つれづれ日記
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2009年04月30日(木) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

午後7時40分に山手へ。
歩道側ではなく山の石垣側を通っても、てっぺんで見張られると丸見えだ。
だが、路肩沿いに向かうとワカメとゲンキは道路を渡ることなく、石垣の下で待っていた。安全対策ひとまず成功。

庭園餌場への坂道を上りながら「東側猫庭園」の中を透かし見るとキジーが座って待っていた。私を見て走り出てきた。

嫌そうな態度のゲンキとワカメだが、キジーはお構いなしにワカメに挨拶に行き、パンチを食らった。キジーも反射的にパンチする。

抗生物質の投与はひとまず今夜でお終い。と思ったら、今まで全然口をカキカキしなかったのに、頭を振ったりして口を気にしている。
a/d缶は尽きたのでdbf缶に混ぜる。

水容器を洗っている時、右手小指がやたら濡れるなあと思ってよく見たら小さななめくじが張り付いていた。振り払い、洗いスポンジで指をごしごし。

キジーはいるとワカメもゲンキも食が細くなる。キジーが立ち去ってからゲンキはゆっくり食べたりするのだが。

本館脇に給水に行く。戻ろうとするとゲンキもワカメも途中まで迎えに来ていた。

もう一度座ってワカメを可愛がる。
餌バッグに缶詰のカスのようなものが付いているので取ろうとしたら、それは蜘蛛だった。小さなナメクジはいつも以上にそこいら中を這っているし、今夜は何だか虫が多いのか手足が痒いような気がする。

カイロを取り替えて帰ることにする。


2009年04月29日(水) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

午後7時35分に山手へ。ワカメがよく見張っている山の石垣から丸見えのいつもの歩道側ではなく、その向かい側の山側の狭い路側帯を行く。だが、ワカメは見張っていないようだった。

ワカメは石垣の上で待っていた。ニャーニャー鳴いているところへ知り合いのお嬢さんが通りかかった。

ゲンキもどこからか現れて一緒に庭園餌場を目指す。坂道を上がっていくと「東側猫庭園」の中でキジーが動くのが見えた。

キジーは餌場で、ワカメとゲンキには一段上、餌バッグの後ろで給餌する。ワカメたちはそこそこ食べるが昼間に給餌されたような気がする。

キジーは相変わらずよく食べる。口が痛い時でも割とカリカリが好きだった。痛くなくなってカリカリを更によく食べるようになった。

トレイを洗い、本館脇へ給水に行く。給水後、振り向くとワカメが傍に来ていた。一緒に餌場に戻る。

今夜もカイロを取り替える。

正門を出てふと振り向くとゲンキが従いてきていた。だが、道路を渡ってくることはなかった。


2009年04月28日(火) ワカメとゲンキに給餌。茶虎ンに出会う。

午後7時40分に山手へ。今夜も寒い。
山手に近づくと山の石垣のてっぺんに猫影が見えた。私に気付いて降りていった。ヤバイなあと思ったところへ車が来た。一時停止した直前をワカメが渡る。そのすぐ後からゲンキが飛び出してきた。一時停止しているものの、運転者は肝を冷やしたことだろう。

本当に困ってしまう。ワカメにみつからずに近寄る方法はないものか?スカイライン脇の農道みたいなところから入り込むにはずーっと遠回りだし、何よりひたすら坂道を上り、階段を上がり、としんどいことこの上ない。

山手側から道路を隔てた広い歩道を行かずに、やっぱり忍者のように山の石垣に沿って近づく行き方にしてみよう。

庭園餌場に行ってみるがキジーは来ていない。
ワカメとゲンキだけだとスムーズだ。だが、カリカリを忘れてきた!いきなり缶詰を2個開ける。空腹だったようでよく食べる。ロイヤルカナンのレトルトも開ける。

トレイを洗い、本館脇で給水する。戻ってくるとワカメは坂道の真ん中に座っている。ゲンキも平戸池側の歩道にいる。

餌場に戻り、ワカメをしばらく可愛がる。
すると「東側猫庭園」の中にいたゲンキがいきなりヒックヒックし始めた。苦しそうなので、ワカメが心配している。大分長い間、ヒックヒックしていたが吐くことなく収まった。さすがゲンキ。ゲンキと同じ柄の家猫サミーもよく同じようにヒックヒックする。

ミニハウスのカイロを取り替えて帰る。吐き気の収まったゲンキが飛び出してきてちょっとだけ従いてくる。

4号棟脇に差し掛かったとき、ベージュ色の猫が見えた。茶虎ンのような気がする。植え込みの中に入ったのでライトで照らしてみる。丸顔になってはいるが茶虎ンだ!きれいな猫!カメラを取り出そうとしてごそごそやっているうちに植え込みから見えなくなった。探すとまた植え込みの中に逃げ込んでいた。写真を撮るのは諦めたが、先日来、ちょくちょくこの辺りでチラッと見かけていたベージュ色の狐尻尾のきれいな猫はやっぱり茶虎ンだった。

今日見た尻尾もちょっとフサフサしていた。母猫が半長毛のゴールデンなので、ちょっと長毛なのだろう。写真を撮ったり捕獲した時は夏だったので、短毛になっていたのだろう。兄の黒アメと一緒にいたのだから茶虎ンに間違いない。これで「ベージュ猫」の謎が解けた。やれやれ。
給餌人はM上さんだ。おいしい餌をたっぷりもらっているのだろう。きれいで健康そうだった。


2009年04月27日(月) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。田代島のこと。

昨日の午後、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」で、猫の島で知られる石巻市の離島、田代島の移住夫婦が取り上げられていた。その浜さん夫婦は漁師でもあり、民宿「浜屋」を経営している。勿論猫を可愛がっている。

限界集落、過疎地でほとんどが高齢者の住民は100人ほど。昔、養蚕業をねずみ害から守るため猫を飼ったという経緯から猫神社があり、今も住民数以上の猫たちがいる。そういえば、「ポチたま」で『・・・ここは猫が似合う島・・・』とか何とか、あの猫たちを見た覚えがある。

村興しのため観光の目玉として猫を活用することになり、マスコミにも取り上げられ、片耳が折れた「ジャック」は一躍有名になる。ジャック目当てに多くの観光客が訪れるようになった。

が、肝心のジャックは今年1月半ばから行方不明だという。浜屋の若き女将さんアイコさんがブログで猫を紹介しているというので番組終了後、検索してみた。http://plaza.rakuten.co.jp/tashirohamaya/
放映中にブログを検索してコメントを書き込んだ人多数。驚いた。

猫たちは漁師たちから魚をもらって暮らしている。医療行為や不妊・去勢などは勿論されておらず、冬の厳しいところだから、弱い個体は自然淘汰(?!)されて劇的に増えるということはなかったのだろう。
が、猫目当ての観光地となり、猫たちは必要以上に餌付けされ、これまでの秩序?が崩れつつある。

