つれづれ日記
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2008年05月31日(土) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

今日はよく雨が降った。おまけにものすごく寒い。夜になって止んだかと思ったがまだパラパラと小雨が降っている。

午後7時20分ごろ家を出る。山手に行くと、コロンが走って出迎えてくれる。すぐに山の斜面からワカメが現れゲンキも駆け寄ってくる。ニャーニャー鳴く3匹を連れて雨天餌場へ。いつもながら3匹はチンタラしている私の後ろをより一層チンタラしながら従いて坂を上ってくる。

雨天餌場に到着するといつものようにコロンが盛んにゲンキを攻撃する。今夜はゲンキも反撃する。割って入って小競り合いをやめさせる。

たっぷりのカリカリの他に大缶2個、レトルト1個、ミニ缶1個を開ける。みんなそこそこ食べて満足。ワカメのお腹は横に張り出している。スリスリして甘えてくる。

ワカメは床のある一箇所をクンクンし、そこに転がってスリスリ。まるでマタタビを舐めたみたい。

コロンは外へ出て行ったがしばらくして戻ってきた。トイレかな?戻ってきて水を飲んでいる。ゲンキが食べていたトレイを横取りしてクンクン。

残り餌は使い捨てトレイにまとめる。

寒いのでそんなに長居をせずに帰ることにする。まだ小雨が降っている。ゲンキは追って来ない。そうそう、雨も降っているのだから屋根のあるところにいなさい。


2008年05月30日(金) ワカメ、コロン、ゲンキにJ先生が給餌。

今夜はS井が、キャットネットかまくらとの合同作業に参加していたので給餌はJ先生にお願いした。以下はJ先生からの報告:


≪今日は会議があって、帰りは遅かったので、帰る前に猫庭園に行きました。ワカメがすぐに走って来て、コロンはその後駆けつけて来ました。昼間は写真撮影があって、ゲンは餌たっぷり食べたのでいらないかな?と一瞬思いましたが、ゲンならいくらでも食べるはずだから階段まで行って、「ゲンちゃ〜ん」と叫んでみました。すると、鳴きながら走ってきました。「階段で車を待ってたのに、どこから来たの?」という感じでしばらく顔をみて鳴き続けました。スリスリして甘えるゲンも大好きですが、今日みたいに文句言って甘えるゲンも大好きです。コロンとワカメが食べているところまで一緒に行ったらコロンがゲンの顔をなめ始めましたが、ワカメはず〜っと食べ続けました!

残念ながら、キジー、モニー、ガリガリは欠席でした。≫


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2008年05月29日(木) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

夜には止むかと思ったが細い雨が降り続いている。
午後7時20分くらいに家を出る。
山手側に渡ると、山の斜面の植え込みからコロンが顔を覗かせる。ワカメもすぐに降りて来た。少しでも雨のかからないところに引っ込んでいたらしい。それなら雨天餌場で待ってれば万全なのに。ゲンキもすぐにやって来た。

3匹を連れて雨天餌場へ。
トレイを3個出しているとコロンとワカメがゲンキを攻撃する。いつもゲンキのトレイを離して置くのだが、コロンがちょくちょく意地悪をしに行く。

みんなカリカリはあまり食べずに缶詰が出るのを待っている。カリカリは昼間にここでもらったのかなあ?

ひとしきり食べてみんな一休み。猫たちの背中を拭く。ワカメは外へ出て本館の方角へ走り去った。きっとトイレだろう。案の定、しばらくして戻ってきた。

もう私が押さえつけたりしないことを敏感に察して甘えてくる。ワカメは本当に頭がいい。コロンとワカメは水を飲んでいる。

使い捨てトレイに残り餌をまとめると、それからゲンキが延々と食べる。

私たちに気付かず、いつもの職員が坂を降りて行った。
しばらくしてK山教諭の車も坂を降りて行った。

さて、帰ろう。もう止んでいるかと思ったのに、外へ出るとまだまだ霧雨が降り続いている。珍しくゲンキは追ってこなかった。


2008年05月28日(水) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。ワカメにやっとフロントライン投与。

今日は遅くなった。8時10分くらいに家を出る。
山手に向っていると私の前をおばさんが歩いていく。山の石垣のてっぺんには2匹のシルエットが見える。猫たちも私がおばさんの陰になってすぐには気付かなかったようだ。

私が道路を渡り始めるとニャーニャー鳴いて降りて来た。コロンとワカメだった。ゲンキも駆けつけてきた。

3匹を連れて庭園餌場へ。私は息を切らして坂を上るから当然ノロノロと遅いが猫たちは更に遅い。プラプラしている。

さて今日こそワカメにフロントラインプラスを投与しなくちゃ。ちょっと押さえたが無事投与できた。が、ワカメはすっ飛んで逃げ「東側猫庭園」の中の木の根方に座ってこちらを睨んでいる。当然呼んでも来ない。

3つのトレイにたっぷりカリカリを盛るとコロンとゲンキは夢中になって食べる。ワカメはフン!

水を替えてから狸の餌場にドッグフードを置いて戻ってくるとワカメが水を飲んでいた。

缶詰を開けるとさすがにワカメも我慢できなくなってやって来た。大缶2個を開ける。コロンには更に40grの缶詰を与える。みんな十分に食べて身づくろいを始める。

今夜は残り餌がたっぷりだ。昼間に何かもらったかな?

トレイを洗っているとコロンがやって来た。

餌場に戻るとワカメがいなくなっている。

帰ろうとするとゲンキが追ってきた。ワカメは「東側猫庭園」の縁石の上にいた。バイバイする。


2008年05月27日(火) ワカメ、コロン、ゲンキ、マロに給餌。

今日は昨日とは打って変わって湿度が低く爽やかな晴天だった。久々に電車に乗って桜木町まで出かけた。

午後7時40分に家を出る。

山手に近づくずーっと手前で猫が道路を渡って私に向って突進してくるのが見えた。ワカメだ!よほど空腹だったのだろう。

ワカメと一緒に山手側へ渡るとゲンキとコロンが駆けてきた。3匹を連れて庭園餌場へ。空腹なのでワカメはスリスリする。そこでワカメを捕まえて膝の上に乗せておいて、ポケットの中の袋に入ったフロントラインを探るがなかなか取り出せない。そうこうしているうちに何だか変だとワカメが思ったらしく暴れ始める。押さえると爪を出して抵抗。仕方なくワカメを放す。

何てこった!いまだかつてワカメへの投与に失敗したことなんかないのに!私も年取ってヤキが回ったか?

