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2009年09月02日(水) セックス博物館

 訳したらそうなるんだよね、Musiun of Sex!




どこで調べたか、博物館がたくさんあるニューヨーク、こんな変り種もあります。まさかこのニューヨークの旅、これがメインだとは誰も知らない・・。


さすがの下ネタ女王、性歴史研究会名誉会長のわたくしでもうら若き純情乙女がこのような場所に一人で行くのは少々躊躇するため、エロス2号の友人を連れて行きました。
ええ、今まで歩きつかれて一言も発さなかった自分がこのときばかりはカメラを取り出し饒舌に語りだしましたよ。





やはり客はカップルだらけ。よかったー一人でこなくて!!!

2階建てのそれは、出足はまず動物界の性行為についてはるか昔数千年前までさかのぼって、性とは何か、子を宿すことにより動物たちはどう進化してきたのか、その行為は神聖なものでありうんぬん・・・おいこら早くセックス見せろ



周囲のカップルたちは興味深げに立ち止まって一生懸命パネルの説明書きを読んでいますが、本当に歴史的観点という真面目な目で見ているのだろうか。本当は早くもっと先のえぐいのを見たいと思ってるんじゃないの?すみません、下品で。








と、構えていたにもかかわらずその部屋へとあっさり辿り着き、なんとすばらしいことでしょう!
なぜか古今東西各国の古いポルノから日本のAVまで無駄に上映している部屋に居ました。



その中でも一際人がたかっているブースがあり、どんなAVやってんのかとのぞいてみたら、童貞君向けの正しいセックスの仕方、みたいな異様に美しい描写で表現されたポルノが上映されておりました。
しかも皆さん、全員あたかも化学賞受賞者の説明を聞いているかのようにまじまじと興味深げに鑑賞していらっしゃる。すばらしいです。




政府が経営されているちゃんとした公の場だというのに、なぜかパリスヒルトンのかつて流出した(のちに彼女の承諾を得て発売された)当時の彼氏とのセックスビデオまでも・・・。



なんだかあまりのこの場に長くいると、真面目に鑑賞している男性陣の様子が気になってハラハラしてしまうのでさらにディープな2階へ。





そこはもはや博物館という厳かな場所というよりも、なんだこれただのアダルトショップじゃん・・なんて野暮なことは言わないでください。
大真面目に世界各国の性癖とその歴史について展示されており、それはラバーフェチ、圧縮フェチ、包帯フェチ、首絞めフェチ、デブフェチ、ハードSMから春画、日本のエロアニメまでありとあらゆる性癖が紹介されており、残念ながら性研究家の真面目な会員の私には知らない性癖はありませんでした。まあ本人は至ってノーマルであることを弁解させてください。




さすがアメリカ人、この階を目にしてもやはりいまだに歴史的新発明の発表を見ている面持ちで真面目に鑑賞しており、ひとり大興奮したジャップめは、シャレで置いてある電動マシーンの電源を故意に入れてしまい、メキシコ人カップルを戸惑わせてしまいました。すみません。







18歳未満、ノーマルな性癖の持ち主の方、あまり過激なエロは見たくない方はここから先には進まないようにしてください。



と書きながら間髪いれずに写真掲載。





いわゆるダッチワイフのシリコン素材を触って感触を楽しめます。あ、私ですか?触ってません。ここにきて何故か急激に恥ずかしくなって躊躇してしまいました・・。だって乙女なんですもの。










ダッチワイフです。世界的にその質、容姿ともに高評価を得ているのは我らが日本、オリエント工業でありそのファン層は幅広く・・・続く。
ちなみにこれはアメリカ産です。使い方がわからない女子はそのままわからないまますくすくと育ってください。












おもちゃです。





















終了〜












2009年09月01日(火) 入浴へ

 ちょっと遅めの夏休みをとって2度目のニューヨークに行ってきました。
みくしでは載せられなかったあんなことやこんなこと(ほとんどセックスミュージアムネタ)をどしどし載せようと思います。


アメリカというのは縦にも横にも広いもので、同じ国内でもロサンゼルスからニューヨークまでだいたい6時間の飛行です。相変わらず乱気流で死を覚悟。どんなにひどい揺れにも眉ひとつ動かさずつっ立ってるスッチーには本当頭があがりません。お給料毎月1億円もらってもスッチーだけは絶対になりたくないです。

ところで覚えておられるでしょうか、わたしまだボンレスハムダイエット
を続行しており、この旅路でも頑張って機内で履いておりました。
なつかしき、スイスの旅で履いたあの網タイツ。残念ながら今回は誰にも突っ込まれませんでした。
ところでスイスの人の日記は相変わらずスイスのタイトルです。こんなにも私がここでねちねちと書いているのに誰も突っ込んでくれないのはコメント欄がない日記の悲しいところです。でも、これからもちょっぴり寂しいので、何かとスイスの人のことを引き合いに出していこうかと思います。





9月に入りましたが、ニューヨークは既に秋モードで少々肌寒い。空港でぼんやりTAXIを待ちながらつっ立っていると怪しいアジア人のおっさんが話しかけてきました。


「どこに行くの?チャイナタウン?」




おまえは勝手に私が中国人であると決め付けた上で、さらに中国人は皆一様にチャイナタウンに向かうと思っているのか。



白タクシーのおっさんは主にアジア人をカモとして車で目的地まで乗せ、法外な値段をふっかけてくるので海外に行った場合は日本人の方は十分に気をつけましょう。








夜中に出発して朝7時に着いたので少々部屋で仮眠をとったあと、ブルックリンからマンハッタンにかかるブルックリン橋を徒歩で渡ってきました。






すごいいい天気。
歩行者用とチャリ用の道に分かれています。まあ案の定そんなラインみんな守ってないんだけど。







ずんずんと歩く。











橋の足元は細長い板が並べられてつながっているのだけれどこれが曲者で、うっかりぺったんこ靴だけど微妙にピンヒールになっているパンプスを履いていたために、このピンヒールの部分が板と板の間の微妙な隙間に突き刺さり、歩くたびに靴がはまる。日本のオサレ女子ならおわかりでしょうが、ピンヒールの靴を履いていると道端のあらゆる箇所でヒールの部分がはまってしまって靴が脱げちゃう、あらやだシンデレラ状態になるんですよね。



おまけに板の隙間から下、海が見えるという少々恐怖な足元なので、震え上がった自分は結局正味30分間ずっとつま先立ちで橋を渡り終えました。

ブルックリン橋を最初から最後までつま先立ちで歩いた人間はおそらく私が第一号だと思います。これからギネスに登録しに行くのでニューヨークに出かける予定の人は挑戦しようとしても無駄ですよ。







この海を渡ると、高いビル群がたくさんあるマンハッタンです。日本に例えると、若者の町下北沢から海を渡るとそこには新宿と銀座と六本木と渋谷がぎゅうぎゅうに詰め込まれた細長い島があるかんじです。(ああ、また頭の悪い表現になってしまった・・)







まだ橋の写真。

この橋の写真と次なるセックスミュージアムでカメラを酷使したため、初めから言うと今回全然写真を撮っていません。カメラが途中で死にました。







はい到着。

なんか全然覚えてないんだけど、結局今日は数年ぶりに歩きました。
ロサンゼルスは車社会なので、正直全く歩きません。なのでびっくりするほどの規模のデブが多いです。一方ニューヨークはすたいりっしゅな人ばかり。ハンバーガーってそんなにおいしいですか?






nari |MAIL