つれづれ日記
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2011年07月31日(日) ワカメとブラビーに給餌。

気温は低くなったが相変わらず湿度が高いのでちょっと動くと汗が出る。外も薄暗いので早めに山手へ。6時15分到着。

昨日は雨だったのでロッカー私場に着いてから蚊取り線香に火を点けたが失敗だった。それまでにずい分蚊に食われ、他の怪しい無視にも刺され痒いったらありゃしない。

正門を入るとワカメがいた。後ろにはブラビー。構内には駐車車両がいっぱい。部活をやっているようだ。音も聞こえてくる。

ワカメはまあまあよく食べたのだが痩せている。首の後ろ〜背中の毛が生え変わって黒々しているが、その後ろは赤茶けた毛色のままだ。ブラビーは盛んにワカメに甘えている。

たっぷり食べたのを見届けて帰ることにする。
少し雨がパラつきだした。
気温が低いのになんでこんなにあちこち虫に刺されるのだ??!


2011年07月30日(土) ワカメとブラビーに給餌。旧友マサミさんと講演会へ。

ご存知、我が家の一人息子は知的障碍者(発達障碍系)である。2歳前から療育に奔走してきたのでそうした親たちとさまざまな出会いがあった。だが気が合って志を同じくできる人はやはりとても少なく、その時々の所属場所で会長など役員をずーっとやってきたが、残念ながら和気藹々の仲間作りへの試みは空回りに終わった。へこたれて今やすっかりそうした活動から身を引いている私だが、今日久々に会った旧友ノブコさんとマサミさんは息長く活動を続けている。尊敬できる友人たちだ。

3ヶ月くらい前、「横浜障害児を守る連絡協議会事務局」で働くノブコさんから勧められ、マサミさんともどもこの講演会のチケットを購入した。
ノブコさんは当日手伝いなどで忙しいが、講演会前にマサミさんと久々にランチミーティングした。

マサミさんの長男が我が家の息子と高等部で同級生だったし、菊名のYMCAを拠点とする、ある会でも活動を共にした仲だ。
卒業後は紆余曲折を経てマサミさんの頑張りが実り、長男クンは特例子会社に就職、グループホームに入居ととんとん拍子に順風満帆な毎日かと思いきや、そこはそれ、いろいろあって事情は違っても悩みは尽きない。

12時半ごろラポールシアターに到着。ノブコさんを探すと、最後部でビデオカメラをセットし、記録係りを務めていた。スタイル良く相変わらずオシャレ。

で、講演会は「発達がデコボコな子どもの心とからだ」と題して長崎大学医学部保健学科准教授、岩永竜一郎氏が1時〜3時、熱弁をふるった。「発達がデコボコな子ども」というのはアスペルガー症候群〜重度自閉症を含む「自閉症スペクトラム」の子どもたちのことだ。

つまり、高名なテンプル・グランディン博士など、高度な知能や才能を持ってはいても、こうした人々はさまざまに人と違った感覚を持ちそのためにひどい苦痛を味わっている。

今日の講師、岩永准教授の息子さんもアスペルガーだそうだが、そうした子どもたちにできるだけ早い機会から「感覚統合療法」を施せば、生活すべてに亘って有為に好転するという。
「感覚統合療法」というのは、早い話が身体を使って遊ぶことだ。勿論、目的を持ったプログラムにそって「高い、高い」をしたり、ブランコに乗れるようにするとか。作業療法士でもある准教授が身体を張って子どもたちと遊ぶ様子のビデオには「ホンモノ」を感じた。さすがアスペのお父さん。

実は、こうした子どもを持つ親の弱みにつけこんで「○○療法」と称して法外な料金をボッたくる個人、グループがいくつも存在する。(アホな私も騙されたことがある。)

講演後は、この世界ではつとに有名なアスペ当事者のニキ・リンコさん、藤家寛子さんの本を多数出版している花風社社長、浅見淳子さんも加わって会場からの質問少々に答えた。

会場は親や、療育、教育関係者で超満員だったが、「感覚統合療法」を実施しているところは横浜では(全国的にも)殆どないということで、実際にその療法が受けられるのはほんの一握りの人々でしかないノースカロライナ大学の「TEACCHプログラム」と一緒で、大体が【絵に描いた餅】だが、方法を記した本があれば熱心な親は家庭で少しはできる。

薬物療法についての質問があり、岩永准教授が答えていたが、「発達障碍のことをよく判った医師に処方してもらわないと、お門違いの統合失調症の薬を処方され、ホンモノの統合失調症様になってしまった例がある。アスペ用には息子も服用しているがナントカ、カントカ(薬名は聞き漏らした)がいいようだ。」とのこと。

これを聞いてやっぱり!と思ったのだが、これまた息子が受けた薬物療法が統合失調症用の薬だったのだ。その女性医師は有名(発達障碍で有名ではなかったが)だったが、どうもその薬はマイナス面ばかりが多いように思えたのだが別の薬もどんどん増やされた。あまりの副作用に2年半後、堪りかねて独断で止めることを決意。不満そうにすると医師が怒るし、ずーっと続けていればそれなりの効果があるのかと思った私が間違っていた。2年半も服薬させて息子には本当に辛い思いをさせてしまった。忸怩たる思い。
医師は一生服薬させると言っていたが、とんでもないことだった。

息子は歯が丈夫で、1年に1度歯石取りに行くくらいなのだが、この春に行った時に歯科医が褒めてくれて、「3年前には歯茎の状態がすごく悪かったのですよ。」と言われ、これも服薬していたせいだと思い至った。歯科医にそう告げると納得がいったようだった。糖尿病薬などでも歯茎は悪化するそうだ。薬は処方を誤ればあらゆるところに支障が出ることが改めて実感され息子には申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

大体、福祉業界でも高名な人ほど実際には売名行為がうまいだけ、ということも多い。単純な私は輝かしい経歴、成果?を目にすると「障害者の真の理解者」だと思ってしまうのだが、実際に接してみるとそうでもないことが判りガッカリしている。

*****

7時半ごろに山手へ。雨も降り雷も鳴ってすっかり暗くなっている。
ワカメとブラビーは坂の途中で待っていたらしくこちらに向かってくるようだ。一緒に坂道を上がっていると本館前から車が下ってきた。ワカメが轢かれないように庇う。

ドライもウェットもまあまあ普通の食べっぷり。
ライトを2個点けたがやっぱり暗い。さっさと済ませて帰ろう。

雨はそれほど降っていないのだが雷がすごい。閃光と轟音がすぐ近くで響いて帰りも落雷しないかとビクビクだ。


2011年07月29日(金) ワカメとブラビーに給餌。

7時50分ごろ山手へ。
小学校のフェンスの内側で茶虎ンが寝ていた。呼んだが私の声を覚えていないので目を覚まさない。丸まって寝ているとガリガリに痩せていることが判らない。M上さんの給餌を待っているだろう。しっかり食べるんだよ。気の弱い茶虎ンが不憫でならない。

ブラビーは坂の上り口で私を見つけてニャーニャー。ワカメは道路の真ん中に座ってそっぽを向いていて私に気付かない。「ワカメ!」と呼ぶとハッとして振り向きバネ仕掛けのようにすっ飛んで来た。

ハウスの水容器を引き上げロッカー餌場へ。アレ?ブラビーがいない。
しばらくしてやって来た。トイレにでも行っていたのかな?
ドライの後、ワカメにはa/d、ブラビーにはニャンミーのイワシを与える。ワカメはよく食べて、ニャンミーも食べる。ブラビーはあんまり食べない。

今日も曇天なのでもう薄暗い。おまけに雨がパラつき始めた。
大した雨でもないので置き傘を出すのを止めてそのまま帰る。


2011年07月28日(木) ワカメとブラビーに給餌。フロントラインプラス投与。

今日の湿度は異常だ。80%くらいあるのでは?屋久島は常に90%くらいだというが、気温は低いのだろうか?90%で暑いのではたまったものではない。

曇天なので午後6時に山手へ向かう。
猫たちが見当たらないので久々に「猫庭園池」の方まで行ってワカメを呼ぶ。トレイの大きいのが門扉の内側に転がっているのが見えた。大分前からそこにあったらしく苔が生えたようになっている。

引き上げて洗うことにする。
庭園から出てきたらワカメは坂の上からこちらに向かってくるのが見えた。走って迎えに行く。明るいところで見ると高齢感漂う体付きになってしまったことがはっきり見て取れる。でも元気だ。

今日はフロントラインしようと思う。
ワカメがドライを食べ始めたところを、身体を押さえてピュッピュッ。すぐに済み、ワカメはその姿勢のまま食べ続ける。匂いが立つのでそばにいたブラビーはすっ飛んで逃げた。できればブラビーにも今日してしまいたい。

ワカメにバイバイしていると、いつも少しだけ従いてくる。それを見てブラビーも来た。しめしめ、と捕まえたら逃げられた。
だが、またやって来たので今度こそ!と逃げかかる前脚をつかんで引き寄せ何とか首の後ろに滴下できた。\(●^o^●)/♪


2011年07月27日(水) ワカメとブラビーに給餌。CNエイコさん来宅。

キャットネットかまくらのS藤エイコさんは能力高く人柄もいい。誰に対しても好感度抜群。鎌倉市小袋谷のあやい動物病院で知り合って6年近くになる。時々会ってランチなどを共にしている。話題は勿論猫関係の苦労話だ。

今朝、預かっていた病気の保護仔猫をマーズ動物病院に連れて行き、保護主に引渡した後はフリーだというので、我が家まで来てもらった。近くの「華屋余兵衛」でそば・寿司ランチ、白玉クリームあんみつを食べお腹いっぱい。積もる話がいっぱいあったので結局3時間近く粘り、それでもまだ2時ごろ。

郵便局と図書館へ回ってもらってから我が家へ。ビビリのアンディは来客の前には出てこないがトム、サミー、ミニーは挨拶に出てくる。トイレに逃げ込んでいたシルビアも一応睨んでからお尻を向けて寝てしまった。

エイコさんちにいる猫は現在5匹だが、そのうちの2匹がちょこちょこと外へ出るようになりまたフロントラインが必要になった。安くネット購入している分を譲ってあげたがそれもこれからは毎月だと結構な額になる。

そこで以前山手猫たちの頭数が多かった時、大型犬用の大容量のフロントラインを買って小分けにしていたので、再びそのようにしてあげることにした。

5時ごろまでお喋りし、いろいろおみやげを持って帰ってもらった。

******

午後6時45分、山手へ向かっていると自販機の傍で久々の知人に会い、立ち話をしているうちにどんどん暗くなってきた。

ハウスの傍にトレイが2個置いてあったから昼間の給餌があった模様。
ワカメたちは今夜もよく食べた。

帰りは7時半ごろになり、すっかり暗くなってしまった。


2011年07月26日(火) ワカメとブラビーに給餌。

今朝は生活クラブ生協の配達があり、その後もバタバタしていたのであっという間に夕方になった。

午後6時半過ぎ、山手へ。
山手への道路を渡ったところの歩道の工事をしばらく前からチンタラやっている。その中にワカメがいて私を見てニャー!ワカメと歩調を合わせてゆっくり歩いていくとニャーニャー鳴き声がする。ブラビーがマーチの下にいて飛び出してきもせずに只ひたすら私に向かって鳴いているのだった。真横に来たところで車の下から這い出してきた。

