つれづれ日記
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2008年12月31日(水) ワカメ、ゲンキ、コロンに給餌。ゲンキまた負傷!

今年は例年以上に活動したので、その都度の写真整理、ページ作成などが後回しになっていた。実労働に奔走しているボランティアはHPなどをやっていられないというのがよく分かる。

山手猫集合写真に至っては去年の秋から写真が溜まっていた。今年のことは今年のうちに、とここ数日頑張ったが学園祭やオープンキャンパス、里親会などの写真ページはまだ手付かずだ。

今年も支援者さんに支えられながらどうにかこうにか活動を続けることが出来た。来年はどうだろう?

*****

午後6時50分に山手へ。真っ先に鳴きながら駆けつけてきたのはゲンキだ。コロンとワカメも踊り場付近から階段を駆け下りてきた。みんな日が暮れるとこの辺でずーっと私の到着を待っている。いつもは2〜3時間待たせるが、今日は早いので猫たちも喜んでいる。

トレイがひとつ出ていてカリカリを入れた形跡がある。

猫たちはいつも通りの食べっぷり。特にゲンキはよく食べたが、何だか様子が変だ。右目の縁から鼻にかけて引っ掻き傷がある。左頬の毛がバリバリになっている。右上腕部を触ると濡れているし、痛いのか怒る。

またアライグマと喧嘩したに違いない。困ったなあ。大晦日だし3が日はクリニックがお休みだ。よほどの急患なら駆け込めるが、食欲はあるので少し様子を見てみよう。明日でも時間が取れれば昼間に来て観察したい。タイミング悪いこんなときのため、応急手当的に化膿止めの抗生物質を購入しておいた方がいいなあ。手持ちのものはもう古いので使いたくない。

ゲンキはミニハウス1号に入って盛んに傷を舐めている。ワカメはハウス1号に入った。

片付けた後、コロンがまたタッパーから食べ始めたので、腰を下ろして思案する。ゲンキがこんなに喧嘩を繰り返して負傷するのはよくない。どうしたらいいのか名案も浮かばない。本当は家猫になるのが一番なのだが・・・


2008年12月30日(火) ワカメ、ゲンキ、コロンに給餌。

午後8時少し前に山手へ。
ワカメが大声で鳴きながら山から降りて来た。その声ですぐにコロンとゲンキが駆けつけてくる。

ひとしきりカリカリを食べて次はミニ缶。支援者のMさんに頂いたものだ。みんな喜んで食べる。いつもの大缶を1個開ける。ワカメとコロンはいつもと同じくらいしか食べないが、身体の大きなゲンキはさすがに空腹だったらしくよく食べた。

ハウスを見に行くと、ハウス1号の中の猫ベッドの保温マットがひっくり返っている。熱くなりすぎるのかなあ?

ゲンキが遊び食べするのでなかなか片付けられない。持ち帰り用タッパー2個にカリカリと缶詰魚肉を入れて、トレイを洗ってしまう。ゲンキはちょっと離れては戻ってきてタッパーからまた食べている。

ワカメはハウス1号に入った。見に行くとベッドの奥の方に入っている。が、給水場の帰りに見るとベッドの前の方に移動してベッドの縁にアゴを乗せている。可愛い。

コロンはいつも通り「東側猫庭園」の中でこちらにお尻を向けて座っている。

ゲンキは従いてきたが、撫でようとすると私の手に噛み付いて遊ぼうとする。


2008年12月29日(月) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。J先生んちのコスモスちゃん天国へ。

山手へ行く前にメールチェックをして驚いた。J先生家のアメショー、コスモスちゃんが昨日息を引き取ったという。もう14歳近くになり、ちょっと具合が悪そうなことは聞いてはいたが、まさかこんなに早く逝ってしまうとは。他の猫を受け入れずなかなか気難しいところもあったが、アメショーらしいしっかりした顔が可愛くて私は好きだった。天国では先に逝ったポパイやスミオと遊んでね。合掌。

*****

午後7時10分に山手へ。
ゲンキとワカメが山から駆け下りてきた。コロンも正門の方から走ってきた。

庭園餌場へ行ってみるとトレイをひとつ使った形跡がある。カリカリをもらったらしい。

カリカリとレトルト、缶詰少々を与える。ワカメとコロンはすぐに満腹になるが、ゲンキは身体が大きい分、よく食べる。

新しい猫ベッドの調子はどうかとライトで照らしてみるとミニハウス1号の保温マットが押し退けられている。ゲンキの仕業だな。マットが温かくなりすぎたのだろう。ゲンキはカイロも熱くて気に入らず、いつも押し退けている。保温マットがあるのでもうカイロは必要ない。が、極寒の日にはカイロも入れようと思う。

今日は温かいので、ワカメもハウスに入らず「東側猫庭園」の中で寛いでいる。

帰りがけ、正門前で後ろを振り向くとゲンキがガニマタで追いかけてくるのが見えた。が、道路を渡ってくることはなかった。よかった!


2008年12月28日(日) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。昼間にハウスの掃除、ベッド取替え。

猫ハウスの掃除をしなければ、とずーっと以前から気にかかっていたのだが、週末に用事ができることが多く延び延びになってしまっていた。

ネット注文していた猫ベッドも届いたので、風もなく快晴の今日、午後1時半〜3時半ごろ庭園へ車で行く。

ハウスから猫ベッドと発泡スチロールを引っ張り出す。モニーが来ていたころ(1〜5月)、あちこちにスプレーして、その匂いを消そうとワカメも負けずにスプレーしていた。ハウス1号のベッドにもしていたようだ。

ミニハウス2号(飛び石の脇)のベッドのマットを外してみて愕然!マットの下に犬糞とおぼしき糞が5〜6個あったのだ!

