つれづれ日記
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2011年06月30日(木) ワカメとブラビーに給餌。

今朝は9時ごろにサミーの抜糸に。黒い糸で細かく縫ってあるので抜糸も丁寧に。嫌がって暴れようとするサミーを看護師さんと二人で押さえつける。
体重は5,7kgだった。減っている。夏バテか?

車を駐車場に戻し、その脚で郵便局へ。歩いていると携帯が鳴った。キャットネットかまくらのエイコさんからだ。材木座で捕獲した母猫を手術に連れてくるという。

郵便局からサンドラッグへ行き、キャットフードとアイスをたくさん買う。重い!荷物を提げてエッチラオッチラ急坂を上って帰宅。勿論汗だく。汗だくついでに掃除機をかけてからシャワー。

今日は故みちよさんの誕生日。久々にS木家を訪問して仏壇に手を合わせてこようと数日前から考えていた。だからかどうか、今朝起きる寸前にみちよさんの夢を見た。やはり入院しているのだが病室というよりオープンな広いスペースの真ん中にベッドがあり、パジャマを何重にも着たみちよさんと他愛もない話をしているのだった。一番上に着ているパジャマは何故か私の祖父(父方母方ともに私が生まれる前に他界)が贈ったことになっている。

目覚めてから、これはどうしても今日行かねばと思った。10時半ごろにS木家へ電話すると留守電になっている。常時そうしているらしいのでメッセージを入れた。本当に留守らしい。そこで夫君アキラさんの携帯に電話してみた。応答したアキラさんは図書館へ来ているという。

今眠くてたまらないので↑の項は中断する。後日加筆するかも。

*****

午後7時ごろ山手へ。
昨日と全く同じでワカメがトラックの下から駆け下りてくる。庭園入り口でドッキング。水容器を引き上げてロッカー餌場へ。

ドライもウェットもよく食べた。


2011年06月29日(水) ワカメとブラビーに給餌。「ウツボカズラの夢」読了。

先日2度続けて家の鍵を持たずに外出し、家族が帰宅するのを団地の会館ロビーで待った。その時に団地文庫の本、乃南アサ著「ウツボカズラの夢」を大分読み進んだのでそのまま借りて家で読み終えた。

これは「小説推理」2006年6月号〜2007年9月号に連載されたものに加筆・修正を加えたもの。と巻末にある。
読み始めには、大いに期待させられ次は?どうなるの?とどんどん読みたくなった。だがしかし、読み進むにつれ登場人物がみな自分勝手で利己的、魅力のない者ばかり。乃南アサではなくまるで桐野夏生の小説のようだ。最後はイマイチな主人公が唐突にハッピーエンドになるところは桐野夏生とは違うが。で、結論としてガッカリ。

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政局の混迷にはほぼすべての国民が呆れ果てているので私がマズイ論評を加えるまでもないのだが、ここにきて踏ん張る菅さんを応援したくなった。細野豪志は菅さんのエネルギー持論を震災後唐突に唱え始めたと言うがそうではないらしい。かなり以前から自然エネルギー利用などの電力政策を考えていたという。

それに誰もが呆れるのが鳩山だ。自分は短い在任中に口から出まかせ嘘っぱちばっかり言って何の働きもせず、挙句に政権を放り出して引退を表明していたのに、いつものようにいとも簡単に前言を翻し、何かというとしたり顔にしゃしゃり出てきて辞めない菅さんをペテン師呼ばわり。菅さん、これはそっくりそのまま鳩山にお返ししよう!「アンタにだけはそんなことは言われたくない!」と言おう!

大体、何故菅さんじゃいけないのか?一体他の誰に代わったら「夢のように素晴らしい手腕」を発揮してくれるのか?!それこそ「夢」ではないのか?小泉氏以来、お坊ちゃま首相たちは次々と政権を放り出してきた。それにひきかえ叩き上げ菅さんはしがみつく。粘り強いではないか!

民主党の面々もけしからん!自分たちで代表に選んでおきながら引き摺り下ろしに躍起になるなんて政党の体を成していないではないか。国難の時、一致団結して復興政策に邁進すべきなのに。税金泥棒も甚だしい。議員報酬はアメリカの5倍だという。その上に賞与まで。この度の賞与は全額寄付せよ!(元は税金だ。)

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ちょっと時間の配分を間違えて山手に行くのが7時20分になってしまった。もう暗くなり始めている。
構内は今日もシーン。坂道を上がり始めるとトラックの下にいたらしいワカメが目ざとく私を見つけて坂を駆け下りてくる。
駐車車両の陰になるので庭園入り口でワカメを呼び、無駄に下まで下りていかないようにさせる。水容器を取りに行くと庭園の通路にトレイが2個あった。缶詰をもらったようだ。

ロッカー餌場に着いたらもう暗いので久々にライトを吊るす。
シーバを与えるとまあまあよく食べた。海缶と金缶もよく食べた。ワカメが元気そうで嬉しい。
ブラビーがワカメの後ろに寄り添って寝そべる姿が可愛くてデジカメを取り出そうとしたら、フードの方へ行ってしまいシャッターチャンスを逃した。


2011年06月28日(火) ワカメとブラビーに給餌。ユウコさんとバラクラへ。

ユウコさんと横須賀の菖蒲園へ行こうと言っていたのだが、お互いのスケジュールのやりくりがつかず6月半ばに見ごろを迎えていたのに今日の約束になってしまった。ネットで調べると24日には「見ごろ過ぎ」。結構不便な場所なのに「見ごろは終わりました。」になっているに違いない28日に行く意味はない。来年に期待することにして、テレビで見た「イングリッシュガーデン・バラクラ」へ目的地変更。

ユウコさんは蓼科にある本家バラクラへは日帰りで行ったことがあるという。去年できたこちらのバラクラは横浜からシャトルバスも出るし、ちょっと覗いてみるだけでもいい。
根岸線で遅延があったりシャトルバスに乗り遅れそうになったりいつもながらの珍道中でバラクラへ。住宅展示場に併設される格好になっている。とにかくものすごく蒸し暑くかんかん照りでもある。

入場料800円也を支払ってガーデンに入ったのに、ユウコさんは大して広くもない敷地内を散策するのも億劫そうにする。励ましながら一応くまなく見て回る。バラなどの華やかなものは時節柄少ししか咲いていないが白アジサイや山百合、その他の可憐な花は結構咲いていた。

暑いところに居るのはここまで。バラクラショップ内のカフェテリアでサンドイッチでランチ。おいしかった。アイスティーも。

ユウコさんはブティックで3割引になっていた白綿ブラウス(それでも7千円以上した)と小物を購入。勿論私は冷やかして見るだけ。マーケッティングリサーチして似たようなものをバザーで安価でゲットするのが得策。だがもう衣類はいっぱいあって収納に困っているのでバザーで買ったものをまたバザーに出そうとしている。
ユウコさんはイヤになったらすぐに捨てるというので、ちょっと待った!キャットネットかまくらのバザーに出すから捨てずに頂戴と言っておいた。

傍の住宅展示場を覗いてみてもいいかなと思ったのだがユウコさんは余りの暑さにその建物から出たがらず、カフェテリアに戻ってバラのソフトクリームを食す。ほのかにバラの香りがするような・・・

ショップを冷やかした後、3時のシャトルバスに乗って横浜駅へ戻る。高島屋でユウコさんはパンなどを買い物し、またブランドショップをちょっとだけ覗いて帰途につく。私は地元駅のダイエーで主に値引き品を買いバスに乗って帰る。

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午後7時に山手へ。構内はシーン。
ワカメは坂道の上り口のところで、「東側猫庭園」の石垣の上にいた。ブラビーもすぐに駆けつけてきた。一緒にロッカー餌場へ。
昨日に引き続きワカメはちょっと元気。食べる量は少ないが着実に食べている。ブラビーもワカメを気遣いながらもちゃんと食べている。


2011年06月27日(月) ワカメとブラビーに給餌。ブラビーにフロントライン投与。

昨日、録画しておいた韓国映画「カンナさん大成功です!」を見た。日本の漫画を元にしているとか。超デブで醜い容姿ではあるがこの上ない美声の持ち主カンナは美形の口パク人気歌手アミの裏歌手をしている。イケメンのやり手プロデューサーに恋しているが、自分の陰口を聞いてしまい、全身整形手術を決意する。1年後、美形になったカンナはジェニーとして歌手デビュー。病院に入院中の認知症の父親がいて、そのことからカンナの秘密を嗅ぎつけたアミに素性をバラされそうになる。
しかし、初リサイタルの舞台上で全身整形の事実を明かし返って拍手を浴びる。イケメンプロデューサーも感動しメデタシ、メデタシ。

内容は他愛のないものだったが、主演二人(キム・アジュン、チュ・ジンモ)は韓流美女美男というより華流に見える。キム・アジュンはビビアン・スーに似ているしチュ・ジンモは香港スターのようだ。

韓国は整形大国で整形していない俳優を探す方が難しいし、一般人(老いも若きも)もとても気軽に整形すると聞いている。なのにこの映画の大きなテーマが整形手術の是非というのは何だかナットクし難い。それにやっぱり整形美人ではなくナチュラルビューティーが尊ばれるというのもおかしかった。(特殊メイクでデブにする方法は「リバウンド」の相武紗季と同じだった。)

劇中歌「MARIA」はうまい!きっとこれも口パクかと思ったらキム・アジュンが歌っているという。韓国人は歌がうまい人が多いなあ。

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午後7時ごろに家を出る。
ウチのすぐ近くの家の室外機の上で伸介が寛いでいた。

お墓の駐車場を眼下に見ながら歩き、2003年6月に非業の死を遂げた小桃のことを考えていた。雨の時にはその下で小桃と新黒に給餌した屋根付きジープは今も同じ場所に駐車している。感慨に耽りつつボンヤリとそのジープを見ていると下に猫がいる!薄茶色だ!
と、思ったらその猫は出てきてコンクリートの土手で虫でも見つけたのか食べている。茶虎ンではないか?

近寄って行くとやっぱり茶虎ンだった。可愛い顔は相変わらずだがとても痩せている。こんなところまで来ているのならもう一足伸ばせば兄の黒アメ改めブラビーがいるのに。
あんまり痩せていたので気になり、ちょぴっとフードを与えようとすると逃げて別の車の下に入る。ドライを一掴み、その車の下に置いた。きっと食べるだろう。
あんなに痩せているということはM上さんの餌場であんまり食べていないのではないか?フードはあるのに他の猫たちに意地悪されて気の弱い茶虎ンは弾き出されて近寄れないでいるのでは?心配だ。
返す返すも4年前の母ゴールデン+仔猫4匹(茶虎ンやブラビー)の捕獲失敗が悔やまれる。

今日の構内は割りとシーンとしていてワカメとブラビーがトラックの前にいるのが見えた。庭園にいるようなら庭園で給餌しようと思っていたのに。
ワカメが走り下りて迎えに来るのでこちらも慌てて駆け上がる。

ワカメたちにドライを与えておいて、開けっ放し、電気つけっぱなしになっている喫煙室のドアを閉め、ライトを消したところ暗闇の中で「どうも!」という声が!?慌てて点灯し「どなたかいらしゃいますか?」と奥の喫煙室を覗くと教員らしき男性が紫煙をくゆらせていた!ごめんちゃい!

ワカメたちにニャンミーを与える。ワカメはまあまあ食べたが量は以前に比べると格段に減っている。

ワカメが本館の方へ行くので見に行くとそこの庭園でおしっこしている。ブラビーも食べるのを止めて追って来た。

私が戻ると、ワカメたちも「だるまさんが転んだ」式に少しづつロッカー餌場に戻ってきた。今日は何となくゆったりと落ち着いている。
思いついてブラビーにフロントラインする。激しく抵抗するのを押さえつけてやっとのことで投与できた。逃げようとして抵抗は激しいが噛んだり引っ掻いたりはしない。

しばらくはトラックの下でじっとしていたが、単純なブラビーはまた出てきて食事の続きをする。

7時半を過ぎるとやはり暗くなる。
お墓の駐車場にまだ茶虎ンのいるのでは?と思ったがもう暗くて全然見えない。

ウチの近所の家の室外機の上にはまだ伸介がいた。その家は猫好きなので安心。室内には老飼い猫もいる。


2011年06月26日(日) ワカメとブラビーに給餌。

夕方になって霧雨が降りだした。
午後6時40分、山手へ。正門が両側に大きく開いている。大型バスが来たのか、これから来るのか?