むくれているワカメを呼んで食べさせる。首の辺りを撫でていると私の意図が伝わったか逃げてしまう。可哀相なので諦めると、すぐに察して食べ始める。ワカメの方が1枚も2枚も上手だ。

3匹とも今日はよく食べた。だが水を替えた形跡があったから誰かが来たはずだが給餌はされなかったか、されても午前中とか、ずい分時間が経っているのだろう。

狸の餌場に行くとデーンと真ん中に丸々太ったナメクジがいて、脇に細い小さいのもいた。太ったナメクジを脇にどけてドッグフードを置く。

みんなの食べっぷりがいいので、残り餌がどうも少なくなりそうだ。そこでこの前評判が悪かったタイ製の缶詰を開けると、水を飲んでいたワカメが振り向いてやって来た。そこでゲンキとワカメに半分づつ与えると食べる、食べる。

コロンは?と見るとその辺りにはいなくなっている。呼んでみたが来ない。
結局残った餌はいつもよりずーっと少なかった。ワカメは身体を撫でさせるものの、捕まりそうにない。今夜も諦めよう。小分けにしたものはあんまり何日も持たないので、明日には投与しないと。

ワカメはまた私からちょっと離れたところで横になって寛いでいる。

トレイを洗いに給水場に行くとコロンがいた。コロンはここが好きなのだ。

荷物をまとめて立ち上がると、ワカメはまた捕まるのでは?と警戒している。私に捕まってもいいことしかないのにねえ。

ゲンキは少しだけ従いてきたが正門を出てくることはなかった。

習慣で帰りにもマロの植え込みを覗くと、いた!
レトルトを与える。ライトで照らしてみたがいつもきれいだ。そりゃそうだ、ルーズな飼い主ではあるが、一応飼い猫だもの。


2008年05月26日(月) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。コロン、ゲンキ、伸介にフロントラインプラス投与。

晴天だったが湿度が高いせいか夕方から頭痛に見舞われる。大体はバファリンを飲むと治るのだが近ごろは効かないことも度々ある。うん、今日は大丈夫だ。

フロントライン特大を小分けにする。今日はこぼしもせず、従って指も汚さずきれいに取れた。今回から伸介にもH川さんに投与してもらうことにした。オセロはフーシャー猫なので不可能。

7時40分ごろ家を出る。山手に行くと、昨日と全く同じ展開だ。正門前まで行っても誰もいないので「ニャーオ!」と鳴いてみるとコロンが正門の中から走ってきた。ゲンキも「東側猫庭園」から降りて来た。ワカメを呼ぶとワカメも「東側猫庭園」から出て来た。

3匹を連れて庭園餌場へ。通路にトレイが出ていてカリカリが少々入っている。部活があったか、部員が給餌したのだろう。水もきれいになっていた。

トレイを出しカリカリを与えておいてまずコロンの後ろに回り、フロントラインを投与。それからワカメの後ろに行こうとするとコロンが派手に逃げるのでワカメも大警戒して逃げようとする。片手にフロントラインを持ち左手で逃げようとするワカメを押さえつけたのだが、ますます嫌がって逃げてしまった。大失敗だ。

それからは岩の上に座って知らんぷりをしている。

狸の餌場にドッグフードを置く。ナメクジが這った形跡はあるがナメクジ自体は見当たらない。

缶詰を次々と開けて振る舞い、ワカメを誘うと遂にやって来て食べる。捕まえようとするのは止めて十分に食べさせることにする。しっかり食べて水も飲んだワカメは私の後ろの方でコロンと一緒に寝そべっている。

さて捕まえようと、近寄って行くとそそくさと逃げ、尚も追うと本館前庭園の中に逃げ込む。私の企みはワカメにはお見通しのようだ。

ゲンキとコロンが何事か?と見に来る。何でもないよ。

今夜は諦めてトレイを洗いに行く。ワカメは植え込みからこちらを見ている。

蚊避けのリングを靴下に忍ばせているのだが、これの匂いが私には嫌な匂いなのだが、猫たちにはもっとイヤなのかもしれない。だが、何もしないと蚊の猛攻撃を受けてしまうし・・・

今夜はゲンキも追ってこない。




2008年05月25日(日) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

もうフロントライン投与の時期なのだがグズグズしているうちに雨が降ったので更に延期。明日あたりにしよう。犬用の大きなものを小分けにする作業が結構面倒くさい。そして使用後は速やかに注射器を洗わないとくっついてしまう。

耳鼻科の薬のおかげで鼻、耳、全身倦怠感がずいぶん軽減された。調子に乗って無理をしたら途端にバテた。夕方6時ごろからちょっと昼寝。

よっこらしょと起きて7時40分ごろ出発。
湿気ているので雨の跡が乾かずそこいら中が濡れている。

山手に行くとコロンが正門あたりにいて鳴きながら駆け寄ってくる。その声を聞いてワカメとゲンキが階段を駆け下りてきた。

3匹を連れて坂道を上がっているとボイラー室の前に駐車していた車が発進しようとしている。じっとこちらを見ていたが、私の後から猫たちが従いてくるのを見て私が何者か理解したようだ。

黄色大トレイの下に5円玉を埋め込んだ小判のおもちゃがあった。???