わざわざマットをめくって糞をする犬、猫はいない。毎年猫ハウスに犬糞を入れる悪党がいるが、今年も悪行をやらかしていたのだ。それも今回は手がこんでいる。この悪意は何だろう?やっぱり監視カメラが必要だ。

それにしても、こんな風ではもっと頻繁に猫ベッドを出して天日干しかたがたチェックしないといけないなあ。部にもお願いしておこう。

最初はワカメしかいなかったが、ゲンキもコロンもやって来たのでみんなに焼きカツオを1本づつ振舞う。カリカリも与えた。するとすかさずカラスが現れた。が、もう置き餌をしないのでカラスの口には入らない。

ワカメは新しいベッドに入ろうとしたがちょっと勝手が違うのかまた出て来た。ゲンキはしっかり入っている。ワカメを捕まえてベッドに入れるとそのまま入っていたが、私が帰ろうとするとコロンと一緒に車のところまで追ってきた。

*****

午後7時40分改めて山手へ。
シーンとしていたが、正門を入ったあたりで後ろからコロンが追ってきた。ゲンキも途中から現れた。ワカメはハウスに入っていたらしいが、気配を感じて出て来た。

カリカリとレトルトを与える。昼間食べたのでもうそんなには食べない。ワカメが抱っこをせがむので膝の上に乗せて可愛がる。

片づけをしているとワカメもゲンキもどこかへ行ってしまった。
そこへ支援者のO田さんがやって来た。日曜日も仕事をしていて多忙そう。

O田さんが来たのでゲンキも出て来た。一緒に正門前まで付いてきて走り回っている。道路を渡り小桃の駐車場に入った。


2008年12月27日(土) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

午後8時20分に山手へ。
寒いのに遅くなってしまった。
3匹はすぐに集まり庭園餌場へ。

カリカリもよく食べた。今夜も大缶2個を開ける。
みんなが食べ終わるのを待ち、ワカメを膝の上に乗せ、カイロを替えてトレイを洗う。大体、小一時間滞在する。


2008年12月26日(金) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

午後7時半ごろ山手へ。今夜は冷える。

いつもより少し早いせいか、シーンとしている。正門の中からコロンが首を傾げながら走り出て来た。コロン!と呼ぶと、いつの間にかワカメも後ろに来ている。ゲンキも出て来た。

庭園餌場へ行くとゲンキがすぐに唸り声を上げる。「猫庭園池」の方を向いて警戒心いっぱいだ。ポンドやキジーの時には軽く唸る程度だが、どうやら相手はアライグマか?いくら目を凝らしても私には見えない。

ともかく給餌を始める。昼間に給餌の形跡がないのでみんな黙々とカリカリを食べている。その次に缶詰大を2缶開けて与える。

みんなそこそこ食べたのでミニハウスにカイロを入れ、トレイを洗う。

ゲンキが門扉の脇の石灯篭のところで盛んに地面の匂いを嗅いでいる。そんなところに何かがいたのか?餌場からゲンキにはその姿が見えたのか?

猫は近視で目がよく見えないと言われているが、私よりよっぽどよく見えているではないか!その他にも猫は結構遠くからよく見えているのでは、と思うことがある。もしかしたら遠くからでも匂いを嗅ぎ取っているのかもしれないが。犬ほどではないが猫だって嗅覚は人間の何万倍もあるはずだ。

帰ろうとして正門に向っていると石灯篭のところにいたゲンキがやって来た。一旦縁石から降りて今度は山の中へと駆け上って行った。あくまでもアライグマ?を追うつもりか?!あんなに負傷したのに懲りないのか?!困ったものだ。


2008年12月25日(木) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

午後8時ごろ山手へ。昼間は気温は高かったものの風が強かった。夜になって風が治まり温かい。

ワカメは山から駆け下りてきてニャーニャー鳴く。いつものようにコロンが首をかしげて駆けつけてくる姿が可愛い。その後からゲンキもやってくる。

餌場にキジーは来ていなかった。昨日も今日も昼間に給餌されていない模様だが、猫たちはそれほどガツガツしていない。

カリカリにはシーバを混ぜ、レトルトと焼きカツオを与える。そこそこ食べて満足したようだ。

ワカメを抱き上げてしばらく可愛がる。今日は温かいのでカイロはいらないと思ったが、食後ワカメがミニハウスに入ったのを見て、1個だけ温めてワカメのお腹の下に入れる。

ゲンキはいつもカイロが暑すぎるのかミニハウスの中で退けてはね飛ばしている。

数日間、皆勤だったキジーが来ないと寂しい。大分懐きかけてきたところだったし。


2008年12月24日(水) ワカメ、ゲンキ、コロン、キジーに給餌。Mさんより救援物資を頂く。

近隣の支援者、Mさんより多量の救援物資を頂いた。Mさんには2年前、もも動物クリニック前で飼い主さんの不注意から行方不明になったクマちゃん捜索時にも有力情報を頂いたりして大変お世話になった。
今日午後、J先生と一緒に受け取りに出かけ、しばし猫談義に花を咲かせた。

******

今日は山手へ行くのが遅くなった。のに、小学校前まで来たときにカイロを忘れたことに気付き取りに戻り更に遅くなる。午後8時半。

山手に行くと山の中からワカメがすぐに出てきてコロンも正門の方から迎えに来る。ゲンキも出てきて庭園餌場へ。餌場ではキジーがソワソワして待っていた。

今日はクリスマスイブなので猫たちには、缶詰大をやめてレトルトと焼きカツオを十分に振舞う。

キジーはよほどおいしかったらしく、他の猫の皿を覗き込んできれいに食べる。十分に食べ、長い間水を飲んでからゆっくりと去って行った。

今夜も学院では何かの部の活動があったらしく、私が給水場にいた間にドヤドヤと10名以上の団体が坂道を駆け下りて行った。野球部かな?

温めたカイロは各ハウスに入れておいた。ワカメはミニハウスに入っている。コロンはいつも通り「東側猫庭園」にいてゲンキは辺りをウロウロ。


2008年12月23日(火) ワカメ、ゲンキ、コロン、キジーに給餌。

午後7時35分に山手へ。
道路を渡ると昨日と同じくまずコロンが出迎えてくれる。踊り場あたりからワカメも降りて来た。

今夜は構内のあちこちに明かりが点いていて駐車車両も数台ある。

庭園への坂道を上り始めると平戸池の方からキジーが駆け寄ってきた。まるで生え抜きの山手猫のような顔をして私たちを庭園餌場へと先導しようとする。

その時になってやっとゲンキも出て来た。

全員カリカリを黙々と食べる。その後カルカンのレトルトを1袋づつ与える。缶詰を開けるとコロンやワカメは「それはいらない!」という態度をするのでゲンキとキジーに与える。

