と捉えるのにも驚いた。
自分が判断する限り、確かに怠けがちなスタッフは社内にいるけども、差別をするような人たちとは思えない。いってみれば、日本でもあたりまえに見られるような職場内の問題だとも思う。

ただ、他民族国家のアメリカである。
単なる職場の問題として片付けてしまう訳にはいかない場合もある。自分はスタッフを統括する立場でもないし、事が大きくなってはいけないので、取りあえずこの件は支店長に相談することにした。

個人的には一生懸命仕事をやっている彼女には肩入れしたい気持ちはあるのだが、彼女に批判されたアメリカ人の話も直接聞いてみないと分からない。

ちょっとした社内のトラブルが人種差別問題にまで発展して訴訟沙汰。
単一民族国家で育った日本人には、なかなか理解出来ない社会であるが、真の国際人を目指すには、こうした問題もしっかりと対処できねばならないと思う。

通常こんな不満を口にする彼女ではないが、ここまで話をしてくれた事には感謝をしたいし、何とかしてあげたいのが本音である。


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2004年08月02日(月) 最新の布袋が最高の布袋!!

日本から取り寄せた布袋寅泰の最新ライブビデオ「THE LIVE! DOBERMAN」 2枚組鑑賞。
リージョン2でこちらで販売のDVDでは見れないはずなのだけど、何故か再生できてラッキーだった。

とにかく、このライブビデオ、最高!!

自ら、ガキで背伸びする必要もなく最高の年代、といってた40代に突入しても、なお進化し続ける布袋。もうステージの全てがめちゃくちゃ格好いいのである。世界一のギターも益々うまくなっている。う〜ん、魅せる、魅せる。

そして、忘れてはならないのは横浜アリーナを埋め尽くしたファン。
客層で多い世代は20代後半くらいの男性か。といっても、女性もかなり増えてきた感じだし、布袋と同世代の40代男女の姿も目立つ。今回はベースに松井常松が参加していた。ボウイ時代からのファンも少なくないであろう。この「布袋組」の奴らがしっかりとライブを盛り上げてもう異様なほど。40代になってもこうした好きなアーティストのコンサートにいって、楽しんでいる姿っていうのも悪くはない。

布袋の曲の中にこめられたのメッセージももちろん大好きだけど、布袋の生き方はやっぱり男として格好いい。文句無く格好いい。
やっぱり布袋にバンドは似合わない。ただのギタリストを超越したものを表現したくて、それを実際に表現して、俺は自分に対してまっすぐな生き方をしてきたぞっていうのが、ライブからもひしひしと感じられる。過去をどんどん捨てて新たな自分を手に入れてきている布袋の生き様。


個人的には、先週はあれこれとうまくいかずに面白くない毎日だったけど、このライブを見てすっかり元気をもらった。
自分もまっすぐな生き方にあこがれて、まっすぐな生き方がしたいなあ、と思う。サラリーマンも10年経ってしまうと、変に世間なれしてくるものだけど、こんな感覚は忘れたくない。


2004年08月01日(日) シャンク病 / 焼きそばUFO

土曜日。朝9時から地元の知り合い含めてゴルフ。
とにかく長い長いコース(バックティーでやってるからやろ)。670ヤードのホールなど打てども打てども届かない。おまけにアプローチがほとんどシャンク。辛い辛いゴルフでスコアは怖くて数えられない。120くらいたたいたのではないか。

これにも懲りずに、また同じ面子で午後3時から場所を変えてもう18ホール。
シャンクというかスライスはあせればあせるほど直らない。これまた辛い辛いゴルフ。もう自分がコントロールできないよな。これまたスコアは数えられない・・・。

久しぶりにゴルフ場のハシゴ。
どちらも立派なコースだけど2つも行って80ドルくらいか。さすがに36ホールはくたくた。

憔悴しきって家に帰って午後8時半。
そういや朝からほとんど何も食っていない。シャワーを浴びて缶ビールを2本グビグビっと。うまい!それから、1ドル50(特売)で買った焼きそばUFOを食べる。2年ぶり位だろうか。

カヤクの袋がないなあ、なんて探していたら、麺の下に既に敷いてあった。素晴らしい!!確か、昔はカヤクを麺の上にかけてからお湯を入れてたのだが、カヤクはお湯きり口に詰まる、もしくはそこから出てきてしまって不便だった。それが見事に改善されていた。

それにしてもやっぱうまいな〜。日本の飯(なんだろうか?)。

それにしても、これだけアプローチが右へ右へ行くと、ゴルフにならないな。ほんまに辛い。
たまには練習場へ行ってみるかな。


Kyosuke