3匹に給餌する。3匹とも思ったほど食べない。

狸の餌場に行くとまた丸々太ったナメクジが陣取っていた。退いてもらってドッグフードを置く。

電池式の蚊取り器を2個点け、両腕に蚊避けブレスレットをしているのに蚊が寄ってきた。足が痒いと思ったらソックスの上から蚊が刺している。明日は足首にもアンクレット式に蚊避けを付けてこよう。

昨夜置きっ放しにした使い捨て容器を引き上げようと雨天餌場に行ってみると、無くなっている?!別に構わないがふ〜ん。

給水場にトレイを洗いに行っている間にワカメはいなくなっていた。帰ろうとするとゲンキがちょっとだけ従いてきた。

ちかごろマロはプレイロットの植え込みにいない。


2008年05月24日(土) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。アカガエル?登場

予報通り夜は雨だ。それも結構降っている。

午後7時20分ごろ家を出る。山手に行くとシーンとしている。ハウスにでも入っているだろうと、猫たちを呼びもせずに正門に向っているとニャー!と声がして「東側猫庭園」からゲンキが出て来た。するとワカメも近くにいる可能性がある。呼ぶとワカメも出て来た。

正門から雨天餌場までは大分あるので猫たちは更にずぶ濡れになるだろう。走って行けばいいのに私と歩調を合わせてチンタラ濡れて歩いている。

雨天餌場への坂道を上がっているとニャーニャーと声がして「東側猫庭園」の植え込みの下からコロンが出て来た。

3匹ともノンビリと私の後を従いて雨天餌場へ向う。
3匹ともびしょ濡れだ。タオルを出して拭く。トレイを3個出してカリカリを入れるが3匹ともあんまり食べない。缶詰を出すとまあまあ食べたがガツガツという感じは全くない。

コロンが珍しく水を飲む。

ワカメが傍に来たので尻尾を触ると何かがこびり付いている。むしり取ろうとしたが取れず、ワカメにはギャー(痛い)!と怒られた。

本館前庭園から「猫庭園」へ向って何かのノソノソと道路を渡って行く。あのシルエットは「アカガエル」か?毎年、春先などに特に雨の日には見かけていたのは「ヒキガエル」ではなくて「アカガエル」だろうと蛙博士は言っているそうだ。

アカガエルは庭園へは行かずに道路の端っこで丸まっている。しばらくそうしていたがちょっと視線を外した間にいなくなってしまった。春先に卵だったのがこうして孵ったのか?或いは大きいから親蛙か?

毎年、こうして構内を歩いているのだろうが、去年は気付かなかった。トニーはカエルが大好きだったが、2年前から行方不明なのでカエルを見ると悲しい。

残り餌を使い捨てポリ容器に移して置いておく。山盛りになった。昼間に近隣に住む部員が給餌に来たのかな?

さて帰ろう。

まだまだ雨は降っているのにゲンキはやはり従いてくる。ゲンキやコロンはどんなに濡れても平気だ。ま、今は温かいからいいが、冬の雨でさえ平気で濡れているのだから心配になる。


2008年05月23日(金) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

今日は暑かった。
午後7時40分ごろ家を出る。

山手に行き、道路を渡ったところで見ると山の石垣の上にワカメが座っていた。ここだと私が来ても、J先生が車で来ても分かるから丁度いい。私としてもてっぺんで待っていて、私の姿を見つけると駆け下りてきて道路を渡られるよりずっといい。

ゲンキも山から降りてきて2匹を連れて庭園餌場へ。すると坂道の途中に猫がいるのが見えた。新猫か?!と目を凝らすと何のことはない、コロンだった。

餌場に行くとトレイが3個出ていたから部員が給餌したようだ。猫たちはそこそこ食べておしまい。

猫たちも暑いのか、通路の石の上でワカメとコロンが寛いでいる。

トレイを洗い、猫たちにバイバイする。ゲンキは従いて来ていないと思ったのに、道路を渡ろうとするとゲンキが先に渡る。それでも知らん顔をして行ってしまうと追ってくることはなかった。

自販機の裏あたりからか細い猫の声を聞いたような気がした。空耳だろうが、山手への行き帰り、よく猫の一声が聞こえてくる。それらがすべて花子のもののような気がして切ない。(花子の声とは全然違っているのだが。)


2008年05月22日(木) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

7時20分ごろに家を出る。今日はとんでもなく暑い夏日だったが、風が強い。生暖かい風だ。
マロはいない。

山手に行くと、昨日と同じく、ゲンキがニャーニャー鳴いて山から降りてきて、その後からワカメが降りて来た。2匹でニャーニャー鳴く。コロンはいないが後から来るだろう。

庭園餌場に近付くと鳴き声がしてコロンが「東側猫庭園」から出て来た。トレイを出すと、相変わらずコロンがゲンキを攻撃する。3匹ともそこそこ食べた。通販で買ったタイ製の缶詰を与えてみたがあんまり食べない。やっぱり安い缶詰はダメか。頭数が減ってみんなでチヤホヤしておいしいフードをたんまり与えてしまっているので、もうすっかり舌が肥えてしまっているからなあ。

通路にトレイが2個出ていたから部員がカリカリを与えたのだろう。

水容器は、鳥か他の動物が汚しているのか、いつも同じ汚れ方をしている。給水場へ行ってよく洗って新鮮な水と入れ替える。

狸の餌場に行ってみると、昨日の丸々太ったナメクジがデンと居座っている。ちょっとどかしてドッグフードを置く。

電池式蚊取りを2個も持参しているせいか蚊が全く来ない。助かる。

ワカメとコロン母子は全く同じ格好をして座っている。ゲンキは辺りをウロウロ。

給水場でトレイを洗っているとコロンがやって来た。コロンは給水場が好きなのだ。

帰ろうとするとゲンキが従いてきた。時々撫でて正門辺りまで行く。そこからはもう従いてこない。よしよし。


2008年05月21日(水) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

午後7時50分ごろ家を出る。
マロはいなかった。

山手に行くと、山からまずゲンキが変な格好をして降りてきて、そのすぐ後からワカメも降りて来た。ニャーニャー鳴くワカメたちを連れて庭園餌場へ。

新しい缶詰を開けてみたが2匹とも喜ばない。いつものレトルトにも飽きたようだ。このところ出していなかった大缶を開けるとワカメは喜んで食べた。

狸の餌場に行くと丸々太った大きなナメクジが転がっている。ちょっと脇にどいてもらってドッグフードを置く。

コロンが「東側猫庭園」からやって来た。抱えてトレイのところへ運ぶ。

ワカメとゲンキが食べなかった新しい缶詰をコロンはパクパク食べている。もう1缶開けるとそれも平らげた。とにかくよく食べる。食べ終わったコロンを見るとお腹が横に張り出している。

