つれづれ日記
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2008年07月31日(木) ワカメ、コロン、ゲンキにO田さんが給餌。

S井は所用のため午後6時ごろ、大船駅の10番線ホームに到着。雑草が刈り取られて、夜でも見晴らしがすこぶるいい。目の前の放置ラックの上にキジヨがのんびり寛いでいる。傍にはクロオがいた。シーツでも被せればすぐにも捕まりそうなのだが猫たちの方が一枚上手だ。

早朝餌やりのYさんはずーっと前からクロオのことが気がかりで保護できたら引き取ると言っているのだが、捕獲大ベテランのYさんにしてクロオはいまだ保護できていない。網を使うと言っているそうだ。網でも何でも一日も早く保護しないと危ない。骨と皮に痩せているし、被毛もまばらだ。

そうして用が終わり午前零時前、再び10番線ホームに立った。目の前のラックにはまだキジヨがいてのんびりしている。クロオはいなくて代わりにキジスケがいた。キジスケはとても元気。キジヨは思ったより小柄で顔も細面だ。捕獲予定は、クロオ、キジスケ、キジヨの3頭だ。行方不明のハンミとマスクはクロコ同様、端っこあたりの店舗で給餌されているといいなあと期待しているのだが。突如消えてしまった可愛かったコモについては、期待したいのはやまやまだが、ちょっと・・・

写真を撮ったので「大船猫」のところにアップした。

*****

山手猫への給餌は、このところ頻繁に給餌をお願いしている支援者のO田さんに今夜もお願いした。O田さんからの報告↓:

≪今日は無事ネコロジーしてきましたよ。
盛大に音をたててカリカリをお皿に入れたら一斉に三匹が来てくれました♪

びっくりしたのは、コロンが校門で待っていたんですよ。
しかも、カリカリの時は近くまで寄ってきて・・・ウレシー!
コロン超かわいい。今日はコロンデーです。≫

とのこと。

O田さん、有難う!!!


2008年07月30日(水) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。大船猫のクロオとキジスケに給餌。

午後3時半ごろ駅へ急いでいると途中の小さな駐車場で白っぽい猫の後姿を見た。よくよく見るとそれは若竹山手のU野さん宅駐車場で給餌されている【牛若】だった。その駐車場はU野さん宅とは眼と鼻の先だ。

初めて会ってから8年くらいになるだろうか。先日の朝7時半ごろには、U野さん宅ガレージにいたし、午後4時半ごろには鉄塔の方からやって来てガレージに入った。今日も含め何度か写真を撮ったからそのうちにアップしよう。

午後4時前、大船駅10番線ホームにいた。目の前の店舗裏原っぱに目を凝らして猫たちを観察する。右側のPARIS MIKIの大看板横の庇の上に黒猫がいる!是非保護したくて、もう10回くらい捕獲に失敗しているクロオではない。クロオは痩せこけて皮膚病にも罹っているが、この黒猫は丸々して被毛もとてもきれいだ。行方不明になったものとばかり思っていたクロコだろう。こちら側のどれかの店舗で可愛がられているに違いない。いづれにしてもこんなに元気な姿を見ることができて嬉しい。

原っぱの真ん中より左寄りでクロオ発見!また一段と痩せた。骨と皮だ。足元で寝ているのはキジスケのようだ。まるで倒れているように見えるがお腹が激しく上下しているから生きていることは間違いない。

それにしても今日は昼間の餌やりさんが休みでもらえないのに、クロオが待っている姿がいじらしい。4月からずーっとそういう風なのだが、早朝餌やりさんの餌がみんな気に入らなくて、大量に残っていることが殆どだ。

用事があったのだが、決心して外へ出て缶詰とスプーンを買った。かまどやの通路へ行ってみると、早朝餌やりさんの餌がトレイに殆ど手付かずのまま残っていた。

クロオが待っていた通路へ入り、キジスケの様子を見に行く。キジスケはお腹を上に向けて無防備この上ない姿で寝こけていた。缶を開ける音と匂いを嗅ぎ付けてキジスケがやってきて盛んに鳴く。2缶開けてトレイに山盛りに入れる。

2匹はやはり警戒心が強く、私が通路から出て行こうとするまで動かず、通路を出たところで一斉に餌に飛びついた。

ホームに戻って見ると、食べ終わったキジスケが身づくろいをしている。
キジヨを見なかったが、後から来て食べるだろう。あと3匹だけなのになかなか捕まらない。

*****

午後8時半ごろ山手へ行く。正門前でニャーオ!と鳴くとすぐに「東側猫庭園」からワカメが出て来た。歩きながらゲン!と呼ぶと、ゲンキとコロンが揃って「東側猫庭園」から出て来た。

庭園餌場ではトレイが3個出ていて、缶詰を与えた形跡がある。
それでもいつも通り、まずカリカリ、それから缶詰を給餌する。水を替えるとワカメがすぐに飲みに来る。

久しぶりになじみの長身の警備員さんが通りかかり挨拶する。坂道に停まっているワゴン車は昨日からそのままだ。

最近キジーとマロを見ないなあ。モニーもあれっきりだし。手術できていたら居ついたかもしれない。マニーも北側へ戻ったらしい。


2008年07月29日(火) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

昨夜、保護してクリニックに運んださくら住宅裏猫のニャーコちゃんを夕方迎えに行く。ニャーコは2kg台だと思われるとても小さな猫だが、既に出産して授乳中だった形跡があり、またごく小さな胎児を妊娠していたそうだ。

ということはどこかに仔猫を隠してさくら住宅裏にご飯を食べにだけ来ていたのか。丸一昼夜、母ニャーコは留守だったが、多分仔猫たちは2ヶ月くらいにはなっているだろうから大丈夫だろう。仔猫たちがもしさくら住宅裏に現れれば、連絡してもらうことにしよう。

ともかくニャーコちゃんをさくら住宅裏に運び、スタッフを呼ぶ。幹部のF田さんもいたので、ニャーコちゃんのことを話し、目の前で捕獲器から解放する。市の助成金利用の手術代とネット購入のフロントライン代を2頭分、支払ってもらう。おとり餌の焼きカツオ3個はサービス。

その時に聞き捨てならない話を聞いた。あるけしからん輩が、猫たちに石や棒をぶつけたりしているのだそうだ。それは立派な動物愛護管理法違反だ。≪愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者⇒1年以下の懲役または100万円以下の罰金≫に処せられる。

F田さんには、その輩には法律違反であることを懇々と言い聞かせるよう、また今後そのような振る舞いを続けるなら、告訴も辞さないと言っておいた。

ともかくもさくら住宅裏の兄妹猫たちについてはひとまず責務(お節介?)を果たした。

だが、最初にF田さんと駅で会い、大船までの2駅間でさくら住宅裏の猫の話を聞いたのだったが、それが6月のいつだったのか具体的な日にちが思い出せない。もしかしたらすぐに駆けつけていればニャーコちゃんの最初の出産が防げたのでは?と思ったりもするのだが、既に出産していた可能性が高い。

*****

午後8時過ぎ、山手へ。正門前にも1匹もいないので「ニャーオ!」と一声鳴いてみたら、ワカメが「東側猫庭園」から飛び出してきた。コロンもやって来た。ゲンキがいないので「ゲ〜ン!」と叫ぶと構内から走ってきた。ワカメと挨拶を交わし、コロンとも。とても微笑ましい。

庭園餌場へ行くとトレイが2個出ていて一個には缶詰を与えた形跡がある。
いつも通り給餌する。ワカメはいつも通り水を飲む。

ゲンキの目やにがひどいのでこのところ毎日拭いている。


2008年07月28日(月) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。さくら住宅裏、兄妹猫を無事捕獲。

朝、P会館脇の崖下を覗いてみたら、駐車場内を駆ける茶虎ンが見えた。すっかり元気を取り戻したようだ。残るは黒アメだ。

午後1時にPハイツ内の知人2人を保健センターへ案内する。横浜市の犬猫不妊・去勢手術の助成金申請をしてもらうためだ。

昨年度までは往復はがきで申し込み、抽選に当たれば助成金が使えるというものだった。半数以上が当選するが、1世帯につき1頭のみで家猫対象
だった。

今年度からは、保健センターに申請者本人が出向かなければならなくなったが、同世帯の成人であれば何枚も申請できるし野良猫が対象にもなった。
そこで頼まれ捕獲も含め、捕獲数が多いことから、家族はもとより友人知人に保健センターに出向いてもらうのだ。お願いする私は保健センターへの送迎をする。お願いした人々はみんな快く行ってくれる。

保健センターに行ったついでに、かねてより疑問に思っていた、保健センターと連携している愛護団体の活動について尋ねてみた。保健センターのスタッフが全員総入れ替えになったそうで、係長も職員も殆ど何も知らなかった。がっかりしてその場を後にする。

さて、その後はさくら住宅裏口の兄妹猫の捕獲だ。
先月、知り合いのさくら住宅幹部に駅で出会い、よもやま話から従業員が裏口で外猫兄妹に餌やりをしていることを知った。餌だけやるのはいけないと説得し、見に行くことを約束。
が、多忙にかまけて、現地を見に行ったのが今から3週間前の7月7日。キャットネットかまくらのS藤さんと一緒だった。

その後すぐに捕獲する予定だったが、大船猫、Pハイツ猫、里親会参加、桂台南猫などなど、スケジュールがぎっしりになってしまい、さくら住宅猫はほったらかしになった。

妹猫が出産などしないうちに、と気が急く。
3時過ぎにさくら住宅駐車場に到着。出入り口がぶつけそうで危ない駐車場だ。従業員の話では、妹猫のお腹が膨らんできたという。ヤバイ!

