つれづれ日記
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2010年12月31日(金) ワカメ、ブラビー、こたぬファミリー4頭に給餌。

遂に大晦日になってしまった。今年もあっという間に終わった。毎年同じことを書いているが、それにしても年々加速度的に速く時間が過ぎる。
ちょっとした偶然から山手に餌やりに来始めたのが2001年12月。もう丸々9年が経過し10年目に突入。あんなにたくさんいた猫たちも今や北側へ行った猫たちを含めてもせいぜい6匹くらい。いろんなドラマがあった。山手猫たちにとっては9年間は長い年月だったかも。

昨日の夜7時半ごろ、車を出そうと駐車場へ行ったら私をM上さんだと見間違えたらしいG黒がいつもの餌場に走って行くのがチラリと見えた。M上さんの給餌時間は9時半ごろなのだが。G黒はおとなしいメスだったが、シラミはたった1回のフロントライン投与で取れたかしらん?あの子も仔猫の間に捕獲できていたら長毛だし難なく里親さんが見つかっただろうに。いかんせん、私はあの時が初対面だった。

我が家の5匹はみな元気。よく食べて丸々している。

*****

午後7時15分に山手へ。
坂道を上がり始めると「東側猫庭園」からワカメとブラビーが出て来た。
こたぬたちもわらわらと出てきてみんなで坂道を上がる。

猫たちにシーバ3袋を与えていると喫煙室からU野さんが出て来た。
こたぬたちが待ちかねているのでドライが入ったタッパーを出す。量が多いのでU野さんが驚いている。

逃げていたこたぬたちもドライに跳びついてパリポリ。
猫たちにレトルト3袋を与えてからU野さんと年末の挨拶を交わして別れる。

こたぬたちに食パン2枚を与えるが勿論、缶詰ほどは喜ばない。犬缶2個を与えたがあっという間に食べてしまい、フカが猫の餌場を覗きに来る。

ワカメが私の方にやってくるので撫でて膝の上に乗せる。冬になったので抱っこを思い出したようだ。咽喉を鳴らして喜ぶ。ポケットにはカイロを入れているので、ワカメを抱っこしたままハウスに連れて行こうかと思ったが、その隙にこたぬたちがここへ来てトレイを咥えて持ち去ったり、餌バッグを物色したりするに決まっている。

仕方がないので一旦ワカメをベンチの上に下ろす。

ブラビーも食べ終えたようなので、ちょっぴり残った猫餌をタヌキの餌場に持って行く。

給水後、休憩室から出てきたらフカが猫の餌場に上がっていたらしく慌てて逃げて行く。フカも近くで見るとちっともフカフカではない。他の3頭の比べるとまだマシという程度。それもいつまでマシでいられるか分らない。

餌場を片付けてからワカメを抱っこしようとすると、逃げる。

そこでワカメを呼びながらハウスへ。カイロを取り替えているとワカメもブラビーもやって来たが、ワカメは素直にハウスに入らずにグズグズしている。

ので、さっさと帰ることにする。

さて、読者のみなさん、よいお年を!!!


2010年12月30日(木) ワカメ、ブラビー、こたぬ3頭に給餌。「フカ」欠席。

息子がスキーから帰ってきてまたドタバタした日常が戻ってきた。(>_<)
これまですっかりリビングを占拠されていたのだが、それを止めさせようと今までのテレビを息子の部屋に移動させたのだが、果たしてどうだろうか?
これから攻防が始まる。

午後7時45分に山手へ。まだ8時前なのに正門はもう閉まっている。
ワカメとブラビーは「東側猫庭園」から走り出てきた。

こたぬたちが見えないと思ったら、「東側猫庭園」から出て来た。猫たちが待っているところへ行けば必ず餌にありつけると学習したようだ。

こたぬは3頭、みんなでゾロゾロロッカー餌場を目指す。背白はワカメのすぐ後ろに従いている。こたぬたちはワカメよりずーっと若いから足も速い。

猫たちにシーバを3袋与えておいてからこたぬたちにドライを与える。背白、地黒、スフィンクスの3頭が来ていて「フカ」がいない。

猫たちにはレトルトを4袋与える。
こたぬたちにはトーストパンを持ってきた。2枚分をちぎって3頭に与える。そして犬缶2個も与える。ほんの少し残った猫餌も与える。それからしばらく3頭でドライを食べていたが、スフィンクスは満腹になったのか姿を消した。背白と地黒はずーっと食べ続けている。

ワカメを呼びながらハウスのカイロを取替えに行く。ワカメはやってきたがビニールカーテンとハウスの入り口の間が大きく開いていないと入れないとダダをこねる。顔を突っ込めばビニールカーテンなのだから広がるのに。
大きく開いていない方が寒くないと思うのだが。
少し広げると、ワカメは「それでよし!」と言って悠然と入る。


2010年12月29日(水) ワカメ、ブラビー、こたぬファミリー4頭に給餌。地主夫人Nさん来訪。首輪付き茶白猫。

午後6時半ごろ携帯が鳴った。見ると地主夫人Nさんからだった。自宅庭で採れたカボスを持って我が家前まで来ているという。慌てて出て、しばし立ち話。助成金の2次募集時にはお願いする、と言っておいたのだが、結局お願いしなかったので、それを気にしていたとのこと。気に掛けていてくれて有難い。

Nさんが面倒をみている外猫はイエロー(メス、年配)、ジャンボ(オスだと思う)、クロ(キジトラのメス、若い)の3匹。皆、元気だという。

カボスはたくさんあったのでH川さんにおすそ分けすることにした。山手へ行くついでにH川家にお届けする。玄関先で喋っていると終盤になって黒助が様子を見に出て来た。8kg超で相変わらずデカい。

M上さんの車近くに猫がいる!ライトで照らしてみると茶白だ。もっとよく見ようとするとのそのそと逃げ出し、モタモタと道路を渡って3号棟の植え込みに消えた。

先だっての夜にも、薄茶色のもこっとした猫がノロノロと3号棟側へ逃げて行ったことがあった。まさかゴールデン?!と思ったのだが、この茶白だったようだ。鈴付きの首輪をしていた。2号棟1階端っこのS木さんちの飼い猫かもしれない。それなら手術済みだろう。
(後で今年の2月に1号棟側で見かけた「通りすがりの茶白」の写真をチェックすると多分同じ猫だと思う。)だとすると春夏ごろだったか4〜5号棟で見かけた茶白もこの猫だった可能性が高い。

最近、オセロがM上さんの車の後ろの餌を食べているらしい。よく見かける。伸介は27日の午前7時半ごろ、T水さんちの周りを歩いて行くのを目撃した。猫嫌いのT水氏が長期留守の間は餌をもらえるらしい。T水氏は夫人が設えた段ボールハウスを壊し、外猫をベランダで見かけると棒を振り回して追い払うとんでもない輩だ!

そんなこんなで外猫たちはちゃっかり餌場を複数確保して、オセロも伸介も最近はH川家のベランダに来なくなったそうだ。H川家は最後の砦にできるので、伸介、オセロは安心して他で餌を食べているらしい。そんなたくましい猫たちにはホッと安心する。

山手到着は7時50分ごろ。
ワカメとブラビーは正門内側の「東側猫庭園」で待っていた。
ワカメと歩調を合わせて歩き出した時、タヌキの一団が特別棟の方からさっと道路を渡って坂道に向かう。4頭揃っている。

タヌキたちも正門近くで待つようになったらしい。呆れた!

私たちを囲んで4頭が従いてくる。ワカメは明らかに迷惑そう。

やっと餌場に到着し、猫たちにシーバ3袋を与える。
こたぬたちはロッカー餌場の前で待っていたがタヌキの餌場にドライを置くと一斉に群がってパリポリ。

猫たちに缶詰を与える段になると嗅ぎつけてこたぬたちがやって来る。そこで、大きな犬缶を3個持って外へ出るとタヌキたちはそれが何であるのかをよく知っていて、餌場に集まって待機する。スプーンですくって全員に行き渡るように投げ与えるのはいつも通り。

1頭あたり300grくらいは口に入っているはずだ。300grといえば猫缶の大2個分くらいだ。猫よりもずーっと体重は少ないに違いないのにまったくよく食べる!

猫たちは缶詰4個を食べた。シーバも数粒残っているのでタヌキの餌場に持って行く。片付けて給水し、帰ろうと外へ出ると「フカ」が逃げずにじっとこちらを見る。「フカ」の被毛を観察しつつ話しかけているとU野さんがやって来た。こたぬたちは慌てて逃げ去る。

U野さんは正門を閉めに、私はハウスのカイロを取替えに行く。

タヌキがウロウロしているので、ワカメはさっさとハウスに入ってしまった方がいい。だが、ワカメは庭園にやって来たもののハウスには入らず植え込みの中に座っている。ブラビーもいるから大丈夫だろう。(ワカメを守るということはないだろうが。)


2010年12月28日(火) ワカメ、ブラビー、こたぬ3頭に給餌。

またテレビの話。息子が留守だし外出の予定もないので視聴三昧というか録画番組を居眠りしながら視聴した。

どんな番組を見ているか(見ようとよく録画しているか)というと、日曜美術館、題名のない音楽会、語学番組(英独仏伊韓)、NHKスペシャル、ETV特集、福祉番組、徹子の部屋、スタジオパーク、ニュース、ドキュメンタリー、映画、特別ドラマや韓国ドラマなど。

ジョセフ・ショールズさんと鳥飼久美子さんの「ニュースで英会話」は好きで毎回録画している。特にショールズさんが好きなのだが、数年見ないうちにやはり年を取った。(こちらも負けずに取ったが)。ショールズ氏は青い目に頭髪は黒っぽいブルーネット。ドイツ系かなあ?

*****

午後7時25分ごろ山手へ。外へ出たら思いがけず暖かい。
今夜もブラビーは正門のすぐ内側、ワカメはその脇の「東側猫庭園」で待っていた。

ブラビーがワカメにすり寄って押すのでワカメは真っ直ぐ歩けない。そんなワカメに寄り添ってゆっくりゆっくり坂道を上がる。
たぬきの姿は見えない。

猫たちにシーバ3袋を与えているとこたぬ1頭が現れた。背白のようだ。もう1頭現れたのでドライをたっぷり与える。しばらくするともう1頭も参加。「フカフカ」がいないようだ。段々フカフカでなくなってきたので「フカ」にしよう。

ワカメたちにミニ缶5個を与えているとこたぬたちがこちらにやって来た。油断するとすぐに上がってくるので、こたぬ3頭に犬缶2個を与えに行く。缶詰の匂いにつられて私の手元から食べそうなくらい近寄ってくる。3頭に平等に行き渡るように投げるが、食べ方が速いのですぐになくなる。
レーズンロール3個もそのようにして与える。

背白が一番なつっこいというか、大して逃げない。みんな禿げ禿げだが栄養が足りていて身体は丸々している。

今日はさっさと済ませて、ハウスのカイロを取替えに行く。
その間に警備のN村さんがやってきたらしく喫煙室に入って行くのが見えた。


2010年12月27日(月) ワカメ、ブラビー、こたぬファミリー4頭に給餌。50インチのテレビが届いた!

