つれづれ日記
DiaryINDEXpastwill


2009年06月30日(火) ワカメとゲンキに給餌。

日中は雨だったが夕方には止んだ。
午後7時40分に山手へ。念のため傘を持参。蚊取り線香の他に電子蚊取りをバッグにくくりつけ、両腕には虫除けバンドをはめる。昨日は眉、足首、お尻を蚊に刺されいつまでも痛痒くひどい目に遭った。

道路を渡るとワカメが鳴きながら山から出てきた。それを聞いてゲンキも山の斜面から出てきた。よかった!
もしかしたらスカイラインで待機中に何か虐待めいた嫌な目に遭ったのかもしれない。そう考えると山の中などで待っているのが安全だ。まったく油断も隙もあったものじゃない。

庭園餌場へ行き、カリカリと黒缶を与える。ゲンキがよく食べたのでもう1缶開け、汁をしぼってワカメに舐めさせる。魚肉は食べないのでゲンキに。
ゲンキの目やにを拭いたりワカメを可愛がったり。やっぱりワカメの左前脚は黒色が抜けてグレーに変色してきている。高齢なので白髪になりかかっているということだろう。

ワカメのトレイを洗い、ロッカーの上のトレイを回収。水容器に給水してから給水場へ。

戻ってくる途中、ゲンキがこちらにやって来るのが見えた。ワカメはトラックの下で寝そべっている。

ゲンキと一緒に庭園餌場へ戻り、折った蚊取り線香が燃え尽きるまでメールでも打とうとしたら、パラパラと雨が降ってきた。帰ろうとしているとワカメが戻ってきた。ごめんよ。また明日ね!

帰宅して気付いたが、今日もゲンキは一声も発しなかった。様子を見て、クリニックに連れて行ってみようか。J先生や、部員は是非、ゲンキが発声するかどうか観察してもらいたい。

近くに虐待魔がいることは間違いないのだから少しの異変も見逃さないようにしたい。既に何匹もが犠牲になっている。


2009年06月29日(月) ワカメとゲンキに給餌。ゲンキ挙動不審!

午後7時20分に家を出る。薄暮時でまだまだ外は薄明るい。
山手に近づくと上からニャーと声がする。見上げるとワカメが山のてっぺんにいた。呼ぶと駆け下りてきたがまたもやワカメだけ。ゲンキはどこにもいない。

またまた寂しくワカメとふたりきりで庭園餌場へ。
ワカメにカリカリと「海のまぐろ」を与えるがさほどたくさんは食べない。

蚊取り線香を焚いているのに今日は蚊にあちこち刺された。痒くてたまらない。

ゲンキを探してあっちこっちで大声で叫ぶが反応なし。雨が降っていないので声は通ると思うのだが。

ワカメのトレイを洗い、ロッカーの上のトレイを取って給水場で洗う。給水して戻ろうとするとワカメが来ていた。

庭園餌場に戻り、蚊取り線香の火のついた端っこを折り、火の消えるまで待つことに。するとまたもや声もなくゲンキが「猫庭園池」の方からやってきて何事もなかったように甘える。すぐにフードには口をつけず座っていたがおもむろに食べ始めた。

ゲンキが戻ってきたのに気付いたか、ワカメも戻ってきた。多分一日中、2匹は行動を共にしていなかったのだろう。

食べているゲンキと寛いでいるワカメを残して立ち去ろうとするとゲンキが足元に来た。転がって甘え、そのままじっとしている。全然鳴かない。ハテ?ゲンキはニャーニャーうるさかったはずだが、そういえばここしばらくゲンキの声を聞いていない。どうしたのかな?

相変わらず体格はいいが、大分前からお腹がぺちゃんこなような気がする。かといって食べていないわけでもない。

昨日も今日もライトで照らして身体に異常はないか調べたが大丈夫だった。

しかし挙動不審だ。J先生や部員に昼間のゲンキをよく観察してもらいたいが、試験中のようだ。


2009年06月28日(日) ワカメとゲンキに給餌。

昼前から雨になり、ずーっと降っている。
午後7時40分ごろ山手へ。小雨だが傘は必要だ。

山手側へ道路を渡ろうとしたら、足元でいきなりニャーニャー。ワカメが現れた!何でこんな日にこんな時間にこんなところにしかもワカメひとりだけ!

雨天餌場まで行く間、ゲンキは現れない。
本館玄関前で気勢を上げている。合宿か何かがあってバスで帰ってきたのだろう。

ワカメにカリカリと缶詰を与える。相当空腹だったようだ。
ワカメが食べ終わったころ、ゲンキを探しに行く。
庭園を「ゲン!」と叫びながらスカイラインの踊り場の内側まで行く。
相当大声で叫び回ったが反応なし。ワカメが駆けつけてきて返事をする。

諦めて雨天餌場へ戻り振り向くとゲンキが無言でこちらに向かってくる。
人騒がせな!めちゃくちゃ心配した!

夕方、J先生と電話で「ワカメが最後まで残ると思う。ゲンちゃんがいなくなったらどうしよう!」などと話し合っていたから、縁起でもないこと言うんじゃなかったと後悔し始めていたところだった。

ワカメも喜んで近寄っていく。するとゲンキがワカメの頭を舐めた。途端にワカメが「ナメるんじゃねえ!」と怒る。ワカメはゲンキをよく舐めてやっているのに。そっか、舐めるのは上の者がすることで、下の者が舐めてもらうということか。

コロンは甘えて舐めてもらうのが好きで、いろんな猫に対して頭を突き出していた。ポオは決して舐めてあげなかったが。

猫のどんな行動でも思い出がいっぱい・・・

ゲンキが食べ終わるまで待つつもりだったが、ダラダラといつまでも食べているので、腰を上げる。するとゲンキは食べるのをやめて従いて来ようとする。そこでまた食べさせてそそくさと雨天餌場を後にする。

雨はもう止んでいた。


2009年06月27日(土) ワカメとゲンキに給餌。

今日の新聞折込みチラシでレンタル屋のGEOが旧作100円だと知り、午後テクテク歩いて行ってきた。片道30分。
4号線沿いを歩かずに行けるのでは?と思ったが、途中で分からなくなり結局道路沿いを歩いた。去年の5月、ゲンキが農具小屋に閉じ込められた時、なんとか救出しようと、J先生と一緒に農具小屋の持ち主を尋ね探したことを思い出す。持ち主のU田家、助けてくれた別のU田家の前を通過。

7泊8日で20枚までレンタルOKというがそんなには見られない。6枚借りた。帰りにはこれも特売チラシが入っていたユニクロに寄る。レジには長蛇の列。この不況に一人勝ちしていることがはっきり分かる。
帰宅すると汗びっしょり。いい運動になった。

*****

午後7時45分ごろ山手へ。
土曜日だし、山のてっぺんかひょっとすると道路を渡ってガードレール側にいるのでは?と危惧しつつ近寄ると、いない。(拍子抜け)

2匹はスカイラインにいた。最近この辺りにいるということは、夜ここを通る常連さんがいるのだろう。山のてっぺんになんかいたら、通行人には分からない。いづれにしろ、道路から離れたところにいるのは喜ばしい。

庭園餌場でいつも通りカリカリと缶詰を与える。dbf缶と別の缶詰。2ひきはそこそこ食べてゴキゲンにしている。

トレイも洗い給水もした。8時10分だがNさんから電話がない。しばらくしてかかってきた。イエローもクロも来ないので捕獲器を片付けてこれから山手まで届けるという。

8時半をとっくに過ぎたがNさんは来ない。猫が出てきたのだろう。ワカメとゲンキの傍に座って待っていたらガードマンさんが正門の方へ歩いていくのが見えた。あらら、正門が閉められてしまう。

正門の前でNさんを待つつもりで行くと、馴染みのガードマンさんは、今は閉めないでいてくれるという。
私の話し声を聞いてゲンキが駆けつけてくる。足元に寝転んで甘える。

Nさんが来て、捕獲器をロッカーにしまう。1台の調子がやはり悪い。踏み板が十分に上がらず強く押さえないと閉まらない。子猫が踏んだくらいでは到底閉まりそうにない。明日、子猫4匹の捕獲予定なのに。

イエローはともかく(多分手術済みだと思う)、クロは捕獲したいというので、次回は一晩中、餌は与えずに捕獲器を置いたままにしておくように勧めた。勿論、入っているかどうか時々チェック。夜遅く入っていればシーツを被せてそのままにしておき、翌朝一番に病院に持ち込む。

で、N邸での捕獲はしばらくお休み。ほとぼりが冷めたころ再開。


2009年06月26日(金) ワカメとゲンキに給餌。

午後7時35分に家を出る。まだまだ外が薄明るいのには驚いた。

山手へ行くと、2匹は構内にいてまずゲンキがガニマタで走ってくる。ワカメは「東側猫庭園」から出てきた。まだ暮れきっていないので猫たちは庭園あたりにいたようだ。

庭園餌場で2匹がカリカリを食べていると後ろから「こんばんは!」と明るい大きな声がする。振り向くと中年の恰幅のいい教員が立っていた。大分前の夜にも通りかかって見に来た男性だ。しばし話をする。

「海のまぐろ」缶を与え、別の缶詰も開ける。ワカメの腿あたりの毛の色が薄くなってきたような気がする。16歳を過ぎたからか?