裏口に捕獲器2台を置いて待つ。兄猫が現れた。以前駐車場で見た時よりずーっと痩せているような気がする。こんなに小柄だったかな?懐っこい猫で焼きカツオには興味を示すものの捕獲器にはなかなか入らない。いつもの容器に入れてくれと催促する。

それでも焼きカツオを少しづつ与えながら捕獲器内部に誘導する。後ろ足が入ったところでそっと扉を閉める。閉じ込められても平気で焼きカツオを食べている。兄の方は「シャーちゃん」とか呼ばれている。

シャーちゃんをクリニックに運ぶ。暴れる子ではないので捕獲器からネットに移す。すぐに取って返し、シャーちゃんが入った捕獲器ももう一度仕掛けて妹のニャーコちゃんが現れるのを待つ。5時になったので捕獲器はそのままで、入ったら知らせてくれるよう頼み一旦帰宅する。

6時20分ごろクリニックより電話があり、シャーちゃんの手術が済み、麻酔からも醒めているという。
さくら住宅に電話すると、捕獲器はまだ空っぽだという。

ネットに入ったシャーちゃんを迎えに行き、捕獲器を抱えて駐車場に行くと私の車の下に、先日手術した白黒の父猫がいる!近付くと逃げてしまったが機会があれば写真を撮りたかった。が、今は取り込み中だ。さくら住宅へ行くと、何とニャーコちゃんがシャーちゃんの入った捕獲器の中にいる!おお!素晴らしい!

抱っこしてきたシャーちゃんは震えているが、ネットから出すと慌てて逃げて行った。逃げたシャーちゃんを塀の上から見ていた社長が「ヨロヨロしている」というので覗くと確かに後ろ足の足取りが覚束ない。恐怖で腰を抜かしたかな。きっと大丈夫だと思う。

ニャーコちゃんを慌ててクリニックへ。アララ、クリニックの駐車スペースは2台とも無関係の車で塞がっている。仕方なく路駐してニャーコちゃんを運び込む。シャーちゃんそっくりだが、更に小柄だ。お腹が大きいようにも見えないが。手術は明日の昼間に行われ、お迎えは夕方。

3時間くらいの間にお目当ての2匹が捕まってホッとした。社長は、茶色い猫がもう1匹いると言うのだが、多分オスだろうからそれはまた別の機会にしよう。

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給餌の用意はしてきたのでそのまま車で山手へ。ゲンキとコロンが正門近くで待機しているのが、見えた。呼ぶとワカメも出てきて3匹が車の後を追う。

庭園餌場にはトレイが2個出ていて缶詰も給餌された模様。水もきれいだが、ワカメのお気に入りの水容器がひっくり返っている。ワカメが催促するので、水を入れる。

今夜はみんな缶詰をよく食べた。ワカメとコロンは夏痩せかな?さくら住宅猫たちが食欲があるのに痩せているのは餌が足りないのだとクリニックの先生は言っていた。明日、餌やりスタッフにそう言っておこう。1歳未満でまだ若いからこれから大きくなるのかも。


2008年07月27日(日) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

今朝一番に昨夜、捕獲・手術に持ち込んだ茶虎ンを迎えに行く。昨日にも増して怯えきっていて捕獲器の中の新聞紙はおしっこまみれでビリビリに破っている。かわいそうに。

捕獲した場所でシーツを掛けたまま扉を開けたが出て来ない。斜めにしても出ない。覗くと後ろ向きに横座りして諦めきっている様子。やっと気付いて飛び出し、奥の植え込みの外へ一目散に逃げ去った。

捕獲器を引き上げていると、大声で兄、姉を呼ぶ茶虎ンの鳴き声が聞こえてきた。再会できたかな?人(猫)一倍ビビリ猫だった。が、みんなちょっと馴らせば家猫になれそうな若猫たちばかり。大きくなった子たちも受け入れられる体制が整っていればなあ・・・とつくづく思う。

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午後1時半から、磯子公会堂の会議室にて、「猫トラブルゼロを目指して。
横浜地域猫連絡会・勉強会vol.3」という会合にJ先生、ねころ部部長と一緒に参加した。

会合といっても「猫グッズ作成と座談会」。猫グッズ作成に意外と時間がかかり、意見交換は少しだけ。が、「ご近所の底力」にVTR出演した「ラッキーキャットの会」の代表や、中田市長とのカレーミーティングに参加したグループなど、中身の濃い話が聞けた。

私は、大船でてこずっている、捕獲器に入らない猫の捕獲についてアドバイスを求めてみた。網や、ケージを使うなどという意見をもらったが、条件の悪い大船現地で使えそうなアイデアは、捕獲器を新聞紙でくるむというものだ。早速、キャットネットかまくらのS藤さんに伝えよう。

各地で頑張るグループが手を繫いで協力し合えたら素晴らしい。今後もこうした勉強会に参加させてもらいたいね、と帰りにJ先生と話し合った。

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山手へは8時半ごろに行く。以前のように猫たちは山の石垣のてっぺんで待っていた。そうして庭園餌場へ行くが、女性陣は夏バテか、食が細い。ゲンキもそこそこ。


2008年07月26日(土) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。ゴールデンの息子茶虎ン確保。

今朝また、大船で早朝餌やりのYさんが三毛猫のクミを捕獲したとS藤さんからメールが入った。S藤家にクミを入れるためには1匹出さないともうスペースがない。いろいろ苦心の末、水曜日に捕まったスミエが他家へお試し飼いに行き、やっとクミを引き取ることができたとか。
S藤家の苦労はまだまだ続く・・・

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私はといえば、ゴールデンの息子茶虎ンと黒アメショーを捕獲、手術に持ち込みたい。一昨日の夜には駐車場奥に1基、捕獲器を仕掛けたが入らなかった。

そこで今日は6時ごろにP会館脇奥に1基仕掛けておいて駐車場に行き、P会館脇の崖下に1基仕掛けていたら、ガチャン!と音が聞こえてきた。覗くと黒アメが慌てて逃げて行き、捕獲器には茶虎ンが入って暴れている。

大急ぎで2基目の捕獲器を片付けて車でそちらへ向う。そこへ前方から犬の散歩中のM上さんが歩いてくるのが見えた。どうやら茶虎ンの入っている捕獲器に気づいたようだ。困った様子でキョロキョロしていたが、私が車に乗って駆けつけてくるのを確認し、知らん顔をしている。

捕獲器の中の茶虎ンは暴れて恐怖のあまりかおしっこを漏らしている。かわいそうに。シーツでくるみ車の中へ運ぶ。

運搬途中でJ先生宅に寄り一緒にクリニックへ。去勢手術はすぐに済むので、近くで時間をつぶしてクリニックに戻ると茶虎ンは体質なのか昏々と眠っている。それでは明日お迎えに来よう。

駐車場に車を置き、捕獲器に残った焼きカツオを置きに行こうとすると、姉のアビーと兄の黒アメが一緒にいて近付くと逃げて行く。餌をくれるとも思っているらしい。さて、残るは黒アメだ。明日できたら試みてみよう。

8時半ごろ帰宅すると、旧メンバーのY沢さんから急ぎらしい電話があったという。携帯に電話しろとのことで、掛けると「近隣から捨て仔猫を押し付けられた云々。引き取ってくれるようなボランティア組織か何かはないか?」というような相談だった。そんな都合の良い組織があればこちらが紹介してほしいよ、全く。

まだまだ≪相談≫が続きそうだったので、山手猫への給餌も遅れるし、要点を箇条書きにしてメールをくれるように言ったが、あれから数時間経った今もメールはない。???他に預かり先を見つけたかな?