今朝から息子は3泊4日でシャトー塩沢にスキーに行った。
\(●^o^●)/ばんざーい♪♪
夫や息子は「元気で留守」がいい。 

我が家はテレビ好き。ずーっと前から一家3人マイテレビを持っていた。っていうか、リビングに大き目のが1台、夫と息子の部屋に1台づつ。合計3台。

地デジ移行の掛け声にも、すぐさま飛びつかずしばし静観していたのだが、去年の暮れ、新し物好きの夫が我慢できずに37インチの日立WOO(液晶)を購入。自分の部屋に置き、テレビゲームばかりして独り占め。だが、WOOはHDD内蔵で簡単録画できるのがいい。

3月にヤマダ電機で42インチのWOO(プラズマ)を衝動買い。その時46インチも傍にあったのだが、店での映りが42インチの方がいいように思えた。リビングに置くともう少し大きくてもよかった。エコポイントを考慮すれば大した価格差にはならなかったのだから46インチを買えばよかった、と後でずい分悔やんだ。

息子の部屋のアナログテレビにチューナーを付けて地デジも見られるようにしたのだがBSが見られないし画像がきれいでない。録画もできないので息子は承知しない。そこでリビングのWOOのみならずリビングそのものを占領。母ははじき出されてしまった。(>_<)
そこで息子の留守に見ようと録画しておくのだが、消されてしまったりロクなことがない。内蔵だけでなく、外付けHDDを私専用にしたのに、息子の「魔手」はそこへも及ぶ。<`〜´>

11月の或る日、近くの「おしどり寿司」へ行ったついでにすぐ傍に開店したノジマ電機に行ってみた。するとチラシには出ていない新型WOO50インチが格安で展示してある!11月いっぱいでエコポイント満額は終了となるし、ノジマのポイントもいっぱい付くということでまたもや衝動買い。

駆け込み需要で、11月に予約してもお届けは1月4日になるということだった。だが、先週、年内お届けが可能になったという電話があった。そこで今日届けてもらうことにした。
でかいアナログテレビはリサイクルで引き取ってもらう。
リビングの42インチは息子の部屋へ。

リビングには晴れて50インチのWOOが鎮座ましました。新型なのでダブル録画しながら別の番組も見ることができる。画像も明るくきれい。大満足。保存するわけでもないのにDVDやブルーレイに録画するのは面倒くさい。
WOOはとっても便利でお買い得なのに回りにWOOを買った人はいない。
宣伝も殆どしないし地味だ。我が家はWOOを3台も買っている「珍しい家族」だ。日立から感謝状でももらわなくては。

******

午後7時40分ごろ山手へ。
このところ、ワカメとブラビーは「東側猫庭園」で待っている。
こたぬたちがロッカー餌場付近で5時ごろから待っているせいだ。

坂道を上がって行くと、既に4頭がウロウロしている。良かった!背白も無事だった!

だが、ワカメの方へ寄ってくるので私がワカメに寄り添って守る。

ワカメたちにシーバを与えておいてこたぬたちにはドライをどっさり与える。

ワカメたちにミニ缶を与えているとこたぬたちが鼻をヒクつかせている。犬缶2個を持ってたぬきの餌場へ行くとみんな期待に燃えて待っている。大きいスプーンで一さじづつすくってみんなが平等に食べられるように投げ与える。2缶はすぐになくなったのでレーズンロール6個を同じように投げ与える。

背白が猫の餌場にやって来て待機する。私が追い払わないと上がってきて横取りしてしまう。

トレイを洗っている隙に上がりこみ、ワカメの傍にいるではないか?!慌てて追い払う。

猫たちにはシーバ3袋、ミニ缶5缶を与える。シュシュ缶は余ったので犬用ドライの上に置くと4頭が群がって食べる。

こたぬたちが蜘蛛の子を散らすように逃げたので、きっとU野さんがやってきたのだろうと思ったらやっぱりそうだった。どういうわけかN村さんだとあまり逃げないのにU野さんだとさっさと逃げてしまう。

喫煙室で休憩、灰皿掃除を終えたU野さんとしばし立ち話。

ハウスのカイロを取り替えて帰る。


2010年12月26日(日) ワカメ、ブラビー、こたぬ3頭に給餌。みちよさんの49日法要に裾野市へ。

しばらく前、みちよさんのご遺族からご近所の親友7名にも是非49日の法要に出席してほしいとの要望があり、今日、親友のひとりが運転する車で出掛けた。(その車には定員いっぱいの5人が搭乗。)

法要は12時から。2時間もあれば十分だが、大事をとって朝9時出発。東名は空いていた。足柄SAでトイレ休憩。早すぎるので時間つぶしをしていると、別動体の親友2名に遭遇。

ドライバーのK崎さんは運転が大好きで方向感覚にも優れ、任せて安心だった。

大勢の親族に混じり、曹洞宗の菩提寺で無事、法要を済ませマイクロバス2台でお墓に納骨に行く。富士山が大好きだったみちよさんの望み通り眼前には富士の雄姿がくっきり。頂上近くでは地吹雪が吹き荒れているらしく雲がたなびいているように見える。

その後、仕出し料理屋の「みよし」へ行き会席。さすがみちよさんの親族は皆、感じよい。お料理もおいしくお腹いっぱい。

3時半には引き上げて帰途につく。途中事故渋滞があったので海老名SAでトイレ休憩。そこでお茶を飲みながら1時間もお喋り。5時過ぎに外へ出たら真っ暗。事故渋滞は解消しており、6時ごろには帰り着いた。だが今日は寒かった。

*****

午後7時40分ごろ山手へ。
今日も犬缶などをカートに入れてゴロゴロ引いて行く。

ワカメとブラビーは正門の内側すぐの「東側猫庭園」で待っていた。きっとロッカー餌場近くにはこたぬたちがウロウロしているのだろう。

だが、坂道を上がって行ってもこたぬたちは現れない。
ワカメたちにシーバを与え、レトルトを出したりしていて、ふと振り向くとこたぬ2頭が餌場に上がろうとしている。

慌ててタッパーに入れたドライをたぬきの餌場で空ける。
こたぬは3頭。背白がいない。

猫たちにレトルトを与えていると、こたぬたちが嗅ぎつけてやってきた。
犬缶を与える。レーズンロールも3個、平等に口に入るように投げ与える。
N村さんがやってきたが、何故かこたぬたちはN村さんが来ても平気だ。逃げずに食べ続けている。U野さんだと逃げる。

猫たちにはシュシュ缶2個も与える。シーバは3袋。

こたぬが食べ終わるまでじっと待つ。そして給水し、餌場を片付ける。

私が動こうとするとこたぬ3頭がじっと観察している。

ハウスのカイロを取り替えて帰る。


2010年12月25日(土) ワカメ、ブラビー、こたぬファミリー4頭に給餌。CN会長夫妻謹製のクリスマスケーキ購入。

10日くらい前、去年はクリスマスケーキをキャットネットかまくらの会長夫妻にお願いしたことを思い出し、今年は我が家の分だけささやかにお願いした。プリン大も3個注文。凝り性の会長夫妻は材料も特別厳選されたものを使う。甘さ控えめでとてもおいしい。

毎週土曜日には材木座センターでプリンを販売するので、それに合わせて今日、息子の送迎のついでに受け取りに行った。

夕食はカレーにするつもりだったが、ケンタッキーがいいとの要望があり、帰りに本郷台駅前のケンタに行った。店の外まで行列がはみ出し、中では予約の大きなバレルがいくつも並んでいた。だが、思ったほど待たずに買うことができた。でも何だか高いような気がする。

******

7時25分頃山手へ。
ワカメとブラビーは「東側猫庭園」にいた。
到着の遅いワカメをこたぬたちが取り囲み、噛み付こうとしたので慌てて大声で追い払う。猫たちが主役なのに多勢に無勢でどうも劣勢だ。

勿論先に猫たちにシーバを与えていると待ちきれなくなったこたぬたちがロッカー餌場に上がってこようとする。ひとまず追い払いタヌキの餌場へ。

こたぬたちも従いてきて待っている。たっぷりのドライを空ける。

ワカメたちにシェフ缶を与えていると匂いを嗅ぎつけてこたぬたちはソワソワ。仕方がないので犬缶を2個持って行くともう期待に燃えて待機している。スプーンですくって4頭みんなに行き渡るように与えたがすぐになくなってしまった。レーズンロールもちぎって分け与える。

ロッカー餌場ではシーバ3袋、シェフ缶4缶を与えた。少し残ったのでそれもタヌキの餌場に持って行く。まだドライが残っているしたっぷり食べた。
疥癬が治らないのならせめてお腹いっぱい食べさせてやりたい。

ユーチューブで見たのだが、子犬だと思って育てたらタヌキだった、というのがあり、そのタヌキは映像では背中側は毛があったが腹側は毛がなかった。家の中でだけ飼っていたのだろうから、生まれながらにして疥癬症だったと思う。大体、飼い主?は野生動物を飼育するのは禁止されていることを知っているだろうに。その上、疥癬症なら獣医さんに相談すればいいのに。

1年後、その飼い主男性の膝の上で絶命したというが、たった1年しか生きなかったということは、多分疥癬症が悪化したのだろう。

山手でこれまで私が見てきたタヌキはみなひどい疥癬症に罹っていた。健康なタヌキは自分で餌が取れるし、警戒心も強いから私の前には現れないのかもしれないが。

それにしても、子タヌキだからかこんなにいそいそと毎夜集まるなんて初めてだ。

満腹になったか、もうこれ以上缶詰は出てこないと思ったか、タヌキたちは解散した。

U野さんがやって来てちょっと話していると教員の車が入ってきた。

今日は寒いのでハウスに入るようにワカメを呼び、カイロを取り替えているとギャーッ!とワカメの声。しつこいブラビーに怒ったのだろう。

ワカメが来ないので心配になり呼んでいると平戸池庭園から姿を現した。ブラビーが喜んで駆けつける。ワカメはまだハウスに行かないと言う。

ブラビーを可愛がっていると、ワカメは植え込みから出てきてじーっと見ている。そのうちにハウスに入るだろう。


2010年12月24日(金) ワカメ、ブラビー、こたぬファミリー4頭に給餌。

それぞれ脈絡のないことを多数記憶して行動しなければならない。例えば、息子関係のことで毎月の申し込み締め切りが5日と15日はショートステイとガイドヘルパー、20日は通所先の公休希望だ。しかも来月分と再来月の分の申し込みが混在している。こんがらがってしょっちゅう忘れる。

息子の部屋はキャットフード、猫砂、ドッグフードなどの段ボール箱が山積みになっている。テレビ買い替えのためこの際、段ボール箱を撤去してスッキリさせたい。だがそうすると撤去すべき段ボールは一体どこへ???
それが問題だ。テレビは27日に来てしまう。

気ばかり焦って何も手に付かぬうちに夕方になり、夕食の支度だ。今日は肉じゃが。大鍋いっぱい作ったのに評判よく、空っぽに。

年賀状の投函締め切りも明日だ。去年だったか恩師と連絡がつかなくなってから(名宛人不明で戻ってきた)空しくなって年賀状を書く気がしなくなってしまった。近くにいるのに10年以上も会っていない人は多分今後も会うこと(つもり)はないのだろうから、惰性で年賀状だけやり取りすることを止めたくなった。逆に近くでしょっちゅう会っている人にも出すのは止めた。

そうやって削っていくとどんどん減り、20枚弱くらいになった。
みちよさん夫妻は500枚近く出していたし、お嬢さんもひとりで150枚も出していた。仕事がらみなどの「義理」は1枚もないのだからスゴイ!

*****

ドッグフードなどを山手に持って行ってしまおうと、カートを引っ張り出した。犬・猫用缶詰をたくさん詰め込んだらめっぽう重い。自宅から山手までのゆるい坂道の辛いこと。重くて全然前へ進めない。しかも間の悪いことに右足首が痛んでビッコを引く。しばしばこんな風になり2時間くらいで治ってしまう。こむら返りとか「つる」とか、そういう類の痛みなのだと思う。運動不足か。

坂道にさしかかるとワカメとブラビーが喜んで迎えに来てくれる。こたぬたちも喜んでいる。が、この急坂がきつい。やっとロッカー餌場にたどり着きヒーフー!