ワカメとゲンキの目を拭く。

コロンがいなくなっていると思ったら給水場にいた。トレイを洗っていると珍しくワカメもやって来た。ガサガサと音がしてゲンキも乱入してきた。

3匹にバイバイして帰る。するとゲンキが横っ飛びに目の前に現れる。


2008年05月20日(火) ワカメ、コロン、ゲンキ、マロに給餌。

風邪が治らないことを友人にこぼしていたら、鼻と耳がおかしくなっているのだったら耳鼻科へ行ったらどうかと言う。彼女は土曜日にムラタ耳鼻科へ行ったばかりだとか。

左耳が塞がりシャーとセミ時雨の耳鳴りが続いているし、耳が痛くなってきたので重い腰を上げてムラタ耳鼻科へ行った。友人は2時間半待ったというし、覚悟をしていたのだが、ちょっとした隙間に入り込んだらしい。4時前に行ったら待合室に誰もいない。番号では私の前に13人いるはずなのだが。

とにかくすぐに診てもらうことができ、鼻のレントゲンも撮った結果、ナントカ菌が鼻に取り付いて急性の蓄膿症のような状態になっているという。そのせいで全身倦怠感も取れないのだとか。もう既に風邪ではなくなっている由。アリャリャ、耳鼻科へ来たのは正解だった。10日分の薬を処方され、風呂、シャワー厳禁だと言い渡される。トホホ・・・

*****

予報通りの大雨は予報通り午後に上がったが風はまだ吹いている。
午後7時40分ごろ家を出る。習慣で、マロの植え込みを覗くといた!全く久しぶりに給餌する。

山手に行くと、階段下でゲンキが鳴きながらすり寄って来た。ワカメを呼んでいたら出て来た。コロンはいない。

2匹を連れて庭園餌場へ。部員が昼間に給餌したらしくトレイがあちこちにあったが、黄色大トレイが紛失している。

持参のトレイを出してワカメとゲンキに給餌する。電池式蚊取り器を2個持参した。これでバッチリ。

2匹が食べ終わったので、久々にワカメを膝に乗せる。左目の涙を拭う。見ればゲンキの右目の涙もひどい。拭いてあげなくちゃ。

ん?猫の鳴き声がする!「コロン、コロン!」と呼んでも返事がないので「ニャーニャー!」と鳴くと、それに呼応してコロンが鳴きながら本館の方からギャロップで駆けてきた。ワカメは食べ終わっているし、2つあるトレイから食べればいいと思ったら、缶詰を開ける音を聞いて、水を飲んでいたワカメもやって来た。結局ゲンキが押し出されてワカメとコロンが食べている。どっちみっち残るのでゲンキはまた食べることができるが。ゲンキの涙を拭く。

さて帰ろう。ゲンキが途中まで従いてくる。


2008年05月19日(月) ワカメ、コロン、ゲンキに給餌。

雨だ。風邪は完治しないが給餌復帰しようと思っているのに・・・
午後7時ごろ、窓を開けてみるとちょっとした豪雨だ。ツイてないなあ。

支度をしているとややこしい電話がかかってきて、出かけるのが7時45分になってしまった。が、これが返ってよかった。完全防備をして外へ出ると雨は殆ど降っていない。

山手に行くと、か細い声がしてコロンが「東側猫庭園」から現れた。ワカメもゲンキも来ないので、コロンと一緒に庭園餌場へ行き、呼ぶと2匹とも「西側猫庭園」から走ってきた。

みんなで雨天餌場へ行く。かなり降り込んだ形跡がある。
持参のトレイを3個出して給餌する。コロンが盛んにゲンキを攻撃する。

ワカメとコロンは缶詰はせっせと食べたがカリカリはさほど食べない。ゲンキも思ったほど食べない。2日間閉じ込められていたので、同情されて昼間にたっぷり給餌されたかな。
みんな結構濡れているのでタオルで拭く。

ゲンキは外へ出てトラックの下で身づくろいをしていたが、そのうちに坂道へ出て、辺りを見回している。警戒心たっぷりだ。
昨日の夜、帰ろうとしていたらJ先生の車の前をアライグマが2匹横切った。大きいのと小さいのだったような。

みんなの食べ残しを使い捨てトレイに移しているとゲンキが戻ってきた。トレイからワカメとゲンキが食べている間にゲンキのところへ行き、身体をチェック。大丈夫なようだ。

夜半から朝にかけて猛烈な量の雨が降るという予想なので、トレイをベンチ前まで下げる。

雨が止んでいるうちに帰ろう。外へ出るとゲンキが従いてきた。が、正門くらいまで。

道路を渡ったところで降り出した。どんどん雨脚は強くなる。丁度いいタイミングで給餌に行くことができた。


2008年05月18日(日) ワカメ、コロン、ゲンキにJ先生が給餌。ゲンキ救出!

昨日の夜、J先生が山手に来て一渡り探したがゲンキは現れなかった。
そこで今日昼間に探すことになった。
昼過ぎ、J先生と山手で落ち合う。部活なのか生徒達がいっぱいで猫はいない。

ゲンキの立ち回り先は狭く、どこを探せばいいのか分からない。途方に暮れたが、Y光台マンションの方へ行ってみることに。

坂道を降りていくと、「猫の鳴き声がする!」とJ先生が叫ぶ。風邪のせいで左耳が塞がっているS井も耳を澄ますと聞こえる、聞こえる!目の前の野良道具小屋の中から聞こえてくる。私たちの声を聞きつけてますます声を張り上げるのはゲンキに違いない。

その物置小屋は新しくとても立派で大きい。その前方にビニールハウスがあり、小屋にはシャッターが取り付けられている。シャッターには鍵がかかっておりビクともしない。コロンが心配して覗きに来ている。

この物置小屋の持ち主に連絡を取ってシャッターを開けてもらわねば。さて、どうするか。目の前のY光台マンションのY野さんに訊いてみるしかない。

4〜5年前、M浦さんがY野夫人の神経を逆撫でして以来、Y野家とは疎遠になっていたが背に腹は替えられない。
Y野家をピンポ〜ンする。ややあってY野夫人が出て来た。以前よりずーっと穏やかな顔つきだ。久しぶりなのでちょっとよもやま話。いい話と悲しい話を聞いた。

いい話は山手猫のルーツ、パンダがY野家の飼い猫となって幸せな余生を送っているという話。
悲しい話は猫好きだったY野氏が4年前に71歳を目前にして急逝したこと。

Y野氏亡き後も、勿論パンダは餌をもらいに来るので(というより、Y野家の回りで暮らしていた)、餌を与え続けていたが、ある時姿を見せなくなった。数日後、現れたと思ったら骨折していたという。そこでタクシーでもも動物クリニックへ連れて行き、手術を受けさせた。退院後、外にダンボールハウスなどを設えたが、冬のこととて老猫が哀れで家の中に入れると、すっかり気に入ってもう外へ行こうとはしないのだとか。Y野夫人の口調は荒っぽいがパンダは十分なことをしてもらっている。幸せだ。