島には獣医さんはいないが、観光の目玉としてやっていくのなら、当然今までのように自然のままというわけにはいかないだろう。関係者(田代島やろう会の面々や行政サイドも)が猫たち自身の健康と幸せのために知恵を絞る必要がある。宮城県内にしっかりした愛護団体があれば乗り出してもらいたい。そうでないと「広島ドッグパーク」の時のように、いかがわしい《アークエンジェルズ》のような詐欺集団が募金を集めてドロンするかもしれない。

いずれにしろ、このように「野外」の猫のこととなると、私など実践者には「癒し」などとても感じられない。複雑な思いだ。

猫は野生の猿などとは違うのだ。魚を放り投げて強い猫から餌にありつくというのは気に食わない。島では猫が大切というのなら、各戸で2〜3匹づつ責任を持って飼ってほしい。観光収入から餌代を出してもいい。住民が猫たちの里親となり、むやみと生ませず、生まれた子猫はカラスや、飢え、寒さの犠牲にならないよう守ってもらいたい。

*****

午後7時半前に山手へ。早すぎるのか、猫たちは正門辺りにはいなかった。坂道を上がっていくとゲンキが下りてきて出迎えてくれる。脇の「東側猫庭園」からはキジーがニャーと出てきた。

庭園餌場に行ってもワカメがいないので、「ワッカッメ〜〜!!!」と叫んでいるといつの間にか後ろに来ていた。
キジーはワカメに駆け寄り「お姉ちゃん!こんばんは!」と挨拶に行き、鼻をくっつけようとして、『馴れ馴れしいわねッ!フーッシャーッ!』と追い払われる。

キジーにはa/d缶に混ぜた抗生物質を与える。被毛はどんどん濃くなり、口も痛がらないし、とても元気そうになってきた。

ワカメとゲンキには一段上で給餌する。キジーが来ると何だかとても忙しい。気がつくとまだ飲み水の用意もしていなかった。容器を洗いきれいな水を入れると、ワカメがすぐに飲みに行く。

キジーは相変わらずよく食べる。くしゃみもしなくなった。満腹になり歩き去る後ろ足もずいぶんしっかりしている。やっぱりそんなに高齢猫ではないのだろう。それにしても初めて出会ってから6年経ったから7歳以上であることは確か。

本館脇でトレイを洗い給水する。帰りに雨天餌場に置き忘れたトレイ2個を回収する。

餌場に戻り、ワカメとゲンキを可愛がる。カイロを持ってきたのでミニハウス右に入れる。ワカメを誘導しようとしたが、今夜は素直に入らない。

猫たちが「猫庭園池」の方を見るので行ってみると、キジーが後ろの方でトイレしている。


2009年04月26日(日) ワカメとゲンキに給餌。

今日はものすごく風が強かった。ベランダに置いた軽い植木鉢は何度起こしても転がってしまう。

午後7時半ごろ山手へ。ワカメとゲンキはスカイラインに居た。今夜も正門が大きく開いているな、と思ったその時、後ろから大型バスがやって来た。

猫たちと一緒に坂道を上ろうとしていると、向こうからやって来たミニスカート、ハイヒールの女性が坂道を駆け上がっていった。その後ろにもうひとり若い女性が続く。

庭園餌場に到着したがキジーは来ない。どうしたのかな?疥癬も口内炎も良くなり、M上さんの餌で十分満足なのかな?もう1回、疥癬薬を投薬したいから今週末くらいには出てきてほしい。

ワカメとゲンキは相当空腹だったとみえ、カリカリも缶詰もよく食べた。食後のワカメのお腹は両側に張り出している。

生徒たちも数人坂道を下りていった。大型バスも去ったので、本館脇へ給水に行く。ゲンキだけが従いてきた。戻ってきてゲンキに話しかけているとワカメもやって来た。

ミニハウスに入れっぱなしになっていたカイロを取り出す。今日も暖かくはないが、カイロを入れるほどではないと思って用意してこなかったが、あってもよかったな。なにしろワカメは高齢だし。

ワカメをミニハウス右に誘導する。ちゃんと入るのだ。

ゲンキはいつも通り正門内まで従いてくる。


2009年04月25日(土) ワカメとゲンキに給餌。

昨日の夜からずーっと雨、それも結構な降りだ。
午後7時20分ごろ山手へ。今日はずーっと雨だったので猫たちはさすがに正門辺りにはいない。正門が大きく両側に開いている。合宿帰りの大型バスが入ってくる予定なのだろう。構内にも何台か車が駐車している。

坂道を上がっていくと、「東側猫庭園」からゲンキが出てきてニャーニャー鳴く。それを聞きつけてワカメも走ってきた。一緒に雨天餌場へ。

ゲンキはかなり濡れているがワカメはそれほどでもない。ミニタオルでしっかり拭く。キジーはいない。どこかで雨をしのいでいるのだろう。
生徒のお迎えのお母さんらしき人が傘を持って雨天餌場の前を通って行った。

ワカメとゲンキがカリカリを食べているとひときわ大きなきれいなバスが上がってきた。数人しか乗っていない。

ワカメたちはそこそこ食べて満足したようだ。飲み水もあるし、ここでしばらく寛いでいればいい。

私は今夜のところはさっさと退散することに。


2009年04月24日(金) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

今週はお出掛けが続いている。
私は熱い湯船に浸かるのが苦手で温泉(風呂)好きではなかった。が、今日はひょんなことから友人夫妻の誘いに乗り、三浦海岸傍の「オーシャンリゾートホテル・マホロバマインズ三浦」というところの温泉に浸かりに行った。

大好きな友人(「山手ネコロジー」の重要な支援者でもある)と一緒だったので浴槽からは出たり入ったりしながらおしゃべりしたり、ホテルのみやげ物店を冷やかしたり少々買ったり、それなりに楽しく過ごせた。ストレスいっぱいの疲れた身体に温泉は効くような気がした。

*****

午後8時10分に山手へ。近づいていくとワカメが道路を渡ってくる。一緒にまた山手側に戻るとゲンキが石垣の上でニャーニャー鳴いていた。

まだ早いのに正門が閉まっている。???
庭園餌場に行くと、昨日と同じくミニハウスの陰からキジーが躍り出てギャロップでこちらに駆けてくる。ゲンキは相変わらず怒るがキジー自身はすっかり仲間だと思っている。