まずワカメたちにシーバを与えておいてタヌキの餌場にドライフードをどっさり空ける。こたぬたちは夢中になって食べていたが、しばらくするとこちらを窺い、「缶詰くれ!」とデモる。

犬缶2個を開けてドライの上に掛けていると、待ちきれなくなった3頭がやって来て目の前でパクパク。地黒が近寄れないでいるので、スプーンですくって投げてやる。みんな平等に食べられるよう気を配る。あっという間に食べてしまう。フガフガピーピー(おいしい!おいしい!)と声を出して食べている。

猫たちに海缶3個とシュシュ1缶を与える。
たぬきたちは鼻がいいらしく嗅ぎつけて猫の餌場にやって来る。背白が一番積極的で隙あらば上がりこもうとする。スフィンクスもひところはガリガリに痩せていたが最近よく食べるので丸々してきた。これで被毛があればコロコロだっただろうに。

警備のN村さんがやって来て喫煙室の灰皿の掃除をするという。
タヌキたちはちょっとは逃げるがすぐに戻ってくる。U野さんの時よりもN村さんの時の方が逃げない。

結局諦めて3頭は立ち去ったが地黒だけが食べ続けている。

猫の餌がほんのちょっぴり余ったので地黒に与える。

さてカイロを替えて帰ろう。

庭園から出てきたらトラックの前にタヌキがいる。どの個体かは分らない。




2010年12月23日(木) ワカメ、ブラビー、こたぬファミリー4頭に給餌。CNエイコさんに同道。

キャットネットかまくらのエイコさんが依頼主に頼まれて昨夜母猫の捕獲を決行。なかなか入らなかったが午後10時半ごろやっと入った。
 
捕獲作業の最中、藤沢市松ヶ丘の11匹捕獲についてCN会長から依頼があり、エイコさんが保護主と携帯で話すこと30分。電話代もバカにならないのに自腹だ。エイコさんのような「お人好し」でないととても勤まらない。

しかも電話ではラチが開かないので捕獲作業の最中に松ヶ丘まで出向いた。おまけに松ヶ丘を桜ヶ丘と間違えてさんざん迷ったらしい。保護主は警戒心いっぱいの人で、1匹だけ手術すればいいだろうと言うのを、11匹いるのなら全頭手術しないと意味がないこと、ボランティア獣医さんに頼むので個人で3匹手術する費用で11匹できる旨、じっくりと説明。

さすがエイコさん、頑なだった保護主の心を開かせ、費用についてもお隣と折半。おまけに自治会からも補助が出ることになった。臨月のような母猫がいるというので今日、明日、早速捕獲作業をすることになった。

エイコさん、昨日の午後は材木座センターでCNの会議に出席し、夜には遅くまで捕獲作業に、説得作業。睡眠不足で倒れそうになっているが懸案事項が山積みだ。

昨夜捕獲できた母猫を今朝もも動物クリニックに連れてきたついでに私をピックアップして材木座センターへ。CNのI田さんが保護した仔猫の里親希望者とのお見合いに同席するためだった。行ってみると会長夫妻も来ていた。

材木座3丁目のセンターは裏通りの目立たないところなのに、表に遠慮がちに張ってある猫のポスターなどに目を留める人が結構いて、今日の里親希望の家族もそうして問い合わせてきたのだ。横浜市金沢区在住。9歳くらいのお嬢さんは仔猫を抱いて離さない。

その仔猫がまたすっごく可愛い変わり三毛猫でコロコロしていておとなしいことこの上なし。飼い猫が鎌倉山の公園に捨てられていたらしい。3日3晩泣き叫んでいたという。

話はとんとん拍子に進み、年明け早々の5日にお届けということになった。勿論契約書を交わし、各種実費は負担してもらう。

お届け前に不妊手術と2回目のワクチンも済ませてしまうことにしたが、それもI田さんではなくエイコさんが引き受けることになる。これではエイコさんの身体はいくつあっても足りない。

午後1時過ぎに解散し、エイコさんと私は新装なった港南台バーズの食堂街へ。鵠沼の自然食バイキングレストラン「ひな野」が入っているのでそこへ行く。エイコさんたちは次回の同窓会をここで開くそうだ。中・高の同窓会を年4回も開いているという。スゴイ!
バイキングなので食べ過ぎた!苦しい!

ユニクロも覗いてふたりとも特売のレギンスを購入。

猫の引き取りは5時以降だというが、エイコさんはこれから捕獲作業がある。4時だがもも動物クリニックへ行ってみる。
引き取れるというのでラッキー!
ついでに院長にタヌキの悲惨な現状を訴え、今後どうすればいいか相談する。8月から24本も疥癬薬を投与したのに改善するどころかどんどんひどくなっている。だが、疥癬薬はきつい薬なので永続的に投薬することはできないとのこと。(私もそう思った。)院長の意見も思った通り、野生動物だし、お手上げなのでこのまま見守るしかないという。
手は尽くしたし栄養は足りている。後は本タヌキの生命力次第か。

猫用のカイロなどを買って帰宅する。

*****

昼食べ過ぎたせいか、夜は全く食欲がなくグッタリ。1時間近くウツラウツラして午後7時45分ごろ山手へ。

タヌキも猫も待っていた。
しまった!寝ぼけていたので犬用ドライを持ってくるのを忘れた!

ワカメたちにシーバを与えておいて犬缶400grを2個こたぬたち4頭に与える。固めなのでスプーンですくって平等に行き渡るように投げ与える。あっという間に食べてしまい、勿論まだ口を開けて待っている。レーズンロール9個もちぎって平等に行き渡るように投げ与える。
まだまだウロウロしているので猫缶160grを与える。

警備のU野さんがやって来たのでこたぬたちはやっとロッカー餌場の前から離れた。だが話していると、しばらくして姿を現す。

ワカメたちが缶詰やレトルトを食べているとそれを狙って盛んに上がってこようとする。あんまり近くに来るので久々に写真を撮ることにした。
(今日の写真ページは既にアップしてある。)

猫の餌場には何も残さず、餌バッグなども高いところに吊るしてから給水に行く。

片付けてカイロをハウスに入れに行くと、こたぬたちがゾロゾロ従いてくる。ハウスにカイロを入れたが、餌と間違えてまさかこたぬたちがハウスに入り込むようなことはないだろうなあ?!
ワカメはこたぬたちに囲まれて慌ててハウス右に入った。
ブラビーは外でウロウロ。

こたぬたちは尚も追ってくる。呆れた!


2010年12月22日(水) ワカメ、ブラビー、こたぬ3頭に給餌。

午前8時過ぎにメールが入った。キャットネットかまくらのエイコさんからだった。今夜メス1頭捕獲予定があるが明日、もも動物クリニックで手術してもらいたい。ももさんは今日休診なので私から明日の手術の都合を訊いてくれないかというもの。

10時ごろ電話してみたら留守電ではなく助手のロクちゃんが出た。事情を話し、明日搬入OKをもらう。今夜〜明朝の捕獲に成功したら明日、エイコさんと会うつもり。
エイコさんは少々仕事もしながら猫たちの捕獲・搬送・里親探しなどなど1年中休む暇がない。おしゃれで気立てがよくソフトなので誰にでも好かれている。

午前中、生活クラブ生協の配達があり、食材がどっさり届いた。
仕分けをしているともうお昼近い。

午後は郵便局経由農協バンクへ。大分前から溜まっていた用事をやっとすべて済ませた。カレンダーをもらおうと思ったら大きな月めくりカレンダーはもうないとのこと。しまった!ここのは気に入っていたのに。へんてこりんなのを2種類もらって帰る。
窓口の女性がマスクをしているのだが、ひどく咳き込みマスクを通しても風邪が移りそう。大分浴びた後だが手持ちのマスクを着用する。これ以上悪化しては敵わない。アチラは若いがこちらは年配だ。太刀打ちできぬ。
おつかいせずに一目散に帰宅。

*****

午後7時45分ごろ山手へ。
坂道の下でブラビーが、平戸池庭園でこたぬたちが、トラックの下でワカメが待っていた。

こたぬたち用のトレイは水容器の隣に置いてあった。どこかに転がっていたのを拾ってお掃除のおじさんが置いてくれたのだろう。

猫たちにはいつも通り給餌。

こたぬはフカフカと地黒が来ている。ドライをたっぷり与える。
レーズンロールを2個分ちぎって置くとすぐに食べてしまった。餌やりの時にはあんまり逃げないのでよく観察できる。地黒の疥癬は改善しつつあるように見える。

この2頭が十分に食べていなくなってから背白が現れた。レーズンロール1個分をちぎって与える。

こたぬたちは車が通ったり人の気配がする度、散らばって逃げるがすぐに戻ってくる。

警備のN村さんとちょっと話してから、帰る。


2010年12月21日(火) ワカメとブラビーに給餌。ユウコさんと「午後の音楽会」へ。

今朝いつも通りに6時半に起床したが、ボーっとしてフラフラだ。家族を送り出してから8時半にベッドへ逆戻り。といってもユウコさんと12時に本郷台駅で待ち合わせをしているので好きなだけ寝ているわけにもいかない。結局11時近くになってゴソゴソ起き出す。

駅まで歩いて電車に乗っていると間に合わない。家人に頼んで本郷台駅まで送ってもらう。それでも5分くらい遅刻。途中、ユウコさんの携帯に電話するが通じず。

無事合流して、やはり以前も「午後の音楽会」へ行く前にユウコさんと一緒に入った蕎麦屋へ。私は風邪で不調だが、彼女は友人と渋谷の文化村→帝国ホテルのバイキング(招待券があって誘われたとか)で食べ過ぎて胃腸が不調なのだとか。そこでふたりとも「吹き寄せ」という名の、その実「おかめ蕎麦」を頼む。丁度満席で老夫婦と相席のお座敷席に着いた。

満席はいっときで12時半を過ぎると嘘のように空いた。すぐ傍のリリスホールの「午後の音楽会」は1時半開場だから次回からは12時半に約束しよう。

食べ終わり、会計をしようとバッグを開けて愕然!財布を忘れてきた!帰りにおつかいも、と思っていたのでユウコさんに5千円借りることにする。

店を出て数歩歩いたところで、蕎麦屋の女性店員さんが追い掛けて来た。満面に笑みを浮かべて「覚えてますか?!」う〜〜ん、この美人さん、誰か女優さんに似ているが・・・と思案していると、ヒント。「ヨーカドー」と言う。
ピン!アッ!そうだ!桂台のヨーカドー1階で長らくハンバーガーショップの店長をしていたKザイさんだった!息子が保育園に行っていた頃から見知っていたからもう25年くらい前になる。ハンバーガーショップが閉店になり、その後写真ショップになっても店長をしていた。
小柄で細身、愛想もよくて本当にきれいな人だった。男性ファンも多かったはず。

その写真ショップも閉じて久しいし、もう大分前から桂台のヨーカドーへはあまり行かなくなっていた。

蕎麦屋でもキビキビと愛想よく立ち働き、その動きから漠然とかなり若い女性店員だという印象があったが、Kザイさんはもう50台後半ではないか?相変わらずの美貌、若々しい体型、立ち居振る舞いなので驚く。
それにしてもなんという働き者!娘さんがふたり居たが、きっともうお孫さんもいるだろう。

奇遇に驚きつつリリスホールへ。
予めリリス券を買ってあったのでひとり700円。
この価格が素晴らしいではないか!