そんなこんなで手間取り、山手への出発は9時をとうに回ってしまった。ヒョイとプレイロットを覗くと、マロがいた!給餌する。

山手に行くと、3匹がすぐに揃い、みんなで庭園餌場へ。昨日、今日、誰も給餌に来た形跡はない。お腹ペコペコのはずだが、思ったほど食べない。特にコロンは缶詰には全く口を付けない。痩せてきているしどうしたのかな?コロンは以前は痩せ型だったが、一頃はコロっとしていた。単なる夏痩せならいいのだが。


2008年07月25日(金) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

連日、暑さを更新している。ひとたび外へ出ると誰もが頭がボーっとすると言っている。勿論私もボーっとして額から滴り落ちる汗が目に入って痛いのなんのって。

夕方バテて寝ていたので、山手行きはまたもや8時半。今夜の「ポチたま」は前半、猫特集だった。どこの猫も可愛い。

山手に行くとワカメとゲンキが待っていた。コロンも構内から走ってきた。3匹が一列になって私の後を従いて庭園餌場へ。

ワカメとコロンはそこそこ食べて満腹しているが、ゲンキは缶詰をたらふく食べてお腹いっぱい。

トレイを洗って片付けていると、O田さんがやって来た。一緒に正門前まで歩く。通勤が長いので気の毒だ。勤め帰りに買い物をし、これから食事の支度をする。もう9時を過ぎているのに。

ゲンキは従いてきて、道路を渡って電柱にもたれて身づくろいをしている。


2008年07月24日(木) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。大船へ出動。玉縄のK池家訪問。

今朝も大船へ出動。昨早朝、キャットネットかまくらのメンバーで早朝餌やりさんのYさんが1匹捕獲できたが、それはスミエだった。スミエは以前からCNS藤さんが気に掛けていた猫だ。気立てが良くおとなしい。歯が一本もなく、年がいっているだろうという。現在、S藤さん宅で馴らし中。
隔離された環境で猫たちにはエイズ、白血病はなく、みんな見た目もきれい。

最も保護したいクロオは必ず姿を見せるものの、決して捕獲器に入らない。たくさん食べるのにどんどん痩せていくし、背中も禿げている。皮膚病もあるがどうやら疥癬ではなさそうだ。早く保護できていないと隠れて死んでしまうのでは、と危惧している。

それにしても、以前はおっとりしていた猫たちがあれほどビクビクして警戒心の塊になっているし、何匹もが姿を消しているし虐待が行われていることは確かだ。全頭不妊・去勢手術も済み、これからは安心して給餌し可愛がってやってください、とキャットネットかまくらの幹部が挨拶して回ったのに、広く流布している「野良猫に餌をやるな」という間違った呪文が猫嫌いの石頭にはこびりついていて、以前にもまして積極的に虐待を始めている模様だ。特にひどい心当たりは1軒だけだが、噂では虐待の張本人が、その昔、子供だったころに仔猫を拾ってきて裏へ捨てたのが始まりだとか。それが今では、(多分)トラバサミを仕掛け、毒餌を撒き、猫たちに熱湯を掛けたりする虐待魔に成り果てている。
可愛かったコモは人一倍食いしん坊だったから、毒餌を独り占めして犠牲になったに違いない。

どれもこれも、状況証拠ばかりで確証がないので訴えることもできない。別件だが、近所の迷惑行為にも悩まされ被害を被っているがこれも証拠がない。なんという殺伐な世の中になってしまったことか!

クロオはどんなに空腹でも頑として捕獲器に入らないので根負け。ガリガリでヨロヨロしてきそうなのでたっぷり食べさせる。Yさんの早朝捕獲に期待することにして引き上げる。

その後、S藤さんと一緒にキャットネットかまくら繋がりの玉縄のボランティア、K池さん宅を訪問する。小ぶりの庭には高〜いフェンスを張り巡らし、6匹いる老猫たちが逃走しないようにして庭への出入りは自由にさせている。それでも春には1匹、逃走して2ヶ月近くも行方が分からなかったそうだ。少し離れた畑で餌やりをされて生存していて、懐っこいので餌やりさんたちに引き取られそうになっていたとか。ラッキーな猫だ。

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今日は、大船が一日がかりでなかったので、お膝元のゴールデンの息子たちの捕獲を試みる。6時半過ぎ、駐車場奥に行ってみると、黒アメショーとこないだ手術した母猫アビーが姉弟仲良く寝そべっていた。アビーは私の顔を覚えているのかいち早く姿を消す。

捕獲器を仕掛け一旦離れる。覗いてみると、黒アメショーが入っているように見え、近付くことに。すると逃げてしまった。どうやら入り口に座って思案していたようだ。
次には、同じように茶虎ンが入り口にいて近付くと逃げてしまった。おかしいな。捕獲器が初めてなら入るはずなのに。きっと姉のアビーが警告を発したに違いない。蚊に食われながら1時間ほど頑張ったが、諦めることにする。茶虎ンは近くに潜んで様子を伺っていたらしくササッと走る姿を目撃。

餌に使った焼きカツオを置くと、あっという間に無くなった。黒アメショーと茶虎ンは近くにいたようだ。暗くてよく見えなかったが。
が、様子は分かった。去年9月の仔猫4匹のうち、メス1匹、オス2匹が姉弟仲良く寄り添って過ごしているらしい。餌やりはいわずと知れたM上さんしかいない。餌やりさんが捕獲に当たるのが一番いいのだが、捕獲反対のM上さんの協力は望めないからゲリラ的に一見さんの私がやるしかない。

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山手へ行くのはまた8時半になってしまった。正門前で呼ぶと、ゲンキとワカメが出て来た。コロンは構内から走ってきた。

庭園餌場へ行ってみると草が刈り取られて見晴らしが良くなっている。アララ、またスポンジが無くなっている。困ったな。

とにかく水を替え、猫たちにいつも通り給餌する。ワカメがいつになく懐っこい。給餌を終え、トレイを洗いに行こうとしていると、O田さんがやって来た。先日来、突然の給餌をお願いしても快く引き受けてくれている。
ワカメが私たちの前でゴロリと横になり、超リラックス。O田さんはワカメに触れて感激してくれている。

半時間以上も話しこみ、トレイはO田さんが洗ってくれた。ゲンキも一緒に正門前まで下りてくると正門はいつの間にか閉まっていて外側に若者が2人立っている。

「下へ行くと何があるのですか?」などと話し掛けてくるので、しばらく話をしたが、学院のOBだといい、退学になっただの、いろんなことを言うが別れてからO田さんと、どうもおかしいと言い合う。学院OBなら当然知っているようなことを知らないし、3年前のOBだというがどう見ても高校1年生くらいだ。夏休みになったので暇つぶしに構内に入り込みウロウロしていたのだろう。

帰りを怖がるO田さんを遠回りして猫階段下まで送っていく。道がカーブしているので、階段下から正門は見えない。

そんなこんなで帰宅したら10時半になっていた。
行き帰りに見たがマロはいなかった。


2008年07月23日(水) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。狸?ハクビシン?現る

今朝11時過ぎに駐車場へ行くと、私の車の下にでもいたのだろう。逃げて行く猫の黒っぽい尻尾が見えた。慌てて覗くと、その猫は地色は黒だが、胴体がはっきりしたアメショー柄だった。先日来、捕獲しようとしている「ゴールデンの息子B」に違いない。茶虎の「息子A」の兄弟だと思う。デルタとオメガの母、アビーは娘B。こないだの母三毛は多分娘A。これで去年9月8日に見た仔猫4匹が揃う。みんな美男美女に成長している。あのとき捕獲できていれば、母ゴールデンともども、里子に行けたのに。返す返すも残念!

今夜は遅くなってしまった。8時半をとっくに過ぎて山手へ。

正門前あたりで3匹全員が揃う。庭園餌場へと向っていると道路の遥か向こうから狸のような猫のような動物のシルエットが見える。こちらを伺う仕草が狸のようなのだが、はっきりとは分からない。

また小トレイがひとつ出ている。昼間ここにいるのは多分ゲンキだけのことが多いのでトレイがひとつなのだろう。

蚊取り線香を置き、他の蚊避けグッズも点けて万全の態勢だ。
いつもの通り給餌する。今夜はカリカリたっぷりに大缶2個。

猫たちが背後を見つめるので振り向くと、黒っぽい何かの動物が「東側猫庭園」へ入って行った。尻尾が短く細いように見えた。狸なのかハクビシンなのかよく分からない。猫ならゲンキが唸るはずだし。

結局その動物は私がいる間には姿を見せなかったが、多分ここの餌場の残り餌を食べつけているのだろう。

食後猫たちは餌場で寛いでいる。
トレイを洗って帰る。


2008年07月22日(火) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

午後7時40分ごろ家を出る。今夜はまた花子のことが頭に浮かぶ。

一応プレイロットを覗く。このところ私の留守が続き、山手猫たちには何とか給餌を代わってもらったが、マロは家猫らしいということもあり、代わりの給餌は頼まなかった。ていうか無理。すると待っていても空振りにガッカリしたのかな。でもまたこないだみたいに長い不在の後、ひょっこりやって来るかもしれない。

正門を入ってから歩きながら「ワカメ〜〜!!」と呼ぶと、ゲンキとコロンが走ってきた。ワカメも「東側猫庭園」から降りて来た。そうそう、そうやって構内にいればよろしい。

庭園餌場に行くとまた小トレイが出ていて飲み水もきれいなので、部員が世話をしにやって来たのだろう。あまり空腹でないのか、それとも今日の缶詰が気に入らないのか、みんなそれほど食べない。

今夜は蚊取り線香をぶら下げてきた。猫たちこの匂いはイヤだろうなあ。私もあんまり好きではない。だが、蚊避けには威力を発揮する。

みんなが食べ終わったのでトレイを洗いに行く。ゲンキが給水場にやって来た。餌場に戻るとみんないた。ワカメは珍しく「猫庭園池」の方へ行く。いつもは本館前庭園の方へ行くのに。

今夜も蒸し暑くゲンキも従いてこようとはせず寝そべっている。


2008年07月21日(月) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。S邸での捕獲は大成功!