坂道を上がって行っても猫たちは出てこない。先にロッカー餌場に行こうとしたが振り向いてハウスの方を見たら通路に黒い塊が見えた。ブラビーかな?と戻って行くと真っ黒な尻尾が伸びている。ワカメだ。霧雨とはいえ雨が降っているのに通路の真ん中に向こうを向いて座っている。

「ワカメ!」と声を掛けると喜んでこちらに向かってくる。気休め的に傘を差しかけて一緒にロッカー餌場に向かう。やはり上に上がらず歩道で待機する。ニャニャニャと声がしてブラビーが庭園からやってきた。

ドライを食べてから2匹はまた外へ出てしまう。
a/dを開けると上がってきて2匹で食べていたが、ブラビーは味に飽きたのかドライの方へ。
ワカメはゆっくりと半分くらい食べて満腹になった模様。
今日は昨日より落ち着いて見えるがこのところ水を全然飲まない。

ブラビーは食べるのを止めてトラックの下に入ってしまった。
ワカメも食後トラックの下へ。そのうちに2匹とも見えなくなった。

ブラビーはあんまり食べていなかったのでドライとレトルトを足して残しておく。

どこからか生徒たちが大勢で騒ぐ声が聞こえてくる。部活の生徒たちだろう。


2011年06月25日(土) ワカメとブラビーに給餌。

昼間はこまごまとした家事、片付けなどで汗びっしょりになった。

午後6時半ごろ山手へ。
構内は部活の生徒たちがいっぱいいて車もそこそこ。

坂道を上がって行くとか細くニャーと声がする。ブラビーが脇の「東側猫庭園」から出てきた。ワカメも庭園内から出てきた。

水容器を引き上げてロッカー餌場に向かおうとすると途端にワカメの足取りが重くなる。上に上がるのも嫌なようだ。2匹は少しドライを食べてワカメが下に下りたのでブラビーもワカメのそばに行く。

海缶を開けているとブラビーが上がってきて食べるがワカメはしんどそうに座っている。明るい中で見るとこの2週間くらいの間にめっきり老け込んだ。痩せてしまい後ろ脚がヨタヨタしている。エーッ!こんなに急に?!
やはりこの猛暑が堪えているに違いない。

海缶をスプーンの背で押しつぶして口当たりがいいようにしてワカメの目の前に持って行くと食べ始めたが、じーっと見ていると舐めているといった感じ。少し前まではしっかりたくさん食べていたのに・・・

2匹が食べている間に水容器をハウスへ持って行こうとするとトラックの後ろを回ったのにワカメはそれを目ざとく見つけて食べるのを止め、従いてこようとする。そこでまた戻るとトラックの下に入った。ので、またトレイをワカメの前に持って行く。

その都度、ブラビーは食べていたトレイを取り上げられるのだが、トレイは大好きなワカメのところへ行くので追いかけて一緒に食べようとする。健気なブラビー。

そうこうしているうちにさっき外ですれ違ったT畑先生の車が上がってきた。ワカメが轢かれないように庇う。猫に気付かないドライバーは「???変なおばさん!何してる???」とひとまず避けて通過してくれるだろう。
T畑先生は私が猫おばさんだということをよく知っているが。
ワカメが道路の真ん中に留まらないよう左右どちらかに追い立てておく。

片づけを終えてハウスへ水容器を持って行こうとするとワカメがノソノソと歩いて追ってきた。ブラビーも心配そうに付き添う。

ワカメはハウスの後ろのテラスに行った。ブラビーも行くが「うざい!」とワカメは脇の草地に座ってしまう。

ワカメは現在「猫庭園」にいたいようなので、家でフードやトレイを用意して昔のようにハウスの前で給餌してみようか。その方がワカメは落ち着くかもしれない。


2011年06月24日(金) ワカメとブラビーに給餌。

一昨日の夜たっぷり寝たのでイイ気になって新聞2日分を読んで夜更かし。午前2時になってしまった。だが朝6時半にはアラームが鳴る前に目が覚めた。

扇風機を買おうかと検索したら予想通りとても価格が上がっている。1500円くらいで結構大きなのがいくらでもあったのに今年は商機とみて各メーカー勿論値を下げない。あれこれ家庭で話し合っているうち、もう家のエアコンも11年目だから超省エネ使用のエアコンに買い換えたらどうか、と買い物大好きオットはすぐに新品購入へと、こんな時だけ優秀セールスマンさながらの口舌で固い財布の紐を緩めさせようとかき口説く。勿論オットの自室のエアコンの話。

ビッグカメラで3万円台のが出ているのをテレビで見た!というので騙され易い私はそれなら一度地元のヤマダ電機やノジマ電機を覗いてみようかとポロリと洩らしたのが運の尽き。今日両電機へ行ってきた。ヤマダではそんなに安いものはどこを探しても見当たらず、ノジマでも何とか5万円くらいのが最安値。取り付け料込みとはいってもその他に取り外し料が6千円にリサイクル料が2525円だったか。

三菱のムーブアイというのが良さそうだったがこちらは6万円くらい。何だかんだで7万円にはなる。息子の部屋のと同時取替えだから14万円だ。痛いなあ。早く買わないと在庫がなくなると、オットはすぐにでも提げて帰りたい風情だが、じっくりゆっくり考えたい。

それにしてもエアコンは「節電の敵」→使うヤツは「非国民」みたいな雰囲気に国中がなってしまっているからエアコン売り場は閑散としていた。扇風機売り場は賑わっていたが。

ヤマダの店員(男性)よりノジマの店員(女性)の方が感じが良いと思っていたのだが、今日のノジマの男子店員はイマイチ、イマニだった。いつの間にか背後霊のように後ろに立っていてオットに話しかけると後ろでボソボソとその店員が答える。訊けばつぶやくように返事をするが声が小さく聞き返すこと多数。遂に難聴になってしまったか?!と愕然としたほど。

もっと売り方上手であれば口車に乗りやすい私のこと、ひょっとしたら衝動買いしたかもしれないのに「検討してみますわ。」になった。

ノジマのすぐそばの「おしどり寿司」に行きランチ寿司890円也を注文。天ぷら、サラダ、茶碗蒸し、味噌汁がつく。お腹一杯になったが、あんまりおいしい感がない。回転寿司屋では、天ぷらや茶碗蒸しは要らなかったなあ。

2時ごろに食べたので満腹感はずーっと続き夕食は食べずにアイスやゼリーでごまかす。

*****

午後7時ごろに山手へ。
構内には車がいっぱい駐車しているし生徒たちもいる。

猫の姿はなくハウスの水容器を引き上げる。
ロッカー餌場に行っても猫たちは出てこない。上の部室からは歓声が聞こえてくる。

容器を洗い水を入れ替えてハウスへ持って行くとか細い声が聞こえてきた。探すとブラビーが植え込みの下にいた。ワカメがいないのでブラビーと一緒に探しに行く。ハウスへ戻ると庭園入り口からワカメがやって来た。

ロッカー餌場へのワカメの足取りは重い。途中で止まり座ってしまう。
今日サンドラッグで買った15歳以上用と13歳以上用のちょっと高価なドライを開けると食べには来たが少ししか食べずに下に下りてしまった。

a/dも開けてワカメの前に持って行くと少しだけ食べてトラックの下に移動してしまった。そこへトレイを持っていくと何とか食べる。ブラビーはオロオロしてワカメに寄り添って一緒に食べる。

2匹がトラックの下で食べていると、そのすぐ後ろの車に教員(柔道部か野球部顧問)が乗り込みエンジンを掛ける。まずブラビーがすっ飛んで逃げ、ワカメも少し逃げた。車は方向転換してワカメの方にバック。慌ててワカメを追いたてる。すべて地面に近いところでのことなので教員には私が何をしているのか分らない。途中で気付いて「あ、猫ちゃんか!」と声を上げる。『ちょっと危なかったんですよ。』と言うと盛んに恐縮する。いい人のようだ。

ワカメを追うと平戸池庭園に入り草地にしゃがむ。ひょっとしてまた膀胱炎?と心配になり、草地を見るが濡れているのかどうかもう薄暗くて分らない。ライトもベンチに置いたままだ。手で触ってみると確かに濡れている。しかもおしっこ臭い。大丈夫だ。ブラビーはワカメの後を追い、石のベンチに並んで座る。

一旦ロッカー餌場に戻って手を洗う。a/dの入ったトレイを持って平戸池庭園へ行きワカメに食べさせる。

しばらくして行ってみると少しは食べてあったが大分残っている。ブラビーがワカメを気遣って殆ど食べていないようだ。昼間に給餌されたかな。

トレイを洗い片付けて帰り際にもう一度平戸池庭園へ行ってみたら猫たちはもういなかった。猫庭園の方へ行ってもみたがそちらにもいなかった。

やはり構内にたくさん人や車が残っている時には猫たちは落ち着いて食べられない。こんな時にはロッカー餌場で支度してハウス近くへトレイを持って行くとかしないとダメだろう。

或いは平日はやはり遅く来て週末だけ早く来るとか。1日に1度の給餌・交流タイムなので落ち着いて過ごさせたい。


2011年06月23日(木) ワカメとブラビーに給餌。昨日にも増して暑い!

息子が昨日から1泊ショートステイに行ったので今朝はたっぷり朝寝坊。だが、起きると猫トイレ掃除から始まって家事いろいろ。羽毛布団を干してカバー類を洗う。湿度が高いのでカラッとはしないが、風があるし日も照っているのでしまう前にちょっと天日干ししたかった。取り込んだ後は室内で除湿機をかける。私の部屋は湿度30%くらいになる。

肌がけ布団を使用していたが暑い。もうタオルケットか。だが未練がましく綿毛布にしてみよう。で、明日は夏がけ布団を洗わなくちゃ。

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午後7時山手へ。昨日は夏至だったから日は長くまだ十分に明るい。
ワカメは庭園入り口付近にいたらしく私が坂道を上がろうとすると迎えに下りてきた。ブラビーは?とみると庭園入り口の石垣の上に座ってそっぽを向いてニャー!来やしない。

ハウスの水容器を引き上げる。トレイはないから昼間の給餌はなかったのかな?部員が来た時には猫たちがいなかったのかも。

ロッカー餌場に着いても猫たちはすぐには上に上がろうとしない。
家から持参したドライフードを出すと2匹並んでパクパク。可愛い。
久々にa/d 缶を開けるとワカメもブラビーも喜んで食べる。
毎日同じフードでは飽きてしまう。

食べ終わったワカメは縁に座っている。後ろから見るとやはりすごく痩せている。いっぺんに身体が年取った気がする。突然のこの暑さでバテているのもあるだろう。家猫たちも全員ぐったりしている。
ワカメの食欲があるのが救いだ。モリモリ食べて長生きしてほしい。

ワカメはトラックの下にいたが中に入ってしまったようだ。ブラビーはトラックの下でワカメが出てくるのを待っている。
ブラビーは年寄りの雌猫が大好きで寄っていくのだが、以前はフーシャー怒られたりしていた。今はワカメに受け入れられて幸せいっぱいの顔をしている。ブラビーのためにもこの幸せが長く続きますように。



2011年06月22日(水) ワカメとブラビーに給餌。超真夏日!