カリカリを与えると3匹ともよく食べる。
a/dに抗生物質を混ぜてキジーに与える。本当にメキメキよくなっている。疥癬と口内炎の治療、フロントライン投与ができたのだから完璧だ。あとは良くなるしかない。

dbf缶とロイヤルカナンのレトルトを与える。本当にキジーはよく食べる。ここでごはんを食べるととても体調がよくなることを実感しているようだ。早く治ろうね。

給餌途中で小雨がパラつく。が、フードを被って給餌を続ける。幸いザーザー降ることはなかった。今夜は寒いのでカイロの用意をし、ミニハウス右に入れる。水を飲んでいたワカメを呼ぶと、渋々みたいな風を装いながらも結局ミニハウスに入った。

本館脇へ給水に行くとゲンキが付いてきている。一緒に餌場に戻るとキジーがまだ食べている。

帰りを見送ってくれるゲンキを撫でると噛み付こうとする。時々ゲンキはこんな感じだが、今夜はキジーのことで怒っているようだ。私がキジーを心配し治療していることがよく分かっていてやきもちを焼いている。


2009年04月23日(木) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

今日は、浜離宮朝日ホールへ「浜離宮ランチタイムコンサート」に行ってきた。今をときめくイケメン尺八奏者の藤原道山のリサイタルだった。古典は勿論のこと、童謡からポピュラー、何でも吹きこなす器用さ。そして端正な容姿、物腰、落ち着いたいい声。おばさまファンがいっぱいだった。

リサイタル後、道路を渡ってすぐの築地市場へお寿司を食べに行く。築地市場に行ったのは初めてだったが、フォークリフトが走り回り汚いところだった。

テリー伊藤の兄、アニー伊藤の玉子焼き店は場外にあり、ミーハーにも厚焼き玉子をおみやげに買った。600円也。

******

午後7時40分に山手へ。
道路を渡りかけると、ワカメとゲンキがいきなり現れてこちら側に渡ってこようとする。

庭園餌場に到着すると、ミニハウスの後ろから猫が躍り出てこちらに走ってくる。キジーだ。ゲンキは怒ってキジーを攻撃するが、キジーは全然ひるまない。

3匹にカリカリを与え、飲み水の用意をする。a/d缶を開けるとまたゲンキがキジーを攻撃する。キジーには抗生物質をフードでくるんで与える。薬はよく効いているようで口を痛がらない。疥癬の薬も効き、薄毛は濃くなってきた。お腹の虫も疥癬薬で落ちるとのこと。これからどんどん元気になってくるだろう。それにしてもよく食べる。更に黒缶とロイヤルカナンのレトルトを開ける。

本館脇に給水に行く。戻ろうとするとワカメとゲンキが私を迎えに来ていた。一緒にまた餌場に戻る。

たっぷり食べて満足したキジーが行ってしまってから、どうもワカメがまだ物足りないそぶりをするので、焼きカツオを与えると喜んで食べた。今日はみんな空腹だったようだ。

大した量ではないが、今日の餌代は700円くらいになる。それだと、1ヶ月に2万円もかかってしまう。20数匹いた最初のころは、とにかく量がいるので、特売を探して大量に買い込んだものだったが、高い療法食などを使う必要があまりなかったので、1日に300円くらいを目処(1ヶ月に1万円くらい)にしていた。

猫の数は激減したのだが、年寄りや病気猫なので、療法食を使うからどうしても高くなる。だがケチるわけにはいかない。

ゲンキがまた正門までお見送りしてくれる。


2009年04月22日(水) ワカメとゲンキに給餌。

昨夜は池袋の東京芸術劇場へ、フジコ・ヘミングさんの「動物愛護チャリティーコンサート」に行った。チケットは普段のフジコさんのコンサートの値段からは信じられないほどの安さだった。一番安い2千円(手数料などを取られて結局2,850円ほどになったが)の席でも十分によく見えた。

会場は超満員だった。猫愛護仲間の仮屋崎省吾氏の華麗な生け花が舞台を豪華に飾る。仮屋崎氏は盛んに「ブラボー!」と叫んでいた。

フジコさんは従来のうんちく系クラシックファン(やピアニスト)からは、遅いだの、弾き間違えるだのとボロクソに言われたりしているが、初めて聴いた私の耳にはとても優しく聞こえた。何よりとても楽しそうに弾いているのだ。技巧だ何だに凝り固まって悲壮感(自己陶酔?)を漂わせながらの演奏は聴く方が楽しくない。

フジコさんは世界中の愛護協会に多額の寄付をしているそうで、彼女が挿絵を描いた絵本の売り上げもすべて寄付されるそうだ。

ともあれ、万障繰り合わせて遠路駆けつけたが、とても充実していて堪能させてもらった。

*****

午後8時に山手へ。
ガードレールの外側で待っているかと思ったが、昨日は私が行かなかったので、山手で待っているらしい。道路を渡ると工房側にゲンキが座っているのが見えたが走ってこない。脇の山からワカメがニャーニャー鳴いて降りてきた。ゲンキを呼ぶとやっと動き出した。

庭園餌場に行くがキジーはいない。
ワカメとゲンキにカリカリと缶詰を与えるが、ガツガツしていない。昼間に給餌されたのだろう。

トレイを洗い、本館脇で給水して戻ってくるとワカメもゲンキも餌場でじっとしている。なので、また座ってワカメを可愛がる。膝の上に乗せてひとときを過ごす。

帰ろうとするといつも通りゲンキが正門前まで追いかけてくる。


2009年04月20日(月) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。ゲンキを病院へ。

お昼前、山手に行き、庭園でゲン!と呼ぶとミニハウス左からのこのこ出てきた。すぐにキャリーに入れ、もも動物クリニックへ走る。ワカメはいないようだった。

12時2分前くらいに入ったのだが待合室には誰もおらず、林先生は奥で何かの処置にかかっているようだった。先生の手が空くまで待つことにするが、ゲンキを預かっていてもらってお向かいのヨーカドーでちょっと買い物。

10分ほどで戻り、ゲンキの首の後ろの禿げを診てもらう。念のため、検査をしてもらうが、細菌やダニなどは検出されなかった。耳の小さな突起や、右前脚の禿げ(診察台の上で発見)などもあるが、どこかの猫と喧嘩してむしられたのかもしれない。特に治療の必要はないとのこと。

キジーの様子を報告し、また疥癬薬と抗生物質を処方してもらう。キジーは明らかに良くなっている。

ゲンキは林先生の顔を見て喜び、触られると喉をゴロゴロ鳴らしている。帰りの車の車の中で、おしっこの匂いが立ち上ってきた。あーあ、ゲンキがおしっこした!ペットシーツはキャリーの中に入ってはいるが、中でくちゃくちゃにしてしまうので、きれいには吸い取られなかったはずだ。

山手の正門の内側に停車し、そこでゲンキを放す。あーあ、キャリーの中はビチャビチャだ。大量にしたらしい。助手席にキャリーを乗せていたのだが、これからは座席にペットシーツ大を敷かないとダメだな。

4時過ぎに車の助手席に乗ったがちと臭い!シートに少しこぼして染みているのだろう。家人に言うときっと怒るので黙っておく。

*****

午後7時40分に山手へ。
ワカメとゲンキは山の中から出てきた。キジーは「東側猫庭園」で待っていた。出てきてシャー!なんて言っている。元気になったらしい。が、餌場に行く後姿は後ろ足がO脚になりおじいさん猫のようだ。急に老け込んだがもしかしたら高齢なのかもしれない。私が関わって6年だ。

3匹にまずカリカリを与える。みんな黙々と食べている。その間に水の用意をする。疥癬薬をa/dに混ぜてキジーに食べさせる。a/d缶は3匹で分ける。他の缶詰とレトルトを与える。キジーは身体も掻かないし、口も痛そうにしない。薬が着々と効き始めたらしい。よかった!