今朝、家猫のシルビアが血尿・頻尿になっているのに気付いた。昼ごろ病院へ駆け込む。去年の6月、シルビアは膀胱結石の除去手術を受けている。結石のできやすい体質のようだ。検査のため夕方まで預ける。

昨夜か今朝か、S邸で仕掛けた捕獲器には父親猫の白黒鉢割れが入ったという。今日午後にも去勢手術をする予定。強いオス猫は捕獲器から出せないので現在S邸には捕獲器がない。昨日保護した仔猫は3匹のうち2匹はもう手術が済んで放したという。

そこで、私の捕獲器を持ってJ先生と一緒にS家へ行く。残る母猫をできるだけ早く保護せねば。母猫は車の下で涼んでいた。

J先生が焼きカツオを提供したが、S家では七味までかかった味の濃そうな鳥の手羽元を出してきた。それでオス猫がかかったというので、手羽元をヒモでくくり捕獲器の中にぶら下げる。後はS家に任せて引き上げる。

午後7時前に、家猫シルビアを迎えに病院へ。そこへJ先生から電話があり犬の散歩で近くにいるからと、すぐにやって来た。
S邸ではあの後すぐに母猫が捕獲器に入り、あっけなく一家5頭がたった24時間以内に保護できた。奇跡的な大成功!なんという作業効率の良さ!
もう半年以上も居場所を提供し、給餌も続けたS邸だからこその成功だろう。

只、カニカマやハムなど塩分の強いものばかり与えているのでキャットフードに替えてもらわねば。里子に出したいなら尚のこと、人間の食べ物しか受け付けない猫になってしまっては困る。

J先生が一昨日の夜だったか、キセキちゃんの散歩でS邸より更に南の方を歩いていると、黒頭巾ちゃんたちそっくりの仔猫を連れた母猫に遭遇。きっと父猫はあの白黒鉢割れ猫だと確信したそうだ。

そのことを心配していたら今日、その母猫と一緒にいた婦人に遭遇。尋ねたら、その婦人が母猫に不妊手術を受けさせたそうだ。仔猫たちにも、と思っているがなかなか捕まらないとのこと。ともかくそのような行動を起こしてくれている人がいるので一安心。

今夕捕獲しようと思ったキジタビーは、病院の都合で延期。

*****

午後8時前、車で山手に行く。正門前の歩道でコロンがなにやら見つけたらしく、じっと何かを見つめている。ゲンキは正門前にいた。
車で通過するときに大声で猫たちを呼ぶ。

坂道に駐車し、車を降りると3匹が上ってくるところだった。
庭園餌場では、大トレイ2個と小トレイ1個が脇に退けられている。小トレイが出ているということは誰かが給餌に来たらしい。

カリカリを与えておいて、蚊取り線香に火を点ける。水を替えたり大トレイを洗ったり。いつも通りミニ缶3個と大缶2個を開ける。

膝がチクッと痛いと思ったら蚊が止まっている。すぐに叩く。動きが鈍いのでやはり蚊取り線香その他が効いているのだろう。

トレイを洗って帰る。30分ほどしか滞在しなかった。


2008年07月20日(日) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。保護活動に大忙し。

一昨日の夜、大船に出動して留守中に、捕獲器を1台お借りしている病院から電話があり、近所の人が使いたいのでひとまず返却してほしいとのこと。

今日午後、J先生と一緒に出動した。ご近所のSさんというのは、1週間前、中華料理屋の勝手口で給餌されていた母猫が子育てをしているお宅の主だ。

庭に回ってみると白っぽい仔猫がいた。仔猫は3匹いてみんな白柄で頭部が黒っぽい1匹を「黒頭巾ちゃん」、茶っぽい2匹を「赤頭巾ちゃん」と呼んでいるそうだ。3月の生まれだそうだ。もう4ヶ月くらいだ。母猫を含め4匹とも不妊・去勢手術をしたいという。費用は勿論Sさんが支払う用意がある。

猫たちはS家と庭続きの隣家へも自由に出入りしている。とりあえず見本に1台、焼きカツオを入れて庭に置いてみる。黒頭巾と母猫がやって来た。黒頭巾が中に入り、母猫は外から心配そうに見ている。パタンと扉が閉まりあっけなく黒頭巾ちゃんが捕まった。

すぐに布を被せて徒歩30秒の病院へ運ぶ。女の子だった。捕獲器から洗濯ネットに移し、空いた捕獲器を再びS邸へ運ぶ。まだ3匹いるのでもう1台を車から取ってくる。2台並べておいて、焼きカツオを半分づつセットする。

病院へ取って返し、預かり仔猫たち(ゴールデンの孫)の面会をしているとSさんがやって来た。
話しているところへ、S夫人が「2台とも入ってる!」と駆け込んできた。J先生とすっ飛んで行く。赤頭巾ちゃんたちが2台の捕獲器にそれぞれ入っている!おー!素晴らしい!絵に描いたような大成功!

J先生と1台づつ持って病院へ。赤頭巾ちゃんたちのうちの1頭はメスだった。良かった、捕獲できて!そのまま放置すればもう2ヶ月もすればまた子供を産んでしまう。よし!残るは、母猫だ。
Sさんは、仔猫たちの里親さん探しをしながら今後、母子4匹の面倒をみてくれるという。良かった、良かった。
母猫の連れ合いは、白黒鉢割れの大猫なので、このオスも是非手術したい。

*****

4分の3の成功に気をよくして私の駐車場に戻る。ふと気になって、M上さんがトレイを置いている場所をチェックしてみることにする。フェンスの奥に入ると、崖っぷちの植え込みからさっと逃げ去る尻尾が見えた。仔猫か?!と見に行くと、黒っぽい猫が崖っぷちの縁石にいる!

こないだ家人が見たという、マルオと一緒にいた大柄なアメショーというのはこの猫のことだろう。コレもゴールデンの子供なのかなあ?
オスのような気もするが捕獲したい。病院は満杯で今夜は無理なので明日夕、捕獲を試みようかな、と思っていると、縁石の端っこからP会館脇へとよじ登って行った。

あそこへ行くということは、先日、シータ似の母猫をP会館脇で放した翌朝、置いておいたフードを食べていたのはこの猫に違いない。すると、去年の9月8日夕刻に遠くから見たゴールデンの子供たちのうちの1匹なのか?

グルリと回って道路側から覗くとその猫はP会館脇で寝そべって寛いでいる。写真を撮り、近寄って行くと逃げてしまった。
ともかく明日ここで捕獲するとすれば、おなじような時刻にフードを置いておくのがいいと思い、一番奥のブロックの上にミニ缶を開けて置いておく。
(9時前、山手の帰りに見てみるときれいになくなっていた。)

*****

午後8時に山手へ出発。今夜もマロはいない。

山手では猫の姿がなく、ニャーオ!と一声叫ぶとゲンキとコロンが走り出て来た。ワカメは何度か呼ぶと「東側猫庭園」から出て来た。

3匹を連れて庭園餌場へ行くとトレイが出ている。近隣の部員が昼間、給餌に来たかな?

いつものようにカリカリたっぷり、ミニ缶3個、大缶2個を与える。
今日は蚊取り線香を持っていたが火を点けなかったら、刺された、刺された!蚊避けバンドは効かない!昼間もS邸の庭でさんざん蚊に刺されたし。

*****

リフォーム屋さん裏の兄妹猫の捕獲・手術もすることになっているし、終わりのない仕事だ。トホホ・・・・



2008年07月19日(土) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

梅雨明けで外は見るからに暑そうだ。不要不急の外出は控えよう。久々にゆっくり休むことができた。

今日はPハイツの夏祭りだ。終了は7時半だというが片付けなどもあり、騒ぎが静まるのは8時半ごろにはなるだろう。

プレイロットを覗いてみるがマロはいなかった。
山手に行くと、階段に猫がいるような・・・ニャー!と言ってみると跳びはねてやってきた。ゲンキだった。コロンもニャーニャー鳴いて「東側猫庭園」の木から降りて来た。ワカメを呼ぶとワカメも「東側猫庭園」から走り出て来た。久しぶりだねえ!