朝から気温が高く湿度も高い。十分に寝たはずなのに頭痛はするわ、肩は凝るわ、全身けだるいわ、で不機嫌になる。多分殆どの人が気候のせいで体調不良に陥っているに違いない。

毎朝6時半に起きると猫のトイレ掃除や息子の朝食の支度、息子が散らかした紙類を片付け、男どもが出て行った後やっと8時ごろに朝食にありつく。
今朝はトムが息子の敷布団の上で吐いていたので布団、布団カバーを洗濯するのが先だ。どんなに体調不良でも猫トイレ掃除や吐瀉物清掃は放ってはおけない。

そして午後は10年間愛用した「さるさる日記」が6月30日12時で終了となるのでせっせと別に作ってあるHP内に移す。一括してブログなどに移せるとのことだが、そのブログがまたいつ閉鎖にならないとも限らない。
自分のHP内に書き続けていればそんな心配は皆無。それに「さるさる」では1回1千字までしか書けず、改めて続きを書かなくてはならなかった。唯一便利だったのは、サイト内検索ができること。

そんなことをしているうちに夕方になった。今朝は朝食が遅く(10時ごろ)たくさん食べたので昼には当然空腹にならず、5時半ごろに夕食を済ませた。

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6時40分ごろ山手へ向かう。外は十分に明るい。
ハウスへ水容器を取りに行くと近くにいたらしいワカメが出てきた。ブラビーもいた。ハウスの後ろの「東側猫庭園」にいたようだ。
トレイが2つ出ていてソフトフードを給餌した形跡がある。

ロッカー餌場に着き、明るいので隅っこに埃が溜まっているのが目に付く。
ワカメたちは昼間に食べているので少々待たせても大丈夫。
ホウキを出して掃く。

シーバを出していると2匹はロッカー餌場へ上がってきた。
仲良く並んで食べる。海缶を与えると喜んで食べるがワカメは少ししか食べない。が、満足しているようだ。

片付けて水容器をハウスへ持って行く。ワカメとブラビーが私を追ってきている。ブラビーはとにかくワカメにくっついて離れない。

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今日は腹黒ゴキブリ婆さんが目の敵にするAさんたちの海員生協の配達日、ウチの入り口を使うようになって以来、ウチの入り口は大変な被害に遭っている。配達日の水曜日には必ず何かの悪行を行う。
先週はアガパンサスをへし折った。反対側に8本が咲こうとしている。
今日は要注意日なので幾度となく北側の窓から覗いてチェックしていた。

だが、敵は100枚も上手だった。山手から帰ってきた7時25分くらいにはアガパンサスは無事だった。入浴後ふと気になって8時50分に見に行ったら手前の1本が千切り取られていた!

監視カメラはもう作動しているのかな。腹黒は既にいろんなことをチェック済みでたとえ作動しても死角になることを確信したのだろう。
ちょっと調べて行動を起こさなくては。不愉快の極み。それにしても28年間も誰にも見つからずに犯罪成功率100%とはテキながらあっぱれ!スゴイ!その才能を何か良いことに使えないものか、馬鹿者メ!


2011年06月21日(火) ワカメとブラビーに給餌。ワカメをクリニックへ。サミー退院。

今朝9時前にクリニックの院長先生から電話があり、サミーは経過もよく予定通り今日退院できるとのこと。

今日はずーっと忙しかったが午後4時半ごろ迎えに行く。
山手のワカメの様子がおかしいので、そのことも相談すると今夜遅くは所用があるので無理だが明日の休診日の早朝7時ごろなら診ることができるという。

だが、夜捕まえて一晩キャリーに入れたままにしないといけないし家庭の事情もあって早朝の活動はままならない。

そこで息子の夕食の支度だけして6時ごろに山手に向かう。車を坂道に停め、ロッカー餌場に荷物を置くとトラックの中にいたのかワカメがすぐにやって来た。ロッカーからキャリーを出し準備する間、ワカメはフードをねだる素振り。

ロッカーの上に使用済みトレイが置いてあったから昼間にも給餌されたらしい。シーバを出してワカメが食べようとしたところを捕まえてキャリーに入れる。ブラビーも来ていたが、ワカメがキャリーに入れられて連れ去られたので鳴きながら追いすがってきた。ブラビーはワカメが大好きなのだ。

J先生に電話してクリニックで落ち合うことにする。
クリニックでは診察を待つ間、緊張したワカメは舌を出してハアハア言っている。犬の鳴き声も響き渡っている。

ワカメはすっかり痩せて2,45kgしかない。既に2年前の計測でも腎臓の値は年相応に悪かった。悪化していることは十分に考えられるが年なので特にこれといって治療法はないようだ。とりあえず点滴をしてもらう。

J先生は新入り犬、ゆずちゃんを連れてきていた。はるばる大阪ARKから4月にもらってきた子だ。真っ白な短毛で一見カイくん風。とても優しげな風貌をしている。クリニックの駐車場で積もる話のダイジェスト版を話し合う。ダイジェストといっても30分近く話し込んだだろうか。

山手に戻りワカメを放すとブラビーが喜んで飛んできた。ワカメは点滴をして食欲が湧いてきたはずなのに私の車の下に入ったり、トラックの下に入ったり。ロッカー餌場に上がってはきたがロクに食べずにまた下りる。
水容器を取りにハウスへの往復をすると何となく従いてくる。が、何も食べない。仕方がないので少し置き餌しておく。

*****

帰宅したサミーはのっしのっしと家中を歩き回っている。早速ミニーやアンディを襲っている。サミーの留守中、みんなノンビリしてミニーも私の後を従いて回りとても甘えん坊になっていた。
昨日はまた足拭きマットにおしっこされてしまった。トムかアンディかミニーか?勿論、即捨ててしまう。

今日はなんだか疲れた。


2011年06月20日(月) ワカメとブラビーに給餌。鶴見大学歯科へ。

今日は1ヶ月ぶりに鶴見大学歯科へ。先月歯茎切開お掃除した上前歯や歯茎は極めて順調に回復した。左上(仮)奥歯の間に食べ物が挟まって取るのに非常に苦労する。縷々訴えて手直しをしてもらう。

地元駅に吹っ飛んで帰り昼食には「魚貝亭」で握り寿司を食す。通常1575円が1260円になっている。300円だがとってもおトクな気分。
魚貝亭では同じ団地の住民が20年くらい前から働いていて今日もレジはその人だった。だが、団地内で会っても殆ど挨拶すらしない人なので店でも見知らぬ客と店員として接する。悪気はなく只々愛想が悪いだけなので別に気にならない。

ダイエーの携帯ショップを覗いてみる。派手に売り出しのビラを多数貼っているが客足は途絶えている。う〜ん、何度見ても悔しいなあ。L−03Bというのに至っては、オプションを契約すれば4980円だって!
店員を呼び止めていろいろと話をする。私の望みはただひとつ、本体価格が安く使用料も安いこと。貧乏なのでケチるのだ。ということもあるが電話もメールも少ないのに大金をかけたくない。他に使わなければならないところがいっぱいある。

久々に駅前へ出てきたのでバッグ売り場であれこれ物色。帽子もいろいろ被ったが結局何も買わず、ハングルのテレビテキストを買っただけ。
地下へ行って少し買い物をする。

団地内監視カメラ設置工事が始まった。
昨日が悪行の最後だと思ったのか、毎年の攻撃にもめげずに健気に咲いていたつつじの植え込みが一夜にして枯らされてしまった。いつものように得体の知れない「特製糞尿系枯葉剤」をたっぷり撒いたらしい。かわいそうなつつじ!監視カメラはどんな写り具合なのか、今度訊いてこよう。

*****

午後8時10分に山手へ。
猫たちは正門付近では待っていなかった。昼間に給餌されたのだろう。
それでも庭園入り口からニャーニャー鳴きながらワカメが迎えに来た。ブラビーもその後ろにいる。

ハウスの水容器を引き上げてからロッカー餌場へ。ブラビーはすぐにやって来たがワカメがなかなか来ない。いつも遅いがそれにしても遅すぎる。

シーバをトレイに乗せてもワカメは見向きもしない。ブラビーがやってきて少し食べた。
ワカメの様子を見ようとライトを当てる。目が潤んでいるようだが、異常はない。もっと見ようとするとワカメは下りてトラックの下に隠れてしまった。

ニャンミーのいわし味を開けているとブラビーがすぐにやって来た。ワカメを呼ぶとしぶしぶトラックの中から出てきた。一緒に食べていたがすぐにワカメは食べるのを止めてトラックの下へ。そしてトラックの中に入ってしまった。ということは殆ど食べずに休憩したいということか?

何だか心配。明日ワカメの様子を見てもらうようJ先生にメールを出しておこう。

帰ろうとするとブラビーが以前のように従いてきて道路にゴロンゴロンする。しばらく撫でて可愛がる。


2011年06月19日(日) ワカメとブラビーに給餌。「シモネッタのドラゴン姥桜」

昨夜は11時にバタンキュー。今朝は6時ごろ枕元で弾く息子のピアノ練習で覚睡したがすぐに眠りに落ち午前8時起床。たっぷり寝たのにいつものように昼食後や夜にはアクビばかりで眠い。

田丸公美子著「シモネッタのドラゴン姥桜」を読了。ユーモア溢れる筆致でなかなか面白かった。出生時の吸引分娩や川崎病罹患にも拘らずその後はエリート街道まっしぐらの一人息子ユウタさんは文武両道、おまけに中学時代からのモテぶりも大したもの。性格も良く次世代の日本を担うに相応しい人物に育ち、読んでいて楽しかった。しかしずい分妬まれるだろうなあ。

悔しいことがあった。
先月23日に携帯電話を機種変更した。特に前のが壊れたわけではなかったので急がなかったのだが29,800円のが一番安かったのでそんなもんだと思ったのだった。

だが、ダイエー内のノジマ電機系の携帯電話ショップのチラシを見てガーン!\(◎o◎)/!同じ機種がほぼ半額の14,800円で出ている!
まだ1ヶ月も経っていないのに・・・待っていれば良かった・・・
ドコモのオンラインショップを見てみるとここでも1万円下げの19,800円になっている!う〜〜ん、そうかあ・・・
教訓その1。不要不急のものは慌てて買ってはいけない。
悔しいが、どうにもならないので早く忘れよう。

*****

午後8時20分になって山手へ。
ワカメとブラビーは久々にスカイライン脇の「東側猫庭園」石垣の上で待っていた。私を見つけるとニャーニャー大喜びする。

シーバ2袋をよく食べてニャンミー缶もぺロリ。レトルトを1袋開ける。
今日は2匹とも甘えた様子が少し戻ってきた。

ライトを当てて健康チェックをしてから帰る。


2011年06月18日(土) ワカメとブラビーに給餌。

睡眠時間5時間ほどだとさすがに眠い。
1ヶ月ぶりくらいに毛染めをする。ヘナだけだと白髪が多いのでけたたましいオレンジ色になってしまう。そこでヘナ染めの後、ヘナ+木藍という染料でまた染める。合計4時間くらいかかるので面倒くさいが最近は白髪頭の女性がとても少ないので、白髪を放置していると返って目立ってしまう。

メガネを掛けていると毛染めができない。外すとよく見えないのでコンタクトレンズを装着。あれこれ七面倒くさい。で、10時から2時ごろまでかかってやっと終了。ヘナを塗りつけてからの放置時間が長いのでその間に録画を見たり食事をしたりする。

韓国ドラマ「ロードナンバーワン」が終わった。朝鮮戦争時の第2中隊の過酷な戦闘体験に絡めて家族の悲劇あり恋あり戦友の友情ありと盛りだくさん。朝鮮戦争は紛れもない史実だし今も「休戦中」なのでドラマにも絵空事ではない緊迫感が漂う。A型的感動が満ち溢れて良いラストだった。

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午後3時ごろ電話が鳴った。2005年の3月にノルウェージャンフォレストMIXのレオくんの里親となったF内さんだった。言うには引っ越すことになり、もう飼えなくなった。飼えなくなったら連絡しろと言われていたので電話した、とのこと。あーあ、やっぱりなあ。こんな無責任なことを言いそうな人だった。

レオというのはHPの「里子に行った子たち」に載せてあるが、2005年の年明け早々かつての仲間、M浦さんが保護した猫だ。多分生後半年くらいだったと思う。M浦さんが家に連れ帰り、私に里親探しを「命じた」。ひとまずタウン紙に広告を出した。ブランドMIXなので問い合わせがあったが勝手なことを言う人が多くなかなか決まらなかった。

レオは何事にも臆することなくなかなかの大物だった。M浦さんはほぼ飼い猫にする気持ちになっていたのだが、「先住猫たちが怒るので早く里親を見つけろ!」と私をせっつく。
しばらくしてくだんのF内さんが連絡してきて、M浦さんも乗り気だったので、いつものように私が運転手となりF内家へ。

F内さんはルーズでちょっと疑問に思うこともあったが保護主のM浦さんが1日も早くレオを手放したい気持ちになっていたので、そのままレオを置いてきた。里親探し活動なども手探り状態のころでワクチン代などの実費ももらわずじまい。

その後、レオのことが心配になったM浦さんが連絡してみたが反応がないなど、彼女はヤキモキ。F内さんがレオを戻すと言ったら受け入れるとまで言っていた。それなら里親探しなどを私に丸投げせずに最初からそのまま飼っていればいいのに。

その後、いろんなことで堪忍袋の緒が切れた私はM浦さんと決別。上記のようにレオはM浦さんが保護主だし、当時取り戻したがっていたのだからM浦さんと相談してくれるようF内さんには言った。

レオを私が引き取ることはできないし、F内さんの無責任ぶりにはめちゃくちゃ腹が立つ。レオがかわいそうで心が痛い。凹む。
5年以上経った今でもM浦さんがレオを引き取ってくれるよう祈るばかりだ。M浦家には空き部屋もありゆとりがある。

どうにもやりきれないのでJ先生に電話して愚痴ろうかと思ったらまだ4時。そこでキャットネットかまくらのエイコさんに電話してみたら運良く在宅していた。

エイコさんちもちょっと大変なことになっていた。数日前、キジトラが家の中に入ってきたので「チョビ、いつの間に外へ出ていたの?!」と抱き上げると、妹さんのトミエさんが『チョビと違うよ!」と言う。「まさかあ、チョビだよ!」と押し問答の末、2階に上がってみると当のチョビがいた!