焼きカツオをワカメとゲンキに与える。コロンは?と見ると「東側猫庭園」の中でこちらにお尻を向けて座っている。呼んでも振り向きもしない。

が、きまぐれなコロンは突然目の前に現れる。そこで焼きカツオを与えた。

キジーがまだまだ食べ続けているので片付けることもできない。ワカメがウロウロしているので捕まえて膝の上に乗せる。

やっと食べ終わったキジーは当然のようにワカメの水容器から水を飲み、寛いでいる。

何かの活動が終ったらしく生徒達が複数坂道を上がってきて、私の背後の車のところで〆の話をしている。

警戒心の強いキジーは「猫庭園池」の方へ去ってしまった。

しばらくワカメを可愛がっていたがワカメがそのまま寝てしまいそうだったので降ろすことにする。

温めておいたカイロをハウスに入れる。

給水場から戻ってきたら1匹もいなくなっている。覗くとワカメはミニハウスに入っていた。

今夜は1時間以上も滞在した。風もなく思ったより寒くない。


2008年12月22日(月) ワカメ、ゲンキ、コロン、キジーに給餌。

午後8時10分ごろ山手へ。
昼間は風が強く気温が高かったが、夜になって冷え込んできた。それにしても空や辺りがなんとなく明るい。もう8時を過ぎているというのに。

ん?雨が降ってきたような・・・大したことはなさそうなのでそのまま行ってしまう。毛糸の帽子の上にフード付きの防寒具上下を着ているのでひどく濡れることはないし。

踊り場脇の「東側猫庭園」の中からコロンがまず飛び出してきてワカメが続く。

庭園餌場に行くとゲンキも出てきてキジーもやって来た。雨がひどくならないうちに早く給餌を済ませてしまおう。カリカリの他にレトルト3個と缶詰を1個開ける。

猫たちが食べ終わって片付けていると雨が結構降りだした。なのにワカメは私に寄り添って抱っこしてほしそうにする。早くハウスに入らないと濡れちゃうよ。カイロを1個づつハウス3軒に入れたが私が立ち去る時には誰も入らなかった。

帰りかけるとコロンが追ってきた。


2008年12月21日(日) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。O田さん参加。

午後7時45分ごろ小学校前を歩いていると携帯電話が鳴った。支援者のO田さんからで、庭園餌場(彼女言うところの”ネコロジーズバー”)にいるという。

行ってみるとワカメたち3匹が待っていた。キジーはいない。O田さんはフードを持っていなかったので、すぐさまカリカリを与える。

久々に会ったので少しおしゃべりする。気温は高いのだが風が強くてO田さんが風邪を引くといけないので先に帰ってもらう。

缶詰とレトルトを空け3匹に与える。

今夜は暖かいのでカイロは入れないことにする。

トレイを洗ってからハウスを見に行くと、ワカメは何故かハウス1号に入っていた。


2008年12月20日(土) ワカメ、ゲンキ、コロン、キジーに給餌。

午後7時45分に山手へ。ゲンキとワカメが正門脇のところで「東側猫庭園」から跳び出して来た。しばらく歩くと声がして今度はコロンが「東側猫庭園」からやって来た。「東側猫庭園」の縁石に沿ってグルリと回って庭園餌場に行くのだから、猫たちはわざわざ道路に降りてこなくてもいいのに、と思うが、降りてきて私の後を従いて歩く。

餌場に行くとキジーは来ていなかったが、トレイを出して並べているとやって来た。

いつも通りみんなにまずカリカリを与える。

水容器はきれいで中の水もきれいだ。アライグマやカラスが、ここにはもう置きえさがないことを学習して、水容器の中に手を突っ込んだりして汚さなくなったのかも。

今夜はコロンが殆ど食べない。コロンは下の畑で農家のU田さんからも時々餌をもらっているはずだから、今日は満腹になっているのかもしれない。

キジーは自分の分をしっかり食べ、ゲンキが食べていたトレイのところへ来たまた食べる。私が座っているすぐ前で、手を伸ばせば触れる距離だ。以前はこんなに近くに来ることはなかった。キジーに給餌し始めて5年ほどになるが全く懐く気配はなかった。これからどうだろう?

ワカメは缶詰もそこそこ食べた。

キジーも去った後、ゲンキはきれいになった「猫庭園池」へ行って水を飲もうとしている。行ってみたら池の水位はすごく下がっていて水底が見えている。これなら万が一猫が落ちても溺れるようなことはない。

カイロを取り替えている間にワカメもコロンもいなくなっている。

片付けて帰る。いつものゲンキの鳴き声が背後で聞こえる。


2008年12月19日(金) ワカメ、ゲンキ、コロン、キジーに給餌。

午後8時に山手へ。
コロンがまず迎えに走り出て来た。その後からワカメ。ゲンキは踊り場付近にいて降りて来た。ワカメとコロンがゲンキと鼻を付き合わせて挨拶している。

庭園餌場へ行くとキジーが待っていた。トレイは1個だけ出ていた。数日前からABCマートの大きなポリ袋が水場に置いてある。今日になって中を覗いてみたら、長靴と軍手が入っていた。「猫庭園池」掃除をした部員が置き忘れて行ったものとみえる。

みんながカリカリを食べている間、いつものように水容器を洗う。ん?ワカメはもう食べるのを止めて餌バッグの後ろにいる。

缶詰を開けてまず汁だけをワカメに与える。ワカメはこの汁が大好きなのだ。缶詰は2個開けたが、今日はみんな食べっぷりが悪い。

キジーはそこそこ食べてさっさと立ち去る。早朝にはM上さんから豪華な餌をもらっていると思うのだが。

ワカメは缶詰を少し食べて水を飲みトイレに行った。戻ってきていつもの場所(「東側猫庭園」の中、飛び石の側)でじっとしている。コロンは水場の後ろにいたがいつの間にかいなくなった。

ゲンキは残ったフードをちょこちょこと遊び食べしては庭園内をうろついている。いなかったコロンも戻ってきて食べるフリをするが実際にはもう殆ど食べない。置き餌をしないことにしているので、猫たちが本当に食べ終わるまで付き合う。

その間にカイロを振って温める。ミニハウスに1個づつ入れておく。いつもワカメが入っているミニハウスの中に手を突っ込み猫ベッドの床を撫でると針のような植物がいっぱい付いていたので1本1本取り除く。これでもう痛くないだろう。

帰ろうとすると遊んでいたゲンキが従いてきた。何を思ったか今夜は道路を渡って小桃の駐車場の中に走りこんだ。


2008年12月18日(木) ワカメ、ゲンキ、コロン、キジーに給餌。

やっと晴れた。
午後8時に山手へ。
近付くとニャーという声がする。山のてっぺんにワカメがいる!きっとコロンも。駆け下りてきて道路を渡って迎えにこようとするだろうから、こちらから慌てて行こうとすると車が下からやって来た。ゲンキとコロンはもう道路に出ていたがそこへ私も到着し、押し返す。

