つれづれ日記
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2009年01月31日(土) ワカメとキジーに給餌。ゲンキ入院中。コロン欠席。

今夜はまた「しむら動物園」を見ていて遅くなった。
午後8時10分ごろ山手へ。外へ出たらとっくに止んだはずの雨がポツリポツリとほんの少々顔にかかる。ザーッと降ってきたら困るので傘を取りに戻る。

が、山手に到着するころには全然降らなくなった。
ワカメはいつものように踊り場の陰の「東側猫庭園」からニャーゴニャーゴ鳴きながら降りてきた。キジーは丁度反対側の「東側猫庭園」の角からニャオニャオ鳴きながら出てくる。昨夜と同じ展開。

雨も降っていないのに雨天餌場へ私が向かうので2匹は訝りながらも従いてくる。

しまった。カリカリを忘れてきた。大缶1個、レトルト2個を開ける。ワカメは昼間にS村さんからでももらったのか、そこそこ食べて満足している。

ワカメはトイレに行き、戻ってきたが、キジーが食べ続けているせいか雨天餌場に上がってこない。どこかへ行ってしまったので、片付けて帰ることにする。

庭園餌場を覗いているとワカメがベランダ下あたりから駆けつけてきた。今夜も暖かいが、すぐにハウスに入るだろう。

正門はいつの間にか閉じられていた。

明日の昼間にゲンキをお迎えに行く。


2009年01月30日(金) ワカメとキジーに給餌。ゲンキ入院中。コロン欠席。

予報通り一日中雨だった。

「ポチたま」を見ていたので遅くなった。28歳(元捨て猫)の黒猫♀が出ていて魅せられてしまった。運動のためトイレは2階にあり、元気に上り下りしていた。黒い毛には白髪も余り見当たらず、スゴイ!の一言だ。

この分では今年20歳のパンダもまだまだ大丈夫かな?16歳のワカメなんて若い若い。

午後8時10分ごろ徒歩で山手へ。もうキジーを捕獲しないことにした。
ワカメは正門横の「東側猫庭園」のどこかからニャーゴと鳴きながら出てきた。キジーは餌場そばの「東側猫庭園」から。調子のいい猫だ。

一緒に雨天餌場へ行く。雨天餌場にトレイがひとつ立てかけてあった。昨夜6個あるべきトレイが5個しかなかったが、ここで部員が給餌したらしい。

ワカメはカリカリ少々とレトルト2種、ミニ缶を少々。でもお腹は相当膨らんでいる。私がキジーの世話を焼くのが気に入らないようだ。

キジーは相変わらず身体をボリボリ掻いている。耳にダニいぼがないからマダニではないようなのだが。蚤だと思うが真冬に?キジーはよく食べた。
背中をそっと撫でると跳び上がってフーシャーする。これから1年くらいしたら慣れるかなあ?もう6年の付き合いなのに。

ワカメは外へトイレに行って戻ってきた。うろうろしているので膝の上に乗せて可愛がる。キジーがぱくぱく食べているのを上から見て面白くなさそうにしている。そのうちに跳び下りてしまった。

餌場を片付け、暖めたカイロを持って庭園へ。ミニハウス右のカイロを取り替えているとワカメがこちらに向かって走ってきた。入れ替わりに私は帰る。


2009年01月29日(木) ワカメとキジーに給餌。ゲンキ入院中。コロン欠席。キジーは捕獲できず。

午後8時を大分過ぎてから車で山手へ。雨は降っていない。
また本館前をぐるりと回って「猫庭園」前の坂道に駐車する。ワカメが駆けつけてくるのが見えた。キジーもいる!

早速トランクから捕獲器を出し、もたもたしながらセットする。焼きカツオを入れているとワカメが早くちょうだい!とそわそわしているので、ワカメが捕獲器に入ってしまいそうだ。

焼きカツオをほぐして少しづつ捕獲器へと導いたのだが、捕獲器の中、踏み板の前のカツオを咥えてさっと出てしまい、どうしても奥まで入らない。

捕獲器のことをよく知っているのかそれとも単に警戒しているのか、ゴールデンの子供たちとはぜんぜん違う。

捕獲器の外でフードをくれないならもう帰る!というそぶりをして見せたり、私の車の下に潜り込んでみたり。捕獲器には決して入ろうとしない。

根負けしていつもの餌場へ行くと、尻尾を振り振りすっ飛んでくる。そしてよく食べる。相変わらず身体を舐めているが。可愛い顔をしてしょうがないなあ。背中をチョンとつつくと跳び上がる。

ワカメもレトルトを1個半くらい食べた。

今夜は暖かいし昨夜のカイロがまだほんのり暖かいので取り替えない。

ワカメもキジーも「猫庭園池」の方を凝視する。誰か(猫?)が来ているらしい。ワカメは気にせず、のんびりしているが、キジーは気にしながら食べている。

ワカメがミニハウス右に入ったので、トレイを洗い、給水場に行く。すると給水場奥に黒白猫がいる!ポンドだな。さっきキジーが気にしていて、ワカメは見慣れたふうにしていたのはポンドだったらしい。ポンドは相変わらず逃げるでもなく、懐くでもない。

餌場に戻るとキジーの姿はもうなかった。ポンドがやってきて少し食べ始めた。

ガードマンの車が回ってきて、私の車があるのに正門を閉める音がするので慌てて車に飛び乗り、正門へ行く。


2009年01月28日(水) ワカメに給餌。コロン、キジー欠席。ゲンキ入院中。

午後8時に車で山手へ。今夜も駐車場で車を出す時、古い車の下にちんまり座っているシートンが見えた。帰りにはもういなかったが。

キジーを捕獲できたときには積み込みやすいように、このところ車をぐるりと回して坂道の下向きに駐車するようにしている。(J先生方式)

今夜は電話ボックスの下あたりに数台駐車していて教員数人が丁度車に乗り込むところだった。私がノロノロと段差を乗り越え本館前へ回っていくので皆さん、アレッ?といった顔で振り向く。でも目が合った男性は頭を下げてくれた。

庭園餌場後ろの坂道に駐車しているとワカメがすぐに寄ってきた。キジーはいない。この分では捕獲計画はもう無理だな。残念。

使ったのかどうかは分からないが昨日と同じくトレイが散乱している。ワカメはカリカリ少々、レトルト1袋と焼きカツオを食べておしまい。

しばらく抱っこしてそのままミニハウス右に入れ、暖めたカイロを入れ替える。

餌場を片付けて帰宅する。

帰宅してからパソコンを開いたら、J先生からメールが入っていた。
さまざまな努力にもかかわらず3ずきんちゃんたちの里親さんが全然決まらず困っていたのだが、J先生の尽力で東京ARKとじっこんの里親募集サイト Angels With Fur Japan(「毛皮を着た天使たち」英文)に掲載してもらえることになったのだ。
去年、磯子の里親会参加時にJ先生が撮影した可愛い写真が昨日付けで3枚も掲載されている。「山手ネコロジー」HPに早速リンクを貼った。
優しい里親さんに巡り合えることを切に祈る。

ゲンキのお迎えは明朝を予定している。


2009年01月27日(火) ワカメに給餌。コロン、キジー欠席。ゲンキ入院中。近隣餌やりさんS村氏に会う。

午後2時50分ごろクリニックにゲンキを迎えに行く。午後の診療は3時からなのだが、すでに先客が2組いてもう診療が始まっていた。

ゲンキはもうすっかりいいのだが、獣医さんはキジーがつかまらないことを心配してくれてもう少し預かってくれると言う。そこでその間に血液検査、ワクチン、チップ埋め込みなどをしてもらうことに。

ゲンキは大怪我もなく数年間無事に過ごしてきたのに、去年は4月、10月、12月と3回も噛み傷による化膿で入院した。そして今年も年明け早々化膿して入院だ。こんなことではこの先が思いやられる。

コロンも失踪してから3週間が経った。万が一事故に遭っているとしても、チップが埋め込んであれば、情報がこちらに届く可能性がある。今、関係機関では急速に読み取り機が普及しているそうだ。ゲンキのことは退院させてもこの先心配でならない。

ということでその足で山手へ行く。今夜はS井、所用のため給餌に来られないので昼間にワカメに食べさせてしまおう。

レトルト1袋と焼きカツオを与えたが少し残している。すでにもらったのかな?