さて、ゲンキが閉じ込められている物置小屋の持ち主だ。スーパーたまやの裏に豪邸を構えるU田家だという。電話番号は分からないというので、J先生と一緒に行ってみることに。

探し当てたU田家は、あの物置小屋の持ち主ではなかった。他のU田家を訊き、ユニクロ近くの第2のU田家へ行ってみる。そこも違ってて、物置小屋の持ち主は、上郷交差点ガソリンスタンド隣の第3のU田家だった。新築の豪邸だった。が、窓はあちこち開いているのに人っ子一人いない。

連絡先を訊くべく、第2のU田家へ戻る。そのU田家も山手下に畑を持っていて、ビニールハウスも持っている。第3のU田家とは結構親しい親戚でもある。第3のU田家には連絡を取って、シャッターを開けて猫を解放してくれるよう頼んでおくと確約してくれた。

山手へ戻り、J先生と別れて帰宅したら2時半になっていた。私の風邪は思ったより回復していなかったと言って、夕方、J先生がゲンキが解放されたかどうか見に来てくれるという。

てっきり、うまくいっていると思っていたら、7時半ごろJ先生から電話があり、夕方に一度、そして今また山手に来ているのだが、ゲンキはまだ閉じ込められたままだという。

それを聞き、第3のU田家に電話を入れるが応答がない。私も飛び出して、J先生と一緒に、第3のU田家に行くことにする。マックに駐車するためにドリンクを買う。U田家に行ってみるが、豪邸はどこも真っ暗だ。乳幼児もいる様子なのに変だなあ。

第2のU田家に行ってみる。こちらも真っ暗だが、玄関のガラス戸を通して奥に明かりが見える。思い切ってピンポ〜〜ンしてみる。
お昼に応対してくれた姑さん、お嫁さんがまた親切にしてくれる。やはり、何度も電話してみたが、連絡がつかないとのこと。

中へ招じ入れてくれて、お茶まで出してくれた。第3のU田家の隣家に電話を入れて様子を見に行ってもらい、第3U田夫人に連絡をつけてくれた。で、遂に物置小屋シャッターの鍵の在りかが分かった!現地のとあるところに隠してあるという!

夕食の支度をしていたというお嫁さんがすぐさま現地へ行ってくれるという!私たちもすぐに現地へ!

ゲンキは我々がやって来たのを知って声を限りに鳴く。鍵の在かはなかなか分からなかったが、やっと見つけて無事ゲンキを救出。
シャッターの前で待っていたゲンキだが開けてくれたのが見知らぬ女性だったので奥に逃げ込む。声を掛けるとやっと出て来た。ほこりまみれだ。

走り去る第2U田さんに感謝しつつ、庭園餌場へゲンキを誘導する。途中にワカメもいたので呼ぶ。餌場で2匹にたっぷりと振舞う。ワカメは既に食べたのに横取りして食べている。

ゲンキを解放することができて本当によかった!この喜びで風邪が吹っ飛ぶといいのだが。


2008年05月17日(土) ワカメとコロンに給餌。ゲンキ欠席!アライグマ出席。

ワカメが昼間には目撃されているものの、夜の給餌時に2日続けて欠席だったと聞いて、とても心配になり、病み上がり(っていうか病み中)の身体にムチ打って?、山手に出かけた。

午後6時53分、1週間ぶりに外へ出る。外はまだまだ十分に明るいのには驚いた。習慣でマロの植え込みを覗くが勿論マロはいない。

山手に到着するもシーンとしている。猫の姿はない。踊り場まで階段を上がり、四方に向って「ワッカメ〜〜!」と叫んでいると、ニャーと声がしてどこからかワカメが現れた。

ワカメと一緒に階段を降りているとお向かいの工房の道からコロンが駆けてきた。ゲンキはいない。

2匹を連れて庭園餌場へ。本館の一部に明かりが点いているし、車やバイクが通る。

持参のトレイで給餌し、使用済みのトレイなどを洗いに給水場へ。

蚊がウヨウヨいて閉口する。何匹かは叩いたがキリがない。早くペット用蚊取りを買ってこなくては。

ゲンキは一向に現れない。踊り場の内側まで行き、盛んに呼んでみるが反応なし。

ワカメは「東側猫庭園」に入り、ピーチの墓所のあたりでトイレしている。その後もそこに留まって動かない。

ん?後ろに何かが現れた!ゲンキか?!と目を凝らすとアライグマだった。アライグマは、「東側猫庭園」へ入り迂回して狸の餌場に出て来た。さっき置いたドッグフードをパリポリ食べている。

気が付くとワカメもコロンもいなくなっている。ゲンキが来ないかとしばらく待つことにする。

アライグマは15分以上も食べていたが最後には両手を使って器用に一粒づつ口に運んでいる。

食べ終わり、去ってしまったので見に行くと半分くらいしか食べていない。いつもながら、それにしてはずい分時間がかかっている。

ゲンキがいないなんて前代未聞だ。一体全体どうしたんだろう?

正門あたりにいないかと淡い期待を抱いて歩いて行くと、また何かの動物が、正門内側の植え込みに消えた。辺りに動物臭が漂っているので、イタチかな?そこには排水溝が大きく口を開けているところで、いつぞやもイタチらしき動物が顔を覗かせているのを目撃した。

結局ゲンキの陰も形もなく、午後8時前、寂しく山手を後にした。


2008年05月16日(金) コロンとゲンキにJ先生が給餌。ワカメ欠席!

≪今日ねころ部員にワカメに会っているかどうか聞いてみました。すろと、Miちゃんは昨日も今日も会っていました!お腹がいっぱいで庭園に来る必要はなかっただけのようです。お騒がせ猫!