本館にはまだ灯りが点いている。

庭園餌場に行くと、いつの間にかキジーも3匹に混じって待機している。
トレイ2個を使用した形跡がある。多分昼間にワカメとゲンキにカリカリを与えたのだろう。

みんな黙々とカリカリを食べる。その間に水容器を洗って水を替える。ワカメは満腹らしくあまり食べない。缶詰も少々。

キジーは、以前は食事もみんなから離れて、私からも相当離れて食べていたのだが、ここへ舞い戻ってきてからは、不在だったことなど「ウソピョン!」てな具合で、まるでずーっと前から山手猫だったかのように振舞っている。食べているトレイに缶詰を足しても以前のように飛び退くようなことはない。

ワカメを撫でるとすぐにやって来て膝に乗りたそうな素振り。昨日は雨天餌場で、そういうふうだったのだが、余りにも臭かったので抱っこしなかった。

今日は不思議なことにあの匂いは消えていつも通りだ。膝に乗せるとすっかり寛いで心地よさそうにしている。

キジーも食べ終わり、「猫庭園池」の方へ歩いていく。しばらくクンクンしていたがそのうちに見えなくなった。

ワカメを膝から下ろし、トレイを片付ける。缶詰2個とレトルト2個はほぼ完食。カリカリは100grくらい残った。

カイロをワカメがいつも入るミニハウスに2個、ゲンキのハウスに1個入れる。トレイを洗っている間にワカメはハウスに入ったようだ。ゲンキも自分のハウスに入る。コロンは水を飲んでいる。コロンもハウスに入ればいいのに。


2008年12月17日(水) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

今日も終日雨が降り続いた。
午後8時ごろ、山手へ。外は思ったより寒くない。

山手への横断歩道を渡ろうとしたら教員のK山さんの車が右折してきた。いつもは下へ降りていくのに。駅方面にでも行くのかな。

猫たちはいないなあと歩いて行き、左折すると、遥か前方の雨天餌場の階段下に猫が座っているのが見える。ワカメかなあ?段々近付くとその猫が立ち上がった。ゲンキだった。前に駐車しているトラックの下からコロンも出て来た。

2匹のニャーニャー鳴く声を聞いたらしくワカメも庭園から走ってきた。ハウスに入っていたのだろう。

カリカリを与えると3匹は黙々と食べる。

あんまり濡れてはいないがワカメの背中を拭くとすごく変な匂いがする。まるで人間のおしっこのような嫌な匂いだ。

いつもはワカメの被毛はとてもいい匂いがするのに・・・以前も雨の日に拭くと臭いことがあった。一体どうしたんだろう???

缶詰大缶を2個開けて与える。時間をかけて完食。

雨が降っている夜なのに外ではカラスの鳴く声が聞こえる。最近、昼も夜も置き餌をしなくなったので、カラスが怒っているのかも。

ワカメはトイレに出て行ったがまた戻ってきた。

コロンもゲンキも外へ出て行った。

さて帰ろう。


2008年12月16日(火) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

今朝、H川さんから電話があり、飼い猫の伸二の食欲がなく歯の具合も悪そうだというのでクリニックへ。念のためエコー検査を行ったが内臓には異常がない。殆どの猫たちがそうだが、伸二はここの診察台の上ですっかり寛ぎ、獣医さんに触られると咽喉をゴロゴロ鳴らしたりする。エコー検査の最中にも、優しい看護師さんたちに押さえられて仰向けになりながらもリラックスしていた!
炎症を起こしている歯を抜くことにする。今日はいっぱいなので木曜日の朝一番に連れて行くことにした。

*****

8時過ぎに家を出たらもう雨が降っている!さっきから急に偏頭痛が起こって気分が悪いと思ったら低気圧襲来のせいだった。雨用の支度をして出直す。

山手に行くとまずゲンキが飛び出して来た。ワカメとコロンは「東側猫庭園」から飛び出して来た。

雨天餌場へ行く。雨が降り出したせいで昨日ほど寒くない。
ワカメはカリカリはいつもよりよく食べたがレトルトを全然食べない。種類を変えてもダメ。コロンはカリカリもレトルトをあんまり食べない。ゲンキだけが2個半食べた。

粉末カツオブシを掛けてみるとワカメはレトルトを半分ほど食べた。

ワカメとコロンは外へ出てトラックの下に入った。ゲンキに食べさせているうちにワカメがいなくなった。

雨が止んだので庭園餌場をちょっと見に行く。すると本館前庭園の方からワカメが全速力で走ってきた。私が雨天餌場へ戻ろうとするのでアテが外れたワカメは「東側猫庭園」に入ってしまった。

荷物をまとめて帰ることにする。コロンはトラックの下に入ったまま。ゲンキは坂道に出てキョロキョロしている。


2008年12月15日(月) ワカメ、ゲンキ、コロン、キジーに給餌。

昨夜、ワカメが全く食べなかったので心配になり、J先生に報告しておいたところ、朝、よく給餌する部員に訊いておいてくれた。するとその生徒から返信が以下のような返信があった。

≪ワカメが食欲不振との話を聞きましたが、今朝ワカメは2回もおかわりの催促をした上、今も凄い勢いで食べていました。 心配ないと思います。≫

氷雨降る日曜日だったので、誰からも給餌されていないはずなのに食欲不振とは?!と心配になったのだが、大丈夫なようでホッとした。

今朝も夕方も部員に給餌されたので、出かけるのはゆっくりにした。
午後8時20分に山手へ。

ワカメは山の中で待っていた。コロンとゲンキも走ってきた。

3匹を連れて庭園餌場へ行き、餌バッグを置いて振り向くとキジーも当然のように餌場でウロウロしている。

昼間もらっているし、残さないようにとフードは少なめに持ってきた。

ワカメはそれほど食べないものの、キジーは食欲旺盛だ。こっちの残りをあっちへ、と忙しく配分する。キジーは私がフードを持って行くとあんまり逃げなくなったがシャーする。ゲンキが嫌がっていても我がもの顔に振舞っている。

ワカメはカリカリ少々、レトルト半分くらい食べて餌バッグの後ろで待機している。膝の上に抱き上げると咽喉をゴロゴロ馴らして喜ぶ。

ワカメが残したレトルトをキジーに与えようと、ワカメを抱っこしたまま立ち上がるとワカメは嫌がって降りてしまった。その弾みで食べていたコロンも逃げてしまった。

ワカメはしばらく「東側猫庭園」の中にいたがそのうちにミニハウスに入ってしまった。コロンも「東側猫庭園」の中で寛いでいて餌場には戻ってこない。

もういいのだと思ってキジーに残りを与えた。それを怒ってゲンキが横取りする。4匹に対し、カリカリ適量、レトルト3個、大缶1個を開けたが、ちょっと足りなかったようだ。