今夜はぶら下げ式の蚊取り線香も持参した。電池式が2個にバンド式2組でも蚊に刺されていたが蚊取り線香の威力はすごい。蚊の影も形もない。

猫たちはしっかり食べて水を飲み、夏場は甘えずに道路で涼んでいる。

トレイを洗って帰る。


2008年07月18日(金) ワカメ、コロン、ゲンキにJ先生が給餌。

今夜も朝から夜まで大船に出動していた。朝11時ごろ大船の現地をチラっと覗いた後、西鎌倉のキャットネットかまくら理事S藤さん宅へ行く。大船猫受け入れのためのケージを自宅から離れた倉庫へ取りに行ったり、それをS藤家で組み立てたり、只でさえ暑いのに汗だくだくになった。

少し休んだ後、大船へ。最優先で保護したいクロオが近くまで来て、捕獲器入り口の僅かなフードを持ち去るものの捕獲には至らない。1時間ばかり試みるが成果なし。その間にクロオ、キジスケ、アケミが覗きには来ていた。

捕獲器を3台仕掛けておき、一旦S藤家へ戻る。

里親さん待ちの仔猫2匹を連れてS藤さん行きつけの深沢のマーズ動物病院へ。私はその前を車で何度か通過したのだが中へ入るのは初めて。50歳前後の小柄な女性獣医さんは見るからに優しくかつ頼りになる感じで動物扱いが素晴らしい。

サビの仔猫はカビ菌による皮膚病でお尻が惨めに禿げていたそうだが、殆ど全快している。体重も900gr以上ある。メチャ元気な女の子だ。もう1匹のキジ白は真鶴から保護されてきた。サビ同様、近々里親さんが決まる予定。

昨夜、入院したチャシーは全然食べないというが、ともかくS藤家のケージへ。風通しが悪くなり暑いがシーツでケージを覆う。

結局また仔猫2匹を連れてワクチンなどのため、マーズ動物病院へ。預けておいて、捕獲器を引き上げに大船へ行く。

2台並べてその上にシーツを掛けておいた捕獲器の1台の蓋が閉まっている。ん?誰か入っている!よく見えないし通路は狭いのでとにかくシーツをしっかり被せて運び出す。三毛猫だ。空の捕獲器を引き上げ、干乾しにした猫たちのため、缶詰をたっぷり置いておく。次回の出動は来週だ。連日ではS藤さんと私の身が持たない。特に私は今回風邪症状でヨレヨレだ。

もう8時を過ぎていたが大急ぎでマーズ動物病院へ運ぶ。よく見るとこの三毛はアケミだ。大船猫たちは全員兄妹か従兄妹なので、さっきS藤家へ運んだチャシーと同じケージに入れることができる。

マーズ動物病院は明日から3連休になってしまうので、アケミも即、爪きり、駆虫剤投与、血液検査、ワクチン、フロントラインをしてもらうことに。

捕獲器から一旦小さめのキャリーに移し、そこから洗濯ネットに入れる。洗濯ネットの余った部分を搾り、猫が身動きできないようにする。そうしておいて顔を出させエリザベスカラーを付ける。洗濯ネットは外してバスタオルで身体をくるみ、山田獣医師はアケミを抱きかかえて優しく身体を撫でる。
そうして血液検査の結果を待つ間、助手が爪を切ったり、駆虫剤を少しづつピンセットで口に運び、食べさせる。

一連の作業がとても手際よく手早く流れるように行われる。お見事!!!
エリザベスカラーを付けたまま移動ケージに入れる。外からピンセットでカラーを外し、移動ケージの隙間からカラーを取り出す。それもあっという間の惚れ惚れするような手際良さだ。すごい!山田先生!

預けてあった仔猫の血液検査とワクチンをしてもらい、3匹を車に積み込んだらもう9時を過ぎている。今夜も山手猫への給餌に間に合わない。

急遽、O田さんにメールするが返信がない。電話しても繋がらない。困り果ててJ先生に電話するとすぐに行ってくれることに。良かった!

S藤家のケージに猫たちをそれぞれ入れ、ちょっと一息入れる。
帰宅は午後11時になった。

翌日の報告によれば、ワカメ、コロン、ゲンキの3匹はしっかりたくさん食べたそうだ。J先生、有難う!




2008年07月17日(木) ワカメ、コロン、ゲンキにO田さんが給餌。

S井は朝から大船に行っていて帰宅は午後11時半になってしまった。山手猫の給餌時間には到底戻れないことが分かった時点で、急遽O田さんにメールして給餌をお願いした。

急なお願いにも、O田さんは快諾してくれて以下のようなメールが:

≪無事終りましたぁ。3匹ともがっついて食べてくれましたよ〜≫

S井は明日も朝から大船へ出動の予定。


2008年07月16日(水) ワカメ、ゲンキ、コロン、キジーに給餌。

友人から風邪をもらってしまった。多忙と疲労で免疫力が低下していると風邪にとっ捕まってしまう。

午後8時に給餌に出る。
マロはいなかった。

山手の山の石垣のてっぺんにも猫はいない。正門前にもいない。???
ニャーオ!と鳴いてみたら「東側猫庭園」からワカメが出て来た。ワカメと一緒に正門を入り歩き始めてもゲンキたちは出て来ない。

「ゲン!」と叫ぶとたちまちゲンキとコロンが「東側猫庭園」から走ってきた。

庭園餌場に行くとトレイが出ていたので部員に給餌されたらしい。
猫たちのトレイを用意していると久々にキジーがやってきた。キジーはカリカリが食べられなくなっているので、缶詰が出るまでおとなしく待っている。

缶詰を開けると匂いでキジーも堪らず近寄ってきた。するとワカメは逃げ、ゲンキは唸る。

キジーにはレトルト2袋を与える。3匹には、ミニ缶1個づつと大缶。大缶を1個しか持ってこなかったので、残り餌が少ない。

久々のキジーの写真を撮っていると、勤め帰りのO田さんがやって来た。
キジーは逃げてしまうので、飛び石餌場にトレイを置いておき、後で見たらきれいに食べていた。モリモリ食べてくれるのが一番。食欲は健康のバロメーターだ。

O田さんがトレイを洗ってくれた。いつも有難う!

帰りにもプレイロットにはマロがいなかった。


2008年07月15日(火) ワカメ、コロン、ゲンキ、マロに給餌。

今日も朝から夕方まで大船へ出動。疲れた!只でさえ問題山積なのに、新たな危機が勃発。キャットネットかまくらでは全頭引き上げを計画しているのだが、何しろ捕獲器に入らない。入らない原因としていろいろ裏の暗い理由が考えられる。以前はもっと人懐こかった猫たちの警戒心がピークに達している。
3月には12匹いたのが、1匹、2匹と姿がかき消え、今やたったの6匹になってしまっている。餌は潤沢なのにどうもおかしい。毒餌でも撒かれているとしか考えられない。明後日、再び全頭捕獲を試みる。

*****

午後8時前に給餌に出る。プレイロットにマロがいたので給餌する。
山手に近づくと、山の石垣のてっぺんから鳴き声がする。行ってみるとワカメだけが降りて来た。コロンは正門前にいてゲンキは正門の中から走ってきた。

庭園餌場へ行くとトレイが3個出ている。部員に給餌されたようだ。それでも猫たちはいつも通り食べ、食後ワカメとコロンは道路に近いところで横になって寛いでいる。

トレイを洗って帰る。

プレイロットにはまだマロがいてもっと食べたそうにするのでレトルトをもう1袋開けて与える。


2008年07月14日(月) ワカメ、コロン、ゲンキ、マロに給餌。

今朝また大船猫問題が持ち上がり、奔走しなければならなくなった。あーあ、本当にキリがないなあ。睡眠時間もどんどん減っていく。

昨日のねこの会のメンバーは10年来活動を続けていてとても清々しく感じのいい人たちばかりだった。見習いたいものだ。

午後7時半ごろ山手へ出発。
正門前にゲンキとコロンがいた。ワカメも呼ぶとすぐに出て来た。
部活があったらしくトレイが出ていて缶詰を与えた形跡があった。いつものようにカリカリと缶詰をたっぷり与える。残ったら狸が食べるだろうし。

この蒸し暑さで猫たちも参っている。通路に寝そべってダルそうだ。

帰りにプレイロットを覗くとマロがいた。給餌する。きれいな猫だし何となくひょうきんな感じもするので是非、可愛がりたいのだが、無理だろうなあ。


2008年07月13日(日) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。ポン?出現。里親会参加。

朝9時に仔猫のサビ子とリオを車に積んで磯子総合庁舎に向けて出発。勿論J先生も一緒だ。ねこの会の里親会は午前10時半からなのだが、早く行かないと駐車場が満杯になると厄介だ。

道路は空いているし信号にも殆ど引っかからず9時半前には到着してしまった。ラクラク駐車できた。2年前の7月にはもう少し込んでいた。

総合庁舎のロビーで待つこと1時間。設営されたテントに行ってみると、参加猫はウチの2匹と、同じような兄弟猫2匹のたった4匹のみ。2年前にはライバルが多く、機会には恵まれなかった。