トレイを洗い給水に行く。ワカメたちも従いてくる。

餌場に戻り、猫たちとすごしているとNさんから電話が入った。今夜もイエローもクロも捕獲器に入らなかったので、これから2匹に給餌するとのこと。イエローは多分、捕獲器に入ったことがあるのだろう。手術済みだと思う。

クロは捕獲器には目もくれず、勝手口をウロウロして餌をくれるまで待っている。8時まで待てばくれると学習してしまったと思う。

明日も同じようにして、入らなければ(このやり方では入らないだろう)、ひとまず捕獲器を返しにくるという。

かなり長い電話の間、猫たちは近くで寛いでいた。

さて帰ろう。


2009年06月25日(木) ワカメとゲンキに給餌。

今日はみなとみらいホールの午後のコンサートに行ってきた。以前、千住真理子を聴きに行ったことがあるが、演目もぱっとせず、音響もぱっとせず、聴衆がひどかった。100人くらいが演奏の間中ずーっと咳き込んでいるのだ。呆れ果てて「もう二度とこのホールへは来ない!」と誓ったはずだったが、近いのとチケット代が手ごろだったので、つい買ってしまった。

1時半からなのでお年寄りが多く、開演前には誰も咳き込んだりしていなかったのに始まるや否やゴホ!ゴホ!それにガサゴソと音を立て、隣の老夫婦は小声で話し始める始末。睨んでも一向に気にせずバッグを探る。すると鈴がチロチロ。横浜の昼客はマナーが著しく悪い!美しいショパンの調べも台無しだ。音の響きがくぐもっていて、やはり音響が悪い。サントリーホールと大分違う。今度こそみなとみらいホールに来るのはもう止めよう。

ピアニストはフランスの若手(34歳)イケメン?、セドリック・ティベルギアン。ホールが悪いせいか、私はやっぱりジャン=フレデリック・ヌーブルジェが好き。

入場前に、ホール近くの戸外の階段でランチしている若者たちがいたので、私も持参のおにぎりなどを食べた。

食べ終わり、ふと気付くと鳩が私の傍に来て訴えかける。見れば右足には指?が1本しかなく、左足の指も1本は黒く変色している。明らかに身体障害鳩だ。こんな足では自然に餌を取るのも大変だろう。つぶらな瞳で見つめてくれるが、食べ物は何にもない。「ゴメンよ、もっと早く来てくれればよかったのに・・・」などと話しかけるとじっと聴いている。パンを買いに行っている間にいなくなってしまうだろう。

少し離れたところでハンバーガーを食べていた青年が、近寄ってきたすずめにパンくずを与えた。そうだ、この青年に頼んでみよう。精一杯愛想よく青年に話しかけ、「この子(鳩)は足が悪くてかわいそうなのでパンくずをあげてくれませんか?」。生瀬勝久似のその青年は快諾し、パンくずを与え始めた。良かった!

あの鳩は私のすぐ傍に来て明らかに訴えかけていた。青年からパンくずをもらうものの、あんなに近寄りはしなかった。すると鳩にまで私が「動物愛護おばさん」だと分かったのか・・・アライグマや狸も「助けて!」とやって来るし。

*****

午後5時半、正門前でNさんを待ちうけ、ロッカーから捕獲器2台を出してNさんの車に積む。一緒にもも動物クリニックに行き、抗生物質を買い込む。N邸で捕獲器2台をセットして私は一旦帰ることとし、送り届けてもらう。

Nさんは連日のウィンブルドン視聴で寝不足だという。私も伊達と杉山の試合を見ていたのですっかり睡眠不足だ。私とテニスの話ができるとは、とNさんは喜んでいる。訊かれてフェデラーよりナダルがいいと答えると更に喜んでくれた。彼女の友人たちはみなフェデラー派なのだそうだ。

*****

午後7時45分に家を出る。お向かいの4号棟芝生側の石垣の上で伸介が寛いでいた。H川さんが、最近伸介があんまり来なくなってしまったと言っていた。伸介はH川家に黒助が入って以来すねてしまって4〜5号棟によくいるようになった。

ワカメは山の石垣にいた。ゲンキはガニマタで走ってきた。
庭園餌場に行き、いつも通り給餌。今日は海缶を開けてみた。すると大好評。続く黒缶にはもう飽きた感じ。ゲンキがまた食べるだろうが。

8時過ぎ、Nさんから電話がありイエローとクロはやってきたが捕獲器に入ろうとしないので断念して普通に給餌するという。明日の夜、またトライしてもらうことに。

*****

9時ごろまたNさんから電話があった。もうこないかと思った病気のジャンボが8時半になってやってきたので、缶詰や焼きカツオなどを薬と一緒にたっぷり与えたところよく食べたので嬉しくて思わず電話してしまったとのこと。こちらサイドでは不評だったが、高栄養のアイムスの療法食缶詰をジャンボにプレゼントしておいた。あの缶詰はネットの特売でも1個300円以上するのに、大分残っている。弱ったジャンボが食べるのならと持参したのだ。


2009年06月24日(水) ワカメとゲンキに給餌。Pハイツ内で猫多数目撃。

昨夜、地主夫人のNさんから電話があり、25日(木)夜に捕獲試行したいので捕獲器を持って馳せ参ぜよ、とのこと。他の日は殆どテニス三昧で疲れるのでとか、自分の都合が最優先。

今日は気候のせいか、朝から身体がだるく頭痛もして気分も落ち込んでしんどかった。明日は昼間用事があるのに、夜はNさんの言いなりに捕獲に行かなければならないことを思って更に気分が沈む。
なんだかずーっと身勝手な人たちに振り回されてばかりの人生を送っているような気がする。(大袈裟?)

*****

今夜は家庭の都合で出るのが遅くなった。
午後8時10分、家を出て階段を上がると4号棟方面から黄色の尻尾が半長毛の猫が現れて私を見るとさっと5号棟の方へ消えた。この時もすぐに逃げてしまうのではっきりは分からないのだが、何度もこんな感じで目撃している。茶虎ンだとばかり思っていたのだが、違うような・・・

時間が遅いので、ワカメとゲンキは道路を渡ったところで待っているかもしれないと思ったが、そうではなくいつものように、ゲンキは正門前看板の下、ワカメは脇の石垣の上だった。

庭園餌場でカリカリとdbf缶、黒缶をふるまう。2匹ともまあまあよく食べた。

トレイを洗い、ロッカーのところへ行ったところでJ先生から携帯に電話。しばし話し込む。気付くと30分も経過していた。J先生の電話代を心配してしまう。J先生も日曜日に捕獲手伝いを頼まれている。で、更に私も手伝うことにした。かくして私たちは果てしなく多忙になっていく・・・(>_<)

電話している間、ワカメは前のトラックの下で寝そべり、ゲンキはウロウロ。トレイを洗い、給水して戻ってくるとワカメの姿は消えていた。ゲンキは私の後を従いて回っている。

4号棟脇まで戻ってきたら、道路に猫影が見える。黒アメだろう。近寄ると傍に茶虎ンがいた。やっぱり短毛だ。さっき見た黄色の猫と違う。2匹は駐車場の車の下に入った。

2匹は警戒しながらも、こないだフードをくれた私のことをよく覚えていて催促している。後ろの道路をひっきりなしに人が通る。

帰ろうとすると鳴き声が聞こえてきて車の前に猫がいる。きっとキジーだ。ライトを取り出して身体を照らす。左側の禿げ2箇所はすっかり治って毛が生えてきている。右側は新たに脇腹が禿げになって濡れている。何故だかこの禿げは身体の左右に対称にできるようだ。だが、治ることも分かった。

ここはM上さんのバイク置き場と駐車場だ。3匹はここで給餌されているに違いない。いいフードをもらっているはずだからキジーも大丈夫だ。M上さんの餌場だから私は給餌せずに立ち去る。黒アメの捕獲もあそこで試行することになるだろう。オスなので急がない。とはいえ、弟の茶虎ンはタイミングが合って1年前に去勢している。

