ギャラリー安藤
安藤みかげのマイブーム集(いわゆるおまけのコーナー)なり
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2001年10月30日(火) 人「大根田悟」

私の髪を10年近く切りつづけてくれている人。

元々は銀座の「IMAI」の神戸支店の店長だったのですが
去年の2月とうとう独立し(しかも私の誕生日に)神戸の元町に
「AFFECTIONERY」というお店を出しました。

美容院に行って帰ってきたらすぐ鏡に向かってブーブー
文句言いながらセットし直すのがありがちな風景ですが、
私はこの人に切ってもらうようになってから、美容院に行った後
そのままデートにもいけます!
今まで一度として不満だった試しがありません。

まぁ、これも相性で、そんな彼と合わない人はダメなんでしょうが
私の思う「かわいい」と彼の提案してくれる「かわいい」が
うまく噛み合ってるみたいです。

おかげで毎回まったく安心しておまかせしているため
(というかオーダーも聞いてくれない)いつも出来あがりがたのしみ。
そして毎回違う髪形になって帰ってくる。
だから友達の子供なんかは何回会っても私を覚えてくれない。
(まあ、子供に覚えてもらってもこれといってメリットもないのでいいが)

いつも私の髪と一緒に心に貯まった「たるみ」とか「マンネリ」まで
カットしてくれる彼。
いつまでも私の髪をよろしく!



2001年10月27日(土) 本「バイバイ またね」

夏、暑過ぎて今年はあんまり本を読めなかった。
いつもは日本文学とか読むとキリッとした文に涼を感じてたのですが
今年はそんな気も起きないくらいでした。

ゴタゴタとものすごくいろいろややこしく過ぎた10月でした
やっと今週あたりから余裕が出てきてひさしぶりに本屋へ。
この頃ネットでばかり本を買ってたので売り場で好きそうな本を
見つけるって事がなかったから魅力的な作品がいっぱい貯まっていた。
今日みつけたお気に入りは銀色夏生の「バイバイ またね」。

青いでしょー、銀色夏生なんてさー!
この頃お母さんになって作風がちょっと変わってた夏生さんなので
毎年出版する「つれづれ日記」っていう日記集以外はほとんど
買わなかったんですが、ひさしぶりに彼女の「痛い本」がでました。
1ページごとに心がシクシクします。
本当に懐かしい作風に戻ったってかんじ。
まずタイトルにガッツーンってやられた。
「バイバイ またね」ってリズムが好き。
(歌詞をやってたせいか、文のリズムを重要視してしまう私)

高校生くらいの時、同じようにシクシクしながら読んだ気持ちが
急に蘇ってきてますます気持ちが秋らしくなりました。

やばい!めっちゃくちゃ寂しくなってきた!
秋ってなんか誰か誘って飲みに行っちゃうのはそういうわけ?
普段群れない人間はこういうシーズンつらいぜ!(笑)



2001年10月26日(金) マンガ「松本大洋」

マンガをほぼ全く読まない安藤が唯一狂っているのが「松本大洋」。
だいたい安藤は一目ボレを信じる。
っていうかだいたい当たる。
松本大洋はその典型。
電車の中で隣に座ってた男の子が読んでた「鉄コン筋クリート」が
目に飛び込んできて一目ボレしてそれから本屋を探しまわったという
おかしな出会い。
一番好きなのは「鉄コン筋クリート」でその次が「花男」。
主人公が子供のやつがどうも肌に合うらしい。
「GO!GO!モンスター」なんかはあまりに自分の子供の時に
考えてたことと同じ過ぎて(というかみんなそうなのかもしれないけど)
あれを今大人になってから作品化できる松本大洋という人に感動している。
しかも彼はHPも作らないしすごく大人しい人なのかメディアに
あまり登場しない。
この前の「ピンポン」の映画の製作発表にさえ登場しなかった。
そういうところも好きだ。

先日唯一このHPのURLを知っているウチの従業員の男の子が
ジッタリンジンのファンクラブの会報をくれた。
Vo.の春川ちゃんが松本大洋のファンらしく、会報の表紙を
依頼したらOKが出て書いてくれたというモノ。
めっちゃめちゃカッコイイぞ!
しかもその従業員の男の子はそっとウチのポストにそれを入れてくれてて
ポスト開けた瞬間感動した。
(そういうことをできる男の子を私は高く評価する)