本館脇へ給水に行く。ガードマンが2人打ち揃ってスカイウォークを新館へと歩いていく。

給水から戻り、猫たちの様子を観察する。キジーはやっと満腹になり、目をつぶって寛いでいる。ゲンキに焼きカツオを与える。餌バッグの後ろでワカメにも焼きカツオ。少し残したのでそれをキジーに与える。

帰りにはゲンキが正門までお見送りだ。

明日夜は、S井が池袋までフジコ・ヘミングさんの「動物愛護チャリティーコンサート」に行くので、J先生に給餌をお願いした。


2009年04月19日(日) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

午後8時になってしまった。
案の定、ワカメとゲンキは小桃の駐車場上のガードレールの外側で待っていた。

正門前のスプリンターは消えていた。

庭園餌場に行くと、キジーは飛び出してこないのでいないのかと思ったら、給餌の支度をしていると「猫庭園池」の方からやってきたらしい。珍しくワカメと鼻で挨拶している。

3匹にカリカリを与えるが、a/d缶を開ける音を聞きつけたキジーがうるさいので、抗生物質の粉末をフードでくるんでキジーに与える。勿論ゲンキも黙っていないので慌ててゲンキにも与える。ゲンキは図々しいキジーに怒っている。

他の缶詰も開ける。キジーにはロイヤルカナンのレトルトも与えると殆ど食べてしまった。カリカリもよく食べる。こんなに食欲旺盛なのに痩せているのは虫がいるに違いない。獣医さんに相談してみよう。被毛はやっぱり徐々に増えているような気がする。

ゲンキの首の後ろの禿げははっきり見える。キジーの抗生物質もなくなったことだし、できれば明日昼前に獣医さんに連れて行きたい。

ワカメがあんまり食べていないので焼きカツオを与えるとすぐに平らげた。もう1本与える。

給水から戻りかけるとトイレに行っていたらしいワカメが餌場の方へ行こうとしているのが見えた。「ワカちゃあん!」と声を掛けると立ち止まり、こちらに走ってくる。可愛い。私の声を聞きつけてゲンキもいつものガニマタ走り、犬張子スタイルで駆けつけてくる。2匹を連れて餌場に戻る。

キジーは勿論まだ食べ続けている。

また座ってワカメを可愛がる。草の中に落ちていたらしいカリカリ1粒を拾ってワカメが食べるので、キジーの前にあるカリカリをすくい取ってワカメに与える。

キジーはやっと満腹になり、ゲップなどしながらしばらく寛いでいたが、「猫庭園池」の方へ去っていった。

帰ろうとするといつものようにゲンキが正門あたりまで従いてくる。


2009年04月18日(土) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

午後7時40分に山手へ。
昨日と同じくワカメは山の中から出てきてゲンキはスカイラインからやって来た。

庭園餌場に行くと、「東側猫庭園」からニャーと声がしてキジーが出てきた。そこへやって来たワカメとゲンキは嫌な顔をしている。

3匹にカリカリを与えるが、キジーがゲンキの方へ来ようとするので、ゲンキは怒ってパンチしようとする。その弾みにカリカリを弾き飛ばす。

a/d缶を開け、抗生物質の粉末をフードにくるんでまずキジーに食べさせる。ワカメとゲンキにも与える。

やっぱりキジーが近くにいると食べにくいのか、ゲンキとワカメは食が進まない。

ワカメのトレイは一段上、餌バッグの後ろに置いてキジーからは見えないようにする。

a/d缶はあっという間に食べてしまったゲンキには魚正を与えるが殆ど食べない。以前は食べたのに。

キジーはカリカリもよく食べる。禿げ部分は心なしか毛が増えてきているように思う。やっぱり疥癬だったのか?抗生物質も順調に投与しているし、着々と持ち直してくれるといいのだが。只、派手なくしゃみが取れない。

ワカメを可愛がりながらカイロを暖める。今日はちょっと寒いので持ってきた。

本館横に給水に行き、戻る途中、昨日、雨天餌場に置きっぱなしにしたトレイを引き上げる。

本館の前はすべて八重桜なのでまだまだ楽しめる。庭園のソメイヨシノはあっという間に散ってしまった。1週間ももたなかった。

もう白いツツジが咲き始めている。水場の白いツツジにも思い出がいっぱいだ。5年前の今頃(正確には4月24日)、プリンス猫階段に行ってしまっていた新黒が突然戻ってきて、ツツジの後ろにいたのだった。それを見つけたコロンが盛んに気にしていた。写真に撮ってアップしてあるから、その情景は脳裏に焼き付いている。

具合が悪くなり、もう長くないと悟った新黒が「有難う」を言うために戻ってきてくれたのだと気付いた時にはもう遅かった。見た目にはとても元気そうだったし、やつれてもいなかったが、段々食べなくなり、5月12日を最後に現れなくなってしまった。結局、花子もそんなふうだったのだろう。

だが、いかにも病気という感じでぐったりしていないと、その時には診察を受けさせるほどでもないと思ってしまうのだ。いなくなって初めて、内部では相当悪かったのだろうと気付く。

ピーチだって、いなくなって1週間後、偶然にもH川さんが見つけてくれたから保護することができたが、丁度その時間、その場所にH川さんがピーチに遭遇していなければ、そのままになってしまったに違いない。

ペットボトルを提げて餌場に戻ってくると、ゲンキが坂道の下から駆けて来る。ガニマタで、犬張子のような感じで可愛い。

ミニハウス右の中にカイロを入れ、ワカメを呼ぶ。ワカメはちゃあんと分かってハウスに入っていく。

キジーは餌場に座ってまったりしている。近くに行っていろいろと話しかけると神妙に聞いている。

ゲンキは「猫庭園池」の傍にいる。

帰りかけるとゲンキがすごい勢いで「東側猫庭園」を突っ切ってやってきた。道路の真ん中でゴロゴロしていたが、正門の外まで従いてきた。


2009年04月17日(金) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

予報通り夕刻には雨が降ってきたが小雨だ。

7号棟周りで午後7時50分に山手へ。
ワカメは山の中から出てきた。ゲンキはスカイラインにいた。
一緒に雨天餌場に行き、バッグを置いているとキジーがいる。車の下にでもいたのかな。ワカメとゲンキはその後から坂道を上がってきた。