「猫庭園」で立ち働いていると、脇のスカイラインの途中で立ち止まりこちらを見ている小柄なおじさんがいる。ワカメもそのおじさんに目を留めている。そしてワカメはおじさんが階段を降り始めると一目散に踊り場に駆けつけておじさんの到着を待つ。明らかに懐いている。

そこで私も門扉の内側に行き、おじさんに声を掛けた。すると山手猫たちのことをよく知る近隣住民でS村さんという人だった。散歩の行きがけにワカメにカリカリを給餌したという。ズボンのベルトにカリカリの入った小袋をくくりつけていた。J先生とここで出会って話をしたこともあり、去年の学園祭にも来たそうだ。何よりワカメが懐いているので安心した。

コロンやゲンキがいないことも承知していて、コロンは食べ物はねだるが触らせなかったという。誰よりもゲンキは懐っこい、ワカメは以前は食べたらプイと行ってしまったがこのごろは触らせてくれると言って目を細める。茶々のことやパンダのことなども知っていたからJ先生と会って話をしたのは去年のことだろう。


2009年01月26日(月) ワカメに給餌。コロン、キジー欠席。ゲンキ入院中。キジーの捕獲計画今夜も失敗!

今夜は午後7時50分ごろ車で山手へ行く。遅い方がキジーが待っている可能性が高いかと思ったのだが・・・

車で徐行しながら正門を入り、またグルリと本館前を回って餌場の後ろの坂道に駐車する。ワカメがすっ飛んでこない、と思っていたら平戸池の方からワカメのものらしいだみ声が聞こえてきた。

探しに行くと、本館前庭園の縁石で私の車を見送ったらしく不満声を出していたようだ。一緒に庭園餌場へ行く。

キジーは今夜もいない。
ワカメは空腹のようだったが、さほどたくさんは食べなかった。

しばらく膝の上に乗せてかわいがる。そうして抱いたままミニハウス右に入れる。

その後、餌場を片付けたり、トレイを洗い、給水場を往復してもワカメはミニハウスから出てこなかった。

明日午後にはゲンキを迎えに行く。つまり、キジー捕獲計画は完全に失敗したということだ。いい機会だと思ったのだが、キジーはそういう運命にあるということだろう。またの機会があればトライしよう。残念!


2009年01月25日(日) ワカメに給餌。コロン、キジー欠席。ゲンキ入院中。キジーの捕獲計画またも失敗!

午後7時ごろ車で山手へ。
早く行ってもキジーはいないし、昨夜クリニックの獣医さんが「遅くなっても捕まり次第連絡してください」と言ってくれたので、お言葉に甘えて、いつもよりは早いが診療時間後に山手へ行くことにしたのだ。

駐車場から出ようとした私の車のライトに浮かび上がったのは、クラウンの下で待機しているシートンの姿だった。よく見ようと車を停めるとシートンは身構える。そろそろM上さんが給餌に来るころだとシートンは待っているようだ。シータンやアビーなどもこの駐車場のどこかで待っているに違いない。

この子たちの母、ゴールデンはどうしただろうか?私にゴールドを託して次の子の出産をしたに違いないのだが・・・冬生まれの子猫はほとんど育たないだろう。7〜8月生まれのゴールドでさえ、兄弟はもういなかった。ゴールデンが不憫でならない。

さて、山手へ行き、ぐるりと本館前の方から回って庭園餌場の後ろの坂道に停車する。驚いたことにワカメが昨日の場所に座って待っていて車が停車すると喜んでやってきた。私の車を見かけたが行ってしまったのでここで待つことにしたのかもしれない。

キジーはいない。
ワカメにカリカリとレトルト、缶詰を与える。食べ終わったところで膝の上に乗せて可愛がる。しばらくして下ろし、給水場へ行く。ワカメも従いてくる。

またワカメを膝の上に乗せて可愛がる。そのまま待っていてもキジーは一向に現れない。

ワカメを抱いたままミニハウス右まで運び、ベッドの中に入れてしまう。カイロを取り替えてほかほかなのをワカメのお腹の下に差し込む。ワカメは飛び出してきたりしない。

午後7時半だが、もう諦めて帰ることにする。


2009年01月24日(土) ワカメに給餌。コロン、キジー欠席。ゲンキ入院中。キジーの捕獲計画失敗!

午後6時過ぎ車で山手へ。
土曜日だというのに灯りが煌々と点いていて生徒達もいっぱいいる。これじゃキジーは出て来ないなあ。

車を坂道に停め、バッグを持って降りると私の車に見覚えがあるのかワカメが平戸池の方から走り出て来た。

ワカメにタッパーに入れたカリカリを食べさせる。レトルト2個もタッパーの中に入れる。1個半くらい食べた。その上に焼きカツオを乗せると大好物なので喜んで食べた。

餌場に捕獲器を仕掛けて待つがキジーは一向に出て来ない。
ワカメを膝の上に乗せて可愛がっているうちに足先がとても冷えてきた。

給水したりして身体を動かす。

正門より外にいるかもしれないと思い、探しに行く。後ろでギャーギャー鳴く声がすると思ったらワカメだった。従いてきて私の挙動に興味津々。

車の中で待つことにするが、向きを変える為にバックで降りて一周してくる。車内でしばらく待ち、車の外へ出るとワカメがすぐに走り寄って来る。ハウスに入っていればいいものを、ひとりぼっちになっているのでとても人恋しくなっているらしい。また膝の上に乗せて可愛がる。

そんなことを繰り返しているうちに8時ごろになり雨も降り出した。今夜は来ないのだろう。残念!

7時前にクリニックに電話しておいた。遅くなっても捕まり次第、連絡していいとのこと。今日がダメでも明日でも明後日でもいいと言ってくれた。

ゲンキのお迎えは27日午後に予定している。それまでにキジーが捕まらなければひとまず諦めよう。


2009年01月23日(金) ワカメとキジーに給餌。ゲンキ入院中。コロン欠席。

今夜は居眠りしながらも、久々に「ポチたま」を見ていたので遅くなった。
8時15分ごろ山手へ。ワカメは山のてっぺんで見張っていたらしく、道路を渡るとすぐにニャーゴニャーゴ鳴きながら出て来た。

一緒に庭園餌場へ。キジーが「東側猫庭園」から出てきてニャーニャー鳴く。空腹の2匹にたっぷり給餌する。特にキジーはたらふく食べた。

こないだからしきりに背中を舐める。蚤がいるのかなあ?