今日はピアノ:星めぐみ、フルート:林晃子、長崎宏美で
パッヘルベル/カノン
ヴィヴァルディ/「四季」〜冬
シューベルト/「冬の旅」〜旅宿、菩提樹
シベリウス/樅の木 作品75−5
シベリウス/フィンランディア 作品26
バッハ・グノー/アヴェ・マリア
バッハ/羊は安らかに草をはみ
モーツツァルト/アヴェ・ヴェルム・コルプス
ピアポント/ジングルベル
バーリン/ホワイトクリスマス
アダン/オー・ホーリーナイト
クリスマス・キャロル・メドレー
バーナード/ウィンターワンダーランド
チャイコフスキー/「くるみ割り人形」〜花のワルツ

アンコールも含め2時間弱。丁度いい。明るく楽しい演奏だった。クリスマスメロディ特集の時には、遥か昔の学生時代(大学1年生の時)クリスマス時だけの聖歌隊に応募して構内で歌って回ったことを思い出した。Oh!Holy Nightは特に美しい曲で大好きだった。しみじみ。

リリスから駅までは2分くらいなのでユウコさんを送らず、バスで帰るべくそこで別れた。バス停までは5〜6分歩く。バス賃の小銭に困らぬよう野菜直売所に入った。みかんといちじくジャムを買う。
最寄のバス停「稲荷森」からはおつかいなどせずにまっしぐらに帰宅する。

*****

夜になると予報通り雨が降ってきた。
山手へ行くのは8時10分になってしまった。かなり降っている。

ワカメとブラビーはトラックの下にいた。たぬきの姿はさすがに見えない。
猫たちに給餌してから、こたぬたちにドライの置き餌をしようと思ったが大きめで丸いので喫煙室前の床に置いてもコロコロ転がってしまうだろう。

見ると隅っこに汚く放置されている大き目の鉢皿がある。これを洗ってたぬきのトレイにしよう。喫煙室のタワシを使ってきれいに洗う。
ドライフードをそのトレイに山盛りにして置いておく。

ブラビーが身体をぶるんと震わせると水しぶきが飛んだ。ブラビーの身体を拭き、ワカメも拭く。逃げない。アララ、相当濡れている。ということはどこか濡れる場所で私の来るのを待ったがなかなか来ないのでトラックの下に避難したらしい。可哀相に。

ワカメを捕まえて膝の上に乗せ、暖かい手で撫でて被毛も乾かす。冷え切っていたらしいワカメは喜んでゴロゴロいっている。
ワカメの尻尾の付け根に大きな毛束が出来ていてこないだはさみで切ったのだが、取りきれていない。丁度膝の上に乗っているし、この際きれいに切り取ってしまおう。手探りで根元からしっかり切り取った。これできれいになった。

しばらく抱っこしていたが、この雨の中、ハウスまで行くだけで濡れてしまう。そこで抱っこしてハウスまでお連れ申し上げることにした。
だが、その母心も知らず、抱っこしたまま立ち上がるとギャーッ!とものすごい悲鳴を上げる。傘を差してハウスまで行き、ハウス左にワカメを放り込む。

餌場に戻るとブラビーがロッカーの上に乗っかっていた。さっきのワカメの悲鳴に恐れをなし、ひとまず高いところへ避難した模様だ。私を見て下りてきた。餌場を片付け、カイロを持ってハウスへ行く。ワカメの毛布の下にカイロを突っ込み、ハウス右にも入れておく。ブラビーは餌場に留まったまま。

帰ろうとしているとU野さんが正門を閉めたところだった。


2010年12月20日(月) ワカメ、ブラビー、ふぁぴー、こたぬファミリー4頭に給餌。

風邪は大分治まってきた。
明日、近場で小さなコンサートに行くので風邪引のままだとマズイ。

*****

午後7時50分に山手へ。昼間はすごく暖かかったが、昨日と同じく完全防備で外へ出たら上階の娘さんが帰ってきた。短い上着にミニスカートという軽装だ。なるほど夜になっても暖かい。

平日なのでパッと見にはこたぬたちの姿は見えない。ブラビーだけがどこからか出て来た。ブラビーに給餌しても私がワカメを探しに餌場を離れれば従いてくるだろう。その隙にタヌキが餌を取りに来るに違いない。

そう思って外へ出たらこたぬたちがわらわらと集まってきた。
そこへワカメがやって来た。ブラビーが喜んで迎えに行く。途中でこたぬたちに睨まれている。救出に行くとタヌキたちが逃げてワカメとブラビーは無事にロッカー餌場到着。

シーバを与えておいてタヌキの餌場にドライフードを600grくらい置く。こたぬファミリー4頭がやって来てパクパク。

大きさは4頭みな殆ど同じだが、禿げていなくて一番落ち着いているタヌキを母タヌキだと私は思い込んでいるのだが、違うかもしれない。ネットでチェックしたら初夏に生まれて秋には子供たちだけで暮らすようになるとある。としたら4頭は母子ではなく兄弟なのだろう。もっと大きな母タヌキがいたような気がする。

ワカメたちはシーバも大分残している。k/dのレトルト1個、海缶1個、旬缶1個を与えるが、k/dが残ったので、タヌキに与える。レーズンロール6個も。すべて完食。

だが、母たぬ改め「フサフサ」が餌場の前に来て、盛んにこちらを窺う。多分、缶詰が欲しいのだ。近くへ来たからよく観察することができたが、この「フサフサ」も一見そう見えるだけでやはり疥癬に罹っている。放置しているとそのうち毛が抜けてくるだろう。あーあ、みんなかわいそうに。

警備のU野さんがやって来たのでしばらくタヌキ談義する。

暖かいが一応カイロを取り替えて帰る。


2010年12月19日(日) ワカメ、ブラビー、こたぬファミリー4頭に給餌。

風邪は一進一退。くしゃみと鼻水、目はショボショボ。
午前中は何かと忙しくバタバタしていたが、午後ゆっくりとテレビ観賞。息子が録画していた「神戸港の夜景」などを見る。

更に録画「いい旅、夢気分」を見ていたらこの水曜日に行った葉山の立石海岸が出ている。ゲストが訪れたイタリアンの名店というのは先日の「ドン」ではなく古民家レストランの「イル・リフュージオ 葉山」というところだった。開店半年だというのに2週間以上前に予約しないと入れないそうだ。ランチはセットで1500円からとリーゾナブル。

思い出して洗濯機をセットする。
そうしておいてまた録画の「リトルチャロ(英語)」「ドイツ語講座」「9月22日分の韓国語講座」を見る。ドイツ語講座ではベルリンの蚤の市がテーマ。旧東独の人々が結構登場している。ン十年も前だがシュトゥットゥガルト大学の学生向けツアーで壁崩壊前の東西ベルリンを訪れたことがあるので感慨深い。
韓国語講座は実に半年ぶり2回目だ。スイスイ進んでいてさっぱり分らん。老骨にムチ打ってチンタラシコシコやっていれば分るようになるのかしらん?

「しむら動物園」を見ているうちに30分以上居眠りしてしまい、その間に
洗濯が終わっていたらしいが全然気付かず。5時半ごろになってハッ!慌てて暗いベランダに干す。空気は乾いているから大丈夫だろう。

*****

午後7時半ごろ山手へ。寒いが2重ズボンで下半身の保温はバッチリ。
坂道の角でブラビーが待っていた。見上げるとこたぬたちが3頭待っている。ワカメはトラックの下から出てきた。

こたぬたちがざわざわしているので先にたぬきの餌場にドライを置いていると不満に思ったワカメたちがやって来てドライを食べようとする。呼んでもロッカー餌場に戻ろうとしない。だが、こたぬたちがやって来てワカメたちを追い立てた。母たぬも加わって4頭が勢ぞろい。

ワカメたちにはシーバ3袋、レトルト5袋を与える。

そうだ、こたぬ3頭に最後の投薬をしよう。だがうまく3頭に分配できるだろうか?心配だったが何とか、スフィンクス、背白、地黒3頭に疥癬薬入りのパンを食べさせることが出来た。これでも全く効き目がなければお手上げだ。

犬缶を開けていると缶詰に目がないこたぬたちは寄ってきた。私が立ち上がるともう飛びついている。そこで近くでよく観察すると本当に皮膚は悲惨な状態だ。だがよく食べているのでガリガリに痩せてはいないのが救いだ。
今日最後の投薬をしたので、何らかの改善が見られるかどうかしばらく観察してから今後の方針を決めよう。

たっぷりあったドライも全部食べてしまってまだモノほしそうにウロウロするこたぬたち。

レーズンロールがまだ2個残っていたのでちぎって置いているとトイレを済ませたらしいワカメが土手を下りてきた。背後にはこたぬたち。ワカメに対してブヒブヒ威嚇する。嫌がったワカメはすぐにトラックの下に避難。

警備のN村さんがやって来た。しばらく眺めていたとのこと。たぬき談義などをする。N村さんが喫煙室に入っている間にこたぬたちはパンを食べてしまい、まだ期待顔をしている。そこへN村さんが出てきたのでたぬきたちは去った。餌場には何にも残っていない。

今日昼間、N村さんは山手のラグビー部の試合を見に行ってきたとのこと。残念ながら負けてしまったそう。

ワカメを呼んでハウスのカイロを替えに行く。ワカメはハウス左に入った。ブラビーはまだ遊び足りなくてハウスには入らない。


2010年12月18日(土) ワカメ、ブラビー、こたぬファミリー4頭に給餌。

今日も家でゴロゴロしつつ思い付いて居間のカーテンを洗った。
レースのカーテンというか、(実はレースではなく模様のないポリエステルの半透明の生地)それが右半分、猫たちに引っ掻かれて10箇所以上も横に裂けてお化け提灯のように口を開けている。
その上の厚手のカーテンも毎日猫たちが爪とぎをするので糸がほつれて悲惨だが、一見しただけならまだまだごまかせる。

カーテンを取り替えてもまた猫たちが破くに決まっているので、取り替える気もしないがこのままではあばら屋もしくはお化け屋敷だ。
横に裂けているだけなので、とりあえずはアイロンでくっつく透明の裾上げテープのようなものがあれば良いと考えた。

で、先日コーナンで探したところ、透明の両面?!接着テープしかなかったのでそれを買ってきた。然し両面なのでテープの上に更に布地を当ててその上からアイロンをかけなければならない。その時一緒にいたノリコさんが後日当て布用の布地を届けてくれた。当て布が当たるとなると全然切れ目も模様もない1枚もののカーテンはきっとつぎあてだらけになるだろう。
想像するだにみっともない。でも、一応やってみよう。

*****

午後7時過ぎに山手へ。今夜は寒い。
坂道を上がって行くとロッカー餌場の前にたぬきが2頭、餌場にも1頭上がりこんでいた。ブラビーも餌場にいて迎えに下りてきた。ワカメはトラックの下から出てきた。

土曜日なので構内に人気がないのでたぬきたちは堂々と私の到着を待っている。だが、近づくとパーッと逃げる。

ワカメたちにシーバを与えておいてたぬきの餌場にレーズンロールを3個置く。1頭が2個咥えて逃げ、もう1頭(1号と呼んでいたがどれがどれだか分らないのでこのこたぬは脱毛が一番ひどいので「スフィンクス」と呼ぶ)は盛んに猫の餌場へ来ようとする。

ようやくスフィンクスにもパンを1個与えることができたが、パンはあんまり好きでなくしかもその場で食べるので戻ってきた他のこたぬに横取りされてしまう。結局母たぬと、2号(背中の禿げが白っぽく見えるので「背白」)と3号(身体が黒っぽく見えるので「地黒」)、ファミリー全員4頭が揃っている。
レーズンロールは6個全部放出した。ドッグフードも。

ワカメたちにはa/dと別の大缶を開ける。シーバももう1袋。

こたぬファミリーには猫たちに評判の悪い猫缶(大)を3缶開けて餌場に持って行く。

その間にスフィンクスが猫の餌場に上がりこみワカメを蹴散らしてトレイから食べようとする。大声で追い払おうとしたらトレイを咥えて逃げ出す。とんでもない!追いかけるとトラックの後ろでトレイを取り落として逃げた。

スフィンクスは隙あらば猫の餌を横取りしようとウロウロするが結局はいつもたぬきの餌場に戻って食べる。
こないだも今日も、他の3頭が去ってしまってからもひとり黙々とドライフードを食べ続ける。