とにかくキジーがガツガツして騒ぐのでゲンキがイライラしている。カリカリを与えたが落ち着いて食べない。
a/dに抗生物質を混ぜようとスプーンを探すがバッグに入っていない。
仕方なく、傘を差して庭園餌場まで取りに行くとゲンキとワカメが当然、従いてくる。スプーンを持って戻りかけるとキジーまでが外へ出てきた。

キジーには抗生物質の粉末をa/dでくるみ、うまく食べさせる。ワカメとゲンキにもa/dを分け与える。他に缶詰を2缶開けた。
ワカメとゲンキは昼間に給餌された形蹟もあり、食べ終わったゲンキのお腹はパンパンだ。

ワカメも水を飲んだりして、その辺りにいたのだが、気付くと姿が見えなくなっている。
キジーはたらふく食べてやっと満足したのか、外へ出て行った。雨は上がっている。

片付けて帰ることにする。

ゲンキの首の後ろにはやっぱり禿がある。以前、故小桃の毛が一部むしり取られたようにごっそり抜けて禿げになっていたことがあった。それと同じような気もするし。

キジーの薬をもらいに行く時にゲンキも獣医さんに診てもらおう。


2009年04月16日(木) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

今夜も7時半ごろには行こうと思っていたのに、その前にテレビの録画予約に手間取り、そこへ変な電話がかかってきたりして結局午後8時になってしまった。

ワカメとゲンキはお墓の上のガードレールの外側で待っていた。ゲンキなどは香箱を作ってどっかと座っている。

一緒に山手へ。正門前の駐車スプリンターには張り紙がしてあった。「故障中」だって。そういえば、うちの前の通路に1ヶ月くらい放置されていた廃車のような車にも「故障中」の張り紙がしてあったなあ。

庭園餌場に行くとキジーが現れた。見掛けはこないだとあまり変わらない。薄毛部分も少しは濃くなったような気もするし、それほどでもないような気もする。地肌にはかさぶたのようなアトピーのような荒れも見受けられる。疥癬ではないのかなあ?

ゲンキの首の後ろの禿げは?というと、探すと分からないのに、どうかしたはずみにその禿げが見える。J先生や部員に昼間によく見てもらおう。

今夜もキジーがガツガツ食べてゲンキは全く押されている。ワカメはそれでも何とか食べた。

ワカメは私に甘えていたが、風が強くなりちょっと寒くなったので帰ることにした。


2009年04月15日(水) ワカメとゲンキに給餌。ゲンキの背中に禿げが!?

午後7時半に山手へ。
例のスプリンターはまだ正門前に放置されたままだ。こうなると放置盗難車か?!と思ってしまう。当然、通報はされているのだろうが。

ワカメとゲンキはスカイラインの石垣にいた。「あれ?!ママ、今夜は早いね?!」と言いながら喜んで従いてきた。

庭園餌場に行くがキジーは今夜もいない。
カリカリの他に缶詰を2個開ける。ワカメはよく食べた。

トレイを洗い、本館脇へ給水に行く。私が戻ってくるときワカメが様子を見に来た。

一旦座ってワカメを可愛がる。ゲンキの目やにがひどいので拭く。ワカメが水を飲みに行ったので帰ることにする。

帰りかけるとゲンキがすっ飛んできた。撫でていてよく見ると首の後ろがはげている。エーッ!!!獣医さんの写真診立てだと、キジーの禿げは疥癬ではなく細菌性皮膚炎かもしれないという。また疥癬も直接触れ合わなくても近くにいるから移る可能性はあるらしい。

すこし様子を見て獣医さんにゲンキを診てもらおう。左耳のイボも取れていないし、ダニイボにしては固い。


2009年04月14日(火) ワカメとゲンキに給餌。

午後8時に山手へ。
雨なのでさすがに道路を渡って待っていることはなかったが、「東側猫庭園」から2匹が飛び出してきた。

雨天餌場へ行き、よく見ると勿論2匹はずぶ濡れで特にワカメはずいぶん長く雨に打たれていたらしく今まで見た中で一番濡れている。

ミニタオル3枚で拭いたがまだまだ濡れている。ゲンキも濡れてはいるがワカメほどではない。それにゲンキは拭かれるのが嫌いなのでさっと拭くだけにしておく。

カリカリを食べている間に私の特別暖かい手でワカメの身体をマッサージ。撫でている間に一部乾いてきたがまだまだ。

食べ終わったワカメを膝の上に乗せてマッサージを続ける。あんなに濡れては風邪を引いてしまう。高齢だし。

それにしても、何故、雨天餌場か、せめて車の下で待たないのだ!

車といえば、今夜も正門前のスプリンターは動かした形蹟がない。それどころかその後ろにもう1台駐車していた。帰りに見たら更に赤い車がスプリンターの前に停まっていた。ゴミの不法投棄と一緒で、誰かが1台停めると次々と停めるらしい。みんなで○○すると怖くない、の図式か。


2009年04月13日(月) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。キジーに抗生物質、フロントライン投与。

テレビを見ていたので遅くなった。
午後8時10分に山手へ。案の定、昨日と同じく、ワカメとゲンキは道路を渡り、ガードレールの外側に潜んでいて私を見て飛び出してきた。

正門前に昨日からデーンと駐車していたとても古い型式のスプリンタートレノが今夜もそのままになっている。???

庭園へ行くと、西側庭園からニャーと声がしてキジーが現れた。気のせいか一昨日投与した疥癬薬が効き始めているような。ちょっと禿げ部分の毛が濃くなってきたような気がする。

さて、今夜は抗生物質をa/d缶に混ぜて食べさせる。そして注射器に小分けしたフロントラインをダニイボがあった辺りにショットしよう。だが、警戒心の強いキジーは私が後ろへ回るとグルグル回ってなかなかうまくいかない。それでも食欲には勝てず油断した時にピュッ!キジーは吹っ飛んだが、勿論すぐに舞い戻ってきた。見ると素晴らしい!ドンピシャのところにショットできてる!