ハウスの水容器を引き上げてロッカー餌場へ。
猫たちは空腹でよく食べた。ワカメはa/dを1缶ぺロリ。ブラビーも海缶をぺロリ。

そこで携帯が鳴り、N夫人が捕獲器を届けにくるという。到着したN夫人と少し立ち話をしてから別れる。

猫たちはまだ物足りなそうな顔をしているので金冠レトルトを開ける。ワカメはもういいようだったがブラビーがまた食べ始めた。

今日は曇天だったからか7時10分を過ぎるともうあたりは薄暗くなってきた。


2011年07月25日(月) ユウコさんと鎌倉芸術館へ。給餌はJ先生にお願いした。

ユウコさんは20年来ヨガのコースに通っている。その仲間に鎌倉友の会(雑誌「婦人之友」の読者から生まれた会)の会員がいて、いろんな催しの券を勧められる。今回は震災後、特に愛唱されるようになった谷川俊太郎の「こころ」という詩にちなんでチャリティーコンサートが企画された。会場は大船の鎌倉芸術館小ホール。

プログラムは谷川俊太郎さんの詩の朗読、息子さんの谷川賢作さん(ジャズピアニスト)とハーモニカ奏者の続木力さんの息の合った演奏。

谷川俊太郎さんは80歳だが、何となく可愛らしい感じがする。コンサートは家族的で一風変わっていた。
驚いたのはハーモニカ演奏だ。5種類を操りさまざまな音色を奏でる。大体トランペットのような音を出す。アンコール演奏は井上陽水の「少年時代」だったが、しみじみと聞かせてこれが一番良かった。

収益は被災地へ義援金として送るそうだ。
私は詩はあんまり判らないが、金子みすずだけはいい。ACの広告でさんざん流されたので何度目かのブームになっている。26歳で死なずに生きていれば・・・と思って調べると108歳。ちょっとムリ。でも本人の朗読を聞きたかったなあ。

コンサート後、大船ルミネのレストラン街へ行き、迷ったが結局イタリアンのアジオへ入る。ピザ(マルゲリータ)とスパゲッティ(シラスとルッコラ)を1つづつ取って半分コ。食後にコーヒーとレモントルテ。お腹いっぱいになった。

7時過ぎにユウコさんと別れて根岸線へ。携帯が鳴り、見るとN夫人だ。昨日は、私が今日予定があって山手へ行かれないことをすっかり忘れていて彼女に言わなかったのだが、どっちみち彼女も今夜は出かけるので捕獲器を7時には届けられないと言っていた。だから特に知らせなかったのだが、彼女は予定変更したのか、山手へ行ったという。アチャー、それは気の毒した。

明日か明後日届けてくれるという。
チビは今朝、ごはんをもらいに現れたという。N夫人は留守だったが夫君のN氏が喜んで給餌したとか。すぐに現れたということは栄養を付けたい授乳中かもしれない。そのうちに子供を引き連れてやってくるかも。いらぬショックを与えないためN夫人には勿論そんな推測を話したりしない。全然違うかもしれないし。

*****

今夜の給餌をお願いしたJ先生からメールが届いた:

≪・・・ワカメは食べたのですが、やはり量は少ないです。家から持って行ったもので、以前良く食べてくれた缶詰でしたが、半分しか食べません。夜見るととてもきれいですが、食は細いですね。ブラビーは可愛い声で泣きながらすぐ近くまで来ますが、今日は触らせてくれませんでした( ̄^ ̄)ゞ≫


2011年07月24日(日) ワカメとブラビーに給餌。N瀬チビはメスだった!

息子の夕食の支度をしておいて、5時に迎えに来たN夫人の車に乗り込む。もも動物クリニックの待合室は無人でラッキー!ん?臭い!チビはウンチをしていた。
チビはメスで、しかも5歳〜8歳になっているという。顔を見たらさほど若い顔をしていなかったが、そんなにいっているとは。N夫人は驚いていた。
もしかしたら仔猫に授乳中なのかもしれないとふと思った。だが1昼夜留守にしてもそのまま授乳し続けることは十分に可能だし先例もある。

N邸に戻ってすぐに放してやりたいのに、N夫人は放す場所を思案している。広〜い庭のどこで放してもすっ飛んで逃げられるのだから本猫は一刻も早く放してほしいはず。やっと扉を開けるとそれこそ脱兎のごとく逃げていった。オス猫は諦めて出口にお尻を向けて、開いたことすら気付かず捕獲器を斜めにしてやっとノロノロと出て行く子が殆どだ。

夫君のN氏は昨夜、酒食を伴う会合に出かけたのだが、チビの捕獲が気になって気もそぞろだったとか。今日はごちそうを用意して迎えてあげるつもりだそうだが、多分3日くらいは来ないだろう。
山手で捕獲した「こも」や「丸キジ」は術後、それっきりで2度と現れない。

さて、ウンチまみれの捕獲器を洗わなくちゃ。幸いN邸には庭にホースがたくさんあり、洗う場所もたっぷり。チビは中で暴れまわったらしく毛も相当抜けている。石鹸を付けて念入りに洗ったがそこはかとなく臭い。2年前、Pキジにウンチまみれにされた同じ捕獲器だ。こんなに洗っていると錆びてしまうかな。

日光消毒したいので捕獲器はN邸に置いておいて乾かすことにした。2〜3日中に届けてもらう。

山手へは6時到着。
ワカメは庭園入り口近くの石垣の上で寛いでいた。
ドライを与えているとブラビー登場。トレイは2個あるのにブラビーはわざわざワカメの食べているトレイに顔を突っ込む。そこでワカメがブラビーのトレイから食べているとまたブラビーが顔を突っ込む。欲張っているわけでもなく只、ワカメにくっつきたいのだろう。食事中にまですり寄られてワカメはとても迷惑そう。でも今日もまあまあよく食べた。

帰りに自販機のところに差し掛かると、そこの駐車場から薄い茶色の猫が出てきた。「茶虎ン!」と呼ぶと振り向いた。茶虎ンだったが、やっぱりすごく痩せている。道路を渡り以前花子に給餌していた1号棟ミニプレイロットの方へ行く。

とても気になって追うと住居下の植え込みに入った。声を掛け続け、焼きカツオを縁石に置くと戻ってきて食べ始めた。もう1個置くと逃げずにそこで食べる。そこへ老パグ犬を連れた女性がやってきた。

あんなに痩せているのはマズイ。一昨年にはPキジと仲良くM上さんの餌場にいたのに。Pキジも見かけなくなってしまった。

茶虎ンもPキジも山手に来ればいいのに、と思うがワカメが高齢なので今はちとマズイかな。




2011年07月23日(土) ワカメとブラビーに給餌。N邸猫、捕獲成功!

夕方に大地主のN邸で捕獲作業を行う予定なので、その前に夕食の準備をしておく。今夜は八宝菜。ウチの食事はつましくて主菜、味噌汁、サラダ、漬物や納豆、冷奴程度。一汁二菜くらい。しかしそれぞれの量が多いのか家族全員太っている。

5時半ごろN夫人が車で迎えに来たので山手のロッカーへ捕獲器を取りに行く。構内はリターンビジット関係の人々の車がたくさん駐車していてワカメたちに見つからずにすんだ。

N邸へ行くと既にお目当てのチビちゃん(青っぽく見える黒キジ)が勝手口で待っていた。身体は小さいが顔を見るとさほど幼いようには見えない。ちょっと面長。尻尾は曲がり尾で警戒して上げないので雌雄は不明。近づくと広い邸内を素早く逃げ回る。

まず捕獲器を見たことはないだろうから、チビが隠れている植え込みの前に無造作に置いておけばすぐに入ると思った。

だが、N夫人は慎重にココがいい、アソコはどうかと前日に考えておいたというのだが、飼い犬がガラス戸の中からキャンキャン鳴いている場所だったり、足場がグラグラだったり、いづれも不適当な場所だ。

そのうちにイエロー(大きなメス猫で3年位前、家人が留守のN邸でキャットネットかまくらのエイコさんとふたりで捕獲を試みるも入らず。どうも術済みの感じがすると我々の意見は一致。その後、出産したような形跡もなし。)が山の方からやってきたのでN夫人はそちらを給餌。

N夫人が折れて私がいいと思った場所に設置。捕獲器の入り口から鶏ササミを少しづつ置いて奥へ誘導する作戦は大当たり。全く警戒することなく中に入って食べているうちに扉がバシャン!

勝手口からN夫人を呼び、古バスタオルとペットシーツを持ってきてもらう。中で暴れるので、捕獲器を包んだり運んだりは私の役目になってしまった。

すぐにもも動物クリニックへ運ぶ。幸い空いていた。私にお任せで診察室に入ろうとしないN夫人だったが結局入った。新参者のチビにもこれからも給餌するつもりなので1回こっきりにはなるがワクチンも。

今夜は別の手術が入っているので、チビの手術は明日の昼に。お迎えは明日夕方となる。それまでケージに入りっぱなしと聞いてN夫人はブツブツ言っている。

N夫人とは1年ぶりくらいだろうか。根はとてもいい人なのだがなかなか個性豊かだ。数年前、飼い犬の脚が具合が悪くなり、動物病院を何軒も回り(その中には開業間もないもも動物クリニックも)どこでも手術が必要と言われたが、唯一不要と言われた「ひの動物病院」がとても気に入り、かかりつけにしていた。脚はその後、何もしないうちに全快し増々ひの動物病院の院長への信頼を深めた。
その後、飼い犬は病気をせず、フィラリアの薬とフロントラインを買いに行くくらいだったが、野良猫に対する院長のふとした口ぶりが気になり、足が向かなくなってしまったという。

そうこうしているうちに散歩中に飼い犬がヨソの犬に耳を噛まれ、もも動物クリニックへ駆け込んだところ大事には至っておらず抗生物質投与くらいで全快した。近いこともあり、これからはももさんをかかりつけにしようとしている。

ずい分前にその飼い犬の脚のことでももさんを訪れたものの継続しなかったことをももの院長先生は覚えているだろうか?と心配するので、覚えていないだろうし、よしんば覚えていたとしてもそんなことを気にする度量の小さい先生ではないと断言しておいた。

東京で暮らすNさんの娘(大学生)が住まいの近くで倒れていた仔猫を動物病院に連れて行き、里親探しをしようとしたが、その猫は難病を患っていることが判明。治るものならと種々検査をしたが、病状はどんどん悪くなるばかり。結局苦しむ前に獣医さんの勧めもあって泣く泣く安楽死させ、ペット霊園でお骨にした後、昔の飼い猫が眠る場所に収めたとのこと。

動物好きの娘さんはその間に動物愛護に関するいろいろなことを学び、今後飼うならペットショップなどではなく可哀想な猫をもらう!と言っているとか。そうだ、そうだ。かかった費用は父上(つまり大地主)が支払ってくれたそうだが、良い授業料になった。

現在の飼い犬も娘さんが置いていったもので、最初動物に触れなかったNさんだが今では結構な犬好きになっている。未だに猫にはとても触れないと言いつつ現在は4匹が給餌してもらいにN邸に通ってくる。夫君も通い猫のフードを用意してくれるようになり、呼ぶと振り向いたと言って喜んでいるとか。結構、結構。家で飼ってくれるようになると尚いいが。

7時になり夕闇が迫ってきたのでもも動物クリニックから山手へ車で送ってもらった。ロッカー餌場でゴソゴソしているとワカメとブラビーが坂を上がってきた。明日夕、チビのリリースのため私も一緒にももさんへ行く。捕獲器の開閉時に操作が分らず壊されるとちょっと面倒だ。最近目も見えにくくなったと言っているし。