半長毛の黄色は、2号棟のS木さんの飼い猫(外飼い)かもしれない。2年前、車の上に乗っかっていてゴールデンかと思ったら、M上さんがS木さんの猫だと言っていた。それなら去勢済みだ。大体この辺りにメス猫は少ないが、未手術なのはゴールデンだけ。

それにしてもたくさんのきれいな外猫たち。見ても私は和まない。悲しい。


2009年06月23日(火) ワカメとゲンキに給餌。

午後7時40分に山手へ。
山手への道路を渡るとすぐに2匹が現れニャーニャー。庭園餌場へ。

2匹ともカリカリもよく食べ、缶詰も黒缶とdbf缶をよく食べた。トレイを洗い、ロッカーのところへ行く。

ホウサン団子を持ってきたので全部ロッカーの中に入れる。ゴキブリを引き寄せるためかかすかにタマネギの匂いがする。わざわざ引き寄せなくてもよさそうな気もするが、引き寄せられたゴキは一網打尽。食べてからふらふらとどこかへ行って昇天する。ねころ部の封の開いたカリカリなども入っているからその中にゴキが入っては困る。

今年は何故かまだ見ないが夏場の雨天餌場には例年ゴキブリがたくさん来るのだ。庭園餌場では見たことがないから不思議だが、ボイラー室があるし何かゴキブリが居易い場所なのだろう。

ロッカーの上に乗っかっていた部員使用済みのトレイを洗い給水する。ワカメたちは従いて来ている。

庭園餌場に戻るとゲンキも従いて戻ったがワカメはトラックの向こうの方の歩道上に寝そべって動かない。

では帰ろうかと立ち上がったら、ワカメがこちらに向かってくる。で、もう一度座って、やってきたワカメを思いっきり可愛がる。ダニイボもないし身体を掻いてもいないので、いやがるフロントライン投与を試みることは止めた。

十分に可愛がるとワカメは「もういい」というふうに少し離れて寝そべる。荷物をまとめて庭園を後にする。

ワカメは本当に賢くて、私が荷物を持って立ち去ると追ってきたことはないが、昨日のように荷物は置いたまま、正門まで行くと2匹して従いてくるのだ。以前、Nさんが正門前まで来た時にもそうだった。

この用心深さが、無傷で長生きのコツかもしれない。まだまだこれから何年も生きてゲンキと仲良しの日々をすごしてもらいたい。


2009年06月22日(月) ワカメとゲンキに給餌。

こないだNさんが言っていた話。2年ほど前から広大なN邸の敷地に猫たちが4匹出没するようになったので、それぞれに餌場を設けて給餌するようになった。

その中の1匹が身体が巨大で他の猫を苛めるジャンボだ。Nさんお気に入りのイエローをあんまり苛めるので、ホウキで追い立てたりしたこともあったという。そのジャンボがしばらく姿を現さなくなっていたのだが、最近になってすっかりみすぼらしく尾羽打ち枯らした様子で現れた。具合が悪そうなので、屋根つき車庫の中に毛布を敷いてやるとその上でうずくまったという。

良いフードを与えると結構食べたが、どうしてやることもできずヤキモキするというので、抗生物質をすりつぶして缶詰に混ぜるよう勧めた。
金曜日の夜、Nさんが山手に捕獲器を返しに来た時に手持ちの薬を4回分渡した。

今朝、Nさんから電話があり、あれ以後、ジャンボに3回投薬することが出来たが、今日は現れないとのこと。薬がもっと欲しいという。
私がまだ4回分持っているのでそれを受け取りに今夜、8時ごろ山手に来てもらうことにした。

*****

午後7時半山手へ。てっきり雨が降っていると思い込み長靴を履いて外へ出たら止んでいた。が、そのまま山手へ。

今日はゲンキが正門前看板の下の石の上に座っていた。ワカメは脇の石垣の上。2匹を連れて庭園餌場へ。いつも通りカリカリと缶詰を与える。

食べ終わったワカメがスリスリしてきたので、捕まえて抱き上げる。異変を察して暴れるワカメ。片手でバッグを探るがフロントラインが見つからない。増々暴れるワカメ。諦めて放し、フロントラインを探すとバッグの外に落ちていた。またもや失敗。

トレイを洗いに行こうとしていると携帯が鳴り、Nさんが抗生物質を受け取りに来るという。正門前で待ちうけ、到着したNさんと少し話す。

どうも手術済みらしいイエローはともかく、クロを捕まえて手術してやりたいというのでしばらく捕獲器を貸すことにした。

ワカメとゲンキは私がNさんと話しているので傍へ来て見守る。

こんなに猫のことを考えているNさんだが未だに猫に触れないのだという。???現在飼っているチワワも娘さんが高校生のころに衝動買いしたものの、ご多分にもれず、世話は母親のNさんがすることに。が、Nさん、犬も触れず、現在のようになるまでには大変苦労?したそうだ。

で、ものすごく腹立たしい話。Nさんがいつものんちゃんに餌やりをしている場所に、数日前、高島屋の紙袋が置いてあったそう。犬の散歩中なので通り過ぎようとすると紙袋が動いた。こわごわ覗いてみたら目も開いていない子猫が3匹入っていたそうだ。どうしていいか分からず、その場を離れたが、一回りして戻ってきてみるとその袋は無くなっていた。
それ以来、子猫たちの姿が脳裏に焼きついて離れないという。

保護しないNさんに腹が立つのではなく、そこで昼間、餌やりをしているNさんがやってくる時間帯を目掛けてそんなところに捨て猫するなんて!捨てたヤツを厳罰に処する方法は何故ないのか?!腹が立つ!

Nさんを見送り、トレイを洗って水を補給する。
ホウサン団子を持参したのに、ロッカーに入れてくるのを忘れた。


2009年06月21日(日) ワカメとゲンキに給餌。アライグマのこども出現

昨夜はS井、サントリーホールへ23歳の若手ピアニスト、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのピアノリサイタルに行ってきた。

2007年11月にやはりサントリーホールで、当時日本では無名だったヌーブルジェの演奏を聴いて一驚。その時の聴衆はみな魅了されて拍手が鳴り止まなかった。ヌーブルジェは熱心な拍手に応えて4回もアンコール演奏し、4回目には泣きそうな顔をしながら「もうこれで最後・・・」と言っていたのが、初々しくて印象的だった。それ以来私も彼のファンになった。

去年の12月には「フォルジュルネ」パフォーマンスがあり、数人のピアニストが小品を1曲づつ弾いた。その中にヌーブルジェの名前を見つけ、東京オペラシティまで聴きに行った。やはり光っていた。とても日本人好みだったらしく彼だけがサイン会を催していた。1年半の間に多分20kgくらい減量したのか別人のようになっていて驚いた。

そして昨日、再び演奏を聴く。今回はハンマークラヴィアなどの難曲を引っさげて登場。華麗なきらびやかな音を響かせていた。

*****

朝からひどい雨だったが、午後には降ったり止んだり。
午後7時40分、山手へ。小雨が降っていて傘をどうかしげても顔が濡れてしまう。???

ゲンキが正門の方から特徴あるガニマタで駆けてくる。ワカメも現れる。一緒に雨天餌場へ。

2匹はカリカリをよく食べた。2匹が盛んに外の方を気にする。
純缶を開けて半分コ。するとワカメがスルスルと階段下スペースへ行き、外を伺う。土手からアライグマの子供が現れていそいそとこちらにやって来る。ゲンキが唸り、追い立てられてしまった。そのアライグマは痩せて手足が長く顔も細面で一見ワオキツネザルのような感じ。

ワカメはある程度食べてから外へ出て行った。きっとトイレだろう。
戻ってきたのでロイヤルカナンのレトルトをワカメに与える。ゲンキは純缶を食べてしまったので黒缶を開ける。

またあのアライグマがやって来た。よほど空腹なのだろう。ずーっと前に見た4匹の子供たちのうちの1匹だろうか。またゲンキに追い払われて平戸池の方へ消えた。ゲンキはいつもアライグマに対してはずいぶん強気だ。ゲンキたちがいなくなったらまた来るだろう。

ワカメはまた外へ出て行った。ワカメには個装のフロントライン投与をしようと持参しているが雨なのでトライするのをやめた。

さて帰ろう。ゲンキが途中まで従いてくる。


2009年06月20日(土) ワカメとゲンキにJ先生が給餌。

S井、所用のため今夜の給餌はJ先生にお願いした。以下はJ先生からの報告:

≪山手に行ったらゲンとワカメしかいなかったのですが、二人は仲良くすりすりし合っていて、とても可愛かったです。缶詰1個とモンプチのカリカリをたくさん食べました。≫


2009年06月19日(金) ワカメとゲンキに給餌。ゲンキのフロントライン投与。

午後、キャットネットかまくらのS藤さんが小分けにしたフロントラインを受け取りに来宅した。実費をもらう。

S藤さんの紹介で里親さんがほぼ決まりかけた白三毛だったが、なんだか雲行きが怪しくなってきた。当然、完全室内飼いを要求しているし、最初のうちはケージに入れて慣らすべく、S藤さんは奔走して2段ケージを工面した。

ところが里親候補のK林さんは、ケージも購入すると一旦は調子のいいことを言ったくせに、翌日には「ケージに入れると鳴くだろうし運動不足が心配だと夫も言っている。ケージに入れたくない。なつくかどうか分からないのでそもそも飼う自信さえ揺らいでいる。」とまで言い出した。自分のやり方を通し、前の猫と同じように、キャットドアから自由に出入りさせたい、という希望らしい。もしかしたらトイレは外でさせていた?