画集とかもみんな持ってる安藤ですが(あまり収集癖はないんですが)
こいつはかなりレアな宝物になりそうです。



2001年10月25日(木) キャラ「Rocky」

キャラは嫌いだろうと自分で思っていたけど実は、人気のある
キャラがたまたまツボじゃなかっただけで、ある一定のガツンとくる
キャラにはべらぼうに弱いことが判明。

今までで言うとギズモ(映画やってた時には全然はまらなくて
ある日街で手袋型になってて動かせるタイプの人形をみつけてから3匹購入)
とかキュリアスジョージ(本来さる好き)とかピンガ(ピングーの弟)
とかコロンコロンしていてほっぺが飛び出してるやつが好き。

そしてUSJで出会ってしまったのが「Rocky」ちゃん。
本来はトナカイの相棒と2人でセットなんだけどコイツはツボじゃない。

今日USJでRockyに遭遇。
知名度が低いせいかイマイチ人気がないのでいつも退屈そう。
「Rocky!」って名前を呼ぶと嬉しそうにすっ飛んできてくれる
その姿がまためっちゃくちゃかわいい。
今日は本当に暇そうだったので「私はUSJに来てあなたに会ってから
Rockyファンになったんだよ!」と言ったらめっちゃくちゃ
はしゃいで投げキッスしてくれて抱き着いてくれて握手してくれて、
おまけに、そこにのそのそ現れたトナカイのブルに私を渡すまいと手をひいて
連れ去ってくれた(笑)
あのRockyに入ってる人、ほんと役者!
すっごい動きがかわいい。
たぶん私の好きなRockyは本物のキャラじゃなくてあそこにいる
着ぐるみちゃんだと思う。

だからといってRockyのTシャツ着てTDSに乗りこむ私も
どうかと思うが・・・。
もちろんミッキーやドナルドに浮気心など微塵も起こさなかったのは
言うまでもない。



2001年10月20日(土) 人「キシタカ」

USJにはさまざまな芸を持った人がいる。
その中でもこの安藤が一番気になる人がこのキシタカ氏。

USJに行った事のある人はパンフをめくって「どこどこ?誰々?」
なんて思い出しているでしょうが、もしそこで思い出せなくても
あなたが悪いのではありません。
だってパンフに載ってないんだもの。この方。

いわゆるストリートパフォーマンスをしている人で、一人ぼっちで
マジックやジャグリングをしています。

「安藤って大道芸好きだったっけ?」
いいえ、別に。
ただこの人を見た瞬間に一目ボレです(笑)
ちなみに書いときますが決して窪塚洋介とは似ていません。
似ていないがそのルックスも一目ボレです(笑)
(ちなみに今月の某紙の占いのラッキーアイテムに大道芸って
書いてたんだけど・・・当たってる?)

世の中には、特技や趣味以外で同じジャンルにくくられる人がいます。
まだこのショーをみる前から「絶対みかげちゃんは好きになるから」
と強く私に言う人がいました。
そして見て、その通りに気に入って別の友人を連れていったら
「ああ、みかげちゃんの直球ストライクってかんじね」と言われる(笑)

火や水が飛び出すUSJの中でははっきりいって地味だよな・・・(笑)
でもその地味加減と辛口トークと気弱そうな目つきと、そして
何よりも私のハートをキャッチした「ロマンティック」さが
見る人をひきつけて離しません。
いえ、離れないのは安藤だけでしょうか・・・←弱気

私は何よりも彼をオーディションで採用したUSJの審査員の思惑が知りたい。
なんで彼なのか。
あれほどに日本的なパフォーマーはいない。
もしかしてそれがエキゾチックに映ったのか?
でもUSJにして、彼を採用した人ってなかなかナイスな人だと私は思う。

そんな彼のショーは海外旅行から帰って初めて飲んだ熱い日本茶のように
ほっこりとして、しかもいい苦味のある忘れられない味なのです。
これからUSJに行く人はジョーズのちょっと先で必ず彼を
みつけてください。
しかも2月までの期間限定です。急いで!