今晩ワカメも顔を出すかと思っていましたが、やはりゲンとコロンは門の前で待っていて、車をおっかけて庭園に来ました。カリカリも缶詰も良くたべましたが、ゲンは吊廊下で吐いたという情報があります。吐いたのは固形物だったということなので、多分食べ過ぎか何かだと思いますが、ちょっと心配です。また、私もゲンがPハイツにいるのを見たのですが、最近TちゃんのあとをついてPハイツまで行こうとするらしいです。道路は心配なので、Tちゃんは餌たっぷりおいて、急いで去っていくようにしているそうです。≫


2008年05月15日(木) コロンとゲンキにJ先生が給餌。ワカメ欠席!

≪一昨日、帰るときに新部員のMちゃん(中1)にワカメがスリスリしているところを見ました。私が行っても、ワカメはMちゃんから離れなくて、とても甘えていました。その夜ちゃんと食べに来てくれたのに、昨日と今日連日欠席です。

昨日仕事が終わったのは8時過ぎだったので、帰りに餌場に寄ったのですが、いくら呼んでもワカメは出てきませんでした。今日も出てこなかったので、上のハウスを見に行ったのですが、やはりいませんでした。ハウスの中にベッドがなかったのはちょっと心配でした。S井さんがベッドをどかしたのかしら?(どかしていない!)
暗くて、懐中電灯を持っていなかったので、回りは見えなかったのですが、中は良く見えましたので、間違いないです。

大分生徒に慣れてきていますので、昼間もらったかもしれませんが、2日連続会えなくて、心配です。明日生徒に聞いてみます。≫


2008年05月13日(火) ワカメ、コロン、ゲンキにJ先生が給餌。

≪どう考えても、普通の風邪ではないですね。疲れたときに免疫が落ちて、こじらしたにしてもひどすぎますね。しっかりと治しておいてください。

給餌は楽しくやっています。時間はまちまちなのに、ちゃんと走って迎えてくれて、可愛いです。今日帰宅時に庭園に行きましたが、中1のMちゃんがワカメとゲンちゃんをなでていました。ワカメは驚くほどMちゃんに甘えていました。猫は優しい子がわかりますね。

夜はコロンも出てきて、3匹でした。またまた良く食べました。寒いからかしら?残念ながら、キジーやモニーが来ませんでした。

「ガリガリの白黒ネコ」はまた出没しているようですが、私はまだ会っていません。まさかパンダが痩せて帰って来たのではないでしょうね。。。≫


2008年05月12日(月) ワカメ、コロン、ゲンキにJ先生が給餌。

≪同じ3匹でした。来る子達は良く食べますが、ずっと来ていないキジーやモニーはどうしたのかしら?明晩出てきてくれるといいですが。。。≫


2008年05月11日(日) ワカメ、コロン、ゲンキにJ先生が給餌。

J先生からの報告:

≪先ほど山手に行ってきました。みんな賢いですよ。昨日私だったから、車を見て、走ってきました。昨日と同じメンバーで、みんなよく食べたのですが、モニーとキジーはどうしたのでしょうね。。。≫


2008年05月10日(土) ワカメ、コロン、ゲンキにJ先生が給餌。

S井は風邪が更に悪化して遂にダウン。J先生に給餌をお願いしている。↓

≪山手ネコの餌はちょっと遅かったのですが、最初は誰もいないと思いました。「ゲン!ワカメ!」と叫んでると、コロンとワカメが山から鳴きながら走ってきました。すろとゲンは大きく伸びをしてハウスから出てました。「ずっといたの?」と聞くと急にあせって鳴き始めました。外は寒いからハウスは気持ち良かったのでしょうね。

我が家の猫ズの人気缶詰をあげました。ワカメが一番食べたかもしれません。他の2匹も良く食べましたが、ワカメは本当にその缶詰が好きです。またワカメ用に買っておきます。

「もう大丈夫」という連絡をいただくまで、給餌をしますので、しっかりと治してから復帰してください。 では、お大事に!≫


2008年05月09日(金) ワカメとゲンキに給餌。コロン、マロ欠席。

S木さんや、大阪のジュリママなど、地域を問わず多くの友人たちが同じ症状の風邪に長期間苦しんでいる。一体ナンなんだ、これは?!全く治る気配がない。!!(○`ε´○) プンプン!!

ポチたまを見ていたので午後8時に家を出る。
遅い時間なのできっとワカメは山の石垣のてっぺんで待っているだろう。

近付くとシルエットが見え、それが山を降りるのが見えた。慌ててこちらから道路を渡って駆け寄っていく。ワカメも道路っぷちまで来て待っている。ゲンキも勿論後ろから駆けつけてきた。コロンは今夜もいない。

いつも通り給餌する。カリカリたっぷりとミニ缶3個とレトルト1個。
ドッグフードは忘れたのでキャットフードを狸の餌場に置いておく。小さなかたつむりが1匹、餌が来るのを待っていた。

他の動物の気配は全くない。ワカメの左目からはゲンキと同じように茶色の涙が流れている。膝の上に乗せてティッシュで拭き取る。このテの涙は目薬を付けても治らない。ピーチもずーっとそうだった。家猫になれば治るのだが。

ゲンキが食べ終わるのを待ちトレイを洗って帰る。



2008年05月08日(木) ワカメとゲンキに給餌。コロン、マロ欠席。

何故か今日は一段と体調不良だ。今度の風邪は本当にしぶとい。
午後7時半ごろ家を出る。

山手に近づくとニャーと聞こえてきた。が、車がやって来た。まずいなと思っていたら山から降りて来たワカメが道路っぷちで立ち往生している。車をやり過ごしてからワカメの方に駆け寄る。

ワカメが大声でニャーニャー鳴くのでそれを聞きつけたゲンキも駆けつけてきた。コロンはいない。

庭園餌場に行き、カリカリとレトルトをたっぷり与える。狸の餌場にはドッグフードを置く。遠くからバイクの音などが聞こえてくるが、構内はシーンとしている。他の動物の気配もないようだ。

水容器はいつもとても汚れているのだがどうしてだろう?