何かにつけ優柔不断でころころ言うことが変わるので、さすがのS藤さんもイライラし始めたが、それでも何とかK林さんを説得しようとしている。

だが、いくら説得しても、履行しない空約束ばかりされてはたまらない。会ってちょっとキレの悪い人だとは思ったが、何より白三毛がK林さんに抱かれてとてもリラックスして見えたので、相性がいいと思ったのだった。

優しいS藤さんは、まだ説得していろいろと約束させようとしているが、そんな口約束、空約束は簡単に破られる。そんなリスクを白三毛に負わせるわけにはいかない。K林さんはボツ。S藤さんにはそう言って新たに里親募集をすることになった。

*****

午後4時半になり、S藤さんと一緒にお留守のN邸へ行き、捕獲器をセットする。Nさんが「イエロー」と呼んでいる猫らしき全身茶虎の猫が現れた。しばらく待ったが、捕獲器に入りそうにない。一旦帰宅する。

帰宅したNさんから電話があり、1台は空のまま扉が閉まってしまっているという。8時半ごろまで待って捕獲できなければひとまず捕獲器を返却するという。

山手へは午後7時40分ごろ到着。庭園餌場に行くとトレイが出ていてっどうやら猫たちはたっぷり食べた模様。

フロントラインを持ってきたのだが、ワカメはいち早く察して決して捕まらない。ゲンキへの投与は簡単だ。

9時前、Nさんが捕獲器を持って山手へやってきた。確かに留め金が甘くなっていて、1台は全く留め金が引っかからなくなっている。修理しなきゃ。


ワカメとゲンキは私の後を従いて歩くくせにワカメは捕まらない。

ロッカーの前で捕獲器をいじっていると、いつものガードマンさんがやってきた。しばらくよもやま話をする。感じの良い人だ。

すべて終わって帰ろうとした時は既に10時近くなっていた。スカイラインにゲンキがいて、ワカメは反対側から出てきた。2匹がまとわりつく。ワカメを捕まえてフロントラインしようと思っただけで察知されてしまい、逃げられた。


2009年06月18日(木) ワカメとゲンキに給餌。

今朝、突然地主のN夫人から電話があった。自宅庭に来る猫2匹の捕獲を明後日行いたいという。明後日は都合が悪いというと今日!と言う。で、今夜行うことにして、獣医さんの都合を訊いた。すると今日は都合が悪く明日ならいいとのこと。それが判明したのが正午過ぎ。

Nさんの家電は出ない。携帯も「今、電話に出られません。」運転中かと思って20秒で留守録しておいた。

2匹だというのでJ先生が保有している捕獲器を急遽借りるべくメールやら留守録やらしておいたら、J先生から午後電話があった。明日に延びたのでロッカーに置いておいてもらうことにした。

ことほどさように、捕獲するにはいろいろと関係者の都合が一致しないといけないのだ。

午後5時半になり、Nさんに電話すると「今から来られますか?!」と明るい返事。違うってば。携帯に留守録しておいたと言ったら「家電の番号を知りませんか?!」何をおっしゃる、うさぎさん。今現在電話しているのは紛うかたなき家電じゃござんせんか!どうも話がかみ合わない。

2時ごろまで在宅していたというが、30回以上鳴らしても応答がなく遂には「探しましたが近くにおりません。FAXの方は送信してください。電話の方はお掛け直しください。」では留守録もできない。FAXは面倒くさい。12時15分ごろだったというと「犬の散歩に出ていた」だって。家電が応答なしで携帯に留守録すれば、普通はそれ以上何度も何度も家電に電話したりしないよねえ。

百万言を費やしてやっと納得してもらった。あーしんど。で、明日決行になった。彼女はテニスをしに行くので帰りは6時になる、そこで門を開けておくので勝手に(豪邸の広大な庭に)入って捕獲器をセットしておけ、との「有難〜いお言葉」。トホホの極みだが、せっかく捕獲・手術する気になってくれているので、さっさとやっちまおう。
ちょっとすっとぼけてはいるがNさんは全然悪い人ではない。

*****

午後7時40分に山手へ。
ゲンキはスカイラインにいて、ワカメは珍しく正門前の看板の石の上にいた。ここはコロンやタビーがよく座っていたところだ。思い出してちょっと悲しくなる。

庭園餌場に行き、いつも通りカリカリと缶詰を与える。そこそこ食べた。トレイを洗い、ロッカーのところに行く。捕獲は明日だし、車のトランクには既に、キャットネットかまくら会長からお借りしている長〜い両開き捕獲器が入っている。明日日中は家人たちが座席を使うので今から捕獲器を車に積んでおくことはできない。
で、捕獲器2台はロッカー内に入れておき、明日夕、取りに来てそのままN邸へ捕獲に向かうことにする。

雨天餌場のトレイを洗い給水する。

庭園餌場に戻り、残り少ない蚊取り線香が燃え尽きるのを待ちながらメールする。すると、いつの間にかワカメとゲンキが私の後方で寛いでいる。
ワカメを呼ぶとやって来て甘える。可愛い。2匹はこのところとても仲良しだ。ワカメがよくゲンキを舐めてやっている。

帰りがけ、また4号棟で黒い猫影を見た。探すとM上さんの車の後ろにいた。思ったとおり黒アメだった。黒アメも捕獲したいが、場所、時間、タイミングが難しい。


2009年06月17日(水) ワカメとゲンキに給餌。

今朝も駅まで行った。M浦さんの水容器はちゃんとあった。彼女は毎日容器ごと替えている。

*****

午後7時半ごろ山手へ行こうとしていたら来客があり、出るのが1時間遅くなった。

するとやっぱり猫たちは待ちかねていて、私が山側の石垣に沿って歩いているのに、ワカメはわざわざ道路を向こう側に渡る。そこへ大型トラックがやって来た。間一髪、ワカメは渡り終えた。ゲンキは既に向こう側で待っていた。危ないなあ。やっぱり早く来ないといけないと痛感。

庭園餌場へ行くと、いつも私が新聞紙クッションを敷いている場所にオオミスジコウガイビルがのたうっていた。退いてもらおうとスプーンですくい上げようとしたがうまくいかない。何度かすくいあげているうちに切れて右手指数本にべチャッと張り付いた!ギョエー!\(゜ロ\)(/ロ゜)/(@_@;)
ティッシュで拭き取り、作業を続ける。(-_-メ)

カリカリを与え、缶詰を2個開ける。いつも通りの食べ具合。

トレイを洗っていると携帯が鳴った。J先生からだった。業務連絡の後、キャットネットさんが抱えている子猫4匹の話をすると里親探しを手伝ってくれるとのこと。こちらの白三毛はS藤さんの仲介で決まった。S藤さんにメールしてお互いに情報を共有し合い、協力し合っていくことを再確認。

私が餌場、ロッカー、給水場の間を行き来するのに合わせ、ワカメとゲンキもゆったりペースで行ったり来たり。

最後にはまた庭園餌場へ戻る。

ハウスの様子をずいぶん長い間見ていなかったので、ライトで照らしてチェック。予想通り、ハウス1号は雑草に囲まれていた。ハウスの内部まで入り込みそうな勢いで生い茂っている。猫が濡れた砂足でベッドの中に入ったらしく砂だらけになっている。
ミニハウスのベッドはそれほど汚れていないが、やはり晴れた日には中のベッドや発泡スチロールを出して陽に干してくれると嬉しいのだが。是非部活としてやってもらいたい。ハウス1号前の雑草も除去してくれると嬉しい。

ワカメとゲンキを撫でて、帰る。


2009年06月16日(火) ワカメとゲンキに給餌。

午前9時半ごろ、若竹山手を通った。M浦さんの水容器が復活している!よかった!牛若は健在なのだ。山手から次々と来た猫たちを追い出しもせず、仲良く迎え入れてくれた。(ゲンキとえらい違いだ。)山手から来たプリンス、タビー、アニーはみんな死んでしまったが、10歳超の牛若にはまだまだ元気でいてもらいたい。