******

ハウス周りにまたトレイが2個出ている。休み中だが部活の合間にでも給餌してくれているのだろう。それにしてもワカメたちは食欲旺盛だ。このところ涼しかったので食欲が戻ったのかな。明日からは猛暑が戻ってくると予報しているが。

ワカメは高齢なので、よく食べてくれると本当に安心する。ブラビーも相変わらずワカメに甘えてお互いに頭を舐め合いっこしている姿を見てN夫人も微笑ましいといって目を細めていた。

一仕事終え、入浴後このところの日課となっている缶ビールを飲む。八宝菜とN夫人にもらった練り製品がつまみだ。
録画しておいたシムラ動物園を見ていたら、大阪ARKをベッキーが訪れて人間不信の犬を辛抱強く相手をして、遂には散歩に連れ出せるまでになったところを取材していた。オリバーさんも最初ちょこっとベッキーと挨拶を交わしていた。

その後ウトウトしてしまうからこの日記更新の時間がなくなってしまう。
もう眠くて朦朧としている。zzzzz・・・


2011年07月22日(金) ワカメとブラビーに給餌。管理組合へ要望書提出。

しばらく放ってあった管理組合への要望書をやっと仕上げて提出した。
「住民による悪質な嫌がらせ防止策についての要望書と駐車場に防犯カメラ設置のお願い、の2通。

管理組合の今年度理事長はこれまた故みちよさんの夫君アキラさん。今日午後、P会館ロビーでアキラさんと要望書について話をしたが、やはり他棟でもいろんな嫌がらせが発生しているがこれといってうまい解決策は見出せていないらしい。週末に理事会があるのでとりあえずの議題にするとのこと。

ひとつひとつは微罪で本当につまらないことなのだが、毎日のように延々と何年も続くとやはり相当精神的に参ってしまう。なによりも糞便を用いての嫌がらせにはホトホト困っている。幼児が糞便だらけの床に手でもついて口に持っていきでもしたら病気になってしまう。被害当事者はアタマにきてしまって煮詰まっているが、第三者から思いもかけぬ妙案が出ないかと藁をもすがる思いなのだ。

他棟でも頻発している「嫌がらせ」を止めさせ、気持ちよく暮らすための対策を管理組合だけでなく自治会でも一緒に考えてもらいたいと思い、要望書、被害状況、写真ページを今年度の自治会長(偶然にも猫友のH川さん)にメール添付しておいたところ、様々なことに忙殺されているH川さん、相当お疲れモードのようで「自治会ではムリ」と一蹴されてしまった。

先日、口頭で管理組合理事長に話しておいた駐車場の監視カメラについては既に設置の方向で進んでいるとのこと。ひとまず良かった。

*****

もう夏休みに入ったようなので少し早い時間に山手に行きたかったのだが結局7時ごろになった。

ワカメは庭園入り口にいてブラビーもすぐに出てきた。ハウスの前に今日もトレイが2個あって缶詰が入っていた模様。引き上げて洗う。

今日もワカメはよく食べた。モリモリ食べてくれると本当に嬉しい。食が進むかどうかは健康のバロメーターだ。

帰ろうとしていると地主夫人Nさんから電話。捕獲器を今から借りに行こうと思っているとのこと。辺りはもう暗いし捕獲器の説明もできない。それに猛烈に空腹で今日は家にすっ飛んで帰りたい。

2年前のクロちゃん(キジトラだったが)捕獲の時にも私が何度も行って世話を焼き、設置しておいた捕獲器に飛び込んでくれたのだった。
だから、ホイと捕獲器を渡してもうまくいくかどうか分らない。それに1度失敗すると格段に捕獲が難しくなる。なんとしても設置初回で捕獲したい。
オスメスも分らないがまず捕獲だ。そこで明日夕、捕獲手伝いに行くことにした。
私も結構忙しい。


2011年07月21日(木) ワカメとブラビーに給餌。ユウコさんと講演会、展覧会へ。

今日は西公会堂で行われた、やまゆり知的障害者生活サポート協会主催のやまゆり研修会にユウコさんと一緒に行ってきた。この世界では有名な堀江まゆみ氏(白梅学園大学教授)が「地域で安心して暮らす〜グループホーム、ケアホームの現状とこれからへの期待、権利を守ることと後見制度なども交えて〜」と題して講演を行った。堀江氏の人気は高く聴衆が100人を越える盛況ぶり。

氏は長年に亘り障碍者の権利擁護活動を続けてこられ、話のすべてが実体験に基づくものだったので聴衆みんな(半数が保護者、半数が施設やホームなどの支援者だとのこと)が頷きながら2時間みっちり聞き入った。話し方も明るく分り易く優しい人となりが偲ばれた。

12時を過ぎお腹も空いたので高島屋8階の食堂街、ローズダイニングへ。ユウコさんの勧めでホテルニューグランドのレストランに入り、ふたりともシーフードドリアを注文。ご飯は少なくて具がたっぷり。ホワイトソースが濃厚でおいしかった。コーヒーも注文しひとり2500円ほど。主婦のランチにはちと高めだがおいしかったし偶のことだし。

みなとみらい線に乗って3駅の馬車道へ。だが、またまたお喋りしていて乗り過ごし戻る羽目に。馬車道駅の真ん前の神奈川県立歴史博物館へ。古い建物でレトロ感いっぱい。ここでは特別展「ワーグマンが見た海〜洋の東西を結んだ画家〜」を鑑賞するためだ。説明は以下。

≪・・・1832年、イギリスに生まれたワーグマンは、25歳の時、同国で発行されていた新聞『イラストレイテッド・ロンドン・ニューズ』の外国特派員となります。地中海、紅海を経て、当時の中国に赴き、アロー戦争を取材し、多くの絵を同紙に掲載しました。その後、1861年、文久元年、開国間もない当時の日本を欧州へ紹介すべく来日しました。横浜に住まいを定め、同紙に挿絵や記事を提供するほか、風刺誌『ジャパン・パンチ』を発刊し、報道画家として活躍しました。また、慶応元年(1865)には近代日本洋画界の先駆けとなった五姓田義松が、そして翌年には高橋由一が入門し、彼らに西洋絵画技術を伝えたことでも知られます。その意味では、まさに近代日本美術史の幕開けの年でもあります。・・・≫

ボランティアガイドの説明を受け、ぞろぞろと会場を歩く。膨大な数の展示品が集められていてビックリ。
日本女性(小澤カネ)と結婚し一男(一郎)をもうけ、59歳で日本に骨を埋めたワーグマンはとても優しい人だったように感じられた。

喫茶室があったので入ってみたら「手をつなぐ育成会」のふれあいショップだった。道理で値段が安いと思った。でもアイスコーヒーもおいしかった。ウェイトレスさんは障碍女性だがとても立派に仕事をこなしていて感じがいい。

4時半を過ぎ、関内駅まで歩こうと外へ出てすぐにユウコさんが「ここは岸恵子の行きつけのブティック」だという店を覗いてみることに。店名は人名(オーナー?)のようだったが忘れてしまった。ショッピングの好きなユウコさんと一緒でないとまんずこんな高そうなところに入ることはないのでいい機会だ。するとサマーバーゲンをやっていた。黒木綿の長いブラウスが1万円引きの2万3千円ほどだったのをユウコさんが気に入り買い求めた。

2階もあるというので目の保養に上がってみる。ランバンスポーツだったかゴルフウェア的なものが目に入った。大阪のネット友、ジュリママに似合いそうだ。(といっても未だ会ったことはないのだが。)

通行人に尋ねつつ関内駅に辿り着いたが、乗り込んだ電車が動かない。磯子駅でなんとかかんとか。座って待ったのだが動きそうにないので地下鉄で横浜まで戻ろうと階段を降りかけたところでアナウンスが入り、電車に戻るとすぐに動き出した。いつぞやもユウコさんと根岸線に乗っている時に立ち往生した。

地元駅のダイエーに入り、食料品売り場に行こうとしてふと思いついて2階の婦人服売り場に行ってみる。バーゲンをやっている。バッグとブラウスで3400円ほど。ハハハ、ユウコさんと一桁違うわ。これで十分、十分。

帰宅してすぐに着替えもせずに山手へ。丁度7時ごろ。
特別棟の前に警備員のHヅメさんが立っていてその近くにワカメがいた。「ワカメ〜〜!」と呼ぶと駆けて来た。Hヅメさんに会うのも久しぶりだ。

駐車車両がいっぱいだったが、リターンビジットで海外からお客さんが来るのでホストの車なども集結しているのだという。終業式は昨日だった由。

ブラビーも現れて一緒に坂を上がる。ハウスの水容器を引き上げに行くとトレイが2個出ていた。給餌されたらしいが2匹ともよく食べた。

4号棟脇を通って山手へ行く時にはなかった腹黒の車が帰りにはあった。すると駐車場からの帰り道、またしてもウチの入り口で何か悪事を働いたに違いないのでよくよく観察するとアガパンサスの葉の根元にセロファン紙の包み紙がたくさんつっこんであった。

そこへ4階の住民が帰ってきて「何か探してるんですか?」と言うのでかくかくしかじかと少し話したら、それを聞いていたのか地獄耳の腹黒が早速無言電話を寄越した。ウザイのでやっぱりナンバーディスプレイを契約しようか。月400円といえども腹黒のために出費したくない気持ちでいっぱいだがウザ過ぎる。被害者の殆どはナンバーディスプレイにして非通知電話はお断りにしている。そこで我が家に迷惑電話が集中するのだ。全くあほらしい。


2011年07月20日(水) ワカメとブラビーに給餌。

今日も台風の影響で湿度の高いこと!
私の部屋が70%を超えている。そこへ洗濯物を干したから80%を超えた!ここは屋久島か?!強力除湿機もなかなか効かない。フィルター掃除をし、エアコンの除湿もつけたらやっと50%近くに下がった。とにかくスゴイ湿気。

明日出かけるので、明日の夜も食べられるように大鍋いっぱいカレーを作ったのだが、あっという間に半分以上なくなった。生活クラブ生協のルウは本当においしい。明日の夜までもたないかも。

*****

6時45分ごろ山手へ。
ブラビーが正門の外、郵便受けの下にいた。ニャーニャー可愛い声で鳴くブラビーと一緒に庭園へ行ったがワカメはいない。ロッカー餌場に荷物を置き、ワカメを探しに行こうと「ワッカメ〜〜!!!」と呼びながら坂を下りようとしたらワカメが下から上がってくる。駆け下りることはできるが駆け上がるのは大変そうで、時間がかかる。

ドライと旬缶を与えたが、不満そうにするので海缶も開けると2匹とも喜んで食べた。

今日は構内がシーンとしている。もう夏休みになったのかなあ?