そのチョビもどきはとても懐っこい若いオス猫で、去勢もしてあった。大切に育てられた飼い猫がなんらかの理由で捨てられたらしい。エイコさんちに辿り着き、大食してエイコさんと枕を並べて寝ているという。そうなると収まらないのが先住猫たちだ。全員フーシャー言って怒っている。
猫仲間たちはいづこも問題山積。

*****

7時半ごろ山手へ。少〜し雨が降っている。
坂道を上り始めると前方からワカメが下りてくるような・・・なにしろ暗がりに黒白猫だから分りにくい。途中でブラビーも合流するがブラビーもブラックタビーなので暗闇に溶け込んで存在が分りにくい。

シーバ2袋、海缶まではよく食べた。金冠レトルトを足すとあんまり食べない。だが脇にまとめておくとブラビーがまた食べる。

ライトで猫たちを照らし異常がないか確かめてから帰る。



2011年06月17日(金) ワカメとブラビーに給餌。

今日は特に話題がないので「不快な話」をひとつ。
隣の入り口4階に住む「腹黒ゴキブリ婆さん」の長年に亘るしつこい嫌がらせに多くの人が悩まされていることは何回も書いた。

マメに嫌がらせを繰り返すのだがまるでゴキブリのように素早くて誰も犯行現場を見た者がいない。監視カメラは必須だと被害者の誰もが思っていた。

そうこうしているうちに別の棟で駐車車両がたびたびパンクさせられる事件が起き(別の犯人)、その場所にだけ監視カメラがついた。
是非こちらにも!と熱望していたら今年度から全棟に1台(たった!)づつつくことになった。

管理組合総会資料でそのことが発表されるや、さしもの「腹黒攻勢」も鳴りを潜めた。しめしめ、監視カメラ設置!の情報だけでもう抑制効果が出ている、と喜んだのも束の間。総会で承認後すぐに設置されるのかと思いきや、1ヶ月経ってもつかない。

そうして先週水曜日午後、これから咲こうとしていたアガパンサスの首が無残にへし折られた。折られた1本は我が家側の前庭のもの。反対側には7本ある。毎年のことだがこれらもいづれは次々とへし折られるのだろうなあ。
前庭の植栽は腹黒特製の糞尿系?枯葉剤を掛けられて瀕死の状態だ。それでもツツジ、アガパンサス、アロエ、オリヅルラン等々、ヤラレてもヤラレても植物たちは健気にも甦る。

掲示物を破る、郵便物を盗む破る、郵便受けに傷を付ける、などは器物破損罪ではあるが不潔非衛生な被害ではない。一方、入り口内外に得体の知れない黒い汁を撒いたり糞(腹黒本人のモノか?)や虫の死骸を置いたりするのは非衛生この上ない。その他ありとあらゆる嫌がらせをするのだが列挙しきれない。

車に傷を付けたりするのは監視カメラに写るが、1通路に1台のカメラでは住居入り口内に入り込んでの姑息な悪事は植木などに遮られて死角になってしまう可能性大だ。だが来週あたりに付くのでそれからに期待しよう。

それにしても腹黒ゴキブリ婆さんは夫婦仲がとてもよく(名役者なので夫は妻の悪行を知らない)、息子や孫もよく来ているし家庭的には円満で、他者に対する嫌がらせに走らなければならないような境遇ではない。

身体も丈夫でエネルギーが有り余っているのか?それならボランティアとか、よりよい方向にそのエネルギーを使えば感謝もされるのに、と思うが、この世には邪悪なエネルギーがあるらしく邪悪エネルギーは善良エネルギーより遥かに強烈なようだ。

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午後8時10分ごろになって山手へ。
坂道を上がって行くとかすかな鳴き声がしてライトを向けると遥か上方に光る4つの目が。ワカメとブラビーがいるようだ。
雨は止んでいるのでハウスの水容器を取りに行く。するとワカメたちはロッカー餌場の前にいたのにわざわざ下りてきた。ワカメは足が遅いので来なくてもいいのに。

空腹だったらしくシーバ2袋はすぐに平らげた。海缶1個もすぐに食べてしまった。もう1缶空けたがそれは余った。だが、時間をかけてブラビーが食べてしまうだろう。

今日はブラビーが少し甘えてくれる。だが、大きな声が出ない。ワカメも全然鳴かない。私の姿を見たら2匹はニャーニャー鳴くはずなのに。このところ猫たちの様子がずーっとおかしい。

階段下に何かあるのでライトを当ててみたら弁当ガラだった。ここにあると不快なので、別の場所に移動させる。するとワカメが従いてきていた。ワカメの首の後ろの大きな禿げには新しい毛が生えてきたようだ。

猫たちがいなくなったので「ブラビー!」と叫んでみたらブラビーがすぐに戻ってきて海缶をまた食べ始めた。ワカメは戻ってこない。


2011年06月16日(木) ワカメとブラビーに給餌。ノリコさん来宅。

今朝はサミーの手術の日。昨夜からフードは一切引き上げて全員絶食。なので朝はみんながフードを求めてゾロゾロ私の後を従いて歩く。
やけくそになったサミーは水をガブガブ飲んだ挙句、その水を吐いている。

9時に車が戻ってきたので即、もも動物クリニックへ。既に3組先客あり。
昼の休診時に手術をする。サミーは6ヶ月の時に去勢済みで睾丸がない。このたびは陰茎まで切除される。まるで性転換手術だ。はるな愛になるのか。だがサミーは身体も大きく男らしい美猫なのだ。頭も良く身体能力も高い。
手術は苦渋の選択だ。

*****

一昨日7匹の仔猫たちの健康診断をもも動物クリニックの院長先生にお願いしたがったのはT田さんという愛猫ボランティアだ。T田さんはウチの団地の友人ノリコさんの親友。猫ボラE藤さんの親しい友人でもある。私が彼女
の保護猫の手術の仲立ちをしたことがあってその時にもも動物クリニックの院長先生の大ファンになったらしい。

以前から、猫に全く関心のないノリコさんを通じていろいろと私に相談をもちかけるので私はノリコさんを通じず直接私に連絡してくるように求めていたのが何故か直接コンタクトを取ろうとしない。そのほうが話が早いし正確に伝わるのに。

今回も、「ももさんで診てもらいたいからS井さんに連絡してちょうだい。」とE藤さんが頼まれたのだった。
一同結果には大いに満足し、私が提供した格安フロントライン代金をノリコさんを通じて私に支払うことになった。

そこで午後ノリコさんがことづかった代金を持って来宅した。封筒には代金の他、感謝の手紙と商品券が1枚(寄付)入っていた。その手紙は可愛らしく懐っこく、何故私に直接連絡しないのか不思議でならない。かくして今に至るまで面識はおろか電話で話したことすらない。ノリコさんもE藤さんもT田さんは取り立てて人見知りでも恥ずかしがりでもないという。???

******

夕方、もも動物クリニックの院長先生と電話で話した。手術は無事に済みサミーはカテーテルで導尿されているらしい。来週火曜日ごろ退院の予定。里心がついてはいけないので退院まで面会に行かないことにする。

午後7時50分、山手へ。雨は一応止んでいる。
坂道に差し掛かるとワカメとブラビーが駆け下りてきた。

ドライを食べ、海缶を食べている時、携帯電話が鳴った。港南区のボランティアE藤さんからだった。7匹の仔猫のうち2匹を預かっているがそのうちの1匹に早速里親さんが見つかったので嬉しくて報告してきてくれたのだ。

あれこれ猫話をしているとあっという間に30分が経過。ワカメたちはとっくに海缶を食べ終わっている。電話を終え、金缶レトルトを開ける。ワカメが喜んで食べた。

食べ終えた猫たちは今夜もまたすぐに姿を消す。


2011年06月15日(水) ワカメとブラビーに給餌。耄碌ますます健在。

今日はユウコさんと八景島にあじさい見物に行く予定。
いつものように大船駅10:02発の電車に私が10:09に合流することになっていた。駅まで20分あれば十分なのでそのつもりで途中時間を確かめることもなくトコトコ歩いた。

が、駅に着いてガーン!\(◎o◎)/!10:09の電車は行ったばっかり!
これはマズイ。私が乗ってこないのでユウコさんは電車を下りてホームにいるだろうと思ったがいない!携帯に電話してみると1駅先で下りて待っているという。

10分後の電車に乗り、無事ユウコさんと合流できた。だが、どこかで事故があったらしく盛んにアナウンスしている。二人で耳を澄ましているうちにもう1駅目の新杉田を乗り過ごしてしまった!仕方なく次の磯子で下りて引き返す。やっとこさ新杉田に着いてシーサイドラインに乗り換える。本当に久しぶりだ。平成元年に私が免許を取った南横浜自動車学校を眼下に見ながら八景島へ。

去年フミコさんたちと来た時にはあじさいがパッとせずガッカリしたものだったが今年はOK。十分に美しい。あじさいを愛でながら緩い坂道を上るとてっぺんはバラ園だ。平和の鐘と称する鐘が下がっていて誰かが撞くとものすごい音がする。ギョッとして派手にのけぞっていると「S井さん!」と誰かに呼び止められた。見ると脇のベンチに同じ団地の知人が座っている。「おしゃれしているので見違えた。普段の姿と大違い。」などと言われてしまった。(失敬な!)
サングラスまでかけていたのにどうして判ったのか?!

あじさい見物の後、昼食のためシーパラダイスホテルへ向かう。私たちの前の3人連れの中高年女性たちもホテルに入った。
だが、ここでもガーン!\(◎o◎)/!2階のレストランは中止しているのだという。ホテルの従業員に訊くとフードプラザへ行けという。

仕方なく戻って数箇所覗いてみたが、結局中華レストランに入る。入った時には2組くらいしか先客はいなかったが、ホールの女性従業員はひとりだけ。その後何人か入ってきててんてこ舞いしている。売りの中華バイキングは止めてふたりとも1品でバイキングより高い海鮮チャーハンにする。1500円也。ドリンクバーともで1900円くらい。なかなかおいしかった。期待していなかったホットコーヒーもおいしかったので満足。

時間もあるので再びあじさいの丘に向かう。たっぷりあじさいを堪能してお喋りもたっぷり。フードコートに入りソフトクリームの乗っかったコーヒーゼリーを食べながらまたまた一喋り。同じ年のよしみで気も遣わず心地よい。

たくさん歩いたので帰りは駅からバスに乗る。5時半ごろになったので急いで夕食の支度だ。

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8時過ぎに山手へ。
庭園入り口あたりに差し掛かると暗がりの道路からワカメがやって来た。
ハウスの前にトレイがある。水容器とトレイのなめくじを払い落として振り向くとワカメとブラビーが寄り添って待っている。

ロッカー餌場でいつも通り給餌。シーバ2袋、海缶、レトルト。
ブラビーはすっかり甘えなくなってしまった。寂しい。
ワカメにライトを当ててチェック。首の右後ろの禿げは本当にごっそりと毛を引っこ抜かれた感じ。かわいそうに。皮膚病ではない。


2011年06月14日(火) ワカメとブラビーに給餌。遂に認知症?