キジーは付近で寛いでいるように見えたが、また餌場に戻ってきて何か残っていないかと物色している。ゲンキはそれを見て不満そうにしているがキジーは全く意に介さない。以前よりふてぶてしくなったような。

水場へ行き、当然のように水容器から水を飲んでいる。こんなことは珍しい。何も残っていないことを確認し、去って行った。

写真を撮っている時、後ろをガードマンさんが通りかかり、挨拶してくれる。

コロンが餌場に戻ってきて何か残っていないか探している。お腹は丸くなっているが、カリカリをもう少し食べたかったようだ。

ゲンキの目やにを拭こうとすると、キジーのことで怒っているのか、私の脚に噛み付こうとする。


2008年12月14日(日) ワカメ、ゲンキ、コロン、キジーに給餌。磯子の里親会に参加。

今朝は朝から雨が降り続きものすごく寒かった。
その天候をおして磯子の里親会に参加した。前夜、主催者に問い合わせると「よほどの土砂降りででもない限り開催する!」とのこと。

11月にも参加したが残念ながら里親さんが決まらなかった頭巾3兄妹とウィンクだ。H川さんが保護しているファピは家族会議の結果、H川家で引き取ることになった。名前もクロスケと改名。

朝、クリニックにウィンクを迎えに行くと、雨なので中止だと思われていた。プラケージをを借りてS村家へ頭巾たちを迎えに行くとこちらも中止だと思われていて、S村氏が家のケージからプラケージに移すのに難渋し、赤頭巾ちゃんがどうしても捕まらないとのことで、黒頭巾と茶頭巾だけを連れて行く。S村夫人もそのようなことを言っていたし。

磯子区総合庁舎に着き、ロビーで待ったが誰もそれらしい人が来ない。不安になって携帯で連絡しようとしたら、そこへねこの会の主催者たちがやって来た。

開催場所はまるっきり外ではないが、庁舎入り口の自動ドアの外の隅っこにケージを並べることになった。ファサードなので屋根はあるが、風も吹き付けるし寒いことといったら!

猫たちには携帯ストーブが向けられる。毛布をかけたりもするが寒いことには変わりはない。ウィンクのために猫ベッドを用意したのに入らずニャーニャー鳴いている。人懐こくて「抱っこして!」と鳴いているのだ。

2頭巾たちはぴったり寄り添って動かない。

参加猫たちは11月と変わらない。みんなすごく可愛いし、大切に保護されていることがよく分かる。

10時半の開始直後、男性がひとりやって来てアンケートに答えていたが、飼育条件に欠けるところがあったのか、次回出直すとのこと。

その後、冷やかしでさえも殆ど現れず、寒さが募る。12時頃にはウチは引き上げることにする。

1月には里親会はなく、次回は2月の第2日曜日だ。もっと寒いかもしれないが氷雨には参った。

悪天候の上、成果がなかったので帰宅後ドッと疲れが出て、昼食後居眠りしてしまった。

******

午後7時45分に山手へ。正門前あたりでゲンキとコロンが出て来たがワカメは出て来ない。寒いのでハウスに入っているのだろう。

庭園餌場へ行くと、「東側猫庭園」から猫が出てきて当たり前のように餌場へ来る。キジーだった。長い不在がウソのように「メシ!メシ!」と催促がましくウロウロしている。ゲンキも呆れて唸る意欲を失くしている。

ワカメはハウスから出て来たが、餌場にキジーがいるので戸惑っている。そこでワカメとコロンのトレイを1段上に移す。

が、ワカメは全然食べずに水を飲みに行っている。きれいそうに見えるが雨水だ。他の猫たちの食事の世話をしている間、ちょっと待ってくれるといいのだが結局ワカメは、その雨水ばかりを何度も飲んだ。そしてカリカリもレトルトも缶詰も全く食べずに餌場でキジーを眺めていたり、「東側猫庭園」に入ったり、岩場に行ったりしていたが、ミニハウスに入ってしまった。

キジーは丸々していて元気そうだ。特大の缶詰肉は口に合わないようで少ししか食べなかった。以前は口が痛くて食べようとしなかったカリカリを今夜はよく食べた。

満腹になったキジーはゆっくり「猫庭園池」の方へ降りていき、池の水を飲んでいる。「猫庭園池」は部員たちの働きで雑草やヘドロが取り除かれ、ずいぶんきれいになった。

使い捨てカイロを持参したので、2個、ワカメの入っているミニハウスに入れる。もう1個は隣のミニハウスに。


2008年12月13日(土) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。ポンド出席。

午後7時半に山手へ。
またまたシーンとしている。今夜は鳴かずにそのまま庭園餌場を目指す。いつの間にかコロンが従いてきている。
ボイラー室の横の土手からゲンキが走ってきた。

庭園餌場に到着するとハウス1号からワカメが飛び出してきた。トレイが3つ出ているから既に給餌された模様だ。

カリカリを出してもワカメは匂いを嗅いだだけでプイ!餌バッグの後ろに行ってお腹を出してひっくり返っている。

レトルトをそれぞれに与えていると、3匹が「猫庭園池」の方をしきりに気にする。出て来たのは黒白ソックス猫だ。久々にポンドくん登場だ。岩場に入ったようだが、光が届かないので私には見えない。

レトルトは結局ゲンキが完食したので、缶詰大を開ける。またみんなが少しづつ食べたが残った。

ポンドはミニハウスの裏から飛び石の脇に佇んでいる。缶詰の入ったトレイを持って行き、ポンドの前に置いて離れると食べ始めた。

デジカメを持って近付いても逃げない。よく見ると安物のその缶詰は口に合わないとみえ、口をつけてはいるがあんまり減っていない。ガツガツしたところは全くない。上品にゆっくり食べている。

肉付きも良く被毛も艶々している。飼い猫が散歩しているのか?!鈴付きの首輪も汚れていない。が、足のソックスが汚れて灰色になっているので、今は家の中の飼い猫が夜散歩しているだけ、というのはないのだろう。やはり捨てられてしまったのか?