2011年07月19日(火) ワカメとブラビーに給餌。シルビア、抜糸。

台風接近とやらでものすごい湿気だ。
入り口ピロティの集合ポストの下で生活クラブ生協の消費財受け取をするのだが吊るした蚊取り線香からちょっと離れるともう薮蚊がブンブン飛び交って数箇所刺されてしまう。メチャメチャ痒い!
汗だくになりながら消費財をそれぞれ冷蔵庫や冷凍室、野菜室などにしまう。

さて、今日はシルビアの左前脚指先の抜糸だ。時折、ザーッと雨が降るがなんとかキャリーを濡らさずにもも動物クリニックへ。もも動物クリニックはグランボアというショッピングセンターの一角にあるのだが、そのセンターの床全体がタイルのような敷石になっている。これが濡れるととても滑り易くなっているのでキャリーを提げて歩く時には滑って転ばないかハラハラドキドキしながら抜き足差し足で歩く。

晴れた日にも向かいの中華料理屋が派手に水を撒くのでももさんの前は常に滑り易くなっている。グランボアの事務所に、もっと滑らない床にしてもらうよう電話でもしておこう。

包帯が取れ、抜糸後のシルビアの前脚は毛が剃られていることもあるが赤ピンク色でなんとも痛々しい。その前脚を持ち上げてブラブラさせながら鳴いている姿は哀れ。早く毛が生え揃ってその前脚も着地に使えるようになってほしい。かわいそうに。
肺にメラノーマが転移していないか、まず3ヵ月後にレントゲン検査をする。

もも動物クリニックで抜糸を済ませ、キャリーを車に乗せようとしたら携帯が鳴った。地主夫人Nさんからだ。車に乗って話を聞く。現在Nさん夫妻は広大な自宅敷地内に通ってくる外猫3匹に給餌している。2年前だったか、若いメス猫を捕獲・手術した。最近そのメス猫そっくりの若猫が食べに来るようになったので是非手術したい。捕獲器を貸してほしいということだった。勿論お貸しする。
Nさんは娘さんが置いていったチワワを飼っていて今までは日野の「ひの動物病院」にかかっていたそうだが、近いこともあって今年からもも動物クリニックにかかることにしたという。早速フロントライン6個とフィラリアの薬を購入したとか。

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7時前、山手に行くと正門の内側の縁石にワカメとブラビーがいた。一緒にロッカー餌場へ。いつも通り給餌する。雨がザーッと激しく降ったがすぐに止んだ。

帰り、小学校の石垣の角にキジトラ猫がいるのに気付いた。こないだの猫だろう。その猫は慌てて石垣を下り、道路を渡って3号棟の方へ行こうとしたが、そこへ車がやって来たのでUターンして小学校の中へ逃げ込んだ。丁度小学校から出てきたバイクの男性はビックリしていた。

後姿の尻尾からして、あの猫は去年11月に下の駐車場でエイコさんと一緒に捕獲した「マルオ」ではないかと思い至った。もしかしたらM上さんは何らかの理由でもう下の駐車場へ給餌に行っていないのかもしれない。車の後ろの通路にたくさんの(猫?)ウンチが放置されていたから咎め立てされたのかもしれない。餌を与えるなら、まず手術、そしてそんな目立つところにしているウンチは掃除しなくちゃ。エイコさんは踏んでしまい、ひどい目に遭った。

だが、新猫ではなく術済みのマルオだと分りホッとした。自分が給餌していない猫を捕獲するのは大変だし、第一、餌場の立地が悪い。あんなところに捕獲器は置けない。Pキジを手なづけてプレイロットまで引っ張ってくるのに長期間を要した。苦心して手術したPキジだが姿を見なくなって久しい。



2011年07月18日(月) ワカメとブラビーに給餌。なでしこジャパンの活躍に感動。

なでしこジャパンの話を書いていて途中で席を立ち、戻ってきたら何故かパソコンが再起動されていて、書いたものは復元できなかった。

今11時20分。眠いしまた書き直す気力もないので諦めよう。

午後7時前山手へ。
今日も休日だったからもう少し早く行けばよかった。曇天だったので日の暮れるのも早い。だが台風接近のせいか湿度がものすごく高い。

ワカメが庭園入り口の定位置から駆け下りてこようとするのでこちらからも慌てて駆け寄る。その時に蜘蛛の巣を引っ掛けたらしい。右腕になにやら大きな虫が留まっているのを発見してギャーッ!払い落としたが、巣を壊された蜘蛛だったと思う。ごめんよ、蜘蛛くん。

いつも通り給餌するが食べ終わるとまずブラビーがいなくなり、その後ワカメもいなくなった。夕闇が濃くなるとやっぱり猫たちのことが全く見えなくなる。暗いのはよろしくない。

ここ数日、汗だくの身体をシャワーで洗い流しさっぱりしたところでおかずをつまみに缶ビール1本を録画を見ながら飲むのが至福のときだ。本当は生ビールがいいのだが家庭では叶わない。でもなんてささやかな楽しみ。


2011年07月17日(日) ワカメとブラビーに給餌。映画「JFK」

映画「JFK」は大分前に録画しておいたもの。3時間半もあるのでなかなか見始めることができなかったのだが今日は朝から細切れに他のこともしながら半分ほど見た。中盤から面白くなり、夜は一気に最後まで視聴。ケネディ大統領暗殺の真相を追究する実在の地方検事ジム・ギャリソンの奮闘を描いたもの。この映画が上映された1991年現在、まだ真相究明中と最後のテロップにあったが、ネットで調べてみると翌1992年10月に71歳を目前に亡くなっている。映画にも最高裁長官の役で出演したとあるが、よもや「消された」のでは?実話なので更にサスペンス度が増す。

我が団地自治会の一大イベントである「夏祭り」が昨日終わった。自治会役員は準備に忙殺される。昔は生活クラブ生協からもサイダーなどを売る店を出していたのでちょくちょく顔を出したものだがここ10年くらいはパス。
腹黒の迷惑行為を止めさせるべく被害者代表6人が管理組合(自治会も)にSOSを求める嘆願書の書類作成をぼちぼち進めてきたが、夏祭りも終わったので今日午後仕上げた。悪事を列挙し被害写真にもナンバーを打ったりしていたら増々不愉快になった。

午後7時前、山手へ行こうと外へ出て、改めてつつじの植え込みを見ると無残にも折られ引き千切られている。つつじの木の哀れな姿を見て憎悪がこみ上げる。階段室を「しっかり」汚したり、つつじを引きむしったり、一瞬ではできない【作業】は多分午前1時〜4時くらいの間にやっているのだろう。昼間の通りすがりには5秒以内でいろんな嫌がらせをする。

山手では、ワカメはいつものように庭園入り口近くの植え込みにいた。ブラビーは?と思ったらハウスの後ろのテラスにいた。

今日はドライの後、ワカメにa/d、ブラビーに海缶を与える。
7時20分になると辺りはどんどん暗くなる。さて帰ろう。

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帰宅後入浴し、今日も大汗をかいたし冷凍ウナギでビールを一杯始めたところへしつこく携帯電話が鳴る。嬉しくない人からだ。3年前の夏、大船猫を再度捕獲保護しようと毎夜、エイコさんと奮闘していた時に見知らぬ餌やりさんが現れた。それが笠間町在住のIさんだった。大船猫のことで助け合えるかと期待したのだがとんでもなかった。その後、運転手役を始めいろいろとコキ使われることに相成った。(相手や活動は違っても私はしょっちゅうそんな目に遭っている。)半年にいっぺんくらい突然電話がきては、アレしてくれ、コレしてくれ。

今日も虫のいいことを当然のように押し付けてくるので、「送迎もしたくないし、斡旋もしたくない。」とはっきり断った。
だが、うな丼はすっかり冷めビールは気が抜け、見ていた「JFK」も不快感のため頭に入らない。何度も元へ戻して見る羽目に。


2011年07月16日(土) ワカメとブラビーに給餌。

今日も猛暑。猫のトイレ掃除や洗濯物を干すだけで汗だくになる。
ウチも大方のマンションと同じくウナギの寝床のように南北に長い間取りで、リビングに座ると南北両方の窓が見渡せる。北側も南側も窓の前に木があり窓から見える景色は緑に覆われていい感じ。

だが、午後玄関ドアを開けてゲンナリ。一昨日階段室は高圧洗浄をしたばかりだというのに案の定、腹黒によって階段室は汚され、ウチの前にはカナブンの死骸が転がっている。昨日プラゴミが置かれていたが同じゴミが更に増えている。玄関ドアを開けると毎日こうした光景が目に入り不愉快この上ない。郵便物も度々破損、紛失する。

年に数回、階段室の高圧洗浄が行われるのだが、既に腹黒に汚された部分はきれいにはならない。その上、高圧洗浄後は必ず新たに汚しに来る。
すぐには監視カメラ増設とはならないだろうが、それなら一体どうすればいいのか、管理組合役員を巻き込んで一緒に対策を考えたい。

穏やかな老後を望んでいるのにこれでは多くの住民が気持ちよく暮らせない。訊けば腹黒はもう73歳なのだという。風邪ひとつ引かずものすごく身軽で身体能力も高い。人目のあるところではヨボヨボを装っているが、団地から離れたところで買い物袋をいくつも提げてシャンシャン歩いているところを何度も車の中から目撃した。

無言電話、ワン切りも毎日のようにかかってくる。というわけで今日も気分が悪い。

半分居眠りしながら録画しておいた映画を2本見た。1本は「エディット・ピアフ愛の賛歌」。う〜ん、可もなく不可もなく。マリア・カラスらもそうだが、こうした複雑な生い立ちのアーティストはわがままいっぱいの振る舞いをするんだなあ。ニューヨーク公演の後、マレーネ・ディートリッヒがピアフを賞賛しに来る場面があった。1970年8月大阪万博会場で、イタリア系アメリカ人音楽評論家に連れられ、マレーネ・ディートリッヒの歌を聞きに行ったことを思い出した。

もう1本は「それでも恋するバルセロナ」。ガウディで有名なバルセロナは1980年の暮れに1度行ったことがある。
何だか面白くない映画だったが今ネットで調べてみるとペネロペ・クルスがアカデミー女優助演賞他を受賞したのだとか。あ、監督はウディ・アレンか。彼は好きじゃない。アレッ?スカーレット・ヨハンセンが出てた?フェルメールの「真珠の耳飾の少女」の時と全然雰囲気が違う。5年経つと別人のようになるんだなあ。

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6時45分ごろに山手へ。
ワカメは昨日と同じく庭園入り口近くの縁石の上。私を見つけても駆け寄ってこない。どっちみち私がそこまで行くのだから急坂を下りたり上がったりしなくてもよろしい。それでよし、と。
ブラビーも勿論ワカメの後ろの植え込みの中で控えていてニャーと出てきた。

いつもと同じようにドライとウェットを給餌。ワカメは金冠をよく食べた。ブラビーにはニャンミー。

後ろから「こんばんは!」と声を掛けられたので振り向くとU野さんが坂を下りて行くところだった。もう2ヶ月くらい会っていなかったのではないか。元気そうでよかった。

ワカメの首の後ろの禿げは治りつつあるが、背中の真ん中も毛が減っているような・・・昨日はそんなことはなかったのに。虐待でないとすれば皮膚病とか?単に一部抜けてまた生えてきているので心配はなさそうだ。

やはり闇に包まれてしまうとワカメやブラビーの異常が見付けにくい。そのためにも明るいうちに来るようにして正解だった。


2011年07月15日(金) ワカメとブラビーに給餌。ユウコさんと「第17回午後の音楽会」へ。

ユウコさんと1ヶ月ぶりに会う。本郷台駅で12時50分に待ち合わせた。去年の夏にも「午後の音楽会」に行くために駅前で待ち合わせたがあの時には炎天下家から30分テクテク歩いた。去年も猛暑だったが、今年はハナから歩く気なし。家から7分くらい歩いてバスに乗る。バスを降りてからも本郷台駅までは7分くらい歩く。運良くバスがすぐに来てもトータル20分はかかる。なので気候が良ければ歩くのだが、なにしろこの暑さ。ほとほと参る。