以前2回ばかり外猫の手術のことでもも動物クリニックを紹介してあげた港南区のボランティアE藤さんから突然の電話がかかってきた。

ボランティアグループ港南キャッツアイの面々と親猫捕獲・仔猫保護をしているのだが、今日仔猫7匹を確保した。フロントライン・駆虫など健康診断を受けさせてボランティアたちが手分けして2〜3匹づつ一時預かりし里親探しをするという。大金がかからないようにしたいが・・・という相談だったのでフロントラインは私のを使うことにしてひとまずもも動物クリニックへ連れて行くようにアドバイス。
ももさんには電話して院長先生によろしく頼んでおいた。

キャットネットかまくらのM田会長も一昨日、今日と2匹の雌猫を手術に持ち込んでいる。かなりお腹の大きな猫だったとかで不幸な仔猫を増やさずに済んだ。

ウチのサミーの手術は16日昼と決まった。朝、連れていく。前日夜の12時ごろから絶食に入る。他の猫たちも可哀想だが付き合わせる。

5時過ぎまた電話がかかってきた。1号棟の支援者S原さんだった。1週間くらい前、私から電話がかかった形跡があったがその後、電話がないので時節柄、助成金申し込みの依頼だろうと思って確認の電話をした、とのこと。

ん???確かにS原さんに頼もうかと思ったことは確かだが、ひとまず枚数は足りているので依頼しなかった。電話をかけた覚えは全然ない。頑強に否定したのだが、ナンバーディスプレイに記録が残っているということは間違いにでもせよ、私がS原家の番号を押したとしか考えられない。
しかし、私は留守電になっていたら用件を録音するタイプだ。それもせずに着信履歴だけ残っているらしい。???遂にボケたか!

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思いついて宅配寿司の「銀の皿」で1590円のを取る。プレミアムモルツ(発泡酒ではない)を開けてぐびぐび。年に数回しか飲まない、それも350mlのを1缶だけなので、発泡酒ではなく本物のビールを飲む。おいしい。衣類には使わないが食べ物には結構使うので我が家のエンゲル係数は高い。

ほろ酔い気分で山手へ。8時20分ごろになった。
構内には車が結構駐車している。本館2階に明かりが点いているから会議でもあったのかな。

ワカメとブラビーにはいつも通り給餌。

8時半ごろ教員が三々五々本館から出てきて坂道を下りて行く。

ブラビーは怯えてトラックの下に隠れる。ワカメもいなくなってしまった。以前は誰が通ろうと平然としていたのに明らかに警戒心いっぱいになっている。

可愛がったりすることもなくなり、単に餌を与えてそれで終わりになってしまっているのが寂しい。


2011年06月13日(月) ワカメとブラビーに給餌。私の耄碌進む。サミー不調。

クラビノーバ(電子ピアノ)は私の寝室に置いてある。狭いので息子の部屋に移動することも考えたが、息子はいつの頃からか早朝(6時ごろ〜)練習するようになってしまったし、夜中など時間構わず弾かれては困るのでそのままにしてある。音をすごく小さくできる電子ピアノに感謝。

いつもは私が6時半ごろに起きると入れ違いに部屋に入り練習を始める。
今日はまだ私が寝ているのに入ってきて弾き始める。10分くらいしてから起き出してみると何と7時9分になっている?!

昨夜は携帯のアラームをセットせずに寝てしまったらしい。こんなことは初めてだ!先週立て続けに鍵を忘れて外出したが、そんなことも初めてだ。
初めてづくしのドジが続いている。いよいよ耄碌度が進行していると言わざるを得ない。こういうことが更に度重なったらアルツハイマーの検査を受けようと真剣に考える。早期発見して進行を遅らせるのだ。

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溜まった録画を消化する。谷村新司のショータイム「プラシド・ドミンゴ」は良かった。外国からのキャンセル相次ぐ中、4月10日にNHKホールでリサイタルを行ってくれた。その模様は5月22日に放映されたらしいが見なかった。残念!
三大テノールが騒がれた時にもあまり関心がなかったが、こうして聞いてみると素晴らしい。アンコールで孫のソプラノ歌手ビクトリアさんと一緒に「ふるさと」を熱唱。ビクトリアさんは身体も大きく美しい声!二人とも日本語歌詞の発音も見事で合唱する会場の人々がハンカチで目頭をぬぐうのを見てビクトリアさんももらい泣き。二人とも本当に優しい人柄が顔ににじみ出ていて見ているこちらも心地よい気分になる。
ドミンゴの、美声の偉丈夫ぶりにすっかり魅せられてしまった。

やはり谷村新司のショータイムで「リチャード・クレーダーマン」を見たがこれもよかった。
只、谷村新司がインタビューの間中、頻繁に頬杖をつくのが気になった。
相手にとても失礼な感じがする。

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午後2時ごろからサミーがトイレに入って10分間くらいしゃがむがおしっこが出ない。4時までに3回そのようなことがあり、1滴も出ていない。
そこで車が帰ってくるのを待ち、5時前にもも動物クリニックへ。

搾り出してもらった尿は濃く砂のようなものや不純物が浮遊しているのがはっきりと見てとれる。尿道の先がストラバイト結晶でふさがれていたのが、搾り出しで押し出されて「栓」が取れたらしい。
検査するとPH値もとても高く、食餌療法は全く効いていない。そりゃそうだろうなあ。殆ど食べずに普通食をねだるんだもの。

結局、手術に踏み切ることにした。来週にでも手術、入院1週間となる。膀胱炎になる可能性があるということだが、このままではにっちもさっちもいかない。15万円ほどだというが、これまでの検査代、治療費を含めるとまあ20万円くらいか。療法食もあっという間に何万円にもなるし。増々私自身に大金は使えない。これからも衣類はバザーで調達じゃ。十分にいいものが入手できる。

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午後8時過ぎ山手へ。

4号棟脇を通過中、ニャーと呼び止められた。植え込みの中に薄茶色の猫がいる。茶虎ンだった。私の顔を見てニャーニャー鳴く。何だよ?!
背中でも撫でようかと手を伸ばすと逃げてしまったが鳴いている。???

山手へ来てくれれば給餌するけど、ここではダメ。ここはM上さんの餌場だ。ブラビーと茶虎ン兄弟はここで給餌されていたのにブラビーだけが山手に住み着いた。茶虎ンは昼間は駐車場界隈にいるのかも。でも母のゴールデンとは行動を共にしているわけではないので山手へ移動してもいいのだが。

山手に行くとシーンとしている。
坂道を上がり庭園へ入ろうとするあたりでブラビーがニャーニャー。少し上の道路にいる。

ハウスの水容器を引き上げているとワカメもやって来た。みんなでロッカー餌場へ。ロッカーを開けて驚いた。缶詰がいっぱい入っている。昼間の給餌用に補充されたようだ。

今日はシーバ2袋と海缶。
食べ終わったら猫たちはいつの間にかいなくなってしまった。暗いしよく見えないからつまらない。


2011年06月12日(日) ワカメとブラビーに給餌。

夕刻からまた雨。小雨ではあるが。うっかりして干しっ放しだった洗濯物が濡れてしまった。(>_<)

午後8時過ぎ山手へ。
ワカメとブラビーは「東側猫庭園」の植え込みの下にいた。
ワカメは少し濡れるが寒くはないので平気そうだ。

いつもと同じくらいの食べ具合。
シーバ2袋、缶詰大2缶。

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帰ると9時前。「マルモのおきて」を毎週見ているのでそのままリビングに座って視聴。山手へ行く前に、「劇的ビフォアアフター」をやっていて目の端でチラチラ見ていたら、ん?なんだか見覚えのある町の景色が映し出されているではないか?!はっきりと写さないものの、何度か写る通りの映像などから、そこがどこであるかはっきり判った。
(山手に行かなくてはいけないので続きは録画しておき帰宅後視聴。)

私がよく行く図書館の近所。天神橋だ。4号線に面した元焼き鳥屋だという。図書館に行く時には裏側のいたち川プロムナードを通るので、そこが焼き鳥屋だったということすら記憶がない。冬からリフォーム工事を始めて4月に出来上がったという。そういえばその頃、車で通りかかったら工事車が路駐していて通行の邪魔だった。

ビフォアアフターに出る物件は想像を絶するものばかりだが、この焼き鳥屋も建坪12坪で地形はいびつ。匠の腕の見せ所満載だ。見事に美しく変身する劣悪ビフォア物件の出来上がりを見て視聴者は拍手喝采。

近々図書館へ行くからその時にじっくり見てみよう。出来上がって2ヶ月も経つのに全然気付かなかった、というか、その前を通っていない。


2011年06月11日(土) ワカメとブラビーに給餌。オープンキャンパス。

朝起きてみると予報通りすごい土砂降りだ。山手のオープンハウスの部紹介でねころ部のふれあい里親会に参加するため、キャットネットかまくらのM田会長が1ヶ月の仔猫5匹、エイコさんが2〜3ヶ月の仔猫1匹を連れてくることになっているのに何て運が悪い!

エイコさんが私を迎えに来てくれたのが10時少し前。一緒に山手へ。
正門のガードマン(初めて見る顔)がエラそうな態度!ねころ部の紹介のために猫を連れてきたと私が言っても???の様子。エイコさんが「オープンキャンパスの・・・」と言いかけると『オープンキャンパス?それじゃ関係ないですね!』だって。なんじゃらほい!
ちょっと強く言って駐車許可ももらっていることを告げ、やっと正門をくぐることができた。

もう10時を過ぎているので本館に近いところの駐車スペースは空いていない。玄関前でJ先生たちに仔猫を託し駐車スペースを求めて北側へ。
そこへ別行動のM田会長から電話。私たちがガードマンによ〜く説明しておいたから5匹の仔猫を連れたM田会長はスンナリ通れたらしい。
手順を説明し、M田会長の車が来るのを待つ。

3人で本館に向かっていると、私は長靴を着用しているのに左足先が濡れてきた!???と思ってよく見ると長靴の足先に小さな裂け目がある!
このカラシ色の長靴はちょっとオシャレだったので25年以上も前に大船の西友で買ったものだった。雨の日には必ず履き十分に愛用した。が、どうやらゴムの寿命が来たようだ。こんなに物持ちがいいのでは衣料品は溜まるばかり。

ねころ部の会場ではもう仔猫たちのコーナーは大賑わい。サークルの中に蚊帳を広げてその中で時間制の「ふれあい」が行われている。部員たちは大張り切りで頑張っている。里親募集用の写真を撮ったり、仔猫たちを見守ったりするためM田会長とエイコさんが中に入る。

私はといえば、後ろのコーナーに入り質問などあれば答える係。だが、殆どそういうこともなくARKのパンフに読み耽る。英日で書いてあるので何とはなし英語の方を読む。漂流犬バンちゃんの記事では当時の映像を思い出して思わずホロリ。

昨日は道徳の時間に黒澤泰獣医師を招いての授業があり大好評だったとのこと。5月にはARKの創始者オリバーさんの授業もあって感銘を受けた生徒のひとりが家族と相談の上、今日の仔猫の里親希望をJ先生に告げていた。
まだ生後1ヶ月なので予約ということにして、引渡しは1ヵ月後くらい。

各地のボランティアの長年の努力が実ってか、現在、里親募集する仔猫が少ないのでこの仔たちはすぐに貰い手がつくだろう。

1時前、大盛況のうちにねころ部紹介は終了し、仔猫たちは戻ることに。
エイコさんの仔猫はこの後、お見合いが待っている。その前に我が家に寄ってもらい、バザー用衣類を持って行ってもらうことにする。
家の前に車を付けてもらい、下りてからまたしても家の鍵を持たずに出てしまったことに気付いた。アチャー!耄碌寸前ならぬ「完全耄碌」の状態だ。

見ると団地の会館の入り口ドアが開いて明かりも点いている。そこで、一昨日みたいに本でも読みながら家族の帰りを待つことにする。
会館に入ってみたら、ロビーで管理組合の役員が会談している。
携帯電話すると邪魔になると思い、外へ出て夫に電話すると「へ〜、面白いじゃない。」だって。鍵を持たずに出る常習犯だった夫が締め出されないようにしょっちゅう気を配ったし、締め出された夫のヘルプ電話を受けて奔走してあげたのにこの反応はなんだ!いつもながらアタマに来て思わず「アンタだって忘れるくせに・・・!」。近くにいた知人に聞かれてしまい「まあまあ、喧嘩せずに・・・」と笑われてしまった。チッ!