事務局の話では、月齢が小さすぎて今回は出せない赤ちゃん猫たちが多数いるので8月の里親会にはもっとたくさん参加する予定だという。
ウチもゴールデンの孫たち2匹を参加させる予定だし、どうなるかなあ?
部員がひとり来てくれた。

ぼつぼつ人々が来場し、やはりノルウェージャンフォレスト系のリオは人目を引く。部員も「貰い手がなかったらリオをもらいたい」と言っているが、この分ではすぐに貰い手がつくだろう。

小学生の子供2人を連れた感じのいい家族がリオに一目ぼれ。話はトントン拍子に進む。仲介のねこの会メンバーは里親候補に細かく厳しい条件をつけてくれるので安心できる。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/annvet-net/nekonokai.htm

そうこうしているうちに、隣のケージの兄弟猫は2匹いっぺんに同じ里親さんに貰われることが決定!1匹残ったサビ子は寂しくて鳴く。

するとキャリーを提げ、貰う気満々の老婦人とその息子らしき2人連れがやって来た。「メス猫はいますか?」と言い、迷ったり思案することなく1匹残ったサビ子を貰うという。
書類審査の結果、条件的には問題はなく、過去にもここで貰った経験もあるようで、手術預かり金や参加費、ワクチン代など1万6千円をスンナリ支払い、サビ子は貰われて行った。

お昼ごろにはすべて終わり、あっけないほどうまく行った。手ぶらで帰れるとは夢にも思わなかった。

午後3時には預かり先だった病院に嬉しい報告に行く。
病院の外へ出ると、昨夜見た母猫と黒白八割れ猫が傍の中華料理屋の男性の足元にまとわりついているのを目撃。
どうやら餌やりをしていたようなのだが、なんだか訳の分からないことを言って要領を得ない。とにかく捕獲器を置き、入ったら向かいの病院に連絡してくれるよう頼んで帰る。

午後7時半近くになり、病院に電話すると捕獲器は搬入されていないという。捕獲器を放置できないので、取りに行くことにする。
中華料理屋男性に話をすると、昼間言っていたこととは全然違うことを喧嘩腰に言い始め、ムチャクチャだ。結局、その輩が餌だけをやり続けているのだが、無責任餌やりの常で、何か勝手に自分で不利になると思い込むと早口で居丈高に支離滅裂なことを喋り続け、挙句の果ては「仕事がある・・・」とつぶやきながら戸をピシャリ!全く話にならない。

何の関係もない我々が、そいつの無責任餌やりの尻拭いをしてやろうというのに、ありがたく思うどころかパニックに陥ったように喚き散らす。餌やり人が協力しないのでは捕獲は無理だ。可哀相だが放っておくことにする。そいつに天罰を!

プンプンしながら山手へ。途中でO田さんが合流する。ワカメとコロンはまだO田さんに馴れなくて態度がヨソヨソしい。

狸の餌場にポン?が姿を現した。O田さんはビックリ。ポンはまた疥癬がぶり返しているのかもしれない。尻尾の毛が透けて見えるような気がする。


2008年07月12日(土) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。仔猫の保護に成功!

朝9時頃、P会館裏の昨日の現場に行ってみる。仔猫の気配はないが、昨夜10時ごろ捕獲器を引き上げる際、焼きカツオ半本分をほぐして奥の白ブロックの上に置いておいたものはきれいになくなっていた。きっとあの仔が食べたに違いない。

ウロウロしていると清掃員のSさんがいるのに気付いた。昨日Sさんから聞いた母猫と茶虎仔猫は保護した旨告げ、残った仔猫を保護すべく出張っているのだと話す。見かけたら教えてくれるよう頼み、しばし猫談義をする。

昼ごろちょっと出かけて午後2時過ぎに戻ってきた。P会館裏を覗いてみると、くだんの仔猫が奥の植え込みを駆け抜けていくのが一瞬見えた。

私が思っていたような、シータ似の柄ではなかった。黒とグレーのトラ模様で丸尾だ。昨日も母猫と一緒にいて、最初に捕獲器に出入りしていたのが黒っぽいトラ模様だった。そのことをすっかり忘れていつの間にかシータ似だと思い込んでしまったようだ。

とにかくいることが分かったので、2時半ごろから捕獲器を仕掛ける。それから半時間毎くらいに捕獲器を見に行くのだがさっぱり。

管理人さんが見えたのでいきさつを話し、捕獲器を撤去しないようにお願いする。風の便りで、私が捕獲をしていることをうすうす知っていたという。仔猫は里子に出し、成猫は不妊・去勢手術を受けさせてこれ以上増えないようにしていると、捕獲の目的をとくと話しておく。何の関係もないのに、お金も心も労力も使って無責任な餌だけやり人の尻拭いをしていることを深く同情してくれた。清掃員のSさんもそうだが、世の中にそんな人がいることが信じられないようだったが、沢山いるのです。「ご近所の底力」を見るべし。

管理人さんに捕獲器設置場所を見せるため会館裏へ行くと、その時また仔猫が植え込み内を走り抜けた。猫に関心のない管理人さんの目には止まらなかったようだったが。

その後も半時間毎に見に行くが空振りばかり。午後6時半近くになって、半ば諦めつつ見に行くと、入っているではないか!!!仔猫は焼きカツオを半分ほど食べている。体重は5〜600grくらいのものだろうから踏み板を踏んでも軽すぎて扉が下りないのでは?と危惧したのだが大丈夫だった。

喜び勇んで病院へ。フロントラインも持参する。母猫の迎えは午後8時にということだったので、帰宅して夕食を済ませる。

J先生とも連絡がつき一緒に病院へ母猫を迎えに行く。仔猫は2匹ともオスだった。顔立ちは母猫そっくりでとても可愛い。現母猫も去年、ゴールデンの捕獲に成功していれば、あの時同じくらいの仔猫だったのだから里子に行けたのに。元の場所に放さなければならないのはまことに残念。

病院の駐車場から出たところ、道路端に猫が堂々と座っている。降りてみるとキジトラで細身のメス猫らしい。近寄ると民家の車の下に入った。かがんで車の下を見ると白っぽい仔猫が2匹見えた。更に近寄ろうとすると仔猫ともども裏の方へ消えた。あーあ、今、車に乗せているアビちゃん(ちょっとアビシニアンみたい)と同じだ。どこにもかしこにも同じ問題がある。

*****

さて、山手だ。O田さんとまた一緒に3匹に給餌する。

マロはいなかった。


2008年07月11日(金) ワカメ、コロン、ゲンキ、マロに給餌。ミニミニ里親会。母子猫保護。

今朝、Pハイツ清掃員のSさんに出会ったら、茶色の猫が2匹仔猫を連れているという。仔猫たちはP会館裏で今朝遊んでいたとか。
もう〜〜〜!!!溜息が出る。
去年の夏、ゴールデンを捕獲できていればこんなことにはならなかったのに・・・あの時見た4匹の仔猫のうちの1匹が成長して今回の母猫になっているに違いない。生まれ育った古巣へ舞い戻って子育てをしているのだろう。
愚痴っていても始まらないので、またその茶色母猫と仔猫2匹を捕獲しなければ。どうやって???これから考える。泣きたいよ!

*****


里親募集中の仔猫2匹のため、学院内で内々に「ミニミニ里親会」を開催した。ちょっとタイミングが悪くて、仔猫と触れ合ったのは殆どが部員ということになってしまったが、またそのうち折りを見て再度行うべくJ先生は企画している。

6時半を過ぎてから、今朝Sさんが言っていたP会館裏を覗きに行ってみると、いた!去年の夏、保護して里子に出したゴールデンの娘シータにそっくりの美しい母猫と茶虎と黒っぽい仔猫が2匹!

早速捕獲器を仕掛ける。ものの5分も経たないうちに入った!それも母猫と茶虎がいっぺんに!
すぐさま、病院に運ぶ。J先生も駆けつけ写真を撮ってくれた。美しい母は仔猫をお腹の下に隠して仔猫を必死で守ろうとしている。実にいじらしい。

病院はちょっと手術が立て込んでいてその母猫の手術は明日夜になるという。茶虎仔猫はそのまま保護して里親探しをする。

1匹残った黒っぽい仔猫が心配だ。

母猫と兄弟が入った捕獲器には匂いが残っているだろうから、それを使いたかったが、手術前に母猫たちを出せないというので断念する。

J先生も一緒にP会館の現地へ行き、別の捕獲器をしかける。J先生は仔猫が駆けて逃げるのを見たという。
途中、山手猫への給餌を挟んで10時近くまで粘ったが、結局この日は捕獲できなかった。

山手猫たちはいつも通り。私の車が正門前でUターンするのを見てゲンキが駆け寄ってきて、それを見たコロンとワカメもやってきた。もう9時ごろになっていた。

マロには更に遅く10時近くにプレイロットへ行くといたので給餌する。


2008年07月10日(木) S井所用のため、O田さんがゲンキに給餌。

S井所用のため、山手猫のへ給餌ができない。そんな時はJ先生にお願いしていたのだが、J先生は腰を痛めて体調不良。すると支援者O田さんが名乗りを上げてくれたのでありがたくお願いすることにした。
今夜の山手の様子を告げるO田さんからのメールは以下:

≪ニャンコ達のご飯無事に終わりました〓

帰り道に校門の入口でゲンキがS井サンを待ってて、男子高校生が撫でてましたぁ。
私が通る時には男子はゲンキから名残惜しそうに離れていきましたが、ゲンキはずっとその場にいて〓もういじらしくて〓!