駅前の蕎麦屋「深山」は昼時には込んでいるが1時近くになればスッと空くのでその時間帯を狙って音楽会前の腹ごしらえをすることにしたのだった。

少し早めだったのでフジスーパー2階の衣料品や百均キャンドゥを覗く。時間きっちりに行ってみたらユウコさんは1時間も早く大船に着いたので本屋の喫茶店で本を読みながら時間つぶしをしていたそう。

深山で天せいろを注文し、以前ここで出会ったKザイさんはいないのかな?と思っていたら運んで来たのがKザイさんだった。相変わらず美人で愛想がいい。去年の秋だったか、ここでユウコさんと音楽会前の昼食を摂り、その時にキビキビ働く若い?店員がいるなと思ったのだが、顔をじっと見たりはしなかったのでよもやKザイさんだとは想像もしなかった。

食事を終えて外へ出たら、私を思い出したKザイさんが追いかけてきたのでそこではっきり顔を見て私も思い出した。昭和の終わりごろ息子がまだ保育園に通っていたころ、毎日のように保育園の帰りに桂台のヨーカドーまで歩いて行っていた。ヨーカドー1階のハンバーガーショップで店長をしていたのが、とっても美人のKザイさんだったのだ。平成になってから人手不足で私に働かないかと言われたので、他の人を紹介しようとしてうまくいかなかったことがあった。(私は「指先労働者」なので重労働はパス。)

その後ハンバーガーショップは閉店しデジカメフォトショップになり、そのままKザイさんは店長を続けていた。
我が家も段々ヨーカドーから足が遠のき、気が付いたらフォトショップもなくなっていた。最後にKザイさんを見てから10年は経っている。深山で再会した時には本当にビックリした。小柄で細身なのに本当に働き者だ。今日もニコニコしていた。ずーっと美貌を保っているのにもオドロキだ。今は梶芽衣子を甘く優しくしたような感じになっている。とにかく美人。

今日の午後の音楽会はバイオリンとピアノのデュオ。500円という安さだが1時間たっぷり楽しませてくれた。開演間近に入ったので後ろの方の席しか空いていなかったが、座席の勾配がきついのでとてもよく見えた。リリスホールには何度も来ているがこんな後ろの席に座ったのは初めてだ。だが意外と良い席であることが分った。(*^_^*)

音楽会後、久々なのでちょっと喋ろうとリリス隣のレストラン「メルヘン」に久しぶりに行ってみた。ここはまずいしサービスも悪いのだが、近くにいいところもないので入ったのだが、「食券を買ってください」と大書してあるにも拘らず券売機もない。ウィンドウの見本にないものが手書きで貼ってあったのだがとても分りにくい。

レジの近くに立って店員を探すが2〜3名いるスタッフはみなこちらを見ようともしない。空席はいっぱいあって多忙の様子はないのに。コック姿の男性が何か別の用事で近くに来たので「券はどこで買うんですか?」と訊いたら『ちょっとお待ち下さい。』と困ったように言って行ってしまいそれっきり。

レジ脇のケーキを取りに来たウェイトレスのおばさんにまた「券は・・・」と言いかけると、眉間にシワを寄せ『座ってから注文してください!』1個だけ残っていたそのケーキはユウコさんが注文しようと思っていたものだったので、彼女が「1個しかないんですか?」と問うとまたまた眉間に更に深いシワを寄せて『早く座った順番ですッ!』と切り口上にどやし付ける。あー怖!

座ったところで、アノ調子で怒鳴られたんではたまったものではない。ドトールへ行こう!とユウコさんを促し「アホメルヘン」を後にする。
どうも横浜市の施設に「メルヘン」という名前の飲食店がしばしば入っている。こんなに味もサービスも悪いのに入り込めたということは、競争入札ではないな。議員とか官僚のコネ(利権がうごめく)による随意契約というヤツか。永久に不良「メルヘン」を使うのではなく、他の優良業者に譲るよう横浜市にメールでも出しておこう。

ドトールでおいしいケーキセット(シフォンケーキとアイスコーヒー)をいただきながら、いつものようにあれこれお喋りして世相を憂う。5時近くになったので店の前で別れる。

朝、カレーを大鍋いっぱい作っておいたので夕食の支度は心配なし。フジスーパーの2階に戻って特売品をあれこれ物色。スカートを3着も試着して結局買わないことに。その代わりレスポもどきの派手なバッグと、ブラウス+Tシャツが合体したような上着を買う。息子の夏物ソックスも。

またバスに乗って帰るが汗だく。もう6時半だ。

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午後7時ごろ山手へ。
ワカメは庭園入り口の縁石の上にいたがそっぽを向いていて近づく私に気付かない。目の前まで来たところでやっと振り向き慌ててニャー!その後ろの植え込みにブラビーが控えていた。

ハウスとハウスの間の奥に水容器を置いているので、手を伸ばしたら蜘蛛の巣にひっかかった。もう蜘蛛とも仲良し。蜘蛛は巣を壊されて「仲良し」どころではないだろうが。

ドライと金冠、海缶は昨日と同じ。ワカメは金冠の後、海缶も少し食べた。
2匹とも変わりなし。


2011年07月14日(木) ワカメとブラビーに給餌。シルビアの包帯交換に。

朝一番でもも動物クリニックへ。シルビアの包帯交換をしてもらう。包帯を取ってしまった左前脚の傷跡はきれいで指が1本切除されたとはとても見えない。治りが速いので19日ごろに抜糸することになった。
包帯をきつく巻かれた今でも3段ケージの中を自在に上がったり降りたりしているから心配ない。あんまり食べなかったので4,4→4,15kgに減っていた。

シルビアを家の中に戻し、車を駐車場へ持って行く。そこから徒歩で散歩がてら(といっても僅かに10分足らずの距離)、JAバンクに行く。相次ぐ家猫たちの手術代を払ったら手持ちの現金がなくなりすっからかん。

帰りにはサンドラッグに寄ってアイスなどを買う。家まで7分くらいだが、11時ごろの戸外は炎天もいいところだ。本当に暑くてヘロヘロだ。

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午後7時50分、山手へ。
ワカメは昨日と同じく庭園入り口から駆け下りてくる。そのワカメを追ってブラビーもニャーニャー。
昨日と全く同じでドライを食べてからワカメは金冠をパクパク。よく食べた。


2011年07月13日(水) ワカメとブラビーに給餌。乃南アサ「犯意」読了。

団地文庫で借りた「犯意(その罪の読み取り方)」を読み終えた。乃南アサが12の犯罪を小説仕立てで描き、それがどのような罪になるのかを、法科大学教授・弁護士の園田寿氏が解説したもの。裁判員制度が始まっていつこのような罪を裁く側に突然選ばれるかもしれない。そういう状況を意識して企画された読み物だ。12の短編はいづれも新聞記事で読んだような実際の事件を彷彿とさせるものばかり。折りしも今、市橋達也の裁判員裁判が進行中だ。

与野党問わずの「辞めろ!辞めろ!」の大合唱の中、菅直人首相は≪段階的脱原発≫のホンネを洩らしますます意気軒昂だ。ヤレ!ヤレ!頑張れ!孤軍奮闘カッコいいぞ!と言っているのは私ひとりではない。

先日の朝日新聞声欄では中学生たちまでが、クラスほぼ全員が「何故菅さんが辞めなければならないのか判らない。菅さんでいい。」と言っているという。
7月5日(火)朝日新聞の夕刊に作家の池澤夏樹(本は読んだことがないが)が一文を寄せている。かいつまんで言うと、菅首相はエネルギー政策の転換を目論んでいるが、これはこれまで既得権益を得てきた産業界、経産省、自民党ならびに民主党の一部の利益に反するのでこれらの勢力が猛烈な菅降ろしに躍起になっているというもの。全くその通りじゃ。
只、菅さんは全くカリスマ性も人気もない。(とはいえ民主党が代表に選んだのだから今更、仲間内で菅降ろしに走るのは節操がなさすぎる。)

そこで当然思い起こされるのが圧倒的な人気を誇った小泉元首相だ。池澤は言う。≪小泉政権がしたことをぼくは評価しない。生活保護世帯の増加などで明らかなように、日本は所得格差が広まって住みにくい国になった。≫私も全く同感だ。「郵政民営化」が何故そんなにいいことなのか今もって分らない。それに何よりも弱者切捨て政策を定着させた。障害を負ったり病気になったりして社会的弱者になったのも【自己責任】。歩けなくても見えなくても自助努力せよ、と放り出した。障害者自立支援(その実妨害)法で多くの障害者家庭が一家心中などに追い込まれた。

メディアも評論家もこぞってこき下ろすが、四面楚歌でもヨロヨロと孤軍奮闘する菅さんにもう少しやらせたい。既得権益を守る人物に代わったって今よりもっと悪くなるに違いないのだから。頑張れ!菅直人!

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午後7時少し前、山手へ。
ワカメは昨日と同じく庭園入り口にいて駆け下りてきた。ブラビーもすぐ後を追う。ハウスの前に缶詰が入っていたらしいトレイがあった。引き上げる。

ロッカー餌場へ行き、昨日と同じく仔猫用アイムスとシーバを与える。ワカメは仔猫用アイムスを気に入っている。
ワカメに金冠。これもよく食べた。ブラビーには海缶。

7時を過ぎるとどんどんあたりが暗くなる。
近頃は滞在時間30分くらい。


2011年07月12日(火) ワカメとブラビーに給餌。

今日火曜日は生活クラブ生協の配達日。10時前後に配達車が来るのだが迎えて荷降ろしをするので、9時45分ごろから気配を見逃さないように気を遣う。リビングの窓から見ていて配達車が他班へ回ったのを確認すると、入り口のピロティに新聞紙を入念に広げその上にシートを敷く。床は腹黒によって汚されているので直に食品の入ったポリ袋を置きたくない。

今日は班員のY氏は欠席でNさんだけ。Nさんとふたりで欠席のIさんとYさんの保冷箱や袋に彼らの分を入れる。

仕分け後、珍しくNさんと世間話する。Nさんの娘さんは6年前からニュージーランドで生活していてこのほど永住権も得たという。Pハイツも国際化が進み、ソプラノ歌手を目指していたお隣の次女さんは10年以上前にパリに渡り、そこで知り合ったドイツ人画家と結婚。一女をもうけた。
そのまた隣の階段の長女さんはカナダ人と結婚して同じ棟に住んでいる。一男を得、今また臨月だ。同じ棟、徒歩15メートルの実家と行き来する毎日で親娘、双方ともに幸せだ。

Nさんが帰った後、片付けていると3階の住人Yさんが老犬の散歩から帰ってきた。私にしては本当に珍しくまたしても世間話する。ついでにちょっとYさんに問いただしたいことがあったので話は更に延びた。Yさんについて気になる噂が飛び交っていたので、本人に訊くのが一番だと思う私は単刀直入に尋ねた。回答にイマイチ納得がいかないので、切り口上ではなくて円満に真相を調査してみるとご本人には告げた。

腹黒の件やらYさんの件やら調査することがいっぱい。もっと楽しいことで忙殺されたい。(>_<)