食欲旺盛なキジーが横取りしに来るので、ワカメもゲンキもおちおち食べていられない。

カリカリ、a/d缶、黒缶、家から持参したびんちょうまぐろのたたきも与える。

満腹になったらしいキジーが離れて行ったので、ロイヤルカナンのレトルトをワカメとゲンキに与えていると、嗅ぎつけたキジーが戻ってきた。そしてまた食べる。その後、ゲンキが食べている横でキジーは満腹して寛ぐ。キジーの腰の辺りをさっと撫でてみる。勿論、飛びのくがもう給餌を始めて6年にもなるのだ。そろそろ触らせてくれてもいいころだ。

本館脇でトレイを洗い給水する。
餌場に戻るとキジーはまだ食べていた。キジーはさっき、餌場を離れたと思ったら通路の敷石部分におしっこしたようだ。犬なみにたくさんした痕がある。身体もボリボリ掻いていた。

寛いでいるキジーにいろいろ話しかけていたら「ウザイ」と思ったのか、いきなり立ち上がり尻尾をぶん回しながら去っていった。身体は痩せているがお腹が膨らんで横に張り出している。十分に食べるのはいいが、ワカメとゲンキの食事タイムが乱されるのはよろしくない。



2009年04月12日(日) ワカメとゲンキに給餌。今年度第一回フロントラインプラス投与

6号棟、7号棟での用事を済ませ、午後7時50分ごろ山手へ。
ワカメは、既に道路のこちら側、ガードレールの陰にいて、私をみつけて飛び出してきた。ゲンキはその下のお墓への通路にいてすぐに上に上がってきた。

そうやって、そんなところまで来て私の到着を待ちわびているくせに、庭園餌場への足は遅い。2匹で遊びながらちんたらやって来る。

カリカリを与えると今夜は空腹だったとみえ、ワカメもいつもよりよく食べた。食べている間にワカメの首の後ろにフロントラインプラスを投与。去年はあんなに嫌がったのに、全く気付かぬ風で拍子抜けする。

だが、いつもは平気なゲンキが投与に驚いてすっ飛んで逃げ、数分戻ってこない。ともあれ、2匹には無事投与した。これでゲンキの左耳のダニイボも落ちるだろう。

キジーに一撃、投与したいのに今夜も来ない。

缶詰の汁を絞ってトレイに入れたが、以前は喜んでチュパチュパ吸っていたのに、ワカメは見向きもしない。

そこでa/d缶を与えると食べた。ゲンキは汁も魚肉もa/d缶も食べる。

トレイを洗い、本館へ給水に行く。

戻ってきてから、ひょっとして?と元の給水場へ行ってみる。が、やっぱり栓は取られたままだ。

ワカメが覗きに来ている。ワカメに話しかけているとゲンキもやってきた。

さて帰ろう。ゲンキは途中まで追ってきた。


2009年04月11日(土) ワカメとゲンキに給餌。

午後7時50分に山手へ行く。
近づくと大分手前から鳴き声がしてワカメが山のてっぺんで身を翻して降りてこようとするのが見えた。
そして間もなくワカメとゲンキが道路を渡ってきた。こちらからも渡って行ったので、勢いの付いたワカメたちは道路上でUターンできずに私とすれ違って道路の反対側へ突っ走って行ってしまった。
それから一呼吸置いてやっと山手側へ戻ってきた。
熱烈大歓迎してくれるのは嬉しいが、どっちみちこちらから行くのだから危険な道路を渡ってこないでほしいなあ。

2匹を連れて庭園餌場へ。本館には灯りが点いていて駐車車両もある。

キジーはいなかった。疥癬薬が効いてどこかでまったりしているのだろうか?

しまった!カリカリを忘れた。
dbf缶を開けると2匹は喜んで食べた。ワカメは3分の1缶くらい食べ、ちょびっと吐き戻したが、大丈夫だ。

ゲンキには更にレトルトを与えるが全然ガツガツしていない。ゲンキの左耳にダニイボらしきふくらみを発見!明日、フロントラインプラスの投与をしよう。

給水しに本館脇まで行く私をワカメとゲンキは不審な顔をして見送っていたが、給水を終えて振り向くと2匹ともすぐ近くまで来ていた。
私が庭園の中を歩き回ると猫たちは興味津々で従いてくる。

餌場に戻ると猫たちもゆっくりと戻ってきた。
しばし2匹を撫でて可愛がる。

帰ろうとするとゲンキが従いてきた。
途中で振り向くと、道路の真ん中で寛いでいたゲンキが「呼んだ?!」とばかりに追いかけてくる。もう振り向かずにさっさと帰ることにする。


2009年04月10日(金) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

朝、もも動物クリニックに行ってキジーのことを獣医さんに相談してみた。まず捕獲できないだろうし、よしんばできたところで、治療には困難が伴う。そこで、投薬してみたい。毛が薄くなり、身体を掻いているのは疥癬の疑い濃厚なので、疥癬薬を処方してもらうことに。口内炎に対しては抗生物質の投与を行う。マダニにはフロントラインが一番なので、何とか投与を試みることにする。

*****

午後7時45分、山手へ。ワカメは山から降りてきたがゲンキがいない。
庭園餌場に行くとキジーが待っていて、昨日と全く同じようにガツガツしている。a/d缶に疥癬薬を混ぜて与える。今日の投薬はこれだけ。背中のダニイボは増々大きくなっている。近日中に注射器に小分けにしたフロントラインを背中の上からピュッと一撃投与してみようと思っている。

キジーがガツガツそわそわしているので、ワカメは落ち着いて食べられない。が、既に昼間に給餌されているのでそれほど心配はないだろうが。

ゲンキがやってきて、キジーのガツガツぶりに立腹しフーシャーする。が、ゲンキも空腹ではないようだ。

キジーは水を飲み、また食べようとしている。アイムスのカリカリも食べた。

トレイはペットボトルの残り水で洗い、本館脇の給水栓まで水を汲みに行く。


2009年04月09日(木) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

午後4時半ごろ、所用で鎌倉にいたところ、J先生から写メと電話。キジーとおぼしきボロボロの猫が「猫庭園」にいたのだが、現在は工房の方にいる、捕まえて治療を受けさせたいとのことだった。写メを見ると紛れもなくキジーだった。

それから1時間ほどして帰宅しキャリー等を持って工房に駆けつける。J先生と部員2人がいてキジーもニャーニャー鳴いている。が、私たちが洗濯ネットやバスタオル、キャリーを手に近づくと、たちまち警戒してすばやく逃げてしまう。