こたぬたちには8月から疥癬薬の投与を始め、10月からは頻繁に投薬しているのだが、こたぬ3頭はいづれも禿げ禿げのままだ。通常は3回投薬すれば完治するというのに、一体どうして?それは飼い犬の場合だけなのかもしれない。あと3本疥癬薬があるのでそれを投与したらもう諦めよう。
ずい分寒くなったが餌がもらえるのでまだまだ大丈夫なようだが。

ロッカー餌場には残り餌などを置かないようにした。
置き餌はたぬきの餌場だけ。

帰りにハウスに寄ってカイロを取り替えていると坂道を警備のU野さんが上がって行く。こちらは暗がりなのではっきり私だとは分らないだろうから挨拶しておく。


2010年12月17日(金) ワカメ、ブラビー、母たぬ、こたぬ1号、2号に給餌。

昨夜から寒い。完全に風邪引き状態。元気が出ない。
今日は近くの郵便局と農協バンクに行こうと思っていたのだが、ヤル気が出ないので止めた。21日(火)にどっちみちそちら方面に行く予定があるのでその時にしよう。
腰の軽い人は一日に何度も外出するというが、とびきり腰の重い私は出る時にはいっぺんにあれもこれもやってしまおうとする。買い物もあんまり好きでない。面倒くさい。家でゴロゴロしているのが極楽、極楽。

毎夜、山手に行くのが唯一の運動だ。以前はスキーやテニスをかじってみたり、「楽々体操」なる全然楽でない体操コースにも通ったりしたこともあるのだが・・・

******

午後8時に山手へ。覚悟して出たのだがそれほど寒くなかった。
ブラビーは山の斜面で待っていた。ワカメはスカイラインで待っていたらしく駆けて来た。

ロッカー餌場に到着し、2匹にシーバ3袋、海缶2個、シュシュ缶2個を与える。

こたぬもすぐに出てきた。
8kg入りのドッグフードをネット購入してので小分けにして持ってきた。
たっぷり餌場に置く。母たぬも出てきたのでレーズンロールを2個置いたら、母たぬが戻ってきて2個とも咥えて行ってしまった。

もう1個置くと、こたぬ2号も咥えて行った。1号も出てきたので与えると、1号は咥えて持ち去らずに、前脚で押さえてその場で食べ始める。こないだもそうだった。そうして全部は食べずにドライを食べ始める。

しばらく3頭で食べていたが、缶詰をくれ!と催促しに来た。
仕方ない。犬缶400grを餌場に置くと3頭が下りてきてあっという間に完食。ドライは多く置きすぎて大分残った。

まず母たぬが去り、2号が去り、1号がいつまでも食べている。休憩室に給水に行くと1号が逃げてしまうので、1号が食べ終わるのをベンチに座って待つ。段々冷えてきた。

1号はやっと満腹になったのか、一旦平戸池庭園へ行きそれから「猫庭園」へと消えていった。

ハウスのカイロを取り替える。昨日のはすっかり冷たくなっている。
構内は最初からシーンとして教職員の姿は全くなし。


2010年12月16日(木) ワカメ、ブラビー、こたぬファミリー4頭に給餌。鶴見大学歯科へ。

やはり風邪気味だ。葛根湯で抑えているので重症化しないが鼻は詰まるしくしゃみが出る。頭はボーっとして全身倦怠感。

1ヶ月ぶりに鶴見大学歯科へ。左上奥から2番目の仮歯を本歯に入れ替えてくれるのかと思ったら、そこは仮歯のまましばらく置いておくのだそうだ。
日本テレビの丸岡アナウンサー似の美人歯科医、T村さんは、「今日は何をしようかなあ?」と思案している様子。

で、結局、歯茎のお掃除をして、次回は右下の歯茎切開・徹底お掃除をすることになった。1月31日(月)午前9時半。歯茎全体を6箇所に分けて切開お掃除をしているが、明らかに効果がありきれいになっている。気分もいい。だが切開手術そのものは2時間もかかり、術後もほっぺたが腫れたり内出血したりひどい目に遭う。みちよさんがとても心配してくれたものだ。

鶴見までは京浜東北線で30分以上乗る。これまでは電車に乗るなりみちよさんに長いメールを打ち始め、到着してもまだ打ち終わっていなかったりした。帰りにも「今、終わった、云々」とまたメール。

そういう楽しみも無くなった今、韓国語のテレビテキストを開いて眺めているうちにウツラウツラ。
去年の暮れ、地デジテレビを購入したらBS民放は韓国ドラマだらけ。画面がきれいなので喜んでたくさん見ているうちにいくつか言い回しが聞き取れるようになった。只聞き流しているだけでも大分分ったりするんだから、きちんと文法から勉強すればさぞかしよく分るようになるだろうと甘く考えて、テレビで学ぼうと思い立った。

友人のノリコさんは20年くらい前、家族で3年間ソウルに駐在し、その後もハングルを習いに行っている。ヨンさまの熱烈なファンでもある。
そのノリコさんに向かって「私の1年後を楽しみにしていて!」と大言壮語したのだが、昨日、「1年後はもう来てしまったから3年後にして!」と訂正したばかり。

実は、テレビ講座は第1回目を見ただけで、その後はテキストを毎月買うだけ。放送は録画するだけ。その録画も半年分くらいをきれいさっぱり息子に消されてしまった!(>_<)

それでもトイレで5分くらい見たりしているうちにハングル文字は大分覚えた。ゆるりと参ろう。しっかし、私ってこんなに記憶力が悪かったかしらん?!と思うくらい覚えられない。何とかならぬか?!

そんなことをつらつら考えていたら駅前から乗ったバスを乗り過ごした。乗り過ごせばまた別の最寄り停留所まで行けばいいのに、慌てて手前で下りて重い買い物荷物を担いで余分に歩く羽目に。完全にボケている。(ーー;)

******

8時少し前に山手へ。
ワカメとブラビーは昨日と同じく山の斜面で待っていた。

ロッカー餌場に到着すると、チラホラたぬきたちの姿はそちこちに。
ふぁぴーはいない。

ワカメたちにはシーバ3袋、旬缶2個、シュシュ缶2個。

こたぬたちにはゲインズの500gr入りを全部餌場に置く。2頭出てきたのでバターロールを置いた。母たぬは2個咥えて去った。また2個置いておいたら1頭は1個持ち去り、もう1頭はそこで食べ始めた。
他のこたぬたちが戻ってきて横取りされる。結局バターロールは6個全部与えた。いつの間にかたぬきは4頭になっている。久しぶりに全員揃った。

学院への坂道で死んでいたたぬきというのはこたぬファミリーの一員ではなかった。それにしてもかわいそうに。

車や人が通る度、こたぬたちは逃げ去り、また戻ってくる。
見ると500grのゲインズも残り僅かになっている。そこで久々に全4頭が揃ったので奮発して400gr入りの犬缶詰も開ける。だが、戻ってこない。でももっと遅くなってからまた来るだろう。

今夜は寒いのでハウスにカイロを入れて帰る。


2010年12月15日(水) ワカメ、ブラビー、ふぁぴー、母たぬ、こたぬ2号、3号に給餌。立石海岸にドライブ。

朝起きると咽喉が痛い。昨夜くしゃみがさんざん出ていたからどうやら風邪を引いたようだ。息子も盛んに鼻をかみ、ゴミ箱はティッシュの山だ。
そこで私は葛根湯の錠剤。息子にはパブロンを渡す。

友人のフミコさん、ノリコさんと葉山方面へドライブ、ランチに行く約束をしていた。フミコさんの車で11時に出発。鳥も通わぬ「湘南国際村」を通って立石海岸へ。逗子・葉山の海岸の延長上でここは横須賀市になる。

岸壁沿いの駐車場に車を停めるが、意外に波が荒くしぶきが飛んでくる。
その真ん前のイタリアンレストランの「ドン」へ。昨日もパスタランチだったが、ここでもパスタランチを注文。2人がそれぞれ違ったスパゲッティで1人がピザを取り、3人で分け合う。おいしかった。このレストランも人気で平日なのに満席だ。予約はしなかったが早めに入ったので席が取れた。

食後は海岸沿いの公園をちょっと散歩。そうして海岸沿いの134を鎌倉市坂ノ下までドライブ。そこから大船のコーナンへ行くことにする。少々買い物をして4時半過ぎに帰宅。

*****

葛根湯の錠剤を朝昼晩飲んだがちょっとまだ変だ。就寝前にも飲んでおこう。
午後8時10分ごろ山手へ。今日も暖かい。
ワカメとブラビーは山の斜面で待っていた。
そこからロッカー餌場までは遠い。坂道を上がるのがいつもと違ってとてもしんどい。高齢のワカメもきっとしんどいに違いない。上がるのがすごく遅い。でもこうやって動き回るのが元気の元だろう。

ふぁぴーも待っていて道路の真ん中でゴロンゴロンひっくり返っている。
3匹でシーバ4袋、海缶3個、シュシュ2個。
シュシュが気に入らないふぁぴーはさっさと立ち去る。

母たぬが出てきたのでゲインズを与える。犬缶も、と思ったら備蓄がなかった。こたぬ2号も出てきた。そのうちに3号もやって来た。ゲインズ250grでは足りないと思い、もう250grを餌場に置く。

ワカメたちがゲインズを食べようとしていたがやはり口に合わずすぐに止めた。

ハウスに行き、冷たくなっているカイロを取り除く。暖かいので補充はなし。ワカメとブラビーは餌場の前で2匹ちんまりと寄り添って座っている。


2010年12月14日(火) ワカメ、ブラビー、母たぬ、こたぬ3号に給餌。息子のピアノの先生とランチ。

年に2回くらい、息子のピアノの先生、タカノさんと近場でランチする。丁度1年前には一緒にみなとみらいホールに辻井伸行さんのピアノを聴きに行った。タカノさんは毎日レッスンが入っているので一緒に遊ぶこともままならない。

午前11時に車でタカノさんを迎えに行く。最近、殆ど車に乗らないのでペーパードライバー寸前だ。時間もあまりないので最も近いカウベルへ行く。11月30日だったか、みちよさんのお隣さん、ノリコさんと一緒にカウベルでランチしたが、その時と席も同じ。

昼時のカウベルは主婦でいっぱいだ。11時半までに入ればソフトドリンクが無料になるので11時過ぎにはたちまち満席になる。
今日は850円の日替わりランチではなく1550円のパスタランチにする。食後のコーヒー・紅茶が付いているのに早く入店したから更にドリンクをサービスするという。では、というので食前にジンジャーエールを頼んだ。タカノさんはハーブティー。

前菜もパスタもボリュームたっぷり。だが、こないだユウコさんと行った大船ルミネのAGIOのパスタの方がずーっとおいしい。あそこのソースは絶品だった。

喋りまくっているうちに2時を過ぎ、慌ててお開きにする。タカノさんを無事自宅まで送り届ける。

*****

午後7時45分に山手へ。とても暖かい。
ワカメとブラビーは「東側猫庭園」の中にいた。

みんなで坂道を上がっていると車がやって来た。ワカメがノロノロしているので轢かれては大変!と我々の存在を盛んにアッピールする。

シーバ、k/dのレトルト、旬缶をぺロリと平らげる。タヌキが猫の餌場を跳梁跋扈しないように、ここには置き餌をしないことにしている。

土手の上にこたぬが顔を覗かせている。ゲインズとレーズンロール1個を置くと下りてきたのは3号だった。パンを咥えて一目散に土手を駆け上がる。

しばらくして2頭、下りてきた。3号と母たぬだ。母たぬは毛が濃くなりいい感じ。3号は疥癬症だが、尻尾が紐状ではない。紐状尻尾の1号、2号は出てこないがどうしたのだろう?薬石効なく被毛が殆ど無い状態だったから凍えてダメだったのかもしれない。だが、出てきた時にはたらふく食べさせることが出来た。野生動物に「たらふく食べさせたり」してはいけないのだが、あまりにもかわいそう。