2001年10月19日(金) 音「FANTASTIC PLASTIC MACHINE」

久しぶりに大嫌いなHMVへ。
「あいかわらずなんかパンチのない売り場だねぇ」などと
思いながらともさかりえのCDとか手にとって見る。
深キョンの新しい曲がピチカートの小西さんなのでよっぽど
買おうかと思うが、相当にバカ音楽なのでやっぱり踏みとどまる。
そんな時、小西つながりの「FPM」が目に止まる。
今まで小西仕事の追っかけに忙しかったので放置していた「FPM」。
地元関西だけに気になってはいたのだけれど。
とりあえず買って帰って聴く。
サンプリングがまんまピチカートで笑っちゃう。
(思わず、平気でキョンキョンなんかのCDをサンプリングして使う
オカノアキラを思い出す。
かなり彼に似たストリングス使いで、しばし昔を思い出し遠い目になる)

まあ、とりあえずオカノ系ってことは私の好みだ。
(知らない人のために。オカノっていうのは私が昔一緒に
音楽をしていた人で、去年インディーズで有線大賞をとった
「33」というバンドのカタワレのこと)

でも、結局ともさかと深キョンを蹴って買った割にまだ1回しか聞いていない。
それと一緒に買ったHMVイチ押しの「EeL」という
これまた大阪でフレンチポップを歌うお嬢さんのCDは26曲で
2500円というスペシャルバリューだったが、やっぱりこれも
1回聴いて「ああ、こんなもんね」で終わってしまった。

今年はEgo−Wrappin’以来私をゆさぶるような音楽は
みつかっていない。
やっぱりCDはWAVEに買いに行くに限ると再認識。



2001年10月18日(木) 映画「スナッチ」

決して一生懸命みる映画ではありません。
ありませんが何かにつけ思い出してしまうという映画があります。
これも私の中ではきっとそういう映画になると思います。映像が面白い。
なまりまくりの英語をしゃべるボロボロのブラピもたまらない。
全てにおいて手を抜いてるように見せて一番手がかかってる、
そういう映画が大好きです。
その流れで最近「スリーキングス」のDVDを買おうか買うまいか迷っています。
買ったら後悔する気もするけどたまに無性にみたくなる・・。
見ても何も残らないけど。



2001年10月17日(水) 映画「千と千尋の神隠し」

宮崎アニメに何を求めるか。それは非現実。
最近、ノスタルジーをテーマにしてたのか、どうも
「ちびまるこ」みたいに自分たちの小さい頃みたいな
作品が多くて、私は「なにもそれを宮崎さんがしなくても」と
ずっと思っていた。
私の好きなのはやっぱり「ナウシカ」とか「ラピュタ」とか
「紅の豚」とか魔法や怪物やそういうの。
日本で夢を描かせたらピカイチの宮崎さんにはやっぱりそういうの
をやってもらわないと勿体無い気がしていた。
そしてやっと帰ってきた宮崎ワールド!おかえりなさい!
夢の中にでてきそうな場面がいっぱいあって、それはそれは
私の理想を満たす素晴らしい作品でした。
主人公の声が「すずらん」の萌ちゃんだったのでだんだん
主人公の顔まで萌ちゃん見えてきました。
見た人はわかるでしょうが伯という男の子が出てくるんですけど、
もしあれを実写でやるとしたら(絶対ないけど)イメージは
窪塚洋介くんだなとなんか勝手に思っていました・・・。