昼間はぐったりして舌を出し汚いよだれを垂らしていたという。明るいところでよく見ると下唇によだれがこびりついているのか真っ黒だ。

追い回しているうちに笹薮の中に逃げ込んでしまい、到底捕まらない。

捕獲器を1台、J先生の車に積んでおくことにして、明日昼間にもう一度、捕獲を試みるという。

********

午後8時過ぎ、山手へ。
山の中からワカメとゲンキが出てきたが、午後に既に給餌されているので落ち着いている。

庭園餌場へ行くとキジーが待っていた。a/d缶を開けていると「早くしろ!」とばかりに私の手をパンチしようとする。

キジーが余りにガツガツしているので、ワカメもゲンキも呆気に取られてロクに食べない。ワカメにはロイヤルカナンのレトルトを与える。結局それもキジーが結構食べた。

キジーの毛が薄くなった肩甲骨の真ん中にダニイボらしき突起ができている。フロントライン投与をしてやりたいが無理だろうなあ。

給水場に行って驚いた。「猫庭園池」に流されていた水が止まっているとは思ったが、給水の栓が取り外されて蓋が被せられている。明らかに水の出しっぱなしを嫌って、管理部門が栓を持ち去ったらしい。
う〜〜ん、困ったな。夜、私が来た時に栓を止めておけばよかったかな。

本館玄関横の給水栓はどうかな?
行ってみると給水できるようになっていたので、ホッとした。今更、重いペットボトルを家から運んでくるのはイヤだ。


2009年04月08日(水) ワカメとゲンキに給餌。

午後7時50分に山手へ。
山はシーンとしている。正門前へ行くとどこからか鳴き声がしてゲンキが現れた。ワカメがいない。
心配しながら歩いていくと「東側猫庭園」からワカメが走り出てきた。
この調子では2匹とも既に給餌されたらしい。

今夜はキジーはいない。
カリカリを与えても殆ど食べない。a/d缶を与えてみるとこれは食べた。
ゲンキに焼きササミを与えるがもう食べない。
2匹とものんびり寛いでいる。

トレイを洗い、給水して帰る。

今日もホースから岩場に水が流されていて「猫庭園池」はかなり満水状態になっている。


2009年04月07日(火) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

今日は、朝から逗子〜鎌倉へのお花見ドライブに誘われ、行ってきた。いろいろ巡ったが大して歩きはしなかったのにすごく疲れて帰宅後は居眠り。花粉症の薬の副作用か?眠い、だるい、しんどい。肩こりがひどく頭痛もする。おまけに目が痒い。

*****

午後8時に山手へ。ワカメたちは待ちかねてはいなくて「東側猫庭園」にいたらしい。ゲンキはノビをしながら現れた。

待ちかねていたのはキジーだった。くしゃみをしている。
ワカメとゲンキにカリカリを与えて、キジーにはa/d缶を与える。

キジーがいるからか、既にたっぷり給餌されたのか、ワカメもゲンキも食欲不振。ワカメは盛んに吐き戻している。困ったなあ。

一方、口が痛そうに頭を振ってヨレヨレに見えたキジーはモリモリ食べ、ゲンキの餌まで横取りしている。

ワカメの水容器が紛失していたが、水が流されているホースのところへ行くと容器が転がっていた。ホースの位置が昨日とは違っているから、ついでに給餌がなされたと思う。

帰ろうとするとワカメが平戸池の前の歩道にいたので、焼きカツオを与えることにする。ゲンキもやってきたので1本づつ与える。

ゲンキはすぐにパクパク食べてしまったがワカメは食べない。
そこへ、嗅ぎつけたキジーがやって来た。キジーは既に十分に食べているので横取りさせないようにする。ワカメが残した焼きカツオはゲンキのお腹に収まった。

キジーの肩の部分はやはりかなり被毛が薄くなっている。すっかり禿げているわけではないのだが、何かの皮膚病だろうか?獣医さんに訊いてみよう。
隙をみてキジーの腰の辺りを触ってみた。被毛の手触りはゴワゴワしている。


2009年04月06日(月) ワカメとゲンキに給餌。

山手へ行こうとしていると、猫捕獲依頼のNさんからやっと電話が掛かってきた。が、今週は私が多忙なので来週の金曜日、17日にイタチ川のんちゃんの捕獲を行うことにする。

で、山手へは午後8時に到着。ワカメたちは山の石垣のてっぺんで見張っている。降りてくる様子なのでこちらから走って行く。

餌場に行き、いつも通りカリカリから始める。頭上の桜も満開だ。通路には枝が何本も張り出してそれはそれは見事。

dbf缶とロイヤルカナンのレトルトを与える。

トレイを洗い、給水しようと思ったら、水がジャージャー流れる音がする。ホースが岩場まで伸ばされてそこから滝のように水が「猫庭園池」に流れ込むようにされているのだった。そこへ行き、ペットボトルに給水する。ワカメが見に来ている。

さて、帰ろう。メールを打ちながら坂道を下っているとゲンキが全速力で追ってきた。道路の真ん中でひっくり返っている。


2009年04月05日(日) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。

今日午後、腰越行政センターでキャットネットかまくらの協議会があった。所用があったので出席する。5月4日に鎌倉駅前の鎌倉学習センター地下ギャラリーにて5月祭が行われるのでそれについての打ち合わせが主な議題だった。

ポスターをもらってきたのでHPにも近日中に掲載するが、「自慢猫の写真大会」と題して猫の写真を応募すると会場に展示され、人気投票で上位者はプレゼント(葉山げんべいビーチサンダル)がもらえる。猫相談コーナーや猫自慢大会などなど猫を巡って和気藹々とやろう!という趣旨だ。

学院の猫部の面々にも是非、写真の応募、来場してもらいたいと誘いを受けたので早速J先生にもちかけてみよう。

*****

午後7時40分、山手へ。
山のてっぺんでワカメが鳴いている。道路を渡るとワカメとゲンキが丁度山から降りてきた。

庭園餌場へ行くと黄色大トレイがなくなっている。多分、近くに転がっているのだろう。

黄色小トレイを使う。カリカリの後、黒缶を与える。
ふと見ると静かにこちらにやって来る猫がいる。キジーだ!やっぱり痩せているし、首の後ろの毛が全体的に薄い。

キジーにはa/d缶を与える。a/d缶を殆ど食べ終わったキジーは、ゲンキのカリカリを食べようとするがケッケッケと咽んで喉を通らない。

キジーはしばらく餌場にいたがゆっくりと通路を下って行き、「猫庭園池」のところで一休み。そのうちに見えなくなった。

トレイを洗い、給水する。
ワカメが新聞紙座布団に座っているので「猫庭園池」の方へ行ってみる。そちらの桜はほぼ満開。餌場の頭上の枝は9分咲き。
「猫庭園池」のほとりに黄色大トレイとプラスチックスプーンが置いてあった。

ここで誰かが給餌した?どうもそんな感じでもない。何かに使った?
トレイを手に持ったので、何かまたくれるかとゲンキがニャーニャー鳴く。ワカメもやってきたし、どこからかキジーも出てきた。
何もないと分かるとキジーは門扉の外へ出て踊り場から階段を下りていった。
餌場へ戻りカイロを取り替える。ワカメは「東側猫庭園」でトイレしている。