キジーに給餌する時、背中をちょこっと触るとビクッとして飛び退いた。しばらくしてもう一度触るとやはりビクッとする。これをしばしば繰り返していると人に触られるのに慣れてくるだろうか?キジーに給餌を始めてもう5年になる。花子にも5年以上給餌を続けたが、あんなに甘える素振りを見せたものの最後まで撫でさせなかった。撫でようとすると鋭い猫パンチを食らったものだ。

ワカメを膝の上に乗せて可愛がりながらカイロの用意をする。そのままミニハウス右まで抱いて行ったが、ハウスの前で逃げられた。カイロを取り替える。

キジーが盛んに痒そうに身体を舐める。猫のことだから身体が柔らかく後ろの方まで舌が届く。フロントライン投与ができない猫の蚤取りはどうするか?スプレーを噴霧?だが、この分では身体に吹き付けられた薬液をすべて舐め取ってしまいそうだ。

ゲンキがいないせいか、キジーはすっかり餌場で寛いでいる。ハウスにも入っているのかもしれない。一昨年だったかハウスにキジーが入っていることがあったし。

ゲンキがいない、ということで閃いた。ゲンキがいると餌場で捕獲器を仕掛けてもゲンキが真っ先に入ってしまうので他の猫を捕獲するのは難しい。

ゲンキが戻ってくる前にキジーを捕獲して去勢手術を受けさせよう。麻酔がかかった時にフロントラインしてしまえばいいし。我ながら妙案だ。

以前は何とかしてキジーを去勢しなくちゃ、と思っていたがよく観察すればキジーは結構な年のようだし口内炎もひどく、しかも簡単には捕獲できそうにないので諦めていた。

最近とてもおいしいフードをふんだんに与えているのですっかり懐きかかっている。一度捕獲して血液検査なども受けさせたい。

明日夜、早めに来てみよう。ひょっとしたら明晩、速攻で手術できるかもしれない。

給水場から戻ってきたら、ゲンキがよくするように、キジーが私の新聞紙座布団の上に乗っかっている。餌バッグの周りに陣取ってすっかり山手猫だ。

それをワカメは飛び石脇の定位置でじーっと見つめている。


2009年01月22日(木) ワカメとキジーに給餌。ゲンキ入院中。コロン欠席。

今日は一日中冷たい雨が降り続いている。
午後7時50分に山手へ。正門を通り、歩いていると「東側猫庭園」からワカメが出て来た。左折して坂道を上がり始めると鳴き声が聞こえてきてキジーがクネクネしている。

2匹を連れて雨天餌場へ。
ワカメはゲンキによくしていたように、いきなり拳を振り上げてキジーを威嚇する。慌てて止めさせる。

カリカリを与えると2匹とも夢中になって食べ始める。ミニ缶を2個開けて半分づつワカメとキジーのトレイに入れる。

キジーは口内炎で食べにくそうにしているがよく食べている。ワカメの食べ方が速いのでレトルトを1袋開ける。少し食べてやっとワカメは満腹になった。残りはキジーがゆっくりと食べる。

キジーも満腹になり、トレイの前でじっとして目をつぶっている。この分では触れるかもしれないと近付くと、意図を察したか少し離れる。まだダメか。

カイロを温めながらワカメを膝の上に乗せて可愛がる。キジーの顔を照らしてみようとライトを探してバッグの中を右手でゴソゴソやっているとワカメが膝から降りてしまった。

トレイとタッパーを片付けて庭園餌場のハウスにカイロを取替えに行く。坂道から雨天餌場を見るとさっきと同じ、ワカメは階段下のスペースにいて、キジーはミニベンチの下にいる。

私が立ち去りかけるとワカメは雨天餌場から走り出て来て平戸池の前で立ち止った。そのまま立ち去る私をじっと見送っている。


2009年01月21日(水) ワカメに給餌。コロン、キジー欠席。ゲンキ入院中。

予報通り夜になると雨が降ってきた。
午後8時ごろ山手へ行く。

雨天餌場に到着しても、ワカメもキジーも来ない。
庭園餌場へ行くとトレイを2個使った形跡があるからワカメは空腹ではないのだろう。そうこうしているうちにミニハウスに入っていたワカメが出て来た。

一緒に雨天餌場に行く。カリカリのタッパーを開けても見向きもしない。ミニ缶を開けると喜んで食べたがやはり空腹な感じはしない。ワカメの大好物「(必殺)焼きカツオ」を出すとフガフガ喜んで食べる。

膝の上に乗せて可愛がる。しばらくして降り、ボイラー室の方へ行くワカメの後姿を見ると胴体が横に張り出して明らかに満腹状態。外へトイレに行きすぐに帰ってきた。

残りを食べたり水を飲んだりしていたが私の足元にちんまりと座っているので、また膝の上に抱き上げる。カイロを温めたのでこのままワカメを抱っこしてミニハウスに入れたいのだが、失敗。

ワカメは膝から降りて外へ出てボイラー室外のベランダ下に入った。

仕方なく、片付けてミニハウス右のカイロを取り替える。帰る時、ワカメを見るとベランダ下からじっとこちらを見つめている。帰ろうとするとギャーオ!とワカメの鳴き声が聞こえてきた。戻るとワカメが駆けてきて「東側猫庭園」の縁石の上に座った。ここは濡れていない。抱っこしようとすると植え込みの下に入ってしまった。そこも濡れないから大丈夫だろう。

私が行ってしまえばワカメもハウスに入るだろう。
でも、ワカメが私の後追いをしたのは初めてだ。ひとりぼっちになってしまってよほど心細いのだろう。かわいそうに。


2009年01月20日(火) ワカメに給餌。コロン、キジー欠席。ゲンキ入院中。

午後8時ごろ山手へ。昼間は陽が差さず寒かったが夜はさほどでもなく一頃より温かいくらいだ。

相変わらず真っ暗だが、ワカメは出て来ない。正門を通って歩いて行くと脇の「東側猫庭園」からやっとワカメが出て来た。

キジーはいない。寂しいなあ。昨日あんなことを思ったからか?が、一昨年の秋から心配しているのだが、キジーは不死鳥のように甦ってきた。今度も大丈夫だろう。

ワカメはカリカリをちょっぴり食べて、ミニ缶1個を平らげる。焼きカツオを与えるとフガフガ言って飛びつく。もう1個与えるとさすがに満腹になったようだ。

しばらく抱っこして目やにを取る。降りたワカメは水を飲みトイレに行った。

その間にトレイを洗い給水する。

ワカメが帰ってきたので抱っこしてミニハウス右に入れる。カイロもワカメのお腹の下に入れる。

ワカメも1匹では寂しそうだ。キジーも戻ってほしい。
コロンがいなくなってもう2週間以上になる。これまでの最長だ。何とか戻ってきてほしい。


2009年01月19日(月) ワカメとキジーに給餌。ゲンキ入院中。コロン欠席。

午後7時半ごろ山手へ。今日はすごく温かい。
ワカメは真っ暗な中、山から鳴きながら降りて来た。

庭園餌場へ向うと待ち構えていたキジーがニャーニャー鳴きながら迎えに走り出てくる。最近ずいぶん懐っこくなっている。

ワカメはカリカリは全然食べずにレトルトを2種食べた。キジーはカリカリとレトルトをそこそこ食べたが大した量は食べていない。トレイ2個を前にして目をつぶってじっとしている。

ワカメは私の周りをウロウロしているので膝の上に抱き上げて可愛がる。しばらくすると自分から降りて水を飲みに行った。

いつもの職員が後ろを通り挨拶をして行った。

トレイを洗い、給水場から戻ってきてもキジーはまだじっとしている。キジーの前のタッパーを片付け、帰ることに。

ずーっとフーシャーだった猫が急に穏やかになると、最期の挨拶をしているようで返って心配だ。ノワールも、新黒もチャトもそうだった。

山手を離れていたプリンス、新黒、タビーは最期の時を山手で過ごすべく戻ってきた。

キジーも今日はカリカリがとても食べにくそうだった。口内炎は治っていないようだ。だが捕獲しても病院ではきっとフーシャーして治療ができないだろう。そういう猫にはフードに混ぜる投薬をするくらいしかできない。

温かかったのでカイロを入れて来なかったのだが、帰宅して天気予報を見ると明日の気温は低そうだ。失敗した。


2009年01月18日(日) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。コロン欠席。ゲンキまた入院!