2001年10月16日(火) 映画「サイダーハウス・ルール」

今までアメリカの映画はドンパチと派手でないといけない
みたいなイメージがあった。
でもこの頃とってもナーヴァスな映画が多い
(というかそういうのがヒットするようになっただけだと思うけど)。
アメリカのこういう映画はフランス映画と違ってサラリとしているから
とても見やすいし好きだ。
「ストレイト・ストーリー」なんかもこの類だと思う。
まず主人公が爽やか君トビー・マグワイア。
孤児院でそだった彼が社会に飛び出しいろんな人と出会うという内容。
これだけ聞けば絶対社会の厳しい波に押しつぶされそうになったり
意地悪な人にいじめられたり・・と予想してしまいがちなのに、
そんなヘビーさはかけらもない。
でもストーリーとしては結構ブルーになりそうな事件が
いっぱいおこるんだけど、それをサラリと描いているのはやっぱり監督の力。
でも、人間ってそんな事件がいっぱい起こるもんだし
実際サラリとそれらをかわしていかなければ生きていけないわけで、
その辺が逆にリアリティを感じます。
大きな夢や野望があることをよしとする映画と対照的に
「等身大」で生きることの大切さを感じる作品です。



2001年10月15日(月) 映画「キッチン」

夏になると必ずみるのがこの「キッチン」。
監督は森田芳光。主演は川原亜矢子。彼女のデビュー作です。
今はなんとなく不自然な彼女の丁寧な言葉遣いがみごとにマッチしていい仕上がり。
原作ももちろん大好きなのですが、お母さん役(おかまちゃん)の
橋爪功さんも最高だし、とにかく映像が美しく優しい映画です。
私の名前「みかげ」はこのキッチンからもらいました。
今は仲良しのメル友さんとまだ出会ったばかりの頃、
その人から「夏になるとキッチンをみたくなるの」というメールを
頂いてまったく同じことを考えていたのでびっくりしたのを覚えています。



2001年10月14日(日) 映画「東京日和」

ずっと前にHMVでDVDを注文してたのが2ヶ月待ってやっと到着しました。
竹中直人と中山美穂がアラーキー夫妻を描いた作品です。
「無能の人」はあんまりピンとこなかった竹中作品でしたが、
この映画にはすっかりはまってしまいました。
中山美穂もあんまり好きじゃないんですがこの映画だけは別格です。
彼女がほんとうに適役です。これも夏に見たい映画です。
(ひまわりとか出てくるからでしょうか)
美しい人はやっぱり絵になる映画にでないと勿体無いとつくづく実感する映画です。



2001年10月13日(土) 映画「アンナと王様」

あまり乗り気じゃなくただWOWOWでやってたから見たんです。
べつにジョディー・フォスターもそんなに好きじゃないし。
でも!!!あのチョウ・ユンファがこんなにかっこいいとは!!
今まではなんとも思わなかったんですが、彼の笑顔はすごい!
吸い込まれそうです。
窪塚くんの優しさに満ち溢れた笑顔に通じるものがある!
よく、「上司にしたいタレント」とか「お父さんにしたいタレント」
なんてありますが、今までこれといって答えたくなる人が
いなかったんですけど、これからは迷わずチョウ・ユンファと答えます。
(私が彼をお父さんというのも失礼なはなしですが)
ハリウッド映画で東洋人があんなにかっこよく見えたのは初めてです。
まあ、見てください!ぜったい引きずり込まれます、彼の笑顔に。
でも、ストーリーはね、中途半端なハリウッド式アジアですけどね。
展開も弱いし。
単にチョウ・ユンファの1人勝ちです!



2001年10月12日(金) 映画「人でなしの恋」

数年前に乱歩ブームがありましたがその時に観れる限りの作品を観ました。
時代背景とかあの独特のぬめりみたいな雰囲気がどれもよかったんですが
これは脚本が女性だったからか話も映像もとてもきれい。
とくに言葉遣いが美しいのです。
おまけに羽田美智子がむちゃくちゃきれい。
阿部寛も美しいんですが羽田さんの女優らしさが際立ってます。
あと乱歩ものでは清水美砂と國村隼の「人間椅子」もものすごくよかったし、
三上博史の「屋根裏の散歩者」(なんといってもウルトラマンや帝都物語でおなじみ実相寺昭雄監督だし)もよかった。
ただレンタルビデオ屋さんでは何を勘違いしたか(まあ、R指定かかってますけど)ちょっとHなVシネマみたいなコーナーに置かれてることもありがち・・・。ま、あのパッケージじゃねえ。でも借りにくいよ。