*****

夕刻から雨だ。段々ひどくなり雷も鳴っている。

7時40分山手へ。正門からやってきた男性が立ち止まり右を見つめる。そこはスカイラインの山側で丁度雨がかからないスペースにゲンキがちんまりと座っている。男性は猫好きなのだろう。

私が行ったのでワカメは「東側猫庭園」から出てきた。2匹が私の後を追っていくので、男性が振り向いて見送る。

雨天餌場に到着すると2匹はずぶ濡れだ。キジーは来ないが、その後もM上さんの車の付近で過ごしていることが分かり一安心だ。気が向いたらまた山手に来るだろう。そのころにはすっかりきれいな被毛になっているかも。

ワカメの身体をミニタオルで拭く。お尻の辺りも濡れているので拭くと、ん?臭い!?ワカメのお尻にウンチが付いていたらしい。このタオルは捨ててしまおう。

昼間に給餌されているのでカリカリは殆ど食べない。缶詰をそこそこ食べておしまい。勿論また後で食べるだろうから、置いておく。タニーが来るかもしれないし。


2009年06月15日(月) ワカメとゲンキに給餌。キジーはPハイツで無事。

午後7時45分に山手へ。
ロッカーに入れておこうと、キャリーとビニール傘2本を持って出る。
すると外は少ーし雨が降っている。ビニール傘は2本ともロッカーに入れておこうと思っていたのだが、急遽差すことに。

山手に近づくと雨は止んでいる。
ワカメとキジーは昨日と同じく山の石垣の上にいた。
雨天餌場に行き、いつも通り給餌する。キジーは影も形も見えない。

雨はパラッときたり止んだりしている。
庭園の水を替え、給水場に行く。

庭園餌場と雨天餌場、給水場を行ったり来たりすると坂道だし結構な運動になる。そうこうしているうちにワカメの姿は見えなくなった。ゲンキも私の後を従いてきていたが、そのうちにいなくなった。

帰り道、小学校の角から覗いている猫がいる。キジーに違いない。慌てて近寄るとニャーニャー従いて回る。餌をくれろとばかりに以前、給餌した車の方へ私を誘導する。とにかく、抗生物質を服用させようと潰してa/d缶に混ぜ込む。そんなことをしていると、茶虎ンがいるのに気付いた。よくよく見ると黒アメもいる。3匹揃ってこの辺りでM上さんに給餌されているのだろう。

a/dを茶虎ン兄弟に横取りされないよう、隣のM上さんの車の下にdbf缶の山をふたつ作っておく。

だが、兄弟はキジーの後ろに待機していて離れない。そのうちにdbf缶に気付いた茶虎ンが食べ始めた。それを見て兄の黒アメも食べに行く。だが、ぜいたくなフードをM上さんからもらったばかりなのか、全部は食べない。

しかも、肝心のキジーはa/dを全然食べずにじっと座って寛いでいる。しばらく見守ったが動かない。
いつまでもそうしているわけにもいかず、キジーがa/dを食べることを祈ってその場を後にする。

ライトで照らしてよく観察したところ、キジーの皮膚病患部はかなりよくなっている。この分では全快も近いだろう。さすが不死鳥のキジー!


2009年06月14日(日) ワカメとゲンキに給餌。キジー欠席。

午後7時35分に山手へ。
ゲンキもワカメも山の中から大声で鳴きながら出てきた。

庭園餌場へ行くが今日もキジーは来ない。もう1週間になる。
でも強いキジーのことだ。皮膚病がすっかり治ってひょっこり姿を現す可能性も高い。気長に待っていよう。

ワカメとゲンキがカリカリを食べていると雨がポツポツ降ってきた。どんどん降ってくるとまずいので雨天餌場へ移動する。

純缶を開けると2匹で1缶食べた。もうひとつ缶詰を開けるとワカメは汁だけをすすって身は食べない。

ゲンキが耳をピンと立てたかと思うと階段を駆け上がって行った。追っていくと、2階のベランダの端っこにいた。もしかしたらタニーが来ていたのかもしれない。

タニーはこの建物周りを根城にしているらしい。それでは、庭園ではなく、晴雨に関らず、ここ雨天餌場で給餌するようにしてみようか。ベンチもロッカーもあるし。

庭園餌場ではオープンエアで気持ちがいいのだが、トレイや水容器などの汚れがひどい。ここだと一応屋根があるので多少清潔度がアップする。

結局パラパラきていた雨は止んだ。


2009年06月13日(土) ワカメとゲンキに給餌。キジー欠席。白三毛、里親さん決定!

午後4時過ぎ、もも動物クリニックから電話があった。昨日、白三毛ちゃんを見に来たK林さんが夫君同伴でまた来ているという。ところが、子猫たち4匹はすべて、昨日私たちが引き上げた後にJ先生に引率されてやってきた2軒の生徒宅に一時預かり目的で引き取られてしまったとのこと。
エーッ?!知らなかった!

慌ててJ先生に連絡し、コトの次第を告げる。とにかく今日はどうにもならないので、K林夫妻には引き上げてもらい、後日何とか期日をすりあわせてご対面してもらうことにした。その時に、はっきり予約してもらわないと、姉弟2匹揃ってもらいたいという人が現れたらそちら優先になるから、と釘を刺しておいた。

K林さんはずいぶん積極的で、昨日留守だった3頭巾たちのS村家も訪問。しっかり3頭巾たちに対面してきたとのこと。だが、大きすぎるのでやはり子猫がいいという。

そうして、夜になって電話を掛けてきたK林さんはやっと白三毛をもらうことを決心してくれた。\(●^o^●)/♪♪ 
白三毛は4匹の中で一番難しい子だと言われていたのだが、K林夫人に抱かれるとすっかり寛いでニャーニャー鳴いて甘えるのにはビックリ。相性はバッチリだ。これで一安心。
キャットネットかまくらのS藤さん、仲介してくれてありがとう!!!

本牧子猫たちは次々と里親さんが決まり、幸先がいい。

*****

午後7時25分に山手へ。ワカメは山の石垣の上にいて、ゲンキは正門の方から走ってきた。

ノロノロ歩く2匹を連れて庭園餌場へ。虫やら蛇の赤ちゃんみたいなのが出てきてビックリ!

カリカリをdbf缶を与える。ワカメもそこそこ食べる。別の缶詰も開けるがゲンキもあんまり食べない。昼間に給餌された模様。

給水に行く時にロッカーの上の使用済みトレイ2個を持って行く。洗ってまたロッカーの上に置いて干しておく。

ワカメたちは私に従いて回っているが庭園に戻ってきて寛いでいる。

蚊取り線香を焚いているのに蚊が飛んでいる。退散しよう。


2009年06月12日(金) ワカメとゲンキに給餌。キジー欠席。

キャットネットかまくらのS藤さん経由の里親候補さんが白三毛猫を欲しがっていた。3頭巾を勧めたりしていたのだが、現在もも動物クリニックに預けられているJ先生関連の本牧で保護された子猫がピッタリの柄だと分かり、今日午後S藤さんと里親候補のK林さんが見に来た。

私も駆けつける。早く着きすぎたので、3頭巾ちゃんの家へ行ってみたが留守だった。が、窓辺で覗いている頭巾ちゃんたちをしっかり見ることができた。

本牧子猫たち4匹は本当に可愛くて、抱っこしても全然平気。白三毛の弟は真っ白で目の色が左右違っていてブルーと金色。兄弟2匹一緒にもらってくれるよう盛んに勧めたがどうかなあ。1月下旬に死んでしまった白三毛のことを忘れられず大分前からいろんな猫を見に行っては決めかねている。どんな猫でも飼えば可愛いのに。

猫を診察に連れてきた女性が子猫たちを見て歓声を上げる。抱き上げては喜んでくれるがもう年なので(それほどでもないのに)もらうことはできないという。

子猫たちを返し、帰ろうとしていたら保護主の家族がやって来た。J先生と待ち合わせをしているという。私たちは急ぐので失礼する。

頭巾ちゃんたちの家の前で父猫が寛いでいた。S藤さんのカメラで写真を撮ったのでそのうちにアップしよう。

*****

午後7時20分に家を出る。まだまだ外が明るいので猫たちは待っていないかと思ったら、あにはからんや、山手の山を曲がったところでワカメもゲンキも待っていた。

庭園餌場に行くが今夜もキジーはいない。
ワカメはカリカリをよく食べた。黒缶を開けるがこれは少ししか食べない。ゲンキも。ワカメにだけ焼きカツオを与えると喜んで食べた。