会館に入り、一昨日読み始めた乃南アサの本を読む。管理組合の役員たちが会合を終えて出て行ってしまってから気付いた。今日は管理事務所は休みだが、管理組合の会合のために会館を開けていたのだ。私ひとりのために開けていてもらうのも悪いので管理人さんに断ると、もう少しいても大丈夫だという。近くの山手へ車で行くだけだからと、コートもなくTシャツ1枚だったので戸外は寒い。助かった。

お言葉に甘えて待ったが、結局息子が戻ってきたのが2時50分。1時間半くらい待った。お腹もペコペコ。こんなことなら多少寒くても徒歩10分くらいのファミレスにでも行けばよかった。次回からはそうしよう。(次回がないことを祈る。)

外は寒いのに家の中はすごく蒸し暑い。リビングは29度もある。息子はうだって開けた窓に張り付いている。

*****

午後7時50分ごろ山手へ。小雨ではあるがまだ降っている。
ワカメとブラビーは「東側猫庭園」の植え込みの下で待っていた。さほど濡れてはいなさそうだったが、ロッカー餌場に着いてからワカメの身体を一応拭いた。一見丸々しているように見えるが背中が骨ばっている。

給餌を終え、ハウスを見に行く。ビニールカーテンは昨夜しっかり貼り付けたので大丈夫。

坂道の真ん中にワカメが地面にお腹をつけて座っている。万一車が来たら轢かれてしまう。追い立てると車の下に入った。覗くと濡れた地面にお腹をつけて座っている。冷たくないのかしらん?

*****

帰宅すると一挙に汗だくになった。除湿機を3部屋にそれぞれ、合計3台かけているのだがカラッともせず蒸し暑い。
ちょっとだけエアコンをつける。気の小さい私は「欲しがりません勝つまでは!」に反する「非国民」になったような後ろめたいキモチ。
しかしエアコンの威力はスゴイ!いっぺんに汗が引いた。
節電に逆行してごめんちゃい。


2011年06月10日(金) ワカメとブラビーに給餌。

今日はものすごく湿度が高い。70%を優に超えている。にも拘らず洗濯をした。風があったから少しは乾くべ。

明日は山手のオープンキャンパスだ。キャットネットかまくらから7匹の仔猫を招いて、ねころ部の手伝いに行くのでねころ部Tシャツを着用したい。

そこで伸ばし伸ばしにしてきた衣替えに着手。寝室の荷物やハンガー棒などの後ろの衣装ケースの中に夏物が入っている。
掃除機をかけつつ、大分前に洗った毛布類を押入れに入れる。代わりに夏がけ布団や夏用ソファカバーを出す。

さて入れ替えだが、あんまり着ていない衣類がどっさり。ひどいのは捨てることにして後はポリ袋大3個に詰めてバザー行き。バッグ類も1袋ある。
立ったり座ったり片付けにいそしんでいたら疲れた。家の中は暑くて身体がジットリする。

******

午後7時45分ごろ山手へ。
猫たちは見当たらないし駆け寄ってもこない。

庭園のハウスのところへ水容器を取りに行って驚いた!
ハウス右のビニールカーテンのガムテープがはがれてカーテンはだらりと垂れ下がっている。後で補強するとしてひとまず押し付けておく。

悪戦苦闘しているとニャーと声がしてワカメもブラビーも後ろに来ていた。
ロッカー餌場に行き、いつも通り給餌。

ガムテープを持って再びハウスへ。
木の枝にライトをぶら下げておいて補修作業する。暗いのでブザマにしか出来ないが、近々昼間に来てみよう。

ワカメたちが背後に来ていた。ブラビーも甘えながらもあれ以来警戒心を解かない。


2011年06月09日(木) ワカメとブラビーに給餌。作家いろいろ。

月曜日と水曜日に出かけたので録画がまたまたすご〜く溜まってしまった。火曜日にも今日もせっせと消化したのだがまだまだたっぷり溜まっている。
1週間に1度の連続ドラマなんか、先週の筋を忘れてしまっている。過って見ていない録画を消してしまったりもするから増々ストーリーが分らなくなる。

図書館で借りている本も読まなくちゃならないし。
森於菟氏の「耄碌寸前」はやっと読み終えた。ほのぼのしたユーモアのあるステキな医学者、文学者だということがよく分った。それにしても父鴎外は女運が悪いというか(相手からみれば男運が悪い)妻には恵まれなかったらしい。だが鴎外は、徹底的に継子(於菟)を嫌い、鴎外と於菟との父子交流を許さなかった11歳年下の後妻登志子に気兼ねしつつ彼女を終生大切にはした。夫婦間はまあまあだったのだろうが、登志子は鴎外の母とは決裂、神経を病むほど於菟夫婦を嫌って危険な状態にまでなったらしい。
複雑な家族関係の犠牲にならず異母弟妹とも親しくスクスクと育った於菟氏にホッとさせられる。

井上ひさしの「ボローニャ紀行」という文庫本を読み始めたのだがなんとも退屈で読むのを止めてしまった。文章を読むのに抵抗がなく、須賀敦子らのイタリア紀行文なんか喜んで読む私だが、やはり井上ひさし氏とは合わないようだ。
あんなに賞賛された氏だが、大昔の「ひょっこりひょうたん島」はちっとも面白くなかったし、その後も氏のものは何も読んだことがない。只、相性が悪いだけだと思う。面白い人には面白いに違いないのだから。

今をときめく三谷幸喜の映画も私にはとてもつまらなくて最後まで見たことがない。最近「めめしい!イビキうるさい!」といって小林聡美に三行半を突きつけられたと週刊誌の見出しに出ていた。小林聡美も息長くとても売れているが、私は好きではない。

売れっ子作家といえば村上春樹のものも私はちょっと・・・イヤというわけではないが、何も感じない。全然面白くなかった、途中で止めたということはないが、全部読み通しても「何のこっちゃ?!」という感じ。

その他、荻野アンナ、小川洋子、川上弘美、糸山秋子などなどの芥川賞作家も面白くなかった。若い芥川賞作家川上未映子の新聞コラムが面白いので機会があれば小説も読んでみようか。大御所田辺聖子はエッセーは抱腹絶倒なのだが、恋愛小説となるととんと面白くない。

ケチばかりつけているが、結局個人の好みの問題かも。
昨日、団地のたけのこ文庫で手に取った乃南アサの小説は3ページくらい読んだだけで続きが気になる。グイグイひきつける稀代のストーリーテラーだ。宮部みゆきもそう。だが、喜んで片っ端から読んでいるうちに飽きてきてしまったりもする。読者は気まぐれだ。

******

午後8時を過ぎてから家を出る。
4号棟脇にさしかかるとニャーニャー鳴く声がする。石垣の上が小学校の高いフェンスになっているのだが、その内側に茶虎ンがいて鳴いているのだった。視線の先は目の前の4号棟駐車場。例の茶白シニアがいる。

図式としては、弱い茶虎ンが茶白シニアに脅されて小学校のフェンスを乗り越えて小学校の中に逃げ込んだようだ。茶虎ンは珍しくニャーニャー声を張り上げるが何もしてあげられない。そのままにしておいて山手へ急ぐ。

今日も構内のあちこちに明かりが点いている。
ワカメとブラビーは「東側猫庭園」の石垣の上で待っていた。坂道への曲がり角よりちょっと正門寄りのところ。私が遅いので少しづつ露出してきたのかな。

喜ぶ猫たちと一緒にまず庭園へ行き、水容器を引き上げる。
飛び石の上にトレイがあるのが見えた。これも引き上げる。
最近トレイが減っているが庭園のどこかに放置されていると見える。
部員さんたち、洗わなくてもいいので、前日使ったものを気付いたらロッカーの上に置いておいてくれると助かります。
なにしろ真っ暗なのでどこにトレイが転がっているのか分らないのです。

ロッカー餌場でいつものように給餌する。
最近ブラビーを可愛がっていないので、転がっているのをナデナデしていたらワカメが覗きに来た。それならワカメにも、と思ったら少し逃げる。

片付けて、水容器を持って庭園へ向かっていると下からガヤガヤと一団が上がってきた。暗いのでどんな人々かは見えないが生徒たちだろう。
「こんばんは!」と声を掛けてくれたので大きな声で返事をしておく。
最後尾は教員2〜3人のようだ。「ねころ部の・・・」というような声が聞こえてきた。『あれは誰?』と生徒が訊いたらしい。

4号棟脇の茶虎ンたちはどうなったか?と思ったがもう茶虎ンも茶白シニアもいない。M上さんの車の後ろを照らすといつものように牛乳とフードが置いてある。食べられた形跡がない。これから茶虎ンたちが戻ってくるのかなあ?Pキジやオセロはどうしたのだろう?餌は変わらずあるのに猫たちの顔ぶれが変わってしまうのは何故?


2011年06月08日(水) ワカメとブラビーに給餌。三渓園へ。「人見知り」考。

団地の友人フミコさんからノリコさんと私に、水曜日に三渓園へ菖蒲を見に行こうというお誘いがあった。

朝8時半ごろフミコさんから「ランチは途中磯子区のはまマーケットで食べ物を調達して三渓園内のベンチで」というメールが来た。
エーッ!?雨がシトシト降って肌寒いのにィ。濡れたベンチで冷たい弁当なんかイヤだ。何事にも流されて、まっいっかとすぐに妥協する私なのだが、勇気を奮って『外弁なんかやめて帰りにファミレスかどっかでランチしたい』と返信しておいたら、ずい分経ってから「雨はもうすぐ上がる。ランチについては会ってから決めましょう。」と初志貫徹の構え。

ちょっと渋々の感じで午前10時半、フミコさんが車で待つ集合場所に行く。フミコさんちは夫君が富山、次女がつくばで就職、と家族が3箇所に分散しているのでそれぞれに車が要る。今まで乗っていたフィットを次女さんに譲り、彼女は軽のダイハツムーブに買い換えた。

「はまマーケット」というのは磯子区の16号沿いにある市場だ。かなり有名らしくHPもあるという。土曜日に長女さんと一緒にはまマーケットと三渓園に行ってなかなか良かったので、今日は特売日でもあることだし是非私たちを案内したいということだった。

で、行ってみる。高島屋にも出しているというパンが消費期限間近ということで半額になっていたのを買う。(これは冷凍しないと消費しきれないな。)フミコさんお勧めはこのパン屋と中華ちまきの店。ちまきは私は1個だけ、他の2人は3個づつ買う。

相変わらずフミコさんは知り合いでもないちまき屋のお兄さんに懐っこく延々と話しかける。十年来の知己のよう。これにはいつもびっくりし感嘆するのだが、更にびっくりすることには、フミコさんは自分のことを「世界一、人見知り」だと公言して異論は頑として受け付けない。
本人は「大の人見知りだったが努力してこうしているのだ」と言うが、本当の人見知りならどんなに努力してもあんなふうに懐っこいキャラは到底出せない。笑顔はひきつり舌はもつれてしどろもどろになるのがオチだ。
無愛想な私は常々フミコさんのように自然なふれあい態度を身につけたいと賞賛、感嘆しきりなのだ。

フミコさんは自称「人見知り」だけでなく自称「世界一お人好し」「世界一気が弱くて人と視線も合わせられない」等々、いろいろと実態とかけ離れた自己像がある。私の友人の中では、彼女は人見知りでない方から、お人好しでない方から一二を争う。
といっても悪い意味では決してなく、人見知りなんかするよりも彼女のように誰とでも懐っこく話せる方がいいし、人の言いなりになったり簡単に騙されたりするバカなお人好しなどではなく、しっかりと自分の意思を貫くフミコさんを見ているとなかなかに羨ましい。爪の垢でも煎じて飲みたい。

「人見知り」も「お人好し」も、『自称』としては私の辞書にはない言葉だったのだが、フミコさんが「自分はそうなのだ」と会うたびに連呼するので、しばしそれらの言葉の意味について考えてみたことがある。すると今まで全く意識したことはなかったのだが、例えば私の方がフミコさんよりよほど人見知りでバカなお人好しであることに思い至った。
まあ、そうであっても他人に向かって連呼する気にはならないなあ。

はまマーケットでモタモタしているうちに11時半ごろになった。そこでマーケットの一角にある地元密着型のレストランで日替わりランチを食すことにする。老夫婦2人が運営するレストランのようでなかなかよかった。食後のコーヒーもおいしかった。

1時前に三渓園へ向けて出発。雨は降っているような止んでいるような。
とても空いていた。土曜日には満開ではなかったという菖蒲もきれいに咲いていた。三渓園には猫たちがたくさんいる。しっかりした愛護団体が関っているのだろう。懐っこくきれいな猫たちばかり。手術済みの耳カットをされた猫もいた。