2001年10月11日(木) 映画「CUBE」

ビデオ屋さんに行くと同じタイトルでいくつかでてるみたい
なんですがヴィンチェンゾ・ナタリって人が監督のやつです。
オーストラリアの映画です。
あきらかにお金かかってないです。たぶんセットも箱1つだけです。
それを巧みに活用してものすごい空間に見せるのです。
CGもいいかんじです。
登場人物も少ないのですが一人一人がたった2時間の間に
どんどん別人になってく演技力もすごいです。
初めて見た時はサスペンスものなので心臓の小さい私は
ドキドキしましたが見終わって「ほんとによくできた映画だ」
の一言でしばらく呆然としました。
おかげでそれからもう4〜5回見てます。
見る度にまた見落としたようなところをみつけられておもしろい。
低予算でよくできたと称賛されたブレアウィッチなんか足元にもおよびません。



2001年10月10日(水) 映画「スリーキングス」

これは一度見ておくべき作品ですな。
なにがすごいって趣とかそういうものが脚本に全然ないの。
思ったらやる、それの繰り返し。
だから失敗して「あ、間違った。やっぱ、あっち行こう」とか
そういうノリがそのまま映画になってる。
そこがまた人間くさくてスコーンっと抜けたかんじでよい。
見終わったら爽快。
だけど映像はカメラの感じとか凝ってて、画像としては
「バグダッドカフェ」とか「プライベートライアン」みたいに色が変わってる。
一緒に見た「パーフェクトストーム」があまりにおもしろく
なかっただけにこの映画はかなり好き。



2001年10月09日(火) 映画「アベンジャーズ」

芸術の秋だからでしょうけどとにかく今月は映像美ばかり狙って見てます。
これも何回見たことか。
私はバットマン以来ユマ・サーマンが大好き。
あの怪しげな美しさにスパイ役はピッタリ!
そしてこの映画、とにかく変。
役のある人以外の人間が出てこない。騒音・雑音が一切ない。
だからその不自然さがものすごく印象的。
そしてセットや小道具なんかがスタイリッシュ。
でもストーリーは安っぽいけど。
ミュージックビデオ感覚でたまにムショウに見たくなる作品。



2001年10月08日(月) 映画「ガタカ」

アベンジャーズと同じでユマの為に見た映画のはずだったんだけど
見終わったらジュード・ロウのファンになってた。
これもセットとかがかっこいい。
コンクリート打ちっぱなしの家の好きな人におすすめ(?)
ストーリーもおもしろい。
しゃべるとネタバレしちゃいそうなのでそれしか書かないでおきます。
あんまり有名じゃないけどこれは個人的に5つ星あげたいくらいトータルして秀作。



2001年10月07日(日) 映画「ミッション トゥ マーズ」

「ミッション インポッシブル」の監督が「MI:2」のオファーを蹴って製作した作品。
「2001年宇宙の旅」を思わせるクリアな映像



2001年10月06日(土) 人「堤幸彦」

もううんざりよ!って言われるくらいこの人の名前は
日記の方で書いているのでもういい加減覚えてくださったでしょう。
私と堤作品の出会いはもう10年以上前の「ai!ou」という映画です。
確か主演は柴田恭平で、テーマ曲がRCの「スローバラード」でした。
これをみた当時、薬師丸ひろ子と柴田恭平の「野蛮人のように」が
マイブームで、この「ai!ou」の柴田恭平&RC「スローバラード」
という組み合わせが私のハートをわしづかみにしたのです。

はっきりいって私がそれまでみた映画の中で最も切ない映画でした。
しかも悲しいかんじの切なさではなく、「男のバカさ加減」が
切ない映画でした。

男くさい映画を撮らせたら堤監督の右に出るものはいないと
私は思っています。
いや、男くさいといっても任侠モノという意味ではなく・・・(笑)
だから私は北野武作品なんか大嫌いです。
男というのはそんなにカッコイイものではない。
だから愛すべきものなんじゃないかというのが私の持論です。
(だからダメ男で今までに何度も苦労したともいえるが)

堤作品にでてくる男はみんな素直で情けなくて愛すべきヤツらです。

どうか「トリック」なんかやらないでもっと男を撮り続けて欲しいです。
「ハンドク!!!」上等!!!


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