午後7時50分ごろ山手へ。雨が降っている。

まだ外灯は切れたままで真っ暗だ。ワカメが「東側猫庭園」から走り降りて来た。ゲンキはいない。

坂道を上がって行くとキジーが「東側猫庭園」の縁石で待っていた。身体をクネクネさせて甘えた様子をする。

「ゲンキ〜〜〜!!!」と叫んでいるとその都度、キジーが返事をする。
ゲンキはどこからか坂道を上がってきた。

雨天餌場へ行き3匹に給餌する。ゲンキも食欲はあるが、何だか顔がおかしい。左頬が張ってキジーみたいだ。触ると固い。う〜〜ん、悪い予感がする。コロンの例もあるし、今夜このままにしておくと明日昼間には捕まらないかもしれない。

J先生の自宅は留守。携帯に掛けても繋がらない。それでも間を置いて掛けていると繋がった。事情を話し、J先生ご夫妻にキャリーを持ってここまで来てもらうことにした。獣医さんにはゲンキが無事キャリーに納まってから連絡することに。

運悪く、正門が閉められてしまった。しばらくしてやって来たJ先生にはキャリーを持って雨天餌場まで来てもらう。ゲンキを抱っこしてそちらに向おうと思ったら、ゲンキは私に噛み付こうとする。逃げられないように押さえておいてやっとキャリーの中に押し込んだ。

自宅で休息中の獣医さんにはクリニックに駆けつけてもらうことにする。車でクリニックに近付くと、小雨の中、文字通りクリニックに向って駆け足する獣医さんが見えた。申し訳ない。

ゲンキはあんなに抵抗していたのに獣医さんの顔を見ると咽喉をゴロゴロ鳴らして寛いでいる。呆れた!左頬の腫れは膿が溜まっているという。針を突き刺すと膿が飛び散った。

あの犬に噛まれたと思うと言うと、獣医さんの意見ではそんな大型犬に顔を噛まれて無事であるはずはなく、こんな軽い傷で済むわけはないという。多分相手は猫ではないかとのこと。う〜〜ん、そうなのかなあ。私が去った後、夜明けまでは長いし、その間にどんな動物が出入りしているかも分からないし、ゲンキも遠出している可能性もある。

いづれにしろ、短期間にこんなに何回も負傷していては腎機能に障害も出易いし、エイズキャリアのゲンキには決していいことではない。また1週間くらいは入院することになった。

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午後11時前からテレビ朝日で室井滋のナレーションによる「素敵な宇宙船地球号」が始まった。偶然にも、下町猫の事件簿と題して、例の荒川区の野良猫問題を扱っているのだった。隣接する谷中銀座では猫の置物を多数配して、地域で可愛がられている野良猫が客寄せの名物となっている。

荒川区では、偏った報道をされ全国から苦情が殺到したので、野良猫問題に真剣に向き合ったらしくこれを機会に区内に250人もいる愛護ボランティアと区が会議を催し、不妊・去勢手術費用の助成も始めた。あの報道のおかげでボランティアたちは相当イヤガラセを受けたと聞く。

ボランティアによる、生まれた仔猫の里親探しの模様も伝えられ全体的にとても前向きに野良猫問題が捉えられていると感じた。勿論、反対派も負けていない。毒々しい反対看板を掲げたりもしている。Go to hell!





2009年01月17日(土) ワカメとゲンキに給餌。コロン欠席。

午後7時半に家を出て、また花子のことを考えながら1号棟前まで来て、カイロを忘れたことに気付き取りに帰る。で、7時45分に山手へ。

ゲンキが道路を渡ってガードレールのところにいた。一緒に山手側へ行くがワカメの気配がない。

庭園餌場に到着してしばらくして、ワカメが伸びをしながら出て来た。ハウスに入って寝ていたのだろう。ということは空腹ではなく既にある程度給餌されたとみえる。

キジーはいない。2匹ともあんまり食べない。カイロを取り替えるとゲンキはさっさとミニハウス左に入ってしまった。

ワカメが甘えるので膝の上に乗せて可愛がる。咽喉をゴロゴロ鳴らして快適そうだ。目やにを取ってきれいにする。

抱いたままミニハウス右の中に入れる。ワカメは抵抗していたがベッドの中に入ってしまうと中には温かいカイロが入っているのでそのままじっとしている。

ゆっくり片付けて帰る。


2009年01月16日(金) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。コロン欠席。

午後1時前、大船駅の10番線ホームに立った。あそこに残った大船猫が日向ぼっこしていないかと目を凝らすと、線路際にハンミがいるではないか!ハンミはホームから見て右側のどこかで給餌されていることが分かっていたが、無事でしかも丸々太った姿が見られて嬉しい。これで昨秋、石狩亭の前で死んでいたという三毛ふうの猫はハンミでないことが判明した。

携帯で写真を撮るとシャッター音でこちらを見る。ハンミはハンディ三毛の略なのだが、相変わらず右前脚を引きずっている。でも移動その他に不都合はなさそうだ。

旧かまどや裏へ行ってしまったが、旧かまどやの2階に灯りが点いていて作業員がひとり出入りしていた。改装でも始まるのかな?

引き続き、大船を通るときには観察を続けよう。

*****

S井が所用で藤沢にいたところ、午後6時半ごろJ先生から電話がかかってきた。部員からの通報で、昼間に「猫庭園」にゲンキがいなかったとのこと。

午後8時15分ごろになったが、帰宅してすぐに山手へ駆けつける。道路を山手側へ渡ったところの大きな外灯が切れていてあたりは真っ暗だ。

道路を渡るとワカメとゲンキが山から降りてきてニャーニャー。ゲンキに異常はない。

庭園餌場へ行くとキジーが待っていた。3匹ともよく食べた。一応猫たちの写真を撮っておいた。


2009年01月15日(木) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。コロン欠席。

今日午後、川崎市の津田山霊園に墓参に行った。集合墓の周りにはたくさんの猫たちがいる。先回、去年の9月29日、冷たい雨の降る日に行ったとき、倒れて痙攣している三毛猫がいたのだが、介抱しようとしたのを同行者にきつく止められ後ろ髪引かれつつその場を後にしたことがトラウマになっていて、ここへ来るのがイヤだった。

が、今回はお天気も良く、たくさんの猫たちが三々五々日向ぼっこしていた。みんなとても人懐こく丸々していたので救われた思いがした。しかも去年、写真を撮った時には気付かなかったのだが、縞三毛の左耳にはピンクのビーズがしっかりとピアスされている!去年の写真を見るとそのピアスがちゃんと写っている!嬉しい発見だった。オス猫たちは未去勢だが、まずまずちゃんとした世話人がいることが分かり安心した。

******

午後7時50分ごろ車で山手へ。
正門前で助手席の窓を開け始めるとワカメが気付いて「東側猫庭園」から降りて来た。ニャーニャー鳴くのでゲンキも出て来た。車の後を追わせる。

庭園餌場ではキジーが待っていた。かすれた声で盛んに鳴く。本当はキジーは可愛い声をしているのだが、このところかすれ声しか出ない。

ゲンキはもうキジーに対して唸らない。キジーは他の2匹の仲間顔をして悠々と食べる。キジーはカリカリを喜んで食べるがワカメとゲンキは昼間にカリカリをもらったらしくレトルトやミニ缶が出るのを待っている。
缶詰大1個、レトルト3個、ミニ缶1個を開けた。

キジーは満足して去って行った。その後、ニャーゴニャーゴ鳴くだみ声がスカイラインの方から聞こえてきた。きっとキジーだろう。

今夜は冷える。だが、ゲンキもワカメも温かいハウスに入ろうとしない。

片付けて車のところへ行くとワカメは車の下にいた。今夜は抱っこしなかったので物足りないのかも。


2009年01月14日(水) ワカメとゲンキに給餌。コロン欠席。アライグマ現る!