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1年前の大規模補修の塗り残しなどの更なる補修(塗装)が始まっている。思いついて、腹黒に白いパテ状のものを塗りたくられ汚された窓柵にペンキを塗ってもらおうと管理事務所に出かけた。管理人夫人がすぐに作業中の業者に電話してくれて、すぐに来てくれた。きれいになったが腹黒はすぐまた汚しに来ると思う。

その窓を拭いていてティッシュパーパーを外に落としてしまったので、取りに行ったところ、そこは腹黒がせっせと肥を撒いているから本当に臭かった。これからは決して何も落とすまいと決心。

午後7時45分ごろ、山手へ行こうとドアを開けたところ腹黒がウチの入り口階段に張り付くようにして歩いているのに遭遇。地獄耳だからドアを開ける音で素早く階段を降りそ知らぬ顔をしたの違いない。植栽にまたもやいかがわしい液滴が少量かかっていた。
戻ってくるだろうと思ったら何故か管理事務所へ行って何か訴えている。
管理人さんが出てきて腹黒の入り口まで行き、何かを打ち眺めて戻って行った。腹黒のする事なす事いちいち疑わしい。

7時ごろになってやっと山手へ。この時間になると構内はシーンとしている。ワカメは庭園入り口にいた。ブラビーも鳴きながらやって来た。

ワカメが痩せてきたので栄養をつけようと仔猫用アイムスのサンプルを与えてみた。まあまあ食べた。
ワカメには金冠の缶詰、ブラビーには海缶を与える。ワカメは金冠をよく食べた。水も飲んでいる。

帰宅し、入り口の植栽を仔細に観察していたら蚊取り線香が切れたらしく6箇所もやぶ蚊に刺された。痒い!!!だが私は掻かずに我慢できるのだ。蚊の刺され痕はものすごく痒いが何もせずに30分間我慢すれば跡形もなく引くはず・・・と思ったが入浴後3時間経った今もちと痒い。赤く腫れている。(+_+) やっぱりムヒが必要か。


2011年07月11日(月) ワカメとブラビーに給餌。福島の障害者施設に衣類を送付。

10年くらい前から、母校の教員となった大学の同期生が発起人となりメーリングリストでの投稿が始まった。劣等生だった私などは同窓会にも行かずメールは読むだけだが、元気いっぱいの同期生がいて被災地への弾丸ツアーに2度も参加して泥かきをしたりしている。

その同期生はボランティア精神に満ち満ちた女性で、高校(雙葉)の同期生と「オアシス」の会というボランティアグループを作り息長く活動するなど筋金入り。

民間団体である福島県福祉事業協会傘下の施設「東洋学園」から多数の障害者(スタッフを含み総勢370名)が一時的に千葉県立鴨川青年の家で避難生活を送っている由。同期生T畑さんら数名が現金や支援物資を携え、鴨川の避難先を訪問、今後の支援のための聞き取りを行った。

同期生にも寄付など支援を呼びかけてきたのでひとまず不足しているという夏物衣類を送ることにした。
これまたキャットネットかまくらのバザー用にとまとめておいたものから夏物を選び、まだ着ようと思っていたTシャツなども足した。段ボール1個でも夏物衣類なので軽い。8,6kgしかない。ARKへ送ったドッグ・キャットフードは缶詰などもあったので23kgになった。だが送料は100円しか違わない。少し大きめの段ボール箱にぎっしりたくさん詰めて送った方が送料は割安。

息子の着られなくなった夏物衣類を探せばいろいろ出てくるかと思ったが、なにしろ早い方がいいと思い、第一弾を早速今日午後送った。

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一夜明けてもシルビアは左前脚が不自由なのが気に入らず、鳴き喚いたり鳴きくたびれて寝たりの一日だ。あんまり食べない。包帯がうっとうしく多分痛みもあるのだろう。撫でているとおとなしいがずーっと張り付いて撫でているわけにもいかないし。早く時が経って包帯が取れ抜糸もしてしまえばずい分楽になると思うのだが。我慢しようね、シルちゃん。

J先生からのメールによればもも動物クリニックでシルビアに遭遇。元気そうだったというからきっと手術前の金曜日だったのだろう。手術後はいじけていたらしい。

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午後6時40分ごろ山手へ。
ワカメはスカイライン側の「東側猫庭園」の端っこの石垣の上で寝そべっていた。地面までは高いのでウロウロしている。そこで抱き上げるとギャオー!!!と辺りに響き渡るだみ声の大声を上げる。スカイラインを下りてきたおじいさんはさぞかしビックリしたことだろう。
しっかり抱いて歩き出すと落ち着いて咽喉をゴロゴロ鳴らす。

庭園入り口でワカメを下ろす。ブラビーも「東側猫庭園」の中からニャニャニャと鳴きながら走ってきて合流。

2匹ともそれほどたくさんは食べずに一旦食事を終了。今日はまだ構内が何となく騒がしく猫たちが落ち着かなかったのかも。ワカメはいなくなり、ブラビーは取り残されて所在なげに庭園入り口で座る。また後で食べるだろう。


2011年07月10日(日) ワカメとブラビーに給餌。シルビア退院。

午後3時半ごろ、もも動物クリニックの林先生より電話があり、シルビアがケージの片隅に縮こまってしまって全く食事も摂らないという。手術は成功し左前脚にはしっかりと包帯を巻いているので日常生活には支障がないからもう帰宅させた方がシルビアのために良いと思うとのこと。

そこで4時ごろに迎えに行く。帰宅してもハアハア言って緊張している。よほどの恐怖体験だったか?しかし数年前、膀胱結石除去の手術を受けているし、その時も2日ほど入院したのに。

今回は指1本失っているので、つい踏ん張ろうとした時に患部に当たり、響いて痛いのだと思う。数時間飲まず食わずでニャーニャー鳴いたり寝たりしていたが排尿、排便はあった。夜になってやっと少しだけドライフードを口にした。

抜糸は2週間後くらいだが、それまでに5日にいっぺんくらいは包帯の交換に来院することになっている。

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午後6時40分に山手へ。
ワカメは庭園の通路に真ん中にボンヤリと座っていて、私を見つけて喜んで駆け寄ってくる。ブラビーはハウスの後ろのテラスから駆けて来た。

ロッカー餌場へ行きいつものようにお食事。
ドライの後、ニャンミーを少し食べたがワカメは不満そう。そこで金缶のレトルトを開けると大分食べた。ワカメが食べているとブラビーは自分のトレイはほったらかしにしていつもワカメのトレイに顔を突っ込んで邪魔をする。一緒に食べたいのだとしてもワカメは嫌がって行ってしまう。

そこでブラビーを制してワカメに食べさせるようにしている。ブラビーはワカメのことばかり気にかかって食事がおろそかになる。後で食べるだろう。

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帰宅後、入浴、食事。あんまり暑いので冷蔵庫に1本残っていた発泡酒のビールに手が伸びる。確かまずかったはずと思いながら飲むとやはりマズイ。こないだのプレミアムモルツと比べると雲泥の差だ。
録画番組を見ながら半分居眠り。


2011年07月09日(土) ワカメとブラビーに給餌。短キジにまた出会う。

今日は月に1度の息子の青年学級の日。以前は小学校高学年から「自立、自立」で関東一円を股にかけてひとりで出歩いていた息子だが、トラブルに巻き込まれることが続いたので、今では「自立?」に逆行してなるべく外出時には付き添うようにしている。

セルプ杜での青年学級参加も今年で7年目くらいか。セルプ杜内で完結する「アートクラブ」に所属。本人は外へ出たくて去年まで2年間参加した「アウトドアクラブ」に戻りたがるが、諸般の事情にて却下。

11時半をメドに徒歩7分のセルプ杜へ迎えに行く。いつもは早く出てくるのに今日は他クラブよりずっと遅く12時近くに出てきた。お迎えを待っているみんなはとても愛想がよく「あ、S井くんのお母さんだったの!」と笑顔で見送ってくれる。

いつもの通り近くのガストでランチ後、バスで大船の床屋「一番館」へ。待ち人が3人いたので私はその間に近くの西友へ。
今日は梅雨明けとかでカンカン照り。目がまぶしくてたまらないがサングラスを忘れてきた。2階へ上がり何かと特売品はないかとキョロキョロしていたらサングラスが目に入った。正価でも790円だが690円や500円に下がっている物もある。

さっきは、しっかりUVカットするある程度の値段のサングラスを眼鏡屋で購入しよう、などと考えていたのだが、ちょっと今日だけしのぐのだから500円のでいいや、とすぐに考えを翻すところが私らしい。(ーー;)
だが500円のではなく790円のモノを買った。
サングラスといえば数個持ってはいるのだが、ある時引き出しをゴソゴソやっていたらジバンシーのサングラスを見つけた。一体いつどこで買ったものやら全く覚えがない。赤い布ケースに使用感があるから使っていたことに違いはないのだが・・・ブランドものだから相当昔のものに違いない。大方どこかの空港の免税店で買ったものだろう。でもなかなかいい感じ。
ディオールのサングラスは覚えているが、それはもう見当たらない。

息子の整髪を終え、電車で地元駅に戻る。大船駅から山手の女性徒がたくさん乗り込んできた。バスケット部のお揃いのバッグを持っている。対外試合があったのだろう。ワーキャー騒いで隣のおばさんが迷惑そうにしていた。小柄だったから中学部かな?

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余りの暑さに夕食の支度も面倒くさい。ダイエーで弁当や寿司を買ってごまかす。味噌汁とサラダだけ作る。

今日は土曜日なのでちょっと早め、6時20分に山手へ。
部活があるので構内からは音がしている。

ハウスに水容器を取りに行っても猫たちは出てこない。
ロッカー餌場に行き、まず掃除をしようと思ったらワカメがやって来た。上がろうとしないのでドライの入ったトレイを歩道に置くと食べ始めた。端っこの方で多数の団子虫を掃き出す。

またa/dを与える。半分以上食べたのでまあまあいいかな。まだ明るいので写真を撮ったが、暗く写っている。

すべて片付けてハウスへ水容器を置きに行くとワカメが従いてきた。撫でるとハウスの後ろから「東側猫庭園」の中へ消えた。「ブラビー!」と何度も呼ぶが反応がない。

ふと通路を見るとブラビーがボンヤリした顔をして座っている。昼寝していて私の声で今目覚めた、というようにノビをしている。

ロッカー餌場の残り餌(ドライを足した)のところに連れて行くが、ワカメが見当たらないのでどうにも落ち着かずあんまり食べない。私が立ち去ると庭園入り口まで従いてきてまた座っている。ワカメを見つけてからまたちゃんと食べるだろう。

それを見て、吹奏楽部の生徒たちかな、「ニャンちゃんがあんなところにいる!」と黄色い声を上げている。

5号棟脇まで帰り着いたところ、小学校校庭からこないだの短尾のキジトラらしき猫が出てきて5号棟脇の植え込みに入ったのが見えた。

階段側から見ると丁度短キジがいた!こないだの猫だ!でもやっぱり新顔だ。シートンでは全然ない。オスだと期待して処遇はおいおい考えよう。

*****

帰宅後すぐに入浴。あー、生き返った!
お寿司をつまみながら缶ビール。録画しておいた「地球が静止する日」を見る。キアヌ・リーブス主演だというので録画しておいたのだが、アメリカ映画の定番、エイリアンが攻めてくる式の映画でつまらなかった。
そうそう昨夜はオードリー・ヘプバーン最晩年の出演作だというので録画しておいた「オールウェイズ」を見た。オードリーはあの世での案内役のような役どころだったが、姿は若い頃と全く変わらない。相変わらずの妖精ぶり。映画自体は単純でつまらなかった。


2011年07月08日(金) ワカメとブラビーに給餌。シルビア、悪性メラノーマで指切断手術。

一昨日の夜、シルビアの爪を切っていたら左前脚の爪の付け根に何やらブルーベリー大のものを発見!?内出血して血液が中に入ったボールのようになっている!何だかイヤな予感がして早急にもも動物クリニックへ連れて行くことを決意。水曜日は休診なので今朝一番でももさんへ。

林院長先生はそのブルーベリーもどきを一目見るなり「黒色腫ですね。爪の付け根などに出来るものは悪性度が高く多くの場合肺に転移します。」
ガーン!(@_@;)
ひとまずそのブルーベリーもどきに針を刺し中の血液を吸い取るとたちまちペッチャンコに。その血液を検査すると中には多数の塊りがウヨウヨ。「これがメラノーマです。」とのこと。

肺に転移していれば手の施しようがないので、まず肺のレントゲンを取ってもらいその結果を見てから今後のことを決める。で、シルビアを預けて一旦帰宅する。

図書館経由で午後3時ごろにまたももさんへ。
レントゲン撮影の結果では、今のところ目視できるような転移は認められない。ひょっとしたらレントゲンでは判読できないような小さな転移が始まっている可能性もある。だが、転移がない方に賭けて、爪根のメラノーマをしっかり切除するため指1本を切断することに決定。シルビアは11歳。

血液の精密検査ではどこも悪いところのない健康体だった。体重4,4kg。朝から絶食状態なので、今夜早速手術を行うことになった。シルビア頑張れ!