肉付きも良くガツガツしていないのは、北側でM上さんにでも給餌されているのだろうか?謎の多い猫だ。

ゲンキはポンドに敵意を表さないのだが、ゲンキがトレイの近くに寄っていったところ、ポンドがシャーッ!と言って逃げて行った。

縁石の上にいたので写真を撮ろうとすると平戸池の庭園に入った。構っているとゲンキがやって来た。コロンも。そのうちにワカメもやって来た。

餌場に戻り、ワカメを膝に乗せて可愛がっているとポンドがやって来た。ワカメが私の膝の上から唸るのでポンドはまたどこかへ行ってしまった。

餌場を片付け、トレイを洗い、給水して帰ることに。ワカメたち3匹は餌場で寛いでいる。ゲンキが正門の内側まで従いてきた。


2008年12月12日(金) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

夕食後居眠りしていたので出るのが遅くなった。午後8時半。

山手に行くとシーンとしている。正門前でニャーゴ!と鳴いていたら後ろからおじさんがやって来た。どうやら出勤するガードマンさんだったらしく、私が庭園餌場の方へ左折しようとすると「こんばんは!」と後ろから私に声を掛けて通り過ぎて行った。

庭園餌場に荷物を置き、さてどうしようかと振り向いたらゲンキとワカメがいる。2匹ともハウスで寝ていたらしい。

コロンも雨天餌場の方から駆けてきた。またトラックの下にでもいたのだろう。

勿論給餌の跡があるがトレイを出しカリカリを入れる。が、ワカメもコロンもカリカリを食べない。

そこで焼きカツオを3匹に1本づつ与える。ワカメはあっという間に食べてしまい、餌バッグの後ろで寛いでいる。

レトルトを出しゲンキに与える。コロンは焼きカツオも完食せずもうお腹一杯な感じ。ワカメにも10歳以上用のレトルトを開けて与える。

みんな満腹、満腹。

ワカメを膝の上に乗せて可愛がっていると、ゲンキはさっさとミニハウスに入ってしまった。

ワカメを下ろし、トレイを洗う。給水もして戻ってきたらワカメは餌場でじっと座っている。バッグを持ち帰ろうとするとワカメはゲンキの隣のミニハウスに入った。

コロンは相変わらず「東側猫庭園」の中で寛いでいる。ハウス1号が空いているのだからコロンも入ればいいのに。


2008年12月11日(木) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。ゲンキ9日ぶりに戻る!

午前11時20分ごろクリニックにゲンキを迎えに行く。
傷は塞がり、カサブタになっている。
ゲンキは別荘暮らしが余りにも心地よかったのか、キャリーに入りたがらない。

Pハイツ近くに住む看護師さんとゴールデンの話をする。ゴールドを捕獲した日以来、ゴールデンの姿を見なくなった。M上さんも私の目に触れ易いところでの給餌を止め、違う場所に移ったようだ。ゴールデンはあの後、どこかで出産したと思う。看護師さんがゴールデンのニュースを入手したら知らせてくれるよう頼んでおいた。

ゲンキを山手で放す。ゲンキは懐かしそうにあちこち歩き回って匂い付けをしている。
ワカメは「猫庭園」にいなかった。お天気がいいから山の中にでもいたのかな。しばらくゲンキと一緒に歩きまわり写真をたくさん撮った。ゲンキに焼きカツオを与え、食べ終わるのを見届けて帰った。

午後7時45分、再び山手へ。
ワカメが山から鳴きながら降りて来て、それを聞いてコロンとゲンキが走ってきた。3匹を連れて庭園餌場へ。

カリカリを与え、缶詰1個を開ける。焼きカツオ2本をほぐして3匹に与える。トレイを洗い、給水する。3匹が寛いでいるので立ち去り難く、写真を撮ることにする。
ソフトフードは少なかったので完食。カリカリは余ったので持ち帰る。

ワカメは珍しくハウス1号に入った。

今日の写真ページをアップした。


2008年12月10日(水) ワカメとコロンに給餌。ゲンキ休養中。

午後8時15分に山手へ。
途中でポツリと顔に水滴がかかる。道路が濡れているが雨など降るとは思わず来てしまった。霧雨が降ったり止んだりしているようだ。

ワカメは正門前の「東側猫庭園」から出て来た。今日はコロンがいないのかな?

庭園餌場に行き、水容器の水を替えていると雨天餌場の方からコロンが走ってきた。やっぱり雨天餌場へ行こう。

カリカリを与えるとよく食べる。昨日ワカメはレトルトを吐いたので今日は焼きカツオを持ってきた。2匹とも喜んで完食する。

コロンはゴロゴロ咽喉を鳴らしながら食事している。

食べ終わったワカメは一旦トイレのために外へ出て戻ってきた。膝の上に乗せて可愛がる。コロンも撫でて可愛がる。

いつもの職員が傘を差し、足音を立ててトラックの前を通過する。それをしおにワカメが膝から降りて外へ出て行った。

片付けて帰ることにする。傘は持ってこなかったがフード付きコートなのでこのくらいの雨なら大丈夫。

コロンは雨天餌場で、ワカメは「猫庭園」の土手でじっと座っている。坂道を下りて右折するときに振り返ると2匹は同じ姿でじっとしていた。


2008年12月09日(火) ワカメとコロンに給餌。ゲンキ休養中。

予報通り午後から雨になった。

午後8時ごろ山手へ。こんな時こそハウスに入るか雨天餌場、もしくは車の下で待っていればいいのに、「東側猫庭園」からワカメが走り出て来た。その後からコロンも走ってくる。コロンがいてよかった!