広大な敷地内を歩き回り森林浴気分。展示物も見て堪能する。雨が上がったら急に陽が照り付けて暑い、まぶしい。

段々来場者も増えてきた。そろそろ帰ろうと3時ごろ駐車場に行くと大型バスが4台も駐車していた。

一路、本郷台の保健所を目指す。
お二人に助成金申し込みをしてもらい4時ごろ帰りついた。

だが、バッグの中をいくら探しても家の鍵がない!忘れて出てしまったのだ!4時半ごろになったら夫と息子が帰ってくるからそれまで団地の会館ロビーで本でも読んで待つことにする。

夫の携帯にメールをいれておいたが、気付かないかもしれないので4時半を過ぎたころ電話してみた。彼は運転中に私からの電話に出て罰金を取られたことがあるので、信号待ちなどの時に電話してもらおうと3回鳴らして切った。だが、この親切心?にも拘らず、夫は呼び出し音があったことも忘れてしまい、私からのメールを見ることもなかった。
何のための携帯じゃ!<`〜´>(−−〆)

私がこうして待っている時に限って、帰りにケーキ屋などに寄って更に遅くなり、ロビーから見ていると結局5時ごろに帰ってきた。

*****

午後8時を過ぎてから山手へ。
ロッカー餌場への坂の下に駐車中の車の前にブラビーがいた。ワカメの姿はない。不安になり始めたころ、ロッカー餌場前のトラックの下にでもいたのかワカメがやって来た。

水容器を引き上げに行くとハウス左の中にトレイがあった。缶詰が少しこびりついている。カラスに取られないよう部員がハウスの中で給餌したらしい。

8時をとうに過ぎているのに構内にはあちこち明かりが点いている。
車も通るし。
と思っていたらガヤガヤと声がして集団が坂道を上がってきた。暗いからよく見えないが生徒たちと教員が2人くらいいるような・・・

猫たちはまあまあ食べて給餌を終える。
ワカメの首の後ろの地肌はもう毛で覆われ始めてきているように見える。
これ以上何事もなければいいが・・・


2011年06月07日(火) ワカメとブラビーに給餌。

今日また友人に頼んで一緒に保健所へ行く予定だったが、先方の体調不良にて中止に。

そこで今日の予定は生活クラブ生協の配達品受け取りだけ。この配達品だが、他の3名の班員は野菜を注文しないが私はおつかいに行くのが面倒だし低農薬の野菜なので大量に予約購入する。

先週届いたブロッコリーは花が20センチ四方はあろうかという巨大なものだった。だが、真ッ黄ッ黄でとてもまともな商品とはいえないシロモノだった。実物を見もしないで信用だけで予約注文するのにコレはないだろう。

28年間購入を続けていてこんなモノが届いたのは初めてだ。早速、生活クラブ生協港南センターに電話してクレームを出す。生産者はどこ?と問われて添付の紙片を見ると千葉県旭市の旭愛農生産組合に属する生産者からのモノだった。旭市といえば震災の被害も受け、放射能の風評被害にも苦しんでいるところだったはず。大いに買ってあげたいが、黄色に変色したブロッコリーは御免こうむる。

で、今日再びブロッコリーが届いた。今回はとても小さくてせいぜい7センチ四方くらい。だが・・・またしても黄色い。先週ほどではないが、コレが店頭に並んでいたら誰も買わないだろう。私も買わない。またしても旭愛農生産組合だが先週とは違う生産者からのものだ。

再び港南センターにクレームの電話をする。先週話した職員ではなかったが、生活クラブ生協では一般に卸すモノよりも野菜の姿形の規制は緩いので・・・と言う。そんなことは百も承知。生産者に低農薬を要求するあまり虫に食われて葉がレースのようになってしまった小松菜などが以前はよく届いた。不揃い、凸凹、いびつ、店頭には決して並ばないようなモノが安くもなく配達されてくるが、新鮮であればこそ受容できる。色が変わって変質しているとなると話は別だ。

20年くらい前に読んだ有吉佐和子の「夕陽ヶ丘三号館」に有機野菜を共同購入する主婦たちが登場する。有吉は配達している農家に「市場にはとても出せないようなシロモノを有難がって喜んで買うから・・・」とこうした主婦たちをバカにさせている。ある意味これは本当だ。神戸の姉も誘われて野菜を共同購入していたが、品物が悪いといってすぐに止めてしまった。
変なモノが届くたび、この小説を思い出す。
だが、私は出不精なのでブツブツ言いながら今後も買い続けるだろう。

*****

午後7時50分に山手へ。
ワカメたちは「東側猫庭園」の中に隠れていて私がロッカー餌場への坂を上がり始めるのを見て飛び出してくるようだ。丁度そこは明るくてワカメの身体がよく見えた。

数日前(多分金曜日)からワカメの首の後ろの毛が一部薄くなっているような気がしていた。それが今日ははっきり見えたのだが、首の後ろの毛がゴッソリ抜けている!!!何故?引っこ抜かれたか?皮膚病か?青っぽい地肌が見えているだけで皮膚がめくれているとかそういう悲惨さはない。
9年前、故小桃や故ポパイがエアガンで撃たれていた頃、小桃の脇腹の毛がゴッソリむしり取られたようになっていたのを思い出した。【小桃の受難】や【ポパイの受難】の写真ページがある。あのときはすべてが明らかに虐待だった。
今改めて当時の写真を見るとおとなしい小桃やポパイが虐待の犠牲になったことに生々しい怒りが湧く。まるで昨日のことのように思い出す。外猫生活というのはかくも不幸なのだ。

ワカメの脱毛が虐待でないとすれば、キジーが罹っていたような好酸球性の皮膚疾患も考えられる。いづれもよくない。

ロッカー餌場に着いてからワカメが食べている間に上から脱毛箇所の写真を撮ろうとすると警戒心いっぱいのワカメは食べるのを止めて離れてしまう。かわいそうなのでカメラをしまう。ブラビーも同じように警戒心いっぱいだ。暗いし猫たちも甘えないので給餌もすぐに終わってしまう。

帰りに4号棟脇で伸介に遭った。フロントライン投与をしてしまおうと思い立つ。プレイロットまで誘導し、明るいところでシーバを少々与える。
今日はニャーニャーとよく鳴く。

首の後ろを触ると傷が治った痕のようなしこりがある。そこを避けてもっとずーっと下の方(背中)にフロントライン投与する。

家に帰って記録を見ると先回は5月13日にしている。それから4週間後には2日ばかり早いがまあいいだろう。


2011年06月06日(月) ワカメとブラビーに給餌。ワカメたちはまだ挙動不審。

一昨年、私の勧めでPハイツに越してきた「山手ネコロジー」支援者だったサナエさんと11時半に保健所で待ち合わせた。猫不妊・去勢手術助成金申し込みに行ってもらうためだ。委任状持参で更にもうひとりづつ申し込めることを思い出し、ご主人の分も代理申請してもらうべく昨日、サナエさんちのポストに用紙を入れておいた。

11時前に家を出て炎天下30分ほど歩き、まずリリスホールへ。途中サナエさんから遅れるとのメールあり。7月15日(金)の「午後の音楽会」の前売り券2枚を入手。1枚500円也。ユウコさんと行く予定。

そこからまた10分弱歩いて図書館へ。1冊返してまた1冊借りる。
保健所には11時半到着。1階ロビーで借りたばかりの本を読みながら待つことしばし、息せき切ってサナエさんが飛び込んできた。ファミレスで早朝パートの後、大船で買い物をすませてやってきたのだ。カートを引き大荷物だ。

申請後、保健所から15分ばかり歩いてガストへ。日替わりハンバーグランチ+デザートドリンクセットで862円也。ガストは安くて好き、と二人で言い合う。さんざんお喋りして3時ごろ腰を上げる。
いつもサナエさんは私のことを情報量(知識量)が豊富だといって感嘆しきり、賞賛してくれるのだが、ハテ???そんなことを言われたことはあまりない。それどころか他の人々がみな私より有能に思えて仕方がない。だからといって劣等感を持ったりすることは全然ないのだが・・・

最近サナエさんは外国在住の日本女性たちのブログを愛読しているそう。日本での常識が通用しない例を読んでは外国がヘン!と愛国心に燃えるのだという。そんなことは思わないですか?と訊かれたが、私はあんまり外国で嫌な目に遭っていない。(といってもン十年も昔のことだが。)逆に親切にしてもらった例を次々と列挙。

車を手放すことにしたというので、割と近所にカーシェアステーションがあるらしいとタウン紙か何かで読んだことを思い出し、さっきパソコンで検索して見つけた情報を早速メールしたらまたまた喜ばれた。

しかし今日は暑かった。久々に歩いたので疲れた。

*****

午後8時ごろ山手へ。
ワカメとブラビーはまた庭園で待っていた。そこへJ先生から電話。私は昨夜ロッカーに鍵を差しっぱなしにして帰ってしまっていたのでその鍵を今から山手へ届けに来てくれるという。

差しっ放しにしていたことすら気付かなかった。最近ちょくちょくこういうことがある。
ロッカーは開かないがシーバは持参しているので与えるとワカメはよく食べたのでちょっとホッ。だが、相変わらず警戒モードだ。

そこへJ先生が来てくれた。昼間に部員がワカメに給餌しようとしても逃げてしまって全然食べなかったとか。
う〜ん、金曜日からちょっと心当たりのある状況が発生しているという。確かに金曜日の夜から猫たちは警戒しているのだった。虐待もしくは虐待未遂の可能性が濃厚だ。

18歳を過ぎたワカメが虐待に遭うなんて耐えられない。
部員や教職員をできるだけ動員してのパトロール強化をお願いした。

缶詰を開けても食べずに歩道に下りてしまったのでそこへトレイを持って行って食べてもらう。ブラビーはちっとも食べようとしないので階段下のスペースに置いておく。するとよく食べるのだ。

ワカメは土手の前に出て逃げ場を確保しているように見える。よほど怖い目に遭ったのだろう。かわいそうに。

J先生に送ってもらい車の中で話は尽きず1時間も話しこんでしまった。



2011年06月05日(日) ワカメとブラビーに給餌。

昨夜だったか、今日の予報は洗濯日和だと出ていた。
思いっきり朝寝坊してその後の天気予報を確かめることなく息子の布団類をベランダに干した。だが、雲行きが怪しい。日が照っていたのは最初のうちだけでどんどん曇り空に。シーツや敷き布団カバーも洗ったのにィ。

それでも2時間くらいは干して風に当てる。後は除湿機を着けて乾燥させる。大体私のやることは一事が万事こんなふうだ。ドジ。だが除湿機でしっかり乾いた。結果オーライ。

いつも5〜6時間の睡眠なので夜10時ごろになると眠くて仕方がなくなる。今朝は息子が6時ごろピアノの練習をした時に起きたがその後また寝て気付いたら10時45分?!こんなに寝たのは最近珍しい。寝過ぎで一日中まぶたが半分しか開かないし頭もボーっとしたまま。寝溜めもよくないなあ。ベストは7時間半だが、普段はなかなかこれだけの睡眠時間は取れない。

*****

7時過ぎ、山手へ行こうと玄関に下りたら息子のスニーカーが破れているのに気付いた。アレッ?!このメーカーのは持ちが悪いなあ。忘れてしまう前にと、汗をかきかき買い置きの靴を引っ張り出していたら遅くなってしまった。やっぱり8時ごろになった。

だが、猫たちは構外で待ってはいなかった。
坂道を上り始めるとニャーゴニャーゴだみ声で鳴きながらワカメが庭園入り口からやって来た。ブラビーもいた。

ロッカー餌場に到着してもワカメは昨日あたりからすぐには上がってこなくなった。持参のフードを出すと渋々気味にトレイのところにやってきて少しだけあったソフトフードを食べただけでドライは残している。

そしてそのままトレイから離れて階段の向こうに行ってしまった。
缶詰をあげようと誘っても知らん顔してこない。

ロッカー餌場からもおりて歩道の上で寛いでいる。
昼間か、或いは私が来る直前あたりに誰かから給餌されたのか?