母たぬにもレーズンロールを与える。母たぬは割りと警戒心が薄いが3号はとてもビクビクしている。

今日は滞在時間30分くらいで引き上げる。


2010年12月13日(月) ワカメとブラビーに給餌。老眼の話。

今日は冷たい雨が降り続いている。
ド近眼の私は家では眼鏡を掛けているが出かける時には眼鏡がうっとうしいのでコンタクトレンズにしている。しかも遠近両用。

私のコンタクト着用歴は長く16歳の時に初めてハードコンタクトレンズを装着してからウン十年。朝起きてから夜寝るまでずーっとはめていた。大体が辞書の小さな字を見つめ続けるような仕事をしていたので40の声を聞くと、ん?早や老眼か?!という状態に。そこでコンタクトレンズをはめた目に老眼鏡を掛けていたがそれも面倒になりいつしか遠近両用眼鏡を掛けるようになった。

眼鏡は何だか重くて(最近のは軽いが)、強度の近視のためモノが小さく見えるし、鼻パッドの痕がくっきりと付く。とにかくうっとうしい。
遠近両用コンタクトレンズはないものか?とずーっと思っていたら、数年前から段々と市販されるようになり、近くの眼科・眼鏡店でお試しもできるようになった。そこで種々試してみたのだがイマイチだった。

諦めていたら去年の秋、東レから出たレンズのお試しができるというので早速駆けつけた。右目に僅かに違和感を感じるが見え具合はなかなか。以前のモノとは比べ物にならない。
東レでこれだけいいなら、私の好きなメニコンなら尚いいだろうと、清水の舞台から飛び降りて大奮発して購入した。(メニコンはお試しなし。)だが然し、全然ダメ。右目が痛くて5分と装着していられない。即返品することに。そして東レのプレリーナを購入。これだって安くない。両目で5万円もする。耐用期間は3年というが5年くらい使っちゃお。

で、まだ1年しか経っていないそのプレリーナちゃんの装着感が最近悪い。もしかして左右間違えているのでは?はたまた右目角膜に傷でも付いているのでは?岡田眼科に行かなくちゃ、と思いつつ出不精の私の重い腰が上がらない。自宅から徒歩たった12分くらいのところなのに。(!?)

が、昼過ぎ、冷たい吹き降りの中、行って来た。結果、左右は間違っていないだろう?!とのこと。遠近両用レンズは判り難いんだと。そんなあ。レンズに刻印はないんかい?要らぬ視力検査もしたから3千円近く取られた。高い!右目の違和感は下まつげが目に触っていたからだとのこと。目薬をもらって帰る。唯一良かったのは、悪天候のせいで空いていたことだ。

*****

午後8時ごろ山手へ。
坂道を上り始めるとワカメが突進してくる。ブラビーもやって来た。2匹に傘を差し掛けて餌場を目指す。

シーバ3袋。a/d缶、旬缶を完食。
雨なのでこたぬたちは来ないが端っこにゲインズパックンを山盛りにしておく。

帰りにハウスのカイロを取り替える。今夜は冷える。明日日中は暖かいらしいが。ワカメもブラビーもやって来た。ワカメは今日はハウス右に入った。


2010年12月12日(日) ワカメ、ブラビー、ふぁぴー、母たぬ、こたぬ3号に給餌。オセロとPキジは仲良し?みちよさんの月命日

明日が本当の月命日だが午後3時半過ぎ、みちよさん家を訪れる。丁度先客4人が帰ったばかりだという。J先生寄贈の香りの良い煙の少ないお線香を上げるが、お嬢さんはやっぱりゲホゲホ。

絶え間ないお線香の煙と来客ストレスで倒れてしまった飼い猫の銀の介は5日間も入院し治療費は8万円もかかった由。ストレスでお腹をなめすぎて皮膚がむけてしまったので今日も通院してきたとか。

すっかり甘えん坊になってしまった銀はピーピー鳴いて家族を呼びつけわがままいっぱい。来客中はほったらかしにされたといってホットカーペットの上でタオルにおしっこをして抗議!それでも叱られもせず幸せなヤツ!
S家にもらってもらって本当によかった!

******

午後7時15分に山手へ。ワカメは「東側猫庭園」から出てきた。エッチラオッチラ坂を上っているとブラビーもやって来た。

ニャーゴ!と声がして振り向くとふぁぴーも餌場に上がっている。シーバの他、旬缶4個とシュシュを開ける。食べ終わったふぁぴーはさっさといなくなった。

こたぬ3号がやってきたのでゲインズパックンを与え、レーズンロール1個も置いておく。咥えてどこかへ走り去り、食べ終わってまたやって来る。
母たぬとこたぬ3号が一緒に来たのでレーズンロールを2個置いた。すると母たぬがいち早く戻ってきて2個とも!咥えて走り去った。

仕方なく3号用にもう1個置いたがなかなか戻ってこない。やっと戻ってきてパンを咥え踵を返した途端、大急ぎで戻ってきた母たぬとニアミス。間一髪で3号はパンをゲット。母たぬではなく兄弟たぬかもしれないが身体は丸々している。

警備のN村さんがやって来て、北側の中央棟付近でアライグマを見たという。U野さんはハクビシンだと言っていたがN村さんはアライグマだという。アライグマが校舎に入り込んでいろんなものを傷つけないか心配だという。

話している間にもこたぬたちが現れて様子を窺う。
N村さんは喫煙室に入り、私はハウスのカイロを取替えに行く。

作業を終えて出てきたら、こたぬがゲインズを食べていた。

ブラビーは正門近くまで従いてきた。

4号脇に差し掛かると前方の暗闇に2匹の猫影が見える。ライトで照らしてみたらPキジとオセロだった。2匹は仲良く一緒にいる!オセロは猫が好きなのだな。伸介に片思いしていたが振られたらしい。で、茶虎ンは追い出されてしまったか?

Pキジは以前を思い出したらしくニャーニャー鳴いて従いてくる。だが、プレイロットまで誘導すると俄かに悪夢が甦ったらしい。植え込みに隠れて出てこない。
オセロがPキジを追ってやって来たので焼きカツオを与えてみたが咥えない。もしかしら口内炎でも患っているのかと、ほぐしておいた。だが、警戒して私が立ち去るのをじっと待っている。いつまでも根競べをするわけにもいかないので帰宅した。オセロかPキジが食べただろう。


2010年12月11日(土) ワカメ、ブラビー、こたぬ1号、3号?に給餌。

暮らしの手帳社社長だった大橋鎮子さんのちょっと昔のエッセイ「ステキなあなたに」をやっと読み終えた。

今日は息子と近所のガストでランチする予定だったのでその足で図書館に上記の本を返しに行きたかったのだ。ので朝2時間ばかりかけて一生懸命に読んだが僅かに残ってしまった。そこでガストでもランチしながら読書。やっと読み終えて返却することができた。

バスで大船へ行き息子の床屋さんに付き合う。電車で地元駅に戻りダイエーで少々買い物。1階の休憩所で一休みしてから帰宅。というのが月1回の定番コース。

今日は高島屋の地下で明日のみちよさんの月命日用に和菓子を買う。本当の月命日は明後日13日(月)だが、一度にたくさん来られても困るので分散してほしいとのお嬢さんの要望もあり、私は明日行くことにした。

*******

午後7時過ぎ山手へ。
日中は風は強かったが気温は高かった。だが、何故か夜は寒くなっているものと思い込んで外へ出たら全然そんなことはなかった。風も止んでいるので暖かい。

坂道を上り始めるとワカメが駆け下りて来ようとしている。ブラビーは庭園から飛び出して来た。

2匹はよく食べた。シーバ3袋、ミニ缶4個。
喜んでいたら、ワカメが吐き戻した。そんなに大量ではなかったがせっかく食べたのに吐いてしまうとガッカリ。虫やカラスの餌になるように吐瀉物はボール紙ですくい取って土手の枯葉の上に捨てておく。

こたぬ1号がやってきてゲインズパックンを食べる。3号も来た。食べているが不満そうにしている。タヌキたちは猫缶が大好き。

レーズンロールを2個、半分に割って置いておく。その間に給水する。出てきたら4片あったのが2片になっている。

3号が土手から下りてきて残った2片をいっぺんに咥えて土手を上がって行った。1号の口に入ったのかなあ?

今日は暖かいのでカイロは取り替えずに帰る。


2010年12月10日(金) ワカメ、ブラビー、母たぬ、こたぬ1号、2号に給餌。

夕食後、溜まった新聞を読んでいたら午後8時になってしまった。
慌てて山手へ。

そうそう、昨日の夜、山手へ向かっているとM上さんの車の前からやって来て植え込みに猫が入るのが見えた。暗闇だが黒白猫のようだった。ん?!また新猫?!と思い、ライトを取り出して照らしてみると何だ、オセロが食後らしく舌なめずりをしていた。

最近、Pキジはおろか茶虎ンもここでは見かけない。茶虎ンは11月の駐車場での捕獲時には駐車場下の民家の敷地内にいたが。以前はよくそこにいたからもしかしたらM上さんの車のところへは夕食のためにだけ行っているのかもしれない。

昨日の4時半ごろには家人が駐車場でひなたぼっこしていたゴールデンを目撃したそうだ。ゴールデン捕獲はまたもや失敗に終わったが、来年早々にでも昼間にマタタビ作戦を試みてみよう。ゴールデンさえ捕まえることができたら万々歳なのだが・・・

山手のロッカー餌場への坂道を上がり始めるとすぐにブラビーが出てきた。ワカメもどこからか出てきて坂道を上ってくる。

シーバを与え、噛み痕のついた水容器を引き上げ新しいのを用意する。ワカメがすぐに水を飲みに来る。タヌキが毎夜、水容器に噛み付いていると思われる。

母たぬとこたぬ1号がやって来た。ゲインズのドライフードを与えると今夜はもう1頭やって来た。もう2号だか3号だか分らないが尻尾が紐でないので3号にしよう。だが身体が白っぽい。近寄るとサッと逃げるのでその3号はよく観察することができない。
ペディグリーチャムの缶詰400gr入りを与えてみる。

ワカメもブラビーもシェフ缶をあまり食べない。シーバをもう1袋開けたがワカメは食べない。焼きカツオを与えても少ししか食べない。ワカメは昼間にもらったのかもしれない。

レーズンロールを2個置いたら母たぬが来て1個咥えて行った。
しばらくすると2頭現れたので、1個残ったパンを2つに割る。すると母たぬが来て2個ともいっぺんに咥えて持って行ってしまった。分け与えたのならいいが、どうかなあ?
そこでもう1個置いておく。

ハウスへカイロを取替えに行くがワカメは階段下に座ったきり、ハウスへはこない。見えているのに。ブラビーは従いてきているのだが。

帰ろうとしていると、警備のN村さんが私には気付かず休憩室に入っていった。


2010年12月09日(木) ワカメ、ブラビー、母たぬ、こたぬ1号に給餌。ユウコさんとフレンチレストランへ。

鎌倉市梶原3丁目のフレンチレストラン「プランデルブ(Pleins d’Herbes)」に行きたいとユウコさんが前々から言っていた。彼女の友人たちのお勧めで一度行ったが火曜日で定休日だったとのこと。そうなると増々行きたくなったらしい。

そこで先月、予約を入れ、北鎌倉駅までレストランの車が迎えに来てくれることになっていた。

いつものように大船駅構内の本屋さんの前で午前11時50分に待ち合わせをした、はずであった。ところがいつもは早く着いているユウコさんが12時近くになっても現れない。迎えの車は12時15分なので焦ってきた。携帯に電話してみると何と、ユウコさんは北鎌倉駅に11時50分と勘違いして待っているとのこと。慌てて横須賀線に飛び乗り一駅の北鎌倉へ。