トレイを洗いに行く時にはモニーが来て餌バッグにおしっこなどしないようにバッグ2個は木の上に避難させておく。

給水場に着いたらバタン!という音が聞こえてきた。アララ、きっと餌バッグが落ちたのだろう。見に行くとワカメも餌場から逃げて行くところだった。バッグは枝を見つけて掛けておく。

餌場に戻ると誰もいない。寂しいなあ。

数日間家にいる間に、ホームページの引越し作業を済ませた。殆どすべてのページに目を通したが、過去6年間のその時々の情景が今でも鮮やかに甦る。私の愛護活動の原点となったノワールのページはまだまだ辛くてじっくりとは読み返せない。

小桃、ポパイ、アニー、バニー、さくらなどの謎の傷は今にして思えば、エアガンで撃たれた傷に違いない。そんな悪質なことが平然と行われているとは当時考えもしなかった。第一、エアガンなるものの正体もよく知らなかった。
2002年秋ごろはよくスカイラインの踊り場で寝ていたプリンスが突如山手を離れ、その後もアニーやタビーまでが続々と若竹山手へ移動したことがどうにも不思議でならなかった。

それも今から思うとエアガン襲撃などの虐待から逃れて行ったに違いない。それでもプリンスとタビーは晩年体調を崩すと慣れ親しんだ山手に戻ってきた。2匹は一応手厚い看護の後、見送ることが出来たことが救いだった。

たった6年の間に外猫たちにはいろいろなドラマがあった。そうして今、当時からのメンバーは北側を合わせても6匹しかいない。南側には、Y野氏宅にいる大御所パンダ、ワカメ、コロン、ゲンキ。スカイラインてっぺんにタニーと北側のかりん。その他にベージュとマニー、モニーなど。
何度か一見さんのような成猫が現れたが結局居つくことはなかった。

さて、帰ろうと腰を上げるとゲンキが出て来た。高い縁石の上を歩いて従いてきたので、傷口はどうかと手探りしてみたら怒られた。


2008年05月07日(水) ワカメ、コロン、ゲンキ、マロに給餌。

午後7時半ごろ家を出る。しつこい風邪症状は勿論続いている。風邪は一旦こじらせると1週間はダメだ。ダイエットの好機!メタボ追放のチャンス!と期待したが、食欲は思ったほど衰えず従って体重は減らない。(-_-;)

ノロノロと山手に向っていると鳴き声の予兆もなしにワカメが道路を渡ってくるのが見えた。バイクをかわしこちらにやって来る。その後、両方向から車がどんどんやって来る。

山手側では、ワカメに続こうとしたコロンとゲンキが立ち往生している。車が途切れるのを待って山手側に渡る。もっと早く来ればこんなことはないのかな。構内に誰もいないので空腹だったのだろう。

庭園餌場へ行き、カリカリとミニ缶6個を与える。ゲンキはこのところずーっと警戒モードだ。

狸の餌場にドッグフードを置いたが誰も出て来ない。モニーもしばらく見ていないし。私が去った後に来ているのかもしれないが。

餌場に座っていると蚊に食われた。澱んだ池があるし毎夏、蚊との闘いだ。またペット用蚊取りを買わなくては。

猫たちは寛いでいるがトレイを洗って帰ることにしよう。

プレイロットのいつもの植え込みを覗くと猫がいるような・・・冬と違って葉っぱが勢いよく生い茂って覗き込んでも見通しが悪い。凹みの餌場に回ってみると確かにマロがいた。ライトで照らすと相変わらずきれいだ。レトルトをトレイに空けて給餌する。

行きしなに私がプレイロット中を回ってマロを探していたのをどこかから見ていたのかもしれない。


2008年05月06日(火) ワカメ、コロン、ゲンキ、アライグマに給餌。マロ欠席。

午後7時20分に家を出る。今日は風が強い。
山手へ行き、山を回っているとニャーニャーと可愛い声がしてコロンかと思ったらワカメが降りて来た。ゲンキもすぐにやって来た。コロンはいない。

庭園餌場へ行く。そこらじゅうもうツツジが満開だ。

カリカリを与えて水容器を洗っているとコロンがやって来た。3匹にたっぷりと缶詰、レトルトを振舞う。コロンの両耳からはダニイボがきれいに落ちている。良かった!

狸の餌場にドッグフードを置き、その上にツナ缶を乗せる。

餌場に座っていると、水場の後ろの「西側猫庭園」に狸のような顔が見えた。よく見るとアライグマだ。アライグマはそのまま行ってしまったが、きっと狸の餌場に現れるだろうと待っていると、出てきて食事。

脚も長く、体格のいいスマートなアライグマだ。若いのだろう。今までのアライグマたちではない。ツナよりもドライフードの方が好きらしい。パリポリと音がする。両手ですくって口に運んだりもしている。悠々と5分以上は食事していた。

ゲンキはアライグマを見かけると追いかけ回していたのだが今日はおとなしい。もしかしたら、ゲンキはモニーではなくアライグマの長い爪で逆襲されたのかも。

アライグマが去った後を見に行くと、大して食べていない。狸のポンもそうだったが、1回の食事量が少ない。また後で来るのかな?

ゲンキがツナを少し食べている。ゲンキの後、ワカメが行って残りのツナを食べ、いつまでも汁を舐めている。キャットフードに飽きたのか?

トレイを洗って帰る。


2008年05月05日(月) ワカメ、ゲンキに給餌。コロン、マロ欠席。

体調は相変わらずはかばかしくないが、そうそう家でゴロゴロしているわけにもいかない。今夜は午後7時に傘を持って家を出る。

巷ではゴールデンウィークなので構内は増々シーンとしている。通行人さえいない。

スカイラインの下で「わっかめ〜〜!」と呼ぶと、ワカメとゲンキが飛び出してきた。コロンはいない。

軽く雨が降ったようだが、どうやら持ちそうだ。庭園餌場で給餌する。カリカリたっぷりにミニ缶2個とレトルト2個。

食べ終わったワカメを抱っこして左目の涙を拭う。ワカメは顔を触られるのにもすっかり馴れた。花子もワカメのようだったらよかったのに・・・

しばらくしてワカメは膝から降りて水を飲む。

多忙と心痛で体調が悪くなってもワカメを抱っこしたりしていると本当に慰められる。猫の世話をして「持ちつ持たれつ」の関係だ。負担にばかり感じていたらこんなに続くわけがない。

北関東で白鳥や黒鳥を撲殺した中学生が「面白かった」と言っているそうだが、そういう狂気は必ず人間に向う。動物虐待をもっと深刻に受け止めないとダメだ。厳罰に処すべきだ。