が、正門から雨天餌場まで濡れながら歩かなくてはならない。行き先は分かっているのだから猫たちは走って「猫庭園」を突っ切って先回りしていればいいのに、チンタラ歩く私の後をノロノロと濡れながら歩いていく。

雨天餌場に着くや否や猫たちの身体をタオルでしっかり拭く。
カリカリを与えると空腹だったとみえ、よく食べる。レトルトを2個開けたがワカメは殆ど食べずコロンが各レトルトを半分づつくらい食べた。

ワカメはまた膝の上に乗り、しばらく過ごす。降りてからまたレトルトを食べたが吐き戻してしまった。大した量ではないがかわいそうに。勿論片付ける。

何も残さず片付けると母子2匹は目の前のトラックの下に入った。雨天餌場にいれば足も濡れないのに。

コロンが戻ってきてワカメは喜んでいるはずなのに、何かの拍子にコロンを叩いたりする。


2008年12月08日(月) ワカメに給餌。コロン欠席。黒アメ出現。ゲンキ休養中。

午後6時頃、J先生が帰りがけに庭園餌場に行くとカリカリがたくさん置いてあったので回収。ワカメのみ出て来たので焼きカツオを与えたという。

ではそんなにお腹が空いていないだろうとは思いつつ午後7時半ごろ山手へ。正門周りには猫の姿はなく呼んでも出て来ない。

庭園餌場に行き荷物を置いたりしているとワカメがミニハウスから出て来た。今夜はもう満腹してハウスで休んでいたのだろう。

コロンは全然出て来ない。

ワカメにカリカリを与えるが少ししか食べない。レトルトをトレイに入れてワカメが食べている間に、「猫庭園池」から門扉横の「東側猫庭園」へ出てコロンを呼んでみたが反応なし。ワカメが従いてきていた。

庭園餌場に戻り、満腹で殆ど食べないワカメを膝の上に乗せて可愛がる。ワカメは心地よくて咽喉をゴロゴロ鳴らし、寝てしまおうとする。そうさせてあげたいのはやまやまだが、長時間そうしているわけにもいかない。10〜15分ほどで降ろす。

ワカメ1匹しかいないなんて寂しすぎる。そのせいかワカメがとても甘ったれになっている。


2008年12月07日(日) ワカメに給餌。コロン欠席。ゲンキ休養中。給餌はO田さん。

S井は所用のため、この日の給餌は近隣の支援者O田さんにお願いした。以下はO田さんからの給餌後のメール:

≪S井サン今晩は。さっきネコロジーズバーから帰りました(*^_^*)
ワカメは無事完食してくれたのですが、コロンが呼んでも来なくて・・・
しばらく探したのですが私が恐かったのかもです(>_<)
仕方なく餌をおいて帰ってきました(~_~;)
置かないようにと言われていたのにスミマセン・・・≫

う〜〜ん、置き餌しちゃいましたか・・・(>_<)


2008年12月06日(土) ワカメとコロンに給餌。ゲンキ入院中。黒アメが山手を訪問。

午後7時半に山手へ。
近付いていくと久々にニャーニャーとの声が聞こえる。ワカメが山のてっぺんから見張っていたようだ。置き餌もないし、土曜日なので相当空腹なはず。

ワカメが道路を渡る前にこちらから慌てて渡って行くと既にワカメが待機していた。コロンも駆けつけてきた。

餌場に行きカリカリを与えると2匹はもりもり食べる。水容器は2つとも土汚れで水がひどく濁っている。置き餌がないのでアライグマは腹を立てて盛んに手洗いをしたのかも。

2匹が「猫庭園池」の方をじっと見ている。ん?と思っていると狸の餌場にキジトラ猫が現れてこちらを見ている。キジーだと思って呼んでみたが動かない。近付くと逃げ出す。よくよく見ればそれは胴体がグルグル模様の黒アメだった。1号棟あたりから私を見かけてこっそり従いてきたのかもしれない。追いかけると門扉をくぐって踊り場へ行ってしまった。

ワカメとコロンが焼きカツオとレトルトを食べていると、また2匹が通路の方を凝視する。光が届かない岩場に猫がいる。黒アメが戻ってきたらしい。少しづつ近付いてきて水場の後ろの「東側猫庭園」へ入り、私たちの背後でちょこんと座りこちらを見ている。とてもおとなしい。

ワカメたちは黒アメを気にしながらも食べ続ける。2匹の世話を焼いているうちに黒アメはどこかへ行ってしまった。黒アメはお腹が空いているようではなく興味津々という感じだった。未去勢なので行動範囲が広いのかもしれない。弟の茶虎ンとは別行動のようだ。

黒アメ、茶虎ン、アビー兄妹はみんなとても器量良しで尻尾もまっすぐ長い。去年の7月生まれくらいのゴールデンの仔猫4匹のうちの3匹だ。後の1匹はカラスにでも襲われてしまったのだろう。かわいそうに。9月のあの日、ゴールデンを捕獲できていればこの美しい猫たちは4匹ともきっと里子に行けただろう。成長してしまった黒アメたちに会うたび、つくづく悔やまれる。

ゲンキがいたら黒アメをひどく威嚇しただろうか?何故かポンドくんとは妙に仲良しになっていたが。猫たちの相性も不可解だ。そういえばこのところポンドくんを見ないなあ。

ワカメを膝の上に乗せて可愛がる。今夜は寒いのでじっとしていると身体が冷えてきた。適当なところでワカメに降りてもらい片付ける。

やはり寒いからかコロンは駐車している車の下にちょこんと座っていた。コロンがハウスに入っているところを見たことがないが、もうそろそろハウスを使った方がいいのでは?


2008年12月05日(金) ワカメとコロンに給餌。ゲンキ入院中。

今日午後の突風と雷雨はすごかった。家猫のシルビアも右往左往していた。

午後7時45分に山手へ。
正門を通過しながらニャーオ!ニャーオ!と鳴いてみるが反応がない。
庭園への坂道を上ろうとしていると鳴き声が聞こえてきた。返事をしながらキョロキョロしているとコロンが「東側猫庭園」の縁石の上を走ってきた。
ワカメも「東側猫庭園」から出て来た。

学院は試験中なので朝の給餌はされなかった模様?ワカメはいつもよりカリカリをよく食べている。焼きカツオを1個づつとレトルトを半分づつ与えると完食。カリカリは何度かコロンが食べたが余ったので引き上げる。

あの突風でスポンジが飛んでしまっている。持参のスポンジを使ったのだが、給水場から戻ってふと見ると3メートルほど先に転がっていた。

ワカメとコロンを撫でて可愛がり、バイバイする。
ゲンキがいないので寂しがっているはずだ。


2008年12月04日(木) ワカメとコロンに給餌。入院中のゲンキを見舞いに。

午後4時半ごろJ先生と一緒にゲンキの見舞いに行く。
ゲンキの傷は塞がりつつあるがまだまだ痛々しい。が、ゲンキは何度か来たこのクリニックがすっかり気に入り、入院当日から咽喉をゴロゴロ鳴らして「別荘」暮らしを楽しんでいる。