迎えの車は12時15分なのにそれより25分も早く11時50分に待ち合わせをするはずはないのに、ユウコさん、よっぽどそのレストランに早く行きたかったらしくはやる気持ちを抑え切れなかったものとみえる。

笑い合っていると紳士から声を掛けられた。車は白のきれいなミニバンで運転手は専任ではなく支配人のようなその紳士がハンドルを握っているのだった。

偶々このごく近所に友人一家が住んでいて、数年前このレストランに連れてきてもらったことがある。

一番安いランチは3,850円。ユウコさんは500円増しでオードブルに手長エビを注文。これが当たった。とてもおいしそうだった。私は生ハムに惹かれて鎌倉野菜のマリネにしたのだが、これが外れだった。マリネ野菜は固くて酸っぱい。フォークが突き刺さらず野菜片を派手に飛ばしてしまった。こんな時、慌てて拾ってはいけない。そ知らぬ顔をしているとそのうちに気付いたウェイターが片付けてくれる。とまあ、マナーではそういうことになっているのだが、気付かれずに誰かが踏んづけたら困るなあ、と心配していたらちゃあんと片付けてくれた。

ポタージュスープもおいしく、メインの魚料理もグー。デザートも少量づつ盛りだくさんでおいしい。コーヒーも味良し。パンは熱々のバゲットのみ。

先だっての「俊宣茶房」のおはしでいただくフレンチもおいしかったが、プランデルブも連日満員の人気だけあっておいしい。
主婦のランチに3500〜4000円だもの、そりゃおいしいわ。ここでも男性の姿は殆どなく主婦らしい女性グループばかり。私たちはドリンクを何も頼まなかったが、そういうものも足していくとあっという間に5千円くらいになってしまう。

おしゃれなユウコさんが、買ったもののイマイチ気に入らないというベストをくれた。早速着用に及ぶ。

北鎌倉まで車で送ってくれるというのを断り、近くの鎌倉中央公園に行ってみることにする。

友人宅はレストランの前の道路を西側へ5分ほど行ったところだった。もう2年以上会っていないが静かに通り過ぎる。

犬の散歩をしている女性に鎌倉中央公園への道を訊く。その女性もトイプードルを連れて公園内を散歩していた。広大な敷地だが平日だからか閑散としていて池にも鳥や魚の気配がない。と思っていたらとってもきれいな小鳥が飛んできた。カワセミか?!それに大きなカササギが身じろぎもせず浅瀬に突っ立っているのを発見。

公園は谷底のような地形に作られており、木の階段を上がって行くと寺分へ出た。またどんどん下って町屋からモノレールに乗り大船へ戻る。
ルミネ内のベンチに座って少し休憩。4時ごろお開きにする。

*****

午後7時50分、山手へ。
ブラビーは坂道の上がり口にいたがワカメがいない。ドッグフードを持って行ったので重い。荷物を餌場に置いてからハウスにワカメを迎えに行く。ワカメはハウス左に入ってぬくぬくしていた。手を入れるとまだ昨日のカイロが暖かい。

ワカメも渋々出てきてロッカー餌場へ。
シーバ、a/d、シュシュを与える。

母たぬとこたぬ1号がやって来たのでゲインズの半生のようなドライフードを山盛りにする。タヌキはイヌ科だから栄養面ではドッグフードの方がいいに決まっているが、食べつけないせいか完食とはいかない。
猫缶を開けて置いているとブラビーがやって来て少し食べた。

こたぬ1号がすぐに戻ってきてパクパク。気付いた母たぬがすっ飛んできたがもうあらかた1号が食べた後だった。犬用缶詰も買ったが、食べすぎはいけないので止めておこう。昨日は与え過ぎたように思う。だから2号はお腹でも壊しているのではないか?

ワカメをハウスに誘導して帰ろうとしていると警備のU野さんが坂道を上がってきた。少し立ち話をして別れる。 


2010年12月08日(水) ワカメ、ブラビー、ふぁぴー、母たぬ、こたぬ2頭に給餌。1頭に疥癬薬投与。

午後7時45分ごろ家を出る。
今日は寒いというので上下共に防寒着を着込んだ。風はないが昼間と違ってなるほどちと冷える。

小学校前を通過していると何やらポツリポツリ。ん?と思う間もなく小雨が降ってきた。フードを被りそのまま山手へ。

坂道を上がって行くとトラックの下にいたワカメが走り出てきた。ブラビーは庭園から駆けて来た。
ふぁぴーも土手から駆け下りてやって来た。

慌しく3匹にシーバを与える。ふぁぴーは近頃とても体格が良くなっている。餌場が複数あるようだ。

母たぬ(ではないかもしれないが)とこたぬ2頭が来た。ひとまずカリカリの袋を持ってタヌキの餌場へ行きたっぷりカリカリを盛る。3頭は私が離れるとすぐさまカリカリの山に群がってパリポリ食べる。

最初、シーバをフン!したふぁぴーだが誰よりも速く完食。缶詰を早く寄越せと催促する。海缶を3匹に与える。3匹ともペースが速くあっという間に完食。シュシュ缶も与えるがふぁぴーはあんまりシュシュが好きでなく、少しだけ食べて出て行った。

こたぬ2頭は毛がなく相変わらず惨めな姿だがよく食べる。1号には投薬してあるので何とか2号(姿が変わってしまって誰が誰だか分らなくなった)に投薬したい。

バターロールを2個、半分に千切ってタヌキの餌場に置きに行く。みんなパッと逃げるが、2号はその隙にロッカー餌場に行こうとする。
母たぬと1号は私がタヌキ餌場から離れるとすぐに食べに行くが2号は猫餌場の前をウロウロしているので、戻った時には既においしいものは他のタヌキたちに食べられてしまっている。欲しがっても譲ってもらえないので結局バターロールは2号の口には入らなかった。

大缶2個を開けてタヌキ餌場に持って行った時もおんなじで猫餌場を窺っていた2号が気付いて慌てて戻ってもおいしい缶詰は少ししか食べられなかったはず。またカリカリを延々と食べ、あんなに山盛りにしておいたのに1粒残さず食べてしまっている!

その上、まだモノほしそうにウロウロする。
閃いた!2号は猫餌場の方へ来たがるからここに薬入りパンを置いておけば2号の口に入るはず。

バターロール半個に薬液を注入し、缶詰の残りを塗りつけてロッカー餌場の上がり口に置いた。

そうしておいてタヌキ餌場へ行き、残りのバターロールをちぎって置く。
目論みは見事に当たり、2号は猫餌場のパンを見つけて咥えてちょっと逃げ、歩道の上で食べ始めた。少しこぼしていたが、その後、戻って全部きれいに食べたから薬液は体内に入った。

カリカリも足しておく。今日はカリカリ300grくらいにバターロール5個、大缶2個を小さいタヌキたち3頭で平らげたがまだ食べたそうにする。呆れた!もうないよ!

警備のN村さんがやって来たのでタヌキたちは少しだけ逃げる。休憩を終えて出てきたN村さんと話していても平気で食べ続ける。U野さんの時は雲を霞と逃げてしまうのに。タヌキたちはN村さんに親しみを感じているのか?

2号がペットボトルの蓋を咥えて持って行こうとするので慌てて制止する。こんなものを飲み込まれては大変だ。
休憩室で給水している間に餌バッグを物色されてはかなわないので、フックで宙にぶら下げておく。上がってきて何をするか分らない。

もう与えるモノもなくなった。こたぬ2号がまだカリカリを食べていたが、猫ハウスにカイロを入れに行く。ハウスの前で支度をしていると、すぐ傍まで母たぬが来ている。私が動くと何かおいしいものが出るのでは?と期待したに違いない。残念でした!

ブラビーは従いてきていたがワカメもやっとこさ、やって来た。ハウス左に入って心地良さそうにしている。

たぬたちが来るとお仕事が増えるので今夜は1時間以上滞在した。


2010年12月07日(火) ワカメ、ブラビー、母たぬ、こたぬ1号に給餌。

今朝9時半ごろだったかJ先生から電話があり、登校途中の生徒が学院正門への坂道の途中でタヌキが死んでいるのを目撃したとのこと。

J先生はてっきりこたぬたちの一員では?と思い込んでしまったようだが、そうとも限らない。こたぬでなく他のタヌキならいいというわけではないが、違うような気がする。タヌキは猫階段の辺りでも以前から目撃されているし、数年前には我が家の前でも目撃してビックリしたことがある。

家人はあの道路を毎日1回以上車で通過するので、訊いてみたがもう片付けられていたらしく、気付かなかったとのこと。
以前、リスが轢かれているのを目撃したと言っていたが、いづれにしろ交通事故は悼ましい。轢いた者は轢き逃げせずに何らかの処置を施してほしいものだ。

*****

午後8時ごろに山手へ。
坂道を上がろうとするとワカメとブラビーが「東側猫庭園」から飛び出してきて熱烈歓迎してくれる。トラックの後ろの道路上では母たぬが待っていた。

汚れ食器と噛み痕のいっぱい付いた水容器が重ねて置いてあった。この噛み痕はタヌキのものだと思うのだが違うかな?アライグマもハクビシンもここでは見なくなったし。

タヌキの餌場にどっさりとカリカリを置くと早速母たぬとこたぬ1号が跳びついて食べる。

ワカメたちもシーバを食べるスピードがいつになく速い。シェフ缶3個とシュシュ1缶を与えるが2匹できれいに食べてしまった。そこでシーバをもう1袋開けた。

こたぬたちにはレーズンロール3個をちぎって与えた。ボロボロのあと2頭は私のいる間には現れなかった。だがカリカリがまだたっぷり残っているので大丈夫。

こたぬ1号が戻ってきて食べているところへ警備のU野さんがやってきたのでこたぬは逃げてしまった。U野さんの話だと、北門の方にハクビシン2頭がいるという。いづれこちらに来るかも。

今日はいつもより寒いので、途中でコートを着込み、滞在時間40分で引き上げる。


2010年12月06日(月) 今日もJ先生がワカメ、ブラビー、こたぬたちに給餌。

昨日一日、飲まず食わずでひたすら寝ていたが、暑い。脱水になってもいけないので午前9時ごろに一旦起きて朝食を摂る。ずーっと寝ていたせいか、フラフラする。右目の奥も痛くて鼻の右側も痛い。明け方には歯全体が痛かった。風邪の症状のようにも思う。熱はなし。

やはり一昨日、こたぬたちの惨状にビックリして薄着のまま1時間半も山手でウロウロしていたのがいけなかったようだ。
たぬきが出てこない時にはせいぜい40分くらいしか滞在しないのだが。

今日行くとしても30分以内と考えていたが、一旦行ってしまうとそうもいかないかも。
そこで大事を取ってもう一日、J先生にお願いすることにした。

J先生も都合が悪い時のことを考えて、給餌要員を確保しておかなくては、と思うのだが・・・



2010年12月05日(日) J先生が、ワカメ、ブラビー、こたぬたちに給餌。

S井は「鬼の霍乱」か、今朝起きようとすると激しい吐き気とめまいに襲われ、ベッドに逆戻り。
そんな日に限ってメールや電話が入る。枕元に携帯と子機を置いてひたすら寝る。
夕方、J先生に電話して山手猫・タヌキたちへの給餌をお願いした。


2010年12月04日(土) ワカメ、ブラビー、ふぁぴー、こたぬファミリー4頭に給餌。

午後7時15分ごろ山手へ。
ワカメは平戸池庭園から出てきた。ロッカー餌場の前にはふぁぴーがいてブラビーを蹴散らしている。土手にはこたぬが数匹!今日は千客万来だ。

猫たちにはシーバを与えるがまたふぁぴーは食べない。トレイが気に入らないのかと替えてみるがやっぱり食べない。お尻をポン!とやるとふぁぴーにものすごく怒られた。カリカリを食べていたこたぬたちがビックリして逃げそうになったほどだ。