後ろから声がしていつもの警備員さんがやって来た。今日は早いが正門を閉めるという。この警備員さんはとても感じがいい。初老だが長身で脚が長い。I島からチャリンコで通勤しているそうだ。先日は自宅近くのマンションで例の硫化水素自殺騒ぎがあり、マスコミ関係のヘリが何機も飛び交ってうるさかったそうだ。本当にどんな災難が降ってくるか予測不能な世の中だ。

雨がパラパラし始めたので、満タンの黄色大トレイを植え込みの下に移す。

ワカメは座って見送っている。ゲンキは遊びながら正門まで付いてきた。途中、道路に転がったので傷口は?と見たがもう塞がったとみえ、全然分からなかった。大丈夫そうだ。


2008年05月04日(日) 3匹に給餌。マロ欠席。コロンにフロントライン投与。

目、鼻、咽喉の風邪症状は改善せず、家にこもって寝たり起きたり。市販の風邪薬はさっぱり効かないので服用を中止。他の外出事は家人に任せたが、山手猫への給餌はそうはいかない。

7時10分に家を出る。曇天でスッキリしないせいか今夜も空が暗い。
スカイラインの下まで行くとまずワカメが気付いて山から降りて来た。ゲンキとコロンが庭園から走り出て来た。

庭園餌場に行き、まずカリカリを与える。水の用意をしてからミニ缶5缶とレトルト1袋を開ける。狸の餌場にはドッグフード。

みんなが十分に食べ終わった頃、コロンを捕まえて両耳にフロントラインプラスの薬液を垂らす。残りはいつも通り肩甲骨の間に垂らす。コロンが嫌がってニャーニャー鳴くので、ワカメが娘の一大事とばかりヤキモキしている。

コロンを放すと耳をブルンブルンと振ったらしく薬液の飛沫が床に飛び散っている。それでも耳の皮膚にしっかりと薬液が付いたはずだからしつこいダニイボはコロリと落ちるだろう。

スプレーも購入して試してみようかと思うが、意見を読むとスプレーの音や噴霧が嫌いな猫は多いようだ。

トレイを洗って餌場に戻ってくるとワカメが抱っこしてほしそうにしている。抱き上げて立っていると、どうも勝手が違うので降りたがる。しゃがんでそっと降ろす。

ゲンキの傷の具合も見たいのだが、全然見せてくれない。むやみに抱き上げて痛がらせるといけないし。

体調不良なので30分くらいで退散する。

マロは今日もいなかった。来ていても、私が覗く時間にはいないのかもしれないが。彼は飼い猫らしいので大丈夫だ。


2008年05月03日(土) 3匹に給餌。モニー出現。マロ欠席。

午後になってやっと雨が上がった。体調はイマイチだが、午後7時20分ごろ山手へ。

3匹がすぐに揃い庭園餌場へ。カリカリを与えておいて、水容器を洗いに給水場へ。ペットボトルの水は濁っていて使い物にならない。

ミニ缶3個と大缶1個を開ける。猫たちはよく食べる。

庭園灯はすべて点いているのだが何だか全体に暗い。ライトで猫たちを照らしてみると、コロンの両耳にダニイボが付いている!エーッ?!4月20日にフロントラインしたばかりじゃん!でもこんなことになっているのだから明日個装のを持ってこよう。被毛に薬液が流れてしまって全量が皮膚の内部にしみこんでいないのかも。

ゲンキが唸り始めた。「西側猫庭園」にモニーが現れて、狸の餌場に行き、ドッグフードを口にするとペッペしている。そんなにまずいのか?こちらを見ていたが立ち去った。後でまた来るのだろう。

ワカメはさっさとどこかへ消えてしまった。ゲンキはまた食べているし、コロンも餌場にじっとしている。

トレイを洗って帰ることにする。

マロは今日もいなかった。


2008年05月02日(金) ワカメとゲンキに給餌。コロン、マロ欠席。

遂に風邪を引いた。症状は目、鼻、咽喉に集中しているが、花粉症とはちょっと違うようだ。咳が出る。

今日は一日中雨。「ポチたま」を半分だけ見て7時半に出発。
山手に行くと、ゲンキが鳴きながら飛び出してきた。ワカメもコロンもいない。

ゲンキと一緒に坂道を上り、庭園餌場の後ろで「ワッカメ〜〜!!!」と思いっきり叫ぶ。するとどこからかワカメが出て来た。

雨天餌場に行き、トレイにカリカリを盛る。ワカメは何故かゲンキを威嚇している。

水の用意をして、ミニ缶を4缶開けた。

ワカメは抱っこしてほしそうだったが、身体を拭いて撫でるだけにしておく。

使い捨てトレイ大に残り餌を入れ、カリカリをたっぷり足しておく。

雨は激しくなってきた。体調不良なので、長居はせずに帰ることに。

マロは勿論いなかった。


2008年05月01日(木) ワカメ、ゲンキに給餌。コロン、マロ欠席。

今日も朝からずーっと出かけていたので暑さもあってヘトヘト。給餌に出るのも8時になってしまった。正門は9時に閉まるので捕獲器を持って出るのは止めた。

山手に近づくとニャーと声がする。慌てて道路を渡るとワカメが山を降りて来た。ゲンキもすぐに出て来た。2匹を連れて庭園餌場へ。構内はシーンとしている。

2匹にカリカリとミニ缶3個を与える。狸の餌場にはドッグフードとツナ缶を置いた。

食べ終わったワカメが近くに来て甘えるので膝に乗せる。右目から涙が出るので指で拭う。この前は嫌がっていたが、指で涙を拭かれるのにも慣れてきたようだ。ワカメも晩年になってようやく人間の手がそう悪いものじゃないということが分かってゴロニャン猫になってきた。ゴロニャンが本来の猫の姿なのに、辛い体験があると人間不信に陥ってしまう。外猫だと然し、あんまり警戒心がないと、虐待に遭ったりもする。いずれにしろ、身勝手な人間のせいで猫たちが翻弄される。

気が済んだワカメは膝を降りて水を飲む。

トレイを洗って戻ってきたらワカメは餌場で寛ぎ、ゲンキは黄色大トレイに足したカリカリを食べている。

そーっと立ち去ったがゲンキが追ってきた。

ゲンキに話し掛けていると後ろから声がして、馴染みの警備員さんがやって来た。正門を閉めに来たらしい。しばらく話をしているとゲンキは門扉によじ登ってたどたどしい曲芸を披露。

行きも帰りもマロはプレイロットにいなかった。


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