午後8時15分に山手へ。
コロンが工房側の石垣の上にいて私を見つけて走ってきた。ワカメは山の中から出て来た。

2匹を連れて庭園餌場へ。部員が朝給餌した形跡がある。
水容器のひとつは泥だらけ。またアライグマが手を洗ったらしい。

コロンはカリカリをもりもり食べる。ワカメはゆっくり。ソフトはレトルトとミニ缶を持ってきた。半分コして与える。大体食べきった。

コロンとワカメを撫でて可愛がる。カリカリは余ったので持ち帰る。
アライグマを遠ざけるため、置き餌は止める。


2008年12月03日(水) お騒がせワカメ。ワカメとコロンにJ先生が給餌。

S井所用のため、今夜の給餌はJ先生にお願いした。


≪今2度目の給餌に行ってきました。2匹しかいないのに、7時半に行ったとき、コロンしか来なくて、心配で買い物した後もう一度行ってみました。15歳だと思えない速さで走ってきて、可愛いのですが、いっぺんに出てこないと困りますね。

ゲンがいなくて寂しいかと思って、焼きカツオを持って行きました。親子でノド鳴らしながらぺろりと食べました。≫

とのこと。
いっぺんに出て来ないと、心配だし、餌持ち帰りもしにくい。
J先生、有難う!




2008年12月02日(火) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。ゲンキ負傷する!

午後、さくら住宅の知り合いから電話があった。ついでに7月末に手術したシャーとニャーコ兄妹猫のことも聞いた(写真ページをアップするつもりが延び延びになっている)。餌やりをしていた従業員は辞めたのだが、彼女はシャーとニャーコを港南区の自宅近くの餌場に移し、そこで餌やりを続けているとのこと。兄妹猫はそこの餌場でも他の猫たちとうまく馴染んで落ち着いて暮らしているという。よかった!

9月初にサビ猫の手術の送迎を頼まれた笠間のIさんから、11月15日に電話がかかってきた。サビ猫はその後、元気に暮らしていたらしいが、餌場に4匹の仔猫を連れてきたという。ということは、捕獲当時、生後1ヶ月くらいの仔猫たちの授乳中だったらしい。一晩、仔猫たちから離れたものの、術後すぐに戻り子育てを続けていたらしい。外猫としては奇跡的にうまく4匹も育ったとは素晴らしい。(ほとんど縁もゆかりもないIさんからその仔猫たちの里親探しを押し付けられそうになったのだった。)

執刀獣医さんは、あのサビ猫が最近まで授乳していた形跡があり、栄養状態は非常に悪いと言っていたが、手術の腕が素晴らしく良く、母猫への負担は非常に小さくてそのまま無事に授乳を続けることができたとはこれまた喜ばしい。

で、さくら住宅裏のニャーコだが、同じ獣医さんが、術後やはり、あの猫は出産経験があり最近まで授乳していた模様だと言っていたので、もしかしたら笠間のサビ猫と同じように仔猫を連れてきているのではないかと心配していたのだ。

だが、今日聞いたところでは、そうしたことはなかったという。仔猫は全滅だったのかもしれない。他の猫も全然見かけなくなったとも言っていた。

J先生が富士見町のボランティアから聞いた話だと、あの近くに野良猫スポットがあり、真夜中に餌(だけ)やり人が来るのだということだったが、そこまでは面倒見切れない。

*****

午後8時前、J先生から電話がかかってきた。朝、部員から携帯に入っていたメールを今見たばかりだという。その部員が朝、餌場に行ったところ、ゲンキはハウスから出ようとせず、被毛も逆立ちバリバリになっていて食欲もないという。
昨夜の9時過ぎには何でもなかったのに・・・???

午後8時40分ごろ山手へ。ワカメとコロンはすぐに出て来たがゲンキは来ない。
庭園餌場に到着するとゲンキがハウスから出て来た。なるほど被毛が逆立って挙動不審だ。抱き上げると嫌がる。カリカリには少し口を付けるが食欲がない。

やはりおかしいのでJ先生を呼ぶ。すぐに駆けつけてきてくれた。嫌がるゲンキをキャリーに押し込む。獣医さんの自宅に電話して急患扱いで診てくれるよう懇願すると快く承諾してくれた。
ワカメとコロンのために缶詰とレトルトを開けて置いておく。

明るい診察室で見てみると、被毛は砂まみれで針のような植物が身体中に刺さっている。ドブに落ちて乾いたような被毛だと思ったが、どうだろう。

獣医さんがゲンキの被毛を櫛梳って整えるとゲンキはゴロゴロ咽喉を鳴らしている。猫たちはみんなこの獣医さんが大好きなのだ。

怪我をしていることが分かり、患部をバリカンで剃ると次々と傷口が現れた。こないだと同じようなところ(首とほっぺた)だが、耳の入り口も横に鋭い切り傷があり、更に上腕部にも深い噛み傷がある。この前より重症だ。

これはきっとアライグマの仕業だ。ゲンキは何故かアライグマをしつこく追い回すのだ。これまで何頭もがゲンキに追われて逃げ惑ったものだったが、このところのアライグマはゲンキに追いかけられても逆襲しているらしい。こないだの「風太」かな?

こんなことが続いたら、噛み傷が致命傷となってゲンキは命を落とすかもしれない。ゲンキがアライグマを追うのを止められないとしたら、置き餌をスッパリ止めるしかない。猫たちは少々スマートになるかもしれないが、背に腹は替えられない。余った餌は持ち帰ろう。

ゲンキは1週間ばかり入院させよう。


2008年12月01日(月) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

福祉関係のテレビ番組などを見ていて今夜も山手へ行くのが遅くなった。午後8時40分ごろ。雨まで降っている。しかも結構雨脚が強い。

山手へ行くと雨が降っていない時と全く同じようにワカメが山から降りてきて、コロンとゲンキも走ってきた。

3匹を連れて雨天餌場へ行く間にもかなり濡れてしまう。

カリカリを与えているとコロンがゲンキにいじわるする。みんな濡れているのでタオルでしっかり拭く。

時々コロンがまたゲンキにいじわるしに行くので引き留める。

いつものように缶詰とレトルトを与えるがワカメは飽きたのか余り食べない。傍に来たので抱き上げて膝の上に乗せる。

前のトラックの向こうをガードマンが傘を差して歩いていく。私たちには気付いているのかいないのか分からない。正門を閉める音がして、しばらくして坂道を上がってきた。いつもの人とは違うような気がしたが、「こんばんは!」と掛けられた声はいつものガードマンさんのようだ。

前のトラックの下にいたゲンキがまた雨天餌場に上がってくると、コロンとワカメが一緒になってゲンキをちょこっと攻撃する。ワカメ母娘のいいオモチャにされている。ガンバレ!ゲンキ!


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