ちょっとフカフカのと紐尻尾が2頭、カリカリを食べているとかなり禿げているこたぬがやって来た。こののたぬにも投薬しなければと薬入りのパンを持って追いかけるがどんどん逃げて行ってしまう。

猫たちには海缶を与え、こたぬたちにはレーズンロールの他に缶詰とカリカリを足す。

しばらく観察していると、ちょっとフカフカしたのは母タヌキのようだ。子タヌキ3頭はいづれも疥癬がひどい。つまりこれは1号、2号、3号だということだが、今まで20本くらい投薬してきたのに全然効いていない。何ということだ!ちょっとフカフカの母たぬだが、こちらも万全とは言い難い。

こたぬの1頭は痩せてあばら骨が浮き出ているし、毛がないのでスフィンクス猫のようだ。密着しているのでちょっとよくなってもお互いに感染しあって全快しないと金沢動物園の職員に言われたが、そういうことなのか。愕然とする。

母たぬはこたぬたちを見守っていることがよく判った。
猫たちは食べ終わり、寛いでいる。私はベンチで様子を見守る。するとこたぬが餌場に上がってきて階段下のカリカリを食べ始めた。外では母たぬが心配そうに見守っている。ワカメはずーっと低く唸っているがこたぬは意に介さない。

道路上に4頭が散らばっているところへ白い車が2台やって来た。スピードを落としているのでライトに浮かび上がったタヌキたちははっきり見えたと思うが、交通事故に遭わないことを切に祈る。

最後のこたぬが食べ終わって餌場を離れるのを見守っていたので1時間半も滞在してしまった。すっかり冷えた。
帰ろうとすると母たぬが道路の真ん中に座っている。坂道を下りたところで振り返ると、カリカリを食べに行こうとした母たぬはワカメに撃退されてしまった。だが、夜は長い。ワカメが去ってから食べに行くだろう。


2010年12月03日(金) ワカメとブラビーに給餌。悪天候をついてユウコさんと武相荘ツアーへ

生活クラブ生協のツアー部門「ゆうエージェンシー」主催の【旧白洲邸・武相荘と隠れ家レストラン「俊宣茶房」ランチの旅】にユウコさんと一緒に参加した。人気のツアーで当初は2回開催だったのが組合員の申し込み殺到で更に3回追加されたほどだ。費用はひとり1万800円。

我々が今日参加したのは3回目のツアー。
8月に同じような企画で岩崎邸などを巡るツアーに、やはりユウコさんと参加したがそれがよかったので今回も申し込んでみた。

朝5時半に起き、6時45分くらいに家を出る。だが今朝の天候は生憎の荒れ模様。突風が吹き傘も飛ばされそうだ。通勤時間帯だというのに駅までの15分余、誰にも会わなかった。余りの悪天候に皆、車で送ってもらったかバスに乗ったらしい。悪天候だが気温は高い。

7時30分発の湘南新宿ラインに乗るべく大船へ。
ユウコさんはこの前と同様、夫君に駅まで車で送ってもらったが6時40分ごろに着いてしまい、エキナカ店舗はコンビニしか開いていなくて手持ち無沙汰だったようだ。それでも濡れずに済んだだけ私よりラッキーだ。

横浜あたりから座れていつものようにお喋りしているうちに新宿到着。西口へ出るのが大変で延々歩く。8時45分ごろにスバルビル前到着。ミニバスはもう待っていた。添乗は岩崎邸ツアーと同じS氏だった。

参加者は20名くらいだが、生活クラブ生協組合員の似たようなおばさんばかりで自立?しているので手取り足取りのお世話はなし。座席表が入り口に張ってあり各自それを見て着席する。点呼など一切なし。

悪天候のせいで電車が遅れた一人を待ち、15分遅れの9時半出発。まだ遅れている人がいたが、そういう人は小田急線の鶴川駅で合流させることにしたそうだ。そうこうしているうちに雨は止み陽がさんさんと降り注ぐいい天気になった。暑い!

首都高速に乗り稲城インターで降り、田舎道を町田市鶴川へ。おお!田舎!田舎!素晴らしい!10時過ぎ〜11時20分まで旧白洲邸「武相荘」を見学する。白洲正子さんはつとに有名だが、近年夫君の次郎氏のサムライ紳士ぶりがクローズアップされ、ドラマ化されたり種々報道されたりしたので興味深かった。

お腹も空いてきたので、S氏が自信をもってお勧めする「俊宣茶房」へ。野津田公園駐車場にミニバスを停め、てくてく野原道を登ること10分弱。木立の中の一軒家がその俊宣茶房。雑木林を望むカウンター席(一等席)に陣取り素晴らしくおいしい和風フレンチをいただく。
器も美しくデザートまで量もたっぷりでこれでお料理が3500円は安い。
だが、素晴らしいロケーションではあるが、こんなへんぴなところへはツアーででもなければ来られない。よい体験だった。

隣合わせた一人参加の上品な夫人がビールを頼み、なみなみと注がれているのがおいしそうだったので、きっと私が物欲しそうに眺めていたのだろう、「多すぎるので助けてください。」と半分無理やりに分けてくれた。なんとそれはノンアルコールビールだった!初めてだ。飲み口はビールだが、後味がちょっと甘いというか、違う。

食後、夏にも行った世田谷区岡本の静嘉堂文庫美術館へ。岩崎家の2代目と4代目が設立し、敷地内に廟がある。
バスを停めたところからやはり10分ほど坂道を上がる。
美術館に入る前に、小耳に挟んだ古民家に行ってみる。だが、坂道を延々と下りて行き、また上って戻ってきただけ。
そして庭園をグルリと回ろうとするとまた階段というか山道を上がったり降りたり。足腰を鍛えたゾ!!!
廟へ行ってみると狛犬のような像2体に入り口を守られているのがロシア教会のような造りの墓所だった。勿論中へは入れない。

それからやっと美術館へ。今回の目玉は国宝の曜変天目茶碗。中国陶磁器だがとても美しい。忘れないように絵葉書を買った。この美術館も世田谷区とはいえ、へんぴなところにあるのでツアーに組み込まれているのが嬉しい。
時節柄あちこちが紅葉していてとてもきれいだった。銀杏の真っ黄色も美しい。

新宿に帰り着いたのが4時45分。成田へ帰る先の一人参加の女性に別れを告げJRへ。だが湘南新宿ラインのホームまでは遠いので5時発の快速には間に合わなかった。その次は15分も遅れて、しかも各停。大船に到着した時には6時半をとうに過ぎていた。

ふたりでルミネの食堂街に行き、AGIOというユウコさんお勧めのイタリアンレストランへ。ピザとスパゲッティを取り半分コ。トマトソースがびっくりするほどおいしい。この店だけ賑わっているのが頷ける。

8時ごろ地元駅に帰りつき、ダイエーで少し買い物したら重くなった。歩くのは止めてバスに乗る。

*****

山手へ行ったのはもう9時近くになっていた。
ワカメは待ちくたびれてスカイラインの踊り場にいたらしくニャニャニャと鳴きながら駆け寄ってきた。ブラビーはロッカー餌場の階段下に座っていたが私たちを見つけて駆け下りてきた。

2匹に給餌している間、こたぬたちは出てこなかった。




2010年12月02日(木) ワカメとブラビー、こたぬ1、2、?号に給餌。

午後8時ごろに山手へ。

ワカメとブラビーにロッカー餌場で給餌しているとこたぬが現れた。2号かなあ?被毛がパッとしないのでレーズンロールに疥癬薬を仕込み食べさせる。

パンを与えていたら土手から紐尻尾の1号が下りてきた。2頭にパンやら缶詰やらカリカリやらたくさん与える。懸命に食べていたが車が来たので2号は平戸池庭園に逃げ、1号は駐車車両の前で立ち止まる。車が行ってしまったので1号はまた餌場に戻ってカリカリを食べる。

すると土手から別のこたぬが下りてきて一緒に食べる。さっき平戸池庭園に逃げた2号かと思っていたら、ナンとこのこたぬの疥癬も相当ひどい。尻尾も紐状になりそう。このこたぬは何号?確か3号はフカフカのはず。
文字通りタヌキに化かされているのか、さっぱりワケが分らない。

だがこんな状態では投薬しないわけにはいかない。土手を駆け上がって逃げてしまったが、疥癬薬を仕込んだレーズンロール半個を土手の階段の上に置いておいた。しばらくしてそれはなくなっていた。あの疥癬タヌキが食べたと思いたい。

いくら投薬してもぶり返す疥癬症!しつこいったらありゃしない!


2010年12月01日(水) ワカメ、ブラビー、ふぁぴー、こたぬ1号、2号?に給餌・投薬。

最近、突如としてこの日記へのアクセスが増えた。何らかの理由で読者が増えたのかと思っていたのだが、もしかしたら機械的な大量アクセス?

というのも最近、大阪のネット友、ジュリママの掲示板のアクセス数がものすごく増えて炎上というか、過去の書き込みを削除せざるを得ない状態に追い込まれた。

無防備な掲示板を置いているところへは自動的にロクでもない書き込みが殺到する。昔はそういうことはなくネットの世界ものどかなものだったのに。
私が拙いHPを作成しヨチヨチとネットの世界に足を踏み出したのは1999年の秋ごろだった。その頃には猫関係のHPを訪問しあってたくさんのネット友ができた。切り番ゲットやチャットも盛んに行われて楽しかった。

それが11年経った今では私がコンスタントに訪問しあっているのは大阪のジュリママだけになってしまった。懐の深い姉御肌のジュリママを慕う人は多く、まだまだ複数のネット友を持っているが、それも彼女の細やかなフォローあってこそ。

*****

午後8時過ぎ山手へ。
昨日と全く同じく、庭園入り口あたりでワカメとブラビーが迎えに走り出てきて一緒にロッカー餌場へ。

するとこたぬ1号も従いてきていたらしく餌場のすぐ前に来ている。
先回の投薬からまだ1週間しか経っていないが、下半身の禿げがひどいので今日投薬することにした。レーズンロールをひとかけら千切って疥癬薬を注入して餌場に置くとすぐにパクリ。これで一安心。レーズンロール2個分をちぎって置くとすぐに食べてしまった。

ニャーニャー鳴く声に振り向くと久々にふぁぴーが来ていて餌場の端っこで餌を求めている。
シーバをトレイに入れて与えたが殆ど食べない。
旬缶を与えても少ししか食べない。

パンを食べ終わったこたぬ1号は餌場の前に来て催促する。シュシュ缶を2個与えたがこれもぺロリ。まだ物足りないと言うのでカリカリをたっぷり与える。パリポリ食べていると他のこたぬが来たようだ。

だが、そのこたぬ2号(多分)はブヒブヒ言いながら餌場に上がろうとする。私が階段下にしゃがんでいたのには気付かなかったようだが、はっきり判って仰天して逃げた。しばらく道路の真ん中などにいたが、餌場に近寄ってきたところへ私が顔を出したものだからまた逃げてしまった。

2号も疥癬が治りきっているとは言い難い。
そこでレーズンロールのひとかけらに疥癬薬を注入し、本館玄関へ向かう歩道の上に置いた。

だが、それを食べに来ずにいつの間にか平戸池庭園へ回ったらしい。
満腹になった1号が平戸池庭園へ行くとそのあたりにこたぬが見えた。

戻ってくると思い、薬入りのパンを餌場に置いた。

それにしても1号はよく食べた。あんなに禿げ禿げでは冬は越せない。今のうちにしっかり投薬してよく食べさせてフカフカにしてやりたい。今日は左目もしょぼしょぼしていた。タヌキ同士に喧嘩でやられたのか?あるいは疥癬の影響か?

こたぬが来ると忙しい。猫たちはほったらかしになる。
ふぁぴーはあんまり食べずに道路に座ってこたぬを観察していた。


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