トレイを洗い、ペットボトルを持って雨天餌場へ。階段を上がって昨夜トレイを置いた場所へ行くと、トレイはきれいに空っぽになっていた。タニーが食べたと思いたい。

ロッカーの上に使用済みのトレイが2個あったのでそれも持って給水場へ。給水し、トレイ3個を洗う。勿論ワカメとゲンキは従いてきている。

洗ったトレイはロッカーの上に並べて干しておく。

庭園餌場へ戻り片付ける。ワカメはトラックの下からこちらの様子を見ている。ゲンキの身体を触ってチェックするとギャーと怒る。


2009年06月11日(木) ワカメとゲンキに給餌。キジー欠席。タニーが来たが・・・

午後7時50分に山手へ。
朝は結構な降りだったが、午後からすっかり上がった。給餌に行くときに雨降りでないと猫たちのためにほっとする。

ワカメは山の石垣の上、ゲンキは山の中から降りてきた。
庭園餌場に行くが今夜もキジーは来ていない。
カリカリを忘れたので純缶を開ける。ゲンキはパクパク食べるがワカメは殆ど食べない。牛肉まぐろ味が気に入らないのか?

dbf缶を開けてみたがこれも少ししか食べない。ゲンキもひとまず純缶でお腹いっぱいになった模様だ。

既に昼間、部員から給餌されたとは思うがあんまり食べないと心配になる。焼きカツオを取り出し、ワカメに与えようとして、雑草を引っこ抜いたら神経質なワカメは逃げてしまってもう食べに来ようとしない。
せっかくの焼きカツオはうるさく欲しがるゲンキのお腹に収まった。

ワカメに構うのをやめてトレイを洗い、給水に行く。途中雨天餌場に寄り、ロッカーを開閉していたらニャッニャッ!と聞き覚えのある鳴き声がしてきた。タニーが階段のところに来て鳴いているらしい。見に行くと上から顔だけ覗かせている。

フードを取りに行こうと思ったら足元にゲンキもワカメも来ている。ヤバイ!

それでもとにかくトレイに缶詰を入れて雨天餌場に戻るとゲンキが階段を降りてきた。タニーに気付いて追って行ったらしい。怖がりのタニーは遠くまで逃げてしまったかもしれないが、とにかく階段の上まで上がり、「猫庭園」の土手に向かってタニー!タニー!と呼び、トレイを隅っこに置いておく。

ゲンキが上がってきたが、満腹なのでトレイから食べようとはしなかった。タニーの口に入るかどうか分からないが、マニーが食べてもいい。

最近タニーが頻々と現れるようになったが、M上さんやM浦さんから餌をもらえていないのだろうか?毎日来るわけではないので大丈夫だとは思うが。それにしてもゲンキはいじわるせずにタニーを迎えればいいのに。花子だって山手を離れて彷徨い挙句の果ては行方不明になってしまうなどということはなかったろうに。かりんとタニーには是非戻ってきて欲しい。

思い出したのだが、7日(日)午後、若竹山手のU野さん宅ガレージ前を通った。いつもM浦さんが置いている水容器を確認するのだが、それが無くなっていた!牛若は5月14日にガレージ内で餌やりさんを待っている姿を目撃して携帯で写真を撮ったのだが。牛若も10歳にはなっているはずだから、無事を確認すると嬉しくなってしまう。その時には元気そうだった。
あれから3週間余りで、水容器がないとなると心配だ。


2009年06月10日(水) ワカメとゲンキに給餌。キジー欠席。

午後8時ちょっと過ぎに山手へ。
ワカメとゲンキは昨日と同じく、正門周りにいた。

庭園餌場に行くが今夜もキジーはいない。(>_<)
カリカリを与え、ころあいを見て黒缶を開ける。よく食べたので別の缶詰を開け、汁を絞ってワカメに与える。ワカメは汁が大好き。その後、魚肉をトレイに入れると食べていたのだが、ゲフッと言ってほんのちょっぴり吐き戻した。

2匹だけだと、寂しいし手持ち無沙汰だ。

こないだマニーがここに突然現れた日、右前脚に怪我をしていた。上腕部には複数の古傷があり、足の部分は真っ赤な血が生々しかった。ということは来る直前にエアガンで撃たれたのだろう。

よくよく思い出してみると、2002年から既に、ポパイ、小桃、バニーなどが何度も前脚や脇腹に同じ形の傷を負っていた。金串で刺したような傷だが、よもやエアガンだとは思いもしなかった。そもそもエアガンなるものの知識もなく、スカイラインや若竹山手のU野さん宅ガレージの中にBB弾が落ちていても、魚の目玉のようなアレは一体全体何だろう?と不思議に思っていただけだった。

山手で暮らしていたプリンス、アニー、タビーたちが相次いでU野さん宅ガレージへと移動して行った理由はきっとエアガンによる襲撃だったのだと今にして推測できる。

突如いなくなった猫たちも、エアガンで致命傷を負ったのかもしれない。腹部や胸部を目掛けて何発も打ち込まれれば苦しみながら死んでしまう。
外猫にしている限り、そういう卑怯な虐待魔から猫たちを守ってやることができない。

捨てられた子猫などは、すぐに保護して里子に出しているから幸せになっているが、長年面倒をみてきた山手猫たちが虐待魔の魔手にかかって非業の死を遂げるのではやりきれない。昨夜はそんなことを考えていてすっかり暗い気持ちになってしまった。


2009年06月09日(火) ワカメとゲンキに給餌。キジーは来ない。(>_<)

午後7時50分ごろ山手へ。
ワカメとゲンキはスカイライン脇の石垣の上にいた。

校舎にはあちこちまだ灯りが点いている。
庭園餌場に行くが、2匹とものんびりしている。昼間にたっぷり食べたのだろう。キジーは今夜もいない。

カリカリを与えるがあんまり食べない。
dbf缶を開けると喜んで食べたが、立ち上がって歩くワカメのお腹は左右に膨らんでいる。ゲンキのためにレトルトを1つ開ける。

雨天餌場にトレイが3つ立てかけてある。3匹(キジーも?)来たのかなあ?そのトレイも一緒に洗うべく本館脇の給水場へ行く。
いつもの職員さんに出会い挨拶を交わす。

私がウロウロしている間、ワカメはトラックの下に入って見張っている。ゲンキは坂道をウロウロ。餌場へ戻るとゲンキも戻ってまた食べ始めた。

ワカメはトラックの下からこちらの様子を窺っている。

さて帰ろう。


2009年06月08日(月) ワカメとゲンキに給餌。キジー欠席。

午後7時40分ごろ山手へ。小雨がパラついている。
ワカメは山の石垣の上にいて、ゲンキはお向かいの工房側から走ってきた。

本当に小雨だが、雨天餌場へ行く。キジーは待っていなかった。
カリカリを与えると2匹はよく食べた。今日は昼間にもらえなかったのかなあ?純缶とdbf缶を与える。2匹は時折辺りをキョロキョロと見回すがキジーは来ないし、ハクビシンなども来ない。こないだの雨の日にはハクビシンが土手の方から平戸池の方へそそくさと道路を渡って行った。

何年にも亘ってこれまでに何回も遠くに目撃したイタチのような動物はすべてハクビシンだったのだろう。

食べ終わったワカメは水も飲まずに外へ出てトラックの下に座ったかと思うといつの間にか姿が見えなくなっている。

雨は上がった。帰ろうとするとゲンキが途中まで従いてきた。


2009年06月07日(日) ワカメ、ゲンキ、キジーにJ先生が給餌。

今夜はS井所用のため、急遽J先生に給餌をお願いした。
午後9時半ごろ、若竹山手を連れと歩いていると、ニャーニャーと派手に鳴く猫の声が聞こえてきた。子猫でもいるのかとキョロキョロしたら、駐車車両の下からいきなり中くらいの黒猫が飛び出してきて私に向かって突進してくる。まるで「助けて〜〜〜!!!」とでもいうように。足元にまとわりつき、早く連れてって!と言わんばかり。撫でてみると尻尾は先っぽが曲がっている。3〜4kgくらいの大きさ。若いのか小さいのか。

私をめがけてまっしぐらだったので、連れの女性は呆れていた。
黒猫に助けを求められたが、当惑しているとその黒猫はまた車の下に入って声を限りに鳴く。とりあえず子猫ではなかったので、ここら辺りには餌やりさんもいるので、そちらに任せよう。あの辺りの飼い猫でなければ家猫が捨てられた?