2009年04月04日(土) ワカメとゲンキに給餌。

1週間ほど前に花粉症の薬が切れたのだが、杉花粉はそろそろ終了だというので、もういいかと思っていた。が、一昨日くらいから目が猛烈に痒くなり、鼻水も垂れ、花粉症症状真っ盛りになってしまった。杉が終わると桧花粉が舞い散るらしい。

そこでまたムラタ耳鼻科へ。先日は別件だったのだが、あの時ついでに薬をもらっておけばよかった。

帰りは午後1時過ぎになったので、また「イタチ川・のんちゃん」の餌場を通ってみた。が、今日はいなかった。上天気だったのでそこいらで日向ぼっこしているかと思ったのだが。あれからNさんから音沙汰がないが、私の方も今週は多忙なので、一向に構わないが。

帰宅するや否や、「強い薬」の方を服用する。副作用で眠気がくるというが平気だった。と思いきや、服用後4時間以上経ってやけに身体がだるくなり、ボーっとする。この感覚は覚えがある。抗アレルギー薬の副作用だったか。

*****

天気予報通り、夜は雨。
ボーっとしたまま午後7時20分に山手へ。ワカメは「東側猫庭園」で待っていて私を見て慌てて階段を下りてきた。またゲンキがいない。しょうがないなあ、と思いつつワカメと歩いているとどこからか派手に鳴く声が聞こえてきた。ゲンキが「東側猫庭園」の中を走って追いかけてくる。よかった!

雨天餌場でカリカリを与え、水の用意をする。漠然と昔、家にいた犬たちのことを考えて、悲しい思い出に浸っていた。するといつまで経っても私が缶詰をくれないので、ワカメは外へでて駐車車両の下に入ってしまった。ゲンキもワカメのところへ行ってしまう。

缶詰を取り出して呼ぶと2匹とも戻ってきた。ごめん、ごめん。
dbf缶を開ける。ワカメはそこそこ食べて満足したようだ。タオルで身体を拭く。

食べ終わったワカメはどこかへ行ってしまった。トイレかな。
ゲンキはまた車の下に入っている。

私が帰ろうとすると飛び出してきて、「猫庭園」の中へ入っていった。ゲンキもトイレだろう。


2009年04月03日(金) ワカメとゲンキに給餌。

早く行こうと思いながら今夜も出発は午後7時50分になってしまった。
山手へ近づくとニャーニャー声が聞こえる。山の石垣のてっぺんに猫影が!
ワカメの姿が消えた。素早く降りてきて道路を渡ってくる。ワカメのところまで歩いて行き、一緒にまた道路を渡る。正門から車が2台続けて出てきた。

ん?ゲンキがいない!呼んでも出てこない?!イヤーな予感。
ワカメだけを連れて庭園餌場へ。構内には車が数台駐車している。会議でもあったのだろう。タクシーが坂道を上がって行く。

寂しくワカメだけにカリカリを与える。
缶詰は黒缶を開ける。ワカメが缶詰を食べ始めたころ、ゲンキが鳴きもせず静かに「猫庭園池」の方から現れた。異常はなさそうだが念のためライトで照らしてみる。大丈夫だ。ガツガツしていないが缶詰は全部平らげた。

ワカメがあんまり食べないのでロイヤルカナンのレトルトの高栄養食を与えてみる。とろみの部分ばかり舐めて本体は殆ど食べない。ゲンキもこれはあんまり好きではないようだ。高価なのになあ。

「猫庭園」の桜は「猫庭園池」の上に張り出している枝は8分咲きといったところか。餌場の上の枝は6〜7分咲きくらい。今週末に満開になるだろう。

ワカメが新聞紙座布団の上で寛いでいるので、しばし夜桜を楽しむ。ゲンキがついてきて「猫庭園池」の水を飲もうとしている。このところの晴天で池の水位も大分下がった。

ワカメが水を飲んでいる間に餌場を片付けて帰る。


2009年04月02日(木) ワカメとゲンキに給餌。

今朝は所用があって大船を通った。発車を待つ京浜東北線の電車の中からハンミたちの姿を探すといた!ハンミが線路際を南側へ向かって歩いていく。
携帯で写真を撮ろうと、電車の中を歩きながら追いかけたのだが、電車が発車してしまい、失敗。ハンミは元気そうだった。

そのことをキャットネットかまくらのM田会長、S藤理事、I田理事にメールしたら、4月5日(日)午後に腰越行政センターにて5月祭があるとのこと。急だが、キャットネットさんとは話もあるので行ってみるつもりをしている。

*****

午後7時50分、山手へ。4号棟脇にはキジーはいなかった。
山手側へ道路を渡るとワカメとゲンキは山の中から降りてきたが、お腹ペコペコというのではないと思う。

庭園餌場へ行きいつも通りカリカリを与える。2匹ともよく食べる。ゲンキは以前、カリカリは殆ど食べずに缶詰を待っていたものだが、最近カリカリもよく食べる。今夜はdbf缶を開ける。2匹ともそれほどガツガツとは食べない。やはり既に少しは給餌されたのだと思う。

昨日、カイロを入れてあげなかったのだが、やはり深夜には冷える。今夜はミニハウスにカイロを入れる。

甘えるワカメを十分に撫でて可愛がる。

帰りにはゲンキが追ってきた。また元気いっぱいに走り回っている。


2009年04月01日(水) ワカメとゲンキ、キジーに給餌。キジーはPハイツにいた!

朝11時前、ムラタ耳鼻科へ行った帰りにのんちゃんの餌場を通ってみた。時間が早いのでよもやのんちゃんに出会うとは思わなかったが、ちゃんといた!写真ページをアップしたので詳細はそちらで。

*****

午後7時50分、外へ出ると濡れている!いつの間に降ったのだろう。一応傘を持って出る。

小学校脇の通路を歩いていると、4号棟前の駐車場の傍に猫が座っているのが見えた。逃げもしない。それどころか私に向かってニャーと鳴く。エーッ!?まさか捨て猫?!
暗いがよくよく見るとキジーのようだ。ライトを出して照らすとやっぱりキジーだった。太ってはいないが痩せてもいないし元気そうだ。山手には3月5日以来姿を現さないが、ちゃんとM上さんから餌をもらってしっかり生き延びていることが分かり一安心。こちらも写真ページをアップしたので詳細はそちらで。今日は特にキジトラ猫に出会う日だったようだ。

山手へ向かって行くと、いつぞやの夜のように待ちくたびれたワカメとゲンキが1号棟前駐車場の端っこで待っていた!ごめん、ごめん。

庭園餌場へ行き、カリカリを与えるとよく食べた。今夜はキジーと同じくa/d缶を与える。ゲンキには魚正も与えるがそれはあんまり食べない。
ん?少〜し雨がパラパラ降って来た。さっさと帰ることにする。暖かいので今夜はカイロを入れないことにした。ワカメはミニハウスに入った。


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