午後7時40分ごろ徒歩で山手へ。もしコロンがいれば持参のネットに入れて保護しよう。

ワカメとゲンキはスカイラインの踊り場にいて、2匹揃って駆け下りてきた。

庭園餌場に行くと、トレイがひとつ出ている。何かもらったようだ。ゲンキは食べながらも盛んにキョロキョロしている。

「猫庭園池」の向こう側の岩場を見ていたらキジーのような色形の動物が右から左へと移動したのが一瞬見えた。キジーならほどなく餌場にやってくるはずだがいつまで経っても来ない。それにキジーはそんなところを通ってこないなあ。「猫庭園池」の通路を真っ直ぐ餌場にやって来るはずだ。

では、さっきのは何?イタチ?

給水も済ませてからライトを持って「猫庭園池」まで行ってみる。ゲンキも従いてきた。するとバシャッと音がするのでライトを当てると尻尾のある動物が浅い水の中にいるのが見えた。顔を照らすとどうやらアライグマのようだ。慌てて「東側猫庭園」に上がり逃げて行った。丸々していた。

やっぱりゲンキに重傷を負わせたのはアライグマじゃない。とんだ濡れ衣を着せてしまった。が、置き餌をするといろんな動物を引き寄せてゲンキたちの神経を逆撫でするので、今後もやはり置き餌は止めておこう。

ワカメもハウスには入らず、外でじっとしている。

帰りかけるとゲンキが従いてきて小桃の駐車場に走りこんだ。


2009年01月13日(火) ワカメとゲンキに給餌。コロン欠席。犬が侵入!

今夜はS井、所用で出かけるので、午後3時に山手に行く。
ガードマンにはその旨告げる。ゲンちゃんファンの感じにいい人だ。

餌場に行くとワカメだけがハウスから出て来た。ミニ缶と焼きカツオを与える。カリカリは殆ど食べない。

平戸池や本館前などを探すがゲンキが現れないので、諦めて帰ることにする。カイロを取り替えておく。

正門を出てスカイラインを見上げていると、反対側の工房側からゲンキが駆けてきた。

そこで、一緒に餌場へ戻る。カリカリ、ミニ缶2個、焼きカツオを与える。ゲンキが「猫庭園」に入って唸り始める。目を凝らしてみたが動物の姿は見えない。

そのうちに、突如、「猫庭園池」の前に垂れ耳、茶色の脚の長い中〜大型犬が現れた。?どこから入った?ゲンキが唸りながら突進しようとするので慌てて追いかけるとその犬は踵を返して出て行き、スカイラインを一目散に駆け上がって行く。その上にリードを放した飼い主がいるのだな。

踊り場の門扉の内側で待っていると、黒チワワと、さっきの犬をリードで繫いだ、青い綿入れ半天を着たオヤジが降りて来た。私が凝視しているのに気付き、「何か悪さをしましたか?」と妙に愛想よく訊く。『その犬が中に入ってきて、学校飼育動物である猫たちが怯えるので、リードを放さないでください!』と抗議すると、「分かりました。(本当か?猫撫で声で)猫ちゃん!猫ちゃん!」だと。

突然のことで、それだけしか抗議しなかったが、どうも変だ。あの犬は慣れた様子で当然のように中に入ってきたし、飼い主の態度は不自然極まりない。

10月と12月のゲンキのひどい噛み傷はアライグマによるものではなく、あの犬に噛まれたものではないか。犬は飼い主にリードを放されけしかけられたものとみえる。治療費は莫大だし、下手すると傷が悪化してゲンキは命を落としかねない。警察に通報し(器物損壊)、治療費、慰謝料を請求できる事案だが、残念ながら証拠がない。

ガードマンさんにはくれぐれも言っておこう。部員も散歩がてら目を光らせてほしい。早朝は無理だが、下校時にでもちょこっと「猫庭園」を覗いてくれると嬉しい。S井も出来るだけ頻繁に、そのような時間帯に行くようにしたい。


2009年01月12日(月) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。コロン欠席。

午後5時ごろ5号棟プレイロットを通ったら5号棟側の植え込みの中に伸介がいた。伸介はH川家の飼い猫になりたくて仕方がなかったのだが、黒助が伸介を出し抜いてちゃっかり家猫に収まったものだからすっかりむくれてしまって、最近ではしばしば5号棟側にいる。

午後7時40分に車で山手へ行く。
今日は正門が開いていた。正門前で助手席の窓を開けて猫たちを呼ぶが反応がない。そのまま正門を入るとワカメが「東側猫庭園」から出てきて歩道に下りるのが見えた。車を追いかけてくる。

坂道に駐車し、下りると、ワカメとゲンキの他にキジーが待っていた。キジーは早くくれ〜〜!!!と足踏みしている。キジー!と呼びかけるとかすれた声で何度でも返事する。以前には見られなかった懐っこさだ。が、可愛い声だったのにこのかすれようはどうだ。具合悪いのかな?背中がちょっと濡れている。

カリカリを3等分して与えるがゲンキとワカメは食べないのですべて(といってもわずかだが)キジーに与える。キジーは遠いところで食べたくなくてみんなのすぐ側で食べたいという。

ゲンキはキジーに対して唸ろうとするがキジーは気が強いので遥かに大きなゲンキが引いている。

ワカメはレトルトを3分の2くらい食べてどこかへ行ってしまった。ゲンキとキジーにもレトルトを与える。缶詰大を開ける。

ワカメが戻ってきたのでササミのおやつを与えるが大分残している。ゲンキが残りを平らげた。

キジーはカリカリを殆ど全部食べてしまい、缶詰大も食べる。よほど空腹だったようだ。

ワカメを膝の上に乗せて作業していると乗り心地が悪いのか降りてしまった。

今夜はすごく冷える。ゴム手袋をしていても水を使うと冷たい。給水場から戻ってきたら猫たちがいない。ハウスを覗いてもいない。見渡すとゲンキはミニハウスの後ろの植え込みで身づくろいしている。ワカメは水場のずっと後ろにいた。早くハウスに入ればいいのに。

コロンはどこでどうしているのだろうか?もう1週間になる。


2009年01月11日(日) ワカメとゲンキに給餌。コロン欠席。

午後2時ごろ、キャリーを2個持参で車で山手へ。

餌場の後ろの坂道の駐車場には他の車も駐車していて生徒たちも多数いる。部活があったのかな。

車から降りるとワカメとゲンキが待機している。ゲンキは何事もなかったような顔をしていて身体もきれいだ。昨夜いなかったのは何故???