*****

J先生からのメール:

≪今日は奇跡を連れて、マイクロチップを入れに行ってきました。針が太くて、大分痛がっていたので、猫たちのときは麻酔パッチをつけてもらうことにします。

待合室で生後一か月の子猫2匹を連れている女の人がいました。「飼ってください」と言われたので、事情を聞いたのですが、その人のご実家の庭に来ていた母猫において行かれたようです。オス・メス一匹ずつでした。その女の人のご主人はアメリカ人で、間もなくアメリカに帰る予定です。母親は「保健所」と言っているらしいですが、里親探しの説得をするように言っておきました。猫たちはとても可愛くて、大人しいです。

待っている間にもう一人の人が猫を連れてきたのですが、その人の話を聞くと、アニマルホーダーじゃないかと思いました。猫は「数えきれないほどいたけど、今一匹」「兄弟でも子猫を産んだ」「親に怒られるから自分の部屋だけで飼っている」などと言っていました。その小さい子猫もほしいとも言っていました!子猫の人と一緒に歩いて帰りながら、猫12匹の人の話をしました。もちろん渡さない方がいいと言っておきました。

子猫の多さはどうにかならないかなと考えながら山手に向かいました。意外にも出迎えてくれたのは、キジーでした。ニャーニャーと甘い声を出しながら、傍から離れなくて、キジーらしくないキジーでした。私の顔を見ながら、カリカリを一生懸命食べているキジーをみて、涙がでます。違うタイミングか場所で生まれたら、キジーも可愛い家猫になれたのでしょうね。猫を捨てる奴も、むやみに増やすやつも憎い!

キジーが食べ始めると、ゲンがやって来ましたが、あまり沢山食べませんでした。昼間だれかにもらったのかしら?ワカメが来ていなかったので、池まで呼びに行きました。すぐ走って来て、かなりの量を食べました。うちの猫ズは食べなくなったのですが、山手の子たちはロイヤルカナンが好きでした♪≫


2009年06月06日(土) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。学院のオープンキャンパス

学院のオープンキャンパスだった。部紹介があるので、ねころ部ではパネル展示、商品付きクイズなどの他、子猫のふれあい里親会を行っている。10時半ごろ、大勢の人々がどっと展示室に入ってきた。1時に終了したが、かなりの盛況だった。

応援のIKさんと話していたら、里親募集猫の中に、キャットネットかまくらのS藤さん仲介の里親候補さんが探している猫にぴったりな白三毛がいるという。
それからは写真を送信してもらい、S藤さんに繋ぎ、と着々と進めている。
うまく行くといいのだが。

******

午後7時半に山手へ。ようやく雨は上がっている。
正門前でゲンキが飛んできた。ワカメがいないのでゲンキに話しかけていたら庭園で待っていたらしいキジーが声を聞きつけて珍しく迎えに出てきた。
ワカメはハウスにいたらしく餌場にいた。

キジーは食欲不振。a/d缶を半分ほど食べただけ。
それでも焼きカツオを出すと喜んで食べた。

そのまま食べずにじっとしていたが、給水やトレイを洗うため、雨天餌場と本館の間を行き来していたら、いつものゲンキとワカメだけでなく、キジーまでが私を迎えに出てきていた。餌場に戻ると3匹も戻ってくる。
いじらしいので、最後の焼きカツオをキジーに与える。ゲンキは怒ってむくれていた。キジー写真館23を参照されたい。

帰る途中、1号棟ミニプレイロットからキジトラ猫が出てきて道路を渡ってくる。私を見て道路の真ん中で足が止まった。固まっている。よく見ようと近寄ると慌てて1号棟ミニプレイロットの中へ逃げ込んだ。どうやら黒アメのようだ。ライトを取り出そうとモタモタしている間に見えなくなった。

諦めて帰りかけ、振り向くと、通りかかった車の前をトコトコ渡って自販機横の駐車場に入っていった。最初からそこへ行こうとしていたのを私が邪魔したのだ。黒アメの行動範囲は広く、どこへ捕獲器を仕掛けたらいいのか分からない。オスなので、タイミングを待とう。


2009年06月05日(金) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

今日は雨。ワカメとゲンキはスカイライン脇の「東側猫庭園」植え込みの下で濡れながら待っていた。
キジーは庭園近くのどこかから出てきた。勿論濡れている。
脇腹の禿げ部分は更に痛々しい。雨に濡れたからか盛んに舐める。

詳しくはキジー写真館(22)を参照されたい。


2009年06月04日(木) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。マニー捕獲ならず!

午後6時に家を出て駐車場へ。マニーの捕獲に行くつもり。
アララ、駐車場周りの草はすっかり刈り取られている。これではゴールデンの昼寝場所がない。石垣の下の民家駐車場脇の僅かなスペースの草も刈り取られている。ここはシータンが寝ていたところだが、Pハイツ所有の土地だったのか?!

若竹山手へ行き、バックでスカイライン北口まで車を寄せようと思っていたのだが、それより遥か手前、Pハイツ敷地外駐車場前にLマンションの車止めがデーンと置いてある。ビクともしない。

仕方なく、その駐車場に入り、邪魔にならない場所に駐車しておく。そうして捕獲器を提げてテクテクスカイライン北口まで歩く。空でも2,5kgくらいあるのでマニーが入ったら8kgくらいにはなるだろう。それを抱えて坂道を上るのは敵わない。

スカイライン北口のどこでM上さんが給餌しているのか分からないが、適当なところに捕獲器をセットしてバスタオルを掛けておく。そのままにしておいて車をLマンション側のスカイライン北口に回す。

スカイラインのてっぺんまで歩いてみる。6時半ごろだが、明るいのでグランドではまだ部活をやっている。猫の姿など全然見えない。

M浦さんが置いているらしい水容器を見つけた。その傍に捕獲器を移動させる。人通りも絶えて辺りは段々暗くなってきた。蚊取り線香をぶら下げてウロウロしながら待つ。一向に捕獲器が閉まる音は聞こえてこないし、7時を過ぎてもM上さんは給餌に来ない。

結局7時45分まで待ったが、猫も1匹も来ないし、M上さんも来ない。諦めて山手へ行くことにする。

ワカメとゲンキは山の石垣の上にいた。徐行しただけでゲンキが私の車に気付き、2匹がニャーニャー鳴きながら車を追いかけて庭園餌場へ。

2匹はカリカリを余り食べない。dbf缶を開けるとまあまあよく食べた。ロイヤルカナンのレトルトの袋が膨らんでいるので開けてワカメのトレイに入れる。ワカメは汁を舐めるのが好きなので大部残った。

敷石トレイに移しトレイを洗っているとキジーがやって来た。すぐに敷石トレイの前まで行ったが、食べるフリをしただけでちんまりと座ってしまった。身体の左側面は増々悲惨なことになっている。(写真ページ「キジー21」)とっ捕まえて獣医さんに診せたいが、ままらないので歯がゆい。

抗生物質を潰してa/d缶に混ぜるがキジーは知らん顔をしている。ゲンキにもa/dを半分くらい与える。

写真を盛んに撮っていたらまともにフラッシュを浴びて嫌になったのか、後ろ向きになってしまった。

しばらく見守っているとようやく食べ始めた。抗生物質を混ぜた部分は口に入ったようだ。ロイヤルカナンをよく食べている。

本館脇へ給水に行き戻ってきたらキジーはまだ食べていた。

車から捕獲器を取り出して、ロッカーの中に入れる。
マニーがここに現れた時に捕獲を試みることにする。やみくもに北側へ行っても効率が悪い。あの前足先が化膿していなければいいのだが。

キジーは食べ終えて座っていたが私の車の下に入った。エンジンを掛けると出て、去って行った。また小桃の駐車場へ行くのかなあ。

キジーにばかり構うのでワカメは消えてしまった。

駐車場へ戻ると、ゴールデンらしき猫影が左隣の車の下に隠れるのが見えた。ライトを取り出して探してみたら、右隣の車の下にいてシャーシャー吹いている。焼きカツオを与えてみたら、また咥えてどこかへ行った。

と思ったら、ウチの車の下にいる。焼きカツオを咥えて子供を呼んでいる。だが、私が覗いたので、焼きカツオを置いてどこかへ行ってしまった。私はゴールデンの子供取り上げ常習犯だから分かっているのかも。

然し、ゴールドの後、10月と3月に出産した可能性が高い。

今日も疲れた。


2009年06月03日(水) ワカメとゲンキに給餌。キジー欠席。

午後7時半に山手へ。雨が降りそうで降らないような・・・

ワカメとゲンキは正門前の歩道上にいた。一緒に庭園餌場へ。

2匹は満腹なのかあんまり食べない。それでもカリカリの他に黒缶ともうひとつ缶詰を開けた。

キジーも来ないし、ワカメは特に食べないし、トレイを洗って早々に本館脇へ給水に行く。

給水が終わって振り向くとゲンキとワカメが来ていた。そこへ本館玄関から誰かが出てきた。T山さんだった。車に乗っているのをチラと見かけることはあったが、こうして会って話すのは久しぶり。しばらく立ち話をする。

餌場に戻るとゲンキはすぐに戻ってきたがワカメがなかなか戻ってこない。が、座って待っているとゆっくり戻ってきた。膝に乗せたりしてしばらく可愛がる。

結局キジーは来なかった。明日はどうなっているかコワイ。

右足に怪我をしていたマニーはできれば明日夕にでも捕獲したい。治療と去勢をいっぺんにやってしまいたい。さて、どうなることやら。


2009年06月02日(火) ワカメ、ゲンキ、キジー、マニーに給餌。マニーも怪我!