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ももさんの真ん前のイトーヨーカドーに入り特売になっている衣料品を家族のものも含めいろいろと購入。1階の食料品売り場でもあれこれ購入。迎えの車で帰る。

荷物が多いので家の前まで車をつけてもらおうと思ったら、セルプ杜の引き売りのリヤカーが通路入り口に停まっていて何とアノ腹黒がリヤカーに張り付いているではないか!胸くそ悪い。
留守の間に我が家の郵便ポストの蓋を押し上げてあった。集合ポストは腹黒の大好きな攻撃目標のひとつだ。家に入ってしばらくするとお約束のツー切り電話。

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午後7時45分ごろ山手へ出発。
小学校のフェンスの向こう側、学校の物置の陰(といってもこちら側からは丸見え)で茶虎ンがぐっすり寝込んでいるのが見えた。茶虎ンはあんまり居場所がないのかもしれない。もっと私に懐いていれば山手へ引っ張って行くのだが。といってもブラビーはもう弟のことを忘れているかもしれないが。茶虎ンはとても気が弱いのでワカメは受け入れてくれると思う。

山手の構内は車がいっぱいだ。今日は残業が多いのかな。
猫たちも待っていなかった。ハウスの水容器を引き上げていると後ろのテラスからニャーと声がしてブラビーが現れた。

ブラビーだけを連れてロッカー餌場へ。ドライを入れたトレイを置いてもワカメがいないので食べようとしない。困ったな、と思っていたらワカメがノロノロとやって来た。ブラビーは大喜びでワカメにまとわりついている。

2匹でドライを食べ始めたが、完食しない。
久々にa/dを開けるとワカメは喜んでたくさん食べた。焼きイワシを2袋(4本)与えるとワカメは少し、ブラビーはたくさん食べた。
食べ終わると2匹はすぐに車の下に入ってしまった。

トレイを洗っていると、上の部室からドサッと歩道に飛び降りてきた生徒がいる!夕闇迫る中、見ればねころ部兼部のTネちゃんだった。Tネちゃんは高2で空手部のキャプテンだという。地道に努力する子でこのほど優勝したと胸を張る。すくすく育ってくれて嬉しい。強いからチカンも撃退できるし。

帰ろうとすると、トラックの下からニャーとブラビーが出てきた。VOLVOの下で休んでいたワカメも追って来た。庭園入り口の植え込みの下でワカメは休憩。ブラビーはゴロンゴロン。

帰りには茶虎ンに会わなかった。

帰宅後入浴中にももの林院長先生から、シルビアの手術は無事終了し麻酔からも覚めたと電話があったと家人の報告。指1本を切除しても運動能力はさほど低下しないそうで安心した。


2011年07月07日(木) ワカメとブラビーに給餌。ARKにフードを送る。

サミーがストラバイト尿石症になり、まずは食餌療法で治そうとあれやこれや一気に3万円分以上の療法食を買い込んだ。だが、サミーは殆ど食べずにハンガーストライキ状態になった。PHコントロールは以前膀胱結石の手術を受けたシルビアとトムがよく食べたが他の銘柄のはドライも缶詰も誰も食べない。
結局、食餌療法は不可能ということでサミーは先ごろ手術を受けた。(手術や検査などで約20万円かかった。\(◎o◎)/!)

未開封のものも含め療法食がたくさん余ったので、やはりストラバイト尿石症のポリーくん(J先生家で幸せにしている)に使ってもらおうと思っていたのだが、J先生超多忙らしくずーっとお渡しできないでいた。消費期限内ではあるが開封したものもある。この暑さで悪くなってはもったいないなあと心配していたところ、ARKがフードの寄付を求めているのをHPで発見。ドッグフード8kgもあるし、この際大きな段ボール一杯に他のフードも詰めて送ってしまおうと思い立った。23kgくらいの重さになった。ネットで集荷依頼をして今日早速送ってしまった。常々ARKのために大貢献しているJ先生もこの処置を喜んでくれると思う。

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午後7時50分ごろ山手へ。
正門を入るとワカメが「東側猫庭園」の石垣の上を走ってきた。ワカメに話しかけているとブラビーもニャーニャー鳴きながら駆けて来た。一緒に庭園経由ロッカー餌場へ。

ドライ、ウェットを食べて一息ついたワカメは口の中が落ち着かないのかペチャペチャと口を動かしている。そして長い間水を飲んでいた。

焼きカツオ2本と焼きイワシをほぐして与えると喜んで食べた。

ワカメは一見しただけではあんまり分らないが、座っている後姿が本当に「こんなに痩せていたかしら?」と思うほど細い。
多分徐々に痩せてきたのだと思うがいつも暗くなってからしか来なかったので私にははっきりと判らなかったのだろう。

たまに昼間にハウスの営繕作業に来る時も、忙しく立ち働くから傍に来たワカメにはシーバを与えるくらいで異常がなければ特にしげしげと観察することもなかったようだ。

帰ろうとするとトラックの下からワカメが出てきて従いてくるような来ないような・・・ブラビーも甘えてくる。

7時半を過ぎるともう相当暗い。4号棟脇にさしかかるとニャー!と声がする。駐車場側の植え込みを覗くと茶虎ンがいた。私を呼び止めたのだ。すっかり痩せてかわいそうなので焼きカツオを与えようとM上さんの車の後ろに行く。しゃがむとM上さんのいつものフードがあった。茶虎ンはもう食べたのかなあ?茶虎ンはちょこちょこ逃げ回って焼きカツオを受け取らない。フェンスの向こうにいるから放り投げたが、焼きカツオは狙い外れてどこかへ消えてしまった。匂いがするから猫が食べてくれるとは思うが。

茶虎ンはとてもきれいな猫で臆病なので不憫でならない。山手へ来て兄のブラビーに合流するのが一番だと思う。いつか実現するといいな。  


2011年07月06日(水) ワカメとブラビーに給餌。

この日記が扱っているのはおそろしくローカルネタだし、しかも最近は悪質住民の嫌がらせの話題ばかりなのに嫌気が差したか、あるときから急に増えていたアクセス数がこのところ激減して元通りになった。こんな面白くない日記ではそれが順当だと書いている本人が思う。

監視カメラ増設申し入れ書の準備は着々と進んでいる。今日も何がそんなに気に食わないのか全く理解できないが、腹黒の一番の標的Aさん(他の被害者はAさんと喋っていたとかそういう理由)から事情聴取したところ、長年の思いがこみ上げたらしく延々と被害を訴える。100%ヤラレっぱなしで本当にかわいそう。それにしても聞けば聞くほど人間関係というのはややこしくうっとうしい。今日もワン切りがあった。

また、被害を受けていない住民は他者の被害を鼻先でせせら笑い、明日は我が身だということを決して考えない。自分だけは例外、と思っている。

まあ人間関係にはこの際、頭を突っ込みたくない。願いは只ひとつ。下らない嫌がらせを止めさせたい。それに尽きる。

勿論、水曜日の今日はまた「特製糞尿枯葉剤」を植栽にふんだんに撒かれた。どうも夜中にやっているようだ。これでは見張れない。やはり監視カメラだ。

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午後7時45分、山手へ。
構内にはまだ生徒がたくさんいたがすぐに下校してしまった。

庭園入り口でかかんでワカメを撫でている女性が見えた。Jボ先生だった。以前会ったのは暗がりだったからお顔ははっきり記憶していなかったが、ワカメを撫でている女性教員はJボ先生しかいない。

ワカメは私を見つけるとすっ飛んで下りてくる。「声が違う」とJボ先生は苦笑い。ブラビーは触らせてくれないそうだ。

今日は焼きイワシも3袋与えた。よく食べたように思うが座った後姿はいかにも細い。

帰宅後、入浴、夕食の後、録画しておいた日曜美術館を見ていたら殆ど寝てしまった。腹黒関係のことは本当に疲れる。


2011年07月05日(火) ワカメとブラビーに給餌。

昨日つけたばかりのミラーレースカーテンは、どの猫がしたのか分らないがもう早速引っ掻き傷がついている!(>_<)

今朝息子の部屋の窓際に寄ると窓を開けていないのに外から糞尿の匂いが漂ってきてウンザリ。またヤラレた!窓にかけられたか?!
今日は私が属する生活クラブ生協の配達日。外へ出て、汚された床に丁寧に新聞紙とシートを広げて受け取りの準備をする。我が家の窓下の植え込みには明らかに雨や水とは違ういかがわしい液体を広範囲に振り掛けた痕がある。ウチの窓はその植え込みのすぐ上。

配達品を片付けているとドアチャイムが鳴り、3階の被害住民が被害をまとめた紙を持ってきてくれた。そこんちの被害は主にウチと同じ駐車場での車傷つけだ。アウディなのだが車体全部(屋根も含む)に傷を付けられて1回目は保険を使って修理(150万円くらいかかったそう)したが、すぐにまた同じ傷を付けられてしまった。しかもその駐車場では1台置いた隣が全く同形式、同色のアウディなのにその車は全く無傷。犯人は意図してS崎家の車を狙ったらしい。何度修理しても同じことになるので2回目は保険も使えないしそのままにしてあるとか。

ウチの古セドリックもこれまでいろいろと小さな傷を付けられたがすべて隣に駐車している車から降りるお婆さんがドアをぶつけたりしているのだと思っていた。現場は目撃していない。(気の弱い?我が家は文句を言うこともなく泣き寝入り。)
助手席側の雨避けバイザーが知らぬ間に殆ど剥がされていて走行中に外れて飛んで行ってしまったことがあった。幸い後続車や人に当たるようなことはなかったがひとりで運転していた私は肝を冷やした。隣の車からお婆さんが降りるときに目の前のウチのバイザーにつかまっているのだろうと思っていたのだがもしかしたら(腹黒の?)悪質なイタズラかもしれない。
そこでその駐車場にも監視カメラをつけてくれるよう管理組合に要望を出す予定だ。

明日は腹黒の標的本命メンバーの海員生協の配達日。毎週必ず何かの悪事を働く。明日は何だろう?