お腹はぺちゃんこなので、早速給餌する。大缶1個、レトルト、ササミのおやつをワカメに2袋、ゲンキに1袋。2匹はすっかり満足してワカメは早々とハウス1号に入る。

晴天だが風が冷たい。ゲンキは通路を行ったり来たりしている。そこへ、ゲンキ捜索を手伝うと言っていた友人(「山手ネコロジー」とは無関係)がやってきた。

餌場を片付けて給水している間にゲンキはミニハウス右に入った。満腹になったし、昼間は猫たち眠いようだ。写真を何枚か撮った。

*****

午後7時40分ごろ改めて車で山手へ。日曜日だからか正門はもう閉められている。正門前に駐車する。猫たちはやって来ない。

庭園餌場へ行くとゲンキがやって来た。ワカメはハウスから出て来て伸びをしている。昼間十分に食べたのでもういいと思って寝ていたのかも。

カリカリには見向きもしないので缶詰とレトルトを与える。ワカメが抱っこをせがむので膝に乗せて可愛がっていると、吐き気がきた様子。慌てて降ろすと水場の前で、たった今食べたものを全部吐き戻してしまった。

ゲンキももうそれほど食べずにウロウロしている。

水場でトレイを洗っているうちにワカメのゲロをさんざん踏んづけてしまった。靴底の溝にいっぱい入っている。出来るだけ取ったが爪楊枝のようなものがないので取りきれない。帰宅したら靴底を洗わなきゃ。

給水場に行っている間に猫たちの姿が消えている。ハウスをチェックすると、昼間と同じくハウス1号にはワカメ、ミニハウス右にはゲンキが入っている。

ワカメには可哀相なことをした。昼間来てたっぷり食べさせた時には夜の給餌はしなくていいようだ。だが元旦みたいに、昼間来たのに、山の中や、踊り場、「東側猫庭園」などでいつまでも私の来るのを待っていることもあるので、それを思うと行かなくちゃ、と気が急くのだった。

だが今夜みたいに、ぐっすり寝ていたワカメに無理に食べさせて全部吐き戻させるのは可哀相だ。

まあ、コロンが夜出てくるかもしれないと思うので、まだしばらくは必ず夜も来たい。


2009年01月10日(土) ワカメに給餌。コロン、ゲンキまで欠席!

午後7時45分ごろ車で山手へ。
駐車場の車の下にシートンらしい猫が見えた。

正門脇を通る時、大声で呼ぶとワカメが気付いて階段を駆け下りてきた。
ので、安心して餌場の後ろの坂道に駐車する。ワカメも到着している。

が、コロンのみならずゲンキまでいない!
ワカメにカリカリを与えておいて、ゲンキを呼びながら「猫庭園池」から「東側猫庭園」へ出て工房や山に向って呼びかける。だがシーン・・・
全く反応がない。

ふと気付くと足元にワカメが来ている。私が叫んでいると猫たちは食事をほったらかして様子を見に来るのだ。

一緒に餌場に戻り、ミニ缶を2個与える。ハウスのカイロを入れ替える。私が落ち着かないせいかワカメも私の周りをウロウロするものの積極的には抱っこをせがまない。

早々と片付ける。給水場から戻ってきたらワカメがいない。探すとミニハウスの後ろにいた。私を追って給水場に行ったのだろう。ハウスに入れようと近付いたら引く。じゃあ、後で自分でお入り。

車を正門前に停め、以前ゲンキが閉じ込められていた農具小屋へ行ってみる。しっかり鍵がかかっているが、ゲンキの名を呼びながら周りを周る。反応なし。明日の午後、明るい昼間に来てみよう。

もうーっ!新年早々次々と猫たちが失踪するなんて!!!


2009年01月09日(金) ワカメ、ゲンキに給餌。コロン欠席。ウィンクちゃんの里親さん決定!

夜10時ごろになってパソコンを開くと嬉しいメールが入っていた。
里親募集中の「ウィンクちゃん」が預かり先のもも動物クリニックの院長先生の自宅の飼い猫になったとのこと。\(●^o^●)/ばんざーい♪♪ 
これ以上安心な里親さんはいない。感謝、感謝。

******

今日は雪こそ降らなかったが冷たい雨が降り続いた。
午後7時45分、車で山手へ。雨天餌場への坂道を上っているとトラックの下にワカメがいるのが見えた。私の車が分かったのか、運転席の私が分かったのかワカメは一旦雨天餌場の階段下スペースに上がったのに、また外へ出て来て私が縦列駐車する間、濡れながら車の周りをウロウロしている。

トレイを持参するのを忘れたので庭園餌場へトレイを取りに行ったのだが、勿論ワカメが従いてくる。ハウスに入っていたらしいゲンキが飛び出して来た。

一緒に雨天餌場へ行き、まずワカメの身体を拭く。カリカリは2匹とも余り食べずに缶詰を待っている。ミニ缶4個、レトルト大小1個づつ開ける。2匹ともやっと満腹した様子。

ワカメが抱っこをせがむので勿論抱っこするが、雨の日のワカメは臭い。しばらくして降ろすとワカメはボイラー室の前の植木鉢のところへ行った。

トレイをゆすいで、庭園餌場に戻しに行く。ハウスのカイロを取り替える。従いてきたゲンキはミニハウス右に入った。

雨天餌場に戻るとワカメは階段下スペースで座っていた。私の車がそこにあるし、荷物も置いたままだから必ず戻ってくると思っていたのだろう。賢いワカメ。

もう一度抱っこしてから、立ち上がりハウスに連れて行こうとしたが、私の意図が分かったのか膝から跳び下りる。雨は殆ど上がっているので、そのうちに自分でハウスに行くだろう。車を発進させる。

コロンは今夜もいなかった。こんなに寒い雨の日にどこでどうしているのだろうか?


2009年01月08日(木) ワカメ、ゲンキに給餌。コロン欠席。

午後7時半ごろキャリーを持って車で山手へ行く。正門前を徐行しながら助手席の窓を開けて「ワカ〜〜!!!ゲン〜〜〜!!!」と叫ぶと2匹が踊り場から階段を駆け下りてきた。車の後から庭園餌場へと従いてくる。コロンはいない。キジーも今夜は来ない。

トレイが出ているから昼間に給餌されたらしい。今日は始業式だった。

2匹はカリカリを少しだけ食べてウェットフードを待っている。レトルトを2個、缶詰大を1個開ける。ワカメがそれぞれ半分づつくらい食べてまだ不満そうなので、小レトルトを与えるとやっと落ち着いたようだ。

ワカメが抱っこをせがむので、膝の上に乗せると袖に顔を埋めてゴロゴロ。10分くらいそうしていて降ろそうとすると嫌がる。

ワカメが水を飲んでいる間に餌場を片付けてトレイを洗ってしまう。
給水場から戻ってくるとゲンキがタッパーから食べているのでまた腰を下ろして待つ。するとワカメがやって来てまた抱っこをせがむ。

そこで、抱き上げてミニハウス右へ入れてしまう。明日は雪だというのにこんな時に限ってカイロを忘れてきた。昨日のものがまだほの温かいので我慢してもらおう。

コロンがいないととても寂しい。しばらく、車で来ることにしよう。




2009年01月07日(水) ワカメ、ゲンキ、キジーに給餌。コロン欠席。

午後7時40分に山手へ行く。昼間は日差しがなく寒かったが、夜になると昨夜までと同じだ。

ゲンキとワカメがすぐに出て来たがコロンはやはりいない。

庭園餌場へ行くとキジーがやって来た。

ワカメはカリカリも余り食べず待っているのでミニ缶を開ける。缶詰大も開けて与えるが少ししか食べない。私のそばに座っているのでまだ物足りないのだろう。レトルトを開ける。これも汁だけすする。

ゲンキはよく食べている。キジーはというと、カリカリを食べていて口の中にひっかかるようで調子悪そうだ。缶詰を与えても少ししか食べない。ゲンキがワカメの残りを食べている間にやって来てゲンキの残りを少し食べた。水容器から長い間水を飲み、しばらく座っていたがノロノロと立ち去った。キジーもあんまり具合が良さそうではない。こないだまであんなに元気だったのに。

ワカメを膝の上に乗せてしばらく可愛がる。その後またミニ缶を開けてゲンキと半分コする。

カイロを取り替えておいたが私がいる間にはワカメもゲンキのハウスには入らなかった。


2009年01月06日(火) ワカメ、ゲンキに給餌。コロンまた欠席!