急いで家に帰ってカリカリ&カンカンを持って学校に戻りましたよ〜o(><)o

ゲンキはまだ校門でS井サンを待ってて…〓

何度か呼んでやっとネコロジーズバーにゲンキだけ来てくれて食べてくれましたぁ〓

でも結局ワカちゃんとコロンは来てくれませんでした〓

お皿とスポンジを用意しておいてくれて有難うございまーす(^o^)/〓

しかしそんなんでお皿にカリカリを山盛りにして帰ってきてしまいました〓〓≫


それに感謝の返信をすると、

≪・・・S井サンは好意でやってて、しかも毎日ですから本当に大変ですよねm(__)mお疲れ様です。

私もこうやってネコロジー参加出来て嬉しいです〓こうやってまた参加していきたいです〓

またネコロジーしましょう〓≫

と明るく応じてくれた。

ワカメたちはO田さんに夜、給餌されたことがないのでゲンキのようにホイホイ従いてはいかず、どこかからじーっと様子を見守っていたに違いないのだが、2度、3度と体験すればO田さんを見つけて駆け寄ってくるようになるだろう。

O田さんは遠隔地に勤務しているのだが、こうして給餌を代わってくれて本当に有難い。深謝。


2008年07月09日(水) ワカメ、ゲンキ、コロン、マニー、マロに給餌。

今日は出掛けに電話がかかってきたりして出るのが相当遅くなった。8時半前か。

プレイロットではマロが待機していたので給餌する。

山手に近づくと山の石垣のてっぺんにワカメとコロンのシルエットが見えた。私がいよいよ近付くとワカメは駆け下りてきて出迎えてくれる。道路の端まで来るが車道に飛び出すことはないので助かる。歩き難い石垣沿いの細い縁石まがいの狭さの歩道?を歩く甲斐があった。

ゲンキもいて3匹を連れて「猫庭園」への坂道を上がろうとすると「東側猫庭園」の石垣の上にマニーが座っていた。

庭園餌場では昨日と全く同じく4匹が食事する。マニーは痩せているがカリカリも缶詰もそこそこ食べた。ここで食べていればあっという間に丸々するだろう。

みんな一通り食べ終えた頃、マニーが水場に行き昨日と全く同じように振舞う。ワカメを見てすり寄っていこうとしたらワカメがシャーッ!と怒ってコロンともども走って逃げた。

それを見たゲンキがマニーに対して唸る。ゲンキはこれで一応女性陣を守っているつもりのようだ。マニーはそれよりも女性陣が気になり、植え込みにスプレーする格好をしている。

トレイを洗って帰る。ガードマンが「こんにちは!」と声を掛けてくれる。もうそんな時間なのか?!

マニーは「東側猫庭園」を向いて座っており、その前の植え込み内にはコロンがいる。近くの植え込みにはワカメがいる。

マニーを触ろうとしたら逃げられた。そこへ教員のK山さんの車が通りかかった。正門が閉まった後だったのでK山さんが正門を開閉している。二言三言、ことばを交わして別れる。


2008年07月08日(火) ワカメ、ゲンキ、コロン、マニー、マロに給餌。

今日午後はひとりで大船に出動。

午後8時過ぎに家を出る。プレイロットにマロがいたので給餌する。

山手に近づくと山の石垣のてっぺんにワカメとコロンらしきシルエットが見え、ニャーニャー鳴いている。

ワカメが駆け下りてきて危うく道路に飛び出しそうになったが車が来たので踏みとどまった。見ればコロンとマニーまでが来ている。ゲンキもいる。

4匹を連れて庭園餌場へ。4匹に給餌する。今夜のマニーはよく食べる。十分に腹ごしらえをしてから盛んにコロンを見つめる。みんな平気で食事を続けるが、ワカメはちょっと気になるようだ。

マニーはワカメが座っていた岩もクンクンしている。

コロンが行ってしまうとマニーも追って行った。

雨がポツポツ降ってきた。トレイを洗って戻ってくるとワカメが缶詰を食べている。傍にはゲンキがいる。

帰ろうとして見ると植え込みの下にコロンがいて、その前にマニーが座っている。マニーも大分私に慣れてきたが、捕まえるまでには至らない。背中を一撫でくらいが関の山だ。


2008年07月07日(月) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

今日も忙しかった。
午後からキャットネットかまくらのS藤さんと大船へ出動していた。

その後桂台西のS住宅へ行く。2週間くらい前、駅でS住宅の知り合いに出会い、大船までの電車の中で話を聞いた。S住宅の従業員が猫好きで、仔猫兄妹に給餌を続けているという。それはヤバイ。手術を勧め、近いうちに見に行くと約束したのだった。

S藤さんと桂台まで来たついでにS住宅に寄ってみた。裏口の餌場を見せてもらう。捕獲は手伝うが手術費用は勿論支払ってもらう。裏口から出て来た社長が払うと言ってくれた。

S住宅の駐車場に行ってみると兄猫の方が悠々と座っていた。もうすっかり成猫になっている。写真を撮ったのでそのうちアップする。母猫と兄弟猫はいなくなってしまったのだという。

その兄妹は付近を悠然と歩き回っているそうだし、朝は来なくなったというから他所でも餌をもらっている可能性が大いにある。

近いうちに2匹の捕獲を実行する。

*****

午後8時過ぎに家を出る。

山手に行くとワカメが山から降りてきて、コロンは坂の下から駆けつけてくる。珍しくゲンキがいない。ゲン!ゲン!と叫びながら歩き始めると返事もなくゲンキがコロンたちに混じって従いて来ている。

今夜はマニーはいないようだ。
今夜ははワカメも缶詰をゆっくりと食べた。

キジーやマニー、果ては狸にアライグマにハクビシン、イタチなどが食べに来るに違いないので、缶詰もカリカリも大トレイにたっぷり残しておく。

3匹は満腹になって寛いでいる。バイバイする。

プレイロットにマロはいなかった。


2008年07月06日(日) ワカメ、ゲンキ、コロン、マニー、マロに給餌。ポン出現!

午後7時40分ごろ家を出る。

山手に行くと、ゲンキが正門前にいて、コロンが奥から走ってきた。2匹の鳴き声を聞きつけて「東側猫庭園」からワカメも鳴きながら出て来た。

3匹を連れて庭園餌場へ。日曜日なのに本館2階に明かりが点いている。
3匹がカリカリを食べているとゲンキが唸り始めた。誰が来るのかと思ったらマニーだった。まっしぐらには来ないので、トレイを持って行ったが心ここにあらずといった風でコロンを見つめている。

そこで上段の餌バッグの後ろにトレイを置くと、しばらくしてカリカリを食べ始めた。猫たちはマニーが食べているのを見ても騒がない。マニーはお腹がぺちゃんこで痩せている。M上さんはもう北側へ給餌に行っていないのかな?M上さんの餌は豊富だが、M浦さんはちょびっとしか与えないのでみんな痩せてしまう。

3匹にミニ缶を1個づつ与える。レトルトをマニーに与えたがやっぱり食べない。大缶を開け、ゲンキとコロンが食べ残した分をマニーに与えると食べた。大缶が好きらしい。

それでもやっぱり、食べ物よりもコロンのことが気になるようでソワソワしている。

猫たちが緊張して通路の方を見る。すると遠くでひょいと顔を出したのは・・・狸だ!ポンちゃんかな?このごろドッグフードを置かないからなあ。パンでも持ってこよう。でもキャットフードを食べているとは思うが。

食べ終えたコロンが「東側猫庭園」の端に入るとマニーはソワソワと追っていく。モニーもそうだったのだが、捕獲器に入ってくれないことにはどうしようもない。

モニーは地面に寝そべってコロンの様子を伺っている。その近くにはゲンキも寝そべっている。平和共存か。

トレイを洗いに行くと給水場でワカメが寝そべっていた。ここは風が通って涼しい。洗い終わってワカメは?と見ると、草むらに潜んでいた。

「東側猫庭園」の端っこの植え込み内にコロン、その前にマニー、近くにゲンキという図は変わらない。

帰ろうとするとゲンキが従いてくる。そしてマニーも歩いてくる。マニーは「東側猫庭園」縁石の上に乗って発情した声を出しながら脇の植え込みに向ってスプレーしている。その後、縁石の上に陣取った。近寄ってみると臭いおしっこの匂いがしてきた。早く手なづけて手術しないと。