仕方がないので片付けて水容器をハウスのところに持って行く。

ブラビーが「遊ぼうよ!」と盛んにワカメにかまうのだが、明らかに嫌がってうるさがっている。
「猫庭園」まで逃げてきて、ちょっとしゃがんだが、またブラビーが構うので止めて座る。そんなことをしているうちにワカメの姿が見えなくなった。

ブラビーは遊んでもらえなくてニャーニャー鳴いて私に甘える。

ワカメの挙動不審は気になるが、病気の感じはしないのでそのまま帰る。


2011年06月04日(土) ワカメとブラビーに給餌。

以前にも書いたが飼い猫のサミーがストラバイト尿石症になり排尿困難となった。あわてて各種療法食をしこたま買い込んだが、肝心のサミーは全部嫌い、食べたくないと駄々をこねる。トムとシルビアはPHコントロールを無理なく食べる。アンディとミニーはサミーと同じく、療法食が嫌い。

サミーもほんの少しは療法食を口にするようになったが、若猫たち(といっても6歳だが)の懇願に屈して普通食をこっそり与えると、絶対に嗅ぎ付けてサミーがすっ飛んでくる。

結局、また普通食をたくさん食べるようになってしまったが、たちまちトイレで頑張る時間が増えた。あんまりきばるせいかポタポタと廊下にこぼしている。ウンチまでこぼしているのにはガックリ。

今まで好きなだけ好みの普通食を食べていたのに急にもらえなくなり、家庭平和はめちゃめちゃ。サミー、ミニー、アンディーが「いつものごはんちょうだい!!!」と連呼する。あげないでいるとイライラしたサミーが他の猫たちを攻撃する。困ったなあ。やっぱり手術しかないのかなあ。

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森鴎外の長男、森於菟(1890ー1967)のエッセー集「耄碌寸前」を読書中。図書館の返却期限までに読んでしまおうと思っているのだが、トイレ読書だけではなかなかはかどらない。ソファに座って読めばはかどって半分を超えた。

鴎外は写真婚の最初の妻とは於菟誕生の直後、離別。於菟は祖母や曾祖母に育てられるが煙草屋に里子に出されるなど、ちょっとびっくりの幼児期を過ごす。7歳になって父鴎外が建てた新居、観潮楼に引き取られる。
その後、父鴎外は再婚するが、義母の継子いじめはずーっと続く。

そんな目に遭いながらも大層素直に育ち、父と同じく東京帝大医学部卒の医学博士となる。異母弟妹たちとも仲は良さそうだ。
まだ半分強しか読んでいないからなんとも言えないが面白いような面白くないような・・・

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夕食の献立は鱈のムニエル、茹でかぼちゃとインゲン添え。じゃがいも、油揚げ、ワカメの味噌汁。キュウリとトマトのハムサラダ。

今日も午後8時ごろに山手へ。
ワカメとブラビーは正門脇の「東側猫庭園」の石垣の上。ワカメは降りたいのだが高さがあるのでいつものように石垣の上を歩くが、ブラビーは上がったり下りたりしてワカメの行く手を阻む。途中でワカメを抱き上げて歩道に下ろす。掴まれたワカメは勿論ギャーッ!と大騒ぎ。

いつも通りに給餌する。
今日も構内はシーンとしている。土曜日だから当然か。
誰にも会わずに給餌を終え、帰るが正門が左右に大きく開いている。これから大型バスが入ってくるのかな?警備員さんはロッカー餌場の方には来なかったが。


2011年06月03日(金) ワカメとブラビーに給餌。

午後8時ごろ山手へ。
ブラビーはロッカー餌場への坂の下でニャーニャー。
ワカメがいないなあと思ったら、庭園入り口からゆっくり顔を覗かせている。

ロッカー餌場に行き給餌を開始するが、2匹とも何だか警戒している。昼間に何かあったのかなあ?

それでもまあまあよく食べて終了。
猫たちの身体にライトを当てて異常がないかチェックする。OK。


2011年06月02日(木) ワカメとブラビーに給餌。田丸公美子氏の本。

この日記はエンピツからレンタルしているのだが、広告が控えめで気に入っている。その広告はいつの頃からか、日記の内容に出てきたキーワードに沿った広告を翌日すかさず載せる。思わず笑ってしまうこともしばしば。今日も日記を開くと昨日の内容に合わせて「収納家具」の宣伝がしっかり瞬いている。(~o~) 

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こないだ読み終えた本は面白かった。
イタリア語通訳の田丸公美子氏があちこちの雑誌に書いたエッセイを集めた「パーネ・アモーレ」。読み進めるうちにおおまかに同世代のようだと感じた。同じ事象を見聞しているし、中高時代にたくさんの外国ペンパルを持つなど同じような体験をしている。勿論違っていることの方が多いのだが私自身の青春時代を思い出し感慨に耽った。

ロシア語通訳の故米原万里氏を中心に気の合った各国語通訳たち5人で食事会などを催していたそうだが、田丸氏は「シモネッタ・ガッセ」なる渾名を米原氏から頂戴した。下ネタ、ガセネタが得意ということか。
水商売も真っ青のド派手な化粧と服装でFカップの巨大な胸を誇示していたとか。

すると当然、イタリアでは勿論、日本でもしょっちゅう男から声を掛けられていたが、本人曰く「究極の体験」をした。20代後半のころ。シルバーフォックスの毛皮をまとい高いヒールの靴でSKDのお別れ公演に行こうと歌舞伎町界隈からタクシーに乗った。まだ行き先を言わないうちに運転手はなれなれしく言った。「吉原ですね。」ついにはソープ嬢とまちがえられたのである。

ショックで行き先を訂正することもできなかったが、素早く立ち直り、SKD劇場のすぐ裏あたりのひときわ高級そうなソープの前で車を降りながら「あけみっていうの。指名してね。サービスするわ。」と運転手に言うと『ほんと、うわあ嬉しいな。今日にでもあがったら行くよ。』と運転手。

もうひとつ印象に残ったエピソードは、1975年フリーの通訳をしていた頃、1週間の通訳料14万円を得て帰宅しようとタクシーに乗った時のこと。実直そうな50代後半くらいの運転手が雑談まじりに子供自慢を始めた。娘はSKDのスターダンサー。慶応大生の息子はアルバイトで学費をひねり出していたがそれも限界。数日中に学費を払わないと退学になるという。
白髪混じりの後姿が広島の父親の姿に重なり他人事とは思えなくなった。
そのうちに涙声になった運転手は、今から亡くなった妻の墓にお参りして自殺しようと思っている、昨日から食事もしていない、と言い始めた。
焦った若き田丸氏は運転手を必死で引きとめ自宅アパートの入り口にいざない、食料品を押し付け、有り金からタクシー代を払った残りの13万5千円を貸した。

「いいことをした充実感」に満たされていたのだが、毎月1万円づつ返済してくれるはずが3ヶ月経っても入金がない。不安になってタクシー会社に電話してみると当の運転手はお金を貸した翌日から出社していないという。
事情を話すと、お人好しすぎると大笑いされてしまった。
SKDダンサーの娘に電話してみると「家の金を全部持ち出したあんなギャンブル狂いは父でもなんでもありません。母は苦労の末亡くなり、弟もとっくに大学を辞めて働いています。二人とも父に会う気は一切ありません。」と言う。田丸氏茫然自失。

それから3年後、覚えのない入金が2万5千円。振込み人はあの運転手ではないか!手紙も届き、「あれ以来仕事も転々としたが、余りに簡単に騙されたあなたの人を疑わない優しさに支えられ、こうして少しでも送金できるようになった。・・・どうぞお元気で。そして人にだまされないようお気をつけて。」と結ばれていた。それから1年、忘れた頃に1万、2万と振込みがあり総計15万になったのを最後に入金は途絶えた。手紙も最初の一通のみ。

人を信じてよかった、と実感した田丸氏は、年老いて身体は大丈夫だろうかとその運転手の身を気遣うのであった。
そして相変わらず人にすぐにお金を貸し続けているとか。

どんな風貌の人かとネット検索してみたら写真が数枚あった。なんとなくイタリア文学者の塩野七生氏に似ている。イタリア語をやると似てくるのか。

田丸氏は広島県出身。ノートルダム清心学院でアメリカ人シスターから徹底的に英語を仕込まれた。中高共に首席で通し東京外語のイタリア語科を志望。滑り止めに津田塾と東京女子大。高3時に父親が事業に失敗し、裕福ではなくなった。大学では奨学金を受け、英語とイタリア語のガイド通訳のバイトを開始。

軽〜く面白おかしく文章を綴っているが、その陰に勉励刻苦している様子がよく見て取れる。常に勉強していなければ第一線の(同時)通訳でいられるわけがない。根は超優等生の努力家なのだ。

彼女が自由奔放にオモシロ育児したという一人息子は開成中・高から東大法学部。在学中に旧司法試験に合格した秀才。そのことは本人以上に世間の関心を集めたらしく、そのあたりの事情を綴った「シモネッタのドラゴン姥桜」が出ている。予約したので図書館で来週借りてくる。

*****

今日はシトシト雨だ。さすが梅雨。
息子の帰宅後、ピアノ練習で新しい2小節を練習させると彼はイライラ。
ひと悶着あり、悶着は家中にエスカレート。猫ドアの1枚を壊して大騒ぎの後、男どもは何事もなかったかのよう。あーあ、ライフ イズ しんどい。

今夜の献立は肉じゃが、味噌汁、サラダ。ちょっと濃い味だがおいしくできた。

午後8時ごろに山手へ。今日は雨なのでLEDランタンは持参せず。
ワカメが坂の途中、庭園入り口から走ってきたのでこちらからも駆け寄る。
ロッカー餌場に着いてからワカメの身体を拭く。

まあまあよく食べたので長居をせずに帰ることに。




2011年06月01日(水) ワカメとブラビーに給餌。猫不妊・去勢手術助成金申し込みに。

今日、6月1日から今年度の猫不妊・去勢手術助成金申し込み受付が始まった。午後1時ごろ、夫の運転する車でH川さんとJ先生を乗せて福祉保健センターへ。年に一度のおなじみさんとなっているので係員に顔を覚えられてしまった。受付番号を見ると16番〜だった。ということは私たちの前には15人しか来なかったらしい。係員も今年は応募者が少ないと言っていた。

私たちのような草の根ボランティアがあちこちで地道に捕獲・手術を続けた結果、未手術の野良や仔猫が激減している。喜ばしいが何といっても動物飼育はすべて登録制にしてマイクロチップ装着と不妊化の義務化が急務だ。

*****

リフォームの時に失敗して、納戸というかクローゼットというか、その空間がウナギの寝床のように奥行きが深くなってしまい、奥の方は更にすぼまって何があるのか分らなくなってしまっている。

山ほどある「安物バッグ」の収納場所に困り、納戸の天井近くに突っ張り棒を張り、S字フックをたくさんぶら下げてソウルの市場みたいに(行ったことはないが)バッグを吊るした。気に入っていたのに、たくさん掛けすぎて或る日、突っ張り棒もろともドサッと落ちてしまった。

そこで一時的にバッグ類は段ボール3箱に入れて納戸の前に積んでおいたら格好の猫の休憩所になった。そして毛まみれになった。

覚えていない衣類が入れっぱなしになっているプラスチックのタンスを納戸から引っ張り出し、その後にバッグを収納すべく、木製の特売ボックスを2個ネット購入した。だが、届いてビックリ!重いのなんのって。とりあえず段ボール箱の後ろに転がしておいて数ヶ月が経過。

そうして先日、遂に木製ボックス組み立てに着手。思ったより簡単でバッグ・リュック類を無事収納できた。

だが、放り出したタンスが納戸の前に鎮座ましましている。これはいづれ私の部屋に行く予定だが、これまた一生かかっても到底着きれないほど買い込んだ「安物衣料」(良質のも多いが購入価格が低い)を、保持するもの、捨てるもの、バザー行きなどに仕分けてスペースを作らないといけない。
少し片付けただけですぐに疲れてしまい全然はかどらない。タンスの中からはいつ買ったかも覚えていない新品の衣料がいっぱい出てきた。

なのに毎日家で着ているのは息子の古着や10年以上前から着ているトレーナー上下だったりする。ゆるゆるだぶだぶラクチン、ラクチン。

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午後7時40分ごろ山手へ。
4号棟近くで伸介が足元に来たが、何かに気を取られて行ってしまった。
今日は昼間もウチの前にいた。

歩きながらLEDランタンの手回し充電をする。電池が要らずたった1分の手回しで45分点灯するというのは本当だった。それにものすごく明るい。山小屋のランプのような形なので提げて歩いて行くがロッカー餌場近くになってから点灯する。

ワカメたちは正門横の「東側猫庭園」で待っていた。ワカメが高いところから飛び降りなくてもいいように石垣沿いに庭園へ。

今日は海缶をたくさん持ってきた。シーバ2袋、海缶2個を与える。ほぼ完食。

今は試験期間中らしいが、そうでなくても最近は構内で誰にも出会わない。警備員さんたちにも出会わない。


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