午後8時ごろ山手へ行く。
ワカメは山から降りてきてゲンキもすぐにやって来た。が、またもやコロンがいない。私が道路を渡ると首をかしげながら駆けつけてきたコロンの姿がまた見たい。

ワカメとゲンキはカリカリに飛び付いてせっせと食べる。と思っていたらワカメがあんまり慌てて食べてせいか、吐き戻し始めた。「東側猫庭園」に中に入ってじっとしていたがまた2〜3度吐いた。見るとカリカリがそのまま出ている。吐くのは苦しいのでワカメの目が涙ぐんでいる。かわいそうに。

そのうちにコロンみたいにこちらにお尻を向けて座ってしまった。
吐くと言えば、昨日コロンがカリカリを食べようとして吐き気が来た感じで「ウプッ!」となってしまい食べられなかった。そして缶詰も食べようとしたのだが食べられなかった。

コロンは、1日の昼には焼きカツオとミニ缶を食べたがそれ以降は食欲不振だった。だが、畑の方でも農家のU田さんに給餌されていると聞いていたし、そちらで食べたから山手へ来てももう満腹なのかと思っていたが、どうなんだろう?そうではなく具合が悪いのだろうか?

プリンスやタビーやポオのように、はっきり不調が分かるとすぐに獣医さんに診てもらうのだが、他の猫たちは、ちょっと変だなあとは思ってもその日すぐにクリニックへ、とはなりにくい。

コロンも今夜また食べないようであれば、診察も、と考えていたのだった。明日はなるべく早めにキャリーを持参して車で来てみよう、と思ったら休診日だ。明後日からにしよう。明日来てもりもり食べて欲しい。

ひとり調子いいゲンキに缶詰を与えながらそうした思索に耽っていて気付くとワカメの姿がない。ん?「猫庭園池」のほとりにいる!

行ってみるとワカメは池の水を飲もうとしているのだった。毎日の晴天で水位は下がり水は汚くなっている。結局ワカメは飲まずに拗ねているようだった。いくら呼んでもこようとはせずそっぽを向いている。ゲンキもやって来た。

餌場に戻るとゲンキはまた食べ始めたが、すぐに「東側猫庭園」の中へ駆けて行ってしまった。ゲンキの鳴き声が聞こえる。

その間にワカメが戻ってきたので、焼きカツオ系のを2個食べさせる。ペロリと食べたのでミニ缶も開けた。やっと満足したのか水を飲み、飛び石の脇で寛ぐ。と思ったらまたいなくなった。「西側猫庭園」へ入ってトイレをする模様。

ミニハウス右の保温マットも放り退けているので持ち帰ることにする。保温がなくなったので、カイロを入れておく。

給水場から戻り、餌場を片付ける。ワカメはミニハウス左に入っている。これで安心だ。

明日はコロンがいますように。


2009年01月05日(月) ワカメ、ゲンキに給餌。コロンは戻ってきたが食べない!

今夜は大幅に遅れて午後9時頃に山手へ。雨が降りそうなので傘を持って出る。
ゲンキとワカメが待ちくたびれていたらしく工房側から走ってきた。
コロンはいない。

庭園餌場で2匹にカリカリを与え、水の用意をして振り向くとコロンがいる!コロンにもカリカリを与えるがちょっと食べる素振りはするものの結局、全然食べない。

ミニ缶を開けるとまた食べる素振りをするが、これまた全然食べない。

身体を撫でて観察してみてもやせ細ってもいないしどこも悪そうではない。少々毛艶が悪いような気がしないでもないが・・・

そのうちにいつも食後にそうするように、水場の後ろの「東側猫庭園」に入ってこちらにお尻を向けて座ってしまった。コロンに話しかけると、いつものようにそれに反応して咽喉をゴロゴロ鳴らす音が聞こえてきた。ライトで照らしてみても異常は見られない。大丈夫だとは思うが全然食べないと心配だ。

ゲンキはいつも通り食欲旺盛。ワカメもカリカリもよく食べたし、ミニ缶と焼きカツオを平らげた。

ハウスを見に行くと、ミニハウス左の保温マットが外に放り出されている。相当気に入らないらしい。そこでそのマットとハウス1号内のマットを引き上げることにした。

ワカメは保温マットのあるミニハウス右に入った。

私が帰る時にもコロンはそのままじーっとしていて、ゲンキは途中まで追ってきた。


2009年01月04日(日) ワカメ、ゲンキに給餌。コロン欠席。

7時40分に山手へ行く。
踊り場横の「東側猫庭園」からゲンキとワカメが駆け下りてきた。コロンは今夜もいない。

庭園餌場に行くとまたABCマートの袋が転がっていてその中から軍手とドリンクパックの空箱が引っ張り出されている。よくよく見ると袋の底には穴が開けられていて、空箱にも穴が開いている。どうやらアライグマの仕業のようだ。雑食だから甘い匂いの残っているドリンクパックに牙で穴を開けたのだろう。

ワカメとゲンキが食べている間、ハウスをチェックする。ハウス1号のベッドが汚れている。引っ張り出してみるとワカメが吐き戻したようだ。もうバリバリに乾いていて拭き取ることはできないが僅かでも拭き取っておいた。

ミニ缶2個とレトルト1個、缶詰少しを与え、完食。

ワカメが抱っこをせがみに来たので膝の上に乗せて可愛がる。
いつもいっぱい着込んで出てくるのだが、ここに来るまでずーっと上り坂なので、餌場に到着すると暑くなっていることが多い。そこで上着を脱いで作業する。脱いだままワカメを抱っこしたものだから段々寒くなり10分後くらいには降ろそうと思ったが、抱っこしたままハウス1号の前に行き、中に入れようとしたら降りてハウス脇の笹薮の中に入ってしまった。

笹薮の中も意外と暖かいのかそのまま動かない。

餌場を片付け、帰る前にハウス1号を覗くとワカメは端っこの発泡スチロールの上に乗っかっていた。保温マットの感触が気に入らないのかもしれない。いつも撥ね退けてるし。

コロンが来なくて寂しいが、コロンに関しては時々こんなことがあるので明日は戻ってくることを期待しよう。


2009年01月03日(土) ワカメ、ゲンキに給餌。コロン欠席。

午後7時20分に山手へ。
シーンとしている。正門前あたりで「ワカ〜〜〜!!!」と叫びながら歩いて行くとゲンキが構内から走ってきた。ワカメも「東側猫庭園」から出て来た。ハウスに入っていたらしい。

コロンがいないが、2匹に給餌。餌場のトレイを使った形跡はないがカリカリもそんなに食べない。ミニ缶を2個開けて与える。大缶を開けたがあんまり食べない。ということはやはり誰かに給餌されたと思う。

ワカメは「猫庭園」でトイレをして戻ってきた。膝の上に乗せて可愛がる。ワカメは心地よくて私の袖に顔を埋めてウトウトしている。10分ほどしてちょっと腰が痛くなってきたので、渋るワカメを下ろす。

門扉の内側からコロンを何度も呼んでみるが反応なし。ということはやっぱりもう満腹になっているに違いない。ひょっとしたらY沢さんとか、他のフリーの餌やりさんが気まぐれにやって来て踊り場あたりで給餌した可能性が高い。

餌場でじっとしているとやはりしんしんと冷えてくる。ワカメもゲンキもハウスに入らず外にじっとしている。

さて私は帰ろう。小学校脇を左折すると、4号棟の端っこに猫影が見える。私が近付くとどんどん逃げて行く。小学校脇の通路を運動場側まで追ったが見失った。黒アメかもしれない。


2009年01月02日(金) ワカメ、ゲンキ、コロンに給餌。新猫現る!