プレイロットに行くとマロがいたので給餌する。


2008年07月05日(土) ワカメ、コロン、ゲンキ、マロに給餌。

午後7時半に家を出る。まだ何となく外が薄明るい。今日も蒸し暑い。

山手に行っても猫の姿がないので正門脇でニャーオ!と一声鳴くとゲンキが出て来た。もう一声ニャーオ!ワカメが「東側猫庭園」から出て来た。

2匹を連れて庭園餌場へ。寂しく2匹だけに給餌。カリカリも済み、缶詰も大方食べ終わったころ、コロンが本館の方からやって来た。缶詰を足して食べさせる。

ワカメを撫でて可愛がる。ゲンキはこのところ右目の目やにがひどい。濡れティッシュで拭き取るが明日にはまた汚くなっていることだろう。

髪を結わえているのに、額からは汗が滴り落ちる。本当に蒸し暑い。蚊取りグッズも満載なのに蚊に刺された。もうすぐ天然除虫菊の蚊取り線香が届くからそれも持ってこよう。

トレイを洗って帰る。

マロはプレイロットにいた。給餌する。


2008年07月04日(金) ワカメ、ゲンキ、コロン、マニー、マロに給餌。

今日は暑かった。湿度も高く外出していると真夏なみに汗だくになった。

午後7時40分に家を出る。
山手に行くと、正門辺りからゲンキが走ってくるのみ。ニャーオ!と叫ぶとワカメが「東側猫庭園」からやって来た。2匹を連れて歩いて行くと、前方からS部員の母上が歩いてくる。

呼び止めて話し始めるとコロンとマニーもやって来た。
Sさんは、ゲンキのことを「ニャーコ」と呼び、自宅ベランダに来る猫と勘違いしている。S家のベランダで捕獲してもらうべくお願いしているのは、茶虎で丸尾の「マルオ」なのに、話がおかしい。

よくよく話してみると、どうやら「ニャーコ」というのは既に去勢手術済みの伸介のことらしい。ゲンキに似た柄で尻尾の先が曲がっているという。
茶虎で丸尾の猫は見たことがないと断言。残念!

が、Sさんはとても協力的なので、今後も何かと助力をお願いすることになるだろう。

話をしているうちにワカメとゲンキがいなくなった。庭園餌場にはコロンとマニーだけが従いてきた。
2匹にカリカリを与えて、ワカメたちを呼ぶが来ない。

門扉の内側まで行き、盛んにワカメとゲンキを呼ぶと2匹がやって来た。
マニーは上の段で餌バッグの後ろで食べているので、ゲンキたちもそれほど怒らずに食べている。

マニーには家猫が食べない療法食缶詰を与えたが食べない。そこでレトルトを与えたがこれも食べない。

ワカメたちにはミニ缶をそれぞれ与える。大缶を開けるとコロンたちが食べ、その後、ゲンキも食べた。マニーがやって来て、この大缶は食べた。
大分食べたところでゲンキが唸ってマニーを追い立ててしまった。

マニーは未去勢猫なのでやはりコロンを追いかけている。コロンは平気だ。今夜は猫たちの写真を撮る。新しいデジカメはなかなかいい。暗闇でシャッターを半押しにすると被写体を薄く照らすので地面などお門違いのところを写さずに済む。

マニーたちを撮っている間、ワカメは餌場で大缶を食べている。ワカメが食べ終わるのを待って餌場に戻ると、なにやら猫のおしっこ臭い。風に乗って時々近くからひどく匂う。きっとワカメがマニーの出現がイヤでスプレーしたのだと思う。

マニーは立ち去る寸前、縁石脇の排水溝の上でしゃがんだから、そこでおしっこしたと思う。なかなか躾がよろしい。

餌場ではコロンがまた食べている。食べ終わるのを待って、残り餌をまとめ、トレイを洗いに行く。すると遠くから猫の争う声が聞こえてきた。マニーが北側へ戻ってベージュとでも争ったのかな。マニーの鼻は引っ掻き傷だらけだった。食べている時に背中を撫でたら被毛はザラザラしていた。

さて帰ろう。今日は1時間以上滞在した。

帰りにマロの植え込みを覗くといた!写真を撮ってから給餌する。


2008年07月03日(木) ワカメ、コロン、ゲンキ、マロに給餌。

午後7時半に家を出る。マロはまだプレイロットに来ていなかった。

山手への道すがら、また花子のことを考えながらボンヤリと歩いていたら石垣側へ渡るのを忘れていた。慌てて渡るともうワカメは見ていたらしく、道路っぷちで待機している。ゲンキは勢い余って道路に飛び出した。危ない、危ない!コロンも走ってきた。

いつもより少し時間が早いせいか、校内には明かりが点いているところが多い。が、人影は全然見えない。

ミニ缶を持参するのを忘れた。ごめんよ、ワカメ。ワカメはあのレトルトを食べないのだった。大缶を開けるとワカメはそれを大分食べた。傍へ来たワカメを撫でて可愛がる。

ゲンキはコロンとワカメに蹴散らかされて2女帝が食べ終わってからゆっくり食べている。右目を濡れティッシュでしっかり拭くと大分、茶色い染みが取れた。

ワカメとコロンはとっくに食べ終わって寛いでいる。

残り餌をまとめ、トレイを洗いに行く。

坂道の脇で3匹が微妙な距離で思い思いに寛いでいるのはとても可愛い。

5号棟プレイロットへ行くとマロが待っていた。今夜はレトルトではなくて超ミニ缶2個を開ける。マロはそわそわしてあっちの植え込み、こっちの植え込みと渡り歩いている。

トレイに入れると、私が立ち上がるのを待って飛びつく。マロも給餌歴1年ほどにもなるのに、キジーみたいにいつまでも警戒心いっぱいなのかなあ?
マロは飼い猫だから、警戒心というより臆病なだけという気もするが。


2008年07月02日(水) ワカメ、コロン、ゲンキ、マロに給餌。フロントライン投与。

午後8時過ぎに家を出る。
プレイロットにはマロが待機していたので給餌する。

伸介にフロントライン投与してもらうべくH川家に届ける。

山手に近づくと石垣のてっぺんにコロンとワカメがいるのが見えた。ワカメはあっという間に降りてきて標識のポールにスリスリして待っている。ゲンキも勿論いて、3匹を連れて庭園餌場へ。

今回はフロントラインをワカメから投与しようと企んでいるのが、何故かワカメにバレてしまい、微妙に逃げる。

諦めてコロンとゲンキに投与する。その後隙をみてワカメにも投与できたが首の後ろからちょっとズレてしまった。が、大丈夫だろう。

3匹にはカリカリの他にミニ缶1個づつ与える。大缶も開けてトレイに入れるがこれはあんまり評判がよろしくない。超ミニ缶も2個開けたがこれも喜ばない。

残り餌を2つの大トレイにドライとソフトに分けて入れる。

トレイを洗って戻ってきたらコロンとワカメが入れ違いに給水場の方へ行く。ゲンキの顔がずいぶん汚いと思ったら右目の目やには今夜はとくにひどく鼻の方まで垂れて顔が汚れている。濡れティッシュで拭くがきれいには取れない。ハンサムが台無しだ。

帰ろうとするとコロンがピョンピョン撥ねながら従いてきた。

1号棟ミニプレイロットの前あたりを通っていると、かすかに仔猫の鳴き声のようなものが聞こえてきた。道路を渡り、耳を澄ますが聞こえなくなってしまった。どうやら住宅の中から聞こえてくるような・・・赤ん坊かもしれない。


2008年07月01日(火) ワカメ、コロン、ゲンキ、キジー、マロに給餌。

今夜は午後8時過ぎに家を出る。
プレイロットを覗くと、奥の縁石の上にマロが座っている。私が餌場にしゃがむとイソイソと近寄ってきた。また待たせて写真を撮ることにする。ライトを当てたので地面を撮るような失敗なし。

山手に近づくと私が石垣に沿って歩いてくることが分かって、道路の角でワカメとゲンキが待機している。石垣のてっぺんにはコロンがいて降りて来た。

3匹を連れて庭園餌場へ。カリカリを与え、水の用意をしてからミニ缶を与える。

そこへO田さんがやって来た。10日夜の給餌を引き受けてくれるという。いつもはJ先生にお願いしていたのだが、J先生は自宅でひどく転んで腰を打ち、現在不自由の身なのだ。

キジーが来て待っているので、大缶を開けて与える。キジーはそれを食べていたのだが私が立ち上がった拍子に逃げてしまい、「東側猫庭園」の中からこちらを伺っている。私たちが立ち去った後、出てきて食べるだろう。

残り餌を片付けて帰ることにする。O田さんがトレイを洗ってくれる。

5号棟プレイロットへ行くと、まだマロが奥の植え込みに座っている。レトルト1個では足りなかったのだろう。私が餌場にしゃがむとまたやって来て待っている。もう1袋、レトルトを開けて与える。


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