今日も猫まみれの1日だった。
まず午前8時過ぎ、キャットネットかまくらのS藤さんからメールが入り、メス猫1頭を去勢手術に持ち込みたいとのこと。お昼ごろにもも動物クリニックへ行くというので、私もフロントラインを持って行くことに。

が、お昼ごろではなく、10時半ごろに「今から行く!」との電話。慌てて私も駐車場へ。すると例の草むらにゴールデンが寝ていた。覗きに行くと警戒して少しだけ逃げる。

S藤さんが持ち込んできたオス猫は不適な面構えの茶白猫で大きな顔は喧嘩傷だらけだ。その地域のボス猫で喧嘩ばかりしているという。やっと捕まり観念した様子。待合室は相変わらずいっぱいだったし、他の手術も入っているが、オス猫なので合間にチョチョイのチョイとやってくれるという。最初はメス猫だと聞いていたのだが、オス猫だったので、今日は多忙だった林先生もほっとしていた。写真も撮ったのでそのうちアップしよう。それなりに可愛い。

コロラドでランチしながらS藤さんと話す。白の多い三毛猫を欲しがっている里親候補がいるというので、頭巾兄弟の話をしてみた。その足で保護主のS村邸へ行くと運良く夫人がいて、ケージに黒頭巾、赤頭巾を入れて玄関先まで持ってきてくれた。唯一オスの茶頭巾は大暴れして2階へ逃げてしまった。

しばらく見ない間に丸々して大きくなっていたが相変わらず美しい猫たちだ。扉を開けてS藤さんが撫でても平気で落ち着いている。大切に飼われていることが分かる。特別ゴロニャンではないが、十分、里子に行ける。S藤さんのカメラで写真もたくさん撮ったので、色よい返事が聞けるといいのだが。

S村夫人は、私たちからの連絡がないので「もう忘れられちゃったのかしら」とガッカリしていたという。忘れてはいないし、あちこちで里親募集をかけてはいるのだが、何分、成猫になってしまっているので難渋している。

黒頭巾はミーコ、赤頭巾はあかね、オスの茶頭巾はだいちゃんという名前を付けられて可愛がられている。赤と茶は成長に伴いすっかり薄くなって淡いベージュになっている。それもまたきれい。

3頭巾の母猫が痩せてヨダレを垂らしていたことを言うと、S村夫人も心配しているという。そこで、抗生物質を処方してもらって缶詰に混ぜて与えるようお願いした。私たちが去ってからすぐにもも動物クリニックへ行き、薬を買っていったという。早やッ!しゃきしゃきした行動力溢れる方なのだ。
旅行時にはクリニックに3匹を預けているし、決してほったらかしではない。

3時ごろ駐車場に戻るとまたゴールデンが寝ていた。慌てて隣の車の下に入ったので焼きカツオを与えてみた。するとそれを咥えて石垣を降り、トコトコとどこかへ運んで行く。あー!あの様子では子育てをしているに違いない。どこへ行ったかとグルリと回って(猫のように垂直の石垣を降りられない)いる間に見失った。

去年の10月に保護して里子に出したゴールドの後にまた出産しているはずなのに、こんなところで寛いでいるから子猫はいないのかと思っていたのだが・・・

午後4時過ぎにまた駐車場に行ったので、石垣から下を覗くと民家駐車場の草むらにシータンがいた。シータンは慌てて車の下に隠れて時々顔を覗かせる。シータンは手術してあるから安心だが、問題は母のゴールデンだ。

車でその民家前を通過すると、いつの間にかゴールデンも来ていた。
シータンは母べったりだ。弟?のシートンや時期の離れた姉アビーはどうしたのだろう?何とかゴールデンは捕獲したい。しょっちゅう行って餌付けして懐かせる?頭が痛い。

*****

午後7時半に山手へ。ワカメとゲンキは山の石垣の上で待っていた。庭園餌場に行き、2匹にカリカリを与える。キジーは来ない。黒缶とdbf缶を与える。

ワカメとゲンキがカリカリも缶詰も食べ終わった頃、振り向くとマニーが来ていた。
ゲンキが退いた後にも敷石トレイにはたっぷりのカリカリと黒缶、dbf缶があったのでマニーは早速食べ始めた。
よくよく見ると右前脚に血が付いているし、上の方は毛がむしり取られて怪我をしている。猫同士の喧嘩だろうか?それともエアガンで撃たれた虐待?

そこへキジーも出てきたので、慌てて黄色小トレイに抗生物質を混ぜたフードを入れて鼻先に置いてみたがマニーがいるので、食べない。そのうちにミニハウスの陰に隠れてしまった。呼びに行き、やっと出てきたのでa/dを開けていたらゲンキが怒ってやってきた。そこでゲンキにも少々与え、キジーのトレイにも入れるとやっと食べ始めた。

マニーにも抗生物質をと、潰してa/dに混ぜて与えたのだが、もう満腹になっていてそれ以上は食べずに行ってしまった。すっかり痩せて汚くなっていた。

マニーが去った後、すかさずキジーが上がってきて敷石トレイから食べる。
「そこはボクのトレイだ!」と怒っていたらしい。
が、ライトで身体を照らしてみてまたまた仰天!
胴体の左側にまたもや大きな禿げが出来ている!見事にツルツルだ。
丸1日見ない間にこんなことになるなんてやっぱり好酸球性皮膚炎に違いない。獣医さんにまた相談してみよう。(>_<)

キジーが去った30分後くらいに山手を後にしたのだが、小桃の駐車場上、お墓への通路の入り口にキジーがちんまりと座っていた。呼ぶと可愛い声で何度でも返事する。

マニーとキジーの悲惨な写真ページをアップした。








2009年06月01日(月) ワカメとゲンキに給餌。ゴールデンは駐車場に。

今年度の横浜市犬猫不妊去勢手術費用助成金申し込みが今日から始まった。今年は野良猫の手術費補助が従来の5千円から7千円へとアップした。しかもひとり2枚づつ(つまり2頭分)申し込める。助かる!

で、数人に声を掛けて今朝はJ先生、支援者のS原さん、S藤さん、S木さん、S井の5人で福祉保健センターへ出掛けた。S原夫人はまた寄付してくれた。かたじけない。

S井が午前9時半過ぎ、駐車場に行くとまた草むらにゴールデンが寝ていた。近寄って驚かせてしまった。ゴメン!

午後雷雨があり、4時過ぎに駐車場に行った時にはゴールデンはいなかったが、ゴールデンが昼寝をしている場所の草がぺちゃんこになってベッドのような窪みができている。

S井の家人2人も保健センターへ助成金申請に行く。

*****

夜、山手に行く前にちょこっともも動物クリニックに寄る。クリニックは増々大繁盛で、いつも患者が溢れている。最近とみに犬の患者が増えたようだ。30分ほど待って林先生と話をする。詳細は省くが、林先生が技能秀逸で人間的にも素晴らしい人だということを再認識。

キジーのHP写真を見てもらうと、ひょっとしたら好酸球性皮膚炎ではないかとのこと。警戒心の強いキジーが次々と増える傷を負うような虐待に遭うとは考えにくい。あの傷はどんどん増えているので皮膚病だと考えると合点がいく。もしそうならステロイドを使った治療をすべきだが、捕獲して検査などもできないのだから、目視だけでステロイド治療は危険だとも。
投薬以外の治療はさせてくれないのだから、キジーの生命力に期待するしかない。

山手に行くと山の石垣の上にゲンキがちょこんと座っているのが見えた。最徐行し、「ゲンキ!」と呼ぶと私に気付いてニャーニャー。それを聞きつけてワカメも山から降りてきた。

庭園餌場の後ろの坂道に駐車しているとワカメとゲンキがやってきた。キジーはいない。(>_<)

黄色大小トレイにはカリカリがいっぱい入っていた。J先生が給餌したらしい。で、カリカリは与えずに黒缶と純缶を開ける。

ゲンキは「猫庭園池」の方に何かを見つけたのか、駆けていく。私も後を追ったが「猫庭園池」付近には何も怪しいものはみえない。

ワカメを十分に可愛がり、トレイを洗って給水して帰る。






ネコロジーHP主催者 |HomePage