午後7時半に山手へ。
靴の中に入れるカイロを試してみる。5時間保温だというが、せいぜい1時間半くらいしか使わないのでもったいないような気がする。が、昨日の夜、とても足先が冷たかったので、あれでは健康に悪い。

ワカメは山から降りてきて、コロンは正門の方から駆けてくる。
餌場に行ってもゲンキがいないので呼ぶといつの間にか後ろに来ていた。

去年、学院ねころ部が「猫庭園池」掃除をした時に誰かが置き忘れて行ったらしいABCマートの黄色いボリ袋がずーっと餌場に放置されている。水場の側に置いておいたのだが、その中から軍手1双と空のドリンクパックとストローが引き出されて散らばっている。

大方、正月休み中の家族がここまでやって来て袋を見つけて中身を引き出し散らかして行ったのだろう。そういう闖入者が猫たちにイタズラをしないかと心配だったのだが・・・

いつも通り給餌するが、ワカメとコロンはさほど食べない。ゲンキは缶詰をそこそこ食べた。

ワカメとコロンは食事が不満だったのかもしれない。ワカメは「東側猫庭園」内でじっと座っている。

ゲンキが遊びながら戻ってきては食べるので、なかなか片付けられない。そのうちにワカメはハウス1号に入った。中でガサゴソ音を立てているので見に行くと、ハウス内に立てかけてある発泡スチロールの上に乗ってかじったり、爪とぎをしたりしているのだった。

コロンが戻ってきた、と思ったら、大き目の白黒猫が現れた。フカフカした半長毛のようだ。もっとよく見ようと近寄ると逃げて行く。踊り場の方へ逃げてしまったので諦めると、いつの間にか戻ってきている。

丁度4年前の1月2日、M浦さんが保護し、その後私が里親探しをした【レオ】を思い出した。あれほど長毛ではないが、きれいな大きな猫のようだ。もっとよく見よう、写真を撮ろうと近寄るのだが逃げてしまう。

コロンを追ってきたのかなあ?それにしても首輪もなかったし、初めて見る猫だし、捨てられたのか?!

ゲンキは盛んに唸って撃退しようとするが、毎晩いろんな猫が来るのでオチオチ休んでもいられないようだ。

ゲンキが怒るのでこっち側にはいられないかもしれないが、北側で給餌しているM上さんの目に留ればたっぷり餌がもらえる。仔猫ではないのだから大丈夫だ。

それにしても、新年早々これだ。
石川五右衛門ではないが、う〜〜〜ん、
「浜の真砂は尽きるとも世に『捨て猫』の種は尽きまじ・・・」


2009年01月01日(木) ワカメ、ゲンキ、コロン、キジーに給餌。マニー出現。

ゲンキのことを案じながら寝たせいか、初夢は猫のことだった。山手近くの民家からサビ猫系の黒っぽい仔猫が4匹ほど外へ遊びに出ている。そこでは成猫が2匹いるようだ。

私がそこの中年女性に母猫の不妊手術を勧めるのだが、常套文句の「金がかかる・・・」などと言う。助成金を使えるとか、安くしてくれる腕のいいボランティア獣医さんを紹介するとか、盛んに説明をすると、面倒になったのか、「じゃあ食事が終ったら連れて行きますから。」とあっさり言う。

信用できないので「私が一緒に行きます。」と言おうとしているところで目が覚めた。もう1匹はオス猫のようだったが、この分ではオス猫の去勢手術などしそうにもないなあ・・・あの仔猫たちの里親探しも私が?と目が覚めてからも本当のことのように溜息を吐く。

あーあ、今年もこのような幕開けだ。

*****

ゲンキのことがどうにも気になり、午後2時に山手へ行く。
お休み中なので、人通りが多い。平戸池の方に家族連れが来たが、「猫庭園」の方へは来なかった。

ワカメはハウス1号に、ゲンキはミニハウス右に入っていた。2匹とものっそりと出て来た。ゲンキの身体を仔細に調べる。鼻に引っ掻き傷はあるが、身体は大丈夫だ。

ゲンキは焼きカツオを3本も食べた。ワカメは2本。カリカリも少々。
大丈夫そうなので帰ろうとしていたらコロンがやって来た。そこで焼きカツオを1本とミニ缶を与える。

「猫庭園」に入り、ハウス2号跡を見に行く。ブロックやレンガがそのままになっているので、何往復かしてミニハウス側に運ぶ。

猫たちの写真を撮り、まったりしていたら、ワカメはハウス右に入った。
「猫庭園池」近くにいたゲンキが変な唸り声を上げる。すぐ近くにはコロンもいる。

「猫庭園池」の上の「東側猫庭園」にマニーが現れた。近付いても全然逃げないどころか、庭園餌場まで私を追ってきてスリスリして甘える。顔が大きくなり、元気そうだ。

もう餌はなく、残った少量のカリカリも片付けてしまった。ポリ袋の中からそのカリカリを出してマニーに与える。

すると怒ったゲンキが唸りに来た。逆切れしたマニーがゲンキに跳びかかる。くんずほぐれつ巴になって戦う。ゲンキはものすごい悲鳴を上げ劣勢だ。止めに入りやっとゲンキは解放された。

ハハーン、ゲンキの鼻の傷はマニーにやられたのか。マニーは大きなプリプリを付けている。近いうち、去勢手術を受けさせよう。

マニーは少量のカリカリを食べてしまい、まだまだ不満そうだったが、手持ちの餌が尽きてしまったので仕方がない。マニーは「猫庭園」に座ってじっとしている。

コロンはその向い側、水場の後ろの「東側猫庭園」にいる。ゲンキはワカメの入っているミニハウス右を覗いてワカメに唸られている。が、そこから動かない。

もう4時近くになった。マニーはそのままじっとしているが、ゲンキが挑発しなければ大丈夫だろう。いつまでもここで見張っているわけにもいかないし。

帰ろうとするとコロンが少しだけ従いてきた。そこへまた家族連れが正門から入ってきて、コロンを見つけたようだった。

*****

午後8時10分になって再び山手へ。驚いたことにワカメが山から駆け下りてきて「待ってたよ〜〜ん!」の素振り。コロンもいつものように正門の方から駆けてきた。

餌場に行くと、1週間ぶりにキジーがやって来た。「ゲン!」と叫ぶとゲンキはハウス左から出て来た。が、キジーを見つけると唸るどころか引いている。みんながカリカリを食べているのにゲンキは殆ど食べない。

ミニ缶を開けていると、支援者のO田さんがやって来た。元旦勤務だったそうだ。キジーは缶詰を食べてさっさと行ってしまった。ワカメもコロンもさほど缶詰を食べないしゲンキは全く食べない。

しばらく話しているうちに冷えてきたので、O田さんには先に帰ってくれるように言ったが、それでもペットボトルの水を替えてくれた。

ワカメはハウス1号に入り、ゲンキはミニハウス左に入った。覗くとこちらにお尻を向けて盛んに踏み踏みしている。

コロンが戻ってきて、タッパーから缶詰とカリカリをまた食べる。

帰り際、ミニハウスを覗くとゲンキはまだ踏み踏みしていた。今日の昼間の敗北がよほどショックだったのか?

帰りにはコロンが追ってきて、工房側の大木の陰で見送ってくれた。


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