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6時40分ごろ家を出る。小学校前を歩いていると7号棟の方から白っぽい猫を抱いた太った女性が道路を渡って3号棟の方へ行こうとしている。その猫は少し茶色の部分があり、故プリンスのような柄の老猫だった。猫をいっぱい飼っているという2号棟のS木さんかと思い、声を掛けてみたが違っていた。S木さんには9年前、1度会ったきりだからもう顔は分らない。

山手に到着し、坂道を上っていくとトラックの下にいたらしいワカメが駆け下りてくる。その姿が元気だ。嬉しい。ブラビーも慌ててワカメの後を追う。ハウスの水容器を引き上げてロッカー餌場へ。今日もまあまあよく食べた。

トラックの下で2匹とも休んでいたが、私が帰るときには出てきてワカメは平戸池庭園に入った。ブラビーは路上でストップ。

帰宅後、シャワーをしてオットが買ってきた焼き鳥で缶ビール1本を飲む。極楽極楽。(こんなささやかなことで極楽なんて、なんてつましいんでしょう!)大分前に録画しておいたジョニー・デップの「フロムヘル」(切り裂きジャックの件)を見る。

11時半ごろ回覧板を郵便受けに入れるために外へ出たら、新たな「特製糞尿枯葉剤」がオリヅルランなどに掛けられていた。明日のための前哨戦か。
朝から晩まで悩まされて堪ったものじゃないなあ、ったく。


2011年07月04日(月) ワカメとブラビーに給餌。

今日も暑かったが強風が吹いていたので南北の窓を開けておけばファンもつけずに過ごせた。
ネット注文していたレースカーテンが昨日届いたのでつけてみた。透けて見えにくいミラーレースだというのだが、なるほど中からも外からも殆ど見えない。日中、レースカーテンをしていると中からは見えるが外からは見えないものだが、このカーテンは中からも見えないのでちょっとヘン。
網戸側でない方、半分だけ引いておくと丁度いい。そこにはシルビアの大きな3段ケージが大窓一面を塞いでいる。ケージから前脚を伸ばしてカーテンを引っ掻いたりする。ミニーはカーテンを掻き上ったりもする。このカーテン、今からどれくらいもつだろうか?
でも150cmX188cmが2枚で5千円足らずで助かった。ミラーレースでなければもっと安いのがあるが既成のサイズはウチのに合わない。

猫トイレ掃除や洗濯、雑用、パソコンで資料整理、録画を見ながら新聞を読んだりしているうちにすぐに夕方になってしまう。20歳台の頃には1年間のうちにいろんな出来事がいっぱいあったのに今や雑事に追われてすぐに1年が終わってしまう。

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平日なので6時50分ごろ山手へ。
ワカメは昨日と同じく庭園入り口の縁石の上にいて私を見つけて駆け寄ってくる。可愛い。それを見てブラビーもワカメの後を追う。

いつも通りドライとウェットフードを与える。ワカメは元気によく食べる。
とにかくしっかり食べてくれると安心する。

山手にいるといろんな鳴き声が聞こえてくる。猫?と思ったが鳥のようだ。
花火の音がしてきたが光は見えない。外階段なので5階まで上がってみたが見えない。目もくらむ高さだ。東の方面、八景島の花火なら見えると思うが鎌倉や江ノ島の花火は目の前の山手の山に阻まれて見えないなあ。それに今年は鎌倉の花火は中止になったはず。

片付けて帰ろうとすると、また食べていたワカメが食べるのを止めて追ってくる。しまった!ワカメが食べている間は動かない方がよかった。
庭園に水容器を置きに行くのだが、ワカメが付いてくる。するとブラビーもどこからか出てきてワカメに寄り添う。ワカメは庭園にやって来たが、トイレなのか「西側猫庭園」の茂みに入って行ってしまった。ブラビーはそのまま残ってニャー。

帰りに7号棟のフミコさんちに「ヘナ+木藍」を持って行く。譲ってくれと頼まれていたのだった。ネットでまとめて購入するのでエコショップより少々安いのだ。

帰宅して入浴後、今度はフミコさんが卯の花の煮つけを作ったのでおすそ分けを届けてくれるという。出来立てホヤホヤで熱いから冷やして明日のおかずに。



2011年07月03日(日) ワカメとブラビーに給餌。

監視カメラが設置されても死角だらけなのを確認した腹黒ゴキブリ婆は増々やりたい放題だ。余りの狼藉ぶりに堪忍袋の緒が切れ、被害者代表数名で監視カメラ増設を要望することにしたのだが、その取材のため被害者たちから聞き取りなどを行っていたところ、腹黒(目は千里眼。耳は地獄耳。鼻は犬並み)は私が取りまとめ人だということをいち早く察知。先週あたりから腹黒の嫌がらせの集中砲火を浴びている。無言電話も頻回になった。

名ピッチャーでもある腹黒は斜め上のベランダから我が家下の芝生にゴミを投げ入れる。ベランダ内にも過去何度も黄色い土様のものやゴミなどを投げ入れられたが。

死角になっているとはいえ、日に何度も知り合いも用事もない入り口に出入りする姿が既設監視カメラに写っているはずだ。様々な嫌がらせは被害者たちには実に不愉快なのだが、非被害者には全くの他人事だから管理組合といえどもどの程度真剣に受け止めてくれるか甚だ疑問だ。しかし腹黒の場合、被害者の話を聞いただけで新たに被害者になるのだからこの団地内、誰でも「明日は我が身」なのに。

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午後6時半に山手へ。
ワカメたちは庭園入り口付近にいて、私を見つけたワカメは喜んで駆け寄ってくる。水容器を引き上げてロッカー餌場へ。昨日より少し早いだけですごく明るく、ロッカー横に団子虫の死骸がいっぱい転がっているのが目立つ。

ワカメたちには階段下近くでドライを与え、反対側をホウキで掃除する。だが向かい風で掃き出そうとすると戻ってきてしまう。それでもなんとか掃き掃除を終え、缶詰を与える。ワカメは元気そうだ。首の後ろの禿げも黒い毛が生え揃い大丈夫そう。

7時に片付けて帰ることに。

小学校前を歩いていると前方に黒っぽい猫の後姿が!その猫はどんどん前へ進んで行き、4号棟側へ曲がろうとして慌ててすっ飛んで逃げフェンスをくぐってM上さんの駐車場に入った。
ポメラニアンの散歩人が来たので猫が逃げたのだと分った。M上さんの車の近くに中途半端な長さのつぶれたような尻尾のキジトラみたいな猫がいたが近寄るとさっと逃げた。隣の白いセダンの下を覗くと猫がいる!ライトで照らしてみると可愛い顔をしている。尻尾からしてシータンかと思ったのだが違うようだ。顔はシートンのようだったが尻尾がシートンより長い。また新猫かあ。M上さんのゴハンを待っていることは間違いない。そのうち捕獲だな。何でM上さんは餌をやるだけで捕獲マインドが全然ないんだろうか?!
協力もしないから(それどころか足を引っ張る)捕獲作業は本当に難航する。


2011年07月02日(土) ワカメとブラビーに給餌。

連日実に暑いが今日は少し気温が低いという。しかし湿度は高いので動けばやっぱり汗をかく。
サンドラッグでキャットフードの特売をしていて少し買ってみたら家猫たちに大好評だった。そこでまた買いに行くことにした。車を出しても土曜日だから駐車場がいっぱいだとマズイ。コロコロキャリーを引っ張り出して徒歩で行くことに。徒歩6〜7分のところだ。

だが、20個買ったらコロコロキャリーには10個しか入らない。ナップザックには5個しか入らず、他に食パンやらもやしやらも買ったので、坂道を上がって帰宅するのは大変だ。
オットに電話して息子を迎えに行く前にこちらに寄り道してもらうことにした。車が来るならと更に10個買ってアイスまで買った。

帰宅後すぐに団地の会館へ。生活クラブ生協の「出資金集会」に出席する。生活クラブ生協ではチラシ配りや保育ボランティアなどの只働きの人材を常に求めていて集会を口実にそうした人材をキャッチしようとしている。もう28年も入っていてさんざんコキ使われてきたのでもうこれ以上はごめんこうむる。どうしても必要ならば消費財を10円づつでも上乗せしてキチンと仕事として募集すべきだ。モチベーションなく強制的なボランティア押し付けは20年も前から機能不全に陥っているのに理事連中は頑なにそれを認めない。
他の班員は一切こうした集会には出ないが、意外と気弱な私は義理人情に負けていつも出席している。来年からは止めよう。

******

午後6時35分ごろに山手へ。
坂を上がっていくとロッカー餌場の下に座っているブラビーが見えた。そ知らぬ顔をして下りてこない。
と、思ったら他の車の下にいたらしいワカメが私を見つけて一目散に駆け下りてくる。それを見てブラビーも後を追う。ブラビーはワカメ婆ちゃん一筋。
みんな一緒にロッカー餌場へ。駆け下りてきた時の速さが嘘のようにワカメは上りが遅い。
ドライと海缶を食べてまあまあ満足そう。ワカメの食は細い。

7時ごろに山手へ後にする。この時間だと本当に明るくて助かる。

が、家の入り口へ到着してガーン!我が家北側の白壁に糞様の筋が縦に1本なすくりつけられている!今日の午後4時〜7時の犯行だ。6時半に出かける時には特に振り向かず気付かなかった。
通路だけしか写らない監視カメラは何の抑止力もなく被害は増大するばかり。被害者たちが結束してカメラ増設を要望すべく、行動を起こそうとしているところ。証拠写真を撮ったり要望書作成などは、いつの場合にも私の役目。


2011年07月01日(金) ワカメとブラビーに給餌。

家猫たちはあちこちでゴロリと横になってバテきった寝姿。快楽追求型のオットは昼間も自室を締め切ってエアコンつけているが、私は勿論つけずにしょぼいファンをつけてなんとかしのいでいる。

先日来ちょっとだけ私が世話を焼いている港南区のボランティアから午後電話があった。仔猫の里親探しに難渋している話からお互いの猫ボラ苦労談に花が咲く。宝くじさえ当たればシェルターを作って、あれもしてこれもして・・・と空しく「取らぬ狸の皮算用」をする。

*****

6時50分ごろ山手へ。
ワカメはスカイライン踊り場のちょっと高くなった縁石の上で寝そべっていた。7年くらい前までは踊り場が餌場だったので、夕方になるとここにたくさんの猫たちがたむろしていた。ワカメが寝ていたところにはプリンスやポパイがよくいた。

私が見つめているとワカメも気付いて18歳とは思えぬ軽やかな足取りで階段を駆け下りてくる。下りは早い。ブラビーもニャーニャー鳴きながら出てくる。水容器を引き上げてロッカー餌場へ。
昨日と同じくまあまあよく食べて満足そう。

するとそこへ高らかに靴音を響かせて若い(若そうな)教員がやって来た。喫煙室へ。あの靴音には特徴があって聞き覚えがある。ウェスタンブーツのような靴を履いていた人だな。

喫煙中に給水に行くのははばかられるので、もう帰ろうかと思ったら出てきた。彼が去ってから給水に行く。ほのかに男性化粧品の匂い?オシャレらしい。

10分早く来ると帰りにも真っ暗がりにはならない。15分早く来るとベストかな。


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